JP3470735B2 - 積層型発光ダイオード - Google Patents

積層型発光ダイオード

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JP3470735B2
JP3470735B2 JP05319895A JP5319895A JP3470735B2 JP 3470735 B2 JP3470735 B2 JP 3470735B2 JP 05319895 A JP05319895 A JP 05319895A JP 5319895 A JP5319895 A JP 5319895A JP 3470735 B2 JP3470735 B2 JP 3470735B2
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Iwasaki Denki KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にディスプレイの光
源として用いられる積層型発光ダイオードに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の発光ダイオードについて図12を
参照して説明する。図12は従来の発光ダイオードの概
略断面図である。
【0003】従来の発光ダイオード500は、赤色光を
発する発光素子501aと、緑色光を発する発光素子5
01bと、リードフレーム502a,502b,502
cと、光拡散性光透過性材料503と、光透過性材料5
04と、を備えている。発光素子501a,501b
は、中央のリードフレーム502a上に設置され、発光
素子501aはワイヤ506aによりリードフレーム5
02bと、発光素子501bはワイヤ506bによりリ
ードフレーム502cとそれぞれ電気的に接続されてい
る。発光素子501a,501bと、ワイヤ506a,
506bの一部は、リードフレーム502a上に盛られ
た光拡散性光透過性材料503により封止されている。
また、光拡散性光透過性材料503と、ワイヤ506
a,506bと、リードフレーム502a,502b,
502cの先端部は光透過性材料504により一体的に
封止されている。光透過性材料504の表面には、発光
素子501a,501bの発光面と対向する側に凸面状
のレンズ面505が形成されている。
【0004】上記構成による発光ダイオード500は、
発光素子501aが発した赤色光と発光素子501bが
発した緑色光とを光拡散性光透過性材料503で拡散し
混色した後、実質的な光源部となる光拡散性光透過性材
料503の表面から放射する。そして、光拡散性光透過
性材料503の表面から放射された混色光のうちレンズ
面505に到達した光をレンズ面505で集光し外部に
放射する。これにより、異なる発光色を有する光を略同
等の配光特性でレンズ面505から外部に放射すること
ができ、また、混色された色むらのない光を外部に放射
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成による発光ダイオード500では、発光素子501
a,501bが発した光は光拡散性光透過性材料503
で十分に拡散されているので、光拡散性光透過性材料5
03の表面から全ての方向へ一様に放射される。このた
め、レンズ面505に到達する光は光拡散性光透過性材
料503の表面から放射された光のうちの一部にすぎな
い。また、発光素子501a,501bが発した光の一
部は光拡散性光透過性材料503で吸収される。このた
め、レンズ面505から外部に放射できる光は発光素子
501a,501bが発する光のごく一部にすぎない。
【0006】また、上記構成による発光ダイオード50
0では、光拡散性光透過性材料503が実質的な光源部
となるが、光拡散性光透過性材料503は発光素子に比
べて大きいため、点光源として扱うことができない。こ
のため、レンズ面505によって十分な光学制御を行う
ことができない。なお、発光素子の発光面に対向する位
置に反射面が形成された反射型発光ダイオードでは、発
光素子を光拡散性光透過性材料で封止すると、光拡散性
光透過性材料が反射光を遮ることになるので効率が極め
て悪くなる。
【0007】このように、従来の発光ダイオード500
では、複数の発光素子が発する光を混色して放射する場
合、集光効率が悪く、したがって高い正面輝度を得るこ
とができないという問題がある。
【0008】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、異なる発光波長領域の光を効率よく混色して放
射することにより高い正面輝度を得ることのできる積層
