JP3563513B2

JP3563513B2 - One-touch cap and shoulder cover for fixing to aerosol container

Info

Publication number: JP3563513B2
Application number: JP29153995A
Authority: JP
Inventors: 行雄八戸
Original assignee: Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Current assignee: Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Priority date: 1995-11-09
Filing date: 1995-11-09
Publication date: 2004-09-08
Anticipated expiration: 2015-11-09
Also published as: JPH09132283A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、噴射剤を用いて内容物を外部に噴射するエアゾール容器に固定するためのワンタッチキャップおよび肩カバーに係るものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、エアゾール容器の上端に固定して用いるワンタッチキャップや肩カバーが知られている。ワンタッチキャップは、押釦の外周を被覆するとともに上端面を押釦の上端と面一若しくは押釦の上端よりも上方に突出し、運搬、収納、使用時等に押釦に不用意な圧力が加えられて誤噴射を生じることが無いようにしている。また、ワンタッチキャップは、手指によっては容易に押釦の押圧が可能となるよう、指の挿入溝を上端や側面に形成してエアゾール内容物の噴射を迅速確実に行うことができるようにしている。
【０００３】
また、肩カバーは、エアゾール容器のバルブ機構と押釦が接続するマウンテンカップの外周を被覆し、押釦を上方に突出させている。この肩カバーは、ワンタッチキャップよりは簡易な機構で押釦の保護とエアゾール内容物の迅速確実な噴射を可能としている。
【０００４】
そして、上記のワンタッチキャップおよび肩カバーは、エアゾール容器の上端のマウテンカップに強固に固定され、容易に取り外しができないように構成している。また、このワンタッチキャップおよび肩カバーは従来合成樹脂により形成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、エアゾール容器は一般的に金属材により形成し、ワンタッチキャップや肩カバーは合成樹脂により形成されている。そして、エアゾール容器の内容物の使用完了後、エアゾール容器を金属素材として再利用する場合に於て、ワンタッチキャップや肩カバーが存在すると、合成樹脂にて形成したワンタッチキャップや肩カバーと金属製のエアゾール容器が混在するものとなり、再生利用上好ましくないものとなる。
【０００６】
そこで、ワンタッチキャップや肩カバーをエアゾール容器の再生利用時に取り外す事が考慮されるが、このワンタッチキャップや肩カバーは、従来エアゾール容器に強固に固定されているため、これを取り外すのは容易ではなく、人手等によっては殆ど不可能なものであった。そのため、エアゾール容器の再生利用に大きな支障を生じるものとなっている。
【０００７】
本発明は上述の如き、課題を解決するため、金属製のエアゾール容器に固定する合成樹脂製のワンタッチキャップや肩カバーを、エアゾール容器の内容物の使用完了時に於ては容易にこれを取り外し、金属材であるエアゾール容器と合成樹脂材であるワンタッチキャップや肩カバーとを簡易に分離可能にするものである。そして、エアゾール容器の内容物を使用している最中には、ワンタッチキャップや肩カバーは、容易にエアゾール容器から分離する事なく、確実にエアゾール容器に固定されている事を可能にするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の如き課題を解決するため、エアゾール容器の上端部に固定して使用する合成樹脂製のワンタッチキャップに於て、エアゾール容器のマウンテンカップの外周に固定する環状の固定枠を、ワンタッチキャップ本体の下端に突出形成し、この固定枠に肉薄のヒンジ部を形成するとともに固定枠に、割溝をヒンジ部まで形成して成るものである。
【０００９】
また、第２の発明はエアゾール容器の上端部に固定して使用する合成樹脂製の肩カバーに於て、エアゾール容器のマウンテンカップの外周に固定する環状の固定枠を、肩カバー本体の下端に突出形成し、この固定枠に肉薄のヒンジ部を形成するとともに固定枠に、割溝をヒンジ部まで形成して成るものである。
【００１０】
また、ワンタッチキャップ本体は、エアゾール容器の肩部に下端を接触させる外周枠を天板の下面に突出するとともに外周枠よりも中央方向の天板の下面に固定枠を突出して成るものであっても良い。
【００１１】
また、肩カバー本体は、エアゾール容器の肩部に下端を接触させる外周枠を天板の下面に突出するとともに外周枠よりも中央方向の天板の下面に固定枠を突出して成るものであっても良い。
【００１２】
また、ワンタッチキャップ本体は、外周枠を形成せず、固定枠を外周下端に突出したものであっても良い。
【００１３】
また、肩カバー本体は、外周枠を形成せず、固定枠を外周下端に突出したものであっても良い。
【００１４】
また、割溝は、硬貨を挿入し得る幅にて形成したものであっても良い。
