JP3551940B2 - Image creation method and label creation method for tape printer - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープ印刷装置の画像作成方法並びにラベル作成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、テープ印刷装置に装着可能なテープとして、幅、地色、地模様、材質（質感）等が異なる多種多様なテープが用意されている。このため、ユーザは、その多種多様なテープのうちから所望の１種を選択して、テープ印刷装置に装着し、装着されたテープに所望の印刷画像を印刷して、その印刷画像の部分をラベルとする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種のテープ印刷装置では、複数種類のテープを重ねて貼ることを想定しておらず、あくまでも装着された１種のテープのみを対象として印刷画像を編集・作成・印刷する。このため、多種多様なテープの複数種類を統合して利用したラベルを作成することはできなかった。
【０００４】
本発明は、幅、地色、地模様、質感などが相異なる複数種類のテープを統合して利用可能として、多彩かつ見栄えの良いラベルを作成できるテープ印刷装置の画像作成方法並びにラベル作成方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１のテープ印刷装置の画像作成方法は、第１テープにその幅に応じた第１印刷画像を印刷するテープ印刷装置において、テープ幅が前記第１テープの幅以下の第２テープを印刷対象とする第２印刷画像が貼付可能なように、前記第１印刷画像を作成するテープ印刷装置の画像作成方法であって、前記第１印刷画像の領域内に、前記第２印刷画像の貼付領域として第２印刷画像領域を設定して、前記第２印刷画像領域が確保された第１印刷画像を作成することを特徴とする。
【０００６】
この画像作成方法は、第１テープにその幅（第１テープ幅）に応じた第１印刷画像を印刷するテープ印刷装置において、第１印刷画像を作成する方法であり、特に第１テープ幅以下のテープ幅を有する第２テープに対する第２印刷画像領域を、第１印刷画像の領域内に設定して、その領域が確保された第１印刷画像を作成する。このため、続いて、第１印刷画像を第１テープに印刷することにより、第１印刷画像の部分をラベル（第１ラベル）とすることができ、第１ラベル（の第１印刷画像の第２印刷画像領域）上に、第２印刷画像が印刷された別のテープ（第２テープ）によるラベル（第２ラベル）を貼り付けることができ、（貼り付けによる合成の結果として）新たなラベル（合成ラベル）とすることができる。この場合、多種多様なテープの種類のうちから、第２テープとして、第１テープと異なる種類のテープを選択できるので、そのことも加味して第１印刷画像の編集・作成ができ、これにより、幅、地色、地模様、質感などが相異なる複数種類のテープを統合して利用可能として、多彩かつ見栄えの良い（合成）ラベルを作成できる。
【０００７】
また、請求項１の画像作成方法において、前記第１印刷画像は、複数の段落を有し、前記第２印刷画像領域は、前記第２印刷画像を貼付したときに前記複数の段落のうちの少なくとも１を担当するように設定されることが好ましい。
【０００８】
この画像作成方法では、第１印刷画像は、複数の段落を有し、第２印刷画像領域は、第２印刷画像を貼付したときに複数の段落のうちの少なくとも１を担当するように設定されるので、第１印刷画像を第１テープに印刷し、第２印刷画像を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープに印刷して貼る（合成する）ことにより、少なくとも１の段落を第２印刷画像に担当させることができ、これにより、見栄えの良い段落囲みを行ったような（合成）ラベル（のための第１印刷画像）を作成できる。
【０００９】
また、請求項１の画像作成方法において、前記第１印刷画像は、複数の行を有し、前記第２印刷画像領域は、前記第２印刷画像を貼付したときに前記複数の行のうちの少なくとも１を担当するように設定されることが好ましい。
【００１０】
この画像作成方法では、第１印刷画像は、複数の行を有し、第２印刷画像領域は、第２印刷画像を貼付したときに複数の行のうちの少なくとも１を担当するように設定されるので、第１印刷画像を第１テープに印刷し、第２印刷画像を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープに印刷して貼る（合成する）ことにより、少なくとも１の行を第２印刷画像に担当させることができ、これにより、見栄えの良い行囲みを行ったような（合成）ラベル（のための第１印刷画像）を作成できる。
【００１１】
また、請求項１の画像作成方法において、前記第１印刷画像は、複数の文字から成る文字列を有し、前記第２印刷画像領域は、前記第２印刷画像を貼付したときに前記文字列のうちの少なくとも一部を担当するように設定されることが好ましい。
【００１２】
この画像作成方法では、第１印刷画像は、複数の文字から成る文字列を有し、第２印刷画像領域は、第２印刷画像を貼付したときに文字列のうちの少なくとも一部を担当するように設定されるので、第１印刷画像を第１テープに印刷し、第２印刷画像を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープに印刷して貼る（合成する）ことにより、少なくとも文字列の一部を第２印刷画像に担当させることができ、これにより、見栄えの良い文字列囲み（字囲み）を行ったような（合成）ラベル（のための第１印刷画像）を作成できる。
【００１３】
また、請求項１の画像作成方法において、前記第１印刷画像は、複数の文字を有し、前記第２印刷画像領域は、前記第２印刷画像を貼付したときに前記複数の文字のうちの少なくとも１を担当するように設定されることが好ましい。
【００１４】
この画像作成方法では、第１印刷画像は、複数の文字を有し、第２印刷画像領域は、第２印刷画像を貼付したときに複数の文字のうちの少なくとも１を担当するように設定されるので、第１印刷画像を第１テープに印刷し、第２印刷画像を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープに印刷して貼る（合成する）ことにより、少なくとも１の文字を第２印刷画像に担当させることができ、これにより、見栄えの良い文字囲み（字囲み）を行ったような（合成）ラベル（のための第１印刷画像）を作成できる。
【００１５】
また、請求項１の画像作成方法において、前記第２印刷画像領域は、前記第１印刷画像の領域の外周に沿った外枠態様に内包される領域となるように設定されることが好ましい。
【００１６】
この画像作成方法では、第１印刷画像の領域の外周に沿った外枠態様に内包される領域となるように設定される。すなわち、第２印刷画像を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープに印刷して貼る（合成する）ことにより、その外郭（第２印刷画像の輪郭：非透明のテープ地のときには貼付する第２ラベルの外郭）が、第２印刷画像の外枠のように見える。これにより、見栄えの良い外枠を付加したような（合成）ラベル（のための第１印刷画像）を作成できる。
【００１７】
また、請求項１ないし６のいずれかの画像作成方法において、前記第１印刷画像は、前記第２印刷画像領域を明示するマーク画像を有するように作成されることが好ましい。
【００１８】
この画像作成方法では、第１印刷画像は、第２印刷画像領域を明示するマーク画像を有するように作成されるので、印刷したときに、そのマーク画像により第２印刷画像領域が明示され、第２印刷画像（が印刷された第２ラベル）を貼りやすく、すなわち画像を合成した合成ラベルを作成しやすくできる。
【００１９】
また、請求項７の画像作成方法において、前記第２印刷画像領域は、多角形の領域として設定され、前記第１印刷画像は、前記マーク画像として、前記多角形の各角の位置を示す角マークを有することが好ましい。
【００２０】
この画像作成方法では、第２印刷画像領域は、多角形の領域として設定されるため、第２印刷画像領域の各角の位置を示す角マークを第１印刷画像が有することにより、第２印刷画像領域を明示できる。
【００２１】
また、請求項７または８の画像作成方法において、前記第１印刷画像は、前記マーク画像として、破線または実線により前記第２印刷画像領域の輪郭線を示す輪郭画像を有することが好ましい。
【００２２】
この画像作成方法では、破線または実線により第２印刷画像領域の輪郭線を示す輪郭画像を第１印刷画像が有することにより、第２印刷画像領域を明示できる。
【００２３】
また、請求項７ないし９のいずれかの画像作成方法において、前記マーク画像は、前記第２印刷画像を貼付したときにその下に隠蔽されるように配置されることが好ましい。
【００２４】
この画像作成方法では、マーク画像は第２印刷画像を貼付したときにその下に隠蔽されるように配置されるため、マーク画像により第２印刷画像領域を明示できるとともに、第２印刷画像（が印刷された第２ラベル）を貼ることによりその下に隠せるので、さらに見栄えを良くすることができる。なお、この場合、例えば角マークや輪郭線等のマーク画像を、第２印刷画像（あるいは非透明の第２ラベルのテープ地）の実際の角や輪郭線より少し内側に配置すれば、貼付領域の明示として十分でありながら、内側なので第２印刷画像を貼付したときにその下に隠蔽されるような配置となる。
【００２５】
また、請求項１ないし１０の画像作成方法において、前記第１印刷画像は、前記第２印刷画像の全体の領域内およびそれより所定分狭い領域内のいずれかに前記第１印刷画像の他の領域と異なる配色がなされ、前記第２印刷画像領域は、その配色の境界線により明示されたことが好ましい。
【００２６】
この画像作成方法では、第２印刷画像領域内および領域より所定分狭い領域内のいずれかに第１印刷画像の他の領域と異なる配色をすることにより、色の違いを利用して境界線を明示する。ここで、後者の、所定分狭い領域内の配色の場合も、予め定めた分（所定分）なので、前者の（全体の）場合と同様に、第２印刷画像領域を明示できる。このため、前述の角マークや輪郭線等と同様に、第２印刷画像（が印刷された第２ラベル）の下に隠したりするなどの工夫ができる（隠せるという利点がある）。
【００２７】
また、請求項１ないし１１の画像作成方法において、前記第１印刷画像の印刷以前に、前記第２印刷画像を作成する第２印刷画像作成工程をさらに備えたことが好ましい。
【００２８】
この画像作成方法では、第１印刷画像の印刷以前に、第２印刷画像を作成できるので、第１印刷画像の作成と間をおかずに作成できて、作成しやすい。
【００２９】
また、請求項１２の画像作成方法において、前記第１印刷画像の前記第２印刷画像領域内に前記第２印刷画像を合成した合成画像を表示する合成画像表示工程をさらに備えたことが好ましい。
【００３０】
この画像作成方法では、第１印刷画像の第２印刷画像領域内に第２印刷画像を合成した合成画像を表示するので、実際にラベル（第１ラベル、第２ラベル、合成ラベル）を作成しなくても、全体（合成）画像を表示により確認可能になる。このため、この確認（表示）を第１ラベル作成や第２ラベル作成の前に行うことにより、不本意な合成画像となる場合のラベル（テープ）の無駄を削減でき、編集し直して改めて確認後に作成できる。
【００３１】
また、請求項１ないし１３の画像作成方法において、前記第１ラベルと前記第２ラベルは、テープの種類が異なることが好ましい。
【００３２】
この画像作成方法では、第１ラベルと第２ラベルはテープの種類が異なるので、幅、地色、地模様、質感などが相異なる複数種類のテープを統合して利用可能として、多彩かつ見栄えの良い（合成）ラベルを作成できる。
【００３３】
また、請求項１ないし１４の画像作成方法において、前記第２テープは、透明地のテープであることが好ましい。
【００３４】
第１ラベルに印刷された第１印刷画像上に、第２印刷画像が印刷された第２テープ（第２ラベル）を貼付して合成ラベルを作成する場合に、第２テープが透明地のテープであれば、それに印刷された第２印刷画像が第１印刷画像（の領域）上に直接見えることになり、その外側（第２テープのテープ地の部分：透明部分）は、第１印刷画像上に重なっても下が見える。この画像作成方法では、第２テープが透明地のテープなので、第１印刷画像領域内に設定する第２印刷画像領域は、第２印刷画像内の非透明色部分の領域とすることができ、第２テープのテープ地が透明という特色に基づいて第１印刷画像内の領域を有効に生かしたラベルを作成できる。
【００３５】
また、請求項１６のラベル作成方法は、請求項１ないし１５のいずれかに記載のテープ印刷装置の画像作成方法によって作成された前記第１印刷画像を前記第１テープに印刷して、前記第１印刷画像が印刷された第１ラベルを作成する第１ラベル作成工程と、前記第２テープをテープ印刷装置に装着し、前記第２印刷画像を前記第２テープに印刷して、前記第２印刷画像が印刷された第２ラベルを作成する第２ラベル作成工程と、を備えたことを特徴とする。
【００３６】
このラベル作成方法では、第２印刷画像の貼付領域である第２印刷画像領域が確保された第１印刷画像を第１テープに印刷して第１ラベルを作成し、第２印刷画像を第２テープに印刷して第２ラベルを作成するため、この後、第１ラベルの第１印刷画像の第２印刷画像領域に、第２ラベルの第２印刷画像を貼付することにより合成ラベルを容易に作成できる。この場合、多種多様なテープの種類のうちから、第１テープおよび第２テープとして、異なる種類のテープを選択でき、そのことも加味して第１印刷画像や第２印刷画像の編集・作成ができるので、これにより、幅、地色、地模様、質感などが相異なる複数種類のテープを統合して利用可能として、多彩かつ見栄えの良い合成ラベルを作成できる。
【００３７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【００３８】
図１および図２は、本実施形態におけるテープ印刷装置の全体および開閉蓋を開けたときの外観構成を示し、図３は、その制御系のブロック図である。図１および図２に示すように、このテープ印刷装置１は、装置ケース２により外殻が形成され、装置ケース２の前部上面には各種入力キーから成るキーボード３を備えている。後部上面には、その左部に開閉蓋２１が取り付けられ、その右部にディスプレイ４が配設されている。
【００３９】
また、図３に示すように、基本的な構成として、キーボード３やディスプレイ４を有してユーザとのインタフェースを行う操作部１１、印刷ヘッド（サーマルヘッド）７やテープ送り部１２０を有してポケット６内に装着したテープカートリッジＣの印刷用テープ（以下単に「テープ」）Ｔに印刷を行う印刷部１２、印刷後のテープＴの切断を行う切断部１３、各種センサを有して各種検出を行う検出部１４、各種ドライバを有して各部回路を駆動する駆動部２７０、および、テープ印刷装置１内の各部を制御する制御部２００を備えている。このため、装置ケース２の内部には、印刷部１２、切断部１３、検出部１４などの他、図外の回路基板が収納されている。この回路基板には、電源ユニットの他、駆動部２７０や制御部２００の各回路などが搭載され、図外のＡＣアダプタ接続口や外部から着脱可能なニッカド電池等の電池に接続されている。
【００４０】
テープ印刷装置１では、ユーザが、ポケット６にテープカートリッジＣを装着した後、ディスプレイ４により入力・編集結果を確認しながらキーボード３により所望の文字など（文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ）の印刷情報を入力して、印刷を指示すると、テープ送り部１２０によりテープカートリッジＣからテープＴを繰り出して、印刷ヘッド７によりテープＴに所望の印刷を行い、印刷済み部分はテープ排出口２２から随時外部に送り出される。所望の印刷が完了すると、テープ送り部１２０は、余白分を含むテープ長さの位置までテープＴの送りを行った後、その送りを停止する。
【００４１】
図２および図３に示すように、印刷部１２には、開閉蓋２１の内側に、テープカートリッジＣを装着するためのポケット６が設けられていて、テープカートリッジＣはこの開閉蓋２１を開放した状態でポケット６に対して着脱される。テープカートリッジＣには、カートリッジケース５１の内部に一定の幅（４．５ｍｍ〜４８ｍｍ程度）のテープＴとインクリボンＲとを収容されており、また、ポケット６に配設されたヘッドユニット６１に差し込むための貫通孔５５が形成されている。また、相異なる幅等のテープＴの種別を識別できるように、裏面に小さな複数の孔が設けられ、ポケット６には、この孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサ１４２が設けられていて、これにより、テープＴの種別を検出できるようになっている。
【００４２】
テープＴは、裏面に接着面が形成され、それが剥離紙によって覆われた構成になっている。テープＴとインクリボンＲは、貫通孔５５の位置で相互に重なり合った状態で走行するとともに、テープＴのみが外部に排出され、インクリボンＲは内部で巻き取られるようになっている。
【００４３】
ヘッドユニット６１には、サーマルヘッドから成る印刷ヘッド７が内蔵されており、テープカートリッジＣがポケット６に装着された状態で、印刷ヘッド７が、テープカートリッジＣの貫通孔５５から露出しているインクリボンＲの裏面に当たるようになっている。そして、印刷ヘッド７を発熱駆動することにより、所望の文字などがテープＴの表面に印刷される。また、装置ケース２の左側部には、ポケット６と装置外部とを連通するテープ排出口２２が形成され、テープ排出口２２には、送りだしたテープＴを切断するテープカッタ１３２が臨んでいる。また、ポケット６には、装着されたテープカートリッジ４の被駆動部が係合する駆動軸６２、６３などが設けられており、送りモータ１２１を駆動源として、これらの駆動軸６２、６３により、テープカートリッジＣ内のテープＴおよびインクリボンＲの送りが行われ、かつこれらに同期して印刷ヘッド７を駆動することで、印刷が行われる。また、印刷完了後、テープＴの送りが続行され所定の切断位置がテープカッタの位置まで送られる。
【００４４】
なお、送りモータ１２１の先端には図外の検出開口が形成された円盤が固着され、その検出開口に臨むようにフォトセンサ等を有する回転速度センサ１４１が設けられていて、送りモータ１２１の回転速度を検出して制御部２００に報告する。
【００４５】
切断部１３は、テープカッタ１３２と、任意長印刷などの場合に手動によりテープカッタを切断動作させるカットボタン１３３と、定長印刷などの場合に自動的にテープカッタ１３２を切断動作させるカッタモータ１３１と、を備えている。また、これにより、テープ印刷装置１では、モード設定によって、自動／手動を切り替えられるようにしている。このため、手動カットの場合、印刷が完了した時点で、ユーザが、装置ケース２に配設されたカットボタン１３３を押すことで、テープカッタ１３２が作動し、テープＴが所望の長さに切断される。また、自動カットの場合、印刷が終了して余白分だけテープ送りされ、それが停止すると同時に、カッタモータ１３１が駆動され、テープＴの切断が行われる。
【００４６】
検出部１４は、前述の回転速度センサ１４１、テープ識別センサ１４２を備えている。なお、実状に合わせて、これらを省略した構成とすることもできる。
【００４７】
駆動部２７０は、ディスプレイドライバ２７１と、ヘッドドライバ２７２と、モータドライバ２７３とを備えている。ディスプレイドライバ２７１は、制御部２００から出力される制御信号に基づき、その指示にしたがって、操作部１１のディスプレイ４を駆動する。同様に、ヘッドドライバ２７２は、制御部２００の指示にしたがって、印刷部１２の印刷ヘッド７を駆動する。また、モータドライバ２７３は、印刷部１２の送りモータ１２１を駆動する送りモータドライバ２７３ｄと、切断部１３のカッタモータ１３１を駆動するカッタモータドライバ２７３ｃとを有し、同様に、制御部２００の指示にしたがって、各モータを駆動する。
【００４８】
操作部１１は、キーボード３とディスプレイ４とを備えている。ディスプレイ４は、横方向（Ｘ方向）約６ｃｍ×縦方向（Ｙ方向）４ｃｍの長方形の形状の内側に、９６ドット×６４ドットの表示画像データを表示可能な表示画面４１を有し、ユーザがキーボード３からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード３から各種指令・選択指示等を入力したりする際などに用いられる。
【００４９】
キーボード３には、アルファベットキー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む文字キー群３１の他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群３２などが配列されている。機能キー群３２には、印刷実行を指示する「印刷」キーの他、漢字変換や機能を選択する場合に、表示されている選択肢を選択する「選択」キー、カーソル位置の文字を削除したり各種機能の操作中に操作の取り消しを行う「削除」キー、次に入力されるキャラクタ位置や操作の対象となる位置を示すカーソルＫを移動するための「カーソル」キー（「↑」、「↓」、「→」、「←」）などが含まれる。
【００５０】
また、後述の改テープ指示のための改テープキー、外枠指示のための外枠指示（フレーム）キー、改段落指示のための改段落キー、改行指示のための改行キー等も含まれる。なお、当然ながら、一般的なキーボードと同様に、これらのキー入力は、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。図３に示すように、キーボード３は、種々の指令およびデータを制御部２００に入力する。
【００５１】
制御部２００は、ＣＰＵ２１０、ＲＯＭ２２０、キャラクタジェネレータＲＯＭ（ＣＧ−ＲＯＭ）２３０、ＲＡＭ２４０、周辺制御回路（Ｐ−ＣＯＮ）２５０を備え、互いに内部バス２６０により接続されている。ＲＯＭ２２０は、ＣＰＵ２１０で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域２２１の他、色変換テーブルや文字修飾テーブルなどを含む制御データを記憶する制御データ領域２２２を有している。ＣＧ−ＲＯＭ２３０は、テープ印刷装置１に用意されている絵文字、記号、図形等のフォントデータ（主にアウトラインフォント、一部にビットマップデータを含む）を記憶していて、文字等を特定するコードデータの入力に応じて対応するフォントデータを出力する。
【００５２】
ＲＡＭ２４０は、電源キーの操作により電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくように図外のバックアップ回路によって電源の供給を受けており、各種レジスタ群２４１や、ユーザがキーボード３から入力した文字等のテキストデータを記憶するテキストデータ領域２４２、表示画面４１の表示画像データを記憶する表示画像データ領域２４３、印刷画像データを記憶する印刷画像データ領域２４４、描画登録画像データを記憶する描画登録画像データ領域２４５の他、印刷履歴データ領域２４６やその他の色変換バッファなどの各種変換バッファ領域２４７などの領域を有し、制御処理のための作業領域として使用される。
【００５３】
