JP3467666B2 - Drive control method for inkjet printer - Google Patents

Drive control method for inkjet printer

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JP3467666B2
JP3467666B2 JP927196A JP927196A JP3467666B2 JP 3467666 B2 JP3467666 B2 JP 3467666B2 JP 927196 A JP927196 A JP 927196A JP 927196 A JP927196 A JP 927196A JP 3467666 B2 JP3467666 B2 JP 3467666B2
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ink
nozzle
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frequency
printing
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裕司 川瀬
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Seiko Epson Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタの駆動制御方法に関し、さらに詳しくは、複数個の
インクノズルを備えたインクジェットヘッドを有するイ
ンクジェットプリンタにおけるインクジェットヘッドの
長寿命化に適した駆動制御方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】インクジェットプリンタは、一般に記録
媒体の搬送方向に向けて配列された多数個のインクノズ
ルを備えたインクジェットヘッドを行方向(記録媒体の
搬送方向とは直交する方向)に移動させて1行毎に印刷
を行うようしている。 【0003】このようなインクジェットヘッドのインク
ノズルの個数は一般に1行印刷に使用されるノズル数
(ドット数)よりも多く、各行の印刷に使用されるイン
クノズル群の範囲も固定されている。例えば、64ドッ
トのインクノズルを備えたインクジェットヘッドにおい
ては、そのうちの連続する第3から第39番目のインク
ノズル群が駆動されて行印刷が行われる。 【0004】このため、使用されていないインクノズル
は十分に使用できるにも関わらず、常に使用されている
インクノズル群が他のインクノズルよりも先に寿命が尽
きてしまう。また、常に使用されているインクノズル群
の間においても、それらの間には使用頻度にばらつきが
あり、特定のインクノズルの使用頻度が飛び抜けている
と、それらが先に寿命となってしまう。このために、従
来のインクノズル群を備えたインクジェットヘッド全体
の寿命を短く設定する必要があり、経済的ではない。 【0005】この点に鑑みて、例えば、特開平5−64
891号公報においては、インクジェットヘッドのイン
クノズル群のうちの使用インクノズル群の範囲を1行分
印刷する毎に段階的に移動させるようにしている。その
ために、1行分の印刷毎に、記録媒体の搬送量を段階的
に切り換えるようにしている。このように、インクノズ
ル群のうちの使用インクノズル群の範囲を段階的に変え
ることにより、各インクノズルの使用頻度の違いを少な
くして、印刷品位の劣化の抑制、インクジェットヘッド
の寿命を延ばすようにしている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにインクノズル群のうちの使用インクノズル群の範囲
を1行分印刷する毎に移動させる方法においては、使用
インクノズル群による実際の各インクノズルの使用頻度
あるいは使用回数の累計については何ら考慮していな
い。また、1行分の印刷後に、次の行における印刷によ
って使用されるインクノズル群による各インクノズルの
使用頻度あるいは使用回数も考慮していない。 【0007】このように、従来の方法では、各インクノ
ズルの実際の使用頻度について何ら考慮していない。こ
のため、不使用インクノズルは無くなるものの、各イン
クノズルにおける使用頻度の差を実際上抑制することが
期待できない。これでは、インクジェットヘッドの長寿
命化、印刷品位の劣化の抑制等を実際上期待することは
できない。 【0008】本発明の課題は、この点に鑑みてなされた
ものであり、各インクノズルの使用頻度の均一化を図
り、以て、インクジェットヘッドの長寿命化を達成可能
なインクジェットプリンタの駆動制御方法を提案するこ
とにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、記録媒体を搬送する搬送手段と、当該
搬送手段により搬送される記録媒体に対峙する状態に配
置されていると共に当該記録媒体の搬送方向に向けて配
列された複数個のインクノズルを備えたインクジェット
ヘッドとを有し、当該インクジェットヘッドを記録媒体
の搬送方向とは直交する行方向に移動させながら印刷を
行うインクジェットプリンタにおいて:インクノズル群
の各インクノズルの実際の使用頻度を測定し;当該実際
の使用頻度が測定された時点以後に印刷される予定の印
刷データを印刷した場合の使用インクノズル群の予定使
用頻度を算出し;前記実際の使用頻度と前記予定使用頻
度に基づき、前記印刷データが印刷された後の時点にお
ける前記インクノズルのそれぞれの使用頻度が均一化す
るように、前記印刷データの印刷に関与する前記使用イ
ンクノズル群の範囲を前記インクノズル群から選択し;
選択された使用インクノズル群を用いて、前記印刷デー
タの印刷を行うようにしている。 【0010】本発明の方法においては、各インクノズル
の実際の使用頻度と、次に印刷される例えば1行分の印
刷データを印刷した場合の予定使用頻度に基づき、各イ
ンクノズルの使用頻度が平均化される方向となるよう
に、インクノズル群における使用インクノズルの範囲が
決定される。そして、決定された使用インクノズル群に
よって印刷が行われるように、搬送手段による1行分の
搬送量が決定されて記録媒体がその搬送量だけ搬送され
る。 【0011】したがって、本発明によれば、各インクノ
ズルの使用頻度が実質的に均一化されるように、各イン
クノズルが使用されるので、インクジェットヘッドの長
寿命化を実現できる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用したインクジェットプリンタの駆動制御方法を説明
する。 【0013】まず、図1は、本発明を適用したインクジ
ェットプリンタの概要図である。本例のインクジェトプ
リンタ310の全体構造は一般的なものであり、記録紙
105を搬送するための搬送手段の構成要素であるプラ
テンロール300と、このプラテンロール300に対峙
したインクジェットヘッド10と、このインクジェット
ヘッド10をプラテンロール300の軸線方向である行
方向(主走査方向)に往復移動させるキャリッジ302
と、このインクジェットヘッド10に対してインクチュ
ーブ306を介してインクを供給するインクタンク30
1を有している。303はポンプであり、インクジェッ
トヘッド10にインク吐出不良等が発生した場合に、キ
ャップ304、廃インク回収チューブ308を介して、
インクを吸引して、廃インク溜め305に回収するため
に使用する。 【0014】図2は上記のインクジェットヘッド10の
断面構成図であり、図3は図2のA−A線矢視図であ
る。 【0015】本例のインクジェットヘッド10は、静電
気力を利用して振動板を振動させることによりノズルに
連通したインク室の容積を変化させてインク液滴の吐出
を行なう形式のものである。勿論、圧電素子等を利用し
てノズルに連通したインク室の容積を変化させてインク
液滴の吐出を行なう形式のものを採用することもでき
る。更には、発熱素子を用いてインクの体積を増加させ
てインク液滴の吐出を行なう形式のものを採用してもよ
い。 【0016】また、本例では、インク液滴を基板の端部
に設けたノズル孔から吐出させるエッジイジェクトタイ
プであるが、基板上面に設けたノズル孔からインク液滴
を吐出させるフェイスイジェクトタイプでもよい。 【0017】これら図2、3を参照してインクジェット
ヘッド10の構造を説明する。本例のインクジェットヘ
ッド10は、3枚の基板1、2、3を重ね合わせた積層
構造をしている。中間の基板2は、例えばシリコン基板
であり、複数のインクノズル4を構成するように、基板
2の表面に一端から平行に等しい間隔で形成された複数
本のノズル溝と、各々のノズル溝に連通し、底壁が振動
板5として機能する吐出室6(インク室)を構成するこ
とになる凹部と、この凹部の後部に設けられたオリフィ
ス7を構成することになるインク流入口のための細溝
と、各々の吐出室6にインクを供給するための共通のイ
ンクキャビティ8を構成することになる凹部とを有す
る。また、振動板5の下部には後述する電極を装着する
ための振動室9を構成することになる凹部が設けられて
いる。インクノズル4のピッチは2mm程度であり、そ
の幅は40μm程度にされる。中間基板2の上面には、
共通電極17が形成されている。 【0018】中間基板2の上面に接合される上側の基板
1は、例えばガラスまたはプラスチックからなり、この
上基板1を接合することによって、上記の複数のインク
ノズル4、吐出口6、オリフィス7およびインクキャビ
ティ8が構成される。上基板1にはインクキャビティ8
に連通するインク供給口14が形成されている。インク
供給口14は、接続パイプ16およびチューブ306介
してインクタンク301(図1参照)に接続される。 【0019】中間基板2の下面に接合される下側基板3
は、例えばガラス、プラスチックからなり、この下基板
3の接合によって振動室9が構成されていると共に、下
基板3の表面における各振動板5に対応する各々の位置
には個別電極31が形成されている。個別電極31はリ
ード部32および端子部33を有する。さらに、端子部
33を除き電極31およびリード部32の全体を絶縁膜
34で被覆してある。各端子部33にはリード線35が
