JP3455924B2 - メッセージ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤り検出方法 - Google Patents
メッセージ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤り検出方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッセージ情報誤り検
出装置及びメッセージ情報誤り検出方法に係り、特に、
データベースの情報を用いて、日本語情報としてのメッ
セージを入力する際に、データの誤りを自動的に検出す
るためのメッセージ情報誤り検出装置及びメッセージ情
報誤り検出方法に関する。
出装置及びメッセージ情報誤り検出方法に係り、特に、
データベースの情報を用いて、日本語情報としてのメッ
セージを入力する際に、データの誤りを自動的に検出す
るためのメッセージ情報誤り検出装置及びメッセージ情
報誤り検出方法に関する。
【0002】詳しくは、発信者からの電報受付処理等に
おいて、オペレータが発信者から音声(電話)により受
け付けたメッセージを文字に置換する場合に、漢字で表
記することになる。この場合、音声によるメッセージ内
に同音語が含まれている時には、置換した漢字が発信者
が意図する表記とは異なることも考えられるため、自動
的に発信者の意図する表記に変換することができるメッ
セージ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤り検出方
法が望まれている。
おいて、オペレータが発信者から音声(電話)により受
け付けたメッセージを文字に置換する場合に、漢字で表
記することになる。この場合、音声によるメッセージ内
に同音語が含まれている時には、置換した漢字が発信者
が意図する表記とは異なることも考えられるため、自動
的に発信者の意図する表記に変換することができるメッ
セージ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤り検出方
法が望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来、メッセージを日本語で入力する際
に、ワードプロセッサやワークステーション等のシステ
ムにおいて、システム内に組み込まれた辞書(データベ
ース)を用いて、単語、文節毎にかな漢字変換により情
報入力を行うシステムがある。例えば、ワードプロセッ
サにより日本語メッセージを入力する場合には、キーボ
ード等の入力手段を用いて日本語をかな入力し、漢字辞
書を参照して、かな入力された単語に対応する漢字や熟
語に変換して、変換後の日本語文を表示する。
に、ワードプロセッサやワークステーション等のシステ
ムにおいて、システム内に組み込まれた辞書(データベ
ース)を用いて、単語、文節毎にかな漢字変換により情
報入力を行うシステムがある。例えば、ワードプロセッ
サにより日本語メッセージを入力する場合には、キーボ
ード等の入力手段を用いて日本語をかな入力し、漢字辞
書を参照して、かな入力された単語に対応する漢字や熟
語に変換して、変換後の日本語文を表示する。
【0004】また、電報等のメッセージは、電話による
受け付けの場合、表記の確認が音声にたよるため、
『さ』を入力する場合には、「さくらのさ」のような電
話託送用語が使用されたり、漢字電報の入力には、漢字
の知識をデータベースとして収録しておき、当該データ
ベースを検索し、入力される漢字表記を確認する方法が
実現されている。
受け付けの場合、表記の確認が音声にたよるため、
『さ』を入力する場合には、「さくらのさ」のような電
話託送用語が使用されたり、漢字電報の入力には、漢字
の知識をデータベースとして収録しておき、当該データ
ベースを検索し、入力される漢字表記を確認する方法が
実現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の日本語をかな入力し、漢字に変換するワードプロセ
ッサ等のシステムでは、かな文字の単語が入力された場
合に、メッセージを入力した者が目的とする変換とは異
なる変換を行い表示されることがある。
来の日本語をかな入力し、漢字に変換するワードプロセ
ッサ等のシステムでは、かな文字の単語が入力された場
合に、メッセージを入力した者が目的とする変換とは異
なる変換を行い表示されることがある。
【0006】また、上記従来の電報の受け付けの場合
に、例えば、メッセージの発信者が受取人名の姓を『渡
辺』のつもりでオペレータに伝えたとしても、入力する
オペレータは、『わたなべ』と入力し、これを変換する
場合に『渡部』と変換してメッセージを送信してしまう
ケースがある。このように、メッセージを伝える者と入
力する者との共有する知識が合わない時、双方が同じ読
みでも別の漢字を考えていたり、データを投入する人の
キータッチの誤り、聞き取り誤り等により正しい情報が
入力されないという問題がある。
に、例えば、メッセージの発信者が受取人名の姓を『渡
辺』のつもりでオペレータに伝えたとしても、入力する
オペレータは、『わたなべ』と入力し、これを変換する
場合に『渡部』と変換してメッセージを送信してしまう
ケースがある。このように、メッセージを伝える者と入
力する者との共有する知識が合わない時、双方が同じ読
みでも別の漢字を考えていたり、データを投入する人の
キータッチの誤り、聞き取り誤り等により正しい情報が
入力されないという問題がある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題点を解決し、メッセージの入力で誤
った入力をした場合、その検出を自動的に行うことがで
きるメッセージ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤
り検出方法を提供することを目的とする。
で、上記従来の問題点を解決し、メッセージの入力で誤
った入力をした場合、その検出を自動的に行うことがで
きるメッセージ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤
り検出方法を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の更なる目的は、人名等、メ
