JP3528206B2 - ファイル管理システム - Google Patents

ファイル管理システム

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JP3528206B2
JP3528206B2 JP19529093A JP19529093A JP3528206B2 JP 3528206 B2 JP3528206 B2 JP 3528206B2 JP 19529093 A JP19529093 A JP 19529093A JP 19529093 A JP19529093 A JP 19529093A JP 3528206 B2 JP3528206 B2 JP 3528206B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイル管理システム
に関し、特に、ローカルエリアネットワークに複数の端
末装置が接続され、ローカルエリアネットワーク(LA
N)上に存在する端末装置のファイルサービス群が保有
するファイルをバックアップ処理するファイル管理シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ローカルエリアネットワークに複
数の端末装置が接続され、ローカルエリアネットワーク
上に存在する複数の端末装置における一部のファイルサ
ーバー装置群がファイルサービス機能を提供している。
このようなファイルサーバー装置は、同じローカルエリ
アネットワークに接続されていても、各ファイルサービ
スの間で連携した処理は行なわれず、それぞれが独立し
てファイルサービス機能を提供している。
【0003】このため、従来においては、ローカルエリ
アネットワーク内におけるファイル資源の消費量の偏り
や、バラツキをコントロールするのは、システム管理者
による人手の操作に頼っていた。また、ファイルのデー
タのバックアップも個々のファイルサービスごとに、シ
ステム管理者が行うことが常であった。
【0004】しかし、今日のように、ローカルエリアネ
ットワークの規模が大きくなり、数百台に及ぶ多くのフ
ァイルサーバー装置がローカルエリアネットワーク上に
接続され、それぞれのファイルサービスが独立して使用
されるような運用形態になると、ローカルエリアネット
ワークのシステム全体のバックアップというものは、使
用するメディアの管理や整理を含めて、非常に煩雑で面
倒なものとなり、混乱をきたし始めるようになってきて
いる。
【0005】システムの管理上のトラブルによっては、
あるファイルサーバー装置のバックアップメディアに、
他のファイルサービスのファイル内容が上書きされると
いうミスも発生する恐れがあり、必要なものが存在しな
くなるという重大な事態に発展するケースすら見られる
ようになってきている。
【0006】これに対しては、例えば、富士ゼロックス
株式会社が1990年に発表したファイルバックアップ
サービス装置を用いれば、このファイルバックアップサ
ービス装置にリモートのファイルサービスのディレクト
リを予めセットすることにより、定期的に自装置の資源
内に該ディレクトリの複製のバックアップを作成するこ
とが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このファイル
バックアップサービス装置は、各ディレクトリ集合への
明示的な指定によりバックアップ処理を実行するため、
ディレクトリの名前の変更に対しては、その設定の変更
が必要となる。また、新たにローカルエリアネットワー
クに接続したファイルサーバー装置のファイルサービス
に対しては、その新ディレクトリの設定時のトラブルな
どによって、バックアップが取られていない状況が発生
する恐れがある。更に、ファイルバックアップサービス
装置の資源の不足に対しては対応策がない。
【0008】したがって、システム運用におけるファイ
ルのバックアップに関しては、システム管理者は依然と
して慎重な導入計画を余儀なくされ、各ディレクトリの
使用状況の常時監視や、頻繁な配置検討を行っても、バ
ックアップディレクトリの集合の設定配分における冗長
性を排除することができず、資源の無駄と、バックアッ
プサイクル制限による未バックアップ期間のリスクを承
知の上で、ファイルバックアップサービス装置を使用せ
ざるを得なかった。
【0009】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、ローカルエリアネットワーク
内の端末装置群を論理的に分割した領域内に存在するフ
ァイルサービス群について、それらが保有する資源のフ
ァイルのバックアップを完全に自動化するファイル管理
システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明の第1の特徴とするファイル管理シス
テムにおいては、ローカルエリアネットワークに複数の
端末装置が接続され、前記複数の端末装置の群のファイ
ルサービスを論理区域に分割してファイルのバックアッ