ボンディングされている。 【0020】このように基板を重ね合わせて構成したイ
ンクジェットヘッド10は、更に、中間基板2に形成し
た共通電極17と各個別電極31の端子部33との間に
ドライバ220が接続されている。インク11は、イン
クタンク301からインク供給口14を通して中間基板
2の内部に供給され、インクキャビティ8、吐出口6等
を満たしている。なお、電極31と振動板5の間隔は、
1μm程度に保持されている。図2において、13はノ
ズル孔4から吐出されたインク液滴である。 【0021】なお、使用されるインクは、水、アルコー
ル、トルエン等の主溶媒にエチレングリコール等の界面
活性剤と、染料または顔料とを溶解または分散させるこ
とにより調製される。さらに、インクジェットヘッドに
ヒーター等を付設すれば、ホットメルトインクも使用で
きる。 【0022】個別電極31に対して、ドライバ220に
より、例えば、正の電圧パルスを印加して電極31の表
面が正の電位に帯電すると、対応する振動板5の下面は
負の電位に帯電する。したがって、振動板5は静電気力
によって吸引されて下方へ撓む。次に、電極31へ印加
している電圧パルスをオフにすると、振動板5は元の位
置に復帰する。この復帰動作によって、吐出室6の内圧
が急激に上昇して、ノズル孔4からインク液滴13が記
録紙105に向けて吐出する。そして、振動板5が下方
に撓むことにより、インク11がインクキャビティ8か
らオリフィス7を経由して吐出室6に補給される。 【0023】図4には、本例のインクジェトプリンタの
制御系を示してある。この制御系の中心をなす回路部分
は例えば1チップマイクロコンピュータにより構成する
ことができる。図において、201はプリンタ制御回路
である。このプリンタ制御回路201には、アドレスバ
スおよびデータバスを含む内部バス202、203、2
04を介してRAM205、ROM206およびキャラ
クタージェネレータROM(CG−ROM)207が接
続されている。ROM206内には、制御プログラムが
予め格納されており、ここから呼び出されて起動される
制御プログラムに基づき、後述のようなインクジェット
ヘッド10の駆動制御動作が実行される。RAM205
は駆動制御におけるワーキング領域として利用される。
CG−ROM207には入力文字に対応したドットパタ
ーンが展開されている。 【0024】210はヘッド駆動制御回路であり、内部
バス209を介して接続されているプリンタ制御回路2
01の制御の下に、ヘッドドライバ220に対して駆動
信号、クロック信号等を出力する。また、データバス2
11を介して印刷データDATAが供給される。 【0025】ヘッドドライバ220は、例えばTTLア
レイから構成されており、入力される駆動信号に対応し
た駆動電圧パルスを生成して、これらを、駆動対象とな
る個別電極31および共通電極17に印加して、対応す
るノズル孔4からインク液滴の吐出を行なわせる。駆動
電圧パルス信号を生成するために、ヘッドドライバ22
0には、接地電圧GND、駆動電圧Vn等が供給されて
いる。これらの電圧は電源回路230の駆動電圧Vcc
から生成されるものである。 【0026】次に、プリンタ制御回路201には、内部
バス231を介してキャリッジモータ駆動制御回路23
2が接続されている。キャリッジモータ駆動制御回路2
32は、モータドライバ233を介して、インクジェッ
トヘッド10を担持しているキャリッジ302を往復移
動させるためのキャリッジモータ(図示せず)を駆動し
て、図において矢印234で示す行方向にインクジェッ
トヘッド10を移動させる。また、プリンタ制御回路2
01には、内部バス241を介して搬送モータ駆動制御
回路242が接続されている。搬送モータ駆動制御回路
242は、モータドライバ243を介して、搬送モータ
(図示せず)を駆動して、図1に示すプラテンローラ3
00に沿って記録紙105を図の矢印244で示す搬送
方向に搬送させる。 図5には、上記構成のインクジェ
ットプリンタ310の概略動作のフローチャートを示し
てあり、図6(a)にはノズル回復動作のサブルーチ
ン、図6(b)には印刷動作のサブルーチンを示してあ
る。 【0027】先ず全体の動作を説明すると、ステップS
T1において、プリンタ機構部分の初期化が実行され
る。次にステップST2において、電源投入直後のノズ
ル回復動作を行なう。このノズル回復動作は図6(a)
のステップST21ないしステップST23に示される
一連のステップからなる。 【0028】このノズル回復動作においては、ステップ
ST21において、図1に示すインクジェットヘッド1
0を搭載したキャリッジ302を待機位置からキャップ
304の位置へ移動する。次に、ステップST22にお
いてノズルの回復動作、すなわち予備吐出駆動を行な
う。このノズルの予備吐出駆動とは、インクジェットヘ
ッド10のノズル孔部分にある粘度の高まったインク等
のようなインク吐出不良の原因となる不良インクを排出
するために、全てのノズルに対応する振動板5を駆動し
て、全てのノズルからインク液滴を所定の回数だけ吐出
させることである。この後は、ステップST23におい
て再びキャリッジ302を待機位置に復帰させる。 【0029】再び図5のフローチャートに戻り、ステッ
プST3においては、前回のノズル回復動作からの時間
をカウントする。このカウントは、図4に示すプリンタ
制御回路201に内蔵のカウンタを用いて行なう。ノズ
ル回復動作を行なう時間隔が経過すると、ステップST
3からステップST12に移行して、再度、ノズル回復
動作を行なう。そうでない場合には、ステップST4に
おいて印刷を行なうか否かを判別し、印刷動作を行なう
場合には、ステップST5においてノズル回復動作期間
のカウント値をリセットした後に、ステップST6に進
み、文字等を図1に示す記録紙105に印刷するための
印刷動作を実行する。 【0030】図6(b)にはこの印刷動作を示してあ
る。この図に示すように、先ずステップST61におい
て、計数値nを「1」に設定し、ステップST62にお
いて、キャリッジ302を1ドット分だけ主走査方向に
移動する。ステップST63、64において、印字デー
タDATAに基づいた指定ドットに対応するノズルの振
動板5を駆動することにより、当該ノズルのインクの吸
引および吐出動作を行なう。次に、ステップST65に
おいて計数値nを「1」だけインクメントしてステップ
ST66において計数値nが行方向(主走査方向)の最
終ドットであるか否かを判別する。最終ドットの場合に
は印刷動作を終了し、そうでない場合には、ステップS
T62に戻って上記の動作を繰り返す。 【0031】本例においては、このようにして1行分の
印刷動作が終了した後は、図5のステップST7に戻
り、キャリッジ302を初期位置まで戻す。なお、いわ
ゆるロジカルシーキングを行う場合にあっては、ST7
の処理は行わなくともよい。次に、ステップST8にお
いて処理を継続するか否かを判別する。印刷が終了の場
合にはNOの流れに沿ってステップST9に進み、予め
定められている決まった量の1行分の紙送り動作、すな
わち、1行分だけ記録紙105を搬送する。この後は処
理を終了する。しかるに、ステップST8において、印
刷処理を継続する場合には、YESの流れに沿ってステ
ップST10に進み、図7に詳細を示す紙送り量の算出
動作を行う。この後は、ステップST11において算出
された量の紙送りを実行して、再びステップST3に戻
る。 【0032】次に、図7のフローチャートに従って、紙
送り量の算出処理を説明する。この処理ルーチンにおい
ては、先ずステップST71において、図1に示すイン
クジェットヘッド10の各インクノズルの使用頻度(あ
るいは今までの使用回数の累計)をRAM205から読
み出す。各インクノズルの使用頻度は、各インクノズル
を駆動する毎に更新されて逐次RAM205内に保持さ
れている。 【0033】ここで、現在の各インクノズルの使用頻度
が図7(b)に示すような分布曲線Iであると仮定す
る。また、インクジェットヘッド10は、記録紙105
の搬送方向の先頭側に位置する第1番目のインクノズル
から搬送方向の最も最後尾に位置する第64番目のイン
クノズルまでの合計64個のインクノズルを備えている
ものとする。更に、通常の1行印刷における各印刷文字
等のドット幅(搬送方向のドット数)はインクノズル数
の半分以下の24ドットであるとする。 【0034】このような使用頻度を読みだした後は、ス
テップST72において、次に印刷される1行分の印刷
データに基づき、当該印刷データを印刷した場合のイン
クノズルの予定使用頻度を算出する。すなわち、24ド
ット分のインクノズル群を使用した場合における各イン
クノズルの使用頻度を算出する。図7(c)には、算出
した予定使用頻度の例(曲線II)を、当該使用頻度の
ように中央部分のノズル群の使用頻度が多くなる印刷文
字列の例(ABCD・・・)と共に示してある。 【0035】次に、ステップST73においては、64
個のインクノズルのうち、次の1行分の印刷時に使用す
べき24個のノズル群の範囲Uを算出する。今、実際の
使用頻度は図7(b)に示すような曲線Iであり、予定
使用頻度は図7(c)に示すような曲線IIである。し
たがって、このステップの処理は、どの範囲の24個の
ノズル群を使用すれば、64個のインクノズルにおける
最大使用頻度MAXと最少使用頻度MINの差Δを最少
にできるのかを算出することになる。 【0036】例えば、図7(d)に示すように、最大使
用頻度MAXの表れているノズルを含む24個のノズル
群を選択してしまうと、曲線Iと曲線IIを重ねること
により、使用頻度曲線IIIが得られ、以前よりも最大
使用頻度MAXと最少使用頻度MINの差Δが増加して
しまう。本例では、図7(e)に示すように、最少使用
頻度MINの表れるノズルを含む24個のノズル群が使
用ノズル群Uとして選択されるので、得られる使用頻度
曲線IVは、その最大使用頻度MAXと最少使用頻度M
INの差Δが最少になる。 【0037】このようにして使用ノズル群Uが選択され
た後は、ステップST74において、当該24個のノズ
ル群によって、次の行位置において文字列(ABCD・
・・)の印刷を行うことができるように、紙送り量が算
出される。この後は、図5のステップ11に戻り、前述
したように、算出された量の紙送り動作が実行されるこ