ッセージの差し出し人に問い合わせないと一般には、確
認できない人名等の固有名詞に関して、その聞き取り誤
りや、同音語の漢字表記の誤りの検出が可能なメッセー
ジ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤り検出方法を
提供することを目的とする。
ッセージの差し出し人に問い合わせないと一般には、確
認できない人名等の固有名詞に関して、その聞き取り誤
りや、同音語の漢字表記の誤りの検出が可能なメッセー
ジ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤り検出方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図である。
成図である。
【0010】本発明のメッセージ情報誤り検出装置は、
固有名詞の表記と読み情報を収録する固有名詞辞書3
と、発信元情報、受信先情報、時間情報及び伝えたいメ
ッセージ本文が蓄積されたメッセージデータベース5
と、送信するメッセージを入力するメッセージ入力部1
と、 メッセージ入力部1により入力されたメッセージの
受信先情報、時間情報に含まれる情報を検索情報とし
て、メッセージデータベースより該検索情報に対応する
メッセージを検索するメッセージDB検索部2と、メッ
セージDB検索部2によりメッセージデータベース5か
ら検索されたメッセージ及び入力されたメッセージの所
定の項目により固有名詞辞書3を参照して、固有名詞の
部分の抽出を行うと共に、抽出された固有名所の度数の
演算を行い、該度数により入力されたメッセージ内のメ
ッセージの誤りの可能性を判定し、誤り情報を抽出する
情報抽出部4と、検索情報のメッセージを蓄積すると共
に、誤りがある場合に訂正情報を出力する結果生成部6
と、を有する。
固有名詞の表記と読み情報を収録する固有名詞辞書3
と、発信元情報、受信先情報、時間情報及び伝えたいメ
ッセージ本文が蓄積されたメッセージデータベース5
と、送信するメッセージを入力するメッセージ入力部1
と、 メッセージ入力部1により入力されたメッセージの
受信先情報、時間情報に含まれる情報を検索情報とし
て、メッセージデータベースより該検索情報に対応する
メッセージを検索するメッセージDB検索部2と、メッ
セージDB検索部2によりメッセージデータベース5か
ら検索されたメッセージ及び入力されたメッセージの所
定の項目により固有名詞辞書3を参照して、固有名詞の
部分の抽出を行うと共に、抽出された固有名所の度数の
演算を行い、該度数により入力されたメッセージ内のメ
ッセージの誤りの可能性を判定し、誤り情報を抽出する
情報抽出部4と、検索情報のメッセージを蓄積すると共
に、誤りがある場合に訂正情報を出力する結果生成部6
と、を有する。
【0011】また、上記のメッセージ情報誤り検出装置
のメッセージDB検索部2は、所定の時間情報の範囲に
該当するメッセージを検索する。
のメッセージDB検索部2は、所定の時間情報の範囲に
該当するメッセージを検索する。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】本発明は、慶弔電報等のように、メッセージや
お祝いやお悔やみ等のイベントの発生時期に合わせて、
複数の発信元から同一の受信先へ特定の期間に集中して
メッセージを伝えるメッセージを蓄積するデータベース
を用いて、メッセージを入力する際、または、入力した
後に、蓄積されているメッセージを参照することにより
誤りを検出するものである。
お祝いやお悔やみ等のイベントの発生時期に合わせて、
複数の発信元から同一の受信先へ特定の期間に集中して
メッセージを伝えるメッセージを蓄積するデータベース
を用いて、メッセージを入力する際、または、入力した
後に、蓄積されているメッセージを参照することにより
誤りを検出するものである。
【0015】詳しくは、発信情報元情報、受信先情報、
送信時間情報、及び本文に分けられて入力される。入力
されたメッセージデータの受信先情報のうち、住所が同
じで送信時期が一定期間内のメッセージをメッセージデ
ータベースから検索する。この検索結果により、同一人
に同時期にメッセージを送ることが分かる。この状況を
利用して、受信先の情報が、例えば個人名の性と名から
なっている場合、その読みが同じでも漢字の表記が複数
のパターンに分かれているならば、件数が少ない方の漢
字が誤りの可能性が高いと判断できる。従って、誤りで
ある判定できる漢字の表記に対して、件数の多い表記を
訂正候補として生成して表示することにより、誤りと想
定される部分を再確認し、正しい表記の漢字を入力する
こと、または、自動的に訂正候補に修正することが可能
である。
送信時間情報、及び本文に分けられて入力される。入力
されたメッセージデータの受信先情報のうち、住所が同
じで送信時期が一定期間内のメッセージをメッセージデ
ータベースから検索する。この検索結果により、同一人
に同時期にメッセージを送ることが分かる。この状況を
利用して、受信先の情報が、例えば個人名の性と名から
なっている場合、その読みが同じでも漢字の表記が複数
のパターンに分かれているならば、件数が少ない方の漢
字が誤りの可能性が高いと判断できる。従って、誤りで
ある判定できる漢字の表記に対して、件数の多い表記を
訂正候補として生成して表示することにより、誤りと想
定される部分を再確認し、正しい表記の漢字を入力する
こと、または、自動的に訂正候補に修正することが可能
である。
【0016】
【実施例】以下、図面と共に、本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
【0017】図2は、本発明の一実施例のメッセージ情
報誤り検出装置の構成を示す。同図に示すメッセージ情
報誤り検出装置10は、発信元情報、受信先情報、送信
する期日等の時間情報及び、伝えるメッセージ本文を蓄
積するメッセージデータベース(以下、メッセージD
B)5、オペレータにより入力されたメッセージでメッ
セージデータベース5に蓄積されているメッセージを検
索するメッセージDB検索部2、固有名詞の表記と読み
情報を組にして保持する固有名詞辞書3、メッセージD
B検索部2によりメッセージDB5に入力されたメッセ
