JP3546653B2 - Optical fiber type multi-point physical quantity detector - Google Patents

Optical fiber type multi-point physical quantity detector Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ式多点型物理量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバを用いて、温度、湿度、液体漏洩等の物理量やその分布を一括測定する装置として光ファイバ式多点型物理量検出装置がある。
【0003】
図9は従来の光ファイバ式多点型物理量検出装置のブロック図である。
【0004】
同図に示す装置は、平行な2本の光ファイバ1a,1bの対応した各位置に光分岐器31a〜31n,32a〜32nをそれぞれ設け、各光分岐器31a〜31n,32a〜32n間に光式物理量センサ2a〜2nを接続し、光ファイバ1aの一端に光パルス発生器を接続し、光ファイバ1bの一端に受光器を接続し、受光器に信号処理装置を接続し、光パルス発生器4及び受光器5に最も近い光分岐器310,320間と最も遠い光分岐器31n,32n間をそれぞれ光ファイバ6a,6bで接続したものである。
【0005】
このような光ファイバ系統を有する装置において、光パルス発生器4から一方の光ファイバ1aに送り出された光パルスは、光分岐器31a〜31nでそれぞれ分岐され、各光式物理量センサ2a〜2n或いは光ファイバ6a,6bを通り、光分岐器32a〜32nで合成されて再び他方の光ファイバ1bを通って受光器5に戻り、信号処理装置9で信号処理される。
【0006】
各光式物理量センサ2a〜2nは、その設けられた位置における物理量の変化に応じて透過率が変化するものであり、特に動作がON/OFFの2値的であるため、透過率が約0%或いは約100%のいずれかの状態となる。
【0007】
図11に示すように、受光器5では各光式物理量センサ2a〜2nの計測部8からの距離に対応した遅延時間ごとに光パルス16a,12a〜12n,16bが検出され、センサ部で光パルスが時系列パルス列として得られる。これら各光パルス12a〜12nの大きさから、各センサ出力(物理量)を求めることができる。尚、図11は図9に示した従来の光ファイバ式多点型物理量検出装置によって測定された受信パルス列波形であり、横軸が時間を示し、縦軸が受光器出力を示している。
【0008】
また、同装置は、二つの健全性の自己診断機能を有している。一つは、光ファイバ6aを通った光パルス16aの存在を確認することにより光パルス発生器4が正常に発光しているか否かを確認することができる点である。すなわち、光パルス12a,12b,…が確認されなくなったときに、光パルス発生器4に異常が発生したためか否かが光パルス16aの存在から判断することができる。二つは、光ファイバ6bを通った光パルス16bの存在を確認することによって光ファイバ1a,1bが途中で断線したか否かを確認することができる点である。すなわち、光パルス12a,12b,…が確認されなくなったときに、光ファイバ1a,1bが断線したためか否かが光パルス16bの存在の有無から判断することができる。
【0009】
このような光ファイバ式多点型物理量検出装置は、光源の故障や光ファイバ断線等の装置の故障によってセンサ出力を誤って判断してしまう不具合を防止できるという利点がある。
【0010】
図10は反射型時分割多重方式を用いた従来の光ファイバ式多点型物理量検出装置のブロック図である(Nelson,A.R.,Mchon,D.H.and Gravel,R.L:”Passive
Multiplexing System for Fibre−Optical Sensors”,Appl.Opt,Vol 19,No17,pp2917−2920)。尚、図9に示した従来例と同様の部材には共通の符号を用いた。
【0011】
同図に示す装置は、1本の光ファイバ1の途中に光分岐器31a〜31nを設け、各光分岐器31a〜31nの分岐側に光式物理量センサ1の一端を接続し、各光式物理量センサの他端及び光ファイバ1の一端に反射器41a〜41nをそれぞれ接続し、光ファイバ1の他端に光分岐器310を介して光パルスを発する光パルス発生器4と受光器5とを接続し、受光器5に信号処理装置9を接続したものである。
【0012】
このような光ファイバ系統を有する装置において、光パルス発生器4で発生した光パルスは、光分岐器310を経由して光ファイバ1に送り出され、光分岐器31a〜31nでそれぞれ分岐される。その後、各光式物理量センサ2a〜2nを通り、反射器41a〜41nで反射され、再び各光式物理量センサ2a〜2nを通り、各光分岐器31a〜31nを経由して光ファイバ1に送り戻される。光分岐器310を経由して受光器5に至り、信号処理装置9で信号処理される。
【0013】
同図に示す装置は図9に示す装置と同様に受光器5では各光式物理量センサ2a〜2nの計測部8からの距離に対応した遅延時間ごとに光パルス12a〜12nが検出され、センサ部で光パルスが時系列パルス列として得られる。これら各光パルス12a〜12nの大きさから各センサ出力(物理量)を求めることができる(図11参照)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9、図10に示した装置には、以下のような問題があった。
【0015】
(1) 光源の出力低下等により受光レベルが低下したとき、光式物理量センサが動作していなくても信号レベルが判定しきい値よりも低くなるため、光式物理量センサが動作したものと誤判定してしまう。
【0016】
(2) 光源の出力低下等によりS/Nが低下したとき、光式物理量センサが動作してもノイズが信号に重畳されて判定しきい値よりも高くなるため、光式物理量センサが動作していないと誤判定してしまう。
【0017】
(3) 光ファイバの断線により受光レベルが低下したとき、光式物理量センサが動作していなくても信号レベルが判定しきい値よりも低くなるため、光式物理量センサが動作したと誤判定してしまう。
【0018】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、光源の出力が低下したり、光ファイバが断線しても誤判定のない光ファイバ式多点型物理量検出装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、平行な2本の光ファイバの途中にそれぞれ複数の光分岐器を設け、物理量変化により光損失等が変化する光式物理量センサを両光ファイバの相対応する光分岐器間に接続し、一方の光ファイバの一端に光パルスを発する光源を接続し、他方の光ファイバの一端に光受光器を接続した光ファイバ式多点型物理量検出装置において、上記光式物理量センサのON/OFF動作を検出するしきい値を設定し、両光ファイバの二か所の光分岐器間に光減衰器を接続すると共にその一方の光減衰器が光源からの光パルスを上記しきい値よりも低いレベルの光パルスに減衰して透過するローレベルリファレンスとし、他方の光減衰器がしきい値よりも高いレベルの光パルスに減衰して透過させるハイレベルリファレンスとしたものである。
【0020】
本発明は、光ファイバの途中に複数の光分岐器を設け、各光分岐器の分岐側に物理量変化により光損失等が変化する光式物理量センサの一端を接続し、各光式物理量センサの他端及び光ファイバの一端に反射器をそれぞれ接続し、光ファイバの他端に光分岐器を介して光パルスを発する光源と受光器とを接続した光ファイバ式多点型物理量検出装置において、上記光式物理量センサのON/OFF動作を検出するしきい値を設定し、上記光ファイバの途中に設けられた光分岐器のうち少なくとも一か所は光式物理量センサを接続せずに単に反射させる部分とし、上記光ファイバの途中に設けられた二か所の光分岐器とそれらの反射器間に光減衰器を接続すると共にその一方の光減衰器が光源からの光パルスを上記しきい値よりも低いレベルの光パルスに減衰するローレベルリファレンスとし、他方の光減衰器がしきい値よりも高いレベルの光パルスに減衰するハイレベルリファレンスとしたものである。
【0021】
上記構成に加え本発明は、光源から光パルスを発する代わりにパルス列長2・L・n/C(但し、Lは光源と光源から最も遠い光分岐器までの距離、Cは真空中の光速、nは屈折率)以上を有する疑似ランダムパルス列を送出してもよい。
【0022】
本発明によれば、平行な2本の光ファイバの途中にそれぞれ複数の光分岐器を設け、光式物理量センサを両光ファイバの相対応する光分岐器間に接続し、一方の光ファイバの一端に光パルスを発する光源を接続し、他方の光ファイバの一端に光受光器を接続すると共に、光源から発せられた光パルスが、光式物理量センサのON/OFF動作を検出するしきい値よりも高い低いレベルの光パルスに減衰して透過させる部分(ハイレベルリファレンス梯子)、ノイズレベルよりも高くしきい値よりも低いレベルの光パルスに減衰して透過させる部分(ローレベルリファレンス梯子)を通るように構成する場合には、光源の出力低下によって光源からの光パルスが、ハイレベルリファレンス梯子を透過した際に、しきい値レベルより低い値となるため、光源の出力低下が判るため、動作していない光式物理量センサからの光パルスを本来ハイレベルと判定すべきところを光源の出力低下によってローレベルと誤って判定することがなく、またS/Nの低下によって、ローレベルリファレンス梯子を通った光パルスにノイズが重畳されてしきい値レベルを越えたときには、ノイズが重畳されたことが判るため、動作した光式物理量センサからの光パルスを本来ローレベルと判定すべきところをS/Nの低下によってハイレベルと誤って判定したりするのを防止することができる。
