JP3563418B2 - 治療器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】
東洋医学によれば、人間や動物の生きた身体には経絡と呼ばれる目に見えない神経のようなものが備っていて、その中に気のエネルギーが流れていると考えられている(例えば、「気とは何か−人体が発するエネルギー」湯浅泰雄著、NHK Books、など)。人体内部を流れる気は内気と呼ばれるが、気の流れの訓練を積んだ中国の気功医師(病院の正規の医師であって、気功治療に従事している)と呼ばれる人達は内気を自分の身体から外部空間に放出することができる。この外部空間に放出された気は外気と呼ばれるが、気功医師は外気を用いて治療をすることができる。これに関する科学的な研究が各大学、諸研究機関で進みつつあり、学術論文も蓄積されつつある。それによると外気は物質に対して、光電効果、生物フォトン効果、磁気効果、温度効果、超音波作用などの物理的作用を引き起こすことの他に難病に対する治療効果等々があることが実証されている(例えば、「気功的科学的基礎」謝煥章、北京理工大学出版社、「気とは何か−人体が発するエネルギー」湯浅泰雄著、NHK Books、など、他に多数あり)。
また気功医師が発功するときに低周波で特殊な脈動をする微弱な赤外線が検出されているので、この脈動情報を模擬した赤外線放射器が治療用に中国では開発されているが、これはあくまでも赤外線なのであって気ではない。すなわち外気照射による治療に関する従来の技術はもっぱらトレーニングを積んだ気功医師による特殊技能によるものであった(同上文献)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
西洋医学は驚異的な進歩をとげ人類に役立ってきた一方で、いろんな薬害や弊害をもたらしている。西洋医学は人体を各器官の部分部分にわけて分析的に解明しようとする点が特徴であり、これに対し東洋医学は各部分よりも身体全体の調和的機能とか、生きた身体全体の働きを円滑に保つための統合的システムの考えを重要視している。そこで東洋医学的要素も取入れた新しい調和的統合的医学の模索が始っている。特に最近は慢性病、老人病、健康、老人医学の面から伝統医学としての東洋医学の科学的見直しがなされている。気功治療とその研究はその意味で重要であり、多くの研究者の興味の対象になりつつあり、ゆっくりではあるが確実に進みつつある。
気功医師が動物の心臓に外気を当てると、その外気によってある程度の調節・制御の作用があり、衰えた兎の心臓を回復させることが分ってきた(苗鉄軍 et al、中国人体科学、No2(1991)p79)。このように外気または気功医学は西洋医学とは異なる何等かの可能性を秘めているように思われる。
外気を放出するときの気功医師自身の身体の変化については上海第二医科大学付属病院、山東農業大学、上海中医学院の研究者による研究では、発功時に気功医師黄の指先の毛細血管の血流速度が次第に遅くなり、特に外気放出の一番盛んなときになると、血流速度が停滞してしまい、それと同時に指先の温度が0.6℃下がり、上腕動脈血圧が約20mmHg下がってとう動脈(手首のところ)の脈拍数は20回早くなって88回に上昇した。気功医師劉の場合は指先毛細血管の血流は2倍に増えた。気功医師黄が外気を放出するとき血圧は約20mmHg低下し、心拍数は30回に減少した。心電図におけるQRS波は1.15mVから1.44mVに変った。また超音波測定器による測定では外気を放出するときは脾臓が1.5cm縮まり肝臓は0.5cm縮小することが分った。気功医師が外気を放出するとき、彼らの尿と髪にある鉄と銅の排泄量が増える。鉄も銅も赤血球の構成成分であるから気の放出にともなって血液も消耗されていると考えられている。このように気功医師による治療は強い気を放射する場合は気功医師の生体にかなりの負担となる(弱い気の放出ならばさほど疲れない)。
さらに、気功医師の外気は、治療時における気功医師の身体的精神的コンディションにより著しく影響を受けるため、そのパワーが一定しない欠点がある。そのため時として外気が非常に弱くなることがあり、良い治療効果が得られないことがしばしば起こる。また気功医師は長時間気功照射に従事すれば疲労をまぬがれない。こうした問題は気功医師の精神的肉体的労働に頼っているから必然的に起こる。従ってこれらの問題点を解決するのが本発明の課題である。
外気というものが気功医師の肉体を使わないで、もし何等かの電子的装置や機械じかけにより発生できるならば上記の問題は解決されるばかりか、気功医師による気よりも安定でパワフルな気を長時間(必要に応じて何時間でも)発生できるようになるであろう。本発明者の目的はそのような装置を提供することにある。
【0004】
【問題を解決するための手段】
本発明者はその手段を長年研究してきた結果、水晶をピエゾ電気的に振動させると気のような波動が発生すること、そしてこうして発生させた気のごとき波動は光を反射するものを用いて収束できることを見出した。この基本原理を本発明は用いる。すなわち問題を解決する手段としては、水晶を電気的に振動させ、このとき水晶の周囲に発生する気のごとき作用を生体に及ぼす波動を反射体により一定の方向に収束するような手段を用いればよい