型発光ダイオードを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の積層型発光ダイオードは、第一発光部と、前
記第一発光部の発光面に対向するように設けられた前記
第一発光部が発した光を反射すると共に背後から入射し
た光を透過する第一の凹面状光学面とを具備する第一発
光ダイオードと、第二発光部と、前記第二発光部の発光
面に対向するように設けられた前記第二発光部が発した
光を反射する第二の凹面状光学面とを具備する第二発光
ダイオードとを、前記第二発光ダイオードから放射され
た光が前記第一の凹面状光学面に照射されるように積層
状に配置し、前記第一発光部及び前記第二発光部のいず
れか一方は、発光面が同方向に向けて配列された、異な
る発光波長領域の光を発する少なくとも2つの発光素子
を有するものであり、他方は少なくとも1つの発光素子
を有するものであることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の積層型発光ダイオードは、前記構成の
第一発光ダイオードと第二発光ダイオードとを、第二発
光ダイオードから放射された光が第一発光ダイオードの
第一の凹面状光学面に照射されるように積層状に配置し
たことにより、第一発光部及び第二発光部が発した光を
効率よく混色して同一面から外部に放射することができ
る。また、第一発光部及び第二発光部のいずれか一方が
異なる発光波長領域の光を発する少なくとも2つの発光
素子を有するものであることにより、他方の発光部にこ
れ等の発光素子と異なる発光波長領域の光を発する発光
素子を用いることによって3色以上の光を混色すること
ができるので、フルカラー化を実現できる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の第一実施例について図1乃至
図8を参照して説明する。図1は本発明の第一実施例で
ある積層型発光ダイオードの概略断面図、図2は図1に
示す積層型発光ダイオードに用いられる第一発光ダイオ
ードの概略正面図、図3は図2に示す第一発光ダイオー
ドの概略背面図、図4は図2に示す第一発光ダイオード
の凹面状光学面の概略正面図、図5は図4に示す凹面状
光学面のA−A矢視方向概略断面図、図6は図4に示す
凹面状光学面のB−B矢視方向概略断面図、図7は図1
に示す積層型発光ダイオードに用いられる第二発光ダイ
オードの概略正面図、図8は図1に示す積層型発光ダイ
オードの光路を説明するための図である。
【0012】本発明の第一実施例である積層型発光ダイ
オード100は、図1に示すように、第一発光ダイオー
ド110と、中心軸が第一発光ダイオード110の中心
軸Cと一致するようにして第一発光ダイオード110の
下方に設けられた第二発光ダイオード120と、第一発
光ダイオード110と第二発光ダイオード120との間
に設けられたスペーサ130と、を備えている。
【0013】第一発光ダイオード110は、図1乃至図
3に示すように、第一発光部である赤色光を発する発光
素子111a及び緑色光を発する発光素子111bと、
リードフレーム112a,112b,112cと、光透
過性材料113と、発光素子111a,111bの発光
面に対向するように設けられた凹面状光学面(第一の凹
面状光学面)114と、発光素子111a,111bの
背面側に設けられた放射面115と、ワイヤ116a,
116bと、を備えている。発光素子111a,111
bは、図1に示すように、中心軸Cに対して水平方向に
対称な位置に配置されている。発光素子111aは、リ
ードフレーム112aの先端部に設置され、ワイヤ11
6aによりリードフレーム112cと電気的に接続され
ている。また、発光素子111bは、リードフレーム1
12bの先端部に設置され、ワイヤ116bによりリー
ドフレーム112cと電気的に接続されている。光透過
性材料113は、発光素子111a,111bと、リー
ドフレーム112a,112b,112cの先端部と、
ワイヤ116a,116bとを一体的に封止する。放射
面115は、図1及び図2に示すように、光透過性材料
113の表面を平面状に形成したものである。
【0014】凹面状光学面114は、図3に示すよう
に、光透過性材料113の凸面を鍍金や金属蒸着等によ
り部分的に鏡面加工し反射部114cを点状に多数形成
したものである。また、凹面状光学面114は、図4及
び図5に示すように、中央部に形成された第一光学面1
14aと、水平方向側の両端部に形成された第二光学面
114b,114bと、を有する。第一光学面114a
の正面形状は、図4乃至図6に示すように、図1に示す
第一発光ダイオード110の中心軸CをZ軸、原点Oを
通りZ軸に直交する水平線をX軸、原点Oを通りZ軸に
