JP3475012B2 - 燃料フィルタ - Google Patents
燃料フィルタInfo
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- JP3475012B2 JP3475012B2 JP14280596A JP14280596A JP3475012B2 JP 3475012 B2 JP3475012 B2 JP 3475012B2 JP 14280596 A JP14280596 A JP 14280596A JP 14280596 A JP14280596 A JP 14280596A JP 3475012 B2 JP3475012 B2 JP 3475012B2
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- JP
- Japan
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- cup
- filter
- fuel
- hole
- valve
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- Expired - Lifetime
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料中のゴミや水
等を除去する燃料フィルタに関する。
等を除去する燃料フィルタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、燃料中のゴミや水等を除去す
る燃料フィルタとして、図５に示すように、フィルタ本
体１００に形成された供給孔１０２に供給された燃料
を、フィルタ本体１００にリング状ナット１０４で取り
付けられたカップ１０６内に導く。そして、カップ１０
６内の図示しないフィルタエレメントにより濾過した
後、吐出孔１０８から外部に供給するものが知られてい
た。
る燃料フィルタとして、図５に示すように、フィルタ本
体１００に形成された供給孔１０２に供給された燃料
を、フィルタ本体１００にリング状ナット１０４で取り
付けられたカップ１０６内に導く。そして、カップ１０
６内の図示しないフィルタエレメントにより濾過した
後、吐出孔１０８から外部に供給するものが知られてい
た。
【０００３】カップ１０６内に溜った水の排出や、フィ
ルタエレメントの交換の際には、供給孔１０２を開閉す
るコック１１０を閉めてから、ナット１０４を緩めて、
カップ１０６をフィルタ本体１００から外す。そして、
カップ１０６内の水を排出したり、フィルタエレメント
を交換したりしていた。
ルタエレメントの交換の際には、供給孔１０２を開閉す
るコック１１０を閉めてから、ナット１０４を緩めて、
カップ１０６をフィルタ本体１００から外す。そして、
カップ１０６内の水を排出したり、フィルタエレメント
を交換したりしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、コック１１０を閉めてからカップ１
０６を取り外す必要があり、閉めるのを忘れてナット１
０４を緩めると、燃料が洩れ出てしまうという問題があ
った。また、コック１１０を閉めた後にカップ１０６を
取り外し、排水したり交換したりした後、カップ１０６
を取り付け、コック１１０を開くのを忘れたままでいる
と、燃料が供給されず、機器の故障等と勘違いしてしま
う場合もあるという問題があった。
た従来のものでは、コック１１０を閉めてからカップ１
０６を取り外す必要があり、閉めるのを忘れてナット１
０４を緩めると、燃料が洩れ出てしまうという問題があ
った。また、コック１１０を閉めた後にカップ１０６を
取り外し、排水したり交換したりした後、カップ１０６
を取り付け、コック１１０を開くのを忘れたままでいる
と、燃料が供給されず、機器の故障等と勘違いしてしま
う場合もあるという問題があった。
【０００５】本発明の課題は、確実な操作が行える燃料
フィルタを提供することにある。
フィルタを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成すべ
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、供給孔と吐出孔とが形成されたフィルタ本体にカッ
プを着脱可能に取り付け、前記供給孔から前記カップ内
を通り前記吐出孔に至る燃料通路内に、前記カップ内に
着脱可能に設けたフィルタエレメントを介装した燃料フ
ィルタにおいて、前記フィルタエレメントよりも上流側
の前記燃料通路に前記カップ着脱により開閉される遮断
弁を設けたことを特徴とする燃料フィルタがそれであ
る。
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、供給孔と吐出孔とが形成されたフィルタ本体にカッ
