JP3453287B2 - 原稿テキスト生成処理装置 - Google Patents

原稿テキスト生成処理装置

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JP3453287B2
JP3453287B2 JP28243897A JP28243897A JP3453287B2 JP 3453287 B2 JP3453287 B2 JP 3453287B2 JP 28243897 A JP28243897 A JP 28243897A JP 28243897 A JP28243897 A JP 28243897A JP 3453287 B2 JP3453287 B2 JP 3453287B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿テキスト生成
処理装置に関し、特に、ひな型の中に配置した所定の置
換検出キーの存在を見出した際に、当該置換検出キー又
はその位置に貼り付けられるべきデータに応じて所定の
処理を行うようにして、所望する原稿テキストを生成す
るようにした原稿テキスト生成処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばインターネットにおいてハイパー
テキスト形式で大量のデータを表示せしめるという応用
分野が拡大している。このような分野に対応する原稿テ
キストの生成に当っては、一般に、原稿テキストの「ひ
な型」を用意しておき、当該ひな型の中に置換検出キー
を配置し、当該置換検出キーの位置に、所望する特定の
文字あるいは文字群や、特定の画像を貼り付けるように
配慮して、個々の原稿テキストを生成するようにしてい
る。
【0003】即ち、例えば、 「今日は○○さん、お元気ですか」 というようなひな型を用意しておき、当該ひな型の中の
○○の位置に貼り付けられるべき、多くの姓、例えば
「田中」、「中村」…を別途用意し、個々の原稿テキス
トを生成するに当って、特定の姓、例えば「中村」を貼
り付けて、 「今日は中村さん、お元気ですか」 という特定の原稿テキストを生成するようにする。
【0004】上記の如き、貼り付けを行うことによっ
て、特定の原稿テキストを生成することは好ましい方策
の1つであるが、大量のひな型を用意しておくことが必
要とされかつ上記貼り付けるべき特定の文字あるいは文
字群や特定の画像の種類が膨大になってくるにつれて、
上記特定の文字あるいは文字群や特定の画像に該当する
「データ」を効果的に管理することが困難になってきて
いる。即ち、特に、個々のデータ相互間のリンク構造が
全く不明なものになりつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、個々のデ
ータについてのリンク構造が不明なものとなりつつある
ことから、利用者及びシステム管理者の負担を軽減する
ために、特定のデータを貼り付けるに当って、所定の処
理を実行した上で当該特定のデータを貼り付けることが
必要となる。
【0006】例えば、置換検出キーの存在に応じて所定
のデータ、特に画像データを貼り付ける場合には特定の
処理が必要になる。即ち、この場合には当該画像の近傍
にその解説である文章が付加されるのが通常である。し
かし、上述のように画像データの数が膨大になると、特
にその変更や追加の場合に、利用者又はシステム管理者
が当該画像データに対応して貼り付けるべき文字データ
をリンク又は入力することを忘れる場合がある。この場
合、当該画像データの簡単な説明を自動生成してリンク
できれば、利用者及びシステム管理者にとって便利であ
る。
【0007】
【0008】なお、貼り付けるべきデータが存在しない
ことを理由に、原稿テキスト生成処理装置が処理を中断
して利用者に対して当該データのリンクを要求すること
は、当該原稿テキスト生成処理装置の利用者にとって極
めて不便であり、採用できない。
【0009】本発明は、所定のデータを貼り付けるに当
って、種々の処理を行った上での貼り付けを可能にした
原稿テキスト生成処理装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり、本発明による原稿テキスト生成処理装置の構
成を示す。
【0013】図1及び図2の原稿テキスト生成処理装置
では、テキストと画像とのいずれか1つまたはすべてに
ついて、当該テキストにおける一部を特定の文字あるい
は文字群に置き換え可能に、あるいは当該画像における
一部あるいは全部について特定の画像に置き換え可能
に、置換検出キーをもって指示したひな型2が用意され
ると共に、置換検出キーによって特定される特定の文字
あるいは文字群と特定の画像とを格納しているファイル
11を備え、コンパイラ7が、ひな型2の1つとファイ
ル11に格納されている特定の文字あるいは文字群およ
び/または特定の画像を用いて、画面表示用プログラム
8を作成し、端末装置10が、当該画面表示用プログラ
ム8にもとづいて、ひな型2の1つに対応して特定の文
字あるいは文字群および/または特定の画像(貼り付け
るべきデータ)を貼り付けた原稿テキスト13を生成す
る。
【0014】図1の原稿テキスト生成処理装置は、特定
の文字あるいは文字群および/または特定の画像に対応
するパラメータを2次元以上の座標軸をもつ表形式で特
定するパラメータ設定用表1を備え、パラメータ設定用
表1において指定されたパラメータが予め定められた第
1の種類のパラメータP1である場合、コンパイラ7
が、パラメータ設定用表1における当該第1の種類のパ
ラメータP1を当該第1及び第2の種類のパラメータP
1及びP2で置換し、端末装置10が、パラメータ設定
用表1において指定された当該第1及び第2の種類のパ
ラメータP1及びP2に対応する特定の文字あるいは文
字群および/または特定の画像をひな型2の1つに貼り
付けた原稿テキスト13を生成する。
【0015】また、図2の原稿テキスト生成処理装置
は、特定の文字あるいは文字群および/または特定の画
像に対応するパラメータを2次元以上の座標軸をもつ表
形式で特定するパラメータ設定用表1を備え、コンパイ
ラ7が、置換検出キーの内の予め定められた所定の置換
検出キーに対応する特定の文字あるいは文字群および/
または特定の画像が存在しない場合に、当該所定の置換
検出キーに対応する特定の文字あるいは文字群および/
または特定の画像の貼り付けを省略するように、画面表
示用プログラム8を作成し、端末装置10が、上記所定
の置換検出キーをもって指示された特定の文字あるいは
文字群および/または特定の画像のひな型2の1つへの
貼り付けを、省略した原稿テキスト13を生成する。
【0016】図1の原稿テキスト生成処理装置によれ
ば、パラメータ設定用表1における第1の種類のパラメ
ータP1は、コンパイラ7により、自動的に当該第1及
び第2の種類のパラメータP1及びP2に置換される。
これにより、置換検出キーに対応するパラメータが第1
の種類P1である場合、第2の種類のパラメータP2に
対応する特定の処理を自動的に実行することができる。
【0017】例えば、置換検出キーの存在に応じて画像
データをひな型2に貼り付ける場合、第1の種類のパラ
メータP1を当該画像データを貼り付けるパラメータと
し、第2の種類のパラメータP2を当該画像データの簡
単な説明を貼り付けるパラメータとする。図1の原稿テ
キスト生成処理装置によれば、利用者が当該画像データ
に対応して貼り付けるべき文字データをリンク又は入力
させることを忘れた場合でも、出力された原稿テキスト
13において、当該画像の近傍にその解説である文章を
付加することができる。この表示を見た利用者は、当該
画像データについてその概略を理解し、又は、当該画像
データの説明が通常と異なること等から、貼り付けるべ
き文字データのリンク等を忘れたことを知ることができ
る。
【0018】また、図2の原稿テキスト生成処理装置に
よれば、予め定められた所定の置換検出キーに対応する
特定の文字あるいは文字群および/または特定の画像が
存在しない場合に、当該置換検出キーに対応する特定の
文字あるいは文字群および/または特定の画像の貼り付
けは、コンパイラ7により、自動的に省略される。これ
により、所定の置換検出キーに対応する特定の文字ある
いは文字群および/または特定の画像が存在しない場合
に、特定の処理を自動的に実行することができる。
【0019】例えば、所定の置換検出キーの存在に応じ
てひな型2に貼り付ける文章が簡単な注意書きであると
する。これにより、利用者又はシステム管理者が当該注
意書きをリンク又は入力させることを忘れた場合、出力
された原稿テキスト13において、当該注意書きの表示
を省略することができる。この表示を見た利用者は、注
意書きが無くとも当該原稿テキスト13ついてその概略
を理解することができる。
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】図3は本発明の一例説明図を示
す。図中の符号1はパラメータ設定用表、2はひな型、
3はひな型翻訳語を表している。本発明においては、例
えば、表計算ソフトウェアの出力データ(CSV形式)
によって、HTML(hyper text markuplanguage)言語
を簡単に生成するツールを与える。
【0022】このことから、ここで、HTML言語のタ
グや拡張子について簡単にまとめておく。知られている
如く、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)ブラウザ
(WWW上の情報検索用アプリケーションソフトウェ
ア)が情報を、画面に表示できるようにするために記述
する言語がHTML言語である。
【0023】そのHTML言語の中で、表示するための
規則を定義したものがタグである。タグは<>で活って
記述される。以下に、幾つか抜粋すると、次の如きもの
がある。
【0024】<HTML>……</HTML>:囲まれ
た「…」部分がHTML言語であることを示す。 <HEAD>……</HEAD>:囲まれた部分がドキ
ュメント情報記載部分であることを示す。
【0025】<BODY>……</BODY>:囲まれ
た部分がプラウザによって表示される内容であることを
示す。 <TITLE>……</TITLE>:囲まれた部分が
ウインドウのタイトルバーに表示されるタイトルである
ことを示す。
【0026】<H> …… </H> :囲まれ
た部分で示す文字の書体(太字)にし、かつ文字の大き
さを示す。<H1>が最大、<H6>が最小を示す。 <UL>……</UL> :番号の付かないリス
