JP3554843B2 - Assembled storage case with underframe - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、不使用時あるいは販売時等には分解してコンパクト化され、使用時には組立てられて収納箱を多段に配置する組立収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の組立収納ケースは、使用時の収納スペースを十分にするとともに、不使用時等には分解してコンパクト化しなければならないものであるから、使用者である一般需要者がその分解・組立を容易に行えるような組立構造を有していなければならないものである。
【0003】
このような組立収納ケースの従来例としては、例えば実公昭60−6267号公報に示されたような「衣裳ケースの外枠」がある。この外枠は、
「水平部と側壁部材との結合を係合突起部と係合凹部との係合によって行ない且つ両者の離脱を外側方から簡便にできるように構成した衣裳ケースの外枠を提供することを目的と」してなされたものであり、
「上下水平部材間に左右側壁部材を結合した収納箱を挿抜自在にした衣裳ケースの合成樹脂製外枠において、前記各側壁部材の上下面には複数の係合突部が一体形成され、前記各水平部材の側壁接合部分には前記係合突部を係合可能な係合凹部が一体成形されており、前記係合突部には突起とこれに隣接した撓み変形可能な係止片とが形成され、前記係合凹部には突起及び係止片が挿抜可能な凹所と挿入された係止片と係合してその抜止めをする係止部とが形成され、且つ前記水平部材の外側面には係止片を撓み変形させて係止部から離脱させる離脱具を挿入可能な孔が形成されていること」
を特徴とするものである。
【0004】
そして、この実公昭60−6267号公報に示された外枠によれば、上記公報中に記載されているように、
「外枠は水平部材の係合凹部と側壁部材の上下面に形成した係合突部との係合によって組立てられるので、締結金具が不要であり組立てが極めて簡便であり、係合凹部及び係合突部は夫々水平部材及び側壁部材と一体成形されているので、各部材は製作が容易であり、また、係合突部の係止片は撓み変形可能であると共に係合凹部の係止部に係脱自在であり、且つ係止片の離脱を外枠の外面側方から離脱具で行ない得るので、外枠の分解が極めて容易である」という効果を有しているものの、次のような改良しなければならない点も含んでいるものである。
【0005】
すなわち、上記公報に示された外枠は、上下水平部材間に結合される左右側壁部材を必要とするものであり、かつ各側壁部材は、上記公報の第2頁左欄の第8行目以下に記載されているように、
「左右側枠段部21、嵌合部22は同一形状であり、水平枠連結部20の側辺11上面12に面接触する下辺19と、側辺11の下面14に面接触する上辺20とを有し、下面14と上辺20とには水平枠連結部20と側枠段部21、嵌合部22との前後位置規制を行なう凸段部22と凹段部22が形成されており、最下段の水平枠連結部20の凸段部21は衣裳ケース組立収納ケース100全体の脚部となる。
【0006】
各側枠段部21、嵌合部22の下辺19には係合凹部13に挿入係合可能な係合突部23が、上辺20には係合凹部15に挿入係合可能な係合突部24が夫々形成されており、前後2個の各係合突部23、24は左右対称形状である」ものとしなければならないものである。従って、この従来の「衣裳ケースの外枠」においては、その製造を複雑な型を使用しなければならないことになって、製造コストが係るものとなるだけでなく、形状が複雑なものであることから、使用者である一般需要者がその分解・組立てを行うことを困難にしているものである。
【0007】
換言すれば、この種の組立収納ケースは、次のような諸点を考慮して形成されなければならない。
【0008】
(1)合成樹脂材料を使用して型成形する場合の型の構造を簡略化して、組立収納ケース全体のコスト低減を図らなければならない。
【0009】
(2)組立てた時の剛性が十分なものであることは当然として、その組立自体が一般需要者が説明書を熟読しなくても行えるような簡単な構造のものでなければならい。
【0010】
(3)販売時、そのための運搬時、あるいは不使用時には、その全体を分解してコンパクト化しなければならないが、そのコンパクト化をより一層達成できるようにしなければならない。
【0011】
(4)コンパクト化した時に、各部材が変形するものであってはならないし、コンパクト化したがために各部材間が結合されてはならない。
【0012】
そこで、本発明者等は、この種の組立収納ケースをより安価に提供することができ、しかも不使用時のコンパクト化をさらに達成するにはどうしたらよいかについて種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題は、この種組立収納ケースのさらなるコストダウンと、コンパクト化である。
【0014】
そして、本発明の目的とするところは、各部材間の組立てを容易に行うことができて、後の分解・離間が容易に行えるようにしながらコンパクト化をより一層達成することができ、しかもより一層のコストダウンを図ることができる組立収納ケースを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、まず請求項1に係る発明の採った手段は、実施例において使用する符号を付して説明すると、
「複数の台枠10を、これに形成した複数の連結部20に立設した支柱30を介して多段に組み立てて、これら台枠10間に収納箱40を引出可能に挿入するようにした組立収納ケース100において、
