JP3541622B2

JP3541622B2 - Automatic bath equipment

Info

Publication number: JP3541622B2
Application number: JP16889797A
Authority: JP
Inventors: 良秀中嶋; 洋二畠; 敏明長谷川; 晃福原; 聡森川; 秀明長瀬; 栄一辻; 久始宮脇
Original assignee: Noritz Corp
Current assignee: Noritz Corp
Priority date: 1997-06-25
Filing date: 1997-06-25
Publication date: 2004-07-14
Anticipated expiration: 2017-06-25
Also published as: JPH119482A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動洗浄浴槽を備えた自動風呂装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
本出願人は、浴槽の内壁面に付着した湯垢を洗浄して取り除くために、水流噴射式の自動洗浄浴槽を備えた自動風呂装置を提案している(たとえば、特願平９−４３３５７号参照)。
【０００３】
図３は、本出願人が既に提案した自動洗浄浴槽を備えた自動風呂装置の全体を示す構成図である。
【０００４】
この自動風呂装置１は、自動洗浄用の浴槽２、給湯器付き風呂釜２０、および洗浄ユニット１０４を備え、浴槽２は浴室３内に、洗浄ユニット１０４はこの浴槽２の外壁に、給湯器付き風呂釜２０は屋外等にそれぞれ設置されている。
【０００５】
給湯器付き風呂釜２０は、後述の給湯回路や追焚回路などを備えるとともに、マイクロコンピュータ等で構成される制御本体部１００を有している。また、洗浄ユニット１０４は、後述の洗浄タンクや洗浄液の供給停止のための各種のアクチュエータを備えるとともに、マイクロコンピュータ等で構成される制御部(図示せず)を有している。
【０００６】
そして、給湯器付き風呂釜２０の制御本体部１００には、台所などに設置されるメインリモコン装置１０２、浴室３内に設置される風呂リモコン装置１０３、および洗浄ユニット１０４がそれぞれ２芯のリモコンコード５を介して接続されており、制御本体部１００は、各リモコン装置１０２，１０３からリモコンコード５を介して入力されるデータや、給湯器付き風呂釜２０に設けられた各種のセンサからの検出信号に基づいて全体の動作を制御するとともに、燃焼制御を行い、さらに、洗浄ユニット１０４による洗浄動作を制御するようになっている。
【０００７】
図４は、自動風呂装置１の浴槽２、給湯器付き風呂釜２０、および洗浄ユニット１０４の接続状態を示す構成図である。
【０００８】
自動洗浄用の浴槽２は、その周壁２aに気泡混じりの湯水を噴出するための噴気ノズル１０および湯水の循環用の吸込口１４が設けられ、また、底部２dには洗浄ノズル４および排水栓７が設けられている。
【０００９】
各噴気ノズル１０には、湯水の吐出用の分岐配管１２a，１２bとエア吸い込み用のエア配管９０とが共に接続され、両分岐配管１２a，１２bは三方弁６５を介して吐出配管１７に接続されている。また、エア配管９０とエア吸込口９２との途中には逆止弁９１が設けられ、さらに、湯水吸込口１４には吸込配管１６が連通されている。なお、９３は浴槽２に浴槽蓋が置かれているか否かを検出するための蓋センサ、９５は排水栓７の開閉用の電磁式の開閉弁である。
【００１０】
一方、洗浄ノズル４には洗浄配管１８の一端が接続され、この洗浄配管１８の他端は洗浄ユニット１０４を介して吐出配管１７に接続されている。
【００１１】
この洗浄ユニット１０４は、洗剤貯留用の洗剤タンク８０、この洗剤タンク８０内の洗剤の残量を検出するフロートスイッチ８１、この洗剤タンク８０に連なる洗剤供給配管８５を開閉する洗剤開閉弁８２、洗浄配管１８を開閉する洗浄開閉弁８４、および吐出配管１７中の湯水の流れによって負圧を発生させて洗剤を洗浄配管１８内に引き込むためのベンチュリ８３を有するとともに、各弁８２，８４を駆動するモータ(図示せず)、および前述のマイクロコンピュータ等で構成される制御部(図示せず)を備えており、これらがユニット化されている。
【００１２】
給湯器付き風呂釜２０は、給湯回路３０、追焚回路５０、および風呂落込回路７０を有する。
【００１３】
給湯回路３０は、上水道からの入水を沸かして浴槽２や図示しないカランなどに給湯するためのものであって、熱交換器３１を備え、この熱交換器３１の前後の入水路３２と出湯路３３との間がバイパス路３４で接続され、このバイパス路３４の途中に電磁開閉式のバイパス弁３５が設けられている。
【００１４】
また、入水路３２には、熱交換器２への入水量Ｑcを検出する水量センサ３７と入水温度Ｔcを検出する温度センサ３８とが設けられ、また、出湯路３３には、熱交換器３１からの出湯温度を検出する缶体温度センサ４０、出湯量を制御する水量サーボ弁４１、およびバイパス路３４からの水とが混合された後の湯温を検出する出湯温度センサ４２が設けられている。
【００１５】
一方、追焚回路５０は、浴槽２の湯水を循環しつつ追い焚きするもので、追い焚き用の熱交換器５１を備え、この熱交換器５１の前後の吸込配管１６と吐出配管１７との間がバイパス路５４で接続され、このバイパス路５４の途中に電磁開閉式のバイパス弁５５が設けられている。
【００１６】
また、吸込配管１６の途中には、浴槽２の水位を検出する水位センサ５７、強制循環用の循環ポンプ５８、熱交換器５１への入水の有無を検出する水流スイッチ６０、浴槽２の湯温を検出する温度センサ６１、および吸込配管１６の途中を開閉する開閉弁６２が順次配置されている。
【００１７】
さらに、風呂落込回路７０は、上記の給湯回路３０と追焚回路５０との間を連結して湯水を浴槽２に落とし込むためのもので、電磁開閉式の落込弁７１、落とし込み量を検出する水量センサ７２、および逆止弁７３が順次設けられてなる。
【００１８】
次に、この構成の自動風呂装置１の風呂動作について、その概略を説明する。
【００１９】
(a) 湯張り動作