トをつくる。
【0027】 <LI> :LISTITEMのことで、●が付けられ る。<UL>と</UL>の間に記述する。 (例)<UL> (表示結果) <LI>東京 ●東京 <LI>大阪 ●大阪 <LII>名古屋 ●名古屋 </UL> <BR> :改行する。
【0028】 <HR> :横線をいれる。 <IMG SRC="front.gif" >:front.gif ファイ
ルからイメージデータを読み込んで、画面に表示する。
【0029】 : : また、代表的な拡張子の例を示すと、以下の如きものが
ある。
【0030】file.txt テキストファイル、 file.doc ドキュメントファイル(ワードプロセッ
サ用)、 file.csv カンマで区切った表ファイル、 file.gif 図形ファイル、 file.jpg 図形ファイル(画像圧縮可能)、 file.dxf 線画ファイル(AutoCAD社のCA
Dファイル)、 file.c C言語のソースファイル、 file.cpp C++言語のソースファイル、 file.exe 実行ファイル、 file.class JAVA言語用部品実行ファイル、 file.for FORTRAN言語のソースファイル、 file.java JAVA言語のソースファイル、 file.html HTML言語のソースファイル、 file.BAT 処理手順記述ファイル。
【0031】 : : ひな型2の1つとして、図示の「書式1.txt」が与
えられており、当該「書式1.txt」に関連するパラ
メータが図示のパラメータ設定用表1の例えば第2行目
に記述されているとする。
【0032】この場合、「書式1.txt」において、
(i) 第3行目に「@B@」と記述されている位置に対応
して、パラメータ設定用表1における第2行目の「B」
列にデータ「工程A」が記述されていることから、ひな
型翻訳語3においては、第3行目に、上記「@B@」に
代えてデータ「工程A」が置換され、(ii)第4行目に、
「@C@」、「@B1@」、「@C1@」と記述されて
いる位置に対応して、ひな型翻訳語3において「図面
1」、「300」、「400」が置換される。
【0033】これは、パラメータ設定用表1における第
2行目の「C列」にデータ「図面1」が記述されてお
り、パラメータ設定用表1における「第1行目のB列」
にデータ「300」が記述されており、パラメータ設定
用表1における「第1行目のC列」にデータ「400」
が記述されていることによる。
【0034】なお、上記において「@C@」の如く
「C」のみでパラメータ設定用表1における1つのセル
(座標位置C2)を指示する場合は、当該セルの行位置
が予め判明している場合(上記の例の場合には「書式
1」について処理していることが判っている)であり、
「@C1@」の如く「C1」として座標値をもって指示
する場合は、当該セルの行位置が現に処理している行と
は異なっている場合である。
【0035】本発明においては、パラメータ設定用表1
を利用して、ひな型2を翻訳するようにされるが、図示
の「@…@」の如き特定の2つのマークを用いて表現し
ているものを「置換検出キー」と呼ぶことにする。置換
検出キーは当該位置にデータ又はファイルの挿入を指示
する挿入マーカである。
【0036】図3に示すひな型翻訳語3において、各記
号は以下の意味を有する。 (a)<HTML>…</HTML>:ドキュメント開
始と終了を表している。
【0037】(b)<TITLE>…</TITLE
>:この間の「…」が画面の上部にタイトルとして表示
されることを表している。 (c)<HR>:改行して横線を引くことを表してい
る。
【0038】(d)<BR>:改行することを表してい
る。 (e)<A NAME=…>…</A>:着地点(アン
カー)の名前を表している。後述する<A HREF=
#…>…</A>で表す飛び先の名前を表している。
【0039】(f)<IMG SRC=***…>:f
ile***の図形を貼り付けることを表している。 (g)ALIGN=“left”:左側に貼り付けるこ
とを表している。
【0040】(h)WIDTH=*やHEIGHT=
*:幅が*で高さが*であることを表している。 (i)<FONT COLOR=…>…</FONT
>:表示する文字を「…」色で表示することを表してい
る。
【0041】(j)<A HREF=#…>…</A
>:指定された所「…」へ、リンクする(飛ぶ)ことを
表している。これらから、図3に示すひな型翻訳語3
は、(i) HTML言語の原稿であり、(ii) タイトル
が「TEST」であり、(iii) タイトルの下に横線をひ
いて改行し、アンカー・ネームが「工程A」であり、次
いで改行し、(iv) ファイル「図面1」における図形g
ifを、左側に、幅300で高さ400をもって貼り付
け、(v) 文字「取付ける」を黒色で記述し、次いで改
行し、(vi) 飛び先が「検査工程」であり、(vii) 改行
し、(viii)ドキュメントが終了することを意味してい
る。
【0042】図4は、図3に示されるひな型翻訳語にも
とづいて表示される原稿テキスト13を表している。上
述の如く、タイトル「TEST」が表示され、アンカー
・ネーム「工程A」が表示され、ファイル「図面1」に
おける図形gifが例えばネジであったとした場合にそ
の図形が所望の位置に所望の大きさで表示され、文字
「取付ける」が黒色で表示される。そして飛び先が「検
査工程」として表示される。飛び先は、マウスでその位
置をクリックした場合に「検査工程」の位置に処理を進
めるマーカである。
【0043】図5は本発明の装置構成図を表している。
図中の符号1,2は夫々図3に対応しており、パラメー
タ設定用表は例えば3次元で構成されており、ひな型2
は複数個のひな型2−1,2−2,2−3…を備えてい
る。ひな型2は、テキストと画像とのいずれか1つまた
はすべてについて、当該テキストにおける一部を特定の
文字あるいは文字群に置き換え可能に、あるいは当該画
像における一部あるいは全部について特定の画像に置き
換え可能に、(上位のレベルの)置換検出キーをもって
指示したものである。ひな型2はひな型2−i毎の個別
ファイルとしてファイル11に含まれる。
【0044】また図中の符号4は、テキスト・ファイル
であり、上述の置換検出キーによって指定される個々の
ファイルが格納されている。同様に符号5は、イメージ
・ファイルであり、置換検出キーによって指定される個
々のイメージが格納されている。また符号6は、音声フ
ァイルであり、置換検出キーによって指定される個々の
音声情報が格納されている。
【0045】即ち、ファイル11は置換検出キーによっ
て特定される特定の文字あるいは文字群と特定の画像と
を格納している。ファイル11は、置換検出キーによっ
て特定される特定の文字あるいは文字群および/または
特定の画像を、各々、独立した個別ファイル4、5及び
6として格納する。ファイル11は、図1に示したよう
に、ファイル11の格納する個別ファイル4、5及び6
毎に、そのファイル名と当該ファイルの種類を示す拡張
子とを格納するファイルディレクトリ12を備える。な
お、ファイル名が必要に応じて拡張子を含むと考えても
よい。
【0046】符号7は、コンパイラであり、特定のひな
型2−iと、パラメータ設定用表1および必要に応じて
用いられるテキスト・ファイル4および/またはイメー
ジ・ファイル5および/または音声ファイル6の各内容
とにもとづいて、画面表示用プログラムを生成する。符
号8は、画面表示用プログラムであり、例えばHTML
言語による表示を行うようにコンパイラ7によってコン
パイルされたものである。また符号9は、置換検出キー
指定部であって、本発明に用いられる置換検出キーにつ
いて、所定のマーク%,#,・・・が当該置換検出キー
として用いられることをシステム立上げ時にオペレータ
が指示する(勿論、一旦指定したマークを置換検出キー
として用いることを取り消すこともできる)。
【0047】符号10は、ディスプレイを含む端末装置
を表している。端末装置10は、画面表示用プログラム
8にもとづいて、ひな型2の1つに対応して特定の文字
あるいは文字群(テキスト・ファイル4)および/また
は特定の画像(イメージ・ファイル5)を貼り付けた原
稿テキスト13を生成する。従って、端末装置10は原
稿テキスト生成処理部又は画像表示処理部である。
【0048】ひな型2−iは、概念的には、例えば、最
上位に「タイトル」が記述され、左上に特定の「図表」
が記述され、右上に特定の「文章1」が記述され、下方
に特定の「文章2」が記述されるようにした一頁分のテ
キストに対応するものである。しかし、実際には上記の
概念的な表示ではなく、図3に「書式1.txt」とし
て示した如き記述を用いて用意されている。
【0049】当該ひな型2−iが「書式2」に対応する
ものであったとし、パラメータ設定用表1の第3行目に
当該「書式2」に関連するパラメータが記述されている
とする。更に、パラメータ設定用表1におけるA列が検
索されて、第3行目に「書式2」と記述されることが判
ったとする。これによって第3行目が「書式2」に関連
するパラメータが記述されている行であることが判る。
一方「書式2」が所望するひな型名であることを知り、
該当するひな型2の原稿(テキスト)を読むようにされ
る。
【0050】「書式2」に対応する表示を端末装置10
におけるディスプレイ上に表示せしめるに当っては、コ
ンパイラ7が、ひな型2−i(書式2に該当するもの)
と、パラメータ設定用表1の内容と、パラメータ設定用
表1における「セル」の内容において特定のテキスト・
ファイル名および/または特定のイメージ・ファイル名
および/または音声ファイル名が記述されていたとする
と該当する特定のファイルの内容とを用いて、画面表示
用プログラム8を生成する。当該画面表示用プログラム
8は、必要に応じて更にテキスト・ファイル4および/
またはイメージ・ファイル5および/または音声ファイ
ル6の各内容を取り込んで、端末装置10のディスプレ
イ上に表示する。
【0051】
【0052】図6は処理フローチャートを示している。
なお、図6に示す符号1はパラメータ設定用表を表して
いる。説明を簡単にかつ具体的にするために、判り易い
例として、(i) ひな型2−iが特定のひな型Form
1に該当するものであり、当該Form1には、 「今日は%B2%さん、元気ですか」 という記述があったとする。なお「%…%」は置換検出
キーであるとする。
【0053】(ii) またパラメータ設定用表1の第2行
目にForm1についてのパラメータが記述されている