【００１５】
【作用】
本発明は、上述の如く構成したものであるから、ワンタッチキャップや肩カバーをエアゾール容器に嵌合固定しようとする場合には、固定枠をマウンテンカップの上部に配置して、ワンタッチキャップや肩カバーの上部から強くエアゾール容器に押し付ける。この押し付けによって、固定枠はエアゾール容器のマウンテンカップの外周にムリバメ固定される。そして、マウンテンカップの下端縁によって、内周面を係合固定し、エアゾール容器から容易に外れる事のないよう、ワンタッチキャップや肩カバーを固定する事ができる。
【００１６】
また、エアゾール容器内部の内容物を使用し、エアゾール容器の廃棄が必要となった場合は、固定枠に形成した割溝に１０円玉、若しくは適宜の金属材等で構成した丈夫な平板、マイナスドライバー等の拡開体を割溝内に挿入する。この割溝内に拡開体を挿入した状態に於て、拡開体を割溝の間隔が拡大する方向に、ひねってこじる作業を行う。この拡開体のひねりにより、割溝は拡張され、割溝内に形成されている肉薄のヒンジ部を切断する。
【００１７】
この肉薄のヒンジ部の切断により、固定枠は外部方向に拡開する事が可能となるから、ワンタッチキャップや肩カバーをエアゾール容器のマウンテンカップから、容易に取り外す事が可能となる。そして、エアゾール容器から押釦を取り外した後、金属材であるエアゾール容器を再生利用し、金属材として用いる事ができる。また、ワンタッチキャップは樹脂材として分離して再生使用する事が可能となるものである。
【００１８】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を肩カバーに用いた場合を図１、図２に於て説明すれば、（１）はエアゾール容器で、上端にマウンテンカップ（２）をカシメ固定し、このマウテンカップ（２）の中央部にバルブ機構（図示せず）を接続し、このバルブ機構のステム（図示せず）の上端に押釦（３）を取り外し可能に接続固定している。そして、この押釦（３）の外周を被覆するようにエアゾール容器（１）の上端に、合成樹脂製の肩カバー本体（４）を固定する。また、押釦（３）の上部は手指による押圧が可能となるよう、肩カバー本体（４）から上方に突出している。
【００１９】
この肩カバー本体（４）は、エアゾール容器（１）の肩部（５）に下端を接続する肩カバー本体（４）の内周面に、環状の固定枠（６）を突出している。この環状の固定枠（６）は、マウテンカップ（２）の外周に内周部をほぼ一致させる直径にて形成し、下端内方に係合突条（７）を突設している。
【００２０】
そして、この係合突条（７）をエアゾール容器（１）に嵌合固定した状態に於て、マウテンカップ（２）の下端縁に係合固定できるようにしている。また、固定枠（６）は少なくとも一つの肉薄のヒンジ部（８）を形成する。そして、このヒンジ部（８）を形成した部分の固定枠（６）に、ヒンジ部（８）まで、割溝（１０）を形成している。
【００２１】
この割溝（１０）は、ヒンジ部（８）の上下方向と略平行に形成するとともに、外周枠（１１）からヒンジ部（８）まで形成している。また、この割溝（１０）は１０円硬貨等の硬貨の幅よりも若干広い程度に形成し、１０円硬貨若しくは１００円硬貨、５００円硬貨等を挿入可能に形成している。しかし、この割溝（１０）は必ずしも硬貨を挿入する必要はなく、適宜の丈夫な平板、金属板、マイナスドライバー等を挿入し得るものであっても良い。また、この割溝（１０）及びヒンジ部（８）は、固定枠（６）に１個及び複数個形成するものとしても良い。
【００２２】
上述の如く構成したものに於て、エアゾール容器（１）に肩カバー本体（４）を固定する場合には、固定枠（６）をマウンテンカップ（２）の上面に配置した後、肩カバー本体（４）をエアゾール容器（１）方向に強く押圧する事により、肩カバー本体（４）はエアゾール容器（１）にムリバメされ、係合突条（７）がマウンテンカップ（２）の下端縁に係合する。
【００２３】
そのため、肩カバー本体（４）はエアゾール容器（１）から通常の状態に於ては、分離する事なく強固に固定されるものとなる。勿論、このムリバメ時に於て、ヒンジ部（８）が破断される事のないように形成したものでなければならず、ヒンジ部（８）はこのムリバメ程度の伸張変形に於ては、分離する事はないものである。
【００２４】
そして、エアゾール容器（１）の内容物の使用を完了し、エアゾール容器（１）を廃棄する場合には、図１に示す如く、割溝（１０）に１０円硬貨、金属板、ドライバー等適宜の拡開体（１３）を挿入し、これをひねる等の方法により、割溝（１０）を拡開する方向に作動する。この割溝（１０）の拡開方向への拡開体（１３）のひねり作動により、ヒンジ部（８）は切断され、固定枠（６）は環状の一部を切断される。
【００２５】
この切断により、固定枠（６）は拡開が可能となりエアゾール容器（１）のマウンテンカップ（２）から容易に分離する事が可能となる。そのため、エアゾール容器（１）から肩カバー本体（４）を取り外す事が可能となる。
【００２６】
この肩カバー本体（４）の取り外し後、若しくは肩カバー本体（４）の取り外し前に、押釦（３）を取り外す事により、エアゾール容器（１）からは、樹脂材が取り払われ、金属材としての再生使用を樹脂材と分離して可能とする事ができる。
【００２７】
また、構成によってはエアゾール容器（１）のバルブ機構に樹脂材が使用されている場合があるが、この場合はまた適宜の別個の手段により、エアゾール容器（１）からバルブ機構を取り外す事が好ましい場合もある。
【００２８】
