JP3518930B2

JP3518930B2 - Shock absorber for door

Info

Publication number: JP3518930B2
Application number: JP13624195A
Authority: JP
Inventors: 昌荒川
Original assignee: Nifco Inc
Current assignee: Nifco Inc
Priority date: 1995-06-02
Filing date: 1995-06-02
Publication date: 2004-04-12
Anticipated expiration: 2019-04-12
Also published as: JPH08326410A

Description

【発明の詳細な説明】【０００１】【産業上の利用分野】この発明は、例えばドア等の開閉
扉用緩衝装置に関し、特にドアの急激な閉動作を緩衝で
きるようにしたものである。【０００２】【従来の技術】従来、ドア等の開閉扉用の緩衝装置とし
ては、外筒内に内筒を挿入し、常には、バネ等の付勢手
段により外筒から内筒が突出した状態に付勢し、扉本体
の閉動作に際して、内筒の先端部を扉本体に当接させる
ようにして、バネ等の付勢手段により扉本体の急激な閉
動作を緩衝しようとするものが知られている（例えば実
開昭５５−６３１５号公報、実公昭５８−１７８９５号
公報等）【０００３】【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に、従来の緩衝装置では、扉本体の急激な閉動作を緩衝
する手段としてバネ等の付勢手段を用いている。このた
め、バネ等の付勢力が弱くては、緩衝動作を行うことが
できず、反対に緩衝動作に適するようにバネ等の付勢力
を強くすると、扉本体を閉めるために大きな力を必要と
して、扉本体の閉動作が困難となるという問題があっ
た。【０００４】そこで、請求項１記載の発明は、上記した
従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、扉本体の急激な閉動作に
対しては確実に緩衝を行うことができるとともに、通常
の閉動作では容易に扉本体を閉めることができるように
した開閉扉用緩衝装置を提供しようとするものである。
これに加えて、請求項１記載の発明は、予め定めた所定
の加速度以上で扉本体が閉まろうとした場合に、扉本体
の閉動作に伴う慣性力を利用して、扉本体の閉動作を一
時的に停止させてることができるようにした開閉扉用緩
衝装置を提供しようとするものである。【０００５】【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項１記載の発明
は、次の構成を備えている点を特徴とする。第１は、ベ
ース(40)であって、このベース(40)は、例えば図２に示
すように、扉枠(20)に固定されるものである。【０００６】第２は、ストッパー(50)であって、このス
トッパー(50)は、例えば図７に示すように、前記ベース
(40)内にスライド可能に保持され、前記ベース(40)から
扉本体(30)に向かって突出するものである。第３は、ス
トッパー用付勢手段(例えば突出バネ60)であって、この
付勢手段(例えば突出バネ60)は、例えば図７に示すよう
に、前記ストッパー(50)を、常にはベース(40)から突出
する方向に付勢するものである。【０００７】第４は、規制手段（例えば重錘80等）であ
って、この規制手段（例えば重錘80等）は、例えば図９
に示すように、予め定めた所定の加速度以上でストッパ
ー(50)がベース(40)内に押し込まれた場合に、ストッパ
ー(50)がベース(40)から突出した状態でストッパー(50)
のスライドを規制するものである。第５に、規制手段
が、次の構成を備えている。【０００８】（１）第１スライド溝 (51) 第１スライド溝
(51) は、例えば図３に示すように、ストッパー (50) の幅
方向に形成されている。（２）第２スライド溝 (53) 第２
スライド溝 (53) は、例えば図３に示すように、前記第１
スライド溝 (51) の一端部と交差する交差部 (54) を有し、
ストッパー (50) のスライド方向に沿って形成されてい
る。【０００９】（３）スライダ (70) スライダ (70) は、例え
ば図３，７に示すように、ストッパー (50) がベース (40)
内に後退する際に、第１スライド溝 (51) から第２スライ
ド溝 (53) の交差部 (54) に向かって移動するものである。
（４）重錘 (80) 重錘 (80) は、例えば図３，９に示すよう
に、前記第２スライド溝 (53) にスライド可能に保持さ
れ、スライダ (70) が第１スライド溝 (51) から第２スライ
ド溝 (53) の交差部 (54) に向かって移動するのを阻止する
ものである。【００１０】（５）重錘用付勢手段（例えば復帰バネ 12
0 ）重錘用付勢手段（例えば復帰バネ 120 ）は、例えば図
３，７に示すように、重錘 (80) をその慣性力に抗して、
前記交差部 (54) から離れる方向に付勢するものである。【００１１】【作用】したがって、請求項１記載の発明によれば、次
のような作用を奏する。すなわち、扉本体(30)を閉める
と、例えば図７，８に示すように、ストッパー(50)の突
出端部が扉本体(30)に当接し、扉本体(30)の閉動作に伴
って、ストッパー(50)がベース(40)内に押し込まれる。【００１２】これに対し、扉本体(30)が急激に閉められ
ると、例えば図９に示すように、ストッパー(50)の後退
が、規制手段（例えば重錘80等）により規制され、スト
ッパー(50)は、ベース(40)から突出した状態を維持す
る。このため、扉本体(30)の閉動作を一時的に停止さ
せ、例えば図９に示すように、扉枠(20)と扉本体(30)と
の間に所定の隙間を作ることができる。【００１３】これに加えて、次のような作用を奏する。
すなわち、扉本体(30)を閉めると、例えば図７，８に示
すように、ストッパー(50)の後退に伴って、ストッパー
(50)が第１スライド溝(51)から第２スライド溝(53)の交
差部(54)に向かって移動する。このとき、重錘(80)は、
例えば図８に示すように、重錘用付勢手段（例えば復帰
バネ120）の付勢力により、交差部(54)から離れてい
る。【００１４】これに対し、扉本体(30)が急激に閉められ
ると、例えば図９に示すように、重錘(80)が、慣性力に
