JP3558908B2 - ACCESS POINT SELECTION CONNECTION SYSTEM AND STORAGE MEDIUM RECORDING THE PROGRAM - Google Patents

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JP3558908B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、あるネットワークへの接続に際し、該ネットワークについてユーザーが利用可能な複数のアクセスポイントのうち、該ネットワークにおける通信相手(着信先)までの混雑状況や前記複数のアクセスポイントへの回線の状況に応じて、最適なアクセスポイントを選択して接続するアクセスポイント選択接続システム及びそのプログラムを記録した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、ユーザーがインターネットへダイヤルアップ接続して特定のドメインへアクセスしようとする場合、ユーザーは契約しているインターネット接続事業者(Internet Service Provider:ISP)(以下、プロバイダーと略す。)まで(もしくはそのアクセスポイントまで)電話回線を介して接続し、その後、ドメインネーム(アドレス)を指定することによりインターネットを介して特定のドメインにアクセスしていた。
【0003】
また、会社等のイントラネットへのダイヤルアップ接続についても、ユーザーはそのアクセスポイントまで電話回線を介して接続し、その後、目的のサーバー等のネーム(アドレス)を指定することによりインターネットを介してイントラネット内の目的のサーバー等にアクセスしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アクセスポイントより先のネットワークの混雑状況や、アクセスポイントまでの電話回線(アクセス回線)自体の状況(話中か空きか等)については、ユーザーが実際に接続を行うもしくは接続動作を行うまで知ることができなかった。このため、従来は、ユーザーが複数のプロバイダーと契約しているような場合や複数のアクセスポイントの電話番号を知っている場合でも、少なくとも一度は接続もしくは接続動作を行い、転送速度が遅いことや話中であることを認識してからでなければ、プロバイダーやアクセスポイントの電話番号を変えて接続し直すこともできず、煩雑な操作を強いられるとともに、一度接続してからの切り替えではその分、余計なコストがかかるという問題があった。
【0005】
また、プロバイダーについてみると、各方面に太い回線を所有する大規模なプロバイダーの寡占状態が進み、小規模なプロバイダーは特定の方面にのみ太い回線を所有している等の特色があってもシェアの獲得が難しく、淘汰されつつあるという問題があった。
【0006】
さらにまた、大規模なプロバイダーでは話中率を減らすために設備投資を最繁時に合わせて行い、市内や隣接地域に複数のアクセスポイントを設けている場合があるが、前述したようにアクセスポイントの変更にはユーザー側の煩雑な操作が必要であるため、ユーザーに効率的に利用させることが難しく、結果として設備の利用率の低下を招いていた。
【0007】
本発明の目的は、ユーザーに煩雑な操作や余分なコストの負担を強いることなく、該ユーザーが利用可能な複数のアクセスポイントのうちの最適なアクセスポイントを選択してネットワークへの接続を可能とするアクセスポイント選択接続システム及びそのプログラムを記録した記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、前記目的を達成するため、あるネットワークについてユーザーが利用可能な複数のアクセスポイントのうちの1つを選択して該ネットワークにユーザー端末を接続するアクセスポイント選択接続システムであって、ネットワーク上の各アクセスポイント、サーバー、ドメイン、ノード等のアドレス及びこれらの間の混雑状況等を定期的に収集し蓄積しておき、ユーザーよりの通信相手のアドレスを含む問い合わせ要求に対して、前記蓄積情報を基に各アクセスポイントと通信相手とを結ぶルート及びスループットを予測し、これに従ってユーザーが利用可能な複数のアクセスポイントのうちで最適なアクセスポイントを選択して応答するルーティング情報提供センターと、ユーザー端末から宛先アドレスを含む接続要求を受信した時、ユーザーよりの通信相手のアドレスを含む問い合わせ要求として前記ルーティング情報提供センターへ送り、該ルーティング情報提供センターからの応答を受け、前記選択されたアクセスポイントを介してユーザー端末をネットワークへ接続する端末接続装置とからなり、前記ルーティング情報提供センターと端末接続装置との間の通信をISDN回線のDチャネルパケットサービス等の論理多重可能な回線を用いて行うことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、実際の接続以前に最適なアクセスポイントを認識することができるので、従来、通信途中に転送速度が遅いことに気づいて別のアクセスポイントへ接続し直した場合のように無駄なコストをかけることがなく、また、実際の接続は端末接続装置によって行うことができるので、ユーザーに煩雑な操作を強いることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明をインターネットに適用した場合のシステム全体の概要を示すものである。
【0011】
本システム(End Point Routing:以下、EPRと略す。)は、大きく分けて、ネットワーク(インターネット)1に対してユーザーが利用可能な複数のアクセスポイント(契約済みのプロバイダーA,B,C)のいずれかを選択してユーザー端末2を接続する端末接続装置3と、インターネット1上の各プロバイダー、サーバー、ノード等のアドレスや混雑状況を収集し、各プロバイダーからインターネット1を介してユーザーの通信相手(サーバーaまたはb)にアクセスするルート及びスループットを予測し、最適なプロバイダーを選択して端末接続装置3に通知するルーティング情報提供センター4とからなっており、これらの間の通信はISDN回線のDチャネルパケットサービス等の論理多重可能な回線を用いて行われる。
【0012】
端末接続装置3(以下、単に接続装置と称す。)は、後述するように、
1.ユーザー端末2にそのOS配下で動くソフトウェアもしくはハードウェアを実装する、
2.ユーザー端末2のシリアルインタフェース等に接続されるターミナルアダプタ(TA)にソフトウェアもしくはハードウェアを追加する、
3.ユーザー端末2にLAN接続されるダイヤルアップ等のWAN接続ルーターにソフトウェアもしくはハードウェア(既存で実装されているアドレス変換(Network Adress Translater:NAT)機能を流用することにより新規追加分をなるべく少なくして)を追加する、
ことによって実現される。
【0013】
どの手法によっても、ユーザー端末2におけるユーザーインターフェースやアプリケーションに与える影響を最小限とするために、端末(もしくはそのアプリケーション)2に対する代理応答及び接続後のアドレス変換機能を装備し、ルーティング情報提供センター(以下、単にセンターと称す。)4との接続を意識させない仕組みとする。
【0014】
接続装置3における動作の概要を、ユーザー端末(もしくはそのアプリケーション)2、センター3及びプロバイダーとのやりとりを含めて図2に示す。
【0015】
(1) 接続装置3はユーザー端末2から、接続要求(宛先アドレスやURL等)を受け取ると、ユーザー端末2側にダミー(仮)のアクセスポイントのアドレスを含む接続中応答を返すとともに、センター4へDチャネルパケット等を使って接続し、前記情報を含む問い合わせ要求を行う。
【0016】
(2) 接続装置3はセンター4から、契約済みのプロバイダー中で最適なプロバイダー(アクセスポイント:接続先)のアドレス(電話番号)や速度情報を含む問い合わせ結果の応答を受け取る。
【0017】
なお、この際、予めデータベースに登録・蓄積したおいた契約済みのプロバイダーに関する情報等の設定情報等と前記結果応答とを比較処理して、受け取った応答が適切かどうかを判定するようにしても良い。
【0018】
(3) 接続装置3は前記選択されたプロバイダーのアドレスに対しBチャネル等による実際の回線接続を行い、接続が確立したら通常の通信と同じようにユーザー端末2に接続完了を通知する。
【0019】
回線接続では、Bチャネルのように占有するチャネル、あるいはDチャネルのように論理多重可能な回線を用いて、取得した情報を基にアクセスポイントとの接続を行う。
【0020】
(4) 以後、接続装置3はプロバイダーを介したユーザー端末2と通信相手との間の実際のデータ通信を中継することになるが、この際、仮のアクセスポイントと実際のアクセスポイント(プロバイダー)とのアドレス変換を行う。
【0021】
アクセスポイントのアドレスが動的に変更される場合、通常であればユーザー端末上のアプリケーションは再立ち上げ等が必要になるが、本発明では、これまで1対Nの接続のために用いられたNAT(アドレス変換機能)を、通常のターミナルアダプタやユーザー端末上のソフトウェア等の1対1向けのものに実装することにより、ユーザー端末上のユーザーインターフェースでは意識せずに使用可能とした。
