JP3494565B2 - 飲料注出装置の注出構造 - Google Patents

飲料注出装置の注出構造

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JP3494565B2
JP3494565B2 JP36266497A JP36266497A JP3494565B2 JP 3494565 B2 JP3494565 B2 JP 3494565B2 JP 36266497 A JP36266497 A JP 36266497A JP 36266497 A JP36266497 A JP 36266497A JP 3494565 B2 JP3494565 B2 JP 3494565B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は飲料注出装置の注
出構造に関し、更に詳細には、みそ等のペースト状の濃
縮原料を希釈液で溶かした飲料を注出するよう構成した
飲料注出装置の注出構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばみそ等のペースト状の濃縮原料
を、温水で溶かすと共に所定濃度に希釈して飲用に供す
る飲料注出装置が知られている。この飲料注出装置の基
本構造を一例として述べれば、保管庫に収納した濃縮原
料を充填した濃縮原料容器に接続する注出機構を備え、
該機構のポンプを駆動することにより、注出管を介して
所定量の濃縮原料を濃縮原料容器から注出ノズルに供給
するよう構成されている。また飲料注出装置には、所定
量の温水を保温貯留しておく貯留タンクが備えられてお
り、該貯留タンクが前記注出ノズルに接続されている。
すなわち、濃縮原料容器中の濃縮原料をポンプを介して
注出ノズルに所定量だけ供給すると共に、該ノズルに所
定量の温水を供給することにより、濃縮原料は温水に溶
かされて所定濃度に希釈され、この得られた飲料が注出
ノズルの下方にセットしたお椀等の受容器に注出されて
飲用に供される。
【0003】前述した飲料注出装置の注出構造では、濃
縮原料を注出ノズルへ供給するための注出管が円筒状で
あるため、該注出管から注出ノズルへ供給される濃縮原
料は略円柱状で吐出されることになる。すなわちペース
ト状の濃縮原料自体は溶解性が高いものの、その全体の
厚みが大きいために、注出ノズル内において温水で完全
に溶けないまま受容器に落下することになる。また受容
器に注出された溶け残りの濃縮原料は、注出ノズルから
注出される温水の注出力によりある程度撹拌されて溶解
するものの、この溶け残った濃縮原料の量が多い場合に
は、受容器内においても依然として完全に溶けきること
が期待できない。このため溶け残りの濃縮原料が混入し
た飲料が提供され、喫飲者に不快感を与えてしまうと云
った問題が生じる。
【0004】そこでこの問題を解決する手段として、本
願出願人により「飲料注出装置の注出機構」として提案が
なされ、特許出願されている。すなわちこの注出機構
は、図18に示すように、原料パック16に接続される
連結管22と、該連結管22の他端部に吸込用ジョイン
ト32を介して接続されるポンプ34と、該ポンプ34
に接続した吐出用ジョイント36および該ジョイント3
6の開放端部に取付けられた注出ノズル24とから主に
構成されており、これらの各部材によって濃縮原料の注
出経路が形成されている。吐出用ジョイント36の内部
中央部には、図に示す如く、注出経路を形成する原料注
出管52が所要長さで設けられており、その下端部に開
閉弁56が配設されている。この開閉弁56は、図19
に示す如く、原料注出管52に密封的に外挿される装着
部56aと、この装着部56aの下端に連設された弁部
56bとから構成されたものであって、該弁部56b
は、それ自体の弾力作用下において常には閉成状態を保
持し、濃縮原料が不用意に吐出されないよう設定されて
いる。そして前記ポンプ34を駆動して原料パック16
から濃縮原料を注出した際には、該濃縮原料の給送圧に
よって開閉弁56の弁部56bが扁平状に開口し、この
開口した部分から濃縮原料を厚みの薄い扁平状態で吐出
して注出ノズル24に供給するよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記開閉弁56によれ
ば、濃縮原料が注出ノズル24に向けて扁平状に供給さ
れるため、吐出用ジョイント36に供給される温水によ
って該濃縮原料は殆ど溶解すると共に、僅かに溶け残っ
た濃縮原料も受容器中に供給された際に温水によって短
時間で完全に溶解させることができる。この開閉弁56
自体は、濃縮原料の給送圧によってその弁部56bを開
口させる必要があるため、その材質としては、ゴム等の
弾力性を有する材質が好適に使用されている。このため
長期間の使用においては、開閉弁56が経時的に劣化し
て亀裂が生じ易くなると共に、この亀裂を介して濃縮原
料が前記注出経路から漏出することで、特に原料注出管
52の周辺が汚損されて不衛生になり易いと云った問題
点がある。
【0006】また開閉弁56は、原料注出管52から外
して定期的に洗浄がなされるが、この取外し作業の際に
は、原料注出管52に対して密封的に外挿された前記装
着部56aを把持して行なうのが理想的である。しかし
ながら、実際には作業を簡単にするために、装着部56
aの先端部に延在する前記弁部56bを把持して取り外
すことが多く、これを取外し作業の度に繰り返し行なう
ことによって、前述した経時的な劣化と相俟って更に亀
裂の発生を招来すると共に、この亀裂部分から破損する
ケースが多くなると云った危惧が指摘される。更に、洗
浄後の開閉弁56を原料注出管52に装着する場合に
は、装着部56aを該原料注出管52に対して完全に挿
入する必要があるが、作業者によってはこの取付け作業
にバラ付きを生ずるため、これが影響して濃縮原料の吐
出量が不安定になったり、場合によっては原料注出管5
2から離脱してしまう難点もある。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、濃縮原料を薄板状に吐出させる
吐出手段を常に適正かつ確実に取付けて、該原料の吐出
量を常に一定に保つことができる飲料注出装置の注出構
造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本願の第1の発明は、濃縮
原料容器(16)に充填されているペースト状の濃縮原料
を、飲料注出装置の本体に配設される吐出用ジョイント
に接続された注出ノズルに供給すると共に、前記濃縮原
料を溶かして所定濃度に希釈する希釈液を、該吐出用ジ
ョイントに設けられた液注出口を介して前記注出ノズル
に供給し、該ノズルの部分で濃縮原料を希釈液により溶
かしつつ注出ノズルから注出するようにした飲料注出装
置において、前記注出ノズル内における液注出口より下
方に臨み、該液注出口から供給された希釈液を注出ノズ
ル内で略均一に拡散させるレデューサと、前記吐出用ジ
ョイントに形成された原料注出管の出口から流出する濃
