JP3471284B2 - Flame retardant curing net - Google Patents
Flame retardant curing netInfo
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- JP3471284B2 JP3471284B2 JP2000095292A JP2000095292A JP3471284B2 JP 3471284 B2 JP3471284 B2 JP 3471284B2 JP 2000095292 A JP2000095292 A JP 2000095292A JP 2000095292 A JP2000095292 A JP 2000095292A JP 3471284 B2 JP3471284 B2 JP 3471284B2
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Description
【０００１】[0001]
【発明の属する技術分野】本発明は、工事用メッシュシ
ート用途に好適な難燃養生ネットに関するものである。
更に詳しく述べるならば、本発明は耐水性、耐候性、及
び難燃性の耐久保持性に優れ印刷性が高く、従って、上
記の用途に好適な難燃養生ネットに関するものである。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a flame-retardant curing net suitable for use in construction mesh sheets.
More specifically, the present invention relates to a flame-retardant curing net which is excellent in water-proof, weather-resistant and flame-retardant durability retention and has high printability, and is therefore suitable for the above-mentioned applications.
【０００２】[0002]
【従来の技術】工事用メッシュシート等に用いられる繊
維シート構造物については、種々の製造方法が知られて
おり、例えば、特開昭５２−１８９９５号には、ポリエ
ステル繊維布帛に接着前処理を施し、この前処理表面を
ポリ塩化ビニル系樹脂により被覆する方法が開示されて
いる。この製法により得られるポリ塩化ビニル系樹脂被
覆構造物は、柔軟性、耐久性及び難燃性においては優れ
ているが、しかし、燃焼時にポリ塩化ビニル系樹脂に起
因する塩化水素ガスなどの有害なガスの発生が、大きな
問題点となっている。2. Description of the Related Art Various manufacturing methods are known for fiber sheet structures used for construction mesh sheets and the like. For example, in JP-A-52-18995, a polyester fiber cloth is subjected to a pre-bonding treatment. There is disclosed a method of applying and coating the pretreated surface with a polyvinyl chloride resin. The polyvinyl chloride resin-coated structure obtained by this production method is excellent in flexibility, durability, and flame retardancy, but is harmful to hydrogen chloride gas and the like caused by the polyvinyl chloride resin during combustion. The generation of gas is a major problem.
【０００３】この問題を解消するため、ハロゲン元素を
含まない被覆用樹脂を用いることが検討されている。こ
のような樹脂系では、それに難燃性を付与するために、
水酸化アルミニウム及び水酸化マグネシウム等の無機化
合物を添加する方法、及び赤燐を添加する方法などが知
られている。前者において、満足できる難燃性を得るた
めには無機化合物の添加量が多量となるため、この方法
を用いて得られる被覆構造物は、柔軟性及び耐久性に劣
るという欠点がある、また後者では、赤燐が製品を濃い
褐色に着色するため、色彩の多様性に劣るという欠点が
ある。In order to solve this problem, it has been studied to use a coating resin containing no halogen element. In such a resin system, in order to impart flame retardancy to it,
A method of adding an inorganic compound such as aluminum hydroxide and magnesium hydroxide and a method of adding red phosphorus are known. In the former case, the amount of the inorganic compound added is large in order to obtain satisfactory flame retardancy, so that the coating structure obtained by using this method has the drawback of being inferior in flexibility and durability. However, since red phosphorus colors the product to a deep brown color, there is a drawback in that the variety of colors is poor.
【０００４】特開平６−３４０８１５号には、熱可塑性
樹脂に、メラミンにより被覆されたポリ燐酸アンモニウ
ムと特定の含窒素有機化合物とを添加する方法が開示さ
れている。メラミン被覆はポリ燐酸アンモニウムの耐水
性向上に有効な手段であるが、屋外など過酷な使用条件
下では、経時的に難燃性が低下してしまうという欠点が
ある。特開平１１−３０２９７９号、及び特開平１１−
３２３７３６号には、ウレタン系樹脂による難燃積層体
が開示されているが、ウレタン系樹脂に添加された難燃
フィラーにより、Ｔｇが低い場合でも風合いが硬く、養
生ネットの用途では、その展帳及び収納の際の作業性に
劣るという問題がある。JP-A-6-340815 discloses a method of adding ammonium polyphosphate coated with melamine and a specific nitrogen-containing organic compound to a thermoplastic resin. The melamine coating is an effective means for improving the water resistance of ammonium polyphosphate, but it has a drawback that the flame retardancy decreases with time under severe usage conditions such as outdoors. JP-A-11-302979 and JP-A-11-302
No. 323736 discloses a flame-retardant laminate made of a urethane resin, but the flame-retardant filler added to the urethane resin makes the texture hard even when Tg is low. In addition, there is a problem that workability during storage is poor.
【０００５】また、特開２０００−８２７６号及び特開
２０００−８２７７号には、オレフィン系樹脂を用いる
難燃積層体が開示されている。一般に養生ネットの用途
ではマーキングインキによる印刷は不可欠であるか、オ
レフィン系樹脂による難燃積層体は、印刷適性が悪く、
更に養生ネット用途に用いられたとき摩耗耐久性が低い
という点が問題となる。上記のように、熱可塑性樹脂と
してオレフィン系樹脂及び／又はウレタン系樹脂を用い
る場合、難燃性、耐水性、耐候性、印刷適性及び作業性
を満足する難燃積層体は未だ得られていない。Further, JP-A-2000-8276 and JP-A-2000-8277 disclose flame-retardant laminates using an olefin resin. In general, printing with marking ink is indispensable for use in curing nets, or flame-retardant laminates made from olefin resins have poor printability.
Further, there is a problem that abrasion resistance is low when used for curing net applications. As described above, when an olefin resin and / or urethane resin is used as the thermoplastic resin, a flame-retardant laminate satisfying flame retardancy, water resistance, weather resistance, printability and workability has not yet been obtained. .
【０００６】[0006]
【発明が解決しようとする課題】本発明は、工事用メッ
シュシート用途に好適な難燃養生ネットを提供しようと
するものである。特に本発明は、屋外など過酷な使用条
件下においても、樹脂層の剥離、脱落などによる損傷が
少なく、難燃性の経時的低下がなく、また印刷適性に富
み、展帳・収納時の作業負担が少なく、しかも廃棄、焼
却が容易な難燃養生ネットを提供しようとするものであ
る。DISCLOSURE OF THE INVENTION The present invention is intended to provide a flame retardant curing net suitable for use in construction mesh sheets. In particular, the present invention, even under severe use conditions such as outdoors, there is little damage due to peeling or falling off of the resin layer, flame retardance does not decrease over time, and printability is excellent, work during exhibition and storage It aims to provide a flame-retardant curing net that has a low burden and is easy to dispose and incinerate.
【０００７】[0007]
【課題を解決するための手段】本発明に係る難燃養生ネ
ット（１）は、ネット状繊維基布と、その少なくとも１
面上に形成された難燃性樹脂層とを含み、前記難燃性樹
脂層が、（１）エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂及
びウレタン系樹脂とを５０〜９０：５０〜１０の重量比
率で含む１００重量部の樹脂混合物と、（２）ポリ燐酸
アンモニウム系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘導体
化合物から選ばれた少なくとも１種を含む５〜１５０重
量部の難燃性付与剤と、並びに（３）アジリジン系化合
物、カルボジイミド系化合物、オキサゾリン系化合物、
イソシアネート系化合物、及びカップリング剤から選ば
れた少なくとも１種を含む０．１〜３０重量部の架橋剤
とを含み、かつ、前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体
樹脂において、その酢酸ビニル成分含有率が５０〜９５
重量％である、ことを特徴とするものである。本発明に
係る他の難燃養生ネット（２）は、ネット状繊維性基布
と、その少なくとも１面上に形成された難燃性樹脂複合
層とを含み、前記難燃性樹脂複合層が、（１）前記繊維
性基布に隣接して設けられ、且つエチレン−酢酸ビニル
系共重合体樹脂と、アジリジン系化合物、カルボジイミ
ド系化合物、オキサゾリン系化合物、イソシアネート系
化合物、及びカップリング剤から選ばれた少なくとも１
種の架橋剤含む中間層と、（２）最外層として配置さ
れ、且つエチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂及びウレ
タン系樹脂を５０〜９０：５０〜１０の重量比率で含む
樹脂混合物と、ポリ燐酸アンモニウム系化合物、及び
（イソ）シアヌル酸誘導体化合物から選ばれた少なくと
も１種の難燃性付与剤と、並びにアジリジン系化合物、
カルボジイミド系化合物、オキサゾリン系化合物、イソ
シアネート系化合物、及びカップリング剤から選ばれた
少なくとも１種の架橋剤とを含む難燃性表皮層と、を有
し、かつ前記中間層及び難燃性表皮層に含まれる前記エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂において、その酢酸
ビニル成分含有率が５０〜９５重量％である、ことを特
徴とするものである。本発明の難燃養生ネット（２）に
おいて、難燃性樹脂複合層の中間層において、前記エチ
レン−酢酸ビニル系共重合体樹脂と、前記架橋剤との固
形分重量比率が、１００：０．１〜３０であることが好
ましい。本発明の難燃養生ネット（２）において、前記
難燃性樹脂複合層の前記難燃性表皮層に含まれる前記エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂／ウレタン系樹脂混
合物と、前記難燃性付与剤と、前記架橋剤との固形分重
量比率が１００：５〜１５０：０．１〜３０であること
が好ましい。本発明の難燃養生ネット（２）の前記難燃
性樹脂複合層において、前記中間層と、前記難燃性表皮
層との重量比率が７０〜９０：３０〜１０であることが
好ましい。本発明に係る他の難燃養生ネット（３）は、
ネット状繊維基布と、その少なくとも１面上に形成され
た難燃性樹脂複合層とを含み、前記難燃性樹脂複合層
が、（１）前記繊維性基布に隣接して設けられ、且つエ
チレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂及びウレタン系樹脂
を５０〜９０：５０〜１０の重量比率で含む樹脂混合物
と、アジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オ
キサゾリン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカ
ップリング剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含
む中間層と、（２）最外層として配置され、且つエチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体樹脂及びウレタン系樹脂を、
５０〜９０：５０〜１０の重量比率で含む樹脂混合物
と、ポリ燐酸アンモニウム系化合物、及び（イソ）シア
ヌル酸誘導体化合物から選ばれた少なくとも１種の難燃
性付与剤と、並びにアジリジン系化合物、カルボジイミ
ド系化合物、オキサゾリン系化合物、イソシアネート系
化合物、及びカップリング剤から選ばれた少なくとも１
種の架橋剤とを含む難燃性表皮層と、を有し、かつ、前
記中間層及び難燃性表皮層に含まれる前記エチレン−酢
酸ビニル系共重合体樹脂において、その酢酸ビニル成分
含有率が５０〜９５重量％である、ことを特徴とするも
のである。本発明の難燃養生ネット（３）において、前
記難燃性樹脂複合層の前記中間層に含まれる前記エチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体樹脂／ウレタン系樹脂混合物
と、前記架橋剤との固形分重量比率が１００：０．１〜
３０であることが好ましい。本発明の難燃養生ネット
（３）の前記難燃性樹脂複合層において、前記難燃性表
皮層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹
脂／ウレタン系樹脂混合物と、前記難燃性付与剤と、前
記架橋剤との固形分重量比率が１００：５〜１５０：
０．１〜３０であることが好ましい。本発明の難燃養生
ネット（３）において、前記中間層と前記難燃性表皮層
との重量比率が７０〜９０：３０〜１０であることが好
ましい。本発明に係る他の難燃養生ネット（４）は、ネ
ット状繊維基布と、その少なくとも１面上に形成された
難燃性樹脂複合層とを含み、前記難燃性樹脂複合層が、
（１）前記繊維性基布に隣接して設けられ、且つエチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体樹脂と、ポリ燐酸アンモニウ
ム系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘導体化合物から
選ばれた少なくとも１種を含む難燃性付与剤と、並びに
アジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オキサ
ゾリン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカップ
リング剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含む難
燃性中間層と、（２）最外層として配置され、且つエチ
レン−酢酸ビニル系共重合体樹脂及びウレタン系樹脂を
５０〜９０：５０〜１０の重量比率で含む樹脂混合物
と、アジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オ
キサゾリン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカ
ップリング剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含
む難燃性表皮層と、を有し、かつ前記難燃性中間層及び
表皮層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体
樹脂において、その酢酸ビニル成分の含有率が５０〜９
５重量％である、ことを特徴とするものである。本発明
の難燃養生ネット（４）において、前記難燃性樹脂複合
層の前記難燃性中間層に含まれる前記エチレン−酢酸ビ
ニル系共重合体樹脂と、前記難燃性付与剤と、前記架橋
剤との固形分重量比率が１００：５〜１５０：０．１〜
３０であることが好ましい。本発明の難燃養生ネット
（４）において、前記難燃性樹脂複合層の前記表皮層に
含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂／ウ
レタン系樹脂混合物と、前記架橋剤との固形分重量比率
が１００：０．１〜３０であることが好ましい。本発明
の難燃養生ネット（４）の前記難燃性樹脂複合層におい
て、前記難燃性中間層と、前記表皮層との重量比率が７
０〜９０：３０〜１０であることが好ましい。本発明に
係る他の難燃養生ネット（５）はネット状繊維基布と、
その少なくとも１面上に形成された難燃性樹脂複合層と
を含み、前記難燃性樹脂複合層が、（１）前記繊維性基
布に隣接して設けられ、且つエチレン−酢酸ビニル系共
重合体樹脂及びウレタン系樹脂を５０〜９０：５０〜１
０の重量比率で含む樹脂混合物と、ポリ燐酸アンモニウ
ム系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘導体化合物から
選ばれた少なくとも１種を含む難燃性付与剤と、並びに
アジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オキサ
ゾリン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカップ
リング剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含む難
燃性中間層と、（２）最外層として配置され、且つエチ
レン−酢酸ビニル系共重合体樹脂とウレタン系樹脂の重
量比率が５０〜９０：５０〜１０である樹脂混合物と、
アジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オキサ
ゾリン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカップ
リング剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含む表
皮層と、を有し、かつ前記難燃性中間層及び表皮層に含
まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂におい
て、その酢酸ビニル成分含有率が５０〜９５重量％であ
る、ことを特徴とするものである。本発明の難燃養生ネ
ット（５）において、前記難燃性樹脂複合層の前記難燃
性中間層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合
体樹脂／ウレタン系樹脂混合物と、前記難燃性付与剤
と、前記架橋剤との固形分重量比率が１００：５〜１５
０：０．１〜３０であることが好ましい。本発明の難燃
養生ネット（５）において、前記難燃性樹脂複合層の前
記表皮層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合
体樹脂／ウレタン系樹脂混合物と、前記架橋剤との固形
分重量比率が１００：０．１〜３０であることが好まし
い。本発明の難燃養生ネット（５）において、前記難燃
性中間層と、前記表皮層との重量比率が、７０〜９０：
３０〜１０であることが好ましい。本発明に係る他の難
燃養生ネット（６）は、ネット状繊維基布と、その少な
くとも１面上に形成された難燃性樹脂複合層とを含み、
前記難燃性樹脂複合層が、（１）前記繊維性基布に隣接
して設けられ、且つエチレン−酢酸ビニル系共重合体樹
脂と、ポリ燐酸アンモニウム系化合物、及び（イソ）シ
アヌル酸誘導体化合物から選ばれた少なくとも１種を含
む難燃性付与剤と、並びにアジリジン系化合物、カルボ
ジイミド系化合物、オキサゾリン系化合物、イソシアネ
ート系化合物、及びカップリング剤から選ばれた少なく
とも１種の架橋剤を含む難燃性中間層と、（２）最外層
として配置され、且つエチレン−酢酸ビニル系共重合体
樹脂及びウレタン系樹脂を５０〜９０：５０〜１０の重
量比率で含む樹脂混合物と、ポリ燐酸アンモニウム系化
合物、及び（イソ）シアヌル酸誘導体化合物から選ばれ
た少なくとも１種を含む難燃性付与剤と、並びにアジリ
ジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オキサゾリン
系化合物、イソシアネート系化合物、及びカップリング
剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤とを含む難燃性
表皮層と、を有し、かつ、前記難燃性中間層及び難燃性
表皮層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体
樹脂において、その酢酸ビニル成分含有率が５０〜９５
重量％である、ことを特徴とするものである。本発明の
難燃養生ネット（６）において、前記難燃性樹脂複合層
の前記難燃性中間層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニ
ル系共重合体樹脂と、前記難燃性付与剤と、前記架橋剤
との固形分重量比率が１００：５〜１５０：０．１〜３
０であることが好ましい。本発明の難燃養生ネット
（６）において、前記難燃性樹脂複合層の前記難燃性表
皮層に含まれる、前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体
樹脂／ウレタン系樹脂混合物と、前記難燃性付与剤と前
記架橋剤との固形分重量比率が１００：５〜１５０：
０．１〜３０であることが好ましい。本発明の難燃養生
ネット（６）の前記難燃性樹脂複合層において、前記難
燃性中間層と、前記難燃性表皮層との重量比率が７０〜
９０：３０〜１０であることが好ましい。A flame-retardant curing net (1) according to the present invention comprises a net-shaped fiber base cloth and at least one of the net-like fiber base cloth.
