JP3521765B2 - Head protection airbag device - Google Patents

Head protection airbag device

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JP3521765B2
JP3521765B2 JP29984098A JP29984098A JP3521765B2 JP 3521765 B2 JP3521765 B2 JP 3521765B2 JP 29984098 A JP29984098 A JP 29984098A JP 29984098 A JP29984098 A JP 29984098A JP 3521765 B2 JP3521765 B2 JP 3521765B2
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pillar
airbag
gas
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head protection
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光由 大野
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、インフレータから
ガスを噴出させ、このガスによってピラーからルーフサ
イドレールに沿って格納されたエアバッグ袋体をカーテ
ン状に膨張させる頭部保護エアバッグ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車体側部への所定の高荷重作用時または
ロールオーバー時におけるシートに着座した乗員の頭部
保護性能を向上させるべく、フロントピラーからルーフ
サイドレールに跨がって折り畳み状態で格納されたエア
バッグ袋体を、サイドウインドガラスに沿ってカーテン
状に膨張させる頭部保護エアバッグ装置が既に提案され
ている。以下、この種の頭部保護エアバッグ装置を開示
したUSP5,788,270号公報に示される構成に
ついて説明する。 【0003】図10に示される如く、この頭部保護エア
バッグ装置の、エアバッグ袋体100は、フロントピラ
ー取付部100Aが車両のフロントピラー102の車室
内側部にボルト等の固定部材によって固定されており、
ルーフサイドレール取付部100Bが車両のルーフサイ
ドレール104及びCピラー(クォータピラーともい
う)106の車室内側部にボルト等の固定部材によって
固定されている。 【0004】また、エアバッグ袋体100には、略上下
方向に延びる複数の膨張室108が形成されており、エ
アバッグ袋体展開時には、これらの複数の膨張室108
がインフレータ110から噴出するガスによって膨張す
ることにより、エアバッグ袋体100が前後方向に縮ん
で車両前後方向に沿って延びるテンションラインが形成
されるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような頭部保護エアバッグ装置においては、エアバッ
グ袋体100の複数の膨張室108は、インフレータ1
10からの噴出ガスにより、上方から下方へ向かって膨
張展開する。この際、例えば、乗員がサイドウインドガ
ラスに寄り掛かり、エアバッグ袋体100の展開軌跡上
に乗員の頭部等が突出した状態になっている場合には、
展開途中のエアバッグ袋体100の下端部が乗員に当接
し、エアバッグ袋体100がスムーズに展開できなくな
ることが考えられる。 【0006】本発明は上記事実を考慮し、乗員が車室側
部に接近している場合においても、エアバッグ袋体をス
ムーズに展開できる頭部保護エアバッグ装置を得ること
が目的である。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車両の側突とロールオーバーとのうちの少なくとも
一方を検出するセンサと、該センサの出力信号に基づい
て作動するインフレータと、ピラーからルーフサイドに
跨がって格納され、ボデー側部への前後固定点を結ぶテ
ンションラインと交差する方向に非膨張部によって複数
の膨張室が形成されたカーテン状エアバッグ袋体と、を
備えた頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッ
グ袋体におけるBピラーとCピラーとのうちの少なくと
も一方に重なる領域の膨張室へ、他の膨張室に比べ先に
膨張させるためのガス供給手段を有すると共に、前記ガ
ス供給手段は、前記インフレータに接続され各膨張室に
ガスを供給するガス導入通路と、該ガス導入通路内に配
設された補強用のインナチューブとから成り、前記イン
ナチューブは主にBピラーとCピラーとのうちの少なく
とも一方に重なる領域の膨張室にガスを供給することを
特徴とする。 【0008】従って、センサが車両の側突とロールオー
バーとのうちの少なくとも一方を検出すると、インフレ
ータがガスを噴出する。このガスは、ガス供給手段によ
って、エアバッグ袋体の各膨張室へ供給されるが、エア
バッグ袋体におけるBピラーとCピラーとのうちの少な
くとも一方に重なる領域の膨張室が、他の膨張室に比べ
先に膨張する。また、BピラーまたはCピラーにおいて
は、車室内側部にピラーガーニッシュが配設されている
ため、これらのピラーガーニッシュによって、乗員の一
部、例えば頭部の車室外側への移動量が規制されてお
り、エアバッグ袋体の展開軌跡上への乗員の突出量が少
ない。この結果、エアバッグ袋体におけるBピラーとC
ピラーとのうちの少なくとも一方に重なる領域の膨張室
が、他の膨張室に比べ先に膨張展開することで、乗員が
車室側部に接近している場合においても、先ず、Bピラ
ーとCピラーとのうちの少なくとも一方に重なる領域に
おいて、エアバッグ袋体を乗員と車室側部との間に挿入
することで、エアバッグ袋体をスムーズに展開できる。
また、ガス供給手段は、インフレータに接続され各膨張
室にガスを供給するガス導入通路と、ガス導入通路内に
配設された補強用のインナチューブとから成り、インナ
チューブは主にBピラーとCピラーとのうちの少なくと
も一方に重なる領域の膨張室にガスを供給するため、イ
ンナチューブの長さや、インナチューブに形成する開口
の面積を変えることにより、エアバッグ袋体の展開性能
を容易に調整することができる。 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【発明の実施の形態】本発明が適用される頭部保護エア
バッグ装置の第1実施形態を図1〜図6に従って説明す
る。 【0016】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。 【0017】図1に示される如く、頭部保護エアバッグ