【0022】
次に、接続装置3の構成例について説明する。ここでは、主にISDN回線を用いた例を示すが、FR(フレームリレー)やATM等の接続装置でも、Dチャネルの代わりに低速な論理パスを設け、情報に応じて1本の物理回線内の複数の接続先に対する論理パス等を制御することで同様の効果を得ることができる。
【0023】
図3は接続装置の実施の形態の一例、ここではユーザー端末上に実装されるソフトウェアで実現した例を示すもので、図中、20は端末接続装置を組み込んだユーザー端末、30は通常のTAである。
【0024】
ユーザー端末20は、既存のアプリケーション21、既存のソケット22、既存のネットワークプロトコル(TCP/IP等)23、既存のネットワークドライバ(PPP/NDIS等)24、既存のハードウェアドライバ(シリアル/LAN等)25、EPR用ソケット26、NAT機能部27及びEPR制御ドライバ28を備えており、また、TA30は、既存機能部31及び設定情報DB(データベース)32を備えている(但し、本発明に関係しない部分は省略してある。)。なお、図中、実線矢印はIP接続確立前の制御情報、点線矢印はIP接続確立後の制御情報、二重線矢印は接続確立後のデータの流れをそれぞれ示している。
【0025】
既存のアプリケーション21は、IPアドレスやURL等のリクエストをソケット26に対して要求する。ソケット26は、アプリケーション21に対して、接続中の状態を返し、EPR制御ドライバ28へIPアドレスやURL等のリクエスト情報を提供する。NAT機能部27はダミーのIPアドレスを割り当て、ISDN回線側で割り当てられたIPアドレスとの相互変換を行い、アプリケーションやドライバ側にダイアルアップ自体を意識させない。
【0026】
EPR制御ドライバ28は、TA等の接続状態を監視し、接続されていない/繋ぎ変えても良い設定の場合、ソケット26を経由してアプリケーション21から宛先IPアドレス等を取得し、センター側へ問い合わせを行い、応答を解読し、最適なアクセスポイントへDチャネルまたはBチャネルでPPP/IP接続を行う。また、NAT機能を使用せず、ドライバ24,25間で直接データをやりとりする場合、各プロバイダーによって割り当てられる接続先の電話番号/IPアドレスを既存のドライバ24に通知・認識させ、IPアドレスを変更させる(なお、この際、現在のPPPドライバのようにIPアドレスの変更も認識できる場合はPPPドライバに対して動的に接続先の電話番号の変更を通知するだけで良い。)。
【0027】
TA30の既存機能部31は、接続時の制御、応答、非同期/同期PPP変換等の定型的な処理も行うが、基本的には回線側とシリアルインターフェース(I/F)等との間のデータ中継を行う。設定情報DB(データベース)32は、予め登録されたユーザー名(ID)、パスワード等を蓄積している。
【0028】
図4は端末接続装置の実施の形態の他の例、ここではユーザー端末のシリアルインタフェース等に接続されるターミナルアダプタにソフトウェアもしくはハードウェアを追加実装して実現した例を示すもので、図中、40は端末接続装置を組み込んだターミナルアダプタである。
【0029】
ターミナルアダプタ40は、既存機能部41、設定情報DB(データベース)42、端末制御機能部43、NAT機能部44、PPP/IP−シリアル変換部45及びEPR制御機能部46を備えている(但し、本発明に関係しない部分は省略してある。)。
【0030】
既存機能部41は、接続時の制御、応答、非同期/同期PPP変換等の定型的な処理も行うが、基本的には回線側とシリアルインターフェース(I/F)等との間のデータ中継を行う。設定情報DB(データベース)42は、予め登録されたユーザー名、パスワード等とともに、予め登録されたセンター、契約済みのプロバイダー及びそのアクセスポイントの電話番号等を蓄積している。
【0031】
端末制御機能部43は、既存機能部41を介して送られてきたユーザー端末からの接続要求に対してダミーの接続完了応答を返すとともに、NAT機能部44にダミーのIPアドレスを割り当てる。NAT機能部44は、ISDN回線側で割り当てられたIPアドレスとシリアル側に割り当てたダミーのIPアドレスとの相互変換を行う。
【0032】
EPR制御機能部46は、NAT機能部44を利用して宛先IPアドレスを取得し、センター側へ問い合わせを行い、応答を解読し、最適なアクセスポイントへDチャネルまたはBチャネルでPPP/IP接続を行う。
【0033】
ユーザー端末2は、通常のものであり、TA40に対してシリアルインターフェース等を介してATコマンド等で発呼等の制御を行い、接続確立後はデータを全て解読し、IPとして処理を行う。
【0034】
図5は端末接続装置の実施の形態のさらに他の例、ここではユーザー端末にLAN接続されるNAT機能付きのルーターにソフトウェアもしくはハードウェアを追加実装して実現した例を示すもので、図中、50は端末接続装置を組み込んだルーターである。
【0035】
ルーター50は、既存のLAN側インタフェース(I/F)51、既存のルーティング機能部52、既存のTA機能部53、既存のNAT機能部54、設定情報DB(データベース)55及びEPR制御機能部56を備えている(但し、本発明に関係しない部分は省略してある。)。なお、図中、実線矢印はIP接続確立前の制御情報、二重線矢印は接続確立後のデータの流れ、点線矢印はEPR対応で追加される情報の流れをそれぞれ示している。
【0036】
ルーティング機能部52は、通常のルーターとして機能する場合、IPルーティング等の機能、ルーティング情報の制御、宛先に応じたダイヤルアップ先の制御(DDR)機能等を果たす。TA機能部53は、接続時の制御、応答、非同期/同期PPP変換等の定型的な処理も行うが、基本的には回線側プロトコルの解釈/制御を行う。NAT機能部54は、クライアント(ユーザー)から受信したパケットのIP/TCP/UDPヘッダを解釈し、外部への要求である場合、要求元IPアドレスを自身のWAN側I/Fに割り当てられたアドレスに変換してWAN側へ送出し、WAN側から受信したパケットは、受信したポート番号等を基にLAN側のリクエスト元を判別し、LAN側端末宛てのパケットとして宛先アドレスを変換してLAN側へ送出する。
【0037】
設定情報DB(データベース)55は、予め登録された各ユーザー名、パスワード等とともに、予め登録されたセンター、契約済みのプロバイダー及びそのアクセスポイントの電話番号等を蓄積している。EPR制御機能部56は、NAT機能部54を利用して宛先IPアドレスを取得し、センター側へ問い合わせを行い、応答を解読し、最適なアクセスポイントへDチャネルまたはBチャネルでPPP/IP接続を行う。
【0038】
どの実装方法でも、過去の問い合わせ結果を蓄積/統計処理して、センターに問い合わせを行わずに、ある程度の判断を行うようにすることもできる。この場合、記憶容量や処理能力の関係でユーザー端末上にソフトウェアで実装する方が有利となる。
【0039】
また、宛先までの回線速度のみを基準とし、頻繁に最新情報にする必要がないユーザーには、ルーティング情報をファイル化し、ユーザー端末やTAにダウンロードしてローカル処理で判断を行うようにしても良い。
【0040】
これら2種類の処理と、センターへの問い合わせを効率的に組み合わせることで、エンドユーザーは必要以上のコストをかけずに本システムのメリットを享受できる。
【0041】
ここで、接続装置とセンターとの間でやりとりするメッセージは、ごく単純、かつ短いものでなければ、レスポンスやセンターの負荷に悪影響を及ぼすこととなる。また、通信料が定額制でない状況でサービスを開始する場合、なるべく情報量を少なくする必要がある。さらに、1アカウントで複数の機器に設定されても判別できないという不正を防ぐために、発番による認証を行う必要がある(この情報はLAPDのフレーム内に記述されているので不要)。
【0042】
従って、接続装置とセンターとの間でやりとりするメッセージの項目としては、最低でも、
(リクエスト)接続装置→センター
ユーザーID、パスワード、シーケンスID:端末ユニーク、リクエスト種別:通常/再送等……、URL/IPアドレス種別、データ(URL/IPアドレス)
(応答)センター→接続装置
リクエストシーケンスID、回答種別:正常/判定不能/その他……、回答内容:ユーザーが登録したプロバイダーID(数字)
が必要と考えることができる。
【0043】
上記のデータで成立するには、ユーザーはサービスに入会する際に、プロバイダー名(コード化しておく)と、自分のTA/ルーター内でマッピングするためのID(数字4桁程度)を最低限登録し、自端末/TA/ルーターには、センタの番号、プロバイダーIDと対応するアクセスポイントの電話番号を登録する必要がある。
【0044】
前述では、ユーザーが使用するプロバイダーを全て登録する(コード化する)ことが前提となっているが、実際に数千、数万とあるプロバイダーに対する情報をセンターが実地調査する事は不可能に近い。また、1つのプロバイダーの複数のアクセスポイントから選択したい場合は判別できない。その他、会社経由のアクセス等の手段を持っている場合は、それらを比較対象にすることが上記のインターフェースでは不可能である。