より、重錘用付勢手段（例えば復帰バネ120）の付勢力
に抗して、交差部(54)に留まろうとする。このため、ス
トッパー(50)は、例えば図９に示すように、交差部(54)
に留まっている重錘(80)により、第１スライド溝(51)か
ら第２スライド溝(53)の交差部(54)に向かって移動する
のが阻止される。【００１５】したがって、ストッパー(50)の後退の後退
が阻止され、ストッパー(50)は、例えば図９に示すよう
に、ベース(40)から突出した状態を維持する。その後、
重錘(80)は、例えば図８に示すように、重錘用付勢手段
（例えば復帰バネ120）の付勢力により、交差部(54)か
ら離れる。このため、ストッパー(50)の移動が可能とな
り、例えば図８に示すように、ストッパー(50)がベース
(40)内に引っ込むことで、扉本体(30)が閉じる。【００１６】【実施例】図１〜９は、本発明の一実施例を示すもので
ある。図１は、一部を欠截した状態を示す緩衝装置の平
面図、図２は緩衝装置の取付位置を示す斜視図、図３は
緩衝装置の分解斜視図、図４は図１のIV−IV線に沿う断
面図、図５は図１のＶ−Ｖ線に沿う断面図、図６は図１
のVI−VI線に沿う断面図、図７は緩衝装置の断面図、図
８は図７に対応し、同図はドアの閉状態を示す緩衝装置
の断面図、図９は図７に対応し、同図は緩衝装置の作動
状態を示す断面図をそれぞれ示す。【００１７】図１，２中、10はドア等の開閉扉用の緩衝
装置10を示し、この緩衝装置10は、図２に示すように、
扉枠20と、この扉枠20にヒンジを介して開閉可能に取り
付けられた扉本体30との間に配設されて、扉本体30の急
激な閉動作を緩衝するものである。なお、開閉扉とし
て、家屋等のドアを例示したが、これに限らずに、家具
の窓や雨戸、或いは家具や器具等の開閉扉に使用しても
良い。また、開閉扉は、ヒンジを使用した回転タイプに
限らずに、引き戸やシャッタ、或いは引き出し等でも良
い。【００１８】上記緩衝装置10は、図１，３に示すよう
に、扉枠20に固定されるベース40と、このベース40内に
出没可能に取り付けられ、ドアの閉動作に際して、扉本
体30に先端部を当接させるストッパー50と、このストッ
パー50を、常にはベース40から先端部が突出する方向に
付勢するストッパー用付勢手段である突出バネ60と、予
め定めた所定の加速度以上でストッパー50がベース40内
に押し込まれた場合に、ストッパー50がベース40から突
出した状態でストッパー50のスライドを規制する規制手
段であるスライダ70及び重錘80等とを備える。【００１９】前記ベース40は、図３に示すように、上面
及び前面が開放した箱状のベース本体90と、下面及び前
面が開放した箱状であって、上記したベース本体90の上
方からベース本体90に被着して、ベース本体90の上面開
口部を閉塞するカバー部材100とを備えている。そし
て、ベース本体90にカバー部材100を被着した状態で
は、前面に開口部41を有する箱状となる。【００２０】前記ベース本体90には、底面の前面側か
ら、それぞれ左右外方に向かって取付部91が延設してあ
る。そして、この取付部91には、それぞれほぼ中央にネ
ジ挿通孔92を開設してある。また、ベース本体90の底面
の内面には、スライダ70を案内するためのスライド軸溝
93が設けてある。このスライド軸溝93は、前面開口部41
側の一側からベース本体90の後面側に向かって幅方向に
斜行する斜行部93aと、この斜行部93aの後端からベース
本体90の後面側に向かって、ベース本体90の長さ方向に
延びる直行部93bとからなる。また、スライド軸溝93の
斜行部93aから直行部93bにかけての一側（図３において
上側）には、斜行部93a及び直行部93bを拡幅するととも
に、この拡幅部分の両端部から斜め外方に延びた補強部
材嵌合溝94が設けてある。【００２１】上記補強部材嵌合溝94には、図３に示すよ
うに、スライド軸溝93を補強するための補強部材110を
取り付けてある。この補強部材110は、補強部材嵌合溝9
4の形状に合致するように屈曲させた板状の部材で、ベ
ース本体90の上方から補強部材嵌合溝94内に嵌合させる
ことにより、スライド軸溝93を補強している。また、ベ
ース本体90の底面には、図３，４に示すように、左右の
周囲壁95のそれぞれ内側に沿ってベース本体90の長さ方
向に、ストッパー50を案内するための一対の案内溝96,9
6が設けてある。なお、上記したスライド軸溝93の直行
部93bの後端部の位置と、案内溝96,96の後端部の位置
は、ストッパー50がベース40内に押し込まれた場合に、
ストッパー50の先端部が完全にベース40内に没入して、
ストッパー50が停止するような位置となっている。【００２２】また、ベース本体90の周囲壁95の後面の内
側には、図３，４に示すように、ベース本体90の前方に
向かって、突出バネ60の一端部を取り付けるための突出
バネ取付突起97が突設してある。さらに、ベース本体90
の周囲壁95の後面の上縁には、図３に示すように、カバ
ー部材100を被着する際に位置決めを行うための位置決
め突起98,98が、上方に向かって一対突設してあり、周
囲壁95の後面の外側には、図４に示すように、後面内側
に向かって段部99が設けてある。【００２３】前記カバー部材100は、図３，４に示すよ
うに、ベース本体90の上方からベース本体90に被着し
て、全体として前面に開口部41を有する箱状のベース40
を形成するもので、前面側の左右外方には、上記したベ
ース本体90に設けた取付部91の上方に位置するように、
ネジ挿通ボス部101が設けてある。このネジ挿通ボス部1
01の下面には、取付部91のネジ挿通孔92に連通するネジ
挿通孔102が開設してある。【００２４】また、カバー部材100の上面の後方には、
図１，３に示すように、ベース本体90に設けた位置決め
突起98,98を挿入するための左右一対の位置決め孔103,1
03が開設してある。また、カバー部材100の後面の内側
下部には、図３，４に示すように、上方に向かって拡径
する係合鉤部104,104が、左右に一対設けてある。上記
したベース本体90と、カバー部材100とによりベース40
を形成するには、ベース本体90の上部開放側からカバー
部材100を臨ませ、位置決め孔103,103内に位置決め突起
98,98を挿入するとともに、係合鉤部104,104を段部99に
係合させ、取付部91とネジ挿通ボス部101とを一体に合
わせるようにして、ベース本体90にカバー部材100を被
