JP3493764B2 - After-burner flap mounting structure for jet engine - Google Patents

After-burner flap mounting structure for jet engine

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JP3493764B2
JP3493764B2 JP28507894A JP28507894A JP3493764B2 JP 3493764 B2 JP3493764 B2 JP 3493764B2 JP 28507894 A JP28507894 A JP 28507894A JP 28507894 A JP28507894 A JP 28507894A JP 3493764 B2 JP3493764 B2 JP 3493764B2
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screw
afterburner
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jet engine
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真司 飯尾
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ジェットエンジン用ア
フタバーナのフラップ取付構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図5〜図7は航空機エンジンとしてのア
フタバーナ付きジェットエンジン(ターボファンエンジ
ン)の一例を示すものであり、空気を取入れるファン1
と、取入れた空気を圧縮する圧縮機2と、圧縮した空気
に燃料を混合して燃焼させる燃焼器3と、燃焼器3の燃
焼ガスによりファン1及び圧縮機2を駆動するタービン
4と、新たに付加した燃料の燃焼を行うアフタバーナ部
5とを備えている。 【0003】そして、アフタバーナ部5には、下流側に
乱流域6を形成するための保炎器7と、燃料を噴出させ
るための燃料ノズル8と、点火トーチ9とが配され、ア
フタバーナ部5による燃焼ガスをエンジン外筒10の内
側に設けられたライナ11から噴出させることにより、
推力の増加を図るようにしている。 【0004】又、ファン1から分岐されたファン流12
と、圧縮機2、燃焼器3、及びタービン4から排出され
るコア流13とは、混合器14を経由させることによ
り、混合促進が図られるようになっている。 【0005】そしてエンジン外筒10後端のアフタバー
ナ部5には、図5に示すように、開度調整可能な排気ノ
ズル部15が設けられ、該排気ノズル部15は、図6・
図7に示すように、前記エンジン外筒10の後端部周方
向に対し、マスターフラップ16とシールフラップ17
とをシールフラップ17が内側に位置するよう一部重ね
合わせて交互に配設し、これらをエンジン外筒10の後
端部に取付けられた耐熱合金製のヒンジ部18に、エン
ジン外筒10の接線方向へ延びるピン19を中心として
開閉可能に枢支すると共に、マスターフラップ16の外
面側に凹凸状のカム面20を形成し、該カム面20に案
内される倣ローラ21をマスターフラップ16の外周側
に配置された駆動リング22に取付けて、該駆動リング
22を前記エンジン外筒10の軸線方向へ伸縮動可能な
シリンダなどの駆動装置23で操作し得るようにしたも
のである。 【0006】尚、24はライナ11と各フラップ16,
17との間に設けられた遮熱シールである。 【0007】又、シールフラップ17は、ヒンジ部18
の取付板25に溶接固定されている。 【0008】そして、航空機が急上昇を行う時など、よ
り大きな推力を必要とする場合には、アフタバーナ部5
の燃料ノズル8から混合ガス流中に燃料を噴霧し、燃料
を燃焼させる。 【0009】すると、燃料が爆発的に燃焼されて保炎器
7の後面側に火炎が形成され、エンジン外部へ噴出され
る混合ガス流の温度が上昇する。 【0010】このように混合ガス流の温度が上昇する
と、該混合ガス流の体積が大きくなるため、エンジン外
部へ噴出される混合ガス流の流速が上昇してエンジンの
推力が増加される。 【0011】この際、シリンダなどの駆動装置23を伸
縮動して、駆動リング22、倣ローラ21、カム面20
を介してマスターフラップ16及びシールフラップ17
を開閉させることにより、排気ノズル部15の流路断面
積が変化されるので、推力を調整することが可能とな
る。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のジェットエンジン用アフタバーナのフラップ取付構
造には、以下のような問題があった。 【0013】即ち、アフタバーナ部5の軽量化や耐熱性
の向上を図るため、繊維強化セラミックス製のシールフ
ラップ17などのフラップ板を使用することが検討され
ているが、繊維強化セラミックス製のシールフラップ1
7は、耐熱合金製のヒンジ部18に直接溶接固定するこ