装置10は、側突状態またはロールオーバー状態を検出
するためのセンサ12と、作動することによりガスを噴
出するインフレータ14と、エアバッグ袋体16と、を
主要構成要素として構成されている。センサ12はBピ
ラー(センタピラー)18の下端部付近、Cピラー20
の下方等に配設されている。また、インフレータ14は
Cピラー20に配設されており、前述したセンサ12と
接続されている。従って、センサ12が側突状態または
ロールオーバー状態を検出すると、インフレータ14が
作動するようになっている。 【0018】また、本実施形態では、エアバッグ袋体1
6が前席及び後席に着座した乗員の頭部を保護するよう
になっている。また、エアバッグ袋体16には、側面視
で上下方向中間部に、エアバッグ袋体16の前端固定点
16Aと後端固定点16Bとを結ぶテンションラインT
を横切り上下方向を長手方向とすると共に、インフレー
タ14に近い上流側(後方側)へ膨らんだ円弧状の複数
の非膨張部22が所定の間隔で形成されている。また、
このエアバッグ袋体16においては、エアバッグ袋体展
開時に非膨張部22によって、テンションラインTを横
切る複数の前席用膨張室24、26、28、30と、後
席用膨張室32、34、36とが形成されている。な
お、このエアバッグ袋体16においては、リヤサイドウ
インドガラス38の前部と対向する部位が非膨張部40
となっており、フロントサイドウインドガラス42の前
部と対向する部位がストラップ44によって構成されて
いる。 【0019】エアバッグ袋体16の前端固定点16A
は、Aピラー(フロントピラー)46におけるインスト
ルメントパネル48の近傍に固定されており、後端固定
点16Bはインフレータ配設位置に固定されている。エ
アバッグ袋体16の中間部16Cの上端縁部はCピラー
20及びルーフサイドレール48に沿って配置されてい
る。また、Cピラー20及びルーフサイドレール48に
沿って配置されているエアバッグ袋体16の部位は、各
膨張室36、34、32、30、28、26、24へガ
スを送り込むためのガス供給手段としてのガス導入通路
50となっている。 【0020】また、各膨張室36、34、32、30、
28、26、24の上部には、ガス導入通路50と連通
するガス供給手段としての開口36A、34A、32
A、30A、28A、26A、24Aが形成されてお
り、Bピラー18とCピラー20に重なる領域の膨張室
30、34、36にガスを供給する開口30A、34
A、36Aが、他の膨張室24、26、28、32にガ
スを供給する開口24A、26A、28A、32Aに比
べ大きく設定されている。従って、インフレータ14か
ら噴出したガスは、ガス導入通路50を介して各膨張室
36、34、32、30、28、26、24へ供給され
ると共に、膨張室24、26、28、32に比べ、膨張
室30、34、36への供給が速やかに行われるように
なっている。 【0021】また、エアバッグ袋体16の下部には、各
膨張室36、34、32、30、28、26、24の下
部を互いに連通する下部連通部68が形成されている。 【0022】図5に示される如く、エアバッグ袋体16
は、略上下方向へ蛇腹状に折り畳まれて長尺状にされた
上でCピラーガーニッシュ52、ルーフヘッドライニン
グ54の車幅方向外側部54A及びAピラーガーニッシ
ュ56に跨がって収容されている。なお、エアバッグ袋
体16の上端部には、所定の間隔で取付部16Dが突出
形成されており、これらの取付部16Dが、クリップ、
ボルト等の固定部材によって車体側に固定されている。
なお、図5における符号57はBピラーガーニッシュを
示している。 【0023】図3に示される如く、エアバッグ袋体16
は、リヤサイドウインドガラス38の車室内側面38A
に対して略直角方向に折り畳まれている。なお、エアバ
ッグ袋体16が展開する場合には、エアバッグ袋体16
の展開膨張力により、Cピラーガーニッシュ52の上端
縁部52Aから、ルーフヘッドライニング54の車幅方
向外側部54Aが外れ、Cピラーガーニッシュ52の上
端縁部52Aとルーフヘッドライニング54の車幅方向
外側部54Aとの隙間からエアバッグ袋体16がリヤサ
イドウインドガラス38の車室内側面38Aに沿った方
向(図3の矢印B方向)へ向かって膨張展開するように
なっている。 【0024】なお、図3に示す符号56はクォータアウ
タパネル、符号58はクォータインナパネルを示してい
る。 【0025】また、図4に示される如く、エアバッグ袋
体16が展開する場合に、Cピラーの前方のCピラーと
重ならない領域においては、エアバッグ袋体16の展開
膨張力により、ルーフヘッドライニング54の車幅方向
外側部54Aとルーフサイドレールのアウタパネル60
とのウエザストリップ62によって閉塞された隙間が押
し広げられ、押し広げられた隙間からエアバッグ袋体1
6がリヤサイドウインドガラス38の車室内側面38A
に沿った方向(図4の矢印B方向)へ向かって膨張展開
するようになっている。 【0026】次に、本実施形態の作用を説明する。 【0027】本実施形態の頭部保護エアバッグ装置で
は、センサ12によって側突状態またはロールオーバー
状態が検出されると、インフレータ14が作動して、所
定量のガスが噴出される。これにより、エアバッグ袋体
16が膨張し始め、膨張したエアバッグ袋体16は、C
ピラーガーニッシュ52、ルーフヘッドライニング54
の車幅方向外側部54A及びAピラーガーニッシュ56
を押し開きながら、リヤサイドウインドガラス38の車
室内側面38A及びフロントサイドウインドガラス42
の車室内側面に沿ってカーテン状に膨張展開し、乗員7
0の頭部70Aを保護する。 【0028】この際、本実施形態の頭部保護エアバッグ
装置では、図2に示される如く、Cピラー20に重なる
領域の膨張室34、36にガスを供給する開口34A、
36Aが、他の膨張室32にガスを供給する開口32A
に比べ大きく設定されている。この結果、インフレータ
14から噴出したガス(図2の矢印W)の一部(図2の
矢印W1)は、開口36A、34A、32Aを通って膨
張室36、34、32に流れ込むため、膨張室32に比
べて膨張室34、36へ速やかに供給される。また、図
3に示される如く、Cピラー20の車室内側部において
は、Cピラーガーニッシュ52が配設されているため、
Cピラーガーニッシュ52によって、乗員70の頭部7
0Aの車室外方(図3のA方向)の移動量が規制されて
おり、エアバッグ袋体16の展開軌跡上(図3の矢印B
の延長線上)への乗員70の頭部70Aの突出量が少な
い。 【0029】同様に、本実施形態の頭部保護エアバッグ
装置では、Bピラー18に重なる領域の膨張室30にガ
スを供給する開口30Aが、他の膨張室28、26、2
4にガスを供給する開口28A、26A、24Aに比べ
大きく設定されているため、インフレータ14から噴出
