JP3452268B2 - Rear side monitoring method for vehicles - Google Patents
Rear side monitoring method for vehiclesInfo
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などの車両に設
置したビデオカメラによって後方及び側方を撮像した画
像を用いて、車両の走行の際に後方および側方より接近
する車両を検知し運転者に警告を与えるための車両用後
側方監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】片側2車線以上の道路を車両が走行中に
車線変更する際、変更しようとする隣接車線を、自車よ
り速い速度で走行中の車両を見落した場合、大事故につ
ながる危険性が大である。また、自車と同じ車線を走行
中の後続車両がある場合、急接近してきた場合などに急
ブレーキをかけると追突される危険性があるため、近接
車両を認識しておく必要がある。
【0003】隣接車線を走行中の車両および後続車両を
認識させる従来例としては特開平1−189289号公
報(車両情報表示装置)が提案されている。この特開平
1−189289号公報には、車両の後方及び側方をカ
メラによって撮影し、撮影された画像をモニタに表示さ
せることによって、隣接車線を走行中の車両および後続
車両を認識させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
は車両の後方および側方をカメラによって撮影し、撮影
した画像をモニタに表示して隣接車線を走行中の車両お
よび後続車両を認識させるようにしている。したがっ
て、モニタに表示された車両を見落す可能性もあり、ま
た、モニタを見ただけでは隣接車線を走行中の車両およ
び後続車両の速度が自車の速度より速いか否かを直ちに
判定することは困難であった。
【0005】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、車両に設置したビデオカメラからの後側方画像を
用いて、後方の走行車両や隣接車線を走行中の車両によ
る危険度を自動的に判定できるようにした車両用後側方
監視方法を提供することを目的としている。
【0006】また本発明は、ビデオカメラで撮像した後
側方画像を、所定時間毎に同一点の移動をオプティカル
フローとして高速に認識することができるようにした車
両用後側方監視方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によりなされた車両用後側方監視方法は、走行し
ている自車両から後側景を撮像し、所定時間相前後する
2コマの画像中の同一点の移動をオプティカルフローと
して検出し、自車両に対する後方車両又は隣接車線を走
行中の車両の相対関係を監視する車両用後側方監視方法
において、前記後方車両又は隣接車線を走行中の車両上
の点に対して現れて画像内の無限遠点(FOE)から発
散する方向のオプティカルフローのベクトルを求め、こ
のオプティカルフローのベクトルの大小によって危険度
を判断する車両用後側方監視方法であって、所定時間相
前後する2コマの画像のうちの前の画像において、走行
している自車両の進行方向の正反対方向を示す1点に対
応する無限遠点から、着目する1点に対して放射状の方
向に細長い窓を設定し、後の画像において該窓を前記無
限遠点から放射方向に移動しながら、着目する1点を抽
出し、前の画像と後の画像の点間を結ぶ矢印を1点のオ
プティカルフローと定めることを特徴としている。
【0008】
【0009】
【作用】上記方法によれば、後方車両又は隣接車線を走
行中の車両との距離が小さい程、また相対速度が大きい
程、オプィカルフローが大きくなることに着目して、後
方車両又は隣接車線を走行中の車両上の点のオプティカ
ルフローの大きさにより危険を判断するようにしている
ので、格別後続車両との間の距離を測定するための距離
計を設ける必要がなくなっている。
【0010】オプティカルフローが自車両の進行方向の
正反対の方向を示す1点に対応する無限遠点から放射状
の方向に形成されることに着目して、2コマの画像のう
ちの前の画像において、走行している自車両の進行方向
の正反対の方向を示す1点に対応する無限遠点から、着
目する1点に対して放射状の方向に細長い窓を設定し、
後の画面において該窓を前記無限遠点から放射方向に移
動しながら、着目する1点を抽出して前の画像と後の画
像の点間を結ぶ矢印を1点のオプティカルフローと定め
るようにしているので、計算量の軽減となって処理の高
速化が行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明による方法を実施するための装置の
構成を示し、同図において、1は後側景を撮像するビデ
オカメラ、2はビデオカメラ1によって得られた画像を
入力し、後述する画像処理を行う演算処理装置、3は演
算処理装置2の画像処理結果から危険度判定処理を行う
演算処理装置、4は警報装置である。
【0012】図2は、ビデオカメラ1によって得られる
後側景画像の変化を説明するための図であり、(b)は
(a)に示す自車両を含む状況においてビデオカメラ1
が時間tで撮像した画像、(c)は時間t+Δtで撮像
した画像をそれぞれ示す。
【0013】今、自車両は平坦な道を直進しているとす
ると、例えば後方に見える(a)に示される道路標識及
び建物に注目すると、時間の経過により時間t、時間t
+Δtにおいて、(b)、(c)に示されるような画像
が得られる。この2枚の画像において対応する点を捜し
それらを結ぶと(d)に示されるような速度ベクトルが
得られる。これがオプティカルフローである。また、後
続車両が接近する場合は図2(d)で示すオプティカル
フローの速度ベクトルの方向は逆になる。
【0014】ここでこれらオプティカルフローは、画像
内のFOE(Focus of Expansion)とよばれる1点から
放射状に現れる。FOEとは、無限遠点又は消失点と呼
ばれ、車両が直進している場合画像上において自車両の
進行方向の正反対方向を示す1点に対応する。このよう
に、自車両が走行している場合に求められるオプティカ
ルフローは、FOEから放射状の方向である。ここで後
続または隣接車線を走行中の車両から発せられたオプテ
ィカルフローは、自車両に対する後続または隣接車両の
位置、相対速度からなる情報を含んでおり、オプティカ
ルフローが長く、かつその方向がFOEより発散する場
合は危険度が高いと考えられる。
【0015】次に、その詳細を図3を参照して説明す
る。同図の光学的配置おいて、11はビデオカメラのレ
ンズ、12はビデオカメラのイメージプレーン、fはレ
