JP3543658B2 - Job execution management system - Google Patents

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JP3543658B2 JP01252699A JP1252699A JP3543658B2 JP 3543658 B2 JP3543658 B2 JP 3543658B2 JP 01252699 A JP01252699 A JP 01252699A JP 1252699 A JP1252699 A JP 1252699A JP 3543658 B2 JP3543658 B2 JP 3543658B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータシステムにおけるジョブ実行管理システムに関し、特に、ジョブ実行管理設定の最適化を自動的に行うジョブ実行管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータシステムのジョブ実行管理においては、システムに投入される多数のジョブはその処理の種類、所要メモリ容量、処理時間、緊急度その他の特徴によっていくつかのジョブクラスに分類され、ジョブキュー(ジョブクラス待行列)に割り付けられる。ここから予め設定されたクラス毎のジョブ多重度に基づいてジョブを取出し実行させることにより、多種多様なジョブを相次ぎ平行して効率よく処理できるようにしている。
【0003】
従来のシステムでは、各ジョブクラスについて平行して実行されうるジョブ数(ジョブ多重度)等のジョブ管理設定情報は予めオペレータにより与えられ、これに基づいてOSがジョブ実行管理を遂行するが、このジョブ管理情報の変更にはオペレータの介入を必要としていた。予めOSに複数セットのジョブ処理管理情報を保存しておき、OSがこれらを選択的に用いるシステムも提案されているが(特開昭60−27949号公報)、この場合でも予め用意するジョブ処理管理情報セットは全てオペレータが用意しなければならない。
【0004】
オペレータの介入を不要とする試みが、特開平2−42539号公報「自動ジョブスケジューリング方法」に開示されている。この方法では、各ジョブクラスについての実際のジョブ処理状況データを蓄積し、未処理ジョブ件数や平均ジョブ実行時間等の状況データに基づいて各ジョブクラスへのイニシエータの割り当て(ジョブ多重度)が実際のジョブ処理状況に適合するように決定することにより、ジョブ投入状況の変化に応じて自動的にシステムの運用効率の向上を図るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この方法により、過去の処理傾向からクラスのジョブ多重度についての自動最適化が可能になった。しかしながら、この技術を含む従来の技術ではクラス設定の自動化についてはなんら考慮されていないため、以下のような課題が残るものである。
【0006】
即ち、極端な例えであるが、十秒以下の処理を想定したクラスと、それ以上の時間を要するクラスとにクラス分けされたキューに、2時間程の処理を要するジョブと数十秒で終了するジョブとが投入される場合を想定する。この場合には両方のジョブが同じキュークラス(十秒以上の処理を要するクラス)に登録されるが、2時間程のジョブがそのクラスの多重度を占有している場合には数十秒で終了するジョブであってもその実行処理を長時間待たされ非効率的となる場合が生ずる。また、予め細分化した多数のクラスを用意しておくことも考えられるが、実際のジョブ投入状況によっては大多数のクラスが無駄なものになり、省いた方がイニシエータの割り当てについて効率アップとなる場合もある。
【0007】
そこで、本発明は、実際のジョブ投入状況のデータに基づいてジョブキュークラスを作成/削除することにより、ジョブクラス設定についても自動化を図り最適なジョブ実行管理を実現するジョブ実行管理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、システムに投入されるジョブをその規模に準じてクラス分けされたキューに投入するジョブ投入手段と、前記キューからジョブを取出し実行するジョブ実行手段とを具え、前記クラス毎にジョブの多重度を設定してジョブ実行管理を行うシステムにおいて、当該システムが更に、ジョブ実行処理のデータを作成するデータ作成手段と、該データ作成手段のデータに基づいてクラスの作成の要否を判断する判断手段と、この判断に応じてクラスを新設する変更手段と、を具えることを特徴とする。