A flame-retardant resin layer formed on the surface, wherein the flame-retardant resin layer comprises (1) an ethylene-vinyl acetate-based copolymer resin and a urethane-based resin in a weight of 50-90: 50-10. 100 parts by weight of the resin mixture contained in a ratio, (2) an ammonium polyphosphate compound, and 5 to 150 parts by weight of a flame retardant imparting agent containing at least one selected from (iso) cyanuric acid derivative compounds, And (3) aziridine compound, carbodiimide compound, oxazoline compound,
An ethylene compound, and 0.1 to 30 parts by weight of a crosslinking agent containing at least one selected from a coupling agent, and the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contains the vinyl acetate component. Rate is 50-95
% By weight. Another flame-retardant curing net (2) according to the present invention comprises a net-like fibrous base fabric and a flame-retardant resin composite layer formed on at least one surface thereof, wherein the flame-retardant resin composite layer is (1) is provided adjacent to the fibrous base fabric, and is selected from an ethylene-vinyl acetate copolymer resin, an aziridine compound, a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and a coupling agent. At least 1
An intermediate layer containing two kinds of cross-linking agents, (2) a resin mixture which is arranged as an outermost layer and contains an ethylene-vinyl acetate copolymer resin and a urethane resin in a weight ratio of 50 to 90:50 to 10, At least one flame-retardant imparting agent selected from ammonium phosphate compounds and (iso) cyanuric acid derivative compounds; and aziridine compounds,
A flame-retardant skin layer containing a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and at least one cross-linking agent selected from a coupling agent, and the intermediate layer and the flame-retardant skin layer. In the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contained in, the vinyl acetate component content is 50 to 95% by weight. In the flame-retardant curing net (2) of the present invention, in the intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer, the solid content weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin to the cross-linking agent is 100: 0. It is preferably 1 to 30. In the flame-retardant curing net (2) of the present invention, the ethylene-vinyl acetate-based copolymer resin / urethane-based resin mixture contained in the flame-retardant skin layer of the flame-retardant resin composite layer, and the flame-retardant property. The solid content weight ratio of the imparting agent and the cross-linking agent is preferably 100: 5 to 150: 0.1-30. In the flame-retardant resin composite layer of the flame-retardant curing net (2) of the present invention, the weight ratio of the intermediate layer to the flame-retardant skin layer is preferably 70 to 90:30 to 10. Another flame retardant curing net (3) according to the present invention is
A net-like fiber base cloth, and a flame-retardant resin composite layer formed on at least one surface thereof, wherein the flame-retardant resin composite layer is (1) provided adjacent to the fibrous base cloth, And a resin mixture containing an ethylene-vinyl acetate copolymer resin and a urethane resin in a weight ratio of 50 to 90:50 to 10, an aziridine compound, a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and a coupling. An intermediate layer containing at least one cross-linking agent selected from the agents, (2) an outermost layer, and an ethylene-vinyl acetate copolymer resin and a urethane resin,
A resin mixture containing 50 to 90:50 to 10 by weight, at least one flame retardant additive selected from ammonium polyphosphate compounds and (iso) cyanuric acid derivative compounds, and an aziridine compound, At least one selected from a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and a coupling agent.
And a flame-retardant skin layer containing a cross-linking agent, and in the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contained in the intermediate layer and the flame-retardant skin layer, the vinyl acetate component content Is 50 to 95% by weight. In the flame-retardant curing net (3) of the present invention, the solid content of the crosslinking agent and the ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer. Weight ratio is 100: 0.1
It is preferably 30. In the flame-retardant resin composite layer of the flame-retardant curing net (3) of the present invention, the ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the flame-retardant skin layer, and the flame-retardant property. The solid content weight ratio of the imparting agent and the crosslinking agent is 100: 5 to 150:
It is preferably 0.1 to 30. In the flame-retardant curing net (3) of the present invention, the weight ratio of the intermediate layer to the flame-retardant skin layer is preferably 70 to 90:30 to 10. Another flame-retardant curing net (4) according to the present invention comprises a net-shaped fiber base fabric and a flame-retardant resin composite layer formed on at least one surface thereof, wherein the flame-retardant resin composite layer comprises:
(1) It is provided adjacent to the fibrous base fabric and contains at least one selected from an ethylene-vinyl acetate copolymer resin, an ammonium polyphosphate compound, and an (iso) cyanuric acid derivative compound. A flame-retardant imparting agent, and a flame-retardant intermediate layer containing at least one cross-linking agent selected from an aziridine compound, a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and a coupling agent, (2) A resin mixture disposed as the outermost layer and containing an ethylene-vinyl acetate copolymer resin and a urethane resin in a weight ratio of 50 to 90:50 to 10, an aziridine compound, a carbodiimide compound, an oxazoline compound, and an isocyanate. A flame-retardant skin layer containing at least one cross-linking agent selected from a series compound and a coupling agent, A, and the ethylene contained in the flame-retardant intermediate layer and the skin layer - the vinyl acetate copolymer resin, the content of its vinyl acetate component 50-9
It is 5% by weight. In the flame-retardant curing net (4) of the present invention, the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contained in the flame-retardant intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer, the flame-retardant imparting agent, and Solid content weight ratio with the crosslinking agent is 100: 5 to 150: 0.1
It is preferably 30. In the flame-retardant curing net (4) of the present invention, the ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the skin layer of the flame-retardant resin composite layer, and the solid content of the crosslinking agent. The weight ratio is preferably 100: 0.1-30. In the flame-retardant resin composite layer of the flame-retardant curing net (4) of the present invention, the weight ratio of the flame-retardant intermediate layer to the skin layer is 7
It is preferably 0 to 90:30 to 10. Another flame-retardant curing net (5) according to the present invention is a net-like fiber base cloth,
A flame-retardant resin composite layer formed on at least one surface thereof, wherein the flame-retardant resin composite layer is provided (1) adjacent to the fibrous base fabric, and the ethylene-vinyl acetate-based copolymer Polymer resin and urethane resin are 50 to 90:50 to 1
A flame retardant containing at least one selected from a resin mixture containing a weight ratio of 0, an ammonium polyphosphate compound, and an (iso) cyanuric acid derivative compound, and an aziridine compound, a carbodiimide compound, an oxazoline Flame-retardant intermediate layer containing at least one cross-linking agent selected from a series compound, an isocyanate compound, and a coupling agent, and (2) an ethylene-vinyl acetate copolymer resin arranged as the outermost layer. A resin mixture in which the weight ratio of the urethane resin is 50 to 90:50 to 10,
An aziridine compound, a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and a skin layer containing at least one cross-linking agent selected from a coupling agent, and the flame-retardant intermediate layer and skin layer. In the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contained in, the vinyl acetate component content is 50 to 95% by weight. In the flame-retardant curing net (5) of the present invention, the ethylene-vinyl acetate-based copolymer resin / urethane-based resin mixture contained in the flame-retardant intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer, and the flame-retardant property. The solid content weight ratio of the imparting agent and the crosslinking agent is 100: 5 to 15
It is preferably 0: 0.1 to 30. In the flame-retardant curing net (5) of the present invention, the ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the skin layer of the flame-retardant resin composite layer, and the solid content of the crosslinking agent. The weight ratio is preferably 100: 0.1-30. In the flame-retardant curing net (5) of the present invention, the weight ratio of the flame-retardant intermediate layer and the skin layer is 70 to 90:
It is preferably 30 to 10. Another flame-retardant curing net (6) according to the present invention comprises a net-like fiber base cloth and a flame-retardant resin composite layer formed on at least one surface thereof,
The flame-retardant resin composite layer is (1) provided adjacent to the fibrous base fabric, and has an ethylene-vinyl acetate copolymer resin, an ammonium polyphosphate compound, and an (iso) cyanuric acid derivative compound. A flame retardancy-imparting agent containing at least one selected from the group consisting of aziridine-based compounds, carbodiimide-based compounds, oxazoline-based compounds, isocyanate-based compounds, and coupling agents. A flammable intermediate layer, (2) a resin mixture which is disposed as the outermost layer and contains an ethylene-vinyl acetate copolymer resin and a urethane resin in a weight ratio of 50 to 90:50 to 10, and an ammonium polyphosphate resin. A compound, and a flame retardancy-imparting agent containing at least one selected from (iso) cyanuric acid derivative compounds, and an aziridine compound, A flame-retardant skin layer containing a bodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and at least one cross-linking agent selected from a coupling agent, and the flame-retardant intermediate layer and flame-retardant layer. In the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contained in the flammable skin layer, the vinyl acetate component content is 50 to 95.
% By weight. In the flame-retardant curing net (6) of the present invention, the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contained in the flame-retardant intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer, the flame-retardant imparting agent, and Solid content weight ratio with the cross-linking agent is 100: 5 to 150: 0.1-3
It is preferably 0. In the flame-retardant curing net (6) of the present invention, the ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the flame-retardant skin layer of the flame-retardant resin composite layer, and the flame retardant. The solid content weight ratio of the property imparting agent and the crosslinking agent is 100: 5 to 150:
It is preferably 0.1 to 30. In the flame-retardant resin composite layer of the flame-retardant curing net (6) of the present invention, the weight ratio of the flame-retardant intermediate layer to the flame-retardant skin layer is 70 to.
It is preferably 90:30 to 10.
【０００８】[0008]
【発明の実施の形態】本発明の難燃養生ネットに用いら
れるネット状繊維基布は、天然繊維、例えば木綿、麻な
ど；無機繊維、例えばガラス繊維など；再生繊維、例え
ばビスコースレーヨン、キュプラなど；半合成繊維、例
えば、ジ−及びトリアセテート繊維など；及び合成繊
維、例えば、ナイロン６、及びナイロン６６などのポリ
アミド繊維、ポリエステル（ポリエチレンテレフタレー
ト等）繊維、芳香族ポリアミド繊維、アクリル繊維、及
びポリオレフィン繊維などから選ばれた少なくとも１種
からなるネット状布帛である。BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION The net-like fiber base fabric used in the flame-retardant curing net of the present invention includes natural fibers such as cotton and hemp; inorganic fibers such as glass fiber; regenerated fibers such as viscose rayon and cupra. Etc .; semi-synthetic fibers, such as di- and triacetate fibers; and synthetic fibers, such as polyamide fibers such as nylon 6 and nylon 66, polyester (such as polyethylene terephthalate) fibers, aromatic polyamide fibers, acrylic fibers, and polyolefins. It is a net-like cloth made of at least one kind selected from fibers and the like.
【０００９】前記基布中の繊維は、短繊維紡績糸、長繊
維糸条、スプリットヤーン、テープヤーンなどのいずれ
の形状のものでもよい。また基布組織は織物、編物、い
ずれであってもよい。更に基布の編織組織にも格別の制
限はないが、例えば、少なくともそれぞれ、糸間間隙を
おいて平行に配置された経糸及び緯糸を含む糸条により
構成された粗目布状の編織物が好適に用いられる。前記
粗目布状編織物の目付は３０〜７００ｇ／ｍ2 であるこ
とが好ましく、また粗目布状編織物の透孔面積率は、粗
目布状編織物の面積に対して１０〜９５％程度であるこ
とが好ましい。The fibers in the base cloth may have any shape such as spun short fiber yarn, long fiber yarn, split yarn, tape yarn and the like. The base fabric structure may be woven or knitted. Further, there is no particular limitation on the knitting or weaving structure of the base cloth, but for example, a coarse cloth-like knitted cloth composed of at least yarns including warps and wefts arranged in parallel with a gap between the yarns is preferable. Used for. The basis weight of the coarse-textured knitted fabric is preferably 30 to 700 g / m 2 , and the pore area ratio of the coarse-textured knitted fabric is about 10 to 95% with respect to the area of the coarse-textured knitted fabric. Preferably there is.
【００１０】前記基布には、それに耐水性、及び吸水防
止性を付与する目的をもって、例えば、ワックスエマル
ジョン、樹脂バインダーを含むワックスエマルジョン、
及びシリコーン系化合物のエマルジョン、及びこれらの
溶液などを噴霧し、又は浸漬する方法により撥水前処理
を予め施しておいてもよい。For the purpose of imparting water resistance and water absorption resistance to the base cloth, for example, a wax emulsion, a wax emulsion containing a resin binder,
The water-repellent pretreatment may be performed in advance by spraying or dipping an emulsion of a silicone compound and a solution of these.
【００１１】本発明の難燃養生ネットの難燃性樹脂層、
又は難燃性樹脂複合層の中間層及び表皮層には、エチレ
ン−酢酸ビニル系共重合樹脂が用いられる。A flame-retardant resin layer of the flame-retardant curing net of the present invention,
Alternatively, an ethylene-vinyl acetate copolymer resin is used for the intermediate layer and the skin layer of the flame-retardant resin composite layer.
【００１２】エチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂として
は、高圧法のラジカル共重合方式で製造され、酢酸ビニ
ル成分含有率が比較的低い共重合体樹脂、及び低圧溶液
重合法で製造され、酢酸ビニル成分含有率の比較的高い
共重合体樹脂のいずれを用いてもよい。エチレン−酢酸
ビニル系共重合樹脂中に占める酢酸ビニル成分含有率
は、５０〜９５重量％であり、好ましくは７０〜９０重
量％である。酢酸ビニル成分含有率が５０重量％未満で
は、得られる樹脂の柔軟性が不十分になり、酢酸ビニル
成分含有率が９５重量％を超えると、得られる樹脂の耐
熱強度が低下し、また製品に粘着性が生ずるという欠点
を生ずる。エチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂として
は、酢酸ビニル成分含有率が前記範囲内にあるものを、
単独で用いてもよいし、また、酢酸ビニル成分含有率の
異る共重合体の２種以上を混合して用いてもよい。The ethylene-vinyl acetate copolymer resin is produced by a high-pressure radical copolymerization method, a copolymer resin having a relatively low vinyl acetate component content, and a low-pressure solution polymerization method. Any of the copolymer resins having a relatively high component content may be used. The content of the vinyl acetate component in the ethylene-vinyl acetate copolymer resin is 50 to 95% by weight, preferably 70 to 90% by weight. If the vinyl acetate component content is less than 50% by weight, the flexibility of the obtained resin will be insufficient, and if the vinyl acetate component content exceeds 95% by weight, the heat resistance of the obtained resin will decrease and It causes the drawback of stickiness. As the ethylene-vinyl acetate copolymer resin, those having a vinyl acetate component content within the above range,
They may be used alone, or two or more kinds of copolymers having different vinyl acetate component contents may be mixed and used.
