JP3532531B2 - 初期同期装置および方法 - Google Patents

初期同期装置および方法

Info

Publication number
JP3532531B2
JP3532531B2 JP2001127484A JP2001127484A JP3532531B2 JP 3532531 B2 JP3532531 B2 JP 3532531B2 JP 2001127484 A JP2001127484 A JP 2001127484A JP 2001127484 A JP2001127484 A JP 2001127484A JP 3532531 B2 JP3532531 B2 JP 3532531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
initial synchronization
time
threshold
detected
equal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001127484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002325053A (ja
Inventor
美法 森田
貞樹 二木
充 上杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2001127484A priority Critical patent/JP3532531B2/ja
Priority to EP02718552A priority patent/EP1292063A4/en
Priority to PCT/JP2002/003648 priority patent/WO2002087141A1/ja
Priority to KR1020027017006A priority patent/KR20030011896A/ko
Priority to CN02801234A priority patent/CN1461543A/zh
Priority to US10/311,098 priority patent/US20030179813A1/en
Publication of JP2002325053A publication Critical patent/JP2002325053A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3532531B2 publication Critical patent/JP3532531B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトル拡散通
信方式における初期同期装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような初期同期装置および方
法としては、特開平10−70498号公報に記載され
ているものがある。
【0003】図6は、従来の初期同期装置の構成を示す
ブロック図である。同装置では、アンテナからの受信信
号を周波数変換回路101で周波数変換したベースバン
ド信号をA/D変換器103でデジタル化した後、この
デジタルデータをn段のデジタルマッチドフィルタ10
5に入力してPNコード発生器107からのPNコード
との相関出力を求める。そして、この相関出力を積算器
109に出力し、それぞれの相関出力の位相ごとに積算
する。そして、最大の積算値の位相を初期同期時刻と判
定し、この判定信号を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、受信信号と既知コードとの相関出力を
積算し、この積算値から初期同期時刻を検出するため、
積算を行うために前チャネルまでの積算データを蓄積し
ておく必要があり、前チャネルまでの積算データを蓄積
するためにRAMなどの記憶容量が多く必要となり、ハ
ードウエアの規模が大きくなるという問題がある。
【0005】また、ハードウエアの規模を削減するため
に、積算を行う相関出力に適当なウインドウ(たとえ
ば、相関ピーク値の前後、数シンボルなど)を設け、積
算を行う相関出力の範囲をウインドウ内に限定すること
も考えられるが、この方法では、ウインドウの設定が適
切でない場合、より具体的には、ウインドウの設定範囲
内に初期同期時刻が含まれていない場合、たとえば、所
望波のレベルに対して干渉波のレベルが高いときに干渉
波位置でウインドウを設定すると、初期同期時刻を誤っ
て検出してしまうという問題がある。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、ハードウエアの規模を小さくすることができ、
かつ、所望波のレベルに対して干渉波のレベルが高い場
合であっても、初期同期時刻を正確に検出することがで
きる初期同期装置および方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の初期同期装置
は、所定時間の受信信号と同期ワードとの相関出力を検
出する相関出力検出部と、検出された相関出力がしきい
値以上であるか否かを判定するしきい値判定部と、しき
い値以上であると判定された相関出力に対応する時刻の
データを蓄積する時刻データ蓄積部と、蓄積された時刻
データを用いて度数分布を作成する度数分布作成部と、
作成された度数分布における最大度数を検出する最大度
数検出部と、検出された最大度数の時刻を初期同期時刻