とし、座標値が(B2)で表されるセル内に、(例1)
として「中村」が記述されていたとし、(例2)として
「file1.txt」が記述されていたとする。
【0054】先に(例1)の場合について述べる。 ステップ(S1):パラメータ設定用表1における第2
行目を処理することになったとし第2行目を読み込む。
【0055】ステップ(S2):パラメータ設定用表1
における読み込んだ行のA列位置のセル(座標値A2)
に「Form1」が記述されていたことから該当するひ
な型2−iが「Form1」であることを知る。
【0056】ステップ(S3):当該ひな型2−iを読
む。今の例の場合には、当該ひな型2−iに、上記の如
く、 「今日は%B2%さん、元気ですか」 と記述されていることが判る。
【0057】ステップ(S4):上記「今」、「日」、
「は」…と順に置換検出キーであるか否かを調べる。 ステップ(S5):上記「今日は」までは置換検出キー
ではないので、その時点でのステップ(S5)の処理段
階においては「今日は」までがそのまま貼り付けられ
る。
【0058】図6に示す処理フローチャートにおいて、
再びステップ(S3)に戻り、ステップ(S3)におい
てこのとき「%B2%」が読まれる。以下、ステップ
(S4):YESとなり、ステップ(S6)に進む。
【0059】ステップ(S6):置換検出キー「%…
%」と置換単語「B2」とを得る。 ステップ(S7):置換単語が「B2」であることから
「セル名」を指していることが判り、YESとなる。
【0060】ステップ(S8):セル名(この場合「B
2」)でパラメータ設定用表1の該当セルをアクセスす
る。 ステップ(S9):該当セルの内容が、今の例の場合に
は、「中村」であったことから(タグ又は拡張子付きで
はないことから)NOとなる。
【0061】ステップ(S10):セルの内容「中村」
をそのまま貼り付ける。この結果「今日は中村」までの
処理が終わる。再びステップ(S3)に戻り、以下
「さ」、「ん」、「、」、「元」、「気」、「で」、
「す」、「か」までが、ステップ(S4)、ステップ
(S5)をへて順に処理されて、 「今日は中村さん、元気ですか」 という原稿テキスト13が生成される。
【0062】次に上記(例2)の場合について述べる。
まず、前述の(例1)と同様にステップ(S8)までを
実行する。即ち、上記「今日は」までは置換検出キーで
はないので、前述の(例1)と同様にステップ(S1)
乃至ステップ(S5)を繰り返して、「今日は」までが
そのまま貼り付け、次に、再びステップ(S3)に戻
り、「%B2%」が読まれるのでステップ(S6)に進
み、前述の(例1)と同様に、ステップ(S6)乃至ス
テップ(S8)が実行される。
【0063】ステップ(S9):この場合にはセル(B
2)の内容が「file1.txt」であり、YESと
なる。 ステップ(S11):置換検出キー別のアクセスに入る
が、今の場合「%…%」であり、その置換検出キーに対
応する処理に入る(置換検出キー別のアクセスについて
は後述される)。
【0064】ステップ(S12):置換単語「file
1.txt」で指している対象file、即ち「fil
e1」を取り込む。なお、今、当該file1のテキス
トには例えば「沖縄出身の中村」と記述されていたとす
ることにする。
【0065】ステップ(S13):この例の場合には上
記「沖縄出身の中村」を貼り付ける処理が行われる。そ
の結果、現時点までの処理では、「今日は沖縄出身の中
村」が得られている。
【0066】この後、(例1)と同様にして、 「今日は沖縄出身の中村さん、元気ですか」 という原稿テキスト13が生成される。
【0067】本発明の場合には、上記の如く、パラメー
タ設定用表1を用い、当該パラメータ設定用表1におけ
る所望される「セル」に所定される記述を行っておくこ
とによって、1つのひな型2から種々の原稿テキスト1
3が生成され得る。勿論「セル」の内容を書き替えたり
することで足りる。
【0068】本発明の場合には、セルの内容を用いるこ
とを基本にしているが、ひな型2−iの記述の中に、 「今日は%file1.txt%さん、元気ですか」 のように、上記セルB2の内容で指し示した「file
1.txt」を直接記述する例が混在することを許して
いる。言うまでもなく、この例の場合には、「%fil
e1.txt%」が見出された際に、図6に示すステッ
プ(S7)がNOとなり、ステップ(S11)に進むこ
とになる。
【0069】図7は本発明の他のパラメータ設定用表の
例を示す。この例のパラメータ設定用表1は図3のパラ
メータ設定用表1と対比されるものである。この例のパ
ラメータ設定用表1は、特定の文字あるいは文字群およ
び/または特定の画像に対応するパラメータを2次元以
上の座標軸をもつ表形式で特定する。パラメータ設定用
表1におけるパラメータは、個別ファイル4、5及び6
のファイル名及び拡張子からなる。
【0070】従って、この例のパラメータ設定用表1の
「書式2」において、図3における「ネジ」についての
「図面1」は当該図面1の画像を格納する(内容とす
る)イメージ・ファイル5を示す「file2.gi
f」とされ、「取付ける」は当該文章を格納する(内容
とする)テキスト・ファイル4を示す「file2.t
xt」とされている。
【0071】なお、この例のパラメータ設定用表1の
「書式3」も、「書式2」と同様にしてパラメータを特
定するひな型2の1つである。「書式3」のひな型2を
コンパイルし実行することにより、図4と略同様の原稿
テキスト13が得られる。また、個別ファイル4、5及
び6のファイル名は、図7に示すように、当該個別ファ
イル毎にその拡張子と共にファイルディレクトリ12に
格納される。ファイルディレクトリ12はひな型2毎に
定まる。即ち、指定ディレクトリである。指定ディレク
トリは、対応するひな型2の使用する全ての個別ファイ
ルについて、その拡張子を含むファイル名を格納する。
【0072】本発明はこのようにパラメータ設定用表1
においてファイル名等を用いた記述を許容する。従っ
て、ひな型2、イメージ・ファイル4、これに対応する
テキスト・ファイル5を独立のファイル(個別ファイ
ル)として作製して、これらを後にパラメータ設定用表
1においてリンクすることにより、完成した原稿テキス
ト13を得ることができる。
【0073】ところが、前述のように、ファイルの数が
膨大になりリンク構造が複雑になると、パラメータ設定
用表1の記述の一部が欠落する場合がある。即ち、本来
は図7に示すように記述されるべきところ、図8(A)
に示すように、画像に対応するべき文章のリンクを忘れ
てしまう場合がある。
【0074】そこで、本発明によれば、図1に示したよ
うに、パラメータ設定用表1において指定されたパラメ
ータが予め定められた第1の種類のパラメータP1であ
る場合、コンパイラ7が、パラメータ設定用表1におけ
る当該第1の種類のパラメータP1を当該第1及び第2
の種類のパラメータP1及びP2で置換する。この結
果、端末装置10が、置換後の第1及び第2の種類のパ
ラメータP1及びP2に対応する特定の文字あるいは文
字群および/または特定の画像をひな型2の1つに貼り
付けた原稿テキスト13を生成する。即ち、コンパイラ
7が予め当該コンパイルに用いるパラメータ設定用表1
の最適化を実行する。これにより、第2の種類のパラメ
ータP2に対応する特定の処理が自動的に実行できる。
【0075】第2の種類のパラメータP2はコンパイラ
7が生成する。即ち、コンパイラ7は、第1の種類のパ
ラメータP1である個別ファイル4、5又は6のファイ
ル名を用いてファイルディレクトリ12を検索して、当
該個別ファイル4、5又は6と同一のファイル名を持ち
異なる拡張子を持つ個別ファイル4、5又は6を指定す
る第2の種類のパラメータP2を抽出する。
【0076】また、ファイルディレクトリ12の検索の
結果、第2の種類のパラメータP2を抽出できない場
合、コンパイラ7が第2の種類のパラメータP2(従っ
て、当該第2の種類のパラメータP2に対応する個別フ
ァイル4、5又は6のファイル名)を生成する。即ち、
コンパイラ7は、第1の種類のパラメータP1である個
別ファイル4、5又は6のファイル名に当該個別ファイ
ル4、5又は6と異なる拡張子を付加して第2の種類の
パラメータP2を生成する。この時、コンパイラ7は、
パラメータ設定用表1における第1の種類のパラメータ
P1である個別ファイル4、5又は6を用いて、生成し
た第2の種類のパラメータP2に対応するファイル4、
5又は6を生成する。
【0077】ここで、簡単のために、図7及び図8に示
すように、第1の種類のパラメータP1は、例えば画像
を格納する画像ファイルを指定するパラメータであると
する。第1の種類のパラメータP1は拡張子「.gi
f」を有するパラメータであり、第1の種類のパラメー
タP1により指定されるファイルは拡張子「.gif」
を有するイメージ・ファイル5である。例えば、「fi
le2.gif」である。また、第2の種類のパラメー
タP2は、例えば文字あるいは文字群を格納するテキス
トファイルを指定するパラメータであるとする。第2の
種類のパラメータP2は拡張子「.txt」を有するパ
ラメータであり、第2の種類のパラメータP2により指
定されるファイルは拡張子「.txt」を有するテキス
ト・ファイル4である。例えば、「file2.tx
t」である。
【0078】パラメータ「file2.gif」と「f
ile2.txt」とは、同一のファイル名「file
2」を持ち異なる拡張子「.gif」及び「.txt」
を持つ。従って、第1及び第2の種類のパラメータP1
及びP2は拡張子によって区別される。
【0079】例えば、コンパイラ7は、図8(A)に示
すように、パラメータ設定用表1に第1の種類のパラメ
ータ「file2.gif」がある時、そのファイル名
「file2」を用いてファイルディレクトリ12を検
索して、同一のファイル名「file2」を持ち異なる
拡張子「.txt」を持つ個別ファイル4を指定する第
2の種類のパラメータ「file2.txt」を抽出す
る。
【0080】また、パラメータ設定用表1に第1の種類
のパラメータ「file6.gif」があるが、コンパ
イラ7が、ファイルディレクトリ12から同一のファイ
ル名「file6」を持ち異なる拡張子「.txt」を
持つ個別ファイルを指定する第2の種類のパラメータ
「file6.txt」を抽出できない場合がある。こ
の時、コンパイラ7は、当該ファイル名「file6」
のみを用いて、第2の種類のパラメータ「file6b
bbb」を生成する。ここで、「bbbb」はブランク
