JP3562510B2 - Seedling machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、畑作用の苗植機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
畑作用の苗植機は、走行車体を走行させ苗植装置の苗植具を動作させて畝に苗を移植していくが、このとき走行する地面の凹凸などにより走行車体が上下すると、それとともに苗植具が畝に対して上下して苗の植付深さが深くなったり浅くなったりする。これを解消するため、従来、例えば、特開平5−6号公報に記載されているように、畝上面に接地転動する接地輪を取付けた苗植装置を走行車体に対して上下動自在に取付けて、走行車体が上下しても苗植装置は畝に対して一定高さに維持されるように上下動する構成としていた。また、上下動自在に取付けた苗植装置と走行車体の中央部との間にスプリングを取付けて、苗植装置を走行車体側に弾力的に支持させていた。従って、当該公報に記載のものは、走行車体が上下しても苗の植付深さの変動が生じにくく、また、接地輪の接地荷重を小さくでき畝に接地輪の接地跡がつきにくい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
現実の畑地での作業では、土質や水分などにより土壌の硬軟は場所により時により変化し、また、上り下りの傾斜地を走行するため接地輪の接地荷重が変化する場合があり、このため、オペレータは、接地輪の接地跡の状態を確認しながら接地輪の接地荷重を適確に調整しなければならない。しかし、上記公報記載のものは、上下動する苗植装置の前後中間部と走行車体の中央部との間にスプリングがかけられていてスプリングの弾性支持力の調整が精密に行い難く、また、スプリングの弾性支持力の調整個所が、車体中央部でしかも植付具の前方側個所であるために、機体操縦用のハンドルの後方にいて接地輪の接地跡の状態を確認するオペレータが容易且つ迅速に操作しにくい個所にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するため、前側に左右一対の車輪5と後側に左右一対の車輪6とを有して走行可能にした走行車体7の後部に操縦用のハンドル39を設け、該走行車体7に、苗を畝に移植する苗植具72を後部側に備えた苗植装置40を、後側の車輪6の車軸より前方に配置した横軸43,44回りに回動自在に取付けて、後側の車輪6の車軸より後方に位置する苗植装置40の後部が走行車体7に対して上下動可能に構成し、該苗植装置40の後部に苗植装置40を畝に支持させる支持装置82を設けるとともに、該苗植装置40後部のハンドル39近傍個所と走行車体7後部のハンドル39近傍個所との間に苗植装置40を走行車体7に弾力的に支持させるスプリング91を設け、該スプリング91を介して走行車体7が支持する苗植装置40の支持荷重を調節操作するレバー92を走行車体7後部のハンドル39近傍に設けたことを特徴とする苗植機とした。
【0005】
【作用】
上記のように構成した苗植機は、前側の左右一対の車輪5と後側の左右一対の車輪6とによって走行車体7が支持されて走行する。オペレーターは、走行車体7後部の操縦用のハンドル39の後方に位置して機体を操縦する。そして、走行車体7が前進走行し、苗植装置40の苗植具72が動作することで苗が畝に移植される。苗植装置40は、後側の車輪6の車軸より前方に配置した横軸43,44回りに回動自在に取付けられていて、後側の車輪6の車軸より後方に位置する苗植装置40の後部が走行車体7に対して上下動可能で、しかも、苗植装置40の後部に設けた支持装置82で苗植装置40が畝に支持されるとともに、苗植装置40後部のハンドル39近傍個所と走行車体7後部のハンドル39近傍個所との間に設けたスプリング91で苗植装置40が走行車体7に弾力的に支持される。これにより、苗植装置40は、支持装置82が畝に接地して畝に対して一定の高さを維持するように上下動し、しかも、スプリング91を介して走行車体7に弾力的に支持され、支持装置82の接地荷重は大幅に軽減される。また、走行車体7後部にいるオペレーターが、操縦用のハンドル39の近傍に設けられているレバー92を操作して、スプリング91を介して走行車体7が支持する苗植装置40の支持荷重を調節することで、支持装置82の接地荷重が調整される。
【0006】
【発明の効果】