直交する鉛直線をY軸としたときに、X軸方向の半径φ
1 がY軸方向の半径φ2 より長い楕円面の一部である。
さらに、第一光学面114のZ軸に垂直な平面による断
面形状も、正面形状と同様である。第一光学面114a
のX軸方向の両端部(図4及び図5において、二点鎖線
で表した部分)は、第二光学面114b,114bで切
り取られている。ここで、原点Oは、図1において、リ
ードフレーム112a,112bの発光素子111a,
111bが設置されている側の面を含む平面と中心軸C
との交点である。また、第一光学面114aは、図6に
示すように、Y−Z平面において、その端部とX−Y平
面とのなす角αが35度〜55度となるような凹面状に
形成されている。図4乃至図6に示すように、X軸、Y
軸及びZ軸のプラスの方向を矢印の方向とすると、第一
光学面114aは次式で表せられる。 z=f(r) ,r=√(x2 +ky2 ),0<k<1
【0015】第二光学面114b,114bは、図4及
び図5に示すように、中央部(図4及び図5において、
点線で表した部分)が第一光学面114aで切り取られ
た球面の一部である。この球面がX−Y平面により切り
取られる円の半径φ3 は、第一光学面114aのX軸方
向の半径φ1 より短く且つY軸方向の半径φ2 より長
い。
【0016】第二発光ダイオード120は、図1及び図
7に示すように、第二発光部である青色光を発する発光
素子121と、リードフレーム122a,122cと、
第一発光ダイオード110に用いた光透過性材料113
と略同等の屈折率を有する光透過性材料123と、発光
素子121の発光面に対向するように設けられた凹面状
反射面(第二の凹面状光学面)124と、発光素子12
1の背面側に設けられた放射面125と、ワイヤ126
と、を備えている。発光素子121は、図1に示すよう
に、発光素子121の凹面状反射面124に対する位置
が第一発光ダイオード110の赤色光を発する発光素子
111aの凹面状光学面114に対する位置に対応する
ように配置されている。また、発光素子121は、リー
ドフレーム122aの先端部に設置され、ワイヤ126
によりリードフレーム122cと電気的に接続されてい
る。光透過性材料123は、発光素子121と、リード
フレーム122a,122cの先端部と、ワイヤ126
とを一体的に封止する。放射面125は、図1及び図7
に示すように、光透過性材料123の表面を平面状に形
成したものである。
【0017】凹面状反射面124は、光透過性材料12
3の凸面全面を鍍金や金属蒸着等により鏡面加工するこ
とにより形成されたものである。尚、凹面状反射面12
4の形状は、第一発光ダイオード110の凹面状光学面
114と略同一であるので、その詳細な説明を省略す
る。
【0018】スペーサ130は、図1に示すように、第
一発光ダイオード110の光透過性材料113及び第二
発光ダイオード120の光透過性材料123と略同等の
屈折率を有する光透過性材料で形成されている。これ
は、第二発光ダイオード120が発した光が凹面状光学
面114の界面で屈折して無効な方向へ放射されるのを
防止するためである。スペーサ130の前面は第一発光
ダイオード110の凹面状光学面114に密に接合する
形状に形成され、後面は第二発光ダイオード120の放
射面125と密に接合する形状に形成されている。
【0019】スペーサ130の前面と凹面状反射面11
4との間、および、スペーサ130の後面と放射面12
5との間には、接合の際に第一発光ダイオード110の
光透過性材料113及び第二発光ダイオード120の光
透過性材料123と略同等の屈折率を有する光透過性材
料の接着剤を介在させることが望ましい。これによれ
ば、第二発光ダイオード120が発した赤色光が放射面
125とスペーサ130の後面との間及びスペーサ13
0の前面と凹面状光学面114との間を通過する際に生
じる界面屈折をなくすことができる。但し、接着剤を介
在させなくても、発光ダイオードとスペーサとの接合面
の形状が対応しているため、発光ダイオードとスペーサ
との接合部に形成される空気層の厚みは僅かであるの
で、界面屈折による光路の大きなずれは生じない。尚、
接着剤を介在させた場合、空気層によって生じる約1割
の界面反射損失をなくすことができる。
【0020】上記構成による積層型発光ダイオード10
0では、第一発光ダイオード110の発光素子111a
が発した赤色光の一部及び発光素子111bが発した緑
色光の一部は、凹面状光学面114の点状に多数形成さ
れた反射部(図3の黒点部分)114cで反射された
後、放射面115から外部に放射される。ここで、凹面
状光学面114で反射された光のうち第一光学面114
