JP3561790B2 - Actuator drive circuit - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、モータ等のアクチュエータを電界効果トランジスタによりPWM駆動するアクチュエータ駆動回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、電動パワーステアリング装置に使用される従来のアクチュエータ駆動回路の1例の概略構成を示した回路図である。アクチュエータ駆動回路は、ブリッジ接続されたNチャネル形FET(電界効果トランジスタ)T1 〜T4 の、Nチャネル形FET T1 ,T2 の接続点とNチャネル形FET T3 ,T4 の接続点とを橋絡するようにモータMが接続されている。
Nチャネル形FET T1 〜T4 の各ゲートは、それぞれ抵抗R1 〜R4 を通じて電源電圧Vccが与えられると共に、それぞれNPNトランジスタTr1 〜Tr4 のコレクタに接続されている。NPNトランジスタTr1 〜Tr4 の各エミッタは接地されている。
【0003】
NPNトランジスタTr1 〜Tr4 は、PWM(パルス幅変調)波発生回路(図示せず)からのPWM波信号を各ベースへ与えられて、それぞれオン/オフされる。NPNトランジスタTr1 〜Tr4 がオンされるときはそのコレクタにゲートが接続されたNチャネル形FETをそれぞれオフにし、オフされるときはオンにする。
NPNトランジスタTr1 〜Tr4 の各ベースは、モータMを介してそれぞれ直列接続の関係になる2対のNチャネル形FET T1 :T4 ,T3 :T2 が、図5に示すように相補の関係で駆動されるように、それぞれPWM波信号を与えられる。
電源電圧Vcc側のNチャネル形FET T1 ,T3 は、各ドレインに電源電圧Vccが与えられ、接地側のNチャネル形FET T2 ,T4 は、各ソースが接地されている。
【0004】
このようなアクチュエータ駆動回路では、例えば、図4に示すように、Nチャネル形FET T1 ,T4 がオン、Nチャネル形FET T3 ,T2 がオフになり、モータ電流が実線のように流れるとき、Nチャネル形FET T1 のゲート電圧VG ≒Vcc、ソース電圧VS ≒Vccとなり、ゲート・ソース間電圧VGSが0Vに近くなって、Nチャネル形FET T1 のオン抵抗が増大し、FETの熱破壊を起こすことがある。
そのため、従来は、Nチャネル形FET T1 ,T3 がそれぞれオンのときに、オン抵抗が増大しないゲート・ソース間電圧VGSを維持できるように、図6に示すように、Nチャネル形FET T1 ,T3 にそれぞれブートストラップ回路を付加している。
【0005】
Nチャネル形FET T1 に付加されたブートストラップ回路は、抵抗R1 と電源電圧Vccとの間に順方向のダイオードD1 が接続され、抵抗R1 及びダイオードD1 の接続点とNチャネル形FET T1 のソースとの間にコンデンサC1 が接続された構成である。
Nチャネル形FET T3 に付加されたブートストラップ回路は、同様に、抵抗R3 と電源電圧Vccとの間に順方向のダイオードD3 が接続され、抵抗R3 及びダイオードD3 の接続点とNチャネル形FET T3 のソースとの間にコンデンサC3 が接続された構成である。
【0006】
Nチャネル形FET T1 に付加されたブートストラップ回路は、例えば、図6に示すように、Nチャネル形FET T3 ,T2 がオン、Nチャネル形FETT1 ,T4 がオフになり、モータ電流が実線のように流れるとき、電源電圧Vcc、ダイオードD1 、コンデンサC1 、Nチャネル形FET T1 のソース(≒0V)の破線に示す経路で、コンデンサC1 が充電され、コンデンサC1 の両端子間電圧は略Vccになる。
【0007】
次に、図7に示すように、Nチャネル形FET T3 ,T2 がオフ、Nチャネル形FET T1 ,T4 がオンになり、モータ電流が実線のように流れるとき、Nチャネル形FET T1 のソース、コンデンサC1 、抵抗R1 、Nチャネル形FET T1 のゲートの破線に示す経路で(このとき、NPNトランジスタTr1 はオフである)、コンデンサC1 の両端子間電圧(≒Vcc)が印加される。このとき、Nチャネル形FET T1 のソース電圧VS ≒Vccであるので、Nチャネル形FET T1 のゲートには略2Vccの電圧が印加され、オン抵抗が増大しないゲート・ソース間電圧VGSが維持される。
Nチャネル形FET T3 に付加されたブートストラップ回路の動作も同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、PWM波のデューティ比が100%(又は0%)のときは、オンになるNチャネル形FET側のブートストラップ回路は、コンデンサが充電される時間が無くなり、時間が経過するに従い、Nチャネル形FETのゲート・ソース間のリーク電流、NPNトランジスタのリーク電流等により、コンデンサが放電し、ゲート・ソース間電圧VGSが低下して、オン抵抗が増大する。