浴槽２に自動的に湯張りを行う湯張りモードが設定された場合には、追焚回路５０の開閉弁６２およびバイパス弁５５を共に閉じてから、三方弁６５を開く。これにより、給湯器付き風呂釜２０の給湯回路３０から出湯される湯水が落込回路７０および追焚回路５０を経由し、さらに、吐出配管１７から三方弁６５ならびに分岐配管１２a，１２bを通って噴気ノズル１０から浴槽２内に注湯される。
【００２０】
(b) 追い焚き動作
追い焚きモードが設定された場合には、給湯器付き風呂釜２０の追焚回路５０の循環ポンプ５８が起動されるとともに、バイパス弁５５が閉じられ、熱交換器５１がバーナで加熱されるので、浴槽２の湯水が湯水吸込口１４から吸込配管１６を通り熱交換器５１で再加熱された後、吐出配管１７から三方弁６５ならびに分岐配管１２a，１２bを通って噴気ノズル１０から浴槽２内に循環されつつ追い焚きされる。
【００２１】
(c) 噴気運転動作
噴気運転モードが設定された場合には、給湯器付き風呂釜２０の追焚回路５０の循環ポンプ５８が起動されるとともに、バイパス弁５５が開、開閉弁６２が閉となるので、浴槽２の湯水が循環されつつ、湯水が吐出配管１７から分岐配管１２a，１２bを通じて噴気ノズル１０から吐出される際に、同時にエア配管９０からのエアと混合されてエア混じりの湯水が浴槽２内に噴出される。
【００２２】
(d) 浴槽洗浄動作
浴槽洗浄モードが設定された場合には、開閉弁９５を開いて浴槽２内の湯水を排水栓７から排水した後、三方弁６５を閉じて湯水の吐出用の分岐配管１２a，１２bを通じて噴気ノズル１０から湯水が噴出されないようにし、同時に、洗浄ユニット１０４の洗浄開閉弁８４を開いて洗浄配管１８を吐出配管１７に連通させるとともに、洗剤開閉弁８２を開く。
【００２３】
一方、給湯器付き風呂釜２０側では、湯張りの場合と同様に、水量サーボ弁４１の開度を調整して、所定の水量が流出するようにする。
【００２４】
これにより、給湯器付き風呂釜２０からの湯水が吐出経路１７を経由して洗浄経路１８の途中のベンチュリ８３を通過する際に生じる負圧によって、洗剤タンク８１に溜められている洗剤が湯水と混合された後、洗浄ノズル４から噴射されて、浴槽２の周壁２aに付着している湯垢が洗剤混じりの洗浄液によって洗浄される。
【００２５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、給湯器付き風呂釜２０に設けられている制御本体部１００は、前述のように、リモコンコード５を介して洗浄ユニット１０４と定期的に通信を行い、洗浄ユニット１０４の負荷(フロートスイッチ８１、三方弁６５、洗剤開閉弁８２、洗浄開閉弁８４など)の状態を確認しながら洗浄動作を制御している。
【００２６】
施工現場によって、洗浄ユニット１０４がある場合と無い場合とがあるが、上記の定期的な通信によって、制御本体部１００は、洗浄ユニット１０４の存在の有無を判断している。
【００２７】
この自動風呂装置１においては、外来のノイズが給湯器付き風呂釜２０の制御本体部１００や、洗浄ユニット１０４の制御部に直接あるいはリモコンコード５を介して混入することがある。
【００２８】
そして、このノイズによって制御本体部１００はシステムダウンまでには至らずにリセット状態になる一方、洗浄ユニット１０４の制御部がシステムダウンした場合に特に問題が生じる。
【００２９】
すなわち、制御本体部１００はリセットされて初期状態となっており、しかも、洗浄ユニット１０４の制御部との通信が不可能となるため、洗浄ユニット１０４の存在を認識することができなくなる。換言すれば、洗浄ユニット１０４が無いものと判断してしまう。
【００３０】
一方、洗浄ユニット１０４側では、制御本体部１００からの制御が不能であるため、洗剤開閉弁８２や洗浄開閉弁８４が開いたままの状態で停止することが起こり得る。
【００３１】
この状態で、風呂リモコン装置１０３が操作されて、たとえば前述の湯張り動作が設定されたような場合には、制御本体部１００は、このモードをそのまま受け付けてしまうため、洗剤開閉弁８２や洗浄開閉弁８４が開いた状態で給湯器付き風呂釜２０から供給された湯水が吐出経路１７に流出することになる。
【００３２】
すると、分岐配管１２a,１２bから噴気ノズル１０を経て浴槽２に湯水が供給されるのみならず、洗浄配管１８を経由して洗浄液も同時に浴槽２内に吐出されることになって、清水を湯張りすることができなくなる。
【００３３】
なお、外来のノイズによって制御本体部１００がシステムダウンした場合には、各リモコン装置１０２,１０３から前述の湯張りモードが設定入力されとしても、その指令は受け付けられないので、上記のような不都合が生じることがない。
【００３４】
また、上記の不都合は、制御本体部１００と洗浄ユニット１０４とを結ぶリモコンコード５が不意に断線したような場合にも同様に発生する。
【００３５】
本発明は、このような不都合が発生するのを確実に防止することを課題とする。
【００３６】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動洗浄浴槽は、上記の課題を解決するため、浴槽、給湯器付き風呂釜、洗浄ユニット、リモコン装置を備え、給湯器付き風呂釜には制御本体部が設けられ、この制御本体部に対して洗浄ユニットおよびリモコン装置がリモコンコードを介して接続されている自動風呂装置において、次の構成を採用している。
【００３７】
すなわち、本発明では、前記制御本体部は、洗浄ユニットが接続されているか否かを判断する接続判断手段と、洗浄ユニットの通信異常の有無を判断する異常判断手段と、前記接続判断手段によって洗浄ユニットが接続されていると判断されているにもかかわらずに、前記異常判断手段によって異常有りと判断された場合には、その以降の風呂動作を禁止する風呂動作禁止手段とを備えている。
【００３８】
【発明の実施の形態】
この実施形態の自動風呂装置は、浴槽２、給湯器付き風呂釜２０、洗浄ユニット１０４、リモコン装置１０２，１０３を備えるが、それらの各部の配置および構成は、図３および図４に示したものと基本的に同じである。
【００３９】
この実施形態の特徴は、給湯器付き風呂釜２０の制御本体部１００の構成、および処理プログラムにある。よって、以下、制御本体部１００について詳述する。
【００４０】
図１は、給湯器付き風呂釜２０に設けられている制御本体部１００の構成を示すブロック図である。
【００４１】