【0005】
【作用】
水晶を自励発振回路で励振させるか、あるいは発振器やフリケンシ・シンセサイザーで発生させた水晶の共振周波数の電気信号を水晶に与えて励振させると、気のごとき波動が発生する。この波動は周囲に配設された反射体により特定の方向に収束することにより気の強度が大きくなり実用段階の強度レベルとなる。この波動は人体などに作用させると後述するように気功医師が発生する外気の波動による作用効果にいろんな点でよく似た作用効果をもつ波動となる。
【0006】
(作用の原理)気功医師は自身の人体を用いて気を発生させる。ところが人体は本質的に液晶であることが知られている。例えば蛋白質や赤血球は液晶状態と関係深い分子配列となっている。蛋白質やアミノ酸に関係のあるペプチド化合物の一つであるポリガンマベンジルエルグルタメート(Poly−γ−bexzyl−L−glutamate)の有機溶液では溶媒の種類によって右回りまたは左回りのコレステリック液晶相となり、螺旋構造をもっている。
そこで発明者は螺旋構造の液晶相が秘密を解く鍵ではないかと考えた。恐らく気功医師はトレーニングにより人体の螺旋構造の液晶を微小振動させることができ、それによって気の波動を作り出しているのではないかと考え、螺旋構造をもつ水晶を振動させれば気が出せるのではないかと仮定して研究を進めた(仮説)。そのような観点から水晶の振動子から気が発するかを注意深く吟味したところ、これから労宮穴や印堂穴に対しピリピリとしたあたかも気功医師から受ける気のような気が実際に感じられることを確認した。そこで、これを反射体で収束させてみたところ強度が増加し実用レベルのものとして開発されたものである。この気のような波動が気功医師の気と完全に一致するかどうかは今後の課題であるが、現象的および作用効果的には後述するように実用上殆ど同じである。気功医師の発する気の実体、および本発明装置の発する気のごとき波動の実体は何であるのかの問題はともに将来の研究課題であるため、本装置の波動をとりあえずはSEIOC(Specific Emission Induced by Oscillation of Crystals)と呼ぶことにする。本治療器はSEIOCによる現象、またはSEIOCによる効果を用いたものである。即ち、現象や効果を応用した実用装置である。
また上記の仮説に導かれて本発明ができたとはいえ、この仮説が正しいか否かは今後の課題であろう。ともかく本発明は厳密な原理や理論よりも現象や効果が先に現れたものである。科学の発達史をひもといてみると、現象や効果が先に現われ、のちに理論が解明された例は無数にある(例えば、 Boyleの法則は実験的に導かれた法則であり、その当時は何故その法則が成立するのか理論的には分らない単なる現象論であったが、後に気体分子運動論により理論的に導かれるようになった)のであるから、現象や効果だけあっても理論が完全に分らないからといって駄目とするなら非科学的であろう。
【0007】
【実施例】
本発明の第1実施例を図1に示した。(a)は正面断面図((b)のA−A断面図)、(b)は平面図である。図1に示すように水晶1を励振用の電極板2,2の間に配設して水晶振動子を構成し、これを基板3に固定する。図に示すように光をよく反射する材料(例えば、鏡面仕上のステンレスかアルミニウム。ミラーポリッシュか鏡面仕上のガラスまたはプラスチックなどの材料。あるいは、金属蒸着膜、メッキ膜などを用いても良い)からなる筒容器状反射体5を匡体4の内側に配設する。6は電子回路であり水晶を励振させるためのものである。水晶振動子の電極板2,2からのリード線はリード線用あな8から出て電子回路6へ接続してある。この図では水晶の振動子は一個だけ描いてあるが複数の水晶振動子を配設しても、もちろんよろしい。SEIOCは出口7の方向に放射される。
【0008】
本発明の第2実施例を図2に示した。(a)は正面断面図、(b)はB−B断面図(匡体17と円錐型反射体19を取除いて上からみた平面図)である。水晶9,10,11,12,13,14を励振用の電極板15、15の間に配設して水晶振動子を構成し、これを基板 16に固定する。図に示すように匡体17の内側に筒容器状反射体18とこれに接続した円錐型反射体19を設ける。水晶振動子の電極からのリード線は励振用の電気回路20につなぎ、発振させる。この図では水晶の振動子は6個描いてあるが、特に6個に限定するものではない。21はSEIOCの出口である。
【0009】
本発明の第3実施例を図3に示した。(a)は平面図、(b)は正面断面図である。水晶22を励振用電極23,23の間に配置して水晶振動子を構成し、これを壷状反射体24のほぼ底部近くに配設する。壷状反射体24は匡体25のなかに固定する。基板、振動子固定ボルト、励振回路部は図示してない。この図では水晶の振動子は1個描いてあるが、特に1個に限定するものではない。SEIOCは出口26の方向に集束されて放出される。壷状反射体の下半分の部分はほぼ2次曲面に近いので水晶からのSEIOCの波動はほぼ出口26の方向に向った平行線となる。