とする初期同期時刻検出部と、検出された最大度数が基
準値以下であるか否かを判定する基準値判定部と、検出
された最大度数が基準値以下であると判定された場合、
しきい値を修正するしきい値修正部と、修正されたしき
い値を用いて初期同期処理を最初から再度実行させる制
御部と、を具備する構成を採る。
【0008】この構成によれば、検出された相関出力が
しきい値以上であるか否かを判定し、しきい値以上であ
ると判定された相関出力に対応する時刻データのみを蓄
積するため、しきい値以上であると判定された相関出力
に対応する時刻データを蓄積するだけの記憶容量があれ
ばよく、ハードウエアの規模を小さくすることができ
る。しかも、蓄積された時刻データを用いて度数分布を
作成し、この度数分布における最大度数の時刻を初期同
期時刻とするため、そもそもウインドウ自体を設定する
必要がなく、所望波のレベルに対して干渉波のレベルが
高い場合であっても、干渉波位置での初期同期時刻の誤
検出を防ぐことができ、初期同期時刻を正確に検出する
ことができる。さらには、初期同期時刻を検出する際
に、最大度数を基準値と比較して検出される初期同期時
刻が誤っているか否かを判定し、誤っていると判定され
る場合はしきい値を修正して最初から再度初期同期処理
を行うため、伝搬路の状況に応じて最適なしきい値を設
定することができ、しきい値を用いた判定処理の精度を
向上することができる。また、CI比(搬送波対干渉
比: Carrier to Interference ratio )が低い場合にお
いても、最適なしきい値が設定されるため、より正確に
初期同期時刻を検出することができる。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】本発明の初期同期装置は、所定時間の受信
信号と同期ワードとの相関出力を検出する相関出力検出
部と、検出された相関出力がしきい値以上であるか否か
を判定するしきい値判定部と、しきい値以上であると判
定された相関出力に対応する時刻のデータを蓄積する時
刻データ蓄積部と、蓄積された時刻データを用いて度数
分布を作成する度数分布作成部と、作成された度数分布
における最大度数を検出する最大度数検出部と、検出さ
れた最大度数の時刻を初期同期時刻とする初期同期時刻
検出部と、蓄積された時刻データの数が設定値以下であ
るか否かを判定する設定値判定部と、蓄積された時刻デ
ータの数が設定値以下であると判定された場合、しきい
値を修正するしきい値修正部と、修正されたしきい値を
用いて初期同期処理を最初から再度実行させる制御部
と、を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、検出された相関出力が
しきい値以上であるか否かを判定し、しきい値以上であ
ると判定された相関出力に対応する時刻データのみを蓄
積するため、しきい値以上であると判定された相関出力
に対応する時刻データを蓄積するだけの記憶容量があれ
ばよく、ハードウエアの規模を小さくすることができ
る。しかも、蓄積された時刻データを用いて度数分布を
作成し、この度数分布における最大度数の時刻を初期同
期時刻とするため、そもそもウインドウ自体を設定する
必要がなく、所望波のレベルに対して干渉波のレベルが
高い場合であっても、干渉波位置での初期同期時刻の誤
検出を防ぐことができ、初期同期時刻を正確に検出する
ことができる。さらには、初期同期時刻を検出する際
に、時刻データの蓄積数を設定値と比較して時刻データ
の蓄積具合を判定し、蓄積具合が良くない場合はしきい
値を修正して最初から再度初期同期処理を行うため、伝
搬路の状況に応じて最適なしきい値を設定することがで
き、しきい値を用いた判定処理の精度を向上することが
できる。また、CI比が低い場合においても、最適なし
きい値が設定されるため、より正確に初期同期時刻を検
出することができる。
【0015】
【0016】
【0017】本発明の基地局装置は、上記いずれかに記
載の初期同期装置を具備する構成を採る。
【0018】この構成によれば、基地局装置において、
上記いずれかと同様の作用効果を得ることができる。
【0019】本発明の移動局装置は、上記いずれかに記
載の初期同期装置を具備する構成を採る。
【0020】この構成によれば、移動局装置において、
上記いずれかと同様の作用効果を得ることができる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】本発明の初期同期方法は、所定時間の受信
信号と同期ワードとの相関出力を検出する相関出力検出
工程と、検出された相関出力がしきい値以上であるか否
かを判定するしきい値判定工程と、しきい値以上である
と判定された相関出力に対応する時刻のデータを蓄積す
る時刻データ蓄積工程と、蓄積された時刻データを用い
て度数分布を作成する度数分布作成工程と、作成された
度数分布における最大度数を検出する最大度数検出工程
と、検出された最大度数の時刻を初期同期時刻とする初
期同期時刻検出工程と、検出された最大度数が基準値以
下であるか否かを判定する基準値判定工程と、検出され
た最大度数が基準値以下であると判定された場合、しき
い値を修正するしきい値修正工程と、を具備し、検出さ
れた最大度数が基準値以下であると判定された場合、修
正されたしきい値を用いて初期同期処理を最初から再度
実行させる、ようにした。
【0026】この方法によれば、検出された相関出力が
しきい値以上であるか否かを判定し、しきい値以上であ
