JP3455245B2 - Objective lens tilt adjustment method and positioning device - Google Patents

Objective lens tilt adjustment method and positioning device

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JP3455245B2
JP3455245B2 JP06601193A JP6601193A JP3455245B2 JP 3455245 B2 JP3455245 B2 JP 3455245B2 JP 06601193 A JP06601193 A JP 06601193A JP 6601193 A JP6601193 A JP 6601193A JP 3455245 B2 JP3455245 B2 JP 3455245B2
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lens
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久司 今野
俊之 加瀬
政博 大野
勝喜 林
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ペンタックス株式会社
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光束によって光
磁気ディスク等の記録媒体に情報の記録および再生を行
う光学式情報記録再生装置の製造工程に関し、特に、こ
の光学式情報記録再生装置の光学系の対物レンズの傾き
を調整する方法に関する。 【0002】 【従来の技術】光学式情報記録再生装置では、記録媒体
に対する情報の書き込みおよび読み出しを正確に行うた
め、レーザ光束を記録媒体上にできるだけ小さく集束さ
せる必要がある。しかし対物レンズの光軸が記録媒体に
対して傾いていると、コマ収差が発生し、記録媒体上に
おいてレーザビームスポットが小さく集束しなくなる。
すなわち、例えば読み取り信号の振幅が減少したり、あ
るいはジッタが増大し、信号が正確に再生されなくなる
という問題が発生する。 【0003】そこで光学式情報記録再生装置の製造工程
では、対物レンズの光軸が記録媒体に対して高精度に垂
直になるように、対物レンズの姿勢を調整する必要があ
る。対物レンズの光軸と記録媒体の傾きの許容範囲は、
最近の記録情報の高密度化に伴って大きいNA(開口
数)を有する対物レンズの場合、さらに厳しく定められ
なければならない。 【0004】このため従来、記録媒体の径方向に移動自
在に設けられる移動部材に、対物レンズの支持部材を傾
斜可能に取付けるとともに、これら移動部材と支持部と
をネジ等の部材を用いて連結し、ネジを回転させること
によって対物レンズと支持部材を傾き調整する構成が採
用されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】一方、記録媒体への記
録および再生動作を高速化することが望まれており、こ
のため、光ピックアップのトラッキング動作、すなわち
移動部材の記録媒体の径方向への移動および位置決め動
作を高速化する必要性が増してきている。ところが上述
のような、ネジ等により移動部材と支持部材とを連結す
る構成によると、部品点数が多いために光ピックアップ
の重量が大きくなり、トラッキング動作の高速化には一
定の限界がある。そこで光ピックアップの部品点数を減
少させるため、移動部材と支持部材の間の傾き調整を不
能にするとともに対物レンズの支持部材に対する傾きを
調整する構成を採用することが考えられる。 【0006】本発明は、対物レンズの支持部材に対する
傾きを調整する構成を採用した場合における傾き調整方
法を提供することを目的としている。 【0007】 【問題を解決するための手段】本発明に係る対物レンズ
傾き調整方法は、対物レンズを吸着する吸着管と、この
吸着管が挿入可能であり、対物レンズの外形に合致した
円形孔及びこの円形孔に連続するテーパー面が内壁面に
形成された案内部材とを備え、吸着管が案内部材内に挿
入されることにより、対物レンズの外周面がテーパー面
と円形孔によって案内され、対物レンズの吸着管に対す
る位置決めが行われることを特徴としている。 【0008】 【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は、本発明の一実施例に係る傾き調整方法において用
いられる対物レンズ傾き検出装置200によって、光磁
気ディスク装置100の対物レンズ150の傾きを検出
する状態を示している。 【0009】光磁気ディスク装置100の光学系の構成
を説明する。半導体レーザ(LD)光源101から出力
される発散光束のレーザビーム(コヒーレント光)は、
コリメートレンズ102によって平行光束に変換され、
この光束の断面形状はビーム整形プリズム(アナモプリ
ズム)103によって円形に整形される。このビーム整
形プリズム103には、光分割プリズム104、105
が固定されている。ビーム整形プリズム103を透過
し、光分割プリズム104、105の間のビームスプリ
ッタ106において反射したレーザビームは、光量セン
サ107に入射する。これにより半導体レーザ光源10
1から出力されるレーザビームの光量が検出され、レー
ザビームの光量が所定値になるように自動的に調節され
る。 【0010】ビームスプリッタ106を透過したレーザ
ビームは、ミラー110において反射した後、対物レン
ズ傾き検出装置200の挿入プリズム(光分割手段)2
01を透過し、ミラー112において反射して対物レン
ズ150に導かれる。 【0011】対物レンズ150は、その傾き調整時、図
示のようにカバーガラスA(記録媒体である光磁気ディ
スクと光学的に等価なガラス)に対向しているが、光磁
気ディスクの記録再生時、図示の状態とは異なり、光磁
気ディスクに対向している。ここで、光磁気ディスク装
置100の信号検出系の構成の説明のため、光磁気ディ
スクの記録再生時を想定する。すなわちこの状態におい
て、対物レンズ傾き検出装置200は設けられておら
ず、カバーガラスAの代わりに光磁気ディスクが設けら
れている。 【0012】さて、光磁気ディスクにおいて反射した光
束は、対物レンズ150、ミラー112およびミラー1
10を通って、光分割プリズム104、105に導かれ
る。光分割プリズム104、105の間のビームスプリ
ッタ106において反射した光束は、1/2波長板11
3において偏光方向が45度回転させられ、プリズム1
14とウェッジプリズム115によって構成される偏光
ビームスプリッタに入射する。この偏光ビームスプリッ
タに入射した光束のP偏光成分とS偏光成分は、偏光ビ
ームスプリッタにおいて2つに分離され、集光レンズ1
16を透過し、2つのデータセンサから成る信号検出器
117に入射し、光磁気信号等が得られる。 【0013】一方ビームスプリッタ106を透過した光
束は、ビーム整形プリズム103と光分割プリズム10
4の間に形成されたビームスプリッタ108において反
射し、集光レンズ121に入射する。そしてこの光束
は、プリズム122によって反射し、シリンドリカルレ
ンズ123を透過してエラー検出器124に入射する。
すなわち、この光束は集光レンズ121とシリンドリカ
ルレンズ123によって非点隔差を与えられ、エラー検
出器124に集光し、ここではプッシュプル法によるト
ラッキングエラー信号と非点収差法によるフォーカシン
グエラー信号とが得られる。 【0014】次に、対物レンズ傾き検出装置200の光
学系の構成を説明する。半球レンズ202は、カバーガ
ラスAに近接した位置に設けられ、カバーガラスAに対
して対物レンズ150とは反対側に配設される。挿入プ
リズム201は、光磁気ディスク装置のミラー110と
ミラー112の間、すなわち平行光束中に挿入される。
挿入プリズム201は、高精度に製作された(すなわち
この挿入プリズムによる新たな波面収差の発生はない)
偏光ビームスプリッタ(PBS)201a、およびこの
PBS201aの対物レンズ150側に設けられた1/
4波長板201bから構成される。挿入プリズム201
に入射した直線偏光は、1/4波長板201bを透過し
たことにより円偏光に変換され、半球レンズ202によ
って反射した光束は挿入プリズム201により、入射直
線偏光に対して直交した偏光として対物レンズ傾き検出
装置200内に導かれる。この挿入プリズム201から
半導体レーザ光源101側への戻り光は生ぜず、戻り光
によるノイズの発生が抑えられる。 【0015】なお、偏光ビームスプリッタ201aの半
導体レーザ光源101側に1/2波長板201cを設け
てもよい。1/2波長板201cのPBS201aへの
取付け状態を選択することによって、半導体レーザ光源
101からの光の偏光方向が自由に選択されるので、検
出装置200の設置場所が図示例とは異なる場合(すな
わち入射偏光方向と挿入プリズム反射面の法線が同一平
面にない場合)に、半球レンズ202からの反射光束を
検出装置200へ取り出すことができる。 【0016】挿入プリズム201で反射した光束の一部
は、ハーフミラー203を透過し、結像レンズ204を
介して干渉縞観測部205に導かれる。干渉縞観測部2
05は、例えばCCDカメラおよび図示しないモニタを
備えている。この観測部205では、対物レンズ150
およびカバーガラスAを透過し、半球レンズ202の平
面部202aで反射した光束と球面部202bで反射し
た光束との重ね合わせによって生じる干渉縞Bが観測さ
れる。この干渉縞Bの歪みは、対物レンズ150とカバ
ーガラスAの相対的な傾きによって生じるコマ収差に起
因している。 【0017】一方、ハーフミラー203において反射し
た光束は、集光レンズ211に導かれる。集光レンズ2
11から出射される光束は、ビームスプリッタ212に
おいて2つに分離され、一方の光束は拡大レンズ213
を介して点像観測部214に導かれ、他方の光束はアラ
イメント検出部215に導かれる。点像観測部214と
アライメント検出部215は、それぞれ例えばCCDカ
メラおよび図示しないモニタを備えている。 【0018】点像観測部214では、半球レンズ202
の平面部202aから反射された反射像(点像)と球面
部202bから反射された反射像(点像)Cとが、それ
ぞれ拡大して観測される。平面202aによる点像は、
光軸に対し180度方向に非対称な成分であるコマ収差
成分を含んでいないが、球面部202bによる点像C
は、コマ収差成分を含んでいる。 【0019】一方アライメント検出部215は、干渉縞
や点像を良好に観測するためのもので、対物レンズ15
0に入射した光束によってできた集光点と、半球レンズ
202の平面部202aおよび球面部202bの曲率中
心(半球レンズ202の平面部202a上にある)との
位置関係を調整するために設けられている。このアライ
メント検出部215は後述するように、例えば、対物レ
ンズ150の傾き調整の開始時、半球レンズ202と光
磁気ディスクディスク装置100との相対的な位置設定
や、対物レンズ150の傾き調整時に用いられる。 【0020】図2を参照して、本実施例における波面収
差内のコマ収差成分(以下、単にコマ収差という)の検
出感度について説明する。 【0021】この図において、対物レンズ150および
カバーガラスAを透過した光線L1のうち一部は、半球
レンズ202の平面部202aにより、対物レンズ15
0の光軸に対して180度対称に折り返して反射され光
線L2となる。一方、平面部202aを透過した光線の
うち一部は、半球レンズ202の球面部202bで反射
されて光線L3となり、入射光線と同じ経路をたどり、
対物レンズ150から射出する。 【0022】対物レンズ150およびカバーガラスAを
透過した波面のうち、半球レンズ202の平面部202
aで反射して対物レンズ150を透過した波面には、光
軸に対して180度方向の非対称成分であるコマ収差は
含まれていない。一方、半球レンズ202の球面部20
2bで反射し、対物レンズ150を透過した波面は、対
物レンズ150およびカバーガラスAを往復して透過し
ているので、対物レンズ150およびカバーガラスAを
透過した時のコマ収差の2倍のコマ収差を含んでいる。
これら両者の波面が相互に重ね合わされることにより干
渉縞が発生し、干渉縞観測部205では、対物レンズ1
50およびカバーガラスAを透過したことにより発生す
るコマ収差が2倍の感度で観測される。換言すれば、観
測部205においては、カバーガラスAに対して対物レ
ンズ150が傾くことにより生じたコマ収差量がλ/2
(λは対物レンズを透過する光の波長を示す)の時に、
干渉縞が1本観測される。 【0023】次に、図1および図3を参照して、本実施
例装置による対物レンズの傾き調整を概略的に説明す
る。まず、対物レンズ150を所定の支持部材(図示せ
ず)上に載置するとともに、カバーガラスAをディスク
取付面(図示せず)を基準として所定位置に配置する。
そして、アライメント検出部215および点像観測部2
14に表示された、対物レンズ150によって集光され
半球レンズ202の平面部202aからの反射による点
像が鮮明なスポットになるように、半球レンズ202と
対物レンズ150の光軸方向の相対的な位置合わせを行
う。次に、アライメント検出部215に表示された、対
物レンズ150によって集光され半球レンズ202の球
面部202bからの反射による点像が、半球レンズ20
2の平面部202aからの反射点像の位置にくるよう
に、対物レンズ150および半球レンズ202の光軸に
垂直な方向の相対的な位置合わせを行う。 【0024】干渉縞観測部205のモニタには、図3
(a)に示す干渉縞Bが表示され、またアライメント検
出部215および点像観測部214のモニタには、図3
(b)に示すような点像C,Dが表示されている。干渉