【0010】
図4は水晶の固定方法と電極を示している。(a)は正面図、(b)は平面図である。30は電極板である。水晶27を支持具28,28によりオーリング29,29を介して固定する。オーリングは支持具28,28により力をかけた状態で絞めつけてもよいし、水晶27、オーリング29,29および支持具28,28を接着剤により接着して固定してもよい。このようにしても後述するように水晶が球状であるために水晶の振動が著しく阻害されることはない。
【0011】
図5は電極構造を示す斜視図である。水晶球32の両側にハの字の形(図では逆ハの字の形になっているが、本装置はSEIOCの出口を上下どちらに向けて使ってもよいから、逆ハの字の逆という文字にこだわる必要はない。そこで、簡単のためにハの字型と呼ぶことにする)のハの字型反射電極33,33を設けた構造になっている。34はオーリングである。この電極構造によって水晶からのSEIOCは反射したときハの字が開いている方向(末広がりの方向)へ反射されやすい効果がある。
【0012】
図6はさらに他の電極構造を示す斜視図である。水晶球35の両側におわん型反射電極36,36を設けた構造になっている。37はオーリングである。おわん型の電極構造であるため、水晶からの波動は反射したときおわんが開いている方向へ反射されやすい効果がある。
【0013】
図7は他の電極および支持具の構造を示す斜視図である。水晶球38のまわりにおわんの一部をなす形状の反射電極(これを花弁状反射電極39,39と呼ぶことにする)と、おわんの一部をなす形状の支持具(これを花弁状反射支持具40,40と呼ぶことにする)を配設した構造になっている。このような構造では花弁状反射電極39,39と花弁状反射支持具40,40とからおわんの形状が形成されるので水晶からの波動は反射したとき、おわんが開いている方向へ効率よく反射される効果がある。41はオーリングである。
【0014】
光をよく反射する材料から作った上述のハの字型反射電極、おわん型反射電極、花弁状反射体、花弁状反射電極+花弁状反射支持具筒容器状反射体、円錐型反射体、筒型反射体、つぼ状反射体等の助けがなくても、それらだけでかなり強いSEIOCを反射方向に収束するので用途によってはこれだけでも十分である。また図1〜3に示すような筒容器状反射体、円錐型反射体、筒型反射体、つぼ状反射体等を用いる場合は電極は水晶面に金属の薄膜を蒸着したものを用いても良い。
【0015】
水晶を支持する方法として、オーリングと支持具とからなる方法をここまで述べてきたが、本発明の権利範囲からは外れるが、例えば図8に示すような支持方法としてもよい。水晶球42にあな43をあけ、その中に貫通ピン44を通しこれを支持具45,45に固着してある。貫通ピン44は接着剤で固着する。このようにしても実際上水晶球の振動を著しく阻害するということはなかった。これはオーリング法よりも強靱に水晶を固定したいときに用いると便利な方法である。また、図9に示すように、水晶球46の両側にあな47,47をあけ、ここに支持具48,48を通して固定するようにしてもよい。このようにしても実際上水晶球の振動を著しく阻害するということはなかった。これもオーリング法よりも強靱に水晶を固定したいときに用いると便利な方法である。図1〜図3にのべたような装置は人体に波動を照射するとき、本装置を天地逆にしたり横や斜めにしたりして使用するため、水晶を強靱に固定しておく必要が発生するため、上述のような方法が望まれる。
【0016】
なお、例えば図 10 に例示するような直方体の水晶 49 や、あるいは円柱形、天然産出の6角柱の鉛筆状の形、あるいは水晶のかけら等は、支持によって振動が著しく阻害されるためしっかり固定しにくいという欠点がある。
【0017】
以上述べてきた球状の水晶はフリケンシ・シンセサイザーや発振回路により振動させればよい。
発振回路の1例を図11に示した。このout 端子は励振レベルのモニタ用である。図12には図11に示す発振回路のout 端子の位置で測定した電圧Vと水晶球(30mmφ)にオーリングを介して加えた荷重W(g) の関係を示している。図中X,Y,Zの記号はそれぞれX,Y,Z軸方向に荷重を加えたことを意味している。
【0018】
図13(a)は水晶球のインピーダンスZの周波数特性をトランスミッション法により測定した結果である。ただし水晶球の両側に平行平板電極をおき、天地の方向をZ軸としX軸の方向を電極板に垂直に励振した場合である。図13(b)は水晶球の両側に平行平板電極をおき、天地の方向をZ軸としXY面を回転したときの回転角度θに対する共振周波数を示している。X軸が電極板に垂直の位置をθ=0としてある。図14は同水晶球の両脇から直径6mmφのオーリングを介して力Fを加えたときの共振周波数fの変化率Δf/fの荷重F(g)に対する変化を示している。これはトランスミッション法による測定値である。図12および図14に見られるように水晶球の場合は約400g〜1Kgに及ぶ大きな力で押えつけても振動は起こる。しかし直方体の場合はこれに比べると非常に小さい力でも振動は停止することが知られている。
