JP3523395B2 - スノーボードロッカ - Google Patents

スノーボードロッカ

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JP3523395B2 JP30585395A JP30585395A JP3523395B2 JP 3523395 B2 JP3523395 B2 JP 3523395B2 JP 30585395 A JP30585395 A JP 30585395A JP 30585395 A JP30585395 A JP 30585395A JP 3523395 B2 JP3523395 B2 JP 3523395B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スノーボードが安
全,確実に保管されるように防盗性を強化したスノーボ
ードロッカ関する。 【0002】 【従来の技術】路上で滑るスケートボードの愛好者が多
いように、冬季に板一枚で雪上を滑るスノーボードの愛
好者が増加する傾向にある。スノーボードは、ボードの
表面に靴を履いた足を挿入するビンディングを設けた簡
単な構造であり、持ち運びが可能であるが、雪山などに
設けられた滑走場でスノーボードを楽しんでいるとき
に、食事やその他の理由で滑走場を離れるときにスノー
ボードを抱えて移動するのは不便である。然し、スノー
ボードをその場に置いたまま移動すると盗難の恐れがあ
るので、スノーボードを安全に保管してくれる設備が望
まれていた。 【0003】かかる目的から出願人は、スノーボードを
立てて収容する収容室を備えたスノーボードラックに、
収容室を開閉する扉と、扉を施錠,解錠する錠装置を設
けたスノーボードロッカを提案した(特願平6−256
861号)。このスノーボードロッカにスノーボードを
格納するには、スノーボードを立てたときに上方となる
ビンディングを、収容室の一方の壁に載せるようにして
スノーボードを収容室に収容した後に、錠装置のコイン
挿入口に所定のコインを投入して扉を閉め、客用錠のキ
ーを回動する操作で扉が施錠され、且つ、キーが抜取可
能になる。 【0004】かくして、スノーボードが一時保管され、
利用客が抜き取ったキーを携帯してスノーボードロッカ
から離れることができる。第三者が保管中のスノーボー
ドを勝手に盗み出して利用しようとした場合、扉が施錠
されているので収容室には上方にしか開口がない。スノ
ーボードを上方に引き出そうとすると、下方のビンディ
ングが収容室の一方の壁に引っ掛かるので、正規のキー
を持たない第三者が勝手にスノーボードを取り出すこと
ができない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】然し、極めて悪質な者
が、ビンディングを固定するねじを工具(ドライバ)で
外し、収容室に起立して保管されているスノーボードの
うち下部のビンディングを取り除いて、スノーボードを
収容室の上方の開口から引出した後に、取り外したビン
ディングを再び取り付け、盗みだしたスノーボードを勝
手に利用する盗難事故が生じた。このような工具を用い
た盗難事故は、スノーボードを設置した当初には到底予
想されなかった手のこんだ犯罪である。本発明はかかる
課題を解決することを目的としており、このような盗難
事故も確実に防止することができる防盗性の高いスノー
ボードロッカを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスノーボードロッカは、水平方向に長い連
結梁の前面に、支持壁とスノーボードのビンディングを
載置する載置台とを複数組配列して設け、上記支持壁及
び載置台の間に前面が開口するスノーボード収容空間を
形成し、該スノーボード収容空間の一側に扉の一端を枢
着すると共に、スノーボード収容空間の他側に上記扉を
施錠,解錠する扉用錠装置を設けたスノーボードロッカ
において、一端に上記扉を抱持可能なリング形状部が形
成されたビンディング挿通用ワイヤロープの他端を、上
記スノーボードロッカに固定したことを特徴とするもの
である。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照して説明すると、図1はスノーボードロッカAの正面
図、図2はスノーボードロッカAの側面図、図3はスノ
ーボードの保管状態を説明するスノーボードロッカAの
要部正面図、図4はロッカAに固定されたビンディング
挿通用ワイヤロープの側面図、図5はスノーボードロッ