縮原料を薄板状の形態で吐出させる長方形状の吐出孔が
形成された樹脂製の吐出手段と、前記吐出手段および前
記原料注出管に設けられ、両部材を着脱自在に取付ける
ことで、該吐出手段の吐出孔を原料注出管の出口と対応
する位置に正確に位置決めする取付手段とからなり、前
記取付手段は、前記原料注出管の外周面または前記吐出
手段の内周面に周方向に沿って凹設された溝部と、吐出
手段の内周面または原料注出管の外周面に形成されて溝
部に係脱自在な係合凸部とから構成されることを特徴と
する。前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成する
ため本願の第2の発明は、濃縮原料容器に充填されてい
るペースト状の濃縮原料を、飲料注出装置の本体に配設
される吐出用ジョイントに接続された注出ノズルに供給
すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定濃度に希釈す
る希釈液を、該吐出用ジョイントに設けられた液注出口
を介して前記注出ノズルに供給し、該ノズルの部分で濃
縮原料を希釈液により溶かしつつ注出ノズルから注出す
るようにした飲料注出装置において、前記注出ノズル内
における液注出口より下方に臨み、該液注出口から供給
された希釈液を注出ノズル内で略均一に拡散させるレデ
ューサと、前記吐出用ジョイントに形成された原料注出
管の出口から流出する濃縮原料を薄板状の形態で吐出さ
せる長方形状の吐出孔が形成された樹脂製の吐出手段
と、前記吐出手段および前記原料注出管に設けられ、両
部材を着脱自在に取付けることで、該吐出手段の吐出孔
を原料注出管の出口と対応する位置に正確に位置決めす
る取付手段とからなり、前記取付手段は、前記原料注出
管の外周面または前記吐出手段の内周面に螺設された雄
ねじと、吐出手段の内周面または原料注出管の外周面に
螺設されて雄ねじに螺合可能な雌ねじとから構成される
ことを特徴とする。前記課題を克服し、所期の目的を好
適に達成するため本願の第3の発明は、濃縮原料容器に
充填されているペースト状の濃縮原料を、飲料注出装置
の本体に配設される吐出用ジョイントに接続された注出
ノズルに供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定
濃度に希釈する希釈液を、該吐出用ジョイントに設けら
れた液注出口を介して前記注出ノズルに供給し、該ノズ
ルの部分で濃縮原料を希釈液により溶かしつつ注出ノズ
ルから注出するようにした飲料注出装置において、前記
注出ノズル内における液注出口より下方に臨み、該液注
出口から供給された希釈液を注出ノズル内で略均一に拡
散させるレデューサと、前記吐出用ジョイントに形成さ
れた原料注出管の出口から流出する濃縮原料を薄板状の
形態で吐出させる長方形状の吐出孔が形成された樹脂製
の吐出手段と、前記吐出手段および前記原料注出管に設
けられ、両部材を着脱自在に取付けることで、該吐出手
段の吐出孔を原料注出管の出口と対応する位置に正確に
位置決めする取付手段とからなり、前記取付手段は、前
記原料注出管の外周面または前記吐出手段の内周面にお
いて該注出管または吐出手段の延在方向に沿って形成さ
れ、原料注出管または吐出手段の開放端から離間するに
つれて浅くなる第1係合溝と、この第1係合溝の最浅部
と交差するよう原料注 出管の外周面または吐出手段の内
周面において該注出管または吐出手段の周方向に沿って
形成され、第1係合溝から離間するにつれて浅くなる第
2係合溝と、前記吐出手段の内周面または原料注出管の
外周面に設けられ、両係合溝の交差部に係合可能な係合
凸部とから構成されることを特徴とする。
【0009】 また前記課題を克服し、所期の目的を好
適に達成するため本願の第の発明は、濃縮原料容器に
充填されているペースト状の濃縮原料を、飲料注出装置
の本体に配設される吐出用ジョイントに接続された注出
ノズルに供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定
濃度に希釈する希釈液を、該吐出用ジョイントに設けら
れた液注出口を介して前記注出ノズルに供給し、該ノズ
ルの部分で濃縮原料を希釈液により溶かしつつ注出ノズ
ルから注出するようにした飲料注出装置において、前記
注出ノズル内における液注出口より下方に臨み、該液注
出口から供給された希釈液を注出ノズル内で略均一に拡
散させるレデューサと、前記吐出用ジョイントに形成さ
れた原料注出管から供給される濃縮原料を薄板状の形態
吐出させる長方形状の吐出孔が形成され、前記レデュ
ーサと一体的または別体で構成された樹脂製の吐出手段
と、前記レデューサおよび前記吐出用ジョイントに設け
られ、両部材を着脱自在に取付けることで前記吐出手段
を前記原料注出管に対して適正な位置に位置決めする
付手段とからなり、前記取付手段は、前記レデューサの
外周に形成された複数の係合突片と、前記吐出用ジョイ
ントの内周面に形成され、各係合突片が係合可能な複数
のフック部とから構成され、前記レデューサを回転する
ことでフック部に対する係合突片の係脱を行なうように
したことを特徴とする。
【0010】 また前記課題を克服し、所期の目的を好
適に達成するため本願の第の発明は、濃縮原料容器に
充填されているペースト状の濃縮原料を、飲料注出装置
の本体に配設される吐出用ジョイントに接続された注出
ノズルに供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定
濃度に希釈する希釈液を、該吐出用ジョイントに設けら
れた液注出口を介して前記注出ノズルに供給し、該ノズ
ルの部分で濃縮原料を希釈液により溶かしつつ注出ノズ
ルから注出するようにした飲料注出装置において、前記
注出ノズル内における液注出口より下方に臨み、該液注
出口から供給された希釈液を注出ノズル内で略均一に拡
散させるレデューサと、前記吐出用ジョイントに形成さ
れた原料注出管から供給される濃縮原料を薄板状の形態
吐出させる長方形状の吐出孔が形成された吐出手段と
からなり、前記吐出用ジョイントと注出ノズルとの間で
レデューサを挟持することにより、前記吐出手段を、そ
の吐出孔が原料注出管の出口と対応する位置に決めされ
た状態で取付けるよう構成したことを特徴とする。
【0011】 また前記課題を克服し、所期の目的を好
適に達成するため本願の第の発明は、濃縮原料容器に
充填されているペースト状の濃縮原料を、飲料注出装置
の本体に配設される吐出用ジョイントに接続された注出
ノズルに供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定
濃度に希釈する希釈液を、該吐出用ジョイントに設けら
れた液注出口を介して前記注出ノズルに供給し、該ノズ
ルの部分で濃縮原料を希釈液により溶かしつつ注出ノズ
ルから注出するようにした飲料注出装置において、前記
吐出用ジョイントに形成された原料注出管の内部に着脱
自在に嵌挿した際に、該注出管の内部に形成された段部
に当接して適正位置に位置決めするフランジが成形され
ると共に、該注出管から供給される濃縮原料を薄板状