従って、この発明によると、走行車体7に対して上下動可能に構成した苗植装置40が支持装置82で畝に支持されるように設けているので、地面の凹凸等により走行車体7が上下しても苗植装置40は支持装置82の畝への接地状態が維持されるよう上下動して植付け深さの変動が生じにくく、しかも、苗植装置40はスプリング91を介して走行車体7に弾力的に支持されているので、支持装置82の接地荷重が軽減され、土壌の軟らかい畑地の畝であっても支持装置82の接地跡が残りにくい。また、苗植装置40を、後側の車輪6の車軸より前方に配置した横軸43,44回りに回動自在に取付けて、後側の車輪6の車軸より後方に位置する苗植装置40の後部が走行車体7に対して上下動可能に構成し、該苗植装置40後部のハンドル39近傍個所と走行車体7後部のハンドル39近傍個所との間に苗植装置40を走行車体7に弾力的に支持させるスプリング91を設けているので、苗植装置40の上下回動支点からスプリング91の取付個所までの前後長が十分に確保されて、スプリング91の弾性支持力の調整が精密に行える。また、スプリング91を介して走行車体7が支持する苗植装置40の支持荷重を調節操作するレバー92を走行車体7後部のハンドル39近傍に設けたので、ハンドル39の後方にいて接地輪の接地跡の状態を確認するオペレータが容易且つ迅速に操作しやすく、土壌の硬軟等に対応して支持装置82の接地荷重を適確に又容易且つ迅速に調整できる。更に、後側の車輪6の車軸より後方に位置する苗植装置40の後部に苗植装置40を畝に支持させる支持装置82を設けているので、苗植装置40の上下回動支点から支持装置82の接地個所までの前後長も十分に確保されて、苗植装置40の上下動が軽快に行われて苗植装置40の上下動時の接地跡も生じにくい。そして、苗植具72もまた苗植装置40の後部側に備えているので、苗植装置40の上下回動支点から苗植具72までの前後長も十分に確保されて、苗植装置40上下時の苗植具72の前後姿勢変化を小さく抑えられ、苗の植付姿勢を良好に維持できる。
【0007】
【実施例】
つぎに、この発明の実施例を説明する。図1、図2、図3および図4のように、主歯車箱1の前にエンジン2が固定され、この主歯車箱1の両横から伝動ケース3と支枠4が後に伸び、その両横の前後にそれぞれ左右一対の駆動車輪5と補助車輪6が配置されて走行車体7が構成されている。なお、その駆動車輪5と補助車輪6は、畝の谷間Aを通るように設けられる。
【0008】
主歯車箱1の両横に一対の車輪ケース8が横向の軸回りに回動自在に取付けられ、この車輪ケース8が斜後下に伸び、それぞれの後端に前記の駆動車輪5が設けられている。エンジン2の動力が遠心クラッチ9を経て小歯車10に伝わり、大歯車11からウォーム12に達し、ウォームホイル13から左右のサイドクラッチ14を経たのち、前記の車輪ケース8内を通って駆動車輪5に達するようになっている(図4)。
【0009】
一対のブラケット15がそれぞれ伝動ケース3と支枠4の後端に下向に固定され、これから支軸16が外に伸び、前記の補助車輪6の支脚17の上端がそれぞれの支軸16に回動自在に取付けられている。上下用のシリンダ18が伝動ケース3と支枠4との間に取付けられ、これから後に突出したピストンロッド19の後端が横杆20の中央部に固定的に設けられている。一対のアーム21がそれぞれの車輪ケース8の先端から上に伸び、左のアーム21の上端がロッド22で横杆20の左端に連結し、右のアーム21の上端に回動用のシリンダ23が取付けられて、これから後に伸びるピストンロッド24の後端が横杆20の右端に連結している。一対のアーム25がそれぞれの支脚17から上に突出し、左のアーム25の上端がロッド26aで横杆20の左端に連結し、右のアーム25の上端がロッド26bでシリンダ23の後部に連結している。
【0010】
ポンプ27から吐出した油が弁28による油路の切換でシリンダ18内に送られ、ピストンロッド19を出没させ、駆動車輪5と補助車輪6とを同時に上下に移動させるように出来ている。ポンプ29から吐出した油が弁30による油路の切換でシリンダ23内に送られ、ピストンロッド24を出没し、右側の駆動車輪5と補助車輪6を上下に移動させるように出来ている。
【0011】
軸31がブラケット15に取付けられ、前方に突出するアーム32の先端がレバー33で上下に移動するようにこの軸31に設けられている。畝の頂上Bを滑走するセンサ34の先端がアーム32の先端にピン35で回動自在に取付けられ、その先端から上に伸びるアーム36の先と前記の弁28とがロッド37で結ばれている。
【0012】
そして、駆動車輪5と補助車輪6が通っている谷Aが深いと、走行車体7の機体(ブラケット15)が下る。すると、センサ34の後端が頂上Bで押し上げられ、アーム36が反時計方向に回り、ロッド37が弁28を押す。このとき、ポンプ27から吐出した油がシリンダ18の左室に入り、ピストンロッド19が後に突出し、横杆20が後方に移動する。そのため、それぞれのアーム21がロッド22並びに一体的なシリンダ23とピストンロッド24で後に引かれ、それぞれのアーム25がロッド26aおよび26bで前に引かれ、車輪ケース8と支脚17が時計方向に回動し、駆動車輪5と補助車輪6が下降する。すなわち、走行車体7の機体がシリンダ18で持ち上げられて、畝の頂上Bから一定の高さに復帰する。谷Aが浅い所に来たときは、これと逆に作動する。また、レバー33を操作して支板38(図2、図5)に対して掛け止め位置を変えると、ピン35の位置が上下に調節され、畝の頂上Bを走行車体の間隔が選択できる。