【0023】
また、本発明によれば、光ファイバの途中に複数の光分岐器を設け、各光分岐器の分岐側に光式物理量センサの一端を接続し、各光式物理量センサの他端及び光ファイバの一端に反射器をそれぞれ接続し、光ファイバの他端に光分岐器を介して光パルスを発する光源と受光器とを接続光源から発せられた光パルスが、単に反射させる部分、光式物理量センサのON/OFF動作を検出するしきい値よりも高いレベルの光パルスに減衰して反射する部分(ハイレベルリファレンス)と、ノイズレベルよりも高くしきい値よりも低いレベルの光パルスに減衰して反射させる部分(ローレベルリファレンス)を通るように構成する場合には、上記と同様に、光源の出力低下をハイレベルリファレンスで判定でき、S/Nの低下をローレベルリファレンスで判定でき、光式物理量センサの動作を謝って判定することがない。
【0024】
また受光器で得られる光パルス時系列受光信号のうち、光源に最も近い反射器(近端リファレンス)で反射した光パルスのレベルを監視することにより光源が正常発光しているか否かを判定することができる。
【0025】
光源から最も遠い反射器(遠端リファレンス)で反射した光パルスの信号レベルを監視することにより、光ファイバが断線したか否かを判定することができる。さらにハイレベルリファレンス信号レベルを監視することにより、動作していない光式物理量センサからの光パルスをハイレベルと判定すべきところを光源出力の低下によってローレベルと誤判定するのを防止できる。
【0026】
このように、近端リファレンス、遠端リファレンス、ハイレベルリファレンス及びローレベルリファレンスを用いることにより、光源の発光停止、光ファイバ断線、光源出力の低下及びS/Nの低下による装置の判定誤りを防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0028】
図1は本発明の光ファイバ式多点型物理量検出装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【0029】
光ファイバ1aの途中には複数の光分岐器310,311,312,31a〜31nがこの順番で設けられ、光ファイバ1aに平行な光ファイバ1bには光分岐器320,321,322,32a〜32nが光分岐器310,311,312,31a〜31nに相対応する位置に設けられている。各光分岐器31a〜31n,32a〜32n間には光式物理量センサ2a〜2nが接続されている。これらの光式物理量センサ2a〜2nは、温度、湿度、液体漏洩等の程度に応じて透過率約100%或いは約0%のいずれかを表す信号を出力するセンサである。
【0030】
一方の光ファイバ1aの一端(図では左端)には光パルスを発する光源としての光パルス発生器4が接続され、他方の光ファイバ1bの一端(図では左端)には受光器5が接続されている。受光器5には信号処理装置9が接続されており、光パルス発生器4、受光器5及び信号処理装置9で計測部8が構成されている。
【0031】
計測部8に最も近い光分岐器310及び光分岐器320間と、計測部8から最も遠い光分岐器31n及び光分岐器32n間はそのまま光ファイバ6a,6bで接続されている(それぞれ接続部6a,6bとする)。光ファイバ6aと光式物理量センサ2aとの間の光分岐器311,321間には光減衰器10aが接続され、光分岐器312,322間には光減衰器10bが接続されている。これら光分岐器311,321及び光減衰器10aでハイレベルリファレンス梯子7aが構成され、光分岐器312,322及び光減衰器10bでローレベルリファレンス梯子7bが構成されている。
【0032】
このような光ファイバ系統を有する光ファイバ式多点型物理量検出装置が作動すると、光パルス発生器4から光ファイバ1aに光パルスが発せられ、光ファイバ1aの一端(図では左端)に入射される。光パルス発生器4からの光パルスは、光分岐器31×(×=0,1,2;a,…,n)で分岐され、各光式物理量センサ2a〜2n、接続部6a或いは接続部6b,7a,7bを通り、光分岐器32×(×=0,1,2;a,…,n)で合成されて再び光ファイバ1bを通って受光器5に入射され、信号処理装置9で信号処理される。
【0033】
光パルス発生器4から出射された光パルスは、一方の光ファイバ1a内を伝搬する際、光分岐器31a〜31nで分岐され光ファイバ1a内をそのまま伝搬する光パルス成分と、他方の光ファイバ1b側に枝分かれして伝搬する光パルス成分とに分けられる。
【0034】
この光ファイバ1b側に枝分かれして伝搬した光パルスは、光ファイバ1aと光ファイバ1bとの間に設けられた光式物理量センサ2a〜2nと光分岐器32a〜32nとを経由して光ファイバ1bを通って受光器5に導かれる。信号処理装置9で得られる信号は、光パルス発生器4から各光式物理量センサ2a〜2nを経由して受光器5に至る距離に対応した時間だけ遅延して各光分岐器310,311,312,31a〜31n,320,321,322,32a〜32nを通ってきた光パルスを重ね合わせた光パルスの時系列信号として得られる。
【0035】
図2は、図1に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置によって測定された受信パルス列波形を示す図である。すなわち同図は、光式物理量センサ2bが動作して透過率約0%となり、他の光式物理量センサ2a,2c〜2nが動作せず透過率約100%となり、光パルス発生器4の出力の低下やS/Nの低下という装置故障が生じていない状況での受信信号の波形を示したものである。16aは光パルス発生器4が発光しているか否かを判定するための接続部6aを通った光パルス、16bは光ファイバ1a及び光ファイバ1bが断線しているか否かを判定するための接続部6bを通った光パルス、17aはハイレベルリファレンス梯子を通った光パルス、17bはローレベルリファレンス梯子を通った光パルスをそれぞれ示している。
【0036】
12a,12b,12nはそれぞれ光式物理量センサ2a,2b,2nを通った光パルスである。同図に示すように小さいノイズ21があるものの、光源出力と各光パルスのS/Nは十分に大きく、しきい値レベル22を基準として、各光パルス12a,12b,…,12nのレベルがハイレベルかローレベルかを確実に判定することができる。
【0037】
もし、光源出力の低下という装置の故障があった場合には図3に示すように、時系列の光パルス12a,12b,…,12nのレベルが全体的に下がる。例えば光式物理量センサ2aは動作せず光パルス12aはハイレベルであるのに、しきい値レベル22よりも下のローレベルであると誤って判定してしまうおそれがある。しかし、光式物理量センサ2aの出力をローレベルであると誤って判定してしまう前に、光パルス12aよりもわずかにレベルの低いハイレベルリファレンス梯子7aからの光パルスのレベル17aがハイレベルからローレベルに変るので(41)、判定誤りが起こる前に光源の出力低下を検出することができる。尚、図3は図1に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置の光源の出力が低下した時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【0038】
また、もし、S/Nの低下という装置の故障が生じた場合には、図4に示すようにノイズ21が大きくなり、光パルス12bに大きなノイズ21が重畳する。その結果、光式物理量センサ2bは動作して光パルス12bはローレベルであるのに、しきい値レベル22よりも高いハイレベルであると誤判定してしまうおそれがある。しかし、光式物理量センサの出力をハイレベルであると誤判定する前に、光パルス12bよりもわずかにレベルの高いローレベルリファレンス梯子からの光パルスのレベル17bにノイズ21が重畳してローレベルからハイレベルに変るので(42)、誤判定が起こる前にS/Nの低下を検出できる。尚、図4は図1に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置のS/Nが低下した時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【0039】
このようにして、光源の出力低下及びS/Nの低下という装置故障によりセンサの出力を誤判定する前に、装置の故障を検知できるので高い信頼性を得ることができる。
【0040】
尚、本実施の形態では、光パルス発生器4が正常に発光しているか否かを判定するための接続部6aと、光パルス発生器4の出力低下を検知するためのハイレベルリファレンス梯子7aを別々に設けたが、接続部6aの役割をハイレベルリファレンス梯子7aに兼ねさせてもよい。また、ハイレベルリファレンス梯子7aとローレベルリファレンス梯子7bとは、2本の光ファイバ1a,1bの間の任意の場所に挿入してもよい。
【0041】
さらにハイレベルリファレンス梯子からの信号を他の梯子から戻ってくる光パルスよりも小さくしたり、ローレベルリファレンス梯子をノイズレベルよりも大きなレベルとするために、ハイレベルリファレンス梯子やローレベルリファレンス梯子に光減衰器を挿入する代わりに光分岐器311,321,322の分岐比等を調整してもよく、分岐比の調整と光減衰器の減衰率の調整の両方を行ってもよい。
【0042】
さらにまた、光パルス発生器から発せられるパルス列は、単パルスを発生する方式に限定されず、疑似ランダム符号パルス列を発生する方式でもよい。ここで、単パルス方式では、光パルス発生器から最も遠方に位置する光分岐器と光パルス発生器までの距離をL、真空中の光速をC、光ファイバの屈折率をnとしたときに、光パルス発生器からの単パルスの発生時間間隔を2・L・n/C以上離して送出するのが好ましい。また、疑似ランダム方式では、パルス列長が2・L・n/C以上の疑似ランダム符号パルス列に規定されるパルス列を送出するのが好ましい。尚、疑似ランダム方式を用いる場合には、信号処理装置に疑似ランダム信号を復調するための機能が追加される。
