JP3455274B2

JP3455274B2 - Headrest

Info

Publication number: JP3455274B2
Application number: JP06015994A
Authority: JP
Inventors: 保之川上; 晴夫森田
Original assignee: Inoac Corp
Current assignee: Inoac Corp
Priority date: 1994-03-04
Filing date: 1994-03-04
Publication date: 2003-10-14
Anticipated expiration: 2018-10-14
Also published as: JPH07241223A

Description

【発明の詳細な説明】【０００１】【産業上の利用分野】本発明は、車両等のシートバック
上端に取着されるヘッドレストに関する。【０００２】【従来の技術】車両等のシートバック上端には、快適さ
が得られるよう可倒式又は固定式のヘッドレストが取付
けられている。こうしたヘッドレストは、枕状にした縫
製表皮材３の中へステー１の基部を配置した後、これを
発泡成形型内にセットし、表皮材３に設けた注入口から
発泡樹脂原料を注いで発泡硬化させて造ったもの、或い
は、発泡成形型内にステー１の基部のみをセットし、発
泡樹脂原料を注ぎ発泡硬化させて取出した一体成形品に
ファブリック等の表皮材３を後工程で被せて製品化した
ものであった（図１０，図１１）。【０００３】【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の製品
化されたヘッドレストには以下のような問題があった。
ヘッドレストＡの運搬方法は、ダンプラ荷姿（図１０）
や台車荷姿（図１１）に依っているが、運搬する際に、
ステー１がヘッドレスト基体２に既に一体化固定されて
いるために荷姿が悪くなり、運搬効率が上がらなかっ
た。また、ステーメーカから成形メーカへステー１を納
入し、成形メーカでこれをヘッドレスト基体２と一体化
して、出来上った製品を更にアッシーメーカへ収め、シ
ート部に組付ける方式を採用しているが、成形メーカで
はステー１がヘッドレスト基体２に一体化されるだけで
新たな価値を生むものでなかった。逆に、ステー１の納
品流れは迂回路をとっているため、製品に占める物流コ
ストを高くしていた。【０００４】本発明は上記問題点を解決するもので、ス
テーの運搬経路を単純化させ、且つヘッドレストの荷姿
の悪さを解消して物流費の低減を図る組立方式のヘッド
レストを提供することを目的とする。【０００５】本発明のヘッドレストは、金属製パイプを
略コ字状に曲げて平行に配した一対のステー部を連結部
がつなぐステー(１)と、該ステーを取着しようとするク
ッション材からなるヘッドレスト基体(２)と、を備える
ヘッドレストで、且つ、ステーの略上半分に相応する貫
通孔で、ヘッドレスト基体のステーセット位置に形成さ
れる空洞部(２２)と、ヘッドレスト基体の底面側に略連
結部長さで空洞部を結んで線状に設けられ、深さがステ
ーのセット位置まで達する溝部(２１)、又は深さがステ
ーのセット位置まで達し、ヘッドレスト基体の底面側で
連結部長さに対応する中央部分をステー径と略同じ溝幅
の開穴にすると共に上記空洞部寄りにステー径より小な
る溝幅とする括れ部を形成し、さらに上記連結部のセッ
ト位置に係る空洞部周りにも溝幅が狭い括れ部を形成し
てなる溝部(２１)と、上記溝部が延設され、空洞部を貫
通して溝部の長さも深さも大きくし、空洞部の外縁を取
り巻いて形成される帯状スリット(２３)と、を具備し、
該溝部を拡開させながら該ステーを挿入していき、該空
洞部に挿嵌されたステーが空洞部周りのヘッドレスト基
体の弾性復帰で固定されるようにして組立完成できるこ
とを特徴とする。【０００６】【作用】本発明のヘッドレストは、ヘッドレスト基体の
ステーセット位置に形成される空洞部及びヘッドレスト
基体の底面側に略連結部長さで深さがステーのセット位
置まで達する溝部を設けているので、この溝部にステー
を挿入していくことで、ヘッドレストを組立てることが
できる。ステーのセット位置に係るヘッドレスト基体部
分にはステーの略上半分に相応する貫通孔の空洞部が形
成されているので、この空洞部に挿嵌したステーはヘッ
ドレスト基体と一体化し組立式のヘッドレストが出来上
る。そして、溝部は空洞部を結んで線状に設けられる
か、又はヘッドレスト基体の底面側で連結部長さに対応
する中央部分をステー径と略同じ溝幅の開穴にすると共
に上記空洞部寄りにステー径より小なる溝幅とした括れ
