JP3547694B2 - 建築物パネルの接合システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に2つの建築物パネル、特に床パネルの隣接継目縁にそって継目を形成するシステムに関するものである。
【0002】
さらに詳しくは、前記継目は、隣接継目縁が、パネルの主面に対して直角の第1方向においてこれらの継目縁を相互にロックする第1機械的連接を成し、またロック装置が、前記主面に対して平行なまた継目縁に対して垂直な第2方向において前記パネルを相互にロックする第2機械的連接を成し、前記ロック装置はロック溝を含み、このロック溝は、溝パネルと呼ばれる一方の前記パネルの継目縁に対して平行に離間して延在し前記溝パネルの後側面に開くように成された型のものである。
【0003】
本発明は特に床パネル、特に薄いラミネート床を接合するために使用するのに適している。従って、下記の先行技術および本発明の目的およびフィーチャの説明はこの使用分野に集中されるが、本発明は通常の木製床、および壁体パネルまたは屋根スラブなどの他の型の建築用パネルにも有効である事を強調しなければならない。
【0004】
【従来の技術】
前記の型の継目は例えばSE450,141から公知である。第1機械的連接は舌部および溝を有する継目縁によって達成される。第2機械的連接のロック装置は、各パネルの後側面に配置された2つの斜方向ロック溝と、複数の相互離間されたバネクリップ部とを含み、これらのバネクリップ部は継目にそって分布され、これらのクリップ部の脚が前記溝の中に押圧され、これらのクリップ部が弾発力によって床パネルを相互に強く締め付ける。このような接合技術は厚い床パネルを接合して高価な床面を形成するのに特に有用である。
【0005】
約7−10mmの厚さの薄い床パネル、ラミネート床パネルが短期間でマーケットの割合を占めるにいたった。現在使用されているすべての薄い床パネルは支持構造に固着される事なく「浮き床」として敷設されている。原則として床パネルのサイズは200×1200mmであり、その長縁と短縁は舌部および溝を形成されている。伝統的に接着剤を溝の中に入れてパネルを相互に圧着する事によって床が形成される。そこで舌部が他のパネルの溝の中に接着される。原則として、ラミネート床は、厚さ約1mmの上化粧摩耗層と、粒子板またはその他の板の中間コア層と、ラミネート構造を支持するベース層とから成る。コア層は硬度と耐水性においては他の層よりも劣っているが、主として組立て用の溝と舌部を形成するために必要である。これは全体厚さが少なくとも約7mm以上でなければならない事を意味する。しかしこのような舌部/溝接着を使用する公知のラミネート床には二、三の問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
第1に、少なくとも約7mmの全体厚さを必要とするので、床の敷設に関して望ましくない制限がある。薄い床パネルを使用する場合には敷居が低くてもよく、またしばしば敷設された床から離れるようにドアを調整しなければならないからである。さらに、製造コストが材料消費量に直接比例する。
【0007】
第2に、床パネルを敷設する際に水性接着剤を使用する事ができるように、コアを湿分吸収性材料で形成しなければならない。従って、非湿分吸収性コア材料の適当な接着法が存在しないので、いわゆるコンパクトラミネートを使用して床を薄くする事が不可能である。
【0008】
第3に、ラミネート床のラミネート層が高度に耐摩性であるので、舌部形成のための表面加工に際して工具の摩耗が重大な問題点となる。
【0009】
第4に、舌部と溝の接着に基づく継目の強度は、コアと接着剤の特性および溝の深さと高さによって制限される。パネル敷設品質は全体的に接着に依存している。接着不良の場合、例えば空気湿度の変化に伴なって生じる引張応力の結果、継目が開く。
【0010】
第5に、継目を舌部と溝の接着によって形成する床パネルの敷設は、接着剤をそれぞれのパネルの長縁と短縁に被着させなければならないので時間がかかる。第6に、接着パネルが一度敷設されると、継目を破断しなければ解体できない。従って解体された床パネルは再び使用する事ができない。これは特に、そのフラットを初占有状態に戻さなければならない賃貸住宅の場合には欠点である。破損または摩耗したパネルの交換には多大の努力を必要とするが、このような交換は特に公共施設および床の一部が非常に摩耗されるその他の施設において特に望ましい。