そのため、従来は、PWM波のデューティ比が100%及び100%近くにならないようにするためのデューティ比範囲制限回路を設けてデューティ比の範囲を制限しており、それだけアクチュエータの最大出力が制限される問題があった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、PWM波のデューティ比の範囲を制限する必要がなく、従って、デューティ比制限回路が不要なアクチュエータ駆動回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1発明に係るアクチュエータ駆動回路は、アクチュエータへ給電して駆動するために、電界効果トランジスタをPWM波でオン/オフし、第1の電圧維持回路が、前記PWM波に従って前記電界効果トランジスタをオンさせるために必要なゲート電圧を維持するアクチュエータ駆動回路において、コンデンサを有し、前記第1の電圧維持回路を補完して、前記電界効果トランジスタをオンさせるために必要なゲート電圧を、前記コンデンサを充放電させることにより維持する第2の電圧維持回路と、前記コンデンサを充放電させるための信号を出力する発振回路とを備えることを特徴とする。
【0010】
第2発明に係るアクチュエータ駆動回路は、第1の電圧維持回路はブートストラップ回路及びチャージポンプ回路の何れかであり、第2の電圧維持回路はチャージポンプ回路であることを特徴とする。
【0011】
第3発明に係るアクチュエータ駆動回路は、ブリッジ接続された電界効果トランジスタを橋絡するようにアクチュエータを接続し、前記電界効果トランジスタの内の電源側に設けられた電界効果トランジスタそれぞれに、PWM波に従ってオンさせるために必要なゲート電圧を維持するブートストラップ回路を備えて、前記アクチュエータを介して直列接続された前記電界効果トランジスタの内の1対を前記PWM波により選択的にオンさせるアクチュエータ駆動回路において、前記電源側に設けられた電界効果トランジスタそれぞれに付加され、それをオンさせるために必要なゲート電圧を、それぞれの前記ブートストラップ回路を補完して維持するチャージポンプ回路と、該チャージポンプ回路を作動させる発振回路とを備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】
本発明の第1発明に係るアクチュエータ駆動回路では、第2の電圧維持回路は、第1の電圧維持回路を補完して、電界効果トランジスタをオンさせるために必要なゲート電圧を、発振回路が出力する信号でコンデンサを充放電させることにより維持する。これにより、電界効果トランジスタをPWM波に従ってオンさせるために必要なゲート電圧を、PWM波のデューティ比に関係なく維持することができる。
【0013】
第2発明に係るアクチュエータ駆動回路では、ブートストラップ回路及びチャージポンプ回路の何れかが、従来と同様にPWM波に従って電界効果トランジスタをオンさせるために必要なゲート電圧を維持し、チャージポンプ回路が、PWM波のデューティ比に関係なく、電界効果トランジスタをオンさせるために必要なゲート電圧を維持する。
【0014】
第3発明に係るアクチュエータ駆動回路では、電源側に設けられた電界効果トランジスタそれぞれに付加されたチャージポンプ回路が、発振回路により作動されて、それぞれの電界効果トランジスタをオンさせるために必要なゲート電圧を維持する。これにより、電源側に設けられた電界効果トランジスタをPWM波に従ってオンさせるために必要なゲート電圧を、PWM波のデューティ比に関係なく維持する。
【0015】
【実施例】
以下に、本発明をその実施例を示す図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るアクチュエータ駆動回路の1実施例の概略構成を示した回路図であり、電動パワーステアリング装置に使用する例である。このアクチュエータ駆動回路は、ブリッジ接続されたNチャネル形FET(電界効果トランジスタ)T1 〜T4 の、Nチャネル形FET T1 ,T2 の接続点とNチャネル形FET T3 ,T4 の接続点とを橋絡するようにモータMが接続されている。
Nチャネル形FET T1 〜T4 の各ゲートは、それぞれNPNトランジスタTr1 〜Tr4 のコレクタに接続されている。NPNトランジスタTr1 〜Tr4 の各エミッタは接地されている。Nチャネル形FET T2 ,T4 の各ゲートは、それぞれ抵抗R2 ,R4 を通じて電源電圧Vccが与えられている。
【0016】
NPNトランジスタTr1 〜Tr4 は、PWM(パルス幅変調)波発生回路(図示せず)からのPWM波信号を各ベースへ与えられて、それぞれオン/オフされる。NPNトランジスタTr1 〜Tr4 がオンされるときはそのコレクタにゲートが接続されたNチャネル形FETをそれぞれオフにし、オフされるときはオンにする。
NPNトランジスタTr1 〜Tr4 の各ベースは、モータMを介してそれぞれ直列接続の関係になる2対のNチャネル形FET T1 :T4 ,T3 :T2 が、図5に示すように相補の関係で駆動されるように、それぞれPWM波信号を与えられる。
