JP3490242B2 - Ball check valve - Google Patents
Ball check valveInfo
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- JP3490242B2 JP3490242B2 JP05238597A JP5238597A JP3490242B2 JP 3490242 B2 JP3490242 B2 JP 3490242B2 JP 05238597 A JP05238597 A JP 05238597A JP 5238597 A JP5238597 A JP 5238597A JP 3490242 B2 JP3490242 B2 JP 3490242B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として上、中、
下水、農業用水、汚水、工業排水等に用いられ、又は、
油、ガスなどの配管にも用いられるボール逆止め弁に関
する。
【０００２】
【従来の技術】金属製球体の外側にゴム又は樹脂を被覆
して形成したボール形の弁体を内蔵するボール逆止め弁
は、従来は、金属製球体の外径がボデーの流入口、流出
口やボールを誘導するガイド部の幅よりも小さいのが一
般で、このため、ボール表面のゴムや樹脂が磨耗したり
欠損したり剥離したりした場合に、ボールが流出口又は
流入口から流出して、配管や配管に接続されているポン
プ、ストレーナ、他のバルブなどを損傷させるに至るこ
とがあった。
【０００３】図５は、この点を解決するために提案され
たボール逆止め弁の縦断面図であり、図６は、図５にお
いて概ねＹ−Ｙ'断面から下方を見た状態を示す説明用
の部分平面図である（実開昭６３−１５８６５６号参
照）。
【０００４】ボール１１は、金属製球体１１ａの外側に
ゴム又は樹脂１１ｂを被覆し、ボデー１２に設けられて
いるガイド部１２ａの流水口１２ｂの幅ｌ2が金属製球
体１１ａの直径ｄ2よりも小さく形成されている。
【０００５】このため、ボール１１のゴム又は樹脂１１
ｂが磨耗したり欠損したり剥離したりしても、ボール１
１は、ガイド部１２ａの流水口１２ｂに阻まれて、ボデ
ー１２の流出口１２ｃから流出しない。
【０００６】しかし、この構造では、金属製球体１１ａ
の直径ｄ2がボデー１２の流入口１２ｄの直径Ｄ3よりも
小さいために、上述の金属製球体１１ａが流体の逆流に
よって流入口１２ｄ側の配管に流入して、配管やこの配
管に接続されているポンプ、ストレーナ、他のバルブな
どを損傷するおそれがある。
【０００７】更に、上述のようにガイド部１２ａの流水
口１２ｂの幅ｌ2が狭められているために、流出する流
路の流過面積が小さく、また、渦流が起き易く、流体の
圧力損失が大きい問題点を有している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ボール逆止め弁のボールの金属製球体の外
側に被覆されたゴムや樹脂が磨耗したり欠損したり剥離
したりした場合に、ボールがこの逆止め弁の流入口、流
出口から、或は、流入口から配管に流出して、配管や配
管に接続されているポンプ、ストレーナ、他のバルブな
どを損傷すること、更に、これを防ぐ構造にしたために
流体の圧力損失が大きくなる問題点である。本発明は、
この問題点を解決するために開発したもので、流体の圧
力損失を少なくし、安定した流れを得ると共に、金属製
球体の飛出しを防止することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項１に係る発明は、流入口と流出口を有するボ
デーに、金属製球体の外側にゴム又は樹脂を被覆したボ
ールを内蔵し、かつ流水口を有するガイド部をボデー内
に設けてボールを誘導し、流体が正流する時にボールを
流体の流れに阻害しない場所に待避させ、流体の正流が
止まった時にボールが自重によって閉弁位置に移動する
ようにしたボール逆止め弁において、前記流入口及び流
出口の内周側に突起部を１個以上形成し、これらの突起
部同志の先端で形成される直径寸法を前記金属製球体の
直径寸法より小さく形成し、前記ガイド部の流水口の幅
寸法が金属製球体の直径寸法よりも大きくて、ボールの
直径寸法よりも小さく形成すると共に、ボデー内のシー
ト部の近傍に、逆止め弁を水平配管において使用する時
に閉弁するボールをシート部にほぼ正対させる高さに保
持する保持用の突起部を設けたボール逆止め弁である。
【００１０】
【００１１】また、この場合、ボデー内のシート部の近
傍に、逆止め弁を水平配管において使用する時に閉弁す
るボールをシート部にほぼ正対させる高さに保持するた
めの突起部を設けるのが好ましい。
【００１２】本発明のボール逆止め弁は、上記のように
構成したので、まず、金属製球体の外側に被覆してある
ゴム又は樹脂が磨耗したり欠損したり剥離したりして、
ボールがほとんど金属製球体だけになった場合でも、ボ
デーの流出口及び流入口の直径方向の最小寸法が金属製
球体の直径寸法よりも小さいので、このゴム又は樹脂が
磨耗したり欠損したり剥離したりして、ボールがボデー
の流出口又は流入口から流出して、配管や配管に接続さ
れているポンプ、ストレーナ、他のバルブなどを損傷さ
せることがない。
【００１３】また、ボデーの流出口及び流入口の直径方
向の最小寸法を、これら流出口及び流入口の内側に１個
以上の突起部を設けることによって形成すると、この流
出口及び流入口の断面積、即ち、流体の流路を十分に広
くすることができ、流体の圧力損失をほとんど生じさせ