Ｐ−ＣＯＮ２５０には、ＣＰＵ２１０の機能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムＬＳＩなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種々の計時を行うタイマ２５１などもＰ−ＣＯＮ２５０内の機能として組み込まれている。このため、Ｐ−ＣＯＮ２５０は、検出部１４の各種センサやキーボード３と接続され、検出部１４からの前述した各種検出信号およびキーボード３からの各種指令や入力データなどをそのままあるいは加工して内部バス２６０に取り込むとともに、ＣＰＵ２１０と連動して、ＣＰＵ２１０等から内部バス２６０に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部２７０に出力する。
【００５４】
そして、ＣＰＵ２１０は、上記の構成により、ＲＯＭ２２０内の制御プログラムにしたがって、Ｐ−ＣＯＮ２５０を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、ＣＧ−ＲＯＭ２３０からのフォントデータ、ＲＡＭ２４０内の各種データ等を処理し、Ｐ−ＣＯＮ２５０を介して駆動部２７０に制御信号を出力することにより、印刷の位置制御や表示画面４１の表示制御等を行うとともに、印刷ヘッド７を制御して所定の印刷条件でテープＴに印刷するなど、テープ印刷装置１全体を制御している。
【００５５】
ところで、本実施形態では、幅、地色、地模様、質感などが相異なる複数種類のテープを統合して利用可能として、多彩かつ見栄えの良いラベルを作成できるラベル作成方法を採用しているので、以下、その点について説明する。このラベル作成方法では、基本的には、第１印刷画像を第１テープに印刷して第１ラベルを作成し、第２印刷画像を第２テープに印刷して第２ラベルを作成し、第２ラベルを第１ラベル上に貼付することにより、第２印刷画像を第１印刷画像に合成して、合成画像を有する合成ラベルを作成する。
【００５６】
例えば図４（ｃ）に示す合成ラベルＬ０を作成する場合、同図（ａ）に示すテープ幅（第１テープ幅）２４ｍｍの白地のテープを第１テープＴ１とし、同図（ｂ）に示すテープ幅（第２テープ幅）１８ｍｍの水色地のテープを第２テープＴ２として、第１印刷画像Ｇ１を第１テープＴ１に印刷して第１ラベルＬ０ａを作成し、第２印刷画像Ｇ２を第２テープＴ２に印刷して第２ラベルＬ０ｂを作成し、第２ラベルＬ０ｂを第１ラベルＬ０ａ上に貼付することにより、第２印刷画像Ｇ２を第１印刷画像Ｇ１（の第２印刷画像領域Ａ２）に合成して、合成画像を有する合成ラベルＬ０を作成する。
【００５７】
この場合、第１印刷画像Ｇ１の作成時点において、その上に貼付（合成）する第２ラベルＬ０ｂの第２印刷画像Ｇ２を加味（考慮）する。すなわち、本実施形態のラベル作成方法においては、この第１印刷画像Ｇ１の画像作成方法にも特徴があり、第１印刷画像Ｇ１は、同図（ａ）に示すように、「●赤い輪と」の文字（キャラクタ）列画像Ｇ１１と、長方形の領域Ａ２の輪郭線を示す輪郭画像Ｇ１２と、「と●黄色い輪」の文字列画像Ｇ１３と、を有する。この場合の輪郭画像Ｇ１２は、第２ラベルＬ０ｂの第２印刷画像Ｇ２を貼付する貼付領域（第２印刷画像領域）Ａ２を明示するためのマーク画像であり、第１印刷画像Ｇ１の作成時点において第２印刷画像領域Ａ２を設定して確保し、その第２印刷画像領域Ａ２を輪郭画像Ｇ１２として明示した第１印刷画像Ｇ１を作成して印刷する。
【００５８】
第２印刷画像領域Ａ２の設定のための具体的な手順としては、その時々の都合に合わせて種々の手順があり得るので、テープ印刷装置１では、可能な限り種々の手順による設定ができるように、第１テープＴ１用の編集状態である第１テープ編集モードから、第２テープＴ２用の編集状態である第２テープ編集モードに切り換えるための改テープ指示を行う改テープキーを設け、この改テープキーの操作（押下：改テープ指示）が行われたときの第１印刷画像Ｇ１の編集状態に基づいて、第２印刷画像領域Ａ２を設定する。このため、第１印刷画像Ｇ１の編集状態を考慮した上で改テープキーを操作する（改テープ指示を行う）ことにより、第２テープ編集モードに切り換えることができるとともに、種々の第２印刷画像領域Ａ２を設定できる。
【００５９】
図４で上述の例の場合、ユーザは、まず、第１テープ幅２４ｍｍの白地の第１テープＴ１（のテープカートリッジＣ）をテープ印刷装置１に装着し、例えば最初に文字列「●赤い輪とと●黄色い輪」を入力しておき、「●赤い輪と」と「と●黄色い輪」の間をカーソル指定して文字挿入モードとし、その上で改テープキーを押すことにより、第２テープ編集モードに切り換え、第２印刷画像Ｇ２用の文字列「●青い輪」を入力（編集）できる。テープ印刷装置１では、改テープキーが押された時点で、種別検出されている第１テープＴ１のテープ幅（第１テープ幅）以下のテープ幅の選択肢を、第２テープＴ２のテープ幅（第２テープ幅）の候補として、ディスプレイ４の表示画面４１に表示するので、ユーザはいずれかのテープ幅を選択して指定できる。
【００６０】
上述の例では、ここで、テープ幅１８ｍｍを選択すれば良いことになる。また、第２テープ幅の選択（指定）が終了すると、テープ印刷装置１は、テープ長さの入力を促す画面を表示するので、ユーザは、長さを数値により入力できる。ユーザは、改テープキーの押下により第２テープ編集モードに切り換え、第２テープ幅を選択（指定）し、第２テープ長さ（図示の例では３６ｍｍ）を入力し、第２印刷画像Ｇ２用の文字列「●青い輪」を入力した後、再度、改テープキーを押下することにより、第２テープ編集モードを解除して、第１テープ編集モードに戻すことができる。
【００６１】
ユーザは、ディスプレイ４の表示画面４１に第２印刷画像Ｇ２をも含む全体（第１印刷画像Ｇ１の第２印刷画像領域Ａ２内に第２印刷画像Ｇ２を合成した合成画像）を表示させて、全体（合成画像）の編集を行うことができ、その編集後、印刷キーを操作（押下）することにより、第１テープＴ１に上述の第１印刷画像Ｇ１を印刷して第１ラベルＬ０ａを作成できる。次に、第２テープ幅１８ｍｍの水色地の第２テープＴ２をテープ印刷装置１に装着し、改テープキーの押下により第２テープ編集モードに切り換え、印刷キーを押下することにより、第２テープＴ２に上述の第２印刷画像Ｇ２を印刷して第２ラベルＬ０ｂを作成できる。そして、第１ラベルＬ０ａの第１印刷画像Ｇ１の第２印刷画像領域Ａ２に、第２ラベルＬ０ｂの第２印刷画像Ｇ２を貼付して合成ラベルＬ０を作成できる。
【００６２】
なお、第１印刷画像Ｇ１を印刷するときに、輪郭画像Ｇ１２内にその寸法情報（例えば図示のように幅や長さなど）を印刷して、輪郭ばかりでなく具体的な寸法まで明示するようにしても良い。また、第２テープＴ２として装着されたテープの種別を検出できるので、第２印刷画像を第２テープに印刷するためにテープ交換したことを検出結果により確認できるが、この場合、第２テープＴ２として選択されたものと異なるときには、その旨をエラー報知するようにしても良い。
【００６３】
上述のように、本実施形態で採用しているラベル作成方法では、多種多様なテープの種類のうちから、第１テープＴ１および第２テープＴ２として、異なる種類のテープを選択でき、そのことも加味して第１印刷画像Ｇ１や第２印刷画像Ｇ２の編集・作成ができるので、これにより、幅、地色、地模様、質感などが相異なる複数種類のテープを統合して利用可能として、多彩かつ見栄えの良い（合成）ラベルＬ０を作成できる。
【００６４】
また、本実施形態の場合、第１ラベルＬ０ａを作成するためのテープ印刷装置１と第２ラベルＬ０ｂを作成するためのテープ印刷装置１が同一なので、同一のテープ印刷装置１を用いて、第１テープＴ１に対する第１印刷画像Ｇ１の印刷により第１ラベルＬ０ａを作成できるばかりでなく、第２印刷画像Ｇ２が印刷された第２ラベルＬ０ｂの作成まででき、また、これを第１ラベルＬ０ａに貼ることにより合成ラベルＬ０の作成まで行うことができる。
【００６５】
また、第１ラベルＬ０ａ作成後に、装着された第１テープＴ１を第２テープＴ２に交換するため、第１ラベルＬ０ａの作成と第２ラベルＬ０ｂの作成とは相前後して行うことになり、テープの装着手段や印刷手段も同時には１つしか使用しないので、同一のものを兼用すれば、それぞれ単一で済む。また、テープ交換工程以前に、第２印刷画像Ｇ２を作成するため、テープ交換等の操作（作業）の前に作成できるので、第１印刷画像Ｇ１の作成と間をおかずに作成できて、作成しやすい。また、第１印刷画像Ｇ１の第２印刷画像領域Ａ２内に第２印刷画像Ｇ２を合成した合成画像を表示できるので、実際にラベル（第１ラベル、第２ラベル、合成ラベル）を作成しなくても、全体（合成）画像を表示により確認可能になる。このため、この確認（表示）を第１ラベルＬ０ａの作成（印刷以降）や第２ラベルＬ０ｂの作成の前に行うことにより、不本意な合成画像となる場合のラベル（テープ）の無駄を削減でき、編集し直して改めて確認後に、印刷して作成できる。
【００６６】
また、上述のように、本実施形態のラベル作成方法においては、第１印刷画像Ｇ１の画像作成方法にも特徴があり、特に第１テープ幅以下の第２テープ幅を有する第２テープＴ２に対する第２印刷画像領域Ａ２を、第１印刷画像Ｇ１の領域内に設定して、その領域Ａ２が確保された第１印刷画像Ｇ１を作成する。このため、続いて、第１印刷画像Ｇ１を第１テープＴ１に印刷することにより、第１印刷画像Ｇ１の部分を第１ラベルＬ０ａとすることができ、第１ラベルＬ０ａ（の第１印刷画像Ｇ１の第２印刷画像領域Ａ２）上に、第２印刷画像Ａ２が印刷された別のテープ（第２テープ）Ｔ２による第２ラベルＬ０ｂを貼り付けることができ、（貼り付けによる合成の結果として）新たなラベル（合成ラベル）Ｌ０とすることができる。
【００６７】
この場合、多種多様なテープＴの種類のうちから、第２テープＴ２として、第１テープＴ１と異なる種類のテープＴを選択できるので、そのことも加味して第１印刷画像Ｇ１の編集・作成ができ、これにより、幅、地色、地模様、質感などが相異なる複数種類のテープを統合して利用可能として、多彩かつ見栄えの良い（合成）ラベルＬ０を作成できる。なお、第２テープＴ２に対する第２印刷画像Ｇ２を、第１テープＴ１に対する第１印刷画像Ｇ１と同様に作成して印刷すれば、第２テープＴ２の第２印刷画像Ｇ２上にさらに別のテープ（第３テープ）による第３印刷画像（第３ラベル）を合成する（貼り付ける）こともできる（図９、図１０参照）。
【００６８】
また、第２印刷画像領域Ａ２の設定のための具体的な手順として、図４で上述の手順は、いわば、▲１▼「第２印刷画像を除く第１印刷画像の全体を作成しておいてから第２印刷画像（領域）を挿入する手順」（以下「第２印刷画像（領域）を挿入する手順」）であり、この他、▲２▼「第１印刷画像の途中で第２印刷画像の位置にさしかかったときに（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成し、その後、再度、第１印刷画像の残りの部分を作成する手順」（以下「途中で（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成する手順」）がある。
【００６９】
具体的には、前者の▲１▼「第２印刷画像（領域）を挿入する手順」では、「●赤い輪とと●黄色い輪」を入力し、「●赤い輪と」と「と●黄色い輪」の間に挿入するように第２印刷画像領域Ａ２を確保して、第２印刷画像Ｇ２用の「●青い輪」を入力したが、後者の▲２▼「途中で（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成する手順」では、「●赤い輪と」を入力した時点で、改テープキーにより第２テープ編集モードに切り換え、第２印刷画像領域Ａ２を確保して、第２印刷画像Ｇ２用の文字列「●青い輪」を入力し、その後、改テープキーにより第１テープ編集モードに戻して（改テープを解除して）から、「と●黄色い輪」を入力する。
【００７０】
また、上述の▲１▼「第２印刷画像（領域）を挿入する手順」や▲２▼「途中で（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成する手順」では、幅や長さを入力して第２印刷画像領域Ａ２を確保後に第２印刷画像Ｇ２を作成しても良いし、第２印刷画像Ｇ２を作成して、それに応じた領域を第２印刷画像領域Ａ２として確保しても良い。また、これらの場合、とりあえず第２印刷画像領域Ａ２の確保のみを行い、第２テープ装着後（テープ交換後）に、第２印刷画像Ｇ２を作成することもできる。また、このため、第１ラベルＬ０ａの作成と第２ラベルＬ０ｂの作成に、別々のテープ印刷装置を使用することもできる。
【００７１】
また、第２印刷画像領域Ａ２の確保の前に第２印刷画像Ｇ２を作成する手順としては、さらに▲３▼「第２印刷画像をも含む全体画像（合成画像と同等）を作成し、その一部を第２印刷画像（領域）として範囲指定する手順」（以下「第２印刷画像（領域）を範囲指定する手順」）もある。すなわち、図４の例では、「●赤い輪と●青い輪と●黄色い輪」を入力後、「●青い輪」の文字範囲をカーソル等により範囲指定してから改テープキーを押下することにより、「●青い輪」を第２印刷画像Ｇ２とし、その領域を第２印刷画像領域Ａ２とすることもできる。
【００７２】
また、この場合の文字範囲指定と改テープ指示（改テープキー押下）は、例えば改テープキーを押しながらカーソルを動かして範囲指定するなど同時に操作するものとしても良いし、文字範囲指定を先にしても良いし、改テープ指示を先にしても良いし、それらのいずれかを任意に選択できるようにしても良い。これらの場合、文字範囲指定（文字列範囲指定）および改テープ指示の双方が同時または所定の順番で行われた場合に、指定された文字列範囲（上例の「●青い輪」の文字範囲）を第２印刷画像領域Ａ２として設定するので、これらの操作により、第２テープ編集モードへの移行と第２印刷画像領域（指定された範囲の文字列の領域）Ａ２の設定ができ、見栄えの良い文字列囲み（字囲み）を行ったような（合成）ラベル（のための第１印刷画像）を作成できる。なお、範囲指定としては、カーソル等によるいわゆるドラッグ操作や、始点（最初の文字）と終点（最後の文字）の指定による範囲指定などが含まれる。
【００７３】
また、第２印刷画像領域Ａ２の確保を先に行うにしても、その前に第２印刷画像Ｇ２を作成するにしても、第２印刷画像Ｇ２が文字列画像の場合、領域の幅（または第２テープ幅）と各文字の文字高さは相互に関係し、領域の長さと文字列の長さ（文字数）と文字幅とは相互に関係するので、テープ印刷装置１では、第２テープ編集モードにおいて、第２印刷画像領域Ａ２の確保と第２印刷画像Ｇ２の入力が済み、第１テープ編集モードに戻る時点（改テープ解除時点）で、第２印刷画像Ｇ２内の文字のサイズを決定する。このため、決定された第２印刷画像Ｇ２内の文字サイズに基づいて、第１印刷画像内の文字サイズの調整をすることもできる。
【００７４】
例えば図４で前述の例と同様の場合において、図５に示すように、第１印刷画像Ｇ１の文字サイズを、第２印刷画像Ｇ２の文字列「●青い輪」の文字サイズに合わせて調整した第１印刷画像Ｇ１を作成し、第１テープＴ１に印刷して第１ラベルＬ１ａとし（同図（ａ）参照）、第２印刷画像Ｇ２を第２テープＴ２に印刷して第２ラベルＬ１ｂとして（同図（ｂ）参照）、第１ラベルＬ０ａの第２印刷画像領域Ａ２に合わせて貼ることにより、第１印刷画像Ｇ１上に第２印刷画像Ｇ２を合成した合成画像の合成ラベルＬ１を作成でき、この場合、図示のように、文字サイズが（図示の例では同一サイズに）調整された合成ラベルＬ１を作成できる。すなわち、第２テープ編集モードにおいて第２印刷画像Ｇ２内の文字サイズを決定し、それに基づいて第１印刷画像Ｇ１内の文字サイズを調整するので、第２印刷画像Ｇ２（が印刷された第２ラベルＬ１ｂ）を貼付したときに、その第２印刷画像Ｇ２内の文字サイズと、第１印刷画像Ｇ１内の文字サイズのバランスを良くすることができ、貼付による合成ラベルＬ１の見栄えを良くすることができる。
【００７５】
そして、図４および図５で上述の例の画像作成方法では、第１印刷画像Ｇ１は、複数の文字から成る文字列を有し、第２印刷画像領域Ａ２は、第２印刷画像Ｇ２を貼付したときに文字列のうちの少なくとも一部（上述では「●青い輪」）を担当するように設定されるので、第１印刷画像Ｇ１を第１テープＴ１に印刷し、第２印刷画像Ｇ２を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープＴ２に印刷して貼る（合成する）ことにより、少なくとも文字列の一部を第２印刷画像Ｇ２に担当させることができ、これにより、見栄えの良い文字列囲み（字囲み）を行ったような（合成）ラベルＬ０またはＬ１（のための第１印刷画像Ｇ１）を作成できる。すなわち、図５（ｄ）は従来の「字囲み」の機能を用いて作成したラベルＬｄ１を示すが、上例の画像作成方法およびラベル作成方法では、同図（ｃ）に示すように、第２ラベルＬ１ｂの種類（幅、地色、地模様、質感）の選択等を工夫することにより、さらに見栄えの良い「字囲み」の（ような合成）ラベルＬ１を作成できる。
【００７６】
なお、上述の例では、文字列「●青い輪」を第２印刷画像Ｇ２とし、その領域を第２印刷画像領域Ａ２としたが、当然ながら、例えば「●」のみ、「輪」のみなど、１文字（１キャラクタ）のみとしても良いし、飛び飛びの複数文字、例えば「●赤い輪と●青い輪と●黄色い輪」のうちの３つの「●」や「輪」、あるいは「赤い」、「黄色い」および「青い」の色を示す文字列の部分などを、第２印刷画像として作成しても良い。また、例えば第２テープＴ２の地色が非透明色の場合、飛び飛びの複数文字（ここでは３つの「●」を例に使用する）のそれぞれを別々のラベル（３つの第２ラベル）として作成してそれぞれの領域に貼ることにより対応できる。一方、透明地の第２テープＴ２により第２ラベルを作成する場合であれば、飛び飛びの複数文字（飛び飛びの「●」）をその第２テープＴ２に印刷して第２ラベルを作成してそのまま貼る（合成する）こともできる。
【００７７】
そして、単独の文字または飛び飛びの複数文字を指定する場合も、前述の文字列の場合と同様に、▲１▼〜▲３▼の手順のいずれを採用しても良い。▲１▼「第２印刷画像（領域）を挿入する手順」は、例えば「赤い輪と青い輪と黄色い輪」を入力後、３つの「●」を挿入する手順となる。▲２▼「途中で（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成する手順」では、例えば第２テープ編集モードで「●」を入力し、第１テープ編集モードにして「赤い輪と」と入力し、第２テープ編集モードにして「●」を入力し、第１テープ編集モードに戻して「青い輪と」と入力し、第２テープ編集モードにして「●」を入力し、第１テープ編集モードに戻して「黄色い輪」と入力する手順となる。
【００７８】
また、▲３▼「第２印刷画像（領域）を範囲指定する手順」では、「●赤い輪と●青い輪と●黄色い輪」を入力後、３つの「●」をカーソル等により文字指定する手順となる。この場合も、文字指定を先にしても良いし、改テープ指示を先にしても良いし、それらのいずれかを任意に選択できるようにしても良い。これらの場合、第１印刷画像Ｇ１内の１以上の文字を指定するための文字指定を行うことができ、この文字指定および改テープ指示の双方が同時または所定の順番で行われた場合に、指定された文字の範囲を第２印刷画像領域Ａ２として設定するので、これらの操作により、第２テープ編集モードへの移行と第２印刷画像領域（指定された範囲の文字の領域）Ａ２の設定ができる。
【００７９】
そして、上述の例の画像作成方法では、第１印刷画像Ｇ１は、複数の文字を有し、第２印刷画像領域Ａ２は、第２印刷画像Ｇ２を貼付したときに複数の文字のうちの少なくとも１を担当するように設定されるので、第１印刷画像Ｇ１を第１テープＴ１に印刷し、第２印刷画像Ｇ２を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープＴ２に印刷して貼る（合成する）ことにより、少なくとも１の文字を第２印刷画像Ｇ２に担当させることができ、これにより、見栄えの良い文字囲み（字囲み）を行ったような（合成）ラベル（のための第１印刷画像）を作成できる。
【００８０】
また、図５で前述の例と同様に、この例においても、テープ印刷装置１では、第２テープ編集モードにおいて、第２印刷画像領域Ａ２の確保と第２印刷画像Ｇ２の入力が済み、第１テープ編集モードに戻る時点（改テープ解除時点）で、第２印刷画像Ｇ２内の文字サイズを決定するため、決定された第２印刷画像Ｇ２内の文字サイズに基づいて、第１印刷画像Ｇ１内の文字サイズの調整をすることもでき、第２印刷画像Ｇ２が印刷された第２ラベルＬ１ｂを貼付したときに、その第２印刷画像Ｇ２内の文字サイズと、第１印刷画像Ｇ１内の文字サイズのバランスを良くすることができ、貼付による合成ラベルＬ１の見栄えを良くすることができる。
【００８１】
また、各例において上述したように、テープ印刷装置１では、改テープキーの操作（押下）により、その操作毎に、第１テープ編集モード→第２テープ編集モード（改テープ解除）→第１テープ編集モード→第２テープ編集モード（改テープ解除）→第１テープ編集モード→……のように、繰り返し切り換えられるようにしたので、一旦、第２テープ編集モードに切り換えても、任意の時点で第２テープ編集モードを解除（改テープ解除）して第１テープ編集モードに戻すことができる。また、この場合、改テープ解除指示は、改テープ指示と同一操作（改テープキーの押下）により行われるので、同一の操作をするだけでその毎に、第１テープ編集モードと第２テープ編集モードとを切り換えることができる。なお、この他、第２印刷画像領域の設定後には自動解除（自動改テープ解除）とすることもできるし、それらを任意に選択できるようにしても良いし、改テープ前の第１印刷画像の編集状態に応じて自動的に選択されるようにしても良い。
【００８２】
なお、上述の例では、文字列「●赤い輪と●青い輪と●黄色い輪」のうちの「●青い輪」の部分のみを第２印刷画像Ｇ２とし、その領域を第２印刷画像領域Ａ２としたが、文字列「●赤い輪と●青い輪と●黄色い輪」の全体を第２印刷画像Ｇ２としても良い。この場合、第２印刷画像以外の部分には画像がないので、第２印刷画像Ｇ２を貼付した状態では、第２テープＴ２が非透明の場合、その外郭が外枠のような役目を果たす。
【００８３】
例えば上述の例より短い文字列を例として使用して、文字列（全体）が「●赤い輪」で、その文字列全体を第２印刷画像Ｇ２とし、第１テープ幅１２ｍｍの白地に黒文字用（インクリボンＲが黒：黒インクのテープカートリッジＣ）の第１テープＴ１および第２テープ幅９ｍｍの緑色地に赤文字用（緑色のテープＴと赤色のインクリボンＲの組合せのテープカートリッジＣ）の第２テープＴ２を利用すると、図６（ｃ）に示すような合成ラベルＬ２を作成できる。すなわち、同図（ｄ）は従来の「外枠」の機能を用いて作成したラベルＬｄ２を示すが、本例の画像作成方法およびラベル作成方法では、同図（ｃ）に示すように、第２ラベルＬ２ｂの種類（幅、地色、地模様、質感）の選択等を工夫することにより、さらに見栄えの良い「外枠」の（ような合成）ラベルＬ２を作成できる。
【００８４】