同図において、１１０は制御シーケンスのプログラムが記憶されたＲＯＭ、１２０は洗浄ユニット１０４やリモコン装置１０２，１０３との通信時のデータや演算結果等を一時的に記憶するためのＲＡＭ、１３０は弁３５，４１，５５，…や循環ポンプ５８などの各種の負荷を駆動する負荷ドライバ、１４０は洗浄ユニット１０４やリモコン装置１０２，１０３とリモコンコード５を介して通信するためのインターフェイス、１５０は洗浄ユニット１０４との通信が所定回数以上行われた場合に洗浄ユニット１０４の存在を示すデータを格納する記憶手段としてのＥＥＰＲＯＭ、１６０は時間を計時するタイマ、１７０は各種の演算や制御を司る演算制御部である。
【００４２】
そして、上記のＲＯＭ１１０に記憶された制御シーケンスと演算制御部１７０とによって、特許請求の範囲における、異常判断手段と風呂動作禁止手段とが、また、ＥＥＰＲＯＭ１５０および演算制御部１７０によって特許請求の範囲における接続判断手段がそれぞれ構成されている。
【００４３】
次に、この実施形態の自動風呂装置において、制御本体部１００による洗浄ユニット１０４の制御動作について、以下の(１)〜(４)の状況にそれぞれ分けて、図２に示すフローチャートを参照して説明する。
【００４４】
(１) 制御本体部１００と洗浄ユニット１０４とが正常に接続されていて通信可能な場合
制御本体部１００に最初に電源が投入された場合には、洗浄ユニット１０４と通信できたことを示す通信フラグＦ、およびＥＥＰＲＯＭ１５０へ記憶動作を行ったことを示す記憶動作フラグＱを共にクリアする(ステップ１)。
【００４５】
次に、洗浄ユニット１０４と通信が可能か否かを判断する(ステップ２)。
【００４６】
ここでは、制御本体部１００と洗浄ユニット１０４とが正常に接続されていて通信可能な状態にあることを前提にしているので、次に、通信不能の回数を示す異常カウント値Ｐをクリアする(ステップ３)。
【００４７】
続いて、洗浄ユニット１０４との通信ができたのであるから、通信フラグを“１”にセットする(ステップ４)。引き続いて、洗浄ユニット１０４との今までの通信回数Ｃが予め設定されたしきい値Ｃth(たとえばＣth＝１０)を越えているか否かを判断する(ステップ５)。制御本体部１００への電源投入直後では、Ｃ＜Ｃthであるので、次のステップ９に進む。
【００４８】
このステップ９では、洗浄ユニット１０４との間で通信があった場合の履歴を示すデータ(以下、通信履歴データという)がＥＥＰＲＯＭ１５０に既に格納されているか否かを判断する。制御本体部１００への電源投入直後では、通信履歴データは未だ格納されていないので、通常の制御動作を行った後(ステップ１１)、ステップ２に戻る。
【００４９】
そして、ステップ２→ステップ３→ステップ４→ステップ５→ステップ９→ステップ１１→ステップ２が繰り返されると、通信回数Ｃが次第に増加し、予め設定されたしきい値Ｃth以上(Ｃ≧Ｃth)となると、ステップ６に移行し、記憶動作フラグＱが“１”にセットされているか否を判断する。
【００５０】
最初は、ＥＥＰＲＯＭ１５０には通信履歴データを格納する動作を行っていないので、Ｑ＝０であり、よって、次に、通信履歴データをＥＥＰＲＯＭ１５０に格納する(ステップ７)。このように、通信履歴データをＥＥＰＲＯＭ１５０に格納することで、制御本体部１００がリセットされたり、リモコンコード５が断線したような場合であっても、常に、洗浄ユニット１０４が既に組み込まれて接続されていることを認識することができる。
【００５１】
続いて、記憶動作フラグＱを“１”にセットする(ステップ８)。
【００５２】
次のステップ９では、通信履歴データがＥＥＰＲＯＭ１５０に既に格納されているか否かを判断する。ＥＥＰＲＯＭ１５０には、ステップ７において通信履歴データが既に格納しているので、続いて、通信フラグＦが“０”にクリアされているか否かを判断する(ステップ１０)。このとき、通信フラグＦは既にステップ４で“１”にセットされているので、ステップ１１を経てステップ２に戻る。
【００５３】
その後、ステップ２→ステップ３→ステップ４→ステップ５→ステップ６となるが、このとき、既にステップ８で記憶動作フラグＱが“１”にセットされているので、ステップ９に移行し、ステップ１０，１１を経てステップ２に戻る。
【００５４】
以降は、制御本体部１００と洗浄ユニット１０４とが正常に接続されていて通信可能な状態が維持されている限り、ステップ２→ステップ３→ステップ４→ステップ５→ステップ６→ステップ９→ステップ１０→ステップ１１→ステップ２を繰り返す。
【００５５】
(２) 外来ノイズ等によって、制御本体部１００がリセットされ、かつ、洗浄ユニット１０４がシステムダウンした場合
この場合、制御本体部１００は、システムダウンしていないものの、初期状態にリセットされている。一方、洗浄ユニット１０４はシステムダウンの状態にある。
【００５６】
よって、ステップ２で洗浄ユニット１０４と通信しようとしても、通信不可能と判断されてステップ１２に移行するが、ここで、通信フラグＦは最初に電源が投入されたときと同様に“０”にリセットされている。よって、ステップ９に移行する。
【００５７】
そして、ＥＥＰＲＯＭ１５０に通信履歴データが格納されているか否かを判断する。
【００５８】
洗浄ユニット１０４がシステムダウンする以前に、両者１００，１０４間でしきい値Ｃth以上の回数の通信が行われていた場合には、ＥＥＰＲＯＭ１５０には通信履歴データが既に格納されているため、演算制御部１７０は、洗浄ユニット１０４が接続されていることを認識することができる。
【００５９】
よって、次に、通信フラグＦが“０”にリセットされているか否かを判断する(ステップ１０)。ここでは、通信フラグＦが“０”にリセットされたことを前提としているため、続いて、リモコン装置１０２，１０３から、従来技術として説明した前記(a)〜(c)のいずれかの風呂動作を行わせるための風呂スイッチがＯＮされたか否かを判断する(ステップ１７)。
【００６０】
風呂スイッチが操作されなければ、ステップ１１を経てステップ２に戻る一方、風呂スイッチが操作された場合には、その風呂動作を禁止する(ステップ１８)。このため、従来のように、浴槽２に湯水が供給される際に、同時に洗浄液も浴槽２内に吐出されるといった不都合が生じない。
【００６１】