各連結部20を、上下に貫通する筒状のものであって、段部21の上下にて区画された嵌合部22及び被嵌合部23と、この連結部20の嵌合部22に形成した弾性片24と、この弾性片24の外側に設けた係合爪25と、被嵌合部23の弾性片24の直下に位置する部分に形成されて、支柱30側の係合爪35が係合される係合穴26とを備えたものとし、
さらに、各連結部20の被嵌合部23の内側に突出されて、二つの各台枠10をその連結部20にて上下に積み重ねる際、当該被嵌合部23内に嵌合された他の台枠10側の係合爪35を、当該被嵌合部23の係合穴26に係合しないように規制するストッパ27を一体的に形成したことを特徴とする組立収納ケース100」
である。
【0016】
すなわち、この請求項1に係る組立収納ケース100は、特に分解されたときの各台枠10を、より一層コンパクトに積み重ねることができようにするとともに、これら各連結部20の被嵌合部23の内側にストッパ27を一体的に突出形成して、このストッパ27により、二つの各台枠10をその連結部20にて上下に積み重ねる際、当該被嵌合部23内に嵌合された他の台枠10側の係合爪35を、当該被嵌合部23の係合穴26に係合しないように規制することができて、台枠10間の固着がなされないようし得るようにしたものである。
【0017】
そのために、この請求項1に係る組立収納ケース100においては、まず、各台枠10に立設される各支柱30のための連結部20に上述した構成を採用することによって、各台枠10の連結部20に他の台枠10の連結部20がその各嵌合部22及び被嵌合部23によって嵌合し得るようにして、各台枠10をコンパクトにまとめることができるようにしたものである。
【0018】
また、各連結部20は、これに各支柱30を脱着自在に取付けるための嵌合部22、及び係合爪25を有した弾性片24を設けたものであるため、支柱30側を固定するはずの各係合爪25によって、他の台枠10側の被嵌合部23が固定してしまわないようにするためのストッパ27を、各連結部20が備えたものとしたものである。換言すれば、この組立収納ケース100においては、各連結部20がストッパ27を備えたものとしたことによって、各連結部20同志が完全に嵌合しないようにしたもので、各台枠10を少し浮いた状態で積み重ねて保管し得、後の分解・離間が容易に行えるようにしたものなのである。
【0019】
なお、この請求項1に係る組立収納ケース100では、各支柱30の構造は特に限定されるものではなく、各連結部20の嵌合部22及ぶ被嵌合部23を利用して立設・固定される形状のものであればどのようなものであってもよい。
【0020】
請求項2に係る台枠を備えた組立収納ケースは、上記目的を達成するために、上記請求項1の台枠を備えた組立収納ケースについて、特に、各連結部20を、被嵌合部23の係合穴26の下方に位置する内面に形成されて、他の台枠10側の係合爪25を有した弾性片24を収納する上下方向の収納凹所28を備えたものとして形成したことにその構成上の特徴があるものである。
【0021】
すなわち、この請求項2に係る台枠を備えた組立収納ケースは、各台枠10をその嵌合部22及び被嵌合部23を利用して積み重ねた際に、連結部20の被嵌合部23の下方に形成した弾性片24がその弾性を無くさないようにしたものであり、他の台枠10側の弾性片24を自然復帰状態で収納する収納凹所28を被嵌合部23の内面であって係合穴26の下方に形成したものである。
【0022】
一方、請求項3に係る発明の採った手段は、実施例において使用する符号を付して説明すると、上記請求項1または請求項2に係る台枠を備えた組立収納ケースについて、その各支柱30を、段部31の上下にて、連結部20側の被嵌合部23に嵌合される嵌合部32と、連結部20側の嵌合部22が嵌合される被嵌合部33とに区画したものとするとともに、この支柱30の嵌合部32に形成した弾性片34と、この弾性片34の外側に設けた係合爪35と、被嵌合部33の下側に形成されて他の台枠10側の連結部20における係合爪25が係合される係合穴36とを備えたものとしたものである。
【0023】
すなわち、この請求項3に係る組立収納ケース100においては、その各支柱30の形状を、連結部20側のそれと略同じようにしたものであり、これにより、各台枠10の支柱30による組立てを容易に行えるようにしたものである。換言すれば、これら各支柱30による台枠10の積み上げを、不使用時における各台枠10の連結部20を利用した積み重ねと同様な方法によって行えるようにしたものであるが、この支柱30を使用する場合には、その嵌合部32に形成してある弾性片34の係合爪35が連結部20側の係合穴26内に係合されるようにするとともに、その被嵌合部33に形成してある係合穴36内に連結部20側の弾性片24の係合爪25が係合するようにしたものである。
【0024】
【発明の作用】
以上のように達成した各請求項に係る発明の作用を以下に説明するが、後述の実施例に係る組立収納ケース100は、これら各請求項に係る全ての発明を実質的に含むものであるから、この実施例に係る組立収納ケース100の作用説明をすることにより、各請求項に係る発明の作用説明とする。
【0025】
まず、各請求項1係る台枠を備えた組立収納ケースを採用した組立収納ケース100は、図1〜図4に示した状態のものに組み立てられるものであるが、このような組立収納ケース100とするために、図5及び図6に示したような、4隅に連結部20を一体成形した複数(本実施例では5枚)の台枠10間に、図9及び図10に示したような支柱30が立設固定されるものである。
【0026】
