JP3558307B2 - High pressure discharge lamp - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は高圧放電ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば高圧ナトリウムランプ等の高圧放電ランプでは、キセノンガス等の始動用希ガスを発光管内に封入し、その封入圧を高くすることにより効率を向上させている。一般的な従来の高圧放電ランプの構成を図3に示す。図3に示すように、高圧放電ランプは始動電圧が高いため、バイメタルスイッチ等の熱応動スイッチ12と抵抗発熱体13の直列回路で構成された始動ユニット14が発光管1と並列に接続され、外管4内に収容されている。始動ユニット14では、抵抗発熱体13が赤熱することにより熱応動スイッチ12を加熱し、熱応動スイッチ12の開放により安定器10に流れていた電流を急激に遮断し、パルス電圧を発生させる。
【0003】
上記従来の高圧放電ランプでは、放電ランプの寿命末期において発光管1の始動電圧が著しく上昇した場合や、外部からの機械的衝撃等の何らかの理由により発光管1への接続が切断された場合、発光管1が始動せず、始動ユニット14に電源11の電圧の印加が続き、パルス電圧が発生し続ける。このような状態で電源スイッチを投入したまま放置すると、パルス電圧の継続した印加により安定器10の寿命を短縮したり、安定器10とランプ1との間の配線の絶縁損傷を引き起こすおそれがある。
【0004】
そこで、例えば特開平7−105913号公報に示された別の従来の高圧放電ランプでは、図4に示すように、始動ユニット14の熱応動スイッチ12と抵抗発熱体13に、さらに別の熱応動スイッチ22を直列接続し、抵抗発熱体20と熱応動スイッチ21からなる直列回路を発光管1及び始動ユニット14に並列接続している。また、抵抗発熱体20と熱応動スイッチ22とが接近して配置されている。図4に示す構成において、発光管1が始動しない場合、抵抗発熱体20の発熱により、接近して配置された熱応動スイッチ22が開離し、始動ユニット14への電圧の印加が停止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す回路構成では、発光管1が始動できない場合に始動ユニット14を永久的に動作不能状態にするものではなく、放電ランプへの電源電圧の印加を停止すると、熱応動スイッチ22が元の状態に復帰する。そのため、電源を再投入すると、一定期間のパルス電圧の発生が繰返され、パルス電圧の印加による安定器10の寿命の短縮や、安定器10とランプ1との間の配線の絶縁損傷を引き起こす等の問題点は解決されない。
【0006】
本発明は、上記従来例の問題点を解決するためになされたものであり、発光管が何らかの理由で始動しない場合に始動ユニットを破壊し、永久的に動作不能状態にすることにより、パルス電圧を発生させない、安全性の高い高圧放電ランプを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の高圧放電ランプは、グロースタータ、抵抗発熱体及び常閉の熱応動スイッチを含む直列回路を発光管に並列に接続して外管内に収容し、前記熱応動スイッチの動作温度が100〜350℃の範囲内であり、前記グロースタータの温度が前記抵抗発熱体からの熱で600℃以上となった後に前記動作温度に達する位置に、前記熱応動スイッチを設置し、前記発光管が不動作の場合に、前記抵抗発熱体の熱により前記グロースタータが破壊されるように構成されている。
上記構成において、前記抵抗発熱体はセラミックヒーターであることが好ましい。
また、上記構成において、前記抵抗発熱体の冷抵抗値が100Ω〜500Ωであることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の高圧放電ランプについて、図面を参照しつつ説明する。図1は第1の実施例の高圧放電ランプの回路構成を示す模式図であり、図2はグロースタータ、抵抗発熱体及び熱応動スイッチで構成された直列体の機器配置の一例を示す図である。
【0009】
図1に示すように、本発明の高圧放電ランプでは、グロースタータ7、抵抗発熱体8及び熱応動スイッチ3の直列回路で構成された始動ユニット2が発光管1の両電極1aと1bとの間に並列に接続され、外管4内に収納されている。高圧放電ランプが高圧ナトリウムランプの場合、一般に外管4内は高真空に維持されている。一方、高圧放電ランプがメタルハライドランプの場合、外管4内に窒素等の不活性ガスが封入されることもある。発光管1の一方の電極1aは、始動補助用熱応動スイッチ6を介して始動補助導体5に接続されている。始動補助導体5は、発光管1の外面に沿って巻回され、発光管1に近接して設けられている。発光管1の両電極1a及び1bは安定器10を介して電源11に接続されている。
【0010】
