JP3491238B2 - 植物育成促進装置 - Google Patents

植物育成促進装置

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繁雄 根本
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有限会社根本工業
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

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  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は植物の発芽、成長を促
進する植物育成促進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来磁力が生物に与える影響が種々研究
されており、中でも磁力が生物、特に植物の成育を促進
させることが種々の研究から明らかとされている。例え
ばトウモロコシなどの種子の基部を磁石のN極で磁化
(磁力に当てる)した場合、通常の種子に比べて茎の成
長が8〜12時間も早かったり、インゲン豆の発芽口を
N極に磁化した場合、磁化しないものに比べて成長が良
好であったなどの実験結果が報告されている。
【0003】また弱い磁場ややや強い磁場(100〜2
00ガウス)中に野菜の種子を一定時間さらして発芽試
験をしたところ、野菜の種類によってその影響は異なる
ものの、磁場にさらさないものの発芽率が30時間後に
60%くらいであったのに対し、磁場にさらしたもので
は30時間後に80%、40時間後にはほぼ100%に
達したことが報告されている。以上は植物の種子に磁力
を与えて発芽を促進した例であるが、成育中の野菜に磁
力を付与することにより、野菜の成育が促進された実験
結果も報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁力が野菜などの植物
の発芽、成育を促進することはすでに知られているが、
従来では植物の促成環境を得るために、畑などに磁石を
埋めるなどして磁場を得ている。しかしこの方法では、
土などにより磁力が弱められるため、広範囲な磁場を得
ようとすると、地中に多数の磁石を埋め込まなければな
らず不経済である。
【0005】また畑などの場合、収穫後畑を耕して次の
作付けに備えるが、その都度磁石を回収して次の作付け
の際に再び埋め込む作業を必要として、作業が繁雑とな
る上、近年では農耕のほとんどが機械化されているた
め、地中の磁石を回収するのが困難であったり、磁石に
より耕うん機が損傷されるなどの不具合もあった。この
発明はかかる不具合を改善するためになされたもので、
植物に磁力を有効かつ効率よく照射できるようにした植
物育成促進装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、支持杆の上端に着脱自在な回転アーム支
持部材に、放射方向に複数のアームが突設された回転ア
ームを回転自在に支承すると共に、上記回転アームの各
アームに、磁石体が設けられた回転反射板を回転自在に
取付けたものである。また回転反射板を遠赤外線や放射
線を発する天然石の粉末を混入した樹脂により成形した
ものである。
【0007】
【作 用】上記構成により、畑に播かれた種子や、育
成中の植物に空中より磁力が照射できるため、広範囲な
植物の発芽、育成が、有効かつ効率よく行える。また回
転反射板より発せられる遠赤外線や放射線と磁力線の相
乗効果により、植物の発芽、育成の促進をさらに高める
ことができる。
【0008】
【実 施 例】この発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図において1は畑などに植設された竿などの支
技杆で、上端に回転アーム支持部材2の筒状部2aが嵌
合され、針金や係止環などの止着具3により抜け外れな
いように固定されている。上記回転アーム支持部材2は
円板部2bと、この円板部2bの下面中央に突設された
上記筒状部2a及び円板部2bの上面中央に突設された
軸筒部2cよりなり、全体が合成樹脂により一体成形さ
れていると共に、支持杆1の上端に嵌着された頭部1a
に差し込みやすいように、円筒部2aにはクサビ状のス
リット2dが形成されている。そして上記円板部2bの
上面中央には環状の磁石体10が埋設されている。
【0009】また円板部2bの上面に突設された軸筒部
2cに回転アーム4の中心部に開口された嵌合孔4aが
上方より嵌合され、軸筒部2cに圧入されたキャップ5
の鍔部5aにより抜け外れないようになっている。上記
回転アーム4は図1に示すように、嵌合孔4aが開口さ
れたボス部4bの外周部に複数、例えば3本のアーム4
cが円周方向に等間隔に突設されている。これらアーム
4cは同じ長さに形成されていて、先端側の上面に、〜
状の風受け羽根4dが突設されており、これら風受け羽
根4dに風を受けることにより支持杆1上で回転するよ
うになっていると共に、上記ボス部4bの下面には、回
転アーム支持部材2の円板部2b上面中央に埋設された
磁石体10と同極が対向するよう環状の磁石体11が埋
設されていて、これら磁石体10,11の反発作用によ
り回転アーム4側が僅かに浮上されるようになってい
る。
【0010】一方上記回転アーム4の各アーム4c先端
には、ほぼC字形の嵌合部4eがそれぞれ形成されてい
て、これら嵌合部4eに回転反射板6の外周部に突設さ
れた軸ピン6aが回転自在に嵌合され、大径部6bによ
り抜け落ちないようになっている。上記回転反射板6
は、円板状をなしていて、遠赤外線や放射線を放出する
天然石の粉末を混入した樹脂により全体が成形されてい
る。
【0011】また上記回転反射板6は意匠効果を高める
ため、全体が人や動物の顔の形に形成されていて、表面
に反射シールや蒸着メッキなどにより反射面が形成され
