JP3561726B2 - 採油用ライザー管の浮力調整方法および採油用ライザー管を使用する石油生産システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、海底下で採取した石油を海底から海上の船型浮体まで移送するために使用される採油用ライザー管の浮力を調整する方法および該採油用ライザー管を使用する石油生産システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示す採油用ライザー管1は、海底下で採油した石油を海底から海上の船型浮体2まで移送するものであり、鋼等で形成されている。このライザー管1は、その下半部周囲に配設したフロート部材3によって該下半部が浮力過剰な状態に置かれており、このため、その下端部が海底面に対してほぼ直角な姿勢を維持している。
一方、ライザー管1の上半部は、自重によって下向きな姿勢を維持し、かつ、浮体2の上下動に応じて、剛性構造が許容するわずかな撓みの範囲内で湾曲変形する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記ライザー管1の上端には、ほぼその上半部の自重が張力として作用し、また、該ライザー管1の下端には、ほぼその下半部の余剰浮力が張力として作用する。したがって、このライザー管1の張力分布は図9のように表わされる。
上記ライザー管1に作用する張力は、水深が大きくなるに伴って増大するので、大水深下での採油作業に対応するためには、ライザー管1本体およびその上下端の支持構造を強固にしなければならないが、これは、設備コストをアップさせる要因の1つになる。
一方、採油用ライザー管を使用する石油生産システムにおいては、風、波、潮流等の外力が船型浮体に作用して、ヨウ運動(水平面内回転運動)だけでなく、ロール運動(横揺れ運動)およびピッチ運動(縦揺れ運動)する。
従来においては、上記船型浮体に設けられたタレットによって上記ヨウ運動に伴う採油用ライザー管のねじれを防止するようにしていたが、このタレットはロール運動およびピッチ運動に伴う採油用ライザー管の傾きを回避する機能を有していない。このため、ロール運動およびピッチ運動時にライザー管の支持点に曲げモーメントが作用して、その支持機構の負担が大きくなるという問題を生じている。
【0004】
本発明の課題は、このような従来の技術の問題点に鑑み、採油用ライザー管の上下端部に作用する張力を可及的に低減することができる採油用ライザー管の浮力調整方法を提供することにある。
また、本発明の他の課題は、採油用ライザー管の支持点に曲げモーメントが発生するのを回避することができる採油用ライザー管を使用する石油生産システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係る採油用ライザー管の浮力調整方法は、前記ライザー管の下半部に作用させていた浮力を、該ライザー管の下半部の上方部を除く第1の区間と上半部の上方部を除く第2の区間に分散させるようにし、前記第1の区間が、前記ライザー管の上端より略3L/4(L:ライザー管の全長)離れた点以下の区間であり、前記第2の区間が、前記ライザー管の上端より略L/4離れた点と略L/2離れた点との間の区間であることを特徴としている。
【0006】
また、本発明に係る採油用ライザー管の浮力調整方法は、前記ライザー管の下半部に作用させていた浮力を、該ライザー管の下半部の上方部を除く第1の区間と、前記下半部の上方部を含みかつ上半部の上方部を除く部位を含む第2の区間に分散させ、前記第2の区間には、中性浮力を作用させるようにしたことを特徴としている。
【0007】
さらに、本発明に係る採油用ライザー管の浮力調整方法は、前記第1の区間が、前記ライザー管の上端より略3L/4離れた点以下の区間であり、前記第2の区間が、前記ライザー管の上端より略L/4離れた点と略3L/4離れた点との間の区間であることを特徴としている。
【0008】
