JP3531913B2

JP3531913B2 - sash

Info

Publication number: JP3531913B2
Application number: JP2000071604A
Authority: JP
Inventors: 雅基藤田; 貴義大前; 知晃金
Original assignee: Nakanishi Metal Works Co Ltd; Tostem Corp
Current assignee: Nakanishi Metal Works Co Ltd; Tostem Corp
Priority date: 2000-03-15
Filing date: 2000-03-15
Publication date: 2004-05-31
Anticipated expiration: 2020-03-15
Also published as: JP2001262911A

Description

【発明の詳細な説明】【０００１】【発明の属する技術分野】本発明は、サッシに係り、特
にサブロックの構造を改良したサッシに関する。【０００２】【従来の技術】一般に、サッシ例えば引違いサッシは、
上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、この枠体
内に開閉移動可能に設けられた内外の障子と、障子を閉
鎖状態にロックするためのメインロック（主錠）である
クレセントとを備えている。また、防犯性を高めるため
に、クレセントの他に、サブロック（補助錠）を備えた
ものも知られている。サブロックの一例としては、例え
ば実開昭５６−８９８６５号公報に記載されている。【０００３】サブロックは、外障子の室内面に取付けら
れ、ロック体を室内側に突出させることにより、外部か
ら室内に不正に侵入しようとする者がガラスを割りクレ
セントを解錠して障子を開けようとしても、ロック体が
内障子に突っ支い棒のように当接するため、障子を開け
ることができず、不正侵入を防止することが可能とな
る。【０００４】【発明が解決しようとする課題】ところで、前記サブロ
ックにおいては、外障子の室内面から室内側に突出され
るロック体により障子を開けようとする外力（衝撃力を
含む）を支える構造上、ロック体の強度を高めるために
その厚さを確保する必要があり、ロック体を収納するケ
ースを含むサブロック全体が厚さ寸法（見込寸法）の大
きなものとなる傾向がある。このため、サブロックの取
付スペースを確保し難いサッシ例えば樹脂サッシ等にお
いては、サブロックを取付けることが困難であった。【０００５】一方、サブロックを厚さ寸法の小さいもの
に形成した場合、ロック体の厚さが薄くなって強度が低
下し、障子を開けようとする外力に耐え切れずにロック
体が所定の突出位置（突出量）以上に曲がったり、折れ
たりし易くなり、サブロックの耐久性が低下する問題が
ある。【０００６】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、ロック体の強度の向上が図れ、サブロックの耐久
性の向上および厚さ寸法の低減が図れるサッシを提供す
ることを目的とする。【０００７】【課題を解決するための手段】本発明である請求項１に
係るサッシは、上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠
体と、この枠体に少なくとも一つが開閉移動可能に設け
られた障子と、外側の障子の室内面に取付けられ、内側
の障子に当接して障子の開移動を規制するサブロックと
を備え、前記サブロックは、ケースと、このケース内に
収納され、室内側に突出可能なロック体とを有し、この
ロック体は、基端部側両側部に支軸および回動規制軸が
突設され、支軸を支点に回動して自由端部側がケースか
ら突出するようにバネにより付勢された第１ロック体
と、この第１ロック体の自由端部側を収容する収容部を
有し、第１ロック体の両側下縁部に長手方向に沿って形
成された突条部に第１ロック体の突出時に係合して第１
ロック体の突出位置を規制する規制部が両側上縁部に内
向き鍔状に形成された第２のロック体とから構成され、
ケースの両側部には、前記支軸が入り込む回動用長孔
と、回動規制軸が入り込み第１ロック体の突出位置を規
制し、第１ロック体をケース内に収納状態に保持する係
合部を有する第１回動規制孔と、第２ロック体の両側部
に突設した回動規制片が入り込み第１ロック体に追従し
て突出する第２ロック体の突出位置を規制する第２回動
規制孔とが形成されていることを特徴とする。【０００８】【０００９】【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。【００１０】本発明を断熱性が高く寒冷地等に適した樹
脂製の引違いサッシに適用した実施の形態を示す図１、
図３ないし図４において、１は建物の開口に取付けられ
るサッシの枠体（サッシ枠）で、この枠体１内には、少
なくとも一つないし一方（本実施の形態では両方）が左
右方向に開閉移動可能な内外の障子２，３が設けられて
いる。【００１１】枠体１は、合成樹脂製例えば塩化ビニル製
の上枠１ａ、下枠１ｂおよび左右の縦枠１ｃ，１ｄによ
り方形（四方枠状）に形成されている。上枠１ａ、下枠
１ｂおよび左右の縦枠１ｃ，１ｄは、同一断面形状に形
成されており、隣り合う端部が４５度の角度で切断さ
れ、端部同士が溶着接合されていることが好ましい。【００１２】上枠１ａ、下枠１ｂおよび左右の縦枠１
ｃ，１ｄを構成する枠材は、剛性および断熱性を持たせ
るために外面部（下枠では下面部）１ｘと内面部（下枠
では上面部）１ｙの間に仕切壁１ｆで仕切られた複数の
中空部１ｈを有するホロー構造とされている。枠材の内
面部１ｙには例えば断面Ｈ状の突条部４ａ，４ｂが長手
方向に沿って二条ずつ形成されており、上枠１ａおよび
下枠１ｂに形成された突条部４ａ，４ｂが、内外の障子
２，３を左右方向に移動可能に案内支持するためのレー
ルを構成している。障子２，３の重量がかかる下枠１ｂ
の変形を防止するために、下枠１ｂの中空部１ｈには金
属製の芯材５が嵌挿されている。【００１３】前記障子２，３は、合成樹脂製の上框６
ａ、下框６ｂおよび左右の縦框６ｃ，６ｄからなる方形
の框体６と、この框体６内にパッキン７を介して気密に
嵌め込まれたパネル例えばガラスパネル８とから主に構
成されている。上框６ａ、下框６ｂおよび左右の縦框６
ｃ，６ｄを構成する框材は、前記枠材と同様、同一断面
形状に形成されいて、隣り合う端部同士が突き合わさる
よう４５度の角度で切断され溶着接合されている。【００１４】また、框材は、中空部６ｈを有するホロー
構造とされ、その中空部６ｈに芯材９が嵌挿されてい
る。ガラスパネル８は、断熱性の高い複層ガラス（ペア
ガラス）からなっている。障子２，３の下框６ｂには、
戸車ユニット１０が取付けられている。【００１５】内側の障子（内障子ともいう）２の召し合