したガスは、膨張室28、26、24に比べ、膨張室3
0へ速やかに供給される。また、Bピラー18の車室内
側部においては、Bピラーガーニッシュ57が配設され
ているため、Bピラーガーニッシュ57によって、乗員
70の頭部70Aの車室外方の移動量が規制されてお
り、エアバッグ袋体16の展開軌跡上への乗員70の頭
部70Aの突出量が少ない。 【0030】従って、図6に示される如く、エアバッグ
袋体16におけるCピラー20及びBピラー18に重な
る領域の膨張室36、34、30内のガス量の増加T1
(図6に実線で示すグラフ)が、他の膨張室32、2
8、26、24内のガス量の増加T2(図6に破線で示
すグラフ)に比べて早くなる。このため、膨張室36、
34、30が膨張室32、28、26、24に比べ早く
膨張展開することで、乗員70の頭部70Aが車室側部
に接近している場合においても、先ず、Cピラー20と
Bピラー18とに重なる領域において、エアバッグ袋体
16を乗員70の頭部70Aと車室側部との間に挿入す
ることで、エアバッグ袋体16をスムーズに展開でき
る。 【0031】また、本実施形態では、各開口36A、3
4A、32A、30A、28A、26A、24Aの大き
さ(開口面積)を変えることにより、エアバッグ袋体1
6の展開性能を容易に調整することができる。 【0032】また、本実施形態では、エアバッグ袋体1
6の下部には、各膨張室36、34、32、30、2
8、26、24の下部を互いに連通する下部連通部68
が形成されているため、エアバッグ袋体展開時に、Cピ
ラー20及びBピラー18に重なる領域の膨張室36、
34、30に供給されたガスが、例えば、図2に矢印W
2で示されるように、下部連通部68を介して、他の膨
張室32、28、26、24へ主として供給される。こ
の結果、他の膨張室32、28、26、24の展開完了
時間を短縮することができるため、エアバッグ袋体16
の展開完了時間が大幅に遅れることがない。 【0033】なお、本実施形態では、インフレータ14
をCピラー20に配設した前後席用頭部保護エアバッグ
装置について説明したが、本発明は、図7に示される如
く、Aピラー46にインフレータ14を配設した前後席
用頭部保護エアバッグ装置72にも適用可能である。な
お、図7のエアバッグ袋体16では、膨張室30の後側
に膨張室73が形成されており、この膨張室73の開口
73Aは、膨張室30の開口30Aより小さくなってい
る。 【0034】次に、本発明が適用された頭部保護エアバ
ッグ装置の第2実施形態を図8に従って説明する。 【0035】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。 【0036】図8に示される如く、本実施形態では、エ
アバッグ袋体16のガス導入通路50内に、インフレー
タ14から上流側の後席用膨張室36、34、32を越
えた位置へ至るガス供給手段としての補強用のインナチ
ューブ74が配設されており、このインナチューブ74
には複数の開口76が穿設されている。また、開口76
は主にCピラー20とに重なる領域の膨張室34、36
にガスを供給するインナチューブ74の部位に形成され
ている。 【0037】次に、本実施形態の作用を説明する。 【0038】本実施形態の頭部保護エアバッグ装置にお
いては、エアバッグ袋体展開時のインフレータ14から
噴出されたガスが、インナチューブ74の開口76を介
して膨張室36、34に供給されると共に、インナチュ
ーブ74の端部開口74Aから主として他より大きく設
定された開口を介して膨張室30に供給される。この結
果、第1実施形態と同様に、エアバッグ袋体16におけ
るCピラー20及びBピラー18に重なる領域の膨張室
36、34、30が、他の膨張室32、28、26、2
4に比べ先に膨張展開する。従って、図3及び図4に示
される場合と同様に、乗員70の頭部70Aが車室側部
に接近している場合においても、先ず、Cピラー20と
Bピラー18とに重なる領域において、エアバッグ袋体
16を乗員70の頭部70Aと車室側部との間に挿入す
ることで、エアバッグ袋体16をスムーズに展開でき
る。 【0039】また、本実施形態では、インナチューブ7
4の長さや、インナチューブ74に形成された開口76
の数及び大きさ(開口面積)を変えることにより、エア
バッグ袋体16の展開性能を容易に調整することができ
る。 【0040】なお、本実施形態では、インフレータ14
をCピラー20に配設した前後席用頭部保護エアバッグ
装置について説明したが、本発明は、図9に示される如
く、Aピラー46にインフレータ14を配設した前後席
用頭部保護エアバッグ装置80にも適用可能である。な
お、図9に示されるエアバッグ袋体16では、膨張室3
0にガスを供給するインナチューブ74の端部開口74
Aに比べて、膨張室24、26、28にガスを供給する
開口76の面積が小さく設定されている。 【0041】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、エアバッグ袋体16の膨張部と非膨張部
を構成する場合には、基布の所定の部位を縫合及び接着
することによって構成しても、また、基布の織り方を変
えることによって構成しても良い。 【0042】 【発明の効果】請求項1記載の本発明は、乗員が車室側
部に接近している場合においても、エアバッグ袋体をス
ムーズに展開できると共に、エアバッグ袋体の展開性能
を容易に調整することができるという優れた効果を有す
る。 【0043】 【0044】 【0045】
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a method of ejecting gas from an inflator, and using the gas to form an airbag bag housed from a pillar along a roof side rail into a curtain shape. The present invention relates to an inflatable head protection airbag device. 2. Description of the Related Art In order to improve the head protection performance of an occupant sitting on a seat when a predetermined high load is applied to a vehicle body side or at the time of rollover, the vehicle extends over a roof side rail from a front pillar. 