次いで、タイマ１６０を起動して(ステップ１９)、そのタイマ１６０で計時される時間Ｔが予め設定した基準時間Ｔ₀を越える(Ｔ≧Ｔ₀)か否かを判断する(ステップ２０)。
【００６２】
タイマ１６０の計時時間Ｔが基準時間Ｔ₀以下ならば、ステップ２に戻る一方、ステップ２０でタイマ１６０の計時時間Ｔが基準時間Ｔ₀以上となった場合には、エラーコードを図示しないＬＥＤ等の表示部に出力し、洗浄ユニット１０４側に異常が発生していることを知らせる(ステップ２１)。なお、このときは、表示以外にたとえばブザーや音声によって知らせるようにしてもよい。
【００６３】
(３) 制御本体部１００は正常だが、リモコンコード５の断線等のために洗浄ユニット１０４との通信が途中で不能となった場合
この場合には、ステップ２で洗浄ユニット１０４と通信しようとしても、通信が途絶するため、通信不可能と判断されてステップ１２に移行する。
【００６４】
ここで、制御本体部１００はリモコンコード５が断線する前後のいずれの状態でも正常に動作しており、かつ、リモコンコード５が断線するまでは、洗浄ユニット１０４との間の通信が可能であったため通信フラグＦは“１”にセットされたまま維持されている。
【００６５】
よって、ステップ１２でＦ＝１と判断されるため、次に、異常カウント値Ｐを１つ増加する(ステップ１３)。続いて、この異常カウント値Ｐが予め設定されたしきい値Ｐth(たとえばＰth＝１２)を越えているか否かを判断する(ステップ１４)。
【００６６】
リモコンコード５の断線発生の直後では、Ｐ＜Ｐthであるので、ステップ９に進み、ＥＥＰＲＯＭ１５０に通信履歴データが格納されているか否かを判断する。
【００６７】
リモコンコード５の断線発生以前に、洗浄ユニット１０４との間でしきい値Ｃth以上の回数の通信が行われている場合には、ＥＥＰＲＯＭ１５０には通信履歴データが既に格納されているので、洗浄ユニット１０４が接続されていることを認識することができる。
【００６８】
よって、次に、通信フラグＦが“０”にクリアされているか否かを判断する(ステップ１０)。このとき、通信フラグＦは既にステップ４で“１”にセットされているので、ステップ１１を経てステップ２に戻る。
【００６９】
そして、ステップ２→ステップ１２→ステップ１３→ステップ１４→ステップ９→ステップ１０→ステップ１１→ステップ２が繰り返されると、異常カウント値Ｐが次第に増加し、これが予め設定されたしきい値Ｐth以上(Ｐ≧Ｐth)となると、通信フラグＦをリセットして“０”とした後(ステップ１５)、各リモコン装置１０２，１０３の全てのスイッチをオフとする(ステップ１６)。
【００７０】
続いて、ステップ９からステップ１０に至るが、このとき、既にステップ１５において通信フラグＦが“０”にリセットされているので、次に、風呂スイッチがＯＮされたか否かを判断する(ステップ１７)。
【００７１】
風呂スイッチが操作されなければ、ステップ１１を経てステップ２に戻る一方、風呂スイッチが操作された場合には、その風呂動作を禁止する(ステップ１８)。このため、リモコンコード５が断線した場合にも、浴槽２に湯水が供給される際に、同時に洗浄液も浴槽２内に吐出されるといった不都合が生じない。
【００７２】
次いで、タイマ１６０を起動して(ステップ１９)、そのタイマ１６０で計時される時間Ｔが予め設定した基準時間Ｔ₀を越える(Ｔ≧Ｔ₀)か否かを判断する(ステップ２０)。
【００７３】
タイマ１６０の計時時間Ｔが基準時間Ｔ₀以下ならば、ステップ２に戻る一方、ステップ２０でタイマ１６０の計時時間Ｔが基準時間Ｔ₀以上となった場合には、エラーコードを図示しないＬＥＤ等の表示部に出力し、洗浄ユニット１０４側に異常が発生していることを知らせる(ステップ２１)。
【００７４】
(４) 制御本体部１００に対して、洗浄ユニット１０４が最初から接続されていないない場合
洗浄ユニット１０４をオプション扱いとする場合には、制御本体部１００に対して洗浄ユニット１０４が最初から接続されていないことがある。
【００７５】
そのような場合には、ステップ２で洗浄ユニット１０４と通信しようとしても、通信不可能と判断されるため、ステップ１２に移行する。
【００７６】
ここで、制御本体部１００は、洗浄ユニット１０４との間の通信が成功することがないので、通信フラグＦは常に“０”にリセットされたままである。
【００７７】
よって、ステップ１２でＦ＝０と判断されるため、ステップ９に移行するが、この場合、ＥＥＰＲＯＭ１５０に通信履歴データが格納されることはないから、ステップ１１を経てステップ２に戻る。つまり、ステップ２→ステップ１２→ステップ９→ステップ１１→ステップ２が繰り返されることになる。
【００７８】
【発明の効果】
本発明によれば、外来ノイズ等によって給湯器付き風呂釜に設けられている制御本体部がリセットされるとともに、洗浄ユニットがシステムダウンしたり、あるいは、洗浄ユニットとを結ぶリモコンコードが不意に断線したような場合には、風呂動作が禁止されるので、洗浄ユニットから誤って洗剤が浴槽内に流入されるといったことを確実に防止することができる。
【００７９】
また、洗浄ユニットの有無を制御本体部で判断させるようにすることで、施工現場で制御本体部に対してデップスイッチ等の設定を行う必要もなく、洗浄ユニットの有無によって制御本体部を使い分ける必要もないため、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の自動風呂装置において、給湯器付き風呂釜に設けられている制御本体部の構成を示すブロック図である。
【図２】制御本体部の洗浄ユニットに対する制御動作の説明に供するフローチャートである。
【図３】自動風呂装置の全体の配置を示す構成図である。
【図４】自動風呂装置の浴槽、給湯器付き風呂釜、および洗浄ユニットの接続状態を示す構成図である。
【符号の説明】
１…自動風呂装置、２…浴槽、３…浴室、４…洗浄ノズル、５…リモコンコード、１０…噴気ノズル、２０…給湯器付き風呂釜、１００…制御本体部、１０２…メインリモコン装置、１０３…風呂リモコン装置、１０４…洗浄ユニット、１１０…ＲＯＭ、１５０…ＥＥＰＲＯＭ、１７０…演算制御部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic bath apparatus provided with an automatic cleaning bath.
