JP3558835B2 - 楽譜認識方法及び楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、連符を含む楽譜の認識を可能にする楽譜認識方法及び楽譜認識を行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
楽譜を機械的に認識させ、演奏可能な楽譜データ形式に変換する際に、和音や連符に的確に対応するような発音タイミングの決定を行う必要があり、その発音タイミングを得るためには、連符対象となる音符を確定する必要がある。同様に、表示可能な楽譜データへの変換を行う際にも、連符対象となる音符の認識が正確になされていないと、間違った表示がなされることになる。
従来、連符対象を決定するために、図12に示されるように、連符数字(図面上では3の数字)が存在する小節内の音符、休符の認識結果に保持された、符頭中心20・符尾端点21等の特徴点を利用し、連符数字の特徴点(連符数字の表示位置)との位置関係が近いものを選択し、選択された音符の同一符尾和音と共に連符対象としていた。
また対象選択時に同一音長の音符・休符を選択し、連符数字の個数分を選択することで、音長の矛盾を回避する方法が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
実際の楽譜では、図1に示されるように、表記上のフレーズ(拍の区切り)を表す連鈎22が存在し、更に連鈎内でも同じ桁数で結ばれるものが同様にフレーズを構成している。これに対し、連符はいくつかの音符を結合して、きりの良い拍数に置き換えるものであるから、連符対象がこのフレーズを切断したり、他のフレーズに跨ることはない。
しかし上記の手法では、このような規則性を無視しているので、図12に示すように、座標値だけで判断がなされるため、フレーズを無視した音符の選択がなされ、誤った対象が選ばれることが多い。
また実際の楽譜で、連符数字の対象と連符数字の位置は、対象の内の一つだけが近く、他の対象はかなり離れて表示されていることがある。上記の手法では、図13に示すように、最も近い位置にある対象は選ばれても、残りの対象は選ばれる可能性が低い。同図の例では、図面上連符数字3に近い音符は対象として選ばれているが、その両側位置の音符は連符数字から離れているため、連符対象とならないことになる。
更に3連符の場合、図14に示すように、音長が1:2となる音符・休符が連符対象となっていることが良くある(図面上では4分休符と8分音符が3連符の対象となっている)が、この場合、連符数字と構成音符・休符との位置が離れていることが多い(図面上連符数字3と4分休符及び8分音符との位置が離れている)ため、対象として認識されないことが多々ある。
加えて連符対象は、必ずしも同一音長だけとは限らず、従来の方法はこのような場合に対応していない。
【0004】
本発明は従来技術の以上のような問題に鑑み創案されたもので、表記上でのフレーズや音長に矛盾しない的確な連符対象を自動的に検出し、それによって演奏及び/又は表示可能な楽譜データ形式に変換する際に正確な発音タイミングを得ることのできる楽譜の認識を可能にする楽譜認識方法及び楽譜認識を行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため本願請求項1に係る発明の構成(請求項8に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体の構成についても同じ)は、グループ分け手段と、ダミーグループ追加手段と、基準グループ判定手段と、グループ結合手段とを備え、楽譜イメージを読み取って、その楽譜記号を認識し、演奏及び/又は表示可能な楽譜データ形式に変換する楽譜認識方法に係るものであって、
グループ分け手段により、楽譜中の五線、小節線、音符、休符、連符記号、その他の記号が混在する認識結果から、連符数字が存在する小節内の演奏時の発音に関係する音符、休符を取り出し、連鈎情報、符尾情報を元に、拍の区切りに関連するグループ分けを行い、
更にダミーグループ追加手段により、連符数字が3の場合は、音長が1:2になる隣り合う一対の音符・休符の中間位置に、これらの音符・休符を構成要素とする仮想的なグループを生成し、これをダミーグループとして前記グループに追加し、
基準グループ判定手段により、連符数字からの符頭中心又は符尾端点への距離によって、更に連符数字が括弧付きの場合は括弧の向きも参照して、前記グループを連符対象検索の基準になり得る基準グループと、基準になり得ない付加グループとに分け、