【0011】
第7に、公知のラミネート床は、湿分感性のコアの中への湿分滲透のリスクの大きな用途には不適当である。
【0012】
第8に、現在の硬質浮き床は、堅い床の上に床パネルを敷設する前に、衝撃音を減衰させ床上の歩行を快適にするための床板、フェルト、フォームその他の別個の下張りを敷設する必要がある。下張りは端−端敷設しなければならなず、相異なる下張りが床の特性に影響するので、下張りの敷設は複雑な作業である。
【0013】
従って前記のような先行技術の問題点を克服する必要が痛感されている。しかし、非常に薄い床、例えば約3mmの厚さの床について舌部と溝の接着による従来の接着技術を使用する事は簡単でない。舌部/溝連接による継目はこのような薄い床の場合には十分に強力でなくまた実際上実施不能だからである。例えばコンパクトラミネートからの薄い床の製造が困難な他の理由は、パネルの厚さ公差であって、これは約3mmのパネル厚さについて約0.2−0.3mmである。このような厚さ公差を有する3mmコンパクトラミネートは後側面において均一厚さまで研摩されたとしても、非対称設計を示し、バルジングのリスクがある。さらに、パネルが相異なる厚さを有すれば、またこれは継目が過度の負荷を受ける事を意味する。
【0014】
パネルの後側面にダブル接着テープまたは類似物を使用する事によって前記の問題点を解決する事はできない。このような連接法は直接に係留するので、普通の接着と同様にパネルの事後調整を許さない。
【0015】
前記のSE450,141に記載の型のU型クリップ部または類似の技術を使用しても、前述のようの問題点の解決は成されない。特に、この型の弾発クリップ部は3mm程度の薄いパネルの接合には使用する事ができない。原則として床パネルの後側面にアクセスしなければパネルを分解する事ができない。この公知のテクノロジーは次のような問題点がある。
【0016】
−これらのクリップ部がパネルを相互に強く押圧するので、敷設に際してパネルの長手方の事後調整が複雑な作業となる。
【0017】
−クリップ部を使用する床パネルの敷設は時間がかかる。
【0018】
−この技術は床パネルの間にクリップ部を配置してこれらのパネルを下の梁の上に載置する場合にのみ使用する事ができる。連続的な平坦な支持構造の上に敷設される薄い床の場合、このようなクリップ部を使用する事はできない。
【0019】
−床パネルはその長縁においてのみ相互に接合する事ができる。その短縁においてはクリップ部連接を実施する事ができない。
【0020】
従って本発明の主目的は現在使用されている床パネルよりも全体として薄い床パネルを使用する事のできる、建築用パネル、特に床パネルを堅い浮き床について相互に接合するシステムを提供するにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、パネル接合システムにおいて、
−接着剤を必要としない床パネル間の継目、特にパネル間の機械的連接にのみ基づいた継目の製造を簡単、安価および効率的に可能とし、
−現在のラミネート床より薄く、また他種のコア材料を使用する事により3mmの厚さでも現在の床より優れた特性を示す床パネルの接合に使用する事ができ、
−薄い床パネルの間において、これらのパネルの厚さ公差による継目の不均一を除去した継目を生じる事ができ、
−パネルのすべての縁を接合する事ができ、
−堅い表面層を有する床パネルの加工に際しての工具摩耗を減少させ、
−パネルを損傷する事なく、高い敷設品質を保証しながら、さきに敷設された床を繰り返し解体しまた再組立する事ができ、
−耐湿性床を形成する事ができ、
−床パネルの敷設前に下張りを正確に別々に配置する必要を無くす事ができ、また
−パネルの接合時間を大幅に節約する事のできるシステムを提供する。
【0022】
本発明のこれらの目的およびその他の目的は、請求の範囲に記載のフィーチャを有するパネル接合システムによって達成される。