[0002]
[Prior art]
The present applicant has proposed an automatic bath apparatus provided with a water jet-type automatic washing bathtub for washing and removing scales adhering to the inner wall surface of the bathtub (for example, see Japanese Patent Application No. 9-43357). ).
[0003]
FIG. 3 is a configuration diagram showing the entirety of an automatic bath apparatus provided with an automatic cleaning bathtub already proposed by the present applicant.
[0004]
The automatic bath apparatus 1 includes a bath 2 for automatic cleaning, a bath kettle 20 with a water heater, and a cleaning unit 104. The bath tub 2 is provided in the bathroom 3, and the cleaning unit 104 is provided with a water heater on the outer wall of the bath tub 2. The bath kettles 20 are respectively installed outdoors and the like.
[0005]
The bath kettle 20 with a water heater is provided with a hot water supply circuit, a reheating circuit, and the like, which will be described later, and has a control main body 100 including a microcomputer and the like. The cleaning unit 104 includes a cleaning tank and various actuators for stopping supply of the cleaning liquid, which will be described later, and includes a control unit (not shown) including a microcomputer and the like.
[0006]
A main remote control device 102 installed in a kitchen or the like, a bath remote control device 103 installed in the bathroom 3, and a cleaning unit 104 are each provided with a two-core remote control code in the control body 100 of the bath kettle 20 with a water heater. The main control unit 100 is connected via the remote control device 102, 103 and receives data from the remote control devices 102 and 103 via the remote control code 5, and detects data from various sensors provided in the bathtub 20 with the water heater. The overall operation is controlled based on the signal, combustion control is performed, and the cleaning operation by the cleaning unit 104 is controlled.
[0007]
FIG. 4 is a configuration diagram showing a connection state of the bathtub 2 of the automatic bath apparatus 1, the bath kettle 20 with a water heater, and the cleaning unit 104.
[0008]
The bathtub 2 for automatic cleaning is provided with a blowing nozzle 10 for blowing hot water mixed with air bubbles on a peripheral wall 2a and a suction port 14 for circulating hot water, and a cleaning nozzle 4 and a drain plug 7 on a bottom 2d. Is provided.
[0009]
Each blast nozzle 10 is connected to branch pipes 12a and 12b for discharging hot and cold water and an air pipe 90 for sucking air, and both branch pipes 12a and 12b are connected to a discharge pipe 17 via a three-way valve 65. ing. A check valve 91 is provided midway between the air pipe 90 and the air suction port 92, and the suction pipe 16 is connected to the hot and cold water suction port 14. Reference numeral 93 denotes a lid sensor for detecting whether or not a bathtub lid is placed on the bathtub 2, and reference numeral 95 denotes an electromagnetic on-off valve for opening and closing the drain cock 7.
[0010]
On the other hand, one end of a cleaning pipe 18 is connected to the cleaning nozzle 4, and the other end of the cleaning pipe 18 is connected to a discharge pipe 17 via a cleaning unit 104.
[0011]
The cleaning unit 104 includes a detergent tank 80 for storing a detergent, a float switch 81 for detecting a remaining amount of the detergent in the detergent tank 80, a detergent opening / closing valve 82 for opening and closing a detergent supply pipe 85 connected to the detergent tank 80, A cleaning on-off valve 84 for opening and closing the pipe 18 and a venturi 83 for generating a negative pressure by the flow of hot and cold water in the discharge pipe 17 to draw the detergent into the cleaning pipe 18 are provided, and the valves 82 and 84 are driven. A motor (not shown) and a control unit (not shown) composed of the aforementioned microcomputer and the like are provided, and these are unitized.
[0012]
Bath kettle 20 with a water heater has hot water supply circuit 30, reheating circuit 50, and bath drop circuit 70.
[0013]
The hot water supply circuit 30 is for heating hot water from the tap water and supplying hot water to the bathtub 2 and a not-shown curan. The hot water supply circuit 30 includes a heat exchanger 31 and a water inlet 32 before and after the heat exchanger 31 and a hot water outlet. 33 is connected by a bypass passage 34, and an electromagnetic opening / closing bypass valve 35 is provided in the middle of the bypass passage 34.
[0014]
In addition, the water inlet passage 32 is provided with a water amount sensor 37 for detecting the amount Qc of water entering the heat exchanger 2 and a temperature sensor 38 for detecting the incoming water temperature Tc. A can body temperature sensor 40 for detecting a hot water temperature from the water, a water quantity servo valve 41 for controlling the hot water quantity, and a hot water temperature sensor 42 for detecting the hot water temperature after the water from the bypass passage 34 is mixed are provided. I have.
[0015]
On the other hand, the reheating circuit 50 is for reheating while circulating the hot and cold water in the bathtub 2, and is provided with a heat exchanger 51 for reheating, and is provided between the suction pipe 16 and the discharge pipe 17 before and after the heat exchanger 51. The parts are connected by a bypass passage 54, and an electromagnetic opening / closing bypass valve 55 is provided in the middle of the bypass passage 54.
[0016]
Further, in the middle of the suction pipe 16, a water level sensor 57 for detecting the water level of the bathtub 2, a circulation pump 58 for forced circulation, a water flow switch 60 for detecting whether or not water enters the heat exchanger 51, a hot water temperature of the bathtub 2. , And an on-off valve 62 for opening and closing the middle of the suction pipe 16 are sequentially arranged.