なお、最下端となる台枠10には、図1〜図4に示したように、当該組立収納ケース100全体の移動を容易にするためのキャスター12が設けられるものであり、最上端となる台枠10の各連結部20は、嵌合部22を有さないものとして上方に突出する部分をなくしたものが採用してあり、これにより、最上端の台枠10は所謂「天板」としたものである。勿論、天板以外の各台枠10上には、図4及び図5に示したように、収納箱40を収納するためのスライド凹所11が形成してあり、このスライド凹所11を利用することにより、各収納箱40が引出し自在としてあるものである。
【0027】
このように、各支柱30によって台枠10を組み立てた組立収納ケース100においては、図4の(イ)及び図11に示すように、各連結部20の嵌合部22に対して各支柱30の被嵌合部33が嵌合されているものであり、連結部20側の弾性片24外面に設けてある係合爪25は、支柱30側の被嵌合部33に設けてある係合穴36内に係合した状態となっていて、各支柱30の台枠10側に対する立設固定が確実になされているのである。
【0028】
実施例に係る各支柱30においては、図5及び図10の比較から理解できるように、その断面形状を連結部20のそれと同様に小判型にするとともに、その嵌合部32が連結部20側の被嵌合部23内に嵌入し得るものとしてあり、かつその被嵌合部33が連結部20側の嵌合部22に対して外嵌合し得るものとしてあるため、この支柱30の連結部20に対する嵌合がその方向性と位置決めとを同時に満足しながら行えるものとなっているのである。そして、各連結部20側の係合爪25は、両側にスリットまたは薄肉部分24aを形成することにより自由に曲がる弾性片24の外面に形成してあり、しかもその図11の図示上端面は傾斜したものとしてあるから、連結部20側の嵌合部22を当該支柱30の被嵌合部33内に差し込んでこれを固定する際には、連結部20側の弾性片24が内方に撓み、その後に弾性片24が自然状態に復帰して当該弾性片24の係合爪25が支柱30側の係合穴36内に自動的に係合するから、支柱30の連結部20に対する立設・固定作業は容易に行えるのである。
【0029】
一方、この支柱30の嵌合部32を連結部20側の被嵌合部23内に嵌合してその立設・固定を行う場合も、上述したのと同様に、その作業を容易に行えるものである。すなわち、支柱30側の各嵌合部32に、スリットまたは薄肉部分34aによって自由に曲がる弾性片34が形成してあって、この弾性片34の外面に係合爪35が形成してあるから、この支柱30の嵌合部32を連結部20側の被嵌合部23内に差し込んだとき、弾性片34が内方に撓んで自然状態に復帰することにより、当該支柱30における嵌合部32の連結部20側に設けてある被嵌合部23内への嵌入と、各支柱30側の係合爪35の連結部20側の係合穴26に対する係合が簡単に行えるのである。
【0030】
なお、各支柱30の嵌合部32を連結部20側の被嵌合部23内に嵌入して、これを固定したとき、図11に示したように、支柱30側の嵌合部32の上端面が連結部20内に設けてある各ストッパ27の下端面より下方に位置しているから、上述した支柱30側の係合爪35の連結部20側の係合穴26に対する係合は、ストッパ27が存在していても何等の支障もなく行えるものである。
【0031】
勿論、各支柱30の下端面は、連結部20側の段部21上に当接しており、同様に、各連結部20の下端面は支柱30側の段部31上に当接しているから、各支柱30と連結部20との位置決めは確実になされていて、各支柱30を介して加わる力は各台枠10の連結部20によって確実に受け止められることになるのである。
【0032】
さて、以上のように組み立てられる組立収納ケース100は、これを販売したり、不使用時において保管しておく場合等において、各部材を分解してコンパクトにまとめておかなければならないが、その場合には各連結部20側の係合穴26から露出している支柱30側の係合爪35、及び各支柱30側の係合穴36から露出している連結部20側の係合爪25を指で押し込めば、各弾性片24及び34が撓んでそれぞれの係合が解かれるから、各支柱30の台枠10からの取り外しは容易に行える。そして、各収納箱40をそれぞれ積み重ねて容積を約1/4とするとともに、各台枠10を図6の(イ)に示すように、積み重ね、分解された多数の支柱30は収納箱40内か積み重ねた台枠10のスライド凹所11上に配置すれば、組立収納ケース100全体の分解後の容積は非常に小さなものとなって、そのコンパクト化が図られるのである。
【0033】
以上のように、各台枠10を積み重ねてコンパクト化する場合の重要作用が、図7及び図8に示してある。すなわち、この場合には、一つの台枠10の連結部20に対して、その嵌合部22が他の台枠10の被嵌合部23内に嵌合されることになるのであるが、この際には、
(イ)一方の台枠10側の係合爪25が他方の台枠10の係合穴26内に係止されない。
(ロ)一方の台枠10側の弾性片24が他方の台枠10の収納凹所28内に収納されて、弾性片24はその自然状態におかれることになり、その弾性力に変化を生じることはない。
といった作用が発揮されるのである。
【0034】
(イ)の作用は、主として請求項1に係る台枠を備えた組立収納ケース100するものであるが、各連結部20の被嵌合部23内には、図7及び図8に示したように、ストッパ27が下方に向けて突出形成してあるから、この被嵌合部23内に挿入された他の台枠10における嵌合部22がこのストッパ27の下面に当接して、嵌合部22のそれ以上の嵌入がなし得ないものとなっているために発揮されるものである。すなわち、図7及び図8に示したように、一つの台枠10の連結部20を構成している嵌合部22に、他の台枠10の被嵌合部23が嵌合されたとしても、当該他の台枠10はその連結部20の内側に形成してあるストッパ27によって、図示した以上の嵌合がなされることがなく、一つの台枠10側の嵌合部22に形成してある係合爪25が、他方の台枠10側の係合穴26内に係合することはないのである。従って、両台枠10の各連結部20は、互いの距離を短くした状態で互いに嵌合されるのであるが、そのときには互いに係合するものではないので、その引き離しを容易に行えるものとなっているのである。