カAの要部を示す斜視図である。スノーボードロッカA
は、2本の柱1の下端に直角に屈曲する固定脚部1aが
設けられ、床面に設置する固定脚部1aにより2本の柱
1が間隔を隔てて立設される(図1,図2参照)。 【0008】水平方向に長い連結梁2の両端部に、それ
ぞれ上下方向に長い補強板3を固着し、この補強板3を
2本の柱1の内側面に取り付ける。補強板3の幅方向
(長手方向に対して直角方向)の一方の端部がほぼ直角
に屈曲加工され、連結梁2の当接面となり、他方の端部
がこの当接面の反対方向に屈曲加工され、柱1の当接片
となる。これらの当接面は、柱1に対する連結梁2の取
り付け位置を位置決めし、連結梁2の取り付けを強化す
るためのものである。 【0009】連結梁2の上方には、連結梁2と平行な上
部倒れ防止梁4の両端が2本の柱1に固着され、連結梁
2の下方には、連結梁2と平行な下部倒れ防止梁5の両
端が補強板3に固着される。柱1と固定脚部1aには補
強材6の両端が固着され、両固定脚部1aの間に補強材
6の両端が固着され、両補強材6に補強梁7aの両端が
固着され、両固定脚部1aに、補強梁7bの両端が固着
される(図1,図2参照)。 【0010】連結梁2の正面には、図1において右端に
水平方向に突出する支持壁8が設けられ、支持壁8に対
して所定の間隔を挟んで左側に、水平方向に突出する載
置台9が設けられ、一組の支持壁8と載置台9が形成さ
れる。一組の支持壁8と載置台9の左側には、それぞれ
間隔をおいて更に複数組(図1で4組)の支持壁8と載
置台9が並列される。各組の支持壁8と載置台9の内側
に、スノーボード収容空間10(図5参照)が形成され
る。 【0011】載置台9の上面は、スノーボード収容空間
10に収容されたスノーボードSのビンディングBを載
置する載置面9aとなり(図1参照)、載置台9の前面
にヒンジを介して扉11の左端部が枢着される(図5参
照)。各支持壁8の前部に形成された凹部にそれぞれ錠
装置Lが挿入,固着され、各支持壁8の上面及び下面
に、丸棒材よりほぼコの字形状に屈曲加工された規制部
材12の両端部が固着される。 【0012】ロッカ用錠装置Lの表面には、管理者のみ
が使用する管理用錠13とロッカ利用客が利用する客用
錠14が上下に配列して設けられ、管理用錠13の左側
に、利用客が所定の硬貨を投入する硬貨投入口15が設
けられ、硬貨投入口15の下方に角孔16が設けられ、
角孔16には検知部材17の先端がロッカ用錠装置Lの
表面より僅かに突出する方向に付勢されている。ロッカ
用錠装置Lの下部には硬貨収納ボックス18が設けられ
る(図5,図6参照)。 【0013】客用錠12の鍵孔に挿入されているキーK
を施錠,解錠方向に回動すると、ロッカ用錠装置Lの側
面から施錠杆19が出没する(図6参照)。硬貨収納ボ
ックス18は、投入された硬貨を収納する箱であり、一
般の利用客が勝手に取り出さないように錠20で施錠さ
れている。扉11の形状は、スノーボード収容空間10
を閉鎖したときに、角孔16を閉鎖し、硬貨投入口15
を部分的に閉鎖して硬貨の投入を不能にする形状であ
る。扉11の裏面に、先端がコの字形に屈曲する裏板2
1が固着され、裏板21の先端には、施錠杆19が係脱
する係合孔22が設けられる(図5参照)。 【0014】載置台9の前面の左側より隣の組の支持壁
8の前面につながる阻止板23が設けられる。阻止板2
3は、スノーボードSを入れるスノーボード収容空間1
0の開口を明確にするために設けられるものであり(図
5参照)、連結梁2には、阻止板23の裏側となる位置
に孔24が設けられる(図3参照)。 【0015】図3に示すように、ビンディング挿通用ワ
イヤロープ25の一端に、扉11を抱持可能な大きさの
リング形状部25aが形成され、ビンディング挿通用ワ
イヤロープ25の他端に設けられたリング状端部25b
は、孔24を経由して連結梁2の内部に設けられた固定
軸26に係止される(図3,図4参照)。 【0016】次に、以上のように構成されたスノーボー
ドロッカAの作用を図面を参照しながら説明する。収容
空間10にスノーボードSが収容されていない客待ち状
態では、ロッカ用錠装置Lが解錠され、施錠杆19がロ
ッカ用錠装置Lの側面に没入しているので、扉11は開
閉可能である。 【0017】利用客が扉11を開いて、スノーボードS
をスノーボード収容空間10に挿入し、ビンディングB
を載置面9aの上に載置する(図7参照)。このとき、
スノーボードSを左右反対向きにして挿入しようとした