ージ情報に対応するメッセージが存在した場合に、これ
らの2つのメッセージ情報により固有名詞辞書3を参照
して、入力されたメッセージ内の誤りを抽出する情報抽
出部4、情報抽出部4で抽出された誤りを訂正情報とし
て生成するとともに、メッセージDB5に入力されたメ
ッセージを蓄積する結果生成部6より構成される。
報誤り検出装置の構成を示す。同図に示すメッセージ情
報誤り検出装置10は、発信元情報、受信先情報、送信
する期日等の時間情報及び、伝えるメッセージ本文を蓄
積するメッセージデータベース(以下、メッセージD
B)5、オペレータにより入力されたメッセージでメッ
セージデータベース5に蓄積されているメッセージを検
索するメッセージDB検索部2、固有名詞の表記と読み
情報を組にして保持する固有名詞辞書3、メッセージD
B検索部2によりメッセージDB5に入力されたメッセ
ージ情報に対応するメッセージが存在した場合に、これ
らの2つのメッセージ情報により固有名詞辞書3を参照
して、入力されたメッセージ内の誤りを抽出する情報抽
出部4、情報抽出部4で抽出された誤りを訂正情報とし
て生成するとともに、メッセージDB5に入力されたメ
ッセージを蓄積する結果生成部6より構成される。
【0018】また、メッセージ情報誤り検出装置10に
は、キーボード等のメッセージ入力部1とメッセージ出
力部7が接続され、メッセージ入力部1より発信元情
報、受信先情報、送信する期日等の時間情報及び、相手
に伝えるべきメッセージの本文が入力され、ディスプレ
イ等で構成されるメッセージ出力部7より、誤り情報、
訂正情報、訂正済のメッセージ文等が出力される。
は、キーボード等のメッセージ入力部1とメッセージ出
力部7が接続され、メッセージ入力部1より発信元情
報、受信先情報、送信する期日等の時間情報及び、相手
に伝えるべきメッセージの本文が入力され、ディスプレ
イ等で構成されるメッセージ出力部7より、誤り情報、
訂正情報、訂正済のメッセージ文等が出力される。
【0019】なお、以下の説明において、メッセージ入
力部1から入力されるメッセージを“メッセージa”と
記し、メッセージDB5より検索されたメッセージを
“メッセージb”と記すものとする。
力部1から入力されるメッセージを“メッセージa”と
記し、メッセージDB5より検索されたメッセージを
“メッセージb”と記すものとする。
【0020】メッセージ入力部1は、図3に示すような
メッセージ300を入力する。メッセージ300は、発
信元情報310、住所321、受取人322より構成さ
れる受信先情報320、送信日330、及びメッセージ
本文340より構成される。また、上記のメッセージD
B5に蓄積されているメッセージも同様の構成であるも
のとする。
メッセージ300を入力する。メッセージ300は、発
信元情報310、住所321、受取人322より構成さ
れる受信先情報320、送信日330、及びメッセージ
本文340より構成される。また、上記のメッセージD
B5に蓄積されているメッセージも同様の構成であるも
のとする。
【0021】図4は、本発明の一実施例の固有名詞辞書
の構成例を示す。同図に示すように固有名詞辞書3は、
表記と読みの組となっており、表記“日本”に対する読
みとして『にほん』、『にっぽん』の2つがあり、ま
た、表記“太郎”に対する読みとして『たろう』が組で
登録されている。
の構成例を示す。同図に示すように固有名詞辞書3は、
表記と読みの組となっており、表記“日本”に対する読
みとして『にほん』、『にっぽん』の2つがあり、ま
た、表記“太郎”に対する読みとして『たろう』が組で
登録されている。
【0022】次に、各部の動作について説明する。図5
は、本発明の一実施例のメッセージ情報誤り検出装置の
動作を示すフローチャートである。
は、本発明の一実施例のメッセージ情報誤り検出装置の
動作を示すフローチャートである。
【0023】ステップ1)メッセージ入力部1(キーボ
ード等)により図3に示す形式でメッセージ(以下、メ
ッセージa)が入力される。
ード等)により図3に示す形式でメッセージ(以下、メ
ッセージa)が入力される。
【0024】ステップ2)メッセージDB検索部2は、
メッセージ入力部1からメッセージ(以下、メッセージ
a)が入力されると、メッセージ送信日330を参照す
る。ここで、メッセージを送信する期日をTとすると、
このTを含む期間(例えば、Tの1日のみ、Tの前後3
日等)でかつ、受信先の住所が同じメッセージをメッセ
ージデータベース5より検索する。
メッセージ入力部1からメッセージ(以下、メッセージ
a)が入力されると、メッセージ送信日330を参照す
る。ここで、メッセージを送信する期日をTとすると、
このTを含む期間(例えば、Tの1日のみ、Tの前後3
日等)でかつ、受信先の住所が同じメッセージをメッセ
ージデータベース5より検索する。
【0025】ステップ3)検索されない場合には、誤り
は検出できないので、処理を終了する。
は検出できないので、処理を終了する。
【0026】ステップ4)検索された場合には、検索さ
れたメッセージ(以下、メッセージb)と入力されたメ
ッセージaをメッセージDB検索部2から情報抽出部4
に送出する。
れたメッセージ(以下、メッセージb)と入力されたメ
ッセージaをメッセージDB検索部2から情報抽出部4
に送出する。
【0027】ステップ5)情報抽出部4は、メッセージ
DB検索部2から受領したメッセージa、bが固有名詞
辞書3の表記と照合され、固有名詞の部分の抽出と読み
の付与、度数の演算等、固有名詞の知識が獲得される。
DB検索部2から受領したメッセージa、bが固有名詞
辞書3の表記と照合され、固有名詞の部分の抽出と読み
の付与、度数の演算等、固有名詞の知識が獲得される。
【0028】例えば、メッセージaの受信先情報320
の受取人名322が個人名の姓と名からなっている場
合、その読みが同じでも漢字の表記が、複数のパターン
に分かれているならば、件数が少ない方の漢字が誤りの
可能性が高いと判断する。
の受取人名322が個人名の姓と名からなっている場
合、その読みが同じでも漢字の表記が、複数のパターン
に分かれているならば、件数が少ない方の漢字が誤りの
可能性が高いと判断する。
【0029】また、参照できるメッセージの件数が少な
く、誤りの有無の判断が不可能な場合には、その旨を出