部を形成し、さらに連結部のセット位置に係る空洞部周
りにも溝幅が狭い括れ部を形成しているので、空洞部周
りのこの部分に係るヘッドレスト基体がステーを固定す
ることになる。さらに、空洞部の外縁を取り巻いて帯状
スリットを形成すると、ヘッドレスト基体へのステーの
挿入時に帯状スリットも拡開し、溝部の口を大きく開け
ることになるので、ヘッドレストを一層たやすく組立て
得る。このように、ステーとヘッドレスト基体とが別体
で造られると、アッシーメーカへ夫々直接送ることが可
能になり、ヘッドレストについて従来のような迂回路を
とる必要もなくなって物流コストの低減が図られる。そ
して、成形メーカでは、ヘッドレスト基体のみの輸送と
なり荷姿の悪さからくる物流費のムダが除かれるように
なる。【０００７】【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。（１）実施例１図１〜図６は、本発明に係る組立式ヘッドレストの一実
施例を示す。図１は表皮材を取着したヘッドレスト基体
とステーの斜視図、図２は図１の縦断面図、図３はヘッ
ドレスト基体へのステーの挿入過渡状態を示す縦断面
図、図４はステーがヘッドレスト基体に嵌挿固定された
縦断面図、図５はヘッドレスト基体用金型の断面図、図
６は図５の蒸気管周りの部分斜視図である。【０００８】ヘッドレストＡは、組立式で、ステー１と
ヘッドレスト基体２と表皮材３とからなる。ステー１は
金属製パイプからなり、ここでは、図１のごとく略コ字
状に曲げて平行に配した一対のステー部１１，１１を連
結部１２がつないだ形状になっている。連結部１２はヘ
ッドレスト基体２内に配設される部分である。また、一
対のステー部１１，１１は、その先端をシートバック上
端に差込んでヘッドレストＡを取着するところになって
いる。図１では、ステー１の構造を単純化しているが、
実際のステー１は横からみた場合（図４）には、やや
「く」字状に座席に坐る人の頭部側へ前傾させたり、ス
テー１のヘッドレスト基体２内に入った部分で平行状態
にあったステー部１１，１１を「ハ」字状に寄せたりし
ている。また、金属製パイプを折曲げてステー部１１と
連結部１２とを作っているが、連結部１２は、ステー部
１１，１１をつなぐものであればよく、例えば板状体と
することもできる。【０００９】ヘッドレスト基体２は、発泡成形型内に発
泡原料を注入して枕形状に発泡硬化させたものである。
発泡原料として、液状ウレタン，チップウレタンの他、
ポリエチレン，ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹
脂発泡ビーズが用いられ、ヘッドレスト基体２はクッシ
ョン材で構成される。このうち、ポリプロピレン系，ポ
リエチレン系樹脂発泡ビーズを使用すると、より好適と
なる。曲げ強度，引張り強さ等が大で、ヘッドレスト基
体２に嵌挿されたステー１は抜け落ち難くなるからであ
る。【００１０】ヘッドレスト基体２には、底面側に略連結
部１２長さで、すじ状にして線幅の溝部２１が設けられ
る。溝部２１の深さは、ステー１のセット位置まで達し
ている。そして、ヘッドレスト基体２には、このステー
１のセット位置に空洞部２２が形成される。空洞部２２
は、ステー１がヘッドレスト基体２内で占有する空間と
略一致する。こうして、空洞部２２は、溝部２１の周縁
を取り囲み、ステー１の略上半分に相応する貫通孔をヘ
ッドレスト基体２につくる。ヘッドレスト基体２の底面
には、ステー部１１に係る円形の空洞部２２，２２とこ
れらを結ぶ線状の溝部２１が現われる（図１）。【００１１】空洞部２２の孔径は、クッション性に富む
発泡原料（例えば発泡ウレタン材）でヘッドレスト基体
２を構成する場合には、ステー１の径より小さめに仕上
げるのが好ましい。ヘッドレスト基体２内のセット位置
にステー１が収まったとき、周りのヘッドレスト基体２
が多少押されぎみになり、その反作用でステー１をしっ
かりと固定するからである。一方、ポリプロピレン系発
泡樹脂ビーズ等でヘッドレスト基体２を構成する場合
は、発泡ウレタン材で造る場合に比し固い状態にあり、
ヘッドレスト基体２で嵌挿されたステー１を確実に固定
できるが、その弾力性が乏しいことからステー１の径に
略匹敵する孔径の空洞部２２とするのが好適となる。【００１２】ここで、ヘッドレスト基体２を、例えば発
泡原料にポリエチレン系又はポリプロピレン系発泡樹脂
ビーズを使って造るときは、図５のごとくの簡素化した
金型４が用いられる。金型４は、コア型４ａとキャビテ
ィ型４ｂとでヘッドレスト基体２のキャビティ５を形成
し、キャビティ型４ｂの型面には、多数の透孔４１を設
けている。コア型４ａには、空洞部２２を形づくる蒸気