縞Bの歪みは、コマ収差によって発生し、対物レンズ1
50とカバーガラスAとの相対的な傾きが大きくなるほ
ど大きくなる。点像Cは、半球レンズ202の球面部2
02bからの反射像であり、コマ収差が現れている。一
方点像Dは、半球レンズ202の平面部202aからの
反射像であり、コマ収差成分を含んでいない。アライメ
ント検出部215と点像観測部214では観測倍率が異
なっており、いずれの点像C,Dも、点像観測部214
では高倍率で表示されるため、明瞭な像として観察され
る。 【0025】さて干渉縞Bの歪みの大きさが所定の量
(例えばλ/4すなわち1/2本)よりも大きい場合、
対物レンズ150の傾きを調整し、この歪みが実質的に
消滅して干渉縞Bが直線的になるようにする。この傾き
調整によって対物レンズ150による集光点が半球レン
ズ202の球面部202bの曲率中心から大きくずれる
と、干渉縞Bのティルト縞の本数が増加しすぎ、干渉縞
Bの歪みの大きさが判断しにくくなる。このような場合
には、干渉縞Bの本数が減少するように、対物レンズ1
50すなわち光磁気ディスク装置100全体または半球
レンズ202を対物レンズ150の光軸に垂直な方向に
変位させ、ティルト縞の本数を適当な値にする(通常3
〜4本)。ここで再び対物レンズとカバーガラスとの相
対的な傾きによって生ずるコマ収差を観測し、再び干渉
縞Bが直線的になるように対物レンズ150の傾きを調
整する。以上の操作を繰り返すことにより、対物レンズ
150の傾きは高精度に調整される。 【0026】以上のように本実施例では、対物レンズ1
50に対してカバーガラスA側に半球レンズ202が設
けられ、この半球レンズ202による反射光束によって
生じる干渉縞Bに基づいて、対物レンズ150とカバー
ガラスAの相対的な傾きが検出される。したがってカバ
ーガラスA側には、干渉縞Bを得るための光学系として
は実質的に半球レンズ202しか設けられておらず、大
きな空間が確保される。このため本実施例では、半球レ
ンズ202側から対物レンズ150の傾きを調整するこ
とが可能となり、対物レンズ150の支持部材(図示せ
ず)への取付け構造の自由度を損なうことがない。すな
わち、光磁気ディスク装置のフォーカシング・トラッキ
ング機構を軽量化するために、フォーカシング・トラッ
キング機構への対物レンズ150の取付け構造として例
えば図4〜図7に示すようなものを採用した場合であっ
ても対物レンズ150の傾きを調整することができる。 【0027】また本実施例では、半球レンズ202によ
り、対物レンズ150から導かれた光束を反射させると
ともに複数の光束に分離し、そしてこれら複数の光束を
相対的に光軸の周りに略180度回転させるとともに相
互に重ね合わせて干渉縞を発生させている。すなわち、
光束の反射、分離、回転および重ね合わせを1つの部材
により達成している。したがって、後述する凹面鏡とダ
ブプリズムを用いた構成と比較し、重ね合わせられる複
数の光束に違った外乱が入りにくいため、安定した干渉
縞Bが得られ、傾き調整作業が容易に行なえる。 【0028】さらに本実施例では、半球レンズ202を
用いたため、半球レンズ202と対物レンズ150との
間の位置調整、すなわちアライメント調整が容易であ
る。つまり、半球レンズ202は平面部202aに球面
部202bの曲率中心があるため、対物レンズ150の
集光点を平面部202aに合わせるだけで半球レンズ2
02の光軸方向の位置調整が完了し、その後、対物レン
ズ150の集光点が半球レンズ202の球面部202b
の曲率中心上に合致するように、半球レンズ202また
は対物レンズ150(すなわち光磁気ディスク装置10
0)を光軸に対して垂直方向に位置調整すればよい。 【0029】以上のような対物レンズ150の傾き調整
が終了すると、この光磁気ディスク装置は次の工程に搬
送され、所定の組み立てあるいは検査が行われる。 【0030】次に図4〜図7を参照して、光磁気ディス
ク装置100のフォーカシング・トラッキング機構への
対物レンズ150の取付け構造について説明する。 【0031】図4に示すように、対物レンズ150はレ
ンズ支持部材151の支持面152によって支持されて
いる。支持面152は環状の傾斜面であり、円錐面の一
部から成っている。対物レンズ150は例えば両面非球
面の単玉ガラスモールドレンズであり、その外周部には
全周にわたって、支持面152に接触するフランジ15
3が形成されている。 【0032】今、支持面152の中心線CLと対物レン
ズ150の光軸が一致しており、対物レンズ150とカ
バーガラスAとは相互に平行であると仮定する。この状
態から対物レンズ150が図の横方向の力を受けてδだ
け変位すると、フランジ153が支持面152に沿って
変位するため、対物レンズ150は、二点鎖線により示
すように、支持面152に垂直な直線Mと中心線CLと
の交点C1を中心として回転する。すなわち、対物レン
ズ150の光軸の傾きθが生ずるとともに、集光点C2
が変位して像点ずれεが発生する。この傾きθが生ずる
ことよってコマ収差が発生し、干渉縞B(図1等を参
照)の歪みが大きくなる。また像点ずれεによってティ
ルト縞である干渉縞Bの本数が増大し、これにより干渉
縞の歪みの大きさが観測しにくくなることがある。した
がって、対物レンズ150の傾き調整時には、傾きθの
みが変化し、像点ずれεが発生しないことが望ましい。 【0033】対物レンズ150の傾斜によって像点ずれ
εが発生しないためには、対物レンズ150は入射光が
平行光の場合、後側主点(像側主点)N2を中心として
回転すればよい。しかし図示例のように対物レンズ15
0が支持面152に対して変位する構成の場合、対物レ
ンズ150が後側主点N2を中心として回転するには、
支持面152とフランジ153との接点を通り支持面1
52に垂直な直線と、光軸との交点C1が、後側主点N
2と一致する必要がある。このような状態で、対物レン
ズ150を支持することは困難である。そこで上記実施
例では、傾き調整工程において、像点ずれεが発生した
ために干渉縞の本数が増加してコマ収差の程度が判定し
にくくなった場合には、対物レンズの光軸に垂直な方向
に対物レンズ傾き検出装置200全体を変位させるか、
または半球レンズ202(あるいは凹面鏡240)を変
位させるかによって、像点ずれεすなわち干渉縞の本数
を減少させてコマ収差を測定している。対物レンズ15
0の傾き調整工程については、後に詳述する。 【0034】図5は、フォーカシング・トラッキング機
構160への対物レンズ150の取付け構造を模式的に
示すものである。 【0035】フォーカシング・トラッキング機構(コー
ス・アクチュエータ)160は光磁気ディスクKの下方
に位置しており、対物レンズ150はこの光磁気ディス
クKの下方からレーザ光Sを照射する。レンズ支持部材
(ファイン・アクチュエータ)151はバネ154によ
って固定部材155に連結されており、固定部材155
はネジ156によって移動部材157に固定されてい
る。すなわちレンズ支持部材151は固定部材155に
対し、バネ154が撓むことによって変位可能であり、
固定部材155と移動部材157は一体的に連結されて
いる。このように、対物レンズ150がレンズ支持部材
151に対して傾きを調整される構成とするとともに、
固定部材155と移動部材157を一体的に連結したた
め、従来のように固定部材155と移動部材157を相
対的に傾斜させるための構造が不要となり、固定部材1
55と移動部材157を傾斜可能に連結するための部品
を削除することができる。したがって、フォーカシング
・トラッキング機構160を大幅に軽量化することがで
き、光磁気ディスクに対するトラッキング動作を高速化
させることが可能となる。 【0036】図6は、分離型の光磁気ディスク装置のフ
ォーカシング・トラッキング機構160の具体的な構成
を示している。移動部材157は、例えばボールベアリ
ングを介して、レール161に移動自在に支持されてお
り、このレール161に沿って変位することにより、光
磁気ディスクの所定のトラックに位置決めされる。移動
部材157には、ミラー112(図1参照)が配設され
ており、このミラー112を介して、レーザ光束が対物
レンズ150に導かれ、また対物レンズ150から出射
されたレーザ光が図示しない検出系に導かれる。固定部
材155は連結部材158を介して移動部材157に固
定されている。なお、図5では連結部材158は省略さ
れている。 【0037】バネ154は図6において紙面に垂直な方
向に延びている。レンズ支持部材151は、固定部材1
55および連結部材158から離間しており、バネ15
4のみによって支持されている。レンズ支持部材151
には、対物レンズ150の下方に延びる孔162が形成
されており、この孔162の周囲には複数のソレノイド
コイル163が設けられている。連結部材158には、
ソレノイドコイル163に対応してマグネット(図示せ
ず)が設けられている。従来公知のように光磁気ディス
クKの記録あるいは再生動作において、トラッキングエ
ラー信号およびフォーカシングエラー信号に基づいて、
複数のソレノイドコイル163のうち所定のものが通電
され、レンズ支持部材151が微小変位して対物レンズ
150と光磁気ディスクKのフォーカス位置およびトラ
ック位置との相対的な位置関係が調整される。 【0038】図7はレンズ支持部材151の構造を示
し、対物レンズ150が載置される支持面152および
その付近の構成については誇張して示している。 【0039】環状の支持面152は、孔162の中心軸
上に頂点を有する円錐面の一部であり、内側ほど低く形
成されている。支持面152の外周部には、上方に突出
する4つの突起164が形成されている。これらの突起
164は等間隔毎に設けられ、内周面に形成された凹曲
面は接着剤溜め部165である。これらの接着剤溜め部
165には、対物レンズ150と支持面152の接着に
使用されない余分の接着剤が保持される。すなわち接着
剤の量が多い場合、接着剤が硬化したことによって膨張
しても、この膨張した分は接着剤溜め部165に吸収さ
れ、これにより接着剤が対物レンズ150の表面に侵入
することが防止される。 【0040】次に図8〜図20を参照して、対物レンズ
150を支持部材151上に載置するとともに、この対
物レンズ150の傾きを調整するための装置および工程
について説明する。 【0041】図8は、光ディスク装置取付け装置500
の概略的な構成を示す平面図である。取付け装置500
は、平行に延びる一対の案内部材501、502を有
し、この案内部材501、502には、パレット503
が移動自在に設けられている。光磁気ディスク装置10
0は第1ステージST1においてパレット503上に載
置される。 【0042】次いでパレット503は図の右方向に移送
され、第2ステージST2において停止する。第2ステ
ージST2には、図9に示すような位置決め装置300
が設けられている。この位置決め装置300は、レール
161(図6)に対するレンズ支持部材151の位置決
めを行うものである。レール161は、図9において左
右方向に延びており、レンズ支持部材151をこのレー
ルに対して所定位置に停止させるため、取付け装置50
0にはストッパ301が設けられている。このストッパ
301には、連結部材158が当接し、これによりレン
ズ支持部材151の概略的な位置決めが行われる。次い
で図示しないロック機構が操作され、フォーカシング・
トラッキング機構160(図6)がレール161(図
6)に固定されるとともに、ストッパ301が上方に回
転移動して連結部材158から解放される。 【0043】この位置決めの状態を確認するため、スト
ッパ301の先端部の上方には、顕微鏡対物レンズ30
2が設けられている。この顕微鏡対物レンズ302は、
固定板303に取付けられた円筒状のホルダ304の下
端部に固定されている。一方、ホルダ304の上端部に
はCCDカメラ305が設けられ、このカメラ305に
はモニタ306が接続されている。モニタ306上にお
いて、レンズ支持部材151の映像が所定の位置を表す
指標に一致していない時、その映像と指標が一致するよ
うに、光磁気ディスク装置100の位置が水平位置調整
機構505(図8)によって水平面内で微調整され、レ
ンズ支持部材151の位置が修正される。 【0044】水平位置調整機構505はパレット503
の下面に設けられており、光磁気ディスク装置100を
パレット503に対して、案内部材501、502に平
行なX軸方向、およびX軸に垂直なY軸方向に変位させ
ることができる。すなわち、X軸調整つまみ506を軸
周りに回転させることにより、光磁気ディスク装置10
0のX軸方向位置が微調整され、またY軸調整つまみ5
07を軸周りに回転させることにより、光磁気ディスク
装置100のY軸方向位置が微調整される。 【0045】次いで、パレット503すなわち光磁気デ
ィスク装置100は案内部材501、502に沿って図
8の左方向に移送され、第3ステージST3において停
止する。この第3ステージST3では、次に述べるよう
にレンズ供給装置310により、対物レンズ150がレ
ンズ支持部材151上に載置されるとともに、支持部材
151と対物レンズ150の間に接着剤が供給される。 【0046】図10は第3ステージST3に設けられる
レンズ供給装置310を示している。固定板311には
円筒状の軸受部材312が固定され、軸受部材312の
固定板311からの突出部の外面には、円錐筒状の案内
部313が嵌合されている。案内部313の内部には円
錐状のテーパ面314が形成されており、また案内部3
13の外周部には、4本の接着剤塗布部材315が案内
部313の軸心を中心として等間隔毎に設けられてい
る。塗布部材315は細長い管状部材であり、可撓性の
チューブ316を介して、接着剤供給部317に接続さ
れている。接着剤供給部317は一定量の接着剤を供給
するように制御される。 【0047】先端に吸着管322が取付けられた挿入管