2. Description of the Related Art A head protection airbag apparatus has been proposed in which an airbag bag stored in a folded state is inflated in a curtain shape along a side window glass. Hereinafter, a configuration disclosed in US Pat. No. 5,788,270 which discloses this type of head protection airbag device will be described. As shown in FIG. 10, in an airbag body 100 of this head protection airbag device, a front pillar mounting portion 100A is fixed to a vehicle interior side of a front pillar 102 of a vehicle by a fixing member such as a bolt. Has been
The roof side rail mounting portion 100B is fixed to the roof side rail 104 and the C-pillar (also referred to as a quarter pillar) 106 of the vehicle in the cabin by a fixing member such as a bolt. A plurality of inflation chambers 108 extending substantially vertically are formed in the airbag bag 100. When the airbag bag is deployed, the plurality of inflation chambers 108 are formed.
Is inflated by the gas ejected from the inflator 110, whereby the airbag body 100 contracts in the front-rear direction to form a tension line extending in the vehicle front-rear direction. [0005] However, in the head protection airbag device as described above, the plurality of inflation chambers 108 of the airbag bag 100 are provided with the inflator 1.
The gas ejected from 10 expands and deploys from above to below. At this time, for example, when the occupant leans on the side window glass and the occupant's head or the like projects on the deployment trajectory of the airbag bag 100,
It is conceivable that the lower end of the airbag body 100 in the course of deployment comes into contact with the occupant, and the airbag body 100 cannot be deployed smoothly. The present invention has been made in consideration of the above-described circumstances, and has as its object to provide a head protection airbag apparatus capable of smoothly deploying an airbag body even when an occupant is approaching the side of a passenger compartment. According to a first aspect of the present invention, there is provided a sensor for detecting at least one of a side collision and a rollover of a vehicle, and operates based on an output signal of the sensor. A curtain-shaped airbag body in which a plurality of inflation chambers are formed by a non-inflation portion in a direction intersecting a tension line connecting an inflator and a pillar to a roof side and extending from the roof side to the front and rear fixed points to the body side. And a head protection airbag device comprising: an inflation chamber for inflating at least one of the B pillar and the C pillar in the airbag bag body in a region overlapping with at least one of the other inflation chambers. which has a gas supply means, the gas
The air supply means is connected to the inflator and provided in each expansion chamber.
A gas introduction passage for supplying gas, and a gas introduction passage.
And an inner tube for reinforcement provided.
Na tube is mainly used for B pillar and C pillar.