【0019】
本発明の装置を用いて実際に試験した結果を以下に述べる。前述の図1、2、3に述べた構造において各種タイプの電極および支持具を変えて試験したが、テストにおいて多用した装置の具体的な寸法、材料等を詳述すると下記のとおりである。それは電極としてハの字型のものを採用したことと、金属製の筒容器状反射体において基板に接する部分の反射体は表面光沢のある硬質塩ビ板を用いた以外は図1の構造と全く同じ構造である。水晶球は直径は35mmφのものを1個だけ用いた。ハの字電極の材料は鏡面仕上の金属板で、その大きさは40mm×45.5mm、基板からの立上がり角度θ=57.5゜である。基板から水晶球の底部までの距離は2.2mmである。筒容器状反射体の大きさは、内径100.2mm、高さ200mmである。水晶振動子球はZ軸方向をオーリング法にて支持した。励振できさえすれば軸方向はどちらを向いてもよいが、X軸を天地の方向に向けて励振した。この水晶に直列に固定抵抗51Ωを入れ、その抵抗の両端をシンクロスコープにつなぎ波形と電圧をモニターした。水晶振動子の共振周波数 79.272kHzに等しい周波数の信号をシンセサイザーから発生させ、これを増幅して水晶振動子に供給した。水晶振動子に流した電流は0.12〜0.18mA,水晶振動子の消費電力は約7.6〜10ミリワットである。この場合、筒の出口から約110〜130mmの位置にSEIOCの波動が強く収束する焦点が現れるため、その位置で主に照射を行なった。従って水晶振動子から被照射生体の位置までは約300mmの距離がある。300mmより先は弱くなるとはいえ、数10cm先でもSEIOCは出ていた。なお水晶球の大きさと周波数はここで述べた値(35mmφ、79.272kHz)でなければならないということではなく、他の直径、周波数でもよろしい。但し生体に心地好く感ずる周波数は約70kHz以下である。上述の装置によりSEIOCの照射実験をした結果は次のとおりである。
【0020】
(1)本装置によりSEIOCの波動照射を受けると人体には、(a)涼しい風が体内に流れ込むような感覚、(b)ピリピリと微すかな電気のような振動が走るような感覚、(c)暖かいような、あるいは熱いような感覚、(d)ジンジンと何かが伝わり振動するような感覚、(e)フワッーと雲のような、あるいは流体的な何かが体内に流れ込むような感覚、(f)蜘蛛の巣が皮膚にかかったような感覚、のうちのいずれか一つまたは幾つかが起こる。いずれの感覚が起こるかは照射部位やそのときの人体のコンディションや個体差によって異なる。これらの感覚は単なる気のせい程度の弱いものではなく確固たる感覚として起こる。なおこの波動は衣類を透過するので極端に厚いものを着ないかぎりは通常の室内着衣のまま照射を受けられる。
【0021】
(2)身体の痛い部位に波動の照射を受けると、上記(1)に述べたことが起こり数分して痛みが和らぐか、または消失する。例えば左下腹部(卵巣付近であると本人は主張していた)から胃下部に走るシクシクした痛みが約3週間に渡り続いていたが、病院にいくのをためらって、ほとんど伏していた女性が卵巣部にSEIOCの照射を受けたときまず胃下部の痛みが消失し、つぎに照射部の比較的近くにある筋肉が収縮と弛緩の交互運動が起こり何かジンジンとした響きが体内を走る現象が起きた。その後痛みが和らぎ始め30分ほどして殆ど消失した。これは翌日痛みがぶりかえした。結局数日間の照射を要した。これらの現象は気功医師の治療時に起こる現象によく似ている。例えば、「気功の科学的基礎」によると中国の気功医師林厚省が20cm離れたところから右手の労宮穴を一人の大小便失禁で半身付随の患者の腰陽関穴にむけ外気を照射した。すると30秒くらいしてから患者の全身が震え出し膀胱や肛門のところの筋肉が強烈に収縮と弛緩の交互運動を始めたという。このように筋肉が収縮と弛緩の運動をしたり何かジンジンと電気がはしるような感覚は気功医師の治療時にしばしば起こる現象であり、このあと痛みが和らぐか消失する。この点はSEIOCの照射時に起こる現象とよく似ているのである。
但し全ゆる痛みに効果があるわけではない。例えば、打撲などで湿布により冷やす必要のある部位にSEIOCの照射を受けると、照射後しばらくして、その部位を暖める作用が出るため、痛みは一層増加する。
【0022】
(3)身体の重苦しい部位、例えば胃が重いときに腹部にSEIOC波動の照射を受けるとフワッーと何かが腹部に流れ込むような感覚とか、腹の中で胃腸が動く感じとか、上記(1)に示すような感覚が起こった後、胃が軽くなる。
(4)気功医師の治療においては好転反応(めんけん反応あるいはケミカライゼーションともいう)が現れることがあるが、本装置による波動照射を受けると同様な反応が現れる。
(5)波動照射を腹部に受けると腹がグルグルと鳴り始めたり、ついにはおならが出ることがあり、腸の活動がよくなることがある。