始動ユニット2は、グロースタータ7とグロースタータ7に流れる電流を制限するための抵抗発熱体8と、発光管1の放電開始後にグロースタータ7及び抵抗発熱体8への電流の供給を停止するための熱応動スイッチ3で構成されている。熱応動スイッチ3の復帰時間は、ランプの再始動時、すなわち、ランプへの電流が遮断され再度投入された時の点灯を確実にするため、始動補助用熱応動スイッチ6の復帰時間よりも長くなるように設定されている。始動ユニット2を構成する機器の配置を図2に示す。図2に示すように、グロースタータ7は抵抗発熱体8に当接している。また、熱応動スイッチ3は、発光管1が不動作の場合に、グロースタータ7のバルブ耐熱温度以上になる時に抵抗発熱体8からの熱により動作する位置に設けられている。
【0011】
次に、本発明の高圧放電ランプを、誘導性を有する安定器10及び電源11を用いて点灯する場合の動作について説明する。まず、高圧放電ランプに安定器10を介して電源電圧を印加すると、始動ユニット2に電流が流れる。始動ユニット2のグロースタータ7が開閉動作を行うことにより、安定器10に流れていた電流の急激な変化が起こり、安定器10にパルス電圧が誘起される。そして、このパルス電圧と発光管1の外面に設けられた始動補助導体5の始動補助効果により、発光管1の放電が開始する。放電開始後は、発光管1からの熱によって、始動補助用熱応動スイッチ6と熱応動スイッチ3が開放され、始動補助導体5と始動ユニット2への電圧印加が停止される。
【0012】
発光管1が正常に動作する状態においては、電源電圧を印加してから発光管1の放電が開始するまでの時間は長くても数秒間であり、この期間中の抵抗発熱体8による加熱を受けてもグロースタータ7は閉路温度までには到達しない。ところが、ランプの寿命末期において発光管1の始動電圧が著しく上昇したり、外部からの機械的衝撃により発光管1への電流供給線の一部が切断される等のトラブルにより、発光管1が始動不能の状態になった場合、電源電圧を印加しても発光管1は放電を開始せず、グロースタータ7が開閉動作を続け、始動ユニット2の回路には断続的に電流が流れ続け、抵抗発熱体8の温度が上昇していく。これにより、グロースタータ7が加熱される。グロースタータの温度が、グロースタータ7に付設してあるバイメタル接点の動作温度を越えると、グロースタータ7が常時閉路する。そのため、電流遮断がなくなり、安定器10によるパルス電圧の発生が停止する。その後、抵抗発熱体8への電圧印加により、抵抗発熱体8からグロースタータ7への加熱が続く。
【0013】
グロースタータ7の温度が、グロースタータ7のバルブの耐熱温度を越えた場合は、グロースタータ7のバルブがリークする。その後、熱応動スイッチ3が開路し、始動ユニット2への電流が遮断され、セラミックヒーター7の温度は常温に戻り、熱応動スイッチ3が閉路する。しかし、グロースタータ7のバイメタル接点が開路しても、グロースタータ7内の封入ガスが放出されているために、グロースタータ7でグロー放電は起こらず、安定器10は2度とパルス電圧を発生しない。
【0014】
【実施例】
次に、本発明の具体的な実施例について説明する。図1に示す回路構成で220Wの高圧ナトリウムランプを作成した。発光管1の寸法は外径9mm、電極間距離58mmである。グロースタータ7として、バイメタル接点の動作温度が約100℃で、バルブの耐熱温度は約550℃のものを用いた。グロースタータ7に直列に接続する抵抗発熱体8として、1辺が25mmの正方形のセラミックヒータを用いた。セラミックヒータの室温での抵抗値(冷抵抗値)は約100Ωであり、約500℃の飽和温度時での抵抗値は約500Ωであった。また、熱応動スイッチ3として、動作温度が約200℃のバイメタルスイッチを用いた。
【0015】
このように製作した高圧ナトリウムランプを250W高圧水銀灯用安定器を介して200Vの交流電源に接続すると、先に述べた過程を経て発光管1が正常に始動し安定状態に移行した。次に、発光管1が始動不能になった状態での実験を行うために、放電灯を消灯して冷却後に、レーザー光線を利用して外管4を破壊することなく外管4内で発光管1への電流供給線を切断し、発光管1を始動不能な状態にした。この状態で電源電圧を印加すると、始動ユニット2に電流が流れ続け、抵抗発熱体8としてのセラミックヒーターの温度が急速に上昇し、セラミックヒーター8からのグロースタータ7への加熱が続き、グロースタータ7の温度がグロースタータ7に付設してあるバイメタル接点の動作温度を越え、グロースタータ7が閉路した。さらに、グロースタータ7の温度がグロースタータ7のバルブの耐熱温度を越えると、バルブがリークし、内部の封入ガスが放出され、グロースタータ7が破壊された。その後、熱応動スイッチ3が開路した。これにより、始動ユニット2の回路が遮断され、安定器10からのパルス電圧の発生が停止した。また、グロースタータ7が破壊されたため、2度とパルス電圧は発生しなかった。
【0016】
ここでは抵抗発熱体8の冷抵抗値を約100Ωとしたが、もし冷抵抗値が100Ω以下の場合、始動器2に流れる電流が大きいために、グロースタータ7の劣化が非常に早くなる。一方、500Ω以上の場合、始動器2に流れる電流が小さいために、発光管1を始動させるのに十分なパルス電圧が得られない。そのため、実用上は約100〜500Ωの範囲が適当である。