ると判定された相関出力に対応する時刻データのみを蓄
積するため、しきい値以上であると判定された相関出力
に対応する時刻データを蓄積するだけの記憶容量があれ
ばよく、ハードウエアの規模を小さくすることができ
る。しかも、蓄積された時刻データを用いて度数分布を
作成し、この度数分布における最大度数の時刻を初期同
期時刻とするため、そもそもウインドウ自体を設定する
必要がなく、所望波のレベルに対して干渉波のレベルが
高い場合であっても、干渉波位置での初期同期時刻の誤
検出を防ぐことができ、初期同期時刻を正確に検出する
ことができる。さらには、初期同期時刻を検出する際
に、最大度数を基準値と比較して検出される初期同期時
刻が誤っているか否かを判定し、誤っていると判定され
る場合はしきい値を修正して最初から再度初期同期処理
を行うため、伝搬路の状況に応じて最適なしきい値を設
定することができ、しきい値を用いた判定処理の精度を
向上することができる。また、CI比が低い場合におい
ても、最適なしきい値が設定されるため、より正確に初
期同期時刻を検出することができる。
【0027】本発明の初期同期方法は、所定時間の受信
信号と同期ワードとの相関出力を検出する相関出力検出
工程と、検出された相関出力がしきい値以上であるか否
かを判定するしきい値判定工程と、しきい値以上である
と判定された相関出力に対応する時刻のデータを蓄積す
る時刻データ蓄積工程と、蓄積された時刻データを用い
て度数分布を作成する度数分布作成工程と、作成された
度数分布における最大度数を検出する最大度数検出工程
と、検出された最大度数の時刻を初期同期時刻とする初
期同期時刻検出工程と、蓄積された時刻データの数が設
定値以下であるか否かを判定する設定値判定工程と、蓄
積された時刻データの数が設定値以下であると判定され
た場合、しきい値を修正するしきい値修正工程と、を
備し、蓄積された時刻データの数が設定値以下であると
判定された場合、修正されたしきい値を用いて初期同期
処理を最初から再度実行させる、ようにした。
【0028】この方法によれば、検出された相関出力が
しきい値以上であるか否かを判定し、しきい値以上であ
ると判定された相関出力に対応する時刻データのみを蓄
積するため、しきい値以上であると判定された相関出力
に対応する時刻データを蓄積するだけの記憶容量があれ
ばよく、ハードウエアの規模を小さくすることができ
る。しかも、蓄積された時刻データを用いて度数分布を
作成し、この度数分布における最大度数の時刻を初期同
期時刻とするため、そもそもウインドウ自体を設定する
必要がなく、所望波のレベルに対して干渉波のレベルが
高い場合であっても、干渉波位置での初期同期時刻の誤
検出を防ぐことができ、初期同期時刻を正確に検出する
ことができる。さらには、初期同期時刻を検出する際
に、時刻データの蓄積数を設定値と比較して時刻データ
の蓄積具合を判定し、蓄積具合が良くない場合はしきい
値を修正して最初から再度初期同期処理を行うため、伝
搬路の状況に応じて最適なしきい値を設定することがで
き、しきい値を用いた判定処理の精度を向上することが
できる。また、CI比が低い場合においても、最適なし
きい値が設定されるため、より正確に初期同期時刻を検
出することができる。
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る初期同期装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0033】この初期同期装置は、図1に示すように、
相関出力検出部10、しきい値判定部20、時刻データ
蓄積部30、度数分布作成部40、最大度数検出部5
0、および初期同期時刻検出部60を有する。
【0034】相関出力検出部10は、所定時間の受信信
号と同期ワードとの相関出力を検出する。
【0035】しきい値判定部20は、相関出力検出部1
0によって検出された相関出力をあらかじめ設定された
固定のしきい値と比較して、検出された相関出力がしき
い値を超えているか否かを判定する。
【0036】時刻データ蓄積部30は、しきい値判定部
20の判定結果としてしきい値を超えていると判定され
た相関出力に対応する時刻のデータを、たとえば、RA
Mに蓄積する。
【0037】度数分布作成部40は、時刻データ蓄積部
30によって蓄積された時刻データを用いて度数分布を
作成する。
【0038】最大度数検出部50は、度数分布作成部4
0によって作成された度数分布における最大度数を検出
する。
【0039】初期同期時刻検出部60は、最大度数検出
部50によって検出された最大度数に対応する時刻を初
期同期時刻とする。
【0040】次いで、上記構成を有する初期同期装置の
動作について説明する。
【0041】まず、相関出力検出部10で、図示しない
アンテナからの所定時間の受信信号を入力し、入力した
所定時間の受信信号と同期ワードとの相関出力を検出す
る。そして、しきい値判定部20で、検出した相関出力
をしきい値と比較して、検出した相関出力がしきい値を
超えているか否かを判定する。そして、この判定結果と
してしきい値を超えていると判定された相関出力に対応
する時刻のデータを、時刻データ蓄積部30で、RAM
に蓄積する。
【0042】そして、度数分布作成部40で、蓄積した
時刻データを用いて度数分布を作成する。そして、最大
度数検出部50で、作成した度数分布における最大度数
を検出し、初期同期時刻検出部60で、検出した最大度
数に対応する時刻を初期同期時刻とする。
【0043】このように、本実施の形態の初期同期装置
