JP3475339B2 - 棚の奥行調節装置 - Google Patents

棚の奥行調節装置

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JP3475339B2 JP25059095A JP25059095A JP3475339B2 JP 3475339 B2 JP3475339 B2 JP 3475339B2 JP 25059095 A JP25059095 A JP 25059095A JP 25059095 A JP25059095 A JP 25059095A JP 3475339 B2 JP3475339 B2 JP 3475339B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚板上に載置した
書籍やファイル等の背表紙が整列するように、書籍やフ
ァイル等の後面をガイドする背杆を、棚板の奥行方向に
調節可能とした棚の奥行調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の棚装置としては、例え
ば、実公平3−50745号公報や、実開昭59−12
8255号公報等に開示されているようなものがある。
この内、前者のものは、左右の側面部材に穿設された係
止孔に係着しうる1対の係止部材を棚板取付用のブラケ
ットとは別に設け、この係止部材に凹溝からなる複数の
係止部を形成し、両係止部間に両端部が前記係止部と嵌
合する背杆を架設し、この背杆に書籍やファイルの後縁
を当接して書籍やファイル等の収納位置を調節しうるよ
うになっている。
【0003】また、後者のものは、棚板の上面に複数の
係合孔を前後方向に並べて穿設し、この係合孔のいずれ
かに背杆に設けた係止片を選択的に嵌合させることによ
り、背杆の前後位置を調節しうるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のもので
は1対の係止部材を棚板取付用のブラケットとは別に設
け、側面部材に穿設された係止孔に係着した後、両係止
部材間に背杆を架設しなければならないため、部品数が
多く取付けが面倒であるばかりか、両係止部材が外観に
現われるため見栄えが悪いという問題点がある。
【0005】また、後者のものにあっては、棚板の上面
に多くの係合孔を穿設しなければならないため、棚板の
強度が弱くなるばかりか、棚板に書籍等を載置したとき
の見栄えが悪いという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めに、少ない部材で、しかも簡単に背杆の着脱及び位置
変更が行え、しかも見栄えも優れた棚の奥行調節装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1) 左右の側面部材に穿設した係止孔に、左右1対の
ブラケットにおける前後方向を向く垂直片の外側面に突
設した係止片を係止させてブラケットを側面部材に装着
し、両ブラケットの間に棚板を掛け渡した棚装置におい
て、前記両ブラケットの垂直片に、上方が開口する複数
の係止部を前後方向に適宜の間隔をもって設け、棚板に
載置した書籍等の後面に当接するようにした左右方向を
向く背杆の各端部に支持片を固着し、各支持片の下端に
設けた係止片を、前記係止部のいずれかに選択的に嵌合
することにより、背杆を前後位置調節可能として支持す
る。
【0008】(2) 上記(1)項において、ブラケットの
垂直片の下端に連設した内向きの棚受片に棚板の各端部
を載置して支持させ、棚板の側端面と側面部材の内側面
の間にブラケットの垂直片と支持片の少なくとも係止片
とを挾み込むようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、添付図面を
参照して説明する。(1)は、図書館等の書棚(棚装置)の
複数の側面部材で、上下の端部同士が左右方向を向く横
材、または天井板及び台板等(いずれも図示略)により連
結され、互いに左右方向に所定の間隔を保つようにし
て、床面上に立設されている。
【0010】各側面部材(1)は、前後の端面中央に上下
方向を向く凹溝(2)が形成された木製板よりなる側面パ
ネル(3)と、一部が凹溝(2)内に嵌合するようにして、
側面パネル(3)の前後の端部に取付けられ、かつ両側面
中央に多数の縦長の係止孔(4)が、上下方向に等間隔を
もって穿設された鋼製の角管状の前後1対の補強杆(5)
と、2個の補強杆(5)(5)とその間の側面パネル(3)と
を前後方向に連続して貫通し、それらを強力に締着する
