JP3495079B2 - Pneumatic radial tire for heavy loads - Google Patents
Pneumatic radial tire for heavy loadsInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重荷重用ラジアルタイ
ヤに係り、ベルト層の耐久性に優れた、特にオフザロ−
ドラジアルタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】重荷重用ラジアルタイヤ、就中、砕石や
大小鉱石等異物が散乱した現場で作業することを使命と
するオフザロ−ドラジアルタイヤは、スチ−ル補強コ−
ドのラジアルカ−カスと分厚いトレッドとの間に、スチ
−ルコ−ドプライの、通常4枚以上で構成されたベルト
層を配置して強化した構造で知られ、地面上の上記異物
に対しては、ベルトプライの枚数を増やしたり、ベルト
プライのコ−ドの傾斜角度を適正化することによって、
トレッドを通じて受けるベルト層への入力に対する対策
が講じられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トレッドを通じて受け
る入力とその緩和について更に述べると、タイヤが上記
異物が散乱した作業現場や悪路を走行する際に、比較的
鈍的突起物を踏んだ場合、ベルト層は大きく曲げられ、
径方向内側のプライに大きい張力が発生してコ−ドがし
ばしば破断する。この内側プライコ−ドの破断故障は、
鋭利な突起物によって受けるカットによるダメ−ジをも
考慮してベルト層のプライ数を増やすと、厚みがその分
増えて、曲げ変形時における内側プライの張力が増加
し、かえってコ−ド切れ増大を招き、またコストアップ
にもつながる。一方同目的のために、赤道面に対するベ
ルトプライコ−ドの傾斜角度を上げると効果はあるが、
周方向剛性が低下して充填内圧による径成長と、それに
伴う耐摩耗性の低下を招くことになる。
【0004】本発明は、上記問題点を解決したベルト層
を備える重荷重用ラジアルタイヤを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、トロイド状に
延びるカ−カスのクラウン部に、スチ−ルコ−ド傾斜配
列プライの少なくとも4層から成るベルト層を備え、該
ベルト層が径方向内側に位置する内層群と同方向外側に
位置する外層群に2分したとき、少なくとも両群の近接
プライ相互間でコ−ドが異方向に交差したタイヤにし
て、上記ベルト層の内層群における少なくとも1枚のベ
ルトプライのコ−ドが、該コ−ドの軸線に対し6.0°
以下のストランド撚り角度を有する複撚り構造に成るこ
とを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤであ
る。
【0006】
【作用】複数本のスチ−ルフィラメントを束ねて撚り合
わせた比較的細い層撚り、または単撚りコ−ドが使用さ
れる比較的小型のタイヤにおいては、ベルト層のプライ
数がある程度増えても、内層群のプライコ−ド切れが生
じて問題に成ることは殆どない。オフザロ−ド用タイヤ
のような重荷重用大型タイヤの場合、タイヤサイズに準
じて太い、従って多数のスチ−ルフィラメントを撚り合
わせたストランドを、更に複数撚り合わせた複撚りコ−
ドを使用せざるを得ないが、この場合上に述べた特有の
問題が生じる訳である。
【0007】本発明のタイヤは、上に述べたようにベル
ト層につき、スチ−ルコ−ドの複数プライから成る内層
群のうち、少なくとも1枚の補強コ−ドが、該コ−ドの
軸線に対し6.0°以下のストランド撚り角度を有する
複撚り構造をなしている。それによって、作業現場や悪
路走行時に鈍的突起物を踏み、これを包み込むようにし
てベルト層が曲げられてもコ−ドが曲げ方向につぶれ
て、曲げ方向外側のストランドの緊張が緩和され、スト
ランドを構成するスチ−ルフィラメントの張力負担は軽
減される。そのためコ−ドが破断することは殆どないの