プを着脱可能に取り付け、前記供給孔から前記カップ内
を通り前記吐出孔に至る燃料通路内に、前記カップ内に
着脱可能に設けたフィルタエレメントを介装した燃料フ
ィルタにおいて、前記フィルタエレメントよりも上流側
の前記燃料通路に前記カップ着脱により開閉される遮断
弁を設けたことを特徴とする燃料フィルタがそれであ
る。
【０００７】また、前記遮断弁はばねにより着座方向に
付勢された弁体を備え、前記カップの装着により前記弁
体をばね付勢力に抗して開弁させるものでもよく、ある
いは、前記フィルタエレメントは、前記カップに着脱可
能に挿入し、前記フィルタエレメントの前記フィルタ本
体側に突起を形成し、前記カップの装着により前記突起
が前記弁体をばね付勢力に抗して開弁させるものでもよ
い。更に、前記突起は、環状に形成してもよい。
付勢された弁体を備え、前記カップの装着により前記弁
体をばね付勢力に抗して開弁させるものでもよく、ある
いは、前記フィルタエレメントは、前記カップに着脱可
能に挿入し、前記フィルタエレメントの前記フィルタ本
体側に突起を形成し、前記カップの装着により前記突起
が前記弁体をばね付勢力に抗して開弁させるものでもよ
い。更に、前記突起は、環状に形成してもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図１に示すように、１はフィ
ルタ本体で、フィルタ本体１には一対のホース継手部
２，４が形成されている。一方のホース継手部２には供
給孔６の一端が開口形成されており、他方のホース継手
部４には吐出孔８の一端が開口形成されている。フィル
タ本体１の底側には、大径ねじ孔１０が形成されてお
り、大径ねじ孔１０内に同軸上で円柱部１２が突出形成
されている。また、円柱部１２には、吐出孔８の他端が
開口されている。
基づいて詳細に説明する。図１に示すように、１はフィ
ルタ本体で、フィルタ本体１には一対のホース継手部
２，４が形成されている。一方のホース継手部２には供
給孔６の一端が開口形成されており、他方のホース継手
部４には吐出孔８の一端が開口形成されている。フィル
タ本体１の底側には、大径ねじ孔１０が形成されてお
り、大径ねじ孔１０内に同軸上で円柱部１２が突出形成
されている。また、円柱部１２には、吐出孔８の他端が
開口されている。
【０００９】図２に示すように、大径ねじ孔１０に連接
して挿入孔１４がフィルタ本体１に形成されると共に、
挿入孔１４に連接して有底孔１６がフィルタ本体１に形
成されている。この有底孔１６には、供給孔６の他端が
開口されている。尚、本実施例では、供給孔６、有底孔
１６、挿入孔１４、後述するカップ３８、吐出孔８によ
り燃料通路が形成されている。
して挿入孔１４がフィルタ本体１に形成されると共に、
挿入孔１４に連接して有底孔１６がフィルタ本体１に形
成されている。この有底孔１６には、供給孔６の他端が
開口されている。尚、本実施例では、供給孔６、有底孔
１６、挿入孔１４、後述するカップ３８、吐出孔８によ
り燃料通路が形成されている。
【００１０】そして、有底孔１６にはばね１８が挿入さ
れると共に、弁体２０が挿入されている。弁体２０は鍔
部２２と軸部２４とを備え、軸部２４には有底孔２６が
形成されており、また、有底孔２６に連通した接続孔２
８が軸部２４の外周に開口して形成されている。
れると共に、弁体２０が挿入されている。弁体２０は鍔
部２２と軸部２４とを備え、軸部２４には有底孔２６が
形成されており、また、有底孔２６に連通した接続孔２
８が軸部２４の外周に開口して形成されている。
【００１１】挿入孔１４には、リング状のパッキン３０
が挿入されると共に、栓部材３２が嵌着されている。栓
部材３２にはその軸方向に摺動孔３４が形成されてお
り、弁体２０の軸部２４が摺動可能に挿入されている。
そして、ばね１８の付勢力により弁体２０の鍔部２２を
パッキン３０に着座させて閉弁できるように構成されて
いる。また、ばね１８の付勢力に抗して弁体２０を押し
上げたときには、供給孔６と大径ねじ孔１０とを、有底
孔１６、接続孔２８、有底孔２６を介して連通するよう
に構成されている。尚、本実施例では、ばね１８、弁体
２０、パッキン３０、栓部材３２により遮断弁３６が形
成されている。
が挿入されると共に、栓部材３２が嵌着されている。栓
部材３２にはその軸方向に摺動孔３４が形成されてお
り、弁体２０の軸部２４が摺動可能に挿入されている。
そして、ばね１８の付勢力により弁体２０の鍔部２２を
パッキン３０に着座させて閉弁できるように構成されて
いる。また、ばね１８の付勢力に抗して弁体２０を押し
上げたときには、供給孔６と大径ねじ孔１０とを、有底
孔１６、接続孔２８、有底孔２６を介して連通するよう
に構成されている。尚、本実施例では、ばね１８、弁体
２０、パッキン３０、栓部材３２により遮断弁３６が形