着すれば良い。【００２５】つぎに、ストッパー50について説明する。
上記ストッパー50の中央より後方側には、図３に示すよ
うに、幅方向に第１スライド溝51を形成してあり、この
第１スライド溝51の底面には、スライド長孔52が開設し
てある。また、この第１スライド溝51の一端部からは、
第１スライド溝51に連通するとともに、ストッパー50の
基端部に向かってストッパー50の長さ方向に、第２スラ
イド溝53が形成してある。前記第２スライド溝53の一端
部には、第１スライド溝51とＬ字形に交差した交差部54
を有する。【００２６】前記ストッパー50の底面の後方には、図
１，６に示すように、ベース本体90の案内溝96内をスラ
イドするスライド突起55,55が、下方に向かって左右に
一対設けてある。また、ストッパー50には、図１，３に
示すように、その背面から内部に向かって、上記した突
出バネ60の他端部を支持するための突出バネ挿通穴56が
設けてある。【００２７】さらに、第２スライド溝53の先端部には、
図１に示すように、重錘80を付勢する重錘用付勢手段と
しての復帰バネ120を取り付けるための復帰バネ取付突
起57が、ストッパー50の後方に向かって突設してある。
つぎに、前記した規制手段について説明する。上記規制
手段は、図１，３に示すように、ストッパー50のベース
40への出没に連動して、第１スライド溝51及びこれに連
通する第２スライド溝53内をストッパー50の幅方向にス
ライドするスライダ70と、第２スライド溝53内にスライ
ド可能に取り付けられ、常にはストッパー50の基端部方
向に向かって付勢されるとともに、予め定めた所定の加
速度以上でストッパー50がベース40内に押し込まれた場
合に、その慣性により第２スライド溝53の先端部に移動
して、スライダ70の第２スライド溝53内へのスライドを
規制して、ストッパー50がベース40から突出した状態で
ストッパー50のスライドを規制する重錘80とを備える。【００２８】上記スライダ70は、図３，５に示すよう
に、スライダブロック71と、このスライダブロック71の
下面から下方に向かって突出したスライド軸72とを備え
る。なお、本実施例では、図５に示すように、スライド
軸72は、スライダブロック71の下側からスライダブロッ
ク71内に圧入してある。また、スライダブロック71の上
部には、一側に向かって突部73を設けてあり、スライダ
ブロック71全体として、断面略逆Ｌ字状となっている。
そして、このスライダ70は、図１，４，５に示すよう
に、突部73を第２スライド溝53に向けて、スライド軸72
をスライド長孔52に挿通した状態で、ストッパー50の第
１スライド溝51内にスライド可能に取り付けられる。【００２９】前記重錘80は、図３に示すように、横長の
四角柱状の部材からなる。そして、重錘80は、図１に示
すように、第２スライド溝53の復帰バネ取付突起57に復
帰バネ120の一端を取り付け、復帰バネ120の他端が重錘
80の先端部に当接した状態で、第２スライド溝53内にス
ライド可能に取り付けられ、常には、第２スライド溝53
の後端部に向かって付勢されている。【００３０】前記重錘80の重量と、復帰バネ120の付勢
力との関係は、予め定めた所定の加速度以上でストッパ
ー50がベース40内に押し込まれた場合、すなわち、扉本
体30が予め定めた所定の加速度以上で急激に閉じられた
場合に、重錘80が、その慣性により、復帰バネ120の付
勢に抗して第２スライド溝53内を先端部に向かってスラ
イドし、第１スライド溝51の一端部を閉塞するような関
係となるように構成されている。【００３１】前記ストッパー50は、ベース本体90のスラ
イド軸溝93内にスライダ70のスライド軸72がスライド可
能に位置し、ベース本体90の突出バネ取付突起97に一端
を取り付けた突出バネ60の他端を突出バネ挿通穴56に挿
通した状態で、ベース本体90に取り付けられる。そし
て、ベース本体90にカバー部材100を被着することによ
り、ベース40内にストッパー50を出没可能に取り付ける
ことができる。【００３２】このようにして一体となった緩衝装置10
は、図１に示すように、扉枠20にヒンジを介して取り付
けた扉本体30にストッパー50の先端が当接するようにし
て、扉枠20に取り付けられる。緩衝装置10を扉枠20に取
り付けるには、ネジ挿通ボス部101のネジ挿通孔102と取
付部91のネジ挿通孔92とにネジを一連に挿通して、ネジ
の先端を扉枠20にねじ込めば良い。なお、緩衝装置10の
扉枠20への取り付けには、上記したネジ止めの他に、接
着等の手段を用いても良い。【００３３】つぎに、上記した構成を備えた緩衝装置10
の動作について、以下に説明する。扉本体30が開いた状
態では、図７に示すように、突出バネ60の付勢により、
先端部がベース40から突出する方向に付勢されて、ベー
ス40の前面開口部41からストッパー50が突出した状態と
なっている。このとき、スライダ70は、第１スライド溝
51の一側（図７において上側）に位置し、スライド軸72
は、スライド長孔52の一側（図７において上側）に位置
している。また、スライド長孔52から突出したスライド
軸72の先端部は、スライド軸溝93の斜行部93aの先端部
に位置している。【００３４】また、重錘80は、復帰バネ120の付勢によ
り、第２スライド溝53の基端部に位置している。さら
に、ストッパー50底面に設けたスライド突起55は、ベー
ス本体90に設けた案内溝96,96の先端部に位置してい
る。そして、ストッパー50の先端部に扉本体30が当接し
て、予め定めた所定の加速度未満で扉本体30が閉じられ
た場合には、ストッパー50が扉本体30に押されて、突出
バネ60の付勢に抗して、ベース40内に没入し始める。【００３５】このとき、スライダ70のスライド軸72の先
端部は、スライド軸溝93の斜行部93aを直行部93bに向か
ってスライドし、スライダ70の突部73が、第２スライド
溝53内に進入する。ストッパー50が更に押されると、図
８に示すように、スライダ70のスライド軸72の先端部
は、スライド軸溝93の直行部93bをベース40の後方に向
かってスライドし、スライド軸72の先端部がスライド軸
溝93の後端部に位置するとともに、スライド突起55が案
内溝96の後端部に位置して、ストッパー50の先端部がベ
ース40内に完全に没入して、扉本体30を閉じることがで
きる。【００３６】一方、ストッパー50の先端部に扉本体30が
当接して、予め定めた所定の加速度以上で急激に扉本体