電源電圧Vcc側のNチャネル形FET T1 ,T3 は、各ドレインに電源電圧Vccが与えられ、接地側のNチャネル形FET T2 ,T4 は、各ソースが接地されている。
【0017】
電源電圧Vcc側のNチャネル形FET T1 ,T3 には、それぞれブートストラップ回路(第1の電圧維持回路)及びチャージポンプ回路(第2の電圧維持回路)が付加され、Nチャネル形FET T1 に付加されたブートストラップ回路は、Nチャネル形FET T1 のゲートに一方が接続された抵抗R1 の他方にダイオードD1 のカソードが接続され、抵抗R1 及びダイオードD1 の接続点とNチャネル形FET T1 のソースとの間にコンデンサC1 が接続された構成である。
Nチャネル形FET T1 に付加されたチャージポンプ回路は、ダイオードD1 のアノードと電源電圧Vccとの間に順方向のダイオードD7 が接続され、ダイオードD1 ,D7 の接続点と、抵抗R5 を介したNチャネル形FET T1 のソースとの間に、コンデンサC2 が接続されている。コンデンサC2 と抵抗R5 との接続点には、ダイオードD5 のアノードが接続された構成である。
【0018】
Nチャネル形FET T3 に付加されたブートストラップ回路は、Nチャネル形FET T3 のゲートに一方が接続された抵抗R3 の他方にダイオードD3 のカソードが接続され、抵抗R3 及びダイオードD3 の接続点とNチャネル形FET T3 のソースとの間にコンデンサC3 が接続された構成である。
Nチャネル形FET T3 に付加されたチャージポンプ回路は、ダイオードD3 のアノードと電源電圧Vccとの間に順方向のダイオードD8 が接続され、ダイオードD3 ,D8 の接続点と、抵抗R6 を介したNチャネル形FET T3 のソースとの間に、コンデンサC4 が接続されている。コンデンサC4 と抵抗R6 との接続点には、ダイオードD6 のアノードが接続された構成である。
【0019】
ダイオードD5 ,D6 の各カソードは共通接続され、その接続点は、PWM波発生回路11へ三角波を与える発振回路10を構成するOPアンプの出力端子に接続されている。発振回路10を構成するOPアンプの出力端子は矩形波を出力し、抵抗により負帰還をかけられコンデンサを介して接地された反転入力端子は、三角波を出力する。
尚、ダイオードD5 ,D6 の各カソードの接続点へ矩形波を与える発振回路は、PWM波発生回路11へ三角波を与える発振回路10とは別のものを設けても良い。
【0020】
このような構成のアクチュエータ駆動回路の動作を、Nチャネル形FET T1 を中心にして、以下に説明する。
PWM波のデューティ比が100%(又は0%)でない場合は、例えば、図2に示すように、Nチャネル形FET T3 ,T2 がオン、Nチャネル形FET
T1 ,T4 がオフになり、モータ電流が実線のように流れるとき、電源電圧Vcc、ダイオードD1 、コンデンサC1 、Nチャネル形FET T1 のソース(≒0V)の破線に示す経路で、コンデンサC1 が充電され、コンデンサC1 の両端子間電圧は略Vccになる。
【0021】
上述の動作の間、Nチャネル形FET T1 に付加されたチャージポンプ回路は、発振回路10からの矩形波(デューティ比は50%)が低電位のときは、電源電圧Vcc、ダイオードD7 、コンデンサC2 、ダイオードD5 の経路で、コンデンサC2 が充電され、コンデンサC2 の両端子間電圧は略Vccになる。
発振回路10からの矩形波が高電位のときは、ダイオードD5 がオフになるが、ダイオードD1 のアノード電位が、ダイオードD7 を通じて略Vccに維持されるので、殆ど放電しない。
【0022】
次に、図3に示すように、Nチャネル形FET T3 ,T2 がオフ、Nチャネル形FET T1 ,T4 がオンになり、モータ電流が実線のように流れるとき、Nチャネル形FET T1 のソース、コンデンサC1 、抵抗R1 、Nチャネル形FET T1 のゲートの破線に示す経路で(このとき、NPNトランジスタTr1 はオフである)、コンデンサC1 の両端子間電圧(≒Vcc)が印加される。このとき、Nチャネル形FET T1 のソース電圧VS ≒Vccであるので、Nチャネル形FET T1 のゲートには略2Vccの電圧が印加され、オン抵抗が増大しないゲート・ソース間電圧VGSが維持される。
【0023】
上述の動作の間、Nチャネル形FET T1 に付加されたチャージポンプ回路は、発振回路10からの矩形波が低電位のときは、電源電圧Vcc、ダイオードD7 、コンデンサC2 、ダイオードD5 の経路で、コンデンサC2 が充電され、コンデンサC2 の両端子間電圧は略Vccになる。(このとき、Nチャネル形FETT1 のソース電圧VS ≒Vccであるが、抵抗R5 により、ダイオードD5 のアノードは略矩形波の低電位に維持される)。
【0024】