ないので、極めて有効である。
【００１４】また、先に示した従来例のように、ガイド
部の幅を金属製球体の直径寸法より小さくするのとは異
なり、ガイド部の幅を広くすることができるので、ボデ
ー内で渦流が起きる虞もなく、流体の圧力損失は極めて
小さい。
【００１５】次に、本発明のボール逆止め弁では、ボデ
ー内に設けたガイド部によって誘導してボールを流体の
正流時に流体の流れを阻害しない場所に待避させるよう
にしたので、ボデー内の流体の流れが極めてスムーズで
あり、ボールが流路口に存在しているものに比して流体
の圧力損失を軽減させることができる。更に、流体の正
流が止まった時に、ボールは自重によって逆流を待たず
に移動するので逆流が起き難く、ウォータハンマーを起
こさないで確実に閉弁して、逆流を防止する。
【００１６】次に、本発明のボール逆止め弁を水平配管
において使用した場合、流体の正流が止まってボールが
閉弁位置に移動する時に、ボールはボデー内のシート部
の近傍に設けられた突起部によってシート部にほぼ正対
する高さに保持されるので、ボールが相当重くても、ほ
んの僅かな逆圧でボールがシート部に着座し、逆流をほ
とんど生じさせないで、従って、ウォータハンマーを起
こすことなく、逆流を防止する。
【００１７】
【実施例】図１は、本発明の実施例を図面に示して説明
し、併せてその作用を述べる。図１は、本発明のボール
逆止め弁の一実施例を示す縦断面図であり、図２は、図
１において概ねＸ−Ｘ'断面から下方を見た状態を示す
説明用の部分平面図である。
【００１８】図１及び図２において、１はボール逆止め
弁、２はボールであって、ボール２は、金属製球体２ａ
の外側にゴム又は樹脂２ｂを被覆して形成されている。
３はボデーであって、その流出口３ａ及び流入口３ｂの
内側に突起部３ｃと３ｄ及び３ｅと３ｆが設けてあり、
流出口３ａ及び流入口３ｂにおける直径方向の最小寸法
Ｌ1及びＬ2は、これら突起部３ｃと３ｄとの間及び３ｅ
と３ｆとの間の寸法であって、これらのＬ1及びＬ2は、
金属製球体２ａの直径ｄ1よりも小さくなっている。ま
た、図１及び図２に示すように、流出口３ａの直径寸法
Ｄ 1 及び流入口３ｂの直径寸法Ｄ 2 は、金属製球体２の直
径ｄ1よりも大きい。
【００１９】次に、ボデー３にボール２を誘導するガイ
ド部３ｇが設けてあり、流体が正流する時には、ボール
２は、このガイド部３ｇの流水口３ｈに沿って、図１に
おいて２点鎖線で示したように流体の流れを阻害しない
場所に移動して待避する。
【００２０】このガイド部３ｇの流水口３ｈの幅ｌ
1は、図４に示した考案のように金属製球体２の直径ｄ1
よりも小さくする必要がなく、ボール２を誘導し得る幅
に形成され、十分に広い。
【００２１】流体の正流が止まった時には、ボール２は
ボデー３の内側の斜面３ｉを自重によって転げ落ちて、
閉弁状態に移動するようになっている。この自重による
移動が容易になるように、ボール２の重心との関係にお
いて、斜面３ｉの形式位置や形式角度等が特に配慮され
て作られている。
【００２２】次に、ボデー３のシート部３ｊの近傍に突
起部３ｋが設けてあり、このボール逆止め弁１を、図１
の右方を下側に左方を上側になるようにして水平配管に
おいて使用する時に、閉弁するために流水口３ｈに沿っ
て転げ落ちてきたボール３をシート部３ｊにほぼ正対さ
せる高さに保持するようになっている。なお、突起部３
ｋは、垂直配管で使用した場合にボール２が斜面３ｉに
沿って転げ落ちてきたボール２が衝突してゴム又は樹脂
２ｂの被覆が欠損しないように、閉弁状態のボール２と
所定間隔を有するような高さ限界を設けている。
【００２３】次いで、このボール逆止め弁１の作用を説
明する。まず、金属製球体２ａの外側に被覆してあるゴ
ム又は樹脂２ｂが磨耗したり欠損したり剥離したりし
て、ボール２がほとんど金属製球体２ａだけになった場
合でも、ボデー３の流出口３ａ及び流入口３ｂの直径方
向の最小寸法Ｌ1及びＬ2が金属製球体２ａの直径寸法ｄ
1よりも小さいので、このゴム又は樹脂２ｂが磨耗した
り欠損したり剥離したりしたボール２がボデー３の流出
口３ａ又は流入口３ｂから流出して、配管や配管に接続
されているポンプ、ストレーナ、他のバルブなどを損傷
させることがない。
【００２４】また、ボデー３の流出口３ａ及び流入口３
ｂの直径方向の最小寸法Ｌ1及びＬ2を、これら流出口又
３ａ及び流入口３ｂの内側に突起部３ｃと３ｄ及び３ｅ
と３ｆを設けることによって形成したので、この流出口
３ａ及び流入口３ｂの断面積、従って、流体の流路を十
分に広くすることができ、流体の圧力損失をほとんど生
じさせない。
【００２５】また、図５の従来例において、ガイド部１
２ａの流水口１２ｂの幅ｌ2を金属製球体１１の直径ｄ2
よりも小さくするのとは異なり、ガイド部３ｇの流水口
３ｈの幅ｌ1を大きく、ボール２の直径よりも小さくす
ることができるので、ボデー内３で渦流が起きる虞もな
く、流体の圧力損失は極めて小さい。
【００２６】次に、本発明のボール逆止め弁１では、ボ
デー３内に設けたガイド部３ｇによって誘導してボール
２を流体の正流時に流体の流れを阻害しない場所に待避
させるようにしたので、ボデー３内の流体の流れが極め
てスムーズであり、流体の圧力損失がほとんど生じな
い。更に、流体の正流が止まった時に、ボール２は自重
によって逆流を待たずに移動するので、逆流が起き難
く、ウォータハンマーを起こさないで確実に閉弁して、
逆流を防止する。
【００２７】次に、本発明のボール逆止め弁１を水平配