aで反射された光は、第一光学面114aを上記の形状
としたことにより、水平方向には中心軸方向を含む広い
配光で、また、鉛直方向には狭い配光で反射される。一
方、凹面状光学面114で反射された光のうち第二光学
面114b,114bで反射された光は、第二光学面1
14b,114bを上記の形状としたことにより、水平
方向において、中心軸に略平行な方向から中心軸に対し
内側の方向の範囲に反射される。尚、発光素子111a
と発光素子111bとを中心軸に対して水平方向に対称
な位置に配置したことにより、発光素子111aが発し
た赤色光及び発光素子111bが発した緑色光は、凹面
状光学面114により水平方向において中心軸に略対称
な配光特性で反射される。
【0021】また、第二発光ダイオード120の発光素
子121が発した青色光の略全光束は、凹面状反射面1
24で反射され、放射面125から放射された後、スペ
ーサ130を透過し、その後、第一発光ダイオード11
0の凹面状光学面114に到達する。そして、凹面状光
学面114に到達した光のうち反射部114cが形成さ
れていない部分に到達した光は、凹面状光学面114を
透過して放射面115から外部に放射される。尚、第一
発光ダイオード110と第二発光ダイオード120の中
心軸を一致させると共に、凹面状反射面124の形状を
凹面状光学面114と略同一形状とし、さらに、発光素
子121の凹面状反射面124に対する位置が発光素子
111aの凹面状光学面114に対する位置に対応する
ように発光素子121を配置したことにより、発光素子
121が発した青色光は、発光素子111aから発せら
れ、凹面状光学面114で反射された赤色光と略同等の
配光特性で反射される。
【0022】上記構成の積層型発光ダイオード100を
正面から観察した場合、凹面状光学面114に形成され
た点状の反射部114cは個々としては微小であり、ま
た、第一発光ダイオード110及び第二発光ダイオード
120は、図8に示すように、放射面115の略同じ位
置から正面方向への光を放射するので、第一発光ダイオ
ード110が発した赤色光及び緑色光と、第二発光ダイ
オード120が発した青色光は混色されて視認される。
また、斜め前から観察した場合、第一発光ダイオード1
10及び第二発光ダイオードは、図8に示すように、放
射面115の異なる位置から視認方向への光を放射する
が、この放射位置のずれの大きさは正面方向と視認方向
のなす角βの大きさに応じた値となるので、放射位置の
ずれが大きい場合はなす角βが大きくなるような位置で
観察することとなる。このため、正面から斜めにずれる
に従って放射位置のずれは緩和されて視認されるので、
第一発光ダイオード110が発した赤色光及び緑色光
と、第二発光ダイオード120が発した青色光は正面か
ら観察した場合と同様に混色されて視認される。
【0023】尚、凹面状光学面114と凹面状光学面1
14に形成された反射部114cの面積比は、発光素子
の出力や用途に応じて定めればよく、たとえば凹面状光
学面114に形成された反射部114cの面積を凹面状
光学面114の面積の約半分とすることにより第一発光
ダイオード110が発する赤色光及び緑色光と、第二発
光ダイオード120が発する青色光との比率を1:1と
することができる。また、第一発光ダイオード110の
発光素子111a,111b及び第二発光ダイオード1
20の発光素子121の通電電流をそれぞれ制御するこ
とにより、全ての色の光を放射することができ、また、
発光色を段階的に変えたりすることが可能となる。
【0024】上記の第一実施例によれば、第一発光ダイ
オード110の発光素子111aが発した赤色光及び発
光素子111bが発した緑色光を凹面状光学面114の
点状に多数形成された反射部114cで反射させて放射
面115から外部に放射することができ、また、第二発
光ダイオード120が発した青色光を凹面状光学面11
4の反射部114cが形成されていない部分を透過させ
て放射面115から外部に放射することができる。これ
により、第一発光ダイオード110の発光素子111a
が発した赤色光及び発光素子111bが発した緑色光
と、第二発光ダイオード120が発した青色光とを効率
よく混色して放射面115から外部に放射することがで
き、したがって、高い正面輝度を得ることができる。
【0025】また、発光素子111aと発光素子111
bとを中心軸に対して水平方向に対称な位置に配置した
ことにより、発光素子111aが発した赤色光と発光素
子111bが発した緑色光は、凹面状光学面114によ
り水平方向において中心軸に対して略対称な配光特性で
反射される。したがって、上記構成の積層型発光ダイオ
ード100を複数個用いてドットマトリックス等を形成