(空白)である。
【0081】これと共に、コンパイラ7は、当該第1の
種類のパラメータ「file6.gif」を用いて、生
成した第2の種類のパラメータ「file6bbbb」
に対応するテキスト・ファイル4を生成する。このテキ
スト・ファイル4のファイル名は生成した第2の種類の
パラメータと同一の「file6bbbb」とされる。
また、このテキスト・ファイル4の内容は、実在するフ
ァイル「file6.gif」のファイル名である文字
列(又は文字列の先頭から所定の数の文字)とされる。
ここで、抽出されるファイル名である文字列は、例えば
ファイル「file6.gif」に格納されている画像
に付された画像名である。
【0082】次に、上記例の場合のコンパイラ7の実行
する処理について図9を参照して述べる。 ステップ(S51):ファイルディレクトリ12の指定
ディレクトリにアクセスして、拡張子「.gif」を用
いて検索し、パラメータ設定用表1に存在する画像ファ
イルのファイル名を抽出する。即ち、ファイルディレク
トリ12内の「fileX.gif」が検索の対象であ
る。
【0083】ステップ(S52):抽出した画像ファイ
ルのファイル名「file2.gif」及び「file
6.gif」を、メモリ上の作業域14に上から順に格
納する。
【0084】ステップ(S53):作業域14の上から
順に1個のファイル名「file2」を取り出して、こ
れを用いてファイルディレクトリ12内にこれと同一の
ファイル名を持つテキストファイルが存在するか検索す
る。
【0085】ステップ(S54):検索の結果、同一の
ファイル名を持つテキストファイルが抽出されたかを調
べる。この場合、ファイル「file2.txt」が抽
出されるので、「YES」となる。
【0086】ステップ(S55):当該ファイル名「f
ile2.gif」を持つ画像ファイルを指示するパラ
メータの存在するパラメータ設定用表1のセルに、抽出
したテキストファイルのファイル名「file2.tx
t」を追加する。この場合、セル「C2」の内容が「f
ile2.gif」から「file2.gif,fil
e2.txt」に書き換えられる。
【0087】次に、作業域14から次のファイル名「f
ile6」を取り出して、ステップ(S53)以下を繰
り返す。 ステップ(S53):ファイル名「file6」を取り
出して、これを用いてファイルディレクトリ12の指定
ディレクトリ内を検索する。
【0088】ステップ(S54):検索の結果、同一の
ファイル名を持つテキストファイルが抽出されたかを調
べる。この場合、ファイル「file6.txt」は抽
出されないので、「NO」となる。
【0089】ステップ(S56):当該ファイル名「f
ile6.gif」と同一のファイル名を持ち拡張子の
ないファイル名「file6bbbb」を生成し、これ
を当該ファイル名「file6.gif」を持つ画像フ
ァイルを指示するパラメータの存在するパラメータ設定
用表1のセルに追加する。この場合、セル「C3」の内
容が「file6.gif」から「file6.gi
f,file6bbbb」に書き換えられる。
【0090】ステップ(S57):当該ファイル名「f
ile6.gif」を持つイメージ・ファイルのファイ
ル名を読み出し、これを内容とするファイルを生成す
る。このファイルのファイル名は上記パラメータと同一
の「file6bbbb」とされる。
【0091】以上により、パラメータ設定用表1に存在
する第1の種類のパラメータ「file2.gif」又
は「file6.gif」は、図8(B)に示すよう
に、第1及び第2の種類のパラメータ「file2.g
if,file2.txt」又は「file6.gi
f,file6bbbb」に置換される。このようにし
て得たパラメータ設定用表1を用いてひな型2をコンパ
イルすると、図4又は図10に示す如き原稿テキスト1
3が得られる。
【0092】「file2.txt」の内容が「取付け
る」であるとすると、出力された原稿テキスト13は図
4と同様になる。即ち、ひな型2からパラメータ設定用
表1のセル「C2」の「file2.gif,file
2.txt」がコンパイルされると、ひな型2に「fi
le2.gif」の「ネジ」の図形と「file2.t
xt」の文字列「取付ける」とが貼り付けられる。これ
により、予め正しく用意されてはいたがリンクされてい
なかった文字列「取付ける」が、対応する画像に自動的
に正しくリンクされる。
【0093】一方、例えば、「file6.」のファイ
ル名が「画面1」であるとすると、出力された原稿テキ
スト13は図10に示すようになる。即ち、ひな型2か
らパラメータ設定用表1のセル「C3」の「file
6.gif,file6bbbb」がコンパイルされる
と、ひな型2に「file6.gif」の「ネジ」の図
形と「file6bbbb」の文字列「画面1」とが貼
り付けられる。これにより、画像に簡単な説明文を自動
的に付加できる。この説明文は例えば当該画像の画像名
であるから、利用者には有用な情報である。なお、「f
ile6」のファイル名が「左側板図」であるとする
と、この効果は顕著である。また、システム管理者は、
この説明文「画面1」を見て「file6.txt」が
用意されていないか又はリンクされていないことを知
る。
【0094】図11は、パラメータ設定用表の一例を示
す。図示の場合には2次元座標で1つのセルが特定され
るものとして示されている。図示のパラメータ設定用表
1の場合、A列、B列、C列…に、 A列:コマンド又はひな型名(なお「コマンド」には
「条件式」を含むものとする)、 B列:工程名、 C列:図形データ名(ファイル名)、 D列:作業内容のテキスト、 E列:注意事項のテキスト、 F列:次の工程名(飛び先)。
【0095】 : : を夫々記述するものとして、所定の割り付けが行われる
ものとして表されている。そして、第1行、第2行…の
如き各行は1つ1つのひな型2に対応するものとして示
されている。例えば図示の場合第2行はひな型「For
m1」に対応するパラメータを与えるものとされてい
る。
【0096】このように行と列とを、システム立上げ時
に、予め定めておくことによって、個々のセルに記述さ
れている内容を、ひな型名の観点(即ち行座標の観点)
と工程名や図形データ名などの観点(即ち、列座標の観
点)とから、特定することができる。
【0097】例えば、今、ひな型「Form1」におけ
るセル「D2」の内容即ち「上側から絞める」を替えて
「横から絞める」に変更したい場合を考える。この場合
仮に、図示の第3行のひな型名「Form10」の該当
パラメータにおいて「横から絞める」という記述があっ
た場合などでは、セル「D2」の内容「上側から絞め
る」に替えて「D2の1つ下を参照する」ように書き替
えておけば、Form1のパラメータ「作業内容のテキ
スト」のみが「横から絞める」に書き替わることにな
る。
【0098】また、この場合に、上記「横から絞める」
という記述自体がどのセルに存在しているかを探し出す
ような場合でも、当該「横から絞める」がひな型名「F
orm10」において記述されていたことを思い出せ
ば、当該「横から絞める」という記述が、Form10
の行の「作業内容のテキスト」の個所、即ち座標「D
3」に存在することを知ることができる。
【0099】このように、パラメータ設定用表における
記述内容が輻輳してくるにつれて、パラメータ設定用表
を複数次元の座標系を持つように作っておくことの利点
が活きている。
【0100】なお、上記記述において、1つの横行が1
つのひな型2に対応するものとして示したが、この場合
が標準形式であり、複数の横行を1つのひな型2に対応
づけるような記述を許容していることは言うまでもな
い。また上記標準形式に代えて図11に示す第6行の場
合のように、図示の「工程名」や「図形データ名(ファ
イル名)」…の如き列の内容の指定に無関係に、コマン
ド名「GTT」についての必要なパラメータを図示の
「図形」や「テキストA」や「テキストB」の如く、い
わば勝手に記述することも許される。
【0101】図12はセル指定の置換検出キーを用いて
特定できる例について説明する図である。置換検出キー
としてどのようなマークを用いるかについては後述する
が、今、ひな型2の中における記述において、 「〜@Z3@〜」 があったとする。なお「〜」は図6に関連して述べた
「今日は」や「さん、元気ですか」などの如き、置換検
出キーを含まない記述を表しており、「@…@」は置換
検出キーを表すマークであるとする。上記 「〜@Z3@〜」 が存在した場合には、パラメータ設定用表1における座
標(Z3)のセルの内容を置換することが指示されてい
ることになる。図12に示す場合には、パラメータ設定
用表1のセル(座標Z3)に、例えば「朝日」(例の
場合)が記述されていたとすると、上記 「〜@Z3@〜」 を置換した結果は、図示例の如く、 「〜朝日〜」 となる。また当該セル(座標Z3)に「B5」(例の
場合)と記述されていた場合には、セル(座標B5)の
内容を用いることが指示されていることとなり、上記置
換結果は、セル(座標B5)の内容が「夕日」であるこ
とから、図示例の如く、 「〜夕日〜」 となる。
【0102】個々のセルに記述される内容の形態は、例
えば、例の如く、当該セルの内容(今の例の場合には
「朝日」)そのものを置換する形、例の如く、当該セ
ルの内容が他のセルの座標(今の例の場合「B5」)を
指す形、例の如く、テキスト名(今の例の場合、テキ
スト名「TITLE.txt」)を記述して、当該置換
に当って「TITLE.txt」と呼ばれるテキストの
内容を利用することを指す形、例の如く、コマンド名
又は条件式名(今の例の場合、コマンド名「−FIL
E.class」を記述して、当該置換に先立ってコマ
ンド「−FILE.class」を実行して、その結果
を置換することを指示する(なお条件式の場合にはその
条件式が満足するか否かをチェックして、その結果を置
換に当って利用する)形、などが存在する。
【0103】図13は、セルの相対位置を指定する例を
説明する図である。図12において示したと同様に、 「〜@Z3@〜」 と記述されている場合には、セル(座標Z3)の内容を
利用することが指示される。このことを利用して、セル
(座標Z3)からの相対座標位置を示すことによって他
のセルを指示することができるようにされる。
【0104】図13に示す 「〜@Z3+@〜」 のような記述があった場合には、セル(座標Z3)から
みて次の行の同じ列に位置するセル、即ち座標Z4のセ
ルが指示されていることにされる。図12に示すパラメ