管６が固着される。キャビティ５内の蒸気管６には多数
の穿設孔６１が設けられ、また蒸気管６に隔壁用仕切板
６２を取付けている。この仕切板６２が溝部２１をつく
る。符号７は、キャビティ５内に樹脂ビーズを送り込む
充填ガンを示す。尚、穿設孔６１及び上記透孔４１の孔
径は発泡原料たる樹脂ビーズ径より小さくて、充填ガン
７からキャビティ５に注入された樹脂ビーズがキャビテ
ィ外へ抜け出せない構造になっている。符号８はスチー
ム室で、スチーム室８の蒸気が蒸気管６の穿設孔６１及
びコア型４ａに形成した開孔４２からキャビティ５に入
り込めるようにしている。【００１３】ヘッドレスト基体２は、上記金型４を使用
して大略以下の工程を経て造られる。まず、コア型４
ａ，キャビティ型４ｂを閉じ、充填ガン７からキャビテ
ィ５内に発泡原料たる樹脂ビーズを送り込む。樹脂ビー
ズを搬送したエアは、透孔４１からキャビティ５外へ排
出される。その後、スチーム室８に蒸気を流入させ、穿
設孔６１，開孔４２からキャビティ５内へ蒸気を通す。
蒸気はその潜熱を使ってキャビティ５内の樹脂ビーズを
加熱融着し、ヘッドレスト基体２の発泡成形品を造って
いく。潜熱を使い果たし役目を終えた蒸気，凝縮水は、
透孔４１からキャビティ５外へ排出される。使用済み蒸
気の排出、或いは上記樹脂ビーズの搬送エアの排出は、
キャビティ５外から透孔４１に対し真空吸引をかける
と、円滑に進みより好ましくなる。【００１４】符号３は、ファブリック又はプラスチック
レザー等の表皮材を示す。表皮材３は袋状にして予め発
泡成形型内に配し、表皮材３の内側に発泡原料を注入し
てこの表皮材３をヘッドレスト基体２に一体化させても
よいし、ヘッドレスト基体２のみの発泡成形品を造り、
これに後から表皮材３を被せる方法に依ってもよい。図
１では、ヘッドレスト基体２に表皮材３が被着されてお
り、ヘッドレスト基体２底面の溝部２１及び空洞部２２
に相当する部分の表皮材３には、開口３１が設けられて
いる。この開口３１は、ステー１をヘッドレスト基体２
に一体化した後、舌片３２によってシールされる。【００１５】このように構成したステー１とヘッドレス
ト基体２（ここでは、表皮材３を被着している）は、ア
ッシーメーカへ別々に運ばれ、そこで組立られる。組立
ては、ステー１の連結部１２を溝部２１に当てがい（図
１，図２）、溝部２１の深さ方向に合わせて、溝部２１
を拡開しながらステー１を挿入していく。ステー１の挿
入に伴い、溝部２１は押し広げられ弾性変形する（図
３）。更に、ステー１を挿入していき、ステー１が空洞
部２２内に嵌挿されると、弾性変形していた線状幅の溝
部２１は、ヘッドレスト基体２が弾性復帰することでそ
の口を閉じる。そして、空洞部２２周りのヘッドレスト
基体２が、ステー１にフィットし固定を確かなものとす
る。その後、表皮材３に係る舌片３２で溝部２１をシー
ルすることで、表皮材３がヘッドレスト基体２内に挿嵌
された連結部１２，ステー部１１のズレを止め、ステー
１の固定化を確実なものとする。【００１６】（２）実施例２本実施例は、実施例１の溝部２１と異なり、図７のよう
な溝部２１を採用したものである。溝部２１は、その連
結部１２長さに対応する中央部分をステー径と略同じ溝
幅の開穴２１１にすると共に、空洞部２２，２２寄りに
はステー径より小なる溝幅とした括れ部２１２を形成す
る。そして、連結部１２のセット位置に係る空洞部２２
周りにも溝幅が狭い括れ部２１２を設けて、括れ部２１
２が略コ字状の空洞部２２の内縁を取り囲んだ状態にし
ている。開穴２１１によって、セット位置へのステー１
の挿入が行い易くなり、また、ステー１のセット位置へ
の嵌挿後は、括れ部２１２によってステー１が抜け難い
構造になっている。【００１７】更に、溝部２１が空洞部２２を貫通して、
溝部２１の長さも深さも大きくした状態にあり、空洞部
２２の外縁を帯状スリット２３が取り巻いている（図
７，図８）。この帯状スリット２３によって、溝部２１
の拡開がスムーズに進み、ステー１の挿入が一層行い易
くなる。クッション性に乏しいが、フィット性に富みス
テー１を強力保持するポリプロピレン系発泡樹脂を用い
たヘッドレスト基体２には都合がよい。尚、本実施例で
は、ステー１をヘッドレスト基体２に挿嵌して一体化し
た後、表皮材３をヘッドレスト基体２に被着してヘッド
レストＡを造りあげる構成である。【００１８】（３）実施例の効果本実施例に係る組立式のヘッドレストＡは、ステー１と
ヘッドレスト基体２とをそれぞれ最終段階で組付け得る
構造になっているので、成形メーカでは、ヘッドレスト
基体２又はヘッドレスト基体２に表皮材３を被着した形
態でアッシーメーカへ納品でき、その荷姿はよくなり運