管において使用した場合、流体の正流が止まってボール
２が閉弁位置に移動する時に、ボール２はボデー３内の
シート部３ｊの近傍に設けられた突起部３ｋによってシ
ート部３ｊにほぼ正対する高さに保持されるので、ボー
ル２が相当重くても、ほんの僅かな逆圧でボール２がシ
ート部３ｊに着座し、逆流を防止する。
【００２８】図３は、本発明のボール逆止め弁の他の実
施例を示す縦断面図であって、この図３では、カバー４
に突起部４ａを設けて、カバー４とボール２との接触面
積を減らすことでボール２が水あかや混入汚物等の粘性
異物でカバー４に固着して閉弁時に自重による閉弁を妨
げるのを防いでいる。また、図４では、突起部４ａの代
わりに挿抜可能なピン５を設けており、ボールガイド部
３ｇに異物が固着し、ボール２がシート部３ｊに落下し
ないような場合に際しても、ピン５にてボール２を押込
むかねじ込むことによりボール２は自重でシート部３ｊ
に落下するようにできる。
【００２９】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
１に係る発明によると、ボールの金属製球体の外側に被
覆されたゴムや樹脂が磨耗したり欠損したり剥離したり
しても、ボールがこの逆止め弁の流出口や流入口から配
管に流出して、配管や配管に接続されているポンプ、ス
トレーナ、他のバルブなどを損傷することがなく、流体
の圧力降下が生じない。しかも、この逆止め弁を水平配
管において使用した場合に、ボールをシート部に正対さ
せる高さに保持するための突起部を設けたから、僅かな
逆圧で閉弁して逆流を確実に防止することができる等水
平及び垂直の両配管にも適応可能である。更には、ガイ
ド部の流水口の幅を広くして流出する流路の流過面積を
大きくすることができるため、ボデー内での渦流の発生
もなく、流体の圧力損失も極めて小さい。また、流出口
と流入口の内周側に設けた突起部によって、金属製球体
の飛び出しを防止できると共に、流出口と流入口の断面
積を十分に広くできるため、流体の圧力損失も生じさせ
ることがない等の有用な効果を奏する。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention
Used for sewage, agricultural water, sewage, industrial drainage, etc., or
The present invention relates to a ball check valve used for piping of oil, gas and the like. 2. Description of the Related Art A ball check valve having a built-in ball-shaped valve body formed by coating a rubber or resin on the outside of a metal sphere has been conventionally used. Generally, the width of the ball is smaller than the width of the inlet, the outlet, and the guide part for guiding the ball. Therefore, when the rubber or resin on the ball surface is worn, chipped, or separated, the ball is discharged or discharged. It could flow out of the inlet and damage pipes, pumps, strainers, and other valves connected to the pipes. FIG. 5 is a longitudinal sectional view of a ball check valve proposed to solve this problem, and FIG. 6 is a view showing a state generally viewed from below along a YY 'section in FIG. FIG. 3 is a partial plan view for the present invention (see Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 63-158656). The ball 11 has a rubber or resin 11b coated on the outside of the metal sphere 11a, and the width l 2 of the flowing water port 12b of the guide portion 12a provided on the body 12 is larger than the diameter d 2 of the metal sphere 11a. Is also formed small. Therefore, the rubber or resin 11 of the ball 11 is
Even if b is worn, chipped or peeled, the ball 1