発振回路10からの矩形波が高電位のときは、ダイオードD5 がオフになるが、ダイオードD1 のカソード電位が、コンデンサC1 の放電(Nチャネル形FETのゲート・ソース間のリーク電流、NPNトランジスタのリーク電流等)によって低下し、ダイオードD1 のアノード電位より低下すると、コンデンサC2 、ダイオードD1 、抵抗R1 の経路で、コンデンサC2 の両端子間電圧がNチャネル形FET T1 のゲートへ印加される(コンデンサC2 は、上述のリーク電流により放電する)。このとき、Nチャネル形FET T1 のソース電圧VS ≒Vccであるので、ゲートへ印加される電圧は略2Vccである。
【0025】
PWM波のデューティ比が100%(0%)又は100%に近い場合は、例えば、図2に示すように、Nチャネル形FET T3 ,T2 がオン、Nチャネル形FET T1 ,T4 がオフになり、モータ電流が実線のように流れるとき、ブートストラップ回路及びチャージポンプ回路の動作は、上述のPWM波のデューティ比が100%でない場合と同様である。
【0026】
次に、図3に示すように、Nチャネル形FET T3 ,T2 がオフ、Nチャネル形FET T1 ,T4 がオンになり、モータ電流が実線のように流れるとき、Nチャネル形FET T1 のソース、コンデンサC1 、抵抗R1 、Nチャネル形FET T1 のゲートの破線に示す経路で(このとき、NPNトランジスタTr1 はオフである)、コンデンサC1 の両端子間電圧(≒Vcc)が印加される。このとき、Nチャネル形FET T1 のソース電圧VS ≒Vccであるので、Nチャネル形FET T1 のゲートには略2Vccの電圧が印加され、当初は、ゲート・ソース間電圧VGSが維持される。
しかし、コンデンサC1 が充電される時間が無くなり、時間が経過するに従い、Nチャネル形FET T1 のゲート・ソース間のリーク電流、NPNトランジスタのリーク電流等により、コンデンサC1 が放電し、Nチャネル形FET T1 のゲート電圧VG が低下する。
【0027】
上述の動作の間、Nチャネル形FET T1 に付加されたチャージポンプ回路は、発振回路10からの矩形波が低電位のときは、電源電圧Vcc、ダイオードD7 、コンデンサC2 、ダイオードD5 の経路で、コンデンサC2 が充電され、コンデンサC2 の両端子間電圧は略Vccになる。(このとき、Nチャネル形FETT1 のソース電圧VS ≒Vccであるが、抵抗R5 により、ダイオードD5 のアノードは略矩形波の低電位に維持される)。
【0028】
発振回路10からの矩形波が高電位のときは、ダイオードD5 がオフになるが、ダイオードD1 のカソード電位が、コンデンサC1 の放電によって、Nチャネル形FET T1 のゲート電圧VG と共に低下し、ダイオードD1 のアノード電位より低下すると、コンデンサC2 、ダイオードD1 、抵抗R1 の経路で、コンデンサC2 の両端子間電圧がNチャネル形FET T1 のゲートへ印加される。コンデンサC2 は、上述のリーク電流により放電すると共に、コンデンサC1 を充電する。このとき、Nチャネル形FET T1 のソース電圧VS ≒Vccであるので、ゲートへ印加される電圧は略2Vccである。
【0029】
以後、リーク電流によりコンデンサC1 が放電する電荷量と、コンデンサC1 がコンデンサC2 により充電される電荷量とは、ゲート電圧VG =Vcc〜2Vccの範囲内で均衡する。従って、PWM波のデューティ比が100%の状態が続く場合でも、Nチャネル形FET T1 のオン抵抗が増大しないゲート・ソース間電圧VGSが維持される。
Nチャネル形FET T3 に付加されたブートストラップ回路及びチャージポンプ回路の動作も同様である。
【0030】
【発明の効果】
本発明の第1〜第3発明に係るアクチュエータ駆動回路によれば、PWM波のデューティ比の範囲を制限する必要がなく、デューティ比制限回路が不要なアクチュエータ駆動回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1〜3発明に係るアクチュエータ駆動回路の1実施例の要部構成を示す回路図である。
【図2】図1に示すアクチュエータ駆動回路の動作を説明するための説明図である。
【図3】図1に示すアクチュエータ駆動回路の動作を説明するための説明図である。
【図4】従来のアクチュエータ駆動回路の1例の要部構成を示す回路図である。
【図5】従来のアクチュエータ駆動回路の動作を説明するための波形図である。
【図6】従来のアクチュエータ駆動回路の1例の要部構成を示す回路図である。
【図7】従来のアクチュエータ駆動回路の1例の要部構成を示す回路図である。
【符号の説明】
10 発振回路
11 PWM波発生回路
C1 〜C4 コンデンサ
D1 ,D3 ,D5 〜D8 ダイオード
M モータ(アクチュエータ)
R1 〜R6 抵抗
T1 〜T4 Nチャネル形FET
Tr1 〜Tr4 NPNトランジスタ
Vcc 電源電圧[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an improvement in an actuator driving circuit that performs PWM driving of an actuator such as a motor by a field effect transistor.