[0017]
Further, the bath dropping circuit 70 is for connecting the hot water supply circuit 30 and the additional heating circuit 50 to drop hot water into the bathtub 2, and includes a solenoid-operated opening / closing type drop valve 71 and a water amount for detecting a dropping amount. A sensor 72 and a check valve 73 are sequentially provided.
[0018]
Next, the outline of the bath operation of the automatic bath apparatus 1 having this configuration will be described.
[0019]
(a) When the bath filling mode for automatically filling the bath 2 is set, the on-off valve 62 and the bypass valve 55 of the additional heating circuit 50 are both closed, and then the three-way valve 65 is opened. . As a result, hot and cold water discharged from the hot water supply circuit 30 of the bath kettle 20 with hot water supply passes through the dropping circuit 70 and the reheating circuit 50, and further from the discharge pipe 17 through the three-way valve 65 and the branch pipes 12a and 12b. Hot water is poured into the bathtub 2 from the nozzle 10.
[0020]
(b) Reheating operation When the reheating mode is set, the circulation pump 58 of the reheating circuit 50 of the bath kettle 20 with a water heater is started, the bypass valve 55 is closed, and the heat exchanger 51 is turned off. Since the water is heated by the burner, the hot water in the bathtub 2 is reheated by the heat exchanger 51 through the hot water inlet 14 through the suction pipe 16, and then fumed from the discharge pipe 17 through the three-way valve 65 and the branch pipes 12 a and 12 b. It is reheated while being circulated from the nozzle 10 into the bathtub 2.
[0021]
(c) Fume operation When the fume operation mode is set, the circulating pump 58 of the reheating circuit 50 of the water heater 20 is started, the bypass valve 55 is opened, and the on-off valve 62 is closed. Therefore, while the hot and cold water in the bathtub 2 is being circulated, when the hot and cold water is discharged from the blast nozzle 10 from the discharge pipe 17 through the branch pipes 12a and 12b, the hot and cold water mixed with the air from the air pipe 90 is simultaneously mixed. Squirted into bathtub 2.
[0022]
(d) Bath tub cleaning operation When the bath tub cleaning mode is set, the on-off valve 95 is opened to drain hot water in the bath tub 2 from the drain plug 7, and then the three-way valve 65 is closed to open a branch pipe for discharging hot water. At the same time, hot water is prevented from being blown out from the blast nozzle 10 through 12a and 12b. At the same time, the cleaning opening / closing valve 84 of the cleaning unit 104 is opened to connect the cleaning pipe 18 to the discharge pipe 17, and the detergent opening / closing valve 82 is opened.
[0023]
On the other hand, on the side of the bath kettle 20 with the water heater, similarly to the case of hot water filling, the opening of the water amount servo valve 41 is adjusted so that a predetermined amount of water flows out.
[0024]
Thus, due to the negative pressure generated when the hot water from the bath kettle 20 with the water heater passes through the venturi 83 in the middle of the cleaning path 18 via the discharge path 17, the detergent stored in the detergent tank 81 becomes hot and cold. After being mixed, the hot water sprayed from the cleaning nozzle 4 and adhering to the peripheral wall 2a of the bathtub 2 is cleaned by the cleaning liquid containing the detergent.
[0025]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, as described above, the control main unit 100 provided in the bath kettle 20 with water heater periodically communicates with the cleaning unit 104 via the remote control code 5 to load the cleaning unit 104 (float switch 81). , The three-way valve 65, the detergent on-off valve 82, the cleaning on-off valve 84, etc.) while controlling the cleaning operation.
[0026]
Depending on the construction site, there may be a case where the cleaning unit 104 is provided or not, but the control main unit 100 determines whether the cleaning unit 104 is present or not by the above-described periodic communication.
[0027]
In the automatic bath apparatus 1, external noise may be mixed into the control main unit 100 of the bath kettle 20 with a water heater or the control unit of the cleaning unit 104 directly or via the remote control code 5.
[0028]
The noise causes the control main unit 100 to be reset without causing the system to go down. On the other hand, a problem occurs particularly when the control unit of the cleaning unit 104 goes down.
[0029]
That is, the control main unit 100 is reset to the initial state, and furthermore, cannot communicate with the control unit of the cleaning unit 104, so that the presence of the cleaning unit 104 cannot be recognized. In other words, it is determined that there is no cleaning unit 104.
[0030]
On the other hand, on the cleaning unit 104 side, since control from the control main body unit 100 is impossible, it is possible that the cleaning on / off valve 82 and the cleaning on / off valve 84 may be stopped in an open state.
[0031]
In this state, if the bath remote control device 103 is operated and, for example, the above-mentioned hot water filling operation is set, the control main unit 100 accepts this mode as it is, so that the detergent opening / closing valve 82 and the cleaning Hot water supplied from the bath kettle 20 with the water heater flows out to the discharge path 17 with the on-off valve 84 opened.
[0032]
Then, not only hot and cold water is supplied from the branch pipes 12a and 12b to the bathtub 2 through the fumarole nozzle 10, but also the cleaning liquid is simultaneously discharged into the bathtub 2 through the cleaning pipe 18, so that the fresh water is supplied with hot water. You can no longer stretch.
[0033]
If the control main unit 100 is shut down due to extraneous noise, even if the above-mentioned hot water mode is set and input from each of the remote control devices 102 and 103, the command is not accepted. Does not occur.
[0034]
The above-mentioned inconvenience also occurs when the remote control code 5 connecting the control main unit 100 and the cleaning unit 104 is unexpectedly disconnected.
[0035]
An object of the present invention is to reliably prevent such inconvenience from occurring.
[0036]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the automatic cleaning bath of the present invention includes a bathtub, a bathtub with a water heater, a cleaning unit, and a remote control device. In contrast, an automatic bath apparatus in which a cleaning unit and a remote control device are connected via a remote control code employs the following configuration.
[0037]
That is, in the present invention, the control main unit includes connection determination means for determining whether a cleaning unit is connected, abnormality determination means for determining whether or not there is a communication abnormality in the cleaning unit, and cleaning by the connection determination means. Even if it is determined that the unit is connected, a bath operation prohibiting unit that prohibits the subsequent bath operation when the abnormality determining unit determines that there is an abnormality.