とができないので、取付上、困難が生じる。 【0014】ここで、一般的には、繊維強化セラミック
ス製のシールフラップ17の取付けに、リベットを使用
することが考えられるが、リベットを使用した場合、リ
ベットの頭部が燃焼ガス側へ突出して局部的に高温化
し、材質的に耐えられなくなるという問題があり、又、
金属製のヒンジ部18やリベットと熱膨張率の小さい繊
維強化セラミックス製のシールフラップ17との間に熱
膨張差による隙間ができるという問題がある。 【0015】本発明は、上述の実情に鑑み、繊維強化セ
ラミックス製のフラップ板を支障なく取付け得るように
したジェットエンジン用アフタバーナのフラップ取付構
造を提供することを目的とするものである。 【0016】 【課題を解決するための手段】本発明は、ジェットエン
ジンに取付けられるアフタバーナ部の出側にヒンジ部を
介して多数のフラップ板を開閉可能に取付けたジェット
エンジン用アフタバーナのフラップ取付構造において、
金属製のヒンジ部の取付板と、繊維強化セラミックス製
のフラップ板との間を、テーパ状の頭部を有する皿ネジ
とセルフロックナットを用いて締結すると共に、フラッ
プ板側のネジ通孔に、前記皿ネジの頭部が隠れる大きさ
のテーパ状をした座繰部を形成し、前記取付板と皿ネジ
に螺着されたセルフロックナットとの間に締結力調節用
弾性体を介装したことを特徴とするジェットエンジン用
アフタバーナのフラップ取付構造にかかるものである。 【0017】 【作用】本発明の作用は以下の通りである。 【0018】繊維強化セラミックス製のフラップ板のネ
ジ通孔に皿ネジの頭部よりも大きい座繰部を形成し、冷
間時に皿ネジの頭部が座繰部の内部に隠れ、皿ネジの頭
部が径方向へ熱膨張した時に、皿ネジの頭部がシールフ
ラップの内表面から突出しないようにしたことにより、
皿ネジの頭部が燃焼ガス中に突出して局部的に高温化す
るのが防止され、よって、皿ネジを、耐熱性に優れた材
料としなくとも、一般的な耐熱金属材料で充分もたせる
ことが可能となる。 【0019】又、上記により皿ネジの頭部が局部的に高
温化するのが防止されるので、皿ネジの軸線方向の伸び
量が小さくなって、皿ネジとシールフラップとの伸び差
が小さく抑えられるようになり、よって、ヒンジ部の取
付板と、繊維強化セラミックス製のシールフラップとの
間の熱膨張差による隙間が小さくなる。 【0020】更に、取付板と皿ネジに螺着されたセルフ
ロックナットとの間に皿バネなどの締結力調節用弾性体
を介装したことにより、皿ネジが軸線方向に伸びた場合
でも、皿バネが弾性変形して、ヒンジ部の取付板と、繊
維強化セラミックス製のシールフラップとの間の間隙が
吸収され、確実に取付板にシールフラップが保持され
る。 【0021】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。 【0022】図1〜図4は、本発明の一実施例である。 【0023】尚、ジェットエンジン自体の構造は、図5
〜図7のものとほぼ同じであるため、必要に応じて図5
〜図7を参照する。 【0024】又、図中、18はエンジン外筒10の後端
部に取付けられた金属製(耐熱合金製)のヒンジ部、1
9はヒンジ部18のピン、25はヒンジ部18の取付板
である。 【0025】そして、アフタバーナ部5の排気ノズル部
15に繊維強化セラミックス製のシールフラップ26な
どのフラップ板を使用する場合に、ヒンジ部18の取付
板25と、繊維強化セラミックス製のシールフラップ2
6との対応する部分にネジ通孔27,28を形成し、該
ネジ通孔27,28に、ネジ通孔27側からテーパ状の
頭部29を有する皿ネジ30のネジ部31を挿通し、該
ネジ部31にセルフロックナット32を締結する。 【0026】尚、皿ネジ30のネジ部31及び胴部は、
径方向の熱膨張を考慮して、ネジ通孔27,28よりも
小径とする。 【0027】そして、シールフラップ26における、皿
ネジ30の頭部29と対応するネジ通孔27の部分に、
頭部29が隠れる大きさのテーパ状の座繰部33を形成
する。 【0028】好ましくは、皿ネジ30が長手方向及び径
方向に熱膨張した場合に、その頭部29がシールフラッ
プ26の内表面と同一レベル以下となり、シールフラッ
プ26の内表面から突出しない大きさとする。 【0029】又、前記セルフロックナット32は、図4
に示すように、非円形の(円形よりも多少楕円形や三角
形ぎみに変形した)ネジ孔34を備えたものであり、皿
ネジ30に螺着することによって、ネジ孔34を強制的
に円形に変形させ、変形力によって締付力を発生させ、
緩みを防止し得るようにしたものである。 【0030】更に、前記取付板25と皿ネジ30に螺着
されたセルフロックナット32との間に、皿バネ35な
どの締結力調節用弾性体と平座金36,36を介装す
る。 【0031】次に、作動について説明する。 【0032】ジェットエンジン及びアフタバーナの作動
については図5〜図7と同様なので説明を省略する。 【0033】本発明では、繊維強化セラミックス製のシ
ールフラップ26などのフラップ板を、金属製(耐熱合
金製)のヒンジ部18の取付板25に対し、皿ネジ30
と非円形のネジ孔34を備えて緩まないようにしたセル