によれば、検出された相関出力がしきい値を超えている
か否かを判定し、しきい値を超えていると判定された相
関出力に対応する時刻データのみを蓄積するため、しき
い値を超えていると判定された相関出力に対応する時刻
データを蓄積するだけの記憶容量があればよく、ハード
ウエアの規模を小さくすることができる。
【0044】しかも、蓄積された時刻データを用いて度
数分布を作成し、この度数分布における最大度数の時刻
を初期同期時刻とするため、そもそもウインドウ自体を
設定する必要がなく、所望波のレベルに対して干渉波の
レベルが高い場合であっても、干渉波位置での初期同期
時刻の誤検出を防ぐことができ、初期同期時刻を正確に
検出することができる。
【0045】なお、本実施の形態では、しきい値判定部
20において、しきい値を超えているか否かを比較の判
定基準にしているが、これに限定されるわけではなく、
しきい値以上であるか否かを比較の判定基準にしてもよ
い。
【0046】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2に係る初期同期装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、この初期同期装置は、図1に示す初期同期装
置と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0047】本実施の形態の特徴は、検出された最大度
数が基準値(理想値であって、たとえば、所定時間内の
フレーム数など)以下であるか否かを判定する基準値判
定部52を有することである。このとき、検出された最
大度数が基準値以下であると判定された場合は、初期同
期処理を最初から再度実行するように制御される。
【0048】次いで、上記構成を有する初期同期装置の
動作について説明する。
【0049】まず、相関出力検出部10で、アンテナか
らの所定時間の受信信号を入力し、入力した所定時間の
受信信号と同期ワードとの相関出力を検出する。そし
て、しきい値判定部20で、検出した相関出力をしきい
値と比較して、検出した相関出力がしきい値を超えてい
るか否かを判定する。そして、この判定結果としてしき
い値を超えていると判定された相関出力に対応する時刻
のデータを、時刻データ蓄積部30で、RAMに蓄積す
る。
【0050】そして、度数分布作成部40で、蓄積した
時刻データを用いて度数分布を作成する。そして、最大
度数検出部50で、作成した度数分布における最大度数
を検出し、基準値判定部52で、検出した最大度数が基
準値以下であるか否かを判定する。
【0051】そして、この判定の結果として、検出した
最大度数が基準値以下である場合は、検出される初期同
期時刻が誤っていると判断して、最初から再度初期同期
処理を行う。
【0052】これに対し、検出した最大度数が基準値を
超えている場合は、初期同期時刻検出部60で、検出し
た最大度数に対応する時刻を初期同期時刻とする。
【0053】このように、本実施の形態の初期同期装置
によれば、初期同期時刻を検出する際に、最大度数を基
準値と比較して検出される初期同期時刻が誤っているか
否かを判定し、誤っていると判定される場合は最初から
再度初期同期処理を行うため、より正確な初期同期時刻
を得ることができ、トラッキング時の処理時間を削減す
ることができる。
【0054】なお、本実施の形態では、基準値判定部5
2において、基準値以下であるか否かを比較の判定基準
にしているが、これに限定されるわけではなく、基準値
未満であるか否かを比較の判定基準にしてもよい。
【0055】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3に係る初期同期装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、この初期同期装置は、図2に示す初期同期装
置と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0056】本実施の形態の特徴は、相関出力との比較
に用いるしきい値を固定ではなく可変にするとともに
(以下、可変のしきい値を用いるしきい値判定部を「2
0a」で示す)、検出された最大度数が基準値以下であ
ると判定された場合にしきい値を修正するしきい値修正
部54を有することである。このとき、検出された最大
度数が基準値以下であると判定された場合は、修正され
たしきい値を用いて初期同期位置を最初から実行するよ
うに制御される。
【0057】ここでは、しきい値の修正方法として、し
きい値の初期値を低い値に設定するとともに、あらかじ
め最大度数に応じた倍率を設定しておき、しきい値が修
正される度に最大度数を検出し、しきい値を修正する場
合には、その検出した最大度数に応じた倍率をしきい値
に乗算して、しきい値をたとえば数dB上げる。
【0058】次いで、上記構成を有する初期同期装置の
動作について説明する。
【0059】まず、相関出力検出部10で、アンテナか
らの所定時間の受信信号を入力し、入力した所定時間の
受信信号と同期ワードとの相関出力を検出する。そし
て、しきい値判定部20aで、検出した相関出力をしき
い値(修正された場合は修正後のしきい値)と比較し
て、検出した相関出力がしきい値を超えているか否かを
判定する。そして、この判定結果としてしきい値を超え
ていると判定された相関出力に対応する時刻のデータ
を、時刻データ蓄積部30で、RAMに蓄積する。
【0060】そして、度数分布作成部40で、蓄積した