グループ結合手段により、連符数字に近い基準グループを中心に、結合されるグループ内では構成音符の音長総和がグループ内最短音長に対して連符数字の整数倍になるという連符対象としての下式1の音長条件を満たすように、他のグループとグループ結合を行い、該グループ結合によって、連符対象を認識する
ことを基本的特徴としている。
【0006】
【式1】
(グループ内の音長総和)=(グループ内の最短音長)×(連符数字)×(任意の整数)
【0007】
また前記請求項8の記録媒体の構成は、上記の手順を、グループ分け機能と、ダミーグループ追加機能と、基準グループ判定機能と、グループ結合機能とし、これらの機能を実行させるための楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として提供するものである。
より具体的には、楽譜のイメージを読み取って、その音楽記号を認識し、演奏や楽譜表示のためのデータを作成する楽譜認識プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、該プログラムの実行により、グループ分け手段と、ダミーグループ追加手段と、基準グループ判定手段と、グループ結合手段とが該コンピュータ上に実現され、
前記グループ分け手段による、楽譜中の五線、小節線、音符、休符、連符記号、その他の記号が混在する認識結果から、連符数字が存在する小節内の演奏時の発音に関係する音符、休符を取り出し、連鈎情報、符尾情報を元に、拍の区切りに関連するグループ分けを行うグループ分け機能と、
更に前記ダミーグループ追加手段による、連符数字が3の場合は、音長が1:2になる隣り合う一対の音符・休符の中間位置に、これらの音符・休符を構成要素とする仮想的なグループを生成し、これをダミーグループとして前記グループに追加するダミーグループ追加機能と、
前記基準グループ判定手段による、連符数字からの符頭中心又は符尾端点への距離によって、更に連符数字が括弧付きの場合は括弧の向きも参照して、前記グループを連符対象検索の基準になり得る基準グループと、基準になり得ない付加グループとに分ける基準グループ判定機能と、
前記グループ結合手段による、連符数字に近い基準グループを中心に、結合されるグループ内では構成音符の音長総和がグループ内最短音長に対して連符数字の整数倍になるという連符対象としての音長条件を満たすように、他のグループとグループ結合を行って、該グループ結合によって、連符対象を認識するグループ結合機能と
を実行させるための楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0008】
音符・休符単体として夫々が固有に有している音長とは異なり、いくつかのこれらの音符を結合して、きりの良い拍数に置き換える多様な音長からなる連符対象は、単に連符数字の位置と音符・休符の位置とを基にして判断した場合、正確に認識できるものではない。しかし本構成では、表記上のフレーズ(拍の区切り)を基にして分けられたグループという概念を用いることで、上記のような判定を基にした連符対象の認識の誤りを排することができるようになる。即ちフレーズを基にしたグループを連符対象の検索単位とすることで、対象音符のフレーズ的な矛盾がなくなり、連符数字がより的確なものになる(このグループを連符対象の最小単位とすることで、フレーズを分割するような対象の選択がなくなる)。更に、連符の対象となるものは必ず上記の音長条件を満たすことになるという性質を利用して、上述したグループ結合が行われるため、特に連符数字から離れた連符対象も、基準グループとの繋がりで評価されることになり、多様な連符形状にも対応できるようになる。その結果、位置、構成音の音長、表記上のフレージングに最も適した連符対象を認識することが可能となる。加えて上記グループ分けには、図3に示すような音符単位の連鈎情報を利用する。
尚、3連符の場合は、前後にある音長が1:2となる音符・休符が連符対象となっていることが多いため、上述のように、それらの組み合わせをダミーグループとして追加することで、これらが離れた位置に表示されている場合でも連符対象とすることが可能になる。
【0009】