フロックナット32を用いて締結するようにしている。 【0034】そのため、皿ネジ30は、アフタバーナ部
5から噴出される高温の燃焼ガスによって加熱され、軸
線方向及び径方向に熱膨張することとなる。 【0035】この際、繊維強化セラミックス製のシール
フラップ26のネジ通孔27に、皿ネジ30の頭部29
よりも大きい座繰部33を形成し、冷間時に皿ネジ30
の頭部29が座繰部33の内部に隠れ、皿ネジ30の頭
部29が径方向へ熱膨張した時に、皿ネジ30の頭部2
9がシールフラップ26の内表面と同一レベル以下とな
って表面から突出しないようにしたことにより、皿ネジ
30の頭部29が燃焼ガス中に突出して局部的に高温化
するのが防止される。これによって、皿ネジ30を、耐
熱性に優れた材料としなくとも、一般的な耐熱金属材料
で充分もたせることが可能となる。 【0036】又、上記により皿ネジ30の頭部29が局
部的に高温化するのを防止できるので、皿ネジ30の軸
線方向の伸び量が小さくなって、皿ネジ30とシールフ
ラップ26との伸び差を小さく抑えることができるよう
になる。これによって、ヒンジ部18の取付板25と、
繊維強化セラミックス製のシールフラップ26との間の
熱膨張差による隙間が小さくなる。 【0037】更に、取付板25と皿ネジ30に螺着され
たセルフロックナット32との間に皿バネ35などの締
結力調節用弾性体を介装しているので、皿ネジ30が軸
線方向に伸びた場合でも、皿バネ35が弾性変形して、
ヒンジ部18の取付板25と、繊維強化セラミックス製
のシールフラップ26との間の間隙を吸収し、確実に取
付板25にシールフラップ26を保持させることができ
る。 【0038】ここで、締結力調節用弾性体として、特に
皿バネ35を用いたのは、コイルバネに比べて、狭い間
隔への介装が容易であること、及び、皿ネジ30の熱膨
張の前後における締付力の変化が比較的容易に把握し得
ることなどによるが、締結力調節用弾性体はコイルバネ
その他の弾性体としても良い。 【0039】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、マスターフラップにも適用可能であ
ること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。 【0040】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のジェット
エンジン用アフタバーナのフラップ取付構造によれば、
以下のような優れた効果を奏し得る。 【0041】繊維強化セラミックス製のフラップ板のネ
ジ通孔に皿ネジの頭部よりも大きい座繰部を形成し、冷
間時に皿ネジの頭部が座繰部の内部に隠れ、皿ネジの頭
部が径方向へ熱膨張した時に、皿ネジの頭部がシールフ
ラップの内表面から突出しないようにしたので、皿ネジ
の頭部が燃焼ガス中に突出して局部的に高温化するのを
防止でき、よって、皿ネジを、耐熱性に優れた材料とし
なくとも、一般的な耐熱金属材料で充分もたせることが
可能となる。 【0042】又、上記により皿ネジの頭部が局部的に高
温化するのを防止できるので、皿ネジの軸線方向の伸び
量が小さくなって、皿ネジとシールフラップとの伸び差
を小さく抑えることができるようになり、よって、ヒン
ジ部の取付板と、繊維強化セラミックス製のシールフラ
ップとの間の熱膨張差による隙間を小さくすることがで
きる。 【0043】更に、取付板と皿ネジに螺着されたセルフ
ロックナットとの間に皿バネなどの締結力調節用弾性体
を介装したので、皿ネジが軸線方向に伸びた場合でも、
皿バネが弾性変形して、ヒンジ部の取付板と、繊維強化
セラミックス製のシールフラップとの間の間隙を吸収
し、確実に取付板にシールフラップを保持させることが
できる。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a flap mounting structure for an afterburner for a jet engine. 2. Description of the Related Art FIGS. 5 to 7 show an example of an afterburner-equipped jet engine (turbofan engine) as an aircraft engine.
A compressor 2 for compressing the taken-in air, a combustor 3 for mixing and burning the compressed air with fuel, a turbine 4 for driving the fan 1 and the compressor 2 by the combustion gas of the combustor 3, and a new compressor. And an afterburner section 5 for burning the fuel added to the fuel cell. [0003] The afterburner section 5 is provided with a flame stabilizer 7 for forming a turbulent flow area 6 on the downstream side, a fuel nozzle 8 for ejecting fuel, and an ignition torch 9. By injecting the combustion gas from the liner 11 provided inside the engine outer cylinder 10,
