JP3477943B2 - 手書き入力装置用座標入力面 - Google Patents

手書き入力装置用座標入力面

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JP3477943B2 JP24554595A JP24554595A JP3477943B2 JP 3477943 B2 JP3477943 B2 JP 3477943B2 JP 24554595 A JP24554595 A JP 24554595A JP 24554595 A JP24554595 A JP 24554595A JP 3477943 B2 JP3477943 B2 JP 3477943B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は手書き入力装置の座
標入力面に関する。 【0002】 【従来の技術】入力ペンと、CRT、液晶表示装置など
の表示装置と、電磁誘導結合方式又は静電結合方式のデ
ジタイザといった前記入力ペンのペン先の位置を検出す
る手段とを組み合わせた手書き入力装置が知られてい
る。これは、表示装置の上に透明デジタイザを載置した
り、または、デジタイザ上に表示装置を載置し、入力ペ
ンで前記透明デジタイザまたは表示装置の表面(即ち、
座標入力面)をタッチすることにより、そのペン先の位
置を検出し、この検出信号によって入力ぺンを用いて座
標入力面上に描いた手書き文字や手書き図形をコンピュ
ータへ入力するといったものである。 【0003】従来、上記の手書き入力装置は、例えば液
晶表示装置のように画面の暗い表示装置を用いた場合、
蛍光灯のような外部の光が表示画面上で反射し蛍光灯な
どの形状が表示画面に映り込み、表示画面の映像が見え
なくなることを防ぐために、ヘイズ値が20%以上のガ
ラス板、プラスチック板或いはプラスチックフィルム等
を表示画面上に載置していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示装置やデジタイザは、液晶などの表示装置上に載置
した場合、蛍光灯などの反射による写り込みを少なくし
ようとすると、ヘイズ値を大きくしなければならず、そ
のため表示装置の映像がぼけてしまうという問題点があ
った。また逆に映像のぼけを少なくするために、ヘイズ
値を小さくすると、蛍光灯の反射による写り込みが大き
くなるという欠点を有していた。また特に、上記の液晶
表示装置のようにプラスチック板あるいはプラスチック
フィルム等を用いるものでは、別の部品が必要となるだ
けでなく、光透過率も低下し画面がより暗くなり映像が
見にくくなるという問題があった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、手書き入力す
るための入力ペンと、この入力ペンを当接させる透明な
座標入力面を有すると共に、表示装置に連設され前記入
力ペンの前記座標入力面に当接しているペン先の位置を
検出する手段とからなる手書き入力装置において、前記
入力ペンを当接させる透明な座標入力面のヘイズ値が
0%以下(0を含まず)であり、かつその表面の表面粗
さの十点平均粗さRz・DINが1.0μm以上2.0
μm以下であることを特徴とする手書き入力装置用座標
入力面を要旨とする。 【0006】 【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る手書き入力装置用の一例の要部
断面図である。参照符号1は、CRT、液晶表示装置な
どの表示装置2の上に配置された透明デジタイザよりな
るペン先の位置を検出する手段である。この透明デジタ
イザ1は、ガラス等の透明な下側絶縁性基板3上に形成
された下側電極部4と、同じくガラス等の透明な上側絶
縁性基板5上に形成された上側電極部6とを誘電体層7
を介して対向するように配置している。8は、手書き入
力ペンであり、手書き入力ペン8先端からペン先9が突
出している。本手書き入力装置で文字又は図形などの入
力を行なう場合には、手書き入力ペン8を手で持ち、ペ
ン先9を上側絶縁性基板5の上面である座標入力面10
の所定の位置に当接し、所定の文字又は図形などをペン
先9を座標入力面10に当接させたまま筆記する。この
時ペン先9と下側電極部4及び上側電極部5とが容量結
合し、座標信号が検出される。この座標信号は、図示し