である。
【0008】図4はこのことを確かめるため、複撚りス
チ−ルコ−ドの、ストランド撚り角度の違いによる曲げ
要素を加えたときのコ−ド破断強力の関係を、模擬的に
7 ×(3+9)+1 構造のスチ−ルコ−ドを用いて行った実験
結果である。図において、横軸はコ−ドの軸線に対する
ストランドの撚り角度を、そして縦軸はコ−ドの一軸引
っ張り時強力に対する曲げ引っ張り時強力を夫々示す。
上記曲げ引っ張り強力は、3個のロ−ラ−を介しコ−ド
をΩ状の形態の下で引っ張り強力を測定したものであ
る。図4によると曲げ要素を加えたコ−ドの強力は、ス
トランドの撚り角度αが6.0°を境に急激に変化し、
6.0°以下の領域において、曲げ要素が加わっても一
軸引っ張り強力に対する曲げ引っ張り強力の低下率が著
しく小さいことが分かる。
【0009】この実験においてコ−ドの破断状況を観察
したところ、上記撚り角度αが6.0°より小さくなる
につれ、コ−ドはその断面が元の円形を保てずつぶれて
扁平となり、コ−ド構成単位としてのフィラメント全体
が一体になって強力を負担し、張力が均一化する方向へ
向かい、一軸引っ張りに近い破断強力を得ることができ
るようになり、一方上記撚り角度αが6.0°を越え大
きくなるに従って、曲げ変形を受ける部分はコ−ドの円
形断面を保持したまま、曲げ外側に位置するストランド
のフィラメントから緊張に耐えきれず、順次破断する傾
向を示した。そしてその結果として、コ−ド強力の低下
を来すことが分かった。
【0010】本発明において、6.0°以下のストラン
ド撚り角度の複撚りコ−ドは、ベルト層を周方向断面上
でみたとき、タイヤが突起物を踏んだ場合、中立軸を境
にして内層群のうち張力の負担が最も大きい径方向最内
側プライを重点的に、また内層群全体のプライに適用す
ることが好ましい。更に、目的を損なわない限り、外層
群を含めベルト層全プライに上記複撚りコ−ドを適用す
ることもできる。
【0011】
【実施例】以下図面に基づき本発明を説明する。図1は
本発明を示すタイヤの部分断面図、図2は図1における
ベルト層の拡大部分断面図、そして図3は、本発明にお
けるベルト層補強コ−ドの要部を示す斜視図である。図
1において、タイヤ1 は、トロイド状に延びるカ−カス
2 と、このカ−カスのクラウン部3 上に重なった非伸長
性のベルト層4 により補強されている。カ−カス2 の端
部は、常法によってビ−ドリング5 の回りに、サイドウ
ォ−ル6 のほぼ中央位置まで巻上げ、巻上げ端部2'を形
成する。なお、図1において(図2も同様に)赤道面O
より右半分を省略しているが、タイヤ1 は、赤道面O に
対し左右対称である。ベルト層4 は、その径方向外側に
位置し路面と係合するトレッド7 と同等乃至は若干狭め
の幅をもって円筒状に延びている。
【0012】図2に示すように本発明におけるベルト層
4 は、少なくとも4枚のスチ−ルコ−ドプライ(411 〜
422 )から成り、これ等の総ては、耐曲げ変形に対応し
て径方向内側に位置する内層群41と、耐カット性に対応
し同方向外側に位置する外層群42によって構成する。そ
して内層群41に含まれる複数のプライのうち少なくとも
1枚の傾斜配列コ−ド8 につき、図3に示すようにコ−
ドの軸線J に対し、ストランド9 の撚り角度(以下、単
に撚り角度と云う)αが6.0°以下の撚り構造であ
る。なお、撚り角度を表す基準線K は、ストランドの軸
線である。
【0013】図2に示す実施例において、ベルト層4
は、内層群41として撚り角度αが6.0°のコ−ド8 を
配列したプライ411 と412 の2枚を用い、外層群42に撚
り角度12.6°に設定したプライ421 、422 の構造で
ある。図2においてベルト層4の径方向外側に重なった
符号S で示す層は、トレッド7 の外傷を通じ水等の侵入
からベルト層の内、外層群41、42を守るために、特殊な
スチ−ルコ−ドを同様に傾斜配列した2枚のプライS1、
S2から成る保護層である。本発明において、赤道面O に