そして、外枠の例の場合、第２印刷画像Ｇ２以外の部分には画像がないことから、第１印刷画像Ｇ１は第２印刷画像領域Ａ２の輪郭を示す輪郭画像Ｇ１２のみとなる。このため、前述の▲１▼〜▲３▼の手順の▲１▼「第２印刷画像（領域）を挿入する手順」と▲２▼「途中で（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成する手順」と▲３▼「第２印刷画像（領域）を範囲指定する手順」に相当する手順は、（ｉ）「第２印刷画像領域を確保してから、第２印刷画像を作成する手順」および（ｉｉ）「第２印刷画像を作成してから、それを含む第２印刷画像領域を設定して確保する手順」のいずれかとなる。また、より具体的には、外枠指示キー（フレームキー）を操作するとともに、改テープキーを操作することにより、貼付する別テープ（第２テープ）の外郭によりいわゆる外枠（と同等以上の体裁）を実現するという意味の「改テープ枠」を指示する。この機能の場合も、操作の順序は特に規定せず、フレームキー操作と同時に改テープキーを操作しても良いし、フレームキー操作後改テープキー操作や、改テープキー操作後フレームキー操作でも良い。
【００８５】
例えば上記の（ｉ）の手順では、まず、同時または所定の順番でフレーキーおよび改テープキーを操作して改テープ枠を指示し、続いて、テープ幅の選択（指示）および長さの入力により、第２印刷画像領域Ａ２を設定する。その後、文字列「●赤い輪」を入力して第２印刷画像Ｇ２を作成する。一方、（ｉｉ）の手順では、文字列「●赤い輪」を入力して第２印刷画像Ｇ２を作成してから、改テープ枠を指示し、続いて、テープ幅・長さの指定により第２印刷画像領域Ａ２を設定する。そして、これらの場合、その後（第１テープＴ１を装着した状態から）、印刷キーの押下により第１テープＴ１に第１印刷画像Ｇ１（輪郭画像Ｇ１２）を印刷して第１ラベルＬ２ａを作成し（図６（ａ）参照）、その後、第２テープＴ２を装着（テープを交換）して、改テープキーの押下により第２テープ編集モードに切り換えてから印刷キーを押下することにより、第２テープＴ２に第２印刷画像Ｇ２を印刷して第２ラベルＬ２ｂを作成できる（同図（ｂ）参照）。このため、第１ラベルＬ２ａの第２印刷画像領域Ａ２（の輪郭画像Ｇ１２）に、第２ラベルＬ２ｂの第２印刷画像Ｇ２を貼付して合成ラベルＬ２を作成できる。
【００８６】
上述のように、本実施形態のテープ印刷装置１では、第１印刷画像Ｇ１を外枠付きの画像にすることを指示するフレームキーの操作（外枠指示）を行うことができ、この外枠指示および改テープキー操作（改テープ指示）の双方が同時または所定の順番で行われた場合、すなわち改テープ枠が指示された場合に、第１印刷画像Ｇ１の領域Ａ１からその外周に沿って所定幅分を除いた内部の領域を第２印刷画像領域Ａ２として設定する。言い換えると、この例の画像作成方法では、第２印刷画像領域Ａ２は、第１印刷画像Ｇ１の領域Ａ１からその外周に沿って所定幅分を除いた内部の領域となるように設定される。すなわち、この場合の第２印刷画像領域Ａ２は、第１印刷画像Ｇ１の領域より所定幅分狭い（小さい）領域となるので、第２印刷画像Ｇ２を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープＴ２に印刷して貼る（合成する）ことにより、その外郭（第２印刷画像の輪郭：非透明のテープ地のときには貼付する第２ラベルの外郭）が、第２印刷画像Ｇ２の外枠のように見える。これにより、見栄えの良い外枠を付加したような（合成）ラベルＬ２（のための第１印刷画像Ｇ１）を作成できる。
【００８７】
なお、図４〜図６で上述の各例では、単一段落の単一行の文書画像を全体画像とする場合の例であったが、テープ印刷装置１では、複数段落・複数行を扱えるので、これらに対応する例について、以下に説明する。
【００８８】
まず、テープ印刷装置１では、改段落キーを操作（押下）することにより、その時点のカーソル位置の前に第１印刷画像Ｇ１に新たな段落を設ける（挿入する）ための改段落指示を行うことができる。このため、この改段落キーとともに、改テープキーを操作することにより、貼付する別テープ（第２テープ）に指定の段落を担当させるという意味の「改テープ段落」を指示する。この機能の場合も、操作の順序は特に規定せず、改段落キー操作と同時に改テープキーを操作しても良いし、改段落キー後改テープキー操作や、改テープキー後改段落キー操作でも良い。すなわち、改段落キー操作（改段落指示）および改テープキー操作（改テープ指示）の双方が同時または所定の順番で行われた場合に、新たな段落を第２印刷画像領域Ａ２として設定するので、これらの操作により、第２テープ編集モードへの移行と第２印刷画像領域Ａ２（新たな段落）の設定ができる。これにより、見栄えの良い段落囲みを行ったような（合成）ラベル（のための第１印刷画像）を作成できる。
【００８９】
例えば、図７に示すように、全体のベースとして第１テープ幅２４ｍｍの白地に黒文字用（白色地のテープＴと黒色のインクリボンＲの組合せのテープカートリッジＣ）の第１テープＴ１を利用し、４つの段落から成る全体画像のうちの２番目、４番目の段落の文書画像を第２印刷画像Ｇ２１、Ｇ２２として、第２テープ幅１８ｍｍの黒色地に白文字用（黒色地のテープＴと白色のインクリボンＲの組合せのテープカートリッジＣ）の第２テープＴ２を利用すると、同図（ｃ）に示すような合成ラベルＬ３を作成できる。すなわち、同図（ｄ）は従来の「字囲み」の機能を用いて段落囲みを行った場合のラベルＬｄ３を示すが、本例の画像作成方法およびラベル作成方法では、同図（ｃ）に示すように、第２ラベルＬ３ｂの種類（幅、地色、地模様、質感）の選択等を工夫することにより、さらに見栄えの良い「段落囲み」の（ような合成）ラベルＬ３を作成できる。
【００９０】
なお、この例の場合も、前述の▲１▼「第２印刷画像（領域）を挿入する手順」、▲２▼「途中で（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成する手順」、▲３▼「第２印刷画像（領域）を範囲指定する手順」のいずれでも採用できる。
【００９１】
例えば▲１▼であれば、「『ＡＢＣＤ』『ＥＦＧＨ』『ＩＪＫＬ』」（『』は各行を示し、「」はその全体で各段落などを示す）の段落の画像（第１段落画像）Ｇ１１に続いて、「『あいうえお』『かきくけこ』『さしすせそ』」の段落の画像（第３段落画像）Ｇ１３が用意されている状態で、第１段落画像Ｇ１１と第３段落画像Ｇ１３の間に（挿入するように）第２印刷画像領域Ａ２１を設定して第２印刷画像Ｇ２１を作成し、第３段落画像Ｇ１３の後に第２印刷画像領域Ａ２２を設定して第２印刷画像Ｇ２２を作成する。
【００９２】
例えば第３段落画像Ｇ１３の先頭の「あ」をカーソル指定した状態で、ユーザにより改テープ段落が指示されると、第３段落の先頭の「あ」の前、すなわち第１段落の末尾の「Ｌ」と第３段落の先頭の「あ」の間に、新たな段落が挿入され、第２テープＴ２の担当となるので、ユーザは、続いて、テープ幅・長さの指定により第２印刷画像領域Ａ２１を設定するとともに、「『ａｂｃｄ』『ｅｆｇｈ』『ｉｊｋｌ』」を入力して第２印刷画像Ｇ２１を作成（用意）できる。同様に、第３段落画像Ｇ１３の後をカーソル指定した状態で、改テープ段落が指示されると、そこに（すなわち末尾に）新たな段落が挿入され、第２テープＴ２の担当となるので、ユーザは、続いて、テープ幅・長さの指定により第２印刷画像領域Ａ２２を設定でき、「『アイウエオ』『カキクケコ』『サシスセソ』」を入力して第２印刷画像Ｇ２２を作成（用意）できる。
【００９３】
そして、その後（第１テープＴ１を装着した状態から）、印刷キーの押下により第１テープＴ１に第１印刷画像Ｇ１（輪郭画像Ｇ１２を含む）を印刷して第１ラベルＬ３ａを作成し（図７（ａ）参照）、その後、第２テープＴ２を装着（テープを交換）して、改テープキーの押下により第２テープ編集モードに切り換えてから印刷キーを押下することにより、第２テープＴ２に第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）を印刷して第２ラベルＬ３ｂ１、Ｌ３ｂ２を作成できる（同図（ｂ）参照）。このため、第１ラベルＬ３ａの第２印刷画像領域Ａ２（Ａ２１、Ａ２２）に、第２ラベルＬ３ｂ１、Ｌ３ｂ２の第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）を貼付して、合成ラベルＬ３を作成できる。なお、上述の説明では、新たな段落をカーソル指定位置の前に挿入するものとしたが、カーソル指定の後側に挿入する仕様としても良い。
【００９４】
また、例えば▲２▼「途中で（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成する手順」であれば、第１テープ編集モードにおいて第１段落画像Ｇ１の作成後、改テープ段落の指示により第２テープ編集モードへ移行し、第２テープ編集モードにおいて、新たな段落の領域として第２印刷画像領域Ａ２１を設定するとともに、第２印刷画像Ｇ２１を作成し、改テープ段落の指示により第１テープ編集モードへ戻る（改テープ解除）。続いて、同様に、第１テープ編集モードにおいて第３段落画像Ｇ３の作成後、改テープ段落の指示により第２テープ編集モードへ移行し、新たな段落の領域として第２印刷画像領域Ａ２２を設定するとともに第２印刷画像Ｇ２２を作成し、改テープ段落の指示により第１テープ編集モードへ戻る。その後（第１テープＴ１を装着した状態から）、第１印刷画像Ｇ１を印刷して第１ラベルＬ３ａを作成し、テープ交換後、第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）を印刷して第２ラベルＬ３ｂ１、Ｌ３ｂ２を作成でき、第１ラベルＬ３ａの第２印刷画像領域Ａ２（Ａ２１、Ａ２２）に、第２ラベルＬ３ｂ１、Ｌ３ｂ２の第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）を貼付して、合成ラベルＬ３を作成できる。
【００９５】
なお、上述の▲１▼や▲２▼の手順では、幅や長さを入力して第２印刷画像領域Ａ２（Ａ２１、Ａ２２）を確保後に第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）を作成しても良いし、第２印刷画像Ｇ２を作成して、それに応じた領域を第２印刷画像領域Ａ２として確保しても良い。また、これらの場合、とりあえず第２印刷画像領域Ａ２の確保のみを行い、第２テープ装着後（テープ交換後）に、第２印刷画像Ｇ２を作成することもできる。また、このため、第１ラベルＬ３ａの作成と第２ラベルＬ３ｂ（Ｌ３ｂ１、Ｌ３ｂ２）の作成に、別々のテープ印刷装置を使用することもできる。また、ここでは、第２印刷画像Ｇ２１、Ｇ２２（のラベル）を同じ種類の第２テープＴ２を利用して作成したが、別の種類のテープを利用して第２テープＴ２１、Ｔ２２等とし、それぞれ第２印刷画像Ｇ２１、Ｇ２２を印刷して第２ラベルＬ３ｂ１、Ｌ３ｂ２としても良い。
【００９６】
また、テープ全体に印刷画像のネガ印刷ができる場合、第２テープＴ２としても第１テープＴ１と同じ白地に黒文字用を利用してネガ印刷することにより、第２印刷画像Ｇ２１、Ｇ２２を印刷して、第２ラベルＬ３ｂ１、Ｌ３ｂ２としても良い。また、ネガ印刷を利用する場合、透明地に黒文字用（透明のテープＴと黒色のインクリボンＲの組合せのテープカートリッジＣ）の第２テープＴ２を利用すれば、ネガ印刷により第２印刷画像Ｇ２１、Ｇ２２を連続して印刷しても、透明地であり、第１ラベルＬ３ａ上を含む位置にそのまま貼り付けても第３段落画像Ｇ３が見えるので、切り離さずに第２ラベルＬ３ｂとすることもできる。
【００９７】
次に、例えば▲３▼「第２印刷画像（領域）を範囲指定する手順」であれば、最初に、第１テープ編集モードにおいて、「『ＡＢＣＤ』『ＥＦＧＨ』『ＩＪＫＬ』」の第１段落、「『ａｂｃｄ』『ｅｆｇｈ』『ｉｊｋｌ』」の第２段落、「『あいうえお』『かきくけこ』『さしすせそ』」の第３段落、「『アイウエオ』『カキクケコ』『サシスセソ』」の第４段落の全ての入力から段落画像作成まで用意しておき、第２段落および第４段落を範囲指定してから、改テープキーを押下することにより、上述の▲１▼や▲２▼の手順によるものと同等の第１ラベルＬ３ａ、第２ラベルＬ３ｂ、合成ラベルＬ３を作成できる。
【００９８】
以上のように、上述の例の画像作成方法では、第１印刷画像Ｇ１は、複数（上記の例では４つ）の段落を有し、第２印刷画像領域Ａ２（Ａ２１、Ａ２２）は、第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）を貼付したときに、複数（４つ）の段落のうちの少なくとも１（上記の例では２つ）を担当するように設定されるので、第１印刷画像Ｇ１を第１テープＴ１に印刷し、第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープＴ２に印刷して貼る（合成する）ことにより、少なくとも１（２つ）の段落を第２印刷画像Ｇ２に担当させることができ、これにより、見栄えの良い段落囲みを行ったような合成ラベルＬ３のための第１印刷画像Ｇ１を作成できる。
【００９９】
なお、テープ印刷装置１では、図４の説明等でも前述のように、ユーザは、ディスプレイ４の表示画面４１に第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）をも含む全体（第１印刷画像Ｇ１の第２印刷画像領域Ａ２内に第２印刷画像Ｇ２を合成した合成画像）を表示させて、全体（合成画像）の編集を行うことができるが、テープ印刷装置１では、この場合の表示において、さらに第２印刷画像領域Ａ２（およびその領域内の第２印刷画像Ｇ２）を他の領域と判別可能に表示できるようにしている。具体的には、モード切換により、第２印刷画像領域Ａ２内の第２印刷画像Ｇ２を白黒反転表示できるようにしている（このため、この表示を行った場合のイメージは、図７（ｃ）と同様になる）。ここで、モード切換できるようにしたのは、印刷時に同図（ｃ）のように印刷する場合、すなわち第２印刷画像領域Ｇ２が明示された第１印刷画像Ｇ１を作成して印刷する場合には、上記の表示機能によらなくても、第１印刷画像Ｇ１をそのまま表示するだけで、第２印刷画像領域Ａ２（およびその領域内の第２印刷画像Ｇ２）を他の領域と判別可能に表示できるからである。そして、テープ印刷装置１では、上記のいずれかにより、第２印刷画像領域Ａ２を他の領域と判別可能に表示できるので、第１印刷画像Ｇ１等の印刷前にそれらを確認できる。
【０１００】
また、テープ印刷装置１では、上記の表示画面４１に表示された全体（合成）画像のイメージを利用して、前述の▲３▼「第２印刷画像（領域）を範囲指定する手順」を採用する場合等に便利なように、前述のカーソルのドラッグ操作や始点・終点指定による範囲指定ばかりでなく、任意の領域を領域指定できるようにしている。具体的には、カーソル（いわゆる十字カーソル等も含む）により、始点と終点を指定してそれらを結ぶ直線を対角線とする長方形を領域指定する長方形領域指定、多角形の領域の各角を順に指定して領域指定する多角形領域指定、および、指定したい領域内の各ドットを累積して（例えば各ドットについて指定の度毎に白黒反転させ、黒ドットで示される領域を指定領域として）指定する任意形領域指定など、各種の領域指定方法を利用できるようにしている。テープ印刷装置１では、ユーザにより領域指定モードに切り換えられると、上記の各領域指定の選択肢を表示するので、ユーザは、いずれかを選択して利用できる。ここで、上記の各点（各ドット）の指定は、指定したい点（ドット）上にカーソルを移動させ、シフトキーを操作（押下）する操作を行うものとするが、もちろん、同旨の結果を得られる操作であれば、他の方法を採用しても良い。以上のように、テープ印刷装置１では、各種の領域指定手段を用いて、第２印刷画像領域Ａ２を表示画面４１内で容易に領域指定できる。
【０１０１】
ところで、テープ印刷装置１では、改行キーを操作（押下）することにより、その時点のカーソル位置の前で改行して（新たな行を設け）、新たな行の編集に入るための改行指示を行うことができる。このため、この改行キーとともに、改テープキーを操作することにより、貼付する別テープ（第２テープ）に指定の行を担当させるという意味の「改テープ行」を指示する。この機能の場合も、操作の順序は特に規定せず、改行キー操作と同時に改テープキーを操作しても良いし、改行キー後改テープキー操作や、改テープキー後改行キー操作でも良い。すなわち、改行キー操作（改行指示）および改テープキー操作（改テープ指示）の双方が同時または所定の順番で行われた場合に、新たな行を第２印刷画像領域Ａ２として設定するので、これらの操作により、第２テープ編集モードへの移行と第２印刷画像領域Ａ２（新たな行）の設定ができる。これにより、見栄えの良い行囲みを行ったような（合成）ラベル（のための第１印刷画像）を作成できる。
【０１０２】
例えば、図８に示すように、全体のベースとして第１テープ幅３６ｍｍの白地に黒文字用の第１テープＴ１を利用し、６行から成る全体画像のうちの５行目の文書（文字列）画像を第２印刷画像Ｇ２として、第２テープ幅６ｍｍの黒色地に白文字用の第２テープＴ２を利用すると、同図（ｃ）に示すような合成ラベルＬ４を作成できる。すなわち、同図（ｄ）は従来の「字囲み」の機能を用いて行囲みを行った場合のラベルＬｄ４を示すが、本例の画像作成方法およびラベル作成方法では、同図（ｃ）に示すように、第２ラベルＬ４ｂの種類（幅、地色、地模様、質感）の選択等を工夫することにより、さらに見栄えの良い「行囲み」の（ような合成）ラベルＬ４を作成できる。
【０１０３】
なお、この例の場合も、前述の▲１▼「第２印刷画像（領域）を挿入する手順」、▲２▼「途中で（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成する手順」、▲３▼「第２印刷画像（領域）を範囲指定する手順」のいずれでも採用できる。ただし、この点については、図４〜図７で前述の例とほぼ同様であり、容易に類推可能なので、説明は省略する。いずれかの手順により、第１印刷画像Ｇ１を作成し、第２印刷画像領域Ａ２の設定および第２印刷画像Ｇ２の作成をした後、第１テープＴ１を装着した状態から、印刷キーの押下により第１テープＴ１に第１印刷画像Ｇ１（輪郭画像Ｇ１２を含む）を印刷して第１ラベルＬ４ａを作成し（図８（ａ）参照）、第２テープＴ２を装着（テープを交換）して、改テープキーの押下により第２テープ編集モードに切り換えてから印刷キーを押下することにより、第２テープＴ２に第２印刷画像Ｇ２を印刷して第２ラベルＬ４ｂを作成でき（同図（ｂ）参照）、第１ラベルＬ４ａの第２印刷画像領域Ａ２に、第２ラベルＬ４ｂの第２印刷画像Ｇ２を貼付して、合成ラベルＬ４を作成できる。
【０１０４】
また、この例においても、上述の▲１▼や▲２▼の手順では、幅や長さを入力して第２印刷画像領域Ａ２を確保後に第２印刷画像Ｇ２を作成しても良いし、第２印刷画像Ｇ２を作成して、それに応じた領域を第２印刷画像領域Ａ２として確保しても良い。また、とりあえず第２印刷画像領域Ａ２の確保のみを行い、第２テープ装着後（テープ交換後）に、第２印刷画像Ｇ２を作成することもできる。また、このため、第１ラベルＬ３ａの作成と第２ラベルＬ３ｂ（Ｌ３ｂ１、Ｌ３ｂ２）の作成に、別々のテープ印刷装置を使用することもできる。また、テープ全体にネガ印刷ができる場合、第２テープＴ２としても第１テープＴ１と同じ白地に黒文字用を利用してネガ印刷することにより、第２印刷画像Ｇ２を印刷して、第２ラベルＬ４ｂとしても良い。また、透明地に黒文字用の第２テープＴ２を利用することもできる。
【０１０５】
以上のように、上述の例の画像作成方法では、第１印刷画像Ｇ１は、複数の行（上記の例では６行）を有し、第２印刷画像領域Ａ２は、第２印刷画像Ｇ２を貼付したときに、複数の行（６行）の段落のうちの少なくとも１（上記の例では５行目）を担当するように設定されるので、第１印刷画像Ｇ１を第１テープＴ１に印刷し、第２印刷画像Ｇ２を幅、地色、地模様、質感などが相異なる第２テープＴ２に印刷して貼る（合成する）ことにより、少なくとも１の行を第２印刷画像Ｇ２に担当させることができ、これにより、見栄えの良い行囲みを行ったような合成ラベルＬ４のための第１印刷画像Ｇ１を作成できる。
【０１０６】
次に、図４〜図８で上述の各例では、第１ラベル上に第２ラベルを貼付するいわば２重のラベルにより合成ラベルを作成したが、より多重化することにより、さらに多彩かつ見栄えの良い合成ラベルを作成できるので、以下、この点について説明する。
【０１０７】
例えば図９に示す例は、図８で前述の例のいわば応用例であり、文字列の内容としては同じものである。この例では、まず、全体のベースとして第１テープ幅４８ｍｍの白地に黒文字用の第１テープＴ１を利用する。また、１〜２行目および５〜６行目を第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）に担当させるが、それぞれ別のテープＴ（第２テープＴ２）として、第２テープ幅１２ｍｍの緑色地に赤文字用の第２テープＴ２１に１〜２行目の第２印刷画像Ｇ２１を印刷して第２ラベルＬ５ｂ１を作成するとともに、第２テープ幅１８ｍｍの黒色地に白文字用の第２テープＴ２２を利用して、５〜６行目の第２印刷画像Ｇ２２を担当する第２ラベルＬ５ｂ２を作成する。図８の例に比べて第２印刷画像Ｇ２とする部分を複数とし、それぞれを別の第２テープにする点が異なるが、これらの点については、図７等で説明したのと同等であって類推可能なので、特に説明しない。ただし、本例では、第２印刷画像Ｇ２のうちの第２印刷画像Ｇ２２のラベル（第２ラベル）を合成ラベルとして作成する。
【０１０８】
すなわち、２行（５〜６行目）を担当する第２ラベルＬ５ｂ２の第２印刷画像Ｇ２２のうちの下の行の分を第３印刷画像Ｇ３として、第３テープ幅６ｍｍの白地に黒文字用の第３テープＴ３を利用して、第３印刷画像Ｇ３が印刷された第３ラベルＬ５ｂ２ｂを作成するとともに、第３印刷画像Ｇ３を貼付するための第３印刷画像領域Ａ３が確保された（その輪郭画像Ｇ２２２を含む）第２印刷画像Ｇ２２１を第２テープＴ２２に印刷して第２ラベルＬ５ｂ２ａを作成し、その第３印刷画像領域Ａ３に第３ラベルＬ５ｂ２ｂの第３印刷画像Ｇ３を貼付（合成）して、合成ラベルとしての（合成）第２ラベルＬ５ｂ２を作成できる。そして、同じ階層のラベル（第２ラベル）として作成された第２ラベルＬ５ｂ１とともに、第１ラベルＬ５ａの第２印刷画像領域Ａ２（Ａ２１、Ａ２２）に貼付して、合成ラベルＬ５を作成できる。
【０１０９】
なお、この例の場合も、前述の▲１▼「第２印刷画像（領域）を挿入する手順」、▲２▼「途中で（第２印刷画像領域を確保して）第２印刷画像を作成する手順」、▲３▼「第２印刷画像（領域）を範囲指定する手順」のいずれでも採用できる。前述のように、▲１▼や▲２▼の手順では、とりあえず第２印刷画像領域Ａ２（Ａ２１、Ａ２２）の確保のみを行い、第２印刷画像領域Ａ２（Ａ２１、Ａ２２）が確保された（輪郭画像等を含む）第１印刷画像Ｇ１を第１テープＴ１に印刷し、第２テープ装着後（テープ交換後）に、第２印刷画像Ｇ２を作成することもできるので、以下では、その手順を最も理解しやすい手順として採用して説明する。
【０１１０】
すなわち、まず、上述の▲１▼または▲２▼により、第２印刷画像Ｇ２（Ｇ２１、Ｇ２２）の作成は行わずに、第２印刷画像領域Ａ２（Ａ２１、Ａ２２）が確保された（輪郭画像Ｇ１１、Ｇ１３を含む）第１印刷画像Ｇ１を第１テープＴ１に印刷して、第１ラベルＬ５ａを作成する（図９（ａ）参照）。次に、同図（ｂ）に示すように、第２テープＴ２１を装着（テープ交換）し、第２印刷画像Ｇ２１を作成して第２テープＴ２１に印刷して第２ラベルＬ５ｂ１を作成する。次に、第２テープＴ２２を装着（テープ交換）し、第１ラベルＬ５ａと同様に、第２印刷画像にとっての下位の印刷画像である第３印刷画像Ｇ３の貼付領域として第３印刷画像領域Ａ３の確保のみを行い、その第３印刷画像領域Ａ３が確保された（輪郭画像Ｇ２２２を含む）第２印刷画像Ｇ２２を作成し、第２テープＴ２２に印刷して第２ラベルＬ５ｂ２ａを作成する。次に、第３テープＴ３を装着（テープ交換）し、第３印刷画像Ｇ３を作成して第３テープＴ３に印刷して第３ラベルＬ５ｂ２ｂを作成する。この時点で、用意すべき全てのラベル（第１ラベルＬ５ａ、第２ラベルＬ５ｂ１、第２ラベルＬ５ｂ２ａ、第３ラベルＬ５ｂ２ｂ）が作成済みなので、同図（ｃ）に示すように、順次、確保されている所定の貼付領域に貼付することにより、全体を合成した合成ラベルＬ５を作成できる。
