JP3515616B2 - 誤り訂正装置 - Google Patents

誤り訂正装置

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JP3515616B2 JP22445794A JP22445794A JP3515616B2 JP 3515616 B2 JP3515616 B2 JP 3515616B2 JP 22445794 A JP22445794 A JP 22445794A JP 22445794 A JP22445794 A JP 22445794A JP 3515616 B2 JP3515616 B2 JP 3515616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読出器によりデータ記
憶体から読み出したデータの誤りを検出して訂正する誤
り訂正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の誤り訂正装置としては、
例えば次のハミングコードがある。まず誤り訂正符号の
作成方法から説明する。いまハミングコードの検査行列
(最終行列)をH、読み出した情報点と検査点で構成さ
れる符号データをwとする。この時、シンドロームSは S=H×wT =0 (1) 但し、0は空ベクトル となる。例えば検査行列Hと符号データwが次のような
場合である。
【0003】
【数1】
【0004】次に、通信中に符号データのiビット目に
誤りが生じた場合、受信データが w’=w+ei となったと仮定する。この時、検査行列Hとの掛け合わ
せでは、 H×w’T =H×(w+ei T =H×ei T =Hi (3) 但し、Hi はi列目の列ベクトル となる。従って、検査行列Hの各列ベクトルが全て独立
であれば、1ビット誤りが検出できる。
【0005】しかし、2ビット誤った場合、例えば1ビ
ット目と2ビット目を誤った場合、4ビット目を1ビッ
トだけ誤ったことと区別できない。なぜなら、
【0006】
【数2】
【0007】そこで、検査行列Hを次のように拡張す
る。
【0008】
【数3】
【0009】これを拡張ハミング符号という。この時、
どこかで1ビット誤れば、それに該当する列ベクトルが
検査行列との掛け合わせで出てくる。従って、列ベクト
ルが全て独立であるため、1ビット誤り訂正符号とな
る。また、(5)式から2ビット誤った場合、それに該
当する2つの列ベクトルの和となるが、1行目のビット
は必ず0になり、2行目以降の列ベクトルの和は零ベク
トルとならないことから、どの列ベクトルとも一致しな
い。
【0010】しかし、どの2ビットが誤ったか分からな
いため、2ビット誤り検出しかできない。これは次式で
示される。
【0011】
【数4】
【0012】このように、連続して読み出せるデータビ
ットに対し訂正符号を付けることで誤りの検出及び訂正
ができる。ここで、1ビット誤り訂正を行うためには、
【0013】
【数5】
【0014】となる。このことから、Nビットの誤り訂
正符号とするためには、どの2N個の列ベクトルの和も
0にならないことが必要である。また、2ビット誤り検
出を行うためには、
【0015】
【数6】
【0016】となる。このことから、Nビット誤り検出
符号とするためには、どのN個の列ベクトルの和も0に
ならないことが必要である。更に、1ビット誤りは訂正
し、同時に2ビット誤りを検出するためには
【0017】
【数7】
【0018】ところで本願発明者にあっては、データ記
憶体からの読出データの伝送効率を上げるため、例えば
2個のシリアルメモリから同時に読み出したパラレル2
ビットデータを、22 =4種類の信号の1つに割り当
て、一度の通信で2ビット同時に送るようにしている。
図10は従来装置の一例であり、読出器100は、制御
部140、読出部160、送受信部180、デコード部
200、検査部220を備える。またデータ記憶体12
0は、制御部260、送受信部280、シリアルメモリ
300a,300b、エンコード部380を備える。
【0019】シリアルメモリ300a,300bには、
図11のビット長Mのデータ102,104が同一アド
レスにペアデータとして記憶されており、データ10
2,104を読み出して交互に並べたデータ106が、
ビット長2Mのデータwとなり、情報点108と検査点