【0045】
そこで、応答コードを
回答内容:ユーザーが登録したプロバイダー+アクセスポイントID(数字)
から、
回答内容:ユーザーが登録したプロバイダー+アクセスポイントID(数字)+(予想されるスループット(kbit/s)×アクセス回線使用率)
に変更することにより、TA側に「10kbit/s以下の回答が来たら会社経由にする」、「センターでサポートしていないけど契約しているプロバイダーは大体これぐらいの速度」等の設定で、本システムを利用可能とすることができる。
【0046】
図6はルーティング情報提供センターの実施の形態の一例、ここではインターネット接続向けサービスに対応した例を示すもので、図中、61はレスポンス調査エージェントサーバー、62はDB(データベース)/エンジンサーバー、63は通信サーバー、64はユーザー管理サーバー、65は管理端末である。
【0047】
レスポンス調査エージェントサーバー61は、インターネット上の各アクセスポイント、サーバー、ドメイン、ノード等のアドレスをインターネット上の管理装置から定期的に調査し、また、インターネット上の各アクセスポイント、サーバー、ドメイン、ノード等間の混雑(トラフィック)状況等をインターネット上の機器から定期的に調査する機能を有する。なお、ここではどれくらいの頻度で、どこまでの階層を調査するかの兼ね合いを資源や負荷の状態を勘案して調整することが重要となる。
【0048】
DB(データベース)/エンジンサーバー62は、トラフィック情報・ネットワーク構成情報DB、ユーザー管理DB及び課金・決済情報DBとともに、ルート選択エンジン(メインエンジン)を有し、通信サーバーからの問い合わせに対する回答を行う。
【0049】
通信サーバー63は、Dチャネルパケットを利用して、ユーザー端末からの調査(問い合わせ)要求を受け付け、DBサーバーへ中継し、また、中継サーバーからの応答をユーザー端末へ送出する。ユーザー管理サーバー64は、Web上での登録(オンラインサインアップ)及び各種エントリー変更を受け付ける必要があるので、これの受付・処理を行う。変更内容はDBサーバーへ反映される。
【0050】
管理端末65は、手動によるユーザー登録(管理)、各種の統計処理、課金・決済情報作成等を行う(保守サーバーの監視/サービス制御等の機能を、ここに実装しても良い。)。
【0051】
図7は本発明システムにおけるルーティング情報提供センターの動作の概要を示すものである。
【0052】
(1) 通信サーバー63がユーザー端末から調査(問い合わせ)要求を受け取り、DB/エンジンサーバ62に宛先アドレスやURL等の要求情報及び発信者番号を送ると、DB/エンジンサーバ62はユーザー管理DBに蓄積したユーザー情報により認証する。
【0053】
(2) DB/エンジンサーバ62はトラフィック情報・ネットワーク構成情報DBに蓄積した情報によりルート及びスループットを予測し、最適なプロバイダー(ルート)を選択し、通信サーバー63を介してユーザー端末側へ応答させる。
【0054】
(3) また、DB/エンジンサーバ62は課金・決済情報DBに蓄積した課金情報を基に該当ユーザーへの課金処理を行う。
【0055】
(4) レスポンス調査エージェントサーバー61は、DB/エンジンサーバ62から所定のスケジュール及び調査対象を含むアドレス及び混雑状況の調査要求を受け、インターネット上を調査し、その結果をDB/エンジンサーバ62のトラフィック情報・ネットワーク構成情報DBに反映させる。
【0056】
(5) ユーザー管理サーバー64は、DB/エンジンサーバ62のユーザー管理DB及び課金・決済情報DBに蓄積した情報を基に、ユーザー認証、利用状況/料金等の情報照会を処理するとともに、ユーザー登録/変更等の受付処理の結果をユーザー管理DBに反映する。
【0057】
また、図8はルーティング情報提供センターの実施の形態の他の例、ここでは単一プロバイダー内/企業向けに対応した例を示す。図中、61’はレスポンス調査エージェントサーバーであり、ネットワーク上の各アクセスポイント、サーバー、ノード等のアドレスをネットワーク上の管理装置から定期的に調査し、また、ネットワーク上の各アクセスポイント、サーバー、ノード等間の混雑(トラフィック)状況等をネットワーク上の機器から定期的に調査する機能を有する。
【0058】
また、62’はDB(データベース)/エンジンサーバーであり、課金・決済情報DBを持たない点を除いて図6のDB(データベース)/エンジンサーバー62とほぼ同様である。また、65’は管理端末であり、課金・決済情報作成を行わない点を除いて図6の管理端末65とほぼ同様である。また、通信サーバー63及びユーザー管理サーバー64は図6のものとほぼ同様である。
【0059】
なお、本センターの動作は、課金処理等がない点を除いて図7で説明したものとほぼ同様である。
【0060】
単一のプロバイダー内や、会社等のリモートアクセスに対して適用する場合は、アクセスサーバーの回線の使用状況等をSNMP(Simple Network Management Protocol)のMIB(Message Infomation Base)から取得すれば良いが、インターネット側の混雑状況についての計測方法については、pingによる方法では限界がある。
【0061】
そこで、インターネット上のルーターがSNMPエージェントであることを利用して、インターフェースの回線種別・速度やトラフィックを取得することが可能である。
【0062】
この情報と、契約しているプロバイダーから、ある程度の宛先にTrace Routeを行えばルーティング情報(経路設定)も知ることができるので、センター側ではスタティックな情報として、「回線の太さ入りインターネット地図」を作成することが可能である。言い換えれば、SNMPの必要な情報を全て取得することにより、Trace RouteではRound Trip以外の情報は不要となり、さらにTrace Routeで通過する経路以外の経路情報も取得して導き出すことが可能となる。
【0063】
上記に対して、時間的なパラメーターによる混雑等を重みづけ要素として定期的に計測し、付加することで、より正確な情報とすることが可能である。この手段では、全ドメインを定期的に巡回する方法に比べて、処理及びネットワークへの負荷を少なくすることができる。
【0064】
当然、インターネットも経路や回線は常に変動しているので、1度調査して終わりにはならない。全ドメインが1000万だとすると、1秒に1回ICMPでTrace Routeを行っても3ヶ月以上かかる。このため、問い合わせの頻度から順位を付けておき、よく問い合わせが来るところは優先的に調査を行うという仕組みを設けることで効率化できる。
【0065】
例として、1件でも問い合わせが来れば1ヶ月以内に再調査、週に10件以上来たら1週間以内に再調査、日に10件以上なら翌日に再調査、1時間に10件以上なら1時間以内に再調査等のスケジューリングを行う。
【0066】
また、調査の結果、レスポンスが帰ってこないところに対する評価をどうするかも課題となる(輻輳/コリジョンによるパケットロストは除く。)。
【0067】
ここで、ポイントとなるのは、「インターネット地図」をどのように効率的な形でDBに格納し、利用するか(数値表現化)ということである。
【0068】
宛先アドレスを使用して、ルーティング情報系テーブルから使用されるであろうルートを決定し、論理ボトルネック速度をノードマップ系テーブルから取得する。
【0069】
これを、ユーザーが登録しているプロバイダーについて算出し、レスポンス時間や回線使用率、また、ノードがアクセスサーバーの場合は回線話中率を重要視したパラメータを加える等を行って比較し、予想速度を算出する。
【0070】
前述したセンター側でトラヒックを取得し、速度情報を予測する手段についてさらに詳細に説明する。
【0071】
従来、トラフィック及び経路を測定する機器は、宛先と送信元に対で設置するか、送信元と宛先の経路上にエージェントとしてモニタする機器を設置することが前提となっているが、本発明では、入口の違うユーザーからの問い合わせに対応するため、ユーザーと宛先との間の経路上にないセンターから各種の情報を取得し、これを元にユーザーから宛先までの経路と混雑状況を予測する。
1.SMNPエージェントとなっているインターネット上のルーターに対してgetを行い、インターフェース数、インターフェースタイプ、回線速度、ルーティングテーブルのリスト等を取得する。
2.InterNICやJPNIC等のドメイン管理組織から、ドメイン一覧を入手する。これは、公開されており、匿名FTPで自動的に入手可能である。これを取得し、前日との差分を抽出する。
3.新規に追加された各ドメインのサーバー(例えば、一般的にはwww.????.co.jp等は大抵存在する)に対して既知の手段である、trace routeでセンターからそれぞれのドメインまでの経路を探索すると同時に、Round Tripを測定する。
4.これらを合わせると、以下のようなデータベースができあがり、端末からのリクエスト情報から、経路とボトルネック回線部分、予測される遅延や混雑状況が導き出される。
【0072】
【表1】

Figure 0003558908
【0073】