対するベルト層4 のコ−ドの傾斜角度は、10〜30°
の範囲であり、図2に示す実施例の場合、保護層S を含
めベルト層の内、外層群41、42の総てを21°とし、且
つプライ411 〜422 、S1、S2の各層相互間においてコ−
ドが異方向に交差する構造をとっている。なお、用途に
よっては、内層群と外層群の近接プライ間等、特定プラ
イ間だけで異方向にコ−ドを交差させ、同一層群内では
同一方向にコ−ドを配列する構造とすることもできる。
【0014】ベルト層の内層群41、並びに外層群42内の
プライの枚数はタイヤサイズ、用途等によって夫々3
枚、またはそれ以上にしたり、保護層S とベルト層4 と
の全体厚みによって変わる、曲げ変形を受けたときのテ
ンションサイドに含まれるプライの枚数によって、例え
ば内層群に3枚、外層群に2枚のプライを当て、内層群
を構成するプライの少なくとも1枚に撚り角度αが6.
0°以下の複撚りコ−ドを適用することができる。この
複撚りコ−ドの使用は、内層群のうちでも最も激しく曲
げ変形を受ける最内側プライ411 のみに使用したり、ま
た2番目のプライに使用したり、内層群41のプライ総て
は勿論、外層群の各プライ421 、422 の総てに亙って使
用することもまた可能である。
【0015】
【効果】本発明に成るタイヤの効果を確かめるべく、オ
フザロ−ドタイヤ37.00R57サイズを用い、ベルト構造を
本発明の範囲内で種々変えて5つの異なるタイヤ(実施
例1 〜5 )と比較タイヤとの間で、露天掘り鉱山におけ
る実地試験を行い、摩耗寿命終了後ベルト層のコ−ド切
れ評価を行った。タイヤ試作に当たってカ−カスを7 ×
(3+9+15)×0.175+1 スチ−ルコ−ドのラジアルプライ1
枚、ベルト層のプライ枚数、およびそれらの積層関係に
つき、図2に示す構造を共通して適用した。
【0016】ベルト層の内層群、並びに外層群に対し使
用したコ−ドの詳細と、内、外層群における使用関係に
ついては、表1、および表2に夫々示す。なお、保護層
S1、S2には3 ×7 ×0.23スチ−ルコ−ドを総てのタイヤ
に共通して用い、赤道面に対するコ−ドの傾斜角度は、
保護層を含め総て21°とし、且つ、各プライ相互間で
異方向に交差する構造を、同様に共通して適用した。
【表1】
【表2】
【0017】表2に示すように、撚り角度αが12.6
°の複撚りコ−ドを、ベルト層の内、外層群の全プライ
に使用した比較タイヤは、プライ411 を中心にコ−ド切
れが多発した。これに対し、内層群のプライ411 、412
両方に撚り角度α6.0°以下のコ−ドを使用したもの
は、角度如何によらずコ−ド切れが全くみられず、また
内層群の各プライのうち何れか一方に上記撚り角度が低
いコ−ドを使用したタイヤについては、僅かにコ−ド切
れが散見される程度であった。このようにベルト層の内
層群に撚り角度が6.0°以下の複撚りコ−ドを使用す
ることによって、ベルト層の曲げ変形に起因するコ−ド
切れを有利に低減することができるのである。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a radial tire for heavy loads, and more particularly to an off-the-road radial tire having excellent durability of a belt layer.
It relates to radial tires. 2. Description of the Related Art An off-the-road radial tire whose mission is to work on a site where foreign matters such as crushed stones and large and small ores are scattered, especially a heavy load radial tire, is a steel reinforcement core.