The gas is supplied to the expansion chamber in a region overlapping with one of them. Therefore, when the sensor detects at least one of a side collision and a rollover of the vehicle, the inflator blows out gas. This gas is supplied to each of the inflation chambers of the airbag body by the gas supply means, and the inflation chamber in a region overlapping at least one of the B pillar and the C pillar in the airbag bag body has another inflation chamber. It expands earlier than the chamber. Further, in the case of the B pillar or the C pillar, since the pillar garnish is provided on the inner side of the vehicle interior, the amount of movement of a part of the occupant, for example, the head, to the outside of the vehicle interior is restricted by these pillar garnishes. Therefore, the occupant's protrusion amount on the deployment trajectory of the airbag bag is small. As a result, the B pillar and the C
Even when the occupant is approaching the cabin side by expanding and deploying the expansion chamber in the area overlapping at least one of the pillars earlier than the other expansion chambers, first, the B pillar and C By inserting the airbag body between the occupant and the side of the passenger compartment in a region overlapping at least one of the pillars, the airbag body can be deployed smoothly.
Also, the gas supply means is connected to the inflator and each inflator
In the gas introduction passage that supplies gas to the chamber and inside the gas introduction passage
And an inner tube for reinforcement.
The tube is mainly at least one of the B pillar and the C pillar
To supply gas to the expansion chamber in the area that overlaps with
Length of inner tube and opening formed in inner tube
The airbag area by changing the area of the airbag
Can be easily adjusted. FIG. 1 is a diagram showing a first embodiment of a head protection airbag device to which the present invention is applied . Explanation will be made according to 6. In the drawings, an arrow FR indicates a vehicle forward direction, an arrow UP indicates a vehicle upward direction, and an arrow IN indicates a vehicle width inside direction. As shown in FIG. 1, a head protection airbag device 10 includes a sensor 12 for detecting a side collision state or a rollover state, an inflator 14 for ejecting gas when activated, and an airbag bag. The body 16 is constituted as a main component. The sensor 12 is located near the lower end of a B pillar (center pillar) 18 and a C pillar 20.
It is arranged below and below. Further, the inflator 14 is provided on the C pillar 20 and is connected to the sensor 12 described above. Therefore, when the sensor 12 detects the side collision state or the rollover state, the inflator 14 is operated. In the present embodiment, the airbag 1
Numeral 6 protects the heads of the occupants seated in the front and rear seats. Further, a tension line T connecting the front end fixed point 16A and the rear end fixed point 16B of the airbag bag 16 is provided at an intermediate portion in the vertical direction when viewed from the side.
, And a plurality of arc-shaped non-expandable portions 22 bulging toward the upstream side (rearward side) near the inflator 14 are formed at predetermined intervals. Also,
In the airbag body 16, a plurality of front-seat expansion chambers 24, 26, 28, 30 traversing the tension line T and rear-seat expansion chambers 32, 34 by the non-inflation part 22 when the airbag body is deployed. , 36 are formed. In the airbag bag 16, a portion facing the front portion of the rear side window glass 38 is a non-inflatable portion 40.
A portion facing the front portion of the front side window glass 42 is constituted by a strap 44. The front end fixing point 16A of the airbag bag 16
Is fixed in the vicinity of the instrument panel 48 in the A pillar (front pillar) 46, and the rear end fixing point 16B is fixed to the position where the inflator is provided. The upper edge of the intermediate portion 16 </ b> C of the airbag bag body 16 is arranged along the C pillar 20 and the roof side rail 48. In addition, a portion of the airbag bag body 16 disposed along the C pillar 20 and the roof side rail 48 is provided with a gas supply for sending gas into each of the inflation chambers 36, 34, 32, 30, 28, 26, 24. It is a gas introduction passage 50 as a means. Each of the expansion chambers 36, 34, 32, 30,
Openings 36A, 34A, 32 as gas supply means communicating with the gas introduction passage 50
A, 30A, 28A, 26A, 24A are formed, and openings 30A, 34 for supplying gas to expansion chambers 30, 34, 36 in a region overlapping B pillar 18 and C pillar 20.
A, 36A are set larger than the openings 24A, 26A, 28A, 32A for supplying gas to the other expansion chambers 24, 26, 28, 32. Therefore, the gas ejected from the inflator 14 is supplied to each of the expansion chambers 36, 34, 32, 30, 28, 26, and 24 via the gas introduction passage 50, and is supplied to the expansion chambers 24, 26, 28, and 32, The supply to the expansion chambers 30, 34, 36 is performed promptly. A lower communication portion 68 is formed in the lower portion of the airbag bag 16 to communicate the lower portions of the inflation chambers 36, 34, 32, 30, 28, 26, and 24 with each other. As shown in FIG. 5, the air bag 16
Is folded in a bellows shape in a substantially vertical direction to be elongated, and is housed across the C pillar garnish 52, the vehicle width direction outer portion 54A of the roof head lining 54, and the A pillar garnish 56. . At the upper end of the airbag body 16, mounting portions 16D are formed at predetermined intervals so as to protrude.
It is fixed to the vehicle body by fixing members such as bolts.