【0023】
従って本発明は、隣接継目縁が、パネルの主面に対して直角の第1方向においてこれらの継目縁を相互にロックする第1機械的連接を成し、また
パネルの後側面上に配置されたロック装置が、前記主面に対して平行なまた継目縁に対して垂直な第2方向において前記パネルを相互にロックする第2機械的連接を成し、前記ロック装置はロック溝を含み、このロック溝は、溝パネルと呼ばれる一方の前記パネルの継目縁に対して平行に離間して延在しまた前記溝パネルの後側面に開くように成された2つの建築物パネル、特に床パネルの隣接継目縁にそって継目を形成するシステムにおいて、
前記ロック装置はさらにストリップ部パネルと呼ばれる他方の前記パネルと一体化されたストリップ部を含み、前記ストリップ部は前記ストリップ部パネルの継目縁の実質的に全長にそって延在しまた前記ストリップ部から突出するロック要素を備え、このようにして前記パネルが相互に接合された時に、前記ストリップ部が前記溝パネルから突出してそのロック要素が前記溝パネルのロック溝の中に受けられ、
また前記パネルが相互に接合された時に前記第2方向において相対位置を占め、この相対位置において前記ロック溝と、パネルの継目縁に対向し前記第2機械的連接において作動する前記ロック要素のロック面との間に遊びが存在し、
前記第1および第2機械的連接は継目縁の方向におけるパネルの相対移動を可能とし、
また
前記溝パネルがストリップ部から角度的に離間するようにその継目縁回りに回転させられる時に、ロック要素がロック溝から出るように前記第2機械的連接が構成される事を特徴とする特に床パネルの隣接継目縁にそって継目を形成するシステムを提供する。
【0024】
本明細書において用語「後側面」とはパネルの正面の後側/下側に配置された側面を意味するものとする。従って溝パネルのロック溝の開く面は、支持構造上に載置されたパネル上の後側面から一定距離に配置する事ができる。また、本発明においてストリップ部パネルの継目縁の実質的に全長にそって延在するストリップ部は、このストリップ部が継続的な中断されない要素である場合と、この「ストリップ部」が長手方に、継目縁の大部分をカバーする数個の部分から成る場合とを含むものとする。
【0025】
また、(i)第1および第2機械的連接そのものが継目縁の方向におけるパネルの相互移動を可能とし、また(ii)第2機械的連接そのものは、溝パネルがその継目縁回りにストリップ部から角度的に回転される際にロック要素をロック溝からでる事を可能にする。本発明の主旨の範囲内において、このような移動および/または上向き角度回転を防止する事のできる接着剤および機械的装置などの手段を備える事ができる。
【0026】
本発明によるシステムは、堅い薄い床パネルの短縁と長縁の両方の隠れた正確なロックを形成する事を可能にする。本発明の床パネルは、パネルを損傷するリスクなく、同時に高い敷設品質を保証しながら床パネルを敷設と逆の順序で迅速簡便に解体させる事ができる。本発明のパネルは先行技術のシステムよりも迅速に組立てまた解体する事ができ、また床の一部を取り上げ再敷設する事により、損傷したパネルまたは摩耗したパネルを交換する事ができる。
【0027】
本発明の特に好ましい実施態様によれば、例えば3mmのオーダの厚さを有する薄い床パネルを正確に接合し、また同時にパネルの製造公差とは関係なく継目において平滑な正面を生じる事のできるシステムが提供される。そのため、ストリップ部パネルの後側面に切削されその底部からストリップ部パネルの正面まで正確な特定間隔を示す平衡化溝の中にストリップ部が配置される。溝パネルの下方に突出したストリップ部の部分が、溝パネルの後側面の中に切削されその底面から溝パネルの正面まで同一の正確な特定間隔を有する特定の平衡化溝の中に係合する。この場合ストリップ部の厚さは、このストリップ部の後側面がパネルの後側面と共面を成し、また好ましくはこの後側面から少し下方に突出する程度に成される。この実施態様において、パネルは継目において、その平衡化溝をストリップ部上に配置して載置される。この構造はパネルの公差を平衡化し、継目に対して必要な強度を与える。ストリップ部はパネルに対して水平方向および上方向の力を伝達し、床に対して下向き力を加える。