少なくとも上下1対のボルト・ナット(図示略)と、前方
の補強杆(5)の前部、及び後方の補強杆(5)の後部を覆
う端部カバー(6)とからなっている。
【0011】側面パネル(3)の前後の端面と、それらに
対向する端部カバー(6)の端面との間隙(7)は、補強杆
(5)に穿設した係止孔(4)の横幅より若干大とし、その
間隙(7)内に係止孔(4)が位置するようにしてある。
【0012】書棚の最も外側となる側面部材(1)の外側
面には、上記のような間隙(7)を閉塞する部材を設ける
か、または側面パネル(3)か端部カバー(6)のいずれか
一方の縁を延出させて、上記のような間隙(7)が形成さ
れないようにしておくのがよい。
【0013】(8)は鋼板製の棚板、(9)は、棚板(8)の
各端部を側面部材(1)に支持させるためのブラケットで
ある。
【0014】ブラケット(9)は、前後方向の長さを棚板
(8)の前後長よりわずかに小とした垂直片(10)を有して
おり、垂直片(10)の前部と後部の外面には、下向き鉤形
の係止片(11)(12)が連設されている。
【0015】両係止片(11)(12)の前後方向の間隔は、前
後の補強杆(5)の係止孔(4)の間隔と同一としてある。
【0016】垂直片(10)の下端には、先端に起立片(13
a)を有するほぼ水平な内向きの棚受片(13)が連設されて
いる。また、垂直片(10)には、上方に開口する複数の切
欠き(14)(15)(16)(17)とした係止部が前後方向に適宜の
間隔を置いて切設されている。
【0017】(18)は、棚板(8)上に載置した書籍等の後
面に当接するようにした左右方向を向く背杆で、垂直片
(18a)の上端に前方を向く上片(18b)を連設し、上片(18
b)の前端に短寸の垂下片(18c)を連設し、上記垂直片(18
a)の下端に前方を向く下片(18d)を連設するとともに、
下片(18d)の前端に垂下片(18c)を連設したものよりなっ
ている。
【0018】垂直片(18a)と上片(18b)と垂下片(18c)と
下片(18d)とにより、背杆(18)の全長にわたって前方に
開口する案内溝(19)が形成されている。
【0019】背杆(18)の両端には、側面形がほぼL字状
をなす垂直な支持片(20)が固着され、各支持片(20)の下
端には、下向き突片状の係止片(21)が連設されている。
【0020】この各係止片(21)を、側面部材(1)に装着
したブラケット(9)の垂直片(10)における上記切欠き(1
4)〜(17)のいずれかに選択的に係合させることにより、
背杆(18)は、棚板(8)の上方において、前後位置調節可
能としてブラケット(9)に支持されている。
【0021】棚板(8)の左右方向の長さと、左右のブラ
ケット(9)(9)を各側面部材(1)(1)に取付けたときの
両垂直片(10)(10)間の間隔とは一致させておくのがよ
く、そのようにすることによって、棚板(8)を各棚受片
(13)に載置したとき、棚板(8)の各端面がブラケット
(9)の垂直片(10)の内面に密接し、垂直片(10)とそのい
ずれかの切欠き(14)〜(17)に嵌合した支持片(20)の係止
片(21)とが棚板(8)の端面と側面部材(1)との間に挾み
込まれ、係止片(21)が切欠き(14)〜(17)から妄りに外れ
ることがなくなるとともに、ブラケット(9)がほとんど
外部に露呈することがなくなり、外観をよくすることが
できる。
【0022】背杆(18)の案内溝(19)には、線材(23)を方
形枠状に折曲して形成した前後方向を向く仕切り部材(2
2)の後端に設けた係止部(24)が、前方より係脱自在、か
つ適宜の抵抗力をもって左右方向に摺動自在に嵌合され
ている。
【0023】係止部材(24)は、鋼板により側面視ほぼC
字状に形成され、背杆(18)の案内溝(19)内に嵌合された
とき、円弧状の上下片が若干弾性変形して、背杆(18)の
垂直片(18a)、上片(18b)、垂下片(18c)及び下片(18d)の
内面に圧接し、案内溝(19)から妄りに外れなくなるとと
もに、案内溝(19)に沿う方向への移動に適度の抵抗力を
付与するようになってる。
【0024】背杆(18)の上方の垂下片(18c)は、係止部
(24)の上端が前方へ外れるのを阻止する作用を有してい
る。線材(23)の後端部は、係止部(24)のほぼ中央を貫通
し、側方に折曲した端末部(23a)を係止部(24)の裏面に
溶接することにより、係止部(24)に強固に結合されてい
る。
【0025】また、案内溝(19)に係止部(24)を嵌合させ
たとき、線材(23)の少なくとも前下端が棚板(8)の上面