搬効率が上がる。また、ステー１は一旦成形メーカへ立
ち寄ってから最終のアッシーメーカへ運ばれるのでな
く、直接アッシーメーカに納品できるようになるので、
物流コストが下がる。【００１９】一方、別体で送られてきたステー１，ヘッ
ドレスト基体２は、ステー１を溝部２１に挿入するだけ
で、空洞部２２にステー１が挿嵌されヘッドレスト基体
２と一体化固定できるので、ヘッドレスト基体２の組立
てが簡単且つ迅速になし得る。特に、実施例２のごとく
溝部２１に開穴２１１を設けたり帯状スリット２３を形
成すると、溝部２１の拡開がスムーズにいき、ヘッドレ
スト基体２へのステー１の取着がより楽に達成できる。
更に、ステー１が空洞部２２に挿嵌されると、空洞部２
２周りのヘッドレスト基体２が弾性復帰して挿嵌された
ステー１を締め付けるので、ステー１は確実に固定保持
される。加えて、ステー１の挿嵌後、ヘッドレスト基体
２に被着される表皮材３の舌片３２で溝部２１を封止す
るので、ヘッドレスト基体２の変形が困難になりステー
１の空洞部２２からの脱落を完全阻止するようになる。【００２０】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的，用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。ステー１，ヘッドレスト基体２，溝部２
１，空洞部２２，帯状スリット２３，表皮材３の形状，
大きさ，材質等は本実施例に限定することなく目的に応
じて対処できる。具体的には、ステー１の形状はコ字型
形状に限定されず、三次元に変化する種々の形態を採り
得る。ステー１の連結部１２は断面三角の楔状として、
溝部２１に差込み易く且つ空洞部２２に嵌挿された連結
部１２に戻り機能を発揮させることもできる。表皮材３
は、最終製品たるヘッドレストＡに被着されておればよ
く、ヘッドレスト基体２にステー１を挿嵌して一体化さ
せる時点で、表皮材３がヘッドレスト基体２に被着され
ているか否かは問わない。【００２１】【発明の効果】以上のごとく本発明に係るヘッドレスト
は、ステーはステーのみアッシーメーカに納入し、ヘッ
ドレスト基体はヘッドレスト基体のみをアッシーメーカ
に納入してヘッドレストの組立完成できるので、ステー
の二度の運搬や従来のヘッドレストの荷姿悪さが改善さ
れ、物流コストの削減に優れた効果を発揮する。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a headrest attached to an upper end of a seat back of a vehicle or the like. 2. Description of the Related Art A foldable or fixed type headrest is mounted on the upper end of a seat back of a vehicle or the like so as to obtain comfort. In such a headrest, after arranging the base of the stay 1 in a pillow-shaped sewing skin material 3, the stay 1 is set in a foaming mold, and a foaming resin material is poured from an injection port provided in the skin material 3 to form a foam. Only the base of the stay 1 is set in a cured product or in a foaming mold, and a foam material or the like is poured in, foamed and cured, and the integrally molded product taken out is covered with a skin material 3 such as a fabric in a later step. It was commercialized (FIGS. 10 and 11). [0003] However, the conventional commercialized headrest has the following problems.
The method of transporting the headrest A is as follows:
And trolley packing (Fig. 11).