It is known to have a reinforced structure in which a steel cord-ply ply, usually composed of four or more belt layers, is placed between the radial arcus and the thick tread. By increasing the number of belt plies or optimizing the inclination angle of the cords of the belt plies,
Measures have been taken against input to the belt layer received through the tread. [0003] The input received through the tread and its mitigation will be further described. When the tire travels on a work site or a rough road where the foreign matter is scattered, the tire steps on a relatively blunt projection. In this case, the belt layer is greatly bent,
The cord often breaks due to high tension on the radially inner ply. The breaking failure of this inner ply code is
If the number of plies of the belt layer is increased in consideration of the damage caused by the cut caused by the sharp projections, the thickness of the belt layer increases accordingly, and the tension of the inner ply at the time of bending deformation increases. And lead to increased costs. On the other hand, for the same purpose, raising the inclination angle of the belt ply code with respect to the equatorial plane is effective,
The circumferential stiffness is reduced, which leads to a diameter growth due to the internal pressure of the filling and a corresponding reduction in wear resistance. [0004] It is an object of the present invention to provide a heavy duty radial tire having a belt layer that solves the above-mentioned problems. According to the present invention, a crown portion of a carcass extending in a toroidal shape is provided with a belt layer comprising at least four layers of steel-code inclined arrangement plies, wherein the belt layer comprises Is divided into an inner layer group located on the radially inner side and an outer layer group located on the outer side in the same direction, the tire has a code in which the codes intersect in at least different directions between at least the adjacent plies of both groups. The cord of at least one belt ply in the inner layer group is 6.0 ° with respect to the axis of the cord.
A heavy-duty pneumatic radial tire having a multiple twist structure having the following strand twist angles. In a relatively small tire in which a relatively thin layer twist or a single twist cord in which a plurality of steel filaments are bundled and twisted is used, the number of plies of the belt layer is limited to some extent. Even if the number increases, there is almost no problem that the ply code of the inner layer group is cut. In the case of a heavy-duty tire such as an off-the-road tire, a multi-strand core is obtained by thickening a strand in which a large number of steel filaments are twisted according to the tire size and further twisting a plurality of strands.
Must be used, but in this case the specific problems described above arise. In the tire of the present invention, as described above, at least one reinforcing code of the inner layer group consisting of a plurality of plies of steel code is attached to the belt layer by the axial line of the code. Has a multiple twist structure having a strand twist angle of 6.0 ° or less. Thereby, even when the belt layer is bent so as to wrap around the dull protrusion at the work site or rough road running, the cord is crushed in the bending direction, and the tension of the strand outside the bending direction is reduced. The tension load on the steel filaments constituting the strand is reduced. Therefore, the code is hardly broken. FIG. 4 shows, in order to confirm this, a simulation of the relationship of the cord breaking strength of a multi-twisted steel cord when a bending element is added due to the difference in the strand twist angle.
This is the result of an experiment performed using a steel code having a 7 × (3 + 9) +1 structure. In the figure, the abscissa indicates the twist angle of the strand with respect to the axis of the cord, and the ordinate indicates the strength when bending and pulling the cord against the uniaxial tension.
The bending tensile strength is obtained by measuring the tensile strength of a cord through three rollers under an Ω shape. According to FIG. 4, the strength of the cord with the bending element changes abruptly at the twist angle α of the strand of 6.0 °.