【0009】
このように、その時々のジョブ投入状況に応じてジョブクラスの設定が適切か否かを判断し、クラスを増設した方が良い場合には新たにジョブクラスを作成する手段を設けることにより、例えば従来技術のようにジョブ規模の異なる複数ジョブが同じジョブクラスに振り分けられることを原因とするジョブ実行の遅延を防ぐことができ、ジョブ処理の効率を向上させることができる。
【0010】
また、本発明のジョブ実行管理システムは、前記データ作成手段が、少なくとも前記キューにおける各ジョブの待ち時間を記録する手段と、各ジョブの実行時間を記録する手段とを具え、待ち時間が大きなジョブの実行時間分布のデータを作成することを特徴とする。このようにデータ作成手段を構成することにより、その時々のジョブ投入状況において、どの規模のジョブがどれ程の待ち時間となっているかを把握して、非合理的な待ち時間がかかっているジョブ規模についての判断を行うことが可能となる。
【0011】
また、本発明のジョブ実行管理システムは、前記判断手段が、前記待ち時間が大きなジョブについての実行時間が当該ジョブが割り付けられたジョブクラスに適当でない場合に、当該ジョブの実行時間について適当なクラスを新設するよう判断することを特徴とする。このように、ジョブ実行時間(即ち、ジョブの規模)に対して待ち時間が大きなジョブを抽出し、これらのジョブが振り分けられるジョブクラスが適当か否か(例えば、数十秒で終了するジョブが2時間を要するジョブと同じクラスに振り分けられていないか)を判断し、適当でない場合には当該ジョブ規模について妥当なジョブクラスを新設するようにすれば、非効率的なジョブ実行管理を是正することができる。
【0012】
また、本発明のジョブ実行管理システムは、前記判断手段が更に、前記待ち時間が大きなジョブについての実行時間が当該ジョブが割り付けられたジョブクラスに適当である場合に、当該ジョブクラスについての多重度を増やすよう判断すると共に、前記変更手段が、前記判断手段の判断に応じて当該ジョブクラスについての多重度を増やすことを特徴とする。このようにシステムを構成し、待ち時間が大きいジョブのクラスが適当であると判断される場合には、当該ジョブクラスのジョブ実行多重度を増加させるようにすれば、当該クラスのジョブの待ち時間を減らして効率的なジョブ実行管理を行うことができる。
【0013】
本発明のジョブ実行管理システムは更に、前記ジョブ実行手段によるジョブの実行実績を記録する手段と、前記ジョブクラスの削除を判断するクラス削除判断手段と、このクラス削除判断手段の判断に基づいて、前記実行実績の低いジョブクラスの削除を行うクラス削除手段とを具えることを特徴とする。このように既に存在するジョブクラスであっても、例えば長いこと全く使用されていないジョブクラスは無駄なものであり、そのクラス自体を削除して割り当てたイニシエータを他に割り当てた方が合理的な場合がある。このような場合にジョブクラスの実行実績を監視して適切にクラスを削除するようにすれば、より効率的なジョブ実行管理を自動的に行うことができる。
【0014】
更に、本発明のジョブ実行管理システムは更に、その時点でのジョブキュークラスの設定をオペレータに表示する表示手段を具えることを特徴とする。このようにオペレータに有効なキューのクラスを表示すれば、オペレータが見積もったジョブ規模に対し適切なキューを選択する基準を与えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は本発明に係るジョブ実行管理システムの一実施形態の構成を示すブロック図である。図1に示すように、このシステムは、端末装置1と、ジョブキュークラス表示手段2と、ジョブ投入手段3と、キュー(ジョブ規模に応じてクラス分けされた待行列)4と、ジョブ実行手段5と、ジョブ待ち時間記録手段6と、ジョブ実行時間記録手段7と、ジョブ規模別度数分布作成手段8と、ジョブキュークラス作成判断手段9と、ジョブキュークラス作成手段10とを具えている。これらの構成要素1〜10は、それぞれ概略以下の機能を有する。