【0043】
図5は本発明の光ファイバ式多点型物理量検出装置の他の実施の形態を示すブロック図である。尚、図1に示した装置と同様の部材には共通の符号を用いた。
【0044】
図1に示した実施の形態との相違点は、図1に示した装置の光ファイバ系統の形状が梯子型であるのに対し、図2に示した装置の光ファイバ系統の形状が櫛型である点である。
【0045】
図5に示す光ファイバ式多点型物理量検出装置は、1本の光ファイバ1と、光ファイバ1の途中に設けられた複数の光分岐器310,311,312,31a〜31nと、光ファイバ1の一端(図では左端)に接続された光パルス発生器4と、光分岐器310の分岐側に接続された受光器5と、受光器5に接続された信号処理装置9と、一端が光分岐器31a〜31nの分岐側に接続された光式物理量センサ2a〜2nと、光式物理量センサ2a〜2nの他端に接続された反射器41a〜41nと、一端が光分岐器312,313にそれぞれ接続された光減衰器10a,10bと、光減衰器10a,10bの他端にそれぞれ接続された反射器412,413と、光分岐器311の分岐側に接続された光ファイバ(接続部)6aと、光ファイバ6aの他端に接続された反射器411と、一端が光分岐器31nの透過側に接続された光ファイバ(接続部)6bと、光ファイバ6bの他端に接続された反射器414とで構成されている。また、光パルス発生器4、光分岐器310、受光器5及び信号処理装置9で計測部8が構成され、光分岐器312,光減衰器10a及び反射器412でハイレベルリファレンスが構成され、光分岐器313,光減衰器10b及び反射器413でローレベルリファレンスが構成されている。計測部8に最も近い光ファイバ6aを近端リファレンスとし、計測部8から最も遠い光ファイバ6bを遠端リファレンスとする。
【0046】
このような光ファイバ式多点型物理量検出装置が作動すると、光パルス発生器4で発生した光パルスは、光分岐器310を経由して光ファイバ1の一端に入射され、光分岐器311〜313,31a〜31nで分岐される。分岐された光パルスは、各光式物理量センサ2a〜2n、近端リファレンス,遠端リファレンス、ハイレベルリファレンス及びローレベルリファレンスを通り、反射器411〜414,41a〜41nで反射され、再び各光式物理量センサ2a〜2n、近端リファレンス,遠端リファレンス、ハイレベルリファレンス及びローレベルリファレンスを通り、各光分岐器31a〜31nを経由して光ファイバ1に送り戻される。光ファイバ1に送り戻された光パルスは、光分岐器310を経由して受光器5に至り、信号処理装置9で信号処理される。信号処理装置9で得られる信号は、光パルス発生器4から各光分岐器311,312,313,31a〜31n、各光式物理量センサ2a〜2n及び反射器411〜414,41a〜41nを経由して受光器5に至る距離に対応した時間だけ遅延した各光分岐器311,312,313,31a〜31nを通ってきた光パルスを重畳させた光パルスの時系列信号として得られる。
【0047】
図6は、図5に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置が健全な状態の時に測定された受信パルス列波形を示す図である。すなわち、光式物理量センサ2bが作動して透過率約0%となり、他の光式物理量センサは作動せず透過率約100%となり、かつ、光パルス発生器4の発光停止、光ファイバ断線、光パルス発生器4の出力低下及びS/Nの低下という装置故障が生じていない状況での受信信号の波形を示したものである。
【0048】
116aは光パルス発生器4が発光しているか否かを判定するための接続部6aを通った光パルス、116bは光ファイバ1が断線しているか否かを判定するための接続部6bを通った光パルス、117aはハイレベルリファレンス7aを通った光パルス、117bはローレベルリファレンス7bを通った光パルスである。112a,112b,112nは、それぞれ光式物理量センサ2a,2b,2nを通った光パルスである。小さいノイズ121があるものの光パルス発生器4の出力と各光パルスのS/Nは十分に大きく、しきい値レベル122を基準として各光パルスレベル112a,112b,…,112nのレベルがハイレベルかローレベルかを確実に判定することができる。
【0049】
ここで、もし光パルス発生器4の発光停止という装置故障が生じた場合には、近端リファレンス6aからの光パルスのレベル116aが消失することにより検出できる。また、光ファイバ断線という装置故障が生じた場合には、遠端リファレンス6bからの光パルス116bが消失することによりこれを検出することができる。
【0050】
また、もし、光パルス発生器4の出力低下という装置故障が生じた場合には、図7に示すように時系列パルス列112a,112b,…,112nのレベルが全体的に下がり、例えば光式物理量センサ2aは作動せず、光パルス112aはハイレベルであるのに、しきい値レベル122よりも低いローレベルであると誤判定するおそれがある。しかし、光式物理量センサ2aの出力をローレベルと誤判定する前に、光パルス112aよりもわずかにレベルの低いハイレベルリファレンス7aからの光パルスのレベル117aがハイレベルからローレベルに変るので(141)、誤判定が起こる前に光パルス発生器4の出力低下を検出できる。尚、図7は図5に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置の光源の出力が低下した時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【0051】
また、もしS/Nの低下という装置の故障が生じた場合には、図8に示すようにノイズ121が大きくなり、光パルス112bに大きなノイズが重畳される。その結果、光式物理量センサ2bは動作して光パルス112bはローレベルであるのに、しきい値レベル122よりも高いハイレベルであると誤判定するおそれが生じる。しかし、光式物理量センサの出力をハイレベルと誤判定する前に、光パルス112bよりもわずかにレベルの高いローレベルリファレンス7bからの光パルスのレベル117bにノイズ121が重畳してローレベルからハイレベルに変るので(142)、誤判定が起こる前にS/Nの低下を検出することができる。尚、図8は図5に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置のS/Nが低下した時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【0052】
このようにして、光パルス発生器4の発光停止、光ファイバ断線、光パルス発生器4の出力低下及びS/Nの低下という装置故障により光式物理量センサの出力を誤って判定する前に装置の故障を検知できる信頼性の高い光ファイバ式多点型物理量検出装置が得られる。
【0053】
尚、本実施の形態では、光パルス発生器4が正常に発光しているか否かを判定するための接続部6aと、光パルス発生器4の出力低下を検知するためのハイレベルリファレンス7aを別々に設けたが、接続部6aの役割をハイレベルリファレンス7aに兼ねさせてもよい。また、ハイレベルリファレンス7aとローレベルリファレンス7bとは、光ファイバ1の任意の場所に挿入してもよい。
【0054】
さらにハイレベルリファレンスからの信号を他の梯子から戻ってくる光パルスよりも小さくしたり、ローレベルリファレンスをノイズレベルよりも大きなレベルとするために、ハイレベルリファレンスやローレベルリファレンスに光減衰器を挿入する代わりに光分岐器31a〜31nの分岐比等を調整してもよく、分岐比の調整と光減衰器の減衰率の調整の両方を行ってもよい。
【0055】
さらにまた、光パルス発生器から発せられるパルス列は、単パルスを発生する方式に限定されず、疑似ランダム符号パルス列を発生する方式でもよい。ここで、単パルス方式では、光パルス発生器から最も遠方に位置する光分岐器と光パルス発生器までの距離をL、真空中の光速をC、光ファイバの屈折率をnとしたときに、光パルス発生器からの単パルスの発生時間間隔を2・L・n/C以上離して送出するのが好ましい。また、疑似ランダム方式では、パルス列長が2・L・n/C以上の疑似ランダム符号パルス列に規定されるパルス列を送出するのが好ましい。尚、疑似ランダム方式を用いる場合には、信号処理装置に疑似ランダム信号を復調するための機能が追加される。
【0056】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0057】
光ファイバ式多点型物理量検出装置において、近端リファレンス、遠端リファレンス、ハイレベルリファレンス及びローレベルリファレンスを用いて光パルスの有無を検出することにより、光源の出力が低下したり、S/N比が低下してノイズが信号に重畳されたり、光ファイバが断線しても誤判定のない光ファイバ式多点型物理量検出装置の提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ式多点型物理量検出装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置が健全な状態の時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【図3】図1に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置の光源の出力が低下した時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【図4】図1に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置のS/Nが低下した時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【図5】本発明の光ファイバ式多点型物理量検出装置の他の実施の形態を示すブロック図である。