せ框（召し内框ともいう）６ｃには、障子を閉鎖状態に
ロックするためのメインロックであるクレセント１１が
設けられ（図１参照）、外側の障子（外障子ともいう）
３の召し合せ框（召し外框ともいう）６ｃには、クレセ
ント１１が係合するクレセント受けが設けられている
（図示省略）。そして、外障子３の室内面には、内障子
２の召し内框６ｃの端部に当接して障子２，３の開移動
を規制するサブロック１２が取付けられている。【００１６】このサブロック１２は、図２〜図８に示す
ように、ケース１３と、このケース１３内に収納され、
室内側に突出可能なロック体１４とを有している。サブ
ロック１２は、ロック体１４が外障子３の室内面から室
内側に突出して、内障子２を係止することにより障子
２，３を閉鎖状態に施錠するようになっている。【００１７】前記ロック体１４は、第１ロック体１４Ａ
と第２ロック体１４Ｂの少なくとも二つの部材から構成
されている。第２ロック体１４Ｂには、第１ロック体１
４Ａの突出位置を規制する規制部１５が設けられ、第１
ロック体１４Ａと第２ロック体１４Ｂとが係合により一
体的とされている。すなわち、第２ロック体１４Ｂは、
第１ロック体１４Ａがケース１３から所定の突出位置
（施錠位置）に突出した時、ケース１３と第１ロック体
１４Ａを繋ぎ、第１ロック体１４Ａが外力で所定の突出
位置よりも更に外方へ曲がらないように規制ないし補強
するようになっている。【００１８】ケース１３およびロック体１４は、例えば
合成樹脂により形成されている。ケース１３は、左右方
向（障子開閉方向）に長く（横長）、且つ、厚さ（見込
寸法）が薄く形成されている。ケース１３には、ロック
体１４を収納するための室内側（図６では上側）に開口
した凹状の収納部１６が形成されている。ケース１３の
両側部には、第１ロック体１４Ａの回動用長孔１７と、
第１ロック体１４Ａをケース１３内に収納状態に保持す
る係合部１８ａを有する回動規制孔（第１回動規制孔と
いう）１８と、第２ロック体１４Ｂの回動規制孔（第２
回動規制孔という）１９とが左側から順に形成されてい
る。【００１９】第１ロック体１４Ａの基端部側両側部に
は、前記回動用長孔１７および前記第１回動規制孔１８
にそれぞれ入り込む支軸２０および回動規制軸２１とが
それぞれ突設されている。前記支軸２０には、ケース１
３内の底部から反力を取って第１ロック体１４Ａの自由
端部側を外方に突出させるように付勢するバネ２２が設
けられている。また、このバネ２２により前記回動規制
軸２１が前記係合部１８ａに係合するように付勢されて
いる。【００２０】前記回動用長孔１７は、前記係合部１８ａ
に対する回動規制軸２１の係合およびその解除（離脱）
の動きを許容し得る長さの長孔とされている。従って、
第１ロック体１４Ａの基端部をバネ２２の付勢力に抗し
て図２の矢印２３方向へ操作すると、係合部１８ａに対
する回動規制軸２１の係合が解除されることにより、第
１ロック体１４Ａの自由端部側がバネ２２の付勢力で支
軸２０を支点に回動してケース１３内から外方（図６で
は上方）へ突出し、その突出量は第１回動規制孔１８に
よって規制されるようになっている。【００２１】第１ロック体１４Ａの基端部側露出面に
は、前記係合部１８ａに対する回動規制軸２１の係合を
解除して第１ロック体１４Ａを突出させるための操作を
し易いように多数の凹凸を有する操作部２４が形成され
ている。この操作部２４には、操作方向を示す矢印２３
が形成されていることが好ましい。また、ケース１３に
は、操作部２４を操作し易いように凹面部２５が形成さ
れていることが好ましい。更に、第１ロック体１４Ａに
は、操作部２４の近傍に指先を引掛けて解除操作が可能
な凹状の引掛け部２６が形成されていることが好まし
い。【００２２】前記第２ロック体１４Ｂは、第１ロック体
１４Ａの自由端部側にその両側部を抱きかかえるように
してその長手方向および厚さ方向に移動可能に支持され
ており、第２ロック体１４Ｂの両側部には、前記第２回
動規制孔に入り込む回動規制片２７が突設されている。
この回動規制片２７は、第２ロック体１４Ｂがケース１
３内から外方へ突出した時に安定した係止状態および十
分な係止強度を確保し得るように横長に形成されている
ことが好ましい。【００２３】第２ロック体１４Ｂは、図６〜図８に示す
ように、両側片部２８，２８と、両側片部２８，２８間
を連結する底部連結片部２９および前端部連結片部３０
とからなり、両側片部２８，２８間は第１ロック体１４
Ａの自由端部側を収容する上方が開放された収容部３１
とされている。第１ロック体１４Ａおよび第２ロック体
１４Ｂがケース１３内に収納された状態では、第１ロッ
ク体１４Ａおよび第２ロック体１４Ｂの上面部はケース
１３の上面部と略同一面とされている。【００２４】第１ロック体１４Ａの自由端部側両側下縁
部には、長手方向に沿って突条部３２が形成されてお
り、第２ロック体１４Ｂの両側上縁部には、第１ロック
体１４Ａが突出した時にその突条部３２と係合する内向
き鍔状の前記規制部１５が形成されている（図８参
照）。従って、第１ロック体１４Ａがケース１３内の収
納位置から突出すると、その突出過程で先ず第１ロック
体１４Ａの突条部３２が第２ロック体１４Ｂの規制部１
５に係合し、次いで第２ロック体１４Ｂが第１ロック体
１４Ａに追従してケース１３内から回動しながら突出
し、最後に第２ロック体１４Ｂの突出位置がケース１３
の第２回動規制孔１９によって規制されるようになって
いる。これにより、第１ロック体１４Ａの突出位置ない
し突出量は、回動規制軸２１と第１回動規制孔１８によ
り規制されるだけでなく、第２ロック体１４Ｂによって
も規制されるため、第１ロック体１４Ａの厚さが薄くて
も、その強度の向上が図れ、第１ロック体１４Ａの自由
端部が外力によって所定の突出量以上に変形ないし折れ
るのを防止することができる。【００２５】第１ロック体１４Ａの自由端部側両側上縁
部には、テーパー状の鍔部３３が形成されており、第２
ロック体１４Ｂの規制部１５には、第１ロック体１４Ａ
の収納時にその鍔部３３が係合するテーパー上の受部３
４が形成されている。また、第２ロック体１４Ｂの両側
上縁部には、テーパー状の鍔部３５が形成されており、
ケース１３の上縁部には、第２ロック体１４Ｂの収納時
にその鍔部３５が係合するテーパー上の受部３６が形成
されている。【００２６】外障子３の下框６ｂの室内面には、図９に
示すように、サブロック１２を取付けるために、ケース
１３を収容する長穴状の取付穴（開口部）３７が形成さ
れている。図示例の下框６ｂにおいては、下方が開口し
た断面逆Ｕ字状に形成されており、その内部に戸車ユニ
ット１０が取付けられるため、サブロック１２を取付け
るためのスペースが狭い。このため、前記サブロック１
２は、前記スペースに収まるように厚さ寸法を小さく形
成されている。【００２７】前記下框６ｂの室内面は、図１０に示すよ