ータ設定用表1の例で言えば、セル(座標Z4)の内容
「○」を置換に当って利用することになる。
【0105】図13に示す 「〜@Z3−@〜」 のような記述があった場合には、セル(座標Z3)から
みて1つ前の行の同じ列に位置するセル、即ち、座標Z
2のセルが指示されていることにされる。図12に示す
パラメータ設定用表1の例で言えば、セル(座標Z2)
の内容「△」を置換に当って利用することになる。
【0106】図14は、置換検出キーを指定している態
様を示す図である。置換検出キーとしてどのマークを用
いるかは、システム立上げ時に、上記図5に示される置
換検出キー指定部9によって指定される。
【0107】図14に示す「@…@」は、@の間の
「…」の内容をキーとして置き換えることを示してい
る。同じ「…」の内容をキーとして置き換えることを示
すに当って、予め指定しておけば、図14図示の「%…
%」を用いることもできる。
【0108】標準形式として、置換検出キーは「@…
@」や「%…%」の如く、同じマーク@や%を前後に用
いるようにされ、そのマークの種類によって、置換の処
理の際の処理形態が特定されるようにされる。即ち、図
14図示の「!…!」は「…」の内容はファイル名であ
り、当該ファイルに更新履歴があればその更新された最
も新しいものを用いて置き換えることを指示する。
【0109】しかし、図14図示の「!…%」や「#…
%」の如く、異なるマークを前後に置くような組にして
用いることができる。また、置換検出キーとして予め指
定されているマーク例えば「!」を無効にして当該マー
ク「!」を置換検出キー以外のために利用できるように
するために、図14図示の「%−!%」を用いることが
できる。更に図14図示の「%+!%」は、置換検出キ
ーとしては一旦無効にしたマーク「!」を再び置換検出
キーの1つとして利用することを指示するものである。
【0110】図15は、使用するマークについての説明
をまとめて示した図である。 a)置換検出キーは、通常「%…%」や「#…#」の如
く前後に同じマークを使用する。
【0111】b)前後異なるマークを組にして、「%…
#」や「@…%」の如く用いることもある。 c)複数種類のマークを、「%−…%」や「%+…%」
や「%!…%」の如く、組にして用いることもある。
【0112】d)複数個のマークを、「%%…%%」や
「%%…%」や「%…%%」の如く用いることもある。
それらの使用するマークと、使用されたマークの意味す
る所とは、上述の如く、図5に示す置換検出キー指定部
9によって指定するようにされる。
【0113】図16は通常置き換え指示の場合の各種の
態様をまとめて示した図である。図において「%…%」
を通常置き換え指示として示している。 a)「〜%B%〜」:パラメータ設定用表のB列の内容
を置き換えに当って挿入する。
【0114】b)「〜%B1%〜」:パラメータ設定用
表のセル(座標B1)の内容を置き換えに当って挿入す
る。 c)「〜%B1:C2%〜」:パラメータ設定用表のセ
ル(座標B1)を左上隅とし、セル(座標C2)を右下
隅とした長方形で囲われる範囲のセルの内容を置き換え
に当って挿入する。
【0115】d)「〜%file.txt%〜」:ファ
イル名「file.txt」の内容を置き換えに当って
利用する。 e)「〜%<B1:C2>file.csv%〜」:表
の名前が「file.csv」として与えられているパ
ラメータ設定用表におけるセル(座標B1)を左上隅と
し、セル(座標C2)を右下隅とした長方形で囲われる
範囲のセルの内容を置き換えに当って挿入する。
【0116】f)「〜%<OL TYPE=1>fil
e.txt%〜」:ファイル名「file.txt」の
ファイルの内容について、<…>における「…」(今の
例の場合には「OL TYPE=1」)で指示される書
式で変換して、置き換えに当って挿入する。
【0117】g)「〜%*.txt%〜」:ファイル名
は特定しないが拡張子、「.txt」のテキスト・ファ
イルの内容を置き換えに当って挿入する。 h)「〜%abc*.txt%〜」:ファイル名の先頭
が少なくとも「abc」であるファイルについて、拡張
子「.txt」のテキスト・ファイルの内容を置き換え
に当って挿入する。
【0118】以下、置換検出キーを用いた各種処理の態
様を説明する。図17はパラメータ設定用表の一例を示
す。この例のパラメータ設定用表1は図3のパラメータ
設定用表1と対比されるものである。
【0119】この例のパラメータ設定用表1も、特定の
文字あるいは文字群および/または特定の画像に対応す
るパラメータを2次元以上の座標軸をもつ表形式で特定
する。パラメータ設定用表1におけるパラメータは、個
別ファイル4、5及び6のファイル名及び拡張子からな
る。
【0120】従って、この例のパラメータ設定用表1の
「書式4」において、図3における「図面1」は当該図
面1の画像を格納するイメージ・ファイル5を示す「f
ile2.gif」とされ、「取付ける」は当該文章を
格納するテキスト・ファイル4を示す「file2.t
xt」とされ、「検査工程」はそのままとされている。
「書式4」のひな型2をコンパイルし実行することによ
り、図4と同様の原稿テキスト13が得られる。
【0121】ところが、前述のように、リンク構造が複
雑になると、図17に示すように、パラメータ設定用表
1への記述(例えば、「検査工程」)がされていない場
合がある。即ち、ある記述を忘れてしまう場合がある。
また、パラメータ設定用表1において「検査工程」をも
当該文章を格納するテキスト・ファイル4を示す「fi
le3.txt」として指定した場合において、ファイ
ルの数が膨大になりリンク構造が複雑になると、パラメ
ータ設定用表1に記述された当該ファイル「file
3.txt」が作製されていない場合がある。
【0122】この場合、このデータ又はファイルの欠落
を理由に、処理を中断したり、図7等で説明したように
当該ファイルを自動生成するよりも、当該ファイルの貼
り付けを省略する方が良いこともある。例えば、「取付
ける」という文章は画像の解説であるから省略できない
とする一方、「検査工程」という文章は取付け工程の次
が検査工程であることが自明であり省略できると考える
場合である。
【0123】そこで、本発明によれば、図2に示すよう
に、コンパイラ7は、置換検出キーの内予め定められた
所定の置換検出キーに対応する特定の文字あるいは文字
群および/または特定の画像(又はそのファイル)が存
在しない場合、当該所定の置換検出キーに対応する特定
の文字あるいは文字群および/または特定の画像(貼り
付けるべきデータ)の貼り付けを省略するように、画面
表示用プログラム8を作成する。この結果、端末装置1
0が、所定の置換検出キーをもって指示された特定の文
字あるいは文字群および/または特定の画像の貼り付け
を省略した原稿テキスト13を生成する。
【0124】ここで、簡単のため、置換検出キー「@…
@」が前述のように通常の置換をするものとし、予め定
められた所定の置換検出キーとして、図17に示す置換
検出キー「#…#」を用いるものとする。置換検出キー
「#…#」は、原稿テキスト13において省略を許され
るデータ又はファイル(差込みデータ又は差込みファイ
ル)のひな型2への挿入を指示するキーである。なお、
所定の置換検出キー「#…#」は図5の置換検出キー指
定部9から変更可能である。
【0125】従って、この例において、図17に示すよ
うに、「file2.gif」及び「file2.tx
t」は置換検出キー「@C@」及び「@D@」により指
定されるので貼り付けは省略されないが、「検査工程」
は置換検出キー「#E#」により指定されるので貼り付
けは省略されることがある。即ち、例えば「ネジ」の図
面である「図面1」及びその解説である文章「取付け
る」は省略されず、差込みデータである「検査工程」は
省略されることがある。
【0126】次に、この例の場合のコンパイラ7の実行
する処理について図18に従って述べる。図6に示す処
理フローチャートのステップ(S11)乃至ステップ
(S13)において、所定の置換検出キー「#E#」が
検出され、この置換検出キー「#E#」に対応する処理
に入る。
【0127】ステップ(S61):置換検出キー「#E
#」で指定されたパラメータ設定用表1のセル(2E)
から差込みデータである置換単語が得られたかを調べ
る。この場合、本来記述されているべき差込みデータ
「検査工程」を得られないので、NOとなる。
【0128】ステップ(S62):そこで、図3のひな
型翻訳語3への当該差込みデータの貼り付けを省略す
る。なお、ステップ(S61)において、パラメータ設
定用表1のセル(2E)から本来の差込みデータ「検査
工程」が得られた場合、YESとなり、以下の処理が行
われる。
【0129】ステップ(S63):図3のひな型翻訳語
3への当該差込みデータ「検査工程」の貼り付けを行
う。この結果、ひな型翻訳語3は図3のものと同様にな
る。また、パラメータ設定用表1のセル(2E)に当該
差込みデータ「検査工程」を格納するテキスト・ファイ
ル4を示す「file3.txt」が記述されている場
合、以下の処理が行われる。
【0130】ステップ(S61)において当該差込みフ
ァイル「file3.txt」内に差込みデータ「検査
工程」が記述されているかが調べられ、記述されていな
い場合、ステップ(S62)において当該差込みファイ
ル「file3.txt」の貼り付けが省略され、記述
されている場合、ステップ(S63)において当該差込
みファイル「file3.txt」の貼り付けが行われ
る。
【0131】以上の処理の結果に基づいて、ひな型2か
らパラメータ設定用表1の書式4をコンパイルすると、
差込みデータ「検査工程」がリンクされていない場合、
図19に示すような原稿テキスト13を得る。なお、差
込みデータ「検査工程」がリンクされている場合、図4
に示すような原稿テキスト13を得る。
【0132】図20は、図19と同様に、所定の置換検
出キー「#…#」を用いて差込みデータ又は差込みファ
イルの挿入を指示する例を示す。この例は、図20に示
すように、原稿テキスト13において、例えば「ネジ」
の図面である「図面1」に対応して、その解説等をまと
めて「図面1のメモ」として示す例である。即ち、「図
面1」であるイメージ・ファイル「file2.gi
f」に対応して、「図面1のメモ」であるテキスト・フ
ァイル「file2.txt」がひな型2に貼り付けら
れる。
【0133】ファイル「file2.txt」は、その
内部に、差込みファイルとしてファイル「file3.
