JP3494619B2 - 逆順バイト列循環シフト装置及びそのプログラム記録媒体 - Google Patents

逆順バイト列循環シフト装置及びそのプログラム記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば主に暗号
技術、特に共通鍵ブロック暗号に用いられ、バイト列を
プロセッサのendian(データの並び順)と逆のendianで
解釈して循環シフトさせる装置及びプログラム記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データを秘匿するためには暗号化技術が
有効である。暗号化の方法は共通鍵暗号と公開鍵暗号が
ある。共通鍵暗号では、暗号作成側と暗号復号側で同一
の鍵を用い、この鍵は秘密に管理されている。一方、公
開鍵暗号では暗号文作成の鍵と暗号文復号の鍵は異なっ
ており、暗号文作成のための鍵は公開しても、復号のた
めの鍵は現実的な時間内に求まらないと広く信じられて
いる。処理速度の観点からは共通鍵暗号の方が有利であ
る。
【0003】高速かつ安全な共通鍵暗号を構成するため
に、暗号化対象のデータを適当な長さのブロックに分割
し、そのブロック毎に暗号化する方法をブロック暗号と
呼ぶ。この様な暗号方式として代表的なDES暗号の構
成は、例えば「Bruce Schneier:“Applied Cryptograph
y”,2nd Edition, pp.270-277, John Wiley & Sons,In
c., 1996」に示されている。暗号をソフトウェアで実装
する際に、仕様記述に用いられているendianと実装環境
のendianの違いは大きな問題となる。幸いにしてDES
暗号の場合はビット毎の演算を基本に設計されているの
で、仕様通り実装する場合は実装する環境のendianの違
いによって、暗号化に必要となる命令数の違いはない。
しかしながら、多くの暗号は仕様で規定されているendi
anが本質的に問題となる構造を持っていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】仕様で規定されている
endianと異なるendianのプロセッサで実装する場合は、
endian変換処理が必要となり、必要となる命令数が増加
する。例えばメモリ内の4バイト列データが図10Aに
示すようにa0,b1,c2,d3であるが、これをメ
モリから読出してレジスタに格納すると、図10Cに示
すように、d3,c2,b1,a0となり、バイト配列
が逆となるプロセッサがある。このようにendianが逆と
なる現象が生じることがあるが、メモリ内のバイト列デ
ータを、図10Bに示すように例えば1ビット左循環シ
フトしたバイト列データ0b,1c,2d,3aを得る
には、従来においてはレジスタ内のデータ配列d3,c
2,b1,a0を、マスクしてデータを分離し、シフト
した後、合成するなどの処理を何回も行ってメモリ内の
データ配列a0,b1,c2,d3と同順に変換後、そ
のデータを1ビット左循環シフトし、そのシフトしたデ
ータを同様に何回もの処理を行って、メモリに書込んだ
時に、データ配列が図10Bに示す0b,1c,2d,
3aになるように図10Dに示すデータ配列3a,2
d,1c,0bに変換していた。このようにendian変換
処理に多くの命令を必要とした。
【0005】 この発明は、仕様と異なるendianでendi
an変換を行なうことなく、循環シフトを行なうこと、つ
まりメモリやレジスタ等のendianを逆順に解釈して循環
シフトを行なうことを可能とするバイト列循環装置及
そのプログラム記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】仕様及びプロセッサの1
バイトがbビット、1ワードがwバイトとする。ここ
で、1ワードのデータSをプロセッサのendianと逆のen
dianで解釈して、この発明では例えばbx+y(0≦y
<b)ビット左循環シフトを ((S∩L)Rotbx-y)+((S∩H)Rot(x+2)b-y) (1) を演算することにより求める。但し、記号は以下の通り
定義する。
【0007】ρ=Σi=0 w-1bi 図10Eに示すように
各バイトごとに下位1ビット目に論理“1”が立つwバ
イトのデータ q=Σi=0 b-y-1i 図10Fに示すように1バイト中
の下位b−yビットが論理“1”のデータ L=ρq 図10Gに示すように各バイトごとに下位
b−yビット(循環シフト方向からb−yビット数)だ