成されている。
【００１２】大径ねじ孔１０には、カップ３８がＯリン
グ４０により洩れ止めが図られて螺入されており、カッ
プ３８内にはフィルタエレメント４２が挿入されてい
る。フィルタエレメント４２は、筒状のフィルタ部材４
４を備え、フィルタ部材４４のカップ３８底側は下蓋部
材４６により閉塞されている。
グ４０により洩れ止めが図られて螺入されており、カッ
プ３８内にはフィルタエレメント４２が挿入されてい
る。フィルタエレメント４２は、筒状のフィルタ部材４
４を備え、フィルタ部材４４のカップ３８底側は下蓋部
材４６により閉塞されている。
【００１３】フィルタ部材４４のフィルタ本体１側に
は、上蓋部材４８が取り付けられており、上蓋部材４８
の中央に形成された嵌入孔４９には円柱部１２がＯリン
グ５０により洩れ止めされて挿入されている。そして、
吐出孔８は貫通孔５２を介してフィルタ部材４４の内部
と連通されている。
は、上蓋部材４８が取り付けられており、上蓋部材４８
の中央に形成された嵌入孔４９には円柱部１２がＯリン
グ５０により洩れ止めされて挿入されている。そして、
吐出孔８は貫通孔５２を介してフィルタ部材４４の内部
と連通されている。
【００１４】上蓋部材４８には、フィルタ本体１側に、
２個の環状の突起５４，５６が大径ねじ孔１０と同芯上
に形成されている。突起５４，５６の間隔は、弁体２０
の軸部２４の直径とほぼ同じに形成されており、また突
起５４，５６の高さは、カップ３８を大径ねじ孔１０に
螺入した際に、弁体２０の鍔部２２をパッキン３０から
離間できる高さに形成されている。
２個の環状の突起５４，５６が大径ねじ孔１０と同芯上
に形成されている。突起５４，５６の間隔は、弁体２０
の軸部２４の直径とほぼ同じに形成されており、また突
起５４，５６の高さは、カップ３８を大径ねじ孔１０に
螺入した際に、弁体２０の鍔部２２をパッキン３０から
離間できる高さに形成されている。
【００１５】上蓋部材４８の外周は、フィルタ部材４４
の直径よりも大きく形成されており、カップ３８に形成
された挿入孔５８に上蓋部材４８が挿入されている。こ
れにより、カップ３８内にフィルタエレメント４２が吊
下げられた状態で挿入できるように構成されている。ま
た、上蓋部材４８には、図３、図４に示すように、フィ
ルタ部材４４の外周よりも外側で、かつ軸方向に貫通孔
６８が形成されている。尚、上蓋部材４８の外周には、
溝６０，６２が形成されており、挿入孔５８内の凸部６
４，６６に溝６０，６２が嵌着するように形成されてい
る。
の直径よりも大きく形成されており、カップ３８に形成
された挿入孔５８に上蓋部材４８が挿入されている。こ
れにより、カップ３８内にフィルタエレメント４２が吊
下げられた状態で挿入できるように構成されている。ま
た、上蓋部材４８には、図３、図４に示すように、フィ
ルタ部材４４の外周よりも外側で、かつ軸方向に貫通孔
６８が形成されている。尚、上蓋部材４８の外周には、
溝６０，６２が形成されており、挿入孔５８内の凸部６
４，６６に溝６０，６２が嵌着するように形成されてい
る。
【００１６】次に、前述した本実施例の燃料フィルタの
作動について説明する。まず、図１に示すように、供給
孔６に燃料が供給されると、燃料は有底孔１６、接続孔
２８、有底孔２６を介して突起５４，５６の間に流入
し、図４に示すように、突起５４，５６を乗り越えて貫
通孔６８からフィルタ部材４４の外周のカップ３８との
間に流入する。そして、フィルタ部材４４を通り、ゴミ
等が濾過されると共に水が分離され、水はカップ３８の
底に溜められる。燃料はフィルタ部材４４の内部から貫
通孔５２、吐出孔８を介して外部に吐出される。
作動について説明する。まず、図１に示すように、供給
孔６に燃料が供給されると、燃料は有底孔１６、接続孔
２８、有底孔２６を介して突起５４，５６の間に流入
し、図４に示すように、突起５４，５６を乗り越えて貫
通孔６８からフィルタ部材４４の外周のカップ３８との
間に流入する。そして、フィルタ部材４４を通り、ゴミ
等が濾過されると共に水が分離され、水はカップ３８の
底に溜められる。燃料はフィルタ部材４４の内部から貫
通孔５２、吐出孔８を介して外部に吐出される。
【００１７】燃料の供給に伴って、カップ３８の底に水
が溜り、また、フィルタエレメント４２の目詰まり等に
より交換の必要が生じたときには、カップ３８を回して
大径ねじ孔１０から外す。カップ３８を回すことによ
り、カップ３８は大径ねじ孔１０のねじピッチに応じて
大径ねじ孔１０から抜け出る。
が溜り、また、フィルタエレメント４２の目詰まり等に
より交換の必要が生じたときには、カップ３８を回して
大径ねじ孔１０から外す。カップ３８を回すことによ
り、カップ３８は大径ねじ孔１０のねじピッチに応じて
大径ねじ孔１０から抜け出る。
【００１８】その際、フィルタエレメント４２もカップ