上記他の課題を解決する本発明に係る石油生産システムは、採油用ライザー管をタレットを介して支持する船型浮体を備え、海底下で採取した石油を前記採油用ライザー管を介して海底から海上まで移送する石油生産システムであって、前記タレットが、球面を有する球面ブロックを球面軸受けによって支持した構造を有し、前記球面ブロックに前記ライザー管を支持させたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る採油用ライザー管の浮力調整方法について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示している。なお、この図1において、図8に示す各要素と共通する要素には同一の符号を付してある。
【0010】
図1に示す採油用ライザー管1は、海底下で採油した石油を海底から海上の船型浮体2まで移送するために使用するものであり、鋼等で形成されている。このライザー管1は、その上端より略3L/4(L:ライザー管の全長)離れた点以下の区間の周囲にフロート部材3−1を配設し、かつ、上記上端より略L/4離れた点と略L/2離れた点との間の区間の周囲にフロート部材3−2を配設してある。
なお、フロート部材3−1,3−2のそれぞれと図8に示したフロート部材3とは、長さが異なる(前者の長さは後者の長さの半分)ものの、構造および機能においては同一である。
【0011】
この実施例においては、図8に示すフロート部材3の浮力が上記各フロート部材3−1,3−2に分散されるので、ライザー管1が海中において図示したような形態を示す。なお、図1の鎖線1は、図8に示すライザー管1と同じ形態を示している。
【0012】
このように、この実施例では、ライザー管1の上半部側(上記略L/4の点と略2L/4の点との間に位置する区間)に浮力を分散させているので、該ライザー管1の張力分布が図2に実線で示したようになる。
すなわち、上方のフロート部材3−2による浮力によってライザー管1の上端での張力が図8の場合におけるそれ(鎖線参照)の約半分に低減され、かつ、下方のフロート部材3−1による浮力が図8の場合の半分になるので、ライザー管1の下端における張力も図8の場合におけるそれ(鎖線参照)の約半分に低減される。
【0013】
したがって、ライザー管1本体およびその上下端の支持構造として従来と同様のものを採用した場合、より水深の大きな場所での作業が可能になり、また、水深がそれほど大きくないところの作業に適用する場合には、上記支持構造の必要強度を従来よりも低くすることができる。
【0014】
なお、上記実施例では、フロート部材3−1,3−2の長さを等しくして、図8に示すフロート部材3の浮力を該各フロート部材3−1,3−2に等分散するようにしているが、これらのフロート部材3−1,3−2の長さを異ならせること、つまり、これらのフロート部材3−1,3−2に対する上記張力の分散比率を異ならせることも可能である。
また、上記フロート部材3−1,3−2は、必ずしも図1に示した位置に設ける必要はなく、それらの配設位置が若干上下にずれてもライザー管1の上下端の張力低減効果が得られる。
【0015】
要するに、ライザー管1の下半部に作用させていた図8のフロート部材3による浮力を、該ライザー管1の下半部の上方部を除く第1の区間と上半部の上方部を除く第2の区間とに分散させるようにすれば、ライザー管1の,上下端における張力を低減することができる。
【0016】
更に、上記実施例では、1個のフロート部材3−2をライザー管1の上半部内に配設してあるが、このフロート部材を複数に分割して、それらをたとえば上記フロート部材の配設区間に間欠的に配列させることも可能である。この場合、例えば分割フロート部材の配列数を3個とすると、その配列区間におけるライザー管1の張力は、図2に点線で例示したようになる。
【0017】
図3は、本発明の第2の実施形態を示している。この実施形態におけるライザー管1は、その上端より略3L/4離れた点以下の区間にフロート部材3−1を配設するとともに、上記上端より略L/4離れた点と略3L/4離れた点との間の区間にフロート部材3−3を配設している。
フロート部材3−1は、その配設区間に過剰浮力を作用させる。フロート部材3−3は、フロート部材3−1のほぼ2倍の長さを有し、その配設区間における浮力がほぼ中性浮力となるようにその浮力が設定されている。
【0018】