【0016】
端末装置1は、ユーザとの対話処理を行い、サーバマシンとの通信を中継する。ジョブキュークラス表示手段2は、サーバ側における有効なキューのクラスを端末装置1に表示し、ユーザが見積もったジョブ規模に対し適切なキューを選択する基準を与える。ジョブ投入手段3は、端末装置1から送られてきたジョブをキュー4に対して割り付ける。キュー4は、メモリ/ディスク等のリソース不足や多重度大等の理由により実行待ちとなっているジョブを待ち行列方式で管理する。ジョブ実行手段は、キュー4からジョブを取り出し、順次実行する。
【0017】
ジョブ待ち時間記録手段6は、キュー4での各ジョブの待ち時間を、ジョブ単位で記録する。ジョブ実行時間記録手段7は、ジョブ実行手段5における各ジョブの実行時間を、ジョブ単位で記録する。これらのデータは図2に示すログ14に書き込まれる。ジョブ規模別度数分布作成手段8は、ログ14のデータを集計し、少なくとも待ち時間の大きいジョブについての実行時間の分布を作成する。
【0018】
ジョブキュークラス作成判断手段9は、前記度数分布作成手段8の結果において度数の大きいジョブ実行時間に注目し、ここで注目した実行期間(即ち、ジョブの規模)のジョブについて、割り付けたクラスが妥当なものであるか否かを判断する。実行時間がキューのクラスと照らし合わせて妥当であれば、当該キューでの実行多重度を増加する旨の指示を出す。一方、ジョブ規模がキューのクラスと照らし合わせて妥当でなければ、新規クラスを持ったキューを作成する旨の指示を出す。ジョブキュークラス作成手段10はこの信号に応じてキューを作成し、更新する。
【0019】
このように構成したシステムの動作を、以下に説明する。図2は図1に示すシステムの動作を説明するフローチャートである。まず、ユーザは投入するジョブについて最適と思われるクラスを選択する(ステップS2)。クラスはキューに対応している。ジョブ投入手段3によりジョブはキュー4に投入され(ステップS3)、ジョブ実行手段5により取り出されて実行される。この際のキュー4内での待ち時間と実行処理に要した時間、及び割り付けられたクラス(キュー)がジョブ待ち時間記録手段6及びジョブ実行時間記録手段7により、ログ14に記録される(ステップS4)。この記録処理フローは、当該サーバにおけるジョブ規模の傾向を類推するために、予め設定したN回に達するまで繰り返される。
【0020】
N回の記録がなされた後(ステップS1)、記録したログに基づいてデータの集計が行われる(ステップS5)。ここでは、各クラスにつきジョブ実行時間に比べ待ち時間の大きなジョブを予め設定した基準で抽出し、これらジョブの実行時間の度数分布を作成する。ここで作成されたデータに基づき、ジョブキュークラス作成判断手段9にてジョブ実行管理設定を変更するか否かの判断が行われる(ステップS6)。即ち、前記分布において予め設定した度数を超えるジョブ実行時間帯の有無が検出され、無い場合にその時点ではジョブ実行管理設定は適切であることが分かり、設定の変更を行わずに再びログ記録行程(ステップS1〜S4)を繰り返す。
【0021】
ステップS6にて予め設定した分布度数を越えるジョブ実行時間帯があった場合は、更に、その実行時間帯がそれらのジョブが割り付けられたクラスに設定した実行時間帯と一致するか否かが判断される(ステップS7)。このことにより、その規模に対して待ち時間が大きなジョブが相当数ある場合に、これらのジョブが投入されたクラスはそのジョブ規模に妥当なものであるか、即ちジョブ投入状況に対してクラス設定は適切であるかが判明する。この結果実行時間帯が一致した場合は、クラス設定は適切であるが当該クラスについての処理能力が足りないことが分かり、このクラスへのジョブ多重度を増加させる(ステップS8)。一方、実行時間帯が一致しない場合は、クラス設定が適切でないことが分かり、前記待ち時間が大きな実行時間帯のジョブ規模に適したクラスを新設する(ステップS9)。最後にジョブキュークラスの更新が行われ(ステップS10)、ジョブキュークラス表示手段2によりユーザに最新情報を提供できるようにする。
【0022】