ンズ11からイメージプレーン12までの距離、P
(X,Y,Z)は後続車両上の任意の1点、p(x,
y)はイメージプレーン12上の点Pに対応する点とす
ると、3角形の相似の比から
x=f・X/Z ……(2)
となる。
【0016】この式を変形して、時間微分すると、
X’=(Δx/Δt・Z+x・Z’)/f ……(3)
となる。また、オプティカルフローのx方向成分uとは
u=Δx/Δt ……(4)
であるので、これを用いて
Z=(f・X’−x・Z’)/u ……(5)
となる。
【0017】ここで
Z’=後続車両ないし隣接車線を走行中の車両と自車両との相対速度=−α
……(6)
であるから上式(5)は
Z=(f・X’+xα)/u ……(7)
となる。よってオプティカルフローのx方向成分uは
u=(f・X’+xα)/Z ……(8)
となる。Yについても同様に求まる。
【0018】よって上式(8)より、Zが小、すなわち
後続車両又は隣接車線を走行中の車両までの距離が小で
ある程、又はαが大、すなわち相対速度が大である程、
オプティカルフローのx成分は大きくなる。これはY方
向についても同様である。従って、オプティカルフロー
は後続車両などとの距離が小な程、更に相対速度が大な
程長くなり、これよりオプティカルフローの方向がFO
Eに対して発散し、その長さが短いときより長いときの
方が相対的に後続車両又は隣接車両に対する危険度が大
きいと考えられる。
【0019】本発明では、オプティカルフローがFOE
から放射状の向きに求められるということを利用し、高
速にオプティカルフローを求めるようにしており、その
方法を図4に基づいて以下説明する。
【0020】図4は、高速にオプティカル・フローを求
める方法の一実施例を示した図である。まず、始めに時
間tでの画像において着目する一点に対しFOEから放
射状の方向に窓を設定する(図4(a))。次に、時間
t+Δtでの画像において、窓をFOEから放射状の方
向に一点づつ移動しながら、時間tでの窓との輝度差の
絶対値の総和を求める。そして総和が最小になったとき
の窓の移動量が、着目する一点の速度ベクトルとして求
められる(図4(b))。なお、上記輝度差は、窓を構
成する各画素について、例えば(a)及び(b)に●で
示す対応する位置の画素間のものである。
【0021】以上のような処理を時間tの画像の全ての
点において繰り返し行うことにより、画像全体のオプテ
ィカルフローを求めることができる。また、窓内の画素
を走査して、着目する点を抽出し、抽出された点を結ん
でオプティカルフローを求めるようにしても良い。
【0022】次に、危険度を求める方法について説明す
る。オプティカルフローの方向がFOEに向う方向なら
ば後続車両の速度が自車両の速度より遅く、自車両から
離れていくことを示しており、反対にオプティカルフロ
ーの方向がFOEに対して発散する方向である場合は自
車両に接近していることを示している。
【0023】また、設定した領域内で撮影された風景や
路面上のマーク等によって生ずるオプティカルフローの
方向は全てFOEに向う方向となり、接近する後続車両
と容易に区別できる。したがって、例えば、オプティカ
ルフローの方向がFOEから発散するものに対して、そ
の長さに重み付けをし、重み付けをした値が或るしきい
値を越えたら危険と判断される。また、しきい値を数レ
ベル設定しておき、危険度のレベルを判断することもで
きる。
【0024】最後に、求められた危険度の大きさに従っ
て警報を鳴らすことによって運転者に対し注意を促せる
ことが可能となる。また、ディスプレイ上にどの領域が
どの程度危険かを表示することも可能になる。さらに危
険レベルにより警報の音色などの種類を変えることも可
能である。更に他のアクチュエータ等に警報信号を出す
ことにより、それらのアクチュエータを操作することも
できる。また、隣接車線領域での警報は、運転者が車線
変更をするためにウインカをオンにしたとき警報を発す
るようにすることも可能である。
【0025】以上説明した本発明の方法による画像処理
の手順を要約して示すと、図5のようになる。まず、ス
テップS1において時間tでの画像を取り込み、次にス
テップS2において時間t+Δtでの画像を取り込む。
その後ステップS3においてFOEの設定を行う。その
後ステップS4に進んで設定した領域内でFOEから発
散する方向のオプティカルフローのみを求め、次のステ
ップS5において重み付けした値によって危険度を計算
する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、後
方車両や隣接車線を走行中の車両の存在又はその危険度
を自動的に判断できるため、車両の安全運転が可能とな
る。
【0027】特に、後方車両又は隣接車線を走行中の車
両上の点のFOEより発散するオプティカルフローの大
きさにより危険を判断するようにしていて、走行してい
る自車両から後景を撮像するビデオカメラを1台もしく
は数台設置し、格別後方車両との間の距離を測定するた
めの距離計を設ける必要がなく、低コストで実現可能で
ある。
【0028】更に、危険区域及びその度合いを知って適
切な警報を発することができるなどの効果が得られる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a video camera mounted on a vehicle such as an automobile, and uses a video image of the rear and side images of the video camera when the vehicle is running. The invention also relates to a vehicle rear side monitoring method for detecting a vehicle approaching from the side and giving a warning to a driver. 