JP3484231B2 - Gps受信装置 - Google Patents

Gps受信装置

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JP3484231B2 JP19665194A JP19665194A JP3484231B2 JP 3484231 B2 JP3484231 B2 JP 3484231B2 JP 19665194 A JP19665194 A JP 19665194A JP 19665194 A JP19665194 A JP 19665194A JP 3484231 B2 JP3484231 B2 JP 3484231B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はGPS受信装置に関し、
さらに詳細には複数のGPS衛星からの電波を受信して
GPS受信装置の位置および速度を算出するGPS受信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のGPS受信装置は図4に示すよう
に構成されていた。すなわち、GPS航法システムを構
成する複数のGPS衛星から送信された電波をアンテナ
21を介して受信し、受信信号から当該GPS衛星の衛
星位置および衛星速度とGPS衛星からGPS受信装置
までの擬似距離およびドップラ周波数とを受信部22に
おいて求め、受信部22において得た前記GPS衛星の
衛星位置および衛星速度と擬似距離およびドップラ周波
数とからGPS受信装置の現在位置およびGPS受信装
置の位置を原点とする直交座標系の移動速度(以下、直
交座標系速度とも記す)を測位演算部23において演算
し、直交座標系速度の雑音成分を低減するためのデジタ
ルフィルタからなるフィルタ部24に測位演算部23に
おいて演算された演算出力を供給し、フィルタ部24か
らの出力を速さ・方位演算部25に供給して、フィルタ
部24から出力される雑音成分が除去された直交座標系
速度に基づいてGPS受信装置の移動速さおよび移動方
位を速さ・方位演算部25において演算し、速さ・方位
演算部25において演算されたGPS受信装置の移動速
さおよび移動方位に基づくGPS受信装置の位置の表示
がなされる。
【0003】ここで、フィルタ部24における演算につ
いて説明する。フィルタ部24へ入力される時刻kにお
ける直交座標系速度の東方向の成分をVXk ′、フィル
タ部24へ入力される時刻kにおける直交座標系速度の
北方向の成分をVYk ′、αをフィルタ24の重み定
数、入力VXk ′、VYk ′に対するフィルタ部24か
らの出力をFVXk ′、FVYk ′としたとき、フィル
タ部24において、それぞれ下記の(1)式および
(2)式の演算がなされる。
【0004】
【数1】
【0005】
【数2】
【0006】以下、(k−1)は時刻kから1サンプリ
ング期間前の時刻を示し、FVXk-1′、FVYk-1
は時刻(k−1)におけるフィルタ部24からの出力を
示す。
【0007】したがって(1)式および(2)式から明
らかなように、フィルタ部24における出力FVXk
およびFVYk ′は時刻kの入力から時刻(k−1)に
おける出力を減算して重み定数αを乗算した値を時刻
(k−1)における出力と加算したものであり、時刻k
の入力から時刻(k−1)における出力の減算によって
直交座標系速度の差が演算され、該差の重み定数分が補
正されることになって、フィルタ部24において直交座
標系速度の雑音成分が低減される。
【0008】次に、速さ・方位演算部25における演算
について説明する。時刻kにおけるGPS受信装置の移
動速さおよび移動方位を、SPDk ′およびCRSk
としたとき、速さ・方位演算部25において、それぞれ
下記の(3)式〜(5)式の演算がなされる。
【0009】
【数3】
【0010】
【数4】
【0011】
【数5】
【0012】(4)式の演算は(FVYk ′>0)のと
きになされる演算であり、(5)式の演算は(FV
k ′<0)のときになされる演算である。そこで、雑
音成分が低減された直交座標系の移動速度から、(3)
式、(4)式または(5)式による演算によってGPS
受信装置の移動速さおよび移動方位が得られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、GPS
受信装置によって測定された直交座標系速度に含まれる
雑音成分は、直交座標系速度には依存せず一定である。
このため速さ・方位演算部の出力である速さに対しては
速さにかかわらず雑音成分は一定となる。
【0014】しかし、前記のように雑音成分は直交座標
系速度に依存せず一定であるため、前記速さが速いとき
の移動方位に与える雑音成分の影響は小さく、前記速さ
が遅いときの移動方位への影響は大きく、移動方位に対
しては雑音成分は速さに逆比例した影響を与える。
【0015】この結果、従来のGPS受信装置によると
きは、速さ・方位演算後におけるGPS受信装置の移動
速さに対しては良好な算出結果が得られるが、移動方位
に対しては移動速さが遅い場合も移動速さが速い場合も