(6)一般に身体のどこの部位に照射を受けても、その照射量によるが、照射後しばらくしてから丁度スポーツをした後のように照射部位が暖かくなる。
【0023】
上述の(1)〜(6)に述べた現象は気功治療を受けたときに起こる現象と全く同じ現象である。この他に本治療試験器が通常の気功医師よりも強い波動を発生するために起こる以下の(7),(8)のような現象または効果がある。
【0024】
(7)労宮穴(手のひらの中央にあるつぼ)は気功波動に比較的敏感な部位である。そこで本装置の波動が収束する焦点の位置で労宮穴に強い照射を受けると、上記(1)に述べたような感覚が非常に強く起こるが、照射時間を長くするとその後数十分〜数時間にわたって手のひらがほてり熱くなってジンジンとしびれ続ける。これは労宮穴が特にこの波動に、個人差はあるが敏感であるからである。
【0025】
(8)体力の回復効果(握力への影響)
握力の測定はデジタル握力計(Type: TKK5101、竹井機器工業製)を用いて行なった。被験者A(29才男性)がまず30秒おきに3回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。次に図1に示す本発明装置の波動の出口から11cm先のところに右手と右腕(手の指先から肱までの部分)を3分間暴露した。その後30秒おきに4回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。従って握力上昇率は(B−A)/A=20.34%である。これをグラフ化すると図15のようになる。握力が上昇していることがわかる。被験者Aは29才男であるので全国平均(体力診断テスト、平成元年度版、文部省)の48.33kgに向って握力が回復していったことになる。初期値Aが低いのは頭脳労働者であって筋肉を普段あまり使用しないから体力減退を引き起こしているためであろう。このような実験をし、このように握力上昇率が大きく起こることをまのあたりに見たとき発明者は我が目を疑ったものである。
【0026】
念のために約1週間後に同じ被験者Aを用いて再テストを行なった。その結果を記す。まず、照射前に30秒おきに握力を測定したところ、
Figure 0003563418
となった。測定日は変ってもAの値はほぼAの値に近い数値であるといえる。次に本発明装置によるSEIOCに右手のひらを5分間暴露(これは前回より多い時間)した。その後30秒おきに4回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。従って握力上昇率は(B−A)/A=29.89%である。
この握力テストの15分後に、今度は左手のひらに5分照射し、次いで右手のひらに3分照射した。その直後から30秒おきに4回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。従ってAを基準とした握力上昇率は(B−A)/A=37.23%である。その後被験者Aは1日10分間のSEIOC照射治療を数日間行なったところ、握力は52kgに達し、全国平均(体力診断テスト、平成元年度版、文部省)の48.33kgを7.6パーセント越える値となった。このようなデータを得たとき発明者は再々我が目を疑ったものである。しかし確かな現象であった。
【0027】
被験者B(52才男性)がまず30秒おきに3回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。次に本発明装置により右手と右腕(手の指先から肱までの部分)にSEIOCの照射を3分間行なった。その後30秒おきに3回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。従って握力の上昇率は(B−A)/A=26.6%である。52才男の全国平均の握力は45.07kgであるので、全国平均値に向ってある程度回復したことになる。この被験者もその後1回10分間の照射を数日行なうことにより全国平均値にほぼ等しい握力になった。
【0028】
次に、被験者C(48才男性)の握力試験の結果を述べる。右手の握力を30秒おきに3回測定した結果、
Figure 0003563418
となった。次に本発明装置の波動に右手と右腕(手の指先から肱までの部分)を3分間暴露した。その後30秒おきに4回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。握力上昇率は(B−A)/A=11.6%である。48才男の全国平均値は46.86kgであるので全国平均値より少し上回る成果が得られた。