Reference numeral 57 in FIG. 5 indicates a B pillar garnish. As shown in FIG. 3, the air bag 16
Is the interior side 38A of the rear side window glass 38
Is folded in a direction substantially perpendicular to. When the airbag bag 16 is deployed, the airbag bag 16
Of the roof pillar lining 54, the vehicle width direction outer portion 54A is disengaged from the upper edge 52A of the C pillar garnish 52, and the vehicle width direction outer edge 52A of the C pillar garnish 52 and the vehicle width direction outer of the roof head lining 54. The airbag bag 16 is inflated and deployed from the gap with the portion 54A in the direction along the interior side surface 38A of the rear side window glass 38 (the direction of arrow B in FIG. 3). Reference numeral 56 shown in FIG. 3 indicates a quarter outer panel, and reference numeral 58 indicates a quarter inner panel. As shown in FIG. 4, when the airbag bag 16 is deployed, in a region not overlapping with the C-pillar in front of the C-pillar, the roof head is deployed by the deployment and inflation force of the airbag bag 16. 54A of outer side in the vehicle width direction of lining 54 and outer panel 60 of roof side rail
The gap closed by the weather strip 62 with the airbag bag 1 is pushed out, and the airbag 1
6 is a rear side window glass 38 of the vehicle interior side surface 38A.
(In the direction of arrow B in FIG. 4). Next, the operation of the present embodiment will be described. In the head protection airbag apparatus according to the present embodiment, when the sensor 12 detects a side collision state or a rollover state, the inflator 14 operates and a predetermined amount of gas is ejected. As a result, the airbag bag 16 starts to inflate, and the inflated airbag bag 16 becomes C
Pillar garnish 52, roof head lining 54
Width direction outer portion 54A and A-pillar garnish 56
While opening the front side window glass 42 and the front side window glass 42 of the rear side window glass 38.
Expands and develops in a curtain shape along the side of the passenger compartment,
0 protects the head 70A. At this time, in the head protection airbag device of the present embodiment, as shown in FIG. 2, the openings 34A, which supply gas to the inflation chambers 34, 36 in the region overlapping the C pillar 20,
36A is an opening 32A for supplying gas to another expansion chamber 32.
It is set larger than. As a result, a part of the gas (arrow W1 in FIG. 2) ejected from the inflator 14 (arrow W1 in FIG. 2) flows into the expansion chambers 36, 34, and 32 through the openings 36A, 34A, and 32A. As compared with the case of 32, it is supplied to the expansion chambers 34 and 36 more quickly. Further, as shown in FIG. 3, a C-pillar garnish 52 is provided on the interior side of the C-pillar 20 in the vehicle interior, so that
By the C pillar garnish 52, the head 7 of the occupant 70
The amount of movement of the airbag bag 16 outside the cabin (the direction A in FIG. 3) is restricted, and the movement amount of the airbag bag 16 on the deployment locus (arrow B in FIG. 3) is controlled.
Of the head 70A of the occupant 70 on the extension line of the occupant 70) is small. Similarly, in the head protection airbag apparatus of the present embodiment, the opening 30A for supplying gas to the inflation chamber 30 in the region overlapping the B pillar 18 is provided with the other inflation chambers 28, 26, 2
4 is larger than the openings 28A, 26A, 24A for supplying gas to the expansion chamber 3, the gas ejected from the inflator 14 is larger than the expansion chambers 28, 26, 24.
0 immediately. Further, since the B pillar garnish 57 is provided on the side of the vehicle interior of the B pillar 18, the amount of movement of the head 70 </ b> A of the occupant 70 outside the vehicle interior is restricted by the B pillar garnish 57. The amount of protrusion of the head 70A of the occupant 70 on the deployment locus of the airbag bag 16 is small. Therefore, as shown in FIG. 6, an increase in the amount of gas in the inflation chambers 36, 34, 30 in a region overlapping the C pillar 20 and the B pillar 18 in the airbag bag 16 is increased by T1.
(The graph shown by the solid line in FIG. 6) shows that the other expansion chambers 32, 2
The increase is faster than the increase T2 (the graph indicated by the broken line in FIG. 6) of the gas amount in 8, 26 and 24. For this reason, the expansion chamber 36,
34, 30 expands and deploys faster than the expansion chambers 32, 28, 26, 24, so that even when the head 70A of the occupant 70 approaches the side of the cabin, first, the C pillar 20 and the B pillar By inserting the airbag body 16 between the head 70A of the occupant 70 and the side of the passenger compartment in the area overlapping with the airbag 18, the airbag body 16 can be deployed smoothly. In this embodiment, each of the openings 36A, 3A
By changing the size (opening area) of 4A, 32A, 30A, 28A, 26A, 24A, the airbag 1
6 can be easily adjusted. In this embodiment, the airbag 1
6 are provided at the lower part of each expansion chamber 36, 34, 32, 30, 2
A lower communication portion 68 that connects the lower portions of 8, 26, and 24 to each other.
Is formed, when the airbag bag is deployed, the inflation chamber 36 in a region overlapping the C pillar 20 and the B pillar 18,
The gas supplied to 34, 30 is, for example, an arrow W shown in FIG.
As shown by 2, it is mainly supplied to the other expansion chambers 32, 28, 26, 24 via the lower communication part 68. As a result, the time required for completing the deployment of the other inflation chambers 32, 28, 26, and 24 can be shortened.