うに、間隔の狭い外面部６ｘと内面部６ｙを有する二重
構造とされているため、これら外面部６ｘと内面部６ｙ
に跨って前記取付穴３７が形成されている。サブロック
１２のケース１３の上端周縁部には、前記取付穴３７の
周縁部に外側（室内側）から当接する鍔部３８が形成さ
れている。前記狭いスペースにサブロック１２を取付け
るために、サブロック１２のケース１３をけんどん式に
取付けるけんどん式取付構造と、ケース１３の一端を固
定具であるネジ３９により固定する片側固定構造とが採
用されている。【００２８】この場合、取付穴３７は、ケース１３を長
手方向（左右方向）に移動可能に収容する大きさに形成
されている。また、前記ケース１３の一端（図１０にお
いて右端）には、前記鍔部３８と連続して長手方向へ張
り出した外面張出部４０が形成されていると共に、取付
穴３７から外面部６ｘと内面部６ｙの隙間６ｓに挿入さ
れて前記外面張出部４０との間で前記外面部６ｘを挟み
込む内面張出部４１が形成されている。ケース１３の他
端（左端）には、取付穴３７から外面部６ｘと内面部６
ｙの隙間６ｓに挿入されて前記鍔部３８との間で前記外
面部６ｘを挟み込む内側鍔部４２が形成されている。【００２９】サブロック１２を取付穴３７に取付ける場
合には、先ずケース１３を図１０の矢印Ｆ方向（右方
向）に移動して内面張出部４２を取付穴３７から外面部
６ｘと内面部６ｙの隙間６ｓに挿入し、ケース１３を取
付穴３７内に収容する。次に、ケース１３を矢印Ｒ方向
（左方向）へ取付穴３７の左端に当接するまで移動し、
ケース１３の鍔部３８と内側鍔部４２の間で外面部６ｘ
を挟むようにして位置決めする。このようにして、ケー
ス１３を取付穴３７に左右けんどん式に取付けて取付穴
３７の左端に位置決めしたなら、外面張出部４０から外
面部６ｘおよび内面張出部４１に跨るようにネジ３９を
垂直に捩じ込んで固定すればよい。【００３０】前記外面張出部４０および内面張出部４１
には、ネジ３９を捩じ込むめの孔部４３，４４が予め形
成されている（図６参照）。この場合、外面張出部４０
に形成された孔部４３は、ネジ３９を捩じ込む際に外面
部６ｘから発生するバリを逃すために、ネジ３９のネジ
径よりも大きく形成されていることが好ましい。これに
より、外面部６ｘから発生するバリが外面部６ｘと外面
張出部４０の間に入り込んで外面張出部４０を浮き上が
らせる不具合を未然に防止することができる。また、前
記ケース１３の一端のみをネジ３９で固定し、このネジ
３９が内障子２に隠れ、室内側に露出しないため、意匠
性の向上が図れる。更に、ケース１３の長手方向一端の
外面張出部４０および他端の鍔部３８は、障子開閉時に
内障子２の気密材（図示省略）に引っ掛かってダメージ
を与える恐れがあるため、これを防止すべく曲面状に形
成されていることが好ましい。【００３１】次に、以上の構成からなる引違いサッシの
作用を述べる。外出あるいは就寝する場合には、サッシ
の障子２，３を閉めてクレセント１１を施錠すると共
に、サブロック１２を施錠する。サブロック１２の施錠
は、第１ロック体１４Ａの操作部２４を矢印２３の方向
に操作すればよく、これにより第１ロック体１４Ａをケ
ース１３内の収納位置に保持している回動規制軸２１と
第１回動規制孔１８の係合部１８ａとの係合が解除さ
れ、第１ロック体１４Ａがバネ２２の付勢力で支軸２０
を支点に回動してケース１３内から外方すなわち室内側
に突出する。【００３２】この突出過程で、先ず第１ロック体１４Ａ
の両側の突条部３２が第２ロック体１４Ｂの規制部１５
に係合し、次いで第２ロック体１４Ｂが第１ロック体１
４Ａに追従して外方へ突出し、最後に第２ロック体１４
Ｂの突出位置が回動規制片２７と第２回動規制孔１９に
より規制される。この場合、第１ロック体１４Ａの突出
位置は、回動規制軸２１と第１回動規制孔１８により規
制されると共に、第２ロック体１４Ａによって規制され
る。特に、第２ロック体１４Ｂは、ケース１３の第２回
動規制孔１９および回動規制片２７を介して突出位置が
規制されると共に、第１ロック体１４Ａの自由端部側全
体を規制部１５を介して規制するため、第１ロック体１
４Ａの厚さが薄くても、第１ロック体１４Ａの自由端部
が外力によって所定の突出量以上に変形したり、折れた
りするのを防止することができる。【００３３】このように、ロック体１４が、第１ロック
体１４Ａと第２ロック体１４Ｂとの少なくとも二つの部
材からなるため、ロック体１４に作用する外力ないし応
力を分散でき、ロック体１４の強度の向上が図れ、サブ
ロック１２の耐久性の向上が図れる。また、第２ロック
体１４Ｂに第１ロック体１４Ａの突出位置を規制する規
制部１５を設けることにより第１ロック体１４Ａと第２
ロック体１４Ｂとが一体的とされ、第１ロック体１４Ａ
と第２ロック体１４Ｂが入れ子状に重なって収納される
ように構成されているため、ロック体１４の強度の向上
が図れることは勿論のこと、サブロック１２の厚さ寸法
の低減ないしコンパクト化が図れ、サブロック１２の取
付スペースを確保し難い樹脂サッシ等においても、サブ
ロック１２を容易に取付けることが可能となる。【００３４】前記サブロック１２によれば、外部から室
内に不正に侵入しようとする者がガラスパネル８を割り
クレセント１１を解錠して障子２，３を開けようとして
も、ロック体１４が内障子２に突っ支い棒のように当接
するため、障子２，３を開けることができず、不正侵入
を防止することができ、防犯性の向上が図れる。また、
サブロック１２の施錠を解除（解錠）する場合には、最
外側に突出している第１ロック体１４Ａをバネ２２の付
勢力に抗してケース１３内に押し込めばよく、第１ロッ
ク体１４Ａおよび第２ロック体１４Ｂが入れ子状に重な
ってケース１３内に収納され、第１回動規制孔１８の係
合部１８ａに回動規制軸２１が係合して、これら第１お
よび第２ロック体１４Ａ，１４Ｂの収納状態が保持され
る。【００３５】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、障子は、少なくとも
一つが開閉移動可能であればよく、他方が固定ないし嵌
め殺しであってもよい。また、障子は、三枚建、四枚建
であってもよい。ロック体は、三つ以上の部材から構成
されていてもよい。サブロックは、金属製であってもよ
い。本発明のサッシには、上げ下げ窓も含まれる。ま
た、サッシは、樹脂製に限定されず、金属製であっても
よく、あるいは、金属と樹脂の複合構造であってもよ
い。前記実施の形態に示すように、ケースとの係合によ
り第１ロック体および第２ロック体の突出位置がそれぞ
れ規制されていることが好ましいが、少なくとも第２ロ
ック体の突出位置が規制されていればよい。【００３６】【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。【００３７】（１）請求項１に係るサッシによれば、ロ