共に等しい重み定数でフィルタ操作が行われるために、
GPS受信装置の移動速さが遅いときにおける雑音成分
が出力に大きく影響して移動方位に対しては良好な演算
結果が得られないという問題点があった。
【0016】本発明は、移動速さについても、移動方位
についても良好な演算結果を得ることができるGPS受
信装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のGPS受信装置
は、GPS航法システムを構成する複数のGPS衛星か
ら送信された電波を受信して当該GPS衛星の衛星位置
および衛星速度とGPS衛星からGPS受信装置までの
擬似距離およびドップラ周波数とを求める受信部と、前
記受信部により求められた衛星位置、衛星速度、擬似距
離およびドップラ周波数からGPS受信装置の現在位置
を原点とする直交座標系の移動速度を演算する測位演算
部と、前記測位演算部により演算された直交座標系の移
動速度と1サンプリング期間前の直交座標系の移動速度
との差に第1の重み定数を乗算した値に基づいて前記直
交座標系の移動速度の雑音成分を低減する第1フィルタ
部と、第1フィルタ部の出力に基づいてGPS受信装置
の移動速さを演算する速さ演算部と、前記測位演算部に
より求められた直交座標系の移動速度と1サンプリング
期間前の直交座標系の移動速度との差に第2の重み定数
と前記測位演算部により求められた直交座標系の移動速
度より算出した移動速さとの積を乗算した値に基づいて
前記直交座標系の移動速度の雑音成分を低減する第2フ
ィルタ部と、第2フィルタ部の出力に基づいてGPS受
信装置の移動方位を演算する方位演算部とを備えたこと
を特徴とする。
【0018】
【作用】本発明のGPS受信装置は、測位演算部におい
て演算された直交座標系の移動速度と1サンプリング期
間前の直交座標系の移動速度との差に第1の重み定数を
乗算した値に基づいて第1フィルタ部において雑音成分
が低減され、第1フィルタ部の出力に基づいてGPS受
信装置の移動速さが演算され、測位演算部において演算
された直交座標系の移動速度と1サンプリング期間前の
直交座標系の移動速度との差に第2の重み定数と前記測
位演算部により求められた直交座標系の移動速度より算
出した移動速さとの積を乗算した値に基づいて第2フィ
ルタ部において雑音成分が低減され、第2フィルタ部の
出力に基づいてGPS受信装置の移動方位が演算され
る。
【0019】したがって、第1および第2の重み定数が
独立して設定できると共に、第2フィルタ部において直
交座標系の移動速度より算出した移動速さに基づく重み
が乗算されるために、雑音成分は直交座標系の移動速度
に依存せず一定であっても、前記移動速さが速いときの
移動方位に与える雑音成分の影響と前記移動速さが遅い
ときの移動方位への影響とは同程度となり、GPS受信
装置の移動速さについても移動方位についても、良好な
結果を得ることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明にかかるGPS受信装置を実施
例によって説明する。
【0021】図1は本発明にかかる一実施例のGPS受
信装置の構成を示すブロック図である。
【0022】本実施例のGPS受信装置は、GPS航法
システムを構成する複数のGPS衛星から送信される電
波をアンテナ11を介して受信し、受信信号から当該G
PS衛星の衛星位置および衛星速度とGPS衛星からG
PS受信装置までの擬似距離およびドップラ周波数を受
信部12において求め、受信部12において得た前記G
PS衛星の衛星位置および衛星速度と擬似距離およびド
ップラ周波数よりGPS受信装置の現在位置およびGP
S受信装置の位置を原点とする直交座標系速度を測位演
算部13において演算する。
【0023】直交座標系速度の雑音成分を低減するため
のデジタルフィルタからなる第1フィルタ部14および
デジタルフィルタからなる第2フィルタ部16に、測位
演算部13によって演算した演算出力を供給し、第1フ
ィルタ部14によって第1の重み定数を用いて雑音成分
を除去し、第2フィルタ部16によって第2の重み定数
および移動速さとの積を用いて雑音成分を低減する。
【0024】第1フィルタ部14からの出力は速さ演算
部15に供給し、第1フィルタ部14にて雑音成分が除
去された直交座標系速度に基づいてGPS受信装置の移
動速さを演算し、第2フィルタ部16からの出力は方位
演算部17に供給し、第1フィルタ部14にて雑音成分
が除去された直交座標系速度に基づいてGPS受信装置
の移動方位を演算する。
【0025】ここで、第1フィルタ部14の構成および
第1フィルタ部14における演算について説明する。
【0026】第1フィルタ部14へ入力される時刻kに
おける直交座標系速度の東方向の成分をVXk 、第1フ
ィルタ部14へ入力される時刻kにおける直交座標系速
度の北方向の成分をVYk 、α0 を第1の重み定数であ
る第1フィルタ部14のフィルタ係数、第1フィルタ部
14からの入力VXk 、VYk に対する出力をFV
k 、FVYk とする。