また、上記実施例に於ては、肩カバー本体（４）を、エアゾール容器（１）の肩部（５）に下端を接触させる外周枠（１１）を天板（１４）の下面に突出するとともに、外周枠（１１）よりも中央方向の天板（１４）の下面に固定枠（６）を突出して形成した。しかし、他の異なる実施例に於ては、図３、図４に示す如く、肩カバー本体（４）は外周枠（１１）を形成する事なく、固定枠（６）のみを形成する。
【００２９】
この実施例に於ては、エアゾール容器（１）を携帯等に用いる小型の容器とする場合に於て好都合なもので、肩カバー本体（４）に、外周枠（１１）を形成する事なく、固定枠（６）のみを下端に突出して形成している。この場合に於ても、固定枠（６）に形成する割溝（１０）、ヒンジ部（８）等は、上記実施例と何ら変化のないものである。また、本実施例に於ては、肩カバー本体（４）の固定枠（６）の上部方向に環状凹部（１５）を形成し、この環状凹部（１５）にオーバーキャップ（１２）の下端縁を嵌合する事により、押釦（３）の上面をオーバーキャップ（１２）により被覆する。そして、押釦（３）の不用意な押圧を防止するように構成している。
【００３０】
また、他の異なる実施例では、肩カバーに代えてワンタッチキャップをエアゾール容器（１）に用いた場合も、簡易な取り外しを可能としている。このワンタッチキャップ本体（１６）は図５、図６に示す如く、押釦（３）の外周を被覆するとともに上端面（１７）を押釦（３）の上端と面一若しくは押釦（３）よりも上方に突出し、運搬、収納、使用時等に押釦（３）に不用意な圧力が加えられて誤噴射を生じることが無いようにしている。また、ワンタッチキャップ本体（１６）は、手指によっては容易に押釦（３）の押圧が可能となるよう、指の挿入溝（１８）を上端に形成してエアゾール内容物の噴射を迅速確実に行うことができるようにしている。また、ワンタッチキャップ本体（１６）は挿入溝（１８）の反対側に押釦（３）のノズル（２０）に臨ませて、噴射口（２１）を開口している。
【００３１】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したものであるから、エアゾール容器を廃棄する場合に、エアゾール容器から合成樹脂製のワンタッチキャップや肩カバーを容易に取り外す事ができ、金属材としてのエアゾール容器の再生利用を容易にする事ができる。
【００３２】
また、エアゾール容器の使用途中に於ては、ヒンジ部が固定枠を環状に接続しているため、通常の嵌合状態と同様に強固にエアゾール容器にワンタッチキャップや肩カバーを固定する事ができるから、使用過程に於て不用意にワンタッチキャップや肩カバーが外れたりする虞れがないものである。
【００３３】
【図面の簡単な説明】
【図１】肩カバーを用いた第一実施例を示す断面図である。
【図２】図１の左側面図である。
【図３】肩カバーを用いた第二実施例を示す断面図である。
【図４】図３の左側面図である。
【図５】ワンタッチキャップを用いた実施例を示す断面図である。
【図６】図５の左側面図である。
【符号の説明】
１エアゾール容器
２マウンテンカップ
４肩カバー本体
５肩部
６固定枠
８ヒンジ部
１０割溝
１１外周枠
１４天板
１６ワンタッチキャップ本体[0001]
[Industrial applications]
The present invention according to the one-touch cap and shoulder cover for fixing to an aerosol container for injecting the contents to the outside with a propellant.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, one-touch caps and shoulder covers fixed to the upper end of an aerosol container have been known. The one-touch cap covers the outer periphery of the push button and projects the upper end surface flush with the upper end of the push button or higher than the upper end of the push button.Inadvertent pressure is applied to the push button during transportation, storage, use, etc. Is not generated. The one-touch cap has a finger insertion groove formed at an upper end or a side surface so that the push button can be easily pressed by a finger so that the aerosol content can be quickly and reliably injected.
[0003]
The shoulder cover covers the outer periphery of the mountain cup to which the push button is connected to the valve mechanism of the aerosol container, and makes the push button protrude upward. This shoulder cover enables the protection of the push button and the quick and reliable ejection of the aerosol contents with a simpler mechanism than the one-touch cap.