110をもっている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の誤り訂正装置にあっては、次のような問題点
が出てきた。まず、1ビットの誤りが生じた場合、列ベ
クトルのどこと同じか検査する。また、2ビット誤った
場合は、どの列ベクトルとも等しくなく、かつシンドロ
ームSが0でないことを確かめる。
【0021】このため図10の一度に2ビット同時に送
ることができる通信方式の場合、誤り訂正を行うために
は、1通信誤り訂正・2通信誤り検出符号、つまり2ビ
ット誤り訂正・4ビット誤り検出符号としなくてはいけ
ない。このためには、 2ビット誤り訂正→ 4つの列ベクトルが線形独立 4ビット誤り検出→ 4つの列ベクトルが線形独立
【0022】
【数8】
【0023】とする必要がある。これを検査するために
は、シンドロームSが0とならないことで誤りの存在を
検出した場合、 いずれかの列ベクトルと同じ → 1ビット誤り ある列ベクトルと他の列ベクトルとの和 → 2ビ
ット誤り 及びに該当しない → 3ビット以上4ビット
以下の誤り検出 になる検査の処理を行わなければならない。。
【0024】これを数式で示すと、次のようになる。
【0025】
【数9】
【0026】しかし、2ビット誤りを検査するため、
シンドロームSが、ある列ベクトルと他の列ベクトルと
の和に一致することを判断する処理には時間がかかる問
題がある。例えば図8のデータwのように2Mビット長
の場合、1ビット誤りの検査は2M回の処理で済む
が、2ビット誤りを検査は2M2 の処理が必要にな
り、検査に処理時間がかかる問題があった。
【0027】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、N個のメモリからパラレル読出し
で一度にNビットずつ同時に送られた固定ビット長Mの
N個のデータを対象に、効率良く誤り訂正の検査処理が
できるようにした誤り訂正装置を提供する。
【0028】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。尚、実施例図面中の符号
を併せて示す。まず本発明は、読出器10によりデータ
記憶体12から読み出したデータの誤りを検出して訂正
する誤り訂正装置を対象とする。データ記憶体12に
は、N個のメモリ、例えば2個のメモリ30a,30b
と、エンコード部38が設けられる。
【0029】各メモリ30a,30bには、例えば誤り
訂正符号(検査点)を付加した固定ビット長Mのデータ
が格納され、このデータはビット単位にシリアル読出し
される。読出器10から所定のコマンドを受信すると、
各メモリ30a,30bから同時に読み出したN=2ビ
ットのパラレルデータに対して、エンコード部38が予
め定めた2N =4種類の信号の内の1つを割当て応答送
信する。
【0030】読出器10には、デコード部20と検査部
22,24が設けられる。デコード部20は、データ記
憶体12から送信された2N =4種類の信号の1つから
N=2ビットのパラレルデータを復調する。検査部2
2,24は、デコード部20でN=2個のメモリ30
a,30bに対応した固定ビット長Mのデータを復調す
る毎に、各データに対して別々に訂正符号を検査して誤
りを訂正する。
【0031】読出器10の検査部22,24は、誤りが
訂正できたメモリ対応データの誤り位置の情報を使用
し、他のメモリ対応データの誤りを訂正する。データ記
憶体12のエンコード部38としては、予め定めた2N
=4種類の信号に擬似ランダム信号を使用し、各メモリ
30a,30bから同時に読み出したN=2ビットのパ
ラレルデータに対して、予め定めた2N =4種類の擬似
ランダム信号の内の1つを割当て送信させる。
【0032】これに対し読出器10のデコード部20
は、データ記憶体12の2N =4種類の擬似ランダム信
号と同一の信号を基準信号として保持し、受信信号との
自己相関を求める相関演算部44a〜44dと、相関演
算部44a〜44dで求めた2 N =4種類の擬似ランダ
ム信号ごとの自己相関の内、最大のものを求めて対応す
るN=2ビットデータを出力する比較部46を備える。
【0033】
【作用】このような本発明の誤り訂正装置によれば、デ
ータ記憶体のN個のメモリが保持するそれぞれのデータ