スポーツマンの場合の握力への影響を調べるために被験者D(36才、男性、サッカー選手)についてしらべた。照射前に30秒おきに3回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。次に本発明装置の波動を右手労宮穴を3分間暴露した。その後30秒おきに3回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。握力上昇率は(B−A)/A=1.84%である。体力診断テスト(平成元年度版、文部省)によれば36才男の全国平均は49.08kgであるので照射前の段階ですでに全国平均値を上回っている。このような人は日頃の運動により握力の減退を起こしていないため、握力の回復率は1.84%という小さい値になる。上述のように全国平均の値よりもかなり握力が減退している人に対しては握力上昇率は大きく出るが、そうでない人の場合は握力上昇率は小さいのである。
その後被験者の数を増やし何回となくデータを積み重ねた結果、個人差やそのときの身体のコンディションによって握力の上昇率はばらつくことはあるが、上昇することは確かな現象であること、1日数分間の照射を何日か続ければ平常レベル値が上昇してしまうことが確かめられた。ある被験者は握力テストによる筋肉疲労が本発明装置により照射を受けるとみるみるうちに回復するのを感じると述べている。また、照射してしばらくしてから手のひらが暖かくなり汗ばんだりし、その後身体の疲労がかなり減少する被験者もいた。
何故照射により握力上昇というような現象が起こるのか考察してみると、おそらく気の波動は人体に必須の栄養素のようなものであって、これが人体の生理的諸機能の働きを助ける作用をしているのであろう。これは要するに前述の東洋医学による説(人体には気が流れていて、気の流れが正常であれば血<けつ。リンパも含めた体液のこと>の流れも正常である。そして気の流れが滞ったところは生理的機能の低下をまねき病むことになる)を支持する現象であろう。従って気が本発明装置により腕に補給された結果、筋肉疲労がある程度回復し、生理的機能が十分に発揮されるようになった結果として上述の握力向上の現象が起こったと考えられる。これは握力と限らず、他の部位の筋力についても同様である。すなわち本装置は筋力の低下している人の筋力を正常化の方向に向わせる効果(一種の治療効果)を有する。また疲れているところに照射すると疲労がある程度回復するか、完全に回復する効果がある。また身体の痛いところに照射すると痛みが和らぐか、消失する効果を有する。
【0029】
本装置による照射部位は照射中および照射後に温度が上がり、ほてってくる。特に照射後しばらくしてからほてりが最高潮に達する。図16は被験者E(52才男性)の労宮穴(右手のひら中央)に照射した場合の労宮穴の温度変化を照射前および後について示している。照射時間は2分、周波数は78.272kHz、共振電流は1.10Aである。SEIOCの波動放出口から11cm離れた位置に労宮がくるようにして照射した。縦軸は右手労宮穴温度Tと左手労宮穴温度Tの差ΔT(≡T−T)を意味している。同図に示すように照射してから約8分後に温度差ΔTが最大値0.8℃に達し、その後ほぼ指数関数的な減少傾向を示している。2分間の照射でも約1時間は右手の平のほてりが継続することになる。この継続時間やΔTは照射時間、照射強度、個人差などによってことなることはいうまでもない

【0030】
個体差を示す1例としての実験データを図17に示した。これは被験者Fが右手労宮穴に照射を受けたときの右手労宮穴の温度を照射前、照射中および照射後における時間変化を測定したものである。測定方法は、Frequecny Synthesizer (TOA,FS−1301)により共振周波数78.272kHzをつくり、これをRF Amplifier(PA41)により増幅して水晶振動子に加えた。このときの共振電流は1.10mAである。労宮穴には白金薄膜温度センサ(2φ×6.5mm)を粘着テープ(18×12mm)で固定した。筒容器状反射体を下向きに設置し、その波動出口から11cmの位置に手の労宮を上向きにおきセンサを貼りつけたままの状態で照射した。SEIOCの波動は粘着テープを透過するので邪魔にはならない。温度センサからの信号はDigital Thermometer (Thinky TX1200−N)により増幅しそのアナログ出力をレコーダ(Pen Recorder YEW, Type 3056)に繋ぎチャート紙に記録した。このときProgramable Voltage Generator (TR−6141)により差動分をとった。その記録結果は図17に示す通り、照射により温度が低下した。この被験者Fは通常、汗をかきやすいタイプであり(注意:前出の図16の被験者Fは汗をかきにくいタイプ)、照射が始るとほとんど同時に手の平に発汗がはじまり、手の平が汗できらきらと光り始め、やがて汗が凹みにたまり始めた。発汗は照射後もかなり長く続いた。手の平は照射途中より熱くほてってきて、照射終了後約20分してほてりは最高潮に達した。しかし汗が蒸発するときに気化熱が奪われるため、レコーダの記録上は温度が照射前より低下している。照射前に比べて約2℃の温度低下が見られるとおり、かなり生体に影響が現れることがわかる。中国の気功師は労宮穴を使って(指先など他の部位も使うが)外気を発することからも分るように、労宮穴は外気の出入が行ないやすく、また気に敏感なところである。従って労宮穴に照射すると上述のように大きな反応が現れる。なお、この被験者は汗をかきやすい体質とはいえSEIOC照射時のような強烈な汗を手の平にかいたことは未だかってないという。上述のことからも分るようにSEIOCの波動は後述(段落0034)するような電磁波や超音波とはかなりちがう特異なものといえよう。