具体的な動作の例を挙げると、数十秒程度の処理を想定したキューに数十秒で終了するジョブがそのクラスの多重度を超えて多数投入されると、結果として実行処理までに相当期間待たされることになる。この場合は、待ち時間大として検出されるがジョブ実行時間がキューに想定したジョブ実行時間と一致するため、当該キューへの処理能力不足と判断して多重度が増加される。一方、2時間程度の処理を想定したキューに数十秒で終了するジョブを投入した場合、そのキューが空でなければ最低2時間は待たされることになる。この場合も待ち時間大として検出され、更にジョブ実行時間(数十秒程度)がキューに想定したジョブ実行時間(2時間程度)と異なるので、この規模のジョブに適切なクラスの新設が行われる(数十秒程度のジョブを想定したクラスが新設される)。
【0023】
図3は、本発明に係るジョブ実行管理システムの更なる実施形態の構成を示す図である。図3に示すシステムは、図1に記載した構成要素の全てに加えて、ジョブ実行実績記録手段11と、ジョブキュークラス削除判断手段12とを具える。また、図1に示すジョブキュークラス作成手段10は図3の例では作成/削除手段13に代替されている。これらの構成要素以外は図1に示す実施形態と全く同一の構成及び動作をするものとし、同じ符号を付してその重複する説明は省略する。
【0024】
ジョブ実行実績記録手段11は、ジョブ実行手段5でのジョブ実行実績を記録/保存する。また、ジョブキュークラス削除判断手段12は、ジョブ実行実績記録手段11からのデータに基づき、実行実績の少ないジョブキュークラスを削除するか否かの判断を行う。具体的には、所定の期間各クラスについてその実行回数が記録され、実行実績が0回あるいは予め定められた基準値以下であるクラスを削除する判断を行うようにする。ジョブキュークラス削除判断手段12にてクラスを削除すべき判断が行われた場合はジョブキュークラス作成/削除手段13に指示が出され、当該クラスが削除される。
【0025】
このことにより、実行実績がなくもはや不要となったクラスを整理することができ、当該クラスへのイニシエータの割り当て等を考慮する必要がなくなるため、ジョブ実行管理の効率化を図ることができる。なお、本発明のシステムでは上述したようにクラスの新設を行うことを可能としているため、実行実績のないクラスを削除してもその後に必要に応じて新設することができる。
【0026】
【発明の効果】
上記に詳細に説明した通り、本発明のジョブ実行管理システムでは、ジョブ実行時間の傾向を記録し、その時々の傾向に合わせてクラス設定を行うことを可能にしている。そのため、クラス(キュー)に対する多重度の最適化のみならず、クラスの最適化設定を動的かつ自動的に行うことが可能となるため、非合理的なジョブの実行待ち時間を削減することができ、ジョブ処理の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るジョブ実行管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1に示すシステムの動作を説明するフローチャートである。
【図3】図3は、本発明に係るジョブ実行管理システムの別の実施形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 端末装置
2 ジョブキュークラス表示手段
3 ジョブ投入手段
4 キュー
5 ジョブ実行手段
6 ジョブ待ち時間記録手段
7 ジョブ実行時間記録手段
8 ジョブ規模別度数分布作成手段
9 ジョブキュークラス作成判断手段
10 ジョブキュークラス作成手段
11 ジョブ実行実績記録手段
12 ジョブキュークラス削除判断手段
13 ジョブキュークラス作成/削除手段
14 ログ
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a job execution management system in a computer system, and more particularly to a job execution management system that automatically optimizes job execution management settings.