30が閉じられた場合には、図９に示すように、ストッパ
ー50が扉本体30に押されて、突出バネ60の付勢に抗し
て、ベース40内に後退する。このとき、重錘80は、自ら
の慣性により、復帰バネ120の付勢に抗して、第２スラ
イド溝53内を先端部に向かってスライドし、第１スライ
ド溝51の一端部を閉塞した状態となる。【００３７】この状態では、スライダ70のスライド軸72
の先端部が、スライド軸溝93の斜行部93aを直行部93bに
向かってスライドしてくると、スライダ70の突部73が、
第２スライド溝53内の重錘80に当接し、それ以上第２ス
ライド溝53内に進入することができなくなる。したがっ
て、スライド軸72の先端部がスライド軸溝93の斜行部93
aの途中に留まって、スライダ70のスライドが阻止され
るので、それ以上、ストッパー50がベース40内に後退で
きなくなる。【００３８】このようにして、扉本体30の閉動作が規制
され、扉本体30と扉枠20との間に、一時的に隙間を生じ
させることができる。このように、スライダ70のスライ
ドが阻止されている状態では、ストッパー50がベース40
の後方に向かって押し込まれているため、スライド軸溝
93の斜行部93aの後側面は、スライド軸72によって強く
押されるが、スライド軸溝93の斜行部93aには補強部材1
10が取り付けてあるため、スライド軸溝93の損傷を防止
することができる。【００３９】このようにして、ストッパー50の移動が一
時的に停止すると、重錘80に働いていた慣性力が消滅
し、重錘80は、復帰バネ120の付勢により、第２スライ
ド溝53の後端部に向かってスライドする。このため、ス
ライダ70の突部73が重錘80から外れ、スライダ70が第２
スライド溝53内に進入できる状態となる。【００４０】そして、さらにストッパー50が扉本体30に
押されると、図８に示すように、スライダ70のスライド
軸72の先端部は、スライド軸溝93の直行部93bをベース4
0の後方に向かってスライドし、スライド軸72の先端部
がスライド軸溝93の後端部に位置するとともに、スライ
ド突起55が案内溝96の後端部に位置して、ストッパー50
の先端部がベース40内に完全に没入して、扉本体30を閉
じることができる。【００４１】【発明の効果】本発明は、上記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。請求
項１記載の発明によれば、扉本体の急激な閉動作に対し
ては確実に緩衝を行うことができるとともに、通常の閉
動作では容易に扉本体を閉めることができるようにした
開閉扉用緩衝装置を提供することができる。【００４２】これに加えて、請求項１記載の発明によれ
ば、予め定めた所定の加速度以上で扉本体が閉まろうと
した場合に、扉本体の閉動作に伴う慣性力を利用して、
扉本体の閉動作を一時的に停止させてることができるよ
うにした開閉扉用緩衝装置を提供することができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a shock absorber for an open / close door such as a door, and more particularly to a shock absorber for suddenly closing a door. Conventionally, as a shock absorber for an opening / closing door such as a door, an inner cylinder is inserted into an outer cylinder, and the inner cylinder always projects from the outer cylinder by a biasing means such as a spring. When the door body is closed, the tip of the inner cylinder is brought into contact with the door body at the time of closing the door body. Known (for example, Japanese Utility Model Laid-Open No. 55-6315, Japanese Utility Model No. 58-17895, etc.) However, as described above, the conventional shock absorber has a door. An urging means such as a spring is used as a means for buffering a sudden closing operation of the main body. Therefore, if the urging force of the spring or the like is weak, the buffering operation cannot be performed. Conversely, if the urging force of the spring or the like is increased so as to be suitable for the buffering operation, a large force is required to close the door body. However, there is a problem that the closing operation of the door body becomes difficult. Therefore, the invention of claim 1 has been made in view of the above-mentioned problems of the prior art, and an object thereof is to ensure that the door body does not suddenly close. It is an object of the present invention to provide an opening / closing door shock absorber in which the door body can be easily closed by a normal closing operation.