被験者Fが右手労宮穴に照射を受け始めると人差し指および中指の根元から各指先に向って筋肉の振動のような何か振動するものがジンジンと伝わっていくのが感じられ、そのつぎに手の平から外関付近を通り右上腕部へ向って電気のようなものがジンジンと走るのが続いた。照射していない左手の平も右手の平と同様に発汗し汗が手の平の凹みにたまった。この照射実験の前後で測定した握力は劇的に急上昇していた。また照射後しばらくして身体が軽くなった。他者がみても顔つきがいきいきとし力がみなぎっているように感じられた。
【0031】
照射すると握力が上昇するが、照射後どのくらいの期間、改善された握力が持続するかを示したのが図18である。横軸は時間t(hr)、縦軸は握力Fである。それぞれのプロットは4回の握力テストの平均をもって示した。照射時間は6分間である。照射部位は右手労宮穴である。共振周波数は78.272kHz、共振電流は1.10mAである。この被験者は夜1時〜2時に寝て、9時半ころ起床する夜型の人のため、朝は体調が悪く夜の方が身体の調子がよい。特に22時ころ身体の調子は最高潮に達し一番力が出るという。そのため図に示すようにA,B,Cの小ピークが発生している。これを除けばほぼ実線で示したような傾向があるとしてよいであろう。同図に見られるように完全に元の状態(照射前の値)に戻るのには4日くらいはかかりそうである。照射後1日間は身体がかなり軽い(力があって動きやすい=体力がある)と述べている。
【0032】
血圧と脈拍がSEIOC照射によりどのように変化するかを被験者Aについて調べた結果以下のようになった。デジタル血圧・脈拍計使用。
Figure 0003563418
Figure 0003563418
Figure 0003563418
上表によると照射により照射直後(19:20)は最高血圧が上昇するが暫くして19:30のところのデータにみられるように最高血圧も最低血圧も低下する現象が現れる。しかし脈拍は増加している。これはもちろん照射時間や個体差に依存する。顔に照射すると血色が良くなるひとがあるがこれは脈拍が上昇し血流が上昇(血行がよくなる)するためかもしれない。
【0033】
以上述べたように、本発明者は握力を主にした筋力減退の回復試験のデータを沢山蓄積した。その結果、個体差はあるが筋力がかなり回復することが判明した。体力があるときは筋力が大きいので筋力が向上するということは体力が向上するという意味と解して良いであろう。従って照射により疲労もかなり早く回復することになる。
おそらく段落0031に述べたように照射後1日間は身体が軽い(=力があって階段の上り下りも楽で、動きやすい=体力がある)ということは、もし痛いところや病のところがあれば、そこはこの改善された体力により回復が早まると考えられる。実際発明者は冷えや痛みなどの症状の回復例もかなり得たが、こうした症状の回復については発明者以外の数多くの研究者達(医学、生物学などの)によって、臨床試験、マウス実験、犬猫実験、あるいは微視的な生体分子に対するSEIOCの作用効果の分子生物学的な立場からの実験等を数多く行なうことが急務であり、かれらがどのような調査結果を出すかは本発明者の関知するところではない。しかしその試験用に本発明の装置を数多く提供しなければならない状況にあることが、本特許願をする一つの理由である。
因みに気功医師が分子に外気を照射すると構造変化が起こる。例えばαーアミラーゼのα累旋度率が3.6%から8.4%まで増加することが分っている。またヘモグロビン、RNAについても同様な構造変化が現れている(吉林大学物理学科)。従って本実験装置のSEIOCを照射した場合の生体内分子に対する研究も重要となり、専門の研究者による調査が望まれよう。
【0034】
なお、本発明に関連した実験として、直径31mmφ、肉厚1mm、長さ48mmのプラスチック製円筒型ボビンに0.2mmφのホルマール線を240ターン巻いたコイルを垂直に固定し、これに周波数79.276kHzで7mAの電流を流し、コイルの真下3cmのところに右手労宮穴をおき、電磁波照射してみたが握力に変化は現れず、また上述のSEIOC照射のような作用効果はなかった。また前述の発汗しやすい被験者もこのコイル照射により発汗するということはなく、特別何も作用効果はなかった。実験によるデータを二例下記する。
被験者G(29才男)がまず照射前の握力を30秒おきに4回測定したところ、
Figure 0003563418
となった。次にコイルによる電磁波に右手労宮穴を10分間暴露した。その後30秒おきに4回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。AとBの差は僅かであり握力の変化は殆ど存在しないといえよう。被験者Gにはこのコイル照射により労宮穴にSEIOC照射のときに感ずるような感覚はなく、発汗もほてりも起こらなかった。しかるに被験者GはSEIOCの照射を受けると握力は50kgを越えた。