けが論理“1”のwバイトのデータ H:Lのビット反転 Roti :iビット右循環シフト(i<0の場合は−i
ビット左循環シフトと解釈) >>i :iビット論理右シフト(i<0の場合は−iビッ
ト左シフトと解釈) ∩:ビット毎の論理積 つまり式(1)の第1項は例えば図10Cに示すデータ
Sと図10Gに示すデータLとの論理積を求め、その結
果をbx−yビットだけ右循環シフトして求め、式
(1)の第2項は図10Cに示すデータSと図10Gに
示すデータLのビット反転したデータHとの論理積を求
め、その結果を(x+2)b−yビット右循環シフトし
て求めればよい。
【0008】図10C,Dに示す例ではw=4,x=0
の場合であり、従って式(1)の第1項は(S∩L)R
ot-y、つまり(S∩L)>>-yとなり、図10C中の各
バイト中のデータ3,2,1,0を図10Dに示すよう
にyビットだけ左にシフトさせ、式(1)の第2項はS
∩H、つまり、図10C中のデータd,c,b,aを図
10Dに示すように2b−yビット右循環シフトさせ
る。このように簡単な処理で図10Dに示すデータ配列
が得られ、このデータをメモリに書込むと、図10Bに
示すように、図10Aに示すデータをbx+yだけ左循
環シフトしたデータとなる。
【0009】データSをbx+yビット右循環シフトさ
せる場合は、q=Σi=y b-1i として式(1)を演算
し、シフト方向を逆にすればよい。なおこのときのqの
データは図10Hに示すように、1バイト中の上位b−
yビット(循環シフト方向からb−yビット数)だけが
論理“1”のデータとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】式(1)を計算するこの発明の装
置を用いて説明する。シフト量bx+yは可変でも式
(1)は正しく動作するが、従来行っていたendian変換
をして循環シフトをして、またendian変換をして、元に
戻すよりbx+yを可変にした場合は一般的には効率が
悪いので以下ではシフト量bx+yは装置固定とする。
従って、式(1)中のマスク値L,H、及びシフト量b
x−y,(x+2)b−yも固定値となることに注意さ
れたい。第1の実施例 図1にこの発明装置の第1の実施例を示す。この実施例
ではbx+yビット左循環シフトする場合を例とする。
記憶部11にはbx−y,(x+2)b−y,L,Hが
格納されてあり、入力されたデータSは論理積演算部1
2,13でそれぞれSとLまたSとHの論理積が演算さ
れ、これら演算結果t1 ,t2 はそれぞれ循環シフト部
14,15に入力され、t1 はbx−yビット右循環シ
フトし、またt2 は(x+2)b−yビット右循環シフ
トされる。これら循環シフト部14,15の各循環シフ
ト結果t3 とt4 は和演算部16で和演算がなされ、そ
の演算結果t5 がこの装置の出力とされる。なお和演算
部16はt3 とt4 の加算、論理和、排他的論理和の何
れでもよい。以下和演算はこのことを意味する。以上の
各部を動作させるための制御、その動作に必要なデータ
を記憶部11から読出す処理などは制御部17により行
われる。
【0011】なお、記憶部11にHを記憶しておくこと
なく、破線で示すように、反転部18によりLをビット
反転して論理積部13へ供給してもよい。逆にLを記憶
しておくことなくHをビット反転して論理積部12へ供
給してもよい。論理積部12,13の一方を省略して、
S∩LとS∩Hの一方を行った後、他方を行ってもよ
い。循環シフト部14,15も同様に一方を省略して、
順次t3 ,t4 を得るようにしてもよい。
【0012】この装置をコンピュータによりプログラム
を実行させて機能させることもできる。例えば図2に示
すように、入出力部21、bx−y,(x+2)b−
y,L,Hが格納された記憶部11、この発明による逆
順バイト列循環シフトプログラムが格納されたメモリ2
3、プロセッサ24はバス25に接続されている。逆順
バイト列循環シフトプログラムはCD−ROM、磁気デ
ィスクなどの記録媒体からメモリ23に予めインストー
ルされてある。
【0013】この装置は図3に示す手順に従って動作す
る。 Step1:入出力部21に入力された左循環シフトす
べきデータSが入力されると記憶部11に格納する。 Step2:記憶部11からSとLを取出し、これらの
論理積を演算し、その結果t1 ←S∩Lを記憶部11に
格納する。 Step3:記憶部11からSとHを取出し、これらの
論理積を演算し、その結果t2 ←S∩Hを記憶部11に