ないコンピュータなどの演算回路に入力される。 【0007】本発明で特に重要な部分である座標入力面
10は、ヘイズ値を10%以下(0を含まず)にするだ
けでなく、その表面粗さのRz・DINを1.0μm以
上2.0μm以下となすことが必要である。ヘイズ値が
0%の場合は蛍光灯などの反射による写り込みで画面の
表示が見にくく、ヘイズが10%を超えると表示された
映像がぼけて見えにくくなる。またヘイズ値が前記範囲
内に入っていてもRz・DINが1.0μm以下である
場合、蛍光灯などの反射による写り込みで画面の表示が
見にくく、Rz・DINが2.0μmを超えると表示さ
れた映像がぼけてきて見にくくなる。 【0008】座標入力面の加工方法は任意の方法を用い
ることができる。例えば、本実施例のように座標入力面
がガラス基板であればエッチング法、スプレーコーティ
ング法などが用いられ、その処理条件によって表面粗さ
の十点平均粗さを調整することができる。この処理は、
製造工程上どの工程で行ってもよく、例えばあらかじめ
ガラス基板の片面にこの処理を行った後に電極部を形成
する方法や、最終工程でこの処理を行ってもよい。ちな
みに、本実施例においては、いずれもあらかじめガラス
基板の片面に前記処理を行った後、非処理面に透明導電
膜による電極パターンを形成し、誘電体層として透明な
接着剤を用い、上下のガラス基板を接着して透明デジタ
イザを作成した。 【0009】本実施例においては、上記透明デジタイザ
の絶縁性基板としてガラスを用いたが、絶縁性基板は透
明な絶縁物質であればよく、例えば、透明アクリル板な
どの合成樹脂といったものを用いることもできる。 【0010】本実施例においては、デジタイザなどのペ
ン先の位置を検出する手段が液晶表示装置などの表示装
置の表示面を覆うような型を示したが、表示装置の下側
にデジタイザを設置してもよく、その場合には液晶表示
装置の表面盤或いは保護板が入力盤になる。また、本発
明で使用される手書き入力用のペンは、従来使用されて
いる公知の座標入力装置用の任意のペンを使用できる
が、書き味の点からみて先端が樹脂製又は樹脂でコート
されているペン先であることが望ましい。 【0011】本発明において、表面粗さのRz・DIN
はJIS B−0601に基づく表面粗さ計(サーフコ
ム550A、(株)東京精密製)で測定した(カットオ
フ波長0.8mm)。またヘイズ値はJIS K710
5に基づいて測定した。 【0012】 【表1】 【0013】上記の実施例1〜及び比較例1〜3の表
面粗さの座標入力面の透明デジタイザを液晶表示装置の
表示面の上に載置し、透明デジタイザ側から表示面の映
像を観察した。結果を表2に示す。 【0014】 【表2】 【0015】 【発明の効果】本発明に係る手書き入力装置用座標入力
面は、ヘイズ値を10%以下(0を含まず)、表面粗さ
の十点平均粗さRz・DINを1.0μm以上2.0μ
m以下となしたので、蛍光灯などの反射による写り込み
が少なく、また表示装置の映像がぼけることもなく見や
すい。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の手書き入力装置用の一例の要部断面図 【符号の説明】 1 ペン先の位置を検出する手段(透明デジタイザ) 2 表示装置 3 下側絶縁基板 4 下側電極部 5 上側電極部 6 上側絶縁基板 7 誘電体層 8 入力ペン 9 ペン先 10 座標入力面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 G06F 3/033 - 3/037

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】手書き入力するための入力ペンと、この入
    力ペンを当接させる透明な座標入力面を有すると共に、
    表示装置に連設され前記入力ペンの前記座標入力面に当
    接しているペン先の位置を検出する手段とからなる手書
    き入力装置において、前記入力ペンを当接させる透明な
    座標入力面のヘイズ値が10%以下(0を含まず)であ
    り、かつその表面の表面粗さの十点平均粗さRz・DI
    Nが1.0μm以上2.0μm以下であることを特徴と
    する手書き入力装置用座標入力面。
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