Since the stay 1 was already fixed integrally to the headrest base 2, the appearance of the package deteriorated, and the transportation efficiency did not increase. In addition, the stay 1 is delivered from the stay maker to the molding maker, and the stay 1 is integrated with the headrest base 2 by the molding maker, and the finished product is further housed in the assembly maker, and a method of assembling the seat part is adopted. However, in the molding maker, the stay 1 was only integrated with the headrest base 2 and did not create new value. Conversely, since the delivery flow of the stay 1 takes a detour, the distribution cost of the product is increased. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide an assembly type headrest which simplifies a stay transportation route, and reduces a distribution cost by eliminating a poor appearance of a headrest. Aim. [0005] The headrest of the present invention uses a metal pipe.
Connecting a pair of stays that are bent in a substantially U shape and arranged in parallel
Comprises a stay (1) for connecting is a headrest base (2) comprising a cushioning material to be attached to the stay, the
The headrest and the upper half of the stay
Through holes are formed at the stay set position of the headrest base.
Cavity (22) and the bottom surface side of the headrest base.
It is provided linearly by connecting the cavities with the connection length, and the depth is
Groove (21) or the depth of the groove
To the set position, and on the bottom side of the headrest base
Groove width approximately equal to stay diameter at center part corresponding to connection length
And smaller than the stay diameter near the cavity
A constricted portion with a groove width that is
A narrow portion with a narrow groove is also formed around the cavity
Groove (21), and the above-mentioned groove extends and penetrates through the cavity.
To increase the length and depth of the groove, and remove the outer edge of the cavity.
And a belt-shaped slit (23) formed by winding.
The stay can be inserted while the groove portion is being expanded, and the stay inserted into the hollow portion can be fixed by the elastic return of the headrest base around the hollow portion so that the assembly can be completed. It is characterized by. The headrest of the present invention has a headrest base material.
Cavity and headrest formed at stay set position
On the bottom side of the base, approximately the length of the connection part and the depth is the set position of the stay
The headrest can be assembled by inserting a stay into this groove because the groove reaches the position . Since the hollow portion of the through hole corresponding to the substantially upper half of the stay is formed in the headrest base portion related to the stay setting position, the stay inserted into this hollow portion is integrated with the headrest base and the assembled headrest is formed. It's done. And the groove part is provided linearly by connecting the hollow part.
Or the length of the connection on the bottom side of the headrest base
When the central part of the
And a groove width smaller than the stay diameter near the cavity
Part, and further around the hollow part related to the setting position of the connecting part
In addition, since the constricted portion having a narrow groove width is formed , the headrest body relating to this portion around the hollow portion fixes the stay. Further, when a band-shaped slit is formed around the outer edge of the hollow portion, the band-shaped slit also expands when the stay is inserted into the headrest base, and the opening of the groove is greatly opened, so that the headrest can be more easily assembled. As described above, when the stay and the headrest base are formed separately, it is possible to directly send the headrest to the assembly manufacturer, and it is not necessary to take a conventional detour for the headrest, thereby reducing the distribution cost. . The molding maker transports only the headrest base and eliminates waste of distribution costs due to poor packing. Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples. (1) Embodiment 1 FIGS. 1 to 6 show an embodiment of an assembled headrest according to the present invention. 1 is a perspective view of a headrest base and a stay with a skin material attached, FIG. 2 is a longitudinal sectional view of FIG. 1, FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a transition state of the stay being inserted into the headrest base, and FIG. FIG. 5 is a vertical sectional view of the headrest base inserted and fixed to the headrest base, FIG. 5 is a cross-sectional view of a headrest base mold, and FIG. 6 is a partial perspective view around the steam pipe of FIG. The headrest A is of an assembling type and comprises a stay 1, a headrest base 2, and a skin material 3. The stay 1 is made of a metal pipe, and has a shape in which a pair of stays 11, 11 which are bent in a substantially U-shape and arranged in parallel as shown in FIG. The connecting portion 12 is a portion provided in the headrest base 2. Further, the pair of stays 11, 11 are to be attached with the headrest A by inserting the front ends thereof into the upper end of the seat back. In FIG. 1, the structure of the stay 1 is simplified,
When the actual stay 1 is viewed from the side (FIG. 4), the stay 1 may be tilted forward to the head side of the person sitting on the seat in a slightly “U” shape, or the stay 1 may enter a portion of the stay 1 that enters the headrest base 2. The stay portions 11, 11 which have been in the parallel state are shifted in a "C" shape. In addition, the stay portion 11 and the connecting portion 12 are formed by bending a metal pipe. The connecting portion 12 may be any connecting the stay portions 11, and may be, for example, a plate-like body. . The headrest base 2 is obtained by injecting a foaming material into a foaming mold and foaming and hardening it into a pillow shape.