321は、軸受部材312の内部壁面318に摺動自在
に嵌合される。挿入管321は負圧源325に接続され
ており、この負圧によって吸着管322の先端に対物レ
ンズ150が保持される。挿入管321の基部321a
は支持管323によって摺動自在に支持されており、支
持管323に形成された案内溝323aには、基部32
1aに固定されたボルト324が係合している。すなわ
ちボルト324は案内溝323aに案内され、これによ
り挿入管321は、支持管323に対して軸心方向に相
対移動可能である。 【0048】支持管323、挿入管321および吸着管
322は、最初、軸受部材312から取り外されてお
り、この状態で、吸着管322の先端に、図示しない対
物レンズ設置部から対物レンズ150が供給される。そ
して吸着管322の先端に対物レンズ150が保持され
た状態で、挿入管321および吸着管322は軸受け部
材312および案内部313内に挿入される。この挿入
動作において、図11に示すように対物レンズ150の
外周面154が、案内部313のテーパ面314とその
先端に形成された円形孔319とによって案内されるこ
とにより、対物レンズ150の円形孔319に対する径
方向の位置決め、すなわち心出しが行われる。挿入管3
21と吸着管322がさらに挿入され、支持管323の
下端部が軸受部材312の上端部に当接すると、吸着管
322の先端すなわち対物レンズ150は図10に示す
ように案内部313の円形孔319から下方に突出す
る。 【0049】次いで挿入管321および吸着管322
が、支持管323、軸受部材312および案内部313
に対して下降し、図12に示すように対物レンズ150
は支持部材151の支持面152上に載置される。そし
て挿入管321および吸着管322への負圧の供給が遮
断されると同時に、吸着管322は対物レンズ150か
ら僅かに離される。この状態において、4本の接着剤塗
布部材315の先端は、それぞれ各支持部材151の突
起164の上面中央部に対向しており、この接着剤塗布
部材315から所定量の接着剤Gが接着剤溜め部165
内に供給される。この時、接着剤Gは等間隔に配置され
た接着剤溜め部165に供給されるので、接着剤Gは支
持面152に載置された対物レンズ150の外周縁部全
体に渡って均等に塗布される。なお本実施例において、
接着剤Gは紫外線硬化型である。 【0050】接着剤Gが塗布された後、挿入管321お
よび吸着管322は、図示しないバネによって、上昇し
て対物レンズ150から離間し、図10に示す位置にお
いて停止する。 【0051】その後、第4ステージST4において、対
物レンズ150の傾き調整が行われるとともに、接着剤
Gが硬化されて対物レンズ150は支持部材151上に
固定される。図13および図14は、この傾き調整工程
を示すフローチャートである。 【0052】ステップS10では、第3ステージを終了
して再び第1ステージST1に移送された光磁気ディス
ク装置100に、図15および図16に示すような挿入
部材330が取付けられる。(図17および図18参
照) 【0053】挿入部材330は、円板状の本体331を
有しており、本体331の中央部にはスピンドルモータ
の出力軸131に嵌合される孔333が形成されてい
る。第1のアーム334は本体331から径方向に延
び、このアーム334の先端にはカバーガラスAが取付
けられている。すなわちカバーガラスAは、スピンドル
モータのディスク当て付け面と平行に取付けられてい
る。第2のアーム335は、上方から見ると第1のアー
ム334を囲う矩形を有しており、この第2のアーム3
35の先端には下方に延びる支持部336が形成され、
この支持部336には挿入プリズム201が取付けられ
ている。すなわち、挿入プリズム201はカバーガラス
Aよりも下方に位置する。なお、第2のアーム335の
先端と支持部336には、挿入プリズム201による反
射光を透過させるための孔337、338が形成され、
また第1のアーム334には、傾き調整爪401を通す
ための開口339が形成されている。 【0054】ステップS11では、光磁気ディスク装置
100は第4ステージST4に移送される。第4ステー
ジST4には傾き調整装置400が設けられている。傾
き調整装置400は、カバーガラスAに対する対物レン
ズ400の傾きを調整するためのもので、半球レンズ2
02と傾き調整爪401を備えており、図18の状態に
おいて半球レンズ202の平面部202aはカバーガラ
スAに平行である。なお、傾き調整装置400の構成に
ついては後述する。光磁気ディスク装置100は傾き調
整装置400の下方において、所定の位置に固定され
る。最初、傾き調整装置400は図17に示すように、
対物レンズ150の上方であって対物レンズ150から
相対的に高い位置にあるが、ステップS12において下
降し、図18に示すように対物レンズ150に近接した
所定の高さ位置に定められる。この時、半球レンズ20
2の光軸方向での位置決めが行われ、また、傾き調整爪
401も対物レンズ150に近接した位置に設定され。 【0055】ステップS13では、アライメント検出部
215(図1)に表示された点像(図3)および点像観
測部214に表示された点像Dが鮮明なスポットになる
ように、すなわち対物レンズ150の集光点が半球レン
ズ202の平面部202a上にくるように、対物レンズ
150の光軸(Z軸)方向の位置を微調整する。この微
調整は、アライメント検出部215および点像観測部2
14の各モニタを観測しながら、ソレノイドコイル16
3(図7)への通電を制御し、対物レンズ150のみを
動かすかまたは光磁気ディスク装置100全体を図示し
ない駆動部によって動かすことにより行われる。なお、
この対物レンズ150の微調整に代えて、半球レンズ2
02を光軸方向に微調整するようにしてもよい。 【0056】ステップS14では、干渉縞観測部20
5、点像観測部214およびアライメント検出部215
のモニタに表示された干渉縞B、点像C、D(図3)を
観測することにより、対物レンズ150の集光点と半球
レンズ202の球面部202bの曲率中心とが合致する
ように、対物レンズ150を光軸の垂直方向に微調整す
る。すなわち、点像Cが点像Dに近づくように微調整す
る。これは、光磁気ディスク装置100を水平位置調整
機構505によってX軸方向およびY軸方向に微小変位
させることにより行われる。これにより干渉縞Bにはコ
マ収差の他、適当なティルト縞の本数(例えば3本)が
加わり、干渉縞Bの歪みすなわちコマ収差が見やすくな
る。なお、この対物レンズ150の微調整に代えて、半
球レンズ202をX軸方向およびY軸方向に微調整する
ようにしてもよい。 【0057】ステップS15では、適当な方向のティル
ト縞を選択して、干渉縞観測部205のモニタに表示さ
れた干渉縞Bを観測することにより、対物レンズ150
から出射された光束のコマ収差の大きさを判定する。こ
のコマ収差が許容値以内でない時、すなわち干渉縞Bの
歪みの大きさが所定の量よりも大きい時、カバーガラス
Aに対する対物レンズ150の傾斜の度合いが大きいと
判定し、ステップS20以降の作業に示すように、傾き
調整装置400によって対物レンズ150の傾きを調整
する。また観測されたコマ収差の大きさが所定より小さ
い時は、対物レンズ150の傾き調整は行わず、ステッ
プS26以降の作業を行う。 【0058】ここで傾き調整装置400の構成を、図1
8〜図20を参照して説明する。傾き調整装置400の
本体402の下面には、半球レンズ保持部材404が取
付けられている。半球レンズ保持部材404の先端には
上下方向に延びる孔403が形成され、この孔403の
下端部には、半球レンズ202が固定されている。 【0059】4本の傾き調整爪401は、図19から理
解されるように、円板409の中央部をくり抜いて成形
され、円板409の中心に向かって延びている。円板4
09は半球状の回動部材410の下面に取付けられ、ま
た円板409の中心は、半球レンズ202の内部に位置
している。各傾き調整爪401は90度間隔に設けら
れ、その先端は折曲されて半球レンズ202よりも下方
に位置している。また各傾き調整爪401の先端は、回
動部材410の半球状外周面411の曲率中心の近傍ま
で延び、図18に示す状態すなわち対物レンズ150の
傾き調整時において、カバーガラスAの下面よりも下方
に位置している。なお4本の傾き調整爪401のうち1
本は、第1のアーム334の開口339内に位置してい
る。また回動部材410には、半球レンズ保持部材40
4との干渉を避けるため、切欠部419が形成されてい
る。 【0060】回動部材410の半球状外周面411は、
本体402の下面に形成された半球状凹部412に摺動
自在に支持されている。これらの外周面411および凹
部412の曲率中心は、対物レンズ150の光軸上にあ
り、対物レンズ150の回転中心C1(図4参照)の近
傍にある。回動部材410には、上下方向に延びる連結
孔413が形成され、この連結孔413には筒状の操作
軸414が挿入されている。操作軸414の下端部に設
けられたフランジ417は連結孔413よりも大きい径
を有し、回動部材410の下面に係合している。操作軸
414は連結孔413から上方に突出し、本体402を
貫通して延びており、また操作軸414の上端部には、
環状の押圧部材415が嵌着されている。この押圧部材
415と本体402の間には、バネ416が設けられて
おり、このバネ416は押圧部材415を介して回動部
材410を常時上方に付勢している。 【0061】操作軸414内には、傾き調整爪401の
基準面と平行に平行平面(透明ガラス)431が設けら
れている。この平行平面431は、対物レンズ150の
傾き調整工程のステップS12において、傾き調整爪4
01の傾きの初期位置を確認するために利用される。 【0062】本体411の上部に形成された筒状壁41
8には、4つのハンドル421が螺着されている。筒状
壁418は押圧部材415を囲繞しており、各ハンドル
421の先端部422は筒状壁418の内部に突出して
押圧部材415の外周面に当接している。ハンドル42
1を軸心周りに回転させることにより、ハンドル421
の筒状壁418からの突出量が変化する。すなわち、2
つのハンドル421の突出量を大きくするとともに、他
の2つのハンドル421の突出量を小さくすることによ
り、押圧部材415を水平方向に変位させることがで
き、これにより操作軸414が傾斜して回動部材410
が回転変位する。この回動部材410の回転により傾き
調整爪401の傾きが変化し、後述するように対物レン
ズ150の傾きが調整される。 【0063】回動部材410の回転中心からハンドル4
21と押圧部材415の接触部分Tまでの距離は、対物
レンズ150の回転中心C1から支持面152(図4)
までの距離よりも大きく、例えば約10倍である。した
がって、ハンドル421を回転させてその軸心方向に移
動させた時、対物レンズ150の移動量はハンドル42
1の移動量の約1/10となり、ハンドル421の操作
により対物レンズ150の傾きを高精度に微調整するこ
とができる。 【0064】なお図20に示すように、本体402であ
って各ハンドル421の位置に対応した部位には、それ
ぞれバネ423が設けられている。これらのバネ423
の一端は例えば円板409の外周部に係止し、また他端
は本体402の上部に係止している。これら4本のバネ
423により回動部材410は常時上方に付勢され、こ
れにより回動部材410は傾いた状態で安定的に停止す
ることができる。 【0065】再び図13および図14を参照し、対物レ
ンズ150の傾き調整工程を説明する。 【0066】ステップS20では、まず傾き調整爪40
1が対物レンズ150の外周縁部に接触するまで、傾き
調整装置400を微小量下降させる。ステップS21で
は、ハンドル421を回転させることにより回動部材4
10を回動させ、4本の傾き調整爪401を傾ける。こ
の傾き調整爪401の傾斜の方向および大きさは、ステ
ップS20において観測された干渉縞Bに基づいて決定
される。すなわち、コマ収差が水平面内において例えば
X軸方向から45度傾斜した方向に現れていることが干
渉縞Bから判定された場合、傾き調整爪401をその方
向に沿って傾ける。これにより、対物レンズ150は支
持面152に沿って変位し、対物レンズ150と支持面
152との接触位置が変化して対物レンズ150の傾き
が変化する。ステップS22では、傾き調整装置400
を微小量だけ上昇させ、傾き調整爪401を対物レンズ
150から離間させる。 【0067】ステップS21において対物レンズ150
を傾けた結果、図4を用いて説明したように対物レンズ
150の集光点C2が変位し、これにより干渉縞Bのテ
ィルト縞の本数が増大してコマ収差の大きさを判定しに
くくなることがある。そこでステップS23では、干渉
縞Bのティルト縞の本数がコマ収差の大きさを判定する
のに多過ぎるか否かを判定し、多過ぎる場合、水平位置
調整機構505を操作することにより、光磁気ディスク
装置100すなわち対物レンズ150を、干渉縞Bのテ
ィルト縞の本数が低減する方向すなわちステップS21
において傾き調整爪401を傾けた方向と反対の方向に
移動させる。なお、これに代えて、半球レンズ202を
移動させてもよい。ステップS24では、水平位置調整
機構505を微小量調整することにより、コマ収差の最
大の方向を見つけ、コマ収差がまだ存在しているか否か
を確認する。 【0068】ステップ25では、ステップS15と同様
に、コマ収差の大きさを判定し、コマ収差が許容値以内
でない時、再びステップS20〜S24を実行する。 【0069】このような処理の結果、コマ収差が許容値
以内に低減すると、ステップS26へ進み、平行平面4
31を介して対物レンズ150の周囲に紫外線を照射
し、接着剤Gを硬化させる。これにより対物レンズ15
0はレンズ支持部材151の支持面152に接着され