実際のインターネットでは、上記のように複雑なネットワークによって構成されており、どの経路を通過するかは、それぞれのルーターに設定されているルーティングテーブルによって決定される。従って、端末から宛先は、RouterA→RouterC→RouterEという経路を通過するとは限らない。また、端末から宛先までの経路が一意に決定されたとしても、その経路上にない装置からは通常、トラフィックや混雑状況の計測はできない。
【0074】
そこで、trace routeを用いて、センターから各ドメイン(宛先)までの経路を取得し、その間のネットワーク機器(Router)のアドレスを入手する。
【0075】
(例)
宛先1……RouterF(10.10.26.1)→RouterB(10.10.21.1)→RouterD(10.10.23.1)→RouterE(10.10.24.1)→宛先1(10.20.1.1)
宛先2……RouterF(10.10.26.1)→RouterB(10.10.21.1)→RouterD(10.10.23.1)→宛先2(10.20.2.1)
また、センターからプロバイダーのアクセス装置までの経路も同様に入手できる。
【0076】
(例)アクセスサーバー……RouterF(10.10.26.1)→RouterA(10.10.20.1)→アクセスサーバー(10.10.10.1)
これと同時に、各ルーター等の間の遅延時間が取得できる。情報を整理すると以下のようになる(/=なし、*=不明、−=接続無し)。
【0077】
【表2】
Figure 0003558908
【0078】
上記の結果から、不明な部分はRouterA←→RouterB、RouterB←→RouterCである。
【0079】
このような状態で空白となる部分が発生するが、センター側で複数の異なるプロバイダー等のアクセスポイントを利用契約しておくことで、同一の宛先に対しても異なる経路を経由させることが可能となり、この結果、得た情報によって大部分を埋めることが可能となる。
【0080】
宛先1へアクセスする場合の経路が下記の2通りある場合、端末がアクセスするアクセスサーバーは次のようにして選択される。
【0081】
経路1:アクセスサーバー1→RouterA→RouterC→RouterE→宛先1
経路2:アクセスサーバー2→RouterB→RouterD→RouterE→宛先1
前述したルーター間延滞時間より、経路1は5ms+5ms+5ms=15msとなり、経路2は5ms+10ms+35ms=50msとなる。これにより、経路1を選択した方がより早くアクセスすることが可能であるため、センターはアクセスサーバー1への接続をユーザー端末に通知する。
【0082】
センター側で必要なDBの構成は、主として以下のようなものがある。物理的な配置は負荷等を考慮して分散しても良い。
・トラフィック情報キャッシュテーブル
(リクエストに応じて検索されたトラフィック情報に重み付けを行って一定期間キャッシュする。)
URL、IPアドレス、スループット、プロバイダー通番、アクセスポイント番号、作成日時、生存時間、レスポンス時間、論理ボトルネック速度、アクセス回数
・トラフィック情報レスポンステーブル
(エージェントサーバーから一定のノードまでのレスポンスを測定し、蓄積する。)
プロバイダー通番、アクセスポイント番号、宛先ノード通番、レスポンス時間、計測日時、被参照回数
・ノードマップ管理テーブル
ノード通番、ノード名、インターフェース数、ノード種別
・ノードマップ回線情報テーブル
ノード通番、インターフェース通番、インターフェースIPアドレス、回線速度、回線使用率
・ルーティング情報管理テーブル
ノード通番、Distnation数、ルーティングプロトコル種別(Static、BGP、RIP、IGRP、……複合)
・ルーティング情報テーブル
ノード通番、Distnationアドレス、Cost/Metric種別、Cost/Metric値
・プロバイダー情報テーブル
プロバイダーID、プロバイダー名、ドメイン名、アクセスポイント数、補正係数
・プロバイダーアクセスポイントテーブル
プロバイダー通番、アクセスポイント番号、名称、電話番号、アクセスサーバーノード番号、補正係数
・ユーザー情報テーブル
ユーザーID、ユーザーステータス、その他ユーザー情報(住所、氏名、決済情報等)
・ユーザー課金テーブル
ユーザーID、対象日、利用回数
・ユーザー決済テーブル
ユーザーID、対象年月、利用回数、金額、補正金額、決済ステータス
・ユーザー登録情報テーブル
ユーザーID、(対象プロバイダーID、対象アクセスポイント番号)×n
(対象とする接続先数を限定しない場合、テーブル数は複数となる)
・ユーザー認証テーブル
ユーザーID、登録電話番号、パスワード
・課金管理テーブル
基本料金、問い合わせ単価
・月別課金管理テーブル
補正金額
この他、プロバイダー毎や宛先毎等の問い合わせ状況を集計する統計管理テーブルや、システム/サービスのステータスを有するシステム管理テーブル、エージェントサーバーのスケジューリングを行うエージェント制御テーブル等がある。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、
・エンドユーザーから見たスループットが向上する、
・エンドユーザーは、接続してから遅いことに気付いて接続先を変える場合、最低で10円のコストがかかっていたが、この仕組みならば、パケットの料金+サービス料金=数円/回のコストで確実に速度の出る接続先を選択することができる、
・インターネット全体の負荷を分散できる、
・小規模プロバイダーが活躍できる分野を創出できる、
・ルーティング情報提供センターを設立して事業化できる、
・複数プロバイダーを束ねた形での契約形態を提供することで、ユーザーからは1契約で効率的な接続を行うことができ、プロバイダー側では回線や設備の効率的な利用、溢れることで失っていた顧客と接続料金を得ることができる、
・話中等で混雑時の利用を諦めていたユーザーが接続可能となることによって、トラフィック収入の増加を見込める、
等である。
【0084】
また、複数のプロバイダーだけではなく、単一プロバイダーや、会社でのリモートアクセスでも、アクセス回線の話中状況やトラフィックに応じた応答をセンターが返す仕組みとすれば適用可能であり、特に大規模プロバイダーでは計画的かつ効率的な設備投資及び運用が可能となる。
【0085】
さらに本発明はISDNのDチャネルパケットだけではなく、Bチャネルパケットや、ATM、FR等の多重化が可能なサービスに対しても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム全体の概要図
【図2】本発明システムにおける端末接続装置の動作の概要を示すシーケンス図
【図3】端末接続装置の実施の形態の一例を示す構成図
【図4】端末接続装置の実施の形態の他の例を示す構成図
【図5】端末接続装置の実施の形態のさらに他の例を示す構成図
【図6】ルーティング情報提供センターの実施の形態の一例を示す構成図
【図7】本発明システムにおけるルーティング情報提供センターの動作の概要を示すシーケンス図
【図8】ルーティング情報提供センターの実施の形態の他の例を示す構成図
【符号の説明】
1:インターネット、2,20:ユーザー端末、3:端末接続装置、4:ルーティング情報提供センター、21:アプリケーション、22:ソケット、23:ネットワークプロトコル、24:ネットワークドライバ、25:ハードウェアドライバ、26:EPR用ソケット、27:NAT機能部、28:EPR制御ドライバ、30,40:ターミナルアダプタ、31,41:既存機能部、32,42:設定情報DB、43:端末制御機能部、44:NAT機能部、45:PPP/IP−シリアル変換部、46:EPR制御機能部、50:ルーター、51:LAN側インタフェース(I/F)、52:ルーティング機能部、53:TA機能部、54:NAT機能部、55:設定情報DB(データベース)、56:EPR制御機能部、61,61’:レスポンス調査エージェントサーバー、62,62’:DB(データベース)/エンジンサーバー、63:通信サーバー、64:ユーザー管理サーバー、65,65’:管理端末。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
According to the present invention, when connecting to a certain network, of a plurality of access points available to a user for the network, a congestion state to a communication partner (destination destination) in the network and a line state to the plurality of access points The present invention relates to an access point selection and connection system for selecting and connecting an optimum access point according to the above, and a storage medium storing the program.