[0002]
[Prior art]
In job execution management of a computer system, a large number of jobs input to the system are classified into several job classes according to the type of processing, required memory capacity, processing time, urgency, and other characteristics. Queue). By extracting and executing the job based on the job multiplicity preset for each class, a variety of jobs can be efficiently processed in parallel one after another.
[0003]
In a conventional system, job management setting information such as the number of jobs (job multiplicity) that can be executed in parallel for each job class is given in advance by an operator, and the OS performs job execution management based on this information. Changing the job management information required operator intervention. A system in which a plurality of sets of job processing management information are stored in the OS in advance and the OS selectively uses them has been proposed (Japanese Patent Laid-Open No. 60-27949). All management information sets must be prepared by the operator.
[0004]
An attempt to eliminate the need for operator intervention is disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2-42539 entitled "Automatic Job Scheduling Method". In this method, actual job processing status data for each job class is accumulated, and assignment of an initiator (job multiplicity) to each job class is actually performed based on status data such as the number of unprocessed jobs and average job execution time. Is determined so as to be suitable for the job processing status, thereby automatically improving the operation efficiency of the system according to the change in the job input status.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
According to this method, automatic optimization of the job multiplicity of a class can be performed based on past processing trends. However, in the conventional technology including this technology, no consideration is given to automation of class setting at all, so that the following problems remain.
[0006]
That is, as an extreme example, a queue that is classified into a class that assumes processing of 10 seconds or less and a class that requires more time requires a job that takes about 2 hours to process and finishes in several tens of seconds. It is assumed that a job to be executed is submitted. In this case, both jobs are registered in the same queue class (a class requiring more than ten seconds), but if a job of about two hours occupies the multiplicity of the class, it takes several tens of seconds. Even if the job is completed, the execution process may be delayed for a long time, which may be inefficient. It is also conceivable to prepare a large number of subdivided classes in advance, but depending on the actual job input situation, the majority of the classes will be useless, and omitting them will increase the efficiency of initiator assignment. In some cases.
[0007]
Thus, the present invention provides a job execution management system that creates and deletes a job queue class based on actual job input status data, thereby automating the job class setting and realizing optimal job execution management. The purpose is to:
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the present invention provides a job input unit for inputting a job to be input to a system into queues classified according to the scale thereof, and a job executing unit for extracting and executing a job from the queue. In a system for performing job execution management by setting the multiplicity of a job for each class, the system further includes a data creation unit for creating data for job execution processing, and a class based on the data of the data creation unit. And a change means for newly establishing a class in accordance with the judgment.
[0009]
As described above, it is determined whether or not the setting of the job class is appropriate according to the job input situation at that time, and if it is better to add the class, by providing a means for newly creating a job class, for example, It is possible to prevent a delay in job execution due to a plurality of jobs having different job scales being allocated to the same job class as in the related art, and improve job processing efficiency.
[0010]
Also, in the job execution management system according to the present invention, the data creation unit includes at least a unit for recording a waiting time of each job in the queue and a unit for recording an execution time of each job. The method is characterized in that execution time distribution data is created. By configuring the data creation means in this way, it is possible to understand which job has a large amount of waiting time in a given job input situation, and to determine the size of the job taking an irrational waiting time. Can be determined.
[0011]
Further, in the job execution management system according to the present invention, when the execution time of the job with a long waiting time is not appropriate for the job class to which the job is assigned, the determination unit may determine an appropriate class for the execution time of the job. Is determined to be newly established. As described above, jobs whose waiting time is longer than the job execution time (that is, the job size) are extracted, and whether or not the job class to which these jobs are assigned is appropriate (for example, a job that ends in several tens of seconds). Is not assigned to the same class as the job requiring two hours), and if it is not appropriate, a job class appropriate for the job scale is newly established to correct inefficient job execution management. be able to.