ック体の強度の向上が図れ、サブロックの耐久性の向上
および厚さ寸法の低減が図れ、サブロックの取付スペー
スを確保し難い樹脂サッシ等においても、サブロックを
容易に取付けることが可能となる。【００３８】Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a sash and, more particularly, to a sash having an improved sublock structure. [0002] Generally, a sash, for example, a pull sash,
A frame including an upper frame, a lower frame, and right and left vertical frames, inner and outer sliding doors provided to be openable and closable within the frame, and a crescent as a main lock (main lock) for locking the sliding door in a closed state. And Further, in order to enhance security, there is also known a device provided with a sublock (auxiliary lock) in addition to the crescent. An example of the sublock is described in, for example, Japanese Utility Model Laid-Open Publication No. 56-89865. [0003] The sublock is mounted on the inner surface of the outer sash, and a person who tries to enter the room from the outside breaks the glass by unlocking the crescent by protruding the lock body to the inner side of the sash. Even if the user tries to open the sash, the lock body abuts on the inner sash like a stick, so that the sash cannot be opened and illegal intrusion can be prevented. [0004] Incidentally, in the above-mentioned sublock, an external force (including an impact force) for opening the shoji is supported by a lock body protruding from the indoor surface of the shoji to the indoor side. In view of the structure, it is necessary to secure the thickness of the lock body in order to increase its strength, and the entire sublock including the case for accommodating the lock body tends to have a large thickness dimension (expected dimension). For this reason, it has been difficult to mount the sublock on a sash, such as a resin sash, in which it is difficult to secure a mounting space for the sublock. On the other hand, when the sublock is formed to have a small thickness, the thickness of the lock body becomes thin and the strength is reduced. It becomes easy to bend or break more than the protruding position (protruding amount), and there is a problem that the durability of the sublock is reduced. The present invention has been made in consideration of the above circumstances, and has as its object to provide a sash capable of improving the strength of a lock body, improving the durability of a sublock, and reducing the thickness dimension. I do. According to a first aspect of the present invention, there is provided a sash comprising: a frame comprising an upper frame, a lower frame, and left and right vertical frames; and at least one of the frames is capable of opening and closing. And a sublock which is attached to the inner surface of the outer shoji and restricts the opening movement of the shoji by abutting on the inner shoji, wherein the sublock is housed in a case and stored in the case. And a lock body that can protrude toward the indoor side. The lock body has a support shaft and a rotation restricting shaft on both sides of the base end side.