【０１１１】
なお、他の手順も適宜適用して、その時の都合に合わせて同様に合成ラベルＬ５を作成することができる。例えば上記の第３印刷画像Ｇ３は、第２印刷画像Ｇ２２とともに作成することもでき、その場合も、第３印刷画像領域Ａ３を確保（設定）してから第３印刷画像Ｇ３を作成しても良いし、第３印刷画像Ｇ３を作成してからそれに合わせて第３印刷画像領域Ａ３を確保（設定）しても良いし、第３印刷画像Ｇ３を含むように第２印刷画像Ｇ２２を作成しておいて、第３印刷画像Ｇ３の部分を範囲指定して、第３印刷画像領域Ａ３を確保（設定）しても良い。また、同図（ｃ）に相当する全体画像まで最初に作成しておき、そのうちの第２印刷画像Ｇ２１の部分を範囲指定して、第２印刷画像領域Ａ２１を確保し、同様に、第２印刷画像Ｇ２２の部分を範囲指定して、第２印刷画像領域Ａ２２を確保し、その後、第２印刷画像Ｇ２２を印刷する代わりに、その時点でさらに第３印刷画像Ｇ３の部分を範囲指定して、第３印刷画像領域Ａ３を確保（設定）しても良い。
【０１１２】
以上のように、上述の例の画像作成方法（並びにラベル作成方法）では、第１ラベル上に第２ラベルを貼付する２重化をさらに進めて、より多重化（上記の例では３重化）することができ、これにより、さらに多彩かつ見栄えの良い合成ラベルを作成できる
【０１１３】
なお、上述の各例では、改テープ解除指示を改テープ指示と同一操作（改テープキーの押下）とし、その同一操作の毎に、第１テープ編集モードと第２テープ編集モードとを切り換えるようにしたが、図９で上述のような例では、同時に考慮できるテープ（ラベル）の（階層）数を３以上とすることもでき、そのような場合、すなわち、第２ラベルの第２印刷画像の領域内に、さらに別のテープ（第３テープ）による第３ラベルの第３印刷画像を貼付する第３印刷画像領域を確保して、同様にして３重の合成ラベルを作成するような場合、逆に、改テープキーの操作（改テープ指示）とは別に改テープ解除キーを設けて操作（改テープ解除指示）できるようにし、改テープ指示の度に、第１テープ編集モード→第２テープ編集モード→第３テープ編集モード→…（さらに下位テープ編集モード）に切り換え、改テープ解除指示の度に、（さらに下位テープ編集モード）…→第３テープ編集モード→第２テープ編集モード→第１テープ編集モードに切り換えられるようにしても良い。これにより、最初に（印刷等をする前に）第３印刷画像等の下位の印刷画像をも作成して全体（合成結果）の画像をも表示画面等で確認してから、テープ交換をしつつ、順次、各階層の印刷画像を印刷して各階層のラベルを作成できる。
【０１１４】
ところで、図４〜図９で上述のように、全体のベースとなる第１ラベルの第１印刷画像の領域内に確保された第２ラベルの第２印刷画像の貼付領域である第２印刷画像領域に、第２印刷画像を貼ることにより、画像として合成し、その合成画像のラベルである合成ラベルを作成できる、ということは、全体画像として一部のみ異なる画像のラベルであれば、その異なる部分のみ貼り替えることにより作成できる、ということを意味する。また、一旦、貼ってから（合成してから）交換したり、あるいはさらに上から貼るなどの他、予め予想できる範囲で複数種類の第２印刷画像のラベルを用意しておけば、任意の時点でその複数種類のうちのいずれかを選択して、その第２印刷画像を合成した合成ラベルを作成できる。
【０１１５】
例えば図４〜図６および図８の例であれば、第２印刷画像Ｇ２の内容やその印刷対象の第２テープＴ２の種別などを変えて種々用意しておけば、各種内容や各種趣向の異なる合成ラベルを容易に作成できる。また、図７や図９の例であれば、２つの第２印刷画像Ｇ２１、Ｇ２２のそれぞれについて、同様にできるので、さらに多彩な（相異なる）合成ラベルを容易に作成できる。
【０１１６】
例えば図９においては、合成ラベルＬ５は、いわゆる「お知らせ」を記載したものであり、第２印刷画像Ｇ２１はいわば発行元（部門）を示しているが、同住所内に他の部門（例えば林檎林館と並ぶ別館等）があり、そこからも同様のお知らせの可能性がある場合、この第２印刷画像Ｇ２１の部分（が印刷された第２ラベルＬ５ｂ１）のみを（例えば林檎林別館等に）変えれば他は同様に使用して、発行元の異なる合成ラベルを容易に作成できる。同様に、第２印刷画像Ｇ２２はいわばイベント名および集合場所等のお知らせであり、別のイベントに際して、この部分（が印刷された第２ラベルＬ５ｂ２＝Ｌ５ｂ２ａ＋Ｌ５ｂ２ｂ）のみを変えれば、その時々のイベントに合わせた合成ラベルを容易に作成できる。
【０１１７】
そして、図４〜図９で前述の例では、いわば各部を担当するラベルが異なることに着目し、幅、地色、地模様、質感などが相異なる複数種類のテープを利用して、その相違部分が目立つように（すなわち枠や囲み等に見えるように）各テープを選択・指定したが、上記のような応用では、一部のみを変更したことを明示したくない場合もある。このような場合、例えば図９の例に対応して図１０に示すように、第２テープＴ２や第３テープＴ３等として、透明地に黒文字用のテープＴを選択することにより、各ラベル（第１ラベルＬ６ａ、第２ラベルＬ６ｂ１、第２ラベルＬ６ｂ２ａ、第３ラベルＬ６ｂ２ｂ）の相互間の境界線が目立たない合成ラベルＬ６を作成することもできる（ただし、図１０では後述の説明の都合上、境界線を図示している）。
【０１１８】
なお、上述の実施形態のテープ印刷装置１では、改テープキーが押された時点で、種別検出されている第１テープＴ１の第１テープ幅以下のテープ幅の選択肢を、第２テープＴ２の第２テープ幅の候補として、ディスプレイ４の表示画面４１に表示するものとし、ユーザはいずれかのテープ幅を選択して指定できるものとしたが、第２テープ幅ばかりでなく、第１テープ幅以下の条件の下で、その地色、地模様、材質（質感）などをも含めたテープ種別を選択できるようにしても良い。また、この場合のテープの種類には、テープカートリッジＣに収容されて供給されるものばかりでなく、所定の長さを有するテープ片（短片）をも装着できるようにして、選択可能なテープの種別に含めても良い。
【０１１９】
そして、これらの場合、テープの複数種類のうちから第２テープＴ２の種類を指定できるので、第２テープＴ２の種類、すなわちその幅、地色、地模様、質感などを考慮して第１印刷画像Ｇ１を作成できるとともに、選択された第２テープＴ２の種類がテープ幅と対応していれば、その種類に基づいて、第２テープ幅および第２印刷画像Ｇ２の幅が設定でき、あるいは長さの定まったテープの種類であれば、第２印刷画像Ｇ１の長さをも設定でき、第２印刷画像領域の設定を簡単化できる。
【０１２０】
また、上記のように改テープ指示（第２テープ編集モード）に応じて、第２テープのテープ種別を選択できる場合、第２印刷画像領域の輪郭を決定する手段（あるいは決定するための工程）を備えることが好ましい。この場合、第２印刷画像領域の輪郭を決定するので、その輪郭を有する第２印刷画像領域を、第１印刷画像の領域内に設定できる。
【０１２１】
ここで、第１テープ（第１ラベル）に印刷された第１印刷画像上に、第２印刷画像が印刷された第２テープ（第２ラベル）を貼付して合成ラベルを作成する場合に、第２テープが透明地であれば、それに印刷された第２印刷画像が第１印刷画像（の領域）上に直接見えることになり、その外側（第２テープＴ２のテープ地の部分：透明部分）は、第１印刷画像上に重なっても下が見える。すなわち、改テープ時に第２テープのテープ種別を選択できる場合、選択（指定）された第２テープの種類が、例えば透明地のときには、テープ地の方は透明で第１ラベル上に貼り付けても下が見えるので、領域として確保すべきはその上に印刷される第２印刷画像自体の輪郭内で良い。このため、このような場合、第２印刷画像内の非透明色部分の外縁を結ぶ線を、第２印刷画像領域の輪郭として決定することが好ましい。これにより、貼付して合成する場合に考慮すべき第２印刷画像領域（の輪郭）は、第２印刷画像内の非透明色部分の領域とすることができ、第１印刷画像内の領域を有効に生かしたラベルを作成できる。
【０１２２】
一方、第２テープとして地色が非透明のテープが指定された場合、第２印刷画像が印刷された第２テープ（第２ラベル）を貼付する領域の外郭を示す線を第２印刷画像領域の輪郭として決定すれば良い。これにより、非透明な第２テープを適切に貼付しやすいように、第２印刷画像領域を、第１印刷画像の領域内に設定できる。
【０１２３】
また、例えば図１０の例においては、図９の例に合わせて、それぞれ第２テープ幅１２ｍｍ、１８ｍｍの透明地の第２テープＴ２１、Ｔ２２を使用したが、透明地のテープであれば実質的な占有範囲は有色（黒文字）の文字部分なので、同じサイズの文字を使用（印刷）するものとして、少し幅広の（例えばそれぞれ１８ｍｍ、２４ｍｍの）第２テープ幅を有する第２テープＴ２１、Ｔ２２を利用しても良い。また、例えば第２ラベルＬ６ｂ１において、実際の有色部分は文字部分なので、その外縁（すなわち各文字のアウトラインの外側の端を結ぶ線）に沿って第２印刷画像領域の輪郭を描けば複雑な輪郭となるが、図示の例の領域設定上は、その輪郭を内包する長方形領域として設定すれば、実質上十分に領域の有効利用が図れる。
【０１２４】
このため、例えば図１０の例では、図示の第２印刷画像Ｇ２１（２行の文字列画像）が印刷された第２ラベルＬ６ｂ１を貼付する領域（長方形の領域）の外郭を示す線を第２印刷画像領域Ａ２１の輪郭とすれば良い。ただし、上述のように透明地ではあるが幅広の第２テープ幅を利用する場合も、同じ第２印刷画像領域Ａ２１の輪郭とすることが好ましい。この場合、第２印刷画像領域Ａ２１は、第２ラベルＬ６ｂ１を貼付する領域（長方形領域）より一回り小さく（狭く）、かつ有色部分の外縁（第２印刷画像領域の輪郭）を内包する長方形領域となる。すなわち、第２テープ地が透明の場合、第２印刷画像領域Ａ２１の輪郭（線）＝有色部分の外縁を結ぶ線であり、第２テープ地が非透明の場合、第２印刷画像領域Ａ２１の輪郭（線）＝第２ラベルの外郭を示す線ではあるが、第２印刷画像領域Ａ２１を、第２印刷画像領域Ａ２１の輪郭（線）を内包する長方形領域として設定すれば、双方とも同様に長方形領域として扱える。図１０で前述の例は、まさにそのように扱った例であり、それ故、図９の例と同様に作成できる。上記では第２印刷画像Ｇ２１側（第２ラベルＬ６ｂ１側）で説明したが、第２印刷画像Ｇ２２側（第２ラベルＬ６ｂ２側）でも同様である。
【０１２５】
そして、第２印刷画像領域を、その輪郭（線）を内包する長方形領域として扱う点については、図４〜図１０まで同様なので、上述の例は全て同様に画像作成・ラベル作成ができる。すなわち、これらの場合、第２印刷画像領域は、輪郭を内包する長方形領域として設定されるため、基本的に長さと幅を決定すれば領域を設定できる。例えばテープ種別等により幅方向が予め判明しているか、あるいはすでに設定されている場合などには、長さを入力できれば、第２印刷画像領域の設定を完了できる。また、例えば複数段落の文書画像が全体画像の場合に、そのうちの所定の段落全体を第２印刷画像とするときには、幅方向は全体画像と同じまたは全体画像の幅より少し狭い所定幅に規定されるので、その段落の長さ方向の基点が設定された状態でその長さを入力することにより、第２印刷画像領域の設定を完了できる。
【０１２６】
一方、例えばテープ種別等により長さが予め判明しているか、設定されている場合には、幅を入力できれば、第２印刷画像領域の設定を完了できる。例えば単一段落や定長印刷の画像を全体画像とする場合に、所定の長さ（定長）内におさめるべき複数行のうちの所定の行全体を第２印刷画像とするときには、長さ方向は全体画像と同じまたは全体画像の長さより少し短い所定長さに規定されるので、その行の幅方向の基点が設定された状態でその幅を入力することにより、第２印刷画像領域の設定を完了できる。また、第２テープ幅を入力できるようにしても良い。この場合、第２テープ幅を入力できるので、第２印刷画像の幅との関係を定めておくことにより、入力された第２テープ幅に基づいて第２印刷画像の幅を設定できる。
【０１２７】
また、図４等で前述の例では、第２テープ幅の選択（指定）が終了すると、テープ印刷装置１は、テープ長さの入力を促す画面を表示し、ユーザはその長さを数値により入力できるものとしたが、第２印刷画像Ｇ２を作成してから第２印刷画像領域Ａ２を設定するものとして、その第２印刷画像Ｇ２に対する前余白や後余白の長さを入力できるようにしても良い。また、幅方向についても、テープ幅の選択肢からの選択・指定でなく、数値入力としても良い。また、第２印刷画像領域Ａ２の長さや幅あるいは上下左右の余白などを数値入力するにしても、最初から直接的に数値入力するばかりでなく、例えば最初に標準値または前回値などのデフォルトの数値を表示してから、その数値を増減できるようにしても良い。
【０１２８】
また、これらの方法のいずれかにより、第２印刷画像領域Ａ２の幅や長さを定める（設定する）にしても、前述の例では、改テープキーの操作（改テープ指示）により第１テープ編集モードから第２テープ編集モードに切り換えた直後のタイミングで設定したが、これに限らず、再度、改テープキーを操作して第１テープ編集モードに戻す（改テープ解除の）タイミングで設定しても良い。
【０１２９】
また、第２印刷画像領域Ａ２の幅や長さが定まった時点で、行数や１行の文字数等から文字サイズを決定できるので、図５で前述と同様に、図６以降の例においても、決定された第２印刷画像内の文字サイズに応じて、第１印刷画像内の文字サイズの調整をすることもできる。また、設定した第２印刷画像領域の幅や長さに合わせて文字が入らない場合（例えば最小の文字サイズによっても入力された行数や文字数が入らない場合等）、設定した第２印刷画像領域幅や長さを優先して、いわば定長印刷の場合と同様に、入らない旨（例えば「「行数オーバー」や「文字数オーバー」等）のエラー報知をしても良いし、行数や文字数を優先して、第２印刷画像領域の幅や長さを調整しても良い。また、さらに後者の場合、調整された第２印刷画像領域の幅や長さを採用すると、第１テープ幅の範囲内に入らなくなったり、第１ラベル（の第１印刷画像）として設定された定長印刷等の範囲に入らなくなったときには、同様にエラー報知するようにもできる。
【０１３０】
なお、合成ラベルを作成する場合、設定により第２印刷画像領域が確保されていれば、ユーザが位置調整をしつつ貼る（合成する）ことができるので、印刷後の第１ラベルの第１印刷画像領域内に明示することは不可欠と言うわけではないが、明示されている方が便利である。このため、第２印刷画像領域を印刷後に明示するための領域明示機能を、第１印刷画像に付加することが好ましく、これにより、印刷後、その領域明示機能により第２印刷画像領域が明示され、第２印刷画像（が印刷された第２ラベル）を貼りやすく、すなわち画像を合成した合成ラベルを作成しやすくできる。
【０１３１】
図４〜図９に図示の例では、第２印刷画像領域を長方形の貼付領域として、その長方形の輪郭線を実線で示した輪郭画像Ｇ１２等を付加することにより、領域明示機能を、第１印刷画像に付加していて、この輪郭画像を他の部分と共に印刷することにより、第２印刷画像領域を印刷後に明示しているが、領域明示機能の付加としては各種の方法が考えられるので、以下、この点について説明する。
【０１３２】
まず、上述してきた長方形の輪郭線を初めとして、第２印刷画像領域の輪郭線を第１印刷画像の領域内に配置する方法がある。なお、輪郭線によるので、所定の形ばかりでなく、多角形を含み曲線をも含む任意の形状の領域に適用できる。また、輪郭線としても実線ばかりでなく、点線、一点鎖線、２点鎖線等の破線でも良い（図１０（ｃ）参照）。また、破線または実線により、設定された第２印刷画像領域より若干狭い領域の輪郭線、すなわち設定された第２印刷画像領域の輪郭線より所定幅分だけ内側（領域内部）にずらした（いわゆる一回り小さな）輪郭線を示すようにしても良い。この場合、予め定めた幅（所定幅）なので、前者の（実際の第２印刷画像領域の輪郭線を配置する）場合と同様に、第２印刷画像領域を明示できるとともに、第２印刷画像（あるいは非透明の第２ラベルのテープ地）の下に隠すなどの工夫ができる（隠せるという利点がある）。
【０１３３】
また、上記の輪郭線による方法とは独立して適用できる（多角形の場合には同時適用可能な）方法として、第２印刷画像が多角形領域として設定される場合、多角形の第２印刷画像領域の各角の位置を示す角マーク（マーク画像）を第１印刷画像の領域内に配置することにより、第２印刷画像領域を明示できる。例えば図１０（ａ）の第２印刷画像領域Ａ２１であれば、四角形なので、４つの角マークＭｅを配置すれば、第２印刷画像領域Ａ２１を明示できる。なお、この方法の場合の角マークＭｅは、設定された第２印刷画像領域の角の位置から所定方向にずらして配置することもでき、ずらす方向とその距離を予め定めておけば、同様に、第２印刷画像領域を明示できる。また、例えば領域の外側にずらして配置すれば、第２印刷画像（が印刷された第２ラベル）を貼る場合に、その角マークの内側に合わせて貼りやすく、逆に内側にずらせば、第２印刷画像（あるいは非透明の第２ラベルのテープ地）の下に角マークを隠すことができるなど、ラベルを貼る（画像を合成した合成ラベルを作成する）ときのための各種の工夫ができる。
【０１３４】
また、上記の輪郭線や角マーク等とは独立または同時に適用可能な方法として、第２印刷画像領域内に（第１印刷画像の領域内の）他の領域と異なる配色をすることにより、色の違いを利用して境界線を明示できる。なお、この方法の場合も、任意の形状の領域に適用できる。設定された第２印刷画像領域より若干（所定分）狭い領域にも適用でき、所定分狭い領域内の配色の場合も、予め定めた分（所定分）なので、前者の（全体の）場合と同様に、第２印刷画像領域を明示できる。このため、前述の角マークや輪郭線等と同様に、第２印刷画像（が印刷された第２ラベル）の下に隠したりするなどの工夫ができる。
【０１３５】
なお、第２印刷画像領域を明示する方法として、第２印刷画像それ自体を第１テープの第１印刷画像の第２印刷画像領域に配置して印刷しても良い。この場合、第１テープ（第１ラベル）に印刷された第２印刷画像の上に、第２テープ（第２ラベル）に印刷された第２印刷画像を重ねて貼ることにより、合成ラベルを作成できる。また、一旦完成した合成ラベル（言い換えれば第２ラベルの第２印刷画像が既に貼られた合成ラベル）の第２印刷画像それ自体も新たな第２印刷画像領域と成り得る。すなわち、図９等で前述のように第２印刷画像部分のみ異なる合成ラベルを種々作成する場合、最初からその部分が異なるように作成する方法の他、一旦作成済みの合成ラベルを利用して、第２印刷画像部分を貼り換えたり、その上に重ねて貼ることにより、新たな合成ラベルとすることもできる。
【０１３６】
例えば図４（ｄ）に示すように、第２テープ幅１８ｍｍの黄色地の第２テープＴｓに黒文字「●白い輪」が印刷されて作成された第２ラベルＬ０ｓが、前述した第１テープ幅２４ｍｍの白地の第１テープＴ１（第１ラベルＬ０ａ）上に貼られた合成ラベルＬｓがある場合に、第２ラベルＬ０ｓを剥がして、同図（ｂ）で前述の第２ラベルＬ０ｂを貼れば、同図（ｃ）で前述の合成ラベルＬ０を作成できる。この場合、前述のように（図示のように）、輪郭画像Ｇ１２内にその寸法情報（幅や長さ等）を印刷しておけば、前の第２印刷画像（ここでは第２ラベルＬ０ｓ）を剥がしたときに、新たに作成すべき（貼付すべき）第２印刷画像（すなわち第２ラベルＬ０ｂ）の寸法を容易に把握できて便利である。また、上記の合成ラベルＬｓがある場合に、第２ラベルＬ０ｓの上に重ねて第２ラベルＬ０ｂを貼っても、合成ラベルＬ０が作成できる。この場合、図示のように、第２印刷画像の一部（例えば端部）に寸法情報（寸法マーク）Ｍｓ（図示の例では「１８−３６」）を含めても良い。また、寸法情報としては、同図（ａ）の「テープ幅１８ｍｍ 長さ３６ｍｍ」や上記の「１８−３６」の他、「Ｗ１８×Ｌ３６」などとすることもできるし、テープ種別を示す番号等により表現しても良い。
【０１３７】
なお、上述の実施形態では、複数段落・複数行の場合に、段落を優先させた例のみを示したが、複数段落に拘わらない行を設けても良い。例えばテープ幅の（図示の）上側に図４〜図６あるいは図８〜図１０の例のような長さ方向に貫く行を配置した上で、その（図示の）下側に図７のような複数段落を配置したり、そのような段落・行混在の構成の画像の全体を新たに大きな段落として、その前後にさらに新たな（大きな）段落を設けるなど、任意の配置の全体（合成）画像およびそのラベルの作成に適用できる。
【０１３８】
また、上述の実施形態では、主に文字列（キャラクタ列）を対象として編集や印刷などの各種処理を行う例について説明したが、各段落・各行・各文字列・各文字その他と同様に、ベースとなる第１印刷画像を構成し得るものであれば外字や任意登録・任意作成の図形等でも良いし、それらの混在でも良い。また、上述の実施形態では、サーマル方式のテープ印刷装置について説明したが、インクジェット方式その他のテープ印刷装置にも適用できる。これらの他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【０１３９】
【発明の効果】
上述のように、本発明のテープ印刷装置の画像作成方法並びにラベル作成方法によれば、幅、地色、地模様、質感などが相異なる複数種類のテープを統合して利用可能として、多彩かつ見栄えの良いラベルを作成できる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外観斜視図である。
【図２】図１のテープ印刷装置に対応する開蓋状態の外観斜視図である。
【図３】図１のテープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図４】印刷画像およびそれによるラベルの例を示す説明図である。
【図５】別の例を示す、図４と同様の説明図である。
【図６】さらに別の例を示す、図４と同様の説明図である。
【図７】さらに別の例を示す、図４と同様の説明図である。
【図８】さらに別の例を示す、図４と同様の説明図である。
【図９】さらに別の例を示す、図４と同様の説明図である。
【図１０】さらに別の例を示す、図４と同様の説明図である。
【符号の説明】
１ テープ印刷装置
３ キーボード
４ ディスプレイ
５ テープカートリッジ
７ 印刷ヘッド
１１ 操作部
１２ 印刷部
１３ 切断部
１４ 検出部
３１ 文字キー群
３２ 機能キー群
４１ 表示画面
１４１ テープ識別センサ
１４２ 回転速度センサ
２００ 制御部
２１０ ＣＰＵ
２２０ ＲＯＭ
２３０ ＣＧ−ＲＯＭ
２４０ ＲＡＭ
２４１ 各種レジスタ群
２４２ テキストデータ領域
２４３ 表示画像データ領域
２４４ 印刷画像データ領域
２７０ 駆動部
Ａ１ 第１印刷画像の領域
Ａ２ 第２印刷画像領域
Ｃ テープカートリッジ
Ｇ１ 第１印刷画像
Ｇ２ 第２印刷画像
Ｌ０〜Ｌ６ …… ラベル
Ｍｅ 角マーク
Ｍｓ 寸法情報（寸法マーク）
Ｔ テープ
Ｔ１ 第１テープ
Ｔ２ 第２テープ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an image creating method and a label creating method for a tape printer.