上記の楽譜認識方法(記録媒体)において、グループ分け手段により、拍の区切りに関連する前記グループ分けを行う際に、図1に示されるように、同一連鈎のものを同一グループとする。拍の区切りは、同一連鈎で示されるからである。また連鈎でない音符・休符は単独のグループとし、同時発音される同一符尾を持つ和音は同一のグループにする。これらは、当然別々のグループとすることはできないし、更に他のグループへ別々にグループ分けされる性質のものでもない。尚、上述のように、同一符尾和音は同一のグループにするが、符尾を共有しない和音は別グループにし、グループ結合手段によりグループ結合する際に、同一ゲート音(和音)を持つグループを無視するようにするので、複数の声部に跨って対象が選択されることが避けられる。
グループ分け手段により、同一連鈎のもののグループ分けを行う場合、図2に示されるように、同一桁数で結ばれるものをグループ分けする。このグループは、桁数に応じた階層的なものになる。
【0010】
グループ分け手段による同一連鈎のもののグループ分け時に、認識された個々の音符情報は、連鈎単位で固有のIDを保持し、更に同一連鈎内音符には前後音符への結合桁数を保持するものとし、これを利用して連鈎内の同一桁数で結ばれるものをグループとすることになる。図3に示すように、各音符データは、連鈎ID、連鈎結合桁数(左)、連鈎結合桁数(右)の3つの連鈎情報を保持する。このうち、連鈎IDは、1つ以上の連鈎を共有する音符グループ単位に固有のIDとする(同一の連鈎ID=「同一連鈎」)。連鈎でない単独の音符・休符に関するデータの連鈎IDは、0として、連鈎である音符と区別している。また結合桁数は、音符符尾の連鈎桁が左右に何本でているかを示している。更に同一符尾和音の場合、夫々の音符データが持つ上記連鈎情報は等しいことになる。
【0011】
以上のようにグループを連符対象の最小単位とすることにしたので、連符対象の決定は当然グループ単位となる。ここで、グループ内の特徴点は、グループを構成する音符・休符のうち、最も連符数字に近いものを基準に設定するので、グループ内の他の音符・休符の位置に関係なく的確な位置関係が評価できるようになる。例えば図4に示されるように、夫々のグループの特徴点(矢印の指す位置)のみがそのグループと連符数字との距離に反映され、その他の音符・休符と連符数字との距離は意味を持たない。
他方、音長が1:2になる一対の音符・休符からなる前記ダミーグループでは、特徴点を音符位置や休符位置ではなく、構成音符や構成休符の中間位置に置くことで、音符・休符字体が連符数字から離れていても、的確な連符数字との位置関係が得られる。従って図14のような場合でも、3連符の連符対象を正確に認識できるようになる。
【0012】
前記グループ結合手段によるグループ結合の前提として、連符数字と各グループの位置関係から、連符数字を基にある範囲内にあるグループを基準グループとし、範囲外のグループを付加グループとする基準グループ判定を基準グループ判定手段により行う。そしてグループ結合手段によるグループの結合は、必ず基準グループを先頭に行うようにして、連符対象に必ず1つは基準グループが含まれるようにする。連符対象となるグループの少なくとも1つ(基準グループ)は、連符数字に近い位置にあるからである。付加グループは、基準グループとの結合によってのみ、連符対象となり得る。これによって連符数字から離れた対象も、連符数字からの位置に関係なく、基準グループとの繋がりで評価されることになる。
基準グループと他のグループのグループ結合をグループ結合手段による行う際に、連鈎内のグループを基準として、他のグループと結合する時は、必ず同一連鈎内の1つ上の階層のグループと結びつけるようにする。これによりフレーズを跨るような選択は行われない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態を添付図面に基づき説明する。図5は本発明に係る楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を後述するフレキシブルディスクドライブFDD5等の外部記憶装置(或いはCD−ROMドライブ等)で読み込ませて稼動する楽譜認識装置の実施例構成を示すブロック図である。この装置は、パソコンなどの電子計算機の構成に、スキャナやMIDIインターフェース回路を付加したものである。CPU1は、ROM2或いはRAM3に格納されるプログラムに基づき、楽譜認識装置全体の制御を行う中央演算処理装置である。また予め設定された所定の周期でCPU1に割り込みをかけるタイマ回路を内蔵している。RAM3はプログラムエリアの他、画像データバッファ、ワークエリア等として使用される。ハードディスク装置HDD4及びフレキシブルディスクドライブFDD5は、プログラム及び画像データ、演奏データ等を格納する。CRT6はCPU1の制御に基づき、CRTインターフェース回路7から出力される映像情報を表示し、キーボード8から入力された情報は、キーボードインターフェース回路9を経てCPU1に取り込まれる。プリンタ10は、CPU1の制御に基づき、プリンタインターフェース回路11から出力される印字情報を印字する。