時刻データを用いて度数分布を作成する。そして、最大
度数検出部50で、作成した度数分布における最大度数
を検出し、基準値判定部52で、検出した最大度数が基
準値以下であるか否かを判定する。
【0061】そして、この判定の結果として、検出した
最大度数が基準値以下である場合は、検出される初期同
期時刻が誤っていると判断して、しきい値修正部54
で、検出した最大度数に応じた倍率をしきい値に乗算し
て、しきい値を数dB上げた後、この修正後のしきい値
を用いて最初から再度初期同期処理を行う。
【0062】これに対し、検出した最大度数が基準値を
超えている場合は、初期同期時刻検出部60で、検出し
た最大度数に対応する時刻を初期同期時刻とする。
【0063】このように、本実施の形態の初期同期装置
によれば、初期同期時刻を検出する際に、最大度数を基
準値と比較して検出される初期同期時刻が誤っているか
否かを判定し、誤っていると判定される場合はしきい値
を修正して最初から再度初期同期処理を行うため、伝搬
路の状況に応じて最適なしきい値を設定することがで
き、しきい値を用いた判定処理の精度を向上することが
できる。また、CI比が低い場合においても、最適なし
きい値が設定されるため、より正確に初期同期時刻を検
出することができる。
【0064】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4に係る初期同期装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、この初期同期装置は、図2に示す初期同期装
置と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0065】本実施の形態の特徴は、相関出力との比較
に用いるしきい値を固定ではなく可変にするとともに
(しきい値判定部20a)、所定時間内に蓄積された時
刻データの数が設定値以下であるか否かを判定する設定
値判定部32と、所定時間内に蓄積された時刻データの
数が設定値以下であると判定された場合にしきい値を修
正するしきい値修正部34とを有することである。この
とき、蓄積された時刻データの数が設定値以下であると
判定された場合は、修正されたしきい値を用いて初期同
期位置を最初から実行するように制御される。
【0066】ここでは、しきい値の修正方法として、し
きい値の初期値を高い値に設定しておき、しきい値が修
正される度に、所定時間内に蓄積された時刻データの数
が設定値以下であるか否かを判定し、設定値以下である
場合に、あらかじめ決められた倍率をしきい値に乗算し
て、しきい値をたとえば数dB下げる。
【0067】次いで、上記構成を有する初期同期装置の
動作について説明する。
【0068】まず、相関出力検出部10で、アンテナか
らの所定時間の受信信号を入力し、入力した所定時間の
受信信号と同期ワードとの相関出力を検出する。そし
て、しきい値判定部20aで、検出した相関出力をしき
い値(修正された場合は修正後のしきい値)と比較し
て、検出した相関出力がしきい値を超えているか否かを
判定する。そして、この判定結果としてしきい値を超え
ていると判定された相関出力に対応する時刻のデータ
を、時刻データ蓄積部30で、RAMに蓄積する。
【0069】そして、設定値判定部32で、所定時間内
に蓄積された時刻データの数が設定値以下であるか否か
を判定する。
【0070】そして、この判定の結果として、所定時間
内に蓄積された時刻データの数が設定値以下である場合
は、時刻データの蓄積数が少ないと判断して、しきい値
修正部34で、あらかじめ決められた倍率をしきい値に
乗算して、しきい値をたとえば数dB下げた後、この修
正後のしきい値を用いて最初から再度初期同期処理を行
う。
【0071】これに対し、所定時間内に蓄積された時刻
データの数が設定値を超えている場合は、時刻データの
蓄積数が十分であると判断して、度数分布作成部40
で、蓄積した時刻データを用いて度数分布を作成する。
そして、最大度数検出部50で、作成した度数分布にお
ける最大度数を検出し、基準値判定部52で、検出した
最大度数が基準値以下であるか否かを判定する。
【0072】そして、この判定の結果として、検出した
最大度数が基準値以下である場合は、検出される初期同
期時刻が誤っていると判断して、最初から再度初期同期
処理を行う。
【0073】これに対し、検出した最大度数が基準値を
超えている場合は、初期同期時刻検出部60で、検出し
た最大度数に対応する時刻を初期同期時刻とする。
【0074】このように、本実施の形態の初期同期装置
によれば、初期同期時刻を検出する際に、時刻データの
蓄積数を設定値と比較して時刻データの蓄積具合を判定
し、蓄積具合が良くない場合はしきい値を修正して最初
から再度初期同期処理を行うため、伝搬路の状況に応じ
て最適なしきい値を設定することができ、しきい値を用
いた判定処理の精度を向上することができる。また、C
I比が低い場合においても、最適なしきい値が設定され
るため、より正確に初期同期時刻を検出することができ
る。
【0075】なお、本実施の形態では、設定値判定部3
2において、設定値以下であるか否かを比較の判定基準
にしているが、これに限定されるわけではなく、基準値
未満であるか否かを比較の判定基準にしてもよい。
【0076】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5に係る初期同期装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、この初期同期装置は、図2に示す初期同期装