に、単一誤り訂正・2ビット誤り検出符号を付加し、1
回の通信で、N=2ビットの情報を送り、2系列の情報
点と検査点で構成された各メモリ毎のデータを受信し、
各メモリ対応データ毎に個別に誤りを訂正する。
【0034】これによって例えばメモリを2つ持つデー
タ記憶体から一度の通信で同時2ビットによりビット長
Mのデータを読み出す際に、2ビット誤りが生じても、
2M回の検査の処理で済み、誤り訂正の検査に要する処
理時間を大幅に短縮することができる。
【0035】
【実施例】図1は本発明の誤り訂正装置が適用される読
出器とデータ記憶体を用いたデータ処理システムの実施
例である。図1において、読出器10には制御部14、
読出部16、送受信部18、デコード部20、第1検査
部22、第2検査部24が設けられる。一方、データ記
憶体12には制御部26、送受信部28、メモリ30
a,30bおよびエンコード部38が設けられる。
【0036】データ記憶体12のメモリ30a,30b
の同一アドレス位置には、データ32a,32bが格納
されている。データ32a,32bは、単一誤り訂正・
二重誤り検出符号であり、例えば拡張ハミング符号を使
用している。拡張ハミング符号としてのデータ32a,
32bは、情報点34a,34bと検査点36a,36
bで構成される。
【0037】この拡張ハミング符号としてのデータ32
a,32bにあっては、検査点36a,36bの検査ビ
ット数はハミング符号における検査ビット数をmとする
と、m+1で与えられる。また符号ビットの最大数Mは
m となる。更に、情報点34a,34bの情報ビット
の最大数は(2m −m−1)となる。例えば、m=3の
場合を例にとると、検査点36a,36bの検査ビット
数は4ビット、データ32a,32bのビット長Mは8
ビット、更に情報点34a,34bの各情報ビット数は
4ビットとなる。
【0038】したがって、データ32a,32bのそれ
ぞれをデータwとすると、次のように一般化して表わす
ことができる。 w=(p1 p2 p3 p4 b1 b2 b3 b4) ここで、p1〜p4は検査ビット、b1〜b4は情報ビ
ットである。メモリ30aにデータ32a,32bを書
き込む際の符号データの作成は、次式に従う。
【0039】p1=b1+b2+b3 p2=b1+b2+b4 p3=b1+b3+b4 p4=b2+b3+b4 メモリ30a,30bに格納されたデータ32a,32
bは、読出器10からのコマンドによる制御部26の読
出アクセスを受けて、データ32a,32bが1ビット
ずつシリアルに読み出される。このデータ記憶体12か
らの読出しは、読出器10に設けた読出部16より読出
コマンドを、メモリ30a,30bのデータ32a,3
2bのビット数分例えば8ビットであるから8回送るこ
とで、読み出すことができる。
【0040】メモリ30a,30bから1ビットずつ並
列に読み出されたビットデータは、エンコード部38に
与えられる。エンコード部38は、メモリ30a,30
bよりパラレルに読み出される2ビットデータのビット
パターンが(00,01,10,11)の4種類である
ことから、この4種類の2ビットデータに対応した4種
類の送信コードを予めもっており、入力した2ビットデ
ータを4種類のコードの1つに変換して、送受信部28
を介して読出器10に送出する。
【0041】このエンコード機能をメモリ数をNとして
一般化すると、N個のメモリからパラレル出力されるN
ビットデータに対し2N 種類の送信コードを準備してお
き、対応する1つを選択して応答送信する。読出器10
とデータ記憶体12の間の伝送を行う送受信部18,2
8は、この実施例にあっては、非接触結合で伝送を行
う。非接触結合としては、電磁誘導結合、光結合、電波
結合など適宜の伝送方式が採用できる。また、信号線接
続による伝送であってもよい。
【0042】読出器10のデコード部20は、データ記
憶体12のエンコード部38で変換されて送信された通
信コードから対応する2ビットデータを復調する。デコ
ード部20の復調ビットは、それぞれ第1検査部22と
第2検査部24に出力される。第1検査部22はメモリ
30aに対応して設けられ、第2検査部24はメモリ3
0bに対応して設けられている。
【0043】第1検査部22、第2検査部24のそれぞ