【図6】図5に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置が健全な状態の時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【図7】図5に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置の光源の出力が低下した時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【図8】図5に示した光ファイバ式多点型物理量検出装置のS/Nが低下した時に測定された受信パルス列波形を示す図である。
【図9】従来の光ファイバ式多点型物理量検出装置のブロック図である。
【図10】反射型時分割多重方式を用いた従来の光ファイバ式多点型物理量検出装置のブロック図である。
【図11】図9、図10に示した従来の光ファイバ式多点型物理量検出装置によって測定された受信パルス列波形である。
【符号の説明】
1,1a,1b 光ファイバ
2a〜2n 光式物理量センサ
310〜313,31a〜31n 光分岐器
4 光源(光パルス発生器)
411〜414,41a〜41n 反射器
5 受光器
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber type multipoint physical quantity detection device.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art An optical fiber type multi-point physical quantity detection device is known as a device for collectively measuring physical quantities such as temperature, humidity, and liquid leakage and their distribution using an optical fiber.
[0003]
FIG. 9 is a block diagram of a conventional optical fiber type multipoint physical quantity detection device.
[0004]
The device shown in the figure is provided with optical splitters 31a to 31n and 32a to 32n at corresponding positions of two parallel optical fibers 1a and 1b, respectively, and between the optical splitters 31a to 31n and 32a to 32n. Optical physical quantity sensors 2a to 2n are connected, an optical pulse generator is connected to one end of optical fiber 1a, a light receiver is connected to one end of optical fiber 1b, a signal processing device is connected to the light receiver, and an optical pulse is generated. The optical splitters 310 and 320 that are closest to the optical device 4 and the photodetector 5 and the optical splitters 31n and 32n that are farthest are connected by optical fibers 6a and 6b, respectively.
[0005]
In an apparatus having such an optical fiber system, the optical pulse sent from the optical pulse generator 4 to one optical fiber 1a is branched by the optical splitters 31a to 31n, and the optical physical quantity sensors 2a to 2n or The light passes through the optical fibers 6a and 6b, is combined by the optical splitters 32a to 32n, returns to the light receiver 5 again through the other optical fiber 1b, and is processed by the signal processing device 9.
[0006]
Each of the optical physical quantity sensors 2a to 2n has a transmittance that changes in accordance with a change in the physical quantity at the position where the sensor is provided. In particular, since the operation is binary, ie, ON / OFF, the transmittance is about 0. % Or about 100%.
[0007]
As shown in FIG. 11, the light receiver 16 detects light pulses 16a, 12a to 12n, and 16b for each delay time corresponding to the distance from the measuring unit 8 of each of the optical physical quantity sensors 2a to 2n. The pulses are obtained as a time series pulse train. Each sensor output (physical quantity) can be obtained from the magnitude of each of the light pulses 12a to 12n. FIG. 11 shows a waveform of a received pulse train measured by the conventional optical fiber type multi-point physical quantity detection device shown in FIG. 9, in which the horizontal axis represents time and the vertical axis represents the light receiver output.
[0008]
The device has two self-diagnostic functions of soundness. One is that it is possible to confirm whether or not the optical pulse generator 4 normally emits light by confirming the existence of the optical pulse 16a passing through the optical fiber 6a. That is, when the optical pulses 12a, 12b,... Are no longer confirmed, it can be determined from the presence of the optical pulse 16a whether or not an abnormality has occurred in the optical pulse generator 4. The second point is that it is possible to confirm whether or not the optical fibers 1a and 1b are disconnected halfway by confirming the presence of the optical pulse 16b passing through the optical fiber 6b. That is, when the optical pulses 12a, 12b,... Are no longer confirmed, it can be determined from the presence or absence of the optical pulse 16b whether or not the optical fibers 1a, 1b are disconnected.
