JP3465221B2 - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイオン注入装置に関
し、特に最終的な注入エネルギーを磁場を測定すること
で判定するために、所望のエネルギーのイオンのみを選
別するエネルギー分析電磁石と分解スリットとを備えた
イオン注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン注入装置においては、イオンソー
スからのイオンビーム引き出し後に、1個または複数個
の電磁石を用いて、注入に必要なイオン種のみを選別し
ている。選別されたイオン種は加速器に導かれる。加速
器における加速方法には、静電場による方法と電磁場に
よる方法とがある。
【0003】静電場を用いた加速方法では、静電場を作
り出す電源電圧V[kV]と引き出すイオンの電価数nとで
一意にイオンビームのエネルギーE[keV]が決まる。こ
の場合、イオンのエネルギーは、 E=n・V (1) で表される。したがって、エネルギー分析電磁石の磁場
測定そのものにはエネルギーを決める上での直接的な役
割はない。
【0004】しかし、例えば高周波(RF)加速を用い
たイオン注入装置においては、加速後のイオンビームの
エネルギーがある広がりを持つ。このため、イオンをシ
リコンウェハーに注入する前に、電場または磁場により
エネルギーを分析して所望のエネルギーのイオンビーム
のみを選別する必要がある。一般的には、分析には取扱
いの容易さから電磁石が用いられるが、この場合イオン
ビーム側のエネルギーが不明であるため、電磁石の磁場
からエネルギーを算出しなければならない。イオンのエ
ネルギーE[keV]は、 E=4.824265×104×(B2・ρ2・n2)/m (2) で表される。ここで、m[amu]はイオンの質量、nはイオ
ンの電価数、ρ[m]は電磁石内のビーム軌道の曲率半
径、B[T]は磁場(磁束密度)である。このうち、mと
nは注入条件から既知であり、ρは一定である。したが
って、磁場Bの測定がエネルギーEを測定することに直
接につながっていることになる。
【0005】また、近年開発が進んでいる非常に低いエ
ネルギーのイオン注入装置においては、プラズマの電位
の影響がイオンのエネルギーに与える影響が無視できな
くなってきている。このため、単に引き出し電圧だけで
は正確なイオンビームのエネルギーを決めるのが難しく
なってきているが、このような場合でも最終的なエネル
ギー分析電磁石の精密な磁場測定に基づくエネルギーの
算出が有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】次に、イオンのエネル
ギー算出のために行われる磁場測定について説明する。
【0007】一般的に、磁場の測定に最もよく使われる
のは、ホール素子である。ホール素子はホール効果を利
用した磁場測定素子で、磁場にほぼ比例したホール電圧
を出力する。そのホール電圧から磁場を求め、その磁場
の値からイオンエネルギーを算出することができる。
【0008】しかし、ホール素子そのものは半導体で、
バルクの性質に依存する特性があるため、温度依存性が
あること、経年変化の可能性があること、測定する磁場
と出力するホール電圧との間に非線型性があること、等
々の問題があり、それらが磁場測定の誤差や信頼性の低
下につながっていた。
【0009】また、図4に示すように、エネルギー分析
電磁石41は特殊な磁極部を持つのが普通であり、この
場合、ホール素子42の設置箇所が制約される。これ
は、エネルギー分析電磁石の幾何学的形状によっては、
ビーム軌道位置の磁場とホール素子取付位置の磁場との
関係が必ずしも線形でなくなることを意味する。加え
て、ホール素子自体にも非線型性があるため、測定対象
であるビーム軌道位置の真の磁場の値とホール電圧との
関係は直線関係に無いことがほとんどである。そのた
め、ホール電圧から磁場の値を換算するための両者をあ
らかじめ測定した上で、相関関係を多項式近似で求めて
おくといった校正の手間を要していた。また、必然的に
その測定の際の誤差や多項式近似に起因する誤差は避け
られなかった。
【0010】ホール素子以外で磁場を測定する方法とし
ては、電磁石のコイルに流す励磁電流値自体から磁場を