３８と共に抜け出て、図３に示すように、弁体２０がば
ね１８の付勢力により移動される。そして、鍔部２２が
パッキン３０に着座すると供給孔６と大径ねじ孔１０と
の連通が遮断されて、遮断弁３６が閉弁される。よっ
て、燃料のカップ３８への流入が自動的に止められる。
３８と共に抜け出て、図３に示すように、弁体２０がば
ね１８の付勢力により移動される。そして、鍔部２２が
パッキン３０に着座すると供給孔６と大径ねじ孔１０と
の連通が遮断されて、遮断弁３６が閉弁される。よっ
て、燃料のカップ３８への流入が自動的に止められる。
【００１９】外したカップ３８内の水を排出し、あるい
は、新たなフィルタエレメント４２を挿入孔５８に挿入
してから再びカップ３８を大径ねじ孔１０に螺入する。
これにより、円柱部１２が嵌入孔４９に挿入され、ま
た、カップ３８と共にフィルタエレメント４２が大径ね
じ孔１０内に挿入され、突起５４，５６が弁体２０の軸
部２４に当接する。
は、新たなフィルタエレメント４２を挿入孔５８に挿入
してから再びカップ３８を大径ねじ孔１０に螺入する。
これにより、円柱部１２が嵌入孔４９に挿入され、ま
た、カップ３８と共にフィルタエレメント４２が大径ね
じ孔１０内に挿入され、突起５４，５６が弁体２０の軸
部２４に当接する。
【００２０】カップ３８を回転させた際には、フィルタ
エレメント４２も共に回転し、軸部２４は突起５４，５
６上を滑りながら、弁体２０がばね１８の付勢力に抗し
て移動され、鍔部２２がパッキン３０から離間して、供
給孔６が有底孔１６、接続孔２８、有底孔２６、貫通孔
６８を介してカップ３８内と連通される。よって、供給
孔６から燃料がカップ３８に供給されて、前述したと同
様に、吐出孔８から吐出される。
エレメント４２も共に回転し、軸部２４は突起５４，５
６上を滑りながら、弁体２０がばね１８の付勢力に抗し
て移動され、鍔部２２がパッキン３０から離間して、供
給孔６が有底孔１６、接続孔２８、有底孔２６、貫通孔
６８を介してカップ３８内と連通される。よって、供給
孔６から燃料がカップ３８に供給されて、前述したと同
様に、吐出孔８から吐出される。
【００２１】このように、前述した本実施例の燃料フィ
ルタによると、カップ３８内の水を排出し、あるいは、
フィルタエレメント４２を交換する際には、カップ３８
を回転させて取り外すことにより、遮断弁３６が閉弁さ
れて燃料の漏出が防止される。
ルタによると、カップ３８内の水を排出し、あるいは、
フィルタエレメント４２を交換する際には、カップ３８
を回転させて取り外すことにより、遮断弁３６が閉弁さ
れて燃料の漏出が防止される。
【００２２】また、排水あるいは交換終了後は、フィル
タエレメント４２と共にカップ３８を大径ねじ孔１０に
螺入すると、突起５４，５６が弁体２０をばね１８の付
勢力に抗して移動して、遮断弁３６を開弁させる。よっ
て、供給孔６を介してカップ３８内に燃料が供給され
る。
タエレメント４２と共にカップ３８を大径ねじ孔１０に
螺入すると、突起５４，５６が弁体２０をばね１８の付
勢力に抗して移動して、遮断弁３６を開弁させる。よっ
て、供給孔６を介してカップ３８内に燃料が供給され
る。
【００２３】このように、カップ３８の取り外しや取り
付けに伴って遮断弁３６が開閉されるので、閉め忘れや
開け忘れによる燃料の漏出や燃料の供給停止といった事
態を招くことがなく、確実な操作を行うことができる。
また、フィルタエレメント４２に突起５４，５６を形成
して弁体２０を移動させることにより、フィルタエレメ
ント４２をカップ３８内に挿入し忘れて、カップ３８を
螺入したときには、遮断弁３６は開弁されないので、濾
過されない燃料の供給を防止できる。突起５４，５６を
環状に形成することにより、フィルタエレメント４２の
取付方向が限定されることがない。
付けに伴って遮断弁３６が開閉されるので、閉め忘れや
開け忘れによる燃料の漏出や燃料の供給停止といった事
態を招くことがなく、確実な操作を行うことができる。
また、フィルタエレメント４２に突起５４，５６を形成
して弁体２０を移動させることにより、フィルタエレメ
ント４２をカップ３８内に挿入し忘れて、カップ３８を
螺入したときには、遮断弁３６は開弁されないので、濾
過されない燃料の供給を防止できる。突起５４，５６を
環状に形成することにより、フィルタエレメント４２の
取付方向が限定されることがない。
【００２４】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【００２５】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の燃料フィル
タは、カップを取り外すことにより、遮断弁が閉弁され
て燃料の漏出が防止され、カップを装着することによ
り、遮断弁を開弁させ、閉め忘れや開け忘れによる燃料