[0002]
[Prior art]
Currently, when a user attempts to access a specific domain by dial-up connection to the Internet, the user is required to reach a contracted Internet Service Provider (ISP) (hereinafter, abbreviated as a provider) (or a provider thereof). A connection was made via a telephone line (up to an access point), and then a specific domain was accessed via the Internet by specifying a domain name (address).
[0003]
Also, regarding dial-up connection to an intranet of a company or the like, a user connects to the access point via a telephone line, and then designates a name (address) of a target server or the like to connect to the intranet via the Internet. Had access to the intended server.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, regarding the congestion status of the network beyond the access point and the status of the telephone line (access line) to the access point itself (whether busy or idle), until the user actually connects or performs the connection operation. I couldn't know. For this reason, conventionally, even if the user has signed up with multiple providers or knows the phone numbers of multiple access points, the connection or connection operation is performed at least once, and the transfer speed is low. If you do not recognize that you are busy, you will not be able to change the phone number of the provider or access point and reconnect, and you will be forced to perform complicated operations. However, there is a problem that extra cost is required.
[0005]
In terms of providers, the oligopoly situation of large-scale providers who have thick lines in various areas is progressing, and small providers share a large number of lines even if they have thick lines only in specific areas. There was a problem that it was difficult to obtain, and it was being eliminated.
[0006]
Furthermore, large-scale providers may make capital investments at the peak hours to reduce the busy rate, and may have multiple access points in the city or adjacent areas. Since the change requires a complicated operation on the user side, it is difficult for the user to efficiently use the equipment, and as a result, the utilization rate of the equipment is reduced.
[0007]
An object of the present invention is to enable a user to select an optimal access point among a plurality of available access points and connect to a network without burdening the user with complicated operations and extra costs. It is an object of the present invention to provide an access point selection / connection system and a storage medium storing the program.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, there is provided an access point selection / connection system for selecting one of a plurality of access points available to a user for a certain network and connecting a user terminal to the network to achieve the above object. The addresses of the above access points, servers, domains, nodes, etc., and the congestion status between them are periodically collected and stored, and in response to an inquiry request including the address of the communication partner from the user, the storage is performed. A routing information providing center for predicting a route and a throughput connecting each access point and a communication partner based on the information, and selecting and responding to an optimum access point among a plurality of access points available to the user according to the information, Receives a connection request including the destination address from the user terminal At this time, a terminal for sending to the routing information providing center as an inquiry request including the address of the communication partner from the user, receiving a response from the routing information providing center, and connecting the user terminal to the network via the selected access point The communication between the routing information providing center and the terminal connection device is performed using a logically multiplexable line such as an ISDN line D-channel packet service.
[0009]
According to the present invention, the optimum access point can be recognized before the actual connection, so that it is unnecessary to connect the terminal to another access point by noticing that the transfer speed is low during communication. Since no real cost is required and the actual connection can be performed by the terminal connection device, the user is not forced to perform complicated operations.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows an outline of the whole system when the present invention is applied to the Internet.
[0011]
This system (End Point Routing: hereinafter, abbreviated as EPR) is roughly divided into any one of a plurality of access points (contracted providers A, B, and C) that can be used by a user for a network (Internet) 1. And the terminal connection device 3 for connecting the user terminal 2 by selecting the address, congestion status of each provider, server, node, etc. on the Internet 1 and the congestion status. A routing information providing center 4 for predicting a route and throughput for accessing the server a or b), selecting an optimal provider, and informing the terminal connection device 3 of them, and communication between them is provided by the D of the ISDN line. Using circuits that can be logically multiplexed such as channel packet services Divide.
[0012]
The terminal connection device 3 (hereinafter, simply referred to as a connection device), as described later,
1. Implement software or hardware that operates under the OS on the user terminal 2;
2. Adding software or hardware to a terminal adapter (TA) connected to a serial interface or the like of the user terminal 2;
3. By using software or hardware (existingly implemented Address Translation (NAT) function) for a WAN connection router such as a dial-up connected to the user terminal 2 via a LAN, a newly added portion is minimized. ),
This is achieved by:
[0013]
In any method, in order to minimize the influence on the user interface and the application in the user terminal 2, a proxy response to the terminal (or the application) 2 and an address conversion function after connection are provided, and the routing information providing center ( Hereinafter, it is simply referred to as a center.) The system is not made aware of the connection with the center 4.
[0014]
FIG. 2 shows the outline of the operation in the connection device 3 including the exchange with the user terminal (or its application) 2, the center 3, and the provider.
[0015]
(1) Upon receiving a connection request (destination address, URL, etc.) from the user terminal 2, the connection device 3 returns a connection response including the address of the dummy (temporary) access point to the user terminal 2, and Then, a connection is made using a D-channel packet or the like, and an inquiry request including the information is made.
[0016]
(2) The connection device 3 receives from the center 4 a response of an inquiry result including an address (telephone number) and speed information of an optimal provider (access point: connection destination) among contracted providers.
[0017]
At this time, it is also possible to determine whether the received response is appropriate by comparing the result response with the setting information such as information on the contracted provider registered and accumulated in the database in advance. good.
[0018]
(3) The connection device 3 makes an actual line connection using a B channel or the like to the address of the selected provider, and when the connection is established, notifies the user terminal 2 of the completion of the connection in the same manner as in normal communication.
[0019]
In the line connection, a connection to an access point is made based on acquired information using a channel occupied such as a B channel or a line capable of logical multiplexing such as a D channel.
[0020]
(4) Thereafter, the connection device 3 relays the actual data communication between the user terminal 2 and the communication partner via the provider. At this time, the temporary access point and the actual access point (provider) Address conversion.
[0021]
When the address of the access point is dynamically changed, normally the application on the user terminal needs to be restarted, but in the present invention, it has been used for one-to-N connection. By implementing NAT (address translation function) on a one-to-one basis such as a normal terminal adapter or software on a user terminal, it is possible to use it without being aware of the user interface on the user terminal.
[0022]
Next, a configuration example of the connection device 3 will be described. Here, an example in which an ISDN line is mainly used is shown. However, even in a connection device such as an FR (frame relay) or an ATM, a low-speed logical path is provided in place of the D channel, and one physical line is provided according to information. The same effect can be obtained by controlling the logical paths and the like for a plurality of connection destinations.
[0023]
FIG. 3 shows an example of an embodiment of a connection device, here an example realized by software mounted on a user terminal. In the figure, reference numeral 20 denotes a user terminal incorporating the terminal connection device, and 30 denotes a normal TA. It is.
[0024]
The user terminal 20 includes an existing application 21, an existing socket 22, an existing network protocol (such as TCP / IP) 23, an existing network driver (such as PPP / NDIS) 24, and an existing hardware driver (such as serial / LAN). 25, an EPR socket 26, a NAT function unit 27, and an EPR control driver 28, and the TA 30 includes an existing function unit 31 and a setting information DB (database) 32 (however, not related to the present invention). The part is omitted.). In the drawing, solid arrows indicate control information before the IP connection is established, dotted arrows indicate control information after the IP connection is established, and double arrows indicate data flows after the connection is established.