The thrust is increased. The fan flow 12 branched from the fan 1
The core stream 13 discharged from the compressor 2, the combustor 3, and the turbine 4 is passed through a mixer 14 to promote mixing. The afterburner 5 at the rear end of the engine outer cylinder 10 is provided with an exhaust nozzle 15 whose opening can be adjusted as shown in FIG.
As shown in FIG. 7, a master flap 16 and a seal flap 17
And are alternately arranged so that the seal flaps 17 are located inside, and these are attached to a heat-resistant alloy hinge portion 18 attached to the rear end of the engine outer cylinder 10. A pivot 19 is provided so as to be openable and closable about a pin 19 extending in the tangential direction, and an uneven cam surface 20 is formed on the outer surface of the master flap 16. The drive ring 22 is attached to a drive ring 22 disposed on the outer peripheral side, and the drive ring 22 can be operated by a drive device 23 such as a cylinder that can expand and contract in the axial direction of the engine outer cylinder 10. Incidentally, reference numeral 24 denotes a liner 11 and each flap 16,
17 is a heat shielding seal provided therebetween. [0007] The seal flap 17 has a hinge 18
Is fixed to the mounting plate 25 by welding. When a larger thrust is required, such as when the aircraft rises rapidly, the afterburner unit 5
The fuel is sprayed into the mixed gas flow from the fuel nozzle 8 and the fuel is burned. Then, the fuel is explosively burned, and a flame is formed on the rear side of the flame stabilizer 7, and the temperature of the mixed gas flow ejected to the outside of the engine rises. When the temperature of the mixed gas flow increases, the volume of the mixed gas flow increases, so that the flow velocity of the mixed gas flow ejected to the outside of the engine increases, and the thrust of the engine increases. At this time, a driving device 23 such as a cylinder is extended and contracted to drive the driving ring 22, the copying roller 21, the cam surface 20.