【0028】
好ましくはストリップ部は可撓性の弾性のまた強い材料から成り、また切断シートとする事ができる。好ましいストリップ部材料はアルミニウムシートである。アルミニウムストリップ部の場合、0.5mmのオーダの厚さで十分な強度が得られる。
【0029】
さきに敷設された継目パネルを簡単に除去するため、本発明の好ましい実施態様によれば、溝パネルがストリップ部パネルに対して第2方向に押圧され、つぎにストリップ部から離間するように角度的に回転させられる際に溝パネルの回転軸線と継目縁に近いロック溝のロック面との最大間隔が、ロック要素がロック溝のロック面と接触する事なくロック溝からでる事ができるように成されている。ロック溝とロック面との間の前記の遊びが0.2mmより大でなくてもこのような解体を実施する事ができる。
【0030】
本発明によれば、前記ロック面の高さが非常に小さくても十分なロック機能を成す事ができる。0.5mmの高さのロック面でさえも十分なロックを成す事ができる。本明細書における用語「ロック面」とは、ロック溝と係合して第2機械的連接を成すロック要素の部分を言う。
【0031】
本発明の最適機能を得るため、ストリップ部とそのロック要素はストリップ部パネルに対して非常に精密に形成されなければならない。特にロック要素のロック面はストリップ部パネルの継目縁から正確な距離に配置されなければならない。
【0032】
さらに、床パネルの相互係合度は、床強度を低下させるので最小限に成されなければならない。
【0033】
公知の製造法によって、アルミニウムまたはプラスチックを適当な型材に押出し、これを床パネルに対して接着しまたは特殊の溝の中に挿入する事によってロックピンを有するストリップ部を製造する事が可能であるが、これらの方法およびその他すべての伝統的な方法は満足な機能および満足な節約レベルを保証しない。本発明による継目システムを製造するため、ストリップ部をアルミニウムシートから切り出し、これをストリップ部パネルに対して機械的に固着する。
【0034】
パネルを敷設するには、まず床の上にストリップ部パネルを配置し、つぎにグルーブパネルの長縁をストリップ部パネルの対応の長縁まで、溝パネルの主面と床との間の一定角度を保持して移動させる。継目縁が相互に係合させられて第1機械的連接を成した時、溝パネルを角度的に下降させてロック要素をロック溝の中に入れる。
【0035】
またまずストリップ部パネルと溝パネルとを床の上に平坦に配置し、つぎにロック要素がロック溝の中にスナップ係合するまでストリップ部を下方に曲げながらこれらのパネルをその主面に対して平行に接合させる事によって敷設を実施する事もできる。この敷設技術は特に床パネルの短縁と長縁の両方の機械的ロックを可能とする。例えば、前記の第1敷設技術を使用して溝パネルを角度的に下降させて両方のパネルの長縁を相互に接合させ、つぎにパネルの短縁が同一列の隣接パネルの短縁の上に押圧されロックされるまでパネルを長手方に移動させる事によってパネルの短縁を相互に接合させる。
【0036】
床パネルはその製造に際して、例えば床板、フォームまたはフェルトの下張りを備える事ができる。この下張りは好ましくは、下張り間の継目が床パネル間の継目に対して片寄らされるようにストリップ部をカバーする。
【0037】
以下、本発明を図面に示す実施例について説明するが本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0038】
【発明の実施の形態】
図1(a)(b)について説明すれば、これらの図は第1床パネル1(下記においてストリップ部パネルと呼ぶ)と、第2床パネル2(下記において溝パネルと呼ぶ)とを示す。用語「ストリップ部パネル」と「溝パネル」は単に説明の便宜上のものであって、これらのパネル1、2は実際上同一のものである。これらのパネル1、2はコンパクトなラミネートから成り、約3mmの厚さを有し、厚さ製造公差は約±0.2mmである。この厚さ公差を考慮して、パネル1、2は相異なる厚さで図示され(図1b)、ストリップ部パネル1は最大限厚さ(3.2mm)を有し、溝パネル2は最小限厚さ(2.8mm)を有する。
【0039】