形態で吐出させる長方形状の吐出孔が形成された樹脂製
吐出手段を備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る飲料注出装置
の注出構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を
参照しながら以下説明する。なお、実施例における飲料
注出装置の基本構成は、従来の技術において図18を参
照して概略的に説明したものと同じであるが、本願の理
解を容易にするため、関連部分については図18に基づ
いて詳細に説明することとする。また、従来の技術で既
出した部材と同一の部材に関しては、同じ符号で示すも
のとする。
【0013】図1は、実施例に係る飲料注出装置の全体
構造を示す概略図であって、該飲料注出装置の本体10
には、前面側に開設した開口部11を開閉自在に閉成す
る扉12を備えた保管庫14が配設されている。この保
管庫14の内部には、みそ等のペースト状の濃縮原料が
充填された原料パック(濃縮原料容器)16が、適宜の吊
り下げ構造により吊り下げ状態で着脱自在に装着され
る。また保管庫14の下部に注出機構18が配設され、
該注出機構18と原料パック16の底部とは連結管22
を介して着脱自在に接続されるよう構成してある。そし
て注出機構18を作動することにより、原料パック16
から注出された所定量の濃縮原料は、保管庫14の下部
に配設された注出ノズル24に供給されるようになって
いる。
【0014】前記本体10には、所定量の水を貯留する
前記貯湯タンク26が配設され、該タンク26に貯留さ
れている水をヒータ(図示せず)により加熱するようにな
っている。また貯湯タンク26から導出した供給管28
は、ポンプモータ30を介して前記注出ノズル24に連
通されており、該ポンプモータ30の駆動により貯湯タ
ンク26から注出ノズル24に所要温度(例えば90℃)
まで加熱された温水(希釈液)を供給することにより、前
記濃縮原料を溶かして所定濃度に希釈して外部(お椀等
の受容器)に注出するよう構成されている。
【0015】前記注出機構18は、図18を参照して前
述した如く、前記原料パック16に接続される連結管2
2と、該連結管22に吸込用ジョイント32を介して接
続されるポンプ34と、該ポンプ34に接続した吐出用
ジョイント36および該ジョイント36の開放端部に取
付けられた注出ノズル24から構成され、これらの部材
によって濃縮原料の注出経路が形成されている。ポンプ
34のポンプ室34aには翼車型インペラー38が回転
自在に配設されており、このインペラー38が、図1に
示すように、本体10の内部において該インペラー38
の背面側に配置されたギヤードモータ40により回転駆
動されるようになっている。なおインペラー38は、可
撓性を有するゴムを材質として形成され、ポンプ室34
aの内壁に当接するよう設定されてポンプ室34a内で
のシール性を確保している。またポンプ34の上側に設
けられた吸込口34bには、前記原料パック16に接続
されている連結管22をポンプ34に連通接続するため
の前記吸込用ジョイント32が、着脱自在かつ密封的に
外嵌されている。すなわちギヤードモータ40によりポ
ンプ34の翼車型インペラー38を所定方向に回転させ
ることにより、前記ポンプ室34aおよび吸込口34b
には所要の吸引力が発生し、これによって原料パック1
6に充填されている濃縮原料が吸込用ジョイント32お
よび吸込口34bを介してポンプ室34aに吸込まれ
る。そして、ポンプ室34aに吸込んだ濃縮原料を、ポ
ンプ34の下側に設けられた吐出口34cから連続的に
吐出するよう構成されている。
【0016】前記注出機構18の下方に臨む本体10に
は支持ケース46が配設固定されており、この支持ケー
ス46を介して、前記ポンプ34と注出ノズル24とを
連通接続する合成樹脂製の吐出用ジョイント36が着脱
自在に配設されている。この吐出用ジョイント36の上
部中央には、図3に示すように、前記ポンプ34の吐出
口34cに着脱自在に嵌合される接続管36aが形成さ
れると共に、該接続管36aに近接して温水の給湯管3
6bが形成される。給湯管36bには、その一端部が前
記ポンプモータ30の吐出口に連通接続するホース49
の他端部が着脱自在に連通接続されている。また吐出用
ジョイント36の内部中央には、接続管36aに嵌挿さ
れた吐出口34cに中心通孔50を介して連通する原料
注出管52が所要長さで垂設されると共に、前記給湯管
36bに連通する液注出口としての湯注出口36cが、
原料注出管52に近接した位置にこれと平行(垂直)に穿
設されている。そしてこの吐出用ジョイント36の支持
ケース46から下方に垂下する部位に、前記注出ノズル
24がOリング53を介して密封的に外嵌される。すな
わち、前記原料パック16および貯湯タンク26から吐
出用ジョイント36に供給された濃縮原料および温水
は、前記原料注出管52および湯注出口36cを介して
注出ノズル24に放出される。
【0017】
【注出構造の第1実施例について】前記吐出用ジョイン
ト36における原料注出管52の開放端側には、前記湯
注出口36cから供給された温水を前記注出ノズル24
内において略均一に拡散させるレデューサ54が配設さ
れている。このレデューサ54は、図2および図3に示
すように、前記吐出用ジョイント36における開放端部
の内径と略一致する直径寸法に設定された円盤であっ
て、その周縁部には、中心に向けて凹む凹部54aが、
周方向に離間して例えば4箇所切欠形成されている。そ
して、レデューサ54で上下に画成される空間が、各凹
部54aで連通され、上方の空間に臨む前記湯注出口3
6cから供給される温水を該レデューサ54で拡散した
後に、各凹部54を介して下方空間に流下させるよう構
成される。なおレデューサ54の周縁部には、前記凹部
54aを形成したことにより矩形状を呈する4つの係合
突片54bが形成され、各係合突片54bが、吐出用ジ
ョイント36の下端部に凹設した段部36dと注出ノズ
ル24の内部に形成した段部24aとで挟持されるよう
になっている。
【0018】前記レデューサ54の中心部には、原料注
出管52の外径と一致する内径に寸法設定されて該原料
注出管52の嵌挿を許容する吐出手段としての吐出部5
1が、所要深さで一体成形されている。すなわちこの吐
出部51は、図3に示すように、レデューサ54を吐出
用ジョイント36に装着した際に、原料注出管52の開
放端部から所要長さだけ上方に位置する部分までに亘っ
て嵌挿される有底の円筒部分であって、その周面部に
は、図2(b)に示すように、全周の約1/4に亘って穿
設された通孔51aが、直径方向に対峙して2箇所設け
られている。また通孔51aと干渉しない吐出部51の
内周面には、取付手段としての係合凸部51bが、半径
方向に僅かに突出して対向的に2箇所形成されている。
更に、吐出部51の底部には、前記原料注出管52の出
口70から流出する濃縮原料を薄板状に吐出するための
吐出孔51cが直径方向に沿って穿設されている(図2