Through the master flap 16 and the seal flap 17
By opening and closing, the cross-sectional area of the flow path of the exhaust nozzle portion 15 is changed, so that the thrust can be adjusted. [0012] However, the above-mentioned conventional flap mounting structure of the afterburner for a jet engine has the following problems. That is, in order to reduce the weight and improve the heat resistance of the afterburner portion 5, the use of a flap plate such as a seal flap 17 made of fiber reinforced ceramics has been studied. 1
7 cannot be fixed directly to the hinge 18 made of a heat-resistant alloy by welding, so that there is difficulty in mounting. Here, it is generally considered that a rivet is used to attach the seal flap 17 made of fiber reinforced ceramics. However, when a rivet is used, the head of the rivet projects to the combustion gas side. There is a problem that the temperature rises locally and the material becomes unbearable,
There is a problem that a gap is formed between the metal hinge portion 18 or the rivet and the seal flap 17 made of fiber reinforced ceramics having a small coefficient of thermal expansion due to a difference in thermal expansion. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and has as its object to provide a flap mounting structure for an afterburner for a jet engine, which allows a flap plate made of fiber reinforced ceramics to be mounted without any trouble. According to the present invention, there is provided a flap mounting structure for an afterburner for a jet engine, wherein a plurality of flap plates are mounted on the outlet side of an afterburner mounted on the jet engine via a hinge so as to be openable and closable. At
The metal hinge mounting plate and the fiber reinforced ceramic flap plate are fastened using a countersunk screw with a tapered head and a self-locking nut, and into the screw through hole on the flap plate side. Forming a tapered countersunk portion large enough to hide the head of the flathead screw, and interposing an elastic body for adjusting a fastening force between the mounting plate and a self-locking nut screwed onto the flathead screw. The present invention relates to a flap mounting structure for an afterburner for a jet engine. The operation of the present invention is as follows. A countersunk portion larger than the head of the flat head screw is formed in the screw through hole of the flap plate made of fiber reinforced ceramics. By preventing the head of the flat head screw from protruding from the inner surface of the seal flap when the head thermally expands in the radial direction,
The head of the countersunk screw is prevented from projecting into the combustion gas to locally increase the temperature, so that the countersunk screw can be made of a general heat-resistant metal material without using a material having excellent heat resistance. It becomes possible. Further, since the head of the flat head screw is prevented from locally becoming high in temperature as described above, the amount of expansion of the flat head screw in the axial direction is reduced, and the difference in expansion between the flat head screw and the seal flap is reduced. Thus, the gap due to the difference in thermal expansion between the mounting plate of the hinge portion and the seal flap made of fiber reinforced ceramics is reduced. Further, since a fastening force adjusting elastic body such as a disc spring is interposed between the mounting plate and the self-locking nut screwed onto the countersunk screw, even if the countersunk screw extends in the axial direction, The disc spring is elastically deformed, and the gap between the mounting plate at the hinge portion and the seal flap made of fiber-reinforced ceramics is absorbed, so that the seal flap is securely held by the mounting plate. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 to 4 show an embodiment of the present invention. The structure of the jet engine itself is shown in FIG.
7 is almost the same as that of FIG.
7 to FIG. In the figure, reference numeral 18 denotes a hinge portion made of a metal (made of a heat-resistant alloy) attached to the rear end of the engine casing 10;
Reference numeral 9 denotes a pin of the hinge part 18, and reference numeral 25 denotes a mounting plate of the hinge part 18. When a flap plate such as a seal flap 26 made of fiber reinforced ceramics is used for the exhaust nozzle portion 15 of the afterburner 5, a mounting plate 25 of the hinge portion 18 and a seal flap 2 made of fiber reinforced ceramics are used.