The free end side of the case is
Lock body urged by a spring to protrude from the first lock body
And a housing portion for housing the free end side of the first lock body.
And having a lower edge on both sides of the first lock body along the longitudinal direction.
The first lock body is engaged with the projected ridge when
Restrictions that regulate the projecting position of the lock body are located on the upper edges on both sides.
And a second lock body formed in a direction flange shape,
On both sides of the case, a long slot for rotation into which the support shaft enters
And the rotation restricting shaft enters to regulate the projecting position of the first lock body.
For holding the first lock body in the storage state in the case.
A first rotation regulating hole having a mating portion, and both side portions of the second lock body
The rotation restricting piece protruding from the first lock body follows
Rotation that regulates the projecting position of the second lock body that projects
And a restriction hole . An embodiment of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 shows an embodiment in which the present invention is applied to a pulling sash made of resin which has a high heat insulating property and is suitable for a cold region or the like.
3 and 4, reference numeral 1 denotes a sash frame (sash frame) attached to an opening of a building, and at least one or one (both in the present embodiment) of the sash is provided in the frame 1 in the left-right direction. Inner and outer sliding doors 2 and 3 that can be opened and closed are provided. The frame 1 is formed in a square (quadrilateral frame) by an upper frame 1a, a lower frame 1b and left and right vertical frames 1c and 1d made of synthetic resin, for example, vinyl chloride. The upper frame 1a, the lower frame 1b, and the left and right vertical frames 1c and 1d are formed to have the same cross-sectional shape, the adjacent ends are cut at an angle of 45 degrees, and the ends are welded and joined. preferable. Upper frame 1a, lower frame 1b and left and right vertical frames 1
The frame material constituting c and 1d is partitioned by an partition wall 1f between an outer surface portion (lower surface portion in the lower frame) 1x and an inner surface portion (upper surface portion in the lower frame) 1y in order to provide rigidity and heat insulation. It has a hollow structure having a plurality of hollow portions 1h. On the inner surface 1y of the frame material, for example, two ridges 4a, 4b having an H-shaped cross section are formed along the longitudinal direction, and the ridges 4a, 4b formed on the upper frame 1a and the lower frame 1b are formed. And rails for guiding and supporting the inner and outer sashes 2 and 3 so as to be movable in the left-right direction. Lower frame 1b that weighs the weight of shoji 2
In order to prevent the deformation of the lower frame 1b, a metal core member 5 is fitted into the hollow portion 1h of the lower frame 1b. The shoji screens 2 and 3 are made of an upper frame 6 made of synthetic resin.
a, a lower frame 6b and left and right vertical frames 6c, 6d, and a rectangular frame 6, and a panel, for example, a glass panel 8, which is airtightly fitted into the frame 6 via a packing 7. I have. Upper frame 6a, lower frame 6b and left and right vertical frames 6
The frame members constituting c and 6d have the same cross-sectional shape as the frame material, and are cut and welded at an angle of 45 degrees so that adjacent ends abut each other. The frame member has a hollow structure having a hollow portion 6h, and a core material 9 is inserted into the hollow portion 6h. The glass panel 8 is made of a multi-layer glass (pair glass) having high heat insulating properties. In the lower frame 6b of Shoji 2,
A door unit 10 is attached. A crescent 11 which is a main lock for locking the shoji in a closed state is provided on a mating frame (also called an inner stile) 6c of the inner shoji (also called inner shoji) 2 (see FIG. 1). ), Outer shoji (also called outer shoji)
The crates 3 (also referred to as outside frames) 6c are provided with a crescent receiver with which the crescent 11 is engaged (not shown). A sublock 12 is mounted on the indoor surface of the outer sash 3 to abut the end of the inner frame 6c of the inner sash 2 to restrict the open movement of the sash 2. The sublock 12 is housed in a case 13 as shown in FIGS.
And a lock body 14 that can protrude toward the indoor side. The sublock 12 locks the sashes 2 and 3 in a closed state by locking the inner sash 2 with the lock body 14 protruding from the indoor surface of the outer sash 3 to the indoor side. The lock member 14 includes a first lock member 14A.