換算する方法もある。しかし、この方法では、・測定対
象であるビーム軌道位置の真の磁場の値と励磁電流値と
の関係をあらかじめ求めておかなければならないこと、
・両者の関係にはヒステリシスがあり、同じ励磁電流で
も履歴によって発生する磁場にヒステリシス分の誤差が
生じること、等の問題があり、高い精度の測定はできな
い。
【0011】これらの磁場測定の誤差は、すなわち分析
されるイオンのエネルギーの誤差となり、最終的には注
入されるイオンエネルギーに誤差が発生することとな
る。イオン注入装置にとって注入イオンのエネルギーは
最も重要なパラメータの一つであり、誤差の少ない信頼
性ある磁場測定が求められていた。
【0012】それゆえ、本発明の課題は、エネルギー分
析電磁石の磁場を高精度で計測できる機能を持つイオン
注入装置を提供することにある。
【0013】本発明の他の課題は、イオン注入装置のエ
ネルギー分析電磁石におけるエネルギー分析の精度と信
頼性の向上を図ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、イオンソース
からのイオンビーム引き出し後に、注入に必要なイオン
種のみを選別用の分析電磁石により選別し、選別された
イオン種を電磁場を用いた加速器に導くとともに、前記
選別されたイオン種のうち所望のエネルギーのイオンの
みを選別するエネルギー分析電磁石と、通過できるエネ
ルギー幅を開口幅によって設定可能な分解スリットとを
備えたイオン注入装置において、前記エネルギー分析電
磁石の磁場勾配の小さな領域に磁場測定用の核磁気共鳴
吸収素子を配設するとともに、該核磁気共鳴吸収素子
よるエネルギー分析電磁石の磁場測定により、前記加速
器により加速あるいは減速され選別されたイオン種の最
終的な注入エネルギーを演算するよう構成したことを特
徴とする。
【0015】本発明は、前記エネルギー分析電磁石の上
流側に設けたイオン加速系を高周波を用いた加速装置と
し、前記エネルギー分析電磁石及び前記分解スリット
は、前記イオン加速器で加速あるいは減速された、広が
りのあるエネルギー分布の中から所望のエネルギーのイ
オンのみを選別するイオン注入装置にも適用され得る。
【0016】特に、前記エネルギー分析電磁石に平行磁
極部を設け、該平行磁極部において前記核磁気共鳴吸収
素子による磁場測定を行うことが好ましい。
【0017】また、前記エネルギー分析電磁石内のイオ
ン中心軌道と前記核磁気共鳴吸収素子の取付位置の磁束
密度とが等しくなるように前記イオン中心軌道の直下に
前記核磁気共鳴吸収素子を配することが好ましい。
【0018】更に、前記核磁気共鳴吸収素子により測定
された磁場に基づいて算出されたエネルギー値が設定エ
ネルギー値と等しくなるように、前記エネルギー分析電
磁石への電流を制御するためのフィードバックループ系
を持つことが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】図2を参照して、高周波加速を利
用したイオン注入装置への適用例について説明する。図
2において、イオンソース21から引き出されたイオン
ビームは分析電磁石22を経由して、必要なイオン種だ
けが線型加速器23に導かれる。この時点でのイオンビ
ームのエネルギーは、イオンソース21の引き出し電圧
とイオンの価数のみで決まるため、均一(単色)であ
る。線型加速器23は、高周波(RF)電場でイオンを
加速あるいは減速することができる。線型加速器23通
過後のイオンビームは高周波電界の影響でエネルギー分
布に広がりができてしまう。そこで、所望のエネルギー
のイオンのみが通過できるようにエネルギー分析電磁石
24の磁場を設定して、分解スリット25によりエネル
ギーの選別を行う。通過できるエネルギー幅は分解スリ
ット25の開口幅によってあらかじめ設定できる。分解
スリット25を通過したイオンのみが注入処理室26に
導かれ、ウェハー27に注入される。28は、イオンビ
ームの中心軌道を示している。
【0020】図3に本発明によるエネルギー分析電磁石
24の磁極部を示す。このエネルギー分析電磁石24の
磁場を測定するのが核磁気共鳴吸収素子(以下、NMR
素子と呼ぶ)10である。NMR素子10は、磁場勾配
の小さな、すなわち磁束密度の空間的変化がほとんど無
い領域に配置する必要があるため、エネルギー分析電磁
石24の磁極部は平行磁極としてある。NMR素子10
は、測定対象であるビーム中心軌道28の直下に置くの
が最良である。これは、磁束29が完全に平行であれ
ば、ビーム中心軌道28とNMR素子10の位置の磁場
(磁束密度)とが一致するからである。
【0021】図1にエネルギー分析電磁石24のフィー
ドバックループ制御系を示す。エネルギー分析電磁石2
4中に配置されたNMR素子10からの検出信号は、核
磁気共鳴吸収周波数を示している。この核磁気共鳴吸収
周波数は、NMRコントローラ11で磁場の値に換算さ
れ、制御演算装置12に送られる。
【0022】ちなみに、核磁気共鳴吸収周波数f[Hz]と
磁場B[T]とは、水素原子核の固有の値から f=4.2576×107×B (3) で表される関係にあり、温度など磁場以外の外的要因で
変化することがない。
【0023】所望のエネルギー値E0やイオンの質量
m、電価数nは、入力装置13から入力される。制御演
算装置12は、測定された磁場の値Bと入力されたイオ
ンの質量m、電価数nとから式(2)を使ってエネルギ
ーEを換算する。磁場の値Bや計算されたエネルギーE
の値は表示装置14に送られ表示される。
【0024】制御演算装置12はまた、磁場Bから換算
されたエネルギーEと設定エネルギーE0とが等しくな
るように、エネルギー分析電磁石電源15からエネルギ
ー分析電磁石24のコイルへの励磁電流を制御する。
【0025】エネルギー分布を持ったイオンビームが、
上記のフィードバックループ制御系で磁場を制御された
エネルギー分析電磁石24に入射すると、所望のエネル
ギー幅にあるイオンのみが設計軌道に沿って偏向し、そ
の後に設置された分解スリット25を通過する。それ以
外のエネルギーのイオンは、偏向半径が大きくなった
り、あるいは小さくなることによって分解スリット25
に衝突し分離されるので、ウェハー27には注入されな
い。
【0026】NMR素子10は、磁場によって変わる水
素原子の核磁気スピンの共鳴吸収周波数を測定するもの
であり、測定の対象が水素原子核そのものの性質に由来
するものであるから、温度依存性や経年変化等の影響を
全く受けない。したがって、半導体のバルクの性質に依
存する従来のホール素子に見られるような温度依存性や
経年変化等の影響を受けない安定した磁場測定結果が得
られる。
【0027】なお、直接の測定結果がホール素子のよう
な電圧ではなく、周波数であることから5桁程度の測定
精度は容易に得られる。したがって、磁場測定の精度が
向上する。
【0028】しかも、エネルギー分析電磁石24を平行
磁極構造にし、ビーム中心軌道の直下にNMR素子10
を配することで、本来知りたい位置の磁場と測定位置の
磁場とを等しくできる。加えて、NMR素子10自体の
特性に非線型性がないため、あらかじめ真の磁場の値と
NMR素子10の出力の関係を多項式近似で求めておく
といった必要は無く、その際の測定誤差や近似誤差も避
けることができる。
【0029】なお、上記の形態では、高周波加速による
線型加速器を備えたイオン注入装置に適用して説明した
が、本発明は、線型加速器を持たないイオン注入装置に
も適用できることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、上記のような安定した
精度よい磁場測定の結果として、イオン注入装置として
非常に重要なパラメータである加速器により加速あるい
は減速され選別されたイオン種の最終的な注入エネルギ
ーを演算することにより、イオン注入の最終エネルギー
の信頼性を向上できる。また、精度の良い磁場測定が可
能になったことで、あらゆる加速方式に対応して、注入
イオンのエネルギーの判定をエネルギー分析電磁石の磁
場測定から正確・確実に行える技術が確立できる。
た、高周波を用いた加速方式では、加速後のある広がり
を持つイオンビームのエネルギーを分析して所望のエネ
ルギーのイオンビームのみを選別する必要に対して大き
な効果を得ることができる。 更に、温度依存性や経年変
化等の影響を受けない安定した磁場測定ができるととも
に、あらかじめ真の磁場の値とNMR素子の出力の関係
を多項式近似で求めておくといった必要は無く、その際
の測定誤差や近似誤差も避けることができ、シンプルな
計測で注入エネルギーを演算し、あるいは制御すること
ができるすぐれた特徴を有する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエネルギー分析電磁石のフィード
バックループ制御系の構成を示した図である。
【図2】本発明が適用されるイオン注入装置の概略構成
を示した図である。
【図3】本発明によるエネルギー分析電磁石の磁極部と
そこに配置されるNMR素子の位置関係を示した図であ
る。
【図4】従来のエネルギー分析電磁石へのホール素子の
配置構造を示した図である。
【符号の説明】
10 NMR素子 21 イオンソース 22 分析電磁石 23 線型加速器 24 エネルギー分析電磁石 25 分解スリット 26 注入処理室 27 ウェハー 28 ビーム中心軌道
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 哲也 愛媛県東予市今在家1501番地 住友イー トンノバ株式会社愛媛事業所内 (56)参考文献 特開 平8−115701(JP,A) 特開 昭57−130358(JP,A) 特開 昭56−150337(JP,A) 実開 平5−34653(JP,U) 実開 平2−89800(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 37/317 H01J 37/05 H01J 49/44 H01L 21/265 603

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオンソースからのイオンビーム引き出
    し後に、注入に必要なイオン種のみを選別用の分析電磁
    石により選別し、選別されたイオン種を電磁場を用いた
    加速器に導くとともに、前記選別されたイオン種のうち
    所望のエネルギーのイオンのみを選別するエネルギー分
    析電磁石と、通過できるエネルギー幅を開口幅によって
    設定可能な分解スリットとを備えたイオン注入装置にお
    いて、前記エネルギー分析電磁石の磁場勾配の小さな領域に磁
    場測定用の核磁気共鳴吸収素子を配設するとともに、該
    核磁気共鳴吸収素子 によるエネルギー分析電磁石の磁場
    測定により、前記加速器により加速あるいは減速され選
    別されたイオン種の最終的な注入エネルギーを演算する
    よう構成したことを特徴とするイオン注入装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイオン注入装置におい
    て、前記エネルギー分析電磁石の上流側に設けたイオン
    加速系を高周波を用いた加速装置とし、前記エネルギー
    分析電磁石及び前記分解スリットは、前記イオン加速器
    で加速あるいは減速された、広がりのあるエネルギー分
    布の中から所望のエネルギーのイオンのみを選別するこ
    とを特徴とするイオン注入装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは2記載のイオン注入装
    置において、前記エネルギー分析電磁石に平行磁極部を
    設け、該平行磁極部において前記核磁気共鳴吸収素子
    よる磁場測定を行うことを特徴とするイオン注入装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のイオン注入装置におい
    て、前記エネルギー分析電磁石内のイオン中心軌道と前
    核磁気共鳴吸収素子の取付位置の磁束密度とが等しく
    なるように前記イオン中心軌道の直下に前記核磁気共鳴
    吸収素子を配したことを特徴とするイオン注入装置。
  5. 【請求項5】 請求項1あるいは2記載のイオン注入装
    置において、前記核磁気共鳴吸収素子により測定された
    磁場に基づいて算出されたエネルギー値が設定エネルギ
    ー値と等しくなるように、前記エネルギー分析電磁石へ
    の電流を制御するためのフィードバックループ系を持つ
    ことを特徴とするイオン注入装置。
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