これらのパネル1、2をそれぞれの対向継目縁3、4において接合するために、これらのパネルは下記に説明するような溝とストリップ部とを備えている。
【0040】
主として図1(a)(b)を参照し、また第2にそれぞれパネルの下からと上からの基本設計を示す図4(a)(b)を参照する。
【0041】
ストリップ部パネル1の継目縁3から、すなわちその一方の長手方縁から、平坦なストリップ部6が突出し、このストリップ部6は工場においてストリップ部パネル1の後側面に取付けられ継目縁3全体にそって延在する。可撓性の弾性アルミニウムシートから成るストリップ部6は接着剤またはその他任意の適当な方法によって機械的に固着される。図1(a)(b)においてストリップ部6は接着されているが、図4(a)(b)においては機械的連接手段によって取付けられている。これについては下記に詳細に説明する。
【0042】
他のストリップ部材料、例えば他の金属シート、およびアルミニウムまたはプラスチック型材を使用する事ができる。あるいはストリップ部6をストリップ部パネル1と一体的に形成する事ができる。いずれにせよストリップ部6はストリップ部パネル1と一体的でなければならない。すなわち敷設に際してストリップ部パネル1の上に取付けられてはならない。非制限例として、ストリップ部6は約30mmの幅と約0.5mmの厚さとを有する事ができる。
【0043】
図4(a)(b)から明かなように、ストリップ部パネル1の短い縁3’にも類似の短いストリップ部6’が備えられている。しかしこの短いストリップ部6’は短縁3’全体にそって延在していないが、他の点ではストリップ部6と同型であるので、ここでは詳細に説明しない。
【0044】
ストリップ部6の継目縁3と反対側の縁はロック要素8を備え、このロック要素8はストリップ部6の全長にそって延在する。ロック要素8は継目縁3に向いたロック面10を有し、このロック面10は例えば0.5mmの高さを有する。床が敷設され図1aのパネル2の継目縁4がパネル1の継目縁3に対して押圧され図1bに図示のように床12に向かって下降される際に、この継目縁4が、溝パネル2の後側面に継目縁4に対して平行にまた離間して形成されたロック溝14の中に入るようにロック要素8が設計されている。図1bに図示のように、ロック要素8とロック溝14はパネル1、2を相互にD2の方向にロックする機械的連接を成す。さらに詳しくは、ロック要素8のロック面10はロック溝14の継目縁4に近い面に対するストッパとして作用する。
【0045】
しかしパネル1、2が相互に接合される際に、これらのパネルは、ロック面10とロック溝14との間に小さい遊びΔが存在するようなD2方向の相対位置をとる。このようなD2方向の機械的連接はパネル1、2の継目方向への相互移動を可能とし、これはパネル敷設を著しく容易にしまた短縁のスナップ作用による接合を可能にする。
【0046】
図4(a)(b)から明かなように、システム中の各パネルは一方の長手方縁3にそってストリップ部6、他方の長手方縁4にそってロック溝14、および一方の短縁3’にそってストリップ部6’、他方の短縁4’にそってロック溝14’を有する。
【0047】
さらに、ストリップ部パネル1の継目縁3はその後側面18に凹部20を有し、この凹部20は継目縁3全体にそって延在して、ストリップ部6の正面22と共に横方向に開く凹部24を形成する。溝パネル2の継目縁4はその正面26に対応の凹部28を有し、この凹部28は前記の凹部24の中に収容されるロック舌部30を形成し、継目縁3、4を相互にD1方向にロックする機械的連接を成す。継目縁3、4の他の設計においては、この連接は例えばこれらの縁のベベルによって実施され、溝パネル2の継目縁4がストリップ部パネル1の継目縁3の下方に斜めに入ってこの縁3とストリップ部6との間にロックされる事ができる。
【0048】
これらのパネル1、2は逆の敷設順序に取り上げても継目に損傷を与える事なく、再び敷設する事ができる。
【0049】