[0004]
The one-touch cap and the shoulder cover are firmly fixed to the upper end of the aerosol container and are not easily removed. The one-touch cap and the shoulder cover are conventionally formed of a synthetic resin.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the aerosol container is generally formed of a metal material, and the one-touch cap and the shoulder cover are formed of a synthetic resin. When the aerosol container is reused as a metal material after the use of the contents of the aerosol container is completed, if a one-touch cap or a shoulder cover is present, the one-touch cap or the shoulder cover formed of a synthetic resin and a metal cover are used. Aerosol containers are mixed, which is not preferable for recycling.
[0006]
Therefore, it is considered that the one-touch cap and the shoulder cover are removed when the aerosol container is recycled, but since the one-touch cap and the shoulder cover are conventionally firmly fixed to the aerosol container, it is not easy to remove the cap. It was almost impossible by humans. For this reason, there is a great problem in recycling the aerosol container.
[0007]
As described above, in order to solve the problem, the present invention easily removes a one-touch cap or shoulder cover made of a synthetic resin fixed to a metal aerosol container when the use of the contents of the aerosol container is completed, An aerosol container made of a metal material and a one-touch cap or a shoulder cover made of a synthetic resin material can be easily separated. And, while using the contents of the aerosol container, the one-touch cap and the shoulder cover allow the aerosol container to be securely fixed without being easily separated from the aerosol container. is there.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention, in order to solve the above-described problems, in a synthetic resin one-touch cap used to be fixed to the upper end portion of the aerosol container, an annular fixing frame fixed to the outer periphery of the mountain cup of the aerosol container, A projection is formed at the lower end of the one-touch cap main body, a thin hinge portion is formed in the fixed frame, and a split groove is formed in the fixed frame up to the hinge portion.