と当接するようにしてあり、このようにすることによっ
て、仕切り部材(22)への負荷が棚板(8)に分散させら
れ、係止部(24)が案内綱(19)から妄りに外れたり、線材
(23)の後部が折損したりするのを防止しるようになって
いる。
【0026】この実施例によると、背杆(18)の取付けに
当たっては、棚板(8)を載置した左右のブラケット(9)
の上方から、背杆(18)の両端に固着した左右の支持片(2
0)の下端の係止片(21)をブラケット(9)のいずれかの係
止部(14)〜(17)に嵌合させるだけでよく、また、背杆(1
8)の取外しや位置変更は、背杆(18)を持ち上げて左右の
支持片(20)の下端の係止片(21)をブラケット(9)の係止
部(14)〜(17)から抜くだけでよく、極めて簡単な作業で
背杆(18)の着脱及び位置変更が行える。
【0027】また、棚板(8)を支持する左右のブラケッ
ト(9)に係止部(14)〜(17)を設けたことにより、背杆取
付用の係止部材を新たに設ける必要がなく、少ない部材
で、かつ見栄えを良くすることができる。
【0028】
【発明の効果】
(a) 背杆(18)の取付けに当たっては、棚板(8)を載置
した左右のブラケット(9)の上方から、背杆(18)の両端
に固着した左右の支持片(20)の下端の係止片(21)をブラ
ケット(9)のいずれかの係止部(14)〜(17)に嵌合させる
だけでよく、また、背杆(18)の取外しや位置変更は、背
杆(18)を持ち上げて左右の支持片(20)の下端の係止片(2
1)をブラケット(9)の係止部(14)〜(17)から抜くだけで
よく、極めて簡単な作業で背杆(18)の着脱及び位置変更
が行える。
【0029】(b) 棚板(8)を支持する左右のブラケッ
ト(9)に係止部(14)〜(17)を設けたことにより、背杆取
付用の係止部材を新たに設ける必要がなく、少ない部材
で、かつ見栄えを良くすることができる。
【0030】(c) 請求項2記載の発明のような構成と
すると、ブラケットの垂直片に、そのいずれかの係止部
に嵌合された支持片の係止片とが棚板の側端面と側面部
材の内側面とにより挾まれるため、背杆が係止部から妄
りに脱落することがなく、はいかんんを安定して支持す
ることができるとともに、ブラケットがほとんど露出す
ることがなく、外観の優れた棚の奥行装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の分解斜視図である。
【図2】同じく組立てた状態の要部の斜視図である。
【符号の説明】
(1)側面部材 (2)凹溝 (3)側面パネル (4)係止孔 (5)補強杆 (6)端部カバー (7)間隙 (8)棚板 (9)ブラケット (10)垂直片 (11)(12)係止片 (13)棚受片 (13a)起立片 (14)(15)(16)(17)切欠き(係止部) (18)背杆 (18a)垂直片 (18b)上片 (18c)垂下片 (18d)下片 (19)案内溝 (20)支持片 (21)係止片 (22)仕切り部材 (23)線材 (23a)端末部 (24)係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 63/00 501 A47B 65/00 A47B 96/00 A47B 45/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側面部材に穿設した係止孔に、左
    右1対のブラケットにおける前後方向を向く垂直片の外
    側面に突設した係止片を係止させてブラケットを側面部
    材に装着し、両ブラケットの間に棚板を掛け渡した棚装
    置において、前記両ブラケットの垂直片に、上方が開口
    する複数の係止部を前後方向に適宜の間隔をもって設
    け、棚板に載置した書籍等の後面に当接するようにした
    左右方向を向く背杆の各端部に支持片を固着し、各支持
    片の下端に設けた係止片を、前記係止部のいずれかに選
    択的に嵌合することにより、背杆を前後位置調節可能と
    して支持するようにしたことを特徴とする棚の奥行調節
    装置。
  2. 【請求項2】 ブラケットの垂直片の下端に連設した内
    向きの棚受片に棚板の各端部を載置して支持させ、棚板
    の側端面と側面部材の内側面の間にブラケットの垂直片
    と支持片の少なくとも係止片とを挾み込むようにしたこ
    とを特徴する請求項1記載の棚の奥行調節装置。
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