[0038]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The automatic bath apparatus of this embodiment includes a bathtub 2, a bathtub 20 with a water heater, a cleaning unit 104, and remote control devices 102 and 103. The arrangement and configuration of each of those components are as shown in FIGS. 3 and 4. And basically the same.
[0039]
The features of this embodiment reside in the configuration of the control main unit 100 of the bath kettle 20 with water heater and the processing program. Therefore, hereinafter, the control main unit 100 will be described in detail.
[0040]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a control main unit 100 provided in bath kettle 20 with a water heater.
[0041]
Referring to FIG. 1, reference numeral 110 denotes a ROM in which a control sequence program is stored; 120, a RAM for temporarily storing data and calculation results during communication with the cleaning unit 104 and the remote controllers 102, 103; A load driver for driving various loads such as 35, 41, 55,... And a circulating pump 58; 140, an interface for communicating with the cleaning unit 104 and the remote control devices 102, 103 via the remote control code 5; EEPROM as storage means for storing data indicating the presence of the cleaning unit 104 when communication with the communication unit 104 is performed a predetermined number of times or more, 160 is a timer for measuring time, and 170 is an operation control unit for controlling various operations and controls. It is.
[0042]
The control sequence stored in the ROM 110 and the arithmetic control unit 170 allow the abnormality determining means and the bath operation prohibiting means in the claims, and the EEPROM 150 and the arithmetic control unit 170 provide the functions in the claims. The connection determination means is constituted respectively.
[0043]
Next, in the automatic bath apparatus of this embodiment, the control operation of the cleaning unit 104 by the control main unit 100 is divided into the following conditions (1) to (4), respectively, with reference to the flowchart shown in FIG. explain.
[0044]
(1) When the control main unit 100 and the cleaning unit 104 are normally connected and can communicate with each other When the control main unit 100 is first turned on, communication indicating that communication with the cleaning unit 104 has been successfully performed. The flag F and the storage operation flag Q indicating that the storage operation has been performed on the EEPROM 150 are both cleared (step 1).
[0045]
Next, it is determined whether communication with the cleaning unit 104 is possible (step 2).
[0046]
Here, since it is assumed that the control main unit 100 and the cleaning unit 104 are normally connected and in a communicable state, next, the abnormal count value P indicating the number of times of communication failure is cleared ( Step 3).
[0047]
Subsequently, since communication with the cleaning unit 104 has been completed, the communication flag is set to "1" (step 4). Subsequently, it is determined whether or not the number of times of communication C with the cleaning unit 104 so far has exceeded a preset threshold value Cth (for example, Cth = 10) (step 5). Immediately after the control main unit 100 is powered on, C <Cth.
[0048]
In step 9, it is determined whether or not data indicating the history of communication with the cleaning unit 104 (hereinafter referred to as communication history data) is already stored in the EEPROM 150. Immediately after the power to the control main unit 100 is turned on, the communication history data is not stored yet, so that a normal control operation is performed (step 11), and the process returns to step 2.
[0049]
Then, when Step 2 → Step 3 → Step 4 → Step 5 → Step 9 → Step 11 → Step 2 is repeated, the number of times of communication C gradually increases, and becomes greater than or equal to a predetermined threshold value Cth (C ≧ Cth). Then, the process proceeds to step 6, where it is determined whether or not the storage operation flag Q is set to "1".
[0050]
At first, since the operation of storing the communication history data in the EEPROM 150 is not performed, Q = 0, so that the communication history data is next stored in the EEPROM 150 (step 7). By storing the communication history data in the EEPROM 150 in this way, even when the control main body 100 is reset or the remote control code 5 is disconnected, the cleaning unit 104 is always installed and connected. Can be recognized.
[0051]
Subsequently, the storage operation flag Q is set to "1" (step 8).
[0052]
In the next step 9, it is determined whether or not the communication history data has already been stored in the EEPROM 150. Since the communication history data has already been stored in the EEPROM 150 in step 7, it is determined whether the communication flag F has been cleared to "0" (step 10). At this time, since the communication flag F has already been set to "1" in step 4, the process returns to step 2 via step 11.
[0053]
Thereafter, step 2 → step 3 → step 4 → step 5 → step 6 is performed. At this time, since the storage operation flag Q has already been set to “1” in step 8, the process proceeds to step 9 and proceeds to step 10 , 11, and returns to step 2.
[0054]
Thereafter, as long as the control main body unit 100 and the cleaning unit 104 are normally connected and a communicable state is maintained, Step 2 → Step 3 → Step 4 → Step 5 → Step 6 → Step 9 → Step 10 → Step 11 → Step 2 is repeated.
[0055]
(2) When the control main unit 100 is reset due to external noise or the like and the cleaning unit 104 is shut down. In this case, the control main unit 100 is reset to the initial state although the system is not down. On the other hand, the cleaning unit 104 is in a system down state.
[0056]
Therefore, even if an attempt is made to communicate with the cleaning unit 104 in step 2, it is determined that communication is impossible, and the process proceeds to step 12. Here, the communication flag F is set to "0" as when the power was first turned on. Has been reset. Therefore, the process proceeds to step 9.
[0057]
Then, it is determined whether or not communication history data is stored in EEPROM 150.
[0058]
If the communication has been performed more than the threshold value Cth between the cleaning units 104 and 104 before the system shutdown of the cleaning unit 104, the communication history data is already stored in the EEPROM 150. The unit 170 can recognize that the cleaning unit 104 is connected.
[0059]
Therefore, it is next determined whether or not the communication flag F has been reset to "0" (step 10). Here, since it is assumed that the communication flag F has been reset to “0”, the remote control devices 102 and 103 subsequently perform any one of the bath operations (a) to (c) described above as the related art. It is determined whether or not the bath switch for performing the operation is turned on (step 17).
[0060]
If the bath switch is not operated, the process returns to step 2 via step 11, while if the bath switch is operated, the bath operation is prohibited (step 18). Therefore, there is no inconvenience that the washing liquid is simultaneously discharged into the bathtub 2 when hot water is supplied to the bathtub 2 as in the related art.
[0061]
Next, the timer 160 is started (step 19), and it is determined whether or not the time T counted by the timer 160 exceeds a preset reference time T ₀ (T ≧ T ₀ ) (step 20).