[0009]
Such an optical fiber type multipoint type physical quantity detection device has an advantage that it is possible to prevent a problem that a sensor output is erroneously determined due to a device failure such as a failure of a light source or a disconnection of an optical fiber.
[0010]
FIG. 10 is a block diagram of a conventional optical fiber type multipoint physical quantity detection device using the reflection type time division multiplexing method (Nelson, AR, Mchon, DH and Gravel, RL: "). Passive
(Multiplexing System for Fiber-Optical Sensors ", Appl. Opt, Vol 19, No. 17, pp 2917-2920) The same reference numerals are used for the same members as those in the conventional example shown in FIG.
[0011]
In the device shown in FIG. 1, optical splitters 31a to 31n are provided in the middle of one optical fiber 1, and one end of the optical physical quantity sensor 1 is connected to the branch side of each of the optical splitters 31a to 31n. Reflectors 41a to 41n are connected to the other end of the physical quantity sensor and one end of the optical fiber 1, respectively, and an optical pulse generator 4 and an optical receiver 5 which emit an optical pulse to the other end of the optical fiber 1 via an optical splitter 310. Are connected, and the signal processing device 9 is connected to the light receiver 5.
[0012]
In an apparatus having such an optical fiber system, the optical pulse generated by the optical pulse generator 4 is sent out to the optical fiber 1 via the optical splitter 310, and is split by the optical splitters 31a to 31n. Thereafter, the light passes through the optical physical quantity sensors 2a to 2n, is reflected by the reflectors 41a to 41n, passes again through the optical physical quantity sensors 2a to 2n, and is sent to the optical fiber 1 via the optical splitters 31a to 31n. Will be returned. The light reaches the light receiver 5 via the optical splitter 310, and the signal is processed by the signal processor 9.
[0013]
In the device shown in the figure, like the device shown in FIG. 9, the optical receiver 5 detects light pulses 12 a to 12 n at each delay time corresponding to the distance from the measuring unit 8 of each of the optical physical quantity sensors 2 a to 2 n. The optical pulse is obtained as a time-series pulse train in the section. Each sensor output (physical quantity) can be obtained from the magnitude of each of the light pulses 12a to 12n (see FIG. 11).
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
However, the devices shown in FIGS. 9 and 10 have the following problems.
[0015]
(1) When the light receiving level decreases due to a decrease in the output of the light source or the like, the signal level becomes lower than the determination threshold value even if the optical physical quantity sensor is not operating. Judge.
[0016]
(2) When the S / N decreases due to a decrease in the output of the light source or the like, even if the optical physical quantity sensor operates, noise is superimposed on the signal and becomes higher than the determination threshold, so that the optical physical quantity sensor operates. If not, it will be misjudged.
[0017]
(3) When the light receiving level is reduced due to the disconnection of the optical fiber, the signal level becomes lower than the determination threshold even if the optical physical quantity sensor is not operating, so that it is erroneously determined that the optical physical quantity sensor has operated. Would.
[0018]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to solve the above-mentioned problems and to provide an optical fiber type multipoint physical quantity detection device which does not cause an erroneous determination even when the output of a light source is reduced or the optical fiber is disconnected.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an optical physical quantity sensor in which a plurality of optical splitters are provided in the middle of two parallel optical fibers, and an optical loss or the like that changes due to a physical quantity change corresponds to the phase of the two optical fibers. In the optical fiber type multipoint physical quantity detection device connected between the optical splitters, one end of one optical fiber is connected to a light source that emits a light pulse, and one end of the other optical fiber is connected to an optical receiver.A threshold for detecting the ON / OFF operation of the optical physical quantity sensor is set, an optical attenuator is connected between two optical splitters of both optical fibers, and one of the optical attenuators is connected to a light source. A high-level reference that attenuates an optical pulse to an optical pulse having a level lower than the threshold and transmits the same, and the other optical attenuator attenuates and transmits an optical pulse having a level higher than the threshold.It is what it was.
[0020]
The present invention provides a plurality of optical splitters in the middle of an optical fiber, and connects one end of an optical physical quantity sensor whose optical loss or the like changes due to a change in physical quantity on the branch side of each optical splitter. In the optical fiber type multi-point physical quantity detection device in which a reflector is connected to the other end and one end of the optical fiber, respectively, and a light source and a light receiver that emit a light pulse via an optical splitter are connected to the other end of the optical fiber.A threshold for detecting the ON / OFF operation of the optical physical quantity sensor is set, and at least one of the optical splitters provided in the middle of the optical fiber is simply reflected without connecting the optical physical quantity sensor. An optical attenuator is connected between two optical splitters provided in the middle of the optical fiber and their reflectors, and one of the optical attenuators is used to generate a light pulse from the light source. A low-level reference that attenuates to light pulses of a lower level than the value, and a high-level reference that the other optical attenuator attenuates to light pulses of a higher level than the thresholdIt is what it was.
[0021]
In addition to the above configuration, the present invention provides a pulse train length of 2 · L · n / C (where L is the distance between the light source and the farthest optical splitter, C is the speed of light in a vacuum, instead of emitting a light pulse from the light source, (n is a refractive index) or more.
[0022]
According to the present invention, a plurality of optical splitters are respectively provided in the middle of two parallel optical fibers, an optical physical quantity sensor is connected between the optical splitters corresponding to the two optical fibers, and one of the optical fibers is connected. A light source that emits a light pulse is connected to one end, and an optical receiver is connected to one end of the other optical fiber, and the light pulse emitted from the light source isAttenuates to a low-level light pulse higher than the threshold for detecting the ON / OFF operation of the optical physical quantity sensorTransmission part (high-level reference ladder)When, Higher than the noise levelAttenuates to light pulses below the thresholdIn the case of passing through the transmitting part (low-level reference ladder),When the light pulse from the light source is transmitted through the high-level reference ladder due to a decrease in the output of the light source, the value of the light pulse becomes lower than the threshold level.Light pulses from an inactive optical physical quantity sensorOriginallyIncorrect judgment of low level due to decrease in output of light sourceWhen the noise is superimposed on the light pulse passing through the low-level reference ladder due to the decrease in S / N and exceeds the threshold level, it is known that the noise is superimposed.Light pulses from the operated optical physical quantity sensorOriginallyIt is possible to prevent a portion to be determined as a low level from being erroneously determined as a high level due to a decrease in S / N.
[0023]
According to the present invention, a plurality of optical splitters are provided in the middle of the optical fiber, one end of the optical physical quantity sensor is connected to the branch side of each optical splitter, and the other end of each optical physical quantity sensor and the optical fiber The reflector is connected to one end of the optical fiber, and the other end of the optical fiber is connected to a light source and a light receiver that emit light pulses via an optical splitter.Attenuates to an optical pulse with a level higher than the threshold for detecting the ON / OFF operation of the optical physical quantity sensorReflecting part (high level reference)When,Higher than the noise levelAttenuates and reflects light pulses below the thresholdPart to be made (low level reference)Pass throughIf you configureSimilarly to the above, a decrease in the output of the light source can be determined by the high-level reference, and a decrease in the S / N can be determined by the low-level reference.
[0024]
Also, it is determined whether or not the light source emits light normally by monitoring the level of the light pulse reflected by the reflector (near-end reference) closest to the light source among the light pulse time-series light-receiving signals obtained by the light receiver. be able to.
