JP3489957B2 - オブジェクトの類似度算出方法および類似オブジェクト検索装置 - Google Patents

オブジェクトの類似度算出方法および類似オブジェクト検索装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、与えられた検索キ
ーオブジェクト(テキスト、画像、映像、音声など)と
DB(データベース)内のオブジェクトの間の類似度
を、キーオブジェクトおよび個々のDB内オブジェクト
から抽出した特徴量のベクトル間の類似度によって判定
する類似度オブジェクト検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テキスト、画像、映像、音声などを扱う
従来の類似オブジェクト検索装置においては、特徴量を
ベクトル化し、そのベクトル間の類似性を使って類似オ
ブジェクトの検索を実現することが広く行われている。
【0003】これまで、多くの類似オブジェクト装置で
用いられている類似度の算出方法としてはユークリッド
距離がある。これは、各次元軸の差の総和の平方根をと
るという操作である。
【0004】例えば、キーのベクトルが(k1,k2,
k3)、比較するデータのベクトルが(d11,d1
2,d13)とし、平方根の関数をsqrt(x)、x
のy乗を
【0005】
【外1】 とするとき、ユークリッド距離Euは次の式で計算でき
る。
【0006】
【数1】 同様に、数学的にはマンハッタン距離など多くの距離基
準が存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】距離dは以下の公理を
常に満たす。
【0008】距離の公理 d(x,x)=0 d(x,y)=0ならばx=y d(x,y)>=0 d(x,y)=d(y,x) (対称律) d(x,z)<=d(x,y)+d(y,z)(三角不
等式) よって、対称律を常に満たすため、直線上の点aとbに
対して、距離d(a,b)とd(b,a)が同じであ
る。また、別の言い方をすれば、直線上に点0,a,2
aがあって、d(a,0)とd(a,2a)が同一の距
離になる。
【0009】しかし、これをそのままオブジェクトの類
似度に適用すると、あるオブジェクトの特徴量の次元値
aに対し特徴が存在しない(つまり次元値が0である)
オブジェクトも、より強い特徴をもつ(つまり次元値が
2aである)オブジェクトも同様に類似していると判定
していることになる。これは人間のもつ直感とは著しく
異なる。
【0010】通常の感覚では、キーオブジェクトの次元
値がaならば、次元値0のデータオブジェクトより次元
値2aのデータオブジェクトの方を似ているとしたい。
これを人間感覚基準Aと呼ぶことにする。
【0011】上記の人間の感覚に近い類似の判定方法を
実現するには対称律を満たす距離では不可能であること
がわかる。つまり、従来の類似の判定方法は数学的な距
離にこだわりすぎていたことが問題である。
【0012】本発明の目的は、より人間の感覚に近い類
似検索を可能にするオブジェクトの類似度算出方法およ
び類似オブジェクト検索装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の類似度算出方法
は、キーオブジェクトとDB内オブジェクトの個々の次
元値間の比較において、キーオブジェクトの次元値とD
B内オブジェクトの次元値の大小関係を比較し、キーオ
ブジェクトの次元値がDB内オブジェクトの次元値より
大きい場合と小さい場合とで異なる距離算出法を用いて
オブジェクトの類似度を算出する。
【0014】 本発明の実施態様によれば、DB内オブ
ジェクトの次元値がキーオブジェクトの次元値より小さ
い場合の距離を、DB内オブジェクトの次元値がキーオ
ブジェクトの次元値より大きい場合の距離のn倍(ただ
し、nはより大きい実数)する。
【0015】 本発明の実施態様によれば、DB内オブ
ジェクトの次元値がキーオブジェクトの次元値より小さ
い場合の距離を、DB内オブジェクトの次元値がキーオ
ブジェクトの次元値より大きい場合の距離のn乗(ただ
し、nは0より大きく、1より小さい実数)する。
【0016】ここで、距離関数1をユークリッド距離、
距離関数2をマンハッタン距離とするように、それぞれ
の場合について全く異なる距離を利用しても構わない。
【0017】図4は、ベクトルをヒストグラムとみなし
た場合の本発明の説明図である。