2. Description of the Related Art When a vehicle changes lanes while traveling on a road having two or more lanes on one side, if a vehicle running at a higher speed than the own vehicle is overlooked on an adjacent lane to be changed, a large problem occurs. The risk of accidents is great. In addition, when there is a following vehicle traveling in the same lane as the own vehicle, if a sudden brake is applied when approaching suddenly, there is a risk of a collision, and it is necessary to recognize a nearby vehicle. As a conventional example for recognizing a vehicle traveling in an adjacent lane and a following vehicle, Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-189289 (vehicle information display device) has been proposed. Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-189289 discloses a method of recognizing a vehicle traveling in an adjacent lane and a following vehicle by photographing the rear and side of the vehicle with a camera and displaying the photographed image on a monitor. ing. [0004] As described above, conventionally, the rear and side of a vehicle are photographed by a camera, the photographed images are displayed on a monitor, and a vehicle traveling in an adjacent lane and a following vehicle are conventionally photographed. Is made to recognize. Therefore, there is a possibility that the vehicle displayed on the monitor may be overlooked, and it is immediately determined whether or not the speed of the vehicle traveling in the adjacent lane and the speed of the following vehicle are higher than the speed of the own vehicle only by looking at the monitor. It was difficult. Accordingly, in view of the above-mentioned conventional problems, the present invention uses a rear side image from a video camera installed in a vehicle to automatically determine the degree of danger caused by a vehicle traveling behind or a vehicle traveling in an adjacent lane. It is an object of the present invention to provide a method for monitoring a vehicle rear side which can be determined in a specific manner. Further, the present invention provides a rear side monitoring method for a vehicle in which a rear side image picked up by a video camera can be quickly recognized as an optical flow at the same point every predetermined time as an optical flow. It is intended to be. [0007] In order to achieve the above object, a vehicle rear side monitoring method according to the present invention captures a rear side view from a running own vehicle and precedes a predetermined time phase. In the vehicle rear side monitoring method of detecting the movement of the same point in the two frames of images as an optical flow, and monitoring the relative relationship of the vehicle running in the rear lane or the adjacent lane to the own vehicle, the rear vehicle or determine a vector direction of the optical flow emanating from an infinitely far point in the image appearing for the points on the vehicle traveling the adjacent lane (FOE), determines the risk depending on the magnitude of the vector of the optical flow vehicle This is a side monitoring method for
In the previous image of the two images before and after
To one point that indicates the direction opposite to the traveling direction of the own vehicle.