(c)参照)。なおレデューサ54および吐出部51は、
好適にはポリプロピレン等の合成樹脂を材質として成形
されるが、材質はこれに限定されるものではなく、これ
と同等の耐久性等を有するものであれば、他の材質であ
ってもよい。
【0019】前記原料注出管52の外周面には、図3お
よび図4に示すように、吐出部51の係合凸部51bと
対応する位置に、取付手段を構成する係合溝部52aが
形成されている。この係合溝部52aは、係合凸部51
bの上下幅と略同一の幅に寸法設定されたものであっ
て、この係合溝部52aが原料注出管52の外周面の全
周に亘って設けられている。そして、原料注出管52に
対して吐出部51を嵌挿することで、係合溝部52aに
係合凸部51bが係合して吐出部51およびレデューサ
54が位置決めされる。なお、前記レデューサ54の凹
部54aは、その周縁部に4箇所設けた例を挙げて説明
したが、この凹部54aの形成数はこれに限定されるも
のではなく、例えば2箇所もしくは3箇所、あるいは5
箇所以上であってもよいことは勿論である。また、吐出
部51の周面部に設けられる通孔51aおよび内周面に
設けられる係合凸部51bも2箇所に限定されることな
く、必要によって適宜数に設定される。更に、原料注出
管52の外周面に係合凸部を形成すると共に、吐出部5
1の内周面に、原料注出管52の係合凸部と係合する係
合溝部を形成してもよい。
【0020】
【第1実施例の作用について】次に、第1実施例に係る
注出構造の作用につき以下説明する。前記ポンプ34の
吸込口34bに接続した吸込用ジョイント32に、前記
原料パック16を連結管22を介して接続した状態で、
前記ギヤードモータ40によりポンプ34の翼車型イン
ペラー38を所定方向に回転させれば、前記ポンプ室3
4aおよび吸込口34bに所要の吸引力を生ずる。これ
により、原料パック16に充填されている濃縮原料は、
吸込用ジョイント32および吸込口34bを介してポン
プ室34aに吸込まれる。次いで、該原料はポンプ室3
4aから吐出口34cおよび吐出用ジョイント36の原
料注出管52を通って注出ノズル24に供給される。こ
の際に濃縮原料は、前記レデューサ54の吐出部51に
設けられた吐出孔51cを通過することにより厚みの薄
い薄板状の形態で吐出される。またこれと略同じタイミ
ングで、前記貯湯タンク26に貯留されている希釈液と
しての温水が、前記ポンプモータ30の駆動により、前
記ホース49および吐出用ジョイント36を介して注出
ノズル24に供給される。この際に、湯注出口36cに
供給された温水は、レデューサ54の上面に均等に拡散
した後、該レデューサ54の周縁部に設けられている各
凹部54aを介して注出ノズル24の下方に流下する。
そして、注出ノズル24内において薄板状の濃縮原料が
温水により溶かされて所定濃度に希釈された後に、注出
ノズル24の下方にセットされた受容器等に注出され
る。
【0021】このように濃縮原料は、溶け易い厚みの薄
板状の形態で注出ノズル24に供給されるので、湯注出
口36cから供給される温水により容易に溶け、受容器
に溶け残りの濃縮原料が落下するのを好適に防止し得
る。なお、仮に注出ノズル24中で全ての濃縮原料が溶
けない場合であっても、その溶け残りの濃縮原料は極め
て薄くなっているため、受容器中での温水による撹拌に
よって該原料は短時間で完全に溶ける。
【0022】前記吐出部51を洗浄する際には、前記吐
出用ジョイント36から注出ノズル24を取外した状態
で、前記吐出部51を手指で把持して下方に引張れば、
該吐出部51の係合凸部51bが原料注出管52の係合
溝部52aから離脱し、レデューサ54を吐出用ジョイ
ント36から取外すことができる。この取外したレデュ
ーサ54において、図5(b)に示す如く、吐出部51に
穿設した前記通孔51aから内部に、例えばブラシ等の
清掃具を挿入すれば、前記原料注出管52と接触する吐
出部51の内面を直接洗浄することができる。また、レ
デューサ54および吐出部51を合成樹脂製としたこと
で、ブラシ等で直接洗浄しても傷付いたり劣化すること
はなく、ゴム等の材質のものに比べて耐久性を向上し得
ると共に、常に衛生的に保ち得る。
【0023】前記レデューサ54の取付けにおいては、
図5(a)に示すように、吐出部51を吐出用ジョイント
36における原料注出管52の下方から外挿させ、該原
料注出管52の開放端を吐出部51の内底面に当接させ
る。このとき吐出部51の内周面に設けた前記係合凸部
51bが、原料注出管52の係合溝部52aに係合する
と共に、前記係合突片54bの上面が吐出用ジョイント
36の下端部に凹設した段部36dに係合した状態で、
レデューサ54は前記吐出部51を原料注出管52の開
放端に嵌挿したもとで取付けられる。このとき、吐出部
51の吐出孔51cは、原料注出管52の出口70と対
応する位置に正確に位置決めされる。また、係合溝部5
2aは原料注出管52の全周に亘って形成されているか
ら、前記係合突片54bの位置を気にすることなくレデ
ューサ54の取付けを行なうことができる。次に、吐出
用ジョイント36における垂下部分の外周面に、Oリン
グ53を介して前記注出ノズル24を密封的に外嵌する
ことで、レデューサ54の係合突片54bが吐出用ジョ
イント36の段部36dと注出ノズル24の段部24a
とで挟持され、該レデューサ54は吐出用ジョイント3
6に対して脱落不能に確実に取付けられる。
【0024】すなわち、第1実施例に係る注出構造で
は、前記原料注出管52に対してレデューサ54に一体
的に成形した吐出部51を嵌挿するだけで、係合溝部5
2aと係合凸部51bとの係合によって、該吐出部51
を原料注出管52に対する適正位置に確実に取付けるこ
とができる。従って、作業者によって取付け状態が変わ
り、濃縮原料の吐出量が変動するのを防止し得る。ま
た、吐出部51の取付けおよび取外し作業は極めて簡単
であるので、定期的な洗浄に要する時間を短縮すること
ができる。
【0025】
【第1実施例の変更例および変形例について】図6〜図
8は、前記吐出用ジョイント36とレデューサ54(吐
出部51)との取付手段の変更例を示すものであって、
その基本的な構成は第1実施例と同一であるので、異な
る部分についてのみ説明する。
【0026】図6に示す変更例では、前記原料注出管5
2の外周面に所要ピッチの雄ねじ(取付手段)52bが螺
設されると共に、吐出部51の内周面に、雄ねじ52b
と同じピッチの雌ねじ(取付手段)60が螺設され、雄ね
じ52bに雌ねじ60を螺挿することで吐出用ジョイン
ト36にレデューサ54が取付けられる。原料注出管5
2に形成される雄ねじ52bは、図7に示す如く、その
開放端から吐出部51の内周面高さよりも充分長い範囲
において形成されている。これにより、レデューサ54
の前記係合突片54bが吐出用ジョイント36の段部3
6dに当接すると共に、吐出部51の内底面が原料注出
管52の開放端に密着的に当接した状態で、該レデュー
サ54を吐出用ジョイント36に適正に取付けることが
できる。なお、雄ねじ52bおよび雌ねじ60のピッチ