力する。情報抽出部4は、この判断結果を結果生成部6
に送出する。
く、誤りの有無の判断が不可能な場合には、その旨を出
力する。情報抽出部4は、この判断結果を結果生成部6
に送出する。
【0030】ステップ6)結果生成部6は、判断結果を
情報抽出部4より受領すると、当該判断結果に基づい
て、誤りが無いと判断されているときには、無条件でメ
ッセージDB2に入力されたメッセージaを蓄積する。
情報抽出部4より受領すると、当該判断結果に基づい
て、誤りが無いと判断されているときには、無条件でメ
ッセージDB2に入力されたメッセージaを蓄積する。
【0031】ステップ7)また、誤りが有る場合には、
その箇所の指摘情報や、訂正候補をメッセージ出力部7
に送出する。
その箇所の指摘情報や、訂正候補をメッセージ出力部7
に送出する。
【0032】次に、具体例を用いて、上記の一連の動作
を説明する。
を説明する。
【0033】図6は、本発明の一実施例の作業情報とし
てのテンポラリな固有名詞の知識の例を示す図である。
同図(a)から(d)に示される内容は、情報抽出部4
のワークメモリ(図示せず)に保持されるものとする。
てのテンポラリな固有名詞の知識の例を示す図である。
同図(a)から(d)に示される内容は、情報抽出部4
のワークメモリ(図示せず)に保持されるものとする。
【0034】同図(a)は、メッセージDB5を検索し
た結果及びその度数を示す。同図の例では、表記“日
本”に対する検索度数は「5回」である。表記“次郎”
に対する検索度数は「4回」である。表記“二郎”に対
する検索度数は「1回」である。この例により、“次
郎”の方が“二郎”より検索されている度数が多いこと
が分かる。
た結果及びその度数を示す。同図の例では、表記“日
本”に対する検索度数は「5回」である。表記“次郎”
に対する検索度数は「4回」である。表記“二郎”に対
する検索度数は「1回」である。この例により、“次
郎”の方が“二郎”より検索されている度数が多いこと
が分かる。
【0035】同図(b)は、誤り検出部4が固有名詞辞
書3を検索した結果を示す。同図の例では、表記“日
本”で、固有名詞辞書3を検索した結果、その読みは
『にほん』が得られた度数は5回、また、表記は上記と
同じ“日本”で固有名詞辞書3を検索した結果『にっぽ
ん』という読みが得られた度数も5回である。また、表
記が“次郎”で、その読みが『じろう』が得られた度数
は4回であり、表記が“二郎”で、その読みが『じろ
う』が得られた度数は1回であることを示している。
書3を検索した結果を示す。同図の例では、表記“日
本”で、固有名詞辞書3を検索した結果、その読みは
『にほん』が得られた度数は5回、また、表記は上記と
同じ“日本”で固有名詞辞書3を検索した結果『にっぽ
ん』という読みが得られた度数も5回である。また、表
記が“次郎”で、その読みが『じろう』が得られた度数
は4回であり、表記が“二郎”で、その読みが『じろ
う』が得られた度数は1回であることを示している。
【0036】同図(c)は、同じ読みに対して表記され
る漢字の出現の比率及び度数を示す。同図の例では、表
記が“日本”で検索度数が5回、その読みが『にほん』
となる比率は100%である。また、読みが『にっぽ
ん』となる比率も100%である。さらに、表記が“次
郎”の検索度数は4回であり、読みが『じろう』となる
比率は、80%である。表記が“二郎”の検索度数は1
回であり、読みが『じろう』となる比率は20%である
ことを示している。
る漢字の出現の比率及び度数を示す。同図の例では、表
記が“日本”で検索度数が5回、その読みが『にほん』
となる比率は100%である。また、読みが『にっぽ
ん』となる比率も100%である。さらに、表記が“次
郎”の検索度数は4回であり、読みが『じろう』となる
比率は、80%である。表記が“二郎”の検索度数は1
回であり、読みが『じろう』となる比率は20%である
ことを示している。
【0037】同図(d)は、入力されたメッセージaに
おける受取人情報322の固有名詞の表記を示す。ここ
で、入力されたメッセージaの受取人情報322は“日
本”と、“二郎”である。
おける受取人情報322の固有名詞の表記を示す。ここ
で、入力されたメッセージaの受取人情報322は“日
本”と、“二郎”である。
【0038】図7は、本発明の一実施例の入力された電
報のメッセージの例を示す。同図において、メッセージ
入力部1からメッセージDB検索部2に入力されたメッ
セージaの内容は、宛先:『東京都千代田区内幸町0−
0−0』、受取人情報『日本二郎様』、送信日(お届け
月日)『4月22日』、メッセージ本文『ご結婚おめで
とう』、差出人情報『AAAA GGGG』である。
報のメッセージの例を示す。同図において、メッセージ
入力部1からメッセージDB検索部2に入力されたメッ
セージaの内容は、宛先:『東京都千代田区内幸町0−
0−0』、受取人情報『日本二郎様』、送信日(お届け
月日)『4月22日』、メッセージ本文『ご結婚おめで
とう』、差出人情報『AAAA GGGG』である。
【0039】これにより、メッセージDB検索部2は、
上記の入力されたメッセージaのデータ項目、宛先32
1、受取人情報322、お届け月日330により、メッ
セージDB5を検索する。この時、お届け月日330に
おいては、“4月22日”と指定してもよいし、他の任
意の期間、例えば、“4月20日から4月23日”を指
定してもよい。
上記の入力されたメッセージaのデータ項目、宛先32
1、受取人情報322、お届け月日330により、メッ
セージDB5を検索する。この時、お届け月日330に
おいては、“4月22日”と指定してもよいし、他の任
意の期間、例えば、“4月20日から4月23日”を指
定してもよい。
【0040】図8は、本発明の一実施例の結果生成部の
出力結果を示す図である。同図に示す結果生成部6によ
り生成された出力結果は、メッセージaでメッセージD
B5を検索し、検索されたメッセージbとの比較を行
い、最終的に、入力されたメッセージa中の“二郎”を
“次郎”とするように訂正候補を出力するものである。
出力結果を示す図である。同図に示す結果生成部6によ
り生成された出力結果は、メッセージaでメッセージD
B5を検索し、検索されたメッセージbとの比較を行
い、最終的に、入力されたメッセージa中の“二郎”を