[0025]
The existing application 21 requests the socket 26 for a request such as an IP address or a URL. The socket 26 returns a connected state to the application 21 and provides the EPR control driver 28 with request information such as an IP address and a URL. The NAT function unit 27 assigns a dummy IP address, performs mutual conversion with the IP address assigned on the ISDN line side, and does not make the application or driver aware of dial-up itself.
[0026]
The EPR control driver 28 monitors the connection status such as TA, and if the connection is not established / can be changed, obtains the destination IP address or the like from the application 21 via the socket 26 and inquires the center side. , Decrypt the response, and make a PPP / IP connection to the optimal access point on the D channel or the B channel. When data is directly exchanged between the drivers 24 and 25 without using the NAT function, the existing driver 24 is notified / recognized of the telephone number / IP address of the connection destination assigned by each provider, and the IP address is changed. (At this time, if the change of the IP address can be recognized like the current PPP driver, it is only necessary to dynamically notify the PPP driver of the change of the telephone number of the connection destination.)
[0027]
The existing function unit 31 of the TA 30 also performs standard processing such as control at the time of connection, response, and asynchronous / synchronous PPP conversion, but basically, data between the line side and a serial interface (I / F). Perform the relay. The setting information DB (database) 32 stores a user name (ID), a password, and the like registered in advance.
[0028]
FIG. 4 shows another example of the embodiment of the terminal connection device, here an example realized by additionally mounting software or hardware on a terminal adapter connected to a serial interface or the like of a user terminal. Reference numeral 40 denotes a terminal adapter incorporating a terminal connection device.
[0029]
The terminal adapter 40 includes an existing function unit 41, a setting information DB (database) 42, a terminal control function unit 43, a NAT function unit 44, a PPP / IP-serial conversion unit 45, and an EPR control function unit 46 (however, Parts not related to the present invention are omitted.)
[0030]
The existing function unit 41 also performs standard processing such as connection control, response, asynchronous / synchronous PPP conversion, etc., but basically relays data between the line side and a serial interface (I / F). Do. The setting information DB (database) 42 stores, in addition to a pre-registered user name and password, a pre-registered center, a contracted provider and a telephone number of the access point, and the like.
[0031]
The terminal control function unit 43 returns a dummy connection completion response to the connection request from the user terminal transmitted via the existing function unit 41, and assigns a dummy IP address to the NAT function unit 44. The NAT function unit 44 performs mutual conversion between an IP address assigned on the ISDN line side and a dummy IP address assigned on the serial side.
[0032]
The EPR control function unit 46 obtains the destination IP address using the NAT function unit 44, makes an inquiry to the center side, decodes the response, and establishes the PPP / IP connection to the optimal access point via the D channel or the B channel. Do.
[0033]
The user terminal 2 is a normal terminal, and controls the TA 40 such as calling using an AT command or the like via a serial interface or the like, and after establishing a connection, decodes all data and performs processing as IP.
[0034]
FIG. 5 shows still another example of the embodiment of the terminal connection device, here, an example in which software or hardware is additionally mounted on a router with a NAT function connected to a user terminal via a LAN, and is realized. , 50 are routers incorporating terminal connection devices.
[0035]
The router 50 includes an existing LAN interface (I / F) 51, an existing routing function unit 52, an existing TA function unit 53, an existing NAT function unit 54, a setting information DB (database) 55, and an EPR control function unit 56. (However, parts not related to the present invention are omitted.) In the drawing, solid arrows indicate control information before the IP connection is established, double arrows indicate data flows after the connection is established, and dotted arrows indicate flows of information added in correspondence with the EPR.
[0036]
When functioning as a normal router, the routing function unit 52 performs functions such as IP routing, control of routing information, and control of a dial-up destination (DDR) according to a destination. The TA function unit 53 also performs standard processing such as connection control, response, and asynchronous / synchronous PPP conversion, but basically interprets / controls the line-side protocol. The NAT function unit 54 interprets the IP / TCP / UDP header of the packet received from the client (user), and if the request is to the outside, sends the request source IP address to the address assigned to its own WAN side I / F. And sends the packet to the WAN side. For the packet received from the WAN side, the source of the request on the LAN side is determined based on the received port number and the like, and the destination address is converted as a packet addressed to the terminal on the LAN side to convert it to the LAN side. Send to
[0037]
The setting information DB (database) 55 stores pre-registered centers, contracted providers, telephone numbers of their access points, and the like, as well as pre-registered user names and passwords. The EPR control function unit 56 obtains the destination IP address using the NAT function unit 54, makes an inquiry to the center side, decodes the response, and establishes the PPP / IP connection to the optimal access point via the D channel or the B channel. Do.
[0038]
In any of the mounting methods, it is possible to accumulate / statistically process the results of past inquiries and make some judgment without inquiring of the center. In this case, it is more advantageous to implement the software on the user terminal in relation to the storage capacity and processing capacity.
[0039]
Further, based on only the line speed up to the destination, if the user does not need to frequently update the information, the routing information may be filed, downloaded to the user terminal or TA, and the determination may be made by local processing. .
[0040]
By efficiently combining these two types of processing with inquiries to the center, end users can enjoy the merits of this system without incurring unnecessary costs.
[0041]
Here, unless the message exchanged between the connection device and the center is very simple and short, it will adversely affect the response and the load on the center. In addition, when starting a service in a situation where the communication fee is not a flat-rate system, it is necessary to reduce the amount of information as much as possible. Furthermore, it is necessary to perform authentication by issuing a number in order to prevent the injustice that it cannot be determined even if a plurality of devices are set in one account (this information is unnecessary because it is described in the LAPD frame).
[0042]
Therefore, the message items exchanged between the connection device and the center should be at least
(Request) Connection device → Center
User ID, password, sequence ID: terminal unique, request type: normal / retransmission, etc., URL / IP address type, data (URL / IP address)
(Response) Center → Connection device
Request sequence ID, answer type: normal / indeterminable / other ..., answer content: provider ID (number) registered by user
Can be considered necessary.
[0043]
In order to establish with the above data, the user must register at least the provider name (coded) and the ID (about 4 digits) for mapping within his / her TA / router when joining the service It is necessary to register the center number, the provider ID and the telephone number of the access point corresponding to the provider ID in the terminal / TA / router.
[0044]
In the above, it is assumed that all the providers used by the user are registered (encoded), but it is almost impossible for the center to actually investigate the information for thousands and tens of thousands of providers . Further, when it is desired to select from a plurality of access points of one provider, it cannot be determined. In addition, if there is a means such as access via a company, it is impossible to make those comparison targets with the above interface.
[0045]
So, the response code
Answer: Provider registered by user + access point ID (number)
From
Answer content: provider registered by user + access point ID (number) + (expected throughput (kbit / s) x access line usage rate)
By changing to TA, the TA side will respond via the company if a response of 10 kbit / s or less comes in, and the provider that is not supported by the center but the contracted provider is about this speed, etc. The system can be made available.
[0046]
FIG. 6 shows an example of an embodiment of a routing information providing center, here an example corresponding to a service for Internet connection. In the figure, 61 is a response investigation agent server, 62 is a DB (database) / engine server, 63 Is a communication server, 64 is a user management server, and 65 is a management terminal.
[0047]
The response investigation agent server 61 periodically investigates the address of each access point, server, domain, node, etc. on the Internet from a management device on the Internet, and also accesses each access point, server, domain, node, etc. on the Internet. It has a function to periodically check the status of congestion (traffic) between devices on the Internet. In this case, it is important to adjust how often and how many layers are to be investigated in consideration of resource and load conditions.
[0048]
The DB (database) / engine server 62 has a route selection engine (main engine) together with the traffic information / network configuration information DB, the user management DB, and the billing / settlement information DB, and responds to inquiries from the communication server.
[0049]
The communication server 63 receives the investigation (inquiry) request from the user terminal using the D-channel packet, relays the request to the DB server, and sends a response from the relay server to the user terminal. The user management server 64 needs to accept registration (online sign-up) and various entry changes on the Web, and therefore accepts and processes them. The changes are reflected on the DB server.
[0050]
The management terminal 65 performs manual user registration (management), various kinds of statistical processing, creation of billing / settlement information, and the like (functions such as maintenance server monitoring / service control may be implemented here).