[0025]
By monitoring the signal level of the light pulse reflected by the reflector (far end reference) farthest from the light source, it is possible to determine whether or not the optical fiber is broken. Further, by monitoring the high-level reference signal level, it is possible to prevent a light pulse from an inactive optical physical quantity sensor from being determined as a high level from being erroneously determined as a low level due to a decrease in the light source output.
[0026]
As described above, by using the near-end reference, the far-end reference, the high-level reference, and the low-level reference, it is possible to prevent the stop of light emission of the light source, the disconnection of the optical fiber, the reduction of the output of the light source, and the determination error of the device due to the reduction of the S / N. can do.
[0027]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0028]
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of an optical fiber type multipoint type physical quantity detection device according to the present invention.
[0029]
In the middle of the optical fiber 1a, a plurality of optical splitters 310, 311, 312, 31a to 31n are provided in this order, and in the optical fiber 1b parallel to the optical fiber 1a, the optical splitters 320, 321, 322, 32a. 32n is provided at a position corresponding to the optical splitters 310, 311, 312, 31a to 31n. Optical physical quantity sensors 2a to 2n are connected between the respective optical splitters 31a to 31n and 32a to 32n. These optical physical quantity sensors 2a to 2n are sensors that output a signal indicating either a transmittance of about 100% or about 0% according to the degree of temperature, humidity, liquid leakage, and the like.
[0030]
One end (left end in the figure) of one optical fiber 1a is connected to an optical pulse generator 4 as a light source for emitting a light pulse, and the other end of the optical fiber 1b (left end in the figure) is connected to a light receiver 5. ing. A signal processing device 9 is connected to the light receiver 5, and the optical pulse generator 4, the light receiver 5, and the signal processing device 9 constitute a measuring unit 8.
[0031]
The optical fibers 6a and 6b are directly connected between the optical splitters 310 and 320 closest to the measuring unit 8 and between the optical splitters 31n and 32n farthest from the measuring unit 8 (the respective connecting portions). 6a, 6b). An optical attenuator 10a is connected between the optical splitters 311 and 321 between the optical fiber 6a and the optical physical quantity sensor 2a, and an optical attenuator 10b is connected between the optical splitters 312 and 322. The optical splitters 311 and 321 and the optical attenuator 10a constitute a high-level reference ladder 7a, and the optical splitters 312 and 322 and the optical attenuator 10b constitute a low-level reference ladder 7b.
[0032]
When the optical fiber type multi-point physical quantity detection device having such an optical fiber system operates, an optical pulse is emitted from the optical pulse generator 4 to the optical fiber 1a and is incident on one end (the left end in the figure) of the optical fiber 1a. You. The optical pulse from the optical pulse generator 4 is split by an optical splitter 31 × (× = 0, 1, 2; a,..., N), and each of the optical physical quantity sensors 2a to 2n, the connection unit 6a or the connection unit. After passing through 6b, 7a, 7b, they are combined by the optical branching device 32 × (× = 0, 1, 2; a,..., N), and again incident on the light receiving device 5 through the optical fiber 1b. Signal processing.
[0033]
When the optical pulse emitted from the optical pulse generator 4 propagates through one optical fiber 1a, the optical pulse component is branched by the optical splitters 31a to 31n and propagates as it is through the optical fiber 1a, and the other optical fiber It is divided into an optical pulse component that branches and propagates to the 1b side.
[0034]
The optical pulse branched and propagated on the optical fiber 1b side passes through the optical physical quantity sensors 2a to 2n and the optical splitters 32a to 32n provided between the optical fiber 1a and the optical fiber 1b. The light is guided to the light receiver 5 through 1b. The signal obtained by the signal processing device 9 is delayed by a time corresponding to the distance from the optical pulse generator 4 to the light receiver 5 via each of the optical physical quantity sensors 2a to 2n, and is then delayed by each of the optical splitters 310, 311, It is obtained as a time-series signal of optical pulses obtained by superimposing optical pulses that have passed through 312, 31a to 31n, 320, 321, 322, and 32a to 32n.
[0035]
FIG. 2 is a diagram showing a waveform of a received pulse train measured by the optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIG. That is, in the figure, the optical physical quantity sensor 2b operates and the transmittance becomes about 0%, the other optical physical quantity sensors 2a and 2c to 2n do not operate and the transmittance becomes about 100%, and the output of the optical pulse generator 4 is output. FIG. 6 shows a waveform of a received signal in a state where no device failure such as a decrease in S / N or a decrease in S / N occurs. 16a is an optical pulse that has passed through the connecting portion 6a for determining whether the optical pulse generator 4 is emitting light, and 16b is a connection for determining whether the optical fiber 1a and the optical fiber 1b are disconnected. The light pulse passing through the portion 6b, the light pulse 17a passing through the high-level reference ladder, and the light pulse 17b passing through the low-level reference ladder are respectively shown.
[0036]
Reference numerals 12a, 12b, and 12n denote light pulses that have passed through the optical physical quantity sensors 2a, 2b, and 2n, respectively. As shown in the figure, although there is a small noise 21, the S / N of the light source output and each light pulse is sufficiently large, and the level of each light pulse 12a, 12b,. It is possible to reliably determine whether the signal is a high level or a low level.
[0037]
If there is a device failure such as a decrease in light source output, as shown in FIG. 3, the levels of the time-series light pulses 12a, 12b,... For example, the optical physical quantity sensor 2a does not operate and the optical pulse 12a is at a high level, but may be erroneously determined to be at a low level below the threshold level 22. However, before the output of the optical physical quantity sensor 2a is erroneously determined to be at the low level, the level 17a of the optical pulse from the high-level reference ladder 7a slightly lower than the level of the optical pulse 12a is changed from the high level. Since it changes to a low level (41), it is possible to detect a decrease in the output of the light source before a determination error occurs. FIG. 3 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the output of the light source of the optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIG. 1 is reduced.
[0038]
Also, if a device failure such as a decrease in S / N occurs, the noise 21 increases as shown in FIG. 4, and the large noise 21 is superimposed on the optical pulse 12b. As a result, the optical physical quantity sensor 2b may operate and the optical pulse 12b may be at a low level, but may be erroneously determined to be at a high level higher than the threshold level 22. However, before the output of the optical physical quantity sensor is erroneously determined to be at the high level, the noise 21 is superimposed on the level 17b of the optical pulse from the low-level reference ladder slightly higher than the optical pulse 12b, and the To a high level (42), it is possible to detect a decrease in S / N before erroneous determination occurs. FIG. 4 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the S / N of the optical fiber type multi-point physical quantity detection device shown in FIG. 1 is reduced.
[0039]
In this manner, a failure of the device can be detected before the output of the sensor is erroneously determined due to a device failure such as a decrease in the output of the light source and a decrease in S / N, so that high reliability can be obtained.
[0040]
In the present embodiment, a connection section 6a for determining whether the optical pulse generator 4 emits light normally and a high-level reference ladder 7a for detecting a decrease in the output of the optical pulse generator 4 Are provided separately, but the role of the connection portion 6a may also serve as the high-level reference ladder 7a. Further, the high-level reference ladder 7a and the low-level reference ladder 7b may be inserted at an arbitrary position between the two optical fibers 1a and 1b.