【0013】
弁30は、図では手動で操作され、傾斜した圃場に畝が等高線に沿うように設けられているときに操作し、走行車体7の機体を水平に保つ。傾斜センサを走行車体7の機体に設け、このセンサからの信号で弁30が作動するように、自動式に構成することも出来る。後端が二又状のハンドル39が右のブラケット15に固定して設けられ、オペレータが歩きながら操縦するようになっている。
【0014】
苗植装置40が走行車体7に上下に移動自在に取付けられる。すなわち、回動ケース41と回動枠42が伝動ケース3と支枠4の後端部に位置し、それぞれが横向の伝動軸43と回動軸44で回動自在に取付けられている。伝動ケース45が回動ケース41から後に伸び、その後端に横向の伝動ケース46が固定され、これから植付ケース47が斜後上に伸びている。回動枠42の後端を植付ケース47の後端が連結枠48で結ばれ、これらが上から見てコ字型の植付枠となって、前記の伝動軸43とこれと同心の回動軸44の回りに回動するようになっている。
【0015】
図4のように、ウォームホイル13と一体になって回転する小歯車49に大歯車50が咬み合い、これと一体に回転する歯輪51と伝動軸43に固定された歯輪52とにチエン53が巻き掛けられている。歯輪54が回動ケース41内で伝動軸43に固定され、走行車体7の回転が苗植装置40側に伝わるようになっている。その回転は、伝動ケース45内を通って伝動ケース46内の主動軸55に達している。
【0016】
図1のように、支杆56が伝動ケース45から斜前方に伸び、その先にローラ57が設けられている。植付ケース47に横向の受板58が固定され、これと前記ローラ57とで苗載台59が左右に移動するように支持されている。図4のように、リードカム60に固定された歯輪61と主動軸55に固定された歯輪62とにチエン63が巻き掛けられ、主動軸55の回転を受けてリードカム60が回転し、前記の苗載台59が左右に往復移動するようになっている。
【0017】
第一回転ケース64が植付ケース47の後端の内側に回転自在に取付けられ、これと一体の歯輪65と主動軸55の歯輪66とにチエン67が巻き掛けられ、この第一回転ケース64が、図1で時計方向に回転するように出来ている。第二回転ケース68が第一回転ケース64の側面に回転自在に取付けられ、これに固定された遊星歯車69が中間歯車70を介して回転しない太陽歯車71に咬み合い、第一回転ケース64に対して反時計方向に回転するように出来ている。そして、太陽歯車71と遊星歯車69との歯数により、第一旋回ケース64が前後を向くときに第二回転ケース68が後前を向き、第一回転ケース64が上下を向くときには第二回転ケース68がその延長線上に来るようになっている。
【0018】
苗植具72が第二回転ケース68側面に回転自在に取付けられ、その先端歯車73に固定されている。この先端歯車73が中間歯車74を介して第一回転ケース64と一体の基部歯車75に咬み合い、第二回転ケース68が回転するときに地面に対して同じ姿勢を保つようになっている。なお、苗植具72は、図1のように、左右に開閉する一対の爪76と上下に移動する押出具77を備え、第二回転ケース68と一体のカムで作動するように構成される。
【0019】
すなわち、苗載台59が苗を載せて左右に往復移動を行っている。苗植具72が上下に長い軌道で旋回している。そして、この苗植具72は、下降の途中、受板58の苗取口を通るとき、苗載台59から受板58上に押し出された苗の一株を左右の爪76で挾み取り、下降して下端に達したとき、左右の爪76が開くとともに、押出具77が下降してその苗を地面に押し込むようになっている。なお、苗載台59の端の苗がこのようにして横方向に向って一株分づつ取り出され、この横列に苗が無くなると、図では前方の苗が下の送りベルトで後方に押し出される。
【0020】
図1および図5のように、上から見てL型の支持杆78の先端が植付ケース47の下腹部に横向のピン79で回動自在に取付けられている。縦杆80が苗植装置40の中央の位置でその支持杆78の端に固定され、この縦杆80の下端に車軸81が固定され、これに左右一対の車輪82が取付けられて支持装置となり、畝の頂上Bを通過するようになっている。なお、この支持装置は、車輪に代えて橇で構成しても良い。
【0021】
雌ねじ杆83が支持杆78の左に取付けられ、取付ケース47から後方に突出したブラケット84に雌ねじ杆85が回転自在に取付けられ、雌ねじ杆85が雌ねじ杆83にねじ込まれ、雄ねじ杆85を回転させると、ねじ込み深さが変化して車輪82が上下に移動(苗の植付深さが調整)されるようになっている。支持棒86がハンドル39から内に伸び、この先に扇形板87が縦向に固定されている。アーム88の先端が扇形板87に回動自在に取付けられ、取付孔89の選択で後端の高さが変化するようになっている。縦杆80にレバー90が設けられ、このレバー90とアーム88の後端とにスプリング91の両端が取付けられ、苗植装置40の重量の大半がこのスプリング91を介して走行車体7で支持されるように出来ている。そして、苗植機を傾斜地で上下に向けて運転するときや苗の重さが異なるときなどにアーム88の位置を調節し、車輪82による分担荷重を調整する。なお、このアーム88は、レバー92でワンタッチ操作ができるように構成出来る。