6, screw through holes 27 and 28 are formed, and the screw portion 31 of the flat head screw 30 having the tapered head 29 is inserted through the screw through holes 27 and 28 from the screw through hole 27 side. Then, a self-lock nut 32 is fastened to the screw portion 31. The screw portion 31 and the body of the flathead screw 30 are
The diameter is made smaller than the screw through holes 27 and 28 in consideration of the radial thermal expansion. In the seal flap 26, a portion of the screw through hole 27 corresponding to the head 29 of the flat head screw 30 is provided.
A tapered counterpart 33 having a size that allows the head 29 to be hidden is formed. Preferably, when the flat head screw 30 is thermally expanded in the longitudinal direction and the radial direction, the head 29 of the flat head screw 30 is smaller than the same level as the inner surface of the seal flap 26 and does not protrude from the inner surface of the seal flap 26. I do. Further, the self-locking nut 32 is provided as shown in FIG.
As shown in FIG. 3, the screw hole 34 is provided with a non-circular (slightly elliptical or triangular shape rather than a circular shape) screw. To generate a clamping force by the deformation force,
This is to prevent loosening. Further, between the mounting plate 25 and the self-locking nut 32 screwed to the flathead screw 30, an elastic body for adjusting the fastening force such as a flathead spring 35 and flat washers 36, 36 are interposed. Next, the operation will be described. The operation of the jet engine and afterburner is the same as in FIGS. In the present invention, a flap plate such as a seal flap 26 made of fiber reinforced ceramic is attached to a mounting plate 25 of a hinge portion 18 made of a metal (made of a heat-resistant alloy) with a flathead screw 30.
And a self-locking nut 32 which is provided with a non-circular screw hole 34 so as not to be loosened. Therefore, the flat head screw 30 is heated by the high-temperature combustion gas ejected from the afterburner 5, and thermally expands in the axial direction and the radial direction. At this time, the head 29 of the flat head screw 30 is inserted into the screw through hole 27 of the seal flap 26 made of fiber reinforced ceramics.
The countersunk portion 33 is formed to be larger than
When the head 29 of the flat head screw 30 is thermally expanded in the radial direction, the head 29 of the flat head screw 30
The head 9 of the flat head screw 30 is prevented from projecting into the combustion gas to locally increase the temperature by preventing the head 9 from being lower than the inner surface of the seal flap 26 at the same level or lower than the inner surface of the seal flap 26. . Accordingly, it is possible to provide a general heat-resistant metal material sufficiently without using the flathead screw 30 as a material having excellent heat resistance. Further, since the head 29 of the flat head screw 30 can be prevented from being locally heated to a high temperature, the amount of extension of the flat head screw 30 in the axial direction is reduced. The difference in elongation can be kept small. Thereby, the mounting plate 25 of the hinge part 18 and
A gap due to a difference in thermal expansion between the seal flap 26 and the fiber reinforced ceramic seal flap 26 is reduced. Further, since a fastening force adjusting elastic body such as a disk spring 35 is interposed between the mounting plate 25 and the self-locking nut 32 screwed to the disk screw 30, the disk screw 30 is axially displaced. Even if it expands, the disc spring 35 elastically deforms,
The gap between the attachment plate 25 of the hinge portion 18 and the seal flap 26 made of fiber reinforced ceramics is absorbed, and the attachment plate 25 can reliably hold the seal flap 26. The reason why the coned disc spring 35 is used as the elastic body for adjusting the fastening force is that it can be easily interposed at a narrow interval as compared with the coil spring, and the thermal expansion of the coned screw 30 can be improved. Although the change in the fastening force before and after can be relatively easily grasped, the fastening force adjusting elastic body may be a coil spring or another elastic body. The present invention is not limited to the above-described embodiment, but can be applied to a master flap. In addition, various changes can be made without departing from the gist of the present invention. Of course. As described above, according to the after-burner flap mounting structure for a jet engine of the present invention,