【0014】
スキャナ12は、例えば(印刷された)楽譜を光学的に走査して、2値或いはグレースケールの画像データに変換するものであり、フラットベッド型、ハンディ型、フィーダ型等任意のタイプのスキャナを使用できる。スキャナ12によって読み取られた画像情報は、スキャナインターフェース回路13を介して、RAM3或いはHDD4に取り込まれる。MIDIインターフェース回路14は、音源モジュール等の外部のMIDI機器との間でMIDIデータの送受信を行う回路である。バス15は、本楽譜認識装置内の各回路を接続し、各種データ、プログラム、アドレス等をやり取りさせている。なお、この他にマウスなどのポインティングデバイスやRS232C等のシリアルインターフェース回路等を備えていても良い。
【0015】
図6はCPU1のメイン処理を示すフローチャートである。ステップS1においては、スキャナ12によって楽譜のイメージをRAM3に取り込む。画像は2値の画像データとして取り込む。ステップS2においては、このようにして2値化されて取り込まれた楽譜イメージで五線を検出する。ステップS3において、夫々の五線で水平線に対するずらし量に基づいた傾き補正を行う。
【0016】
ステップS4において、ラベル抽出を行い、ステップS5において、音符、休符等の記号認識を行う。その後ステップS6において、本発明の上記記録媒体から読み出されたプログラムに従い、連符対象の認識が行われる。最後にステップS7において、楽譜データ形式への変換がなされ、処理を終了する。
【0017】
そのうち上記ステップS6の連符対象の認識は、図7に示すようにして行われる。この図7において、ステップS8〜ステップS9までがグループ分け手段によるグループ分け工程であり、ステップS10及びステップS11がダミーグループ追加手段によるダミーグループ追加工程であり、ステップS12及びステップS13が基準グループ判定手段による基準グループ判定工程であり、ステップS14〜ステップS18まで及び図8、図9及び図11に示される工程がグループ結合手段によるグループ結合工程である。このうちステップS8において、連符対象として、連鈎を基にしたグループ分けを行う。同一連鈎で結ばれるものを1つのグループとし、連鈎でない音符・休符は単独で1つのグループとする。同時に符尾情報を基にして、同一符尾和音は同じグループに属するようにグループ分けを行う。
【0018】
ステップS9において、上記S8で得られるグループのうち、同一連鈎で結ばれたグループについて、更に連鈎桁数に応じた階層的なグループ分けを行う。これは、上述した図2に示されるように、対象となる連鈎音符を基に、最下階層から順次上位階層に向けて(図面上階層1から順次階層3に至るまで)同一桁数のものを取り出して、グループ分けを行う。
【0019】
ステップS10において、連符数字が3か否かが判断され、同数字が3の場合は、ステップS11において、音長が1:2にある隣り合う一対の音符・休符の組を検出し、その中間位置に、これらの音符・休符を構成要素とする仮想的なグループであるダミーグループを生成し、前記グループに追加する。
【0020】
ステップS12において、各グループを構成する音符・休符のうち、連符数字に最も近い符頭中心位置、又は符尾端点位置を、そのグループの特徴点とする。ダミーグループは2つの音符・休符が作る矩形の中心を特徴点とする(図14の場合であれば、4分休符と8分音符の中心を特徴点とすることになる)。
【0021】
ステップS13において、前記グループの特徴点と連符数字との距離が、ある範囲内にあれば、これを基準グループとし、範囲外であれば、付加グループとする。ステップS14において、夫々を連符数字からの距離でソートする。この時基準グループとならないダミーグループは、破棄する。このダミーグループが連符の対象となる場合は、該ダミーグループ単独でしか成立し得ないからである。また連符数字に図13及び図14に示されるような括弧が付いていれば、括弧の向きによって基準グループのみ絞り込みを行う。