さらに被験者H(52才男)についての実験について述べる。まず照射前の握力を30秒おきに3回測定したところ、
Figure 0003563418
となった。次にコイルによる電磁波に右手労宮穴を3分間暴露した。その後30秒おきに3回右手の握力を測定した結果、
Figure 0003563418
となった。上表から明らかなようにコイルによる電磁場照射では握力の変化は殆ど存在しない。しかるに被験者HはSEIOC照射を受けると握力は48kgまで上昇した。
DC磁場の場合は電磁石の励磁電流を0Aから10Aまで変えて0Gsから15kGsまで磁束密度をかえて労宮穴に磁場照射してみたがSEIOCのような作用効果は現れなかった。さらに超音波による照射でもSEIOCのような作用効果は現れなかった(データ略)。
【0035】
本発明の装置を用いて、気功医師が発する気がひき起こす効果・現象によく似た効果・現象をひき起こす波動SEIOCを機械的に発生させることができるようになった。これにより気功医師の肉体的精神的労働に頼る必要がないので、いつでも安定で、強い生理的作用効果が得られるようになった。これにより握力等の筋力減退を回復し、体力減退を回復し、痛みその他の症状が和らぐか消失する効果が現れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の治療器の第1実施例を示し、(a)は正面断面図(A−A線断面図)、(b)は平面図である。
【図2】本発明の治療器の第2実施例を示し、(a)は正面断面図、(b)はB−B線断面図(匡体17と円錐型反射体19を取除いて上からみた平面図)である。
【図3】本発明の治療器の第3実施例を示し、(a)は平面図、(b)は正面断面図(C−C線断面図)である。
【図4】水晶球の電極と本発明のオーリングによる水晶球支持方法を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図5】本発明のハの字型反射電極を示す図である
【図6】本発明のおわん型反射電極を示す図である
【図7】本発明の花弁状反射電極および花弁状反射支持具を示す図である
【図8】水晶球の支持方法の例を示す図である
【図9】水晶球の支持方法の例を示す図である
【図10】直方体の水晶と反射電極を示す斜視図である
【図11】発振回路の一例を示す回路図である
【図12】荷重W(g) に対する電圧変化率ΔV/Vの関係を示す図である
【図13】水晶球の共振周波数付近のインピーダンスと周波数との関係および水晶球の共振周波数と角度θとの関係を示す図である
【図14】支持部から水晶球に作用する力Fと共振周波数の変化率Δf/fの関係を示す図である
【図15】本発明の装置により腕を照射したときの握力変化の例を示す図である
【図16】発汗しにくい被験者の労宮の温度差ΔT(=T−T)の時間変化(T =右手労宮穴の温度、T =左手労宮穴の温度)を示す図である
【図17】発汗しやすい被験者の右手労宮の温度の時間変化を示す図であ
【図18】右手労宮に8分間照射後の握力Fの時間変化を示す図である
【符号の説明】
1…水晶、2…電極板、3…基板、4…匡体、5…筒容器状反射体、6…電子回路、7…出口、8…リード線用あな、9〜 14 …水晶、 15 …電極板、 16 …基板、 17 …匡体、 18 …筒容器状反射体、 19 …円錐型反射体、 20 …電子回路、 21 …出口、 22 …水晶球、 23 …励振用電極、 24 …壺状反射体、 25 …匡体、 26 …出口、 27 …水晶、 28 …支持具、 29 …オーリング、 30 …電極板、 31 …あな、 32 …水晶球、 33 …ハの字型反射電極、 34 …オーリング、 35 …水晶球、 36 …おわん型反射電極、 37 …オーリング、 38 …水晶球、 39 …花弁状反射電極、 40 …花弁状反射支持具、 41 …オーリング、 42 …水晶球、 43 …あな、 44 …貫通ピン、 45 …支持具、 46 …水晶球、 47 …あな、 48 …支持具、 49 …水晶、 50 …反射電極

Claims (1)

  1. 球形の水晶球と、
    この水晶球の両側に配置されるオーリングと、
    このオーリングを挟んで前記水晶球を支持する支持具と、
    前記水晶球を挟んで対向配置される励振用の電極板と、
    これら水晶球,オーリング,支持具および励振用の電極板を収容する匡体と、
    前記励振用の電極板間に交流電圧を印加して前記水晶球を振動させる振動手段とを備え、
    前記振動によって前記水晶球が発生する波動の出口が前記匡体に形成されており、
    前記励振用の電極板が前記波動の出口の方向へ前記水晶球を挟んで末広がりに対向配置されていることを特徴とする治療器。
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