[0009]
The second invention is a synthetic resin shoulder cover fixed to the upper end of the aerosol container, wherein an annular fixing frame fixed to the outer periphery of the mountain cup of the aerosol container is provided at the lower end of the shoulder cover body. The fixing frame is formed so as to protrude, a thin hinge portion is formed in the fixing frame, and a split groove is formed in the fixing frame up to the hinge portion.
[0010]
Further, the one-touch cap main body is configured such that an outer peripheral frame for bringing the lower end into contact with the shoulder portion of the aerosol container protrudes from the lower surface of the top plate, and a fixed frame protrudes from the lower surface of the top plate in a direction more central than the outer peripheral frame. Is also good.
[0011]
Further, the shoulder cover main body is formed by projecting an outer peripheral frame for bringing the lower end into contact with the shoulder portion of the aerosol container on the lower surface of the top plate, and projecting a fixed frame on the lower surface of the top plate in a direction more central than the outer peripheral frame. Is also good.
[0012]
Further, the one-touch cap main body may be such that the fixed frame protrudes from the lower end of the outer periphery without forming the outer peripheral frame.
[0013]
Further, the shoulder cover body may not have the outer peripheral frame, and may have a fixed frame protruding from the lower end of the outer periphery.
[0014]
Further, the split groove may be formed to have a width in which coins can be inserted.
[0015]
[Action]
Since the present invention is configured as described above, when the one-touch cap or the shoulder cover is to be fitted and fixed to the aerosol container, the fixing frame is arranged on the upper portion of the mountain cup, and the one-touch cap or the shoulder cover is arranged. Press firmly on the aerosol container from the top of the container. By this pressing, the fixing frame is fixed to the outer periphery of the mountain cup of the aerosol container. Then, the inner peripheral surface is engaged and fixed by the lower edge of the mountain cup, and the one-touch cap or the shoulder cover can be fixed so as not to easily come off the aerosol container.
[0016]
If the contents of the aerosol container are to be used and the aerosol container needs to be discarded, a ten-yen coin or a strong flat plate made of appropriate metal material, etc. Insert the expansion body such as a screwdriver into the slot. In the state where the expanding body is inserted into the split groove, the work of twisting and twisting the expanding body in a direction in which the interval between the split grooves is increased is performed. The twist of the expanding body expands the split groove, and cuts the thin hinge portion formed in the split groove.
[0017]
Since the fixed frame can be expanded outward by cutting the thin hinge portion, the one-touch cap and the shoulder cover can be easily removed from the mountain cup of the aerosol container. Then, after removing the push button from the aerosol container, the aerosol container, which is a metal material, can be recycled and used as a metal material. In addition, the one-touch cap can be separated and reused as a resin material.
[0018]
【Example】
1 and 2, a case in which one embodiment of the present invention is used for a shoulder cover will be described. (1) is an aerosol container, and a mountain cup (2) is fixed by caulking at the upper end, A valve mechanism (not shown) is connected to the center of (2), and a push button (3) is detachably connected and fixed to an upper end of a stem (not shown) of the valve mechanism. Then, a synthetic resin shoulder cover body (4) is fixed to the upper end of the aerosol container (1) so as to cover the outer periphery of the push button (3). The upper part of the push button (3) protrudes upward from the shoulder cover body (4) so as to be able to be pressed by a finger.
[0019]
The shoulder cover body (4) has an annular fixed frame (6) protruding from the inner peripheral surface of the shoulder cover body (4) connecting the lower end to the shoulder (5) of the aerosol container (1). The annular fixed frame (6) is formed to have a diameter such that its inner peripheral portion substantially matches the outer periphery of the mauten cup (2), and has an engagement ridge (7) protruding inward at the lower end.