【0022】
ステップS15において、グループ単位で連符対象を認識する処理が行われる。この連符対象認識処理の処理結果に対し、ステップS16において、連符対象が見つかったか否かがチェックされる。該連符対象が見つからなければ、ステップS17において連符数字を誤認とする。反対に連符対象が見つかれば、ステップS18において、連符対象を確定する。
【0023】
上述のグループ単位での連符対象認識処理は、図8に示されるようにして行われる。即ちi=0からソートされた順に、ステップS19において、i番目の基準グループが存在するか否かがチェックされる。それが存在しなければソート順の最終まで終了しているとして、ステップS20において、エラー処理がなされる。i番目の基準グループが存在すれば、ステップS21において、i番目の基準グループを対象として、現グループとする(連符数字に近い順にグループを取り出し、現グループとする)。ステップS22において、下式数2に基づくステップチェックを行う(但しn:整数)。
【0024】
【数2】
(グループ内の音長総和)/(グループ内の最短音長)=n×(連符数字)
【0025】
このステップチェックで、グループ内の音長総和が少ない時は(図中LESS)、グループ結合を行うため、ステップS25以降に処理を進める。但しステップS23で、現グループがダミーグル−プか否かがチェックされ、ダミーグループであれば、現グループを破棄し、iをインクリメントして、ステップS19に復帰する。また前記ステップチェックで、グループ内の音長総和がオーバーした時は(図中OVER)、現グループを破棄し、同様にiをインクリメントして、ステップS19に復帰する。更に前記ステップチェックがOKならば(図中FIT)、ステップS24に進み、現グループ内の音符・休符を連符数字の対象音符・休符とし、連符対象検索処理を終了する。
【0026】
グループ結合を行う前に、ステップS25において、現グループが連鈎か否かがチェックされ、連鈎であればステップS26に進み、連鈎でなければステップS28のグループ結合処理に進む。
【0027】
前記ステップS26では、同一連鈎内のグループ結合処理がなされる。即ち図9に示されるように、ステップS30において、1つ上の階層のグループGrp’が存在するか否かがチェックされる。該グループGrp’が存在すれば、ステップS31において、現グループGrpに1つ上の階層のグループGrp’を結合する。次にステップS32において、前述と同様なステップチェックが行われ、グループ内の音長総和が少ない時(図中LESS)は、ステップS30に戻って、更に上の階層とのグループ結合を行い、グループ内の音長総和がオーバーした時(図中OVER)は、ステップS33において、現グループを破棄し、ステップS19に復帰する。ステップチェックがOKならば(図中FIT)、ステップS34に進み、現グループ内の音符・休符を連符数字の対象音符・休符とし、連符対象検索処理を終了する。また同一連符内の最上階層までグループ結合をしてもなお、グループ内の音長総和が少ない時は、ステップS35に進み、連鈎でないグループとの結合を行うために、前記ステップS28に進む。尚、図10の例は、上記の連鈎内のグループ結合の一例を示している。階層1の基準グループに対しステップチェックが行われ、このグループ音長は1/4拍であり、最短音長は1/8拍であるので、グループ音長/最短音長=2となり、連符数字12の整数n倍の値より小さいため、一つ上の階層2のグループとの結合を行う。ここでもステップチェックがなされ、グループ音長/最短音長=4であるため、連符数字12の整数n倍の値より小さく、そのため更に一つ上の階層3のグループとの結合を行う。ここでは、グループ音長/最短音長=12であるため、連符数字12の整数n倍の値と一致し、以上の連鈎内のグループ結合処理を終了している。
【0028】
上記ステップS25の連鈎チェックの際、現グループが連鈎でないと判断された場合、及び同一連符内の最上階層までグループ結合をしてもなお、グループ内の音長総和が少ない場合(ステップS27及びS35の結合未完の場合)、ステップS28において、結合するグループを、基準グループ、付加グループから連符数字に近い順に選択し、現グループに結合する。
【0029】