る。 【0070】次いでステップS27では、傾き調整装置
400および半球レンズ保持部材404を上昇させて傾
き調整爪401を対物レンズ150から退避させる。す
なわち傾き調整装置400は、図17に示す初期位置に
復帰する。ステップS28では、4本のハンドル421
を回転させることにより傾き調整爪401の傾き角度初
期位置である水平状態に戻す。この動作は、図示しない
光源からの光束を平行平面431に当て、反射した光束
が所定の位置に到達するように調節することにより行わ
れる。次にステップS29では、光磁気ディスク装置1
00を元の位置すなわち第1ステージST1に戻す。ス
テップS30では、光磁気ディスク装置100から挿入
部材330すなわちカバーガラスAと挿入プリズム20
1とを取り外す。ステップS31では、光ディスク装置
取付け装置500から光磁気ディスク装置100を取り
外す。これにより、光磁気ディスク装置100の対物レ
ンズ150の傾き調整は終了する。 【0071】以上のように、図13および図14に示し
た傾き調整方法によれば、支持部材151に対する対物
レンズ150の傾きを、実時間で高精度かつ容易に調整
することができる。なお、この傾き調整方法では、第1
実施例の対物レンズ傾き検出装置200(図1)が用い
られるが、第2〜第6実施例の対物レンズ傾き検出装置
の場合も同様な方法で、傾き調整が行われる。 【0072】図21は傾き調整装置400の他の例を示
すものである。この例では、図18の例と異なり、ハン
ドル421に代えてスティック440が設けられてい
る。スティック440は回動部材410の径方向に延
び、スティック440の下端部は、回動部材410の半
球状外周面411側に形成された孔441に固定されて
いる。本体402にはスティック440が挿入される通
路442が形成されており、スティック402の上端部
は本体402から突出している。通路442の径はステ
ィック440よりも大きく、スティック442が回動部
材410の曲率中心を中心として揺動できるようになっ
ている。その他の構成は、図18の例と同じである。 【0073】図18に示した例では、ハンドル421を
回転させて先端部422の突出量を変化させることによ
り、回動部材410を回動させるように構成されてい
る。したがって、コマ収差の除去のために対物レンズ1
50を傾ける方向がハンドル421の軸方向とは異なっ
ている場合、4つのハンドル421を全て操作すること
により、回動部材410をコマ収差に合致した方向に傾
けなければならない。このような操作によると、回動部
材410の回動方向を高精度に定めることは困難であ
る。 【0074】これに対し、図21の構成によれば、回動
部材410を回動させたい方向にスティック440を傾
ければよいため、回動部材410の回動方向を所望の方
向に正確に一致させることができる。 【0075】図22は傾き調整爪401の他の例を示し
ており、この傾き調整爪401の先端の形状は図17お
よび図18のものとは異なっている。図17および図1
8に示した例では、傾き調整爪401の先端は平面であ
り、このような構成によると、対物レンズ150の傾き
調整(図13のステップS21)において、対物レンズ
150の上面が下方に押されることによってバネ154
(図7)が撓み、支持部材151(図7)が下方に移動
すると、対物レンズ150が横方向に滑ってスムーズに
傾かないことがある。 【0076】これに対して図22の構成では、傾き調整
爪401の先端に切欠451が形成されており、この切
欠451は対物レンズ150の外周部の上方角部159
に係合する。したがって、対物レンズ150が傾き調整
爪401に押されて支持部材151が下方に移動した
時、対物レンズ150が横方向に滑ろうとしても、上方
角部159が切欠451に係合するため、対物レンズ1
50の横方向の移動は制限される。このため、対物レン
ズ150はスムーズに傾き、また支持部材151はバネ
154の復元力によって元の位置まで復帰する。 【0077】図23〜図25は対物レンズ150および
レンズ支持部材151の変形例を示している。前述した
ように図4の例では、対物レンズ150はレンズ支持部
材151のテーパ状の支持面152に載置されている。
このため傾き調整において、対物レンズ150の回転中
心は対物レンズ150よりも上方にあり、したがって対
物レンズ150が傾いたことにより集光点C2が変位し
て像点ずれεが発生し、干渉縞Bの本数が増大する。こ
のような像点ずれの発生を防止するためには、図23の
ように支持面152を下方(対物レンズ150の集光点
とは反対側)が広がるように定めればよい。すなわち、
この構成により、対物レンズ150の回転中心を対物レ
ンズ150の後側主点N2の近傍に定めることができ
る。ただし、この例では傾き調整工程において、負圧等
を利用し、対物レンズ150を常時上方から吸着する必
要がある。 【0078】また図24の構成によっても対物レンズ1
50の回転中心を後側主点N2の近傍に定めることがで
きる。この例では、レンズ支持部材151の支持面15
2は、図4の構成と同様に上方(対物レンズ150の集
光点側)が広がるテーパ面であるが、対物レンズ150
の外周部に、対物レンズ150の光軸を中心とする円筒
状の保持環150aが形成され、この保持環150aの
下端が支持面152によって支持されている。このよう
な対物レンズ150は、例えば射出成形により成形され
たプラスチックレンズである。 【0079】図25は、対物レンズ150の下面150
bがレンズ支持部材151のテーパ部151aに支持さ
れている。この構成によると、対物レンズ150を後側
主点N2を中心として傾けることはできないが、回転中
心C3は図4の例よりも後側主点に近づく。 【0080】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、対物レン
ズの支持部材に対する傾き調整を容易に行うことができ
る。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION [0001] BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention
Records and reproduces information on recording media such as magnetic disks.
The manufacturing process of optical information recording / reproducing devices
Of the objective lens of the optical system of the optical information recording / reproducing device
On how to adjust. [0002] 2. Description of the Related Art In an optical information recording / reproducing apparatus, a recording medium is used.
To write and read information to and from
Focus the laser beam onto the recording medium as small as possible.
Need to be done. However, the optical axis of the objective lens
If it is tilted, coma occurs, and it
In this case, the laser beam spot is too small to be focused.
That is, for example, the amplitude of the read signal decreases,
Or the jitter will increase and the signal will not be reproduced correctly
The problem occurs. [0003] Therefore, a manufacturing process of an optical information recording / reproducing apparatus.
In this case, the optical axis of the objective lens
It is necessary to adjust the orientation of the objective lens so that
You. The tolerance of the optical axis of the objective lens and the tilt of the recording medium is
With the recent increase in recording information density, large NA (aperture
Number) is more strictly defined.
There must be. [0004] For this reason, conventionally, the moving object in the radial direction of the recording medium has been used.
Tilt the supporting member of the objective lens to the moving member
Attachment is possible, and these moving members and support
Are connected using a screw or other member, and the screw is rotated.
The tilt of the objective lens and the support member is adjusted by
Have been used. [0005] On the other hand, recording on a recording medium
It is desired to speed up the recording and playback operations.
Therefore, the tracking operation of the optical pickup, that is,
Movement of the moving member in the radial direction and positioning movement of the recording medium
The need to speed up the work is increasing. However,
Connect the moving member and the support member with screws, etc.
Optical pick-up due to the large number of parts
The weight of the
There are certain limits. Therefore, the number of parts of the optical pickup was reduced.
To reduce the inclination between the moving member and the support member.
And tilt the objective lens with respect to the support member.
It is conceivable to adopt a configuration for adjusting. The present invention relates to a support member for an objective lens.
How to adjust the tilt when adopting the configuration to adjust the tilt
It is intended to provide law. [0007] SUMMARY OF THE INVENTION The objective lens according to the present invention
To adjust the tilt,An adsorption tube for adsorbing the objective lens and this
The suction tube can be inserted and matches the external shape of the objective lens
A circular hole and a tapered surface that continues to this circular hole
And a suction member inserted into the guide member.
The objective lens has a tapered outer peripheral surface
Is guided by the circular hole to the suction tube of the objective lens.
Positioning is performedIt is characterized by: [0008] BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. Figure
1 is used in the tilt adjustment method according to one embodiment of the present invention.