置と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0077】本実施の形態の特徴は、相関出力との比較
に用いるしきい値をあらかじめ設定しておいたりその都
度修正したりするのではなく、測定されたRSSI信号
を用いて相関出力のレベルを推定して、最適なしきい値
を設定することである。具体的には、RSSI信号を測
定するRSSI信号測定部12と、測定されたRSSI
信号から相関出力のレベルを推定する相関出力推定部1
4と、推定された相関出力レベルから最適なしきい値を
設定するしきい値設定部16とを有することである。
【0078】次いで、上記構成を有する初期同期装置の
動作について説明する。
【0079】まず、相関出力検出部10で、アンテナか
らの所定時間の受信信号を入力し、入力した所定時間の
受信信号と同期ワードとの相関出力を検出する。
【0080】そして、RSSI信号測定部12で、RS
SI信号を測定し、相関出力推定部14で、測定したR
SSI信号から相関出力のレベルを推定する。そして、
しきい値設定部16で、推定した相関出力レベルから最
適なしきい値を設定する。
【0081】そして、しきい値判定部20bで、検出し
た相関出力を設定したしきい値と比較して、検出した相
関出力がしきい値を超えているか否かを判定する。そし
て、この判定結果としてしきい値を超えていると判定さ
れた相関出力に対応する時刻のデータを、時刻データ蓄
積部30で、RAMに蓄積する。
【0082】そして、度数分布作成部40で、蓄積した
時刻データを用いて度数分布を作成する。そして、最大
度数検出部50で、作成した度数分布における最大度数
を検出し、基準値判定部52で、検出した最大度数が基
準値以下であるか否かを判定する。
【0083】そして、この判定の結果として、検出した
最大度数が基準値以下である場合は、検出される初期同
期時刻が誤っていると判断して、最初から再度初期同期
処理を行う。
【0084】これに対し、検出した最大度数が基準値を
超えている場合は、初期同期時刻検出部60で、検出し
た最大度数に対応する時刻を初期同期時刻とする。
【0085】このように、本実施の形態の初期同期装置
によれば、測定されたRSSI信号を用いて相関出力の
レベルを推定して、最適なしきい値を設定するため、伝
搬路の状況に応じて最適なしきい値を設定することがで
き、しきい値を用いた判定処理の精度を向上することが
できる。また、測定されたRSSI信号から最適なしき
い値を1回の処理で決定するため、しきい値決定の処理
時間を削減することができる。
【0086】なお、上記各実施の形態の初期同期装置を
移動体通信システムにおける基地局装置や移動局装置に
用いれば、基地局装置や移動局装置において上記と同様
の作用効果を得ることができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハードウエアの規模を小さくすることができ、かつ、所
望波のレベルに対して干渉波のレベルが高い場合であっ
ても、初期同期時刻を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る初期同期装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2に係る初期同期装置の構
成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3に係る初期同期装置の構
成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4に係る初期同期装置の構
成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態5に係る初期同期装置の構
成を示すブロック図
【図6】従来の初期同期装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 相関出力検出部 12 RSSI信号測定部 14 相関出力推定部 16 しきい値設定部 20,20a,20b しきい値判定部 30 時刻データ蓄積部 34,54 しきい値修正部 40 度数分布作成部 50 最大度数検出部 52 基準値判定部 60 初期同期時刻検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−247230(JP,A) 特開2000−201100(JP,A) 特開2000−224076(JP,A) 特開2000−236314(JP,A) 特開 平10−70498(JP,A) 特開 平9−83590(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/08 H04B 1/707 H04B 7/26 H04L 7/00 H04Q 7/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間の受信信号と同期ワードとの相
    関出力を検出する相関出力検出部と、 検出された相関出力がしきい値以上であるか否かを判定
    するしきい値判定部と、 しきい値以上であると判定された相関出力に対応する時
    刻のデータを蓄積する時刻データ蓄積部と、 蓄積された時刻データを用いて度数分布を作成する度数
    分布作成部と、 作成された度数分布における最大度数を検出する最大度