In addition to this, the invention according to claim 1 uses the inertial force accompanying the closing operation of the door main body to close the door main body when the door main body attempts to close at a predetermined acceleration or higher. It is an object of the present invention to provide an opening / closing door shock absorber that can be temporarily stopped. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to achieve the above-mentioned object, and its contents will be described below with reference to embodiments shown in the drawings. The invention according to claim 1 is characterized in that it has the following configuration . The first is a base (40), which is fixed to a door frame (20), for example, as shown in FIG. The second is a stopper (50). The stopper (50) is, for example, as shown in FIG.
It is slidably held in (40) and projects from the base (40) toward the door body (30). The third is a stopper urging means (for example, a protruding spring 60). The urging means (for example, the protruding spring 60) always connects the stopper (50) to the base (as shown in FIG. 7). 40) to bias it in the direction protruding from it. The fourth is a regulating means (for example, a weight 80 etc.).
As shown in the figure, when the stopper (50) is pushed into the base (40) at a predetermined acceleration or more, the stopper (50) is projected with the stopper (50) protruding from the base (40).
Of the slides. Fifth, regulatory means
Has the following configuration. (1) First slide groove (51) First slide groove
(51) is the width of the stopper (50) as shown in FIG. 3, for example.
It is formed in the direction. (2) Second slide groove (53) Second
The slide groove (53) is, for example, as shown in FIG.
It has an intersection (54) that intersects one end of the slide groove (51) ,
It is formed along the slide direction of the stopper (50).
You. (3) Slider (70) The slider (70) is, for example,
As shown in situ Figure 3,7, the stopper (50) is based (40)
When retracted within, the second slide from the first slide groove (51)
It moves toward the intersection (54) of the groove (53) .
(4) Weight (80) The weight (80) is, for example, as shown in FIGS.
The second slide groove (53) so as to be slidable.
The slider (70) moves from the first slide groove (51) to the second slide groove.
Prevent movement toward the intersection (54) of the groove (53)
Things. (5) Weight biasing means (for example, return spring 12
0 ) The urging means for the weight (for example, the return spring 120 )
As shown in 3 and 7, the weight (80) resists its inertia,
It biases in a direction away from the intersection (54) . According to the first aspect of the present invention, the following operations are provided. That is, when the door body (30) is closed, the protruding end of the stopper (50) comes into contact with the door body (30) as shown in FIGS. Then, the stopper (50) is pushed into the base (40). On the other hand, when the door body (30) is suddenly closed, for example, as shown in FIG. 9, the retraction of the stopper (50) is restricted by the restricting means (for example, the weight 80 or the like), and the stopper ( 50) maintains the state protruding from the base (40). Therefore, the closing operation of the door body (30) can be temporarily stopped, and a predetermined gap can be created between the door frame (20) and the door body (30), for example, as shown in FIG. In addition to this, the following operation is achieved.
That is, when the door body (30) is closed, as shown in FIGS.
(50) moves from the first slide groove (51) toward the intersection (54) of the second slide groove (53). At this time, the weight (80)
For example, as shown in FIG. 8, it is separated from the intersection (54) by the urging force of the weight urging means (for example, the return spring 120). On the other hand, when the door body (30) is rapidly closed, as shown in FIG. 9, for example, the weight (80) is urged by the inertia force to urge the weight (for example, the return spring 120). To stay at the intersection (54) against the urging force of. For this reason, as shown in FIG. 9, for example, the stopper (50)
The weight (80) staying at the position prevents the first slide groove (51) from moving toward the intersection (54) of the second slide groove (53). Accordingly, the retraction of the stopper (50) is prevented, and the stopper (50) maintains a state of protruding from the base (40) as shown in FIG. 9, for example. afterwards,
The weight (80) is separated from the intersection (54) by the urging force of the weight urging means (for example, the return spring 120) as shown in FIG. 8, for example. For this reason, the stopper (50) can be moved. For example, as shown in FIG.
By retracting into (40), the door body (30) closes. 1 to 9 show an embodiment of the present invention. 1 is a plan view of the shock absorber with a part thereof cut off, FIG. 2 is a perspective view showing a mounting position of the shock absorber, FIG. 3 is an exploded perspective view of the shock absorber, and FIG. FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line VV of FIG. 1, and FIG.
7 is a sectional view of the shock absorber, FIG. 8 is a sectional view of the shock absorber, FIG. 8 is a sectional view of the shock absorber showing the closed state of the door, and FIG. 9 is a sectional view of FIG. FIG. 3 is a sectional view showing an operation state of the shock absorber. In FIGS. 1 and 2, reference numeral 10 denotes a shock absorber 10 for an open / close door such as a door. As shown in FIG.
The door frame 20 is disposed between the door frame 20 and a door body 30 attached to the door frame 20 via a hinge so as to be openable and closable, and buffers a sudden closing operation of the door body 30. In addition, although the door of a house etc. was illustrated as an opening and closing door, it is not limited to this, and it may be used for a window of a furniture, a shutter, or an opening and closing door of furniture and appliances. Further, the opening / closing door is not limited to a rotation type using a hinge, and may be a sliding door, a shutter, a drawer, or the like. As shown in FIGS. 1 and 3, the cushioning device 10 is attached to a base 40 fixed to the door frame 20 and removably mounted in the base 40. A stopper 50 for contacting the distal end portion, a projecting spring 60 which is a biasing means for a stopper that constantly biases the stopper 50 in a direction in which the distal end portion projects from the base 40, and a predetermined acceleration or more. When the stopper 50 is pushed into the base 40, the slider 50 includes a slider 70, a weight 80, and the like, which are means for restricting the slide of the stopper 50 in a state where the stopper 50 protrudes from the base 40. As shown in FIG. 3, the base 40 has a box-shaped base body 90 having an open upper surface and a front surface, and a box shape having an open lower surface and a front surface. A cover member 100 that is attached to the main body 90 and closes the upper surface opening of the base main body 90 is provided. When the cover member 100 is attached to the base main body 90, the base body 90 has a box shape having an opening 41 on the front surface. The base body 90 is provided with mounting portions 91 extending outward from left and right from the front side of the bottom surface. Each of the mounting portions 91 has a screw insertion hole 92 substantially at the center. In addition, a slide shaft groove for guiding the slider 70 is provided on the inner surface of the bottom surface of the base body 90.
93 are provided. The slide shaft groove 93 is formed in the front opening 41.
The oblique portion 93a obliquely runs in the width direction from one side to the rear surface side of the base body 90, and the length of the base body 90 extends from the rear end of the oblique portion 93a toward the rear surface side of the base body 90. And a straight portion 93b extending in the vertical direction. On one side (upper side in FIG. 3) of the slide shaft groove 93 from the skewed portion 93a to the straight portion 93b, the skewed portion 93a and the straight portion 93b are widened and obliquely extended from both ends of the widened portion. A reinforcing member fitting groove 94 extending in the direction is provided. As shown in FIG. 3, a reinforcing member 110 for reinforcing the slide shaft groove 93 is attached to the reinforcing member fitting groove 94. The reinforcing member 110 is provided in the reinforcing member fitting groove 9.
The slide shaft groove 93 is reinforced by fitting it into the reinforcing member fitting groove 94 from above the base body 90 with a plate-shaped member bent to match the shape of 4. As shown in FIGS. 3 and 4, a pair of guide grooves for guiding the stopper 50 in the length direction of the base body 90 along the inner sides of the left and right peripheral walls 95, as shown in FIGS. 96,9
6 are provided. The position of the rear end of the straight portion 93b of the slide shaft groove 93 and the position of the rear end of the guide grooves 96, 96 are determined when the stopper 50 is pushed into the base 40.
The tip of the stopper 50 is completely immersed in the base 40,
The position is such that the stopper 50 stops. As shown in FIGS. 3 and 4, a protruding spring mounting portion for mounting one end of the protruding spring 60 toward the front of the base body 90 is provided inside the rear surface of the peripheral wall 95 of the base main body 90. A projection 97 is provided to project. In addition, the base body 90
As shown in FIG. 3, a pair of positioning projections 98, 98 for performing positioning when the cover member 100 is attached are provided on the upper edge of the rear surface of the peripheral wall 95 so as to protrude upward. On the outside of the rear surface of the peripheral wall 95, as shown in FIG. As shown in FIGS. 3 and 4, the cover member 100 is attached to the base body 90 from above the base body 90 to form a box-shaped base 40 having an opening 41 on the front surface as a whole.
In the left and right outer sides on the front side, so as to be located above the mounting portion 91 provided on the base body 90 described above,
A screw insertion boss 101 is provided. This screw insertion boss 1
On the lower surface of 01, a screw insertion hole 102 communicating with the screw insertion hole 92 of the mounting portion 91 is formed. Further, behind the upper surface of the cover member 100,
As shown in FIGS. 1 and 3, a pair of left and right positioning holes 103, 1 for inserting positioning protrusions 98, 98 provided on the base body 90.
03 is open. As shown in FIGS. 3 and 4, a pair of engaging hooks 104, 104 whose diameter increases upward are provided on the inner lower part of the rear surface of the cover member 100. The base 40 is formed by the base body 90 and the cover
In order to form the cover member 100, the cover member 100 is exposed from the upper open side of the base body 90, and the positioning protrusions are formed in the positioning holes 103, 103.
The cover member 100 is attached to the base body 90 by inserting the engagement hooks 104, 104 into the step 99, and fitting the mounting portion 91 and the screw insertion boss 101 together. Just do it. Next, the stopper 50 will be described.
As shown in FIG. 3, a first slide groove 51 is formed in the width direction on the rear side from the center of the stopper 50, and a long slide hole 52 is formed on the bottom surface of the first slide groove 51. It is. Also, from one end of the first slide groove 51,
A second slide groove 53 is formed in the length direction of the stopper 50 toward the base end of the stopper 50 while communicating with the first slide groove 51. One end of the second slide groove 53 has an intersection 54 intersecting the first slide groove 51 in an L-shape.
Having. Behind the bottom surface of the stopper 50, as shown in FIGS. 1 and 6, a pair of slide projections 55, 55 which slide in a guide groove 96 of the base body 90 are provided on the left and right sides downward. . As shown in FIGS. 1 and 3, the stopper 50 is provided with a projecting spring insertion hole 56 for supporting the other end of the projecting spring 60 from the back to the inside. Further, at the tip of the second slide groove 53,
As shown in FIG. 1, a return spring mounting projection 57 for mounting a return spring 120 as a weight urging means for urging the weight 80 is provided to project rearward of the stopper 50.
Next, the regulating means will be described. The restricting means is, as shown in FIGS.