[0020]
When the engagement ridge (7) is fitted and fixed to the aerosol container (1), the engagement ridge (7) can be engaged and fixed to the lower edge of the mauten cup (2). The fixed frame (6) forms at least one thin hinge (8). A split groove (10) is formed in the fixed frame (6) where the hinge (8) is formed, up to the hinge (8).
[0021]
The split groove (10) is formed substantially parallel to the vertical direction of the hinge part (8), and is formed from the outer peripheral frame (11) to the hinge part (8). The split groove (10) is formed to be slightly wider than the width of a coin such as a 10-yen coin, and is formed so that a 10-yen coin, a 100-yen coin, a 500-yen coin, and the like can be inserted. However, it is not always necessary to insert coins into the split groove (10), and it may be possible to insert an appropriate durable flat plate, metal plate, flathead screwdriver or the like. Further, one or more of the split groove (10) and the hinge part (8) may be formed on the fixed frame (6).
[0022]
In the case where the shoulder cover body (4) is fixed to the aerosol container (1) in the above-described structure, the fixing frame (6) is arranged on the upper surface of the mountain cup (2), and then the shoulder cover body (4). By strongly pressing (4) in the direction of the aerosol container (1), the shoulder cover body (4) is shrunk by the aerosol container (1), and the engaging ridge (7) is attached to the lower edge of the mountain cup (2). Engage.
[0023]
Therefore, in a normal state, the shoulder cover body (4) is firmly fixed without being separated from the aerosol container (1). Of course, the hinge portion (8) must be formed so as not to be broken at the time of the shrinkage, and the hinge portion (8) separates in the stretching deformation of the order of the shrinkage. There is nothing.
[0024]
Then, when the use of the contents of the aerosol container (1) is completed and the aerosol container (1) is to be discarded, as shown in FIG. The expansion body (13) is inserted, and it is operated in a direction of expanding the split groove (10) by a method such as twisting. By the twisting operation of the expanding body (13) in the expanding direction of the split groove (10), the hinge portion (8) is cut, and the fixed frame (6) is cut off a part of the ring.
[0025]
By this cutting, the fixed frame (6) can be opened and can be easily separated from the mountain cup (2) of the aerosol container (1). Therefore, the shoulder cover body (4) can be removed from the aerosol container (1).
[0026]
After removing the shoulder cover body (4) or before removing the shoulder cover body (4), by removing the push button (3), the resin material is removed from the aerosol container (1), and the metal material is removed. It can be reused separately from the resin material.
[0027]
Further, depending on the configuration, a resin material may be used for the valve mechanism of the aerosol container (1). In this case, it is preferable to remove the valve mechanism from the aerosol container (1) by an appropriate separate means. In some cases.
[0028]
In the above embodiment, the shoulder cover body (4) projects from the lower surface of the top plate (14) with the outer peripheral frame (11) for bringing the lower end into contact with the shoulder (5) of the aerosol container (1). At the same time, the fixed frame (6) is formed so as to protrude from the lower surface of the top plate (14) in the center direction from the outer peripheral frame (11). However, in another different embodiment, as shown in FIGS. 3 and 4, the shoulder cover body (4) does not form the outer peripheral frame (11), but forms only the fixed frame (6).
[0029]
This embodiment is advantageous when the aerosol container (1) is a small container used for carrying or the like, without forming the outer peripheral frame (11) on the shoulder cover body (4). , Only the fixing frame (6) is formed to protrude from the lower end. Also in this case, the split grooves (10), hinge portions (8) and the like formed in the fixed frame (6) are the same as those in the above embodiment. In this embodiment, an annular recess (15) is formed in the upper direction of the fixing frame (6) of the shoulder cover body (4), and the lower end edge of the overcap (12) is formed in the annular recess (15). By fitting, the upper surface of the push button (3) is covered with the overcap (12). And it is comprised so that careless pressing of the push button (3) may be prevented.