幅は広く設定されており、レデューサ54を少ない数だ
け回転させることで、吐出用ジョイント36に対してレ
デューサ54を取付けたり取外したりし得る。またこの
変更例において、原料注出管52の外周面に雌ねじを螺
設すると共に、吐出部51の内周面に、原料注出管52
の雌ねじと螺合される雄ねじを形成するようにしてもよ
い。
【0027】図8に示す取付手段の別の変更例は、前記
レデューサ54における吐出部51の内周面に、図2に
示したものと同様の2つの係合凸部51b,51bが設
けられている。これに対し、前記吐出用ジョイント36
における原料注出管52の外周面には、各係合凸部51
bと対応する位置に、図8(b)に示すように、該係合凸
部51bの通過を許容する幅に設定された第1係合溝
(取付手段)52dと、該第1係合溝52dに連設されて
これと略同一の幅寸法に設定された第2係合溝(取付手
段)52eとが形成されている。
【0028】前記第1係合溝52dは、原料注出管52
の開放端から該管52の延在方向に所要長さで延在する
と共に、開放端から離間するにつれて浅くなるよう設定
されている。また第2係合溝52eは、第1係合溝52
dの最浅部と交差する位置において、原料注出管52の
周方向に沿って所要長さで形成されると共に、第1係合
溝52dから離間するにつれて浅くなって外周面と同一
レベルとなるよう設定される。
【0029】すなわち、図8に示す別の変更例において
は、前記レデューサ54の吐出部51に設けた各係合凸
部51bを、原料注出管52に設けた対応の第1係合溝
52dの開放端に位置合わせした後、該係合凸部51b
を第1係合溝52dに沿わせた状態で押込む。これによ
り、係合凸部51bは第1係合溝52dの傾斜底面に押
圧されて弾性変形されつつ移動し、該係合凸部51bが
第1係合溝52dの最浅部(原料注出管52の外周面)を
越えた時点で、第1係合溝52dに連設する第2係合溝
52e内に臨む。これにより、係合凸部51bは第2係
合溝52eの側面に係合し、レデューサ54は吐出用ジ
ョイント36に対して適正な位置に取付けられる。また
レデューサ54を吐出用ジョイント36から取外す際に
は、該レデューサ54を、係合凸部51bが第2係合溝
52eの浅くなる方向に移動するよう回動することによ
り、該係合凸部51bが第2係合溝52eの傾斜底面に
押圧されて弾性変形されつつ原料注出管52の外周面に
至る。従って、この時点で吐出部51を原料注出管52
から離間する方向に移動することで、レデューサ54を
吐出用ジョイント36から取外すことができる。なお、
図8に示す変更例においては、吐出部51の内周面に第
1係合溝と第2係合溝とを形成すると共に、両係合溝の
交差部に係合可能な係合凸部を原料注出管52の外周面
に形成するようにしてもよい。
【0030】前記第1実施例および取付手段の変更例を
採用した何れの場合も、前記レデューサ54の係合突片
54bが吐出用ジョイント36の段部36dと注出ノズ
ル24の段部24aとで挟持されるよう構成されてい
る。従って、仮に吐出部51と原料注出管52とを取付
ける取付手段(51b,60,52a,52b,52d,52
e)の係合が外れたとしても、レデューサ54が吐出用
ジョイント36から脱落するのを防止することができ
る。なお、レデューサ54の係合突片54bを吐出用ジ
ョイント36の段部36dと注出ノズル24の段部24
aとで挟持することは必須の要件ではなく、レデューサ
54自体を吐出部51と原料注出管52と係合によって
のみ保持するようにしてもよい。
【0031】図9は、第1実施例の変形例を示すもので
あって、レデューサ54と吐出手段としての吐出部材7
1を別体で構成したものである。すなわち、前記凹部5
4aおよび係合突片54bが外周縁に形成されたレデュ
ーサ54の中心に、前記原料注出管52の挿通を許容す
る通孔54cが穿設され、この通孔54cに原料注出管
52が外嵌された状態でレデューサ54が取付けられ
る。また吐出部材71は、前述した吐出部51と基本的
に同一の構成を有する有底円筒状に成形されたものであ
って、その周面部に複数の通孔(図示せず)が形成される
と共に、その内周面に取付手段としての係合凸部71a
が形成されている。更に、吐出部材71の底部には、前
記原料注出管52の出口70から流出する濃縮原料を薄
板状に吐出するための吐出孔71bが穿設される。すな
わち、この変形例では、レデューサ54を通孔54cを
介して原料注出管52に外嵌した後、前記吐出部材71
を係合凸部71aと係合溝部52aとを介して原料注出
管52に取付けることにより、レデューサ54が吐出部
材71に載置された状態で吐出用ジョイント36に取付
けられる。なお、吐出部材71の原料注出管52に対す
る取付手段としては、前述した図6または図8の変更例
を採用することができる。また、各例における係合溝
部、雄ねじ、第1係合溝および第2係合溝と、係合凸
部、雌ねじおよび係合凸部とが形成される対象(原料注
出管,吐出部または吐出部材)は、図とは逆の部材であっ
てもよい。
【0032】
【注出構造の第2実施例について】図10は、注出構造
の第2実施例を示すものであって、前記吐出部51を一
体に成形したレデューサ54および吐出用ジョイント3
6に設けた取付手段によって、両者54,36を取付け
るよう構成したものである。すなわち、吐出用ジョイン
ト36の下端部に凹設した段部36dより開放端側の内
周面に、内側および周方向の一方に開放する取付手段と
してのフック部36eが、周方向に離間して複数(実施
例では2つ)形成されている。このフック部36eの開
口高さは、レデューサ54における係合突片54bの厚
みと略一致し、該係合突片54bを対応のフック部36
eに係合することで、レデューサ54が吐出用ジョイン
ト36に取付けられるよう構成される。すなわち、第2
実施例では、係合突片54bが取付手段として機能する
ものであって、前記吐出部51には係合凸部51bは形
成されていない。但し、吐出部51のその他の構成は、
前記第1実施例と同一である。
【0033】前述したように構成した第2実施例におい
ても、吐出用ジョイント36に対してレデューサ54を
回転させるだけで、吐出部51を原料注出管52に対し
て適正な位置に位置決めすることができる。従って、濃
縮原料を常に定量だけ吐出させ得る。
【0034】図11は、第2実施例の変形例を示すもの
であって、前記レデューサ54と吐出手段としての吐出
部材72を別体で構成したものである。すなわち、前記
凹部54aおよび係合突片54bが外周縁に形成された
レデューサ54の中心に、前記原料注出管52の挿通を
許容する大きな通孔54dが穿設され、この通孔54d
に原料注出管52が所要の隙間をもって挿通された状態
でレデューサ54が前記フック部36eを介して取付け
られる。また吐出部材72は、前述した吐出部51と基
本的に同一の構成を有するものであって、有底円筒状を
呈して周面部に複数の通孔(図示せず)が形成されると共
に、その底部には濃縮原料を薄板状に吐出するための吐
出孔72aが穿設されている。また吐出部材72は、レ