And at least two members of the second lock body 14B. The second lock body 14B includes the first lock body 1
A regulating portion 15 for regulating the projecting position of 4A is provided.
The lock body 14A and the second lock body 14B are integrated by engagement. That is, the second lock body 14B is
When the first lock body 14A projects from the case 13 to a predetermined projecting position (locking position), the case 13 and the first lock body 14A are connected, and the first lock body 14A is further outwardly than the predetermined projecting position by an external force. It is regulated or reinforced to prevent bending. The case 13 and the lock body 14 are made of, for example, a synthetic resin. The case 13 is formed to be long (horizontally long) in the left-right direction (shoji opening / closing direction) and to have a small thickness (expected size). The case 13 is formed with a concave storage portion 16 that is open on the indoor side (the upper side in FIG. 6) for storing the lock body 14. On both sides of the case 13, a long slot 17 for rotation of the first lock body 14A,
A rotation restricting hole (referred to as a first rotation restricting hole) 18 having an engagement portion 18a for holding the first lock body 14A in the case 13 and a rotation restricting hole (second rotation restricting hole) of the second lock body 14B.
19) are formed in order from the left side. The long slot 17 for rotation and the first rotation restricting hole 18 are provided on both sides of the first lock body 14A on the base end side.
The support shaft 20 and the rotation restricting shaft 21 are respectively provided to protrude. The support shaft 20 has a case 1
A spring 22 is provided which urges the free end of the first lock body 14A so as to protrude outward by taking a reaction force from the bottom of the first lock body 3A. The rotation regulating shaft 21 is urged by the spring 22 so as to engage with the engaging portion 18a. The rotating long hole 17 is provided with the engaging portion 18a.
And release (disengagement) of the rotation regulating shaft 21 with respect to
It is a long hole long enough to allow the movement. Therefore,
When the base end of the first lock body 14A is operated in the direction of the arrow 23 in FIG. 2 against the urging force of the spring 22, the engagement of the rotation regulating shaft 21 with the engagement portion 18a is released, and The free end side of the one lock body 14A rotates about the support shaft 20 by the urging force of the spring 22 and projects outward (upward in FIG. 6) from inside the case 13, and the amount of the protrusion is the first rotation restricting hole. 18. An operation for releasing the engagement of the rotation restricting shaft 21 with the engaging portion 18a and projecting the first lock body 14A is easy on the exposed surface on the base end side of the first lock body 14A. Thus, the operation unit 24 having a large number of irregularities is formed. The operation unit 24 includes an arrow 23 indicating an operation direction.
Is preferably formed. Further, it is preferable that the case 13 is formed with a concave portion 25 so that the operation portion 24 can be easily operated. Further, it is preferable that the first lock body 14 </ b> A is formed with a concave hook portion 26 that can be unlocked by hooking a fingertip near the operation portion 24. The second lock body 14B is supported on the free end side of the first lock body 14A so as to hold both sides thereof so as to be movable in the longitudinal direction and the thickness direction. On both sides of the body 14B, a rotation restricting piece 27 that protrudes into the second rotation restricting hole is provided in a protruding manner.
The rotation restricting piece 27 is such that the second lock body 14B is
3 is preferably formed to be laterally long so as to secure a stable locking state and sufficient locking strength when protruding outward from the inside. As shown in FIGS. 6 to 8, the second lock body 14B has two side pieces 28, 28, a bottom connecting piece 29 and a front end connecting piece 30 for connecting the two side pieces 28, 28.
The first locking member 14 is provided between the two side portions 28, 28.
A housing part 31 having an open top for housing the free end side of A
It has been. When the first lock body 14A and the second lock body 14B are housed in the case 13, the upper surfaces of the first lock body 14A and the second lock body 14B are substantially flush with the upper surface of the case 13. . At both lower edges of the free end portion of the first lock body 14A, ridges 32 are formed along the longitudinal direction, and at both upper edges of the second lock body 14B, When the lock body 14A protrudes, the inward flange-shaped restricting portion 15 that engages with the protruding ridge portion 32 is formed (see FIG. 8). Therefore, when the first lock body 14A protrudes from the storage position in the case 13, the protruding ridge 32 of the first lock body 14A is firstly moved during the protruding process.
5, the second lock body 14B follows the first lock body 14A and pivotally projects from the inside of the case 13, and finally, the projecting position of the second lock body 14B
Is regulated by the second rotation regulating hole 19. Accordingly, the projecting position or the projecting amount of the first lock body 14A is regulated not only by the rotation regulation shaft 21 and the first rotation regulation hole 18 but also by the second lock body 14B. Even if the thickness of the first lock body 14A is small, its strength can be improved, and the free end of the first lock body 14A can be prevented from being deformed or broken by an external force beyond a predetermined projection amount. A tapered flange 33 is formed at the upper edge on both sides of the free end of the first lock body 14A.
The first lock body 14A is attached to the regulating portion 15 of the lock body 14B.
Receiving portion 3 on the taper with which the flange portion 33 engages when storing
4 are formed. Further, tapered flanges 35 are formed at both upper edges of the second lock body 14B,
The upper edge of the case 13 is formed with a tapered receiving portion 36 with which the flange 35 engages when the second lock body 14B is stored. As shown in FIG. 9, a slot-like mounting hole (opening) 37 for accommodating the case 13 is formed on the inner surface of the lower frame 6b of the shoji 3 as shown in FIG. ing. In the illustrated lower frame 6b, the lower frame 6b is formed in an inverted U-shaped cross section with an opening at the bottom, and the door unit 10 is mounted therein, so that the space for mounting the sublock 12 is narrow. Therefore, the sublock 1
2 is formed to have a small thickness so as to fit in the space. As shown in FIG. 10, the interior surface of the lower frame 6b has a double structure having an outer surface portion 6x and an inner surface portion 6y with a small space therebetween, so that the outer surface portion 6x and the inner surface portion 6y are provided.