[0012]
Further, in the job execution management system according to the present invention, when the execution time of the job with a long waiting time is appropriate for the job class to which the job is assigned, the determination unit may further include a multiplicity for the job class. And the changing unit increases the multiplicity of the job class in accordance with the determination of the determining unit. When the system is configured in this way and the class of the job having a long waiting time is determined to be appropriate, the job execution multiplicity of the job class is increased to increase the waiting time of the job of the class. And efficient job execution management can be performed.
[0013]
The job execution management system according to the present invention further includes: a unit that records a job execution result of the job execution unit; a class deletion determination unit that determines deletion of the job class; and a determination based on the class deletion determination unit. A class deletion unit for deleting the job class having a low execution record. Even if a job class already exists, for example, a job class that has not been used at all for a long time is useless, and it is reasonable to delete the class itself and assign an initiator to another. There are cases. In such a case, if the execution results of the job class are monitored and the class is appropriately deleted, more efficient job execution management can be automatically performed.
[0014]
Further, the job execution management system according to the present invention is further characterized by further comprising display means for displaying the setting of the job queue class at that time to the operator. By displaying the effective queue class to the operator in this way, a criterion for selecting an appropriate queue for the job size estimated by the operator can be given.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an embodiment of a job execution management system according to the present invention. As shown in FIG. 1, this system includes a terminal device 1, a job queue class display unit 2, a job input unit 3, a queue (queue queue classified according to job scale) 4, a job execution unit 5, a job waiting time recording unit 6, a job execution time recording unit 7, a job size-based frequency distribution creating unit 8, a job queue class creation determining unit 9, and a job queue class creating unit 10. These components 1 to 10 have the following functions, respectively.
[0016]
The terminal device 1 performs a dialogue process with the user and relays communication with the server machine. The job queue class display means 2 displays the effective queue class on the server side on the terminal device 1 and gives a criterion for selecting an appropriate queue for the job size estimated by the user. The job input unit 3 allocates a job sent from the terminal device 1 to the queue 4. The queue 4 manages jobs waiting to be executed due to a shortage of resources such as a memory / disk or a high degree of multiplicity in a queue system. The job executing means takes out the jobs from the queue 4 and sequentially executes the jobs.
[0017]
The job waiting time recording means 6 records the waiting time of each job in the queue 4 on a job-by-job basis. The job execution time recording unit 7 records the execution time of each job in the job execution unit 5 in job units. These data are written to the log 14 shown in FIG. The job size-based frequency distribution creating means 8 aggregates the data of the log 14 and creates a distribution of the execution time at least for a job having a long waiting time.
[0018]
The job queue class creation judging means 9 pays attention to the job execution time having a large frequency in the result of the frequency distribution creating means 8, and the assigned class is appropriate for the job of the noted execution period (that is, the job scale). Is determined. If the execution time is appropriate in relation to the class of the queue, an instruction to increase the execution multiplicity in the queue is issued. On the other hand, if the job scale is not appropriate in relation to the class of the queue, an instruction to create a queue having a new class is issued. The job queue class creating means 10 creates and updates a queue according to this signal.
[0019]
The operation of the system configured as described above will be described below. FIG. 2 is a flowchart for explaining the operation of the system shown in FIG. First, the user selects a class that seems to be optimal for the job to be submitted (step S2). Classes correspond to queues. The job is input to the queue 4 by the job input unit 3 (step S3), and is taken out and executed by the job execution unit 5. At this time, the waiting time in the queue 4, the time required for the execution processing, and the assigned class (queue) are recorded in the log 14 by the job waiting time recording means 6 and the job execution time recording means 7 (step S4). This recording processing flow is repeated until the number reaches a preset N times in order to estimate the tendency of the job scale in the server.
