JP3534732B2 - 循環式トイレ - Google Patents
循環式トイレInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
するものである。
上下水道が整備されていない地域のトイレとして、汲み
取りが不要な循環式トイレが使われている。これは、し
尿を大便と小便に分離するし尿分離装置を備え、大便は
微生物により炭酸ガスと水に分解する一方、小便は微生
物により浄化してトイレの洗浄水として利用するもので
ある。
としては、例えば特許第3055773号公報に開示さ
れているように、大便は便器の排出口から直接発酵槽に
落下させる一方、小便は便器及び排便管の内壁を伝わら
せて、発酵槽とは別の小便受け容器に誘導することによ
り分離するものがある。
術においては、小便の量が多いと、小便の大半は便器及
び排便管の内壁を伝わらずに、直接発酵槽に落下してし
まい、大便と小便とを充分に分離できないという問題が
あった。
2〜3ヶ月ごとに微生物を補充する必要があり、長期に
渡って、メンテナンスフリーで使用できるものが求めら
れていた。
ものであり、大便と小便とを充分に分離できるととも
に、長期に渡って、メンテナンスフリーで使用できる循
環式トイレを提供することを目的としている。
底部に排出口を有する便器と、前記便器に排泄された大
便と小便とを分離するし尿分離装置と、前記し尿分離装
置により分離された大便を微生物により分解する大便処
理槽と、前記し尿分離装置により分離された小便を微生
物により浄化する小便処理槽と、前記小便処理槽により
浄化された小便を洗浄水として前記便器を洗浄する洗浄
装置とを備えた循環式トイレにおいて、前記し尿分離装
置は、前記便器に排泄された小便の流量を調節して前記
便器の内壁を伝って流れさせる小便流量調節装置と、前
記便器の排出口に連通するとともに下方にラッパ状に広
がり、底を有する小便受け容器と、前記小便受け容器の
底を貫通するとともに、その先端が前記小便受け容器の
内壁から離間するように設けられた排便管とを備えるこ
とを特徴とする循環式トイレである。
排便管に落下する一方、小便は便器及び小便受け容器の
内壁を伝わり落ちることにより大便と小便とが分離され
る。しかも小便流量調節装置により小便の流量が調節さ
れるので、小便は排便管に落下することなく全て便器及
び小便受け容器の内壁を伝わり落ち、大便と小便とが充
分に分離できる。
明において前記小便流量調節装置は、前記便器の内壁に
向かって傾斜し且つ前記便器の内壁と所定幅離間する小
便案内板を、前記便器の内周に沿って設けてなることを
特徴とする循環式トイレである。
は、小便案内板に案内されて、小便案内板と便器内壁と
の隙間から少量ずつ流れ落ちるので、小便が全て便器及
び小便受け容器の内壁を伝わり落ちるように流量を調節
することができる。
載の発明において、前記大便処理槽及び前記小便処理槽
の少なくとも一方は、微生物の菌床を収納した微生物カ
ートリッジを備えたことを特徴とする循環式トイレであ
る。
納された微生物の菌床により、大便処理槽や小便処理槽
内の微生物の寿命が延びるので、長期に渡って、メンテ
ナンスフリーで使用できる。
基いて詳細に説明する。
する。
に、便器2の内部に設けられた小便流量調節装置たる小
便案内板3と、便器2の下方に設けられた小便受け容器
4と排便管5とからなる。
は洗浄水が流され続けている。
の内周に沿って環状に設けられ、便器2の内壁に向かっ
て傾斜し且つ便器2の内壁と所定幅離間している。
間3aは0.1〜0.05mmが望ましい。
以下同じ)は、小便案内板3に一旦せき止められて、隙
間3aから少量ずつ流れ落ちるので、排便管5に落下す
ることなく、便器2及び小便受け容器3の内壁を伝わり
落ちる。
るが、小便案内板3は便器2の内周に沿って環状に設け
られているので、これに対応することができる。また小
便は小便案内板3の一部にのみ排泄されるが、小便案内
板3に案内されて便器3の内周に沿って行き渡るので、
隙間3aが狭くてもすみやかに流れ落ちる。
通するとともに下方にラッパ状に広がり、底を有する。