【0027】第1フィルタ部14は図2に示す如く、直
交座標系速度の東方向の成分VXkとフィルタ係数α0
とを乗算する乗算器14aa、乗算器14aaの出力と
後記の乗算器14abの出力とを加算して第1フィルタ
部14の一方の出力FVXkとする加算器14ac、フ
ィルタ係数α0 を“1”から減算する加算器14ad、
出力FVXk を1サンプリング期間遅延させる遅延器1
4ae、遅延器14aeの出力と加算器14adの出力
とを乗算する乗算器14abを備えると共に、直交座標
系速度の北方向の成分VYk に対しても同様に、乗算器
14ba、14bb、加算器14bcおよび遅延器14
beを備えている。
【0028】上記のように構成された第1フィルタ部1
4において下記の(6)式および(7)式の演算がなさ
れる。
【0029】
【数6】
【0030】
【数7】
【0031】ここで、FVXk-1 、FVYk-1 は1サン
プリング期間前の時刻(k−1)における第1フィルタ
部14からの出力を示す。
【0032】したがって(6)式および(7)式から明
らかなように、第1フィルタ部14における出力FVX
k およびFVYk は時刻kの入力から時刻(k−1)に
おける出力を減算して第1の重み定数α0 を乗算した値
を時刻(k−1)における出力と加算したものであり、
時刻kの入力から時刻(k−1)における出力の減算に
よって直交座標系速度の差が演算され、該差の第1の重
み定数α0 分が補正されることになって、第1フィルタ
部14において直交座標系速度の雑音成分が低減され
る。
【0033】次に、速さ演算部15における演算につい
て説明する。時刻kにおけるGPS受信装置の移動速さ
をSPDk としたとき、(6)式および(7)式に基づ
いて速さ演算部15において下記の(8)式の演算がな
されて、GPS受信装置の移動速さが演算される。
【0034】
【数8】
【0035】次に、第2フィルタ部16の構成および第
2フィルタ部16における演算について説明する。
【0036】入力VXk 、VYk に基づく第2フィルタ
部16の出力、すなわち第2フィルタ部16から出力さ
れる時刻kにおける直交座標系速度の東方向の成分をG
VX k 、フィルタ部16から出力される時刻kにおける
直交座標系速度の北方向の成分をGVYk とし、βを第
2の重み定数である第2フィルタ部16のフィルタ係数
とする。
【0037】第2フィルタ部16は図3に示す如く、直
交座標系速度の東方向の成分VXkの2乗と直交座標系
速度の北方向の成分VYk の2乗とを加算し加算結果を
開平して速さを演算する演算器16ca、演算器16c
aの出力とフィルタ係数βとを乗算する乗算器16c
d、乗算器16cdの出力を“1”から減算する加算器
16ce、直交座標系速度の東方向の成分VXk と乗算
器16cdの出力とを乗算する乗算器16aa、乗算器
16aaの出力と後記する乗算器16abの出力とを加
算して第2フィルタ部16の一方の出力GVXk とする
加算器16ac、出力GVXk を1サンプリング期間遅
延させる遅延器16ad、遅延器16adの出力と加算
器16ceの出力とを乗算する乗算器16abを備える
と共に、直交座標系速度の北方向の成分VYk に対して
も同様に、乗算器16ba、16bb、加算器16bc
および遅延器16bdを備えている。
【0038】上記のように構成された第2フィルタ部1
6において下記の(9)式および(10)式の演算がな
される。
【0039】
【数9】
【0040】
【数10】
【0041】ここで、GVXk-1 、GVYk-1 は1サン
プリング期間前の時刻(k−1)における第2フィルタ
部16からの出力を示す。
【0042】したがって(9)式および(10)式から
明らかなように、第2フィルタ部16における出力GV
k およびGVYk は時刻kの入力から時刻(k−1)
における出力を減算し、この減算値に第2の重み定数β
と測位演算部13から出力された直交座標系の移動速度
より算出した移動速さとの積を乗算した値を時刻(k−
1)における出力と加算したものであり、時刻kの入力
から時刻(k−1)における出力の減算によって直交座
標系速度の差が演算され、該差に第2の重み定数βと測
位演算部13から出力された直交座標系の移動速度より
算出した移動速さとの積を乗算した分が補正されること
になって、第2フィルタ部16において直交座標系速度
の雑音成分が低減される。
【0043】次に、方位演算部17における演算につい
て説明する。方位演算部17において下記の(11)式
および(12)式の演算がなされる。
【0044】
【数11】
【0045】
【数12】
【0046】(11)式の演算は(GVYk >0)のと
きになされる演算であり、(12)式の演算は(GVY
k <0)のときになされる演算である。そこで雑音成分
が低減された直交座標系速度から、(11)式または
(12)式による演算によってGPS受信装置の移動方
位が得られる。
【0047】上記のようにして速さ演算部15および方
位演算部17から得られたGPS受信装置の移動速さと
移動方位とは表示部18に供給されて、GPS受信装置