れは、拡張ハミング符号に従った検査処理により、デコ
ード部20で復調されたメモリ30a,30bの受信デ
ータを対象に、単一誤り訂正・二重誤り検出の検査処理
を行う。この場合に使用する拡張ハミング符号の検査行
列は、(5)(6)式に示した通りである。図2は、図
1の実施例におけるデータ記憶体12のメモリ30a,
30bからのパラレル読出しから読出器10のデコード
部20における受信データの復調までを示している。メ
モリ30a,30bのデータ32a,32bは、1,
2,3,・・・i,j,・・・mに示すビットをもち、
前半の情報点と後半の検査点に分けられる。読出器10
からの読出しに対し、データ32a,32bは例えば第
1ビット目から並列的に読み出され、エンコード部38
において、対応する送信コードMi(但し、i=1〜
4)に変換されて送信される。この送信コードMiは、
読出器10のデコード部20で元の第1ビットの2ビッ
トデータに復元され、受信データ40a,40bの第1
ビット目を受信する。
【0044】以上の処理を第1ビット目から第mビット
目まで繰り返すことで、読出器10側にデータ40a,
40bを受信することができ、受信データ40aが第1
検査部22の検査対象となるデータw1となり、また受
信データ40bが第2検査部24で処理対象となるデー
タw2となる。図3は、図1の第1検査部22と第2検
査部24における本発明の誤り訂正の検査処理の原理を
示している。図1の実施例にあっては、一度の通信で同
時に2ビットを送ることができるため、2つのメモリ3
0a,30bよりビット長Mの受信データ40a,40
b即ちデータw1,w2を受信したときの誤りパターン
は、図3(A)〜(E)の5種類しか存在しない。
【0045】即ち、図1にあっては、一度の通信で2ビ
ットを同時に送ることから、1通信誤り訂正・2通信誤
り検出符号、即ち2ビット誤り訂正・4ビット誤り検出
符号であり、図3(A)〜(E)のように、データw
1,w2の各々につき2ビットで、合計4ビットの太線
で示す領域での誤り検出と誤り訂正を行うことになる。
図3(A)は、1ビット誤りが起きた場合であり、受信
データw1のjビット目に誤りが起きた場合を代表例と
して示している。この1ビット誤りには、受信データw
1のjビット目以外の任意の1ビットに誤りが起きた場
合、および受信データw2の任意の1ビットのみに誤り
が起きた場合を含む。
【0046】図3(B)は、2ビット誤りが起きた場合
であり、この場合の2ビット誤りは受信データw1のj
ビット目と受信データw2のjビット目、即ちデータw
1,w2の同一ビット位置に、それぞれ誤りが起きた場
合である。勿論、図3(B)はjビット位置を代表例と
して示しており、受信データw1,w2の任意の同一ビ
ット位置に誤りが起きる2ビット誤りを含む。
【0047】図3(C)は、図3(B)と同じ2ビット
誤りであるが、受信データw1がiビット目で誤りが起
き、受信データw2は別のjビット目で誤りが起きた場
合である。この受信データw1,w2の異なるビット位
置のそれぞれで1ビット誤りが起きて合計2ビット誤り
となる場合は、図示のi,jビット目での1ビット誤り
以外にも、他の任意のビット目の異なった位置での1ビ
ット誤りをそれぞれもつ場合を含む。
【0048】図3(D)は3ビット誤りであり、この場
合の3ビット誤りは受信データw1のiビットで1ビッ
ト誤りが起き、受信データw2のiビット目とjビット
目で2ビット誤りが起きた場合である。即ち、受信デー
タw1,w2の同一ビット位置となるiビット目のそれ
ぞれで1ビット誤りが起き、更に受信データw2の別の
jビット目で1ビット誤りが起きて、合計3ビット誤り
となった場合である。
【0049】この図3(D)の誤りパターンには、逆に
受信データw1側が2ビット誤り、受信データw2側が
1ビット誤りとなる場合を含む。一方、3ビット誤りで
あっても、受信データw1とw2の同一ビット位置の各
々で1ビット誤りが起きずに、3ビット誤りの全てのビ
ット位置が異なっている場合は、図3(D)のパターン
から除外される。この図3(D)に示す3ビット誤りパ
ターン42dは、2ビット誤り訂正の訂正能力を越えた
3ビット誤り訂正を可能とする。
【0050】図3(E)は、4ビット誤りであり、受信
データw1,w2のiビット目とjビット目の各々でビ