この第2の実施形態によれば、図8に示すフロート部材3の浮力がフロート部材3−1,3−3に分散されるので、ライザー管1の張力分布が図4に実線で示したようになる。
すなわち、上方のフロート部材3−3による浮力によってライザー管1の上端での張力が図8の場合におけるそれ(鎖線参照)の約半分に低減され、かつ、下方のフロート部材3−1による浮力が図8の場合の半分になるので、ライザー管1の下端における張力も図8の場合におけるそれ(鎖線参照)の約半分に低減される。そして、フロート部材3−3の配設区間におけるライザー管1の張力がほぼゼロになる。
したがって、この第2の実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、ライザー管1の上下端における張力を低減することができる
【0019】
なお、上記実施例では、フロート部材3−1の長さをライザー管1の長さの略1/4に、また、フロート部材3−3の長さをライザー管1の長さの略1/2にそれぞれ設定しているが、必ずしもそのように設定しなくても良い。
すなわち、フロート部材3−1の長さは、ライザー管1の下端の張力の低減作用(この作用を得るためには、ライザー管1の長さの1/2よりも短くする必要がある。)と、該ライザー管1の下端部を海底面にほぼ直角にさせる過剰浮力作用とが得られるのであれば、ライザー管1の長さの略1/4に限定されない。
【0020】
また、フロート部材3−3の長さは、ライザー管1の上端の張力の低減作用(この作用を得るためには、その上端がライザー管1の中間点よりも上方に位置している必要がある。)が得られ、かつ、該ライザー管1の上端部が自重によってほぼ垂直な姿勢になるという条件が満たされれば、ライザー管1の長さの略1/2に限定されない。
【0021】
図5は、石油生産システムの要素である前記船型浮体2の部分平面図である。また、図6および図7は、それぞれ図5のA−A断面図およびB−B断面図である。これらの図に示すように、船型浮体2はタレット5を備え、このタレット5に接続された係留索6を介して海底に係留されている。そして、前記ライザー管1は、このタレット5にその上端が支持されている。
【0022】
タレット5は、球面を有する球面ブロック5aと、この球面ブロック5aの軸線に沿って一体形成された円柱部5bとを備えている。球面ブロック5aは、球体の上部および下部を平坦にした形状を有し、その球面に接する球面軸受け7を介して船型浮体2の船体2aに水平に支持されている。
上記球面ブロック5aを備えたタレット5によれば、上記円柱部5bを任意の方向に傾動させることができるとともに、その円柱部5bをその軸線を中心として回動させることができる。
【0023】
上記タレット5は、索6によってその運動がほぼ規制されている。したがって、船型浮体2が風、波、潮流等の外力によって例えばヨウ方向に付勢された場合、この浮体2の船体2aがタレット5を中心として例えば図5に鎖線で示したようにヨウイングすることになる。
また、船型浮体2が、上記外力によってピッチ方向およびロール方向に付勢された場合には、その船体2aがタレット5を中心として例えば図6および図7に鎖線で示したようにヨウイングおよびローリングをすることになる。
【0024】
このように、上記タレット5を備えた船型浮体2によれば、該浮体2がヨウ、ピッチ、ロールのいずれの方向に運動した場合でも、タレット5の円柱部5bがほぼ垂直な姿勢を保持するので、この円柱部5bに接続されたライザー管1に曲げモーメントが作用しない。したがって、ライザー管1本体およびその上下端の支持構造に対する外力負荷を低減して、それらの疲労を少なくすることが可能になる。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ライザー管の下半部に作用させていた浮力を、該ライザー管の下半部の上方部を除く第1の区間と上半部の上方部を除く第2の区間に分散させるようにしているので、上記ライザー管の上下端に作用する張力を低減することができる。したがって、ライザー管本体およびその上下端の支持構造として従来と同様のものを採用した場合、より水深の大きな場所での作業が可能になり、また、水深がそれほど大きくないところの作業に適用する場合には、上記支持構造の必要強度を従来よりも低くすることができる。