プを行うファイル管理システムであって、ローカルエリ
アネットワークに接続され、ローカルエリアネットワー
ク内にある複数の端末装置における全ファイルサービス
の名前を管理する名前サービス装置(3:図1)と、前
記名前サービス装置との間で所定のタイミングで交信を
行い、論理区域内の全ファイルサービスの名前を得て、
目的とする論理区域のファイルサービス群のディレクト
リ情報を収集し、以前のディレクトリ情報と異なる場合
に、該当するファイルサービスの対応するディレクトリ
の複製を生成して更新するコピー管理装置(5:図1)
とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の特徴とするファイル
管理システムにおいて、前記コピー管理装置は、所定の
タイミングで名前サービス装置との間で交信を行い、所
定の論理区域内の全ファイルサービスの名前の最新リス
トと以前リストとの比較を行い、全ファイルサービスの
名前の更新を行うファイルサービスリスト更新手段(1
5:図2)と、各ファイルサービスとの間で交信を行
、ファイルサービス群のディレクトリ情報を収集し、
以前のディレクトリ情報と異なる場合に、該当するファ
イルサービスの対応するディレクトリの複製を生成して
更新するディレクトリ更新手段(16:図2)とを備え
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の第1の特徴とするファイル管理システ
ムにおいては、名前サービス装置(3:図1)が、ロー
カルエリアネットワークに接続され、このローカルエリ
アネットワーク内にある複数の端末装置における全ファ
イルサービスの名前を管理しているので、コピー管理装
置(5:図1)が、前記名前サービス装置との間で所定
のタイミングで交信を行い、論理区域内の全ファイルサ
ービスの名前を得て、目的とする論理区域のファイルサ
ービス群のディレクトリ情報を収集し、以前のディレク
トリ情報と異なる場合に、更新された該当するファイル
サービスの対応するディレクトリ(ファイル実体を含
む)の複製を生成して更新する。
【0013】これにより、複数の端末装置が接続された
ローカルエリアネットワークにおいては、この複数の端
末装置の群のファイルサーバー装置におけるファイルサ
ービスを論理区域に分割した各々のファイルサービスに
おけるディレクトリ(ファイル実体を含む)のバックア
ップを、人手を介することくなく、自動的に行うことが
できる。
【0014】また、本発明の第2の特徴とするファイル
管理システムにおいては、前記コピー管理装置が、ファ
イルサービスリスト更新手段(15:図2)と、ディレ
クトリ更新手段(16:図2)とにより、複数の端末装
置の群のファイルサービスを論理区域に分割して、各々
のファイルサービスにおけるファイルのバックアップを
行う。すなわち、ファイルサービスリスト更新手段(1
5)が、所定のタイミングで名前サービス装置との間で
交信を行い、所定の論理区域内の全ファイルサービスの
名前の最新リストと以前リストとの比較を行い、全ファ
イルサービスの名前の更新を行うと、ディレクトリ更新
手段(16)が、更新された全ファイルサービスの名前
により、各ファイルサービスとの間で交信を行い、フ
イルサービス群のディレクトリ情報を収集し、以前のデ
ィレクトリ情報と異なる場合に、該当するファイルサー
ビスの対応するディレクトリ(ファイル実体を含む)の
複製を生成して更新する。
【0015】これにより、複数の端末装置が接続された
ローカルエリアネットワークにおいては、新たにファイ
ルサーバー装置がローカルエリアネットワークに接続さ
れ、新たにファイルサービスを開始した場合であって
も、名前サービス装置に新たなファイルサービスを論理
区域に分割して登録しておくだけで、そのファイルサー
ビスにおけるディレクトリ(ファイル実体を含む)のバ
ックアップを、人手を介することなく、自動的に行うこ
とができる。したがって、システム管理者は、各ファイ
ルサービス群の管理業務の負荷軽減を計ることができ、
ファイルサービスを使用するユーザの本来業務を効率化
することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により具体的に
説明する。図1は本発明の一実施例にかかるファイル管
理システムのシステム構成を示すブロック図である。図
1において、1はローカルエリアネットワーク(LA
N)のネットワークバス、2はネットワークの端末装置
群の第1の種類サービスタイプであるワークステーシ
ョン装置、3は名前サービス装置、4はネットワークの
端末装置群の第2の種類のサービスタイプの第1のファ
イルサーバー装置、5はコピー管理装置、6はネットワ
ークの端末装置群の第3の種類のサービスタイプのバッ
クアップサービスを行う第2のファイルサーバー装置で
ある。
【0017】ここでのファイル管理システムにおいて
は、図1に示すように、ネットワークバス1に、ワーク
ステーション装置2,名前サービス装置3,第1のファ