の漏出や燃料の供給停止といった事態を招くことがな
く、確実な操作を行うことができるという効果を奏す
る。
タは、カップを取り外すことにより、遮断弁が閉弁され
て燃料の漏出が防止され、カップを装着することによ
り、遮断弁を開弁させ、閉め忘れや開け忘れによる燃料
の漏出や燃料の供給停止といった事態を招くことがな
く、確実な操作を行うことができるという効果を奏す
る。
【００２６】また、フィルタエレメントに形成した突起
で弁体を移動させることにより、フィルタエレメントを
カップ内に挿入し忘れたときには、遮断弁は開弁されな
いので、濾過されない燃料の供給を防止できる。更に、
突起を環状に形成することにより、フィルタエレメント
の取付方向が限定されることがない。
で弁体を移動させることにより、フィルタエレメントを
カップ内に挿入し忘れたときには、遮断弁は開弁されな
いので、濾過されない燃料の供給を防止できる。更に、
突起を環状に形成することにより、フィルタエレメント
の取付方向が限定されることがない。
【図１】本発明の一実施例としての燃料フィルタの断面
図である。
図である。
【図２】本実施例の燃料フィルタの遮断弁の分解断面図
である。
である。
【図３】本実施例の燃料フィルタのカップを外した状態
の断面図である。
の断面図である。
【図４】本実施例の燃料フィルタの弁体とフィルタエレ
メントの斜視図である。
メントの斜視図である。
【図５】従来の燃料フィルタの正面図である。
１，１００…フィルタ本体
６，１０２…供給孔 ８，１０８…吐出孔
２０…弁体 ３０…パッキン
３６…遮断弁 ３８，１０６…カップ
４２…フィルタエレメント
５４，５６…突起
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F23K 5/18
Claims (4)
- 【請求項１】 供給孔と吐出孔とが形成されたフィルタ
本体にカップを着脱可能に取り付け、前記供給孔から前
記カップ内を通り前記吐出孔に至る燃料通路内に、前記
カップ内に着脱可能に設けたフィルタエレメントを介装
した燃料フィルタにおいて、 前記フィルタエレメントよりも上流側の前記燃料通路に
前記カップ着脱により開閉される遮断弁を設けたことを
特徴とする燃料フィルタ。 - 【請求項２】 前記遮断弁はばねにより着座方向に付勢
された弁体を備え、前記カップの装着により前記弁体を
ばね付勢力に抗して開弁させることを特徴とする請求項
１記載の燃料フィルタ。 - 【請求項３】 前記フィルタエレメントは、前記カップ
に着脱可能に挿入し、前記フィルタエレメントの前記フ
ィルタ本体側に突起を形成し、前記カップの装着により
前記突起が前記弁体をばね付勢力に抗して開弁させるこ
とを特徴とする請求項１又は請求項２記載の燃料フィル
タ。 - 【請求項４】 前記突起は、環状に形成されたことを特
徴とする請求項３記載の燃料フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14280596A JP3475012B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 燃料フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14280596A JP3475012B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 燃料フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324915A JPH09324915A (ja) | 1997-12-16 |
| JP3475012B2 true JP3475012B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=15324056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14280596A Expired - Lifetime JP3475012B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 燃料フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3475012B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP14280596A patent/JP3475012B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09324915A (ja) | 1997-12-16 |
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