As foaming raw materials, in addition to liquid urethane and chip urethane,
Polyolefin resin foam beads such as polyethylene and polypropylene are used, and the headrest base 2 is made of a cushion material. Among them, it is more preferable to use polypropylene-based or polyethylene-based resin foam beads. This is because the bending strength, the tensile strength, and the like are large, and the stay 1 inserted into the headrest base 2 is difficult to fall off. The headrest base 2 is provided with a groove 21 having a line width substantially in the length of the connecting portion 12 and having a stripe shape on the bottom surface side. The depth of the groove 21 has reached the set position of the stay 1. A cavity 22 is formed in the headrest base 2 at the position where the stay 1 is set. Cavity 22
Substantially coincides with the space occupied by the stay 1 in the headrest base 2. Thus, the cavity 22 surrounds the periphery of the groove 21, and a through hole corresponding to substantially the upper half of the stay 1 is formed in the headrest base 2. On the bottom surface of the headrest base 2, circular cavities 22 and 22, which are related to the stay 11, and a linear groove 21 connecting them are shown (FIG. 1). When the headrest base 2 is made of a foaming material (for example, urethane foam material) having a good cushioning property, it is preferable that the hole diameter of the hollow portion 22 is made smaller than the diameter of the stay 1. When the stay 1 is set at the set position in the headrest base 2, the surrounding headrest base 2
Is slightly pressed, and the reaction firmly fixes the stay 1. On the other hand, when the headrest base 2 is made of polypropylene foam resin beads or the like, the headrest base 2 is in a harder state than when it is made of a urethane foam material,
The stay 1 fitted with the headrest base 2 can be securely fixed. However, since the elasticity is poor, it is preferable that the hollow portion 22 has a hole diameter substantially equal to the diameter of the stay 1. Here, when the headrest base 2 is made using, for example, polyethylene or polypropylene foam resin beads as a foaming raw material, a simplified mold 4 as shown in FIG. 5 is used. The mold 4 forms the cavity 5 of the headrest base 2 with the core mold 4a and the cavity mold 4b, and the mold surface of the cavity mold 4b is provided with a large number of through holes 41. The steam pipe 6 forming the cavity 22 is fixed to the core mold 4a. The steam pipe 6 in the cavity 5 is provided with a large number of perforated holes 61, and a partition plate 62 for a partition is attached to the steam pipe 6. This partition plate 62 forms the groove 21. Reference numeral 7 denotes a filling gun for feeding resin beads into the cavity 5. The diameters of the perforated holes 61 and the through holes 41 are smaller than the diameter of the resin beads as the foaming raw material, so that the resin beads injected into the cavity 5 from the filling gun 7 cannot escape out of the cavity. Reference numeral 8 denotes a steam chamber, which allows steam in the steam chamber 8 to enter the cavity 5 through the perforated hole 61 of the steam pipe 6 and the opening 42 formed in the core mold 4a. The headrest base 2 is manufactured through the following steps using the mold 4 described above. First, core type 4
a, The cavity mold 4b is closed, and resin beads as a foaming raw material are fed from the filling gun 7 into the cavity 5. The air that has carried the resin beads is discharged from the through hole 41 to the outside of the cavity 5. Thereafter, the steam is caused to flow into the steam chamber 8, and the steam is passed through the perforated holes 61 and the openings 42 into the cavity 5.
The steam uses the latent heat to heat and fuse the resin beads in the cavity 5 to form a foamed molded product of the headrest base 2. Steam and condensed water that have exhausted their latent heat
It is discharged out of the cavity 5 through the through hole 41. The discharge of the used steam or the discharge of the carrier air for the resin beads,
Applying vacuum suction to the through-hole 41 from outside the cavity 5 proceeds smoothly, which is more preferable. Reference numeral 3 denotes a skin material such as fabric or plastic leather. The skin material 3 may be formed in a bag shape and placed in a foaming mold in advance, and a foaming material may be injected into the inside of the skin material 3 to integrate the skin material 3 with the headrest base 2, or only the headrest base 2 may be used. Of foam molded products
A method of covering the skin material 3 later may be used. In FIG. 1, a skin material 3 is attached to a headrest base 2, and a groove 21 and a cavity 22 on the bottom surface of the headrest base 2 are provided.