The slider 70, which slides in the width direction of the stopper 50 in the first slide groove 51 and the second slide groove 53 communicating with the first slide groove 51, and is slidably mounted in the second slide groove 53 in conjunction with the emergence into the 40. When the stopper 50 is pushed into the base 40 at a predetermined acceleration or more while being always urged toward the base end portion of the stopper 50, the tip of the second slide groove 53 due to its inertia. And a weight 80 for restricting the slide of the slider 70 into the second slide groove 53 and restricting the slide of the stopper 50 in a state where the stopper 50 protrudes from the base 40. As shown in FIGS. 3 and 5, the slider 70 includes a slider block 71 and a slide shaft 72 projecting downward from the lower surface of the slider block 71. In this embodiment, as shown in FIG. 5, the slide shaft 72 is press-fitted into the slider block 71 from below the slider block 71. Further, a protrusion 73 is provided on an upper portion of the slider block 71 toward one side, and the entire slider block 71 has a substantially inverted L-shaped cross section.
Then, as shown in FIGS. 1, 4 and 5, the slider 70 has the projection 73 directed toward the second slide groove 53 and the slide shaft 72.
Is slidably mounted in the first slide groove 51 of the stopper 50 in a state of being inserted into the elongated slide hole 52. As shown in FIG. 3, the weight 80 is made of a horizontally long rectangular column. As shown in FIG. 1, one end of the return spring 120 is attached to the return spring mounting projection 57 of the second slide groove 53, and the other end of the return spring 120 is the weight.
The second slide groove 53 is always slidably mounted in the second slide groove 53 while being in contact with the tip of the second slide groove 53.
Is biased toward the rear end. The relationship between the weight of the weight 80 and the urging force of the return spring 120 is determined when the stopper 50 is pushed into the base 40 at a predetermined acceleration or more, that is, when the door body 30 is When the weight 80 is suddenly closed at a predetermined acceleration or more, the weight 80 slides in the second slide groove 53 toward the tip portion against the bias of the return spring 120 due to its inertia, The slide groove 51 is configured so as to close one end thereof. The stopper 50 has a slide shaft 72 of the slider 70 slidably positioned in a slide shaft groove 93 of the base body 90, and a stopper spring 50 having one end attached to a protrusion spring mounting projection 97 of the base body 90. It is attached to the base body 90 with its end inserted through the projecting spring insertion hole 56. Then, by attaching the cover member 100 to the base body 90, the stopper 50 can be attached to the base 40 so as to be able to protrude and retract. The shock absorber 10 integrated as described above
As shown in FIG. 1, is mounted on the door frame 20 so that the tip of the stopper 50 abuts on the door body 30 mounted on the door frame 20 via a hinge. To attach the shock absorber 10 to the door frame 20, a series of screws are inserted through the screw insertion hole 102 of the screw insertion boss 101 and the screw insertion hole 92 of the mounting portion 91, and the tip of the screw is screwed into the door frame 20. Just put it in. In addition, in addition to the above-mentioned screwing, means such as adhesion may be used for attaching the shock absorber 10 to the door frame 20. Next, the shock absorber 10 having the above-described configuration will be described.
Will be described below. In the state where the door body 30 is opened, as shown in FIG.
The distal end is urged in a direction to project from the base 40, and the stopper 50 projects from the front opening 41 of the base 40. At this time, the slider 70 is
The slide shaft 72 is located on one side (the upper side in FIG.
Is located on one side (upper side in FIG. 7) of the slide elongated hole 52. The tip of the slide shaft 72 protruding from the elongated slide hole 52 is located at the tip of the sloping portion 93 a of the slide shaft groove 93. The weight 80 is located at the base end of the second slide groove 53 by the bias of the return spring 120. Further, the slide protrusion 55 provided on the bottom surface of the stopper 50 is located at the tip of the guide grooves 96 provided on the base body 90. Then, when the door body 30 abuts on the distal end of the stopper 50 and the door body 30 is closed with a predetermined acceleration less than a predetermined value, the stopper 50 is pushed by the door body 30 and the projecting spring 60 Start immersing in base 40 against the bias. At this time, the distal end of the slide shaft 72 of the slider 70 slides the sloping portion 93a of the slide shaft groove 93 toward the straight portion 93b. To enter. When the stopper 50 is further pressed, as shown in FIG. 8, the tip of the slide shaft 72 of the slider 70 slides the straight portion 93b of the slide shaft groove 93 toward the rear of the base 40, and the tip of the slide shaft 72 Is located at the rear end of the slide shaft groove 93, the slide projection 55 is located at the rear end of the guide groove 96, and the front end of the stopper 50 is completely immersed in the base 40, and the door body 30 Can be closed. On the other hand, the door body 30 comes into contact with the tip of the stopper 50 and suddenly exceeds the predetermined acceleration.
When the door 30 is closed, as shown in FIG. 9, the stopper 50 is pushed by the door body 30 and retreats into the base 40 against the bias of the projecting spring 60. At this time, due to its own inertia, the weight 80 slides in the second slide groove 53 toward the tip against the bias of the return spring 120, and closes one end of the first slide groove 51. State. In this state, the slide shaft 72 of the slider 70
Of the slider 70 slides the oblique portion 93a of the slide shaft groove 93 toward the straight portion 93b.