[0002]
[Prior art]
FIG. 4 is a circuit diagram showing a schematic configuration of an example of a conventional actuator drive circuit used in an electric power steering device. The actuator drive circuit bridges the connection point between the N-channel FETs T1 and T2 and the connection point between the N-channel FETs T3 and T4 of the bridge-connected N-channel FETs (field-effect transistors) T1 to T4. Is connected to the motor M.
The gates of the N-channel FETs T1 to T4 are supplied with the power supply voltage Vcc through the resistors R1 to R4, respectively, and are connected to the collectors of the NPN transistors Tr1 to Tr4, respectively. The emitters of the NPN transistors Tr1 to Tr4 are grounded.
[0003]
The NPN transistors Tr1 to Tr4 are supplied with a PWM signal from a PWM (pulse width modulation) wave generating circuit (not shown) to each base, and are turned on / off. When the NPN transistors Tr1 to Tr4 are turned on, the N-channel FETs whose gates are connected to their collectors are turned off, and when they are turned off, they are turned on.
As shown in FIG. 5, the bases of the NPN transistors Tr1 to Tr4 are driven by a pair of N-channel FETs T1: T4, T3: T2, which are connected in series via a motor M, in a complementary relationship as shown in FIG. As described above, a PWM signal is provided.
The power supply voltage Vcc is applied to the drains of the N-channel FETs T1 and T3 on the power supply voltage Vcc side, and the sources of the N-channel FETs T2 and T4 on the ground side are grounded.
[0004]
In such an actuator drive circuit, for example, as shown in FIG. 4, when the N-channel FETs T1 and T4 are turned on and the N-channel FETs T3 and T2 are turned off and the motor current flows as shown by the solid line, The gate voltage V G ≒ Vcc and the source voltage V S ≒ Vcc of the channel type FET T1, the gate-source voltage V GS approaches 0V, the on-resistance of the N-channel type FET T1 increases, and the FET is thermally destroyed. May cause.
Therefore, conventionally, when the N-channel FETs T1 and T3 are on, respectively, as shown in FIG. 6, the N-channel FETs T1 and T3 can maintain the gate-source voltage V GS at which the on-resistance does not increase. A bootstrap circuit is added to each of T3.
[0005]
In the bootstrap circuit added to the N-channel FET T1, a forward diode D1 is connected between the resistor R1 and the power supply voltage Vcc, and the connection point of the resistor R1 and the diode D1 and the source of the N-channel FET T1 are connected to each other. And a capacitor C1 is connected between them.
Similarly, in the bootstrap circuit added to the N-channel FET T3, a forward diode D3 is connected between the resistor R3 and the power supply voltage Vcc, and the connection point between the resistor R3 and the diode D3 is connected to the N-channel FET T3. And a capacitor C3 is connected between the source and the source.
[0006]
In the bootstrap circuit added to the N-channel FET T1, for example, as shown in FIG. 6, the N-channel FETs T3 and T2 are turned on, the N-channel FETs T1 and T4 are turned off, and the motor current changes as indicated by the solid line. Flows through the power supply voltage Vcc, the diode D1, the capacitor C1, and the source (≒ 0 V) of the N-channel type FET T1 indicated by a broken line, the capacitor C1 is charged, and the voltage between both terminals of the capacitor C1 becomes approximately Vcc. .