た小便は小便受け容器4の底にたまる。小便受け容器4
の底にたまった小便は、小便受け容器4に連通する小便
排出管4aを通って小便処理槽7へ送られる。
るように設けられているので、小便受け容器4の底にた
まった小便が排便管5に流れ込むことがない。
器4の内壁から離間するように設けられているので、小
便受け容器4の内壁を伝わって小便が流れ落ちるのを妨
げない。
出口2aの径にほぼ等しく、排出口2aの直下に設けら
れるので、便器2に排泄された大便(トイレットペーパ
ーを含む、以下同じ)は排出口2aから排便管5に落下
する。排便管5に落下した大便は、排便管5の下方に設
けられた大便処理槽6へ送られる。
のパッキング5aが設けられ、臭いが外に漏れるの防ぐ
とともに、メンテナンス時に大便処理槽6を取り外す作
業を容易にしている。
る。
に、便器2と、し尿分離装置3,4,5と、し尿分離装
置3,4,5により分離された大便を微生物により分解
する大便処理槽6と、し尿分離装置3,4,5により分
離された小便を微生物により浄化する小便処理槽7と、
小便処理槽7により浄化された小便を洗浄水として便器
2を洗浄する洗浄装置である洗浄水タンク10及びポン
プ10aとを備える。
ガスと水に分解する。この分解に必要な空気を供給する
ために、大便処理槽6内には攪拌装置6aが設けられて
いる。この分解で生じた炭酸ガスは空気中に放出され、
水は小便処理槽7へ送られる。
する。浄化された小便は便器2を洗浄する洗浄水として
洗浄水タンク10にためられる。洗浄水タンク10の容
量を越えた余剰の洗浄水は、図示しない噴霧装置により
空気中に噴霧して放出する。
ポンプ10aにより便器2に送られ便器2を洗浄する。
微生物カートリッジ8が設けられている。微生物カート
リッジ8は図4に示すように、多数の孔を有する箱体8
aに菌床8bが収納されている。菌床8bは多孔質のセ
ラミックからなる。この微生物カートリッジ8を設けた
ことにより、大便処理槽6及び小便処理槽7内の微生物
の寿命が延びるので、長期に渡って、メンテナンスフリ
ーで使用できる。
の循環式トイレ1は、大便処理槽6及び小便処理槽7に
所定の時間間隔で所定量の微生物を自動的に補充する微
生物補充装置9を備えている。
納した微生物タンク9aと、微生物タンク9aと連通す
るシリンダー9bと、シリンダー9b内を往復するピス
トン9cと、ピストン9cと連結されたクランク機構9
dと、シリンダ9bと連通するパイプ9eとからなる。
パイプ9eは他方で大便処理槽6及び小便処理槽7と連
通している。
回転運動を往復運動に変換し、ピストン9cにシリンダ
9b内を所定のストロークで往復させる。ピストン9c
が図中左に移動すると、微生物タンク9aから微生物を
含む液が所定量吸い出され、次にピストン9cが図中右
に移動すると、微生物タンク9aから吸い出された微生
物を含む液はパイプ9eに押し出される。微生物タンク
9aには、吸い出された微生物を含む液が逆流しないよ
う弁が設けられている。パイプ9eは大便処理槽6や小
便処理槽7へ連結されている。
ンで制御され、大便処理槽6及び小便処理槽7に所定の
時間間隔で微生物が自動的に補充される。これにより、
さらに長期に渡って、メンテナンスフリーで使用でき
る。
ポンプ10aを作動させる電源11は、商用電源が整備
されていない地域では、太陽光発電システムや風力発電
システム、または永久磁石式回転発電機により供給す
る。
に積雪する地域では、超電導素子を利用した融雪装置を
太陽電池モジュールに設ける。
に備えて水素発電システムを併用する。水素発電システ
ムとは、水の電気分解により水素を発生させ、発生した
水素を燃焼することで水を沸騰させ蒸気をつくり、ター
ビンを回して電気を起こし、その電気をバッテリーに蓄
え利用するシステムである。
力と反発力を利用し現象として補助入力により大きな出
力を得ることが出来るシステムになっている。
時の仮設トイレ、または上下水道が整備されていない地
域の汲み取り式トイレに代わるものとして利用可能であ
る。また、船舶、バス、列車、飛行機等の乗り物へ取り
付けることも可能である。
明は、底部に排出口を有する便器と、前記便器に排泄さ