【0017】
さらに、熱応動スイッチ3の動作温度を約200℃としたが、実際にランプを使用する場合の周囲温度は、最高でもせいぜい50℃程度であり、この場合に熱応動スイッチ3が確実に閉路している必要がある。また、ランプ点灯時の光放射を妨げることがないように、熱応動スイッチ3を配置しなければならない。さらに、ランプ点灯時に始動器2への電流供給を停止するため、熱応動スイッチ3を確実に開路させる必要がある。これらを考慮に入れると、実用上は約100〜350℃の範囲内にあれば十分である。
【0018】
また、上記実施例では高圧ナトリウムランプについて説明したが、メタルハライドランプについても同様な効果がある。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明の高圧放電ランプは、グロースタータ、抵抗発熱体及び常閉の熱応動スイッチを含む直列回路を発光管に並列に接続して外管内に収容し、発光管が不動作の場合に、抵抗発熱体の熱によりグロースタータを破壊するように構成されている。そのため、発光管が何らかの原因で始動しない場合でも、グロースタータの開閉動作により始動ユニットに電流が断続的に流れ続け、抵抗発熱体の温度が上昇し、グロースタータが加熱される。グロースタータの温度が、グロースタータに付設してあるバイメタル接点の動作温度を越えると、グロースタータが常時閉路する。そのため、電流遮断がなくなり、安定器によるパルス電圧の発生が停止する。しかし、その後も抵抗発熱体へ電圧が印加され、抵抗発熱体からグロースタータへの加熱が続き、グロースタータの温度が、グロースタータのバルブの耐熱温度を越えた時に、グロースタータのバルブがリークし、内部の封入ガスが放出される。その後、熱応動スイッチが開路し、始動ユニットへの電流が遮断され、セラミックヒーターの温度は常温に戻り、熱応動スイッチが閉路しても、グロースタータ内の封入ガスが放出されているために、グロースタータでグロー放電は起こらず、安定器は2度とパルス電圧を発生しない。従って、ランプ交換の際に感電のおそれのない、安全性の高い高圧放電ランプを提供することができるものである。
【0020】
また、熱応動スイッチのスイッチング温度を100〜350℃の範囲内とし、グロースタータの温度が抵抗発熱体からの熱で温度が600℃以上となった後に、動作温度に達する位置に熱応動スイッチを設置することにより、グロースタータのバルブがリークする以前に熱応動スイッチが回路することはなく、確実にグロースタータを破損させることができる。
【0021】
また、抵抗発熱体をセラミックヒーターとすることにより、室温で約100Ω、約500℃の飽和温度時で約500Ωの抵抗値が得られる。また、抵抗発熱体を小型にすることができ、ランプ点灯時の光放射を妨げることもない。また、抵抗発熱体の冷抵抗値を100〜500Ωの範囲とすることにより、発光管を始動させるのに十分なパルス電圧が得られると共に、グロースタータを急激に劣化させることもない。さらに、抵抗発熱体から熱応動スイッチまでの距離を、抵抗発熱体からグロースタータまでの距離よりも遠くすることにより、熱応動スイッチが開離するよりも早くグロースタータを閉路することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧放電ランプの一実施例の回路構成を示す模式図
【図2】本発明の高圧放電ランプの一実施例における始動ユニットの構成部品の配置図
【図3】従来の高圧放電ランプの回路構成を示す模式図
【図4】別の従来の高圧放電ランプの回路構成を示す図
【符号の説明】
1 :発光管
2 :始動ユニット
3 :熱応動スイッチ
4 :外管
5 :始動補助導体
6 :始動補助用熱応動スイッチ
7 :グロースタータ
8 :抵抗発熱体
9 :抵抗体
10 :安定器
11 :電源
12 :バイメタルスイッチ
13 :加熱用抵抗体
14 :始動ユニット[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a high-pressure discharge lamp.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a high-pressure discharge lamp such as a high-pressure sodium lamp, a starting rare gas such as xenon gas is sealed in an arc tube, and the efficiency is improved by increasing the sealing pressure. FIG. 3 shows a configuration of a general conventional high-pressure discharge lamp. As shown in FIG. 3, since the starting voltage of the high-pressure discharge lamp is high, a