【0035】
また、(ロ)の作用は、請求項2に係る台枠を備えた組立収納ケース100するものであるが、それは主として図7に明示してある。すなわち、各連結部20の嵌合部22に形成した弾性片24は、他の台枠10の被嵌合部23内に嵌合されたとき、もし収納凹所28がなければ、その外面側に係合爪25が突出形成してあることにより内方に撓んだままの状態のものにされることになるのである。しかしながら、本発明の組立収納ケース100では、弾性片24の撓むはずの量を逃がすための収納凹所28が被嵌合部23の内面に形成してあるから、各弾性片24はその自然状態のままとなり、特に支柱30側の係合穴36内に係合爪25を係止させるための弾性力を維持し得るもの、換言すれば弾性片24の弾性力変化を来さないようにしているのである。
【0036】
なお、実施例のストッパ27は、図7に示したように、各台枠10を積み重ねたときに、連結部20における嵌合部22の被嵌合部23に対する必要以上の嵌入を阻止していると同時に、図11に示したように、各連結部20の嵌合部22に対する支柱30側の被嵌合部33の嵌合を行えるようにして、その際の支柱30側の係合穴36内に対する連結部20側の係合爪25の係合を確実に行えるようにしているものである。
【0037】
また、各連結部20側の弾性片24、及び支柱30側の弾性片34は、その両側にスリットまたは薄肉部分24a・34aを形成することによってその弾性を確保したものであるが、これらの弾性片24・34の両側に薄肉部分24a・34aを形成した場合には、この薄肉部分24a・34aが他の部分に比して十分な弾力性及び伸長性を有するものとなるである。このことから、これらの弾性片24・34の弾力性を薄肉部分24a・34aによって確保するようにした場合には、これらの弾性片24・34の自然状態への復帰も確実になされることになるのである。
【0038】
【実施例】
次に、各請求項に係る発明を、図面に示した実施例について説明するが、前述の作用の項でも述べたように、実施例を示す組立収納ケース100は各請求項に係る発明を全て含むものであるので、以下ではこの実施例に係る組立収納ケース100を中心にした説明を行う。
【0039】
この組立収納ケース100は、図1〜図4に示したように、図5及び図6に示した各台枠10間に、これに一体的に形成した各連結部20にて、図9及び図10に示したように支柱30を立設固定することにより構成されるものであり、これら台枠10及び支柱30によって形成された空間内には収納箱40が引き出し自在に収納されるものである。これら各収納箱40の出し入れを安定した状態で行えるようにするために、各台枠10の上面には、図4及び図5に示したようにスライド凹所11が形成してあるのである。
【0040】
なお、前述の作用の項でも述べたように、最下端に位置する台枠10の下面にはキャスター12が形成してあり、最上端に位置する台枠10は所謂天板としたものであって、この天板を構成している台枠10の連結部20においては、不要な嵌合部22を形成しないで上面がフラットになるようにしてある。
【0041】
図1〜図4に示した組立収納ケース100においては、完全な状態の連結部20を4隅に有した4枚の台枠10と、嵌合部22を有さない連結部20を備えた一枚の台枠10と、これらの間に立設・固定された合計16本の支柱30とを使用したものであり、合計4段の収納箱40を出入自在に収納して構成したものである。勿論、収納箱40の段数はこれ以外にも自由に変えられるものであり、その場合には、台枠10や支柱30等の数を調整して提供されるものであることは言うまでもない。
【0042】
さて、本発明の組立収納ケース100を構成している台枠10であるが、これらの複数を、図6の(イ)に示したように積み重ねてコンパクトにするための連結部20が、その略角部となる4つの部分に、各台枠10が形成する平面に対して垂直となるように一体的に形成してある。本実施例における連結部20を有した台枠10は、その全体を合成樹脂材料により例えば射出成形したものである。なお、図5に示した台枠10においては、図示中央の一点鎖線を中心にして、図示上側は平面を、図示下側は底面を示すようにしてあり、この台枠10の底面側に形成したリブによってその剛性を確保するようにしているものである。
【0043】
各連結部20は、特に図7及び図8に詳示したように、上下に貫通する筒状のものであって、段部21の上下にて嵌合部22と、被嵌合部23とに区画したものである。そして、この連結部20の嵌合部22に、スリットまたは薄肉部分24aを介して形成した弾性片24と、この弾性片24の外側に設けた係合爪25と、被嵌合部23の弾性片24の直下に位置する部分に形成されて、支柱30側の係合爪35が係合される係合穴26とを備えたものとしたものである。
【0044】
すなわち、各連結部20は、その嵌合部22に他の連結部20の被嵌合部23を嵌合し得るようにしたものであり、かつ一方の連結部20側の嵌合部22上に他方の連結部20側の被嵌合部23内に形成したストッパ27の下面が当接することにより、各台枠10間の位置決めを行うようにしたものである。
【0045】