とになる。 【0038】以上説明したように、本例のインクジェッ
トプリンタの駆動方法においては、各インクノズルの実
際の使用頻度と、次に行われる1行分の印刷動作により
予定される使用ノズル群の予定使用頻度とに基づき、使
用頻度の最大値と最少値の差が最少となるように、次に
行われる1行分の印刷時の使用インクノズルの範囲を設
定するようにしている。したがって、各インクノズルの
使用頻度の差を確実に少なくでき、各インクノズルの使
用頻度を平均化できる。この結果、インクジェットヘッ
ドの長寿命化を実現できる。 【0039】また、本例のインクジェットプリンタにお
いては、図6(a)のフローチャートに示すように、定
期的に予備吐出駆動を行い、インクノズルを実際の使用
に適した状態に回復させるようにしている。このような
予備吐出駆動は、各インクノズルに充填されているイン
クが長期の不使用により粘度が高まって劣化している場
合に、このような不良インクを吐き出すために行うもの
である。本例においては上記のように、各インクノズル
の使用頻度を平均化できる。したがって、各インクノズ
ルに充填されているインクの粘度等の特性もほぼ均一な
ものに維持できる。このため、内部に充填されているイ
ンクの粘度が異常に高まってしまい上記の予備吐出駆動
によっても回復させることができないという事態が、複
数のインクノズルのうちの一部についてのみ発生するこ
とがないので、予備吐出駆動の間隔を大きくとることが
可能となり、これにより印字処理の効率が向上する。 【0040】さらには、図2に示す本例のインクジェッ
トヘッドのように、振動板5(共通電極17)と個別電
極31の間に電圧パルスを印加してそれらの間に発生す
る静電気力によってインクの吐出室6の容積を変化させ
てインク液滴の吐出を行う形式のものでは、これらの間
に残留電荷が発生し、これが原因となって、インク液滴
の吐出不良が起こるおそれがある。しかし、本例の駆動
方法を採用すれば、各インクノズルの使用頻度を平均化
できるので、各インクノズルのうちの一部のインクノズ
ルが多用されてその部分に多量の残留電荷が発生してし
まうことを回避できる。このために、残留電荷に起因す
る弊害の発生を抑制できる。また、振動板5と個別電極
31の間に、定期的に逆極性の電圧パルスを印加して残
留電荷を除去する駆動方法を採用しているインクジェッ
トヘッドにおいては、発生する残留電荷が各インクノズ
ルにおいて均一であるので、逆極性の電圧パルスを印加
することにより、確実にインクノズルにおける残留電荷
を除去できる。なお、この場合には、例えば、各インク
ノズルの使用頻度の累計を予備吐出駆動が行われる毎に
クリヤーして最初から使用頻度を計測するようにしても
よい。 【0041】なお、上記の例においては、これから印刷
される1行分の印刷データに基づき予定使用頻度を算出
しているが、2行分以上の印刷データに基づき、予定使
用頻度を算出して、多数行分の各送り量を算出するよう
にしてもよい。 【0042】また、インクジェットヘッドのインクノズ
ル数は64個に限定されるものではないことは勿論であ
る。 【0043】さらに、各インクノズルの使用頻度を平均
化するために、上記の例では、最大使用頻度と最少使用
頻度の2点のデータを利用しているが、使用頻度のパタ
ーンに基づき、全体的な使用頻度のばらつきを抑制でき
るように、使用ノズル群の範囲を選択するようにしても
よい。いずれにせよ、実際の使用頻度と、予定される使
用頻度に基づき各インクノズルの使用頻度を平均化する
の手法としては各種の方法を採用することができる。 【0044】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットプリンタの駆動制御方法においては、インクノズ
ル群の各インクノズルの実際の使用頻度を測定し、当該
実際の使用頻度が測定された時点以後に印刷される予定
の印刷データを印刷した場合の使用インクノズル群の予
定使用頻度を算出し、これら実際の使用頻度と予定使用
頻度に基づき、印刷データが印刷された後の時点におけ
るインクノズルのそれぞれの使用頻度が均一化するよう
に、印刷データの印刷に関与する使用インクノズル群の
範囲を設定し、設定した使用インクノズル群を用いて、
印刷データの印刷を行うようにしている。したがって、
本発明によれば、確実に各インクノズルの使用頻度ある
いは使用度数を均一化することができ、インクジェット
ヘッドの長寿命化を達成できる。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a drive control method for an ink jet printer, and more particularly, to a method for controlling an ink jet head in an ink jet printer having an ink jet head having a plurality of ink nozzles. The present invention relates to a drive control method suitable for extending the life. 2. Description of the Related Art In general, an ink jet printer has an ink jet head having a large number of ink nozzles arranged in the direction of conveyance of a recording medium in a row direction (a direction orthogonal to the direction of conveyance of the recording medium). It is moved so that printing is performed line by line. The number of ink nozzles of such an ink jet head is generally larger than the number of nozzles (dot number) used for printing one line, and the range of the ink nozzle group used for printing each line is fixed. For example, in an ink jet head having 64 dot ink nozzles, the third to 39 th ink nozzle groups are driven to perform line printing. [0004] For this reason, even though the unused ink nozzles can be used sufficiently, the life of the ink nozzle group that is always used expires before the other ink nozzles. In addition, even among the ink nozzle groups that are always in use, there is a variation in the frequency of use between them, and if the frequency of use of specific ink nozzles is extremely high, they will end their life first. For this reason, it is necessary to shorten the life of the entire inkjet head having the conventional ink nozzle group, which is not economical. In view of this point, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-64
In Japanese Patent No. 891, the range of the used ink nozzle group of the ink nozzle group of the inkjet head is moved stepwise every time one line is printed. For this purpose, the transport amount of the recording medium is switched stepwise every time one line is printed. As described above, by gradually changing the range of the used ink nozzle group among the ink nozzle groups, the difference in the frequency of use of each ink nozzle is reduced, the deterioration of print quality is suppressed, and the life of the inkjet head is extended. Like that. However, in such a method of moving the range of the used ink nozzle group of the ink nozzle groups every time one line is printed, the actual method of using the used ink nozzle groups is not sufficient. No consideration is given to the frequency of use or the total number of times of use of each ink nozzle. Further, after printing one line, the frequency of use or the number of times of use of each ink nozzle by the ink nozzle group used by printing in the next line is not considered. As described above, the conventional method does not consider the actual use frequency of each ink nozzle. For this reason, although there is no unused ink nozzle, it is not expected that a difference in the frequency of use of each ink nozzle is actually suppressed. In this case, it is practically impossible to expect a longer life of the ink jet head and suppression of deterioration of print quality. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above, and has been made in consideration of the above-described problems, and has been made in view of the fact that the frequency of use of each ink nozzle is made uniform, thereby achieving a long life of an ink jet head. The idea is to propose a method. In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is directed to a conveying means for conveying a recording medium, and a recording medium arranged to face the recording medium conveyed by the conveying means. And an inkjet head having a plurality of ink nozzles arranged in the transport direction of the recording medium, and printing while moving the inkjet head in a row direction orthogonal to the transport direction of the recording medium. Inkjet printers that perform the following: Measure the actual use frequency of each ink nozzle in the ink nozzle group; Ink nozzle group used when printing print data that is to be printed after the time when the actual use frequency is measured Calculating the planned use frequency of the print data; based on the actual use frequency and the planned use frequency, at a point in time after the print data is printed. Selecting a range of the used ink nozzle group that is involved in printing the print data from the ink nozzle group so that the use frequency of each of the ink nozzles is uniformed;
The printing of the print data is performed using the selected used ink nozzle group. In the method of the present invention, the frequency of use of each ink nozzle is determined based on the actual frequency of use of each ink nozzle and the expected frequency of use when printing, for example, one line of print data to be printed next. The range of the used ink nozzles in the ink nozzle group is determined so that the directions are averaged. Then, the transport amount for one line by the transport unit is determined so that printing is performed by the determined used ink nozzle group, and the recording medium is transported by the transport amount. Therefore, according to the present invention, since each ink nozzle is used so that the frequency of use of each ink nozzle is substantially uniform, the life of the ink jet head can be extended. A drive control method of an ink jet printer to which the present invention is applied will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic diagram of an ink jet printer to which the present invention is applied. The overall structure of the ink jet printer 310 of this example is a general structure, and includes a platen roll 300 which is a component of a conveyance unit for conveying the recording paper 105, the inkjet head 10 facing the platen roll 300, A carriage 302 that reciprocates the inkjet head 10 in a row direction (main scanning direction) that is an axial direction of the platen roll 300.
And an ink tank 30 for supplying ink to the inkjet head 10 via an ink tube 306.
One. Reference numeral 303 denotes a pump, which is provided via a cap 304 and a waste ink recovery tube 308 when an ink ejection failure or the like occurs in the inkjet head 10.
It is used to suck ink and collect it in the waste ink reservoir 305. FIG. 2 is a sectional view of the above-described ink-jet head 10, and FIG. 3 is a view taken along line AA of FIG. The ink jet head 10 of this embodiment is of a type in which the volume of an ink chamber communicated with a nozzle is changed by vibrating a vibration plate using electrostatic force to discharge ink droplets. Of course, it is also possible to employ a type in which the volume of the ink chamber communicated with the nozzle is changed using a piezoelectric element or the like to discharge the ink droplets. Furthermore, a type in which the volume of ink is increased by using a heating element to discharge ink droplets may be employed. In the present embodiment, an edge eject type in which ink droplets are ejected from a nozzle hole provided at an end of the substrate is a face eject type in