格納する。
【0014】Step4:記憶部11からt1 とbx−
yを取出し、t1 をbx−y右循環シフトし、その結果
3 ←t1 Rotbx-yを記憶部11に格納する。 Step5:記憶部11からt2 と(x+2)b−yを
取出し、t2 を(x+2)b−y右循環シフトし、その
結果t4 ←t2 Rot(x+2)b-yを得、記憶部11に格納
する。 Step6:記憶部11からt3 ,t4 を取出し、これ
らを和演算する。
【0015】Step7:その和演算の結果t5 ←t3
+t4 を入出力部21より外部へ出力する。 なお、上記実施例において、Step2、3の順序、S
tep4、5の順序はそれぞれどちらを先に行ってもよ
い。また、プロセッサ24によってはStep2、4
と、Step3、5を並列実行してもよい。更にプロセ
ッサ24によってはSとLを入力して、S∩Hを一命令
で演算できるものがあり、それを利用する場合は、記憶
部11にHを記憶する必要はない。またよく知られてい
るように、循環シフトはシフトと論理和などの組合せに
より実現できることに注意されたい。
【0016】 (u∩v)Rotz =uRotz ∩vRotz が成立する。従ってこの関係を用いて、式(1)におい
てシフト循環を先に行った後、論理積を演算してもよ
い。この場合の装置機能構成例を図4に示す。この場合
は記憶部11にL,Hの代りに、Lをbx−yビット右
循環シフトした値d 1 ←LRotbx-yと、Hを(x+
2)b−yビット右循環シフトした値d2 ←HRot
(x+2)b-yを格納しておく。またこの場合に装置をコンピ
ュータにより処理させる場合の手順の例を図5に示す。
【0017】データSが入力されると(Step1)、
先ず循環シフト部14,15でそれぞれSをbx−yビ
ット右循環シフト、(x+2)b−yビット右循環シフ
トし、t1 ←SRotbx-y,t2 ←SRot(x+2)b-y
求める(Step2、3)。次にこれら循環シフト結果
1 ,t2 と記憶部11内のd1 ,d2 との論理積を論
理積部12,13で演算し、演算結果t3 ←t1
1 ,t4 ←t2 ∩d2を得る(Step4、5)。
【0018】これら論理積の結果t3 とt4 を和演算部
16で和演算t3 +t4 を行い、その演算結果t5 を外
部に出力する(Step6、7)。この場合もStep
2、3の順、Step4、5の順はどちらを先に行って
もよく、またそれぞれを並列演算してもよい。第2の実施例 シフト量bx+yについて、x=0の場合、式(1)は
次のように書き換えられる。
【0019】 ((S∩L)Rot-y)+((S∩H)Rot2b-y) この式の第1項目は(S∩L)をyビットだけ左循環シ
フトすることになる。図10GからわかるようにLは各
バイトの上位yビットは論理“0”であり、従ってS∩
Lもその各バイトの上位yビットは論理“0”であるか
ら、−yビット右循環シフトは、ただのyビット左シフ
トで実現できる。つまり、 ((S∩L)>>-y)+((S∩H)Rot2b-y) を計算すればよい。循環シフトの効率が単なるシフトよ
り悪いプロセッサの場合には、この方法は有効である。
【0020】この場合は図1中のシフト循環部14が図
6Aに示すようにt1 をyビット左シフトさせるシフト
部14′となり、シフト循環部15の循環シフトのビッ
ト数が2b−yとなり、また図3中のStep4が図7
に示すようにt3←t1 >>-yとなり、Step5がt4
←t2 Rot2b-yとなる。同様に図4中の循環シフト部
14が図6Bに示すようにSをyビット左シフトさせて
シフト部14′となり、シフト循環部15の循環シフト
のビット数が2b−yとなり、また図5中のStep2
が図8に示すようにt1 ←S>>-yとなり、Step3が
2 ←SRot 2b-yとなる。
【0021】また、y=1の場合は、>>-1の計算をすれ
ばよく、この計算は、シフト処理を行う代わりに、加算
処理を用いて t3 ←t1 +t1 またはt←S+S と求めてもよい。つまり図6A,Bの代りに加算部1
4″を用いてt1 +t1 (又はS+S)を計算してもよ
く、図7中のStep4の処理をt3 ←t1 +t1とし
てもよく、図8中のStep2をt1 ←S+Sとしても
よい。プロセッサによってはシフト処理よりも加算処理
の方が効率よく実行できる場合があり、その場合は全体
としての演算処理を効率的に行える。第3の実施例 シフト量bx+yについて、y=0の場合、qを求める
式から図10Fには1バイト中の各ビットが論理“1”