An opening 31 is provided in a portion of the skin material 3 corresponding to. The opening 31 allows the stay 1 to be connected to the headrest base 2.
After that, it is sealed by the tongue piece 32. [0015] The stay 1 and the headrest base 2 (here, the skin material 3 is applied here) constructed as described above are separately transported to an assembly maker and assembled there. Assembling is performed by applying the connecting portion 12 of the stay 1 to the groove 21 (FIGS. 1 and 2), and matching the groove 21 with the groove 21 in the depth direction.
The stay 1 is inserted while expanding. As the stay 1 is inserted, the groove 21 is expanded and elastically deformed (FIG. 3). Furthermore, when the stay 1 is inserted and the stay 1 is inserted into the hollow portion 22, the groove portion 21 having a linear width that has been elastically deformed closes its mouth when the headrest base 2 elastically returns. Then, the headrest base 2 around the hollow portion 22 fits the stay 1 and secures the fixation. Thereafter, the groove 21 is sealed with the tongue piece 32 of the skin material 3, thereby stopping the displacement of the connecting portion 12 and the stay portion 11 in which the skin material 3 is inserted into the headrest base 2, and fixing the stay 1. Be certain. (2) Embodiment 2 In this embodiment, unlike the groove 21 of the first embodiment, a groove 21 as shown in FIG. 7 is employed. The groove portion 21 has a central portion corresponding to the length of the connecting portion 12 as an opening 211 having a groove width substantially equal to the stay diameter, and a constricted portion having a groove width smaller than the stay diameter near the cavities 22 and 22. Form 212. Then, the hollow portion 22 related to the setting position of the connecting portion 12
A constricted portion 212 having a narrow groove width is also provided around the constricted portion 21.
2 surrounds the inner edge of the substantially U-shaped hollow portion 22. The opening 1 allows the stay 1 to be set to the set position.
Can be easily inserted, and the stay 1 is hardly pulled out by the constricted portion 212 after the stay 1 is inserted into the set position. Further, the groove 21 penetrates the cavity 22,
Both the length and the depth of the groove 21 are increased, and the outer edge of the cavity 22 is surrounded by a band-shaped slit 23 (FIGS. 7 and 8). This band-like slit 23 allows the groove 21
The opening of the stay 1 proceeds smoothly, and the stay 1 can be more easily inserted. The headrest base 2 made of a polypropylene-based foamed resin that has poor cushioning properties but has a good fit and strong retention of the stay 1 is convenient. In this embodiment, after the stay 1 is inserted into and integrated with the headrest base 2, the skin material 3 is attached to the headrest base 2 to form the headrest A. (3) Effects of the Embodiment The headrest A of the assembling type according to this embodiment has a structure in which the stay 1 and the headrest base 2 can be assembled at the final stage, respectively. It can be delivered to an assembly manufacturer in a form in which the skin material 3 is attached to the headrest base 2 or the headrest base 2, and the packing appearance is improved and the transportation efficiency is improved. In addition, since the stay 1 can be delivered directly to the assembly maker instead of stopping at the molding maker and then being transported to the final assembly maker,
Distribution costs are reduced. On the other hand, the stay 1 and the headrest base 2 sent separately can be integrally fixed to the headrest base 2 by simply inserting the stay 1 into the groove 21 and inserting the stay 1 into the hollow portion 22. The headrest base 2 can be easily and quickly assembled. In particular, when the opening 21 is formed in the groove 21 or the band-like slit 23 is formed as in the second embodiment, the expansion of the groove 21 proceeds smoothly, and the mounting of the stay 1 to the headrest base 2 can be more easily achieved.
Further, when the stay 1 is inserted into the cavity 22, the cavity 2
The stay 1 around the headrest 2 elastically returns and tightens the stay 1 inserted therein, so that the stay 1 is securely fixed and held. In addition, since the groove 21 is sealed with the tongue piece 32 of the skin material 3 attached to the headrest base 2 after the stay 1 is inserted, the headrest base 2 becomes difficult to deform, and the headrest base 2 is closed. Will be completely prevented from falling off. In the present invention, the present invention is not limited to the above-described embodiment, but can be variously changed within the scope of the present invention depending on the purpose and application. Stay 1, Headrest base 2, Groove 2
1, cavity 22, band-shaped slit 23, shape of skin material 3,
The size, material and the like can be dealt with according to the purpose without being limited to the present embodiment. Specifically, the shape of the stay 1 is not limited to the U-shape, and may take various forms that change three-dimensionally. The connecting portion 12 of the stay 1 has a wedge shape with a triangular cross section.