1 does not flow out of the outlet 12c of the body 12 because it is blocked by the water outlet 12b of the guide portion 12a. However, in this structure, the metal sphere 11a
For the diameter d 2 is smaller than the diameter D 3 of the inlet 12d of the body 12, metal spheres 11a described above flows into the pipe the inlet 12d side by the backflow of the fluid, connected piping and to the pipe Pumps, strainers, and other valves may be damaged. Further, since the width l 2 of the water outlet 12b of the guide portion 12a is narrowed as described above, the flow area of the outflow channel is small, the vortex is easily generated, and the pressure loss of the fluid is reduced. Have a major problem. The problem to be solved by the present invention is that the rubber or resin coated on the outside of the metal sphere of the ball of the ball check valve is worn, chipped or peeled off. In this case, balls flow out of the check valve through the inlet, outlet, or from the inlet to the piping, and damage the piping, pumps, strainers, and other valves connected to the piping. Further, there is a problem that the pressure loss of the fluid is increased due to the structure for preventing this. The present invention
The present invention has been developed to solve this problem, and has as its object to reduce the pressure loss of a fluid, obtain a stable flow, and prevent a metal sphere from jumping out. In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a body having an inlet and an outlet is coated with rubber or resin on the outside of a metal sphere. A guide part with a built-in ball and having a water outlet is provided in the body to guide the ball, evacuate the ball to a place where it does not hinder the flow of the fluid when the fluid flows normally, and when the normal flow of the fluid stops In a ball check valve in which a ball moves to a valve closing position by its own weight, one or more projections are formed on the inner peripheral side of the inflow port and the outflow port, and the projections are formed by the tips of these projections. the diameter is smaller than the diameter of the metallic spheres, said width dimension of the inflow opening of the guide portion is larger than the diameter of the metal spheres, as well as smaller than the diameter of the ball, in the body C
When a check valve is used in horizontal piping near the
The ball that closes to the seat is held at a height that almost faces the seat.