txt」及び「file4.txt」を含む。更に、フ
ァイル「file3.txt」は、その内部に、差込み
データとしてデータA及びBを含み、ファイル「fil
e4.txt」は、その内部に、差込みデータとしてデ
ータC及びDを含む。
【0134】従って、ファイル「file2.txt」
には「22#file3.txt#22#file4.
txt#22」と記述されている。また、ファイル「f
ile3.txt」には「33#A#33#B#33」
と記述され、ファイル「file4.txt」には「4
4#C#44#D#44」と記述されている。ここで、
「22」、「33」及び「44」は置換検出キー以外の
記述である。
【0135】例えば、データAは文字列AAAからな
り、データBは文字列BBBからなり、データCは文字
列CCCからなり、データDは文字列DDDからなる。
また、文字列AAAは「左側板図」であり、文字列BB
Bは「上側から絞める」であり、文字列CCCは「5k
以下」であり、文字列DDDは「検査工程」である(図
11参照)。そして、この例では、説明のために、文字
列AAA及び文字列BBBは正しく記述されており、文
字列CCC及び文字列DDDは記述されていないものと
する。
【0136】この例の場合、図6に示す処理フローチャ
ートのステップ(S11)乃至ステップ(S13)にお
いて、所定の置換検出キー「#file3.txt#」
及び「#file4.txt#」が検出され、この置換
検出キーに対応する処理に入る。即ち、当該file1
のテキストから得た置換単語「file2」及び「fi
le3」からこれらがファイル名であることを知り、こ
れらのファイル名を用いてファイル11をアクセスす
る。まず、「file3」のテキストから、置換検出キ
ー「#…#」と置換単語「A」及び「B」とを得る。
【0137】ここで、説明の簡単のために、置換単語が
「A」及び「B」(及び「C」及び「D」)がファイル
名であるとする。この場合、得られた置換単語「A」及
び「B」を用いてファイル11をアクセスする。そし
て、ステップ(S61)においてファイル「A」及び
「B」に文字列が記述されているか否かを検出する。前
述のように、文字列AAA及び文字列BBBは正しく記
述されているので、ステップ(S63)において文字列
AAA及び文字列BBBが差し込みデータとして得ら
れ、ひな型2に差込まれる。
【0138】以上までの処理により、当該「file
2.txt」の内容は、「22#file3#22#f
ile4#22」における「#file3#」に「33
AAA33BBB33」を貼り付け、「2233AAA
33BBB3322#file3#22」とされる。
【0139】次に、「file4」のテキストから、置
換検出キー「#…#」と置換単語「C」及び「D」とを
得て、ファイル11をアクセスする。そして、ステップ
(S61)においてファイル「C」及び「D」に文字列
が記述されているか否かを検出する。前述のように、文
字列CCC及び文字列DDDは記述されていないので、
ステップ(S63)において文字列CCC及び文字列D
DDの差し込みが省略される。
【0140】以上までの処理により、当該「file
2.txt」の内容は、「2233AAA33BBB3
311#file4#11」とされた状態で、「#fi
le4#」への貼り受けを省略することにより、「22
33AAA33BBB3322(file3の内容の省
略)22」とされる。
【0141】この結果、原稿テキスト13において、例
えば「ネジ」の図面である「図面1」に対応して、上か
ら順に、文字列「左側板図」及び「上側から絞める」の
みからなる「図面1のメモ」が貼り付けられる。なお、
文字列CCC及び文字列DDDが正しく記述されている
とすると、「図面1のメモ」は、上から順に、文字列
「左側板図」、「上側から絞める」、「5k以下」及び
「検査工程」という文字列とされる。
【0142】図21はファイルの版数を管理した上での
処理についての説明図である。図21に示す態様の場合
には、貼り付けるファイルを検索して、その生成版数を
みて、コンパイルを行うべき指定日付と比較した上で、
当該貼り付けの対象となるファイルを決めるようにして
いる。
【0143】a)「〜+…+〜」:現在(コンパイルを
行うべき指定日(以下同じ)より1つだけ版数の新しい
ものがあれば、それを貼り付けの対象とする。 b)「〜+…%〜」:最新版数のものを貼り付けの対象
とする。
【0144】c)「〜−…−〜」:現在より1つだけ古
いものがあれば、それを貼り付けの対象とする。 d)「〜−…%〜」:初版のものを貼り付けの対象とす
る。
【0145】e)「〜+…−〜」:「…」で指定してい
るファイルについて異なる版のものがあれば、表示の際
に表示色を異ならしめて、置き換えに当って挿入する。
図22は繰り返し制御を行わせる態様を説明する図であ
る。図22に示す態様の場合には、或るひな型2につい
て、挿入されるべきデータの数が複数個存在していれ
ば、その数だけ繰り返して置き換え処理を行うようにし
ている。
【0146】a)「〜!…%…%…!」:「%…%」の
部分における「…」で指定されるデータの個数分又は継
続行の行数分、「!…!」の部分の「…」で指定される
処理を繰り返す。
【0147】即ち、今、ひな型2として、 「〜!<A NAME=%<B1:B3>%>!〜」 が記述されており、かつ、パラメータ設定用表1のセル
(座標B1)の内容が「AAA」であり、セル(座標B
2)の内容が「BBB」であり、セル(座標B3)の内
容が「CCC」であったとする。
【0148】この場合、データの数が「AAA」、「B
BB」、「CCC」の3個であることから、 <A NAME=AAA> <A NAME=BBB> <A NAME=CCC> の3回が繰り返される。
【0149】図23は置換検出キーを無効にしたり有効
にしたりする置換制御を説明する図である。図23に示
す態様の場合には、置換検出キーとして一旦指定したマ
ークを以降の処理において無効にしたり、一旦無効にし
たマークを以降の処理において有効にしたりするもので
ある(図14に示した場合と同じである)。
【0150】a)「〜%−!%〜」:この置換検出キー
が存在した場合には、以降のマーク「!」を置換検出キ
ーの1つとしては無効にする。 b)「〜%+!%〜」:この置換検出キーが存在した場
合には、置換検出キーとして一旦無効にしたマーク
「!」を、以降の処理に当って、置換検出キーの1つと
して有効にする。
【0151】図24はひな型取り込み処理を説明する図
である。ひな型2の個数が極端に多くなるのを避けるた
めに、或るひな型2の内容の中に、他のひな型2の内容
と同じ技術があれば、その他のひな型2を取り込んで利
用することを可能にするものである。
【0152】a)「〜%#…%〜」:「#…」における
「…」の部分に、取り込み対象となる他のひな型2の名
前で記述し、当該他のひな型2における内容を、自分の
ひな型2の内容中に取り込む。
【0153】例として、今、或るひな型2の内容中の一
部に 「〜…%#hina1%…〜」 とあった場合には、ひな型名「hina1」を持つひな
型2に 「〜…%B1%〜%C2%…〜」 という内容があったとすると、自己のひな型2の内容中
の上記一部は 「〜…%B1%〜%C2%…〜」 であるものとして処理することになる。
【0154】図25は図21に示した版数を管理した上
での処理に対応する処理状況を説明する図である。図中
の符号5は図5に示すイメージ・ファイルに該当してお
り、当該イメージ・ファイル5内に、「file1.g
if」という名称で特定される図形が存在しており、当
該図形が、’96/04/14(1996年4月14
日)に初版(版数01)が作成され、’96/04/1
8に第2版(版数02)、’96/05/03に第3版
(版数03)、’96/05/04に第4版(版数
4)、’96/05/11に第5版(版数5)、’96
/05/13に最新版(版数6)の如く改訂されている
とする。また符号10は図5に示す端末装置に該当して
いる。
【0155】上記のような特定のファイル「file
1.gif」を利用すべく、あるひな型2に、 「〜%file1.gif%〜」 と記述されていたとする。この場合、「%…%」なる置
換検出キーが「…」を単に置換することを指示している
とし、かつ例えば1996年5月3日の日を基準として
置換するものとすると、図25に示す図形Qが貼り付け
られる。
【0156】しかし、当該ひな型2に 「〜+file1.gif+〜」 と記述されていたとすると、1996年5月3日からみ
て第3版のものよりも1つ次の版のものが存在するか否
かがチェックされ、存在しているとすると、第4版のも
の、即ち1996年5月4日に生成された図示の図形R
が貼り付けられる。図25図示の端末装置10に示すデ
ィスプレイ表示は、当該第4版の図形Rを貼り付けた状
況を概念的に表している。
【0157】また、当該ひな型2に 「〜−file1.gif−〜」 と記述されていたとすると、1996年5月3日からみ
ても第3版のものよりも1つ前の版のものが存在するか
否かがチェックされ、存在しているとすると、第2版の
もの、即ち、1996年4月18日に、生成された図示
の図形Pが貼り付けられる。
【0158】図26は、タグの存在を検出してデータに
対して加工した上で貼り付けを行う処理を説明する図で
ある。今、或るひな型2の内容から、パラメータ設定用
表1における例えば座標(K3)のセルを参照すること
が指示されていたとする。そして、当該セルには OL TYPE=<OL TYPE1>file1.t
xt と記述されており、かつ「file1」で特定されるフ
ァイル中に、 <FORM> <OL TYPE1> <LI>DATA1 <LI>DATA2 <LI>DATA3 </FORM> と記述されていたとする。
【0159】ステップ(S14):上記仮定の如くセル
(座標K3)をアクセスする。 ステップ(S15):当該セルの内容に示される<…>