即ち図11に示されるように、ステップS40において、現グループの次j(j=i+1)に基準グループが存在するか否かがチェックされ、それがなければステップS41に進み、k番目(最初k=0)に付加グループが存在するか否かがチェックされる。該付加グループがなければ処理が失敗したと判断される。ステップS40で次の基準グループ(Grp’)の存在が確認され、又はステップS41で付加グループ(Grp’)の存在が確認されれば、ステップS42に進み、次に示す結合条件を満たすか否かのチェックがなされる。
【0030】
結合するグループは、以下の条件を満たさなければならない。
▲1▼ ダミーグループでない(音長が1:2のダミーグループは他のグループと結びついて連符対象になることはないため)。
▲2▼ 大譜表の場合、現グループが高音部譜表なら、結合するグループも高音部譜表に属し、現グループが低音部譜表なら、結合するグループも低音部譜表に属する。
▲3▼ 現グループに連鈎が含まれる場合、結合するグループは連鈎でない。即ち現グループに連鈎が含まれる場合、次に結合するグループに連鈎があってはならない。
▲4▼ 現グループ内の音符・休符と和音となる音符・休符を含まない。即ち符尾を共通にしていない和音があれば、異なる声部の和音であるから、それを含まないようにするという趣旨である。
【0031】
上記条件を満たしていないと判断された場合は、上記j及びkのインクリメントがなされて、前記ステップS40に復帰する。反対に該結合条件を満たしていると判断された場合、ステップS43において、現グループGrpに、上述の次の基準グループ乃至付加グループGrp’を結合する。
【0032】
グループ結合後の現グループにもステップS44で、ステップチェックが行われる。このステップチェックでグループ内の音長総和が少ない時(図中LESS)は、更にグループ結合するため、現グループに最後に結合されたグループ(Grp’)が連鈎か否かをチェックするステップS45に進む。前記ステップチェックでグループ内の音長総和がオーバーした時(図中OVER)は、ステップS48で、現グループから最後に結合したグループを除き、ステップS40に復帰する。前記ステップチェックがOKならば(図中FIT)、現グループ内の音符・休符を連符数字の対象音符・休符として、以上の連符対象検索処理を終了する。
【0033】
上記ステップS45において、現グループに最後に結合されたグループ(Grp’)が連鈎であれば、ステップS46において、前記ステップS30以下の同一連鈎内のグループ結合処理を行う。次のステップS47において、以上の処理が成功したか否かがチェックされ、成功すれば、現グループ内の音符・休符を連符数字の対象音符・休符とし、連符対象検索処理を終了する。同処理が失敗すれば、ステップS48で、現グループから最後に結合したグループを除き、ステップS40に復帰する。更に同一連鈎内結合処理で、最上階層までのグループ結合でもなお、現グループの音長総和が少ない結合未完の場合は、ステップS40に復帰する。
【0034】
(他の実施例)
同一連鈎内の同一桁数で結ばれるそれぞれのグループは、連符を例外として、グループ内の音長は、拍の1/n(nは整数)となるので、同様なグループ分けから、連符の存在を予想したり、音符の誤認、連鈎桁数の誤認を予想できる。音符や連鈎桁の認識を優先すると、連符数字を認識しなくても、グループ内の音長の矛盾する場所を連符として認識できる。
また楽譜の入力装置において、連符数字を貼り付ける際には、連符対象を選択する処理が必要になる。この発明のように連符対象を自動的に認識させれば、対象音符の選択処理が不要になる。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述した本発明の構成によれば、表記上でのフレーズや音長に矛盾しない的確な連符対象を自動的に検出し、それによって演奏及び/又は表示可能な楽譜データ形式に変換する際に正確な発音タイミングを得ることのできる楽譜の認識を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】符尾情報・連鈎情報を基にしたグループ分けの状態を示す説明図である。
【図2】同一連鈎内の連鈎桁を利用したグループ分けの推移を示す説明図である。
【図3】音符データが保持する連鈎情報の説明図である。
【図4】グループにおける特徴点の設定の仕方を示す説明図である。
【図5】本発明に係る楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を外部記憶装置で読み込ませて稼動する楽譜認識装置の実施例構成を示すブロック図である。
【図6】CPUのメイン処理を示すフローチャートである。