[0002]
[Prior art]
In recent years, various tapes having different widths, ground colors, ground patterns, materials (textures), and the like have been prepared as tapes that can be mounted on a tape printing apparatus. For this reason, the user selects a desired one of the various tapes, mounts it on a tape printer, prints a desired print image on the mounted tape, and prints a portion of the print image. Label it.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In this type of conventional tape printing apparatus, it is not assumed that a plurality of types of tapes are pasted on each other, and a print image is edited, created, and printed only for one type of mounted tape. For this reason, it has not been possible to create a label using a plurality of types of tapes integrated with each other.
[0004]
The present invention provides an image creating method and a label creating method for a tape printing apparatus that can create a variety of good-looking labels by integrating and using a plurality of types of tapes having different widths, ground colors, ground patterns, textures, and the like. The purpose is to provide.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a tape printing apparatus for printing a first print image corresponding to a width of a first tape on a first tape, the second width being equal to or smaller than the width of the first tape. An image creating method for a tape printing apparatus that creates the first print image so that a second print image to be printed on a tape can be attached, wherein the second print image is included in an area of the first print image. A second print image area is set as an image pasting area, and a first print image in which the second print image area is secured is created.
[0006]
This image creating method is a method of creating a first print image in a tape printing apparatus that prints a first print image according to the width (first tape width) on a first tape, and particularly a method that is equal to or less than the first tape width. The second print image area for the second tape having the tape width of is set within the area of the first print image, and the first print image in which the area is secured is created. Therefore, by subsequently printing the first print image on the first tape, the portion of the first print image can be used as a label (first label), and the first label (the first print image of the first label) can be used. (2 print image area), a label (second label) by another tape (second tape) on which the second print image is printed can be attached, and a new label (as a result of the combination by pasting) can be attached. (Synthetic label). In this case, since a tape of a different type from the first tape can be selected as the second tape from a variety of tape types, the first print image can be edited and created in consideration of this, and A wide variety of good-looking (synthetic) labels can be created by integrating and using a plurality of types of tapes having different widths, ground colors, ground patterns, and textures.
[0007]
Further, in the image creating method according to claim 1, the first print image has a plurality of paragraphs, and the second print image region is one of the plurality of paragraphs when the second print image is pasted. Preferably, it is set to be responsible for at least one.
[0008]
In this image creation method, the first print image has a plurality of paragraphs, and the second print image area is set to handle at least one of the plurality of paragraphs when the second print image is pasted. Therefore, by printing the first print image on the first tape and printing the second print image on the second tape having different width, ground color, ground pattern, texture, and the like, and pasting (synthesizing) at least one image, Can be assigned to the second print image, whereby a (synthetic) label (first print image for) that looks like an enclosing paragraph can be created.
[0009]
Further, in the image creating method according to claim 1, the first print image has a plurality of lines, and the second print image region is one of the plurality of lines when the second print image is pasted. Preferably, it is set to be responsible for at least one.
[0010]
In this image creation method, the first print image has a plurality of lines, and the second print image area is set to handle at least one of the plurality of lines when the second print image is pasted. Therefore, by printing the first print image on the first tape and printing the second print image on the second tape having different width, ground color, ground pattern, texture, and the like, and pasting (synthesizing) at least one image, Can be assigned to the second print image, so that a (synthetic) label (first print image for) that looks like a good-looking line can be created.
[0011]
Further, in the image creating method according to claim 1, the first print image has a character string composed of a plurality of characters, and the second print image area has the character string when the second print image is attached. Is preferably set to be responsible for at least a part of.
[0012]
In this image creation method, the first print image has a character string composed of a plurality of characters, and the second print image area handles at least a part of the character string when the second print image is pasted. The first print image is printed on the first tape, and the second print image is printed and pasted (combined) on the second tape having different width, ground color, ground pattern, texture, etc. Can be assigned to at least a part of the character string for the second print image, whereby the first print image for the (synthetic) label (such as a character string enclosing (character enclosing) that looks good) ) Can be created.
[0013]
Further, in the image creating method according to claim 1, the first print image has a plurality of characters, and the second print image region is one of the plurality of characters when the second print image is pasted. Preferably, it is set to be responsible for at least one.
[0014]
In this image creation method, the first print image has a plurality of characters, and the second print image area is set to handle at least one of the plurality of characters when the second print image is pasted. Therefore, by printing the first print image on the first tape and printing the second print image on the second tape having different width, ground color, ground pattern, texture, and the like, and pasting (synthesizing) at least one image, Can be assigned to the second print image, thereby creating a (synthetic) label (first print image for) in which good-looking character enclosing (character enclosing) is performed.
[0015]
Further, in the image creation method according to claim 1, it is preferable that the second print image area is set to be an area included in an outer frame along the outer periphery of the area of the first print image.
[0016]
In this image creation method, the area is set so as to be included in the outer frame along the outer periphery of the area of the first print image. That is, the second print image is printed on a second tape having a different width, ground color, ground pattern, texture, and the like, and is pasted (combined) to form an outline (outline of the second print image: non-transparent tape ground). In this case, the outline of the second label to be attached) looks like the outer frame of the second print image. This makes it possible to create a (synthetic) label (first print image for it) to which a good-looking outer frame has been added.
[0017]
Further, in the image creation method according to any one of claims 1 to 6, it is preferable that the first print image is created so as to have a mark image that clearly indicates the second print image area.
[0018]
In this image creating method, the first print image is created so as to have a mark image that clearly indicates the second print image area. Therefore, when printing is performed, the second print image area is clearly indicated by the mark image, (2) It is possible to easily attach a print image (a second label on which is printed), that is, to easily create a composite label in which images are combined.
[0019]
8. The image forming method according to claim 7, wherein the second print image area is set as a polygonal area, and the first print image is a mark image indicating a position of each corner of the polygon as the mark image. It is preferable to have a mark.
[0020]
In this image creation method, since the second print image area is set as a polygonal area, the second print image area has corner marks indicating the positions of the respective corners of the second print image area. The image area can be specified.
[0021]
In the image creation method according to claim 7 or 8, it is preferable that the first print image has, as the mark image, a contour image indicating a contour of the second print image area by a broken line or a solid line.
[0022]
In this image creation method, the second print image area can be clearly indicated by the first print image having an outline image indicating the outline of the second print image area by a broken line or a solid line.
[0023]
In the image creation method according to any one of claims 7 to 9, it is preferable that the mark image is arranged so as to be hidden under the second print image when the second print image is attached.
[0024]
In this image creation method, since the mark image is arranged so as to be hidden under the second print image when the second print image is pasted, the second print image area can be clearly indicated by the mark image, and the second print image The printed second label) can be hidden beneath it by pasting, so that the appearance can be further improved. In this case, for example, if the mark image such as a corner mark or a contour line is arranged slightly inside the actual corner or the contour line of the second print image (or the non-transparent tape material of the second label), the sticking area Is sufficient, but since it is inside, the arrangement is such that when the second print image is pasted, it is hidden under it.
[0025]
Further, in the image creation method according to any one of claims 1 to 10, the first print image may be placed in one of an entire area of the second print image and an area narrower by a predetermined amount than the other area of the second print image. It is preferable that a color different from that of the area is provided, and the second print image area is clearly indicated by a border of the color.
[0026]
In this image creation method, a color different from that of the other area of the first print image is set in either the second print image area or an area smaller than the area by a predetermined amount, thereby making use of a difference in color to form a boundary line. Specify. Here, also in the latter case, the color arrangement in a region narrower by a predetermined amount is a predetermined amount (predetermined amount), so that the second print image region can be specified similarly to the former (overall) case. For this reason, similarly to the above-mentioned corner mark, outline, and the like, it is possible to conceal (for example, there is an advantage of being concealable) such as hiding under the second print image (the second label on which is printed).
[0027]
It is preferable that the image creation method according to any one of claims 1 to 11, further comprising a second print image creation step of creating the second print image before printing the first print image.
[0028]
According to this image creation method, the second print image can be created before the first print image is printed. Therefore, it is possible to create the first print image without delay, and it is easy to create the first print image.
[0029]
It is preferable that the image creating method of the twelfth aspect further includes a combined image displaying step of displaying a combined image obtained by combining the second print image in the second print image area of the first print image.
[0030]
In this image creation method, a composite image obtained by compositing the second print image is displayed in the second print image area of the first print image, so that labels (first label, second label, composite label) are actually created. Even if it is not, the entire (composite) image can be confirmed by display. For this reason, by performing this confirmation (display) before the creation of the first label or the second label, it is possible to reduce waste of the label (tape) in the case of an unintended composite image. Can be created later.
[0031]
In the image forming method according to any one of claims 1 to 13, it is preferable that the first label and the second label have different types of tape.
[0032]
In this image creation method, the first label and the second label are different in the type of tape, so that a plurality of types of tapes having different widths, ground colors, ground patterns, textures, etc. can be integrated and used to provide a variety of appearances. Create good (synthetic) labels.
[0033]
In the image forming method according to any one of claims 1 to 14, it is preferable that the second tape is a transparent tape.
[0034]
When a second tape (second label) on which the second print image is printed is pasted on the first print image printed on the first label to form a composite label, the second tape is a transparent tape. Then, the second print image printed on the first print image is directly visible on (the area of) the first print image, and the outside thereof (the tape portion of the second tape: transparent portion) is the first print image. You can see the bottom even if it overlaps the top. In this image creation method, since the second tape is a transparent tape, the second print image area set in the first print image area can be a non-transparent color area in the second print image. Based on the special feature that the tape base of the second tape is transparent, it is possible to create a label effectively utilizing the area in the first print image.
[0035]
Also, a label creating method according to claim 16 is to print the first print image created by the image creating method of the tape printer according to any one of claims 1 to 15 on the first tape, A first label creating step of creating a first label on which one print image is printed; mounting the second tape on a tape printing apparatus; printing the second print image on the second tape; A second label producing step of producing a second label on which the print image is printed.
[0036]
In this label creation method, a first print image in which a second print image area, which is a pasting area of a second print image, is secured is printed on a first tape to create a first label, and a second print image is created in a second tape. Since the second label is created by printing on a tape, the composite label can be easily formed by affixing the second print image of the second label to the second print image area of the first print image of the first label. Can be created. In this case, different types of tapes can be selected as the first tape and the second tape from among various types of tapes, and the editing and creation of the first print image and the second print image can be performed in consideration of this. This makes it possible to integrate and use a plurality of types of tapes having different widths, ground colors, ground patterns, textures, and the like, thereby creating a versatile and attractive composite label.
[0037]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a tape printer according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0038]
1 and 2 show the entire tape printing apparatus according to the present embodiment and an external configuration when an opening / closing lid is opened, and FIG. 3 is a block diagram of a control system thereof. As shown in FIGS. 1 and 2, the tape printing apparatus 1 has an outer shell formed by an apparatus case 2, and has a keyboard 3 including various input keys on a front upper surface of the apparatus case 2. An opening / closing lid 21 is attached to a left portion of the rear upper surface, and a display 4 is provided at a right portion thereof.
[0039]
As shown in FIG. 3, the basic configuration includes an operation unit 11 having a keyboard 3 and a display 4 for performing an interface with a user, a print head (thermal head) 7, and a tape feed unit 120. A printing unit 12 for printing on a printing tape (hereinafter simply referred to as “tape”) T of a tape cartridge C mounted in the pocket 6, a cutting unit 13 for cutting the tape T after printing, and various types of detection having various sensors , A drive unit 270 having various drivers to drive each unit circuit, and a control unit 200 for controlling each unit in the tape printing apparatus 1. For this reason, a circuit board (not shown) is housed in the apparatus case 2 in addition to the printing unit 12, the cutting unit 13, the detection unit 14, and the like. On this circuit board, in addition to the power supply unit, the respective circuits of the drive unit 270 and the control unit 200 are mounted, and are connected to an AC adapter connection port (not shown) or a battery such as a nickel-cadmium battery that can be detached from the outside.
[0040]
In the tape printer 1, after the user mounts the tape cartridge C in the pocket 6, the user checks the input / edit result on the display 4 and uses the keyboard 3 to input desired characters and the like (characters, numbers, symbols, simple figures, etc.). When the print information is input and printing is instructed, the tape T is fed out of the tape cartridge C by the tape feeder 120, and the desired print is performed on the tape T by the print head 7, and the printed portion is the tape outlet 22. Is sent to the outside from time to time. When the desired printing is completed, the tape feeding unit 120 feeds the tape T to a position of the tape length including the margin, and then stops the feeding.
[0041]
As shown in FIGS. 2 and 3, the printing unit 12 is provided with a pocket 6 for mounting a tape cartridge C inside the opening / closing lid 21, and the tape cartridge C has the opening / closing lid 21 opened. It is attached to and detached from the pocket 6 in the state. In the tape cartridge C, a tape T having a fixed width (about 4.5 mm to 48 mm) and an ink ribbon R are housed inside a cartridge case 51. A through hole 55 for insertion is formed. Also, a plurality of small holes are provided on the back surface so that the types of the tape T having different widths or the like can be identified, and a tape identification sensor 142 such as a microswitch for detecting the presence or absence of the holes is provided in the pocket 6. Thus, the type of the tape T can be detected.
[0042]
The tape T has a configuration in which an adhesive surface is formed on the back surface and the adhesive surface is covered with a release paper. The tape T and the ink ribbon R run while overlapping each other at the position of the through hole 55, and only the tape T is discharged to the outside, and the ink ribbon R is wound inside.
[0043]
The head unit 61 has a built-in print head 7 composed of a thermal head. When the tape cartridge C is mounted in the pocket 6, the print head 7 is exposed from the through hole 55 of the tape cartridge C. It hits the back of the ribbon R. Then, by driving the print head 7 to generate heat, desired characters and the like are printed on the surface of the tape T. On the left side of the apparatus case 2, there is formed a tape discharge port 22 for communicating the pocket 6 with the outside of the apparatus. A tape cutter 132 for cutting the tape T sent out faces the tape discharge port 22. The pocket 6 is provided with drive shafts 62, 63 and the like with which a driven portion of the mounted tape cartridge 4 is engaged. The printing is performed by feeding the tape T and the ink ribbon R in the tape cartridge C, and driving the print head 7 in synchronization with them. After the printing is completed, the feeding of the tape T is continued, and the predetermined cutting position is sent to the position of the tape cutter.
[0044]
A disk having a detection opening (not shown) is fixed to the tip of the feed motor 121, and a rotation speed sensor 141 having a photo sensor or the like is provided so as to face the detection opening. The speed is detected and reported to the control unit 200.
[0045]
The cutting unit 13 includes a tape cutter 132, a cut button 133 for manually cutting the tape cutter in the case of arbitrary length printing, and a cutter motor 131 for automatically cutting the tape cutter 132 in the case of fixed length printing. And Thus, the tape printer 1 can switch between automatic and manual depending on the mode setting. For this reason, in the case of manual cutting, when printing is completed, the user presses the cut button 133 provided on the apparatus case 2, the tape cutter 132 is operated, and the tape T is cut to a desired length. Is done. In the case of the automatic cutting, the printing is completed, the tape is fed by a margin, and the tape is stopped, and at the same time, the cutter motor 131 is driven to cut the tape T.
[0046]
The detection unit 14 includes the rotation speed sensor 141 and the tape identification sensor 142 described above. In addition, it is also possible to adopt a configuration in which these are omitted according to the actual situation.
[0047]
The drive unit 270 includes a display driver 271, a head driver 272, and a motor driver 273. The display driver 271 drives the display 4 of the operation unit 11 according to an instruction based on a control signal output from the control unit 200. Similarly, the head driver 272 drives the print head 7 of the printing unit 12 according to an instruction from the control unit 200. The motor driver 273 has a feed motor driver 273d for driving the feed motor 121 of the printing unit 12 and a cutter motor driver 273c for driving the cutter motor 131 of the cutting unit 13. , Each motor is driven.
[0048]
The operation unit 11 includes a keyboard 3 and a display 4. The display 4 has a display screen 41 on which display image data of 96 dots × 64 dots can be displayed inside a rectangular shape of about 6 cm in the horizontal direction (X direction) × 4 cm in the vertical direction (Y direction). When inputting data from the keyboard 3 to create and edit print image data such as character string image data, visually confirm the results, and input various commands and selection instructions from the keyboard 3 Used.