となり、従ってLの全てのビットは1かつH=0である
から、式(1)は次のように書き換えられる。
【0022】SRotbx 従って、左循環シフトは図9に示すようにシフト方向を
逆にするだけで実現できる。この装置は以下の通り動作
する。 Step1:入出力部から循環シフトすべきデータSが
入力されると、 Step2:循環シフト部14を使いSをbxだけ右循
環シフトしてt←SRotbxを得る。
【0023】Step3:入出力部からtを外部へ出力
する。 また、このy=0の場合はシフト方向を逆にするだけで
実現できているので、xが固定されていなくても高速に
計算可能である。つまりxを記憶部11に記憶しておく
ことなく、外部から所望の値のxを入力してもよい。先
に述べたようにSをbx+yビット右循環シフトさせる
場合はqの値をΣi= y b-1i とすれば、その他の処理は
前記各実施例において循環シフト方向、シフト方向を逆
にして同様に行えばよい。また前述した左循環シフトを
利用してbx’+y’ビット右循環シフトを行うにはb
w−(bx’+y’)=b(w−x’+1)+(b−
y’)より、先の実施例においてx=w−x’+1と
し、y=b−y’とし処理してもよい。
【0024】なおこの発明はメモリのendianとレジスタ
のendianとが異なる場合に限らず、要は仕様記述に用い
られているendianと実装環境のendianに違いがある場合
に、バイトごと配列が逆とされたデータを循環シフトす
る場合に適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、en
dian変換をせずに循環シフトが簡単に計算でき、高速に
処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の機能構成例を示す
図。
【図2】この発明装置をコンピュータにより構成する場
合の例を示す図。
【図3】図1に示した装置の処理手順の例を示す流れ
図。
【図4】この発明の第1の実施例の他の機能構成例を示
す図。
【図5】図4に示した装置の処理手順の例を示す流れ
図。
【図6】この発明の第2の実施例の第1の実施例との異
なる部分の一部を示す図。
【図7】この発明の第2の実施例の処理手順の例を示す
流れ図。
【図8】この発明の第2の実施例の処理手順の他の例を
示す流れ図。
【図9】この発明の第3の実施例の機能構成例を示す
図。
【図10】A,Bはメモリ上のデータ配列例を、C,D
はレジスタ上のデータ配列例を、E〜Gはそれぞれρ,
q,Lの各データ例を、Hは右循環シフトにおけるqの
データ例をそれぞれ示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 神田雅透,盛合志帆,青木和麻呂,植 田広樹,大久保美也子,高嶋洋一,太田 和夫,松本勉,“128ビットブロック暗 号E2の提案”,電子情報通信学会技術 研究報告(ISEC98−10〜19),日 本,社団法人電子情報通信学会,1998年 7月30日,Vol.98,No.227, p.13−24

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリからデータを読出してシフトレジ
    スタに格納すると、データのバイト配列が逆となる装置
    に設けられ、1バイトがbビット、1ワードがwバイト
    で、バイトごとの配列が逆とされた1ワードデータSが
    入力されて、bx+y(0≦y<b)ビット循環シフト
    する装置であって、 bx−y,(x+2)b−y,L(各バイトごとに上記
    循環シフト方向からb−yビット数だけ論理“1”をも
    つ1ワードのデータ)とその反転データHが格納された
    記憶手段と、 SとL、Hが入力されてSとLの論理積を演算してt1
    を出力し、SとHの論理積を演算してt2 を出力する論
    理積手段と、 t1 とbx−yが入力されてt1 をbx−yだけ、上記
    循環シフト方向と逆方向に循環シフトしてt3 を出力
    し、t2 と(x+2)b−yが入力されて、t2 を(x
    +2)b−yだけ、上記逆方向に循環シフトしてt4
    出力する循環シフト手段と、 t3 とt4 が入力され、これらの和を演算してその演算
    結果を装置より出力する和演算手段とよりなることを特
    徴とする逆順バイト列循環シフト装置。
  2. 【請求項2】 メモリからデータを読出してシフトレジ