【図7】連符対象認識処理を示すフローチャートである。
【図8】グループ単位での連符対象認識処理を示すフローチャートである。
【図9】同一連鈎内のグループ結合処理を示すフローチャートである。
【図10】連鈎内のグループ結合の状態を示す説明図である。
【図11】グループ結合処理を示すフローチャートである。
【図12】座標値だけで連符対象を判断した場合の失敗例を示す説明図である。
【図13】同じく座標値だけで連符対象を判断した場合の失敗例を示す説明図である。
【図14】3連符の場合の連符対象判断の失敗例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 ハードディスク装置
5 フレキシブルディスクドライブ
6 CRT
7 CRTインターフェース回路
8 キーボード
9 キーボードインターフェース回路
10 プリンタ
11 プリンタインターフェース回路
12 スキャナ
13 スキャナインターフェース回路
14 MIDIインターフェース回路
15 バス
20 符頭中心
21 符尾端点
22 連鈎
Claims (14)
- グループ分け手段と、ダミーグループ追加手段と、基準グループ判定手段と、グループ結合手段とを備え、楽譜イメージを読み取って、その楽譜記号を認識し、演奏及び/又は表示可能な楽譜データ形式に変換する楽譜認識方法において、
グループ分け手段により、楽譜中の五線、小節線、音符、休符、連符記号、その他の記号が混在する認識結果から、連符数字が存在する小節内の演奏時の発音に関係する音符、休符を取り出し、連鈎情報、符尾情報を元に、拍の区切りに関連するグループ分けを行い、
更にダミーグループ追加手段により、連符数字が3の場合は、音長が1:2になる隣り合う一対の音符・休符の中間位置に、これらの音符・休符を構成要素とする仮想的なグループを生成し、これをダミーグループとして前記グループに追加し、
基準グループ判定手段により、連符数字からの符頭中心又は符尾端点への距離によって、更に連符数字が括弧付きの場合は括弧の向きも参照して、前記グループを連符対象検索の基準になり得る基準グループと、基準になり得ない付加グループとに分け、
グループ結合手段により、連符数字に近い基準グループを中心に、結合されるグループ内では構成音符の音長総和がグループ内最短音長に対して連符数字の整数倍になるという連符対象としての音長条件を満たすように、他のグループとグループ結合を行い、該グループ結合によって、連符対象を認識する
ことを特徴とする楽譜認識方法。 - 請求項1記載の楽譜認識方法において、拍の区切りに関連する前記グループ分けをグループ分け手段により、行う際に、同一連鈎のものを同一グループとすることを特徴とする請求項1記載の楽譜認識方法。
- 請求項2記載の楽譜認識方法において、グループ分け手段による同一連鈎のもののグループ分け時に、同一桁数で結ばれるものをグループ分けして、桁数に応じた階層的なグループ分けを行うことを特徴とする請求項2記載の楽譜認識方法。
- 請求項3記載の楽譜認識方法において、グループ分け手段による同一連鈎のもののグループ分け時に、認識された個々の音符情報は、連鈎単位で固有のIDを保持し、更に同一連鈎内音符には前後音符への結合桁数を保持するものとし、これを利用して連鈎内の同一桁数で結ばれるものをグループとすることを特徴とする請求項3記載の楽譜認識方法。
- 請求項1乃至4記載の楽譜認識方法において、拍の区切りに関連する前記グループ分けをグループ分け手段により行う際に、連鈎でない音符・休符は単独のグループとする請求項1乃至4記載の楽譜認識方法。
- 請求項1乃至5記載の楽譜認識方法において、拍の区切りに関連する前記グループ分けをグループ分け手段により行う際に、同時発音される同一符尾を持つ和音は同一のグループにすることを特徴とする請求項1乃至5記載の楽譜認識方法。
- 請求項1乃至6記載の楽譜認識方法において、グループ結合手段により基準グループと他のグループのグループ結合を行う際に、連鈎内のグループを基準として、他のグループと結合する時は、同一連鈎内の1つ上の階層グループと結合することを特徴とする請求項1乃至6記載の楽譜認識方法。
- 楽譜のイメージを読み取って、その音楽記号を認識し、演奏や楽譜表示のためのデータを作成する楽譜認識プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、該プログラムの実行により、グループ分け手段と、ダミーグループ追加手段と、基準グループ判定手段と、グループ結合手段とが該コンピュータ上に実現され、