[0049]
The keyboard 3 includes various operation modes in addition to an alphabet key group, a numeric key group, a kana key group such as hiragana and katakana, and a character key group 31 including an external character key group for calling and selecting an external character. A function key group 32 and the like for designation are arranged. The function keys 32 include a “print” key for instructing print execution, a “select” key for selecting a displayed option when selecting kanji conversion and a function, and deleting a character at the cursor position. A “delete” key for canceling the operation during operation of various functions, and a “cursor” key (“↑”, “↓”) for moving a cursor K indicating a character position to be inputted next or a position to be operated. , "→", "←") and the like.
[0050]
Also included are a tape break key for instructing a tape break to be described later, an outer frame instruction (frame) key for instructing an outer frame, a paragraph break key for instructing a paragraph break, a line break key for instructing a line break, and the like. As a matter of course, like a general keyboard, these key inputs may be input by providing individual keys for each key input, or using a smaller number of keys in combination with a shift key or the like. You can enter it. As shown in FIG. 3, the keyboard 3 inputs various commands and data to the control unit 200.
[0051]
The control unit 200 includes a CPU 210, a ROM 220, a character generator ROM (CG-ROM) 230, a RAM 240, and a peripheral control circuit (P-CON) 250, which are connected to each other by an internal bus 260. The ROM 220 has a control data area 222 for storing control data including a color conversion table and a character modification table, in addition to a control program area 221 for storing a control program processed by the CPU 210. The CG-ROM 230 stores font data (mainly outline fonts, partially including bitmap data) of pictographs, symbols, figures, etc. prepared in the tape printer 1, and codes for specifying characters and the like. The corresponding font data is output according to the data input.
[0052]
The RAM 240 is supplied with power by a backup circuit (not shown) so as to retain the stored data even when the power is turned off by operating the power key. A text data area 242 for storing text data such as characters input from the server, a display image data area 243 for storing display image data of the display screen 41, a print image data area 244 for storing print image data, and storing drawing registration image data. In addition to the drawing registration image data area 245 to be executed, the print history data area 246 and other conversion buffer areas 247 such as other color conversion buffers are provided, and are used as work areas for control processing.
[0053]
In the P-CON 250, a logic circuit for complementing the function of the CPU 210 and handling an interface signal with a peripheral circuit is configured by a gate array, a custom LSI, or the like, and is incorporated. For example, a timer 251 for performing various clocks is also incorporated as a function in the P-CON 250. For this reason, the P-CON 250 is connected to the various sensors of the detection unit 14 and the keyboard 3, and the above-described various detection signals from the detection unit 14 and the various commands and input data from the keyboard 3 are directly processed or processed to form an internal bus. The data and control signals output from the CPU 210 and the like to the internal bus 260 are output to the drive unit 270 as they are or processed, in conjunction with the CPU 210.
[0054]
Then, according to the control program in the ROM 220, the CPU 210 inputs various detection signals, various commands, various data, and the like via the P-CON 250 according to the control program in the ROM 220, font data from the CG-ROM 230, various types of data in the RAM 240, and the like. By processing data and the like and outputting a control signal to the drive unit 270 via the P-CON 250, control of the printing position, display control of the display screen 41, and the like are performed, and the print head 7 is controlled to perform predetermined printing. The entire tape printing apparatus 1 is controlled, such as printing on the tape T under conditions.
[0055]
By the way, the present embodiment adopts a label creation method that can create a variety of nice-looking labels by integrating and using a plurality of types of tapes having different widths, ground colors, ground patterns, textures, and the like. Hereinafter, this point will be described. In this label creation method, basically, a first print image is printed on a first tape to create a first label, and a second print image is printed on a second tape to create a second label. By pasting the two labels on the first label, the second print image is combined with the first print image to create a composite label having the composite image.
[0056]
For example, when creating the composite label L0 shown in FIG. 4C, a tape on a white background having a tape width (first tape width) of 24 mm shown in FIG. 4A is used as the first tape T1 and shown in FIG. The first print image G1 is printed on the first tape T1, a first label L0a is created by using a light blue tape having a tape width (second tape width) of 18 mm as the second tape T2, and the second print image G2 is printed on the second tape T2. By printing on the second tape T2, a second label L0b is created, and the second label L0b is pasted on the first label L0a, so that the second print image G2 is converted to the first print image G1 (the second print image area A2 of the first print image G1). ) To create a composite label L0 having a composite image.
[0057]
In this case, at the time of creation of the first print image G1, the second print image G2 of the second label L0b to be pasted (combined) thereon is added (considered). That is, in the label creation method of the present embodiment, there is also a feature in the image creation method of the first print image G1, and as shown in FIG. , A character string image G11 indicating the outline of the rectangular area A2, and a character string image G13 of "and the yellow ring". The outline image G12 in this case is a mark image for clearly indicating a pasting area (second print image area) A2 to which the second print image G2 of the second label L0b is to be pasted, and at the time of creation of the first print image G1. A second print image area A2 is set and secured, and a first print image G1 in which the second print image area A2 is specified as a contour image G12 is created and printed.
[0058]
As a specific procedure for setting the second print image area A2, there may be various procedures according to the circumstances, and therefore, in the tape printing apparatus 1, it is possible to make settings according to various procedures as much as possible. A tape change key for issuing a tape change instruction for switching from the first tape edit mode in the edit state for the first tape T1 to the second tape edit mode in the edit state for the second tape T2. The second print image area A2 is set based on the editing state of the first print image G1 when the operation (press: tape break instruction) of the new tape key is performed. For this reason, by operating the tape change key (instructing a tape change) in consideration of the editing state of the first print image G1, it is possible to switch to the second tape edit mode, and to change various second print images. The area A2 can be set.
[0059]
In the case of the example described above with reference to FIG. 4, the user first mounts the white tape (the tape cartridge C) of the first tape T1 having the first tape width of 24 mm on the tape printing apparatus 1 and, for example, firstly executes the character string “● By inputting "to and ● Yellow Ring", the cursor is specified between "● Red Ring" and "and ● Yellow Ring" to enter the character insertion mode. The mode is switched to the tape editing mode, and the character string “● blue circle” for the second print image G2 can be input (edited). In the tape printer 1, at the point in time when the new tape key is pressed, the tape width options of the tape width (first tape width) of the type detected first tape T1 or less are changed to the tape width of the second tape T2 (first tape width). Since it is displayed on the display screen 41 of the display 4 as a candidate for the second tape width), the user can select and specify any tape width.
[0060]
In the example described above, a tape width of 18 mm may be selected here. When the selection (designation) of the second tape width is completed, the tape printer 1 displays a screen prompting the input of the tape length, so that the user can input the length by a numerical value. The user switches to the second tape editing mode by pressing the break tape key, selects (designates) the second tape width, inputs the second tape length (36 mm in the illustrated example), and uses the second tape image for the second print image G2. After inputting the character string “● blue circle”, the second tape editing mode can be canceled by returning to the first tape editing mode by pressing the new tape key again.
[0061]
The user causes the display screen 41 of the display 4 to display the entirety including the second print image G2 (a combined image obtained by combining the second print image G2 in the second print image area A2 of the first print image G1), The whole (synthesized image) can be edited. After the editing, the print key is operated (pressed) to print the above-described first print image G1 on the first tape T1 and create the first label L0a. it can. Next, a second tape T2 of a light blue background having a second tape width of 18 mm is mounted on the tape printer 1, the mode is switched to the second tape editing mode by pressing a tape change key, and the print key is pressed. The second label L0b can be created by printing the second print image G2 on T2. Then, the composite label L0 can be created by attaching the second print image G2 of the second label L0b to the second print image area A2 of the first print image G1 of the first label L0a.
[0062]
When the first print image G1 is printed, its dimensional information (for example, width and length as shown in the drawing) is printed in the outline image G12 so that not only the outline but also specific dimensions are clearly indicated. You may do it. In addition, since the type of the tape mounted as the second tape T2 can be detected, it can be confirmed from the detection result that the tape has been replaced to print the second print image on the second tape. In this case, the second tape T2 If it is different from the one selected as, an error notification may be given to that effect.
[0063]
As described above, in the label producing method employed in the present embodiment, different types of tapes can be selected as the first tape T1 and the second tape T2 from among various types of tapes. In addition, since the first print image G1 and the second print image G2 can be edited and created, a plurality of types of tapes having different widths, ground colors, ground patterns, and textures can be integrated and used. A variety and good-looking (synthetic) labels L0 can be created.
[0064]
Further, in the case of the present embodiment, since the tape printing device 1 for creating the first label L0a and the tape printing device 1 for creating the second label L0b are the same, the same tape printing device 1 Not only can the first label L0a be created by printing the first print image G1 on one tape T1, but also the creation of the second label L0b on which the second print image G2 is printed, and this can be used as the first label L0a. By pasting, it is possible to carry out up to creation of the composite label L0.
[0065]
In addition, after the first label L0a is created, the attached first tape T1 is replaced with the second tape T2, so that the creation of the first label L0a and the creation of the second label L0b are performed one after another, Since only one tape mounting means and one printing means are used at the same time, if the same means is used, each of them can be used alone. In addition, since the second print image G2 is created before the tape exchange step, the second print image G2 can be created before an operation (work) such as tape exchange, so that the first print image G1 can be created without delay. It's easy to do. Further, since a composite image obtained by compositing the second print image G2 can be displayed in the second print image area A2 of the first print image G1, it is not necessary to actually create labels (first label, second label, composite label). However, the entire (composite) image can be confirmed by display. Therefore, by performing this confirmation (display) before the creation (after printing) of the first label L0a or the creation of the second label L0b, waste of labels (tape) in the case of an unintended synthesized image is reduced. Yes, you can print and create it after re-editing and checking again.
[0066]
Further, as described above, in the label creation method of the present embodiment, the image creation method of the first print image G1 also has a feature, and in particular, the label creation method for the second tape T2 having the second tape width equal to or smaller than the first tape width. The second print image area A2 is set within the area of the first print image G1, and the first print image G1 in which the area A2 is secured is created. Therefore, by subsequently printing the first print image G1 on the first tape T1, the portion of the first print image G1 can be used as the first label L0a, and the first label L0a ( The second label L0b of another tape (second tape) T2 on which the second print image A2 is printed can be attached onto the second print image area A2 of G1) (as a result of the combination by the attachment). ) A new label (synthetic label) L0 can be set.
[0067]
In this case, a tape T of a type different from the first tape T1 can be selected as the second tape T2 from among various types of tapes T, so that the editing and creation of the first print image G1 are also taken into consideration. This makes it possible to integrate and use a plurality of types of tapes having different widths, ground colors, ground patterns, textures, and the like, thereby creating a colorful and good-looking (synthetic) label L0. If the second print image G2 for the second tape T2 is created and printed in the same manner as the first print image G1 for the first tape T1, another tape is formed on the second print image G2 of the second tape T2. It is also possible to combine (paste) a third print image (third label) using the (third tape) (see FIGS. 9 and 10).
[0068]
Further, as a specific procedure for setting the second print image area A2, the procedure described above with reference to FIG. And then inserting the second print image (area) ”(hereinafter“ the procedure for inserting the second print image (area) ”). In addition, (2)“ second print in the middle of the first print image ” A procedure for creating a second print image when the image reaches the position of the image (securing a second print image area), and then creating the remaining portion of the first print image again (hereinafter, " Procedure for creating a second print image (securing a second print image area))).
[0069]
Specifically, in the former (1) “procedure for inserting a second print image (area)”, “● a red wheel and a yellow wheel” are input, and “● a red wheel” and “a The second print image area A2 is secured so as to be inserted between the circles, and the "● blue circle" for the second print image G2 is input. In the “procedure for creating a second print image” with “securing an area”, when the “● red circle” is input, the mode is switched to the second tape editing mode by the tape break key, and the second print image area A2 is secured. Then, the character string "● blue circle" for the second print image G2 is input, and thereafter, the mode is returned to the first tape editing mode by the tape break key (the tape break is released), and then "the yellow circle" Enter
[0070]
In the above-mentioned (1) “procedure for inserting the second print image (area)” and (2) “procedure for creating the second print image in the middle (securing the second print image area)”, The second print image G2 may be created after the second print image area A2 is secured by inputting a certain length, or the second print image G2 may be created and the area corresponding to the second print image area A2 may be created. May be secured. In these cases, the second print image G2 can be created only after securing the second print image area A2 and mounting the second tape (after replacing the tape). For this reason, it is also possible to use different tape printers for creating the first label L0a and creating the second label L0b.
[0071]
In addition, as a procedure for creating the second print image G2 before the second print image area A2 is secured, (3) “generating an entire image including the second print image (equivalent to a composite image), There is also a "procedure for specifying a portion as a second print image (region)" (hereinafter, "procedure for specifying a range for a second print image (region)"). That is, in the example of FIG. 4, after inputting “● red wheel, ● blue wheel, and ● yellow wheel”, the character range of “● blue wheel” is designated by a cursor or the like, and then the tape break key is pressed. , “● blue circle” may be used as the second print image G2, and that area may be used as the second print image area A2.
[0072]
In this case, the character range specification and the tape break instruction (pressing the tape break key) may be performed at the same time, for example, by moving the cursor while pressing the tape break key and specifying the range. Alternatively, the tape break instruction may be given first, or any of them may be arbitrarily selected. In these cases, if both the character range specification (character string range specification) and the tape break instruction are performed simultaneously or in a predetermined order, the specified character string range (the character range of "● ) Is set as the second print image area A2, and by these operations, the transition to the second tape editing mode and the setting of the second print image area (area of the character string within the designated range) A2 can be performed, and the appearance is improved. (A first print image for) a (composite) label that looks like a good character string (character enclosure). Note that the range specification includes a so-called drag operation using a cursor or the like, a range specification by specifying a start point (first character) and an end point (last character), and the like.
[0073]
Also, whether the second print image area A2 is secured first or the second print image G2 is created before that, if the second print image G2 is a character string image, the width of the area (or The second tape width) and the character height of each character are related to each other, and the length of the area, the length of the character string (the number of characters), and the character width are related to each other. In the edit mode, when the second print image area A2 has been secured and the second print image G2 has been input, the size of the characters in the second print image G2 is changed when returning to the first tape edit mode (when the tape break is released). decide. Therefore, the character size in the first print image can be adjusted based on the determined character size in the second print image G2.
[0074]
For example, in FIG. 4, in the same case as the above-described example, as shown in FIG. 5, the character size of the first print image G1 is adjusted according to the character size of the character string “● blue circle” of the second print image G2. The first print image G1 is created and printed on the first tape T1 to form a first label L1a (see FIG. 7A), and the second print image G2 is printed on the second tape T2 to obtain a second label L1b. (Refer to FIG. 13B), the composite label L1 of the composite image obtained by composing the second print image G2 on the first print image G1 by pasting it together with the second print image area A2 of the first label L0a. In this case, as shown, a composite label L1 whose character size is adjusted (to the same size in the illustrated example) can be generated. That is, in the second tape editing mode, the character size in the second print image G2 is determined and the character size in the first print image G1 is adjusted based on the determined character size, so that the second print image G2 ( When the label L1b) is attached, it is possible to improve the balance between the character size in the second print image G2 and the character size in the first print image G1, and improve the appearance of the composite label L1 by the attachment. Can be.
[0075]
4 and 5, the first print image G1 has a character string composed of a plurality of characters, and the second print image area A2 has the second print image G2 attached thereto. Is set so as to handle at least a part of the character string (in the above description, “● blue circle”), the first print image G1 is printed on the first tape T1, and the second print image G2 is printed on the first tape T1. By printing and pasting (combining) on the second tape T2 having different widths, ground colors, ground patterns, textures, and the like, at least a part of the character string can be assigned to the second print image G2. It is possible to create (the first print image G1 for) the (synthetic) label L0 or L1 in which the character string is encircled (character enclosing) with a good appearance. That is, FIG. 5D shows the label Ld1 created by using the conventional "character enclosing" function. In the image creation method and the label creation method of the above example, as shown in FIG. By devising the selection of the type (width, ground color, ground pattern, texture) of the two labels L1b, etc., it is possible to create an even more attractive “character-enclosed” (synthesized) label L1.
[0076]
In the above example, the character string “● blue circle” is the second print image G2, and the area is the second print image area A2. However, of course, for example, only “●”, only “ring”, etc. One character (one character) may be used, or a plurality of discrete characters, for example, three “●” or “ring” of “● red ring, ● blue ring, and ● yellow ring”, or “red”, “ A portion of a character string indicating colors of “yellow” and “blue” may be created as the second print image. Further, for example, when the ground color of the second tape T2 is a non-transparent color, each of a plurality of discrete characters (here, three “●” are used as an example) is created as separate labels (three second labels). Then, it can be dealt with by sticking to each area. On the other hand, if the second label is to be created using the transparent second tape T2, a plurality of discrete characters (skip "●") are printed on the second tape T2 to create a second label and the second label is used as it is. It can be pasted (combined).
[0077]
When specifying a single character or a plurality of discrete characters, any of the procedures (1) to (3) may be adopted as in the case of the character string described above. {Circle around (1)} The “procedure for inserting a second print image (area)” is a procedure for inputting, for example, “red circle, blue circle and yellow circle” and then inserting three “●”. {Circle around (2)} In the “procedure for creating a second print image on the way (securing the second print image area)”, for example, enter “●” in the second tape edit mode, change the first tape edit mode to “ Enter the red tape and enter the second tape editing mode and enter "●". Return to the first tape editing mode and enter "blue wheel" and enter the second tape editing mode and enter the "●" Then, the procedure returns to the first tape editing mode, and the procedure is to input "yellow wheel".
[0078]
In (3) “procedure for specifying the range of the second print image (area)”, after inputting “● red circle, ● blue circle, and ● yellow circle”, three “●” characters are designated by a cursor or the like. Procedure. Also in this case, the character specification may be performed first, the tape break instruction may be performed first, or any of them may be arbitrarily selected. In these cases, character designation for designating one or more characters in the first print image G1 can be performed. When both the character designation and the tape break instruction are performed simultaneously or in a predetermined order, Since the designated character range is set as the second print image area A2, the operation shifts to the second tape editing mode and sets the second print image area (character area of the designated range) A2 by these operations. Can be.
[0079]
In the image creation method of the above-described example, the first print image G1 has a plurality of characters, and the second print image area A2 has at least one of the plurality of characters when the second print image G2 is pasted. 1 so that the first print image G1 is printed on the first tape T1, and the second print image G2 is printed on the second tape T2 having different widths, ground colors, ground patterns, and textures. By pasting (compositing), at least one character can be assigned to the second print image G2, and as a result, a (composite) label having a good-looking character enclosing (character enclosing) can be obtained. First print image).
[0080]
Also, as in the example described above with reference to FIG. 5, in this example, in the tape printing apparatus 1, in the second tape editing mode, the second print image area A2 has been secured and the second print image G2 has been input. At the time of returning to the one-tape editing mode (at the time of releasing the tape break), the first print image G1 is determined based on the determined character size of the second print image G2 to determine the character size in the second print image G2. When the second label L1b on which the second print image G2 is printed is attached, the character size in the second print image G2 and the character size in the first print image G1 can be adjusted. The balance of the character size can be improved, and the appearance of the composite label L1 by sticking can be improved.
[0081]
Further, as described above in each example, in the tape printer 1, the operation (pressing) of the tape change key causes the first tape edit mode → the second tape edit mode (release of tape break) → the first tape edit mode for each operation. The tape can be repeatedly switched in the following manner: tape edit mode → second tape edit mode (release of tape break) → first tape edit mode →... To release the second tape editing mode (release the tape break) and return to the first tape editing mode. Also, in this case, the tape break cancel instruction is performed by the same operation (pressing the tape break key) as the tape break instruction. Therefore, each time the same operation is performed, the first tape edit mode and the second tape edit Mode. In addition, after the second print image area is set, automatic release (automatic tape release) may be performed, any of them may be arbitrarily selected, or the first print image before tape change may be made. May be automatically selected in accordance with the editing state of.
[0082]
In the above-described example, only the portion of the character string “● blue ring” of the “● red ring, ● blue ring, and ● yellow ring” is the second print image G2, and that area is the second print image area A2. However, the entire character string “● red wheel, ● blue wheel, and ● yellow wheel” may be used as the second print image G2. In this case, since there is no image in a portion other than the second print image, in a state where the second print image G2 is attached, when the second tape T2 is non-transparent, the outer edge functions as an outer frame.
[0083]
For example, using a character string shorter than the above example as an example, the character string (entire) is a “red circle”, the entire character string is a second print image G2, and the first tape width is 12 mm. (Ink ribbon R is black: tape cartridge C of black ink) The first tape T1 and the second tape 9 mm in width on a green background for red characters (a tape cartridge C of a combination of a green tape T and a red ink ribbon R) By using the second tape T2, a composite label L2 as shown in FIG. 6C can be created. That is, FIG. 11D shows the label Ld2 created by using the conventional “outer frame” function. In the image creation method and the label creation method of the present example, as shown in FIG. By devising the selection of the type (width, ground color, ground pattern, texture) of the two labels L2b, etc., a more attractive "outer frame" (synthesized) label L2 can be created.
[0084]
In the case of the outer frame, since there is no image other than the second print image G2, the first print image G1 is only the outline image G12 indicating the outline of the second print image area A2. For this reason, (1) “procedure for inserting the second print image (area)” and (2) “procedure (securing the second print image area) in the middle of (1) to (3) Procedures corresponding to (2) a procedure for creating a print image ”and (3)“ procedure for specifying a range of the second print image (area) ”include (i)“ securing the second print image area and then performing the second print. Image creation procedure ”and (ii)“ a procedure for creating and securing a second print image area including the second print image after creating the second print image ”. Further, more specifically, by operating the outer frame instruction key (frame key) and operating the tape break key, the outer frame of the so-called outer frame (equal to or more than the so-called outer frame ( "Reformatted tape frame", which means to achieve the format. In the case of this function as well, the order of operations is not particularly specified, and the tape break key may be operated at the same time as the frame key operation, or the tape break key operation after the frame key operation or the frame key operation after the tape break operation. good.
[0085]
For example, in the above procedure (i), first, the user operates the Flaky key and the tape break key simultaneously or in a predetermined order to indicate the tape break frame, and then selects the tape width (instruction) and inputs the length. , The second print image area A2 is set. After that, the character string “● red circle” is input to create the second print image G2. On the other hand, in the procedure (ii), a character string “● red circle” is input to create a second print image G2, and then a tape break frame is specified, and then the tape width and length are designated to specify the second print image G2. 2 Set the print image area A2. Then, in these cases, after that (from the state where the first tape T1 is mounted), the first print image G1 (outline image G12) is printed on the first tape T1 by pressing the print key to create the first label L2a. (See FIG. 6 (a).) After that, the second tape T2 is mounted (tape is replaced), the mode is switched to the second tape editing mode by pressing the new tape key, and then the print key is pressed. The second label L2b can be created by printing the second print image G2 on the tape T2 (see FIG. 3B). For this reason, the composite label L2 can be created by attaching the second print image G2 of the second label L2b to (the outline image G12 of) the second print image area A2 of the first label L2a.