ていると共に、目に当る部分に環状の磁石体7が埋め込
まれている。上記磁石体7は強力な磁力線、例えば15
000ガウスの磁力線を発生する永久磁石により形成さ
れていて、回転反射板6の目の位置に形成された円環状
部6cに後から嵌め込むことにより取付けられていると
共に、回転反射板6の鼻に当る部分はほぼ三角形に抜か
れている。そして口に当る部分には長方形状の角環状部
6dが形成されていて、この角環状部6dに上記目の部
分の磁石体7と同様な永久磁石よりなる板状の磁石体8
が前後に突出するよう嵌着されていると共に、回転反射
板6の耳に当る部分には、軸ピン6aを中心に回転反射
板6を回転させる風受け羽根6eが、一方は表側に、そ
して他方は裏側にそれぞれ突設されている。
【0012】次に上記構成された植物育成促進装置の作
用を説明すると、まず育成しようとする植物が栽培され
ている畑などに適当な間隔で支持杆1を植設する。なお
支持杆1の高さは、植物が成長しても、回転反射板6と
干渉しない高さにするか、はじめは低くし、植物の成長
とともに高さを高くするようにしても良い。支持杆1の
植設が完了したら、各支持杆1の上端に回転アーム支持
部材2の円筒部2aを嵌合し、止着具3で固定する。こ
れによって支持杆1の上端に回転アーム4を介して回転
反射板6が回転自在に支持されるようになり、回転反射
板6の磁石体7,8より発せられる強力な磁力線が畑に
播かれた種子や、育成中の植物に上方から降りそそがれ
る。また回転反射板6は遠赤外線や放射線を放出する天
然石の粉末を混入した樹脂により形成されているため、
磁力線と遠赤外線、放射線とが混合してこれらの相乗効
果により植物の発芽、育成を強力に促進する。
【0013】一方回転アーム支持部材2の円板部2b
と、回転アーム4のボス部4bには、同極を対向させた
磁石体10,11が埋設されているため、これら磁石体
10,11の反発作用により回転アーム4が僅かに浮上
し、これによって円板部2bとボス部4b間の摩擦が低
減されるので、風が吹くと回転アーム4に設けられた風
受け羽根4dが風を受けて回転アーム4はよく回転し、
同時に回転反射板6の風受け羽根6eも風を受けて自転
するため、磁力線などは拡散されて均一に植物へ照射さ
れるため、植物の均一な育成が可能になる。また互に反
発する磁石体10,11より発生された磁力線も支持杆
1の周囲に広がって植物へ照射されるため、育成促進効
果はさらに向上する。なお回転反射板6の目に当る部分
に設けた環状磁石体7の中央部にガラス玉や鏡、夜光プ
ラスチックなどを嵌着することにより、回転反射板6が
回転する毎に目の部分が光るため、意匠的な効果はさら
に高まるものとなる。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、回転ア
ームに回転自在に支持された回転反射板に強力な磁力線
を発する磁石体を設けて、育成中の植物などの上方に設
置するようにしたことから、強力な磁力により育成中の
植物の成長が促進される。また磁石体を設けた回転反射
板を空中に設置するため、従来の地中へ埋設するものに
比べて広範囲に磁力を照射することができるため、少な
い数で広範囲な畑の植物の成長が促進でき、大変経済的
であると共に、畑を耕す毎に磁石を回収し、次の作付け
の際に再び埋め込むなどの作業を必要としないため、作
業が煩雑となることもない。さらに風力を利用して回転
アームや回転反射板を回転させ、磁力を均一に植物へ照
射するため、植物を均一に育成できると共に、動力など
を必要としないため、維持費も必要とせず経済的であ
る。しかも反発する磁石体を利用して回転アームを浮上
させることにより、回転アーム支持部材と回転アーム間
の摩擦抵抗を低減させるようにしたことから、風の弱い
日でも回転アームがよく回転するため、磁力の拡散効果
も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる植物育成促進装置の
平面図である。
【図2】この発明の一実施例になる植物育成促進装置の
回転アームの断面図である。
【図3】この発明の一実施例になる植物育成促進装置の
回転アームの平面図である。
【図4】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図2のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…支持杆、2…回転アーム支持部材、4…回転アー
ム、4c…アーム、4d…風受け羽根、6…回転反射
板、6e…風受け羽根、7,8,10,11…磁石体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 7/04 A01G 7/00 A01M 29/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持杆1の上端に着脱自在な回転アーム
    支持部材2に、放射方向に複数のアーム4cが突設され
    た回転アーム4を回転自在に支承すると共に、上記回転
    アーム4の各アーム4cに、磁石体7,8が設けられた
    回転反射板6を回転自在に取付けてなる植物育成促進装
    置。
  2. 【請求項2】 回転反射板6を遠赤外線や放射線を発す
    る天然石の粉末を混入した樹脂により成形してなる請求
    項1記載の植物育成促進装置。
  3. 【請求項3】 回転アーム4及び回転反射板6の少なく
    とも一方に、風力により回転アーム4及び回転反射板6
    の少なくとも一方を回転させる風受け羽根4d,6eを
    設けてなる請求項1記載の植物育成促進装置。
  4. 【請求項4】 回転アーム支持部材2の円板部2bと、
    回転アーム4のボス部4bに、同極が互に対向するよう
    磁石体10,11をそれぞれ埋設してなる請求項1記載
    の植物育成促進装置。
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