The following excellent effects can be obtained. A countersunk portion larger than the head of the flat head screw is formed in the screw through hole of the flap plate made of fiber reinforced ceramics. When the head thermally expands in the radial direction, the head of the flat head screw does not protrude from the inner surface of the seal flap, so that the head of the flat head screw protrudes into the combustion gas and is locally heated. Therefore, even if the flathead screw is not made of a material having excellent heat resistance, a general heat-resistant metal material can be sufficiently provided. In addition, since the temperature of the head of the flat head screw can be prevented from locally increasing, the amount of expansion of the flat head screw in the axial direction is reduced, and the difference in expansion between the flat head screw and the seal flap is reduced. Therefore, a gap due to a difference in thermal expansion between the mounting plate of the hinge portion and the seal flap made of fiber reinforced ceramics can be reduced. Further, since an elastic body for adjusting the fastening force such as a disk spring is interposed between the mounting plate and the self-lock nut screwed onto the disk screw, even if the disk screw extends in the axial direction,
The disc spring is elastically deformed to absorb a gap between the mounting plate at the hinge portion and the seal flap made of fiber reinforced ceramics, so that the mounting plate can reliably hold the seal flap.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の側面図である。 【図2】図1の平面図である。 【図3】図1の部分拡大断面図である。 【図4】図1のセルフロックナットの拡大平面図であ
る。 【図5】一般的なアフタバーナ付きターボファンエンジ
ンの概略側方断面図である。 【図6】従来のアフタバーナ部の部分拡大図であり、図
7をVI−VI方向から破断した図である。 【図7】図6のVII−VII矢視図である。 【符号の説明】 5 アフタバーナ部 16 マスターフラップ(フラップ板) 18 ヒンジ部 25 取付板 26 シールフラップ(フラップ板) 27 ネジ通孔 29 頭部 30 皿ネジ 32 セルフロックナット 33 座繰部 35 皿バネ(締結力調節用弾性体)
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a side view of one embodiment of the present invention. FIG. 2 is a plan view of FIG. FIG. 3 is a partially enlarged sectional view of FIG. 1; FIG. 4 is an enlarged plan view of the self-locking nut of FIG. 1; FIG. 5 is a schematic side sectional view of a general turbofan engine with an afterburner. 6 is a partially enlarged view of a conventional afterburner section, and is a view in which FIG. 7 is cut away from a VI-VI direction. FIG. 7 is a view taken along the line VII-VII in FIG. 6; [Description of Signs] 5 Afterburner 16 Master flap (flap plate) 18 Hinge 25 Mounting plate 26 Seal flap (flap plate) 27 Screw hole 29 Head 30 Countersunk screw 32 Self-locking nut 33 Countersunk unit 35 Disc spring ( Elastic body for adjusting the fastening force)

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ジェットエンジンに取付けられるアフタ
バーナ部の出側にヒンジ部を介して多数のフラップ板を
開閉可能に取付けたジェットエンジン用アフタバーナの
フラップ取付構造において、金属製のヒンジ部の取付板
と、繊維強化セラミックス製のフラップ板との間を、テ
ーパ状の頭部を有する皿ネジとセルフロックナットを用
いて締結すると共に、フラップ板側のネジ通孔に、前記
皿ネジの頭部が隠れる大きさのテーパ状をした座繰部を
形成し、前記取付板と皿ネジに螺着されたセルフロック
ナットとの間に締結力調節用弾性体を介装したことを特
徴とするジェットエンジン用アフタバーナのフラップ取
付構造。
(1) A flap mounting structure for an afterburner for a jet engine, wherein a large number of flap plates are openably and closably mounted via hinges on an outlet side of an afterburner mounted on the jet engine. The metal hinge mounting plate and the fiber reinforced ceramic flap plate are fastened using a countersunk screw with a tapered head and a self-locking nut, and into the screw through hole on the flap plate side. Forming a tapered countersunk portion large enough to hide the head of the flathead screw, and interposing an elastic body for adjusting a fastening force between the mounting plate and a self-locking nut screwed onto the flathead screw. A flap mounting structure for an afterburner for a jet engine, characterized in that:
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