する場合、隣合う積層型発光ダイオードの発光素子の配
列が逆になるように上下左右交互に配置することによ
り、混色時の色合いを視認方向によらず略一定とするこ
とができる。
【0026】さらに、第一発光ダイオード110と第二
発光ダイオード120の中心軸を一致させると共に、凹
面状反射面124の形状を凹面状光学面114と略同一
形状とし、さらに、発光素子121の凹面状反射面12
4に対する位置が発光素子111aの凹面状光学面11
4に対する位置に対応するように発光素子121を配置
したことにより、第一発光ダイオード110の発光素子
111aが発した赤色光と第二発光ダイオード120が
発した青色光とを略同等の配光特性で外部に放射するこ
とができるので、赤色光と緑色光、および緑色光と青色
光に比べて混色が困難である赤色光と青色光とをより効
率よく混色させることができる。
【0027】図9は上記構成の積層型発光ダイオード1
00を用いて作製された3×3のドットマトリックスの
視認状態を説明するための図である。このドットマトリ
ックスは、図9(a)に示すように、正面から見たとき
に上下及び左右方向に隣合う積層型発光ダイオードの発
光素子の配列が逆になるように配置してある。尚、図9
においてRは赤色光を、Bは青色光を、そしてGは緑色
光を示す。本実施例の積層型発光ダイオード100は、
上述したように、赤色光と青色光は略同等の配光特性で
外部に放射され、一方、緑色光と赤色光は中心軸に対し
て略対称な配光特性で外部に放射される。したがって、
このドットマトリックスの一行目の水平方向における光
放射分布の中心方向は図9(b)に示すようになり、こ
のドットマトリックスを図9(b)のP地点から観察す
ると、図9(c)に示すように視認される。すなわち、
混色して視認され難い赤色光と青色光は、略同等の配光
特性で略同一とみなされる位置、即ち同じ積層型発光ダ
イオードから外部に放射されたものと視認される。した
がって、比較的近い距離から観察したときでも、赤色光
と青色光とが混色されたものとして十分に視認すること
ができる。一方、緑色光は、赤色光及び緑色光と略同等
の配光特性ではあるが、これ等の光とは離れた位置、即
ち隣接する積層型発光ダイオードから外部に放射された
ものとして視認される。しかし、緑色光と赤色光、緑色
光と青色光は、混色されて視認され易いので、図9に示
すドットマトリックスによれば、赤色光、緑色光及び青
色光の全ての光が効率よく混色されたものとして視認す
ることができる。
【0028】また、第一発光ダイオード110及び第二
発光ダイオード120が水平方向に広い配光特性を有す
ることにより、水平方向に広い視認性を有するので、屋
外用に適したものとすることができる。
【0029】さらに、上記の第一実施例によれば、第一
発光ダイオード110の凹面状光学面114の中央部
に、水平方向において発光素子111が発した光を中心
軸に略平行な方向を含む広い範囲に反射する第一光学面
114aを形成し、凹面状光学面114の水平方向側の
両端部に、水平方向において発光素子111が発した光
を中心軸に略平行な方向及び中心軸に対し内側の方向に
反射する第二光学面114b,114bを形成したこと
により、凹面状光学面114の水平方向の両端部で反射
された光、すなわち第二光学面114b,114bで反
射された光は、図8に示すように、積層型発光ダイオー
ド100の側面に達することなく放射面115から外部
に放射される。また、第二発光ダイオード120の凹面
状反射面124の形状も凹面状光学面114と略同一の
ものとしたことにより、凹面状反射面124の水平方向
の両端部で反射された光も、図8に示すように、積層型
発光ダイオード100の側面に達することなく放射面1
15から外部に放射される。したがって、第一発光ダイ
オード110及び第二発光ダイオード120の外部放射
効率が低下するのを防止することができる。
【0030】尚、上記の第一実施例では、第一発光ダイ
オード110の光透過性材料113の表面に凹面状光学
面114を形成したものについて説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。凹面状光学面114
は、光透過性材料113の表面に形成する代わりにスペ
ーサ130の前面に形成するようにしてもよい。
【0031】次に、本発明の第二実施例について図10
を参照して説明する。図10は本発明の第二実施例であ
る積層型発光ダイオードの概略断面図である。
【0032】本発明の第二実施例である積層型発光ダイ
オード200は、図10に示すように、第一発光ダイオ
ード210と、中心軸が第一発光ダイオード210の中
心軸Cと一致するようにして第一発光ダイオード210