れた大便と小便とを分離するし尿分離装置と、前記し尿
分離装置により分離された大便を微生物により分解する
大便処理槽と、前記し尿分離装置により分離された小便
を微生物により浄化する小便処理槽と、前記小便処理槽
により浄化された小便を洗浄水として前記便器を洗浄す
る洗浄装置とを備えた循環式トイレにおいて、前記し尿
分離装置は、前記便器に排泄された小便の流量を調節し
て前記便器の内壁を伝って流れさせる小便流量調節装置
と、前記便器の排出口に連通するとともに下方にラッパ
状に広がり、底を有する小便受け容器と、前記小便受け
容器の底を貫通するとともに、その先端が前記小便受け
容器の内壁から離間するように設けられた排便管とを備
えることを特徴とする循環式トイレである。
排便管に落下する一方、小便は便器及び小便受け容器の
内壁を伝わり落ちることにより大便と小便とが分離され
る。しかも小便流量調節装置により小便の流量が調節さ
れるので、小便は排便管に落下することなく全て便器及
び小便受け容器の内壁を伝わり落ち、大便と小便とが充
分に分離できる。
明において前記小便流量調節装置は、前記便器の内壁に
向かって傾斜し且つ前記便器の内壁と所定幅離間する小
便案内板を、前記便器の内周に沿って設けてなることを
特徴とする循環式トイレである。
は、小便案内板に案内されて、小便案内板と便器内壁と
の隙間から少量ずつ流れ落ちるので、小便が全て便器及
び小便受け容器の内壁を伝わり落ちるように流量を調節
することができる。
載の発明において、前記大便処理槽及び前記小便処理槽
の少なくとも一方は、微生物の菌床を収納した微生物カ
ートリッジを備えたことを特徴とする循環式トイレであ
る。
納された微生物の菌床により、大便処理槽や小便処理槽
内の微生物の寿命が延びるので、長期に渡って、メンテ
ナンスフリーで使用できる。
縦断面図である。
示す平面図である。
説明図である。
を示す斜視図である。
す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 底部に排出口を有する便器と、前記便器
に排泄された大便と小便とを分離するし尿分離装置と、
前記し尿分離装置により分離された大便を微生物により
分解する大便処理槽と、前記し尿分離装置により分離さ
れた小便を微生物により浄化する小便処理槽と、前記小
便処理槽により浄化された小便を洗浄水として前記便器
を洗浄する洗浄装置とを備えた循環式トイレにおいて、
前記し尿分離装置は、前記便器に排泄された小便の流量
を調節して前記便器の内壁を伝って流れさせる小便流量
調節装置と、 前記便器の排出口に連通するとともに下方にラッパ状に
広がり、底を有する小便受け容器と、前記小便受け容器
の底を貫通するとともに、その先端が前記小便受け容器
の内壁から離間するように設けられた排便管とを備える
ことを特徴とする循環式トイレ。 - 【請求項2】 前記小便流量調節装置は、前記便器の内
壁に向かって傾斜し且つ前記便器の内壁と所定幅離間す
る小便案内板を、前記便器の内周に沿って設けてなるこ
とを特徴とする請求項1記載の循環式トイレ。 - 【請求項3】 前記大便処理槽及び前記小便処理槽の少
なくとも一方は、微生物の菌床を収納した微生物カート
リッジを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の
循環式トイレ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001397094A JP3534732B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 循環式トイレ |
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-
2001
- 2001-12-27 JP JP2001397094A patent/JP3534732B2/ja not_active Expired - Fee Related
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