イルサーバー装置4,コピー管理装置5を含む第2のフ
ァイルサーバー装置6などが接続されて、システムが構
成される。コピー管理装置5は、ネットワークの端末装
置群の1つのファイルサーバー装置6内に設けられて、
ネットワーク内の各々のファイルサーバー装置における
ファイルサービスに対するバックアップ処理を行う。
【0018】このため、本実施例のファイル管理システ
ムは、その基本構成では、ローカルエリアネットワーク
に名前サービス装置3が接続され、同じくローカルエリ
アネットワークに接続されているワークステーション装
置2,第1のファイルサーバー装置4,第2のファイル
サーバー装置6が、名前サービス装置3においてローカ
ルエリアネットワークの端末装置群として論理区域に分
割されて管理されている場合に、ここでのファイルサー
ビスに対するバックアップ処理を、端末装置の1つの例
えば第2のファイルサーバー装置6内にコピー管理装置
5を設けて、その処理を実行する。
【0019】第1のファイルサーバー装置4および第2
のファイルサーバー装置6は、ネットワークバス1に接
続され、同じくネットワークに接続された端末装置群の
ワークステーション装置2などに共有資源を提供する通
常のファイルサービスの処理機能を提供する。また、第
2のファイルサーバー装置6におけるコピー管理装置5
は、ネットワークに接続された名前サービス装置3やフ
ァイルサーバー装置の群との間で交信を行い、そのファ
イル資源を管理しているファイル管理部から、ディレク
トリ情報を得てディレクトリ(ファイル実体を含む)を
複製してファイル群のバックアップ処理を行う。
【0020】なお、ここでのローカルエリアネットワー
クは、ファイル転送規約、コマンド転送規約により、そ
の各々の端末装置群が結合されるネットワークシステム
となっており、このシステムにおいては、ネットワーク
バスに接続された端末装置群の第1のファイルサーバー
装置4,第2のファイルサーバー装置6,およびワーク
ステーション装置2などが、論理的に分割することので
きる領域(論理区域)で管理され、各々の端末装置の名
前,サービスタイプ,およびネットワークアドレスを含
んだ配列もしくはリストが名前サービス装置3に格納さ
れて、管理されている。
【0021】したがって、名前サービス装置3は、各々
の端末装置群からのコマンド転送規約に基づくネットワ
ークアドレス照会要求により、端末装置の名前からネッ
トワークアドレスを探索して返信する名前サービス機能
を提供する。第1のファイルサーバー装置4および第2
のファイルサーバー装置6は、ローカルエリアネットワ
ークに接続されたワークステーション装置群からのコマ
ンド転送規約に基づくファイル転送要求により、ファイ
ル転送規約によりファイル転送を行うファイルサービス
機能を提供し、自ファイルサーバー装置が保有する資源
内のファイル群を管理して、ネットワークの共有資源を
提供する。
【0022】次に、更に詳細に各々の端末装置の機能構
成について説明する。図2は、本発明の一実施例にかか
るファイル管理システムの要部の機能構成を更に詳細に
示すブロック図である。図2において、1はローカルエ
リアネットワークのネットワークバス、3は名前サービ
ス装置、4は第1のファイルサーバー装置、5はコピー
管理装置、6は第2のファイルサーバー装置であり、図
1により説明した要素と同様の要素であり、詳しい説明
は省略する。また、11はファイルサービス処理部、1
2はファイル管理部、13はディレクトリ、14はファ
イル群、15はファイルサービスリスト更新部、16は
ディレクトリ更新部である。21はファイルサービス処
理部、22はファイル管理部、23はディレクトリ、2
4はファイル群である。
【0023】ファイルサーバー装置6は、マイクロプロ
セッサ(CPU),メモリ,ディスク装置等の物理装置
で構成され、ローカルエリアネットワークのネットワー
バス1の通信ケーブルに接続されている。ファイルサ
ービス機能を提供するため、ファイルサービス処理部1
1,ファイル管理部12,ディレクトリ13,ファイル
群14などの機能処理部を装備している。
【0024】また、コピー管理装置5は、第2のファイ
ルサーバー装置16内に設けられ、タイマー,補助記憶
装置,他ファイルサービス装置群のディレクトリ情報を
保持するメモリー等の物理装置から構成されている。機
能的には、ここでのバックアップサービス機能を提供す
るため、ファイルサービスリスト更新部15,ディレク
トリ更新部16を装備している。
【0025】コピー管理装置5のファイルサービスリス
ト更新部15は、所定のタイミングでネットワークバス
1に接続された名前サービス装置3との間で交信を行
い、所定の論理区域内の全ファイルサービスの名前の最
新リストと以前リストとの比較を行い、全ファイルサー
ビスの名前の更新を行う。そして、ディレクトリ更新部
16が、更新した全ファイルサービスの名前のファイ
サービスリストに従い、各ファイルサービスとの間で交