デューサ54の通孔54dに嵌挿可能な外形寸法に設定
されると共に、その上部開放端には径方向に延出するフ
ランジ72bが形成されている。すなわち、この変形例
では、レデューサ54の通孔54dに吐出部材72を挿
通してフランジ72bがレデューサ54の上面に当接す
るよう支持した状態で、該レデューサ44を係合突片5
4bとフック部36eとの係合により吐出用ジョイント
36に取付けることにより、吐出部材72は、その内部
に原料注出管52が嵌挿された状態で適正に取付けられ
る。
【0035】
【注出構造の第3実施例について】図12は、注出構造
の第3実施例を示すものであって、円盤状のレデューサ
54には、その周縁部の4箇所に凹部54aと係合突片
54bとが形成されると共に、その中央部には、濃縮原
料を薄板状に吐出するための吐出孔73が穿設されてい
る。すなわち、第3実施例においてはレデューサ54に
円筒状の吐出部51は成形されておらず、該レデューサ
54自体が吐出手段を兼用するよう構成される。またこ
のレデューサ54は、図13に示す如く、吐出用ジョイ
ント36の段部36dと注出ノズル24の段部24aと
により、前記係合突片54bが挟持された状態で取付け
られる。そしてこのときに、前記原料注出管52の開放
端がレデューサ54の上面に当接すると共に、該管52
の出口70と対応する位置に吐出孔73が臨むよう設定
される。
【0036】すなわち、第3実施例では、注出ノズル2
4の段部24aに係合突片54bを介してレデューサ5
4を載置した状態で、該ノズル24を吐出用ジョイント
36に外嵌することで、レデューサ54は原料注出管5
2に対する適正位置に確実に取付けられる。従って、レ
デューサ54の吐出孔73から常に定量の濃縮原料を吐
出させることができる。また、注出ノズル24を吐出用
ジョイント36から離脱させることで、レデューサ54
を取外して簡単に洗浄することが可能である。なお第3
実施例では、レデューサ54の係合突片54bおよび吐
出用ジョイント36と注出ノズル24との両段部36
d,24aが取付手段として機能するものである。
【0037】図14は、第3実施例の変形例を示すもの
であって、第1実施例と同様に円盤状のレデューサ54
の中央に円筒状の吐出部51を一体的に成形し、該レデ
ューサ54を、前記係合突片54bを介して吐出用ジョ
イント36と注出ノズル24との段部36d,24aで
挟持することで取付けるよう構成したものである。従っ
て、この変形例では、吐出部51の内周面には係合凸部
51aは形成されておらず、係合突片54bおよび両段
部36d,24aが取付手段として機能するようになっ
ている。
【0038】
【注出構造の第4実施例について】図15〜図17は、
注出構造の第4実施例を示すものであって、前記原料注
出管52の内部に、ポリプロピレン等の合成樹脂を材質
とする吐出手段としての吐出部材74が挿脱自在に嵌挿
され、この吐出部材74を介して濃縮原料が薄板状態で
注出ノズル24に供給されるよう構成してある。この吐
出部材74は、図16に示す如く、断面が半円筒形に成
形された一対の半体74a,74aを、その長手方向の
中央部で2つ折り可能に連結したものであって、両半体
74a,74aを、連結部74bを支点として相互に折
り曲げることで原料注出管52に嵌挿可能な円筒状を呈
するよう設定される。そして、両半体74a,74aを
2つ折りして円筒状とした際に、その連結部74b側の
底面に、濃縮原料を薄板状に吐出するための吐出孔74
cが形成されるよう構成される。また両半体74a,7
4aの連結部74bから離間する開放端に、径方向外方
に延出するフランジ74d,74dが一体成形され、両
半体74a,74aを2つ折りした際に、図16(b)に
示す如く、両フランジ74d,74dの端部同志が当接
して円形となる。
【0039】前記原料注出管52の中心通孔50には、
図15に示すように段部50aが形成され、吐出部材7
4を吐出用ジョイント36の前記接続管36a側から中
心通孔50に嵌挿した際に、前記フランジ74d,74
dが段部50aに当接して位置決めされる。また接続管
36aに、前記ポンプ34の吐出口34cを嵌挿するこ
とで、該吐出口34cの開放端でフランジ74d,74
dが段部50aに押付けられて、吐出部材74が確実に
位置決め固定されるようになっている。
【0040】すなわち、第4実施例では、原料注出管5
2の内部に吐出部材74を嵌挿することで、該吐出部材
74は適正位置に確実に取付けられる。従って、原料注
出管52に供給された濃縮原料は、吐出部材74の吐出
孔74cから常に定量だけ吐出させることができる。
【0041】また第4実施例の注出構造においては、図
17に示す如く、注出機構18から取出した吐出用ジョ
イント36を裏返し、原料注出管52の開放端側から水
道水等を中心通孔50に流し込むことにより、前記吐出
部材74を吐出用ジョイント36から簡単に取外すこと
ができる。しかも前述したように、吐出部材74は2つ
折りになっており、取外した際に前記連結部74bを支
点として内周面を外側に露出するよう開放し得るから
(図16(a)参照)、内周面を容易に洗浄することができ
る。また従来のゴム製の開閉弁56では、原料注出管5
2に対する取付けおよび取外しの際に無理な力を加える
ことで破損を招いて交換サイクルを短縮させる可能性が
あったが、第4実施例の吐出部材74は必要以上の力を
加えることなく脱着作業ができ、該吐出部材74の耐久
性を向上し得る。しかも吐出部材74は合成樹脂製であ
るので、ブラシ等で直接洗浄しても傷付いたり劣化する
ことはなく耐久性を損ねることなく常に衛生的に保ち得
る。
【0042】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る飲料
注出装置の注出構造によれば、ペースト状の濃縮原料を
薄板状に吐出する吐出手段を、原料注出管に対して適正
位置に確実かつ簡単に取付けることができるので、作業
者による取付け状態のバラツキによって濃縮原料の供給
量が変わるのを防止して常に定量供給することができ
る。また吐出手段を樹脂製としたことで、ブラシ等で直
接洗浄しても傷付いたり劣化することはなく、ゴム等の
材質のものに比ベて耐久性を向上し得ると共に、常に衛
生的に保ち得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る飲料注出装置の全体構成を示す
概略図である。
【図2】 第1実施例に係る注出構造に採用されるレデ
ューサを示す斜視図である。
【図3】 第1実施例に係る注出構造を採用した注出機
構の要部を示す断面図である。
【図4】 第1実施例に係る注出構造を採用した注出機
構の要部を分解状態で示す斜視図である。
【図5】 第1実施例に係る注出構造を採用した注出機
構の要部を分解状態で示す断面図およびレデューサの洗
浄状態を示す断面図である。
【図6】 第1実施例に係る注出構造において取付手段
の変更例を採用した注出機構を分解状態で示す斜視図で
ある。
【図7】 図6の注出機構を組付け状態で示す要部断面
図である。