“次郎”とするように訂正候補を出力するものである。
【0041】図9は、本発明の一実施例のメッセージD
Bから検索した結果の例を示す。同図は、メッセージD
B検索部2が、入力されたメッセージaでメッセージD
B5を検索した結果である。同図の例は、6−6〜6−
11の6件が検索されている。
Bから検索した結果の例を示す。同図は、メッセージD
B検索部2が、入力されたメッセージaでメッセージD
B5を検索した結果である。同図の例は、6−6〜6−
11の6件が検索されている。
【0042】上記の各データを用いて、メッセージ情報
誤り検出の動作の例を以下のフローチャートと共に説明
する。
誤り検出の動作の例を以下のフローチャートと共に説明
する。
【0043】図10は、本発明の一実施例の動作の概要
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【0044】メッセージ入力部1は、メッセージDB検
索部2に図4に示すメッセージaを入力する。ここで、
受取人情報322は、『日本二郎様』である(ステップ
101)。
索部2に図4に示すメッセージaを入力する。ここで、
受取人情報322は、『日本二郎様』である(ステップ
101)。
【0045】メッセージDB検索部2は、入力されたメ
ッセージaの宛先321『東京都千代田区内幸町0−0
−0』及びお届け月日330の「4月22日」を検索の
キーとしてメッセージDB5を検索する(ステップ10
2)。
ッセージaの宛先321『東京都千代田区内幸町0−0
−0』及びお届け月日330の「4月22日」を検索の
キーとしてメッセージDB5を検索する(ステップ10
2)。
【0046】ここで、検索した結果、該当するメッセー
ジがメッセージDB5内に存在しなければ、情報抽出部
4では、判定フラグを「不明」とし(ステップ11
6)、この判定を図5に示すように、出力すると共に、
入力されたメッセージaをメッセージDB5に登録する
(ステップ117)。
ジがメッセージDB5内に存在しなければ、情報抽出部
4では、判定フラグを「不明」とし(ステップ11
6)、この判定を図5に示すように、出力すると共に、
入力されたメッセージaをメッセージDB5に登録する
(ステップ117)。
【0047】メッセージDB5を検索した結果、図9に
示すようにメッセージbが抽出されれば、情報抽出部4
において、このメッセージbと入力されたメッセージa
の受取人情報から、「様」、「殿」、「さん」、「ちゃ
ん」等の敬称を取り除き(ステップ103)、入力メッ
セージaの受取人情報322を、図4に示す固有名詞辞
書3を用いて照合する(ステップ104)。さらに、検
索されたメッセージbの受取人情報322の情報(図9
の受取人情報の6−6から6−11までの情報)と固有
名詞辞書3の表記(図4の表記の2−3〜2−18まで
の情報)を照合する(ステップ105)。上記の処理
は、固有名詞Pn (k)に対してk=1〜Jまで繰り返
す(ただし、Jは固有名詞単語数である)。上記のステ
ップ105の処理については、後述の図11において詳
細に説明する。
示すようにメッセージbが抽出されれば、情報抽出部4
において、このメッセージbと入力されたメッセージa
の受取人情報から、「様」、「殿」、「さん」、「ちゃ
ん」等の敬称を取り除き(ステップ103)、入力メッ
セージaの受取人情報322を、図4に示す固有名詞辞
書3を用いて照合する(ステップ104)。さらに、検
索されたメッセージbの受取人情報322の情報(図9
の受取人情報の6−6から6−11までの情報)と固有
名詞辞書3の表記(図4の表記の2−3〜2−18まで
の情報)を照合する(ステップ105)。上記の処理
は、固有名詞Pn (k)に対してk=1〜Jまで繰り返
す(ただし、Jは固有名詞単語数である)。上記のステ
ップ105の処理については、後述の図11において詳
細に説明する。
【0048】次に、上記のステップ104とステップ1
05において、得られた情報を用いて入力されたメッセ
ージaに存在する固有名詞の表記の確からしさを求め
る。図6の(d)の例では、Pn (1)=「日本」、P
n (2)=「二郎」である。まず、k=1「日本」に関
して、図6(c)に示すように、度数はEmax =5、比
率はPmax =100(%)であり、F(Pn (1))=
2となる。これは、表記として問題ないことを示す。
05において、得られた情報を用いて入力されたメッセ
ージaに存在する固有名詞の表記の確からしさを求め
る。図6の(d)の例では、Pn (1)=「日本」、P
n (2)=「二郎」である。まず、k=1「日本」に関
して、図6(c)に示すように、度数はEmax =5、比
率はPmax =100(%)であり、F(Pn (1))=
2となる。これは、表記として問題ないことを示す。
【0049】次に、k=2「二郎」に関して、度数はE
max =5、比率はPmax =20(%)であり、F(Pn
(2))=0となる。情報抽出部4は、表記が誤りであ
る可能性があると判定し、この判定結果を内部のメモリ
に格納する。情報抽出部4は、修正情報として、N
(2)=「次郎」(「読み」が「じろう」で、「比率」
が60%より大きい)が求められ、メモリに格納する
(ステップ106、107、108)。
max =5、比率はPmax =20(%)であり、F(Pn
(2))=0となる。情報抽出部4は、表記が誤りであ
る可能性があると判定し、この判定結果を内部のメモリ
に格納する。情報抽出部4は、修正情報として、N
(2)=「次郎」(「読み」が「じろう」で、「比率」
が60%より大きい)が求められ、メモリに格納する
(ステップ106、107、108)。
【0050】次に、情報抽出部4は、上記で求められた
結果が、
結果が、
【0051】
【数1】
【0052】である場合には(ステップ109、Ye
s)、判定フラグは、「訂正」と設定し、判定フラグと
修正情報を結果生成部6に転送する。
s)、判定フラグは、「訂正」と設定し、判定フラグと
修正情報を結果生成部6に転送する。
【0053】また、結果が、
【0054】
【数2】
【0055】である場合には(ステップ109、N
o)、情報抽出部4は、
o)、情報抽出部4は、
【0056】
【数3】
【0057】であれば(ステップ111、Yes)、判
定フラグは“OK”となり(ステップ113)、入力さ