【0022】
図1のように、支持杆93がハンドル39から前に伸び、ばね94の両端がその先端と苗植具72に取付けられ、旋回中の苗植具72をばね94で引き上げ、回転ケース64,68内の歯車のバックラッシュに基づく苗植具72の遊びを殺すように出来ている。図1および図6のように、苗植装置40の下腹部に作孔具と覆土具とが設けられている。すなわち、伝動ケース46と一体の支持板95に、上下一対のリンク96,67の先端を横軸98,99で回動自在に取付け、その後端に設けた作孔爪100が並行に上下に移動するように設ける。上のリンク96の中間にローラ101を取付け、主動軸55に固定した作孔カム102が反時計方向に回転してこのローラ101を押し下げると、リンク96,97の後端がばね103に抗して下降し、作孔爪100が畝の頂上Bに突入して孔を作り、つづいて、前記のように、苗植具72がこの孔内に苗を移植する。
【0023】
また、L字型に曲げられた左右一対の作動杆104の先端が前記の支持板95に回動自在に取付けられている。それぞれの作動杆104の後端に板ばね105を介して球状の押圧輪106が設けられている。レバー107が作動杆104の先端から上に伸び、ばね108で引かれて押圧輪106が引き上げられるようになっている。そして、このレバー107の上端に設けられたローラ109が、主動軸55に固定された覆土カム110で押されると、押圧輪106が下って孔の横の土を内側に押し寄せるように出来ている。特に、この覆土カム110は、横から見て二又に作られ、先方の突起110aがローラ109を押し下げたとき、図7のように、左右の押圧輪106が苗Cよりもやや後方の土を中央に押し寄せ、そののち上昇し、つづいて後方の突起110bがローラ109を押し下げると、走行車体7が前進しているため、左右の押圧輪106が苗Cよりもやや前方の土を中央に押し寄せるようになっている。なお、それぞれの作動杆104の先端は、支持板95に後から見てハ字型に取付けられ、左右の押圧輪106が外から内に寄りながら下降するように出来ている。
【0024】
図8のように、センサ34の回動支点であるピン35と、車輪82とを連動して上下させると有効である。すなわち、下向のシリンダ111の上端をブラケット84に回動自在に取付け、車軸81から上に突出したピストン112をこの中に納め、ばね113で押し下げるように設ける。ピストン112の上端とアーム32前部とをワイヤー114で連結する。すると、レバー33を操作してピン35の位置を上下させると、これと同時にピストン112が上下して車輪82が上下に移動する。このため、移植された苗の垂直な姿勢が常に確保される。
【0025】
図9のように、苗植具72を引き上げてその遊びを殺すばね94の構成をコンパクト化するため、つぎの手段を講じることが出来る。すなわち、箱形の支柱115が車結枠48から上に伸び、その上端の軸116に4個の滑車117が回転自在に取付けられている。その下に移動枠118が摺動自在に収納され、ばね119で下に引き寄せられている。4個の滑車120が移動枠118の上部の軸121に回転自在に取付けられている。そして、一端が右端の滑車120に固定されたワイヤー122がそれぞれ上下の滑車117および120に順に巻き掛けられたのち、他端が、支柱115の前方の転輪123を経て苗植具72に固定されている。従って、苗植具72が上下に長い軌道で旋回したとき、移動枠118がばね119に抗して上下に移動するが、苗植具72の移動量に比較してこの移動枠118の移動量が著しく少くなり、コンパクトな構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した苗植機の側面図。
【図2】苗植機の一部の平面図。
【図3】苗植機の概要を示す説明図。
【図4】苗植機の伝動機構図。
【図5】苗植機の一部の背面図。
【図6】苗植機の作孔、覆土部の拡大した側面図。
【図7】苗植機の覆土部の一部の平面図。
【図8】センサと車輪(支持装置)の他の実施例を示す説明図。
【図9】苗植具を引き上げる装置の他の実施例を示す切断側面図。
【符号の説明】
5 車輪(駆動車輪)
6 車輪(補助車輪)
7 走行車体
39 ハンドル
40 苗植装置
43 横軸(伝動軸)
44 横軸(回動軸)
72 苗植具
82 支持装置(車輪)
91 スプリング
92 レバー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention belongs to the technical field of field seedling planters.