ストリップ部6は継目縁3に連接してストリップ部パネル1の後側面に備えられた公差平衡化溝40の中に取り付けられる。この実施態様において、平衡化溝40の幅は、ストリップ部6の幅の約半分、すなわち約15mmである。この平衡化溝40によって、パネル1の正面21と溝40の底面との間に、常に床パネル1、2の最小限厚さ(2.8mm)より少し小さい正確な所定の間隔Eが存在する事になる。床パネル2はその継目縁4の後側面16に対応の公差平衡化面または溝42を備える。この平衡化面42と溝パネル2の正面26との間隔は前記の正確な距離Eに等しい。さらに、ストリップ部6の厚さはこのストリップ部の後側面44がそれぞれ床パネル1と2の後側面18と16の少し下方に配置されるように選ばれる。このようにして継目全体がストリップ部6の上に載置され、垂直下向き力全部が床12に対して効率的に伝達され、継目縁3、4に対して応力が加えられない。平衡化溝40、42を備える事により、パネル1、2の厚さの公差にも関わらず、パネル全体にそって研削または類似の加工を実施する事なく正面において完全な均一な継目が得られる。特にこのようにして、パネルのバルジングを生じるようなコンパクトラミネートの下層の損傷のリスクが避けられる。
【0050】
次に図1(a)(b)に示したのと実質的に同様の敷設法を順次示す図2(a)−(c)の実施態様について説明する。これらの図2(a)−(c)の実施態様と前記図1の実施態様との主な相違点は、ストリップ部6がストリップ部パネル1に対して接着ではなく機械的連接手段によって取り付けられている点にある。このような機械的連接を実施するため、図6に詳細に図示するように、ストリップ部パネル1の後側面18に、前記の凹部24から離れて溝50が備えられる。この溝50は、パネル1の全長にそって延在する連続溝として形成し、または複数の別個の溝として形成する事ができる。溝50は凹部24と共にダブテール形把持縁52を画成し、この把持縁の後側面はストリップ部パネル1の正面21まで正確な平衡化間隔Eを示す。アルミニウムストリップ部6は、複数のパンチングされ曲げられた舌部54と、把持縁52の反対側縁の回りにこの縁と係合するように曲げられた1つまたは複数のリップ部56とを有する。この連接部は図6の斜視図において下側から詳細に図示されている。
【0051】
他の実施態様において、ストリップ部6とストリップ部パネル1との間の機械的連接は図7に図示のように実施する事ができる。この図7は上側に向けられたストリップ部パネル1の一部の断面図である。図7において、機械的連接部は、ストリップ部パネル1の後側面18のダブテール形凹部58と、ストリップ部6からパンチングされ曲げられて凹部58の対向内側面に対して締め付けられた舌部/リップ部60とを含む。
【0052】
図2(a)−(c)に図示の実施態様はさらに、ストリップ部6のロック要素8がアルミニウムシートから曲げられた部品として設計されている事を特徴とする。このロック要素8は、ストリップ部6の正面22から例えば0.5mmの高さまで直角に延在する作動ロック面10と、溝パネル2を床面12(図2b)に向かっておろす際にロック要素8をロック溝14の中に装入しやすくするための丸い案内面34と、床面12に向かって傾斜されまたこれらの図2の敷設方法において作動しない部分36とを有する。
【0053】
さらに、これらの図2に見られるように、ストリップ部パネル1の継目縁3は下側ベベル70を有し、このベベルが敷設に際して溝パネル2の継目縁4の対応の上側ベベル72と協働し、パネル1と2のそれぞれの継目縁3、4が相互の方に移動されこれらのパネルが水平方向に押圧される際に、パネル1と2が相互に垂直方向に移動させられる。
【0054】
好ましくは、溝パネル2が図2(c)の接合位置からD2方向に水平に押圧されてストリップ部パネル1と接触しストリップ部6から上方に回転させられる際に、ロック要素8がロック溝14と接触する事なくこのロック溝14から離れるような溝パネル2の回転軸線Aとロック要素8のロック面10との最大間隔が得られるようにロック面10が継目縁3に対して配置される。
【0055】