From the corresponding infinity point to the point of interest
A window that is elongated in the direction of
While moving in the radial direction from the telephoto point, one point of interest is extracted.
Arrow, connecting the points between the previous and subsequent images
It is characterized as a optical flow . According to the above method, attention is paid to the fact that the optical flow increases as the distance to the vehicle behind or in the adjacent lane decreases, and as the relative speed increases. It is necessary to provide a range finder to measure the distance between the vehicle behind and the vehicle traveling in the adjacent lane, because the danger is determined based on the magnitude of the optical flow at a point on the vehicle traveling in the adjacent lane. Is gone. Focusing on the fact that the optical flow is formed in a radial direction from an infinity point corresponding to one point indicating the direction opposite to the traveling direction of the host vehicle, and in the previous image of the two frames, From the point at infinity corresponding to one point indicating the direction opposite to the traveling direction of the running vehicle, an elongated window is set in a radial direction with respect to one point of interest,
While moving the window in the radial direction from the infinity point on the subsequent screen, one point of interest is extracted, and an arrow connecting the points of the previous image and the subsequent image is defined as one optical flow. Therefore, the amount of calculation can be reduced and the processing speed can be increased. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 shows the configuration of an apparatus for carrying out the method according to the present invention. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a video camera that captures a background image, 2 denotes an input of an image obtained by the video camera 1, and An arithmetic processing unit for performing the processing, an arithmetic processing unit for performing a risk determination process based on the image processing result of the arithmetic processing unit 2, and an alarm device. FIGS. 2A and 2B are diagrams for explaining changes in the rear-view image obtained by the video camera 1. FIG. 2B shows the situation in which the video camera 1 includes the vehicle shown in FIG.
Indicates an image captured at time t, and (c) indicates an image captured at time t + Δt. Now, assuming that the vehicle is traveling straight on a flat road, for example, focusing on a road sign and a building shown in FIG.