の背後に設けられた第二発光ダイオード220と、を備
えている。
【0033】第一発光ダイオード210は、図1に示す
第一実施例で用いられた第一発光ダイオード110と同
じものである。したがって、第一発光ダイオード210
において図1に示す第一発光ダイオード110と同一の
機能を有するものには、同一又は対応する符号を付すこ
とにより、その詳細な説明を省略する。
【0034】第二発光ダイオード220が図1に示す第
一実施例で用いられた第二発光ダイオード120と異な
る点は、平面状に形成された放射面125に代えて第一
発光ダイオード210の凹面状光学面114と密に接合
する放射面225が形成されていることである。その他
の構成は図1に示す第二発光ダイオード120と同様で
ある。したがって、第二発光ダイオード220において
図1に示す第二発光ダイオード120と同一の機能を有
するものには、同一又は対応する符号を付すことによ
り、その詳細な説明を省略する。
【0035】放射面225と凹面状光学面114との間
には、接合の際に第一発光ダイオード210の光透過性
材料113及び第二発光ダイオード220の光透過性材
料123と略同等の屈折率を有する光透過性材料の接着
剤を介在させることが望ましい。これによれば、第二発
光ダイオード220が発した青色光が放射面225と凹
面状光学面114との間を通過する際に生じる界面屈折
をなくすことができる。但し、接着剤を介在させなくて
も、第一発光ダイオード210と第二発光ダイオード2
20との接合面の形状が対応しているため、第一発光ダ
イオード210と第二発光ダイオード220との接合部
に形成される空気層の厚みは僅かであるので、界面屈折
による光路の大きなずれは生じない。尚、接着剤を介在
させた場合、空気層によって生じる約1割の界面反射損
失をなくすことができる。
【0036】本発明の第二実施例によれば、第二発光ダ
イオード220の放射面225を第一発光ダイオード2
10の凹面状光学面114に密に接合する形状としたこ
とにより、第一実施例で用いたようなスペーサを介すこ
となく第一発光ダイオード210と第二発光ダイオード
220とを積層状に配置することができる。これによ
り、材料費の削減及び作業性の向上を図ることができ
る。その他の効果は第一実施例のものと同様である。
【0037】尚、上記の第二実施例では、第一発光ダイ
オード210の光透過性材料113の表面に凹面状光学
面114を形成したものについて説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。凹面状光学面114
は、第一発光ダイオード210の光透過性材料113の
表面に形成する代わりに、第二発光ダイオード210の
光透過性材料123の表面(本来、放射面225が形成
される面)に形成してもよい。
【0038】本発明は上記の各実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨の範囲内において数々の変形が可能
である。たとえば、上記の各実施例では、第一発光ダイ
オードの第一発光部として、赤色光を発する発光素子1
11aと緑色光を発する発光素子111bとを中心軸に
対して水平方向に略対称な位置に配置したものについて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
第一発光ダイオードは、例えば発光素子111aと発光
素子111bとを中心軸に対して鉛直方向に略対称な位
置に配置したものでもよい。
【0039】また、上記の各実施例では、第二発光ダイ
オードの第二発光部として、青色光を発する発光素子1
21を、発光素子121の凹面状反射面124に対する
位置が第一発光ダイオード110の赤色光を発する発光
素子111aの凹面状光学面114に対する位置に対応
するように配置したものについて説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。第二発光ダイオード
は、例えば発光素子121を中心軸上に配置したもので
あってもよい。
【0040】さらに、上記の各実施例では、赤色光を発
する発光素子111a及び緑色光を発する発光素子11
1bよりなる第一発光部を有する第一発光ダイオード
と、青色光を発する発光素子121よりなる第二発光部
を有する第二発光ダイオードとを積層状に配置したもの
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。たとえば、緑色光を発する発光素子及び青色光
を発する発光素子よりなる第一発光部を有する第一発光
ダイオードと、赤色光を発する発光素子よりなる第二発