The objective lens tilt detector 200
Of the tilt of the objective lens 150 of the optical disk device 100
It shows a state in which Structure of optical system of magneto-optical disk drive 100
Will be described. Output from semiconductor laser (LD) light source 101
The divergent laser beam (coherent light) is
It is converted into a parallel light beam by the collimating lens 102,
The cross-sectional shape of this light beam is a beam shaping prism (anamopri
) 103 to form a circle. This beam alignment
The prism 103 has light splitting prisms 104 and 105.
Has been fixed. Transmission through beam shaping prism 103
And a beam splitter between the light splitting prisms 104 and 105.
The laser beam reflected by the
Incident on the antenna 107. Thereby, the semiconductor laser light source 10
1 detects the amount of laser beam output from the
The light intensity of the beam is automatically adjusted to a predetermined value.
You. Laser transmitted through beam splitter 106
After the beam is reflected by the mirror 110, the objective lens
Insertion prism (light splitting means) 2 of the tilt detection device 200
01, is reflected by the mirror 112, and
To 150. When the tilt of the objective lens 150 is adjusted,
As shown, cover glass A (a magneto-optical
Optically equivalent to glass)
When recording / reproducing a magnetic disc,
Facing the disc. Here, the magneto-optical disk
For explanation of the configuration of the signal detection system of the device 100, a magneto-optical
It is assumed that a disc is recorded and reproduced. That is, in this state
Therefore, the objective lens tilt detection device 200 is not provided.
Instead of a cover glass A, a magneto-optical disk was provided.
Have been. Now, the light reflected on the magneto-optical disk
The bundle includes the objective lens 150, the mirror 112, and the mirror 1
10 and is guided to the light splitting prisms 104 and 105.
You. Beam split between light splitting prisms 104 and 105
The light flux reflected by the
3, the polarization direction is rotated by 45 degrees, and the prism 1 is rotated.
Polarization constituted by 14 and wedge prism 115
The light enters the beam splitter. This polarized beam split
The P-polarized light component and the S-polarized light component of the light beam
Beam splitter at the beam splitter
Signal detector consisting of two data sensors transmitted through 16
117, a magneto-optical signal or the like is obtained. On the other hand, light transmitted through the beam splitter 106
The bundle is formed by the beam shaping prism 103 and the light splitting prism 10.
4, the beam splitter 108 formed between
And enters the condenser lens 121. And this luminous flux
Is reflected by the prism 122 and
The light passes through the lens 123 and enters the error detector 124.
That is, this light beam is condensed with the condenser lens 121 and the cylindrical lens.
Is given an astigmatic difference by the
The light is condensed on the output device 124, and the
Focusing by racking error signal and astigmatism method
Error signal is obtained. Next, the light of the objective lens tilt detector 200
Explain the composition of the academic system. The hemispherical lens 202 is
It is provided at a position close to the lath A and faces the cover glass A.
Then, it is disposed on the side opposite to the objective lens 150. Insertion plug
The rhythm 201 corresponds to the mirror 110 of the magneto-optical disk device.
It is inserted between the mirrors 112, that is, in a parallel light beam.
The insertion prism 201 is manufactured with high precision (ie,
There is no new wavefront aberration generated by this insertion prism)
Polarizing beam splitter (PBS) 201a and this
1/1 provided on the objective lens 150 side of the PBS 201a
It comprises a four-wavelength plate 201b. Insertion prism 201
Is transmitted through the quarter-wave plate 201b.
Is converted into circularly polarized light by the
The light beam reflected by the
Objective lens tilt detection as polarization orthogonal to linear polarization
Guided into device 200. From this insertion prism 201
There is no return light to the semiconductor laser light source 101 side,
The generation of noise due to noise is suppressed. Note that half of the polarization beam splitter 201a is
A half-wave plate 201c is provided on the side of the conductor laser light source 101.
You may. 1 / wavelength plate 201c to PBS 201a
By selecting the mounting state, the semiconductor laser light source
Since the polarization direction of the light from 101 is freely selected,
When the installation location of the output device 200 is different from
That is, the incident polarization direction is the same as the normal of the insertion prism reflection surface.
), The reflected light flux from the hemispherical lens 202 is
It can be taken out to the detection device 200. Part of the light beam reflected by the insertion prism 201
Is transmitted through the half mirror 203 and the imaging lens 204
Through the interference fringe observation unit 205. Interference fringe observation unit 2
Reference numeral 05 denotes, for example, a CCD camera and a monitor (not shown).
Have. In this observation unit 205, the objective lens 150
Through the cover glass A and the flat surface of the hemispherical lens 202.
The light beam reflected by the surface portion 202a and the light beam reflected by the spherical portion 202b
Interference fringes B caused by superposition with the
It is. The distortion of the interference fringe B is
-Coma caused by the relative inclination of glass A
Cause. On the other hand, the light reflected by the half mirror 203
The luminous flux is guided to the condenser lens 211. Condensing lens 2
The light beam emitted from 11 is transmitted to a beam splitter 212.
And one of the light beams is enlarged by a magnifying lens 213.
Through the point image observation unit 214, and the other light beam
It is led to the moment detection unit 215. Point image observation unit 214
Each of the alignment detection units 215 is, for example, a CCD camera.
Camera and a monitor not shown. In the point image observation unit 214, the hemispherical lens 202
Image (point image) and spherical surface reflected from the flat portion 202a
The reflected image (point image) C reflected from the unit 202b is
Observed in enlarged form. The point image by the plane 202a is
Coma is a component that is asymmetric in the direction of 180 degrees with respect to the optical axis.
Component, but a point image C by the spherical portion 202b
Contains a coma aberration component. On the other hand, the alignment detecting section 215
And for observing point images well.
Focus point formed by light flux incident on zero and hemispherical lens
In the curvature of the plane portion 202a and the spherical portion 202b of 202
With the heart (located on the plane portion 202a of the hemispherical lens 202)
It is provided to adjust the positional relationship. This Arai
As will be described later, for example, the objective detection unit 215
When the tilt adjustment of the lens 150 is started, the light
Position setting relative to the magnetic disk device 100
Also, it is used when adjusting the tilt of the objective lens 150. Referring to FIG. 2, the wavefront yield in this embodiment is shown.
Detection of coma aberration component (hereinafter simply referred to as coma aberration) in the difference
The output sensitivity will be described. In this figure, the objective lens 150 and
Part of the light beam L1 transmitted through the cover glass A is a hemisphere.
The objective lens 15 is formed by the flat portion 202a of the lens 202.
Light reflected and reflected 180 degrees symmetrically with respect to the optical axis of 0
This is the line L2. On the other hand, the light transmitted through the flat portion 202a
Some of them are reflected by the spherical portion 202b of the hemispherical lens 202.
Into the ray L3, following the same path as the incident ray,
The light exits from the objective lens 150. The objective lens 150 and the cover glass A
Of the transmitted wavefront, the plane portion 202 of the hemispherical lens 202
The wavefront reflected by a and transmitted through the objective lens 150 has light
Coma, which is an asymmetric component in the direction of 180 degrees with respect to the axis, is
Not included. On the other hand, the spherical portion 20 of the hemispherical lens 202
2b, the wavefront transmitted through the objective lens 150 is
Reciprocating through the object lens 150 and the cover glass A
The objective lens 150 and the cover glass A
It contains a coma that is twice the coma when transmitted.
The two wavefronts are superimposed on each other,
Interference fringes occur, and the interference fringe observation unit 205
50 and cover glass A
Coma is observed with twice the sensitivity. In other words, the view
In the measuring unit 205, the objective lens is
The amount of coma caused by tilting the lens 150 is λ / 2
(Λ indicates the wavelength of light transmitted through the objective lens)
One interference fringe is observed. Next, referring to FIG. 1 and FIG.
A schematic description of the tilt adjustment of the objective lens by the device
You. First, the objective lens 150 is attached to a predetermined supporting member (not shown).
)) And place the cover glass A on the disc
It is arranged at a predetermined position with reference to a mounting surface (not shown).
Then, the alignment detection unit 215 and the point image observation unit 2
14 and collected by the objective lens 150.
Point due to reflection from flat portion 202a of hemispherical lens 202
The hemispherical lens 202 is used so that the image becomes a clear spot.
Performs relative positioning of the objective lens 150 in the optical axis direction.
U. Next, the counter displayed on the alignment detection unit 215 is displayed.
The sphere of the hemispherical lens 202 collected by the object lens 150
The point image due to the reflection from the surface portion 202b is
2 so as to be at the position of the reflection point image from the flat portion 202a.
And the optical axis of the objective lens 150 and the hemispherical lens 202
Perform relative positioning in the vertical direction. The monitor of the interference fringe observing section 205 has the configuration shown in FIG.
The interference fringe B shown in FIG.
The monitor of the output unit 215 and the point image observation unit 214 includes
Point images C and D as shown in (b) are displayed. interference
The distortion of fringe B is caused by coma aberration,
50 and cover glass A have a larger relative inclination.
How big it is. The point image C is a spherical part 2 of the hemispherical lens 202.
It is a reflection image from 02b, and coma appears. one
The direction point image D is obtained from the plane portion 202a of the hemispherical lens 202.
This is a reflection image and does not include a coma aberration component. Araime
The observation magnification differs between the point detection unit 215 and the point image observation unit 214.
Each of the point images C and D is a point image observation unit 214.
Is displayed at a high magnification,
You. The magnitude of the distortion of the interference fringes B is a predetermined amount.
(For example, λ / 4, that is, 本),
By adjusting the tilt of the objective lens 150, this distortion is substantially reduced.
It disappears so that the interference fringes B become linear. This inclination
Adjust the focus point of the objective lens 150 to the hemispherical lens.
From the center of curvature of the spherical portion 202b of the lens 202
And the number of tilt fringes of the interference fringe B increases too much,
It becomes difficult to determine the magnitude of the distortion of B. In this case
In order to reduce the number of interference fringes B,
50, ie, the entire magneto-optical disk device 100 or a hemisphere
Lens 202 in the direction perpendicular to the optical axis of objective lens 150
To make the number of tilt stripes an appropriate value (usually 3
~ 4). Here again, the phase of the objective lens and cover glass
Observation of coma caused by opposite tilt, interference again
Adjust the inclination of the objective lens 150 so that the stripe B is linear.
Adjust. By repeating the above operation, the objective lens
The inclination of 150 is adjusted with high precision. As described above, in this embodiment, the objective lens 1
A hemispherical lens 202 is provided on the cover glass A side for 50.
And the light reflected by the hemispherical lens 202
Based on the generated interference fringes B, the objective lens 150 and the cover
The relative inclination of the glass A is detected. Therefore hippo
-On the glass A side, as an optical system for obtaining interference fringes B
Has substantially only a hemispherical lens 202,
Space is secured. For this reason, in this embodiment,
The tilt of the objective lens 150 can be adjusted from the lens 202 side.
And a support member (not shown) for the objective lens 150
The degree of freedom of the mounting structure is not impaired. sand
In other words, the focusing track of the magneto-optical disk drive
Focusing track to reduce the weight of the
Example of mounting structure of objective lens 150 to King mechanism
For example, the case where the one shown in FIGS.
Also, the inclination of the objective lens 150 can be adjusted. In this embodiment, the hemispherical lens 202 is used.
When the light beam guided from the objective lens 150 is reflected,
Both split into multiple beams and these multiple beams
Rotate about 180 degrees relatively around the optical axis and
The interference fringes are generated by overlapping each other. That is,
Reflection, separation, rotation and superposition of light flux as one member
Has been achieved. Therefore, the concave mirror and the mirror
Compared to the configuration using a prism,
Stable interference because different disturbances hardly enter the number of light beams
Stripes B are obtained, and the tilt adjustment operation can be easily performed. Further, in this embodiment, the hemispherical lens 202 is
Used, the hemispherical lens 202 and the objective lens 150
Position adjustment, that is, alignment adjustment is easy.