[0007]
Next, as shown in FIG. 7, when the N-channel FETs T3 and T2 are turned off and the N-channel FETs T1 and T4 are turned on and the motor current flows as indicated by the solid line, the source of the N-channel FET T1 is The voltage between the two terminals of the capacitor C1 (≒ Vcc) is applied through a path indicated by a broken line of the capacitor C1, the resistor R1, and the gate of the N-channel FET T1 (the NPN transistor Tr1 is off at this time). At this time, since the source voltage V S ≒ Vcc of the N-channel FET T1, approximately 2 Vcc is applied to the gate of the N-channel FET T1, and the gate-source voltage V GS at which the on-resistance does not increase is maintained. Is done.
The same applies to the operation of the bootstrap circuit added to the N-channel FET T3.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the duty ratio of the PWM wave is 100% (or 0%), the bootstrap circuit on the side of the N-channel FET that is turned on has no time to charge the capacitor. The capacitor discharges due to the leak current between the gate and the source of the FET, the leak current of the NPN transistor, and the like, the gate-source voltage V GS decreases, and the on-resistance increases.
Therefore, conventionally, a duty ratio range limiting circuit for preventing the duty ratio of the PWM wave from becoming 100% or close to 100% is provided to limit the range of the duty ratio, and the maximum output of the actuator is limited accordingly. Problem.
The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is an object of the present invention to provide an actuator drive circuit that does not need to limit the range of the duty ratio of a PWM wave, and therefore does not require a duty ratio limiting circuit. .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The actuator drive circuit according to the first invention of the present invention turns on / off a field effect transistor with a PWM wave in order to supply power to and drive the actuator, and the first voltage maintaining circuit causes the field effect transistor to perform the electric field effect according to the PWM wave. In an actuator drive circuit that maintains a gate voltage required to turn on a transistor, the actuator drive circuit includes a capacitor, complements the first voltage maintenance circuit, and sets a gate voltage required to turn on the field-effect transistor, A second voltage maintaining circuit for maintaining the capacitor by charging and discharging; and an oscillation circuit for outputting a signal for charging and discharging the capacitor.
[0010]
The actuator drive circuit according to the second invention is characterized in that the first voltage maintenance circuit is one of a bootstrap circuit and a charge pump circuit, and the second voltage maintenance circuit is a charge pump circuit.
[0011]
An actuator drive circuit according to a third aspect of the present invention connects an actuator so as to bridge a bridge-connected field-effect transistor, and applies a PWM signal to each of the field-effect transistors provided on a power supply side of the field-effect transistors. An actuator drive circuit comprising a bootstrap circuit for maintaining a gate voltage required to turn on, and selectively turning on a pair of the field-effect transistors connected in series via the actuator by the PWM wave. A charge pump circuit that is added to each of the field effect transistors provided on the power supply side and supplements and maintains the gate voltage necessary for turning on the respective bootstrap circuits, and the charge pump circuit. And an oscillating circuit to operate. To.
[0012]
[Action]
In the actuator drive circuit according to the first aspect of the present invention, the second voltage maintenance circuit complements the first voltage maintenance circuit, and the oscillation circuit outputs a gate voltage required to turn on the field effect transistor. This is maintained by charging and discharging the capacitor with the signal. Thus, the gate voltage required to turn on the field effect transistor according to the PWM wave can be maintained regardless of the duty ratio of the PWM wave.
[0013]
In the actuator drive circuit according to the second aspect, either the bootstrap circuit or the charge pump circuit maintains a gate voltage required to turn on the field-effect transistor according to the PWM wave as in the related art, and the charge pump circuit The gate voltage required to turn on the field effect transistor is maintained regardless of the duty ratio of the PWM wave.
[0014]
In the actuator drive circuit according to the third invention, the charge pump circuit added to each of the field-effect transistors provided on the power supply side is operated by the oscillation circuit, and the gate voltage required to turn on the respective field-effect transistors. To maintain. Thus, the gate voltage required to turn on the field effect transistor provided on the power supply side according to the PWM wave is maintained regardless of the duty ratio of the PWM wave.
[0015]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the drawings showing the embodiments.
FIG. 1 is a circuit diagram showing a schematic configuration of one embodiment of an actuator drive circuit according to the present invention, which is an example used for an electric power steering device. This actuator drive circuit bridges the connection point between the N-channel FETs T1 and T2 and the connection point between the N-channel FETs T3 and T4 of the bridge-connected N-channel FETs (field-effect transistors) T1 to T4. Motor M is connected as described above.
The gates of the N-channel FETs T1 to T4 are connected to the collectors of the NPN transistors Tr1 to Tr4, respectively. The emitters of the NPN transistors Tr1 to Tr4 are grounded. The power supply voltage Vcc is supplied to the gates of the N-channel type FETs T2 and T4 through the resistors R2 and R4, respectively.