[0086]
As described above, in the tape printing apparatus 1 of the present embodiment, the operation of the frame key (outer frame instruction) for instructing the first print image G1 to be an image with an outer frame can be performed. When both the instruction and the tape change key operation (tape change instruction) are performed simultaneously or in a predetermined order, that is, when a tape break frame is instructed, the first print image G1 extends from the area A1 along the outer periphery thereof. The internal area excluding the predetermined width is set as the second print image area A2. In other words, in the image creation method of this example, the second print image area A2 is set to be an internal area excluding a predetermined width from the area A1 of the first print image G1 along the outer circumference. That is, the second print image area A2 in this case is an area smaller (smaller) by a predetermined width than the area of the first print image G1, so that the second print image G2 has a width, ground color, ground pattern, texture, and the like. By printing and pasting (synthesizing) the different second tapes T2, the outline thereof (the outline of the second print image: the outline of the second label to be affixed in the case of a non-transparent tape background) becomes the second print image G2. Looks like an outer frame. This makes it possible to create (the first print image G1 for) the (synthesized) label L2 to which an attractive outer frame has been added.
[0087]
Note that, in each of the examples described above with reference to FIGS. 4 to 6, a single paragraph single line document image is used as the entire image, but the tape printer 1 can handle a plurality of paragraphs and a plurality of lines. Examples corresponding to these will be described below.
[0088]
First, the tape printer 1 operates (presses) a paragraph break key to issue a paragraph break instruction for providing (inserting) a new paragraph in the first print image G1 before the cursor position at that time. be able to. Therefore, by operating the break tape key together with the break paragraph key, the "break tape paragraph" meaning that the designated paragraph is assigned to another tape (second tape) to be pasted is designated. Also in this function, the order of the operations is not particularly defined, and the tape break key may be operated at the same time as the line break key operation, the line break tape key operation after the line break key, and the line break key operation after the tape break key. But it's fine. That is, when both the paragraph-change key operation (line-break instruction) and the tape-change key operation (tape-change instruction) are performed simultaneously or in a predetermined order, a new paragraph is set as the second print image area A2. By these operations, the transition to the second tape editing mode and the setting of the second print image area A2 (new paragraph) can be performed. As a result, it is possible to create a (synthetic) label (first print image for it) that looks like a good-looking paragraph.
[0089]
For example, as shown in FIG. 7, a first tape T1 for black characters (a tape cartridge C of a combination of a white background tape T and a black ink ribbon R) on a white background having a first tape width of 24 mm is used as the entire base. The document images of the second and fourth paragraphs of the whole image consisting of four paragraphs are used as second print images G21 and G22 on a black background with a second tape width of 18 mm for white characters (black tape T and black background). By using the second tape T2 of the tape cartridge C) of the combination of the white ink ribbon R, a composite label L3 as shown in FIG. That is, FIG. 11D shows the label Ld3 when the paragraph is enclosed using the conventional “character enclosing” function. In the image creation method and the label creation method of this example, FIG. As shown, by devising the selection of the type (width, ground color, ground pattern, texture) of the second label L3b, it is possible to create an even more attractive "paragraph box" (synthesized) label L3.
[0090]
Also in this example, the above-mentioned (1) “procedure for inserting the second print image (area)” and (2) “create the second print image in the middle (securing the second print image area)” And (3) “Procedure for specifying the range of the second print image (area)”.
[0091]
For example, in the case of (1), a paragraph image (first paragraph image) G11 of "" ABCD "," EFGH "," IJKL ""("indicates each line,""indicates each paragraph as a whole) Subsequently, in a state where the image (third paragraph image) G13 of the paragraph ““ Aiueo ”,“ Kakikukeko ”,“ Sashisuseso ”” is prepared, between the first paragraph image G11 and the third paragraph image G13 A second print image area A21 is set (to be inserted) to create a second print image G21, and a second print image area A22 is set after the third paragraph image G13 to create a second print image G22. .
[0092]
For example, if the user designates a tape break paragraph with the cursor "A" at the beginning of the third paragraph image G13, the "A" at the beginning of the third paragraph, that is, the "A" at the end of the first paragraph, is displayed. A new paragraph is inserted between “L” and “a” at the beginning of the third paragraph, and takes charge of the second tape T2. The user can then specify the tape width and length to perform the second printing. The second print image G21 can be created (prepared) by setting the image area A21 and inputting “abcd”, “efgh”, and “ijkl”. Similarly, if a new tape paragraph is specified while the cursor is specified after the third paragraph image G13, a new paragraph is inserted there (that is, at the end), and the second tape T2 is assigned. Subsequently, the user can set the second print image area A22 by designating the tape width and length, and can create (prepare) the second print image G22 by inputting “Aiueo”, “Kakikukeko”, “Sasisseso”. .
[0093]
Then, after that (from the state where the first tape T1 is mounted), the first print image G1 (including the outline image G12) is printed on the first tape T1 by pressing the print key to create the first label L3a (FIG. 7 (a)), the second tape T2 is mounted (the tape is exchanged), the mode is switched to the second tape editing mode by pressing the new tape key, and then the print key is pressed. The second labels L3b1 and L3b2 can be created by printing the second print image G2 (G21, G22) (see FIG. 3B). Therefore, the composite label L3 can be created by attaching the second print image G2 (G21, G22) of the second label L3b1, L3b2 to the second print image area A2 (A21, A22) of the first label L3a. In the above description, a new paragraph is inserted before the cursor designated position, but a new paragraph may be inserted after the cursor designated.
[0094]
For example, in the case of (2) “Procedure for creating a second print image on the way (securing the second print image area)”, after creating the first paragraph image G1 in the first tape edit mode, change the tape A transition is made to the second tape editing mode in accordance with the paragraph instruction. In the second tape editing mode, the second print image area A21 is set as a new paragraph area, the second print image G21 is created, and the tape break paragraph is changed. The instruction returns to the first tape editing mode (tape break release). Subsequently, similarly, after the third paragraph image G3 is created in the first tape editing mode, the mode is shifted to the second tape editing mode according to the instruction of the tape break paragraph, and the second print image area A22 is set as a new paragraph area. At the same time, the second print image G22 is created, and the process returns to the first tape editing mode in accordance with the instruction of the tape break paragraph. Thereafter (from the state where the first tape T1 is attached), the first print image G1 is printed to create the first label L3a, and after replacing the tape, the second print image G2 (G21, G22) is printed and the second label L3a is printed. The labels L3b1 and L3b2 can be created, and the second print image G2 (G21, G22) of the second label L3b1, L3b2 is attached to the second print image area A2 (A21, A22) of the first label L3a, and the composite label is formed. L3 can be created.
[0095]
In the above procedures (1) and (2), the second print image G2 (G21, G22) is created after securing the second print image area A2 (A21, A22) by inputting the width and length. Alternatively, the second print image G2 may be created, and an area corresponding to the second print image G2 may be secured as the second print image area A2. In these cases, the second print image G2 can be created only after securing the second print image area A2 and mounting the second tape (after replacing the tape). For this reason, it is also possible to use different tape printers for creating the first label L3a and creating the second label L3b (L3b1, L3b2). In addition, here, the second print images G21 and G22 (labels thereof) are created by using the same type of second tape T2. However, the second print images G21 and G22 are created by using different types of tapes to form the second tapes T21 and T22. The second labels L3b1 and L3b2 may be printed by printing the second print images G21 and G22, respectively.
[0096]
When the print image can be negatively printed on the entire tape, the second print images G21 and G22 can be printed by using the black tape for the second tape T2 on the same white background as the first tape T1. Thus, the second labels L3b1 and L3b2 may be used. When negative printing is used, if the second tape T2 for black characters (a tape cartridge C of a combination of a transparent tape T and a black ink ribbon R) is used on a transparent background, the second print image G21 is formed by negative printing. , G22 are continuously printed, and the third paragraph image G3 is visible even if it is transparent and is directly pasted on a position including on the first label L3a. Therefore, the second label L3b can be formed without being separated. it can.
[0097]
Next, for example, in the case of {circle around (3)} “procedure for specifying the range of the second print image (area)”, first, in the first tape editing mode, the first paragraph of “ABCD”, “EFGH”, “IJKL” , The second paragraph of “abcd”, “efgh”, “ijkl”, the third paragraph of “Aiueo”, “Kakikukeko”, “Sashisusesoso”, and the fourth paragraph of “Aiou”, “Kakikukeko”, “Sasissesso” From the input to the paragraph image creation, specify the range of the second and fourth paragraphs, and then press the break tape key to perform the above steps (1) and (2). A first label L3a, a second label L3b, and a composite label L3 equivalent to the above can be created.
[0098]
As described above, in the image creation method of the above example, the first print image G1 has a plurality of (four in the above example) paragraphs, and the second print image area A2 (A21, A22) When the second print image G2 (G21, G22) is pasted, it is set so as to handle at least one (two in the above example) of the plurality (four) of paragraphs, so the first print image G1 Is printed on the first tape T1, and the second print image G2 (G21, G22) is printed and pasted (combined) on the second tape T2 having different width, ground color, ground pattern, texture, and the like. One (two) paragraphs can be assigned to the second print image G2, so that the first print image G1 for the composite label L3 in which a good-looking paragraph is surrounded can be created.
[0099]
In the tape printing apparatus 1, as described above in the description of FIG. 4 and the like, the user displays the entirety of the display screen 41 of the display 4 including the second print image G2 (G21, G22) (the first print image G1). The whole (synthesized image) can be edited by displaying the synthesized image obtained by synthesizing the second print image G2 in the second print image area A2. However, in the tape printing apparatus 1, in the display in this case, Further, the second print image area A2 (and the second print image G2 in the area) can be displayed so as to be distinguishable from other areas. Specifically, the second print image G2 in the second print image area A2 can be displayed in a black-and-white inversion by mode switching (for this reason, the image when this display is performed is shown in FIG. 7C). As well as). Here, the mode can be switched when printing is performed as shown in FIG. 3C at the time of printing, that is, when the first print image G1 in which the second print image area G2 is specified is created and printed. Makes it possible to distinguish the second print image area A2 (and the second print image G2 within the area) from other areas by simply displaying the first print image G1 without using the above display function. This is because it can be displayed. Then, in the tape printing apparatus 1, the second print image area A2 can be displayed so as to be distinguishable from other areas by any of the above, so that the first print image G1 and the like can be confirmed before printing.
[0100]
The tape printer 1 employs the above-mentioned (3) “procedure for specifying the range of the second print image (area)” using the image of the entire (composite) image displayed on the display screen 41. For convenience, not only the above-described drag operation of the cursor and the range designation by the start point / end point designation but also an arbitrary area can be designated. Specifically, a cursor (including a so-called cross cursor, etc.) is used to specify a starting point and an ending point, specify a rectangular area having a straight line connecting them as a diagonal area, and specify each corner of a polygonal area in order. Specifying a polygonal area to specify an area and accumulating dots in the area to be specified (for example, inverting black and white each time each dot is specified, and specifying an area indicated by a black dot as a specified area) Various area specification methods such as arbitrary area specification are available. In the tape printing apparatus 1, when the user switches to the area designation mode, the above-described options for each area designation are displayed, so that the user can select and use one of them. Here, the specification of each point (each dot) is performed by moving the cursor to the point (dot) to be specified and performing an operation of pressing (pressing) the shift key. Other methods may be adopted as long as the operation can be performed. As described above, in the tape printer 1, the second print image area A2 can be easily specified in the display screen 41 by using various area specifying means.
[0101]
By the way, in the tape printer 1, by operating (pressing) a line feed key, a line feed is provided (a new line is provided) in front of the current cursor position, and a line feed instruction for starting editing of a new line is issued. It can be carried out. Therefore, by operating the line feed key together with the line feed key, a "line feed tape line" meaning that a specified line is assigned to another tape (second tape) to be pasted is designated. Also in the case of this function, the order of the operations is not particularly defined, and a line feed key operation may be performed simultaneously with a line feed key operation, a line feed key operated after a line feed tape key operation, or a tape break line operated after a line feed key operation. That is, when both the line feed key operation (line feed instruction) and the tape feed key operation (tape feed instruction) are performed simultaneously or in a predetermined order, a new line is set as the second print image area A2. With this operation, the transition to the second tape editing mode and the setting of the second print image area A2 (new line) can be performed. This makes it possible to create (the first print image for) a (composite) label that looks like a good-looking line.
[0102]
For example, as shown in FIG. 8, a first tape T1 for black characters is used on a white background having a first tape width of 36 mm as a whole base, and a document (character string) on the fifth line of the entire image composed of six lines is used. When the image is used as the second print image G2 and the second tape T2 for white characters is used on a black background with a second tape width of 6 mm, a composite label L4 as shown in FIG. That is, FIG. 11D shows a label Ld4 when a line is surrounded by using the conventional “character enclosing” function. In the image creation method and the label creation method of this example, FIG. As shown, by devising the selection of the type (width, ground color, ground pattern, texture) of the second label L4b and the like, it is possible to create a more attractive “line-enclosed” (synthesized) label L4.
[0103]
Also in this example, the above-mentioned (1) “procedure for inserting the second print image (area)” and (2) “create the second print image in the middle (securing the second print image area)” And (3) “Procedure for specifying the range of the second print image (area)”. However, this point is substantially the same as the example described above with reference to FIGS. 4 to 7 and can be easily analogized, so that the description is omitted. After the first print image G1 is created by any of the procedures, the second print image area A2 is set, and the second print image G2 is created, the print key is pressed from the state where the first tape T1 is mounted. The first print image G1 (including the outline image G12) is printed on the first tape T1 to create a first label L4a (see FIG. 8A), and the second tape T2 is mounted (tape is replaced). By pressing the print key after switching to the second tape editing mode by pressing the break tape key, the second print image G2 is printed on the second tape T2 and the second label L4b can be created (FIG. )), The second print image G2 of the second label L4b is attached to the second print image area A2 of the first label L4a, and the composite label L4 can be created.
[0104]
Also in this example, in the above procedures (1) and (2), the second print image G2 may be created after securing the second print image area A2 by inputting the width and length, The second print image G2 may be created, and an area corresponding thereto may be secured as the second print image area A2. Further, the second print image G2 can also be created after securing the second print image area A2 for the time being and mounting the second tape (after replacing the tape). For this reason, it is also possible to use different tape printers for creating the first label L3a and creating the second label L3b (L3b1, L3b2). Also, when negative printing can be performed on the entire tape, the second print image G2 is printed as the second tape T2 by performing negative printing on the same white background as that of the first tape T1 using black characters. L4b may be used. Further, a second tape T2 for black characters can be used on a transparent background.
[0105]
As described above, in the image creation method of the above example, the first print image G1 has a plurality of lines (six lines in the above example), and the second print image area A2 stores the second print image G2. When pasted, the first print image G1 is printed on the first tape T1 because it is set to be responsible for at least one (fifth line in the above example) of a plurality of lines (six lines) of paragraphs. Then, the second print image G2 is printed and pasted (combined) on the second tape T2 having different width, ground color, ground pattern, texture, and the like, so that at least one line is assigned to the second print image G2. This makes it possible to create the first print image G1 for the composite label L4 that looks like a good-looking line.
[0106]
Next, in each of the examples described above with reference to FIGS. 4 to 8, the composite label is created by a so-called double label in which the second label is pasted on the first label. Therefore, this point will be described below.
[0107]
For example, the example shown in FIG. 9 is a so-called application of the example described above with reference to FIG. 8, and the contents of the character strings are the same. In this example, first, a first tape T1 for black characters is used on a white background having a first tape width of 48 mm as a whole base. The first and second lines and the fifth and sixth lines are assigned to the second print image G2 (G21, G22). The second label L5b1 is created by printing the second print image G21 of the first and second lines on the second tape T21 for red characters, and the second tape for white characters on a black background having a second tape width of 18 mm. Using T22, a second label L5b2 for the second print image G22 in the fifth to sixth lines is created. Compared to the example of FIG. 8, the second print image G2 has a plurality of portions, each of which is a separate second tape, but these points are the same as those described in FIG. 7 and the like. Since it can be estimated by analogy, it is not specifically described. However, in this example, the label (second label) of the second print image G22 of the second print image G2 is created as a composite label.
[0108]
That is, the lower print line G3 of the second print image G22 of the second label L5b2 that is in charge of the second line (5th to 6th lines) is defined as the third print image G3, and the black tape is formed on a white background with a third tape width of 6 mm. Using the third tape T3, a third label L5b2b on which the third print image G3 is printed is created, and a third print image area A3 for attaching the third print image G3 is secured (thereby). The second print image G221 (including the outline image G222) is printed on the second tape T22 to create a second label L5b2a, and the third print image G3 of the third label L5b2b is pasted (combined) in the third print image area A3. ) To create a (synthesized) second label L5b2 as a synthesized label. Then, the composite label L5 can be created by pasting the second label L5b1 created as a label (second label) on the same level to the second print image area A2 (A21, A22) of the first label L5a.
[0109]
Also in this example, the above-mentioned (1) “procedure for inserting the second print image (area)” and (2) “create the second print image in the middle (securing the second print image area)” And (3) “Procedure for specifying the range of the second print image (area)”. As described above, in the procedures (1) and (2), only the second print image area A2 (A21, A22) is initially secured, and the second print image area A2 (A21, A22) is secured ( The first print image G1 (including the contour image, etc.) can be printed on the first tape T1, and the second print image G2 can be created after the second tape has been mounted (after the tape has been replaced). Is described as the most easily understood procedure.
[0110]
That is, first, the second print image area A2 (A21, A22) is secured without creating the second print image G2 (G21, G22) by the above-mentioned (1) or (2) (contour image). The first print image G1 (including G11 and G13) is printed on the first tape T1 to create a first label L5a (see FIG. 9A). Next, as shown in FIG. 5B, the second tape T21 is mounted (tape exchange), a second print image G21 is created, and the second print image G21 is printed on the second tape T21 to create a second label L5b1. Next, the second tape T22 is mounted (tape exchange), and, like the first label L5a, the third print image area A3 is a pasting area of the third print image G3, which is a lower print image for the second print image. The second print image G22 in which the third print image area A3 is secured (including the outline image G222) is created and printed on the second tape T22 to create the second label L5b2a. Next, the third tape T3 is mounted (tape exchange), a third print image G3 is created and printed on the third tape T3 to create a third label L5b2b. At this point, all the labels to be prepared (the first label L5a, the second label L5b1, the second label L5b2a, and the third label L5b2b) have already been created, and therefore, as shown in FIG. By pasting the label on a predetermined pasting area, a composite label L5 obtained by compositing the whole can be created.
[0111]
It should be noted that other procedures can be applied as appropriate, and the composite label L5 can be similarly created according to the circumstances at that time. For example, the above-described third print image G3 can be created together with the second print image G22. In this case, even if the third print image G3 is created after securing (setting) the third print image area A3. Alternatively, the third print image G3 may be created, and then the third print image area A3 may be secured (set) in accordance with the third print image G3. Alternatively, the second print image G22 may be created so as to include the third print image G3. The third print image area A3 may be secured (set) by specifying the range of the third print image G3. Also, an entire image corresponding to FIG. 9C is first created, and a portion of the second print image G21 thereof is designated to secure the second print image area A21. The area of the print image G22 is designated to secure the second print image area A22. Then, instead of printing the second print image G22, the area of the third print image G3 is further designated at that time. Alternatively, the third print image area A3 may be secured (set).
[0112]
As described above, in the image creation method (and the label creation method) of the above-described example, the duplexing of attaching the second label on the first label is further advanced, and the multiplexing is further performed (in the above-described example, the duplexing is performed). ) To create a more versatile and nice looking composite label.
[0113]
In each of the above-described examples, the tape break release instruction is set to the same operation (pressing the tape break key) as the tape break instruction, and the first tape edit mode and the second tape edit mode are switched every time the same operation is performed. However, in the example described above with reference to FIG. 9, the number of (layers) of tapes (labels) that can be considered simultaneously can be three or more. In such a case, that is, the second print image of the second label In the case where a third print image area to which the third print image of the third label is attached by another tape (third tape) is secured in the area of, and a triple composite label is created in the same manner Conversely, a tape break release key is provided separately from the operation of the tape break key (tape break instruction) so that the operation (tape break release instruction) can be performed. Tape editing mode → 3rd Switch to tape edit mode → (lower tape edit mode), and every time a tape break release instruction is issued, (further lower tape edit mode) → third tape edit mode → second tape edit mode → first tape edit mode You may make it switchable. Thus, first (before printing, etc.), a lower print image such as the third print image is also created, and the entire (composite result) image is checked on the display screen or the like, and then the tape is replaced. In addition, labels of each layer can be created by sequentially printing the print images of each layer.
[0114]
Meanwhile, as described above with reference to FIGS. 4 to 9, the second print image, which is the pasted area of the second print image of the second label secured within the area of the first print image of the first label serving as the whole base By pasting the second print image on the area, it is possible to compose as an image and create a composite label which is a label of the composite image. It means that it can be created by replacing only the part. In addition, once affixed (combined) and then replaced, or further affixed from above, etc., if a plurality of types of second print image labels are prepared in advance in a predictable range, the , One of the plurality of types can be selected, and a composite label obtained by composing the second print image can be created.
[0115]
For example, in the case of the examples of FIGS. 4 to 6 and 8, if various contents are prepared by changing the content of the second print image G2 and the type of the second tape T2 to be printed, various contents and various tastes are prepared. Different synthetic labels can be easily created. In addition, in the case of the example of FIGS. 7 and 9, the same can be applied to each of the two second print images G21 and G22, so that a variety of (different) composite labels can be easily created.
[0116]
For example, in FIG. 9, the composite label L5 describes so-called "notice", and the second print image G21 indicates the so-called issuer (department), but other departments (for example, apple) exist in the same address. If there is an annex alongside the Hayashikan, and there is a possibility of similar notice from there, only the portion of the second print image G21 (the second label L5b1 on which is printed) (for example, an apple forest annex, etc.) If it changes, others can be used in the same way and a synthetic label with a different publisher can be easily created. Similarly, the second print image G22 is a so-called notification of an event name, a meeting place, and the like. In another event, if only this part (the second label L5b2 = L5b2a + L5b2b on which is printed) is changed, the event at that time is changed. A combined synthetic label can be easily created.