which ink droplets are ejected from a nozzle hole provided in the upper surface of the substrate. Good. The structure of the ink jet head 10 will be described with reference to FIGS. The inkjet head 10 of the present example has a laminated structure in which three substrates 1, 2, and 3 are overlapped. The intermediate substrate 2 is, for example, a silicon substrate, and has a plurality of nozzle grooves formed at equal intervals in parallel from one end on the surface of the substrate 2 so as to form a plurality of ink nozzles 4. A recess for communicating with the bottom wall constituting a discharge chamber 6 (ink chamber) functioning as the diaphragm 5 and an ink inlet for constituting an orifice 7 provided at the rear of the recess. It has a narrow groove and a concave portion that forms a common ink cavity 8 for supplying ink to each discharge chamber 6. Further, a concave portion which forms a vibration chamber 9 for mounting an electrode to be described later is provided in a lower portion of the vibration plate 5. The pitch of the ink nozzles 4 is about 2 mm, and the width thereof is about 40 μm. On the upper surface of the intermediate substrate 2,
A common electrode 17 is formed. The upper substrate 1 bonded to the upper surface of the intermediate substrate 2 is made of, for example, glass or plastic. By bonding the upper substrate 1, the plurality of ink nozzles 4, discharge ports 6, orifices 7, An ink cavity 8 is formed. The upper substrate 1 has an ink cavity 8
Is formed with an ink supply port 14 communicating with the ink supply port. The ink supply port 14 is connected to the ink tank 301 (see FIG. 1) via the connection pipe 16 and the tube 306. Lower substrate 3 joined to the lower surface of intermediate substrate 2
Is made of, for example, glass or plastic. A vibration chamber 9 is formed by joining the lower substrate 3, and individual electrodes 31 are formed at respective positions on the surface of the lower substrate 3 corresponding to the respective vibration plates 5. ing. The individual electrode 31 has a lead portion 32 and a terminal portion 33. Further, the entirety of the electrode 31 and the lead portion 32 except for the terminal portion 33 is covered with an insulating film 34. A lead wire 35 is bonded to each terminal 33. In the ink-jet head 10 having such a structure in which the substrates are overlapped, a driver 220 is further connected between the common electrode 17 formed on the intermediate substrate 2 and the terminal portion 33 of each individual electrode 31. The ink 11 is supplied from the ink tank 301 to the inside of the intermediate substrate 2 through the ink supply port 14, and fills the ink cavity 8, the ejection port 6, and the like. The distance between the electrode 31 and the diaphragm 5 is
It is kept at about 1 μm. In FIG. 2, reference numeral 13 denotes an ink droplet ejected from the nozzle hole 4. The ink to be used is prepared by dissolving or dispersing a surfactant such as ethylene glycol and a dye or pigment in a main solvent such as water, alcohol and toluene. Further, if a heater or the like is attached to the inkjet head, hot melt ink can be used. When, for example, a positive voltage pulse is applied to the individual electrode 31 by the driver 220 and the surface of the electrode 31 is charged to a positive potential, the lower surface of the corresponding diaphragm 5 is charged to a negative potential. . Therefore, the diaphragm 5 is attracted by the electrostatic force and bends downward. Next, when the voltage pulse applied to the electrode 31 is turned off, the diaphragm 5 returns to the original position. By this return operation, the internal pressure of the ejection chamber 6 rises sharply, and the ink droplets 13 are ejected from the nozzle holes 4 toward the recording paper 105. When the vibration plate 5 bends downward, the ink 11 is supplied from the ink cavity 8 to the ejection chamber 6 via the orifice 7. FIG. 4 shows a control system of the ink jet printer of this embodiment. The circuit part which forms the center of this control system can be constituted by, for example, a one-chip microcomputer. In the figure, reference numeral 201 denotes a printer control circuit. The printer control circuit 201 includes internal buses 202, 203, 2 including an address bus and a data bus.
The RAM 205, the ROM 206, and the character generator ROM (CG-ROM) 207 are connected to each other via the terminal 04. A control program is stored in the ROM 206 in advance, and a drive control operation of the inkjet head 10 as described later is executed based on the control program called and activated from the control program. RAM 205