The mounting hole 37 is formed across the. A flange 38 is formed on the upper edge of the case 13 of the sublock 12 so as to abut the outer edge of the mounting hole 37 from the outside (inside of the room). In order to mount the sublock 12 in the narrow space, a steadily mounting structure in which the case 13 of the sublock 12 is steadily mounted, and a one-side fixing structure in which one end of the case 13 is fixed by a screw 39 as a fixing tool. Has been adopted. In this case, the mounting hole 37 is formed to have a size that accommodates the case 13 movably in the longitudinal direction (left-right direction). At one end (the right end in FIG. 10) of the case 13, an outer surface protruding portion 40 that protrudes in the longitudinal direction continuously from the flange portion 38 is formed, and the outer surface portion 6 x and the inner surface are protruded from the mounting hole 37. An inner projection 41 that is inserted into the gap 6s of the portion 6y and sandwiches the outer surface 6x with the outer projection 40 is formed. At the other end (left end) of the case 13, the outer surface 6 x and the inner surface 6
An inner flange portion 42 that is inserted into the gap 6s of y and that sandwiches the outer surface portion 6x with the flange portion 38 is formed. When the sublock 12 is mounted in the mounting hole 37, the case 13 is first moved in the direction of arrow F (rightward) in FIG. The case 13 is inserted into the gap 6s of 6y, and the case 13 is housed in the mounting hole 37. Next, the case 13 is moved in the direction of arrow R (left direction) until it contacts the left end of the mounting hole 37,
The outer surface 6x between the flange 38 and the inner flange 42 of the case 13
Is positioned so as to sandwich it. In this way, when the case 13 is attached to the attachment hole 37 in a left-right manner, and positioned at the left end of the attachment hole 37, the screws 39 are provided so as to extend from the outer protrusion 40 to the outer surface 6 x and the inner protrusion 41. May be screwed vertically and fixed. The outer overhanging portion 40 and the inner overhanging portion 41
Are formed in advance with holes 43 and 44 for screwing in the screw 39 (see FIG. 6). In this case, the outer projection 40
The hole 43 is preferably formed larger than the screw diameter of the screw 39 in order to escape burrs generated from the outer surface 6x when the screw 39 is screwed. Accordingly, it is possible to prevent a problem that burrs generated from the outer surface portion 6x enter between the outer surface portion 6x and the outer surface projecting portion 40 and cause the outer surface projecting portion 40 to float. Further, only one end of the case 13 is fixed with the screw 39, and the screw 39 is hidden by the inner sash 2 and is not exposed to the indoor side, so that the design can be improved. Furthermore, the outer projection 40 at one end in the longitudinal direction of the case 13 and the flange 38 at the other end may be caught on the airtight material (not shown) of the inner sash 2 at the time of opening and closing the sash, thereby damaging it. It is preferable that it is formed in a curved shape as much as possible. Next, the operation of the slip sash having the above configuration will be described. When going out or going to bed, the sashes 2 and 3 are closed, the crescent 11 is locked, and the sublock 12 is locked. The locking of the sublock 12 can be performed by operating the operation part 24 of the first lock body 14A in the direction of the arrow 23, whereby the rotation regulating shaft holding the first lock body 14A at the storage position in the case 13 is achieved. The engagement between the first lock body 14A and the engaging portion 18a of the first rotation restricting hole 18 is released, and the first lock body 14A is
And protrudes from the inside of the case 13 to the outside, that is, to the indoor side. In the projecting process, first, the first lock body 14A
The protrusions 32 on both sides of the second lock body 14B
Then, the second lock body 14B is engaged with the first lock body 1
4A, and protrudes outward.
The protruding position of B is regulated by the rotation regulating piece 27 and the second rotation regulating hole 19. In this case, the projecting position of the first lock body 14A is regulated by the rotation regulation shaft 21 and the first rotation regulation hole 18 and regulated by the second lock body 14A. In particular, the protruding position of the second lock body 14B is restricted via the second rotation restriction hole 19 and the rotation restriction piece 27 of the case 13, and the entire free end side of the first lock body 14A is restricted. 15, the first lock body 1
Even if the thickness of 4A is thin, it is possible to prevent the free end of first lock body 14A from being deformed or broken by an external force beyond a predetermined amount of protrusion. As described above, since the lock body 14 is composed of at least two members of the first lock body 14A and the second lock body 14B, the external force or stress acting on the lock body 14 can be dispersed, and the lock body 14 The strength can be improved, and the durability of the sublock 12 can be improved. In addition, the second lock body 14B is provided with a regulating portion 15 for regulating the projecting position of the first lock body 14A, so that the first lock body 14A
The lock body 14B is integrated with the first lock body 14A.