    スタに格納すると、データのバイト配列が逆となる装置
    に設けられ、1バイトがbビット、1ワードがwバイト
    で、バイトごとの配列が逆とされた1ワードデータSが
    入力されて、bx+y(0≦y<b)ビット循環シフト
    する装置であって、 bx−y,(x+2)b−y,L(各バイトごとに上記
    循環シフト方向からb−yビット数だけ論理“1”をも
    つ1ワードのデータ)を上記ビット循環シフトと逆方向
    にbx−yビット循環シフトしたデータd1 、Lをビッ
    ト反転したデータを上記逆方向に(x+2)b−yビッ
    ト循環シフトしたデータd2 が格納された記憶手段と、 Sとbx−yが入力されてSをbx−yだけ、上記逆方
    向に循環シフトしてt1 を出力し、Sと(x+2)b−
    yが入力されて、t2 を(x+2)b−yだけ、上記逆
    方向に循環シフトしてt3 を出力する循環シフト手段
    と、 t1 とd1 が入力されてt1 とd1 の論理積を演算して
    3 を出力し、t2 とd2 が入力されて、t2 とd2
    論理積を演算してt4 を出力する論理積手段と、 t3 とt4 が入力され、これらの和を演算してその演算
    結果を装置より出力する和演算手段とよりなることを特
    徴とする逆順バイト列循環シフト装置。
  3. 【請求項3】 メモリからデータを読出してシフトレジ
    スタに格納すると、データのバイト配列が逆となる装置
    に設けられ、1バイトがbビット、1ワードがwバイト
    で、バイトごとの配列が逆とされた1ワードデータSが
    入力されて、bx+y(0≦y<b)ビット循環シフト
    する装置であって、 bx−y,(x+2)b−y,L(各バイトごとに上記
    循環シフト方向からb−yビット数だけ論理“1”をも
    つ1ワードのデータ)が格納された記憶手段と、 SとLが入力されてSとLの論理積を演算してt1 を出
    力し、SとLの反転との論理積を演算してt2 を出力す
    る論理積手段と、 t1 とbx−yが入力されてt1 をbx−yだけ、上記
    循環シフト方向と逆方向に循環シフトしてt3 を出力
    し、t2 と(x+2)b−yが入力されて、t2 を(x
    +2)b−yだけ、上記逆方向に循環シフトしてt4
    出力する循環シフト手段と、 t3 とt4 が入力され、これらの和を演算してその演算
    結果を装置より出力する和演算手段とよりなることを特
    徴とする逆順バイト列循環シフト装置。
  4. 【請求項4】 x=0であって、上記bx−yビット逆
    方向循環シフト手段は上記ビット循環シフト方向と同一
    方向にyビットシフトする手段であることを特徴とする
    請求項1乃至3の何れかに記載の逆順バイト列循環シフ
    ト装置。
  5. 【請求項5】 y=1であって、 上記yビットシフト手段は、そのシフト対象データを2
    つ加算してyビットシフト結果を得る手段であることを
    特徴とする請求項4記載のバイト列循環シフト装置。
  6. 【請求項6】 メモリからデータを読出してシフトレジ
    スタに格納すると、データのバイト配列が逆となる装置
    に設けられ、1バイトがbビット、1ワードがwバイト
    で、バイトごとの配列が逆とされた1ワードデータSが
    入力されてxビット循環シフトする装置であって、Sとxが入力され、 Sをbxだけ、上記ビット循環シフ
    ト方向と逆方向に循環シフトし、そのシフト結果を出力
    する循環シフト手段を備えることを特徴とする逆順バイ
    ト列循環シフト装置。
  7. 【請求項7】 請求項乃至の何れかに記載の逆順バ
    イト列循環シフト装置としてコンピュータ実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    記録媒体。
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神田雅透,盛合志帆,青木和麻呂,植田広樹,大久保美也子,高嶋洋一,太田和夫,松本勉,"128ビットブロック暗号E2の提案",電子情報通信学会技術研究報告(ISEC98−10〜19),日本,社団法人電子情報通信学会,1998年 7月30日,Vol.98,No.227,p.13−24

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