信を行い、ファイルサービス群のディレクトリ情報を収
集し、以前のディレクトリ情報と異なる場合に、該当す
るファイルサービス装置の対応するディレクトリの複製
を生成して更新する。
【0026】ファイル管理部12はファイルサービス処
理部11の1つのサブシステムとして設けられており、
機能的には、ディレクトリ(ファイル実体を含む)13
を管理し、また、ディレクトリ13はファイル群14の
各ファイルを管理する。
【0027】このように構成されたファイル管理システ
ムおいて、ファイルのバックアップ処理を行うコピー管
理装置5の動作について説明する。コピー管理装置5の
ファイルサービスリスト更新部15は、内部に持つタイ
マーにより、もし指定があれば一日に数度の指定された
時刻に、無ければ日付の変更時に、名前サービス装置3
との間で交信を行い、名前サービス装置3が管理する所
定の論理区域内の全ファイルサービスの名前の最新リス
トの転送を要求し、転送されたファイルサービスリスト
を以前に転送してもらって保存しておいたファイルサー
ビスリストとの比較を行う。そしてファイルサービスリ
ストを更新する。
【0028】また、コピー管理装置5のディレクトリ更
新部16は、内部に持つタイマーにより、もし指定があ
れば一日に数度の指定された時刻に、無ければ日付の変
更時に、(ファイルサービスリスト更新部15により更
新され)内部に保存するファイルサービスリスト内に含
まれる各ファイルサービスについて、そのファイルサー
ビス処理部21との間で交信を行い、それらのファイル
サービス処理部21におけるファイル管理部22から各
々のディレクトリのリスト、各サイズ、ファイル数など
の属性の転送要求を行い、内部に保持している以前のデ
ィレクトリリストと比較する。
【0029】なお、このようなディリクトリリストに関
しては、例えば、ファイルサーバー装置6では、コピー
管理装置5を用いてファイルサーバー装置4のディレク
トリ23に対応するディレクトリ13を、ファイルサー
ビス処理部11のファイル管理部12を用いて作成する
ことできるので、この処理機能を用いてバックアップ
処理を行う。
【0030】比較の結果、そのディレクトリリスト内に
新たにサブディレクトリを認識した場合や、ディレクト
リのサイズ,ディレクトリ内のファイル数の増減等の属
性の変化を認識した場合には、該当するファイルサービ
ス処理部21に対して、該当するディレクトリの一部ま
たは全体の転送要求を発行し、自装置のファイルサービ
ス(ファイルサービス処理部11,ファイル管理部1
2)で管理し保持しているところの対応するファイルサ
ービス(ファイルサービス処理部21,ファイル管理部
22)のそのディレクトリの複製を作成し、以前のもの
と入替えを行う。
【0031】例えば、ファイルサービス処理部11のフ
ァイル管理部12で管理するディレクトリ13は、コピ
ー管理装置5が、ファイルサービス処理部21のファイ
ル管理部22のディレクトリ23に対応して複製として
作成したものだが、コピー管理装置5により、ファイル
サーバー装置4のファイルサービス(ファイルサービス
処理部21,ファイル管理部22)のディレクトリ23
のファイル群24の一部または全部の変更や更新を認識
した場合に、コピー管理装置5がバックアップ処理とし
て、ファイルサーバー装置6の対応するファイルサービ
ス(ファイルサービス処理部11,ファイル管理部1
2)のディレクトリ13のファイル群14について更新
を行う。
【0032】図3はコピー管理装置のファイル移動処理
におけるバックアップ処理の処理例を示すフローチャー
トである。図3を参照して処理を説明する。このバック
アップ処理は、内部に持つタイマーにより、もし指定が
あれば一日に数度の指定された時刻に、無ければ日付の
変更時のタイミングで処理を行う。
【0033】まず、タイミング判定の処理を行うため、
ステップ30において、終了指示がオンであるか否かを
判定する。終了指示がオンであれば処理を終了する。終
了指示がオンでない場合、ステップ31に進み、時刻指
定があるか否かを判定する。時刻指定がある場合には、
その指定時刻にバックアップ処理を行うので、次にステ
ップ34に進み、現時刻が指定時刻か否かを判定し、指
定時刻であれば、ステップ35に進み、ステップ35か
らのバックアップ処理を行う。
【0034】また、一方、指定時刻でない場合、ステッ
プ32に進み、日付けが変更されたか否かを判定する。
日付けが変更された場合には、ステップ35に進み、ス
テップ35からのバックアップ処理を行うが、日付けが
変更されていない場合には、ステップ33で、1分間の
待ち処理を行い、ステップ30に戻り、ステップ30か
らの処理開始のタイミング判定の処理を繰り返す。がな
され。
【0035】ステップ35からのバックアップ処理で
は、まず、ステップ35において、名前サービス装置と
交信し、(ローカルエリアネットワーク内の端末装置群
を論理的に分割した領域内に存在するファイルサービス
群について)全ファイルサービスのリストを更新する。