なお、各台枠10の積み重ねを、図6の(イ)に示したように、各連結部20にて行う場合には、嵌合部22と被嵌合部23とを区画している段部21は積極的に利用されるものではないが、この段部21は、嵌合部22と被嵌合部23とを区画しながら台枠10を一体成形するに際して重要なものである。すなわち、各連結部20に段部21が存在していることにより、その成形型からの当該台枠10の型抜きを容易に行えるようにしているものであり、かつ型の形成そのものをも容易にしているものである。また、本実施例における各連結部20の嵌合部22には、その外面に多数の突条が上下方向に形成してあり、これらの突条によって、当該嵌合部22を他の台枠10側の被嵌合部23内に嵌合したときの抵抗を小さくして位置決めを行うようにするとともに、当該嵌合部22の剛性の確保をも図っているものである。この嵌合部22における突条と同様なものは、後述する支柱30側の嵌合部32にも形成してあるものである。
【0046】
各弾性片24は、図7及び図8に示したように、この嵌合部22の一部に縦方向のスリットまたは薄肉部分24aを二本形成するとともに、各スリットまたは薄肉部分24aの上端を開放したものとすることにより、嵌合部22を構成している材料自身が有する物性によって弾力性を有したものとしたものである。すなわち、各弾性片24は、これが形成してある嵌合部22を他の台枠10側の被嵌合部23内に挿入する際にのみ内方に向けて弾力的に撓むものであり、その上端外面一体的に形成し係合爪25が支柱30側の係合穴36内に係止されたり、次に述べる連結部20内の収納凹所28内に収納されたりした場合には、図7に示したような自然の状態に復帰するものである。
【0047】
図6の(イ)及び図7で示した複数の台枠10の積み重ね状態においては全く利用されないが、各連結部20の被嵌合部23には係合穴26が形成してある。これら各係合穴26は、後述する各支柱30の嵌合部32を、当該連結部20の被嵌合部23内に嵌合したときに、支柱30側の弾性片34に設けた係合爪35が係止されるものであり、その上端は、図7に示したようにストッパ27の下端面以下の部分に位置するようにしてある。
【0048】
ストッパ27は、図7に示したように、複数の台枠10を各連結部20を利用して積み重ねた場合に、一方の台枠10に形成してある係合爪25が他方の台枠10の係合穴26内に係合しないようにするためのものであることは、前述した通りである。なお、実施例におけるストッパ27は、その上下方向の長さを、連結部20側の被嵌合部23内に嵌合された支柱30側の嵌合部32の上端面から後退し得て、かつ二つの各台枠10をその連結部20にて上下に積み重ねる際、下側台枠10における係合爪25の下端を上側台枠10における係合穴26の下端に一致させたときの下側台枠10における嵌合部22の上端面より、上側台枠10側のストッパ27の下端が突出し得るものとしてある。
【0049】
そして、各連結部20の被嵌合部23内に収納凹所28が形成してあるのであるが、この収納凹所28は、図7及び図8に示したように、当該連結部20の被嵌合部23内に他の台枠10の嵌合部22を挿入する際に、他の台枠10側の弾性片24が不必要に撓まなくてもよいようにするために、図示下方を開放した上下方向のものとしてある。なお、図7に示した収納凹所28においては、その上端が係合爪25の外形に対応するような形状のものに形成することにより、支柱30側の係合爪35が係合穴26に確実に係止できるようにしているとともに、型成形そのものを容易に行えるようにしているものである。
【0050】
次に、以上のように構成した各台枠10を、その上に収納箱40が収納できるように組立てる際に使用される支柱30について説明するが、本実施例における支柱30は、図9及び図10に示したような形状のものとしてある。すなわち、この支柱30においても、図9に示したように上下方向の貫通孔を有した筒状のものとしてあり、台枠10側の各嵌合部22と略同じ形状と大きさを有する嵌合部32を有しているものである。この嵌合部32の段部31より下側は、収納箱40の高さに応じた長尺な被嵌合部33としてあり、この被嵌合部33の下端には台枠10側の係合爪25が係合される係合穴36が形成してある。
【0051】
この支柱30における嵌合部32の一側面には、図9及び図11に示したように、各上端が開放された一対のスリットまたは薄肉部分34aによってこれらの間に位置する弾性片34が形成してあり、この弾性片34の上端外面には、台枠10側の係合穴26に係合する係合爪35が一体的に形成してある。また、被嵌合部33の下端であって上記係合爪35と同じ側の面には、各台枠10側の係合爪25が係合する係合穴36が形成してあるのである。
【0052】
要するに、これら各支柱30は、被嵌合部33の長さが収納箱40に対応された分だけ長くしてある他は、各台枠10側に一体成形してある各連結部20と略同様な形状を有したものとなっているのである。そして、図7と図11の比較から理解できるように、支柱30側の嵌合部32の頂面からその下方の係合爪35までに到る長さは、各連結部20側の嵌合部22の頂面からその下方の係合爪25までに到る長さよりも短くなるようにしてあり、これにより、当該支柱30の嵌合部32を連結部20側の被嵌合部23内に嵌入したとき、連結部20内のストッパ27に邪魔をされることなく、当該支柱30の連結部20に対する立設・固定を行えるようにしてあるものなのである。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述した通り、まず請求項1に係る組立収納ケース100においては、各連結部20を、上下に貫通する筒状のものであって、段部21の上下にて区画された嵌合部22及び被嵌合部23と、この連結部20の嵌合部22に形成した弾性片24と、この弾性片24の外側に設けた係合爪25と、被嵌合部23の弾性片24の直下に位置する部分に形成されて、支柱30側の係合爪35が係合される係合穴26とを備えたものとし、各連結部20の被嵌合部23の内側に突出されて、二つの各台枠10をその連結部20にて上下に積み重ねる際、当該被嵌合部23内に嵌合された他の台枠10側の係合爪35を、当該被嵌合部23の係合穴26に係合しないように規制するストッパ27を一体的に形成したことにその構成上の特徴があり、これにより各部材間の組立てを容易に行うことができて、後の分解・離間が容易に行えるようにしながらコンパクト化でき、しかも一層のコストダウンを図ることができる組立収納ケース100を提供することができるのである。