Deployment completion time is not significantly delayed. In this embodiment, the inflator 14
The head protection airbag device for front and rear seats provided on the C pillar 20 has been described. However, the present invention relates to a head protection airbag for front and rear seats provided with the inflator 14 on the A pillar 46 as shown in FIG. The present invention is also applicable to the bag device 72. In the airbag body 16 of FIG. 7, an inflation chamber 73 is formed behind the inflation chamber 30, and an opening 73A of the inflation chamber 73 is smaller than an opening 30A of the inflation chamber 30. Next, a second embodiment of the head protection airbag device to which the present invention is applied will be described with reference to FIG. The same members as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted. As shown in FIG. 8, in the present embodiment, the airbag bag 16 extends from the inflator 14 to a position beyond the rear inflation chambers 36, 34, 32 in the gas introduction passage 50 of the airbag body 16. An inner tube 74 for reinforcement as a gas supply means is provided.
Are provided with a plurality of openings 76. The opening 76
Are expansion chambers 34 and 36 in a region mainly overlapping the C pillar 20.
The inner tube 74 is configured to supply gas to the inner tube 74. Next, the operation of the present embodiment will be described. In the head protection airbag device of the present embodiment, gas ejected from the inflator 14 when the airbag body is deployed is supplied to the inflation chambers 36 and 34 via the opening 76 of the inner tube 74. At the same time, the air is supplied from the end opening 74A of the inner tube 74 to the expansion chamber 30 mainly through an opening set larger than the other. As a result, similarly to the first embodiment, the inflation chambers 36, 34, and 30 in the area overlapping the C pillar 20 and the B pillar 18 in the airbag bag 16 are replaced with the other inflation chambers 32, 28, 26, and 2.
It expands and deploys earlier than 4. Therefore, similarly to the case shown in FIGS. 3 and 4, even when the head 70 </ b> A of the occupant 70 is approaching the cabin side, first, in the region overlapping the C pillar 20 and the B pillar 18, By inserting the airbag body 16 between the head 70A of the occupant 70 and the side of the passenger compartment, the airbag body 16 can be deployed smoothly. In this embodiment, the inner tube 7
4 and the opening 76 formed in the inner tube 74.
By changing the number and size (opening area) of the airbag, the deployment performance of the airbag bag 16 can be easily adjusted. In this embodiment, the inflator 14
The head protection airbag device for front and rear seats provided on the C pillar 20 has been described. However, as shown in FIG. 9, the head protection airbag for front and rear seats provided with the inflator 14 on the A pillar 46 as shown in FIG. The present invention is also applicable to the bag device 80. In the airbag body 16 shown in FIG.
End opening 74 of the inner tube 74 that supplies gas to the inner tube 74
The area of the opening 76 for supplying gas to the expansion chambers 24, 26, 28 is set smaller than that of A. In the above, the present invention has been described in detail with respect to a specific embodiment. However, the present invention is not limited to such an embodiment, and various other embodiments are included within the scope of the present invention. It is clear to a person skilled in the art that is possible. For example, when the inflated portion and the non-inflated portion of the airbag body 16 are configured, a predetermined portion of the base fabric may be configured by sewing and bonding, or by changing the weaving method of the base fabric. You may comprise. According to the first aspect of the present invention, even when the occupant is approaching the side of the passenger compartment, the airbag can be smoothly deployed and the deployment performance of the airbag can be improved.
Can be easily adjusted . [0045]

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開した状態を
示す車室内側から見た概略側面図である。 【図2】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開した状態の
エアバッグ袋体後部を示す車室内側から見た拡大側面図
である。 【図3】図2の3−3線に沿ったエアバッグ袋体を格納
した状態における拡大断面図である。 【図4】図2の4−4線に沿ったエアバッグ袋体を格納
した状態における拡大断面図である。 【図5】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置において、エアバッグ袋体の格納状態を示す車室
内側から見た概略側面図である。 【図6】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置において、膨張室内のガス量の時間変化を示すグ
ラフである。 【図7】本発明の第1実施形態の変形例に係る頭部保護
エアバッグ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開し
た状態を示す車室内側から見た概略側面図である。 【図8】本発明の第2実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開した状態を
示す車室内側から見た概略側面図である。 【図9】本発明の第2実施形態の変形例に係る頭部保護
エアバッグ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開し
た状態を示す車室内側から見た概略側面図である。 【図10】従来の実施形態に係る頭部保護エアバッグ装
置におけるエアバッグ袋体の展開状態を示す概略側面図
である。 【符号の説明】 10 頭部保護エアバッグ装置 12 センサ 14 インフレータ 16 エアバッグ袋体 18 Bピラー(センタピラー) 20 Cピラー(クォータピラー) 22 非膨張部 24 他の膨張室 24A 開口(ガス供給手段) 26 他の膨張室 26A 開口(ガス供給手段) 28 他の膨張室 28A 開口(ガス供給手段) 30 Bピラーに重なる領域の膨張室 30A 開口(ガス供給手段) 32 他の膨張室 32A 開口(ガス供給手段) 34 Cピラーに重なる領域の膨張室 34A 開口(ガス供給手段) 36 Cピラーに重なる領域の膨張室 36A 開口(ガス供給手段) 46 Aピラー(フロントピラー) 48 ルーフサイドレール 50 ガス導入通路(ガス供給手段) 68 下部連通部 72 頭部保護エアバッグ装置 74 インナチューブ(ガス供給手段) 76 開口 80 頭部保護エアバッグ装置