ット誤りとなって各データが2ビット誤りとなり、合計
4ビット誤りとなった場合である。これを4ビット誤り
パターン42eとする。図3(A)〜(E)の各パター
ン42a〜42eに対応した検査処理に先立ち、図1の
第1検査部22,第2検査部24にあっては、受信デー
タw1,w2のシンドロームS1,S2を計算する。シ
ンドロームS1,S2の計算は、デコード部20より受
信ビットが復調されるごとに行ってもよいし、データw
1,w2の受信が完了してから行ってもよい。計算され
た受信データw1,w2のシンドロームS1,S2が共
に0であれば、誤りは存在しない。誤りが存在すると、
シンドロームS1,S2は0以外の値をとる。
【0051】図3(A)の1ビット誤りパターン42a
の場合には、jビット目に誤りを生じた受信データw1
のシンドロームS1はS1=Hj´と、0以外の値をも
つ。これに対し、誤りのない受信データw2のシンドロ
ームは、S2=0となる。したがって、シンドロームS
1=Hj´の値に一致する列ベクトルのどこかを検査す
ることでjビット目の誤りを検出し、jビット目を反転
することで1ビットを訂正できる。
【0052】図3(B)の2ビット誤りパターン42b
については、受信データw1,w2のシンドロームS
1,S2は共に0以外の値となり、更にシンドロームS
1,S2の計算結果が同じHj´となることで、同一ビ
ット位置となるjビット目に誤りがあることが判る。し
たがって、この場合には受信データw1,w2の両方の
jビット目を反転することで2ビット誤りが訂正でき
る。
【0053】図3(C)の2ビット誤りパターン42c
の場合には、受信データw1,w2のシンドロームS
1,S2は、誤りビット位置がiビット目,jビット目
と、異なっていることから、Hi´,Hj´と、異なっ
た0以外の値となる。したがって、受信データw1,w
2ごとにシンドロームS1,S2の値Hi´,Hj´に
一致する列ベクトルの位置を検査して誤りビットi,j
を見つけ、それぞれビット反転することで、各々1ビッ
ト訂正することができる。
【0054】図3(D)の3ビット誤りパターン42d
の場合については、受信データw1のシンドロームS1
は0以外の値Hi´をもつが、受信データw2のシンド
ロームS2の値は、列ベクトルのどこにも対応するもの
がない値Hkをとる。これによって、受信データw2に
2ビット誤りが生じたことを検出できる。この図3
(D)の3ビット誤りパターン42dは、図4に示す手
順によって、3つの誤りビットを全て訂正することがで
きる。
【0055】図4(A)は、図3(D)と同じ3ビット
誤りパターン42dをそのまま示している。この図4
(A)の誤りパターン42dについては、まず1ビット
誤りとなっている受信データw1について、シンドロー
ムS1の算出値Hi´に一致する列ベクトルの位置iか
らiビット目の誤りを検出し、図4(B)に示すよう
に、受信データw1のiビット目を反転することで誤り
訂正する。
【0056】次に図4(C)に示すように、図4(B)
で訂正した受信データw1のiビット目と同一位置の受
信データw2のiビット目に誤りがあるものとして訂正
し、1ビット誤りパターン42d−2とする。この受信
データw2のiビット目が誤りであるか否かは、iビッ
ト目を訂正した後にシンドロームS2を計算すればよ
い。
【0057】訂正後に計算したシンドロームS2が0以
外の値で、列ベクトルの該当する値、例えばHj´をも
っていれば、受信データw2のiビット目の訂正が正し
い訂正であることが判る。しかし、もし受信データw2
のiビット目の訂正が誤りであった場合には、そもそも
3通信以上の誤りがあったことになり、既に訂正不可能
または誤訂正をしてもしかたない状態になっているた
め、本例からは除外できる。
【0058】図4(C)に示すように、受信データw2
のiビット目の訂正が正しい訂正であった場合には、訂
正後にシンドロームS2を計算すると、計算値はHj´
となり、列ベクトルのHj´をもつ位置からjビット目
に誤りがあることが判る。そこで、受信データw2のj
ビット目をビット反転して訂正することで、最終的に図
4(D)の3ビット誤りを修正した訂正パターン42d
−3を得ることができる。
【0059】再び図3を参照するに、図3(E)の4ビ
ット誤りパターン42eについては、受信データw1,