[0020]
After the recording has been performed N times (step S1), the data is totaled based on the recorded logs (step S5). Here, for each class, jobs whose waiting time is longer than the job execution time are extracted based on a preset reference, and a frequency distribution of the execution times of these jobs is created. Based on the data created here, the job queue class creation determining means 9 determines whether to change the job execution management setting (step S6). That is, the presence or absence of a job execution time zone exceeding the frequency set in advance in the distribution is detected. If there is no job execution time zone, it is understood that the job execution management setting is appropriate at that time, and the log recording process is performed again without changing the setting. (Steps S1 to S4) are repeated.
[0021]
If there is a job execution time period exceeding the distribution frequency set in advance in step S6, it is further determined whether or not the execution time period matches the execution time period set in the class to which those jobs are assigned. Is performed (step S7). Accordingly, when there are a considerable number of jobs having a long waiting time with respect to the size, whether the class in which these jobs are submitted is appropriate for the job size, that is, the class setting for the job submission status Turns out to be appropriate. As a result, if the execution time zones match, it is determined that the class setting is appropriate but the processing capacity of the class is insufficient, and the job multiplicity for this class is increased (step S8). On the other hand, if the execution time periods do not match, it is determined that the class setting is not appropriate, and a class suitable for the job scale in the execution time period with a long waiting time is newly established (step S9). Finally, the job queue class is updated (step S10), and the latest information can be provided to the user by the job queue class display means 2.
[0022]
To give an example of a specific operation, if a job that finishes in several tens of seconds in a queue that assumes processing of about several tens of seconds is submitted beyond the multiplicity of the class, the result is equivalent to execution processing. You will have to wait for a period. In this case, although the waiting time is detected to be large, the job execution time matches the job execution time assumed for the queue, so that it is determined that the processing capacity for the queue is insufficient, and the multiplicity is increased. On the other hand, if a job that finishes in several tens of seconds is input to a queue that is assumed to be processed for about two hours, at least two hours will be waited if the queue is not empty. In this case, too, the waiting time is detected as being large, and the job execution time (about several tens of seconds) is different from the job execution time (about 2 hours) assumed in the queue, so that a new class suitable for a job of this scale is newly established. (A class that assumes a job of several tens of seconds is newly established.)
[0023]
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of a further embodiment of the job execution management system according to the present invention. The system shown in FIG. 3 includes a job execution result recording unit 11 and a job queue class deletion determining unit 12 in addition to all the components shown in FIG. Further, the job queue class creating means 10 shown in FIG. 1 is replaced by the creating / deleting means 13 in the example of FIG. Except for these components, it is assumed that the configuration and operation are exactly the same as those of the embodiment shown in FIG.
[0024]
The job execution result recording unit 11 records / stores the job execution result in the job execution unit 5. Further, the job queue class deletion judging means 12 judges whether or not to delete a job queue class having a small execution result based on the data from the job execution result recording means 11. Specifically, the number of executions of each class is recorded for a predetermined period, and it is determined that a class whose execution result is 0 or less than or equal to a predetermined reference value is deleted. If the job queue class deletion judging means 12 judges that the class should be deleted, an instruction is issued to the job queue class creating / deleting means 13 to delete the class.
[0025]
As a result, a class that has no execution record and is no longer needed can be sorted out, and it is not necessary to consider the assignment of the initiator to the class, and the efficiency of job execution management can be improved. Note that the system according to the present invention enables a new class to be established as described above, so that even if a class that has not been executed is deleted, it can be newly established as needed.