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic side view of a head protection airbag device according to a first embodiment of the present invention, showing a state in which an airbag bag is inflated and deployed, as viewed from the inside of a vehicle cabin. . FIG. 2 is an enlarged side view showing the rear part of the airbag body in a state where the airbag body is inflated and deployed in the head protection airbag device according to the first embodiment of the present invention, as viewed from the vehicle interior side. FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view in a state where the airbag body is stored along a line 3-3 in FIG. 2; FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view in a state where the airbag body is stored along a line 4-4 in FIG. 2; FIG. 5 is a schematic side view showing the stored state of the airbag bag in the head protection airbag device according to the first embodiment of the present invention, as viewed from the vehicle interior side. FIG. 6 is a graph showing a time change of a gas amount in an inflation chamber in the head protection airbag device according to the first embodiment of the present invention. FIG. 7 is a schematic side view showing a state in which an airbag body is inflated and deployed in a head protection airbag device according to a modification of the first embodiment of the present invention, as viewed from the inside of a vehicle cabin. FIG. 8 is a schematic side view showing a state in which an airbag bag is inflated and deployed in a head protection airbag device according to a second embodiment of the present invention, as viewed from a vehicle interior side. FIG. 9 is a schematic side view showing a state in which an airbag body is inflated and deployed in a head protection airbag device according to a modification of the second embodiment of the present invention, as viewed from the inside of the vehicle cabin. FIG. 10 is a schematic side view showing an expanded state of an airbag body in a head protection airbag device according to a conventional embodiment. [Description of Signs] 10 Head protection airbag device 12 Sensor 14 Inflator 16 Airbag bag body 18 B pillar (center pillar) 20 C pillar (quarter pillar) 22 Non-inflatable portion 24 Other inflatable chamber 24A Opening (gas supply means) 26 Other expansion chamber 26A opening (gas supply means) 28 Other expansion chamber 28A opening (gas supply means) 30 Expansion chamber 30A opening (gas supply means) in a region overlapping with B pillar 32 Other expansion chamber 32A opening (gas) Supply means) 34 A opening of the expansion chamber 34A in the area overlapping the C pillar (gas supply means) 36 C Expansion of the expansion chamber 36A in the area overlapping the C pillar (gas supply means) 46 A pillar (front pillar) 48 roof side rail 50 gas introduction passage (Gas supply means) 68 Lower communication part 72 Head protection airbag device 74 Inner tube (gas supply Stage) 76 opening 80 head protection air bag device

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−6747(JP,A) 特開 平10−166988(JP,A) 特開 平10−138857(JP,A) 特開 平10−278723(JP,A) 特開 平10−138858(JP,A) 特開 平10−291457(JP,A) 特開 平10−166991(JP,A) 特開 平10−203289(JP,A) 特開 平11−48903(JP,A) 特開 平11−321537(JP,A) 特表2002−503581(JP,A) 米国特許5788270(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of the front page (56) References JP-A-2000-6747 (JP, A) JP-A-10-166988 (JP, A) JP-A-10-138857 (JP, A) JP-A-10-278723 (JP, A) JP-A-10-138858 (JP, A) JP-A-10-291457 (JP, A) JP-A-10-166691 (JP, A) JP-A-10-203289 (JP, A) Japanese Unexamined Patent Publication No. Hei 11-48903 (JP, A) Japanese Unexamined Patent Publication No. Hei 11-321537 (JP, A) Table 2002-503581 (JP, A) US Patent 5,788,270 (US, A) (58) Fields investigated (Int. 7 , DB name) B60R 21/16-21/32

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両の側突とロールオーバーとのうちの
少なくとも一方を検出するセンサと、 該センサの出力信号に基づいて作動するインフレータ
と、 ピラーからルーフサイドに跨がって格納され、ボデー側
部への前後固定点を結ぶテンションラインと交差する方
向に非膨張部によって複数の膨張室が形成されたカーテ
ン状エアバッグ袋体と、を備えた頭部保護エアバッグ装
置において、 前記エアバッグ袋体におけるBピラーとCピラーとのう
ちの少なくとも一方に重なる領域の膨張室を、他の膨張
室に比べ先に膨張させるためのガス供給手段を有する
共に、 前記ガス供給手段は、前記インフレータに接続され各膨
張室にガスを供給するガス導入通路と、該ガス導入通路
内に配設された補強用のインナチューブとから成り、前
記インナチューブは主にBピラーとCピラーとのうちの
少なくとも一方に重なる領域の膨張室にガスを供給する
ことを特徴とする 頭部保護エアバッグ装置。
(57) [Claim 1] A sensor for detecting at least one of a side impact and a rollover of a vehicle, an inflator which operates based on an output signal of the sensor, A curtain-shaped airbag body in which a plurality of inflation chambers are formed by a non-inflation portion in a direction intersecting a tension line connecting the front and rear fixed points to the body side portion. in protecting airbag device, the expansion chamber in the region which overlaps with at least one of said air bag body B-pillar and C-pillar in and having a gas supply means for inflating the destination than other expansion chamber
In both cases, the gas supply means is connected to the inflator and
A gas introduction passage for supplying gas to the tension chamber, and the gas introduction passage
And an inner tube for reinforcement disposed in the
The inner tube mainly consists of B pillar and C pillar.
Supply gas to the expansion chamber in the area overlapping at least one
An airbag device for protecting a head.
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