【0054】
すなわち、本発明の組立収納ケース100によれば、
(1)組立収納ケース100を構成するために、二種類(天板とそれ以外)の台枠10と、これらを連結するための同一形状の支柱30と、台枠10上に収納される収納箱40との合計4種類の型を形成すればよいものであり、完成された台枠10の各連結部20の検査も、各連結部20の形状が同一であることから容易に行うことができるのであり、結果として組立収納ケース100全体の製造コストを低減することができる。
【0055】
(2)各台枠10における連結部20は全く同一の形状であるため、当該組立収納ケース100を一般需要者が組み立てるにあたって容易に組立方法の理解ができるし、その分解も簡単に行うことができる。
【0056】
(3)各台枠10は、その連結部20を利用することにより、互いに積み重ねることができ、しかもその時には各嵌合部22を被嵌合部23内に嵌合することができるから、全体のコンパクト化をより一層達成することができる。
【0057】
(4)各連結部20内に他の台枠10の連結部20を嵌合したときストッパ27により一定以上の嵌合が阻止されるため、両者間の係合爪25が係合穴26内に係合してしまうことがなく、組立のための各台枠10の離間を容易に行うことができる。
【0058】
(5)各支柱30の連結部20に対する立設及び固定を確実に行うことができて、しかもコンパクト化のために、各台枠10をその各連結部20を利用して積み重ねたときに、連結部20側の係合爪25が他の台枠10側の係合穴26内に係合しないようにすることができて、積み重ねた各台枠10の分離を容易に行うことができる。
といった効果を発揮することができるのである。
【0059】
また、請求項2に係る組立収納ケース100においては、各連結部20を、被嵌合部23の係合穴26の下方に位置する内面に形成されて、他の台枠10側の係合爪25を有した弾性片24を収納する上下方向の収納凹所28を備えたものとして形成したことにその特徴があり、これにより、上記請求項1に係る発明と同様の効果を発揮することができる他、
(6)各台枠10をその連結部20にて積み重ねたときに、支柱30を立設・固定するために重要な弾性片24の弾性力を、図6に示したようなコンパクト化を行っても長期にわたって維持させることができる。
といった効果を発揮することができるのである。
【0060】
さらに、請求項3に係る組立収納ケース100においては、各支柱30を、段部31の上下にて、連結部20側の被嵌合部23に嵌合される嵌合部32と、連結部20側の嵌合部22が嵌合される被嵌合部33とに区画したものとするとともに、この支柱30の嵌合部32にスリットまたは薄肉部分34aを介して形成した弾性片34と、この弾性片34の外側に設けた係合爪35と、被嵌合部33の下端に形成されて他の台枠10側の連結部20における係合爪25が係合される係合穴36とを備えたものとしたことにその構成上の特徴があり、これにより上述した効果を発揮することができて、しかも、
(7)各台枠10間の離隔及び固定を確実に行うことができることは当然として、その組立作業を簡単かつ容易に行うことができる。
といった効果をも発揮することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した組立収納ケースの全体斜視図である。
【図2】同組立収納ケースの正面図(イ)及び背面図(ロ)である。
【図3】同右側面図である。
【図4】図3の1−1線(イ)及び2−2線(ロ)に沿ってみた各断面図である。
【図5】同組立収納ケースを構成している台枠の、下半分を底面として示した平面図である。
【図6】同台枠の側面図(イ)及び縦断面図(ロ)である。
【図7】二つの台枠を、その各連結部を利用して積み重ねた時の部分拡大断面図である。
【図8】図7の3−3線に沿ってみた断面図である。
【図9】各台枠間に立設固定される支柱の一部破断正面図(イ)及び一部破断側面図(ロ)である。
【図10】同支柱の拡大平面図(イ)及び底面図(ロ)である。
【図11】一つの台枠の連結部の上下に各支柱をそれぞれ固定したときの部分拡大断面図である。
【符号の説明】
100 組立収納ケース
10 台枠
20 連結部
21 段部
22 嵌合部
23 被嵌合部
24 弾性片
24a スリットまたは薄肉部分
25 係合爪
26 係合穴
27 ストッパ
28 収納凹所
30 支柱
31 段部
32 嵌合部
33 被嵌合部
34 弾性片
34a スリットまたは薄肉部分
35 係合爪
36 係合穴
40 収納箱[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an assembling storage case in which the storage box is disassembled and compacted when not in use or at the time of sale, and is assembled during use to arrange storage boxes in multiple stages.