You. That is, the hemispherical lens 202 has a spherical surface on the flat portion 202a.
Since there is a center of curvature of the portion 202b,
The hemispherical lens 2 can be obtained simply by adjusting the focal point to the plane portion 202a.
02, the position adjustment in the optical axis direction is completed.
The focal point of the lens 150 is the spherical portion 202b of the hemispherical lens 202.
Hemispherical lens 202 or
Is the objective lens 150 (ie, the magneto-optical disk drive 10).
0) may be adjusted in the direction perpendicular to the optical axis. The tilt adjustment of the objective lens 150 as described above
Is completed, this magneto-optical disk drive is carried to the next process.
It is sent and undergoes a predetermined assembly or inspection. Next, referring to FIG. 4 to FIG.
To the focusing / tracking mechanism of the
The mounting structure of the objective lens 150 will be described. As shown in FIG. 4, the objective lens 150 is
Supported by the support surface 152 of the lens support member 151.
I have. The support surface 152 is an annular inclined surface, and is one of conical surfaces.
Department. The objective lens 150 is, for example, a double-sided non-spherical
The surface is a single glass molded lens, the outer periphery of which
Flange 15 in contact with support surface 152 over the entire circumference
3 are formed. Now, the center line CL of the support surface 152 and the objective lens CL
The optical axis of the lens 150 matches, and the objective lens 150 and
Assume that bar glass A is parallel to each other. This state
From the state, the objective lens 150 receives the lateral force in the figure and is δ.
Displacement, the flange 153 moves along the support surface 152.
Due to the displacement, the objective lens 150 is indicated by a two-dot chain line.
As shown, the straight line M perpendicular to the support surface 152 and the center line CL
Rotate about the intersection C1 of. That is, the objective lens
The inclination 150 of the optical axis of the laser beam 150
Is displaced, and an image point shift ε occurs. This inclination θ occurs
As a result, coma aberration occurs, and interference fringes B (see FIG.
)). In addition, the tee
The number of interference fringes B, which are tilt fringes, increases,
The magnitude of the fringe distortion may be difficult to observe. did
Therefore, when adjusting the tilt of the objective lens 150, the tilt θ
It is desirable that the image point shift ε does not occur. Image point shift due to the inclination of the objective lens 150
In order for ε not to occur, the objective lens 150
In the case of parallel light, the rear principal point (image-side principal point) N2
All you have to do is rotate. However, as shown in FIG.
0 is displaced with respect to the support surface 152,
In order for the lens 150 to rotate around the rear principal point N2,
The support surface 1 passes through the contact point between the support surface 152 and the flange 153.
The intersection C1 between the straight line perpendicular to 52 and the optical axis is the rear principal point N
Must match 2. In this state, the objective lens
It is difficult to support the nozzle 150. So the above implementation
In the example, the image point shift ε occurred in the tilt adjustment process.
As a result, the number of interference fringes increases and the degree of coma
If it becomes difficult, the direction perpendicular to the optical axis of the objective lens
To displace the entire objective lens tilt detection device 200,
Or, change the hemispherical lens 202 (or the concave mirror 240).
Image point shift ε, that is, the number of interference fringes
Is reduced and coma is measured. Objective lens 15
The zero inclination adjustment step will be described later in detail. FIG. 5 shows a focusing and tracking machine.
Schematic of the mounting structure of the objective lens 150 to the structure 160
It is shown. Focusing and tracking mechanism (co
Actuator 160 is located below the magneto-optical disk K.
And the objective lens 150 is
The laser beam S is irradiated from below the hole K. Lens support member
(Fine actuator) 151 is formed by a spring 154
Is fixedly connected to the fixing member 155.
Is fixed to the moving member 157 by the screw 156.
You. That is, the lens support member 151 is attached to the fixing member 155.
On the other hand, the spring 154 can be displaced by bending,
The fixed member 155 and the moving member 157 are integrally connected.
I have. Thus, the objective lens 150 is a lens supporting member.
In addition to the configuration in which the inclination is adjusted with respect to 151,
The fixed member 155 and the moving member 157 are integrally connected.
Therefore, the fixing member 155 and the moving member 157 are
There is no need for a structure for inclining in the opposite direction.
Parts for connecting the moving member 157 and the moving member 157 in a tiltable manner
Can be deleted. Therefore, focusing
・ The tracking mechanism 160 can be significantly reduced in weight.
Speeds up tracking operation for magneto-optical disks
It is possible to do. FIG. 6 is a perspective view of a separated type magneto-optical disk drive.
Specific configuration of focusing / tracking mechanism 160
Is shown. The moving member 157 is, for example, a ball bearing.
Movably supported by rails 161 via
By displacing along this rail 161, light
It is positioned on a predetermined track of the magnetic disk. Move
The member 112 is provided with the mirror 112 (see FIG. 1).
The laser beam is directed through the mirror 112
Guided by the lens 150 and emitted from the objective lens 150
The emitted laser light is guided to a detection system (not shown). Fixed part
The material 155 is fixed to the moving member 157 via the connecting member 158.
Is defined. In FIG. 5, the connecting member 158 is omitted.
Have been. The spring 154 is perpendicular to the paper of FIG.
It extends in the direction. The lens support member 151 is fixed to the fixing member 1.
55 and the connecting member 158,
4 only. Lens support member 151
Has a hole 162 extending below the objective lens 150
Around the hole 162, a plurality of solenoids are provided.
A coil 163 is provided. The connecting member 158 includes
A magnet (not shown) corresponding to the solenoid coil 163
Z) is provided. As is well known in the art,
In the recording or reproducing operation of
Error signal and focusing error signal,
A predetermined one of the plurality of solenoid coils 163 is energized
Then, the lens support member 151 is slightly displaced and the objective lens is displaced.
150 and the focus position and track of the magneto-optical disk K.
The relative positional relationship with the lock position is adjusted. FIG. 7 shows the structure of the lens support member 151.
And a support surface 152 on which the objective lens 150 is mounted, and
The configuration in the vicinity is exaggerated. The annular support surface 152 is provided at the center axis of the hole 162.
Part of a conical surface with a vertex at the top, the lower the inner
Has been established. Projecting upward on the outer periphery of the support surface 152
Four projections 164 are formed. These protrusions
164 are provided at equal intervals, and are concave curves formed on the inner peripheral surface.
The surface is an adhesive reservoir 165. These adhesive reservoirs
165 is used for bonding the objective lens 150 and the support surface 152.
Extra adhesive that is not used is retained. Ie bonding
If the amount of the agent is large, it will expand due to the cured adhesive
However, the expanded portion is absorbed by the adhesive reservoir 165.
As a result, the adhesive enters the surface of the objective lens 150
Is prevented. Next, referring to FIG. 8 to FIG.
150 is placed on the support member 151 and
Apparatus and process for adjusting inclination of object lens 150
Will be described. FIG. 8 shows an optical disk device mounting device 500.
It is a top view which shows the schematic structure of. Mounting device 500
Has a pair of guide members 501 and 502 extending in parallel.
The guide members 501 and 502 are provided with a pallet 503.
Are provided movably. Magneto-optical disk drive 10
0 is placed on the pallet 503 in the first stage ST1
Is placed. Next, the pallet 503 is moved rightward in the figure.
Then, the operation stops at the second stage ST2. 2nd stage
The positioning device 300 as shown in FIG.
Is provided. This positioning device 300 is a rail
Positioning of lens support member 151 with respect to 161 (FIG. 6)
Is performed. The rail 161 is on the left in FIG.
The lens support member 151 extends in the right direction.
To stop at a predetermined position with respect to the
0 is provided with a stopper 301. This stopper
The connecting member 158 comes into contact with 301, thereby
The positioning support member 151 is roughly positioned. Next
The lock mechanism (not shown) is operated by
The tracking mechanism 160 (FIG. 6)
6) and the stopper 301 is turned upward.
It rolls and is released from the connecting member 158. In order to confirm the positioning state,
The microscope objective lens 30 is located above the tip of the
2 are provided. This microscope objective lens 302
Under the cylindrical holder 304 attached to the fixing plate 303
It is fixed to the end. On the other hand, at the upper end of the holder 304
Is provided with a CCD camera 305,
Is connected to a monitor 306. On the monitor 306
And the image of the lens support member 151 represents a predetermined position.
When the index does not match, the video and the index match
As shown, the position of the magneto-optical disk device 100 is adjusted horizontally.
Fine adjustment in the horizontal plane by the mechanism 505 (FIG. 8)
The position of the lens support member 151 is corrected. The horizontal position adjusting mechanism 505 includes a pallet 503.
And the magneto-optical disk drive 100
With respect to the pallet 503, the guide members 501 and 502 are flat.
In the X-axis direction and the Y-axis direction perpendicular to the X-axis.
Can be That is, the X-axis adjustment knob 506 is
By rotating it around, the magneto-optical disk drive 10
0 is finely adjusted in the X-axis direction, and the Y-axis adjustment knob 5
07 by rotating it around the axis,
The Y-axis direction position of the device 100 is finely adjusted. Next, the pallet 503, ie, the magneto-optical
Disk device 100 is shown along guide members 501 and 502.
8 and left at the third stage ST3
Stop. In the third stage ST3, as described below,
Then, the objective lens 150 is moved by the lens supply device 310.
Mounted on the lens support member 151, and
An adhesive is supplied between the object 151 and the objective lens 150. FIG. 10 is provided on the third stage ST3.
The lens supply device 310 is shown. The fixed plate 311
The cylindrical bearing member 312 is fixed, and the bearing member 312
The outer surface of the protruding portion from the fixing plate 311 has a conical cylindrical guide.
The part 313 is fitted. A circle inside the guide 313
A conical tapered surface 314 is formed.
13 are guided by four adhesive coating members 315
Provided at equal intervals around the axis of the part 313.
You. The application member 315 is an elongated tubular member,
The tube 316 is connected to the adhesive supply section 317.
Have been. Adhesive supply unit 317 supplies a fixed amount of adhesive
Is controlled. Insertion tube with suction tube 322 attached to the tip
321 is slidable on the inner wall surface 318 of the bearing member 312
Is fitted to. The insertion tube 321 is connected to the negative pressure source 325.
Due to this negative pressure, the objective lens
Lens 150 is held. Base 321a of insertion tube 321
Is slidably supported by a support tube 323.
The guide groove 323 a formed in the holding tube 323 has a base 32.
The bolt 324 fixed to 1a is engaged. Sand
The bolt 324 is guided by the guide groove 323a.
The insertion tube 321 is aligned with the support tube 323 in the axial direction.
It is movable with respect to. Support tube 323, insertion tube 321 and suction tube
322 is initially removed from bearing member 312
In this state, an unillustrated pair is attached to the tip of the suction tube 322.
The objective lens 150 is supplied from the object lens installation unit. So
Then, the objective lens 150 is held at the tip of the suction tube 322.
The insertion tube 321 and the suction tube 322
It is inserted into the material 312 and the guide 313. This insert
In operation, as shown in FIG.
The outer peripheral surface 154 is formed by the tapered surface 314 of the guide portion 313 and the
Guided by a circular hole 319 formed at the tip
, The diameter of the objective lens 150 with respect to the circular hole 319
Directional positioning, ie, centering, is performed. Insertion tube 3
21 and the adsorption tube 322 are further inserted, and the support tube 323 is inserted.
When the lower end contacts the upper end of the bearing member 312, the suction tube
The tip 322 or objective lens 150 is shown in FIG.
Project downward from the circular hole 319 of the guide portion 313
You. Next, the insertion tube 321 and the adsorption tube 322
Are the support tube 323, the bearing member 312, and the guide portion 313.
, And as shown in FIG.