[0051]
FIG. 7 shows an outline of the operation of the routing information providing center in the system of the present invention.
[0052]
(1) When the communication server 63 receives a survey (inquiry) request from the user terminal and sends request information such as a destination address and a URL and a caller number to the DB / engine server 62, the DB / engine server 62 sends the request to the user management DB. Authenticate using the stored user information.
[0053]
(2) The DB / engine server 62 predicts a route and a throughput based on the information stored in the traffic information / network configuration information DB, selects an optimal provider (route), and makes the user terminal respond via the communication server 63. .
[0054]
(3) Further, the DB / engine server 62 performs a charging process for the corresponding user based on the charging information stored in the charging / settlement information DB.
[0055]
(4) The response investigation agent server 61 receives an address and a congestion state investigation request including a predetermined schedule and an investigation target from the DB / engine server 62, investigates on the Internet, and reports the result to the traffic of the DB / engine server 62. This is reflected in the information / network configuration information DB.
[0056]
(5) The user management server 64 processes information inquiries such as user authentication and usage status / charge based on the information stored in the user management DB and the charging / settlement information DB of the DB / engine server 62, and registers the user. The result of the reception processing such as / change is reflected in the user management DB.
[0057]
FIG. 8 shows another example of the embodiment of the routing information providing center, here an example corresponding to a single provider / enterprise. In the figure, reference numeral 61 'denotes a response investigation agent server, which periodically investigates the address of each access point, server, node, etc. on the network from a management device on the network. It has a function to periodically check the status of congestion (traffic) between nodes and the like from devices on the network.
[0058]
Reference numeral 62 'denotes a DB (database) / engine server, which is substantially the same as the DB (database) / engine server 62 in FIG. 6 except that it does not have a charging / settlement information DB. A management terminal 65 'is almost the same as the management terminal 65 of FIG. 6 except that charging / settlement information is not created. The communication server 63 and the user management server 64 are almost the same as those in FIG.
[0059]
The operation of this center is almost the same as that described with reference to FIG. 7 except that there is no billing process.
[0060]
When applied to remote access within a single provider or a company, etc., the line usage status of the access server and the like may be obtained from a Simple Network Management Protocol (SNMP) (Message Information Base). There is a limit to the method of measuring the congestion status on the Internet side by the ping method.
[0061]
Therefore, by utilizing the fact that a router on the Internet is an SNMP agent, it is possible to acquire the line type / speed and traffic of the interface.
[0062]
This information and the routing information (route setting) can also be known from the contracted provider by performing Trace Route to a certain destination, so that the center side uses "Internet map with line thickness" as static information. It is possible to create In other words, by acquiring all the necessary information of the SNMP, information other than the Round Trip becomes unnecessary in the Trace Route, and it is also possible to acquire and derive the route information other than the route that passes through the Trace Route.
[0063]
In contrast to the above, more accurate information can be obtained by periodically measuring and adding congestion or the like by a temporal parameter as a weighting element. According to this method, the load on the processing and the network can be reduced as compared with the method of periodically patroling all the domains.
[0064]
Of course, the Internet is also constantly changing routes and lines, so once you survey it, it will not end. Assuming that all domains are 10 million, it takes more than three months to execute Trace Route by ICMP once a second. For this reason, the efficiency can be improved by setting a ranking based on the frequency of inquiries and providing a mechanism for preferentially investigating places where inquiries frequently come.
[0065]
For example, if there is at least one inquiry, it will be reviewed within one month. If more than 10 in a week, it will be reviewed within one week. Schedule re-survey etc. within time.
[0066]
In addition, as a result of the investigation, it is also an issue how to evaluate a place where a response does not return (excluding packet loss due to congestion / collision).
[0067]
The point here is how to efficiently store the "Internet map" in the DB and use it (numerical representation).
[0068]
Using the destination address, a route to be used is determined from the routing information system table, and the logical bottleneck speed is obtained from the node map system table.
[0069]
This is calculated for the provider registered by the user, and the response time and line usage rate, and if the node is an access server, the parameters are added with emphasis on the line busy rate. Is calculated.
[0070]
The means for acquiring traffic on the center side and predicting speed information will be described in more detail.
[0071]
Conventionally, it is assumed that devices for measuring traffic and routes are installed in pairs at the destination and the source, or devices that monitor as agents are installed on the routes between the source and the destination. In order to respond to inquiries from users at different entrances, various types of information are acquired from centers that are not on the route between the user and the destination, and the route from the user to the destination and the congestion state are predicted based on the information.
1. A get is performed on a router on the Internet, which is an SMNP agent, to obtain the number of interfaces, interface types, line speeds, a list of routing tables, and the like.
2. Obtain a domain list from a domain management organization such as InterNIC or JPNIC. It is public and is automatically available via anonymous FTP. This is obtained, and the difference from the previous day is extracted.
3. From the center to each domain with trace route, which is a known means for the server of each newly added domain (for example, generally there is usually www.????.co.jp etc.) At the same time, the Round Trip is measured.
4. When these are combined, the following database is created, and from the request information from the terminal, the route and the bottleneck line portion, the estimated delay and the congestion situation are derived.
[0072]
[Table 1]
Figure 0003558908
[0073]
The actual Internet is composed of a complicated network as described above, and a route to be passed is determined by a routing table set in each router. Therefore, the destination from the terminal does not always pass through the route of RouterA → RouterC → RouterE. Further, even if the route from the terminal to the destination is uniquely determined, it is not usually possible to measure the traffic or the congestion status from a device not on the route.
[0074]
Therefore, the route from the center to each domain (destination) is acquired using trace route, and the address of the network device (Router) between them is acquired.
[0075]
(Example)
Destination 1 ... RouterF (10.10.26.1) → RouterB (10.10.21.1) → RouterD (10.10.23.1) → RouterE (10.10.22.4.1) → Destination 1 (10.20.1.1)
Destination 2 ... RouterF (10.10.26.1)-> RouterB (10.10.21.1)-> RouterD (10.10.23.1)-> Destination 2 (10.0.2.2.1)
Also, a route from the center to the provider's access device can be obtained as well.
[0076]
(Example) Access server ... RouterF (10.10.26.1) → RouterA (10.10.20.1) → Access server (10.10.10.1)
At the same time, the delay time between the routers can be obtained. The information is organized as follows (/ = none, * = unknown,-= no connection).
[0077]
[Table 2]
Figure 0003558908
[0078]
From the above results, the unknown parts are RouterA ← → RouterB and RouterB ← → RouterC.
[0079]
In this situation, blank areas may occur, but it is possible to make the same destination go through different routes by contracting with the access point of multiple different providers etc. at the center side As a result, most of the information can be filled with the obtained information.
[0080]
When there are two routes for accessing the destination 1, the access server to be accessed by the terminal is selected as follows.
[0081]
Route 1: Access Server 1 → Router A → Router C → Router E → Destination 1
Route 2: Access Server 2 → Router B → Router D → Router E → Destination 1
From the above-mentioned inter-router delay time, the route 1 is 5 ms + 5 ms + 5 ms = 15 ms, and the route 2 is 5 ms + 10 ms + 35 ms = 50 ms. Thus, the center can notify the user terminal of the connection to the access server 1 because the access can be made earlier by selecting the route 1.
[0082]
The configuration of the DB required on the center side is mainly as follows. The physical arrangement may be distributed in consideration of the load and the like.
・ Traffic information cache table
(The weighted traffic information retrieved according to the request is cached for a certain period of time.)
URL, IP address, throughput, provider serial number, access point number, creation date and time, survival time, response time, logical bottleneck speed, access count
・ Traffic information response table
(Measures and accumulates the response from the agent server to a certain node.)
Provider serial number, access point number, destination node serial number, response time, measurement date and time, number of references
・ Node map management table
Node serial number, node name, number of interfaces, node type
・ Node map line information table
Node serial number, interface serial number, interface IP address, line speed, line utilization
・ Routing information management table
Node sequence number, number of destinations, type of routing protocol (Static, BGP, RIP, IGRP, ... composite)
・ Routing information table
Node serial number, Destination address, Cost / Metric type, Cost / Metric value
・ Provider information table
Provider ID, provider name, domain name, number of access points, correction factor
・ Provider access point table
Provider serial number, access point number, name, telephone number, access server node number, correction factor
・ User information table
User ID, user status, and other user information (address, name, payment information, etc.)