の移動速さと移動方位とに基づくGPS受信装置の位置
の表示が表示部18においてなされる。この表示部18
における表示に際して表示単位の変換を行って表示され
る。さらに、他の表示も併せて表示しても良い。
【0048】上記のように、GPS受信装置の移動速さ
に対しては雑音成分は一定であるため、第1フィルタ部
14において従来の場合と同様の処理がなされてGPS
受信装置の移動速さを得て、良好な演算値が得られるこ
とになる。一方、GPS受信装置の移動方位に対して
は、第2フィルタ部16においてGPS受信装置に移動
速さが小さいときは実質的に小さい重みが、移動速さが
大きいときには実質的に大きい重みが与えられて処理さ
れ、GPS受信装置の移動方位を得て、良好な演算値が
得られることになる。
【0049】なお、上記した実施例において、第1およ
び第2の重み定数α0 およびβを一定として説明した
が、例えば船舶用、航空機用、車両用などGPS受信装
置の用途に基づいて変更するようにしても良い。このよ
うにすることによって用途による最適な演算結果を得る
ことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明のGPS受信
装置によれば、測位演算部において演算された直交座標
系の移動速度は、第1の重み定数に基づいて第1フィル
タ部において雑音成分が低減され、第2の重み定数と前
記測位演算部により求められた直交座標系の移動速度よ
り算出した移動速さとの積に基づいて第2フィルタ部に
おいて雑音成分が低減され、第1フィルタ部によって雑
音成分が低減された直交座標系の移動速度に基づいてG
PS受信装置の移動速さが演算され、第2フィルタ部に
よって雑音成分が低減された直交座標系の移動速度に基
づいてGPS受信装置の移動方位が演算され、ここで第
1および第2の重み定数が独立して設定できると共に、
第2フィルタ部において直交座標系の移動速度より算出
した移動速さに基づく重みが乗算されるために、雑音成
分は直交座標系の移動速度に依存せず一定であっても、
前記移動速さが速いときの移動方位に与える雑音成分の
影響と前記移動速さが遅いときの移動方位への影響とは
同程度となり、GPS受信装置の移動速さについても、
移動方位についても、良好な結果を得ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるGPS受信装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかるGPS受信装置の一実施例にお
ける第1フィルタ部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明にかかるGPS受信装置の一実施例にお
ける第2フィルタ部の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のGPS受信装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11…アンテナ 12…受信部 13…測位演算部 14…第1フィルタ部 15…速さ演算部 16…第2フィルタ部 17…方位演算部 18…表示部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GPS航法システムを構成する複数のGP
    S衛星から送信された電波を受信して当該GPS衛星の
    衛星位置および衛星速度とGPS衛星からGPS受信装
    置までの擬似距離およびドップラ周波数とを求める受信
    部と、前記受信部により求められた衛星位置、衛星速
    度、擬似距離およびドップラ周波数からGPS受信装置
    の現在位置を原点とする直交座標系の移動速度を演算す
    る測位演算部と、前記測位演算部により演算された直交
    座標系の移動速度と1サンプリング期間前の直交座標系
    の移動速度との差に第1の重み定数を乗算した値に基づ
    いて前記直交座標系の移動速度の雑音成分を低減する第
    1フィルタ部と、第1フィルタ部の出力に基づいてGP
    S受信装置の移動速さを演算する速さ演算部と、前記測
    位演算部により求められた直交座標系の移動速度と1サ
    ンプリング期間前の直交座標系の移動速度との差に第2
    の重み定数と前記測位演算部により求められた直交座標
    系の移動速度より算出した移動速さとの積を乗算した値
    に基づいて前記直交座標系の移動速度の雑音成分を低減
    する第2フィルタ部と、第2フィルタ部の出力に基づい
    てGPS受信装置の移動方位を演算する方位演算部とを
    備えたことを特徴とするGPS受信装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のGPS受信装置において、
    第1の重み定数および第2の重み定数を変更可能とした
    ことを特徴とするGPS受信装置。
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