次に、ステップ36において、更新した全ファイルサー
ビスのリストにより、各ファイルサービスと交信し、デ
ィレクトリリストを更新する。次に、ステップ37にお
いて、各ファイルサービスのディレクトリリストと以前
に作成したリストとの内容を比較する。
【0036】比較の結果を、次のステップ38で判定す
る。ステップ38の判定処理では、ディレクトリリスト
の内容比較により、サイズ,ファイル数が異なるものが
あるか否かを判定する。サイズ,ファイル数が異なるも
のがない場合、ファイル入れ換え処理を行わなくても
良いので、ステップ33に抜けて、次回の処理のための
タイミングの判定ループに戻る。一方、サイズ,ファイ
ル数が異なるものがある場合、次のステップ39におい
て、各ファイルサービスのターゲットディレクトリの複
製を自装置のファイルサービス内に作成の後、作成した
複製との入れ換えを行う。次に、ステップ40におい
て、以前に作成した各ファイルサービスのディレクトリ
リストを新しく作成したものと入れ換えて更新を行う。
【0037】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のファイル
管理システムによれば、ローカルエリアネットワーク上
の名前サービス装置を効果的に利用するようにしたた
め、システム管理者の負担を大幅に軽減して、ファイル
のバックアップ処理に関して、ほぼ無人化することがで
きる。また、本発明のファイル管理システムにおけるコ
ピー管理装置を含むファイルサーバー装置は、複数のロ
ーカルエリアネットワーク同士が接続されていれば、異
なるローカルエリアネットワーク上で稼働することも可
能である。また、コピー管理装置は独立させることがで
き、ローカルエリアネットワークに接続されていさえす
ればよく、別の種類の端末装置のワークステション装置
に接続することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかるファイル管
理システムのシステム構成を示すブロック図、
【図2】 図2は本発明の一実施例にかかるファイル管
理システムの要部の機能構成を更に詳細に示すブロック
図、
【図3】 図3はコピー管理装置のファイル移動処理に
おけるバックアップ処理の処理例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…ネットワークバス(LAN)、2…ワークステーシ
ョン装置、3…名前サービス装置、4…第1のファイル
サーバー装置、5…コピー管理装置、6…第2のファイ
ルサーバー装置、11…ファイルサービス処理部、12
…ファイル管理部、13…ディレクトリ、14…ファイ
ル群、15…ファイルサービスリスト更新部、16…デ
ィレクトリ更新部である。21…ファイルサービス処理
部、22…ファイル管理部、23…ディレクトリ、24
…ファイル群。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローカルエリアネットワークに複数の端末
    装置が接続され、前記複数の端末装置の群のファイルサ
    ービスを論理区域に分割してファイルのバックアップを
    行うファイル管理システムであって、 ローカルエリアネットワークに接続され、ローカルエリ
    アネットワーク内にある複数の端末装置における全ファ
    イルサービスの名前を管理する名前サービス装置と、ファイルサービスのディレクトリの複製を生成して更新
    するコピー管理装置とを備え、 前記コピー管理装置は、 前記名前サービス装置との間で所定のタイミングで交信
    を行う交信手段と、 前記交信により 論理区域内の全ファイルサービスの名前
    を得て、目的とする論理区域のファイルサービス群のデ
    ィレクトリ情報を収集する収集手段と、 以前のディレクトリ情報と異なる場合に、 該当するファ
    イルサービスの対応するディレクトリの複製を生成して
    更新する更新手段とを備えたことを特徴とするファイル
    管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のファイル管理システムに
    おいて、 前記コピー管理装置は、 所定のタイミングで名前サービス装置との間で交信を行
    い、所定の論理区域内の全ファイルサービスの名前の最
    新リストと以前リストとの比較を行い、全ファイルサー
    ビスの名前の更新を行うファイルサービスリスト更新手
    段と、前記ファイルサービスリストに従って 各ファイルサービ
    スとの間で交信を行い、ファイルサービス群のディレク
    トリ情報を収集し、以前のディレクトリ情報と異なる場
    合に、該当するファイルサービスの対応するディレクト
    リの複製を生成して更新するディレクトリ更新手段とを
    備えることを特徴とするファイル管理システム。
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