Are used as a working area in drive control.
In the CG-ROM 207, dot patterns corresponding to input characters are developed. Reference numeral 210 denotes a head drive control circuit, which is a printer control circuit 2 connected via an internal bus 209.
Under the control of 01, a drive signal, a clock signal, and the like are output to the head driver 220. Data bus 2
11, print data DATA is supplied. The head driver 220 is composed of, for example, a TTL array, generates drive voltage pulses corresponding to input drive signals, and applies these to the individual electrodes 31 and the common electrodes 17 to be driven. Then, ink droplets are ejected from the corresponding nozzle holes 4. In order to generate the driving voltage pulse signal, the head driver 22
0 is supplied with the ground voltage GND, the drive voltage Vn, and the like. These voltages are the driving voltage Vcc of the power supply circuit 230.
Is generated from Next, the printer control circuit 201 is connected to the carriage motor drive control circuit 23 via the internal bus 231.
2 are connected. Carriage motor drive control circuit 2
32 drives a carriage motor (not shown) for reciprocating a carriage 302 carrying the inkjet head 10 via a motor driver 233, and drives the inkjet head 10 in a row direction indicated by an arrow 234 in the figure. To move. Also, the printer control circuit 2
01 is connected to a transport motor drive control circuit 242 via an internal bus 241. The transport motor drive control circuit 242 drives a transport motor (not shown) via a motor driver 243, so that the platen roller 3 shown in FIG.
The recording paper 105 is transported along the direction 00 in the transport direction indicated by the arrow 244 in the figure. FIG. 5 shows a flowchart of a schematic operation of the ink jet printer 310 having the above-described configuration. FIG. 6A shows a nozzle recovery operation subroutine, and FIG. 6B shows a printing operation subroutine. First, the overall operation will be described.
At T1, initialization of the printer mechanism is executed. Next, in step ST2, a nozzle recovery operation immediately after power-on is performed. This nozzle recovery operation is shown in FIG.
Of steps ST21 to ST23. In this nozzle recovery operation, in step ST21, the ink jet head 1 shown in FIG.
The carriage 302 on which the “0” is mounted is moved from the standby position to the position of the cap 304. Next, in step ST22, a nozzle recovery operation, that is, a preliminary ejection drive is performed. The preliminary ejection driving of the nozzles is a vibration plate corresponding to all nozzles in order to discharge defective ink which causes ink ejection failure, such as ink with increased viscosity in the nozzle hole portion of the inkjet head 10. 5 is driven to eject ink droplets from all nozzles a predetermined number of times. Thereafter, in step ST23, the carriage 302 is returned to the standby position again. Returning to the flowchart of FIG. 5, in step ST3, the time from the previous nozzle recovery operation is counted. This counting is performed using a counter built in the printer control circuit 201 shown in FIG. When the time interval for performing the nozzle recovery operation elapses, step ST
The process proceeds from step 3 to step ST12, and the nozzle recovery operation is performed again. If not, it is determined in step ST4 whether or not to perform printing. If the printing operation is to be performed, the process proceeds to step ST6 after resetting the count value of the nozzle recovery operation period in step ST5, and proceeds to step ST6. A printing operation for printing on the recording paper 105 shown in FIG. 1 is executed. FIG. 6B shows this printing operation. As shown in this figure, first, in step ST61, the count value n is set to "1", and in step ST62, the carriage 302 is moved by one dot in the main scanning direction. In steps ST63 and ST64, by driving the diaphragm 5 of the nozzle corresponding to the designated dot based on the print data DATA, the ink suction and discharge operations of the nozzle are performed. Next, in step ST65, the count value n is incremented by "1", and in step ST66, it is determined whether or not the count value n is the last dot in the row direction (main scanning direction). If it is the last dot, the printing operation is terminated.