【0018】この図では、キーオブジェクトのベクトル
が領域AとC、DB内から選ばれた比較対象オブジェク
トのベクトルが領域AとBによって表してある。従来の
方法は図中のBの領域とCの領域を同一の距離基準で表
現していた。それに対し、本発明では、比較対象オブジ
ェクトのベクトルがキーオブジェクトのベクトルより大
きい部分(領域B)と小さい部分(領域C)とにそれぞ
れ異なる距離基準を用いる。例えば、領域Bはその面
積、領域Cはその面積の2倍とすることで実現する。
【0019】このように、キーオブジェクトとデータオ
ブジェクトの大小によってその距離基準を切り替えるこ
とで、全体として人間感覚基準Aに近づける。なお、こ
の切り替えを含んだ処理を関数として見た場合には、全
体として対称律を満たさないため数学的には距離ではな
い。
【0020】本発明の他のオブジェクトの類似度算出方
法は、0に近い値ほど傾きが大きくなるような値をとる
関数を用意し、キーオブジェクトとDB内オブジェクト
の双方の個々のベクトル値をその関数によって変換し、
その変換後のベクトル値に対して類似度算出法を適用す
ることでオブジェクトの類似度を算出する。
【0021】ベクトルの個々の次元値自体を事前に変換
することで、従来の距離関数を用いながら同様の効果を
得ることもできる。つまり、類似度の算出の処理とし
て、0に近い値ほど傾きが大きくなるような値をとる関
数を用意し、キーオブジェクトとDB内オブジェクトの
双方の個々のベクトル値をその関数によって変換し、そ
の変換後のベクトル値に対して、従来の類似度算出方法
を適用することでに距離に関する非対称性を実質的に実
現し、類似性に対する精度の改善を行う。このときの関
数としては、次元値が0にしたがって座標のスケールが
細かくなるようなものであればよく、対数や累乗、ベキ
乗を用いいれば容易に実現できる。
【0022】さらに、先ほどの人間感覚基準Aで特に重
要な点は、次元値が0の場合にはより特別な類似性が存
在するところと考えることもできる。よって、次元値が
0の場合に距離基準を切り替えることで、類似検索をよ
り効果的に人間感覚基準Aに近づけることができる。
【0023】本発明の類似オブジェクト検索装置は、格
納されるオブジェクトを入力する格納オブジェクト入力
手段と、類似オブジェクトの検索時、検索キーとなる検
索キーオブジェクトを入力する検索キーオブジェクト入
力手段と、前記各オブジェクトの特徴量のベクトルが格
納され、これを管理する特徴量格納・管理手段と、前記
格納オブジェクト入力手段によって入力された複数のオ
ブジェクトの特徴量のベクトルを抽出し、該特徴量のベ
クトルをオブジェクトと対応づけて前記特徴量格納・管
理手段に格納し、前記検索キーオブジェクト入力手段に
よって入力された検索キーオブジェクトから特徴量のベ
クトルを抽出する特徴抽出手段と、検索キーオブジェク
トと前記特徴量格納・管理手段内オブジェクトの個々の
次元値間の比較において、検索キーオブジェクトの次元
値と前記特徴量格納・管理手段内オブジェクトの次元値
の大小関係を比較し、キーオブジェクトの次元値が前記
特徴量格納・管理手段内オブジェクトの次元値より大き
い場合と小さい場合とで異なる距離算出法を用いてオブ
ジェクトの類似度を算出する類似度算出手段と、前記特
徴量格納・管理手段内のオブジェクトについてその類似
度の大きさにしたがって順序付けを行う類似度判定手段
と、順序付けが行われたオブジェクトを順序にしたがっ
て出力する検索結果出力手段を有する。
【0024】本発明の他の類似オブジェクト検索装置
は、格納されるオブジェクトを入力する格納オブジェク
ト入力手段と、類似オブジェクトの検索時、検索キーと
なる検索キーオブジェクトを入力する検索キーオブジェ
クト入力手段と、前記各オブジェクトの特徴量のベクト
ルが格納され、これを管理する特徴量格納・管理手段
と、前記格納オブジェクト入力手段によって入力された
複数のオブジェクトの特徴量のベクトルを抽出し、該特
徴量のベクトルをオブジェクトと対応づけて前記特徴量
格納・管理手段に格納し、前記検索キーオブジェクト入
力手段によって入力された検索キーオブジェクトから特
徴量のベクトルを抽出する特徴抽出手段と、0に近い値
ほど傾きが大きくなるような値をとる関数を用意し、キ
ーオブジェクトと前記特徴量格納・管理手段内オブジェ
クトの双方の個々のベクトル値をその関数によって変換
し、その変換後のベクトル値に対して類似度算出法を適