【図8】 第1実施例に係る注出構造において取付手段
の別の変更例を採用した注出機構の要部を分解状態で示
す斜視図である。
【図9】 第1実施例に係る注出構造の変形例を採用し
た注出機構の要部を示す断面図である。
【図10】 第2実施例に係る注出構造を採用した注出
機構の要部を分解状態で示す斜視図である。
【図11】 第2実施例に係る注出構造の変形例を採用
した注出機構の要部を示す断面図である。
【図12】 第3実施例に係る注出構造を採用した注出
機構の要部を分解状態で示す斜視図である。
【図13】 第3実施例に係る注出構造を採用した注出
機構の要部を示す断面図である。
【図14】 第3実施例に係る注出構造の変形例を採用
した注出機構の要部を示す断面図である。
【図15】 第4実施例に係る注出構造を採用した注出
機構の要部を示す断面図である。
【図16】 第4実施例に係る注出構造の吐出部材を示
す斜視図である。
【図17】 第4実施例に係る注出構造の吐出部材を吐
出用ジョイントから取外す状態を示す説明図である。
【図18】 従来の技術に係る飲料注出装置の注出機構
を概略的に示す断面図である。
【図19】 従来の技術に係る注出構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 本体,16 原料パック(濃縮原料容器),24 注
出ノズル 36 吐出用ジョイント,36c 湯注出口(液注出口) 36e フック部(取付手段),51 吐出部(吐出手段) 51b 係合凸部(取付手段),51c 吐出孔,52 原
料注出管 52a 係合溝部(取付手段),52b 雄ねじ(取付手段) 52d 第1係合溝(取付手段),52e 第2係合溝(取
付手段) 54 レデューサ,54b 係合突片(取付手段),60
雌ねじ(取付手段) 70 出口,71 吐出部材(吐出手段),71a 係合凸
部(取付手段) 71b 吐出孔,72 吐出部材(吐出手段),72a 吐
出孔,73 吐出孔 74 吐出部材(吐出手段),74c 吐出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−201491(JP,A) 特開 平8−156997(JP,A) 実開 平7−33898(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 1/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃縮原料容器(16)に充填されているペー
    スト状の濃縮原料を、飲料注出装置の本体(10)に配設さ
    れる吐出用ジョイント(36)に接続された注出ノズル(24)
    に供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定濃度に
    希釈する希釈液を、該吐出用ジョイント(36)に設けられ
    た液注出口(36c)を介して前記注出ノズル(24)に供給
    し、該ノズル(24)の部分で濃縮原料を希釈液により溶か
    しつつ注出ノズル(24)から注出するようにした飲料注出
    装置において、 前記注出ノズル(24)内における液注出口(36c)より下方
    に臨み、該液注出口(36c)から供給された希釈液を注出
    ノズル(24)内で略均一に拡散させるレデューサ(54)と、 前記吐出用ジョイント(36)に形成された原料注出管(52)
    の出口 (70) から流出する濃縮原料を薄板状の形態で吐出
    させる長方形状の吐出孔(51c,71b)が形成された樹脂製
    吐出手段(51,71)と、 前記吐出手段(51,71)および前記原料注出管(52)に設け
    られ、両部材(51,71,52)を着脱自在に取付けることで、
    該吐出手段 (51,71) の吐出孔 (51c,71b) を原料注出管 (52)
    の出口 (70) と対応する位置に正確に位置決めする取付手
    段(51b,71a,52a)とからなり、 前記取付手段は、前記原料注出管 (52) の外周面または前
    記吐出手段 (51 71) の内周面に周方向に沿って凹設され
    た溝部 (52a) と、吐出手段 (51,71) の内周面または原料注
    出管 (52) の外周面に形成されて溝部 (52a) に係脱自在な
    係合凸部 (51b,71a) とから構成される ことを特徴とする
    飲料注出装置の注出構造。
  2. 【請求項2】 濃縮原料容器 (16) に充填されているペー
    スト状の濃縮原料を、飲料注出装置の本体 (10) に配設さ
    れる吐出用ジョイント (36) に接続された注出ノズル (24)
    に供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定濃度に
    希釈する希釈液を、該吐出用ジョイント (36) に設けられ
    た液注出口 (36c) を介して前記注出ノズル (24) に供給
    し、該ノズル (24) の部分で濃縮原料を希釈液により溶か
    しつつ注出ノズル (24) から注出するようにした飲料注出
    装置において、 前記注出ノズル (24) 内における液注出口 (36c) より下方
    に臨み、該液注出口 (36c) から供給された希釈液を注出
    ノズル (24) 内で略均一に拡散させるレデューサ (54) と、 前記吐出用ジョイント (36) に形成された原料注出管 (52)
    の出口 (70) から流出する濃縮原料を薄板状の形態で吐出
    させる長方形状の吐出孔 (51c) が形成された樹脂製の吐
    出手段 (51) と、 前記吐出手段 (51) および前記原料注出管 (52) に設けら
    れ、両部材 (51,52) を着脱自在に取付けることで、該吐
    出手段 (51) の吐出孔 (51c) を原料注出管 (52) の出口 (70)
    と対応する位置に正確に位置決めする取付手段 (52b,60)
    とからなり、 前記取付手段は、前記原料注出管(52)の外周面または前
    記吐出手段(51)の内周面に螺設された雄ねじ(52b)と、
    吐出手段(51)の内周面または原料注出管(52)の外周面に
    螺設されて雄ねじ(52b)に螺合可能な雌ねじ(60)とから
    構成されることを特徴とする飲料注出装置の注出構造。
  3. 【請求項3】 濃縮原料容器 (16) に充填されているペー
    スト状の濃縮原料を、飲料注出装置の本体 (10) に配設さ
    れる吐出用ジョイント (36) に接続された注出ノズル (24)
    に供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定濃度に
    希釈する希釈液を、該吐出用ジョイント (36) に設けられ
    た液注出口 (36c) を介して前記注出ノズル (24) に供給
    し、該ノズル (24) の部分で濃縮原料を希釈液により溶か