・ User billing table
User ID, target date, number of uses
・ User payment table
User ID, target year and month, number of uses, amount, correction amount, settlement status
・ User registration information table
User ID, (Target provider ID, Target access point number) × n
(If the number of target connections is not limited, the number of tables will be multiple.)
・ User authentication table
User ID, registered phone number, password
・ Charge management table
Basic fee, inquiry unit price
・ Monthly charge management table
Amendment amount
In addition, there are a statistics management table for totalizing the inquiry status for each provider and each destination, a system management table having system / service status, an agent control table for scheduling agent servers, and the like.
[0083]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention,
・ Improve the throughput seen from the end user,
-If the end user notices that it is slow after connecting and changes the connection destination, it costs at least 10 yen, but with this mechanism, packet fee + service fee = several yen / time cost You can select a connection destination that speeds up reliably,
・ Distributes the load of the entire Internet,
・ Create an area where small-scale providers can be active,
・ A routing information service center can be established and commercialized.
・ By providing a contract form in which multiple providers are bundled, users can make efficient connections with one contract, and providers lose due to efficient use of lines and equipment and overflow. Customers can get connection fees,
・ By allowing users who have given up during busy hours to be able to connect during busy hours etc., we can expect an increase in traffic revenue.
And so on.
[0084]
In addition to multiple providers, it can be applied to a single provider or remote access in a company if the center returns a response according to the busy state of the access line and traffic, especially large-scale providers Thus, planned and efficient capital investment and operation become possible.
[0085]
Further, the present invention is applicable not only to ISDN D-channel packets but also to B-channel packets and services that can be multiplexed such as ATM and FR.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of the entire system of the present invention.
FIG. 2 is a sequence diagram showing an outline of the operation of the terminal connection device in the system of the present invention.
FIG. 3 is a configuration diagram illustrating an example of an embodiment of a terminal connection device;
FIG. 4 is a configuration diagram showing another example of the embodiment of the terminal connection device;
FIG. 5 is a configuration diagram showing still another example of the embodiment of the terminal connection device;
FIG. 6 is a configuration diagram illustrating an example of an embodiment of a routing information providing center.
FIG. 7 is a sequence diagram showing an outline of the operation of the routing information providing center in the system of the present invention.
FIG. 8 is a configuration diagram showing another example of the embodiment of the routing information providing center.
[Explanation of symbols]
1: Internet, 2, 20: user terminal, 3: terminal connection device, 4: routing information providing center, 21: application, 22: socket, 23: network protocol, 24: network driver, 25: hardware driver, 26: EPR socket, 27: NAT function unit, 28: EPR control driver, 30, 40: terminal adapter, 31, 41: existing function unit, 32, 42: setting information DB, 43: terminal control function unit, 44: NAT function , 45: PPP / IP-serial converter, 46: EPR control function, 50: router, 51: LAN side interface (I / F), 52: routing function, 53: TA function, 54: NAT function Unit, 55: setting information DB (database), 56: EPR control function unit, 61, 61 ' : Response investigation agent server, 62, 62 ': DB (database) / engine server, 63: communication server, 64: user management server, 65, 65': management terminal.

Claims (5)

あるネットワークについてユーザーが利用可能な複数のアクセスポイントのうちの1つを選択して該ネットワークにユーザー端末を接続するアクセスポイント選択接続システムであって、ルーティング情報提供センターと、端末接続装置とからなり、前記ルーティング情報提供センターと端末接続装置との間の通信をISDN回線のDチャネルパケットサービス等の論理多重可能な回線を用いて行うアクセスポイント選択接続システムにおいて、
端末接続装置は、
ユーザー端末から宛先アドレスを含む接続要求を受信した時、これをユーザーよりの通信相手のアドレスを含む問い合わせ要求としてルーティング情報提供センターへ送るとともにユーザー端末に仮アクセスポイントのアドレスを返す手段と、
ルーティング情報提供センターから選択されたアクセスポイントのアドレスの応答を受け、該選択されたアクセスポイントを介してユーザー端末をネットワークへ接続する手段と、
接続したアクセスポイントのアドレスと前記仮アクセスポイントのアドレスとの変換を行う手段とを備えた
ことを特徴とするアクセスポイント選択接続システム。
An access point selection and connection system for selecting one of a plurality of access points available to a user for a certain network and connecting a user terminal to the network, comprising: a routing information providing center; and a terminal connection device. An access point selection / connection system for performing communication between the routing information providing center and a terminal connection device using a logically multiplexable line such as an ISDN line D-channel packet service;
The terminal connection device is
Means for receiving a connection request including the destination address from the user terminal, sending the request to the routing information providing center as an inquiry request including the address of the communication partner from the user, and returning the address of the temporary access point to the user terminal;
Means for receiving a response of the address of the selected access point from the routing information providing center, and connecting the user terminal to the network via the selected access point;
An access point selection / connection system , comprising means for converting an address of a connected access point and an address of the temporary access point .
ユーザー端末から前記選択されたアクセスポイントまでの回線が話中等で接続不能な場合、問い合わせ要求を再度、ルーティング情報提供センターへ送って応答を受け、接続可となるまでこれを繰り返すことを特徴とする請求項1記載のアクセスポイント選択接続システム。When the line from the user terminal to the selected access point cannot be connected due to busy or the like, the inquiry request is sent again to the routing information providing center, a response is received, and this is repeated until connection is possible. The access point selection / connection system according to claim 1. 端末接続装置は、ユーザー端末上に実装されるソフトウェアもしくはハードウェアあるいはユーザー端末に接続されるターミナルアダプタまたはルーター上に実装されるソフトウェアもしくはハードウェアによって実現されることを特徴とする請求項1または2記載のアクセスポイント選択接続システム。The terminal connection device is realized by software or hardware mounted on a user terminal, or by software or hardware mounted on a terminal adapter or a router connected to the user terminal. The access point selection connection system described. ユーザーが利用可能な複数のアクセスポイントとは、該ユーザーが契約済みの2以上のインターネットサービスプロバイダーのそれぞれにおける少なくとも1つのアクセスポイント、もしくは該ユーザーが契約済みの1つのインターネットサービスプロバイダーにおける複数のアクセスポイントであることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のアクセスポイント選択接続システム。The plurality of access points available to the user means at least one access point at each of two or more Internet service providers to which the user has subscribed, or a plurality of access points at one Internet service provider to which the user has subscribed. The access point selection / connection system according to any one of claims 1 to 3, wherein あるネットワークについてユーザーが利用可能な複数のアクセスポイントのうちの1つを選択して該ネットワークにユーザー端末を接続するアクセスポイント選択接続システムのプログラムを記録した記憶媒体であって、
前記プログラムはコンピュータに読み取られた時、該コンピュータに、
ユーザー端末から宛先アドレスを含む接続要求を受信した時、これをユーザーよりの通信相手のアドレスを含む問い合わせ要求としてルーティング情報提供センターへ送るとともにユーザー端末に仮アクセスポイントのアドレスを返す手段と、
ルーティング情報提供センターから選択されたアクセスポイントのアドレスの応答を受け、該選択されたアクセスポイントを介してユーザー端末をネットワークへ接続する手段と、
接続したアクセスポイントのアドレスと前記仮アクセスポイントのアドレスとの変換を行う手段とを備えた端末接続装置を実現する
ことを特徴とするアクセスポイント選択接続システムのプログラムを記録した記憶媒体。
A storage medium storing a program of an access point selection / connection system for selecting one of a plurality of access points available to a user for a certain network and connecting a user terminal to the network,
When the program is read by a computer,
Means for receiving a connection request including the destination address from the user terminal, sending the request to the routing information providing center as an inquiry request including the address of the communication partner from the user, and returning the address of the temporary access point to the user terminal;
Means for receiving a response of the address of the selected access point from the routing information providing center, and connecting the user terminal to the network via the selected access point;
A storage medium storing a program for an access point selection / connection system, wherein the terminal connection apparatus includes means for converting the address of the connected access point and the address of the temporary access point.
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