れたメッセージaは、結果生成部6によりメッセージD
B5に登録されると共に(ステップ114)、判定フラ
グ“OK”を結果生成部6に出力する(ステップ11
5)。
定フラグは“OK”となり(ステップ113)、入力さ
れたメッセージaは、結果生成部6によりメッセージD
B5に登録されると共に(ステップ114)、判定フラ
グ“OK”を結果生成部6に出力する(ステップ11
5)。
【0058】
【数4】
【0059】であれば(ステップ111、No)、判定
フラグは、“不明”となり(ステップ112)、情報抽
出部4はこの判定結果を結果生成部6に転送する。
フラグは、“不明”となり(ステップ112)、情報抽
出部4はこの判定結果を結果生成部6に転送する。
【0060】すなわち、ステップ109からステップ1
15に示す内容は、情報抽出部4において判定された結
果、“修正”が1つでもあれば判定フラグを「修正」と
し、“不明”が一つでもあれば、判定フラグ「不明」と
し、その他は「OK」とする。
15に示す内容は、情報抽出部4において判定された結
果、“修正”が1つでもあれば判定フラグを「修正」と
し、“不明”が一つでもあれば、判定フラグ「不明」と
し、その他は「OK」とする。
【0061】次に、上記のステップ105の詳細な処理
を説明する。図11は、本発明の一実施例の検索された
メッセージからの固有名詞知識の抽出処理を示すフロー
チャートである。
を説明する。図11は、本発明の一実施例の検索された
メッセージからの固有名詞知識の抽出処理を示すフロー
チャートである。
【0062】情報抽出部4は、図6(a)に示す検索結
果形式の固有名詞の知識を固有名詞辞書3より収録す
る。エントリがない場合には追加し、ある場合は、度数
に1加算する。これにより、表記のエントリと度数を算
出する(ステップ1051)。
果形式の固有名詞の知識を固有名詞辞書3より収録す
る。エントリがない場合には追加し、ある場合は、度数
に1加算する。これにより、表記のエントリと度数を算
出する(ステップ1051)。
【0063】新たに、固有名詞辞書3より収録したエン
トリに図6(b)形式で読みを付与する(ステップ10
52)。この照合は、敬称を除いた受取人情報に対し
て、漢字で表記された固有名詞辞書3に存在する表記を
最長マッチで抽出することにより実現される。さらに、
同音語でまとめて読み毎の度数及び比率を算出する(ス
テップ1053)。
トリに図6(b)形式で読みを付与する(ステップ10
52)。この照合は、敬称を除いた受取人情報に対し
て、漢字で表記された固有名詞辞書3に存在する表記を
最長マッチで抽出することにより実現される。さらに、
同音語でまとめて読み毎の度数及び比率を算出する(ス
テップ1053)。
【0064】次に、上記のステップ106の詳細な処理
を説明する。図12は、本発明の一実施例のメッセージ
DBから検索されたメッセージと入力されたメッセージ
の照合を説明するためのフローチャートである。
を説明する。図12は、本発明の一実施例のメッセージ
DBから検索されたメッセージと入力されたメッセージ
の照合を説明するためのフローチャートである。
【0065】まず、情報抽出部4は、メッセージDB検
索部2によりメッセージDB5を入力されたメッセージ
aをキーにして検索して得られた検索結果であるメッセ
ージbと入力されたメッセージaの照合処理の後、固有
名詞辞書3を照合処理を行い、その照合結果を情報抽出
部4内のワークエリアに格納しておくものとする。
索部2によりメッセージDB5を入力されたメッセージ
aをキーにして検索して得られた検索結果であるメッセ
ージbと入力されたメッセージaの照合処理の後、固有
名詞辞書3を照合処理を行い、その照合結果を情報抽出
部4内のワークエリアに格納しておくものとする。
【0066】情報抽出部4は、入力メッセージaと検索
メッセージbとの一致度に応じてリータン値を設定する
(ステップ1061)。
メッセージbとの一致度に応じてリータン値を設定する
(ステップ1061)。
【0067】次に、情報抽出部4は、入力メッセージa
と情報抽出部4のワークエリアに格納されている種々の
照合結果との対比を行い、以下の分類を行う(ステップ
1062)。Pn (k)と同じ表記を持つメッセージa
を図6の(c)に示す知識から抽出し、一致したものの
うち、比率の最大値Pmax と「読み毎の度数」の最大値
Emax を算出する(ステップ1063)。ここでは、以
下で使用する変数X=3,Y=60とする。
と情報抽出部4のワークエリアに格納されている種々の
照合結果との対比を行い、以下の分類を行う(ステップ
1062)。Pn (k)と同じ表記を持つメッセージa
を図6の(c)に示す知識から抽出し、一致したものの
うち、比率の最大値Pmax と「読み毎の度数」の最大値
Emax を算出する(ステップ1063)。ここでは、以
下で使用する変数X=3,Y=60とする。
【0068】Emax >XかつPmax >Y(%)のとき、
F(Pn (k))=2とし、訂正を行う必要がないもの
とする(ステップ1064)。また、Emax >XかつP
max≦Y(%)のとき、Pn (k)と図6(c)の表記
が違うが読みが同じで比率>Y(%)の時(ステップ1
066,Yes)、メッセージaをN(k)として修正
候補とし、F(Pn (k))=0とし、訂正対象とする
(ステップ1067)。それ以外の場合には(ステップ
1066,No)、F(Pn (k))=1とし、判定結
果を“不明”とする(ステップ1068)。
F(Pn (k))=2とし、訂正を行う必要がないもの
とする(ステップ1064)。また、Emax >XかつP
max≦Y(%)のとき、Pn (k)と図6(c)の表記
が違うが読みが同じで比率>Y(%)の時(ステップ1
066,Yes)、メッセージaをN(k)として修正
候補とし、F(Pn (k))=0とし、訂正対象とする
(ステップ1067)。それ以外の場合には(ステップ
1066,No)、F(Pn (k))=1とし、判定結
果を“不明”とする(ステップ1068)。
【0069】上記のように情報抽出部4において得られ
た判定結果を結果生成部6に出力する。
た判定結果を結果生成部6に出力する。
【0070】結果生成部6は、情報抽出部4から得られ
た判定結果に誤りがある場合には、当該誤り箇所、訂正