    しつつ注出ノズル (24) から注出するようにした飲料注出
    装置において、 前記注出ノズル (24) 内における液注出口 (36c) より下方
    に臨み、該液注出口 (36c) から供給された希釈液を注出
    ノズル (24) 内で略均一に拡散させるレデューサ (54) と、 前記吐出用ジョイント (36) に形成された原料注出管 (52)
    の出口 (70) から流出する濃縮原料を薄板状の形態で吐出
    させる長方形状の吐出孔 (51c) が形成された樹脂製の吐
    出手段 (51) と、 前記吐出手段 (51) および前記原料注出管 (52) に設けら
    れ、両部材 (51,52) を着脱自在に取付けることで、該吐
    出手段 (51) の吐出孔 (51c) を原料注出管 (52) の出口 (70)
    と対応する 位置に正確に位置決めする取付手段 (51b,52
    d,52e) とからなり、 前記取付手段は、前記原料注出管(52)の外周面または前
    記吐出手段(51)の内周面において該注出管(52)または吐
    出手段(51)の延在方向に沿って形成され、原料注出管(5
    2)または吐出手段(51)の開放端から離間するにつれて浅
    くなる第1係合溝(52d)と、この第1係合溝(52d)の最浅
    部と交差するよう原料注出管(52)の外周面または吐出手
    段(51)の内周面において該注出管(52)または吐出手段(5
    1)の周方向に沿って形成され、第1係合溝(52d)から離
    間するにつれて浅くなる第2係合溝(52e)と、前記吐出
    手段(51)の内周面または原料注出管(52)の外周面に設け
    られ、両係合溝(52d,52e)の交差部に係合可能な係合凸
    部(51b)とから構成されることを特徴とする飲料注出装
    置の注出構造。
  4. 【請求項4】 濃縮原料容器(16)に充填されているペー
    スト状の濃縮原料を、飲料注出装置の本体(10)に配設さ
    れる吐出用ジョイント(36)に接続された注出ノズル(24)
    に供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定濃度に
    希釈する希釈液を、該吐出用ジョイント(36)に設けられ
    た液注出口(36c)を介して前記注出ノズル(24)に供給
    し、該ノズル(24)の部分で濃縮原料を希釈液により溶か
    しつつ注出ノズル(24)から注出するようにした飲料注出
    装置において、 前記注出ノズル(24)内における液注出口(36c)より下方
    に臨み、該液注出口(36c)から供給された希釈液を注出
    ノズル(24)内で略均一に拡散させるレデューサ(54)と、 前記吐出用ジョイント(36)に形成された原料注出管(52)
    から供給される濃縮原料を薄板状の形態で吐出させる
    方形状の吐出孔(51c,72a)が形成され、前記レデューサ
    (54) と一体的または別体で構成された樹脂製の吐出手段
    (51,72)と、 前記レデューサ(54)および前記吐出用ジョイント(36)に
    設けられ、両部材(54,36)を着脱自在に取付けることで
    前記吐出手段 (51,72) を前記原料注出管 (52) に対して適
    正な位置に位置決めする取付手段(54b,36e)とから
    り、 前記取付手段は、前記レデューサ (54) の外周に形成され
    た複数の係合突片 (54b) と、前記吐出用ジョイント (36)
    の内周面に形成され、各係合突片 (54b) が係合可能な複
    数のフック部 (36e) とから構成され、前記レデューサ (5
    4) を回転することでフック部 (36e) に対する係合突片 (54
    b) の係脱を行なうようにした ことを特徴とする飲料注出
    装置の注出構造。
  5. 【請求項5】 濃縮原料容器(16)に充填されているペー
    スト状の濃縮原料を、飲料注出装置の本体(10)に配設さ
    れる吐出用ジョイント(36)に接続された注出ノズル(24)
    に供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定濃度に
    希釈する希釈液を、該吐出用ジョイント(36)に設けられ
    た液注出口(36c)を介して前記注出ノズル(24)に供給
    し、該ノズル(24)の部分で濃縮原料を希釈液により溶か
    しつつ注出ノズル(24)から注出するようにした飲料注出
    装置において、 前記注出ノズル(24)内における液注出口(36c)より下方
    に臨み、該液注出口(36c)から供給された希釈液を注出
    ノズル(24)内で略均一に拡散させるレデューサ(54)と、 前記吐出用ジョイント(36)に形成された原料注出管(52)
    から供給される濃縮原料を薄板状の形態で吐出させる
    方形状の吐出孔(73)が形成された吐出手段(54)とからな
    り、 前記吐出用ジョイント(36)と注出ノズル(24)との間でレ
    デューサ(54)を挟持することにより、前記吐出手段(54)
    を、その吐出孔(73)が原料注出管(52)の出口(70)と対応
    する位置に決めされた状態で取付けるよう構成したこと
    を特徴とする飲料注出装置の注出構造。
  6. 【請求項6】 濃縮原料容器(16)に充填されているペー
    スト状の濃縮原料を、飲料注出装置の本体(10)に配設さ
    れる吐出用ジョイント(36)に接続された注出ノズル(24)
    に供給すると共に、前記濃縮原料を溶かして所定濃度に
    希釈する希釈液を、該吐出用ジョイント(36)に設けられ
    た液注出口(36c)を介して前記注出ノズル(24)に供給
    し、該ノズル(24)の部分で濃縮原料を希釈液により溶か
    しつつ注出ノズル(24)から注出するようにした飲料注出
    装置において、 前記吐出用ジョイント(36)に形成された原料注出管(52)
    の内部に着脱自在に嵌挿した際 に、該注出管 (52) の内部
    に形成された段部 (50a) に当接して適正位置に位置決め
    するフランジ (74d,74d) が成形されると共に、該注出管
    (52)から供給される濃縮原料を薄板状の形態で吐出させ
    長方形状の吐出孔(74c)が形成された樹脂製の吐出手
    段(74)を備えることを特徴とする飲料注出装置の注出構
    造。
  7. 【請求項7】 前記吐出手段(74)は、半円筒状に形成さ
    れて長手方向に2つ折りした際に筒状に成形されて、そ
    の状態で前記原料注出管(52)の内部に装着されると共
    に、その折曲部側の底面に吐出孔(74c)が形成されてい
    る請求項記載の飲料注出装置の注出構造。
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