At + Δt, images as shown in (b) and (c) are obtained. By searching for corresponding points in these two images and connecting them, a velocity vector as shown in (d) is obtained. This is the optical flow. When the following vehicle approaches, the direction of the velocity vector of the optical flow shown in FIG. 2D is reversed. Here, these optical flows appear radially from one point called an FOE (Focus of Expansion) in the image. The FOE is called an infinity point or a vanishing point, and corresponds to one point indicating a direction directly opposite to a traveling direction of the own vehicle on an image when the vehicle is traveling straight. As described above, the optical flow required when the host vehicle is traveling is in a radial direction from the FOE. Here, the optical flow emitted from the vehicle traveling in the following or adjacent lane includes information including the position and the relative speed of the following or adjacent vehicle with respect to the own vehicle, the optical flow is longer, and the direction is larger than that of the FOE. If diverging, the risk is considered to be high. Next, the details will be described with reference to FIG. In the optical arrangement shown in the figure, 11 is the lens of the video camera, 12 is the image plane of the video camera, f is the distance from the lens 11 to the image plane 12, P
(X, Y, Z) is an arbitrary point on the following vehicle, p (x,
If y) is a point corresponding to the point P on the image plane 12, then x = f.X / Z (2) from the similarity ratio of the triangle. By transforming this equation and differentiating it over time, X '= (Δx / Δt · Z + x · Z ′) / f (3) Further, since the x-direction component u of the optical flow is u = Δx / Δt (4), using this, Z = (f × X′−xZ ′) / u (5) Become. Here, Z '= the relative speed between the following vehicle or the vehicle traveling in the adjacent lane and the own vehicle = -α (6). Therefore, the above equation (5) gives Z = (f × X ′ + xα). ) / U (7) Therefore, the x-direction component u of the optical flow is as follows: u = (f × X ′ + xα) / Z (8) The same applies to Y. Therefore, from the above equation (8), as Z is smaller, that is, as the distance to the following vehicle or a vehicle traveling in an adjacent lane is smaller, or as α is larger, that is, as the relative speed is larger,
The x component of the optical flow increases. This is the same for the Y direction. Accordingly, the optical flow becomes longer as the distance to the following vehicle or the like becomes smaller and further as the relative speed becomes larger, and the direction of the optical flow becomes FO.
It is considered that the risk for the following vehicle or the adjacent vehicle is relatively greater when the light diverges from E and the length is longer than when the length is shorter. In the present invention, the optical flow is FOE.
The optical flow is obtained at a high speed by utilizing the fact that the optical flow is obtained in a radial direction from. The method will be described below with reference to FIG. FIG. 4 is a diagram showing one embodiment of a method for obtaining an optical flow at high speed. First, a window is set in a radial direction from the FOE for a point of interest in an image at time t (FIG. 4A). Next, in the image at the time t + Δt, the sum of the absolute values of the luminance differences from the window at the time t is obtained while moving the window one point at a time in the radial direction from the FOE. Then, the moving amount of the window when the sum is minimized is obtained as a speed vector of one point of interest (FIG. 4B). The luminance difference is, for each pixel constituting the window, for example, between pixels at corresponding positions indicated by ● in (a) and (b). By repeating the above processing at all points of the image at time t, the optical flow of the entire image can be obtained. Alternatively, a pixel in the window may be scanned to extract a point of interest, and the extracted points may be connected to obtain an optical flow. Next, a method for obtaining the degree of risk will be described. If the direction of the optical flow is the direction toward the FOE, it indicates that the speed of the following vehicle is lower than the speed of the own vehicle and is away from the own vehicle, and conversely, the direction of the optical flow is diverging with respect to the FOE. In some cases, it indicates that the vehicle is approaching. The direction of the optical flow generated by the scenery or the mark on the road surface photographed in the set area is all toward the FOE, and can be easily distinguished from the following vehicle approaching. Therefore, for example, the length of the optical flow diverging from the FOE is weighted, and if the weighted value exceeds a certain threshold value, it is determined to be dangerous. In addition, several levels of thresholds can be set, and the level of risk can be determined. Finally, it is possible to call the driver's attention by sounding an alarm in accordance with the magnitude of the determined degree of danger. It is also possible to display which area is dangerous and how much is on the display. Further, it is also possible to change the type of alarm sound and the like according to the danger level. Further, by issuing a warning signal to other actuators and the like, those actuators can also be operated. Also, the warning in the adjacent lane area can be made to issue an alarm when the driver turns on the turn signal to change lanes. FIG. 5 summarizes the procedure of the image processing according to the method of the present invention described above. First, an image at time t is captured in step S1, and then an image at time t + Δt is captured in step S2.