候補等をメッセージ出力部7に出力する。また、正しい
・誤りの判定が不可能の場合(「不明」)には、『判定
不可能』等のメッセージをメッセージ出力部7に送出す
る。
た判定結果に誤りがある場合には、当該誤り箇所、訂正
候補等をメッセージ出力部7に出力する。また、正しい
・誤りの判定が不可能の場合(「不明」)には、『判定
不可能』等のメッセージをメッセージ出力部7に送出す
る。
【0071】メッセージ出力部7は、所定の編集を行
い、それらの指示情報及びメッセージを表示する。
い、それらの指示情報及びメッセージを表示する。
【0072】例えば、電報受付業務のオペレータが上記
の装置を利用する場合には、メッセージ出力部7に表示
された修正指示情報や、メッセージを参照する。このと
き、訂正候補が表示され、訂正することが妥当であると
判断できる場合には、当該候補で修正を行う。
の装置を利用する場合には、メッセージ出力部7に表示
された修正指示情報や、メッセージを参照する。このと
き、訂正候補が表示され、訂正することが妥当であると
判断できる場合には、当該候補で修正を行う。
【0073】上記のように、固有名詞辞書3を用いるこ
とにより、個人名等において、読みが同じでも漢字の表
記パターンが複数ある場合に、出現度数、出現比率が少
なければ、誤りの可能性が高いと判断することができ
る。このとき、情報抽出部4において、比率n%に基づ
いて、訂正不要、訂正要、不明等の判定を行う場合の比
率の設定は、任意に設定することができる。
とにより、個人名等において、読みが同じでも漢字の表
記パターンが複数ある場合に、出現度数、出現比率が少
なければ、誤りの可能性が高いと判断することができ
る。このとき、情報抽出部4において、比率n%に基づ
いて、訂正不要、訂正要、不明等の判定を行う場合の比
率の設定は、任意に設定することができる。
【0074】また、結果生成部6において、訂正候補を
メッセージ出力部7に出力せずに、自動的に入力された
メッセージaを訂正することも可能である。
メッセージ出力部7に出力せずに、自動的に入力された
メッセージaを訂正することも可能である。
【0075】このように、上記の実施例によれば、図
7、図8、図9に示すように、お届け月日が4月22日
に基づいて同じ受取人に送るメッセージを受け付ける毎
に蓄積しておき、新たに入力されたメッセージで蓄積さ
れているメッセージを検索して、受取人名の出現頻度等
をチェックすることにより、受取人の姓名が異なるとい
う不具合を回避することができる。上記の実施例におい
て、『にほんじろう様』宛てに送るメッセージの受取人
情報については、『日本次郎様』と『日本二郎様』が存
在するが、上記の実施例では、『日本次郎様』の方が出
現頻度が高いため、『日本二郎様』と入力されたメッセ
ージの受取人情報は自動的に『日本次郎様』に修正させ
ることになる。これは、『日本次郎様』の出現確率が所
定の値より高いため、実現できるが、出現確率が『日本
次郎様』、『日本二郎様』の出現確率が略同値であるよ
うな場合や、出現頻度が所定の値よりも低い場合には、
“不明”と表示し、オペレータから発信人に問い合わせ
る。
7、図8、図9に示すように、お届け月日が4月22日
に基づいて同じ受取人に送るメッセージを受け付ける毎
に蓄積しておき、新たに入力されたメッセージで蓄積さ
れているメッセージを検索して、受取人名の出現頻度等
をチェックすることにより、受取人の姓名が異なるとい
う不具合を回避することができる。上記の実施例におい
て、『にほんじろう様』宛てに送るメッセージの受取人
情報については、『日本次郎様』と『日本二郎様』が存
在するが、上記の実施例では、『日本次郎様』の方が出
現頻度が高いため、『日本二郎様』と入力されたメッセ
ージの受取人情報は自動的に『日本次郎様』に修正させ
ることになる。これは、『日本次郎様』の出現確率が所
定の値より高いため、実現できるが、出現確率が『日本
次郎様』、『日本二郎様』の出現確率が略同値であるよ
うな場合や、出現頻度が所定の値よりも低い場合には、
“不明”と表示し、オペレータから発信人に問い合わせ
る。
【0076】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲内において種々変更、応
用が可能である。
ものではなく、特許請求の範囲内において種々変更、応
用が可能である。
【0077】
【発明の効果】上述のように、本発明のメッセージ情報
誤り検出装置及びメッセージ情報検出方法によれば、固
有名詞の読み方と表記を辞書に登録しておくことで、同
音語の誤りの可能性が高い部分の検出や訂正が容易とな
り、これにより利用者(例えば、電報の受付オペレー
タ)は、このメッセージを受け付けた後であれば、その
場で誤りと想定される部分を再確認することにより、正
しい表記の漢字を入力することができる。
誤り検出装置及びメッセージ情報検出方法によれば、固
有名詞の読み方と表記を辞書に登録しておくことで、同
音語の誤りの可能性が高い部分の検出や訂正が容易とな
り、これにより利用者(例えば、電報の受付オペレー
タ)は、このメッセージを受け付けた後であれば、その
場で誤りと想定される部分を再確認することにより、正
しい表記の漢字を入力することができる。
【0078】このように、利用者は、メッセージの入力
で誤った入力をした場合でも、その誤りを自動的に検出
することにより、特に人名等、メッセージの差し出し人
に問い合わせないと一般には確認できない固有名詞に関
して、その聞き取り誤りや、同音語の漢字表記の誤りの
検出に有用である。
で誤った入力をした場合でも、その誤りを自動的に検出
することにより、特に人名等、メッセージの差し出し人
に問い合わせないと一般には確認できない固有名詞に関
して、その聞き取り誤りや、同音語の漢字表記の誤りの
検出に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例のメッセージ情報誤り検出装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の入力されるメッセージのフ
ォーマットの例を示す図である。
ォーマットの例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の固有名詞辞書の構成例を示
す図である。