Is placed on the support surface 152 of the support member 151. Soshi
Supply of negative pressure to the insertion tube 321 and the suction tube 322
At the same time, the suction tube 322 is
A little away from you. In this state, four adhesive coatings
The tip of the cloth member 315 is protruded from each support member 151.
This adhesive is applied to the center of the upper surface of
A predetermined amount of the adhesive G is supplied from the member 315 to the adhesive reservoir 165.
Supplied within. At this time, the adhesives G are arranged at regular intervals.
The adhesive G is supplied to the adhesive reservoir 165, so that the adhesive G is supported.
The entire outer peripheral edge of the objective lens 150 placed on the holding surface 152
Applied evenly over the body. In this example,
The adhesive G is an ultraviolet curing type. After the adhesive G is applied, the insertion tube 321 and the
The suction tube 322 is raised by a spring (not shown).
Away from the objective lens 150 to the position shown in FIG.
And stop. Thereafter, in the fourth stage ST4,
The tilt of the object lens 150 is adjusted, and the adhesive
G is cured and the objective lens 150 is placed on the support member 151.
Fixed. FIG. 13 and FIG.
It is a flowchart which shows. In step S10, the third stage ends.
And the magneto-optical disk transferred to the first stage ST1 again.
Into the locking device 100 as shown in FIGS.
The member 330 is attached. (See FIGS. 17 and 18)
See) The insertion member 330 is provided with a disc-shaped main body 331.
And a spindle motor in the center of the main body 331.
A hole 333 to be fitted to the output shaft 131 is formed.
You. The first arm 334 extends radially from the main body 331.
A cover glass A is attached to the tip of this arm 334.
Have been killed. That is, the cover glass A is a spindle
Installed parallel to the motor's disk contact surface
You. The second arm 335 has a first arm when viewed from above.
The arm 334 has a rectangular shape.
A support portion 336 extending downward is formed at the tip of 35.
The insertion prism 201 is attached to the support portion 336.
ing. That is, the insertion prism 201 is a cover glass
It is located below A. Note that the second arm 335
The tip and the support portion 336 are
Holes 337 and 338 for transmitting light are formed,
In addition, the inclination adjusting claw 401 is passed through the first arm 334.
339 are formed. In step S11, a magneto-optical disk drive
100 is transferred to the fourth stage ST4. 4th stay
The tilt ST4 is provided with a tilt adjustment device 400. Inclination
The adjustment device 400 is provided with an objective lens for the cover glass A.
For adjusting the inclination of the lens 400, and the hemispherical lens 2
02 and an inclination adjusting claw 401 are provided.
The flat part 202a of the hemispherical lens 202 is a cover glass.
Is parallel to the surface A. Note that the configuration of the tilt adjustment device 400
This will be described later. The magneto-optical disk drive 100 is tilted.
Fixed at a predetermined position below the adjusting device 400.
You. First, as shown in FIG.
Above the objective lens 150 and from the objective lens 150
Although it is at a relatively high position,
And moved close to the objective lens 150 as shown in FIG.
It is determined at a predetermined height position. At this time, the hemispherical lens 20
2. Positioning in the optical axis direction is performed.
401 is also set at a position close to the objective lens 150. In step S13, the alignment detecting section
215 (FIG. 1) and the point image (FIG. 3)
The point image D displayed on the measuring unit 214 becomes a clear spot
In other words, the focusing point of the objective lens 150 is
The objective lens so as to be on the flat portion 202a of the lens 202.
The position of the optical axis 150 (Z axis) is finely adjusted. This fine
The adjustment is performed by the alignment detection unit 215 and the point image observation unit 2
While observing each monitor of 14, the solenoid coil 16
3 (FIG. 7) is controlled, and only the objective lens 150 is
Move or show the entire magneto-optical disk drive 100
This is done by moving by no drive. In addition,
Instead of the fine adjustment of the objective lens 150, the hemispherical lens 2
02 may be finely adjusted in the optical axis direction. In step S14, the interference fringe observation unit 20
5. Point image observation unit 214 and alignment detection unit 215
The interference fringes B and the point images C and D (FIG. 3) displayed on the monitor
By observing, the focusing point of the objective lens 150 and the hemisphere
The center of curvature of the spherical portion 202b of the lens 202 matches.
Fine adjustment of the objective lens 150 in the direction perpendicular to the optical axis.
You. That is, fine adjustment is performed so that the point image C approaches the point image D.
You. This adjusts the horizontal position of the magneto-optical disk drive 100.
Small displacement in X-axis direction and Y-axis direction by mechanism 505
This is done by letting As a result, the interference fringe B
In addition to ma aberration, the appropriate number of tilt stripes (for example, 3)
In addition, the distortion of the interference fringes B, that is, the coma aberration becomes easy to see.
You. In addition, instead of fine adjustment of the objective lens 150,
Fine adjustment of the spherical lens 202 in the X-axis direction and the Y-axis direction
You may do so. In step S15, a tilt in an appropriate direction
Is selected and displayed on the monitor of the interference fringe observation unit 205.
Observing the interference fringes B, the objective lens 150
The magnitude of the coma aberration of the light beam emitted from is determined. This
Is not within the allowable value, that is, the interference fringe B
When the magnitude of the distortion is larger than the specified amount, the cover glass
If the degree of inclination of the objective lens 150 with respect to A is large,
Judgment and tilt as shown in the work after step S20
The tilt of the objective lens 150 is adjusted by the adjusting device 400
I do. In addition, the magnitude of the observed coma is smaller than a predetermined value.
Adjustment, the inclination of the objective lens 150 is not adjusted.
The operation after step S26 is performed. Here, the structure of the tilt adjusting device 400 is shown in FIG.
This will be described with reference to FIGS. Of the tilt adjustment device 400
A hemispherical lens holding member 404 is mounted on the lower surface of the main body 402.
It is attached. At the tip of the hemispherical lens holding member 404
A hole 403 extending in the vertical direction is formed.
A hemispherical lens 202 is fixed to the lower end. The four inclination adjusting pawls 401 are shown in FIG.
As you can see, hollow out the center of the disk 409 and mold
And extends toward the center of the disk 409. Disk 4
09 is attached to the lower surface of the hemispherical rotating member 410.
The center of the circular plate 409 is located inside the hemispherical lens 202.
are doing. The inclination adjusting claws 401 are provided at intervals of 90 degrees.
And its tip is bent below the hemispherical lens 202.
It is located in. Also, the tip of each tilt adjusting claw 401 is
The vicinity of the center of curvature of the hemispherical outer peripheral surface 411 of the moving member 410
And the state shown in FIG.
When adjusting the tilt, lower than the lower surface of the cover glass A
It is located in. In addition, one of the four inclination adjusting claws 401
The book is located in the opening 339 of the first arm 334.
You. The rotating member 410 includes a hemispherical lens holding member 40.
Notch 419 is formed to avoid interference with
You. The hemispherical outer peripheral surface 411 of the rotating member 410 is
Sliding into hemispherical recess 412 formed on the lower surface of main body 402
It is freely supported. The outer peripheral surface 411 and the concave
The center of curvature of the section 412 is located on the optical axis of the objective lens 150.
Near the center of rotation C1 of the objective lens 150 (see FIG. 4).
Beside. A connection extending in the up-down direction is connected to the rotation member 410.
A hole 413 is formed, and a cylindrical operation hole is formed in the connection hole 413.
Shaft 414 has been inserted. Set at the lower end of the operation shaft 414
The diameter of the flange 417 is larger than that of the connection hole 413.
And is engaged with the lower surface of the rotating member 410. Operation axis
414 projects upward from the connection hole 413,
Penetrates, and at the upper end of the operation shaft 414,
An annular pressing member 415 is fitted. This pressing member
A spring 416 is provided between the main body 415 and the main body 402.
The spring 416 is rotated by a rotating member via a pressing member 415.
The member 410 is constantly urged upward. The operation shaft 414 has a tilt adjusting claw 401
A parallel plane (transparent glass) 431 is provided in parallel with the reference plane.
Have been. This parallel plane 431 is
In step S12 of the tilt adjusting process, the tilt adjusting claw 4
It is used to confirm the initial position of the inclination of 01. The cylindrical wall 41 formed on the upper part of the main body 411
8, four handles 421 are screwed. Tubular
The wall 418 surrounds the pressing member 415, and each handle 418
The tip 422 of 421 projects into the inside of the cylindrical wall 418
It is in contact with the outer peripheral surface of the pressing member 415. Handle 42
1 about the axis, the handle 421 is rotated.
The amount of protrusion from the cylindrical wall 418 changes. That is, 2
While increasing the amount of protrusion of the two handles 421,
By reducing the amount of protrusion of the two handles 421
As a result, the pressing member 415 can be displaced in the horizontal direction.
As a result, the operating shaft 414 is tilted to rotate the rotating member 410.
Is rotationally displaced. Tilt due to the rotation of this rotating member 410
The tilt of the adjusting claw 401 changes, and the objective lens
The tilt of the nozzle 150 is adjusted. From the center of rotation of the rotating member 410, the handle 4
The distance between the contact portion 21 and the contact portion T between the pressing member 415 depends on the objective.
From the rotation center C1 of the lens 150 to the support surface 152 (FIG. 4)
, For example, about 10 times. did
Accordingly, the handle 421 is rotated to move in the axial direction.
When moved, the moving amount of the objective lens 150 is
1 is about 1/10 of the moving distance, and the handle 421 is operated.
Makes it possible to finely adjust the tilt of the objective lens 150 with high accuracy.
Can be. Note that, as shown in FIG.
Therefore, at the part corresponding to the position of each handle 421,
Each spring 423 is provided. These springs 423
Is locked to the outer periphery of the disk 409, for example, and
Is locked on the upper part of the main body 402. These four springs
The rotating member 410 is always urged upward by the lever 423.
As a result, the rotating member 410 stably stops in an inclined state.
Can be Referring again to FIG. 13 and FIG.
The step of adjusting the inclination of the lens 150 will be described. In step S20, first, the inclination adjusting claw 40
Tilt until 1 contacts the outer peripheral edge of objective lens 150
The adjusting device 400 is lowered by a very small amount. In step S21
Is turned by rotating the handle 421.
10 is turned, and the four tilt adjusting claws 401 are tilted. This
The direction and size of the inclination of the inclination adjusting claw 401
Determined based on interference fringes B observed in step S20
Is done. That is, for example, coma aberration
It appears that it appears in a direction inclined 45 degrees from the X-axis direction.
When it is determined from the interference fringe B, the tilt adjusting claw 401 is
Tilt along the direction. Thereby, the objective lens 150 is supported.
Displaced along the holding surface 152, the objective lens 150 and the support surface
The position of contact with the object 152 changes and the inclination of the objective lens 150 changes.
Changes. In step S22, the tilt adjustment device 400
Is raised by a very small amount, and the tilt adjusting claw 401 is attached to the objective lens.
Separated from 150. In step S21, the objective lens 150
As a result of tilting the objective lens as described with reference to FIG.
The condensing point C2 of 150 is displaced, and thereby the
To determine the magnitude of coma due to the increase in the number of tilt stripes
It may be difficult. Therefore, in step S23,
The number of tilt stripes of stripe B determines the magnitude of coma.
To determine if there is too much, if so, the horizontal position
By operating the adjusting mechanism 505, the magneto-optical disk
The apparatus 100, that is, the objective lens 150 is
The direction in which the number of tilt stripes decreases, that is, step S21
In the direction opposite to the direction in which the tilt adjusting claw 401 is tilted.
Move. Instead of this, the hemispherical lens 202 is
You may move it. In step S24, horizontal position adjustment
By adjusting the mechanism 505 by a very small amount, the coma aberration can be minimized.
Find the direction of greatness and see if coma is still present
Check. Step 25 is the same as step S15
In addition, the magnitude of coma is determined and the coma is within the allowable value.