[0030]
Further, in another different embodiment, even when a one-touch cap is used for the aerosol container (1) instead of the shoulder cover, simple removal is possible. As shown in FIGS. 5 and 6, the one-touch cap body (16) covers the outer periphery of the push button (3) and the upper end surface (17) is flush with the upper end of the push button (3) or above the push button (3). The push button (3) is prevented from inadvertently applying pressure during transportation, storage, use, or the like to prevent erroneous injection. The one-touch cap body (16) has a finger insertion groove (18) formed at the upper end thereof so that the push button (3) can be easily pressed by a finger, thereby quickly and surely ejecting the aerosol contents. Have to be able to. The one-touch cap body (16) has an injection port (21) facing the nozzle (20) of the push button (3) on the opposite side of the insertion groove (18).
[0031]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, when the aerosol container is discarded, the synthetic resin one-touch cap and the shoulder cover can be easily removed from the aerosol container, and the aerosol container as a metal material can be recycled. Can be facilitated.
[0032]
Also, during the use of the aerosol container, the hinge portion connects the fixed frame in a ring shape, so that the one-touch cap or the shoulder cover can be firmly fixed to the aerosol container as in the normal fitting state. Therefore, there is no possibility that the one-touch cap or the shoulder cover may be inadvertently detached during the use process.
[0033]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a first embodiment using a shoulder cover.
FIG. 2 is a left side view of FIG.
FIG. 3 is a sectional view showing a second embodiment using a shoulder cover.
FIG. 4 is a left side view of FIG. 3;
FIG. 5 is a sectional view showing an embodiment using a one-touch cap.
FIG. 6 is a left side view of FIG. 5;
[Explanation of symbols]
1 Aerosol container 2 Mountain cup 4 Shoulder cover body
5 Shoulder 6 Fixed frame 8 Hinge 10 Split groove 11 Outer frame 14 Top plate 16 One-touch cap body

Claims

In the synthetic resin one-touch cap used by being fixed to the upper end of the aerosol container, an annular fixing frame fixed to the outer periphery of the mountain cup of the aerosol container is formed to protrude from the lower end of the one-touch cap body, and this fixing frame is formed. A one-touch cap for fixing to an aerosol container, wherein a thin hinge portion is formed and a split groove is formed in the fixing frame up to the hinge portion.

In a synthetic resin shoulder cover fixed to the upper end of the aerosol container, an annular fixing frame fixed to the outer periphery of the mountain cup of the aerosol container is formed at the lower end of the shoulder cover main body, and this fixing frame is formed. A shoulder cover for fixing to an aerosol container characterized in that a thin hinge portion is formed on the fixing frame and a split groove is formed in the fixing frame up to the hinge portion.

The one-touch cap body is characterized in that the outer frame that makes the lower end contact the shoulder of the aerosol container protrudes from the lower surface of the top plate, and the fixed frame protrudes from the lower surface of the top plate in the center direction more than the outer frame. A one-touch cap for fixing to the aerosol container according to claim 1.

The shoulder cover body is characterized in that an outer peripheral frame for bringing the lower end into contact with the shoulder portion of the aerosol container protrudes from the lower surface of the top plate, and a fixed frame protrudes from the lower surface of the top plate in a direction more central than the outer peripheral frame. A shoulder cover for fixing to the aerosol container according to claim 2.

The one-touch cap for fixing to an aerosol container according to claim 1, wherein the one-touch cap main body does not form an outer peripheral frame, and a fixed frame protrudes from a lower end of the outer periphery.

The shoulder cover for fixing to an aerosol container according to claim 2, wherein the shoulder cover main body does not form an outer peripheral frame, and a fixed frame protrudes from a lower end of the outer periphery.

2. The one-touch cap for fixing to an aerosol container according to claim 1, wherein the split groove is formed to have a width in which coins can be inserted.

3. A shoulder cover for fixing to an aerosol container according to claim 2, wherein the dividing groove is formed with a width in which coins can be inserted.