光部を有する第二発光ダイオードとを積層状に配置した
ものでもよい。また、第一発光ダイオードと第二発光ダ
イオードとの間で発光素子の配置を入れ換えてもよく、
たとえば、赤色光を発する発光素子よりなる第一発光部
を有する第一発光ダイオードと、緑色光を発する発光素
子及び青色光を発する発光素子よりなる第二発光部を有
する第二発光ダイオードとを積層状に配置したものであ
ってもよい。さらに、第一発光ダイオード及び第二発光
ダイオードの発光素子の数は、上記の各実施例のものに
限定されるものではない。たとえば、図11に示す積層
型発光ダイオード300のように、赤色光を発する発光
素子111a及び緑色光を発する発光素子111bより
なる第一発光部を有する第一発光ダイオード310と、
青色光を発する発光素子121及び緑色光を発する発光
素子111bよりなる第二発光部を有する第二発光ダイ
オード320とを積層状に配置したものでもよい。上記
構成の積層型発光ダイオード300によれば、白光色を
得るために赤色光や青色光の約10倍の発光光度が必要
とされる緑色光の発光出力を向上させることができる。
また、発光素子の発光色の組み合わせは赤色光、緑色光
及び青色光に限定されるものではなく、3色以上の組み
合わせであればどのようなものでもよい。
【0041】また、上記の各実施例では、第一発光ダイ
オードの凹面状光学面(第一の凹面状光学面)114と
して、点状の反射部114cが多数形成されたものにつ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。凹面状光学面は発光素子111a,111bが発し
た光を反射すると共に背後から入射した光を透過するも
のであればよい。例えば、透過面上に反射部を斑状、網
目状等に形成したものでもよい。また、光透過性材料の
表面を鍍金や金属蒸着等により鏡面加工するに際し蒸着
量を制御することにより、半透過性の薄膜反射面である
ハーフミラーとしたものであってもよい。さらに、凹面
状光学面の点状等に形成された反射部をハーフミラーと
したものでもよく、また凹面状光学面の反射部が形成さ
れていない部分をハーフミラーとしたものでもよい。ま
た、第一発光ダイオードの発光素子が発する光を反射し
それ以外の波長の光を透過するダイクロイックミラーや
ホログラムとしたものであってもよい。
【0042】さらに、上記の各実施例では、第一発光ダ
イオードの凹面状光学面(第一の凹面状光学面)114
として、中央部に形成された、水平方向において発光素
子111a,111bが発した光を中心軸に略平行な方
向を含む広い範囲に反射する第一光学面114aと、水
平方向の両端部に形成された、水平方向において発光素
子111a,111bが発した光を中心軸に略平行な方
向から中心軸に対し内側の方向の範囲に反射する第二光
学面114b,114bとを有するものについて説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。凹面状
光学面は、発光素子111a,111bから発せられた
光を略前方に反射することができるものであれば、どの
ような形状によるものでもよい。たとえば、凹面状反射
面の正面形状及び中心軸に垂直な平面による断面形状
が、鉛直方向の径よりも水平方向の径が長い楕円面状の
ものでもよい。この凹面状光学面は、X軸、Y軸及びZ
軸を図4乃至図6に示すものと同様にとると、次式で表
せられる。 z=f(r) ,r=√(x2 +ky2 ),k≠1
【0043】また、上記の各実施例において、配光特性
を更に拡げるために、前方にレンズ、プリズム、拡散板
等を設置してもよい。また、積層型発光ダイオードの組
み立てを容易にするために、発光ダイオードやスペーサ
の4隅に嵌合用の凸部や凹部を設けてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
記構成の第一発光ダイオードと第二発光ダイオードと
を、第二発光ダイオードから放射された光が第一発光ダ
イオードの第一の凹面状光学面に照射されるように積層
状に配置したことにより、第一発光部及び第二発光部が
発した光を効率よく混色して同一面から外部に放射する
ことができ、また、第一発光部及び第二発光部のいずれ
か一方が異なる発光波長領域の光を発する少なくとも2
つの発光素子を有するものであることにより、他方の発
光部にこれ等の発光素子と異なる発光波長領域の光を発
する発光素子を用いることによって3色以上の光を混色
することができるので、フルカラー化を実現できる積層
型発光ダイオードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例である積層型発光ダイオー
ドの概略断面図である。