図3(a)(b)は図2(a)−(c)の床パネルを相互に機械的に接合する他の方法を示す。これらの図3に図示の方法は、ストリップ部6が弾性である事に基づき、特に図2に図示のように一方の長手方縁にそってすでに接合された床パネルの短縁を相互に接合するために有効である。図3の方法は、まず2つのパネル1と2を床面12の上に平坦に配置し、次にこれらのパネルを図3(b)のように相互の方に水平に移動させる。この場合ロック要素8の傾斜部36が案内面として役立ち、溝パネル2の接合縁4をストリップ部6の正面22にまで案内する。次に、ロック要素8が平衡化面42の上を滑りながらストリップ部6が下方に押圧される。両方のパネルの縁3と4が相互に水平方向に完全に係合させられた時、ロック要素8がロック溝14の中にスナップ係合し(図3(c))、これによって図2cと同様のロック状態を生じる。最初の位置において、平衡化溝42をロック要素8と係合させて溝パネル2の接合縁4を配置する事によって(図3(a))前記と同一のロック法を実施する事ができる。この場合、ロック要素8の傾斜部分36は作動しない。この技術は床パネルを機械的にあらゆる方向にロックする事ができ、この敷設法を繰り返す事によって、接着を使用する事なく床全体を敷設する事ができる。
【0056】
本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その主旨の範囲内において任意に変更実施できる。ストリップ部6は継目長の大部分をカバーする小部分に分割する事ができる。またストリップ部6の厚さはその幅にそって変動させる事ができる。床パネルの平坦な正面が継目においてストリップ部6の上に載置されるように、すべてのストリップ部、ロック溝、ロック要素および凹部のサイズが決定される。床パネルがコンパクトなラミネートから成りまたパネル敷設前にストリップ部6の平坦な突出部分と溝パネル2との間にまた/あるいは凹部24の中にゴムストリップ部またはその他の密封部材が施用されるならば、耐湿床が得られる。
【0057】
図6に図示のように、パネルの製造中にその後側面に例えば床板、フォームまたはフェルトの下張り46を取付ける事ができる。1つの実施態様において、この下張り46はストリップ部6をそのロック要素8までカバーし、このようにして下張り46間の継目がパネルの継目縁3と4との間の継目に対して片寄らされる。
【0058】
図5に図示の実施態様において、ストリップ部6とそのロック要素8がストリップ部1と一体的に形成され、従ってストリップ部6の延長部分が継目縁3の延長部分を成す。ロック機能は前記の各実施態様と同様である。ストリップ部パネル1の後側面18には、別個のストリップ部、バンドまたは類似物74が継目の全長にそって延在し、このストリップ部74はこの実施態様においては前記の各実施態様の別個のストリップ部6と同一面積を有する。ストリップ部74の厚さを含めて床の正面21、26から後側面74までの距離は常に少なくともパネルの最大厚さ公差の対応の距離に等しくなるように、前記ストリップ部74はパネル1の後側面18上に直接にまたはこの後側面に設けられた凹部(図示されず)の中に配置する事ができる。この場合、パネルは1、2は継目においてストリップ部74上に載置され、またはパネルの後側面18、16が平坦に成されていれば、単にこれらの後側面上に載置される。
【0059】
ストリップ部6またはロック要素8の下向き曲げを許さない材料を使用する場合、図5に図示の構造によって敷設を実施する。パネル2aの長縁4aをさきに敷設されたパネル1の長縁3と係合させて上方に傾斜させ、同時に第3パネル2bの短縁4b’を前記の上方傾斜されたパネル2aの短縁3a’と係合させ、パネル2bを下方に傾斜させる事によって固定させる。次にパネル2bの長縁4bがすでに敷設されているパネル1の長縁3に係合するまでパネル2aの短縁3a’にそって押す。このようにして2つの上方に傾斜されたパネル2aと2bが床12の上まで下降させられてロック状態を生じる。
【0060】
敷設の逆順序の手順で継目に損傷を与える事なくこれらのパネルを取り外し、また再び敷設する事ができる。
【0061】
他の二、三の好ましい敷設法が考えられる。例えば、ストリップ部パネルを溝パネルの下方に挿入すれば、パネルを初位置に対して4方向全体に敷設する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)(b)は本発明の第1実施態様による相異なる厚さの2床パネルを相互に接合する方法の2段階を示す概略図である。