場合には、ビンディングBが規制部材12に当たり、ス
ノーボードSが挿入されないので、スノーボードSが正
しい向きに向けられて挿入される。 【0018】従って、スノーボードSが他のスノーボー
ドSに干渉することなくコンパクトに収容される。ビン
ディングBはスノーボードSに対して傾斜角を有するの
で、スノーボードSを図7のように向けて収容空間7に
挿入した場合には、スノーボードSがビンディングBを
支点として、図7の矢印R方向に倒れようとするが、下
部倒れ防止用梁5がスノーボードSの倒れを防止する。 【0019】スノーボードSを上下を逆にして収容空間
7に挿入した場合には、スノーボードSが矢印Rの反対
方向に倒れようとするが、上部倒れ防止用梁4がスノー
ボードのS倒れを防止する。次に、ビンディングBにビ
ンディング挿通用ワイヤロープ25を挿通し、リング形
状部25aを扉11に通す。 【0020】硬貨投入口15に所定の硬貨を投入し、リ
ング形状部25aが掛けられたままの扉11を閉める
と、検知部材15がロッカ錠装置L内に没入し、客用錠
14に挿入されているキーKが回動可能になる。次に、
客用錠14のキーKを施錠方向に回動すると、施錠杆1
9が突出して扉11が開扉不能になると共にキーKが抜
取可能になる。キーKを抜き取ると、投入した硬貨が下
方に落下して硬貨収納ボックス18に回収され、スノー
ボードSが一時保管される。利用客はキーKを抜き取っ
て携帯し、スノーボードロッカAから離れることができ
る。 【0021】スノーボードSを一時保管しているときに
は、ビンディング挿通用ワイヤロープ25がビンディン
グBに挿通されており、ビンディング挿通用ワイヤロー
プ25の両端はスノーボードラックA及び扉11に係止
されいる。従って、スノーボードロッカAに保管中のス
ノーボードSを、悪質な第三者が勝手に利用しようとし
て、ドライバー等の工具によりビンディングBを分解し
てスノーボードSを上方から引き出しても、ビンディン
グ挿通用ワイヤロープ25に係止されたビンディングB
まで持ち去ることはできない。ビンディングBの無いス
ノーボードSでは雪の上を滑走することができないの
で、スノーボードSを盗み出して利用する犯罪が防止で
きる。 【0022】 【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、スノーボードのビンディングにビンディング挿通用
ワイヤロープを挿通し、ビンディング挿通用ワイヤロー
プのリング形状部を扉に抱持する簡単な操作により、工
具を使用してスノーボードを盗み出す盗難事故を防止で
きるようになった。
【図面の簡単な説明】 【図1】スノーボードロッカの正面図である。 【図2】スノーボードロッカの側面図である。 【図3】スノーボードの保管状態を説明するスノーボー
ドロッカの要部正面図である。 【図4】ロッカに固定されたビンディング挿通用ワイヤ
ロープの側面図である。 【図5】スノーボードロッカの要部斜視図である。 【図6】錠装置の正面図である。 【図7】スノーボードの収容状態の説明図である。 【符号の説明】 A スノーボードロッカ L ロッカ用錠装置 1 柱 2 連結梁 3 補強板 4 上部倒れ防止梁 5 下部倒れ防止梁 8 支持台 9 載置台 9a 載置面 10 スノーボード収容空間 11 扉 14 客用錠 23 阻止板 25 ビンディング挿通用ワイヤーロープ 25a リング形状部 25b リング状端部 26 固定軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 17/32 A47B 81/00 G07F 17/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】水平方向に長い連結梁の前面に、支持壁と
    スノーボードのビンディングを載置する載置台とを複数
    組配列して設け、上記支持壁及び載置台の間に前面が開
    口するスノーボード収容空間を形成し、該スノーボード
    収容空間の一側に扉の一端を枢着すると共に、スノーボ
    ード収容空間の他側に上記扉を施錠,解錠する扉用錠装
    置を設けたスノーボードロッカにおいて、 一端に上記扉を抱持可能なリング形状部が形成されたビ
    ンディング挿通用ワイヤロープの他端を、上記スノーボ
    ードロッカに固定したことを特徴とするスノーボードロ
    ッカ。
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