In the range of 6.0 ° or less, it can be seen that even when a bending element is added, the reduction ratio of the bending tensile strength to the uniaxial tensile strength is extremely small. In this experiment, when the breaking condition of the cord was observed, as the twist angle α became smaller than 6.0 °, the cord was flattened while its cross section was gradually broken while maintaining the original circular shape. The entire filament as a cord constitutional unit is united to bear the strength, and is directed to the direction in which the tension becomes uniform, so that a breaking strength close to uniaxial tension can be obtained, while the twist angle α is 6 As the angle exceeded 0.0 °, the portion subjected to bending deformation could not withstand the tension from the filament of the strand located outside the bending while maintaining the circular cross section of the cord, and tended to break sequentially. As a result, it was found that the code strength was reduced. In the present invention, the multi-strand cord having a strand twist angle of 6.0 ° or less, when the tire is stepped on a protrusion when the belt layer is viewed in a circumferential section, the neutral axis is a boundary. It is preferable that the innermost layer of the inner layer group be applied mainly to the innermost ply in the radial direction and the innermost layer of the inner layer group. Further, as long as the purpose is not impaired, the above-mentioned multiply twisted cord can be applied to all plies of the belt layer including the outer layer group. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The present invention will be described below with reference to the drawings. 1 is a partial sectional view of a tire showing the present invention, FIG. 2 is an enlarged partial sectional view of a belt layer in FIG. 1, and FIG. 3 is a perspective view showing a main part of a belt layer reinforcing code in the present invention. . In FIG. 1, a tire 1 has a carcass extending in a toroidal shape.
2 and a non-extensible belt layer 4 overlying the crown 3 of the carcass. The end of the carcass 2 is wound up around the bead ring 5 to a substantially central position of the side wall 6 by a conventional method to form a winding end 2 ' . In FIG. 1 (similarly in FIG. 2), the equatorial plane O
Although the right half is omitted, the tire 1 is symmetric with respect to the equatorial plane O. The belt layer 4 extends in a cylindrical shape with a width equal to or slightly smaller than that of the tread 7 that is located radially outward and engages with the road surface. As shown in FIG. 2, the belt layer in the present invention
4 is at least four steel cord plies (4 11 to
4 consists 22), all of this such configuration the inner layer group 4 1 located radially inward in response to flexural deformation, the outer layer group 4 2 corresponds to the cut resistance located in the same direction outward I do. The plurality of at least one inclined arrangement co of plies contained in the inner layer group 4 1 - per de 8, co 3 -
The twisting angle α of the strand 9 (hereinafter simply referred to as the twisting angle) with respect to the axis J of the rod is 6.0 ° or less. The reference line K representing the twist angle is the axis of the strand. In the embodiment shown in FIG.
The inner layer group 4 1 as twist angle α is 6.0 ° co - using two plies 4 11 and 4 12 having an array of de 8 was set to twist angle 12.6 ° to the outer layer group 4 2-ply 4 21, the structure of 4 22. In FIG. 2, a layer denoted by a reference numeral S superimposed on the outer side in the radial direction of the belt layer 4 is a special layer for protecting the outer layer groups 4 1 and 4 2 of the belt layers from invasion of water or the like through an injury of the tread 7. -Two plies S 1 in which the records are similarly tilted
A protective layer made of S 2. In the present invention, the inclination angle of the cord of the belt layer 4 with respect to the equatorial plane O is 10 to 30 °.
By weight, the case of the embodiment shown in FIG. 2, of the protective layer including S belt layer, all of the outer layer group 4 1, 4 2 and 21 °, and ply 4 11 to 4 22, S 1, Koh between each mutually S 2 -
It has a structure in which the nodes cross in different directions. Depending on the application, the code may cross in different directions only between specific plies, such as between adjacent plies in the inner layer group and the outer layer group, and the code may be arranged in the same direction in the same layer group. You can also. [0014] inner group 4 1 of the belt layer, as well as the number of plies of the outer layer group 4 in 2 respectively 3 by the tire size, use and the like
Depending on the number of plies included in the tension side when subjected to bending deformation, depending on the total thickness of the protective layer S and the belt layer 4 depending on the total thickness of the protective layer S and the belt layer 4, for example, three for the inner layer group and two for the outer layer group 5. Twist angle α is applied to at least one of the plies constituting the inner layer group.