[0002]
[Prior art]
This kind of assembling / storage case requires sufficient storage space during use and must be disassembled and compacted when not in use. Must have an assembling structure that can easily perform the above.
[0003]
As a conventional example of such an assembled storage case, there is an "outer frame of a costume case" as disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 60-6267. This outer frame
An object of the present invention is to provide an outer frame of a garment case configured so that the horizontal portion and the side wall member can be connected to each other by the engagement between the engagement protrusion and the engagement recess, and the two can be easily separated from the outside. And "
`` In a synthetic resin outer frame of a costume case in which a storage box in which left and right side wall members are joined between upper and lower horizontal members can be freely inserted and removed, a plurality of engaging projections are integrally formed on upper and lower surfaces of each side wall member, An engagement recess capable of engaging the engagement protrusion is integrally formed at a side wall joint portion of each horizontal member, and the engagement protrusion has a protrusion and a flexibly deformable locking piece adjacent thereto. The engaging recess is formed with a recess in which a protrusion and a locking piece can be inserted and withdrawn, and a locking portion that engages with the inserted locking piece to prevent the locking piece from being removed, and that the horizontal member A hole is formed on the outside surface of the lock member so that a release tool for bending and deforming the locking piece to separate from the locking portion can be inserted. "
It is characterized by the following.
[0004]
According to the outer frame disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 60-6267, as described in the above publication,
"Since the outer frame is assembled by engaging the engaging recesses of the horizontal member with the engaging projections formed on the upper and lower surfaces of the side wall member, no fasteners are required, the assembly is extremely simple, and the outer casing is extremely simple. Since the abutment portion is formed integrally with the horizontal member and the side wall member, each member is easy to manufacture, and the engagement piece of the engagement projection portion can be flexibly deformed and the engagement of the engagement concave portion is performed. The outer frame is extremely easy to disassemble because the locking piece can be disengaged and the locking piece can be released from the outer surface side of the outer frame with a release tool. It also includes points that need to be improved.
[0005]
That is, the outer frame described in the above publication requires left and right side wall members to be connected between the upper and lower horizontal members, and each side wall member is located on the eighth line of the left column on
"The left and right frame step
[0006]
An
[0007]
In other words, this kind of assembling storage case must be formed in consideration of the following points.
[0008]
(1) When a mold is formed using a synthetic resin material, the structure of the mold must be simplified to reduce the cost of the entire assembly and storage case.
[0009]
(2) Naturally, the rigidity at the time of assembling is sufficient, and the assembling itself must be of a simple structure that can be performed without a general consumer reading the manual carefully.
[0010]
(3) At the time of sale, transportation for that purpose, or at the time of non-use, it is necessary to disassemble the entire device to make it compact, but it is necessary to further achieve the compactness.
[0011]
(4) Each member must not be deformed when compacted, and the members must not be connected due to the compactness.
[0012]
Therefore, the present inventors have been able to provide this kind of assembling storage case at a lower cost, and as a result of repeating various studies on how to achieve further compactness when not in use, The present invention has been completed.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made based on the above circumstances, and the problem to be solved is to further reduce the cost and size of this type of assembly storage case.
[0014]
The object of the present invention is to make it possible to easily assemble the respective members, and to achieve further compactness while facilitating subsequent disassembly and separation. An object of the present invention is to provide an assembling storage case capable of further reducing costs.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, first, means taken by the invention according to
"Assembling in which a plurality of
Each connecting
Furthermore, when each of the two
It is.