w2のそれぞれで2ビット誤りを生じており、シンドロ
ームS1,S2の計算結果は共に列ベクトルには存在し
ない値Hkとなり、それぞれ2ビット誤りの合計4ビッ
ト誤りを判断することができる。以上の説明から明らか
なように、図3(A)〜(C)および(E)の1ビット
誤りパターン42a、2ビット誤りパターン42b、2
ビット誤りパターン42cおよび4ビット誤りパターン
42eについては、受信データw1,w2のビット長2
m回分の判断で検査処理を終了することができる。更
に、図3(D)の3ビット誤りパターン42dについて
は、図4(A)〜(D)に示した手順に従って、2ビッ
トの訂正能力を越えた3ビットの誤りを訂正することが
できる。
【0060】尚、図3および図4の検査処理について
は、受信データw1,w2のそれぞれは、誤り検出能力
を越える3通信以上、誤りがないことを前提にしてお
り、受信データのそれぞれで3通信以上の誤りがあれ
ば、当然に判断も誤ることになる。図5は、図1の第1
検査部22および第2検査部24による図3の5種類の
誤りパターン42a〜42dに従った検査処理である。
まずステップS1で、2系列の一定長(ビット長M)の
受信データw1,w2の復元終了をチェックしている。
2系列の受信データw1,w2の復元が終了すると、ス
テップS2で、各系列のシンドロームS1,S2を計算
する。勿論、シンドロームS1,S2の計算は受信デー
タの各ビットを受信するごとに順次計算してもよい。
【0061】続いてステップS3でS1=S2=0であ
れば、ステップS16でエラーなしとする。ステップS
3でS1=S2=0でなければ、ステップS4でシンド
ロームS1,S2の値から各系列のエラービット数を判
定する。これにより図3(A)〜(E)の5種類の誤り
パターン42a〜42eが判別される。次にステップS
5で、1系列のみの1ビットエラー、即ち図3(A)の
1ビット誤りパターン42aを判定した場合には、ステ
ップS9に進み、パターン1の処理を行う。またステッ
プS6で、受信データw1,w2のそれぞれに1ビット
エラーがあった場合には、ステップS10に進み、シン
ドロームS1,S2の一致を判断する。
【0062】一致していた場合には、同一ビット位置に
誤りがあることから、図3(B)の2ビット誤りパター
ン42bと判断し、ステップS11のパターン2の処理
を行う。シンドロームS1,S2が不一致であった場合
には、誤りビット位置が異なっていることから、図3
(C)の2ビット誤りパターン42cと判定し、ステッ
プS12でパターン3の処理を行う。
【0063】また、受信データw1,w2の一方が1ビ
ットエラーで他方が2ビットエラーであった場合には、
図3(D)の3ビット誤りパターン42dと判定し、ス
テップS13に進み、パターン4の処理を行う。パター
ン4の処理は、図4(A)〜(D)の手順に従って行わ
れる。更に、ステップS8で、受信データw1,w2の
両系列が2ビットエラーとなる図3(E)の4ビット誤
りパターン42eであった場合には、ステップS14に
進み、パターン5の処理を行う。ステップS5〜ステッ
プS8の判断で、いずれのパターンにも該当しなかった
場合、ステップS15で訂正不可能なエラーとする。
【0064】図6は、図1のエンコード部38およびデ
コード部20の具体的な実施例である。データ記憶体1
2のエンコード部38は、擬似ランダム系列発生部48
と擬似ランダム信号発生部50で構成される。擬似ラン
ダム系列発生部48には、メモリ30a,30bより1
回ごとに読み出されるパラレル2ビットデータに対応し
て、22 =4種類の擬似ランダム系列が予め準備されて
いる。
【0065】例えば4種類の擬似ランダム系列M00,M
01,M10,M11が準備されており、ビット00で擬似ラ
ンダム系列M00を発生し、ビット01で擬似ランダム系
列M01を発生し、ビット10で擬似ランダム系列M10を
発生し、更にビット11で擬似ランダム系列M11を発生
する。擬似ランダム系列発生部48で入力2ビットに対
応して発生された擬似ランダム系列は、擬似ランダム信
号発生部50でスペクトラム拡散信号に変換され、送受
信部28より読出器10に送信される。
【0066】読出器10のデコード部20は、4つの相
関演算器44a〜44dと比較部46で構成される。即