A multi-strand code of 0 ° or less can be applied. The multi-twisted co - use of soil, or used only in the innermost ply 4 11 receiving the most vigorous bending deformation Among inner group, also or used for the second ply, the inner layer group 4 1 ply all of course, it is also possible to use across all of each ply 4 21, 4 22 of the outer layer group. In order to confirm the effects of the tire according to the present invention, five different tires (Examples 1 to 5) were used by using an off-the-road tire 37.00R57 size and changing the belt structure variously within the scope of the present invention. A field test was conducted in an open pit mine with a comparative tire, and after the end of the wear life, the cord breakage of the belt layer was evaluated. 7 × carcass for tire prototype
(3 + 9 + 15) × 0.175 + 1 steel code radial ply 1
The structure shown in FIG. 2 was commonly applied to the number of sheets, the number of plies of the belt layer, and their lamination relationship. Tables 1 and 2 show the details of the codes used for the inner layer group and the outer layer group of the belt layer and the relationship of use in the inner and outer layer groups, respectively. In addition, the protective layer
For S 1 and S 2 , a 3 × 7 × 0.23 steel code is commonly used for all tires, and the inclination angle of the code with respect to the equatorial plane is as follows:
The structure including the protective layer at a total angle of 21 ° and intersecting in different directions between the plies was similarly applied in common. [Table 1] [Table 2] As shown in Table 2, the twist angle α is 12.6.
The de, of the belt layer, compared tires used for all plies of the outer layer group, mainly ply 4 11 co - - ° multi-twisted U-de breakage occurred frequently. In contrast, plies 4 11 and 4 12 of the inner group
In the case of using a cord having a twist angle of α6.0 ° or less for both, no cord breakage is observed regardless of the angle, and the twist angle is set to one of the plies of the inner layer group. For tires using low codes, slight code breaks were observed. By using a multi-twisted cord having a twist angle of 6.0 ° or less for the inner layer group of the belt layer, it is possible to advantageously reduce breakage of the cord due to bending deformation of the belt layer. is there.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示すタイヤの部分断面図。
【図2】図1におけるベルト層の拡大部分断面図。
【図3】本発明におけるベルト層補強コ−ドの斜視図。
【図4】複撚りコ−ドの、ストランド撚り角度に対する
引っ張り強力関係図。
【符号の説明】
1 タイヤ
2 カ−カス
3 クラウン部
4 ベルト層
41 内層群
42 外層群
8 コ−ド
9 ストランド
J コ−ドの軸線BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a partial sectional view of a tire showing the present invention. FIG. 2 is an enlarged partial sectional view of a belt layer in FIG. FIG. 3 is a perspective view of a belt layer reinforcing code according to the present invention. FIG. 4 is a graph showing the relationship between the twisting angle and the tensile strength of a multi-strand cord. [Description of Signs] 1 Tire 2 Carcass 3 Crown section 4 Belt layer 4 1 Inner layer group 4 2 Outer layer group 8 Code 9 Strand J Code axis
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 9/00 B60C 9/08 B60C 9/18 B60C 9/20 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) B60C 9/00 B60C 9/08 B60C 9/18 B60C 9/20
Claims (1)
部に、スチ−ルコ−ド傾斜配列プライの少なくとも4層
から成るベルト層を備え、該ベルト層が径方向内側に位
置する内層群と同方向外側に位置する外層群に2分した
とき、少なくとも両群の近接プライ相互間でコ−ドが異
方向に交差したタイヤにして、上記ベルト層の内層群に
おける少なくとも1枚のベルトプライのコ−ドが、該コ
−ドの軸線に対し6.0°以下のストランド撚り角度を
有する複撚り構造に成ることを特徴とする重荷重用空気
入りラジアルタイヤ。(1) A crown portion of a carcass extending in a toroidal shape is provided with a belt layer composed of at least four layers of steel code inclined arrangement plies, and the belt layer has a diameter of at least four. When the tire is divided into two parts, an inner layer group located on the inner side in the direction and an outer layer group located on the outer side in the same direction. 3. The pneumatic radial tire for heavy loads according to claim 1, wherein the cord of at least one belt ply has a multiple twist structure having a strand twist angle of 6.0 ° or less with respect to the axis of the cord.
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