Returning to T62, the above operation is repeated. In this example, after the printing operation for one line is completed, the process returns to step ST7 in FIG. 5, and returns the carriage 302 to the initial position. When performing so-called logical seeking, ST7
May not be performed. Next, in step ST8, it is determined whether or not to continue the processing. If the printing is completed, the process proceeds to step ST9 in accordance with the flow of NO, and the paper feeding operation for a predetermined amount of one line, that is, the recording paper 105 is conveyed by one line. After that, the process ends. However, if the printing process is to be continued in step ST8, the process proceeds to step ST10 according to the flow of YES, and the operation of calculating the paper feed amount shown in detail in FIG. 7 is performed. Thereafter, the paper is fed by the amount calculated in step ST11, and the process returns to step ST3. Next, the processing for calculating the paper feed amount will be described with reference to the flowchart of FIG. In this processing routine, first, in step ST71, the frequency of use of each ink nozzle of the inkjet head 10 shown in FIG. The frequency of use of each ink nozzle is updated each time the ink nozzle is driven, and is sequentially stored in the RAM 205. Here, it is assumed that the current frequency of use of each ink nozzle is a distribution curve I as shown in FIG. Further, the ink jet head 10 is provided with a recording paper 105.
It is assumed that a total of 64 ink nozzles are provided from the first ink nozzle located on the leading side in the transport direction to the 64th ink nozzle located on the last end in the transport direction. Furthermore, it is assumed that the dot width (the number of dots in the transport direction) of each print character or the like in normal one-line printing is 24 dots, which is less than half the number of ink nozzles. After the use frequency is read, in step ST72, the expected use frequency of the ink nozzles when the print data is printed is calculated based on the print data for one line to be printed next. . That is, the use frequency of each ink nozzle when the ink nozzle group for 24 dots is used is calculated. FIG. 7C shows an example of the calculated scheduled use frequency (curve II) together with an example of a print character string (ABCD...) In which the use frequency of the nozzle group in the central portion increases like the use frequency. Is shown. Next, in step ST73, 64
A range U of 24 nozzle groups to be used in printing the next one line among the ink nozzles is calculated. Now, the actual use frequency is a curve I as shown in FIG. 7B, and the expected use frequency is a curve II as shown in FIG. 7C. Therefore, the process of this step calculates which range of 24 nozzle groups can be used to minimize the difference Δ between the maximum use frequency MAX and the minimum use frequency MIN of the 64 ink nozzles. . For example, as shown in FIG. 7 (d), when 24 nozzle groups including the nozzle showing the maximum use frequency MAX are selected, the use frequency is superimposed on the curve I and the curve II. A curve III is obtained, and the difference Δ between the maximum use frequency MAX and the minimum use frequency MIN increases as compared to before. In this example, as shown in FIG. 7E, the 24 nozzle groups including the nozzles having the minimum use frequency MIN are selected as the use nozzle groups U, and the obtained use frequency curve IV is the maximum use frequency curve IV. Frequency MAX and minimum usage frequency M
The IN difference Δ is minimized. After the selected nozzle group U is selected in this way, in step ST74, the character string (ABCCD.
The paper feed amount is calculated so that the printing of (.) Can be performed. Thereafter, the process returns to step 11 in FIG. 5, and the paper feeding operation of the calculated amount is executed as described above. As described above, in the driving method of the ink jet printer according to the present embodiment, the actual use frequency of each ink nozzle and the scheduled use of the used nozzle group scheduled by the next printing operation for one line are performed. Based on the frequency, the range of used ink nozzles at the time of printing the next one line is set so that the difference between the maximum value and the minimum value of the use frequency is minimized. Therefore, the difference in the frequency of use of each ink nozzle can be reliably reduced, and the frequency of use of each ink nozzle can be averaged. As a result, the life of the inkjet head can be extended. Further, in the ink jet printer of this embodiment, as shown in the flowchart of FIG. 6A, a preliminary ejection drive is performed periodically to recover the ink nozzles to a state suitable for actual use. I have. Such preliminary ejection drive is performed to eject such defective ink when the ink filled in each ink nozzle is deteriorated due to increased viscosity due to long-term nonuse. In this example, as described above, the use frequency of each ink nozzle can be averaged. Therefore, characteristics such as the viscosity of the ink filled in each ink nozzle can be maintained substantially uniform. For this reason, a situation in which the viscosity of the ink filled therein becomes abnormally high and cannot be recovered even by the above-described preliminary ejection driving does not occur for only a part of the plurality of ink nozzles. Therefore, it is possible to increase the interval of the preliminary ejection drive, thereby improving the efficiency of the printing process. Further, as in the ink jet head of the present embodiment shown in FIG. 2, a voltage pulse is applied between the vibration plate 5 (common electrode 17) and the individual electrode 31, and ink is generated by electrostatic force generated between them. In the type in which the volume of the discharge chamber 6 is changed to discharge the ink droplets, residual charges are generated between them, which may cause a defective discharge of the ink droplets. However, if the driving method of this example is adopted, the frequency of use of each ink nozzle can be averaged, so that some of the ink nozzles are frequently used and a large amount of residual charge is generated in that portion. Can