で与えられる先頭タグが存在していることが検出され
る。
【0160】ステップ(S16):次いで「.txt」
で与えられる如き拡張子の存在を見出す。 ステップ(S17):当該セル(座標K3)の内容にお
いて「file1.txt」と記述されていることか
ら、「file1」で特定されるファイルがアクセスさ
れ、図26右上に例として示すファイルの内容が1つ1
つ順に読み込まれる。この点に関しては、図6を参照し
てより詳細に後述することになるが、図6に示すステッ
プ(S11)に進むこととなり、タグ別処理の1に入
る。
【0161】タグ別処理において、例えば、 <OL TYPE1> の場合には、図26右下に示す表Lの如く、各データD
ATA1、DATA2、DATA3の先頭にナンバ
「1」、「2」、「3」を付けて各データを記述した表
を作成することが指示されているものである。
【0162】また <CHECK BOX> の場合には、図26右下に示す表Mの如く、各データの
先頭に小四角□を付けて各データを記述した表を作成す
ることが指示されているものである。
【0163】更に <RADIO> の場合には、図26右下に示す表Nの如く、各データの
先頭に小白丸○を付けて各データを記述した表を作成す
ることが指示されているものである。
【0164】ステップ(S18):ファイル「file
1」の内容から<FORM>、<OL TYPE1>…
が順に読み込まれて、データに関して<LI>DATA
1が読み込まれてくる。この場合には、全行終わりでは
ないことからNOとなる。YESの場合にはステップ
(S22)に向かいForm終了となる。
【0165】ステップ(S19):タグ別の先頭語、即
ち、この場合には数字「1」をDATA1の頭につける
ように準備をし、かつ数字「1」をつける。 ステップ(S20):DATA1を読み込む。
【0166】ステップ(S21):「1 DATA1」
を得て、テキスト貼り付けを行う。次いでステップ(S
18)に戻る。以下、次のように動作が行われる。
【0167】ステップ(S18)、ステップ(S1
9)、ステップ(S20)、ステップ(S21)をへて
「2 DATA2」が貼り付けられる。また更にステッ
プ(S18)、ステップ(S19)、ステップ(S2
0)、ステップ(S21)を経て、「3 DATA3」
が貼り付けられ、最後にステップ(S22)に向かう。
【0168】上述の<CHECK BOX>の場合に
は、 □ DATA1 □ DATA2 □ DATA3 が貼り付けられることとなり、また<RADIO>の場
合には、 ○ DATA1 ○ DATA2 ○ DATA3 が貼り付けられることとなる。なお図26に示す小四角
内で斜線を付したものや、二重丸を付したものは適宜所
定のデータに対応して付与されるものである。
【0169】図27は、複数ひな型指示の態様を説明す
る図である。上記図3や図5や図6や図11などに示す
パラメータ設定用表1において、1つの横行中で、ひな
型名を記述する列をA列と定めておくことにしている。
この理由は、パラメータ設定用表1を検索して、ひな型
名の存在をチェックするに当って、予め定められたA列
をサーチすれば足りるからである。
【0170】しかし、異なるひな型2であっても、置換
検出キーでもって置換を指示されるパラメータが同じで
あることがある。簡単な例で言えば、1つのひな型2で
ある「書式1」においては、 「今日は%C%さん、元気ですか」 と記述されていて、当該セルCの内容が「中村」である
とし、他の1つのひな型2である「書式2」において
は、 「%C%さん、おめでとう」 と記述されていて、当該セルCの内容が「中村」である
とする。
【0171】このような「書式1」と「書式2」が存在
する場合に、上記図3や図5や図6や図11に示す態様
で対処しようとすると、パラメータ設定用表1における
1つの横行に対応して「書式1」のパラメータを貼り付
け、他の1つの横行に対応して「書式2」のパラメータ
を貼り付けることになる。そして、最も煩雑な態様で説
明すると、夫々の横行におけるセルCに同じ「中村」を
記述しておくことになりかねない。そして、当該「中
村」を例えば「田中」に変更した場合には、夫々のセル
の内容を「田中」に書き替えなければならない。
【0172】図27の場合には、或るセル、例えばCの
内容を共通に利用して夫々別個の文章を出力させるため
に利用される。即ち、ルールとして、「ひな型識別マー
ク+ひな型名+分離記号+出力先名」という表現態様を
用い、この表現態様を、パラメータ設定用表1の同一の
横行中のセルに、2個以上記述しておくようにする。
【0173】例示として、ひな型識別マークとしては、
マーク“!”を用い、ひな型名としては「書式1」が対
象とされ、分離記号としては“:”を用い、出力先名と
しては「文章1」として出力すべきことを表すとする
と、上記表現態様は、 「!書式1:文章1」 となる。同様に「書式2」を用いて「文章2」として出
力すべきことを表すと、 「!書式2:文章2」 となる。
【0174】仮に、ひな型「書式1」の内容が 「今日は%C%さん、元気ですか」 であり、ひな型「書式2」の内容が 「%C%さん、おめでとう」 であったとした場合に、図27に示す如く、パラメータ
設定用表1の1つの横行中の適当なセル(A)に、上記 「!書式1:文章1」 を記述し、また適当なセル(B)に上記 「!書式2:文章2」 を記述し、かつセル(C)に「中村」を記述しておくよ
うにする。
【0175】このような態様をとっておいた場合、上述
の図6に示すフローチャートに示すように、ステップ
(S1)においてパラメータ設定用表1を読み込んだ際
に、上記2つの 「!書式1:文章1」および「!書式2:文章2」 が見出され、ステップ(S2)の如く、ひな型名「書式
1」と「書式2」とを夫々得ることになり、書式1に対
応して「今日は%C%さん、元気ですか」、書式2に対
応して「%C%さん、おめでとう」が見出される。この
とき、上述の如く、セル(C)の内容「中村」を貼り付
けることとなり、夫々別々の2つの出力先に、文章1と
して「今日は中村さん、元気ですか」、文章2として
「中村さん、おめでとう」が出力されることとなる。こ
の場合に、仮に上記セル(C)の内容を「田中」に変更
すれば、上記文章1と文章2とにおける上記「中村」
が、夫々「田中」に変更されることになる。
【0176】図28は、比較対象についての条件をチェ
ックした上で置換を行う態様を説明する図である。所望
する文を出力するに当っては、或る対象が或る条件に合
致していれば、(真であれば)文を第1の形で出力し、
また当該条件に合致していなければ(偽であれば)その
文を第2の形で出力したい、という要望がある。
【0177】図28に示す態様は、この要望に対処する
ものである。即ち、ルールとして、 「%比較対象列=“条件値”:真の置換対象列:偽の置
換対象列%」 という表現を用いる。
【0178】ここで、今、パラメータ設定用表1におい
て、図28に示す如く、 i) 第1横行のA列にひな型名「Form10」、B列
に「工程1」、C列が無記載、D列に「場所1」と記載
され、 ii) 第2横行のA列、B列、C列が無記載で、D列に
「場所2」と記載され、 iii)第3横行のA列が無記載、B列に「工程3」、C列
が無記載、D列に「場所3」と記載され、 iv) 第4横行のA列が無記載、B列に「工程4」、C列
が無記載、D列が無記載である、 とする。
【0179】上記ルールにおける各用語は、次のような
ものである。即ち、 ・比較対象列:比較判断の対象となる列、 ・“条件値”:比較対象列の内容と比較するための文字
列、 ・真の置換対象列:比較対象列と条件値との比較結果が
真(等しい)の時に置き換える文字列が登録されている
列、 ・偽の置換対象列:比較対象列と条件値との比較結果が
偽(等しくない)の時に置き換える文字列が登録されて
いる列。
【0180】なお、上記図13を参照して説明した如
く、対象列の後に+又は−を続けて記述することがあ
る。置換対象列+(例:D+):次行の対象列(例:D
列)の内容と置換する。但し、最終行の場合は、先頭行
の置換対象列(例:D列)の内容と置換する。
【0181】置換対象列−(例:B−):前行の対象列
(例:B列)の内容と置換する。但し、先頭行の場合
は、先頭行の置換対象列(例:B列)の内容と置換す
る。上記設定例のもとで、今、ひな型2が、 「今日の仕事は %B=“ ”:B−:B%で行い、 場所は%D=“ ”:D+:D%です」 と記述されているとする。
【0182】パラメータ設定用表1の第1行目に対応し
て、(a) B列が空(無記載)に等しくないことから、偽
であり、B列の内容、即ち「工程1」が置換され、(b)
D列が空(無記載)に等しくないことから、偽であり、
D列の内容、即ち「場所1」が置換される。
【0183】パラメータ設定用表1の第2行目に対応し
て、(c) B列が空(無記載)に等しいことから、真であ
り、「B−」のセルの内容、即ち「工程1」が置換さ
れ、(d) D列が空(無記載)に等しくないことから、偽
であり、「D」のセルの内容、即ち「場所2」が置換さ
れる。
【0184】パラメータ設定用表1の第3行目に対応し
て、(e) B列に関して偽であり、「工程3」が置換さ
れ、(f) D列に関して偽であり、「場所3」が置換され
る。
【0185】パラメータ設定用表1の第4行目に対応し
て、(g) B列に関して偽であり、「工程4」が置換さ
れ、(h) D列に関して真であり、「D+」のセルの内
容、即ち、「場所1」が置換される。
【0186】以上の結果から、図28に示す如く、第1
行目に対応して、 「今日の仕事は「工程1」で行い、場所は「場所1」で
す。」 となり、第2行目に対応して、 「今日の仕事は「工程1」で行い、場所は「場所2」で
す。」 となり、第3行目に対応して、 「今日の仕事は「工程3」で行い、場所は「場所3」で
す。」 となり、第4行目に対応して、 「今日の仕事は「工程4」で行い、場所は「場所1」で