    数検出部と、 検出された最大度数の時刻を初期同期時刻とする初期同
    期時刻検出部と、 検出された最大度数が基準値以下であるか否かを判定す
    る基準値判定部と、 検出された最大度数が基準値以下であると判定された場
    合、しきい値を修正するしきい値修正部と、 修正されたしきい値を用いて初期同期処理を最初から再
    度実行させる制御部と、 を具備することを特徴とする初期同期装置
  2. 【請求項2】 所定時間の受信信号と同期ワードとの相
    関出力を検出する相関出力検出部と、 検出された相関出力がしきい値以上であるか否かを判定
    するしきい値判定部と、 しきい値以上であると判定された相関出力に対応する時
    刻のデータを蓄積する時刻データ蓄積部と、 蓄積された時刻データを用いて度数分布を作成する度数
    分布作成部と、 作成された度数分布における最大度数を検出する最大度
    数検出部と、 検出された最大度数の時刻を初期同期時刻とする初期同
    期時刻検出部と、 蓄積された時刻データの数が設定値以下であるか否かを
    判定する設定値判定部と、 蓄積された時刻データの数が設定値以下であると判定さ
    れた場合、しきい値を修正するしきい値修正部と、 修正されたしきい値を用いて初期同期処理を最初から再
    度実行させる制御部と、 を具備することを特徴とする初期同期装置
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の初期同期装
    置を具備することを特徴とする基地局装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の初期同期装
    置を具備することを特徴とする移動局装置。
  5. 【請求項5】 所定時間の受信信号と同期ワードとの相
    関出力を検出する相関出力検出工程と、 検出された相関出力がしきい値以上であるか否かを判定
    するしきい値判定工程と、 しきい値以上であると判定された相関出力に対応する時
    刻のデータを蓄積する時刻データ蓄積工程と、 蓄積された時刻データを用いて度数分布を作成する度数
    分布作成工程と、 作成された度数分布における最大度数を検出する最大度
    数検出工程と、 検出された最大度数の時刻を初期同期時刻とする初期同
    期時刻検出工程と、 検出された最大度数が基準値以下であるか否かを判定す
    る基準値判定工程と、 検出された最大度数が基準値以下であると判定された場
    合、しきい値を修正するしきい値修正工程と、を具備
    、 検出された最大度数が基準値以下であると判定された場
    合、修正されたしきい値を用いて初期同期処理を最初か
    ら再度実行させる、 ことを特徴とする初期同期方法
  6. 【請求項6】 所定時間の受信信号と同期ワードとの相
    関出力を検出する相関出力検出工程と、 検出された相関出力がしきい値以上であるか否かを判定
    するしきい値判定工程と、 しきい値以上であると判定された相関出力に対応する時
    刻のデータを蓄積する時刻データ蓄積工程と、 蓄積された時刻データを用いて度数分布を作成する度数
    分布作成工程と、 作成された度数分布における最大度数を検出する最大度
    数検出工程と、 検出された最大度数の時刻を初期同期時刻とする初期同
    期時刻検出工程と、 蓄積された時刻データの数が設定値以下であるか否かを
    判定する設定値判定工程と、 蓄積された時刻データの数が設定値以下であると判定さ
    れた場合、しきい値を修正するしきい値修正工程と、を
    具備し、 蓄積された時刻データの数が設定値以下であると判定さ
    れた場合、修正されたしきい値を用いて初期同期処理を
    最初から再度実行させる、 ことを特徴とする初期同期方法
JP2001127484A 2001-04-16 2001-04-25 初期同期装置および方法 Expired - Fee Related JP3532531B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001127484A JP3532531B2 (ja) 2001-04-25 2001-04-25 初期同期装置および方法
EP02718552A EP1292063A4 (en) 2001-04-16 2002-04-12 METHOD AND APPARATUS FOR SYNCHRONIZING FRAMES
PCT/JP2002/003648 WO2002087141A1 (fr) 2001-04-16 2002-04-12 Procede et appareil de synchronisation de trames
KR1020027017006A KR20030011896A (ko) 2001-04-16 2002-04-12 프레임 동기 장치와 그 방법, 통신 단말 장치 및 기지국장치
CN02801234A CN1461543A (zh) 2001-04-16 2002-04-12 帧同步装置和帧同步方法