【００１３】[0013]
【００１４】[0014]
【００１５】本発明の難燃養生ネットに用いられるウレ
タン系樹脂としては、ポリオールとジイソシアネートを
反応させて得られた樹脂を用いることができる。このよ
うなウレタン系樹脂の合成に用いられるポリオールとし
ては、両末端に水酸基を有するポリエステル系ポリオー
ル、ポリエーテル系ポリオール、及びポリカーボネート
系ジオールなどを使用することができる。また、ジイソ
シアネートとしては、２，４−トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネート、テトラメチレ
ンジイソシアネート、及びイソホロンジイソシアネート
などの芳香族ジイソシアネート、及び脂肪族ジイソシア
ネートを用いることができる。特に、ポリオール成分と
してポリカーボネート系ジオールを用い、ジイソシアネ
ート成分として脂肪族ジイソシアネートを用いて得られ
たポリカーボネート系ウレタン系樹脂は、耐候性及び耐
久性が高く、本発明に好適なものである。As the urethane resin used in the flame retardant curing net of the present invention, a resin obtained by reacting a polyol with a diisocyanate can be used. As the polyol used for synthesizing such urethane-based resin, polyester-based polyol having hydroxyl groups at both ends, polyether-based polyol, polycarbonate-based diol and the like can be used. As the diisocyanate, aromatic diisocyanates such as 2,4-tolylene diisocyanate, diphenylmethane diisocyanate, tetramethylene diisocyanate, and isophorone diisocyanate, and aliphatic diisocyanates can be used. In particular, a polycarbonate urethane-based resin obtained by using a polycarbonate diol as a polyol component and an aliphatic diisocyanate as a diisocyanate component has high weather resistance and durability and is suitable for the present invention.
【００１６】本発明の難燃養生ネットの難燃性樹脂層及
び難燃性樹脂複合層において、エチレン−酢酸ビニル系
共重合体樹脂とウレタン系樹脂との混合物が用いられる
とき、その重量比率は５０〜９０：５０〜１０であるこ
とが好ましく、７０〜９０：３０〜１０であることがよ
り好ましい。エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂成分
が５０重量％未満では、得られる樹脂の柔軟性が不十分
になることがあり、表皮層におけるウレタン系樹脂成分
の含有量が１０重量％未満の場合、エチレン成分が高い
エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂との組み合わせで
用いられると、得られる表皮層の印刷適性が悪く、エチ
レン成分の低いエチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂と
の組み合わせで用いられると、得られる表皮層に粘着性
を生ずるという欠点を示すことがある。In the flame-retardant resin layer and flame-retardant resin composite layer of the flame-retardant curing net of the present invention, when a mixture of ethylene-vinyl acetate copolymer resin and urethane resin is used, the weight ratio thereof is It is preferably 50 to 90:50 to 10, and more preferably 70 to 90:30 to 10. When the ethylene-vinyl acetate copolymer resin component is less than 50% by weight, the flexibility of the obtained resin may be insufficient, and when the content of the urethane resin component in the skin layer is less than 10% by weight, When used in combination with an ethylene-vinyl acetate copolymer resin having a high ethylene component, the printability of the obtained skin layer is poor, and it is used in combination with an ethylene-vinyl acetate copolymer resin having a low ethylene component. In some cases, the resulting skin layer may have a drawback of causing tackiness.
【００１７】本発明の難燃養生ネットに難燃性を付与す
ることを目的として、難燃性付与剤が難燃性樹脂層、並
びに難燃性樹脂複合層の中間層及び／又は表皮層に添加
される。この難燃性付与剤としては、ポリ燐酸アンモニ
ウム系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘導体化合物か
ら選ばれた少なくとも１種が使用される。For the purpose of imparting flame retardancy to the flame-retardant curing net of the present invention, a flame-retardant imparting agent is used in the flame-retardant resin layer and the intermediate layer and / or skin layer of the flame-retardant resin composite layer. Is added. As the flame retardant, at least one selected from ammonium polyphosphate compounds and (iso) cyanuric acid derivative compounds is used.
【００１８】ポリ燐酸アンモニウム系化合物としては、
好ましくはオルソ燐酸アンモニウムと尿素との縮合生成
物が用いられる。またポリ燐酸アンモニウムをこのまま
用いてもよいし、メラミンにより表面を被覆されたも
の、或はマイクロカプセル化されたものを用いてもよ
い。As the ammonium polyphosphate compound,
A condensation product of ammonium orthophosphate and urea is preferably used. Further, ammonium polyphosphate may be used as it is, or one whose surface is coated with melamine or one which is microencapsulated may be used.
【００１９】（イソ）シアヌル酸誘導体化合物として
は、メラミン、硫酸メラミン、燐酸メラミン、ポリ燐酸
メラミン、メチロールメラミン、シアヌル酸トリメチル
エステル、シアヌル酸トリエチルエステル、アンメリ
ン、アンメリド、及び２，４，６−トリオキシシアニジ
ンなどのシアヌル酸誘導体を用いることができる。ま
た、イソアンメリン、イソメラミン、イソアンメリド、
トリメチルカルボジイミド、トリエチルカルボジイミ
ド、及びトリカルボイミドなどのイソシアヌル酸誘導体
を用いることができる。特に、メラミンとイソシアヌル
酸との反応により得られるメラミンイソシアヌレートが
本発明に好適に用いることができる。Examples of the (iso) cyanuric acid derivative compound are melamine, melamine sulfate, melamine phosphate, polyphosphoric acid melamine, methylolmelamine, cyanuric acid trimethyl ester, cyanuric acid triethyl ester, ammeline, ammelide, and 2,4,6-triamine. Cyanuric acid derivatives such as oxycyanidine can be used. In addition, isoammelin, isomelamin, isoammelide,
Isocyanuric acid derivatives such as trimethylcarbodiimide, triethylcarbodiimide, and tricarbimide can be used. In particular, melamine isocyanurate obtained by the reaction of melamine and isocyanuric acid can be preferably used in the present invention.
【００２０】また、難燃性をさらに高めるために、必要
に応じ、難燃性付与剤には、上記化合物とともに、燐酸
アンモニウム系以外の燐系化合物、例えばトリメチルホ
スフェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホス
フェート、トリオクチルホスフェート、トリフェニルホ
スフェート、トリクレジルホスフェート、ビスフェノー
ルＡビス（ジフェニルホスフェート）、レゾルシノール
ビス（ジフェニルホスフェート）、及びオクチルジフェ
ニルホスフェートなどの燐酸エステル類；及び高分子量
化したポリホスフェートなどの縮合燐酸エステル類；並
びに（イソ）シアヌル酸誘導体化合物以外の含窒素化合
物、例えばジシアンジアミド、ジシアンジアミジシン、
グアニジン、スルファミン酸グアニジン、燐酸グアニジ
ン、及びジグアニドなどのシアナミド誘導体；並びに尿
素、ジメチロール尿素、ジアセチル尿素、トリメチル尿
素、Ｎ−ベンゾイル尿素、及び燐酸グアニル尿素などの
尿素誘導体など、から選ばれた１種以上が含まれていて
もよい。In order to further improve the flame retardancy, if necessary, the flame retardancy-imparting agent may be added to the above-mentioned compounds together with phosphorus compounds other than ammonium phosphate such as trimethyl phosphate, triethyl phosphate, tributyl phosphate, and tributyl phosphate. Phosphate esters such as octyl phosphate, triphenyl phosphate, tricresyl phosphate, bisphenol A bis (diphenyl phosphate), resorcinol bis (diphenyl phosphate), and octyl diphenyl phosphate; and condensed phosphate esters such as high molecular weight polyphosphate And nitrogen-containing compounds other than (iso) cyanuric acid derivative compounds, such as dicyandiamide, dicyandiamidicin,
Cyanamide derivatives such as guanidine, guanidine sulfamate, guanidine phosphate, and diguanide; and one or more selected from urea, dimethylolurea, diacetylurea, trimethylurea, N-benzoylurea, and urea derivatives such as guanylurea phosphate. May be included.
【００２１】難燃性付与剤の添加量は、難燃性樹脂層及
び難燃性樹脂複合層に含まれる樹脂固形分重量に対し
て、５〜１５０重量％であることが好ましい。その添加
量が５重量部未満では、得られる難燃性樹脂層及び難燃
性樹脂複合層において十分な難燃性を得ることができな
いことがあり、その添加量が１５０重量部を超えると、
十分な耐久性を有する積層体を得ることができないこと
があり、またコスト高となる。The addition amount of the flame retardancy-imparting agent is preferably 5 to 150% by weight based on the weight of the resin solid content contained in the flame retardant resin layer and the flame retardant resin composite layer. If the added amount is less than 5 parts by weight, sufficient flame retardancy may not be obtained in the obtained flame-retardant resin layer and flame-retardant resin composite layer, and if the added amount exceeds 150 parts by weight,
It may not be possible to obtain a laminate having sufficient durability, and the cost will increase.
【００２２】また、本発明の難燃養生ネットの難燃性樹
脂層並びに難燃性樹脂複合層の中間層及び表皮層の少な
くとも１層中には、難燃助剤として、１種以上の無機系
化合物を添加してもよい。難燃助剤無機系化合物として
は、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、四硼酸
ナトリウム、燐酸マグネシウム、二燐酸ナトリウム、燐
酸亜鉛などの結晶水を持つ無機水和物；メタ錫酸、錫酸
亜鉛、ヒドロキシ錫酸亜鉛などの錫系化合物；並びに硼
酸、硼酸亜鉛、硼酸アルミニウムなどの硼酸化合物、な
どを好適に用いることができる。これら難燃助剤無機化
合物は、単独に用いてもよいし、又は２種以上を混合し
て用いることができる。Further, at least one of the flame-retardant resin layer of the flame-retardant curing net of the present invention and at least one of the intermediate layer and the skin layer of the flame-retardant resin composite layer is used as a flame-retardant auxiliary agent. A system compound may be added. As the flame retardant aid inorganic compound, an inorganic hydrate having crystal water such as magnesium hydroxide, aluminum hydroxide, sodium tetraborate, magnesium phosphate, sodium diphosphate, zinc phosphate; metastannic acid, zinc stannate, A tin-based compound such as zinc hydroxystannate; and a boric acid compound such as boric acid, zinc borate, and aluminum borate can be preferably used. These flame retardant aid inorganic compounds may be used alone or in combination of two or more.
【００２３】更に、難燃性樹脂層或いは難燃性樹脂複合
層の中間層及び／又は表皮層には、アジリジン系化合
物、カルボジイミド系化合物、オキサゾリン系化合物、
イソシアネート系化合物、及びカップリング剤から選ば
れた少なくとも１種を含む架橋剤が必須成分として添加
される。これらの架橋剤は、難燃性樹脂層及び難燃性樹
脂複合層の耐水性、耐候性、及び機械的強度の低下を抑
制すると共に、難燃性付与剤の耐水性、及び耐ブリード
性を向上させる効果を有している。Further, in the intermediate layer and / or the skin layer of the flame-retardant resin layer or the flame-retardant resin composite layer, an aziridine compound, a carbodiimide compound, an oxazoline compound,
A crosslinking agent containing at least one selected from an isocyanate compound and a coupling agent is added as an essential component. These cross-linking agents suppress the water resistance, weather resistance, and decrease in mechanical strength of the flame-retardant resin layer and the flame-retardant resin composite layer, and improve the water resistance of the flame-retardant imparting agent and the bleed resistance. Has the effect of improving.
【００２４】本発明において架橋剤として用いられるア
ジリジン系化合物は、分子内に１個以上のアジリジニル
基を含有するものであればよく、分子内に２個のアジリ
ジニル基を含有する化合物、例えば、ジフェニルメタン
−ビス−４−４′−Ｎ−Ｎ′−ジエチレンウレアなど、
及び分子内に３個のアジリジニル基を含有する化合物、
例えば、２，２−ビスハイドロキシメチルブタノール−
トリス〔３−（１−アジリジニル）プロピオネート〕な
どが好ましく用いられる。The aziridine compound used as a cross-linking agent in the present invention may be one having at least one aziridinyl group in the molecule, and a compound having at least two aziridinyl groups in the molecule, for example, diphenylmethane. -Bis-4-4'-NN'-diethylene urea, etc.,
And a compound containing three aziridinyl groups in the molecule,
For example, 2,2-bishydroxymethylbutanol-
Tris [3- (1-aziridinyl) propionate] and the like are preferably used.
【００２５】本発明に用いられるカルボジイミド系化合
物としては、有機ジイソシアネートを、ホスホレン化合
物、金属カルボニル錯体化合物、及び燐酸エステルなど
のように、カルボジイミド化を促進する化合物からなる
触媒の存在下に、反応させることにより得られたものが
好適に用いられる。具体的に述べるならば、ジプロピル
カルボジイミド、ジヘキシルカルボジイミド、ジシクロ
ヘキシルカルボジイミド、ジ−Ｐ−トルオイルカルボジ
イミド、及びトリイソプロピルベンゼンポリカルボジイ
ミドなどを用いることができる。特に、トリイソプロピ
ルベンゼンポリカルボジイミドなどのような多官能カル
ボジイミドは、耐久性がすぐれているので、本発明にお
いて好適に用いられる。As the carbodiimide compound used in the present invention, an organic diisocyanate is reacted in the presence of a catalyst composed of a compound that promotes carbodiimidization such as a phosphorene compound, a metal carbonyl complex compound, and a phosphoric acid ester. What was obtained by this is used suitably. Specifically, dipropylcarbodiimide, dihexylcarbodiimide, dicyclohexylcarbodiimide, di-P-toluoylcarbodiimide, triisopropylbenzene polycarbodiimide and the like can be used. In particular, a polyfunctional carbodiimide such as triisopropylbenzene polycarbodiimide has excellent durability, and is therefore preferably used in the present invention.
【００２６】本発明に用いられるオキサゾリン系化合物
としては、オキサゾール−４−カルボン酸の脱炭酸反応
により得られるオキサゾールを原料として用い、これか
ら誘導、生成される化合物が好適に用いられる。例え
ば、２−オキサゾリン、４−メチル−２−オキサゾリ
ン、２，２′−ビス（２−オキサゾリン）、並びにスチ
レン、又はアクリル系化合物などのポリマーにオキサゾ
リル基をグラフトして得られる多官能オキサゾリンポリ
マーなどが用いられる。特に、２，２′−ビス（２−オ
キサゾリン）などのような多官能オキサゾリンは、耐久
性がすぐれているので、本発明に好ましく用いられる。As the oxazoline compound used in the present invention, oxazole obtained by a decarboxylation reaction of oxazole-4-carboxylic acid is used as a raw material, and a compound derived or produced from this is preferably used. For example, a polyfunctional oxazoline polymer obtained by grafting an oxazolyl group on a polymer such as 2-oxazoline, 4-methyl-2-oxazoline, 2,2′-bis (2-oxazoline), styrene, or an acrylic compound. Is used. In particular, polyfunctional oxazolines such as 2,2'-bis (2-oxazoline) have excellent durability and are preferably used in the present invention.