[0041]
In order to make the signal from the high-level reference ladder smaller than the light pulse returning from the other ladders, or to make the low-level reference ladder a level higher than the noise level, the high-level reference ladder and the low-level reference ladder are used. Instead of inserting the optical attenuator, the branching ratio of the optical branching units 311, 321 and 322 may be adjusted, and both the adjustment of the branching ratio and the adjustment of the attenuation rate of the optical attenuator may be performed.
[0042]
Furthermore, the pulse train emitted from the optical pulse generator is not limited to a system that generates a single pulse, but may be a system that generates a pseudo-random code pulse train. Here, in the single pulse system, when the distance between the optical pulse generator and the optical pulse generator located farthest from the optical pulse generator is L, the speed of light in vacuum is C, and the refractive index of the optical fiber is n. It is preferable to transmit the single pulse from the optical pulse generator at an interval of 2 · L · n / C or more. In the pseudo-random system, it is preferable to transmit a pulse train defined as a pseudo-random code pulse train having a pulse train length of 2 · L · n / C or more. When using the pseudo-random method, a function for demodulating the pseudo-random signal is added to the signal processing device.
[0043]
FIG. 5 is a block diagram showing another embodiment of the optical fiber type multipoint physical quantity detection device of the present invention. The same members as those in the apparatus shown in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals.
[0044]
The difference from the embodiment shown in FIG. 1 is that the optical fiber system of the apparatus shown in FIG. 1 is of a ladder type, whereas the optical fiber system of the apparatus shown in FIG. 2 is of a comb type. That is.
[0045]
The optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIG. 5 includes one optical fiber 1, a plurality of optical splitters 310, 311, 312, 31 a to 31 n provided in the middle of the optical fiber 1, 1, an optical pulse generator 4 connected to one end (the left end in the figure), a light receiver 5 connected to the branch side of the optical splitter 310, a signal processing device 9 connected to the light receiver 5, and one end. Optical physical quantity sensors 2a to 2n connected to the branch sides of the optical splitters 31a to 31n, reflectors 41a to 41n connected to the other ends of the optical physical quantity sensors 2a to 2n, and one end of the optical splitter 312. 313, optical reflectors 412, 413 connected to the other ends of the optical attenuators 10a, 10b, and an optical fiber connected to the branch side of the optical splitter 311 (connection Part) 6a and optical fiber a, a reflector 411 connected to the other end, an optical fiber (connection portion) 6b having one end connected to the transmission side of the optical branching device 31n, and a reflector 414 connected to the other end of the optical fiber 6b. It is configured. The optical pulse generator 4, the optical splitter 310, the light receiver 5, and the signal processing device 9 constitute a measuring unit 8, and the optical splitter 312, the optical attenuator 10a, and the reflector 412 constitute a high-level reference. The optical splitter 313, the optical attenuator 10b, and the reflector 413 constitute a low-level reference. The optical fiber 6a closest to the measuring unit 8 is set as a near-end reference, and the optical fiber 6b farthest from the measuring unit 8 is set as a far-end reference.
[0046]
When such an optical fiber type multi-point physical quantity detector operates, the optical pulse generated by the optical pulse generator 4 is incident on one end of the optical fiber 1 via the optical splitter 310, and It branches at 313, 31a to 31n. The branched optical pulses pass through the optical physical quantity sensors 2a to 2n, the near-end reference, the far-end reference, the high-level reference, and the low-level reference, are reflected by the reflectors 411 to 414, and 41a to 41n, and are returned to the respective light beams. After passing through the physical quantity sensors 2a to 2n, the near-end reference, the far-end reference, the high-level reference, and the low-level reference, the light is sent back to the optical fiber 1 via the optical splitters 31a to 31n. The optical pulse sent back to the optical fiber 1 reaches the optical receiver 5 via the optical splitter 310 and is processed by the signal processor 9. The signal obtained by the signal processing device 9 passes from the optical pulse generator 4 to each of the optical splitters 311, 312, 313, 31a to 31n, each of the optical physical quantity sensors 2a to 2n, and the reflectors 411 to 414, 41a to 41n. As a result, it is obtained as a time-series signal of an optical pulse in which the optical pulses that have passed through the respective optical splitters 311, 312, 313, 31a to 31n delayed by a time corresponding to the distance to the light receiver 5 are superimposed.
[0047]
FIG. 6 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIG. 5 is in a healthy state. That is, the optical physical quantity sensor 2b is activated to have a transmittance of about 0%, the other optical physical quantity sensors are not activated and the transmittance is about 100%, and the light emission of the optical pulse generator 4 is stopped, the optical fiber is disconnected, and the like. FIG. 6 shows a waveform of a received signal in a state where no device failure such as a decrease in output of the optical pulse generator 4 and a decrease in S / N occurs.
[0048]
Reference numeral 116a denotes an optical pulse passing through the connecting portion 6a for determining whether the optical pulse generator 4 emits light, and 116b denotes a light pulse passing through the connecting portion 6b for determining whether the optical fiber 1 is disconnected. The light pulse 117a is a light pulse that has passed through the high-level reference 7a, and the light pulse 117b is a light pulse that has passed through the low-level reference 7b. 112a, 112b, and 112n are light pulses that have passed through the optical physical quantity sensors 2a, 2b, and 2n, respectively. Although there is a small noise 121, the output of the optical pulse generator 4 and the S / N of each optical pulse are sufficiently large, and the levels of the optical pulse levels 112a, 112b,. Or low level.
[0049]
Here, if a device failure such as light emission stoppage of the optical pulse generator 4 occurs, it can be detected by the disappearance of the level 116a of the optical pulse from the near-end reference 6a. When a device failure such as an optical fiber disconnection occurs, the optical pulse 116b from the far-end reference 6b disappears, which can be detected.
[0050]
If a device failure such as a decrease in the output of the optical pulse generator 4 occurs, as shown in FIG. 7, the levels of the time-series pulse trains 112a, 112b,... The sensor 2a does not operate, and the optical pulse 112a is at a high level, but may be erroneously determined to be at a low level lower than the threshold level 122. However, before the output of the optical physical quantity sensor 2a is erroneously determined to be low, the level 117a of the optical pulse from the high-level reference 7a, which is slightly lower than the level of the optical pulse 112a, changes from high to low. 141), it is possible to detect a decrease in the output of the optical pulse generator 4 before erroneous determination occurs. FIG. 7 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the output of the light source of the optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIG. 5 is reduced.
[0051]
Also, if a device failure such as a decrease in S / N occurs, the noise 121 increases as shown in FIG. 8 and a large noise is superimposed on the optical pulse 112b. As a result, although the optical physical quantity sensor 2b operates and the optical pulse 112b is at the low level, there is a possibility that the optical pulse 112b is erroneously determined to be at the high level higher than the threshold level 122. However, before the output of the optical physical quantity sensor is erroneously determined to be at the high level, the noise 121 is superimposed on the level 117b of the optical pulse from the low-level reference 7b, which is slightly higher than the optical pulse 112b, and the noise is superimposed from the low level. Since the level changes to (142), a decrease in S / N can be detected before an erroneous determination occurs. FIG. 8 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the S / N of the optical fiber type multi-point physical quantity detection device shown in FIG. 5 is reduced.
[0052]
In this way, before the light pulse generator 4 stops emitting light, the optical fiber is disconnected, the output of the optical pulse generator 4 is reduced, and the output of the optical pulse sensor 4 is reduced, the output of the optical physical quantity sensor is erroneously determined before the device failure. And a highly reliable optical fiber type multi-point physical quantity detection device capable of detecting the failure of the optical fiber.