It is a ball check valve provided with a holding projection for holding . In this case, a protrusion is provided near the seat portion in the body to hold a ball, which is closed when the check valve is used in a horizontal pipe, at a height substantially facing the seat portion. It is preferable to provide a part. Since the ball check valve of the present invention is constructed as described above, first, the rubber or resin coated on the outside of the metal sphere is worn, chipped, or peeled off.
Even if the ball is almost entirely a metal sphere, the rubber or resin is worn, chipped, or peeled because the minimum diameter in the diameter direction of the body outlet and inlet is smaller than the diameter of the metal sphere. Also, the ball does not flow out of the outlet or the inlet of the body, and does not damage the piping, the pump, the strainer, and other valves connected to the piping. Further, when the minimum diameter in the diameter direction of the outlet and the inlet of the body is formed by providing one or more projections inside the outlet and the inlet, the cutoff of the outlet and the inlet is formed. This is extremely effective because the area, that is, the flow path of the fluid can be made sufficiently large and the pressure loss of the fluid hardly occurs. Further, unlike the prior art example shown above, which is different from the case where the width of the guide portion is smaller than the diameter of the metal sphere, the width of the guide portion can be increased. And the pressure loss of the fluid is extremely small. Next, in the ball check valve of the present invention, the ball is guided by the guide portion provided in the body so that the ball is retracted to a place where the flow of the fluid is not obstructed at the time of normal flow of the fluid. The flow of the fluid is extremely smooth, and the pressure loss of the fluid can be reduced as compared with the case where the ball exists at the flow path port. Further, when the normal flow of the fluid stops, the ball moves without waiting for the backflow due to its own weight, so that the backflow is unlikely to occur, and the valve is securely closed without causing a water hammer to prevent the backflow. Next, when the ball check valve of the present invention is used in horizontal piping, when the normal flow of the fluid stops and the ball moves to the valve closing position, the ball is provided near the seat portion in the body. Since the projection is held at a height substantially opposite to the seat portion, even if the ball is considerably heavy, the ball sits on the seat portion with only a slight back pressure and hardly causes a backflow. To prevent backflow without causing FIG. 1 illustrates an embodiment of the present invention with reference to the drawings, and also describes its operation. FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of a ball check valve of the present invention, and FIG. 2 is a partial plan view for explanation showing a state generally viewed from below along a line XX ′ in FIG. It is. 1 and 2, 1 is a ball check valve, 2 is a ball, and the ball 2 is a metal sphere 2a.
Is formed by coating rubber or resin 2b on the outside.
Reference numeral 3 denotes a body, and projections 3c and 3d and 3e and 3f are provided inside the outlet 3a and the inlet 3b.
The minimum diameters L 1 and L 2 in the outlet 3a and the inlet 3b in the diameter direction are set between the protrusions 3c and 3d and 3e.
And 3f, where L 1 and L 2 are:
It is smaller than the diameter d 1 of the metal sphere 2a. Also, as shown in FIGS. 1 and 2, the diameter of the outlet 3a
D 1 and the diameter D 2 of the inlet 3 b are larger than the diameter d 1 of the metal sphere 2. Next, a guide portion 3g for guiding the ball 2 is provided on the body 3, and when the fluid flows in a forward direction, the ball 2 is moved along two points 3h in FIG. Move to a place where the flow of fluid is not obstructed as shown by the dashed line and evacuate. The width l of the outlet 3h of the guide portion 3g
1 is the diameter d 1 of the metal sphere 2 as in the invention shown in FIG.
It is not necessary to make it smaller than this, and it is formed to have a width that can guide the ball 2 and is sufficiently wide. When the normal flow of the fluid stops, the ball 2 rolls down the slope 3i inside the body 3 by its own weight,
The valve moves to a closed state. In order to facilitate movement by its own weight, the position and angle of the slope 3i are made with particular consideration in relation to the center of gravity of the ball 2. Next, a projection 3k is provided in the vicinity of the seat 3j of the body 3, and this ball check valve 1 is mounted on the body 3 in FIG.