用することでオブジェクトの類似度を算出する類似度算
出手段と、前記特徴量格納・管理手段内のオブジェクト
についてその類似度の大きさにしたがって順序付けを行
う類似判定手段と、順序付けが行われたオブジェクトを
順序にしたがって出力する検索結果出力手段を有する。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0026】図1は本発明の一実施形態の類似オブジェ
クト検索装置の構成図、図2、図3は検索結果作成装置
5の動作を示すフローチャートである。
【0027】本実施形態の類似オブジェクト検索装置は
格納オブジェクト入力装置1と検索キーオブジェクト入
力装置2と特徴抽出装置3と特徴量格納・管理装置4と
検索結果作成装置5と検索結果出力装置6で構成されて
いる。
【0028】格納オブジェクト入力装置1は、格納され
るオブジェクトを入力する。検索キーオブジェクト入力
装置2は、類似オブジェクト検索時、検索キーとなる検
索キーオブジェクトを入力する。特徴抽出装置3は、格
納オブジェクト入力装置1によって入力された複数のオ
ブジェクトの特徴量のベクトルを抽出し、オブジェクト
と対応づけて特徴量格納・管理装置4に格納する。
【0029】検索結果作成装置5は類似度算出装置7と
類似度判定装置8を有し、図2または図3のフローチャ
ートで示す処理により類似度を算出する。
【0030】まず、キーオブジェクトのベクトルを特徴
量抽出装置3から入力する(ステップ11)。次に、D
Bである特徴量格納管理装置4から比較対象オブジェク
トを選択し(ステップ12)、比較対象オブジェクトが
なくなるまで、以下の処理を繰り返す(ステップ2
1)。まず、ベクトルの次元値が0かどうか判定し(ス
テップ13)、0ならば距離関数F3で次元値間距離を
算出する(ステップ14)。ベクトルの次元値が0でな
いならば、比較対象オブジェクトの次の次元値がキーオ
ブジェクトの次元値より大きいかどうか判定し(ステッ
プ15)、大きければ距離関数F2で次元値間距離を算
出し(ステップ17)、大きくなければ、距離関数F1
で次元値間距離を算出する(ステップ16)。全ての次
元についてステップ13から17までの処理が終ったか
どうか判定し(ステップ18)、終了していなければ、
ステップ13に戻る。終了したならば、類似度算出装置
7により各次元の距離を統合して比較対象オブジェクト
とキーオブジェクトの類似度を算出し(ステップ1
9)、該類似度を出力する(ステップ20)。
【0031】図3の処理例では、図2のステップ15〜
17の代りに、0に近くなる程に傾きが大きくなるよう
な関数値で次元値を変換し(ステップ22)、距離関数
で次元値間距離を算出する(ステップ23)。
【0032】類似度の算出が終ると、類似度判定装置8
によってオブジェクトが類似度の高い順にならべられ、
結果出力装置6によって出力される。
【0033】画像DB(特徴量格納・管理装置4)内の
1300点の画像に対して、各画像毎の正規化した特徴
ベクトル、検索キー画像に対して、その画像の正規化し
た特徴ベクトル、その検索キー画像で画像DBに検索を
行った場合に正解となる検索結果を準備し、テキスト検
索で用いられる適合率−再現率のグラフで評価を行っ
た。
【0034】再現率は、正解がどれだけ出現したか、つ
まり 再現率=(検索結果中の正解数)/(DB全体の正解
数) 適合率は、検索結果の中に正解がどれだけの割合で存在
したか、つまり 適合率=(検索結果中の正解数)/(検索結果の総数) を示している。
【0035】直感的に言うと、再現率が検索漏れの少な
さを、適合率が検索結果中のゴミの割合の少なさを、そ
れぞれ示している。
【0036】図5〜図8のグラフはx軸が再現率、y軸
が適合率を表し、折れ線が右上にあるほど検索精度がよ
いことを表す。
【0037】図5のグラフは、従来のユークリッド距離
を使った検索の精度(euclid-A)、請求項1および2に対
応する類似度算出方法(DB内オブジェクトの次元値が
キーオブジェクトの次元値より大きい場合の距離がユー
クリッド距離、DB内オブジェクトの次元値がキーオブ
ジェクトの次元値より小さい場合の距離がユークリッド
距離の2倍)を使った検索の精度(septime2-A)、請求項
1および3に対応する類似度算出法(DB内オブジェク
トの次元値がキーオブジェクトの次元値より大きい場合
の距離がユークリッド距離、DB内オブジェクトの次元