す図である。
【図5】本発明の一実施例のメッセージ情報誤り検出装
置の動作の概要を示すフローチャートである。
置の動作の概要を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の作業情報としてのテンポラ
リな固有名詞の知識の例を示す図である。
リな固有名詞の知識の例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例の入力された電報のメッセー
ジの例を示す図である。
ジの例を示す図である。
【図8】本発明の一実施例の結果生成部の出力結果を示
す図である。
す図である。
【図9】本発明の一実施例のメッセージDBから検索し
た結果の例を示す図である。
た結果の例を示す図である。
【図10】本発明の一実施例の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図11】本発明の一実施例の検索されたメッセージか
らの固有名詞知識の抽出処理を示すフローチャートであ
る。
らの固有名詞知識の抽出処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明の一実施例のメッセージDBから検索
されたメッセージと入力されたメッセージの照合を説明
するためのフローチャートである。
されたメッセージと入力されたメッセージの照合を説明
するためのフローチャートである。
1 メッセージ入力部
2 メッセージDB検索部、メッセージ検索手段
3 固有名詞辞書
4 情報抽出部、誤り抽出手段
5 メッセージデータベース
6 結果生成部、結果生成手段
7 メッセージ出力部
10 メッセージ情報誤り検出装置
300 メッセージ
310 発信元情報
320 受信情報
321 住所
322 受取人
330 送信日
340 メッセージ本文
350 差出人情報
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−225086(JP,A)
特開 平5−252200(JP,A)
特開 平5−22339(JP,A)
特開 平5−316145(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 7/02 500
G06F 3/02 380
G06F 11/00 310
G06F 13/00 351
Claims (2)
- 【請求項1】 固有名詞の表記と読み情報を収録する固
有名詞辞書と、 発信元情報、受信先情報、時間情報及び伝えたいメッセ
ージ本文が蓄積されたメッセージデータベースと、送信するメッセージを入力するメッセージ入力部と、 前記メッセージ入力部により 入力されたメッセージの前
記受信先情報、時間情報に含まれる情報を検索情報とし
て、前記メッセージデータベースより該検索情報に対応
するメッセージを検索するメッセージDB検索部と、前記 メッセージDB検索部により前記メッセージデータ
ベースから検索されたメッセージ及び前記入力されたメ
ッセージの所定の項目により前記固有名詞辞書を参照し
て、固有名詞の部分の抽出を行うと共に、抽出された固
有名所の度数の演算を行い、該度数により前記入力され
たメッセージ内のメッセージの誤りの可能性を判定し、
誤り情報を抽出する情報抽出部と、前記 検索情報のメッセージを蓄積すると共に、誤りがあ
る場合に訂正情報を出力する結果生成部と、を有するこ
とを特徴とするメッセージ情報誤り検出装置。 - 【請求項2】 前記メッセージDB検索部は、 所定の時間情報の範囲に該当するメッセージを検索する
請求項1記載のメッセージ情報誤り検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11722794A JP3455924B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | メッセージ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤り検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11722794A JP3455924B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | メッセージ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤り検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07319667A JPH07319667A (ja) | 1995-12-08 |
JP3455924B2 true JP3455924B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=14706540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11722794A Expired - Fee Related JP3455924B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | メッセージ情報誤り検出装置及びメッセージ情報誤り検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3455924B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100831985B1 (ko) | 2001-07-10 | 2008-05-23 | 삼성전자주식회사 | 휴대통신단말기에서의 비용결제 문자메시지 관리장치 및그 방법 |
-
1994
- 1994-05-30 JP JP11722794A patent/JP3455924B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07319667A (ja) | 1995-12-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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