[0062]
If the counted time T of the timer 160 is the reference time T ₀ or less, the process returns to step 2, when the counted time T of the timer 160 becomes the reference time T ₀ or more in step 20, LED or the like (not shown) an error code Is displayed on the display unit to notify that an abnormality has occurred on the cleaning unit 104 side (step 21). In addition, at this time, you may make it notify by a buzzer or a sound other than a display, for example.
[0063]
(3) If the control main unit 100 is normal, but communication with the cleaning unit 104 becomes impossible due to disconnection of the remote control code 5 or the like. In this case, even if an attempt is made to communicate with the cleaning unit 104 in step 2 Since the communication is interrupted, it is determined that communication is impossible, and the process proceeds to step S12.
[0064]
Here, the control main unit 100 operates normally before and after the remote control code 5 is disconnected, and can communicate with the cleaning unit 104 until the remote control code 5 is disconnected. Therefore, the communication flag F is kept set to "1".
[0065]
Therefore, since F = 1 is determined in step 12, the abnormality count value P is increased by one (step 13). Subsequently, it is determined whether or not the abnormal count value P exceeds a preset threshold value Pth (for example, Pth = 12) (step 14).
[0066]
Immediately after the disconnection of the remote control code 5, since P <Pth, the process proceeds to step 9, where it is determined whether or not the communication history data is stored in the EEPROM 150.
[0067]
If the communication with the cleaning unit 104 has been performed more than the threshold value Cth before the disconnection of the remote control code 5, the communication history data is already stored in the EEPROM 150. It can be recognized that 104 is connected.
[0068]
Therefore, it is next determined whether or not the communication flag F has been cleared to "0" (step 10). At this time, since the communication flag F has already been set to "1" in step 4, the process returns to step 2 via step 11.
[0069]
Then, when Step 2 → Step 12 → Step 13 → Step 14 → Step 9 → Step 10 → Step 11 → Step 2 are repeated, the abnormal count value P gradually increases, and this is equal to or greater than the preset threshold value Pth ( When P ≧ Pth), the communication flag F is reset to “0” (step 15), and all switches of the remote control devices 102 and 103 are turned off (step 16).
[0070]
Subsequently, the process proceeds from step 9 to step 10. At this time, since the communication flag F has already been reset to "0" in step 15, it is determined whether the bath switch has been turned on (step 17). ).
[0071]
If the bath switch is not operated, the process returns to step 2 via step 11, while if the bath switch is operated, the bath operation is prohibited (step 18). Therefore, even when the remote control cord 5 is disconnected, there is no inconvenience that the washing liquid is simultaneously discharged into the bathtub 2 when hot water is supplied to the bathtub 2.
[0072]
Next, the timer 160 is started (step 19), and it is determined whether or not the time T counted by the timer 160 exceeds a preset reference time T ₀ (T ≧ T ₀ ) (step 20).
[0073]
If the counted time T of the timer 160 is the reference time T ₀ or less, the process returns to step 2, when the counted time T of the timer 160 becomes the reference time T ₀ or more in step 20, LED or the like (not shown) an error code Is displayed on the display unit to notify that an abnormality has occurred on the cleaning unit 104 side (step 21).
[0074]
(4) When the cleaning unit 104 is not connected to the control main unit 100 from the beginning When the cleaning unit 104 is treated as an option, the cleaning unit 104 is connected to the control main unit 100 from the beginning. May not.
[0075]
In such a case, even if an attempt is made to communicate with the cleaning unit 104 in step 2, it is determined that communication is not possible, so the process proceeds to step 12.
[0076]
Here, since communication with the cleaning unit 104 does not succeed in the control main unit 100, the communication flag F is always reset to “0”.
[0077]
Therefore, it is determined in step 12 that F = 0, and the process proceeds to step 9. In this case, since the communication history data is not stored in the EEPROM 150, the process returns to step 2 via step 11. That is, Step 2 → Step 12 → Step 9 → Step 11 → Step 2 is repeated.
[0078]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while the control main-body part provided in the bathtub with a water heater is reset by external noise etc., a cleaning unit shuts down a system, or the remote control code which connects with a cleaning unit is disconnected suddenly. In such a case, the bath operation is prohibited, so that it is possible to reliably prevent the detergent from being accidentally flown into the bathtub from the cleaning unit.
[0079]
In addition, since the presence or absence of a cleaning unit is determined by the control main unit, there is no need to set DIP switches etc. for the control main unit at the construction site, and it is necessary to use the control main unit properly depending on the presence or absence of the cleaning unit Because there is no convenience, convenience is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a control main body provided in a bath kettle with a water heater in the automatic bath apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart for explaining a control operation of a control unit with respect to a cleaning unit;
FIG. 3 is a configuration diagram showing an overall arrangement of the automatic bath apparatus.
FIG. 4 is a configuration diagram showing a connection state of a bathtub, a bathtub with a water heater, and a cleaning unit of the automatic bath apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Automatic bath apparatus, 2 ... Bathtub, 3 ... Bathroom, 4 ... Cleaning nozzle, 5 ... Remote control code, 10 ... Fumarizing nozzle, 20 ... Bath kettle with water heater, 100 ... Control main body part, 102 ... Main remote control apparatus, 103 .. Bath remote control device, 104 cleaning unit, 110 ROM, 150 EEPROM, 170 arithmetic operation control unit.

Claims

A bathtub, a bathtub with a water heater, a cleaning unit, and a remote control device are provided.The bathtub with a water heater is provided with a control main unit, and the cleaning unit and the remote control device are connected to the control main unit via a remote control code. Automatic bath equipment
The control main unit includes:
Connection determination means for determining whether the cleaning unit is connected,
Abnormality determination means for determining the presence or absence of a communication abnormality of the cleaning unit;
A bath operation prohibiting unit for prohibiting a subsequent bath operation when the abnormality determining unit determines that there is an abnormality even though the cleaning unit is determined to be connected by the connection determining unit; When,
An automatic bath apparatus comprising:

The automatic bath apparatus according to claim 1,
The automatic bath apparatus according to claim 1, wherein the abnormality determination unit includes a storage unit that stores data indicating the presence of the cleaning unit when communication with the cleaning unit has been performed a predetermined number of times or more.