And the second lock body 14B are housed in a nested manner so that the strength of the lock body 14 can be improved, and the thickness of the sublock 12 can be reduced or made compact. Therefore, even in a resin sash or the like where it is difficult to secure a space for mounting the sublock 12, the sublock 12 can be easily mounted. According to the sublock 12, even if a person who intends to enter the room from the outside illegally breaks the glass panel 8 and unlocks the crescent 11, the locks 14 are locked inside. Since the abutment is in contact with the sliding door 2 like a stick, the sliding doors 2 and 3 cannot be opened, unauthorized intrusion can be prevented, and security can be improved. Also,
When unlocking (unlocking) the lock of the sublock 12, the first lock body 14A protruding to the outermost side may be pushed into the case 13 against the urging force of the spring 22, and the first lock body 14A may be released. And the second lock body 14B is nested and housed in the case 13, and the rotation restricting shaft 21 is engaged with the engaging portion 18a of the first rotation restricting hole 18, so that the first and second locks are locked. The stored state of the bodies 14A and 14B is maintained. The embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the above embodiments, and various design changes and the like can be made without departing from the gist of the present invention. Is possible. For example, at least one of the shojis may be openable and closable, and the other may be fixed or fitted. Further, the shoji may be a three-story or a four-story. The lock body may be composed of three or more members. The sublock may be made of metal. The sash of the present invention also includes a lifting window. Further, the sash is not limited to a resin and may be a metal or a composite structure of a metal and a resin. As shown in the above embodiment, it is preferable that the projecting positions of the first lock body and the second lock body are respectively regulated by engagement with the case, but at least the projecting positions of the second lock body are regulated. Just do it. In summary, according to the present invention, the following effects can be obtained. (1) According to the sash according to the first aspect , the strength of the locking body can be improved, the durability of the sublock can be improved, and the thickness dimension can be reduced . Mounting space
Even for resin sashes where it is difficult to secure
It can be easily attached and that Do not. [0038]

【図面の簡単な説明】【図１】本発明の実施の形態を示すサッシの室内側正面
図である。【図２】サブロックの正面図である。【図３】図１のＡ−Ａ矢視拡大断面図である。【図４】図１のＢ−Ｂ矢視拡大断面図である。【図５】サブロックの側面図である。【図６】同サブロックのロック体が突出した状態の縦断
面図である。【図７】図６のＣ−Ｃ矢視図である。【図８】サブロックの動作を説明する図で、（ａ）はロ
ック体が収納状態の概略的横断面図、（ｂ）はロック体
が突出状態の概略的横断面図である。【図９】サブロックが取付けられる外障子の部分的室内
側正面図である。【図１０】サブロックの取付方法を説明する断面図であ
る。【符号の説明】１枠体１ａ上枠１ｂ下枠１ｃ，１ｄ縦枠２，３障子１２サブロック１３ケース１４ロック体１４Ａ第１ロック体１４Ｂ第２ロック体１５規制部BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an indoor side front view of a sash showing an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a front view of a sublock. FIG. 3 is an enlarged sectional view taken on line AA of FIG. 1; FIG. 4 is an enlarged sectional view taken on line BB of FIG. 1; FIG. 5 is a side view of a sublock. FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing a state where a lock body of the sublock projects. FIG. 7 is a view taken in the direction of the arrows CC in FIG. 6; FIGS. 8A and 8B are views for explaining the operation of the sublock, wherein FIG. 8A is a schematic cross-sectional view in which the lock body is stored, and FIG. FIG. 9 is a partial indoor side front view of a sliding door to which a sublock is attached. FIG. 10 is a cross-sectional view illustrating a method of attaching a sublock. [Description of Signs] 1 Frame 1a Upper frame 1b Lower frame 1c, 1d Vertical frame 2, 3 Shoji 12 Sublock 13 Case 14 Lock body 14A First lock body 14B Second lock body 15 Restriction section

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者大前貴義東京都江東区大島２丁目１番１号トステム株式会社内 (72)発明者金知晃東京都江東区大島２丁目１番１号トステム株式会社内 (56)参考文献特開昭59−130984（ＪＰ，Ａ) 実開昭56−89865（ＪＰ，Ｕ) 実開昭51−37497（ＪＰ，Ｕ) 実開昭50−78695（ＪＰ，Ｕ) 実開昭56−165867（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) E05C 7/02 E05C 17/60 E05C 21/00 E05F 5/00 ──────────────────────────────────────────────────続き Continued on the front page (72) Inventor Takayoshi Omae 2-1-1 Oshima, Koto-ku, Tokyo Tostem Corporation (72) Inventor Tomoaki Kim 2-1-1 Oshima, Koto-ku, Tokyo Toss (56) References JP-A-59-130984 (JP, A) JP-A-56-89865 (JP, U) JP-A-51-37497 (JP, U) JP-A-50-78695 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. ⁷ , DB name) E05C 7/02 E05C 17/60 E05C 21/00 E05F 5/00

Claims

(57) [Claims] [Claim 1] A frame composed of an upper frame, a lower frame and left and right vertical frames, a shoji provided at least one of which can be opened and closed, and an outer shoji A sub-block that is attached to the interior surface of the vehicle and that restricts the opening movement of the sash by contacting the inner sash. The sub-block is housed in the case and is a lock body that can be protruded toward the indoor side. This lock body has a support shaft and a rotation restricting shaft on both sides on the base end side.
The free end side of the case is
Lock body urged by a spring to protrude from the first lock body
And a housing portion for housing the free end side of the first lock body.
And having a lower edge on both sides of the first lock body along the longitudinal direction.
The first lock body is engaged with the projected ridge when
Restrictions that regulate the projecting position of the lock body are located on the upper edges on both sides.
And a second lock body formed in a direction flange shape,
On both sides of the case, a long slot for rotation into which the support shaft enters
And the rotation restricting shaft enters to regulate the projecting position of the first lock body.
For holding the first lock body in the storage state in the case.
A first rotation regulating hole having a mating portion, and both side portions of the second lock body
The rotation restricting piece protruding from the first lock body follows
Rotation that regulates the projecting position of the second lock body that projects
A sash characterized by having a restriction hole .