【図2】図2(a)(b)(c)は本発明の第2実施態様による2床パネルを機械的接合する方法の3段階を示す概略図である。
【図3】図3(a)(b)(c)は図2(a)(b)(c)のパネルを機械的接合する他の方法の3段階を示す概略図である。
【図4】図4(a)(b)は図2(a)(b)(c)のパネルをそれぞれ下と上から見た図である。
【図5】図5は本発明の第3実施態様によるパネルを敷設し接合する方法を示す斜視図である。
【図6】図6はパネル上にストリップ部を取付ける方法の第1変更例の下面斜視図である。
【図7】図7はパネル上にストリップ部を取付け第2変更例の斜視図である。
【符号の説明】
1,2 パネル
3,4 継目縁
3’,4’ 短縁
6 ストリップ部
6’ 短いストリップ部
8 ロック要素
10 ロック面
12 床
14 ロック溝
16,18 後側面
20 凹部
22 正面
24 凹部
26 正面
28 凹部

Claims (4)

  1. 矩形状建築パネル(1,2)とりわけ床パネルを平行に敷いて連接する床張連接方法において、
    パネル(1,2)はパネルの主面に対して直角の第1方向(D1)において長手継目縁と短手継目縁を機械的にロックする機械的ロック手段を有し、(i)各パネルはその後側面において長手継目縁と短手継目縁においてロックストリップ部(6,6′)を有し、各ロックストリップ部(6,6′)は継目縁(3,3′)の下方部分から延びる部材かまたは別部材から構成され、対応する継目縁(3,3′)の略全域に延びるとともに突出するロック要素(8)を有し、かつ各パネルは継目縁(3,3′)に対向する長手継目縁(4)と短手継目縁(4′)にロック溝(14,14′)を有し、各ロック溝(14、14′)は対応する継目縁(4,4′)と平行にかつ離間して延びてパネル(1,2)の後側面に開口し、前記方法は次の2つのロック工程S1およびS2からなる、
    S1:すでに敷かれた一方のパネルの長手継目縁(3,4)に他方のパネルの長手継目縁(3,4)を機械的に連接し、これによって両パネルは第1方向(D1)と、主面に平行でかつ長手継目縁(3,4)に直交する第2方向(D2)に対して機械的に連接し、この工程S1は更に次の工程(S1−a)または(S1−b)のいずれかを含む、
    (S1−a)
    床の上にストリップ部を有するパネルを配置し、つぎにロック溝を有するパネルの長手継目縁をストリップ部を有するパネルの対応する長手継目縁まで、ロック溝を有するパネルと床との間に一定角度を保持して移動させ、次に両パネルの長手継目縁が係合した後、ロック溝を有するパネルが角度的に降下してロック要素がロック溝内に入る工程、
    (S1−b)
    床の上にロック溝を有するパネルを配置し、次にロック溝を有するパネルの下方にストリップ部を有するパネルを挿入する工程、および
    S2:一対のパネルの短手継目縁を機械的に連接する工程であって、この工程S2は次の工程を含む、
    ストリップ部を有するパネルと、ロック溝を有するパネルを床の上に配置し、
    次にロック要素がロック溝の中にスナップ係合するまでストリップ部を下方に曲げながら、2つのパネルを主面に対して平行に接合させる工程。
  2. 他方のパネルと同一列の隣接するパネルを長手方向に変位させることによって、互いにロックされる短手継目縁(3′,4′)に設けられたロックストリップ部(6′)は下方に曲げられ、ロック要素(8)がロック溝(14′)内にスナップ係合することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 他方のパネルの短手継目縁(3′)にロックされる隣接するパネルの短手継目縁(4′)は、他方のパネルのロック要素(8)と係合するロック溝(14′)を有することを特徴とする請求項1または2のいずれか記載の方法。
  4. 他方のパネルの短手継目縁(4′)にロックされる隣接するパネルの短手継目縁(3′)は、他方のパネルのロック溝(14′)に係合するロック要素(8)を含むロックストリップ部(6′)を有することを特徴とする請求項1または2のいずれか記載の方法。
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