す。」 となる。
【0187】図29は図28に示す場合の処理のための
フローチャートを示す。 ステップ(S23):パラメータ設定用表の1行分を入
力する。 ステップ(S24):データが記述されているか否かを
チェックする。記述されてなければ、終わりとなる。
【0188】ステップ(S25):その行にひな型2の
指定があるか否かを調べる。 ステップ(S26):指定があれば、そのひな型2を入
力する。 ステップ(S27):その行のセルを検索する。
【0189】ステップ(S28):該当するセルがあっ
たか否かを調べる。 ステップ(S29):判定対象のセルの値を取り込む。 ステップ(S30):取り込んだセルの値と条件値とを
比較する。
【0190】ステップ(S31):比較結果が真か偽か
をチェックする。 ステップ(S32):真ならば、真の置換対象列を取り
込む。 ステップ(S33):偽ならば、偽の置換対象列を取り
込む。
【0191】ステップ(S34):列に+や−が付いて
いるか否かを調べる。 ステップ(S35):+なのか−なのかを調べる。 ステップ(S36):最終行か否かを調べる。
【0192】ステップ(S37):先頭行か否かを調べ
る。 ステップ(S38):次行のセル値と置換する。 ステップ(S39):先頭行のセル値と置換する。
【0193】ステップ(S40):先頭行のセル値と置
換する。 ステップ(S41):前行のセル値と置換する。 ステップ(S42):現在行のセル値と置換する。
【0194】本発明においては、上記図6を参照して簡
単に記述しておいた如く、ステップ(S9)において、
パラメータ設定用表1のセルの内容をみて、当該セルの
内容が、ファイル名などが記載されているか、タグ付き
か、あるいは拡張子付きかを調べ、その結果にもとづい
て、ステップ(S11)において置換検出キー別の各種
アクセス処理に入るようにしている。
【0195】上記図16ないし図29に関連して説明し
た夫々の処理の態様は、「〜@**@〜」や「〜%**
%〜」の如き単純な置換の処理を除いて、すべて上記ス
テップ(S11)において夫々に対応する各種アクセス
処理に分類されて、ステップ(S12)ないしステップ
(S13)にて夫々該当する処理が行われるものであ
る。
【0196】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、原
稿テキスト生成処理装置において、第1の種類のパラメ
ータを第1及び第2の種類のパラメータで自動的に置換
することにより、置換検出キーに対応するパラメータが
第1の種類である場合、第2の種類のパラメータに対応
する特定の処理を自動的に実行することができるので、
例えば、画像データに対応して貼り付けるべき文字デー
タが存在しない場合でも、出力された原稿において当該
画像の近傍に自動生成した簡単な説明を付加することが
でき、利用者に当該画像データについての概略情報を提
供することができる。
【0197】
【0198】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図を示す。
【図2】理構成図を示す。
【図3】本発明の一例の説明図を示す。
【図4】図3に示されるひな型翻訳語にもとづいて表示
される原稿テキストを表している。
【図5】本発明の装置構成図を表している。
【図6】処理フローチャートを示している。
【図7】本発明の一例の説明図を示す。
【図8】パラメータの置換を示している。
【図9】処理フローチャートを示している。
【図10】表示される原稿テキストを表している。
【図11】パラメータ設定用表の一例を示す。
【図12】セル指定の置換検出キーを用いて特定できる
例を説明する図である。
【図13】セルの相対位置を指定する例を説明する図で
ある。
【図14】置換検出キーを指定している態様を示す図で
ある。
【図15】使用するマークについての説明をまとめて示
した図である。
【図16】通常置き換え指示の場合の各種の態様をまと
めて示した図である。
【図17】本発明の一例の説明図を示す。
【図18】処理フローチャートを示している。
【図19】表示される原稿テキストを表している。
【図20】本発明の一例の説明図を示す。
【図21】ファイルの版数を管理した上での処理につい
ての説明図である。
【図22】繰り返し制御を行わせる態様を説明する図で
ある。
【図23】置換検出キーを無効にしたり有効にしたりす
る置換制御を説明する図である。
【図24】ひな型取り込み処理を説明する図である。
【図25】図21に示した版数を管理した上での処理に
対応する処理状況を説明する図である。
【図26】タグの存在を検出してデータに対して加工し
た上で貼り付けを行う処理を説明する図である。
【図27】複数ひな型指示の態様を説明する図である。
【図28】比較対象についての条件をチェックした上で
置換を行う態様を説明する図である。
【図29】図28に示す場合の処理のためのフローチャ
ートを示す。
【符号の説明】
1: パラメータ設定用表 2: ひな型 3: ひな型翻訳語 4: テキスト・ファイル 5: イメージ・ファイル 6: 音声ファイル 7: コンパイラ 8: 画面表示用プログラム 9: 置換検出キー指定部 10: 端末装置 11: ファイル 12: ファイルディレクトリ 13: 原稿テキスト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−260263(JP,A) 特開 平8−106464(JP,A) 特開 平5−108636(JP,A) Microsoft Excel f or Windows機能辞典(ツール /コマンド編)」,日本,マイクロソフ ト株式会社,pp152−153 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/24 G06F 13/00 500 - 680

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキストと画像とのいずれか1つまたは
    すべてについて、当該テキストにおける一部を特定の文
    字あるいは文字群に置き換え可能に、あるいは当該画像
    における一部あるいは全部について特定の画像に置き換
    え可能に、置換検出キーをもって指示したひな型が用意
    されると共に、 上記置換検出キーによって特定される特定の文字あるい
    は文字群と特定の画像とを格納しているファイルを備
    え、 コンパイラが、上記ひな型の1つと上記ファイルに格納
    されている特定の文字あるいは文字群および/または特
    定の画像を用いて、画面表示用プログラムを作成し、 端末装置が、当該画面表示用プログラムにもとづいて、
    上記ひな型の1つに対応して特定の文字あるいは文字群
    および/または特定の画像を貼り付けた原稿テキストを
    生成する原稿テキスト生成処理装置において、上記ファイルは、上記置換検出キーによって特定される
    特定の文字あるいは文字群および/または特定の画像
    を、各々、独立した個別ファイルとして格納すると共
    に、上記ファイルの格納する個別ファイル毎に、そのフ
    ァイル名と当該ファイルの種類を示す拡張子とを格納す
    るファイルディレクトリを備えると共に 、 上記特定の文字あるいは文字群および/または特定の画
    像に対応するパラメータを2次元以上の座標軸をもつ表
    形式で特定するパラメータ設定用表を備え、上記パラメータ設定用表におけるパラメータが上記個別
    ファイルのファイル名及び拡張子からなり、第1及び第
    2の種類のパラメータは上記拡張子により区別され、 上記パラメータ設定用表において指定されたパラメータ
    が予め定められた第1の種類のパラメータである場合、 上記コンパイラが、上記パラメータ設定用表における第
    1の種類のパラメータである上記個別ファイルのファイ
    ル名を用いて上記ファイルディレクトリを検索して、上
    記パラメータ設定用表において指定された個別ファイル
    と同一のファイル名を持ち異なる拡張子を持つ個別ファ
    イルを指定する第2の種類のパラメータを抽出し、上記
    パラメータ設定用表における当該第1の種類のパラメー
    タを当該第1及び第2の種類のパラメータで置換し、 上記端末装置が、上記パラメータ設定用表において置換
    された当該第1及び第2の種類のパラメータに対応する
    特定の文字あるいは文字群および/または特定の画像を
    上記ひな型の1つに貼り付けた原稿テキストを生成する
    ことを特徴とする原稿テキスト生成処理装置。
  2. 【請求項2】 上記コンパイラが、 上記ファイルディレクトリの検索の結果、上記第2の種
    類のパラメータを抽出できない場合、 上記第1の種類のパラメータである上記個別ファイルの
    ファイル名に当該個別ファイルと異なる拡張子を付加し
    て第2の種類のパラメータを生成し、 上記パラメータ設定用表における当該第1の種類のパラ
    メータを当該第1及び第2の種類のパラメータで置換
    し、 上記パラメータ設定用表における第1の種類のパラメー
    タである上記個別ファイルを用いて、上記生成した第2
    の種類のパラメータに対応するファイルを生成すること
    を特徴とする請求項に記載の原稿テキスト生成処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記第1の種類のパラメータは画像を格
    納するイメージファイルを指定するパラメータであり、 上記第2の種類のパラメータは文字あるいは文字群を格
    納するテキストファイルを指定するパラメータであるこ
    とを特徴とする請求項に記載の原稿テキスト生成処理
    装置。
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