JP3476659B2 - 横置き型半自動バンド掛け機 - Google Patents
横置き型半自動バンド掛け機Info
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide passage
- band
- forming member
- packing machine
- passage forming
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- Expired - Lifetime
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- Basic Packing Technique (AREA)
Description
ド掛け機に関する。
物品を収容した被梱包物を梱包する場合には、図5に示
したような横置き型半自動バンド掛け機が使用されてい
る。
梱包機本体2の下端側方に図示しない被梱包物を水平方
向に移動することが可能な複数の搬送ローラ4が取付ら
れた上面テーブル3が設置されている。
上面テーブル3の上に被梱包物をセットし、バンドリー
ル5から梱包機本体2のバンド案内通路6、並びに上面
テーブル3の案内通路7内に既に引き出されているバン
ド先端をクイックフィーダーユニット8内に差し込め
ば、その後はバンド先端が案内通路6内で自動的に把持
され、さらに引き戻されてバンドの引き締めが行なわれ
る。このとき、水滴などが被梱包物から落下することが
あっても、その水滴は梱包機本体2内には入らず上面テ
ーブル3を通過して落ちるので、電気系統が水により支
障を来すことがない。
は、梱包機本体2の案内通路6と上面テーブル3の案内
通路7は、図6および図7に示したように構成されてい
る。すなわち、梱包機本体2側の案内通路6は、第1の
案内通路形成部材9により構成され、上面テーブル3側
の案内通路7は、第2の案内通路形成部材10により構
成されている。
の矩形の溝内に、第2の案内通路形成部材10の一端に
形成した舌片11を当接させることにより、案内通路6
の下端部が閉塞されている。
従来の横置き型半自動バンド掛け機1では、バンドBが
案内通路6から案内通路7に差し掛かるときに、バンド
Bの先端が舌片11に当接した後、その付近の隙間に侵
入したり、あるいは隙間に引っ掛かってバンドBが案内
通路7側にスムースに送られないことがあった。
1では、上面テーブル3の梱包機本体2に対する取付高
さが一義的に決められているため、仮に背の高い被梱包
物をバンド掛けする場合と背の低い被梱包物を梱包する
場合とでは、作業高さが同じであるため、人によっては
作業効率が悪くなる場合もあった。
バンドが融着固定される位置にずれが生じるため、梱包
された物品の美観を損ない、中間位置に配置するよう手
作業で修正する場合もあった。
を梱包機本体の上下方向に延びる案内通路から上面テー
ブルの水平方向に延びる案内通路に引っ掛かることなく
速やかに移動させることができ、また、大きさの異なる
被梱包物をバンド掛けする場合であっても、作業性が良
好でバンドの固定位置を中間部分に容易に配置すること
が可能な横置き型半自動バンド掛け機を提供することを
目的としている。
め、本発明に係る横置き型半自動バンド掛け機では、上
下方向のバンド案内通路を備えた梱包機本体の下端側方
に、水平方向のバンド案内通路を備えた上面テーブルを
連結し、前記上面テーブル上にセットした被梱包物に、
前記梱包機本体から前記上面テーブルのバンド案内通路
に挿通されたバンドをループ状に巻回し、その後、自動
的に引き締める横置き型半自動バンド掛け機において、
前記上面テーブルの案内通路を形成する第1の案内通路
形成部材の連結側の一端に挿入片が突設されるととも
に、前記梱包機本体の案内通路を形成する第2の案内通
路形成部材に複数個の孔が上下方向に所定間隔置きに形
成され、前記挿入片がこれらの孔内に選択的に挿入され
て、前記第1の案内通路形成部材と前記第2の案内通路
形成部材とが互いに連結されるようにしたことを特徴と
している。
ンドが上下方向から水平方向に移動する場合に、このコ
ーナ部に引っ掛かることなく、速やかに移動させること
ができる。
第2の案内通路形成部材に形成された孔の開口端には、
ここを通過するバンドがこの孔内に入り込むのを邪魔す
る突起が形成されていることが好ましい。
込むような姿勢になった場合でも、その侵入を阻止する
ことができる。また、前記上面テーブルの前記第1の案
内通路形成部材の挿入片の先端部の幅は先細りに形成さ
れ、この先細りに形成された先端部が前記孔内に挿入さ
れて孔の隙間が塞がれるようにすることが好ましい。
ともに、孔の隙間をより小さくすることができ、バンド
の侵入を防ぐことができる。さらに、本発明では、前記
上面テーブルに形成されたバンド案内通路の幅が、前記
梱包機本体に形成されたバンド案内通路の幅よりも広く
形成されていることが好ましい。
の側壁に当たることがない。また、本発明は、前記上面
テーブルが上下方向に段階的に移動して設置できるよう