[0003]
In the above-mentioned conventional high-pressure discharge lamp, when the starting voltage of the
[0004]
Therefore, in another conventional high-pressure discharge lamp disclosed in, for example, JP-A-7-105913, as shown in FIG. A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the circuit configuration shown in FIG. 4 does not permanently disable the
[0006]
The present invention has been made in order to solve the problems of the above-described conventional example, and when the arc tube does not start for some reason, the starting unit is destroyed to make the operation tube permanently inoperable, whereby the pulse voltage is reduced. It is an object of the present invention to provide a high-safety high-pressure discharge lamp that does not generate any gas.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the high-pressure discharge lamp of the present invention, housed in the outer tube a series circuit including a glow starter, a thermo-switch of the resistance heating element and a normally closed connected in parallel to the arc tube, said thermal responsive The thermal responsive switch is installed at a position where the operating temperature of the switch is within a range of 100 to 350 ° C. and the temperature of the glow starter reaches the operating temperature after the temperature of the glow starter reaches 600 ° C. or more due to heat from the resistance heating element. and, when the arc tube is not operating, the glow starter by the heat of the resistance heating element has been configured to so that is destroyed.
In the above SL configuration, the resistance heating element is preferably a ceramic heater.
In the above configuration, it is preferable that the resistance heating element has a cold resistance value of 100Ω to 500Ω.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The high pressure discharge lamp of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic diagram showing a circuit configuration of the high-pressure discharge lamp of the first embodiment, and FIG. 2 is a diagram showing an example of a device arrangement of a series body composed of a glow starter, a resistance heating element and a thermally responsive switch. is there.