[0117]
In the example described above with reference to FIGS. 4 to 9, attention is paid to the fact that labels in charge of respective parts are different, and a plurality of types of tapes having different widths, ground colors, ground patterns, textures, and the like are used, and the differences are determined. Although each tape is selected and specified so that the portion is conspicuous (that is, so that it looks like a frame or a box), in the above-described application, there are cases where it is not necessary to clearly indicate that only a part has been changed. In such a case, for example, as shown in FIG. 10 corresponding to the example of FIG. 9, by selecting a tape T for black characters on a transparent background as the second tape T2 and the third tape T3, etc., each label ( It is also possible to create a composite label L6 in which the boundaries between the first label L6a, the second label L6b1, the second label L6b2a, and the third label L6b2b are not noticeable (however, FIG. , And the boundaries are illustrated).
[0118]
In the tape printing apparatus 1 of the above-described embodiment, at the time when the tape break key is pressed, the tape width options of the first tape T1 whose type is detected and the tape widths of the first tape T1 or less are changed to the second tape T2. The candidate for the second tape width is displayed on the display screen 41 of the display 4, and the user can select and specify any one of the tape widths. Under the following conditions, the tape type including the ground color, ground pattern, material (texture) and the like may be made selectable. In this case, a tape type (short piece) having a predetermined length can be mounted as well as a tape type supplied in the tape cartridge C. It may be included in the type.
[0119]
In these cases, the type of the second tape T2 can be designated from a plurality of types of tapes. Therefore, the first printing is performed in consideration of the type of the second tape T2, that is, its width, ground color, ground pattern, texture, and the like. If the image G1 can be created and the type of the selected second tape T2 corresponds to the tape width, the second tape width and the width of the second print image G2 can be set based on the type, or the length can be set. If the type of tape is determined, the length of the second print image G1 can also be set, and the setting of the second print image area can be simplified.
[0120]
Further, when the tape type of the second tape can be selected according to the tape change instruction (second tape editing mode) as described above, the means for determining the outline of the second print image area (or the step for determining) It is preferable to provide In this case, since the outline of the second print image area is determined, the second print image area having the outline can be set in the area of the first print image.
[0121]
Here, when a second tape (second label) on which the second print image is printed is pasted on the first print image printed on the first tape (first label) to create a composite label, If the second tape is transparent, the second print image printed thereon will be directly visible on (the area of) the first print image, and the outside thereof (the portion of the tape background of the second tape T2: transparent portion) ) Can be seen below even if it overlaps the first print image. That is, when the tape type of the second tape can be selected at the time of a tape break, if the type of the selected (designated) second tape is, for example, transparent, the tape is transparent and the tape is pasted on the first label. Since the lower part is also visible, the area to be reserved may be within the outline of the second print image itself to be printed thereon. Therefore, in such a case, it is preferable to determine a line connecting the outer edges of the non-transparent color portion in the second print image as the outline of the second print image area. Thereby, the (outline) of the second print image area to be considered when pasting and combining can be the area of the non-transparent color part in the second print image, and the area in the first print image is You can create effective labels.
[0122]
On the other hand, when a tape whose background color is non-transparent is designated as the second tape, a line indicating the outline of the area where the second tape (second label) on which the second print image is printed is attached is displayed in the second print image area. May be determined. Thus, the second print image area can be set within the area of the first print image so that the non-transparent second tape can be appropriately attached.
[0123]
Further, for example, in the example of FIG. 10, the second tapes T21 and T22 of the transparent ground having the second tape widths of 12 mm and 18 mm, respectively, were used in accordance with the example of FIG. 9. Since the occupied area is a colored (black character) character portion, the second tapes T21 and T22 having a slightly wider second tape width (for example, 18 mm and 24 mm, respectively) may be used to print (print) characters of the same size. You may use it. In addition, for example, in the second label L6b1, the actual colored portion is a character portion, so if the outline of the second print image area is drawn along its outer edge (that is, a line connecting the outer end of the outline of each character), a complicated outline is obtained. However, in the area setting in the illustrated example, if the area is set as a rectangular area including the contour, the area can be effectively used effectively.
[0124]
Therefore, for example, in the example of FIG. 10, a line indicating the outline of a region (rectangular region) to which the second label L6b1 on which the illustrated second print image G21 (two-line character string image) is printed is attached to the second label L6b1. What is necessary is just to make it the outline of the print image area A21. However, it is preferable that the outline of the second print image area A21 be the same even when the second tape width, which is transparent but wide as described above, is used. In this case, the second print image area A21 is a rectangular area slightly smaller (narrower) than the area (rectangular area) to which the second label L6b1 is pasted, and includes the outer edge of the colored portion (the outline of the second print image area). It becomes. That is, when the second tape base is transparent, the outline (line) of the second print image area A21 is a line connecting the outer edges of the colored portions, and when the second tape base is non-transparent, the outline (line) of the second print image area A21 Outline (line) = line indicating the outline of the second label. However, if the second print image area A21 is set as a rectangular area including the outline (line) of the second print image area A21, both of them are the same. Can be treated as a rectangular area. The example described above in FIG. 10 is just an example treated as such, and therefore can be created similarly to the example of FIG. Although the above description has been made on the second print image G21 side (the second label L6b1 side), the same applies to the second print image G22 side (the second label L6b2 side).
[0125]
Since the second print image area is treated as a rectangular area including the outline (line) thereof as shown in FIGS. 4 to 10, all of the above-described examples can perform image creation and label creation in the same manner. That is, in these cases, since the second print image area is set as a rectangular area including the outline, the area can be set basically by determining the length and the width. For example, in the case where the width direction is known in advance according to the tape type or the like, or has already been set, if the length can be input, the setting of the second print image area can be completed. Further, for example, when the document image of a plurality of paragraphs is the entire image, and when the entire predetermined paragraph among them is the second print image, the width direction is defined as the same width as the entire image or a predetermined width slightly smaller than the width of the entire image. Therefore, setting the second print image area can be completed by inputting the length in a state where the base point in the length direction of the paragraph is set.
[0126]
On the other hand, if the length is known or set in advance according to the tape type or the like, the setting of the second print image area can be completed if the width can be input. For example, when an image of a single paragraph or fixed-length printing is to be the entire image, when the entire predetermined line of a plurality of lines to be kept within a predetermined length (fixed length) is to be the second print image, the length direction Is set to a predetermined length that is the same as or slightly shorter than the length of the entire image. By inputting the width in a state where the base point in the width direction of the line is set, the second print image area is set. Can be completed. Alternatively, the second tape width may be input. In this case, since the second tape width can be input, the width of the second print image can be set based on the input second tape width by defining the relationship with the width of the second print image.
[0127]
In addition, in the example described above with reference to FIG. 4 and the like, when the selection (designation) of the second tape width is completed, the tape printing apparatus 1 displays a screen prompting the input of the tape length, and the user indicates the length by a numerical value. Although it is assumed that the second print image G2 is created and then the second print image area A2 is set, the length of the front margin and the rear margin of the second print image G2 can be input. Is also good. Also, in the width direction, a numerical value may be input instead of the selection and designation from the tape width options. Further, even when the length and width of the second print image area A2 or the upper, lower, left, and right margins are input numerically, not only are the numerical values input directly from the beginning, but also, for example, first, a default value such as a standard value or a previous value is input. After displaying the numerical value, the numerical value may be increased or decreased.
[0128]
Further, even if the width and length of the second print image area A2 are determined (set) by any of these methods, in the above-described example, the operation of the first tape key (instruction to change tape) causes the first tape to be changed. This is set at the timing immediately after switching from the edit mode to the second tape edit mode, but is not limited to this, and is set again at the timing of operating the tape change key again and returning to the first tape edit mode (release of tape change). May be.
[0129]
Also, when the width and length of the second print image area A2 are determined, the character size can be determined from the number of lines, the number of characters in one line, and the like. The character size in the first print image can be adjusted according to the determined character size in the second print image. If characters do not fit according to the width and length of the set second print image area (for example, if the number of input lines or characters does not fit even with the minimum character size), the set second print image As in the case of fixed-length printing, an error message indicating that the area does not enter (for example, “over the number of lines” or “over the number of characters”) may be given, giving priority to the area width and length. The width and length of the second print image area may be adjusted with priority given to the number of characters and the number of characters. Further, in the latter case, if the adjusted width and length of the second print image area are adopted, the second print image area does not fall within the range of the first tape width or is set as (the first print image of) the first label. When it is no longer possible to enter the range of fixed-length printing or the like, an error can be similarly notified.
[0130]
When a composite label is created, if the second print image area is secured by setting, the user can paste (combine) the image while adjusting the position, so that the first print of the first label after printing is performed. It is not essential to specify in the image area, but specifying is more convenient. For this reason, it is preferable to add, to the first print image, an area specifying function for specifying the second print image area after printing, whereby the second print image area is specified by the area specify function after printing. , The second print image (the second label on which is printed) can be easily attached, that is, it is easy to create a composite label obtained by combining the images.
[0131]
In the examples shown in FIGS. 4 to 9, the second print image area is a rectangular pasting area, and the outline image G <b> 12 in which the outline of the rectangle is indicated by a solid line is added. Although the second print image area is specified after printing by adding this outline image together with other parts to the print image, various methods are conceivable as the addition of the area specifying function. Hereinafter, this point will be described.
[0132]
First, there is a method of arranging the outline of the second print image area in the area of the first print image, starting with the outline of the rectangle described above. In addition, since it is based on the contour line, the present invention can be applied to not only a predetermined shape but also an area having an arbitrary shape including a polygon and a curve. Further, the outline may be not only a solid line but also a broken line such as a dotted line, a one-dot chain line, a two-dot chain line (see FIG. 10C). Further, the outline of the area slightly smaller than the set second print image area, that is, the outline of the set second print image area is shifted inward (inside the area) by a predetermined width from the set outline by the broken line or the solid line (so-called “line”). A contour line (slightly smaller) may be shown. In this case, since the width is a predetermined width (predetermined width), the second print image area can be specified and the second print image (the same as in the former case (where the outline of the actual second print image area is arranged)). Alternatively, it can be devised (eg, it can be hidden) under a non-transparent second label (tape).
[0133]
In addition, as a method that can be applied independently of the above-described method using the contour line (and can be applied simultaneously in the case of a polygon), when the second print image is set as a polygon area, the second print of the polygon is performed. By arranging a corner mark (mark image) indicating the position of each corner of the image area in the area of the first print image, the second print image area can be specified. For example, in the case of the second print image area A21 in FIG. 10A, the second print image area A21 can be clearly indicated by arranging four corner marks Me because it is a quadrangle. In this method, the corner mark Me can be shifted from the set corner position of the second print image area in a predetermined direction. If the shift direction and the distance are determined in advance, the corner mark Me can be similarly determined. , The second print image area can be specified. Also, for example, if the second print image (the second label on which is printed) is pasted, it is easy to stick it to the inside of the corner mark when the second print image (the second label on which the is printed) is pasted. (2) Various ideas for attaching a label (creating a composite label composed of images), such as hiding a corner mark under a printed image (or a non-transparent second label tape). .
[0134]
In addition, as a method that can be applied independently or simultaneously with the above-described contour line, corner mark, and the like, a color scheme different from other areas (within the area of the first print image) in the second print image area is used. Boundary lines can be specified using the difference between. Note that this method can be applied to a region having an arbitrary shape. The present invention can be applied to an area that is slightly (predetermined) smaller than the set second print image area, and the color arrangement in the area narrower by a predetermined amount is also a predetermined amount (predetermined amount). Similarly, the second print image area can be specified. Therefore, similarly to the above-described corner marks and outlines, it is possible to conceal such as hiding under the second print image (the second label on which is printed).
[0135]
As a method of clearly indicating the second print image area, the second print image itself may be arranged and printed in the second print image area of the first print image on the first tape. In this case, a composite label is created by superposing the second print image printed on the second tape (second label) on the second print image printed on the first tape (first label). it can. Further, the second print image itself of the once completed composite label (in other words, the composite label on which the second print image of the second label has already been affixed) can also be a new second print image area. That is, as described above with reference to FIG. 9 and the like, in the case of creating various composite labels that differ only in the second print image portion, in addition to the method of creating the portions differently from the beginning, the composite label that has already been created is used. By replacing the second print image portion or pasting it on top of it, a new composite label can be obtained.
[0136]
For example, as shown in FIG. 4D, the second label L0s formed by printing the black character “● white ring” on the second tape Ts on the yellow background with the second tape width of 18 mm is the first tape width described above. If there is a synthetic label Ls affixed on the first tape T1 (first label L0a) having a white background of 24 mm, the second label L0s is peeled off, and the above-described second label L0b is affixed in FIG. The composite label L0 described above can be created in FIG. In this case, as described above (as shown), if the dimensional information (width, length, etc.) is printed in the contour image G12, the previous second print image (here, the second label L0s) is printed. Is removed, the dimensions of the second print image to be newly created (to be pasted) (that is, the second label L0b) can be easily grasped, which is convenient. In addition, when there is the above-mentioned composite label Ls, the composite label L0 can be created even if the second label L0b is pasted on the second label L0s. In this case, as illustrated, a part (for example, an end) of the second print image may include dimension information (dimension mark) Ms (“18-36” in the illustrated example). In addition, the dimension information may be “W18 × L36” in addition to “tape width 18 mm length 36 mm” in FIG. It may be expressed by the like.
[0137]
In the above-described embodiment, in the case of a plurality of paragraphs and a plurality of lines, only an example in which the paragraph is prioritized is shown, but a line irrespective of the plurality of paragraphs may be provided. For example, a line extending in the length direction as shown in FIG. 4 to FIG. 6 or FIG. 8 to FIG. 10 is arranged on the upper side (shown) of the tape width, and as shown in FIG. Arbitrarily arranged (composite), such as arranging multiple paragraphs, or setting the whole image of such a mixed paragraph / line configuration as a new large paragraph, and providing new (large) paragraphs before and after it Applicable to the creation of images and their labels.
[0138]
In the above-described embodiment, an example has been described in which various processes such as editing and printing are mainly performed on a character string (character string). However, similar to each paragraph, each line, each character string, each character, and the like, An external character, an arbitrary registered / arbitrarily created figure, or the like may be used as long as it can constitute the first print image serving as a base, or a mixture thereof. In the above-described embodiment, the thermal type tape printing apparatus has been described. However, the present invention can be applied to an inkjet type or other tape printing apparatuses. In addition to these, modifications can be made as appropriate without departing from the spirit of the present invention.
[0139]
【The invention's effect】
As described above, according to the image creating method and the label creating method of the tape printing apparatus of the present invention, it is possible to integrate and use a plurality of types of tapes having different widths, ground colors, ground patterns, textures, etc. The effect is that a good-looking label can be created.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of a tape printer according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an external perspective view of the tape printer of FIG. 1 in a cover open state.
FIG. 3 is a block diagram of a control system of the tape printing apparatus of FIG.
FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating an example of a print image and a label based on the print image.
FIG. 5 is an explanatory view similar to FIG. 4, showing another example.
FIG. 6 is an explanatory view similar to FIG. 4, but showing still another example.
FIG. 7 is an explanatory view similar to FIG. 4, but showing still another example.
FIG. 8 is an explanatory view similar to FIG. 4, but showing still another example.
FIG. 9 is an explanatory view similar to FIG. 4, but showing still another example.
FIG. 10 is an explanatory view similar to FIG. 4, but showing still another example.
[Explanation of symbols]
1 Tape printer
3 keyboard
4 Display
5 tape cartridge
7 Print head
11 Operation unit
12 printing section
13 Cutting part
14 Detector
31 character key group
32 function keys
41 Display screen
141 Tape Identification Sensor
142 rotation speed sensor
200 control unit
210 CPU
220 ROM
230 CG-ROM
240 RAM
241 Various register group
242 Text data area
243 Display image data area
244 Print image data area
270 drive unit
A1 Area of first print image
A2 Second print image area
C tape cartridge
G1 First print image
G2 Second print image
L0-L6 Label
Me corner mark
Ms dimension information (dimension mark)
T tape
T1 First tape
T2 2nd tape

Claims (16)

第１テープにその幅に応じた第１印刷画像を印刷するテープ印刷装置において、テープ幅が前記第１テープの幅以下の第２テープを印刷対象とする第２印刷画像が貼付可能なように、前記第１印刷画像を作成するテープ印刷装置の画像作成方法であって、
前記第１印刷画像の領域内に、前記第２印刷画像の貼付領域として第２印刷画像領域を設定して、前記第２印刷画像領域が確保された第１印刷画像を作成することを特徴とするテープ印刷装置の画像作成方法。In a tape printing apparatus that prints a first print image corresponding to the width on a first tape, a second print image for printing on a second tape whose tape width is equal to or smaller than the width of the first tape is attached. An image creating method for a tape printing apparatus that creates the first print image,
A second print image area is set in the area of the first print image as a pasting area of the second print image, and a first print image in which the second print image area is secured is created. To create an image for a tape printer. 前記第１印刷画像は、複数の段落を有し、
前記第２印刷画像領域は、前記第２印刷画像を貼付したときに前記複数の段落のうちの少なくとも１を担当するように設定されることを特徴とする、請求項１に記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The first print image has a plurality of paragraphs,
2. The tape printing apparatus according to claim 1, wherein the second print image area is set to handle at least one of the plurality of paragraphs when the second print image is pasted. Image creation method. 前記第１印刷画像は、複数の行を有し、
前記第２印刷画像領域は、前記第２印刷画像を貼付したときに前記複数の行のうちの少なくとも１を担当するように設定されることを特徴とする、請求項１に記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The first print image has a plurality of lines,
2. The tape printing apparatus according to claim 1, wherein the second print image area is set so as to handle at least one of the plurality of rows when the second print image is pasted. Image creation method. 前記第１印刷画像は、複数の文字から成る文字列を有し、
前記第２印刷画像領域は、前記第２印刷画像を貼付したときに前記文字列のうちの少なくとも一部を担当するように設定されることを特徴とする、請求項１に記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The first print image has a character string including a plurality of characters,
2. The tape printing apparatus according to claim 1, wherein the second print image area is set to handle at least a part of the character string when the second print image is attached. 3. Image creation method. 前記第１印刷画像は、複数の文字を有し、
前記第２印刷画像領域は、前記第２印刷画像を貼付したときに前記複数の文字のうちの少なくとも１を担当するように設定されることを特徴とする、請求項１に記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The first print image has a plurality of characters,
2. The tape printing apparatus according to claim 1, wherein the second print image area is set to handle at least one of the plurality of characters when the second print image is attached. 3. Image creation method. 前記第２印刷画像領域は、前記第１印刷画像の領域と二重枠態様に内包される領域となるように設定されることを特徴とする、請求項１に記載のテープ印刷装置の画像作成方法。2. The image forming apparatus according to claim 1, wherein the second print image area is set to be an area included in a double frame mode with the area of the first print image. 3. Method. 前記第１印刷画像は、前記第２印刷画像領域を明示するマーク画像を有するように作成されることを特徴とする、請求項１ないし６のいずれかに記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The method according to any one of claims 1 to 6, wherein the first print image is created so as to have a mark image that specifies the second print image area. 前記第２印刷画像領域は、多角形の領域として設定され、
前記第１印刷画像は、前記マーク画像として、前記多角形の各角の位置を示す角マークを有することを特徴とする、請求項７に記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The second print image area is set as a polygonal area,
The method according to claim 7, wherein the first print image has, as the mark image, a corner mark indicating a position of each corner of the polygon. 前記第１印刷画像は、前記マーク画像として、破線または実線により前記第２印刷画像領域の輪郭線を示す輪郭画像を有することを特徴とする、請求項７または８に記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The image of the tape printing apparatus according to claim 7, wherein the first print image has, as the mark image, a contour image indicating a contour line of the second print image area by a broken line or a solid line. How to make. 前記マーク画像は、前記第２印刷画像を貼付したときにその下に隠蔽されるように配置されることを特徴とする、請求項７ないし９のいずれかに記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The method according to claim 7, wherein the mark image is arranged so as to be concealed therebelow when the second print image is pasted. . 前記第１印刷画像は、前記第２印刷画像の全体の領域内およびそれより所定分狭い領域内のいずれかに前記第１印刷画像の他の領域と異なる配色がなされ、
前記第２印刷画像領域は、その配色の境界線により明示されたことを特徴とする、請求項１ないし１０のいずれかに記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The first print image is colored differently from the other areas of the first print image in either the entire area of the second print image or an area smaller than the predetermined area by a predetermined amount,
The method according to claim 1, wherein the second print image area is clearly indicated by a border of the color arrangement. 前記第１印刷画像の印刷以前に、前記第２印刷画像を作成する第２印刷画像作成工程をさらに備えたことを特徴とする、請求項１ないし１１のいずれかに記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The image of the tape printing apparatus according to any one of claims 1 to 11, further comprising a second print image creating step of creating the second print image before printing the first print image. How to make. 前記第１印刷画像の前記第２印刷画像領域内に前記第２印刷画像を合成した合成画像を表示する合成画像表示工程をさらに備えたことを特徴とする、請求項１２に記載のテープ印刷装置の画像作成方法。13. The tape printing apparatus according to claim 12, further comprising a composite image display step of displaying a composite image obtained by composing the second print image in the second print image area of the first print image. Image creation method. 前記第１ラベルと前記第２ラベルは、テープの種類が異なることを特徴とする、請求項１ないし１３のいずれかに記載のテープ印刷装置の画像作成方法。14. The method according to claim 1, wherein the first label and the second label have different types of tape. 前記第２テープは、透明地のテープであることを特徴とする、請求項１ないし１４のいずれかに記載のテープ印刷装置の画像作成方法。The method according to any one of claims 1 to 14, wherein the second tape is a transparent tape. 請求項１ないし１５のいずれかに記載のテープ印刷装置の画像作成方法によって作成された前記第１印刷画像を前記第１テープに印刷して、前記第１印刷画像が印刷された第１ラベルを作成する第１ラベル作成工程と、
前記第２テープをテープ印刷装置に装着し、前記第２印刷画像を前記第２テープに印刷して、前記第２印刷画像が印刷された第２ラベルを作成する第２ラベル作成工程と、
を備えたことを特徴とするラベル作成方法。The first print image created by the image creation method of the tape printing device according to any one of claims 1 to 15 is printed on the first tape, and the first label on which the first print image is printed is printed. A first label producing step to produce;
Mounting the second tape on a tape printing apparatus, printing the second print image on the second tape, and creating a second label on which the second print image is printed, a second label creating step;
A label producing method characterized by comprising:
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