Height when the ball 3 that has rolled down along the water outlet 3h to close the valve is almost directly opposed to the seat portion 3j when used in a horizontal pipe with the right side on the lower side and the left side on the upper side. To be held. The protrusion 3
k is a predetermined distance from the ball 2 in the valve-closed state so that the ball 2 that has rolled down along the slope 3i when used in a vertical pipe does not collide and the rubber or resin 2b is not covered. There is such a height limit. Next, the operation of the ball check valve 1 will be described. First, even when the rubber or resin 2b coated on the outside of the metal sphere 2a is worn, chipped, or peeled off, and the ball 2 is almost entirely made of the metal sphere 2a, the outlet of the body 3 can be used. The minimum diameter L 1 and L 2 in the diameter direction of the inlet 3b and the inlet 3b are the diameter d of the metal sphere 2a.
Since the rubber 2 is smaller than 1, the ball 2 from which the rubber or the resin 2b is worn, chipped, or separated flows out from the outlet 3a or the inlet 3b of the body 3 and is connected to a pipe or a pump connected to the pipe. Does not damage strainers or other valves. The outlet 3a and the inlet 3 of the body 3
The minimum dimensions L 1 and L 2 in the diametric direction of b are provided inside the outlet 3a and the inlet 3b with the projections 3c, 3d and 3e.
And 3f, the cross-sectional area of the outflow port 3a and the inflow port 3b, and hence the flow path of the fluid, can be made sufficiently large, and the pressure loss of the fluid hardly occurs. Further, in the conventional example shown in FIG.
The width l 2 of the flowing water port 12b of 2a is set to the diameter d 2 of the metal sphere 11
Unlike the case where the diameter is smaller than the diameter of the ball 2, the width l 1 of the water outlet 3 h of the guide portion 3 g can be made larger than the diameter of the ball 2. The losses are very small. Next, in the ball check valve 1 of the present invention, the ball 2 is guided by the guide portion 3g provided in the body 3 so as to retreat the ball 2 to a place where the flow of the fluid is not obstructed when the fluid flows normally. Therefore, the flow of the fluid in the body 3 is extremely smooth, and the pressure loss of the fluid hardly occurs. Furthermore, when the normal flow of the fluid stops, the ball 2 moves without waiting for the backflow due to its own weight, so the backflow is unlikely to occur, and the valve is securely closed without causing a water hammer.
Prevent backflow. Next, when the ball check valve 1 of the present invention is used in a horizontal pipe, when the normal flow of the fluid stops and the ball 2 moves to the valve closing position, the ball 2 moves to the seat portion 3j in the body 3. Is held at a height substantially opposite to the seat portion 3j by the protrusion 3k provided in the vicinity of the seat portion 3j. Therefore, even if the ball 2 is considerably heavy, the ball 2 sits on the seat portion 3j with a slight back pressure, and To prevent FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing another embodiment of the ball check valve according to the present invention. In FIG.
Is provided with a projection 4a to reduce the contact area between the cover 4 and the ball 2 to prevent the ball 2 from sticking to the cover 4 with viscous foreign substances such as scales and contaminants, thereby preventing the valve from closing due to its own weight when the valve is closed. I'm preventing. In FIG. 4, a pin 5 which can be inserted and withdrawn is provided in place of the projection 4a. When the ball 2 is pushed or screwed in, the ball 2 has its own weight and the seat portion 3j
Can fall. As is apparent from the above description, according to the first aspect of the present invention, the rubber or resin coated on the outside of the metal sphere of the ball is worn, chipped or peeled. Even if the ball flows out from the outlet or inlet of this check valve to the pipe, it does not damage the pipe, the pump, strainer, other valves connected to the pipe, etc., and the pressure drop of the fluid Does not occur. Moreover, when using a check valve of this in the horizontal pipe, because provided a projection for holding the height to confronting the ball seat, a back flow and closes at a slight counter-pressure reliably It can also be applied to both horizontal and vertical piping that can be prevented. Furthermore, since the flow area of the outflow passage can be increased by increasing the width of the water outlet of the guide portion, there is no vortex generated in the body, and the pressure loss of the fluid is extremely small. In addition, the protrusions provided on the inner peripheral side of the outlet and the inlet prevent the metal sphere from jumping out, and the cross-sectional area between the outlet and the inlet can be made sufficiently large, thereby causing a pressure loss of the fluid. It has a useful effect such as no occurrence.