ち、00相関演算器44a、01相関演算器44b、1
0相関演算器44c、11相関演算器44dで構成され
る。00相関演算器44aは、データ記憶体12の擬似
ランダム系列発生部48のビット00に対応して発生す
る擬似ランダム系列M00と同じ系列を基準信号として格
納しており、送受信部18からの受信データと基準信号
との自己相関を計算する。受信系列が基準系列に一致す
ると、相関出力がピーク出力となる。
【0067】同様に、01相関演算器44bは擬似ラン
ダム系列M01を基準信号として保持し、10相関演算器
44cは擬似ランダム信号M10を基準信号として保持
し、更に、11相関演算器44dは擬似ランダム信号M
11を基準信号として保持し、それぞれ受信系列との自己
相関を計算する。比較部46は4つの相関演算器44a
〜44dの出力を読出データの受信タイミングで比較し
ており、相関出力が最大となる、いずれかの相関演算器
の基準系列に対応する2ビットデータを復元し、第1検
査部22、第2検査部24に出力する。
【0068】図7は、図1のデータ記憶体12のメモリ
50として、N個のシリアルメモリ30−1〜30−N
を設けた場合であり、データ読出命令に基づく制御部2
6からの出力でシリアルメモリ30−1〜30−Nの並
列的な読出しでNビットのパラレルデータを読み出すよ
うにしている。図8は、図1のデータ記憶体12のメモ
リ50として、データ読出命令に対し複数ビットのパラ
レル読出しを行うメモリ55を設けた実施例である。デ
ータ読出命令に基づく制御部26からの出力に対し、メ
モリ50としてNビットパラレル読み出しメモリ55を
設け、Nビットパラレルデータを読み出すようにしたこ
とを特徴とする。
【0069】図9は、図1のデータ記憶体12のメモリ
50として、データ読出命令に対する並列ビット読み出
しを行うメモリの実施例である。この実施例にあって
は、メモリ50に、メモリ制御部56、MNビットパラ
レル読み出しメモリ58およびシフトレジスタ60を設
けている。ここで、MNビットパラレル読み出しメモリ
58は、ビット幅NでM回読出し可能なパラレルデータ
を、1回のアクセスで読み出すメモリを意味する。この
ため、メモリ制御部56にはカウンタおよびアドレスレ
ジスタが設けられる。
【0070】制御部26でリードコマンドに続いてリー
ドアドレスが受信されると、メモリ制御部56のアドレ
スレジスタに受信アドレスがセットされる。続いて、最
初のデータ読出命令が受信されると、制御部30はアド
レスレジスタによるアドレス指定でMNビットパラレル
読み出しメモリ58をリードアクセスし、M×Nビット
分のパラレルデータをシフトレジスタ60に読み出し、
シフトレジスタ60は最初のNビット分のパラレルデー
タを出力する。またメモリ制御部56にあっては、カウ
ンタを1つインクリメントする。
【0071】続いて、2番目のデータ読出命令を受信す
ると、制御部26はシフトレジスタ60にシフト信号を
出力し、次のNビット分パラレルデータの出力を行い、
メモリ制御部56のカウンタをインクリメントする。こ
のようなデータ返送命令受信ごとのシフト動作をメモリ
制御部56のカウンタの計数値がMに達するまで繰り返
す。カウンタがMに達するとM×Nビット分のデータ出
力が完了したことになり、レジスタを0にクリアすると
共にアドレスレジスタを1つインクリメントし、次のデ
ータ返送命令に基づき、MNビットパラレル読み出しメ
モリ58からの読出しによるシフトレジスタ60への転
送を行う。
【0072】尚、図7〜図9のように、データ記憶体1
2に1回の読出でNビットのパラレルビットの読出が行
われるメモリを設けた場合には、エンコード部38とし
ては例えば2N 種類の擬似ランダム系列を用意すればよ
い。この場合の検査部による検査処理は、2Nビット誤
り訂正・4Nビット誤り検出符号として、図3と同様に
して分けた誤りパターンごとの検査処理を行えばよい。
【0073】また、読出動作ごとに1ビットずつ出力す
る図1または図7のシリアル読出メモリとしては、通
常、E2 PROMが使用されるが、それ以外の、電池電
源によりバックアップされたシリアル読出メモリであっ
てもよい。また、データ記憶体に設けるメモリとして
は、アドレス指定を不要とするシーケンシャル・リード
メモリであってもよいし、アドレスを指定するランダム
・アクセスメモリであってもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、例えば2つのメモリからのビット読出しで、1回の
通信で同時に2ビット通信する場合の誤り訂正として、
各メモリに1ビット誤り訂正・2ビット誤り検出符号を
格納しておくことで、受信側にあっては、3ビット誤り
訂正・4ビット誤り検出符号とすることができ、訂正符
号の検査処理を容易にして、処理時間を短縮することが
できる。具体的には、従来は2M+2M2 であったもの
が、本発明にあっては、2M回の検査処理に低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な実施例を示したブロック図
【図2】本発明のメモリ読出データの通信処理の説明図
【図3】検査対象となる誤りパターンの説明図
【図4】一方が1ビット誤り、他方が2ビット誤りの場
合の訂正手順の説明図
【図5】本発明による訂正処理のフローチャート
【図6】本発明の具体例のブロック図
【図7】本発明のデータ記憶体で用いるメモリ構成の他
の実施例の説明図
【図8】本発明のデータ記憶体で用いるメモリ構成の他
の実施例の説明図
【図9】本発明のデータ記憶体で用いるメモリ構成の他
の実施例の説明図
【図10】従来装置のブロック図
【図11】従来の誤り訂正の検査を行う受信データの説
明図
【符号の説明】
10:読出器 12:データ記憶体 14,26:制御部 16:読出部 18,28:送受信部 20:デコード部 22:第1検査部 24:第2検査部 30a,30b:メモリ(シリアル読出メモリ) 32a,32b:固定ビット長データ 34a,34b:情報点 36a,36b:検査点 40a,40b:メモリ読出データ 42a〜42E:第1〜第5エラーパターン 44a〜44d:00〜11相関演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−304543(JP,A) 特開 平5−217031(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/16 G06F 11/10 G06K 17/00 G06K 19/07

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読出器によりデータ記憶体から読み出した
    データの誤りを検出して訂正する誤り訂正装置に於い
    て、 前記データ記憶体に、 誤り訂正符号を付加した固定ビット長Mのデータを格納
    し、該固定ビット長のデータをビット単位にシリアル読
    出しを行うN個のメモリと、 前記読出器から所定のコマンドを受信した際に、前記各
    メモリから同時に読み出したNビットのパラレルデータ
    に対して予め定めた2N 種類の信号の内の1つを割当て
    て応答送信するエンコード部と、を設け、 前記読出器には、 前記データ記憶体から送信された2N 種類の信号の1つ
    からNビットのパラレルデータを復調するデコード部
    と、 該デコード部でN個の前記メモリに対応した固定ビット
    長Mのデータを復調する毎に、各データに対して別々に
    訂正符号を検査して誤りを訂正する検査部と、を設けた
    ことを特徴とする誤り訂正装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の誤り訂正装置に於いて、 前記データ記憶体のエンコード部は、予め定めた2N
    類の信号に擬似ランダム信号を使用し、前記各メモリか
    ら同時に読み出したNビットのパラレルデータに対して
    予め定めた2N 種類の擬似ランダム信号の内の1つを割
    り当て、 前記読出器のデコード部は、前記データ記憶体の2N
    類の擬似ランダム信号と同一の信号を基準信号として保
    持して受信信号との自己相関を求める相関演算部と、該
    相関演算部で求めた2N 種類の擬似ランダム信号ごとの
    自己相関の内、最大のものを求めて対応するNビットデ
    ータを出力する比較部を備えたことを特徴とする誤り訂
    正装置。
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