US10/311,098 US20030179813A1 (en) 2001-04-16 2002-04-12 Frame synchronization apparatus and frame synchronization method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001127484A JP3532531B2 (ja) 2001-04-25 2001-04-25 初期同期装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002325053A JP2002325053A (ja) 2002-11-08
JP3532531B2 true JP3532531B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=18976343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001127484A Expired - Fee Related JP3532531B2 (ja) 2001-04-16 2001-04-25 初期同期装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3532531B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002325053A (ja) 2002-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5818869A (en) Spread spectrum communication synchronizing method and its circuit
US6606490B1 (en) Battery operated radio receivers having power save by reducing active reception time
US6961352B2 (en) Method of synchronizing a radio terminal of a radio communication network and a corresponding radio terminal
JP3097074B2 (ja) 受信同期回路と受信同期方法及びこれを用いた受信機とデジタル通信システム
WO2005013524A1 (fr) Procede et dispositif permettant d'estimer le decalage des frequences porteuses d'un terminal d'abonne
US20040247059A1 (en) Apparatus and method for sir measurement
US20030128744A1 (en) Apparatus and method for detecting discontinuous transmission period in a CDMA mobile communication system
US20160119886A1 (en) Method and device for performing automatic gain control
JP2004531985A (ja) スペクトラム拡散通信システムにおける出力電力制御判定
US20030179813A1 (en) Frame synchronization apparatus and frame synchronization method
US6829291B1 (en) Receiving apparatus and synchronization capturing method
US20050186924A1 (en) Apparatus and method for estimating initial frequency offset in an asynchronous mobile communication system
JP2005531257A (ja) ローパワーiscp測定
US20030223392A1 (en) Method of tracking time intervals for a communication signal
US20070177691A1 (en) Device For Detecting A Frequency Offset
JP4686947B2 (ja) 基準周波数調整方法及び装置並びに制御プログラム
US8301172B2 (en) Mobile communication system and method for estimating moving speed of mobile terminal
JP3532531B2 (ja) 初期同期装置および方法
JP2001119368A (ja) 受信装置及び受信方法、並びに媒体
US7489751B2 (en) Method and apparatus for synchronization of a receiver to a transmitter
US7315586B2 (en) Adaptive searcher threshold setting using consecutive ISCP measurements
JP2000022584A (ja) 周波数誤差補正回路および逆拡散回路
JPH08223108A (ja) フェージングピッチ推定装置
JP2001267966A (ja) 同期捕捉装置及び同期捕捉方法
KR20060054201A (ko) 타임슬롯 씨디엠에이 시스템에서의 간섭 전력 측정 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees