JP3459093B2 - Music synthesizer - Google Patents

Music synthesizer

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JP3459093B2
JP3459093B2 JP27267293A JP27267293A JP3459093B2 JP 3459093 B2 JP3459093 B2 JP 3459093B2 JP 27267293 A JP27267293 A JP 27267293A JP 27267293 A JP27267293 A JP 27267293A JP 3459093 B2 JP3459093 B2 JP 3459093B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は楽音波形を形成する楽
音合成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、遅延回路、フィルタ、アンプ等で
構成される閉ループ回路に励振波形を入力すること
って表情豊かな楽音を生成する楽音合成装置が知られて
いる(特開平1−303681号参照)。図7は、この
種の楽音合成装置の構成例を示すブロック図である。こ
の図において、1は励振波形発生回路であり、楽音波形
の基になる原波形を発生する。2は入力エンベロープ発
生回路であり、エンベロープ波形を発生し、出力する。
3は乗算回路、4は加算回路である。5は遅延回路、6
はフィルタ、7は増幅率αで増幅(あるいは減衰)を行
うアンプ(乗算器)であり、上述した回路4〜7によっ
て閉ループ回路8が構成されている。 【0003】このような構成において、励振波形発生回
路1が発生する励振信号は、乗算回路3において、入力
エンベロープ発生回路2が発生するエンベロープ信号と
乗算され、その乗算結果が加算回路4に供給される。加
算回路4は、その乗算後の信号とアンプ7の出力とを加
算し、その加算結果を音源信号として閉ループ回路8の
外部へ出力する。また、同加算結果は遅延回路5、フィ
ルタ6、アンプ7を通過した後、加算回路4に帰還され
る。励振波形発生回路1から出力された励振信号は、こ
の閉ループ回路8を循環することにより変形され、所望
の音源信号となって加算回路4から出力される。 【0004】また、励振波形発生回路1および入力エン
ベロープ発生回路2は、例えば鍵盤(図示略)の押鍵信
号に従って、それぞれの信号の発生を開始する。また、
励振波形発生回路1が発生する励振信号の周期と、遅延
回路5の遅延時間は発音する楽音の音高に基づいて設定
が行われる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の楽音合成装置においては、励振信号が連続的な波形
(複数周期)を持つ場合、出力信号のエンベロープの立
上りが、なまるという現象が発生する。図8は、この場
合の入出力信号波形の例を示す波形図である。この図に
おいて(a)は励振波形、(b)は入力エンベロープ、
(c)は出力信号波形を示し、同図(c)の破線は、出
力信号のエンベロープを示す。この図に示すように出力
信号のエンベロープの立上りは、閉ループ回路8の特性
によって、丸みをおびなまってしまう。このため、発
音時のアタック感が無くなるなど、楽音形成に支障をき
たすという問題があった。 【0006】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、出力信号のエンベロープのなまりを補正し、
所望のエンベロープをもつ出力信号を発生することがで
きる楽音合成装置を提供することを目的とする。 【0007】この発明は、少なくとも第1の遅延手段
第1のフィルタとを閉ループ接続したループ手段へ入力
信号を印加し、該入力信号が前記ループ手段内を循環す
ることによって楽音信号が形成される楽音合成装置にお
いて、エンベロープ信号を発生するエンベロープ信号発
生手段と、少なくとも第2の遅延手段と第2のフィルタ
とを有し、前記閉ループに対する逆フィルタを形成し、
該逆フィルタに前記エンベロープ信号を入力することに
より、前記入力信号の立ち上がりにおいて所定時間高レ
ベルとなり、その後低レベルとなるように、前記エンベ
ロープ信号を補正するエンベロープ信号補正手段を設
け、前記入力信号に前記補正されたエンベロープ信号に
よるエンベロープを付与した後前記ループ手段へ印加す
ることを特徴とする。 【0008】また、この発明に関連する発明は、少なく
とも遅延手段を閉ループ接続したループ手段へ入力信号
を印加し、該入力信号が前記ループ手段内を循環するこ
とによって楽音信号が形成される楽音合成装置におい
て、前記ループ手段の特性の設定状態に応じて、前記入
力信号の立ち上がりにおいて所定時間高レベルとなり、
その後低レベルとなるエンベロープ信号を発生するエン
ベロープ発生手段を設け、前記入力信号に前記エンベロ
ープ信号によるエンベロープを付与した後前記ループ手
段へ付加することを特徴とする。この関連発明の構成に
よれば、ループ手段の特性の設定状態に応じてエンベロ
ープ信号を発生させるので、構成を簡素化することがで
きる。 【0009】 【作用】上記構成によれば、第2の遅延手段を用いて第
1の遅延手段を有するループ手段に対する逆フィルタを
形成し、この逆フィルタを用いてエンベロープ信号を補
正するようにしたので、入力信号は、その立上り部分が
増大された後、ループ手段に入力され、従ってループ手
段において発生するエンベロープのなまりを補正するこ
とができる。 【0010】 【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する 【0011】図1はこの発明の実施例による楽音合成装
置の構成を示すブロック図であり、この図において、図
7の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説
明を省略する。この図に示す実施例が図7の回路と異な
る点は、図7における入力エンベロープ発生回路2と乗
算回路3との間にエンベロープ補正部15(図1)が設
けられている点である。 【0012】このエンベロープ補正部15において、1
0は遅延回路、11はフィルタであり、それぞれ閉ルー
プ回路8内の遅延回路5およびフィルタ6と同一の特性
をもつ。12はアンプ(乗算器)であり、−αの増幅率
をもつ。また、13は加算回路、14はリミッタであ
る。このリミッタ14は、入力が正の値をとる場合は入
力をそのまま出力し、入力が負の値をとる場合は「0」
を出力する。 【0013】図2は、エンベロープ補正部15の各部の
信号波形であり、この図において(a)は入力エンベロ
ープ発生回路2から発生する入力エンベロープ信号、
(b)はアンプ12の出力信号、(c)はリミッタ14
の出力信号の各波形を示す。 【0014】上記エンベロープ補正部15は、入力エン
ベロープ信号が閉ループ回路8によって受ける変形を予
め補正する働きを行うもので、ちょうど閉ループ回路8
と逆の操作を入力エンベロープ信号に対し行う。すなわ
ち、フィルタ11とアンプ12がフィルタ6とアンプ7
の逆フィルタとなっている。これにより、閉ループ回路
8の出力信号のエンベロープのなまりをなくし、ほぼ一
定の振幅のエンベロープを得ることができる。 【0015】次に、上記実施例の変形例を説明する。
記実施例(図1参照)のエンベロープ補正部15から出
力される補正信号の波形が常に類似した形状となること
から、本実施例においては、この補正信号をエンベロー
プ発生回路16において直接発生させる。 【0016】図3はこの変形例による楽音合成装置の構
成を示すブロック図であり、この図において、図7の各
部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省
略する。この図に示す実施例が図7のものと異なる点
は、エンベロープ発生回路16の構成である。 【0017】エンベロープ発生回路16は、図4に示す
エンベロープ信号を形成し、出力する。このエンベロー
プ信号は、立上りの大きさが「1」であり、時間DTの
間「1」を保持する。ここで、時間DTは閉ループ回路
8の基本周波数に対する遅延時間(以降、1ディレイル
ープ周期と称す)である。次にエンベロープ信号は大き
さが「1−α1」となり、この大きさで一定時間持続
し、そして「0」となる。ここで、α1はフィルタ6と
アンプ7の双方によって決まるゲイン(基本周波数に対
するゲイン)である。 【0018】励振信号へ上記エンベロープ信号を付与す
ることによって、前述の実施例における補正と略同様の
補正を行うことができる。 【0019】次に、本発明に関連する実施例(以下、関
連実施例と称す。)を説明する。図5はこの関連実施例
による楽音合成装置の構成を示すブロック図であり、こ
の図において、図7の各部に対応する部分には同一の符
号を付け、その説明を省略する。この関連実施例が図7
のものと異なる点は、補正部24が追加されている点で
ある。また、前実施例同様に、遅延回路5の遅延時間は
発音する楽音の音高に基づいて設定が行われる。 【0020】補正部24(図5)において、19はタイ
マであり、このタイマ19の出力は通常は”1”で、発
音開始からのゲート時間GTの間だけ”0”となる。ま
た、20はインバータ、21はゲート回路である。この
ゲート回路21はゲート時間GTの間”開”となり、励
振波形発生回路1から出力される励振信号をアンプ22
を介して加算回路23へ出力する。加算回路23は乗算
回路3の出力とアンプ22の出力を加算し、閉ループ回
路8へ出力する。ここで、ゲート時間GTは前述した1
ディレイループ周期DTと等しい時間である。 【0021】図6は、本関連実施例における各部の信号
波形を示したもので、この図において(a)は入力エン
ベロープ信号、(b)はインバータ20の出力信号の各
波形を示す。 【0022】エンベロープ付与後の励振信号は、1ディ
レイループ周期の間だけ立上りを強調され、この後、閉
ループ回路8へ供給される。これにより、閉ループ回路
8に基づく波形なまりを補正することができる。 【0023】なお、アンプ22の増幅率βは変更が可能
であり、同装置の使用者が聴感上アタック感が改善され
たと思う値に設定することができる。また、上記ゲート
時間は、1ディレイループ周期に対する比として使用者
が設定を行えるようにしてもよい。例えば、この比が
「1」の場合、ゲート時間GTは1ディレイループ周期
と等しくなり、この比が「2」の場合、ゲート時間GT
は1ディレイループ周期の2倍の時間となり、この比が
「0.5」の場合は、ゲート時間GTは1ディレイルー
プ周期の半分の時間となる(ディレイループ周期は音高
に対応するものであるから、音高に応じてゲート時間G
Tを制御することになる)。 【0024】また、図5の構成において、ゲート回路2
1の入力Iを乗算回路3の出力に接続し、エンベロープ
付与後の励振信号によって補正を行ってもよい。 【0025】また、上記実施例、変形例、および関連実
施例においては、閉ループ回路8の入力において励振信
号の補正を行っているが、この補正を閉ループ回路8の
出力において行うことも可能である。この場合、閉ルー
プ回路8に入力エンベロープ信号を入力したときの応答
波形を調べ、その逆数から補正信号を作成し、その補正
信号を閉ループ回路8の出力信号に掛け合わせることで
補正を行う。 【0026】また、信号のレベルに応じてゲインを制御
する増幅器、いわゆるコンプレッサ等を設け、閉ループ
回路8の出力をこのコンプレッサに接続し、出力信号の
振幅幅を一定にすることもできる。また、実施例に示さ
れた楽音合成装置は、ハードウェア回路によっても、D
SP等を用いてマイクロプログラムを実行させることに
よっても構成可能である。 【0027】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、入力信号は、その立上り部分が増大された後、ルー
プ手段に入力されるため、ループ手段において発生する
信号のエンベロープのなまりが補正され、後の楽音形成
上好ましい効果が得られる。また、この発明では、第1
の遅延手段を備えたループ手段と同様に、第2の遅延手
段を用いてエンベロープ信号を発生させるので、第1の
遅延手段の影響を第2の遅延手段でシミュレートするこ
とができる
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a musical tone synthesizer for forming a musical tone waveform. 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a musical sound synthesizer for generating an expressive musical sound by inputting an excitation waveform to a closed loop circuit composed of a delay circuit, a filter, an amplifier and the like. (See JP-A-1-303681). FIG. 7 is a block diagram showing an example of the configuration of this type of musical sound synthesizer. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes an excitation waveform generating circuit, which generates an original waveform on which a musical tone waveform is based. Reference numeral 2 denotes an input envelope generating circuit which generates and outputs an envelope waveform.
3 is a multiplication circuit, and 4 is an addition circuit. 5 is a delay circuit, 6
Is a filter, and 7 is an amplifier (multiplier) that amplifies (or attenuates) with the amplification factor α, and the above-described circuits 4 to 7 constitute a closed loop circuit 8. In such a configuration, the excitation signal generated by the excitation waveform generation circuit 1 is multiplied by the envelope signal generated by the input envelope generation circuit 2 in the multiplication circuit 3, and the multiplication result is supplied to the addition circuit 4. You. The addition circuit 4 adds the multiplied signal and the output of the amplifier 7 and outputs the addition result to the outside of the closed loop circuit 8 as a sound source signal. The addition result is fed back to the addition circuit 4 after passing through the delay circuit 5, the filter 6, and the amplifier 7. The excitation signal output from the excitation waveform generation circuit 1 is deformed by circulating through the closed loop circuit 8, becomes a desired sound source signal, and is output from the addition circuit 4. The excitation waveform generating circuit 1 and the input envelope generating circuit 2 start generating respective signals in accordance with, for example, a key-press signal of a keyboard (not shown). Also,
The period of the excitation signal generated by the excitation waveform generation circuit 1 and the delay time of the delay circuit 5 are set based on the pitch of a musical tone to be generated. In the above-described conventional tone synthesizer, when the excitation signal has a continuous waveform (a plurality of cycles), the rising edge of the envelope of the output signal is reduced. The phenomenon occurs. FIG. 8 is a waveform diagram showing an example of the input / output signal waveform in this case. In this figure, (a) is an excitation waveform, (b) is an input envelope,
(C) shows the output signal waveform, and the dashed line in (c) shows the envelope of the output signal. Rise of the envelope of the output signal as shown in this figure, the characteristics of the closed loop circuit 8, resulting in dull rounded. For this reason, there has been a problem that the formation of a musical tone is hindered, for example, a sense of attack at the time of sound generation is lost. The present invention has been made under such a background, and corrects the rounding of the envelope of an output signal.
It is an object of the present invention to provide a tone synthesizer capable of generating an output signal having a desired envelope. According to the present invention, at least a first delay means is provided.
An input signal is applied to loop means in which a first filter and a first filter are connected in a closed loop, and the input signal circulates in the loop means to form a tone signal. Means, at least a second delay means and a second filter
And forming an inverse filter for the closed loop,
By inputting the envelope signal to the inverse filter, an envelope signal correction means for correcting the envelope signal is provided so that the level of the input signal becomes high for a predetermined time at the rise of the input signal, and thereafter becomes low. After applying an envelope based on the corrected envelope signal, the envelope is applied to the loop means. Further , the invention related to the present invention provides a tone synthesis wherein a tone signal is formed by applying an input signal to at least a loop means having a delay means connected in a closed loop and circulating the input signal in the loop means. In the device, according to the setting state of the characteristics of the loop means, at the rising of the input signal is high level for a predetermined time,
Thereafter, an envelope generating means for generating an envelope signal having a low level is provided, and the input signal is provided with an envelope based on the envelope signal and then added to the loop means. In the structure of this related invention
According to the setting state of the characteristics of the loop means,
Loop signal to simplify the configuration.
Wear. According to the above arrangement, the second delay means is used to perform the
Inverse filter for loop means having one delay means
And use this inverse filter to supplement the envelope signal.
Since the correction is made, the input signal is input to the loop means after its rising portion is increased , so that the rounding of the envelope generated in the loop means can be corrected. An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings . [0011] Figure 1 is a block diagram showing a configuration of a musical tone synthesizing apparatus according to actual施例of the present invention, in this figure, same reference numbers are assigned to corresponding parts in FIG. 7, a description thereof will be omitted . The embodiment shown in this figure differs from the circuit of FIG. 7 in that an envelope correction unit 15 (FIG. 1) is provided between the input envelope generating circuit 2 and the multiplying circuit 3 in FIG. In the envelope correction section 15, 1
0 is a delay circuit, and 11 is a filter, which has the same characteristics as the delay circuit 5 and the filter 6 in the closed loop circuit 8, respectively. Reference numeral 12 denotes an amplifier (multiplier) having an amplification factor of -α. Reference numeral 13 denotes an addition circuit, and reference numeral 14 denotes a limiter. The limiter 14 outputs the input as it is when the input takes a positive value, and outputs “0” when the input takes a negative value.
Is output. FIG. 2 shows signal waveforms at various parts of the envelope correction section 15. In FIG. 2, (a) shows an input envelope signal generated from the input envelope generating circuit 2,
(B) is an output signal of the amplifier 12, and (c) is a limiter 14.
3 shows respective waveforms of the output signal. The envelope correction section 15 performs a function of correcting in advance the deformation of the input envelope signal received by the closed loop circuit 8.
The reverse operation is performed on the input envelope signal. That is, the filter 11 and the amplifier 12 are
Is an inverse filter of. As a result, the envelope of the output signal of the closed loop circuit 8 can be eliminated, and an envelope having a substantially constant amplitude can be obtained. Next, a modification of the above embodiment will be described. Since the waveform of the correction signal output from the envelope correction unit 15 in the above-described embodiment (see FIG. 1) always has a similar shape, in this embodiment, the correction signal is directly generated in the envelope generation circuit 16. FIG. 3 is a block diagram showing the configuration of a musical sound synthesizer according to this modification . In this figure, the same reference numerals are given to parts corresponding to the respective parts in FIG. 7, and the description thereof will be omitted. The embodiment shown in this figure differs from that of FIG. 7 in the configuration of the envelope generating circuit 16. The envelope generation circuit 16 forms and outputs an envelope signal shown in FIG. This envelope signal has a rising magnitude of “1” and holds “1” for a time DT. Here, the time DT is a delay time with respect to the fundamental frequency of the closed loop circuit 8 (hereinafter, referred to as one delay loop cycle). Next, the envelope signal has a magnitude of “1-α1”, which lasts for a certain period of time, and then becomes “0”. Here, α1 is a gain (gain for the fundamental frequency) determined by both the filter 6 and the amplifier 7. By applying the envelope signal to the excitation signal, it is possible to perform substantially the same correction as in the above-described embodiment . Next, an embodiment related to the present invention (hereinafter referred to as a related embodiment)
This is referred to as a continuous example. ) Will be described. FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of a musical sound synthesizer according to the related embodiment. In this figure, the same reference numerals are given to parts corresponding to the respective parts in FIG. 7, and the description thereof will be omitted. This related embodiment is shown in FIG.
The difference from the first embodiment is that a correction unit 24 is added. Further, similarly to the previous embodiment, the delay time of the delay circuit 5 is set based on the pitch of the musical sound to be generated. In the correction unit 24 (FIG. 5), reference numeral 19 denotes a timer. The output of the timer 19 is normally "1" and becomes "0" only during the gate time GT from the start of sound generation. 20 is an inverter, and 21 is a gate circuit. The gate circuit 21 is opened during the gate time GT, and the excitation signal output from the excitation waveform generation circuit 1 is supplied to the amplifier 22.
Is output to the adder circuit 23 through. The addition circuit 23 adds the output of the multiplication circuit 3 and the output of the amplifier 22 and outputs the result to the closed loop circuit 8. Here, the gate time GT is 1
This time is equal to the delay loop period DT. [0021] Figure 6 shows the signal waveforms in the related examples, in Fig. (A) is input envelope signal, (b) shows the respective waveforms of the output signal of the inverter 20. The excitation signal to which the envelope has been applied has its rising edge emphasized only for one delay loop period, and is thereafter supplied to the closed loop circuit 8. This makes it possible to correct the waveform rounding based on the closed loop circuit 8. The amplification factor β of the amplifier 22 can be changed, and can be set to a value at which the user of the device thinks that the sense of attack is improved in terms of hearing. The gate time may be set by the user as a ratio to one delay loop cycle. For example, when this ratio is “1”, the gate time GT is equal to one delay loop period, and when this ratio is “2”, the gate time GT is
Is twice as long as one delay loop period, and when this ratio is "0.5", the gate time GT is half the time of one delay loop period (the delay loop period corresponds to the pitch). The gate time G according to the pitch
T will be controlled). In the configuration of FIG. 5, the gate circuit 2
One input I may be connected to the output of the multiplying circuit 3 and the correction may be performed by the excitation signal after the envelope is applied. Further, the above-described embodiment, modified example, and related
In the embodiment, the excitation signal is corrected at the input of the closed loop circuit 8, but the correction may be performed at the output of the closed loop circuit 8. In this case, the response waveform when the input envelope signal is input to the closed loop circuit 8 is examined, a correction signal is created from its reciprocal, and the correction signal is multiplied by the output signal of the closed loop circuit 8 to perform the correction. It is also possible to provide an amplifier for controlling the gain in accordance with the level of the signal, a so-called compressor or the like, connect the output of the closed loop circuit 8 to this compressor, and keep the amplitude width of the output signal constant. Further, the tone synthesizer shown in the embodiment can be implemented by a hardware circuit.
It can also be configured by executing a microprogram using an SP or the like. As described above, according to the present invention, the input signal is input to the loop means after its rising portion is increased, so that the envelope of the signal generated in the loop means is obtained. Bluntness is corrected, and a favorable effect on the subsequent formation of musical tones is obtained. In the present invention, the first
Since the envelope signal is generated by using the second delay means in the same manner as the loop means having the delay means, the effect of the first delay means can be simulated by the second delay means .

【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の実施例による楽音合成装置の構成
を示すブロック図である。 【図2】 図1の各部の信号波形を示す図であり、
(a)は入力エンベロープ発生回路の出力信号、(b)
はアンプ12の出力信号、(c)はリミッタ14の出力
信号を示す。 【図3】 この発明の変形例による楽音合成装置の構成
を示すブロック図である。 【図4】 図3のエンベロープ発生回路の出力信号を示
す波形図である。 【図5】 この発明に関連する実施例による楽音合成装
置の構成を示すブロック図である。 【図6】 図5の各部の信号を示す波形図であり、
(a)は入力エンベロープ発生回路の出力信号、(b)
はインバータ20の出力信号を示す。 【図7】 従来の楽音合成装置の構成を示すブロック図
である。 【図8】 図7の各部の信号を例示する波形図であり、
(a)は励振波形発生回路の出力信号、(b)は入力エ
ンベロープ発生回路の出力信号、(c)は閉ループ回路
8の出力信号を示す。 【符号の説明】 1 励振波形発生回路 2 入力エンベロープ発生回路 7 アンプ 8 閉ループ回路 15、24 補正部 21 ゲート回路
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a musical tone synthesizing apparatus according to the embodiment the present invention. FIG. 2 is a diagram showing signal waveforms at various parts in FIG. 1;
(A) is the output signal of the input envelope generating circuit, (b)
Indicates the output signal of the amplifier 12, and (c) indicates the output signal of the limiter 14. FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of a musical sound synthesizer according to a modification of the present invention. FIG. 4 is a waveform chart showing an output signal of the envelope generation circuit of FIG. 3; FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of a musical sound synthesizer according to an embodiment relating to the present invention. FIG. 6 is a waveform diagram showing signals of respective parts in FIG. 5,
(A) is the output signal of the input envelope generating circuit, (b)
Indicates an output signal of the inverter 20. FIG. 7 is a block diagram showing a configuration of a conventional tone synthesis device. FIG. 8 is a waveform diagram illustrating a signal of each unit in FIG. 7,
(A) shows an output signal of the excitation waveform generation circuit, (b) shows an output signal of the input envelope generation circuit, and (c) shows an output signal of the closed loop circuit 8. [Description of Signs] 1 Excitation waveform generation circuit 2 Input envelope generation circuit 7 Amplifier 8 Closed loop circuits 15, 24 Correction unit 21 Gate circuit

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも第1の遅延手段と第1のフィ
ルタとを閉ループ接続したループ手段へ入力信号を印加
し、該入力信号が前記ループ手段内を循環することによ
って楽音信号が形成される楽音合成装置において、 エンベロープ信号を発生するエンベロープ信号発生手段
と、 少なくとも第2の遅延手段と第2のフィルタとを有し、
前記閉ループに対する逆フィルタを形成し、該逆フィル
タに前記エンベロープ信号を入力することにより、前記
入力信号の立ち上がりにおいて所定時間高レベルとな
り、その後低レベルとなるように、前記エンベロープ信
号を補正するエンベロープ信号補正手段を設け、前記入
力信号に前記補正されたエンベロープ信号によるエンベ
ロープを付与した後前記ループ手段へ印加することを特
徴とする楽音合成装置。
(57) [Claims 1] At least a first delay means and a first filter
An input signal is applied to a loop means having a closed loop connection with a filter, and the input signal circulates through the loop means to form a tone signal. In the tone synthesizer, an envelope signal generating means for generating an envelope signal; At least a second delay means and a second filter,
Forming an inverse filter for the closed loop, and inputting the envelope signal to the inverse filter, the envelope signal for correcting the envelope signal so as to be at a high level at a rise of the input signal for a predetermined time and then to a low level thereafter A musical sound synthesizer comprising a correction means, wherein the input signal is provided with an envelope based on the corrected envelope signal and then applied to the loop means.
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