[0016]
The NPN transistors Tr1 to Tr4 are supplied with a PWM signal from a PWM (pulse width modulation) wave generating circuit (not shown) to each base, and are turned on / off. When the NPN transistors Tr1 to Tr4 are turned on, the N-channel FETs whose gates are connected to their collectors are turned off, and when they are turned off, they are turned on.
As shown in FIG. 5, the bases of the NPN transistors Tr1 to Tr4 are driven by a pair of N-channel FETs T1: T4, T3: T2, which are connected in series via a motor M, in a complementary relationship as shown in FIG. As described above, a PWM signal is provided.
The power supply voltage Vcc is applied to the drains of the N-channel FETs T1 and T3 on the power supply voltage Vcc side, and the sources of the N-channel FETs T2 and T4 on the ground side are grounded.
[0017]
A bootstrap circuit (first voltage maintaining circuit) and a charge pump circuit (second voltage maintaining circuit) are added to the N-channel FETs T1 and T3 on the power supply voltage Vcc side, respectively, and are added to the N-channel FET T1. In the bootstrap circuit, the cathode of the diode D1 is connected to the other end of the resistor R1 having one side connected to the gate of the N-channel type FET T1, and the connection point between the resistor R1 and the diode D1 and the source of the N-channel type FET T1. And a capacitor C1 is connected between them.
In the charge pump circuit added to the N-channel type FET T1, a forward diode D7 is connected between the anode of the diode D1 and the power supply voltage Vcc, and the connection point between the diodes D1 and D7 and the N through a resistor R5. A capacitor C2 is connected between the source of the channel type FET T1. In this configuration, an anode of a diode D5 is connected to a connection point between the capacitor C2 and the resistor R5.
[0018]
In the bootstrap circuit added to the N-channel FET T3, the cathode of the diode D3 is connected to the other end of the resistor R3, one of which is connected to the gate of the N-channel FET T3, and the connection point between the resistor R3 and the diode D3 is N In this configuration, a capacitor C3 is connected between the source of the channel type FET T3.
In the charge pump circuit added to the N-channel type FET T3, a forward diode D8 is connected between the anode of the diode D3 and the power supply voltage Vcc, and a connection point between the diodes D3 and D8 and the N through a resistor R6. A capacitor C4 is connected between the source of the channel type FET T3. The connection point between the capacitor C4 and the resistor R6 is connected to the anode of a diode D6.
[0019]
The cathodes of the diodes D5 and D6 are commonly connected, and the connection point is connected to the output terminal of an OP amplifier constituting the
The oscillation circuit that applies a rectangular wave to the connection point between the cathodes of the diodes D5 and D6 may be different from the
[0020]
The operation of the actuator drive circuit having such a configuration will be described below, focusing on the N-channel FET T1.
When the duty ratio of the PWM wave is not 100% (or 0%), for example, as shown in FIG. 2, the N-channel FETs T3 and T2 are turned on, and the N-channel FETs are turned on.
When T1 and T4 are turned off and the motor current flows as shown by the solid line, the capacitor C1 is charged along the path shown by the broken line of the power supply voltage Vcc, the diode D1, the capacitor C1, and the source (≒ 0 V) of the N-channel FET T1. As a result, the voltage between both terminals of the capacitor C1 becomes substantially Vcc.
[0021]
During the operation described above, the charge pump circuit added to the N-channel type FET T1 operates such that when the rectangular wave (duty ratio is 50%) from the
When the rectangular wave from the
[0022]
Next, as shown in FIG. 3, when the N-channel FETs T3 and T2 are turned off and the N-channel FETs T1 and T4 are turned on and the motor current flows as indicated by the solid line, the source of the N-channel FET T1 is The voltage between the two terminals of the capacitor C1 (≒ Vcc) is applied through a path indicated by a broken line of the capacitor C1, the resistor R1, and the gate of the N-channel FET T1 (the NPN transistor Tr1 is off at this time). At this time, since the source voltage V S ≒ Vcc of the N-channel FET T1, approximately 2 Vcc is applied to the gate of the N-channel FET T1, and the gate-source voltage V GS at which the on-resistance does not increase is maintained. Is done.
[0023]
During the above-described operation, the charge pump circuit added to the N-channel type FET T1 uses the path of the power supply voltage Vcc, the diode D7, the capacitor C2, and the diode D5 when the rectangular wave from the
[0024]
When the rectangular wave from the
[0025]
When the duty ratio of the PWM wave is 100% (0%) or close to 100%, for example, as shown in FIG. 2, the N-channel FETs T3 and T2 are turned on, and the N-channel FETs T1 and T4 are turned off. When the motor current flows as indicated by the solid line, the operations of the bootstrap circuit and the charge pump circuit are the same as those when the duty ratio of the PWM wave is not 100%.