[0026]
【The invention's effect】
As described in detail above, the job execution management system of the present invention records the tendency of the job execution time, and makes it possible to set the class according to the tendency at each time. As a result, not only optimization of the multiplicity for the class (queue) but also the optimization setting of the class can be performed dynamically and automatically, so that an irrational job execution waiting time can be reduced. Thus, the efficiency of job processing can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a job execution management system according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart illustrating an operation of the system shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of another embodiment of the job execution management system according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Terminal device 2 Job queue class display means 3 Job input means 4 Queue 5 Job execution means 6 Job waiting time recording means 7 Job execution time recording means 8 Job scale frequency distribution creation means 9 Job queue class creation judgment means 10 Job queue class Creation means 11 Job execution result recording means 12 Job queue class deletion determination means 13 Job queue class creation / deletion means 14 Log

Claims (6)

システムに投入されるジョブをその規模に準じてクラス分けされたキューに投入するジョブ投入手段と、前記キューからジョブを取出し実行するジョブ実行手段とを具え、前記クラス毎にジョブの多重度を設定してジョブ実行管理を行うシステムにおいて、当該システムが更に、実行されたジョブの待ち時間および実行時間に関するデータを作成するデータ作成手段と、該データ作成手段のデータに基づいてクラスの作成の要否を判断する判断手段と、この判断に応じてクラスを新設する設定変更手段と、を具えることを特徴とするジョブ実行管理システム。Job input means for inputting jobs to the system into queues classified according to their scales, and job execution means for taking out jobs from the queue and executing the jobs, and setting the multiplicity of jobs for each class A job execution management system, the system further includes a data creation unit for creating data relating to the waiting time and the execution time of the executed job, and a necessity of creating a class based on the data of the data creation unit. And a setting change means for newly setting a class in accordance with the judgment. 請求項1に記載のジョブ実行管理システムにおいて、前記データ作成手段が、少なくとも前記キューにおける各ジョブの待ち時間を記録する手段と、各ジョブの実行時間を記録する手段とを具え、待ち時間が大きなジョブの実行時間分布のデータを作成することを特徴とするジョブ実行管理システム。2. The job execution management system according to claim 1, wherein the data creation unit includes at least a unit that records a waiting time of each job in the queue and a unit that records an execution time of each job. A job execution management system for creating data of job execution time distribution. 請求項2に記載のジョブ実行管理システムにおいて、前記判断手段が、前記待ち時間が大きなジョブについての実行時間が当該ジョブが振り分けられたジョブクラスに適当でない場合に、当該ジョブの実行時間について適当なクラスを新設するよう判断することを特徴とするジョブ実行管理システム。3. The job execution management system according to claim 2, wherein the determination unit determines that the execution time of the job having a long waiting time is not appropriate for the job class to which the job is assigned. A job execution management system characterized by determining that a class is newly established. 請求項2又は3に記載のジョブ実行管理システムにおいて、前記判断手段が更に、前記待ち時間が大きなジョブについての実行時間が当該ジョブが振り分けられたジョブクラスに適当である場合に、当該ジョブクラスについての多重度を増やすよう判断すると共に、前記設定変更手段が、前記判断手段の判断に応じて当該ジョブクラスについての多重度を増やすことを特徴とするジョブ実行管理システム。4. The job execution management system according to claim 2, wherein the determination unit further determines the job class if the execution time of the job with a long waiting time is appropriate for the job class to which the job is assigned. 5. A job execution management system, wherein the setting change unit increases the multiplicity of the job class in accordance with the determination of the determination unit. 請求項1乃至4のいずれかに記載のジョブ実行管理システムにおいて、当該システムが更に、前記ジョブ実行手段によるジョブの実行実績を記録する手段と、前記クラスの削除の要否を判断するクラス削除判断手段と、このクラス削除判断手段の判断に基づいて、前記実行実績の低いジョブクラスの削除を行うクラス削除手段とを具えることを特徴とするジョブ実行管理システム。5. The job execution management system according to claim 1, wherein said system further includes means for recording a job execution result by said job execution means, and a class deletion judgment for judging whether said class deletion is necessary. And a class deleting means for deleting the job class having a low execution record based on the judgment of the class deletion judging means. 請求項1乃至5のいずれかに記載のジョブ実行管理システムにおいて、当該システムが更に、その時点での前記キューの設定をオペレータに表示する表示手段を具えることを特徴とするジョブ実行管理システム。The job execution management system according to any one of claims 1 to 5, wherein the system further comprises a display unit for displaying the queue setting at that time to an operator.
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