【００２７】本発明に用いられるイソシアネート系化合
物としては、脂肪族ジイソシアネート類、例えば、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、及びリジンジイソシアネ
ートなど；脂環式ジイソシアネート類、例えば、イソホ
ロンジイソシアネート、及び水添トリレンジイソシアネ
ートなど；芳香族ジイソシアネート類、例えば、トリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、及びキシレンジイソシアネートなど；イソシアヌレ
ート類、例えば、トリス（ヘキサメチレンイソシアネー
ト）イソシアヌレート、及びトリス（３−イソシアネー
トメチルベンジル）イソシアヌレートなど；前記イソシ
アネート化合物のイソシアネート基末端をフェノール
類、オキシム類、アルコール類、又はラクタム類等のブ
ロック化剤でブロックして得られるブロックイソシアネ
ート化合物類；並びに、前記化合物のイソシアネート基
の一部にエチレングリコールなど親水性単量体が付加さ
れた変性イソシアヌレート化合物類、などを例示するこ
とができる。分散性、耐水性の改良及び基布への接着性
向上の観点から、特に、ブロックイソシアネート化合
物、及びイソシアネート基の１個にエチレングリコール
など親水性単量体が付加された変性部分三量化イソシア
ヌレート化合物を用いることが好ましい。The isocyanate compounds used in the present invention include aliphatic diisocyanates such as hexamethylene diisocyanate and lysine diisocyanate; alicyclic diisocyanates such as isophorone diisocyanate and hydrogenated tolylene diisocyanate; aromatic compounds. Group diisocyanates such as tolylene diisocyanate, diphenylmethane diisocyanate, and xylene diisocyanate; isocyanurates such as tris (hexamethylene isocyanate) isocyanurate and tris (3-isocyanate methylbenzyl) isocyanurate; Block the isocyanate group end with a blocking agent such as phenols, oximes, alcohols, or lactams. It blocked isocyanate compounds obtained by; and part of ethylene glycol such as a hydrophilic monomer added in the modified isocyanurate compounds of the isocyanate groups of said compounds, and the like can be exemplified. From the viewpoint of improving dispersibility, water resistance and adhesiveness to a base cloth, a blocked isocyanate compound and a modified partially trimerized isocyanurate in which a hydrophilic monomer such as ethylene glycol is added to one of the isocyanate groups Preference is given to using compounds.
【００２８】本発明に用いられるカップリング剤として
は、シラン系カップリング剤、チタン系カップリング
剤、ジルコニウム系カップリング剤、アルミニウム系カ
ップリング剤、及びジルコアルミニウム系カップリング
剤から選ばれた少なくとも１種からなるものが好ましく
用いられる。The coupling agent used in the present invention is at least selected from silane coupling agents, titanium coupling agents, zirconium coupling agents, aluminum coupling agents, and zirco aluminum coupling agents. Those consisting of one kind are preferably used.
【００２９】シラン系カップリング剤としては、アミノ
シラン類、例えば、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、及びＮ−フェニル−γ−アミノプロピルトリエト
キシシランなど；エポキシシラン類、例えば、γ−グリ
シドキシプロピルメチルジエトキシシラン、及びγ−グ
リシドキシプロピルトリエトキシシランなど；ビニルシ
ラン類、例えば、ビニルトリエトキシシラン、及びビニ
ルトリス（β−メトキシエトキシ）シランなど；メルカ
プトシラン類、例えば、γ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシランなど、が挙げられる。Examples of the silane coupling agent include aminosilanes such as γ-aminopropyltriethoxysilane and N-phenyl-γ-aminopropyltriethoxysilane; epoxysilanes such as γ-glycidoxypropyl. Methyldiethoxysilane, γ-glycidoxypropyltriethoxysilane, etc .; Vinylsilanes, such as vinyltriethoxysilane, and vinyltris (β-methoxyethoxy) silane; Mercaptosilanes, eg, γ-mercaptopropyltrimethoxy Silane and the like.
【００３０】チタン系カップリング剤としては、アルコ
キシ類、例えば、テトライソプロポキシチタン、テトラ
−ｎ−ブトキシチタン、及びテトラキス（２−エチルヘ
キソキシ）チタンなど；アシレート類、例えば、トリ−
ｎ−ブトキシチタンステアレート、及びイソプロポキシ
チタントリステアレートなどが挙げられる。ジルコニウ
ム系カップリング剤としては、例えば、テトラブチルジ
ルコネート、テトラ（トリエタノールアミン）ジルコネ
ート、及びテトライソプロピルジルコネートなどが挙げ
られる。Examples of titanium coupling agents include alkoxys such as tetraisopropoxy titanium, tetra-n-butoxy titanium, and tetrakis (2-ethylhexoxy) titanium; acylates such as tri-.
Examples include n-butoxytitanium stearate and isopropoxytitanium tristearate. Examples of the zirconium-based coupling agent include tetrabutyl zirconate, tetra (triethanolamine) zirconate, and tetraisopropyl zirconate.
【００３１】アルミニウム系カップリング剤としては、
例えば、アセトアルコキシアルミニウムジイソプロピレ
ートが挙げられる。また、ジルコアルミニウム系カップ
リング剤としては、テトラプロピルジルコアルミネート
が挙げられる。これらの中で、耐水性、耐候性の観点か
ら、特にγ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシ
ラン、及びγ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラ
ンなどのエポキシシランを用いることが好ましい。As the aluminum-based coupling agent,
For example, acetoalkoxy aluminum diisopropylate may be mentioned. Moreover, tetrapropyl zircoaluminate is mentioned as a zirco aluminum type coupling agent. Of these, epoxy silanes such as γ-glycidoxypropylmethyldiethoxysilane and γ-glycidoxypropyltriethoxysilane are preferably used from the viewpoint of water resistance and weather resistance.
【００３２】これら架橋剤は単独で用いてもよいし、ま
た、２種以上を併用してもよい。架橋剤の添加量は、難
燃性樹脂層及び難燃性樹脂複合層の中間層及び表皮層の
各において、それに含まれる樹脂同形分重量に対して
０．１〜３０重量部であることが好ましく、更に好まし
くは１〜１５重量部である。その添加量が０．１重量部
未満では、得られる難燃性樹脂層及び難燃性樹脂複合層
の耐水性、難燃性の耐久性が不十分になることがあり、
またそれが３０重量部を超えると製品の柔軟性が損なわ
れ、難燃性能も低下してしまうという問題を生ずること
がある。These cross-linking agents may be used alone or in combination of two or more kinds. The amount of the crosslinking agent added is 0.1 to 30 parts by weight based on the weight of the resin isomorphs contained in each of the intermediate layer and the skin layer of the flame-retardant resin layer and the flame-retardant resin composite layer. It is more preferably 1 to 15 parts by weight. If the added amount is less than 0.1 parts by weight, the water resistance of the flame-retardant resin layer and the flame-retardant resin composite layer to be obtained, the durability of flame retardancy may be insufficient,
If it exceeds 30 parts by weight, the flexibility of the product may be impaired and the flame retardant performance may be deteriorated.
【００３３】本発明の難燃養生ネットにおいて、難燃性
樹脂層は、エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂及びウ
レタン系樹脂と、難燃性付与剤と、架橋剤とを含有する
エマルジョンを用いて、ネット状繊維基布をディッピン
グし、絞り、乾燥することにより形成される。また、難
燃性樹脂複合層は、ネット状繊維基布を中間層形成樹脂
含有液によりディッピングして絞り、又は、コートし、
これを乾燥し、表皮層形成樹脂含有液によりディッピン
グして絞り、又はコートし、これを乾燥し、必要により
加熱処理を施すことにより形成される。各樹脂含有液中
には、紫外線吸収剤、酸化防止剤、無機充填剤、顔料、
増粘剤、及び消泡剤などの１種以上を適宜添加してもよ
い。In the flame-retardant curing net of the present invention, the flame-retardant resin layer uses an emulsion containing an ethylene-vinyl acetate copolymer resin and a urethane resin, a flame-retardant imparting agent, and a crosslinking agent. Then, the net-like fiber base cloth is dipped, squeezed and dried. Further, the flame-retardant resin composite layer is squeezed by dipping the net-like fiber base cloth with the resin containing liquid for forming the intermediate layer, or coated,
It is formed by drying, squeezing or coating by dipping with a skin layer forming resin-containing liquid, drying this, and optionally subjecting it to heat treatment. In each resin-containing liquid, an ultraviolet absorber, an antioxidant, an inorganic filler, a pigment,
You may add one or more types, such as a thickener and a defoaming agent, suitably.
【００３４】繊維性基布に対する難燃性樹脂層及び難燃
性樹脂複合層の付着重量は、それぞれ３０〜８００ｇ／
ｍ2 であることが好ましく、更に好ましくは５０〜５０
０ｇ／ｍ2 である。難燃性樹脂層及び難燃性樹脂複合層
の付着重量が３０ｇ／ｍ2 未満では、本発明の難燃養生
ネットの難燃性が不十分になることがあり、また難燃性
樹脂層及び難燃性樹脂複合層の付着量が８００ｇ／ｍ2
を超えると得られた難燃養生ネットの柔軟性が不十分に
なることがある。The weight of the flame-retardant resin layer and the flame-retardant resin composite layer adhered to the fibrous base cloth is 30 to 800 g /
m 2 is preferable, and more preferably 50 to 50.
It is 0 g / m 2 . When the adhesion weight of the flame-retardant resin layer and the flame-retardant resin composite layer is less than 30 g / m 2 , the flame-retardant curing net of the present invention may have insufficient flame retardancy, and the flame-retardant resin layer and Adhesion of flame-retardant resin composite layer is 800g / m 2
If it exceeds, the flexibility of the flame-retardant curing net obtained may be insufficient.
【００３５】[0035]
【実施例】本発明を下記実施例により更に具体的に説明
する。製品の性能評価に用いられた測定方法は下記の通
りである。
（１）耐屈曲性
ＪＩＳ Ｌ−１０９６のスコット法に従って、つかみ間
隔２cm、押圧荷重１kgf の条件下に、試験片に、回数
１，０００回の屈曲試験を施し、その結果を目視で評価
した。
（２）耐燃焼性
耐温水性試験（７０℃温水中に３日間浸漬）の前及び後
の試験片の各々を、下記２種類の方法による燃焼試験に
供し、その性能を評価した。
（１）４５度法防炎試験：ＪＩＳ Ｌ−１０９１のＡ−
１法もしくはＡ−２法に従って、炭化面積、炭化距離、
残炎時間、残ジン時間を測定。基準を満足した場合、防
炎区分３合格とする。
（２）酸素指数法：ＪＩＳ Ｋ−７２０１に従って、燃
焼限界酸素量を測定した。EXAMPLES The present invention will be described in more detail with reference to the following examples. The measurement methods used for product performance evaluation are as follows. (1) Bending resistance According to the Scott method of JIS L-1096, the test piece was subjected to a bending test 1,000 times under conditions of a gripping interval of 2 cm and a pressing load of 1 kgf, and the result was visually evaluated. (2) Combustion resistance Each of the test pieces before and after the hot water resistance test (soaking in hot water at 70 ° C for 3 days) was subjected to a combustion test by the following two methods to evaluate the performance. (1) 45-degree method flameproof test: JIS L-1091 A-
According to Method 1 or Method A-2, carbonized area, carbonized distance,
Afterflame time and residual gin time are measured. If the criteria are met, flame protection category 3 is passed. (2) Oxygen index method: The combustion limit oxygen content was measured according to JIS K-7201.
【００３６】（３）印刷適性
製品に、２２５メッシュのスクリーンを用いてスクリー
ンインキ（セリコールＰＰＥ 帝国インキ製造（株）
製）による印刷を施し、印刷後２４時間風乾し、この印
刷面にセロハンテープを強く擦り付け、それを剥離した
ときのインキの剥離量を目視判断した。
（４）剛軟性
ＪＩＳ Ｌ−１０９６の４５°カンチレバー法に従い、
供試サンプルの剛軟性を評価した。測定値が５０mm以下
のものは、展張及び収納時の作業性にすぐれたものであ
った。
（５）粘着性
製品を２枚重ね、４０℃にて２４時間０．９８Ｎ／cm2
の荷重をかけ、その後、重ね合わされた２枚の製品を剥
離したときの被覆樹脂の状態を目視判断した。[0036] (3) in printability products, screen ink (Serikoru PPE Teikoku ink produced using a screen of 225 mesh (Ltd.)
Printing), air-dried for 24 hours after printing, and strongly rubbed a cellophane tape on this printed surface, and visually judged the amount of ink peeled when peeling it. (4) Flexibility According to the JIS L-1096 45 ° cantilever method,
The bending resistance of the test sample was evaluated. Those having a measured value of 50 mm or less were excellent in workability during expansion and storage. (5) Two sticky products are piled up and 0.98 N / cm 2 at 40 ° C for 24 hours
Then, the state of the coating resin when the two stacked products were peeled off was visually determined.
【００３７】実施例１
ネット状繊維基布として、ポリエステルフィラメント粗
目状織物：
を使用し、樹脂混合物としてエチレン−酢酸ビニル系共
重合体樹脂及びウレタン系樹脂の混合物水性エマルジョ
ンを用いて、下記組成の難燃樹脂エマルジョンを調製し
た。
（難燃樹脂エマルジョン組成）
エチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂（固形分：５０重量％） ７０重量部
（住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５２、
酢酸ビニル成分含有量：９０重量％）
ウレタン系樹脂（固形分：３０重量％） ５０重量部
（旭電化（株）製、商標；アデカボンタイターＨＵＸ−３８６）
メラミンイソシアヌレート ２０重量部
トリイソプロピルベンゼンカルボジイミド ５．０重量部
顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部
紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５）
０．５重量部 Example 1 Polyester filament coarse woven fabric as a net-like fiber base fabric: A flame-retardant resin emulsion having the following composition was prepared using a mixture aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin and urethane resin as a resin mixture. (Flame-retardant resin emulsion composition) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 70 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumikaflex 752, vinyl acetate component content: 90% by weight) ) Urethane resin (solid content: 30% by weight) 50 parts by weight (Asahi Denka Co., Ltd., trademark; ADEKA BONTITER HUX-386) Melamine isocyanurate 20 parts by weight Triisopropylbenzenecarbodiimide 5.0 parts by weight Pigment (large) Nippon Ink Co., Ltd., trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００３８】前記難燃樹脂エマルジョン中に、前記ネッ
ト状繊維基布を浸漬し、マングルで絞った後１００℃で
乾燥し、更に１４０℃で熱処理して難燃性樹脂層を形成
した。このとき、難燃性樹脂層中のエチレン−酢酸ビニ
ル系共重合体樹脂とウレタン系樹脂との重量比率は７
０：３０であり、この樹脂固形分合計重量に対するメラ
ミンイソシアヌレート、及びカルボジイミド系架橋剤の
添加量は、それぞれ４０重量％、及び１０重量％であっ
た。得られた本発明の難燃養生ネット（１）において、
樹脂付着量が１４０ｇ／ｍ2 であり、繊維基布の糸条間
に間隙空間が残されており、従って得られた難燃養生ネ
ットは通気性を有するシートであった。この難燃養生ネ
ット（１）の組成及び試験結果を表１〜３に示す。The net-like fiber base cloth was dipped in the flame-retardant resin emulsion, squeezed with a mangle, dried at 100 ° C., and further heat-treated at 140 ° C. to form a flame-retardant resin layer. At this time, the weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin and the urethane resin in the flame-retardant resin layer was 7
It was 0:30, and the addition amounts of the melamine isocyanurate and the carbodiimide-based crosslinking agent were 40% by weight and 10% by weight, respectively, based on the total weight of the resin solid content. In the obtained flame retardant curing net (1) of the present invention,
The resin adhesion amount was 140 g / m 2 , and the void space was left between the yarns of the fiber base fabric, and thus the flame-retardant curing net obtained was a sheet having air permeability. The composition and test results of this flame retardant curing net (1) are shown in Tables 1-3.
【００３９】実施例２
実施例１と同様にして難燃養生ネット（１）を作製し、
試験を行った。但し、カルボジイミド系架橋剤に代え
て、アジリジン系架橋剤（ジフェニルメタン−ビス−４
−４′−Ｎ−Ｎ′−ジエチレンウレア）とカップリング
剤（γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン）と
をそれぞれ５．０重量部を用いた。このときの架橋剤の
総添加量は、難燃樹脂固形分重量に対して２０重量％で
あった。得られた難燃養生ネット（１）の組成及び試験
結果を表１〜３に示す。 Example 2 A flame-retardant curing net (1) was prepared in the same manner as in Example 1,
The test was conducted. However, instead of the carbodiimide-based crosslinking agent, an aziridine-based crosslinking agent (diphenylmethane-bis-4
-4'-NN'-diethyleneurea) and the coupling agent (γ-glycidoxypropyltriethoxysilane) were used at 5.0 parts by weight respectively. The total amount of the crosslinking agent added at this time was 20% by weight based on the weight of the solid content of the flame retardant resin. The compositions and test results of the obtained flame retardant curing net (1) are shown in Tables 1 to 3.
【００４０】実施例３
実施例１と同様にして難燃養生ネット（１）を作製し、
試験を行った。但し、メラミンシアヌレートに代えて、
オルソ燐酸アンモニウムと尿素とを縮合して得られたポ
リ燐酸アンモニウム（平均分子量１０，０００）２０重
量部を用いた。このときのポリ燐酸アンモニウムの添加
量は、難燃樹脂固形分重量に対して４０重量％であっ
た。更に、カルボジイミド系架橋剤に代えて、オキサゾ
リン系架橋剤（２，２′−ビス（２−オキサゾリン））
１０重量部を用いた。このときの架橋剤の添加量は、難
燃樹脂固形分重量に対して２０重量％であった。得られ
た難燃養生ネット（１）の組成及び試験結果を表１〜３
に示す。 Example 3 A flame retardant curing net (1) was prepared in the same manner as in Example 1,
The test was conducted. However, instead of melamine cyanurate,
20 parts by weight of ammonium polyphosphate (average molecular weight 10,000) obtained by condensing ammonium orthophosphate and urea was used. The amount of ammonium polyphosphate added at this time was 40% by weight based on the weight of the solid content of the flame-retardant resin. Further, instead of the carbodiimide-based cross-linking agent, an oxazoline-based cross-linking agent (2,2′-bis (2-oxazoline))
10 parts by weight was used. The amount of the crosslinking agent added at this time was 20% by weight based on the weight of the solid content of the flame-retardant resin. Tables 1 to 3 show the composition and test results of the obtained flame retardant curing net (1).
Shown in.
【００４１】実施例４
実施例１と同様にして難燃養生ネット（１）を作製し、
試験を行った。但し、メラミンシアヌレートに代えて、
オルソ燐酸アンモニウムと尿素を縮合して得られるポリ
燐酸アンモニウム（平均分子量１０，０００）を、メラ
ミン被覆層によりマイクロカプセル化処理して得られた
難燃性付与剤２０重量部を用いた。このときのマイクロ
カプセル化したポリ燐酸アンモニウムの添加量は、難燃
樹脂固形分重量に対して４０重量％であった。更に、カ
ルボジイミド系架橋剤に代えて、フェノールブロック化
ヘキサメチレンジイソシアネート１０重量部を用いた。
このときの架橋剤の添加量は、難燃樹脂固形分重量に対
して２０重量％であった。得られた難燃養生ネット
（１）の組成及び試験結果を表１〜３に示す。 Example 4 A flame-retardant curing net (1) was prepared in the same manner as in Example 1,
The test was conducted. However, instead of melamine cyanurate,
20 parts by weight of a flame retardant-imparting agent obtained by microencapsulating ammonium polyphosphate (average molecular weight 10,000) obtained by condensing ammonium orthophosphate and urea with a melamine coating layer was used. At this time, the amount of the microencapsulated ammonium polyphosphate added was 40% by weight based on the weight of the solid content of the flame-retardant resin. Further, 10 parts by weight of phenol-blocked hexamethylene diisocyanate was used instead of the carbodiimide-based cross-linking agent.
The amount of the crosslinking agent added at this time was 20% by weight based on the weight of the solid content of the flame-retardant resin. The compositions and test results of the obtained flame retardant curing net (1) are shown in Tables 1 to 3.
【００４２】実施例５
実施例１と同様にして難燃養生ネット（１）を作製し、
試験を行った。但し、メラミンイソシアヌレートの単独
使用に代えて、メラミンイソシアヌレートとポリ燐酸ア
ンモニウム（平均分子量１０，０００）とを、それぞれ
１０重量部用いた。このときの難燃性付与剤の総添加量
は、難燃樹脂固形分重量に対して４０重量％であった。
得られた難燃養生ネット（１）の組成及び試験結果を表
１〜３に示す。 Example 5 A flame-retardant curing net (1) was prepared in the same manner as in Example 1,
The test was conducted. However, instead of using melamine isocyanurate alone, 10 parts by weight each of melamine isocyanurate and ammonium polyphosphate (average molecular weight 10,000) were used. At this time, the total amount of the flame retardancy-imparting agent added was 40% by weight based on the weight of the solid content of the flame retardant resin.
The compositions and test results of the obtained flame retardant curing net (1) are shown in Tables 1 to 3.
【００４３】実施例６
実施例１と同様にして難燃養生ネット（１）を作製し、
試験を行った。但し、メラミンイソシアヌレートの単独
使用に代えて、メラミンイソシアヌレートとレゾルシノ
ールビス（ジフェニルホスフェート）とを、それぞれ１
０重量部用いた。このときの難燃性付与剤の総添加量
は、難燃樹脂固形分重量に対して４０重量％であった。
得られた難燃養生ネット（１）の組成及び試験結果を表
１〜３に示す。 Example 6 A flame-retardant curing net (1) was prepared in the same manner as in Example 1,
The test was conducted. However, instead of using melamine isocyanurate alone, melamine isocyanurate and resorcinol bis (diphenyl phosphate) were each used in an amount of 1
0 parts by weight was used. At this time, the total amount of the flame retardancy-imparting agent added was 40% by weight based on the weight of the solid content of the flame retardant resin.
The compositions and test results of the obtained flame retardant curing net (1) are shown in Tables 1 to 3.
【００４４】[0044]
【００４５】[0045]
【００４６】実施例７
ネット状繊維基布として、ポリエステルフィラメント粗
目状織物：
を使用し、樹脂混合物としてエチレン−酢酸ビニル系共
重合体樹脂とウレタン系樹脂の水性エマルジョンを用い
て、下記組成の中間層エマルジョンと難燃性表皮層エマ
ルジョンを調製した。 Example 7 Polyester filament coarse woven fabric as a net-like fiber base fabric: Using an aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin and urethane resin as a resin mixture, an intermediate layer emulsion and a flame retardant skin layer emulsion having the following compositions were prepared.
【００４７】 （中間層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） １００重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５３、 酢酸ビニル成分：７０重量％） トリイソプロピルベンゼンカルボジイミド ５．０重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0047] (Interlayer emulsion composition) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 100 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 753, Vinyl acetate component: 70% by weight) Triisopropylbenzene carbodiimide 5.0 parts by weight Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００４８】 （難燃性表皮層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） ７０重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５２、 酢酸ビニル成分：９０重量％） ウレタン系樹脂（固形分：３０重量％） ５０重量部 （旭電化（株）製、商標；アデカボンタイターＨＵＸ−３８６） メラミンイソシアヌレート ２０重量部 γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン ５．０重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0048] (Flame retardant skin emulsion composition) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 70 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 752, Vinyl acetate component: 90% by weight) Urethane resin (solid content: 30% by weight) 50 parts by weight (Trademark of Asahi Denka Co., Ltd .; ADEKA BON TITER HUX-386) Melamine isocyanurate 20 parts by weight γ-glycidoxypropyltriethoxysilane 5.0 parts by weight Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００４９】前記中間層エマルジョンに、前記繊維基布
を浸漬し、マングルで絞った後１００℃で乾燥し、得ら
れた中間層被覆ネット状シートを、前記難燃性表皮層エ
マルジョンに浸漬し、マングルで絞り、その後１００℃
で乾燥し、更に１４０℃で熱処理した。得られたメッシ
ュ状シートにおいて、中間層の付着重量が９０ｇ／
ｍ 2 、難燃性表皮層の付着重量が３０ｇ／ｍ2 、総付着
量が１２０ｇ／ｍ2 であり、また中間層と難燃性表皮層
との固形分重量比率が７５：２５であった。このとき、
得られた難燃性樹脂複合層の樹脂固形分に対するメラミ
ンイソシアヌレート、及び架橋剤の添加量は、それぞれ
およそ８重量％、及び１０重量％であった。この難燃養
生ネット（２）において、繊維基布の糸条間に間隙空間
が残されており従って通気性を有するシートであった。
この難燃養生ネット（２）の組成及び試験結果を表１〜
３に示す。In the intermediate layer emulsion, the fiber base cloth is added.
Dip, squeeze with mangle and dry at 100 ° C.
The intermediate layer-coated net-like sheet prepared above
Immerse in Maruzon, squeeze with mangle, then 100 ℃
And dried at 140 ° C. Got Messi
The weight of the intermediate layer is 90 g /
m 2, The adhesion weight of the flame-retardant skin layer is 30 g / m2, Total adhesion
The amount is 120 g / m2And also the middle layer and the flame retardant skin layer
And the solid content weight ratio thereof was 75:25. At this time,
Melamine for the resin solid content of the obtained flame-retardant resin composite layer
The addition amount of the isocyanurate and the cross-linking agent are respectively
It was about 8% by weight and 10% by weight. This flame retardant
In the raw net (2), a gap space between the yarns of the fiber base cloth
Was left and thus the sheet was breathable.
The composition and test results of this flame retardant curing net (2) are shown in Table 1
3 shows.
【００５０】実施例８
実施例７と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、中間層のカルボジイミド系架橋剤の添加
量を５０重量部に変更した。このときの架橋剤の添加量
は、難燃樹脂複合層樹脂固形分に対しおよそ７２重量％
であり、やや風合の硬いものであった。得られた難燃養
生ネットの組成及び試験結果を表１〜３に示す。 Example 8 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 7. However, the amount of the carbodiimide-based crosslinking agent added to the intermediate layer was changed to 50 parts by weight. The amount of the crosslinking agent added at this time is about 72% by weight based on the solid content of the flame-retardant resin composite layer resin.
It was a slightly hard texture. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 1 to 3.
【００５１】実施例９
実施例７と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、得られたメッシュ状シートにおいて、中
間層の付着重量が１３５ｇ／ｍ2 、難燃性表皮層の付着
重量が１５ｇ／ｍ2 、総付着量が１５０ｇ／ｍ2 であ
り、また、中間層と難燃性表皮層との重量比率が９０：
１０であった。このとき、難燃性樹脂複合層の樹脂固形
分重量に対する難燃性付与剤、及び架橋剤の添加量は、
それぞれおよそ３重量％、及び１０重量％であり、やや
難燃性の低いものであった。得られた難燃養生ネットの
組成及び試験結果を表１〜３に示す。 Example 9 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 7. However, in the obtained mesh-like sheet, the adhesion weight of the intermediate layer was 135 g / m 2 , the adhesion weight of the flame-retardant skin layer was 15 g / m 2 , and the total adhesion amount was 150 g / m 2 , and the intermediate layer And the flame-retardant skin layer have a weight ratio of 90:
It was 10. At this time, the addition amount of the flame retardancy-imparting agent and the cross-linking agent to the resin solid content weight of the flame-retardant resin composite layer is
It was about 3% by weight and 10% by weight, respectively, and the flame retardancy was somewhat low. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 1 to 3.
【００５２】実施例１０
ネット状繊維基布として、ポリエステルフィラメント粗
目状織物：
を使用し、樹脂混合物としてエチレン−酢酸ビニル系共
重合体樹脂とウレタン系樹脂の水性エマルジョンを用
い、下記組成の中間層エマルジョン及び難燃性表皮層エ
マルジョンを調製した。 Example 10 Polyester filament coarse woven fabric as a net-like fiber base fabric: Using an aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin and urethane resin as a resin mixture, an intermediate layer emulsion and a flame retardant skin layer emulsion having the following compositions were prepared.
【００５３】 （中間層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） ７０重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５３、 酢酸ビニル成分：７０重量％） ウレタン系樹脂（固形分：３０重量％） ５０重量部 （旭電化（株）製、商標、アデカボンタイターＨＵＸ−３８６） トリイソプロピルベンゼンカルボジイミド ５．０重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0053] (Interlayer emulsion composition) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 70 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 753, Vinyl acetate component: 70% by weight) Urethane resin (solid content: 30% by weight) 50 parts by weight (Asahi Denka Co., Ltd. trademark, ADEKA BON TITER HUX-386) Triisopropylbenzene carbodiimide 5.0 parts by weight Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００５４】 （難燃性表皮層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） ７０重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５２、 酢酸ビニル成分：９０重量％） ウレタン系樹脂（固形分：３０重量％） ５０重量部 （旭電化（株）製、商標；アデカボンタイターＨＵＸ−３８６） メラミン被覆ポリ燐酸アンモニウム ２０重量部 γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン ５．０重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0054] (Flame retardant skin emulsion composition) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 70 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 752, Vinyl acetate component: 90% by weight) Urethane resin (solid content: 30% by weight) 50 parts by weight (Trademark of Asahi Denka Co., Ltd .; ADEKA BON TITER HUX-386) Melamine-coated ammonium polyphosphate 20 parts by weight γ-glycidoxypropyltriethoxysilane 5.0 parts by weight Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００５５】前記中間層エマルジョンに、前記繊維基布
を浸漬し、マングルで絞った後１００℃で乾燥し、得ら
れた中間層被覆ネット状シートを、前記難燃性表皮層エ
マルジョンに浸漬し、マングルで絞り、その後１００℃
で乾燥し、更に１４０℃で熱処理した。得られたメッシ
ュ状シートにおいて、中間層の付着重量が９０ｇ／
ｍ 2 、難燃性表皮層の付着重量が３０ｇ／ｍ2 、総付着
量が１２０ｇ／ｍ2 であり、また中間層と難燃性表皮層
との固形分重量比率が７５：２５であった。このとき、
難燃性樹脂複合層の樹脂固形分重量に対するメラミン被
覆ポリ燐酸アンモニウム、及び架橋剤の添加量は、それ
ぞれおよそ８重量％、及び１０重量％であった。得られ
た難燃養生ネット（３）において、繊維基布の糸条間に
間隙空間が残されており、従って通気性を有するシート
であった。この難燃養生ネット（３）の組成及び試験結
果を表１〜３に示す。In the intermediate layer emulsion, the fiber base cloth is added.
Dip, squeeze with mangle and dry at 100 ° C.
The intermediate layer-coated net-like sheet prepared above
Immerse in Maruzon, squeeze with mangle, then 100 ℃
And dried at 140 ° C. Got Messi
The weight of the intermediate layer is 90 g /
m 2, The adhesion weight of the flame-retardant skin layer is 30 g / m2, Total adhesion
The amount is 120 g / m2And also the middle layer and the flame retardant skin layer
And the solid content weight ratio thereof was 75:25. At this time,
Melamine coating relative to resin solids content of flame retardant resin composite layer
Ammonium polyphosphate and the amount of the crosslinking agent added are
It was about 8% by weight and 10% by weight, respectively. Obtained
In flame retardant curing net (3), between yarns of fiber base cloth
A sheet that has a void space and is therefore breathable
Met. Composition and test results of this flame retardant curing net (3)
The fruits are shown in Tables 1 to 3.
【００５６】実施例１１
ネット状繊維基布として、ポリエステルフィラメント粗
目状織物：
を使用し、樹脂混合物としてエチレン−酢酸ビニル系共
重合体樹脂とウレタン系樹脂との水性エマルジョンを用
いて、下記組成の難燃性中間層エマルジョンと表皮層エ
マルジョンとを調製した。 Example 11 Polyester filament coarse woven fabric as a net-like fiber base fabric: Was used as a resin mixture, and an aqueous emulsion of an ethylene-vinyl acetate copolymer resin and a urethane resin was used to prepare a flame retardant intermediate layer emulsion and a skin layer emulsion having the following compositions.
【００５７】 （難燃性中間層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） １００重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５３、 酢酸ビニル成分：７０重量％） ポリ燐酸アンモニウム ２０重量部 トリイソプロピルベンゼンカルボジイミド ５．０重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0057] (Flame retardant intermediate layer emulsion composition) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 100 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 753, Vinyl acetate component: 70% by weight) Ammonium polyphosphate 20 parts by weight Triisopropylbenzene carbodiimide 5.0 parts by weight Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００５８】 （表皮層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） ７０重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５２、 酢酸ビニル成分：９０重量％） ウレタン系樹脂（固形分：３０重量％） ５０重量部 （旭電化（株）製、商標；アデカボンタイターＨＵＸ−３８６） γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン ２．５重量部 トリイソプロピルベンゼンカルボジイミド ２．５重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0058] (Emulsion composition of skin layer) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 70 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 752, Vinyl acetate component: 90% by weight) Urethane resin (solid content: 30% by weight) 50 parts by weight (Trademark of Asahi Denka Co., Ltd .; ADEKA BON TITER HUX-386) γ-glycidoxypropyltriethoxysilane 2.5 parts by weight 2.5 parts by weight of triisopropylbenzene carbodiimide Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００５９】前記難燃性中間層エマルジョンに、前記繊
維基布を浸漬し、マングルで絞った後１００℃で乾燥
し、得られた難燃性中間層被覆ネット状シートを、前記
表皮層エマルジョンに浸漬し、マングルで絞り、その後
１００℃で乾燥し、更に１４０℃で熱処理した。得られ
たメッシュ状シートにおいて、難燃性中間層の付着重量
が９０ｇ／ｍ2 、表皮層の付着重量が３０ｇ／ｍ2 、総
付着量が１２０ｇ／ｍ2であり、また難燃性中間層と表
皮層との固形分重量比率が７５：２５であった。このと
き、難燃性樹脂複合層中の樹脂固形分重量に対するメラ
ミン被覆ポリ燐酸アンモニウム、及び架橋剤の添加量
は、それぞれおよそ２８重量％、及び１０重量％であっ
た。この難燃養生ネット（４）において、繊維性基布の
糸条間に間隙空間が残されており、従って通気性を有す
るシートであった。この難燃養生ネット（４）の組成及
び試験結果を表１〜３に示す。The fibrous base fabric is dipped in the flame-retardant intermediate layer emulsion, squeezed with a mangle and dried at 100 ° C., and the obtained flame-retardant intermediate layer-coated net-like sheet is added to the skin layer emulsion. It was dipped, squeezed with a mangle, dried at 100 ° C., and then heat-treated at 140 ° C. In the obtained mesh-like sheet, the adhesion weight of the flame-retardant intermediate layer was 90 g / m 2 , the adhesion weight of the skin layer was 30 g / m 2 , and the total adhesion amount was 120 g / m 2 , and the flame-retardant intermediate layer And the solid content weight ratio of the skin layer was 75:25. At this time, the addition amounts of the melamine-coated ammonium polyphosphate and the cross-linking agent were about 28% by weight and 10% by weight, respectively, based on the weight of the resin solid content in the flame-retardant resin composite layer. In this flame-retardant curing net (4), a gap space was left between the yarns of the fibrous base fabric, and thus it was a sheet having air permeability. The composition and test results of this flame-retardant curing net (4) are shown in Tables 1-3.
【００６０】実施例１２
ネット状繊維基布として、ポリエステルフィラメント粗
目状織物：
を使用し、樹脂混合物としてエチレン−酢酸ビニル系共
重合体樹脂とウレタン系樹脂との水性エマルジョンを用
いて、下記組成の難燃性中間層エマルジョン及び表皮層
エマルジョンを調製した。 Example 12 Polyester filament coarse woven fabric as a net-like fiber base fabric: Was used as a resin mixture, and an aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin and urethane resin was used to prepare a flame-retardant intermediate layer emulsion and a skin layer emulsion having the following compositions.
【００６１】 （難燃性中間層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） ７０重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５３、 酢酸ビニル成分：７０重量％） ウレタン系樹脂（固形分：３０重量％） ５０重量部 （旭電化（株）製、商標；アデカボンタイターＨＵＸ−３８６） メラミンイソシアヌレート １０重量部 ポリ燐酸アンモニウム １０重量部 トリイソプロピルベンゼンカルボジイミド ５．０重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0061] (Flame retardant intermediate layer emulsion composition) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 70 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 753, Vinyl acetate component: 70% by weight) Urethane resin (solid content: 30% by weight) 50 parts by weight (Trademark of Asahi Denka Co., Ltd .; ADEKA BON TITER HUX-386) Melamine isocyanurate 10 parts by weight Ammonium polyphosphate 10 parts by weight Triisopropylbenzene carbodiimide 5.0 parts by weight Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００６２】 （表皮層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） ７０重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５２、 酢酸ビニル成分：９０重量％） ウレタン系樹脂（固形分：３０重量％） ５０重量部 （旭電化（株）製、商標；アデカボンタイターＨＵＸ−３８６） フェノールブロック化ヘキサメチレンジイソシアネート ２．５重量部 トリイソプロピルベンゼンカルボジイミド ２．５重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0062] (Emulsion composition of skin layer) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 70 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 752, Vinyl acetate component: 90% by weight) Urethane resin (solid content: 30% by weight) 50 parts by weight (Trademark of Asahi Denka Co., Ltd .; ADEKA BON TITER HUX-386) Phenol-blocked hexamethylene diisocyanate 2.5 parts by weight 2.5 parts by weight of triisopropylbenzene carbodiimide Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００６３】前記難燃性中間層エマルジョンに、前記繊
維基布を浸漬し、マングルで絞った後１００℃で乾燥
し、得られた難燃性中間層被覆ネット状シートを、前記
表皮層エマルジョンに浸漬し、マングルで絞り、その後
１００℃で乾燥し、更に１４０℃で熱処理した。得られ
たメッシュ状シートにおいて、難燃性中間層の付着重量
が９０ｇ／ｍ2 、表皮層の付着重量が３０ｇ／ｍ2 、総
付着量が１２０ｇ／ｍ2であった。また、難燃性中間層
と表皮層との重量比率は７５：２５であった。このと
き、難燃性樹脂複合層の樹脂固形分重量に対する難燃性
付与剤、及び架橋剤の添加量は、それぞれおよそ２８重
量％、及び１０重量％であった。この難燃養生ネット
（５）において、繊維基布の糸条間に間隙空間が残され
ており、従って通気性を有するシートであった。この難
燃養生ネット（５）の組成及び試験結果を表１〜３に示
す。The fibrous base fabric is dipped in the flame-retardant intermediate layer emulsion, squeezed with a mangle and dried at 100 ° C., and the obtained flame-retardant intermediate layer-coated net-like sheet is added to the skin layer emulsion. It was dipped, squeezed with a mangle, dried at 100 ° C., and then heat-treated at 140 ° C. In the obtained mesh-like sheet, the weight of the flame-retardant intermediate layer was 90 g / m 2 , the weight of the skin layer was 30 g / m 2 , and the total weight was 120 g / m 2 . The weight ratio of the flame-retardant intermediate layer to the skin layer was 75:25. At this time, the amounts of the flame-retardant imparting agent and the cross-linking agent added to the resin solid content of the flame-retardant resin composite layer were approximately 28% by weight and 10% by weight, respectively. In this flame-retardant curing net (5), a void space was left between the yarns of the fiber base fabric, and thus it was a sheet having air permeability. The composition and test results of this flame-retardant curing net (5) are shown in Tables 1-3.
【００６４】実施例１３
ネット状繊維基布として、ポリエステルフィラメント粗
目状織物：
を使用し、樹脂混合物としてエチレン−酢酸ビニル系共
重合体樹脂とウレタン系樹脂との水性エマルジョンを用
い、下記組成の難燃性中間層エマルジョンと難燃性表皮
層エマルジョンとを調製した。 Example 13 Polyester filament coarse woven fabric as net-like fiber base fabric: Using an aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin and urethane resin as a resin mixture, a flame-retardant intermediate layer emulsion and a flame-retardant skin layer emulsion having the following compositions were prepared.
【００６５】 （難燃性中間層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） １００重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５３、 酢酸ビニル成分：７０重量％） ポリ燐酸アンモニウム ２０重量部 トリイソプロピルベンゼンカルボジイミド ５．０重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0065] (Flame retardant intermediate layer emulsion composition) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 100 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 753, Vinyl acetate component: 70% by weight) Ammonium polyphosphate 20 parts by weight Triisopropylbenzene carbodiimide 5.0 parts by weight Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００６６】 （難燃性表皮層エマルジョン組成） エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂（固形分：５０重量％） ７０重量部 （住友化学工業（株）製、商標；スミカフレックス７５２、 酢酸ビニル成分：９０重量％） ウレタン系樹脂（固形分：３０重量％） ５０重量部 （旭電化（株）製、商標；アデカボンタイターＨＵＸ−３８６） メラミンイソシアヌレート １０重量部 ポリ燐酸アンモニウム １０重量部 γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン ２．５重量部 トリイソプロピルベンゼンカルボジイミド ２．５重量部 顔料（大日本インキ（株）製、商標；リュウダイ−Ｗ６９） ３重量部 紫外線吸収剤（チバガイギー（株）製、商標；チヌビン７６５） ０．５重量部[0066] (Flame retardant skin emulsion composition) Ethylene-vinyl acetate copolymer resin (solid content: 50% by weight) 70 parts by weight (Sumitomo Chemical Co., Ltd., trademark; Sumika Flex 752, Vinyl acetate component: 90% by weight) Urethane resin (solid content: 30% by weight) 50 parts by weight (Trademark of Asahi Denka Co., Ltd .; ADEKA BON TITER HUX-386) Melamine isocyanurate 10 parts by weight Ammonium polyphosphate 10 parts by weight γ-glycidoxypropyltriethoxysilane 2.5 parts by weight 2.5 parts by weight of triisopropylbenzene carbodiimide Pigment (Dainippon Ink and Co., Trademark; Ryudai-W69) 3 parts by weight Ultraviolet absorber (Ciba Geigy Co., Ltd., trademark; Tinuvin 765) 0.5 parts by weight
【００６７】前記難燃性中間層エマルジョンに、前記繊
維基布を浸漬し、マングルで絞った後１００℃で乾燥
し、得られた難燃性中間層被覆ネット状シートを、前記
難燃性表皮層エマルジョンに浸漬し、マングルで絞り、
その後１００℃で乾燥し、更に１４０℃で熱処理した。
得られたメッシュ状シートにおいて、難燃性中間層の付
着重量が９０ｇ／ｍ2 、難燃性表皮層付着重量が３０ｇ
／ｍ2 、総付着量が１２０ｇ／ｍ2 であり、また、難燃
性中間層と難燃性表皮層との固形分重量比率が７５：２
５であった。このとき、難燃性樹脂複合層の樹脂固形分
重量に対する難燃性付与剤であるメラミン被覆ポリ燐酸
アンモニウムとメラミンイソシアヌレートの総添加量、
及び架橋剤の添加量は、それぞれおよそ６０重量％、及
び１５重量％であった。この難燃養生ネット（６）にお
いて、繊維基布の糸条間に間隙空間が残されており、従
って通気性を有するシートであった。この難燃養生ネッ
ト（６）の組成及び試験結果を表１〜３に示す。The fibrous base fabric is dipped in the flame-retardant intermediate layer emulsion, squeezed with a mangle and dried at 100 ° C., and the obtained net sheet coated with the flame-retardant intermediate layer is treated with the flame-retardant skin. Dip in layer emulsion, squeeze with mangle,
Then, it was dried at 100 ° C. and further heat-treated at 140 ° C.
In the obtained mesh sheet, the weight of the flame-retardant intermediate layer was 90 g / m 2 , and the weight of the flame-retardant skin layer was 30 g.
/ M 2 , the total amount of adhesion is 120 g / m 2 , and the solid content weight ratio of the flame-retardant intermediate layer to the flame-retardant skin layer is 75: 2.
It was 5. At this time, the total addition amount of melamine-coated ammonium polyphosphate and melamine isocyanurate, which are flame retardants, to the resin solid content of the flame-retardant resin composite layer,
And the amount of the cross-linking agent added were about 60% by weight and 15% by weight, respectively. In this flame-retardant curing net (6), a void space was left between the yarns of the fiber base fabric, and thus it was a sheet having air permeability. The composition and test results of this flame-retardant curing net (6) are shown in Tables 1-3.
【００６８】[0068]
【００６９】[0069]
【００７０】実施例１４
実施例１３と同様にして難燃養生ネット（６）を作製
し、試験を行った。但し、難燃性中間層の形成に際し、
そのエチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂として、酢酸
ビニル成分含有率が９０重量％のエチレン−酢酸ビニル
系共重合体樹脂の水性エマルジョン（固形分５０重量
％）と、酢酸ビニル成分含有率が５０重量％のエチレン
−酢酸ビニル系共重合体樹脂の水性エマルジョン（固形
分５０重量％）とを、それぞれ５０重量部づつ用い、前
記２種のエチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂中の酢酸
ビニル成分の合計含有率を７０重量％とした。得られた
難燃養生ネット（６）の組成及び試験結果を表１〜３に
示す。 Example 14 A flame-retardant curing net (6) was prepared and tested in the same manner as in Example 13. However, when forming the flame-retardant intermediate layer,
As the ethylene-vinyl acetate copolymer resin, an aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin having a vinyl acetate component content of 90% by weight (solid content 50% by weight) and a vinyl acetate component content of 50% by weight. An aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin of 50% by weight (solid content: 50% by weight) is used in an amount of 50 parts by weight, and the vinyl acetate component in the two kinds of ethylene-vinyl acetate copolymer resin is used. Of 70% by weight. The compositions and test results of the obtained flame-retardant curing net (6) are shown in Tables 1 to 3.
【００７１】[0071]
【表１】 [Table 1]
【００７２】[0072]
【表２】 [Table 2]
【００７３】[0073]
【表３】 [Table 3]
【００７４】比較例１
実施例１と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃樹脂層のカルボジイミド系架橋剤を
添加しなかった。得られた難燃養生ネットの組成及び試
験結果を表４〜６に示す。 Comparative Example 1 A flame retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 1. However, the carbodiimide-based crosslinking agent for the flame-retardant resin layer was not added. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００７５】比較例２
実施例１と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃樹脂層のカルボジイミド系架橋剤の
添加量を５０重量部に変更した。このときの架橋剤の添
加量は、難燃樹脂固形分に対して１００重量％であっ
た。得られた難燃養生ネットの組成及び試験結果を表４
〜６に示す。 Comparative Example 2 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 1. However, the amount of the carbodiimide-based crosslinking agent added to the flame-retardant resin layer was changed to 50 parts by weight. The amount of the crosslinking agent added at this time was 100% by weight based on the solid content of the flame-retardant resin. Table 4 shows the composition and test results of the obtained flame retardant curing net.
~ 6.
【００７６】比較例３
実施例１と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃樹脂層のメラミンイソシアヌレート
の添加量を２００重量部に変更した。このときのメラミ
ンイソシアヌレートの添加量は、難燃樹脂固形分に対し
て４００重量％であった。得られた難燃養生ネットの組
成及び試験結果を表４〜６に示す。 Comparative Example 3 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 1. However, the amount of melamine isocyanurate added to the flame-retardant resin layer was changed to 200 parts by weight. The amount of melamine isocyanurate added at this time was 400% by weight based on the solid content of the flame-retardant resin. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００７７】比較例４
実施例１と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃樹脂層のメラミンイソシアヌレート
の添加量を２．０重量部に変更した。このときのメラミ
ンイソシアヌレートの添加量は、難燃樹脂固形分に対し
て４重量％であった。得られた難燃養生ネットの組成及
び試験結果を表４〜６に示す。 Comparative Example 4 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 1. However, the amount of melamine isocyanurate added to the flame-retardant resin layer was changed to 2.0 parts by weight. The amount of melamine isocyanurate added at this time was 4% by weight based on the solid content of the flame-retardant resin. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００７８】比較例５
実施例１と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃樹脂層の樹脂成分として、酢酸ビニ
ル成分含有率２８重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合
樹脂の水性エマルジョン（固形分４０重量％）１００重
量部を用いた。得られた難燃養生ネットの組成及び試験
結果を表４〜６に示す。 Comparative Example 5 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 1. However, as the resin component of the flame-retardant resin layer, 100 parts by weight of an aqueous emulsion (solid content 40% by weight) of an ethylene-vinyl acetate copolymer resin having a vinyl acetate component content of 28% by weight was used. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００７９】比較例６
実施例１と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃樹脂層の樹脂成分として酢酸ビニル
成分含有率９０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂の水性エマルジョン（固形分５０重量％）１００重量
部を用いた。得られた難燃養生ネットの組成及び試験結
果を表４〜６に示す。 Comparative Example 6 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 1. However, as the resin component of the flame-retardant resin layer, 100 parts by weight of an aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin having a vinyl acetate component content of 90% by weight (solid content 50% by weight) was used. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００８０】比較例７
実施例１と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃樹脂層の樹脂成分として、ポリカー
ボネート系ウレタン系樹脂の水性エマルジョン（固形分
３０重量％）１００重量部を用い、メラミンイソシアヌ
レートの添加量を１２重量部に変更し、カルボジイミド
系架橋剤の添加量を６重量部に変更した。このときの難
燃性付与剤と架橋剤の添加量は、それぞれ難燃性樹脂固
形分に対して、４０重量％、２０重量％であった。得ら
れた難燃養生ネットの組成及び試験結果を表４〜６に示
す。 Comparative Example 7 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 1. However, as the resin component of the flame-retardant resin layer, 100 parts by weight of an aqueous emulsion of a polycarbonate-based urethane-based resin (solid content: 30% by weight) was used, and the addition amount of melamine isocyanurate was changed to 12 parts by weight. Was added to 6 parts by weight. At this time, the amounts of the flame-retardant imparting agent and the cross-linking agent added were 40% by weight and 20% by weight, respectively, based on the solid content of the flame-retardant resin. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００８１】比較例８
実施例１と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃樹脂層の樹脂成分として酢酸ビニル
成分含有率９０重量％のエチレン−酢酸ビニル系共重合
樹脂の水性エマルジョン（固形分５０重量％）２０重量
部、及びポリカーボネート系ウレタン系樹脂の水性エマ
ルジョン（固形分３０重量％）１００重量部を用いた。
この時、難燃性樹脂層のエチレン−酢酸ビニル系共重合
体樹脂とウレタン系樹脂の固形分重量比率は２５：７５
であり、難燃樹脂固形分重量に対する難燃性付与剤、及
び架橋剤の添加量は、それぞれ４０重量％、及び１０重
量％であった。得られた難燃養生ネットの組成及び試験
結果を表４〜６に示す。 Comparative Example 8 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 1. However, as a resin component of the flame-retardant resin layer, 20 parts by weight of an aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin having a vinyl acetate component content of 90% by weight (solid content 50% by weight), and an aqueous emulsion of a polycarbonate urethane resin 100 parts by weight (solid content 30% by weight) were used.
At this time, the solid content weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin and the urethane resin of the flame retardant resin layer is 25:75.
The amounts of the flame retardant-providing agent and the cross-linking agent added to the solid content of the flame-retardant resin were 40% by weight and 10% by weight, respectively. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００８２】比較例９
実施例１と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃樹脂層の樹脂成分として、酢酸ビニ
ル成分含有率９０重量％のエチレン−酢酸ビニル系共重
合樹脂の水性エマルジョン（固形分５０重量％）９４重
量部と、ポリカーボネート系ウレタン系樹脂の水性エマ
ルジョン（固形分３０重量％）１０重量部とを用いた。
この時、難燃性樹脂層のエチレン−酢酸ビニル系共重合
体樹脂とウレタン系樹脂の固形分重量比率は９４：６で
あり、難燃樹脂固形分重量に対する難燃性付与剤、及び
架橋剤の添加量は、それぞれ４０重量％、及び１０重量
％であった。得られた難燃養生ネットの組成及び試験結
果を表４〜６に示す。 Comparative Example 9 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 1. However, as a resin component of the flame-retardant resin layer, 94 parts by weight of an aqueous emulsion (solid content 50% by weight) of an ethylene-vinyl acetate copolymer resin having a vinyl acetate component content of 90% by weight and an aqueous solution of a polycarbonate urethane resin are used. 10 parts by weight of emulsion (solid content 30% by weight) was used.
At this time, the solid content weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin and the urethane resin of the flame-retardant resin layer was 94: 6, and the flame-retardant imparting agent and the cross-linking agent based on the solid content of the flame-retardant resin. The addition amount of each was 40% by weight and 10% by weight, respectively. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００８３】比較例１０
実施例７と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃性表皮層にカルボジイミド系架橋剤
を添加しなかった。得られた難燃養生ネットの組成及び
試験結果を表４〜６に示す。 Comparative Example 10 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 7. However, the carbodiimide-based crosslinking agent was not added to the flame-retardant skin layer. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００８４】比較例１１
実施例７と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験を
行った。但し、難燃性中間層にカルボジイミド系架橋剤
を添加しなかった。得られた難燃養生ネットの組成及び
試験結果を表４〜６に示す。 Comparative Example 11 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 7. However, the carbodiimide-based crosslinking agent was not added to the flame-retardant intermediate layer. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００８５】比較例１２
実施例１３と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験
を行った。但し、難燃性表皮層の樹脂成分として、ポリ
カーボネート系ウレタン系樹脂の水性エマルジョン（固
形分３０重量％）１００重量部を用い、メラミンイソシ
アヌレートの添加量を１２重量部に変更し、カップリン
グ剤の添加量を６重量部に変更した。このときの難燃性
付与剤と架橋剤の添加量は、それぞれ難燃性樹脂複合層
の樹脂固形分重量に対して、それぞれおよそ４０重量
％、１２重量％であった。得られた難燃養生ネットの組
成及び試験結果を表４〜６に示す。 Comparative Example 12 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 13. However, as a resin component of the flame-retardant skin layer, 100 parts by weight of an aqueous emulsion of a polycarbonate-based urethane resin (solid content: 30% by weight) was used, and the addition amount of melamine isocyanurate was changed to 12 parts by weight. Was added to 6 parts by weight. The amounts of the flame retardant-providing agent and the cross-linking agent added at this time were about 40% by weight and 12% by weight, respectively, with respect to the resin solid content of the flame-retardant resin composite layer. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００８６】比較例１３
実施例１３と同様にして難燃養生ネットを作製し、試験
を行った。但し、難燃性表皮層の樹脂成分として、酢酸
ビニル成分含有率９０重量％のエチレン−酢酸ビニル系
共重合樹脂の水性エマルジョン（固形分５０重量％）９
４重量部とポリカーボネート系ウレタン系樹脂の水性エ
マルジョン（固形分３０重量％）１０重量部とを用い
た。この時、難燃性表皮層中のエチレン−酢酸ビニル系
共重合体樹脂とウレタン系樹脂の重量比率は９４：６で
あり、難燃樹脂複合層の樹脂固形分重量に対する難燃性
付与剤、及び架橋剤の添加量は、それぞれおよそ２７重
量％、及び１０重量％であった。得られた難燃養生ネッ
トの組成及び試験結果を表４〜６に示す。 Comparative Example 13 A flame-retardant curing net was prepared and tested in the same manner as in Example 13. However, as the resin component of the flame-retardant skin layer, an aqueous emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer resin having a vinyl acetate component content of 90% by weight (solid content 50% by weight) 9
4 parts by weight and 10 parts by weight of an aqueous emulsion of a polycarbonate-based urethane resin (solid content 30% by weight) were used. At this time, the weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin and the urethane resin in the flame-retardant skin layer was 94: 6, and the flame-retardant imparting agent to the resin solid content weight of the flame-retardant resin composite layer, And the amount of the cross-linking agent added were about 27% by weight and 10% by weight, respectively. The composition and test results of the obtained flame retardant curing net are shown in Tables 4 to 6.
【００８７】[0087]
【表４】 [Table 4]
【００８８】[0088]
【表５】 [Table 5]
【００８９】[0089]
【表６】 [Table 6]
【００９０】表１〜６から明らかなように、エチレン−
酢酸ビニル系共重合体樹脂とウレタン系樹脂の混合樹脂
層中に、難燃性付与剤に加えて、アジリジン系化合物、
カルボジイミド系化合物、オキサゾリン系化合物、イソ
シアネート系化合物、及びカップリング剤から選ばれた
少なくとも１種の架橋剤を必須成分として形成された難
燃性樹脂層、並びに難燃性中間層及び難燃性表皮層は、
すぐれた難燃耐久性及び柔軟性並びに良好な印刷適性を
示し、従って、得られた難燃養生ネットの難燃耐久性、
印刷適性、柔軟性が著しく向上した。As is clear from Tables 1 to 6, ethylene-
In the mixed resin layer of vinyl acetate copolymer resin and urethane resin, in addition to the flame retardancy-imparting agent, aziridine compound,
Flame-retardant resin layer formed by using at least one cross-linking agent selected from a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and a coupling agent as an essential component, a flame-retardant intermediate layer, and a flame-retardant skin. The layers are
It exhibits excellent flame retardancy durability and flexibility and good printability, and thus the flame retardancy durability of the obtained flame retardant curing net,
The printability and flexibility were significantly improved.
【００９１】[0091]
【発明の効果】本発明により得られる難燃養生ネット
は、耐久性、印刷適性、柔軟性、難燃性に優れており、
特に屋外で使用される建築養生用メッシュなどに好適で
ある。また、この難燃養生ネットは焼却、廃棄が容易で
あり、環境への悪影響もないという利点を有する。The flame-retardant curing net obtained by the present invention is excellent in durability, printability, flexibility and flame retardancy,
In particular, it is suitable for a building curing mesh used outdoors. Further, this flame-retardant curing net has advantages that it can be easily incinerated and discarded, and that it has no adverse effect on the environment.
Claims (21)
面上に形成された難燃性樹脂層とを含み、 前記難燃性樹脂層が、 （１）エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂及びウレタ
ン系樹脂を５０〜９０：５０〜１０固形分重量比率で含
む１００重量部の樹脂混合物と、 （２）ポリ燐酸アンモニウム系化合物、及び（イソ）シ
アヌル酸誘導体化合物から選ばれた少なくとも１種を含
む５〜１５０重量部の難燃性付与剤と、並びに（３）ア
ジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オキサゾ
リン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカップリ
ング剤から選ばれた少なくとも１種を含む０．１〜３０
重量部の架橋剤と、を含み、かつ前記エチレン−酢酸ビ
ニル系共重合体樹脂において、その酢酸ビニル成分含有
率が５０〜９５重量％である、 ことを特徴とする難燃養生ネット。1. A net-like fiber base cloth and at least one thereof
A flame-retardant resin layer formed on the surface, wherein the flame-retardant resin layer comprises: (1) an ethylene-vinyl acetate copolymer resin and a urethane resin, 50 to 90:50 to 10 solids weight 100 parts by weight of the resin mixture contained in a ratio, (2) 5 to 150 parts by weight of a flame retardant imparting agent containing at least one selected from ammonium polyphosphate compounds and (iso) cyanuric acid derivative compounds, And (3) 0.1 to 30 containing at least one selected from aziridine compounds, carbodiimide compounds, oxazoline compounds, isocyanate compounds, and coupling agents.
A flame-retardant curing net, characterized in that the content of the crosslinking agent is 50 parts by weight, and the content of the vinyl acetate component in the ethylene-vinyl acetate copolymer resin is 50 to 95% by weight.
面上に形成された難燃性樹脂複合層とを含み、 前記難燃性樹脂複合層が、 （１）前記繊維性基布に隣接して設けられ、且つエチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体樹脂と、アジリジン系化合
物、カルボジイミド系化合物、オキサゾリン系化合物、
イソシアネート系化合物、及びカップリング剤から選ば
れた少なくとも１種の架橋剤を含む中間層と、（２）最
外層として配置され、且つエチレン−酢酸ビニル系共重
合体樹脂及びウレタン系樹脂を５０〜９０：５０〜１０
の重量比率で含む樹脂混合物と、ポリ燐酸アンモニウム
系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘導体化合物から選
ばれた少なくとも１種の難燃性付与剤と、並びにアジリ
ジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オキサゾリン
系化合物、イソシアネート系化合物、及びカップリング
剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤とを、含む難燃
性表皮層と、を有し、かつ前記中間層及び難燃性表皮層
に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂に
おいて、その酢酸ビニル成分含有率が５０〜９５重量％
である、 ことを特徴とする難燃養生ネット。2. A net-shaped fiber base cloth and at least one thereof
A flame-retardant resin composite layer formed on the surface, the flame-retardant resin composite layer is provided (1) adjacent to the fibrous base cloth, and is an ethylene-vinyl acetate copolymer resin. And aziridine compounds, carbodiimide compounds, oxazoline compounds,
An intermediate layer containing an isocyanate compound and at least one cross-linking agent selected from a coupling agent, (2) an outermost layer, and an ethylene-vinyl acetate-based copolymer resin and a urethane resin in an amount of 50 to 50 90: 50-10
And a resin mixture containing at a weight ratio of at least one flame retardant selected from ammonium polyphosphate compounds and (iso) cyanuric acid derivative compounds, as well as aziridine compounds, carbodiimide compounds, and oxazoline compounds. , An isocyanate compound, and at least one cross-linking agent selected from a coupling agent, and a flame-retardant skin layer, and the ethylene-containing the intermediate layer and the flame-retardant skin layer The vinyl acetate copolymer resin has a vinyl acetate component content of 50 to 95% by weight.
A flame-retardant curing net characterized by:
て、前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂と、前記
架橋剤との固形分重量比率が、１００：０．１〜３０で
ある、請求項２に記載の難燃養生ネット。3. In the intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer, the solid content weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin and the crosslinking agent is 100: 0.1-30. The flame-retardant curing net according to claim 2.
層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂
／ウレタン系樹脂混合物と、前記難燃性付与剤と、前記
架橋剤との固形分重量比率が１００：５〜１５０：０．
１〜３０である、請求項２に記載の難燃養生ネット。4. The ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the flame-retardant skin layer of the flame-retardant resin composite layer, the flame-retardant imparting agent, and the cross-linking agent. And the solid content weight ratio is 100: 5 to 150: 0.
The flame-retardant curing net according to claim 2, which is 1 to 30.
間層と、前記難燃性表皮層との重量比率が７０〜９０：
３０〜１０である、請求項２〜４のいずれか１項に記載
の難燃養生ネット。5. In the flame-retardant resin composite layer, the weight ratio of the intermediate layer to the flame-retardant skin layer is 70 to 90:
The flame retardant curing net according to any one of claims 2 to 4, which is 30 to 10.
面上に形成された難燃性樹脂複合層とを含み、 前記難燃性樹脂複合層が、 （１）前記繊維性基布に隣接して設けられ、且つエチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体樹脂及びウレタン系樹脂を５
０〜９０：５０〜１０の重量比率で含む樹脂混合物と、
アジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オキサ
ゾリン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカップ
リング剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含む中
間層と、 （２）最外層として配置され、且つエチレン−酢酸ビニ
ル系共重合体樹脂及びウレタン系樹脂を、５０〜９０：
５０〜１０の重量比率で含む樹脂混合物と、ポリ燐酸ア
ンモニウム系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘導体化
合物から選ばれた少なくとも１種の難燃性付与剤と、並
びにアジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オ
キサゾリン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカ
ップリング剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤とを
含む難燃性表皮層と、を有し、かつ、 前記中間層及び難燃性表皮層に含まれる前記エチレン−
酢酸ビニル系共重合体樹脂において、その酢酸ビニル成
分含有率が５０〜９５重量％である、 ことを特徴とする難燃養生ネット。6. A net-shaped fiber base cloth and at least one thereof
A flame-retardant resin composite layer formed on the surface, the flame-retardant resin composite layer is provided (1) adjacent to the fibrous base cloth, and is an ethylene-vinyl acetate copolymer resin. And urethane resin 5
A resin mixture containing a weight ratio of 0 to 90:50 to 10,
An intermediate layer containing at least one cross-linking agent selected from an aziridine compound, a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and a coupling agent; and (2) arranged as an outermost layer and ethylene-vinyl acetate 50-90: a copolymer resin and a urethane resin:
A resin mixture containing a weight ratio of 50 to 10, at least one flame retardant agent selected from ammonium polyphosphate compounds and (iso) cyanuric acid derivative compounds; and aziridine compounds, carbodiimide compounds, A flame-retardant skin layer containing an oxazoline compound, an isocyanate compound, and at least one cross-linking agent selected from a coupling agent, and included in the intermediate layer and the flame-retardant skin layer. Ethylene
A flame-retardant curing net characterized in that the vinyl acetate-based copolymer resin has a vinyl acetate component content of 50 to 95% by weight.
まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂／ウレ
タン系樹脂混合物と、前記架橋剤との固形分重量比率が
１００：０．１〜３０である、請求項６に記載の難燃養
生ネット。7. A solid content weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer to the crosslinking agent is 100: 0. The flame-retardant curing net according to claim 6, which is 1 to 30.
層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂
／ウレタン系樹脂混合物と、前記難燃性付与剤と、前記
架橋剤との固形分重量比率が１００：５〜１５０：０．
１〜３０である、請求項６に記載の難燃養生ネット。8. The ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the flame-retardant skin layer of the flame-retardant resin composite layer, the flame-retardant imparting agent, and the cross-linking agent. And the solid content weight ratio is 100: 5 to 150: 0.
The flame-retardant curing net according to claim 6, which is 1 to 30.
比率が７０〜９０：３０〜１０である、請求項６〜８の
いずれか１項に記載の難燃養生ネット。9. The flame-retardant curing net according to claim 6, wherein the weight ratio of the intermediate layer to the flame-retardant skin layer is 70 to 90:30 to 10.
１面上に形成された難燃性樹脂複合層とを含み、 前記難燃性樹脂複合層が、 （１）前記繊維性基布に隣接して設けられ、且つエチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体樹脂と、ポリ燐酸アンモニウ
ム系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘導体化合物から
選ばれた少なくとも１種を含む難燃性付与剤と、並びに
アジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オキサ
ゾリン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカップ
リング剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含む難
燃性中間層と、 （２）最外層として配置され、且つエチレン−酢酸ビニ
ル系共重合体樹脂及びウレタン系樹脂を５０〜９０：５
０〜１０の重量比率で含む樹脂混合物と、アジリジン系
化合物、カルボジイミド系化合物、オキサゾリン系化合
物、イソシアネート系化合物、及びカップリング剤から
選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含む表皮層とを有
し、かつ前記難燃性中間層及び表皮層に含まれる前記エ
チレン−酢酸ビニル系重合体樹脂において、その酢酸ビ
ニル成分の含有率が５０〜９５重量％である、 ことを特徴とする難燃養生ネット。10. A net-like fiber base cloth, and a flame-retardant resin composite layer formed on at least one surface thereof, wherein the flame-retardant resin composite layer is (1) adjacent to the fibrous base cloth. And a flame retardant imparting agent containing at least one selected from an ethylene-vinyl acetate copolymer resin, an ammonium polyphosphate compound, and an (iso) cyanuric acid derivative compound, and an aziridine resin. A flame-retardant intermediate layer containing at least one cross-linking agent selected from a compound, a carbodiimide-based compound, an oxazoline-based compound, an isocyanate-based compound, and a coupling agent; and (2) arranged as an outermost layer, and ethylene-acetic acid. Vinyl copolymer resin and urethane resin 50 to 90: 5
A skin mixture layer containing at least one cross-linking agent selected from aziridine-based compounds, carbodiimide-based compounds, oxazoline-based compounds, isocyanate-based compounds, and coupling agents. And, in the ethylene-vinyl acetate-based polymer resin contained in the flame-retardant intermediate layer and the skin layer, the content of the vinyl acetate component is 50 to 95% by weight. .
間層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹
脂と、前記難燃性付与剤と、前記架橋剤との固形分重量
比率が、１００：５〜１５０：０．１〜３０重量％であ
る、請求項１０に記載の難燃養生ネット。11. The solid content weight of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin, the flame retardancy-imparting agent, and the cross-linking agent contained in the flame-retardant intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer. The flame retardant curing net according to claim 10, wherein the ratio is 100: 5 to 150: 0.1 to 30% by weight.
含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂／ウ
レタン系樹脂混合物と、前記架橋剤との固形分重量比率
が１００：０．１〜３０である、請求項１０に記載の難
燃養生ネット。12. A solid content weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the skin layer of the flame-retardant resin composite layer to the crosslinking agent is 100: 0. The flame-retardant curing net according to claim 10, which is 1 to 30.
難燃性中間層と、前記表皮層との重量比率が７０〜９
０：３０〜１０である、請求項１０〜１２のいずれか１
項に記載の難燃養生ネット。13. The flame-retardant resin composite layer, wherein the weight ratio of the flame-retardant intermediate layer to the skin layer is 70 to 9.
It is 0: 30-10, Any one of Claims 10-12.
Flame retardant curing net according to item.
１面上に形成された難燃性樹脂複合層とを含み、 前記難燃性樹脂複合層が、 （１）前記繊維性基布に隣接して設けられ、且つエチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体樹脂とウレタン系樹脂とを５
０〜９０：５０〜１０の重量比率で含む混合物と、ポリ
燐酸アンモニウム系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘
導体化合物から選ばれた少なくとも１種を含む難燃性付
与剤と、並びにアジリジン系化合物、カルボジイミド系
化合物、オキサゾリン系化合物、イソシアネート系化合
物、及びカップリング剤から選ばれた少なくとも１種の
架橋剤を含む難燃性中間層と、 （２）最外層として配置され、且つエチレン−酢酸ビニ
ル系共重合体樹脂及びウレタン系樹脂を５０〜９０：５
０〜１０の重量比率で含む樹脂混合物と、アジリジン系
化合物、カルボジイミド系化合物、オキサゾリン系化合
物、イソシアネート系化合物、及びカップリング剤から
選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含む表皮層と、を有
し、かつ前記難燃性中間層及び表皮層に含まれる前記エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂において、その酢酸
ビニル成分含有率が５０〜９５重量％である、 ことを特徴とする難燃養生ネット。14. A net-like fiber base cloth, and a flame-retardant resin composite layer formed on at least one surface thereof, wherein the flame-retardant resin composite layer is (1) adjacent to the fibrous base cloth. And an ethylene-vinyl acetate-based copolymer resin and a urethane-based resin
A mixture containing a weight ratio of 0 to 90:50 to 10, a flame retardant imparting agent containing at least one selected from ammonium polyphosphate compounds and (iso) cyanuric acid derivative compounds; and an aziridine compound, A flame-retardant intermediate layer containing at least one cross-linking agent selected from a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and a coupling agent; and (2) arranged as an outermost layer and ethylene-vinyl acetate-based. Copolymer resin and urethane resin are 50 to 90: 5
A resin mixture containing a weight ratio of 0 to 10 and a skin layer containing at least one cross-linking agent selected from an aziridine compound, a carbodiimide compound, an oxazoline compound, an isocyanate compound, and a coupling agent. And the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contained in the flame-retardant intermediate layer and the skin layer has a vinyl acetate component content of 50 to 95% by weight. Net.
間層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹
脂／ウレタン系樹脂混合物と、前記難燃性付与剤と前記
架橋剤との固形分重量比率が１００：５〜１５０：０．
１〜３０％である、請求項１４に記載の難燃養生ネッ
ト。15. The ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the flame-retardant intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer, the flame-retardant imparting agent and the cross-linking agent. Solid content weight ratio of 100: 5 to 150: 0.
The flame-retardant curing net according to claim 14, which is 1 to 30%.
含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂／ウ
レタン系樹脂混合物と、前記架橋剤との固形分重量比率
が１００：０．１〜３０である、請求項１４に記載の難
燃養生ネット。16. A solid content weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the skin layer of the flame-retardant resin composite layer and the crosslinking agent is 100: 0. The flame-retardant curing net according to claim 14, which is 1 to 30.
重量比率が、７０〜９０：３０〜１０である、請求項１
４〜１６のいずれか１項に記載の難燃養生ネット。17. The weight ratio of the flame-retardant intermediate layer to the skin layer is 70 to 90:30 to 10.
The flame-retardant curing net according to any one of 4 to 16.
１面上に形成された難燃性樹脂複合層とを含み、 前記難燃性樹脂複合層が、 （１）前記繊維性基布に隣接して設けられ、且つエチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体樹脂と、ポリ燐酸アンモニウ
ム系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘導体化合物から
選ばれた少なくとも１種を含む難燃性付与剤と、並びに
アジリジン系化合物、カルボジイミド系化合物、オキサ
ゾリン系化合物、イソシアネート系化合物、及びカップ
リング剤から選ばれた少なくとも１種の架橋剤を含む難
燃性中間層と、（２）最外層として配置され、且つエチ
レン−酢酸ビニル系共重合体樹脂及びウレタン系樹脂を
５０〜９０：５０〜１０の重量比で含む混合物と、ポリ
燐酸アンモニウム系化合物、及び（イソ）シアヌル酸誘
導体化合物から選ばれた少なくとも１種を含む難燃性付
与剤と、並びにアジリジン系化合物、カルボジイミド系
化合物、オキサゾリン系化合物、イソシアネート系化合
物、及びカップリング剤から選ばれた少なくとも１種の
架橋剤とを含む難燃性表皮層とを有し、かつ、 前記難燃性中間層及び難燃性表皮層に含まれる前記エチ
レン−酢酸ビニル系共重合体樹脂において、その酢酸ビ
ニル成分含有率が５０〜９５重量％である、 ことを特徴とする難燃養生ネット。18. A net-like fiber base cloth, and a flame-retardant resin composite layer formed on at least one surface thereof, wherein the flame-retardant resin composite layer is (1) adjacent to the fibrous base cloth. And a flame retardant imparting agent containing at least one selected from an ethylene-vinyl acetate copolymer resin, an ammonium polyphosphate compound, and an (iso) cyanuric acid derivative compound, and an aziridine resin. A flame-retardant intermediate layer containing at least one cross-linking agent selected from a compound, a carbodiimide-based compound, an oxazoline-based compound, an isocyanate-based compound, and a coupling agent; and (2) arranged as an outermost layer, and ethylene-acetic acid. A mixture containing a vinyl copolymer resin and a urethane resin in a weight ratio of 50 to 90:50 to 10, an ammonium polyphosphate compound, and (iso) cyanuric acid A flame retardancy-imparting agent containing at least one selected from conductor compounds, and at least one cross-linking agent selected from aziridine compounds, carbodiimide compounds, oxazoline compounds, isocyanate compounds, and coupling agents. In the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contained in the flame-retardant intermediate layer and the flame-retardant skin layer, the vinyl acetate component content is 50 to 50. The flame-retardant curing net is characterized by being 95% by weight.
間層に含まれる前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹
脂と、前記難燃性付与剤と前記架橋剤との固形分重量比
率が、１００：５〜１５０：０．１〜３０％である、請
求項１８に記載の難燃養生ネット。19. A solid content weight ratio of the ethylene-vinyl acetate copolymer resin contained in the flame-retardant intermediate layer of the flame-retardant resin composite layer, the flame-retardant imparting agent, and the cross-linking agent. Is 100: 5 to 150: 0.1 to 30%, and the flame retardant curing net according to claim 18.
皮層に含まれる、前記エチレン−酢酸ビニル系共重合体
樹脂／ウレタン系樹脂混合物と、前記難燃性付与剤と前
記架橋剤との固形分重量比率が１００：５〜１５０：
０．１〜３０である、請求項１８に記載の難燃養生ネッ
ト。20. The ethylene-vinyl acetate copolymer resin / urethane resin mixture contained in the flame-retardant skin layer of the flame-retardant resin composite layer, the flame-retardant imparting agent and the cross-linking agent. And the solid content weight ratio is 100: 5 to 150:
The flame-retardant curing net according to claim 18, which is 0.1 to 30.
難燃性中間層と、前記難燃性表皮層との重量比率が７０
〜９０：３０〜１０である、請求項１８〜２０のいずれ
か１項に記載の難燃養生ネット。21. In the flame-retardant resin composite layer, the weight ratio of the flame-retardant intermediate layer and the flame-retardant skin layer is 70.
The flame retardant curing net according to any one of claims 18 to 20, wherein the flame retardant curing net is from 90:30 to 90:30.
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