[0002]
[Prior art]
The seedling transplanter that works in the field works by moving the running car body and operating the seedling tool of the seedling planting machine to transplant the seedlings to the ridges. At the same time, the seedling planting tool moves up and down with respect to the ridges, and the planting depth of the seedlings becomes deeper or shallower. In order to solve this problem, conventionally, for example, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-6, a seedling planting apparatus having a grounding wheel that rolls on the upper surface of a ridge is vertically movable with respect to a traveling vehicle body. When mounted, the seedling plant is configured to move up and down so as to be maintained at a constant height relative to the ridges even when the traveling vehicle body moves up and down. Further, a spring is mounted between the seedling plant, which is mounted to be movable up and down, and the center of the traveling vehicle body, so that the seedling plant is elastically supported on the traveling vehicle body. Therefore, in the case of this publication, even if the traveling vehicle body moves up and down, the planting depth of the seedlings hardly fluctuates, and the contact load of the contact wheel can be reduced, so that the contact mark of the contact wheel on the ridge is hardly formed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In actual field work, the hardness of the soil changes from time to time due to soil quality and moisture, and the grounding load of the grounding wheel may change due to running on uphill and downhill slopes. Must properly adjust the contact load of the contact wheel while checking the condition of the contact mark on the contact wheel. However, according to the above-mentioned publication, a spring is applied between the front and rear intermediate portion of the seedling plant that moves up and down and the center of the traveling vehicle body, and it is difficult to precisely adjust the elastic supporting force of the spring, Since the adjustment point of the elastic support force of the spring is located at the center of the vehicle body and at the front side of the planting tool, it is easy for the operator who is behind the steering handle for the aircraft to check the state of the grounding mark of the grounding wheel easily and easily. It is in a place where it is difficult to operate quickly.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention provides a
[0005]
[Action]
The seedling transplanter configured as described above travels while the
[0006]
【The invention's effect】
Therefore, according to the present invention, since the
[0007]
【Example】
Next, an embodiment of the present invention will be described. As shown in FIGS. 1, 2, 3 and 4, the
[0008]
A pair of
[0009]
A pair of brackets 15 is fixed downward to the rear ends of the
[0010]
The oil discharged from the
[0011]
A
[0012]
When the valley A through which the
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
As shown in FIG. 4, a
[0016]
As shown in FIG. 1, a support rod 56 extends obliquely forward from the
[0017]
A first
[0018]
A
[0019]
That is, the seedling mounting table 59 reciprocates left and right with the seedlings placed thereon. The seedling-
[0020]
As shown in FIGS. 1 and 5, the tip of the L-shaped
[0021]
The
[0022]
As shown in FIG. 1, the
[0023]
The tips of a pair of left and
[0024]
As shown in FIG. 8, it is effective to move the
[0025]
As shown in FIG. 9, the following measures can be taken in order to make the structure of the spring 94 that raises the seedling-
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a seedling transplanter according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of a part of the seedling planter.
FIG. 3 is an explanatory view showing an outline of a seedling planter.
FIG. 4 is a diagram of a transmission mechanism of a seedling transplanter.
FIG. 5 is a rear view of a portion of the seedling plant;
FIG. 6 is an enlarged side view of a hole and a covering portion of the seedling planter.
FIG. 7 is a plan view of a part of a soil covering part of the seedling planter.
FIG. 8 is an explanatory view showing another embodiment of the sensor and the wheel (supporting device).
FIG. 9 is a cut-away side view showing another embodiment of an apparatus for lifting a seedling plant.
[Explanation of symbols]
5 wheels (drive wheels)
6 wheels (auxiliary wheels)
7 Running
44 Horizontal axis (rotating axis)
72
91 Spring 92 Lever
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