値がキーオブジェクトの次元値より小さい場合の距離が
ユークリッド距離の1/2乗)を使った検索精度(sepsq
rt-A)、を示している。
【0038】図6のグラフは、従来のユークリッド距離
を使った検索の精度(euclid−A)、請求項4に
対応する類似度算出法(DB内オブジェクトの次元値が
キーオブジェクトの次元値より大きい場合の距離がユー
クリッド距離、DB内オブジェクトの次元値がキーオブ
ジェクトの次元値より小さい場合の距離がユークリッド
距離をxとしたときx/exp(x))を使った検索の
精度(euclid-exp-A)、請求項4に対応する類似度算出法
(DB内オブジェクトの次元値がキーオブジェクトの次
元値より大きい場合の距離がユークリッド距離、DB内
オブジェクトの次元値がキーオブジェクトの次元値より
小さい場合の距離がユークリッド距離の1/2乗)を使
った検索の精度(euclid-sqrt-A) 、を示している。
【0039】図5と図6は、複数の人がある検索キー画
像で検索を行い、1人でも正解がいればその検索キー画
像での検索は正解とする場合を示している。
【0040】同様に、図5、図6とは異なる正解集合
(過半数の人が正解であれば、その検索キー画像での検
索は正解とする)に対する検索の精度の例が図7と図8
である。
【0041】これらの図により、本発明の方法が従来の
方法(euclid-A)に比べ性能の向上、特に、検索結果の上
位における適合率の向上に有効であることがわかる。
【0042】なお、累乗、ベキ乗は(ベクトルの正規化
などの操作によって)ベクトルの値が0〜1の場合には
累乗根、対数になる。例えば、xの2乗は通常(x>1
のとき)xより大きくなることを表すが、0<x<1の
ときはxより小さくなる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユークリッド距離を用いた方法に比べ検索の精度(適合
率および再現率)が向上し、これにより人間の感覚に近
い類似検索が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の類似オブジェクト検索装
置の構成図である。
【図2】請求項1,2,3,5に対応する処理のフロー
チャートである。
【図3】請求項4,5に対応する処理のフローチャート
である。
【図4】請求項1の本発明の説明図である。
【図5】請求項1,2,3,5に対応する類似度算出方
法を使ったときの検索精度をユークリッド距離を使った
検索精度と比較して示す図である。
【図6】請求項4,5に対応する類似度算出方法を使っ
たときの検索精度をユークリッド距離を使った検索精度
と比較して示す図である。
【図7】異なる正解集合に対して請求項1,2,3,5
に対応する類似度算出方法を使ったときの検索精度を示
す図である。
【図8】異なる正解集合に対して請求項4,5に対応す
る類似度算出方法を使ったときの検索精度を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 格納オブジェクト入力装置 2 検索キーオブジェクト入力装置 3 特徴抽出装置 4 特徴量格納管理装置 5 検索結果作成装置 6 検索結果出力装置 7 類似度算出装置 8 類似度判定装置 11〜23 ステップ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた検索キーオブジェクトとDB
    内のオブジェクトの間の類似度を、キーオブジェクトお
    よび個々のDB内オブジェクトから抽出した特徴量のベ
    クトル間の類似度によって判定する類似オブジェクト検
    索装置におけるオブジェクトの類似度算出方法であっ
    て、 キーオブジェクトとDB内オブジェクトの個々の次元値
    間の比較において、キーオブジェクトの次元値とDB内
    オブジェクトの次元値の大小関係を比較し、キーオブジ
    ェクトの次元値がDB内オブジェクトの次元値より大き
    い場合と小さい場合とで異なる距離算出法を用いてオブ
    ジェクトの類似度を算出する、オブジェクトの類似度の
    算出方法。
  2. 【請求項2】 DB内オブジェクトの次元値がキーオブ
    ジェクトの次元値より小さい場合の距離を、DB内オブ
    ジェクトの次元値がキーオブジェクトの次元値より大き
    い場合の距離のn倍(ただし、nはより大きい実数)