If not, steps S20 to S24 are executed again. As a result of such processing, the coma aberration has an allowable value.
If it is reduced within the range, the process proceeds to step S26, and the parallel plane 4
Irradiates ultraviolet rays around the objective lens 150 through
Then, the adhesive G is cured. This allows the objective lens 15
0 is adhered to the support surface 152 of the lens support member 151
You. Next, at step S27, the inclination adjusting device
400 and the hemispherical lens holding member 404
The adjustment claw 401 is retracted from the objective lens 150. You
That is, the tilt adjusting device 400 is moved to the initial position shown in FIG.
Return. In step S28, the four handles 421
By rotating the tilt angle, the tilt angle of the tilt adjusting
Return to the initial horizontal position. This operation is not shown.
The light beam from the light source is applied to the parallel plane 431, and the reflected light beam
Done by adjusting so that it reaches the predetermined position
It is. Next, in step S29, the magneto-optical disk drive 1
00 is returned to the original position, that is, the first stage ST1. S
In step S30, the disk is inserted from the magneto-optical disk device 100.
Member 330, ie cover glass A and insertion prism 20
1 and remove. In step S31, the optical disk device
Remove the magneto-optical disk device 100 from the mounting device 500
remove. Thereby, the objective laser of the magneto-optical disk device 100 is
The adjustment of the inclination of the lens 150 ends. As described above, FIG. 13 and FIG.
According to the tilt adjustment method, the objective with respect to the support
Easily adjust the tilt of the lens 150 in real time with high accuracy
can do. In this tilt adjustment method, the first
Used by the objective lens inclination detecting device 200 (FIG. 1) of the embodiment.
However, the objective lens inclination detecting devices of the second to sixth embodiments
In the case of, the tilt adjustment is performed in the same manner. FIG. 21 shows another example of the tilt adjusting device 400.
It is something. In this example, unlike the example of FIG.
A stick 440 is provided instead of the dollar 421
You. The stick 440 extends in the radial direction of the rotating member 410.
And the lower end of the stick 440 is a half of the rotating member 410.
Fixed to the hole 441 formed on the spherical outer peripheral surface 411 side
I have. The main body 402 has a stick 440 inserted therethrough.
A path 442 is formed and the upper end of the stick 402
Project from the main body 402. The diameter of the passage 442 is
The stick 442 is larger than the
Swing around the center of curvature of the material 410
ing. Other configurations are the same as those in the example of FIG. In the example shown in FIG. 18, the handle 421 is
By rotating the tip 422 to change the amount of projection,
The rotation member 410 is configured to rotate.
You. Therefore, in order to remove coma, the objective lens 1
The direction of tilting 50 is different from the axial direction of handle 421
Operating all four handles 421
As a result, the rotating member 410 is tilted in a direction matching the coma.
Must be turned on. According to such an operation, the rotating portion
It is difficult to determine the rotation direction of the material 410 with high accuracy.
You. On the other hand, according to the configuration of FIG.
Tilt the stick 440 in the direction to rotate the member 410
The rotation direction of the rotation member 410 to the desired direction.
Direction can be matched exactly. FIG. 22 shows another example of the inclination adjusting claw 401.
The shape of the tip of the inclination adjusting claw 401 is shown in FIG.
18 and FIG. FIG. 17 and FIG.
In the example shown in FIG. 8, the tip of the tilt adjusting claw 401 is flat.
According to such a configuration, the inclination of the objective lens 150 is
In the adjustment (step S21 in FIG. 13), the objective lens
By pressing the upper surface of 150 downward, the spring 154 is pressed.
(FIG. 7) is bent, and the support member 151 (FIG. 7) moves downward.
Then, the objective lens 150 slides in the horizontal direction and smoothly
May not lean. On the other hand, in the configuration of FIG.
A notch 451 is formed at the tip of the claw 401, and
The notch 451 is located at the upper corner 159 of the outer peripheral portion of the objective lens 150.
Engages. Therefore, the tilt of the objective lens 150 is adjusted.
The support member 151 is moved downward by the claw 401.
When the objective lens 150 tries to slide sideways,
Since the corner 159 is engaged with the notch 451, the objective lens 1
Fifty lateral movements are restricted. Therefore, objective lens
And the support member 151 is a spring.
It returns to the original position by the restoring force of 154. FIGS. 23 to 25 show the objective lens 150 and
14 shows a modification of the lens support member 151. I mentioned earlier
As shown in FIG. 4, the objective lens 150 is
It is placed on a tapered support surface 152 of a member 151.
Therefore, during the tilt adjustment, during rotation of the objective lens 150,
The heart is above the objective lens 150,
Due to the tilt of the object lens 150, the focal point C2 is displaced.
As a result, an image point shift ε occurs, and the number of interference fringes B increases. This
In order to prevent the occurrence of the image point shift as shown in FIG.
Lower the support surface 152 (the focal point of the objective lens 150).
On the opposite side). That is,
With this configuration, the center of rotation of the objective lens 150 is
Can be set near the rear principal point N2 of the lens 150.
You. However, in this example, negative pressure or the like
The objective lens 150 must be constantly attracted from above
It is necessary. The objective lens 1 can also be constructed by the configuration shown in FIG.
The center of rotation of 50 can be set near the rear principal point N2.
Wear. In this example, the support surface 15 of the lens support member 151 is
2 is similar to the configuration of FIG.
The objective lens 150 is a tapered surface where the light spot side) spreads.
Around the optical axis of the objective lens 150
The holding ring 150a is formed in the shape of a circle.
The lower end is supported by the support surface 152. like this
The objective lens 150 is formed by, for example, injection molding.
Plastic lens. FIG. 25 shows the lower surface 150 of the objective lens 150.
b is supported by the tapered portion 151a of the lens support member 151.
Have been. According to this configuration, the objective lens 150 is
Can not tilt around the principal point N2, but during rotation
The center C3 is closer to the posterior principal point than in the example of FIG. [0080] As described above, according to the present invention, the objective lens
Can be easily adjusted with respect to the support member.
You.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係る傾き調整方法において
用いられる対物レンズ傾き検出装置を示す図である。 【図2】対物レンズ、カバーガラスおよび半球レンズか
ら成る光学系における光路を示す図である。 【図3】干渉縞観測部と点像観測部の各モニタに表示さ
れる干渉縞および点像を示す図である。 【図4】対物レンズをレンズ支持部材上で傾けた時にお
ける像点ずれの発生を示す図である。 【図5】対物レンズのトラッキング機構への取付け構造
を模式的に示す図である。 【図6】トラッキング機構を示す断面図である。 【図7】レンズ支持部材を示す斜視図である。 【図8】対物レンズ取付け装置の概略的な構成を示す平
面図である。 【図9】位置決め装置を示す断面図である。 【図10】レンズ供給装置を示す断面図である。 【図11】案内部のテーパ面による対物レンズの案内作
用を示す図である。 【図12】接着剤塗布部材により接着剤溜め部内に接着
剤を供給する動作を示す図である。 【図13】本発明の一実施例に係る傾き調整方法に含ま
れる傾き調整工程を示すフローチャートである。 【図14】本発明の一実施例に係る傾き調整方法に含ま
れる傾き調整工程を示すフローチャートである。 【図15】挿入部材を示す平面図である。 【図16】挿入部材を示す断面図である。 【図17】傾き調整装置が初期位置にある状態を示す断
面図である。 【図18】傾き調整装置により対物レンズの傾き調整を
行っている状態を示す断面図である。 【図19】傾き調整爪を示し、図18のP−P線に沿う
断面図である。 【図20】傾き調整装置を上方から見た図である。 【図21】傾き調整装置の他の例を示す断面図である。 【図22】傾き調整爪の他の例を示す図である。 【図23】対物レンズの第1の変形例を示す図である。 【図24】対物レンズの第2の変形例を示す図である。 【図25】対物レンズの第3の変形例を示す図である。 【符号の説明】 150 対物レンズ 151 支持部材 300 位置決め装置 310 レンズ供給装置 400 傾き調整装置 B 干渉縞 G 接着剤
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a diagram showing an objective lens tilt detecting device used in a tilt adjusting method according to one embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram illustrating an optical path in an optical system including an objective lens, a cover glass, and a hemispherical lens. FIG. 3 is a diagram showing interference fringes and a point image displayed on each monitor of an interference fringe observation unit and a point image observation unit. FIG. 4 is a diagram showing occurrence of image point shift when an objective lens is tilted on a lens support member. FIG. 5 is a view schematically showing a structure for attaching an objective lens to a tracking mechanism. FIG. 6 is a sectional view showing a tracking mechanism. FIG. 7 is a perspective view showing a lens support member. FIG. 8 is a plan view showing a schematic configuration of an objective lens mounting device. FIG. 9 is a sectional view showing a positioning device. FIG. 10 is a sectional view showing a lens supply device. FIG. 11 is a diagram illustrating a guide action of an objective lens by a tapered surface of a guide unit. FIG. 12 is a diagram illustrating an operation of supplying an adhesive into an adhesive reservoir by an adhesive applying member. FIG. 13 is a flowchart showing a tilt adjustment step included in the tilt adjustment method according to one embodiment of the present invention. FIG. 14 is a flowchart showing a tilt adjustment step included in the tilt adjustment method according to one embodiment of the present invention. FIG. 15 is a plan view showing an insertion member. FIG. 16 is a sectional view showing an insertion member. FIG. 17 is a cross-sectional view showing a state where the tilt adjustment device is at an initial position. FIG. 18 is a cross-sectional view showing a state where the tilt of the objective lens is being adjusted by the tilt adjusting device. FIG. 19 is a sectional view showing the inclination adjusting claw, taken along the line PP of FIG. 18; FIG. 20 is a view of the tilt adjustment device as viewed from above. FIG. 21 is a cross-sectional view showing another example of the tilt adjusting device. FIG. 22 is a diagram showing another example of the inclination adjusting claw. FIG. 23 is a diagram showing a first modification of the objective lens. FIG. 24 is a diagram showing a second modification of the objective lens. FIG. 25 is a diagram showing a third modification of the objective lens. [Description of Signs] 150 Objective lens 151 Support member 300 Positioning device 310 Lens supply device 400 Tilt adjusting device B Interference fringe G Adhesive

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 勝喜 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−50147(JP,A) 特開 昭64−46241(JP,A) 特開 平3−119524(JP,A) 特表 平4−501191(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/22 G02B 7/00 - 7/02 B25J 15/00 - 15/12 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (72) Katsuyoshi Hayashi 2-36-9 Maeno-cho, Itabashi-ku, Tokyo Asahi Optical Industry Co., Ltd. (56) References JP-A-4-50147 (JP, A) JP-A-64-46241 (JP, A) JP-A-3-119524 (JP, A) JP-A-4-501191 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) G11B 7 / 08-7/22 G02B 7/00-7/02 B25J 15/00-15/12

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 対物レンズを吸着する吸着管と、 この吸着管が挿入可能であり、対物レンズの外形に合致
した円形孔及びこの円形孔に連続するテーパー面が内壁
面に形成された案内部材とを備え、 前記吸着管が前記案内部材内に挿入されることにより、
対物レンズの外周面が前記テーパー面と前記円形孔によ
って案内され、対物レンズの前記吸着管に対する位置決
めが行われることを特徴とする対物レンズの位置決め装
置。
(57) [Claims] 1. An adsorption tube for adsorbing an objective lens, a circular hole into which the adsorption tube can be inserted, and a circular hole conforming to the outer shape of the objective lens, and a tapered surface continuous with the circular hole. But the inner wall
A guide member formed on the surface , wherein the suction tube is inserted into the guide member,
The outer circumferential surface of the objective lens is guided by the circular hole and the tapered surface, the positioning device of the objective lens, wherein the positioning with respect to the suction pipe of the objective lens is performed.
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