[0016]
That is, the assembling and storing
[0017]
For this purpose, in the assembling
[0018]
Further, since each connecting
[0019]
In the assembly and
[0020]
According to a second aspect of the present invention, there is provided an assembling and storing case provided with an underframe according to the first aspect of the present invention. 23 is formed on the inner surface located below the
[0021]
In other words, in the assembly and storage case provided with the underframe according to the second aspect, when the
[0022]
On the other hand, the means adopted by the invention according to
[0023]
That is, in the assembling
[0024]
Effect of the Invention
The operation of the invention according to each claim achieved as described above will be described below. However, since the assembling
[0025]
First, the assembling
[0026]
In addition, as shown in FIGS. 1 to 4, the
[0027]
In this manner, in the assembled
[0028]
As can be understood from the comparison between FIG. 5 and FIG. 10, each of the
[0029]
On the other hand, when the
[0030]
When the
[0031]
Of course, the lower end surface of each
[0032]
By the way, when the assembling
[0033]
As described above, an important operation in the case where the
(A) The engaging
(B) The
Such an action is exerted.
[0034]
The operation of (a) is mainly for the assembly and
[0035]
The operation of (b) is for the assembly and
[0036]
As shown in FIG. 7, the
[0037]
The
[0038]
【Example】
Next, the invention according to each claim will be described with reference to the embodiment shown in the drawings. As described in the above-mentioned operation section, the assembly and
[0039]
As shown in FIGS. 1 to 4, the assembling and storing
[0040]
In addition, as described in the above-mentioned operation, the
[0041]
The assembled
[0042]
Now, as for the
[0043]
Each of the connecting
[0044]
That is, each connecting
[0045]
As shown in FIG. 6A, when the stacking of the
[0046]
As shown in FIGS. 7 and 8, each
[0047]
Although not used at all in the stacked state of the plurality of
[0048]
As shown in FIG. 7, when a plurality of
[0049]
The storage recesses 28 are formed in the fitted
[0050]
Next, the
[0051]
As shown in FIGS. 9 and 11, a pair of slits or thin portions 34a each having an open upper end form an
[0052]
In other words, each of the
[0053]
【The invention's effect】
As described in detail above, first, in the assembling
[0054]
That is, according to the assembled
(1) In order to configure the assembling
[0055]
(2) Since the connecting
[0056]
(3) The
[0057]
(4) When the connecting
[0058]
(5) When the
Such an effect can be exhibited.
[0059]
Further, in the assembling
(6) When the
Such an effect can be exhibited.
[0060]
Further, in the assembling
(7) As a matter of course, separation and fixation between the
Such an effect can also be exhibited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of an assembled storage case employing the present invention.
FIG. 2 is a front view (a) and a rear view (b) of the assembled storage case.
FIG. 3 is a right side view of the same.
FIG. 4 is a sectional view taken along line 1-1 (a) and line 2-2 (b) of FIG. 3;
FIG. 5 is a plan view showing a lower half of the underframe constituting the assembled storage case as a bottom surface.
FIG. 6 is a side view (a) and a longitudinal sectional view (b) of the underframe.
FIG. 7 is a partially enlarged cross-sectional view when two underframes are stacked by using respective connecting portions thereof.
FIG. 8 is a sectional view taken along line 3-3 in FIG. 7;
9A and 9B are a partially cutaway front view (a) and a partially cutaway side view (b) of a column that is erected and fixed between the respective underframes.
FIG. 10 is an enlarged plan view (a) and a bottom view (b) of the column.
FIG. 11 is a partially enlarged cross-sectional view when the respective columns are fixed above and below a connecting portion of one underframe.
[Explanation of symbols]
100 assembly storage case
10 frames
20 Connecting part
21 steps
22 Fitting part
23 Fitted part
24 elastic pieces
24a slit or thin part
25 Engagement claw
26 Engagement hole
27 Stopper
28 storage recess
30 columns
31 steps
32 fitting part
33 Fitted part
34 elastic piece
34a slit or thin part
35 engaging claw
36 engagement hole
40 storage boxes
Claims (3)
前記各連結部を、上下に貫通する筒状のものであって、段部の上下にて区画された嵌合部及び被嵌合部と、この連結部の嵌合部に形成した弾性片と、この弾性片の外側に設けた係合爪と、前記被嵌合部の弾性片の直下に位置する部分に形成されて、前記支柱側の係合爪が係合される係合穴とを備えたものとし、
さらに、前記各連結部の被嵌合部の内側に突出されて、二つの前記各台枠をその連結部にて上下に積み重ねる際、当該被嵌合部内に嵌合された他の台枠側の前記係合爪を、当該被嵌合部の前記係合穴に係合しないように規制するストッパを一体的に形成したことを特徴とする台枠を備えた組立収納ケース。In an assembling storage case in which a plurality of underframes are assembled in a multi-stage manner via a plurality of supporting columns provided on the plurality of connecting portions formed thereon, and a storage box is inserted between these underframes so as to be able to be pulled out.
Each of the connecting portions is a tubular member that penetrates up and down, and a fitting portion and a fitted portion partitioned at the top and bottom of the step portion, and an elastic piece formed at the fitting portion of the connecting portion. An engaging claw provided outside the elastic piece, and an engaging hole formed in a portion of the fitted portion located immediately below the elastic piece and in which the engaging claw on the column side is engaged. Shall be provided,
Furthermore, when each of the two underframes is projected vertically inside the fitted portion of each of the connecting portions and vertically stacked at the connecting portion, the other underframe side fitted into the fitted portion is A stopper for integrally controlling the engaging claw so as not to be engaged with the engaging hole of the fitted portion.
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