に当該上面テーブルを前記梱包機本体に着脱自在に取り
付けることが好ましい。
きさの異なる被梱包物を梱包する場合であっても作業が
し易くなり、また、背の異なる高さの被梱包物を梱包す
る場合であっても、バンドが熱融着で固定される部分を
適正な位置に配置することが容易になる。
の実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例
により構成された横置き型半自動バンド掛け機20を示
したもので、図2は同バンド掛け機に構成されたバンド
の案内通路を示している。
に上面テーブル21が梱包機本体22に対して3つの位
置に高さを選択して調整できるように取付られている。
すなわち、上面テーブル21には、フック23が具備さ
れ、梱包機本体22には、所定間隔置きに3つの突起2
4が両面に形成され、フック23をこれらの突起に選択
して取り付けることにより、上面テーブル21の高さを
調整できるようになっている。
0では、図2に示したように、上面テーブル21内に収
容される第1の案内通路形成部材25と、梱包機本体2
2内に収納される第2の案内通路形成部材26とによっ
て、略L字状のバンド案内通路が構成されている。第1
の案内通路形成部材25には、図3に示したように、長
方形状の一対の板体29a,29bの間に、略水平方向
に配置された案内プレート30と、斜めに傾斜して配置
された案内プレート31とが一部重ね合わせる態様で収
容されている。なお、案内プレート30、31は、板体
29a,29bに、それぞれスポット溶接されている。
また、この案内プレート31の自由端部32は、板体2
9a、29bよりも外方に突出し、さらに幅が狭く形成
され、くさび形の挿入片を構成している。
り、略水平方向に大きく延びるくの字形のバンド案内通
路27が形成されている。一方、第2の案内通路形成部
材26の壁面26aには、図4に拡大して示したように
所定間隔置きに3つの孔35、36、37が形成され、
これらの孔には、それぞれ内方側への送り傾向を有する
突起41が形成されている。また、これら3つの孔3
5、36、37の離間距離は、図1に示した上下方向に
並ぶ突起24の間隔に略対応している。なお、第2の案
内通路形成部材26は、梱包機本体22内に予め固定設
置され、第1の案内通路形成部材25は、上面テーブル
21に組み込まれている。このような第1の案内通路形
成部材25を第2の案内通路形成部材26に組付ける場
合は、第1の案内通路形成部材25側に具備された挿入
片すなわち上面テーブル21から突出した案内プレート
31の自由端部32を、上記の孔35、36、37のい
ずれかに選択して差し込むことにより、組み付けること
ができる。この場合、案内プレート31の先端部32
は、先細りであるため、例えば孔36内に深く差し込む
ことにより、孔36の幅方向端部に画成される隙間を略
無くすことができる。
動バンド掛け機20において、被梱包物にバンドを掛け
ようとする場合は、被梱包物の大きさにあった位置を選
択して、フック23を突起24に取付れば良く、これに
より、上面テーブル21を所望の位置にセットすること
ができる。このとき、上面テーブル21の自由端部32
を第2の案内通路形成部材26の対応する孔、例えば孔
36内に挿入する。これにより、バンド掛けを行なう場
合に、最も効果的な高さに上面テーブル21をセットす
ることができる。なお、ある被梱包物のバンド掛けを行
なった場合に、バンドの最終端すなわちバンドの固着さ
れる部分の位置が被梱包物の一方の端部側にずれてしま
った場合は、上面テーブル21の取付高さを変えること
により、バンドの固着位置を中央寄りに修正することが
できる。
れてくるバンドBが案内プレート31側に屈曲されると
きに、バンド先端が例えば孔35の側方を通過するが、
各孔35の開口端には、内方側に送り傾向を有する突起
41が形成されているので、バンド先端はこの突起41
により孔35から離れる方向に導かれ、速やかに案内プ
レート31側に導くことができる。しかも、この上面テ
ーブル21側の案内通路27は、梱包機本体22側の案
内通路28に比べて幅が広く形成されているので、搬出
が速やかに行なわれ、周囲に引っ掛かることもない。
れらの孔内に侵入したり、引っ掛かったりすることがな
い。
き型半自動バンド掛け機では、上面テーブル側に形成さ
れた挿入片を梱包機本体側の孔内に挿入することによ
り、上下方向の案内通路と水平方向の案内通路を連結し
ているので、互いに緊密に連結することができる。
部材に形成した孔の開口端に、所定の突起を形成するこ
とにより、バンドが孔内に導かれるのを邪魔することが
でき、バンドを上面テーブル側に速やかに移動させるこ
とができる。
されているので、挿入片の挿入が容易であるとともに、
孔が大きく形成されていても、その隙間を塞ぐことがで
きる。
の幅を広くしたので、バンドの搬出が速やかに行なわれ
る。また、上面テーブルの高さを変えられるので、作業
効率を改善できるとともに、バンド端部の固着位置が端
部にきてしまうような場合に、所定の箇所に修正するこ
ともできる。
バンド掛け機の側面図である。
出して示す部分破断斜視図である。