[0026]
Next, as shown in FIG. 3, when the N-channel FETs T3 and T2 are turned off and the N-channel FETs T1 and T4 are turned on and the motor current flows as indicated by the solid line, the source of the N-channel FET T1 is The voltage between the two terminals of the capacitor C1 (≒ Vcc) is applied through the path indicated by the broken line of the capacitor C1, the resistor R1, and the gate of the N-channel FET T1 (at this time, the NPN transistor Tr1 is off). At this time, since the source voltage of the N-channel FET T1 is V S ≒ Vcc, a voltage of about 2 Vcc is applied to the gate of the N-channel FET T1, and the gate-source voltage V GS is initially maintained. .
However, the time required for the capacitor C1 to be charged is lost, and as the time elapses, the capacitor C1 is discharged due to the leak current between the gate and the source of the N-channel FET T1, the leak current of the NPN transistor, etc. gate voltage V G of T1 decreases.
[0027]
During the above-described operation, the charge pump circuit added to the N-channel type FET T1 uses the path of the power supply voltage Vcc, the diode D7, the capacitor C2, and the diode D5 when the rectangular wave from the
[0028]
When the rectangular wave from the
[0029]
Thereafter, the amount of charge the capacitor C1 is discharged by a leakage current, the amount of charge the capacitor C1 is charged by the capacitor C2, to balance within the range of the gate voltage V G = Vcc~2Vcc. Therefore, even when the duty ratio of the PWM wave continues at 100%, the gate-source voltage V GS at which the on-resistance of the N-channel type FET T1 does not increase is maintained.
The same applies to the operation of the bootstrap circuit and the charge pump circuit added to the N-channel FET T3.
[0030]
【The invention's effect】
According to the actuator driving circuits according to the first to third aspects of the present invention, it is not necessary to limit the range of the duty ratio of the PWM wave, and it is possible to realize an actuator driving circuit that does not require a duty ratio limiting circuit.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit diagram showing a main part configuration of an embodiment of an actuator drive circuit according to first to third inventions.
FIG. 2 is an explanatory diagram for explaining an operation of the actuator drive circuit shown in FIG.
FIG. 3 is an explanatory diagram for explaining an operation of the actuator drive circuit shown in FIG. 1;
FIG. 4 is a circuit diagram showing a configuration of a main part of an example of a conventional actuator drive circuit.
FIG. 5 is a waveform chart for explaining the operation of a conventional actuator drive circuit.
FIG. 6 is a circuit diagram showing a main configuration of an example of a conventional actuator drive circuit.
FIG. 7 is a circuit diagram showing a configuration of a main part of an example of a conventional actuator drive circuit.
[Explanation of symbols]
10
R1 to R6 Resistance T1 to T4 N-channel type FET
Tr1 to Tr4 NPN transistor Vcc power supply voltage
Claims (3)
コンデンサを有し、前記第1の電圧維持回路を補完して、前記電界効果トランジスタをオンさせるために必要なゲート電圧を、前記コンデンサを充放電させることにより維持する第2の電圧維持回路と、前記コンデンサを充放電させるための信号を出力する発振回路とを備えることを特徴とするアクチュエータ駆動回路。In order to supply power to and drive the actuator, the field effect transistor is turned on / off by a PWM wave, and a first voltage maintaining circuit maintains a gate voltage required to turn on the field effect transistor according to the PWM wave. In the actuator drive circuit,
A second voltage maintaining circuit having a capacitor, which complements the first voltage maintaining circuit and maintains a gate voltage required to turn on the field effect transistor by charging and discharging the capacitor; An oscillation circuit that outputs a signal for charging and discharging the capacitor.
前記電源側に設けられた電界効果トランジスタそれぞれに付加され、それをオンさせるために必要なゲート電圧を、それぞれの前記ブートストラップ回路を補完して維持するチャージポンプ回路と、該チャージポンプ回路を作動させる発振回路とを備えることを特徴とするアクチュエータ駆動回路。An actuator is connected so as to bridge the bridge-connected field-effect transistors, and a gate voltage necessary for turning on each of the field-effect transistors provided on the power supply side among the field-effect transistors according to the PWM wave is maintained. An actuator drive circuit comprising a bootstrap circuit that selectively turns on a pair of the field effect transistors connected in series via the actuator by the PWM wave.
A charge pump circuit that is added to each of the field effect transistors provided on the power supply side and complements and maintains the gate voltage required to turn on the respective bootstrap circuits; and operates the charge pump circuit. An actuator drive circuit comprising: an oscillation circuit for causing the actuator to drive.
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