【0026】
そして、特に請求項1の発明では、前記第1の区間が、前記ライザー管の上端より略3L/4(L:ライザー管の全長)離れた点以下の区間であり、前記第2の区間が、前記ライザー管の上端より略L/4離れた点と略L/2離れた点との間の区間であるので、ライザー管の上下端に作用する張力が該ライザー管の下半部に浮力を作用させた場合のそれに比してほぼ半減することになる。
【0027】
請求項2に係る発明によれば、ライザー管の下半部に作用させていた浮力を、該ライザー管の下半部の上方部を除く第1の区間と、前記下半部の上方部を含みかつ上半部の上方部を除く部位を含む第2の区間とに分散させ、前記第2の区間に中性浮力を作用させるようにしているので、請求項1に係る発明と同様な効果を得ることができる。
【0028】
請求項3に係る発明によれば、前記第1の区間が、前記ライザー管の上端より略3L/4離れた点以下の区間であり、前記第2の区間が、前記ライザー管の上端より略L/4離れた点と略3L/4離れた点との間の区間であるので、請求項1に係る発明と同様な効果を得ることができる。
【0029】
請求項4に係る発明によれば、採油用ライザー管を支持するタレットが、球面を有する球面ブロックを球面軸受けによって支持した構造を有するので、上記タレットを備える船型浮体がヨウ、ピッチ、ロールのいずれの方向に運動した場合でも、タレットの姿勢が保持される。
したがって、タレットに支持されたライザー管に曲げモーメントが作用するのを回避して、ライザー管本体およびその上下端の支持構造に対する外力負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浮力調整方法の一実施形態を示す概念図。
【図2】図1の実施形態におけるライザー管の張力分布を例示したグラフ。
【図3】本発明の浮力調整方法の他の実施形態を示す概念図。
【図4】図3の実施形態におけるライザー管の張力分布を例示したグラフ。
【図5】船型浮体におけるタレットの配設部を示す部分平面図。
【図6】図5のA−A断面図。
【図7】図5のB−B断面図。
【図8】従来におけるライザー管の浮力調整方法を示す概念図。
【図9】図8のライザー管の張力分布を例示したグラフ。
【符号の説明】
1 ライザー管
2 船型浮体
3−1〜3−3 フロート部材
5 タレット
5a 球面ブロック
5b 円柱部
6 係留索
7 球面軸受け
Claims (4)
- 海底下で採油した石油を海底から海上まで移送する採油用ライザー管の浮力を調整する方法であって、
前記ライザー管の下半部に作用させていた浮力を、該ライザー管の下半部の上方部を除く第1の区間と上半部の上方部を除く第2の区間に分散させるようにし、前記第1の区間が、前記ライザー管の上端より略3L/4(L:ライザー管の全長)離れた点以下の区間であり、前記第2の区間が、前記ライザー管の上端より略L/4離れた点と略L/2離れた点との間の区間であることを特徴とする採油用ライザー管の浮力調整方法。 - 海底下で採油した石油を海底から海上まで移送する採油用ライザー管の浮力を調整する方法であって、
前記ライザー管の下半部に作用させていた浮力を、該ライザー管の下半部の上方部を除く第1の区間と、前記下半部の上方部を含みかつ上半部の上方部を除く部位を含む第2の区間に分散させ、前記第2の区間には、中性浮力を作用させるようにしたことを特徴とする採油用ライザー管の浮力調整方法。 - 前記第1の区間が、前記ライザー管の上端より略3L/4離れた点以下の区間であり、前記第2の区間が、前記ライザー管の上端より略L/4離れた点と略3L/4離れた点との間の区間であることを特徴とする請求項2に記載の採油用ライザー管の浮力調整方法。
- 採油用ライザー管をタレットを介して支持する船型浮体を備え、海底下で採取した石油を前記採油用ライザー管を介して海底から海上まで移送する石油生産システムであって、
前記タレットが、球面を有する球面ブロックを球面軸受けによって支持した構造を有し、前記球面ブロックに前記ライザー管を支持させたことを特徴とする採油用ライザー管を使用する石油生産システム。
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