た第1の案内通路形成部材の平面図、図3(B)は正面
図、図3(C)は側面図である。
材と第2の案内通路形成部材の連結部分の断面図であ
る。
視図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 上下方向のバンド案内通路を備えた梱包
機本体の下端側方に、水平方向のバンド案内通路を備え
た上面テーブルを連結し、前記上面テーブル上にセット
した被梱包物に、前記梱包機本体から前記上面テーブル
のバンド案内通路に挿通されたバンドをループ状に巻回
し、その後、自動的に引き締める横置き型半自動バンド
掛け機において、 前記上面テーブルの案内通路を形成する第1の案内通路
形成部材の連結側の一端に挿入片が突設されるととも
に、前記梱包機本体の案内通路を形成する第2の案内通
路形成部材に複数個の孔が上下方向に所定間隔置きに形
成され、前記挿入片がこれらの孔内に選択的に挿入され
て、前記第1の案内通路形成部材と前記第2の案内通路
形成部材とが互いに連結されるようにしたことを特徴と
する横置き型半自動バンド掛け機。 - 【請求項2】 前記梱包機本体の前記第2の案内通路形
成部材に形成された前記孔の開口端には、ここを通過す
るバンドがこの孔内に入り込むのを邪魔する突起が形成
されていることを特徴とする請求項1に記載の横置き型
半自動バンド掛け機。 - 【請求項3】 前記上面テーブルの前記第1の案内通路
形成部材の挿入片の先端部の幅は先細りに形成され、こ
の先端部が前記孔内に挿入されて孔の隙間が塞がれるよ
うにしたことを特徴とする請求項1に記載の横置き型半
自動バンド掛け機。 - 【請求項4】 前記上面テーブルに形成されたバンド案
内通路の幅が、前記梱包機本体に形成されたバンド案内
通路の幅よりも広く形成されていることを特徴とする請
求項1に記載の横置き型半自動バンド掛け機。 - 【請求項5】 前記上面テーブルが上下方向に段階的に
移動して設置できるように当該上面テーブルを前記梱包
機本体に着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項
1ないし4のいずれかに記載の横置き型半自動バンド掛
け機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27260797A JP3476659B2 (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 横置き型半自動バンド掛け機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27260797A JP3476659B2 (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 横置き型半自動バンド掛け機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11105817A JPH11105817A (ja) | 1999-04-20 |
JP3476659B2 true JP3476659B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=17516294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27260797A Expired - Lifetime JP3476659B2 (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 横置き型半自動バンド掛け機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3476659B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7234394B1 (en) * | 2006-04-03 | 2007-06-26 | Illinois Tool Works Inc. | Chute corner with spring loaded chute liner |
EP3708740A3 (en) | 2019-03-11 | 2020-12-16 | Max Co., Ltd. | Binding machine |
JP7302302B2 (ja) * | 2019-06-03 | 2023-07-04 | マックス株式会社 | 結束機 |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP27260797A patent/JP3476659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11105817A (ja) | 1999-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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