前記グループ分け手段による、楽譜中の五線、小節線、音符、休符、連符記号、その他の記号が混在する認識結果から、連符数字が存在する小節内の演奏時の発音に関係する音符、休符を取り出し、連鈎情報、符尾情報を元に、拍の区切りに関連するグループ分けを行うグループ分け機能と、
更に前記ダミーグループ追加手段による、連符数字が3の場合は、音長が1:2になる隣り合う一対の音符・休符の中間位置に、これらの音符・休符を構成要素とする仮想的なグループを生成し、これをダミーグループとして前記グループに追加するダミーグループ追加機能と、
前記基準グループ判定手段による、連符数字からの符頭中心又は符尾端点への距離によって、更に連符数字が括弧付きの場合は括弧の向きも参照して、前記グループを連符対象検索の基準になり得る基準グループと、基準になり得ない付加グループとに分ける基準グループ判定機能と、
前記グループ結合手段による、連符数字に近い基準グループを中心に、結合されるグループ内では構成音符の音長総和がグループ内最短音長に対して連符数字の整数倍になるという連符対象としての音長条件を満たすように、他のグループとグループ結合を行って、該グループ結合によって、連符対象を認識するグループ結合機能と
を実行させるための楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 請求項8記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、拍の区切りに関連する前記グループ分けを、グループ分け手段により行うグループ分け機能で、同一連鈎のものを同一グループとすることを特徴とする請求項8記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項9記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、グループ分け手段により同一連鈎のもののグループ分けを行うグループ分け機能で、同一桁数で結ばれるものをグループ分けして、桁数に応じた階層的なグループ分けを行うことを特徴とする請求項9記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項10記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、グループ分け手段により同一連鈎のもののグループ分けを行うグループ分け機能で、認識された個々の音符情報は、連鈎単位で固有のIDを保持し、更に同一連鈎内音符には前後音符への結合桁数を保持するものとし、これを利用して連鈎内の同一桁数で結ばれるものをグループとすることを特徴とする請求項10記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項8乃至11記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、グループ分け手段により拍の区切りに関連する前記グループ分けを行うグループ分け機能で、連鈎でない音符・休符は単独のグループとする請求項8乃至11記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項8乃至12記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、グループ分け手段により拍の区切りに関連する前記グループ分けを行うグループ分け機能で、同時発音される同一符尾を持つ和音は同一のグループにすることを特徴とする請求項8乃至12記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項8乃至13記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、グループ結合手段により基準グループと他のグループのグループ結合を行う際に、連鈎内のグループを基準として、他のグループと結合する時は、同一連鈎内の1つ上の階層グループと結合することを特徴とする請求項8乃至13記載の楽譜認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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