    する、請求項1記載のオブジェクトの類似度の算出方
    法。
  3. 【請求項3】 DB内オブジェクトの次元値がキーオブ
    ジェクトの次元値より小さい場合の距離を、DB内オブ
    ジェクトの次元値がキーオブジェクトの次元値より大き
    い場合の距離のn乗(ただし、nは0より大きく、1よ
    り小さい実数)する、請求項1記載のオブジェクトの類
    似度の算出方法。
  4. 【請求項4】 与えられた検索キーオブジェクトと、D
    B内のオブジェクトの間の類似度を、キーオブジェクト
    および個々のDB内オブジェクトから抽出した特徴量の
    ベクトル間の類似度によって判定する類似オブジェクト
    検索装置におけるオブジェクトの類似度算出方法であっ
    て、 0に近い値ほど傾きが大きくなるような値をとる関数を
    用意し、キーオブジェクトとDB内オブジェクトの双方
    の個々のベクトル値をその関数によって変換し、その変
    換後のベクトル値に対して類似度算出法を適用すること
    でオブジェクトの類似度を算出する、オブジェクトの類
    似度の算出方法。
  5. 【請求項5】 ベクトルの次元値が0の場合には、さら
    に別の距離算出法を用いる、請求項1から4のいずれか
    1項記載のオブジェクト類似度の算出方法。
  6. 【請求項6】 格納されるオブジェクトを入力する格納
    オブジェクト入力手段と、 類似オブジェクトの検索時、検索キーとなる検索キーオ
    ブジェクトを入力する検索キーオブジェクト入力手段
    と、 前記各オブジェクトの特徴量のベクトルが格納され、こ
    れを管理する特徴量格納・管理手段と、 前記格納オブジェクト入力手段によって入力された複数
    のオブジェクトの特徴量のベクトルを抽出し、該特徴量
    のベクトルをオブジェクトと対応づけて前記特徴量格納
    ・管理手段に格納し、前記検索キーオブジェクト入力手
    段によって入力された検索キーオブジェクトから特徴量
    のベクトルを抽出する特徴抽出手段と、 前記検索キーオブジェクトと前記特徴量格納・管理手段
    内オブジェクトの個々の次元値間の比較において、検索
    キーオブジェクトの次元値と前記特徴量格納・管理手段
    内オブジェクトの次元値の大小関係を比較し、キーオブ
    ジェクトの次元値が前記特徴量格納・管理手段内オブジ
    ェクトの次元値より大きい場合と小さい場合とで異なる
    距離算出法を用いてオブジェクトの類似度を算出する類
    似度算出手段と、 前記特徴量格納・管理装置内のオブジェクトについてそ
    の類似度の大きさにしたがって順序付けを行う類似度判
    定手段と、 順序付けが行われたオブジェクトを順序にしたがって出
    力する検索結果出力手段を有する類似オブジェクト検索
    装置。
  7. 【請求項7】 格納されるオブジェクトを入力する格納
    オブジェクト入力手段と、 類似オブジェクトの検索時、検索キーとなる検索キーオ
    ブジェクトを入力する検索キーオブジェクト入力手段
    と、 前記各オブジェクトの特徴量のベクトルが格納され、こ
    れを管理する特徴量格納・管理手段と、 前記格納オブジェクト入力手段によって入力された複数
    のオブジェクトの特徴量のベクトルを抽出し、該特徴量
    のベクトルをオブジェクトと対応づけて前記特徴量格納
    ・管理手段に格納し、前記検索キーオブジェクト入力手
    段によって入力された検索キーオブジェクトから特徴量
    のベクトルを抽出する特徴抽出手段と、 0に近い値ほど傾きが大きくなるような値をとる関数を
    用意し、キーオブジェクトと前記特徴量格納・管理手段
    内オブジェクトの双方の個々のベクトル値をその関数に
    よって変換し、その変換後のベクトル値に対して類似度
    算出法を適用することでオブジェクトの類似度を算出す
    る類似度算出手段と、 前記特徴量格納・管理手段内のオブジェクトについてそ
    の類似度の大きさにしたがって順序付けを行う類似度判
    定手段と、 順序付けが行われたオブジェクトを順序にしたがって出
    力する検索結果出力手段を有する類似オブジェクト検索
    装置。
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