It comes into contact with the weight 80 in the second slide groove 53 and cannot enter the second slide groove 53 any more. Therefore, the leading end of the slide shaft 72 is
Since the slider 70 stays in the middle of the position a and is prevented from sliding, the stopper 50 cannot be further retracted into the base 40. In this manner, the closing operation of the door body 30 is regulated, and a gap can be temporarily created between the door body 30 and the door frame 20. As described above, when the slider 70 is prevented from sliding, the stopper 50 is
Of the slide shaft
The rear side surface of the skewed portion 93a of 93 is strongly pushed by the slide shaft 72, but the skewing portion 93a of the slide shaft groove 93 has a reinforcing member
Since 10 is attached, damage to the slide shaft groove 93 can be prevented. As described above, when the movement of the stopper 50 is temporarily stopped, the inertia force acting on the weight 80 disappears, and the weight 80 is urged by the return spring 120 to move the second slide groove 53. Slide toward the rear end. Therefore, the protrusion 73 of the slider 70 comes off the weight 80, and the slider 70
The slide groove 53 is ready to enter. When the stopper 50 is further pushed by the door main body 30, as shown in FIG. 8, the tip of the slide shaft 72 of the slider 70 is connected to the straight portion 93b of the slide shaft groove 93 by the base 4.
0, the leading end of the slide shaft 72 is located at the rear end of the slide shaft groove 93, and the slide projection 55 is located at the rear end of the guide groove 96.
Is completely immersed in the base 40, and the door body 30 can be closed. According to the present invention, which has the above configuration,
The following effects can be obtained. According to the first aspect of the present invention, the door can be reliably buffered against a sudden closing operation of the door main body, and the door main body can be easily closed by the normal closing operation. A shock absorber can be provided. In addition to the above, according to the first aspect of the present invention,
For example , when the door body is about to close at a predetermined acceleration or more, using the inertia force accompanying the closing operation of the door body,
It is possible to provide an opening / closing door shock absorber in which the closing operation of the door body can be temporarily stopped.

【図面の簡単な説明】【図１】一部を欠截した状態を示す緩衝装置の平面図で
ある。【図２】緩衝装置を取付位置を示す斜視図である。【図３】緩衝装置の分解斜視図である。【図４】図１のIV−IV線に沿う断面図である。【図５】図１のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。【図６】図１のVI−VI線に沿う断面図である。【図７】緩衝装置の断面図である。【図８】図７に対応し、同図はドアの閉状態を示す緩衝
装置の断面図である。【図９】図７に対応し、同図は緩衝装置の作動状態を示
す断面図である。【符号の説明】 10 緩衝装置 20 扉枠 30 扉本体 40 ベース 41 開口部 50 ストッパー 51 第１スライド溝 52 スライド長孔 53 第２スライド溝 54 交差部 55 スライド突起 56 突出バネ挿通穴 57 復帰バネ取付突起 60 突出バネ 70 スライダ 71 スライダブロック 72 スライド軸 73 突部 80 重錘 90 ベース本体 91 取付部 92 ネジ挿通孔 93 スライド軸溝 93a 斜行部 93b 直行部 94 補強部材嵌合溝 95 周囲壁 96 案内溝 97 突出バネ取付突起 98 位置決め突起 99 段部 100 カバー部材 101 ネジ挿通ボス部 102 ネジ挿通孔 103 位置決め孔 110 補強部材 120 復帰バネBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a plan view of a shock absorber with a part thereof cut away. FIG. 2 is a perspective view showing a mounting position of the shock absorber. FIG. 3 is an exploded perspective view of the shock absorber. FIG. 4 is a sectional view taken along line IV-IV in FIG. FIG. 5 is a sectional view taken along the line VV in FIG. 1; FIG. 6 is a sectional view taken along the line VI-VI of FIG. 1; FIG. 7 is a sectional view of the shock absorber. FIG. 8 corresponds to FIG. 7, and is a cross-sectional view of the shock absorber showing a closed state of the door. FIG. 9 corresponds to FIG. 7, and is a sectional view showing an operation state of the shock absorber. [Description of Signs] 10 Shock absorber 20 Door frame 30 Door body 40 Base 41 Opening 50 Stopper 51 First slide groove 52 Slide long hole 53 Second slide groove 54 Intersection 55 Slide protrusion 56 Projection spring insertion hole 57 Return spring mounting Projection 60 Projection spring 70 Slider 71 Slider block 72 Slide shaft 73 Projection 80 Weight 90 Base body 91 Mounting part 92 Screw insertion hole 93 Slide shaft groove 93a Slant part 93b Straight part 94 Reinforcement member fitting groove 95 Peripheral wall 96 Guide Groove 97 Projection spring mounting projection 98 Positioning projection 99 Step 100 Cover member 101 Screw insertion boss 102 Screw insertion hole 103 Positioning hole 110 Reinforcement member 120 Return spring

Claims

(57) [Claims] [Claim 1] Opening / closing disposed between a door frame and a door body openably and closably attached to the door frame to buffer a sudden closing operation of the door body. In the shock absorber for a door, the shock absorber for an opening / closing door includes a base fixed to a door frame, a stopper slidably held in the base, and protruding from the base toward the door body; A stopper urging means that always urges in the direction that protrudes from the base, and restricts the slide of the stopper when the stopper protrudes from the base when the stopper is pushed into the base at a predetermined acceleration or more. Bei and regulating means for
The restricting means has a first slide groove formed in the width direction of the stopper, and an intersection that intersects one end of the first slide groove.
A second slide formed along the stopper sliding direction
When the stopper slides back into the base, the first slide groove
Moving from the top to the intersection of the second slide groove
And the second slide groove slidably held in the second slide groove.
From the first slide groove to the intersection of the second slide groove
A weight that prevents the weight from moving, and moves the weight away from the intersection against its inertia.
Weight biasing means for biasing in the direction.
Opening and closing door shock absorber.