【図2】図1に示す積層型発光ダイオードに用いられる
第一発光ダイオードの概略正面図である。
【図3】図2に示す第一発光ダイオードの概略背面図で
ある。
【図4】図2に示す第一発光ダイオードの凹面状光学面
の概略正面図である。
【図5】図4に示す凹面状光学面のA−A矢視方向概略
断面図である。
【図6】図4に示す凹面状光学面のB−B矢視方向概略
断面図である。
【図7】図1に示す積層型発光ダイオードに用いられる
第二発光ダイオードの概略正面図である。
【図8】図1に示す積層型発光ダイオードの光路を説明
するための図である。
【図9】図1に示す積層型発光ダイオードを用いて作製
された3×3のドットマトリックスの視認状態を説明す
るための図である。
【図10】本発明の第二実施例である積層型発光ダイオ
ードの概略断面図である。
【図11】図10に示す積層型発光ダイオードの変形例
の概略断面図である。
【図12】従来の発光ダイオードの概略断面図である。
【符号の説明】
100,200,300 積層型発光ダイオード 110,210,310 第一発光ダイオード 111a,111b,121 発光素子 112a,112b,112c,122a,122c
リードフレーム 113,123 光透過性材料 114 凹面状光学面 114a 第一光学面 114b 第二光学面 114c 反射部 115,125,225 放射面 116,116b,126 ワイヤ 120,220,320 第二発光ダイオード 124 凹面状反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−45659(JP,A) 特開 平1−205480(JP,A) 特開 平1−143367(JP,A) 特開 平4−208988(JP,A) 特開 平6−237017(JP,A) 特開 平6−85314(JP,A) 特開 平4−56177(JP,A) 特開 平3−112178(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一発光部と、前記第一発光部の発光面
    に対向するように設けられた前記第一発光部が発した光
    を反射すると共に背後から入射した光を透過する第一の
    凹面状光学面とを具備する第一発光ダイオードと、 第二発光部と、前記第二発光部の発光面に対向するよう
    に設けられた前記第二発光部が発した光を反射する第二
    の凹面状光学面とを具備する第二発光ダイオードとを、 前記第二発光ダイオードから放射された光が前記第一の
    凹面状光学面に照射されるように積層状に配置し、 前記第一発光部及び前記第二発光部のいずれか一方は、
    発光面が同方向に向けて配列された、異なる発光波長領
    域の光を発する少なくとも2つの発光素子を有するもの
    であり、他方は少なくとも1つの発光素子を有するもの
    であることを特徴とする積層型発光ダイオード。
  2. 【請求項2】 前記第一及び第二の凹面状光学面は正面
    から見た形状が左右対称に形成されており、 前記少なくとも2つの発光素子は、正面から見たときに
    前記凹面状光学面の対称軸に対して左右対称な位置に配
    置されていることを特徴とする請求項1記載の積層型発
    光ダイオード。
  3. 【請求項3】 前記第一及び第二の凹面状光学面は、中
    央部に形成された、水平方向において前記第一発光部又
    は前記第二発光部が発した光を中心軸に略平行な方向を
    含む広い範囲に反射する第一の光学面と、水平方向側の
    両端部に形成された、水平方向において前記第一発光部
    又は前記第二発光部が発した光を中心軸に略平行な方向
    及び/又は中心軸に対し内側の方向に反射する第二の光
    学面とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の
    積層型発光ダイオード。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも2つの発光素子のうちの
    1つと前記少なくとも1つの発光素子は、各々の前記凹
    面状光学面に対し同じ位置関係で配置されていることを
    特徴とする請求項1,2又は3記載の積層型発光ダイオ
    ード。
  5. 【請求項5】 前記凹面状光学面に対し同じ位置関係で
    配置されている発光素子は、赤色系の発光波長の発光素
    子と青色系の発光波長の発光素子であることを特徴とす
    る請求項4記載の積層型発光ダイオード。
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