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のボール逆止め弁の一実施例を示す縦断
面図である。
【図２】図１において、概ねＸ−Ｘ'断面から下方を見
た状態を示す説明用の部分平面図である。
【図３】本発明のボール逆止め弁の他の実施例を示す縦
断面図である。
【図４】本発明のボール逆止め弁の更に他の実施例を示
す縦断面図である。
【図５】従来例を示すボール逆止弁を示す縦断面図であ
る。
【図６】図５において、概ねＹ−Ｙ'断面から下方を見
た状態を示す説明用の部分平面図である。
【符号の説明】
１ ボール逆止め弁
２ ボール
２ａ 金属製球体
２ｂ ゴム又は樹脂
３ ボデー
３ａ 流出口
３ｂ 流入口
３ｃ、３ｄ、３ｅ、３ｆ 突起部
３ｇ ガイド部
３ｋ シート部近傍の突起部
Ｌ1、Ｌ2 直径方向の最小寸法
ｄ1 金属製球体の直径寸法BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing one embodiment of a ball check valve of the present invention. FIG. 2 is a partial plan view for explanation showing a state generally viewed from below along a line XX ′ in FIG. 1; FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing another embodiment of the ball check valve of the present invention. FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing still another embodiment of the ball check valve of the present invention. FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a ball check valve showing a conventional example. FIG. 6 is a partial plan view for explanation showing a state seen downward from a substantially YY ′ section in FIG. 5; [Description of Signs] 1 Ball check valve 2 Ball 2a Metal sphere 2b Rubber or resin 3 Body 3a Outflow port 3b Inflow ports 3c, 3d, 3e, 3f Projection section 3g Guide section 3k Projection section L 1 near the seat section, L 2 Minimum dimension in the diameter direction d 1 Diameter dimension of metal sphere
Claims (1)
球体の外側にゴム又は樹脂を被覆したボールを内蔵し、
かつ流水口を有するガイド部をボデー内に設けてボール
を誘導し、流体が正流する時にボールを流体の流れに阻
害しない場所に待避させ、流体の正流が止まった時にボ
ールが自重によって閉弁位置に移動するようにしたボー
ル逆止め弁において、前記流入口及び流出口の内周側に
突起部を１個以上形成し、これらの突起部同志の先端で
形成される直径寸法を前記金属製球体の直径寸法より小
さく形成し、前記ガイド部の流水口の幅寸法が金属製球
体の直径寸法よりも大きくて、ボールの直径寸法よりも
小さく形成すると共に、ボデー内のシート部の近傍に、
逆止め弁を水平配管において使用する時に閉弁するボー
ルをシート部にほぼ正対させる高さに保持する保持用の
突起部を設けたことを特徴とするボール逆止め弁。(57) [Claim 1] A body having an inflow port and an outflow port, in which a ball coated with rubber or resin outside a metal sphere is incorporated.
In addition, a guide portion having a water outlet is provided in the body to guide the ball, and when the fluid flows forward, the ball is evacuated to a place where it does not obstruct the flow of the fluid, and when the normal flow of the fluid stops, the ball is closed by its own weight. In the ball check valve configured to move to the valve position, one or more protrusions are formed on the inner peripheral side of the inflow port and the outflow port, and a diameter dimension formed by the tips of these protrusions is set to the metal size. smaller form than the diameter dimension of the manufactured spherical, said width dimension of the inflow opening of the guide portion is larger than the diameter of the metal spheres, as well as smaller than the diameter of the ball, in the vicinity of the seat in the body ,
Bore that closes when check valve is used in horizontal piping
For holding the handle at a height that almost matches the seat
A ball check valve provided with a projection .
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05238597A JP3490242B2 (en) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | Ball check valve |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05238597A JP3490242B2 (en) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | Ball check valve |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10231941A JPH10231941A (en) | 1998-09-02 |
| JP3490242B2 true JP3490242B2 (en) | 2004-01-26 |
Family
ID=12913350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05238597A Expired - Fee Related JP3490242B2 (en) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | Ball check valve |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3490242B2 (en) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2344635B (en) | 1998-12-09 | 2003-04-30 | Kitz Corp | Ball check valve and pumping apparatus using the check valve |
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| CN102505425B (en) * | 2011-11-02 | 2016-06-01 | 海尔集团公司 | A kind of draining pump with water sealing structure and the washing machine equipped with this draining pump |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP05238597A patent/JP3490242B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10231941A (en) | 1998-09-02 |
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|---|---|---|---|
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