[0053]
In the present embodiment, the connection unit 6a for determining whether the optical pulse generator 4 emits light normally and the high-level reference 7a for detecting a decrease in the output of the optical pulse generator 4 are provided. Although provided separately, the role of the connection section 6a may also serve as the high-level reference 7a. Further, the high-level reference 7a and the low-level reference 7b may be inserted at arbitrary positions in the optical fiber 1.
[0054]
In order to make the signal from the high-level reference smaller than the light pulse returning from the other ladder, or to make the low-level reference a level higher than the noise level, an optical attenuator is used for the high-level reference and the low-level reference. Instead of insertion, the branching ratio of the optical branching units 31a to 31n may be adjusted, and both the adjustment of the branching ratio and the adjustment of the attenuation rate of the optical attenuator may be performed.
[0055]
Furthermore, the pulse train emitted from the optical pulse generator is not limited to a system that generates a single pulse, but may be a system that generates a pseudo-random code pulse train. Here, in the single pulse system, when the distance between the optical pulse generator and the optical pulse generator located farthest from the optical pulse generator is L, the speed of light in vacuum is C, and the refractive index of the optical fiber is n. It is preferable to transmit the single pulse from the optical pulse generator at an interval of 2 · L · n / C or more. In the pseudo-random system, it is preferable to transmit a pulse train defined as a pseudo-random code pulse train having a pulse train length of 2 · L · n / C or more. When using the pseudo-random method, a function for demodulating the pseudo-random signal is added to the signal processing device.
[0056]
【The invention's effect】
In short, according to the present invention, the following excellent effects are exhibited.
[0057]
In the optical fiber type multi-point physical quantity detection device, by detecting the presence or absence of an optical pulse using a near-end reference, a far-end reference, a high-level reference and a low-level reference, the output of the light source is reduced,Noise may be superimposed on the signal due to lower S / N ratio,It is possible to provide an optical fiber type multi-point physical quantity detection device that does not make an erroneous determination even if the optical fiber is disconnected.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of an optical fiber type multipoint physical quantity detection device according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a waveform of a received pulse train measured when the optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIG. 1 is in a healthy state.
3 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the output of the light source of the optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIG. 1 is reduced.
4 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the S / N of the optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIG. 1 is reduced.
FIG. 5 is a block diagram showing another embodiment of the optical fiber type multipoint physical quantity detection device of the present invention.
6 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIG. 5 is in a healthy state.
7 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the output of the light source of the optical fiber type multi-point physical quantity detection device shown in FIG. 5 is reduced.
8 is a diagram showing a received pulse train waveform measured when the S / N of the optical fiber type multi-point physical quantity detection device shown in FIG. 5 is reduced.
FIG. 9 is a block diagram of a conventional optical fiber type multipoint physical quantity detection device.
FIG. 10 is a block diagram of a conventional optical fiber type multipoint physical quantity detection device using a reflection type time division multiplexing method.
11 is a reception pulse train waveform measured by the conventional optical fiber type multipoint physical quantity detection device shown in FIGS. 9 and 10. FIG.
[Explanation of symbols]
1,1a, 1b Optical fiber
2a-2n Optical physical quantity sensor
310-313, 31a-31n Optical branching device
4 light source (optical pulse generator)
411-414, 41a-41n reflector
5 Receiver

Claims (3)

平行な2本の光ファイバの途中にそれぞれ複数の光分岐器を設け、物理量変化により光損失等が変化する光式物理量センサを両光ファイバの相対応する光分岐器間に接続し、一方の光ファイバの一端に光パルスを発する光源を接続し、他方の光ファイバの一端に光受光器を接続した光ファイバ式多点型物理量検出装置において、上記光式物理量センサのON/OFF動作を検出するしきい値を設定し、両光ファイバの二か所の光分岐器間に光減衰器を接続すると共にその一方の光減衰器が光源からの光パルスを上記しきい値よりも低いレベルの光パルスに減衰して透過するローレベルリファレンスとし、他方の光減衰器がしきい値よりも高いレベルの光パルスに減衰して透過させるハイレベルリファレンスとしたことを特徴とする光ファイバ式多点型物理量検出装置。A plurality of optical splitters are respectively provided in the middle of two parallel optical fibers, and an optical physical quantity sensor whose optical loss or the like changes due to a change in physical quantity is connected between the corresponding optical splitters of both optical fibers. An ON / OFF operation of the optical physical quantity sensor is detected in an optical fiber type multipoint physical quantity detection device in which a light source that emits a light pulse is connected to one end of an optical fiber and an optical receiver is connected to one end of the other optical fiber. A threshold is set, and an optical attenuator is connected between the two optical splitters of both optical fibers, and one of the optical attenuators outputs an optical pulse from the light source to a level lower than the threshold. and the low level reference that transmits attenuates the light pulse, the other optical attenuator, characterized in that the high-level reference that transmits attenuates the high intensity pulses than the threshold optical fiber Multipoint type physical quantity detecting device. 光ファイバの途中に複数の光分岐器を設け、各光分岐器の分岐側に物理量変化により光損失等が変化する光式物理量センサの一端を接続し、各光式物理量センサの他端及び光ファイバの一端に反射器をそれぞれ接続し、光ファイバの他端に光分岐器を介して光パルスを発する光源と受光器とを接続した光ファイバ式多点型物理量検出装置において、上記光式物理量センサのON/OFF動作を検出するしきい値を設定し、上記光ファイバの途中に設けられた光分岐器のうち少なくとも一か所は光式物理量センサを接続せずに単に反射させる部分とし、上記光ファイバの途中に設けられた二か所の光分岐器とそれらの反射器間に光減衰器を接続すると共にその一方の光減衰器が光源からの光パルスを上記しきい値よりも低いレベルの光パルスに減衰するローレベルリファレンスとし、他方の光減衰器がしきい値よりも高いレベルの光パルスに減衰するハイレベルリファレンスとしたことを特徴とする光ファイバ式多点型物理量検出装置。A plurality of optical splitters are provided in the middle of the optical fiber, and one end of an optical physical quantity sensor whose optical loss changes due to a change in physical quantity is connected to the branch side of each optical splitter. In the optical fiber type multi-point physical quantity detection device in which a reflector is connected to one end of the fiber and a light source and a light receiver that emit light pulses via an optical splitter are connected to the other end of the optical fiber, the optical physical quantity A threshold for detecting ON / OFF operation of the sensor is set, and at least one of the optical splitters provided in the middle of the optical fiber is a portion that simply reflects without connecting an optical physical quantity sensor , An optical attenuator is connected between two optical splitters provided in the middle of the optical fiber and their reflectors, and one of the optical attenuators lowers the light pulse from the light source below the threshold. Level light pulse And the low level reference for Attenuation, other optical attenuator high levels of fiber-optic multi-point type physical quantity detection device is characterized in that the high-level reference that attenuates the light pulse than the threshold value. 上記光源から光パルスを発する代わりにパルス列長2・L・n/C(但し、Lは光源と光源から最も遠い光分岐器までの距離、Cは真空中の光速、nは屈折率)以上を有する疑似ランダムパルス列を送出する請求項1又は2に記載の光ファイバ式多点型物理量検出装置。Instead of emitting a light pulse from the light source, a pulse train length of 2 · L · n / C (where L is the distance between the light source and the farthest light branching device, C is the speed of light in vacuum, and n is the refractive index) or more is used. The optical fiber type multi-point physical quantity detection device according to claim 1 or 2, wherein the pseudo random pulse train is transmitted.
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