The connecting portion 12 that is easily inserted into the groove portion 21 and that is inserted into the hollow portion 22 can also exhibit a function. Skin material 3
May be attached to the headrest A as the final product. At the time when the stay 1 is inserted into and integrated with the headrest base 2, it does not matter whether the skin material 3 is attached to the headrest base 2. Absent. As described above, in the headrest according to the present invention, only the stay is delivered to the assembly manufacturer, and only the headrest base is delivered to the assembly manufacturer to complete the assembly of the headrest. This improves transportation twice and improves the appearance of conventional headrests, and is effective in reducing logistics costs.

【図面の簡単な説明】【図１】実施例１の表皮材被着のヘッドレスト基体とス
テーの斜視図の斜視図である。【図２】図１の縦断面図である。【図３】ヘッドレスト基体へのステーの挿入過渡状態を
示す縦断面図である。【図４】ステーがヘッドレスト基体に嵌挿固定された縦
断面図である。【図５】ヘッドレスト基体用金型の断面図である。【図６】図５の蒸気管周りの部分斜視図である。【図７】実施例２のヘッドレスト基体とステーの斜視図
の斜視図である。【図８】図７のヘッドレスト基体にステーを挿嵌した断
面図である。【図９】図７のＸ−Ｘ線断面図である。【図１０】従来のヘッドレスト運搬時の荷姿図である。【図１１】従来のヘッドレスト運搬時の荷姿図である。【符号の説明】１ステー１１ステー部１２連結部２ヘッドレスト基体２１溝部２１１開穴２１２括れ部２２空洞部２３帯状スリット３表皮材ＡヘッドレストBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view of a headrest base and a stay on which a skin material is applied according to a first embodiment. FIG. 2 is a longitudinal sectional view of FIG. FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a transitional state of insertion of a stay into a headrest base. FIG. 4 is a longitudinal sectional view in which a stay is inserted and fixed to a headrest base. FIG. 5 is a sectional view of a headrest base mold. FIG. 6 is a partial perspective view around the steam pipe of FIG. 5; FIG. 7 is a perspective view of a perspective view of a headrest base and a stay according to a second embodiment. FIG. 8 is a cross-sectional view in which a stay is inserted into the headrest base of FIG. 7; FIG. 9 is a sectional view taken along line XX of FIG. 7; FIG. 10 is a view of a package when a conventional headrest is carried. FIG. 11 is an illustration of a conventional package when carrying a headrest. [Description of Signs ] 1 stay 11 stay portion 12 connecting portion 2 headrest base 21 groove portion 211 opening hole 212 constricted portion 22 hollow portion 23 band-shaped slit 3 skin material A headrest

フロントページの続き (56)参考文献特開平４−303402（ＪＰ，Ａ) 実開平５−93296（ＪＰ，Ｕ) 実開平４−27857（ＪＰ，Ｕ) 実開平５−43947（ＪＰ，Ｕ) 実開平４−56049（ＪＰ，Ｕ) 実開平３−122934（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A47C 7/38 B60N 2/48 Continuation of the front page (56) References JP-A-4-303402 (JP, A) JP-A 5-93296 (JP, U) JP-A 4-27857 (JP, U) JP-A 5-43947 (JP , U) JP-A-4-56049 (JP, U) JP-A-3-122934 (JP, U) (58) Fields investigated (Int. Cl. ⁷ , DB name) A47C 7/38 B60N 2/48

Claims

(57) [Claims] [Claim 1] A metal pipe is bent in a substantially U-shape to be parallel.
A stay (1) that connects a pair of stay portions arranged by a connecting portion,
A headrest base (2) made of a cushion material to which the stay is to be attached , and a through hole corresponding to substantially the upper half of the stay.
Cavity (22) formed at the stay set position of the strike base
And a hollow part on the bottom side of the headrest base with approximately the length of the connecting part.
And the depth reaches the stay set position.
Groove (21) or the depth reaches the stay set position
Corresponding to the length of the connecting part on the bottom side of the headrest base
The center part has an opening with the same groove width as the stay diameter and
A constricted part with a groove width smaller than the stay diameter near the cavity
Formed around the cavity around the set position of the connecting portion
In addition, a groove (21) formed by forming a narrow portion with a narrow groove width, the above-mentioned groove extends, and the length of the groove extends deep through the cavity.
A band formed around the outer edge of the cavity
The stay is inserted while expanding the groove , so that the stay inserted into the cavity is fixed by elastic return of the headrest base around the cavity. A headrest characterized in that it can be assembled and completed .