be avoided. For this reason, it is possible to suppress the adverse effects caused by the residual charges. Further, in an ink jet head adopting a driving method in which a voltage pulse of opposite polarity is periodically applied between the vibration plate 5 and the individual electrode 31 to remove the residual charge, the generated residual charge is generated in each ink nozzle. Therefore, by applying a voltage pulse of the opposite polarity, the residual charge in the ink nozzle can be reliably removed. In this case, for example, the cumulative use frequency of each ink nozzle may be cleared each time the preliminary ejection drive is performed, and the use frequency may be measured from the beginning. In the above example, the scheduled use frequency is calculated based on one line of print data to be printed, but the planned use frequency is calculated based on two or more lines of print data. Alternatively, each feed amount for a large number of rows may be calculated. The number of ink nozzles of the ink jet head is not limited to 64 as a matter of course. Further, in order to average the use frequency of each ink nozzle, in the above example, two points of data, the maximum use frequency and the minimum use frequency, are used. The range of the nozzle group to be used may be selected so that the variation in the frequency of use can be suppressed. In any case, various methods can be adopted as a method of averaging the use frequency of each ink nozzle based on the actual use frequency and the expected use frequency. As described above, in the drive control method of the ink jet printer according to the present invention, the actual use frequency of each ink nozzle of the ink nozzle group is measured, and the actual use frequency is measured. Calculated the expected use frequency of the used ink nozzle group when printing the print data scheduled to be printed after the time point, based on the actual use frequency and the scheduled use frequency, the time after the print data was printed Set the range of the used ink nozzle group involved in the printing of the print data so that the usage frequency of each ink nozzle becomes uniform, and using the set used ink nozzle group,
The print data is printed. Therefore,
According to the present invention, the frequency of use or the frequency of use of each ink nozzle can be reliably made uniform, and the life of the inkjet head can be extended.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの全
体構成を示す概略構成図である。 【図2】図1のプリンタに搭載されているインクジェッ
トヘッドを示す概略断面図である。 【図3】図2のA−A線矢視図である。 【図4】図1のインクジェットプリンタにおけるインク
ジェットヘッドの制御系を示す概略ブロック図である。 【図5】図1のインクジェットプリンタの動作を示す概
略フローチャートである。 【図6】(a)はノズル回復動作のサブルーチンを示す
フローチャート、(b)は1主走査ライン分のドット印
字動作を示すフローチャートである。 【図7】(a)は紙送り量の算出のサブルーチンを示す
フローチャート、(b)は各インクノズルの使用頻度曲
線を示すグラフ、(c)はこれらか印刷される1行分の
印刷データを印刷した場合の予定使用頻度曲線のグラ
フ、(d)は使用頻度の変化を示すためのグラフ、
(e)は使用頻度の変化を示すための別のグラフであ
る。 【符号の説明】 4 インクノズル 5 振動板 6 吐出室(インク室) 10 インクジェットヘッド 13 インク液滴 17 共通電極 31 個別電極 201 プリンタ制御回路 210 ヘッド駆動制御回路 220 ヘッドドライバ I 各インクノズルの実際の使用頻度曲線 II これらか印刷される1行分の印刷データの予定使
用頻度曲線 IV 1行分の印刷データを実際に印刷した後における
使用頻度曲線 U 設定された使用ノズル群の範囲
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing the overall configuration of an inkjet printer to which the present invention has been applied. FIG. 2 is a schematic sectional view showing an ink jet head mounted on the printer of FIG. FIG. 3 is a view taken in the direction of arrows AA in FIG. 2; FIG. 4 is a schematic block diagram illustrating a control system of an inkjet head in the inkjet printer of FIG. FIG. 5 is a schematic flowchart showing the operation of the inkjet printer of FIG. 1; 6A is a flowchart showing a subroutine of a nozzle recovery operation, and FIG. 6B is a flowchart showing a dot printing operation for one main scanning line. 7A is a flowchart illustrating a subroutine for calculating a paper feed amount, FIG. 7B is a graph illustrating a use frequency curve of each ink nozzle, and FIG. A graph of the expected use frequency curve when printed, (d) a graph showing a change in the use frequency,
(E) is another graph for showing a change in use frequency. [Description of Signs] 4 Ink nozzle 5 Vibration plate 6 Discharge chamber (ink chamber) 10 Ink jet head 13 Ink droplet 17 Common electrode 31 Individual electrode 201 Printer control circuit 210 Head drive control circuit 220 Head driver I Actual of each ink nozzle Use frequency curve II Planned use frequency curve IV of these or one line of print data to be printed Use frequency curve U after actually printing one line of print data U Range of set use nozzle group

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/13 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (58) Field surveyed (Int.Cl. 7 , DB name) B41J 2/13

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 記録媒体を搬送する搬送手段と、当該搬
送手段により搬送される記録媒体に対峙する状態に配置
されていると共に当該記録媒体の搬送方向に向けて配列
されたインクノズル群を備えたインクジェットヘッドと
を有し、当該インクジェットヘッドを記録媒体の搬送方
向とは直交する行方向に移動させながら印刷を行うイン
クジェットプリンタの駆動制御方法において、 インクノズル群の各インクノズルの実際の使用頻度を測
定し、 当該実際の使用頻度が測定された時点以後に印刷される
予定の印刷データを印刷した場合における使用インクノ
ズル群の予定使用頻度を算出し、 前記実際の使用頻度と前記予定使用頻度に基づき、前記
印刷データが印刷された後の時点における前記インクノ
ズルのそれぞれの使用頻度が均一化するように、前記印
刷データの印刷に関与する前記使用インクノズル群の範
囲を前記インクノズル群から選択し、 選択された使用インクノズル群を用いて、前記印刷デー
タの印刷を行うことを特徴とするインクジェットプリン
タの駆動制御方法。
(57) [Claims 1] Conveying means for conveying a recording medium, and disposed in a state of facing the recording medium conveyed by the conveying means and directed in the conveying direction of the recording medium. A drive control method for an ink jet printer that performs printing while moving the ink jet head in a row direction orthogonal to the recording medium conveyance direction, comprising: Measuring the actual use frequency of each ink nozzle, calculating the expected use frequency of the used ink nozzle group when printing the print data to be printed after the time when the actual use frequency is measured, Based on the actual use frequency and the scheduled use frequency, each of the ink nozzles at a time after the print data is printed In order to make the frequency of use uniform, a range of the used ink nozzle group involved in printing the print data is selected from the ink nozzle group, and printing of the print data is performed using the selected used ink nozzle group. A drive control method for an inkjet printer, comprising:
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