[0009]
As shown in FIG. 1, in the high-pressure discharge lamp of the present invention, a
[0010]
The
[0011]
Next, the operation when the high-pressure discharge lamp of the present invention is turned on by using the
[0012]
In a state where the
[0013]
When the temperature of the
[0014]
【Example】
Next, specific examples of the present invention will be described. A 220 W high-pressure sodium lamp was produced with the circuit configuration shown in FIG. The dimensions of the
[0015]
When the high-pressure sodium lamp thus manufactured was connected to a 200 V AC power supply via a 250-W high-pressure mercury lamp ballast, the
[0016]
Here, the cold resistance value of the
[0017]
Furthermore, although the operating temperature of the
[0018]
In the above embodiment, the high pressure sodium lamp has been described, but the same effect can be obtained with a metal halide lamp.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, in the high-pressure discharge lamp of the present invention, a series circuit including a glow starter, a resistance heating element, and a normally-closed thermoresponsive switch is connected in parallel to the arc tube and housed in the outer tube, and the arc tube does not operate. In this case, the glow starter is configured to be destroyed by the heat of the resistance heating element. Therefore, even when the arc tube does not start for some reason, current continues to flow intermittently to the starting unit due to the opening / closing operation of the glow starter, the temperature of the resistance heating element rises, and the glow starter is heated. When the temperature of the glow starter exceeds the operating temperature of the bimetal contact attached to the glow starter, the glow starter is normally closed. Therefore, current interruption is eliminated, and generation of a pulse voltage by the ballast is stopped. However, after that, the voltage is applied to the resistance heating element, the heating of the glow starter from the resistance heating element continues, and when the temperature of the glow starter exceeds the heat resistant temperature of the glow starter valve, the glow starter valve leaks. , The internal gas is released. After that, the thermoresponsive switch is opened, the current to the starting unit is cut off, the temperature of the ceramic heater returns to normal temperature, and even if the thermoresponsive switch is closed, the filled gas in the glow starter is released, No glow discharge occurs in the glow starter, and the ballast does not generate a pulse voltage twice. Therefore, it is possible to provide a high-safety high-pressure discharge lamp that is free from electric shock when the lamp is replaced.
[0020]
Further, the switching temperature of the thermoresponsive switch is set in the range of 100 to 350 ° C., and after the temperature of the glow starter becomes 600 ° C. or more due to the heat from the resistance heating element, the thermoresponsive switch is located at a position where the operating temperature is reached. By installing the glow starter, the glow starter can be reliably broken without the thermal responsive switch being circuited before the glow starter valve leaks.
[0021]
Further, by using a ceramic heater as the resistance heating element, a resistance value of about 100Ω at room temperature and about 500Ω at a saturation temperature of about 500 ° C can be obtained. Further, the resistance heating element can be reduced in size, and does not hinder light emission when the lamp is turned on. Further, by setting the cold resistance value of the resistance heating element in the range of 100 to 500Ω, a pulse voltage sufficient to start the arc tube can be obtained, and the glow starter does not rapidly deteriorate. Further, by making the distance from the resistance heating element to the thermal responsive switch longer than the distance from the resistance heating element to the glow starter, the glow starter can be closed earlier than the thermal responsive switch is opened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing a circuit configuration of one embodiment of a high-pressure discharge lamp of the present invention. FIG. 2 is a layout diagram of components of a starting unit in one embodiment of a high-pressure discharge lamp of the present invention. FIG. 4 is a schematic diagram showing a circuit configuration of a high-pressure discharge lamp. FIG. 4 is a diagram showing a circuit configuration of another conventional high-pressure discharge lamp.
1: arc tube 2: starting unit 3: thermal response switch 4: outer tube 5: starting auxiliary conductor 6:
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