After that, the FOE is set in step S3. Thereafter, the process proceeds to step S4, in which only the optical flow in the direction diverging from the FOE in the set area is obtained, and in the next step S5, the risk is calculated based on the weighted value. As described above, according to the present invention, it is possible to automatically determine the presence of a vehicle behind or a vehicle running in an adjacent lane or the degree of danger thereof, thereby enabling safe driving of the vehicle. Become. In particular, danger is determined based on the magnitude of the optical flow diverging from the FOE of a point on a vehicle traveling in a rear vehicle or an adjacent lane, and the background is imaged from the own vehicle traveling. It is not necessary to install one or several video cameras and to provide a distance meter for measuring the distance between the vehicle and the rear vehicle, which can be realized at low cost. Further, it is possible to obtain an effect such that an appropriate warning can be issued by knowing the dangerous area and its degree.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するための装置の一例
を示すブロック図である。
【図2】図1のビデオカメラが撮像する前景、画像及び
得られるオプティカルフローを示す図である。
【図3】本発明の方法による障害物などの検出の仕方を
説明するための図である。
【図4】本発明の方法によりオプティカルフローの求め
方を説明するための図である。
【図5】本発明の方法の一連の処理を示す図である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ
2,3 演算処理装置
4 警報装置BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a block diagram illustrating an example of an apparatus for performing a method according to the present invention. FIG. 2 is a diagram showing a foreground, an image, and an optical flow obtained by the video camera shown in FIG. 1; FIG. 3 is a diagram for explaining how to detect an obstacle or the like by the method of the present invention. FIG. 4 is a diagram for explaining a method of obtaining an optical flow according to the method of the present invention. FIG. 5 is a diagram showing a series of processes of the method of the present invention. [Description of Signs] 1 Video cameras 2 and 3 Arithmetic processing unit 4 Alarm device
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−241855(JP,A) 特開 平2−218284(JP,A) 特開 昭63−9813(JP,A) 特開 平5−120428(JP,A) 特開 平7−37099(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 B60R 21/00 621 G08B 21/00 H04N 5/225 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-2-241855 (JP, A) JP-A-2-218284 (JP, A) JP-A-63-9813 (JP, A) JP-A 5- 120428 (JP, A) JP-A-7-37099 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) H04N 7/18 B60R 21/00 621 G08B 21/00 H04N 5/225
Claims (1)
し、所定時間相前後する2コマの画像中の同一点の移動
をオプティカルフローとして検出し、自車両に対する後
方車両又は隣接車線を走行中の車両の相対関係を監視す
る車両用後側方監視方法において、 前記後方車両又は隣接車線を走行中の車両上の点に対し
て現れて画像内の無限遠点(FOE)から発散する方向
のオプティカルフローのベクトルを求め、このオプティ
カルフローのベクトルの大小によって危険度を判断する
車両用後側方監視方法であって、所定時間相前後する2
コマの画像のうちの前の画像において、走行している自
車両の進行方向の正反対方向を示す1点に対応する無限
遠点から、着目する1点に対して放射状の方向に細長い
窓を設定し、後の画像において該窓を前記無限遠点から
放射方向に移動しながら、着目する1点を抽出し、前の
画像と後の画像の点間を結ぶ矢印を1点のオプティカル
フローと定めることを特徴とする車両用後側方監視方
法。(57) [Claims 1] An image of a rear view is taken from a running own vehicle, and movement of the same point in two frames before and after a predetermined time is detected as an optical flow, In a vehicle rear side monitoring method for monitoring a relative relationship of a vehicle traveling in a rear lane or an adjacent lane with respect to the own vehicle, a point on a vehicle on the vehicle traveling in the rear lane or the adjacent lane is displayed in an image. A vector of an optical flow in a direction diverging from a point at infinity (FOE) is obtained, and the degree of risk is determined based on the magnitude of the vector of the optical flow.
This is a rear side monitoring method for a vehicle, wherein a predetermined period of time 2
In the previous image of the frame images,
Infinity corresponding to one point indicating the direction opposite to the direction of travel of the vehicle
Elongate in a radial direction from a distant point to one point of interest
Set a window and move the window from the point at infinity in a later image
While moving in the radial direction, extract one point of interest and
An arrow connecting one point of the image with the point of the next image
A rear side monitoring method for a vehicle, which is defined as a flow .
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19618693A JP3452268B2 (en) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | Rear side monitoring method for vehicles |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19618693A JP3452268B2 (en) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | Rear side monitoring method for vehicles |
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JPH0750769A JPH0750769A (en) | 1995-02-21 |
JP3452268B2 true JP3452268B2 (en) | 2003-09-29 |
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