JP3449923B2 - ネットワークトポロジー設計装置及びネットワークトポロジー設計方法並びにネットワークトポロジー設計プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワークトポロジー設計装置及びネットワークトポロジー設計方法並びにネットワークトポロジー設計プログラムを記録した記録媒体

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JP3449923B2
JP3449923B2 JP15245098A JP15245098A JP3449923B2 JP 3449923 B2 JP3449923 B2 JP 3449923B2 JP 15245098 A JP15245098 A JP 15245098A JP 15245098 A JP15245098 A JP 15245098A JP 3449923 B2 JP3449923 B2 JP 3449923B2
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  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の拠点間を通
信回線で接続したネットワークを構築する際に、所定条
件下でコストパフォーマンスが最良になるようにネット
ワークトポロジーを設計する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるネットワークの大規模化若
しくは複雑化に伴い、企業等においては、LAN(Local
Area Network)/WAN(Wide Area Network) 等のネッ
トワーク構築をできるだけ経済的に行う必要性が増して
きた。特に、最近では、様々な接続サービスが提供され
ており、それらを適当に組み合わせて、自社のニーズに
合った経済的かつ効果的なネットワークを構築する必要
がある。
【0003】しかしながら、現状では、ネットワークの
設計者が、自らの経験と簡単な計算とに基づきネットワ
ークトラフィックを中心に分析し、ネットワークトポロ
ジーを決定していた。このため、ネットワークのコスト
パフォーマンスが必ずしも最良とならず、経済的なネッ
トワークの構築が困難な状況にあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は以上
のような従来の問題点に鑑み、ネットワークトポロジー
の最適化問題を定式化し、遺伝的アルゴリズム及び局所
探索法を利用して、コストパフォーマンスの優れたネッ
トワークを構築可能にする技術を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、複数の拠点間で所定のトラフィック量が伝達
されるように、遺伝的アルゴリズムを適用して、該拠点
間を通信回線で接続したネットワークトポロジーを設計
するためのネットワークトポロジー設計装置であって、
前記ネットワークトポロジーを行列で表現した染色体の
初期世代をランダムに所定数作成する第1の染色体作成
手段と、前記染色体により表現される各ネットワークト
ポロジーに対して、最短経路問題の解法を適用して、各
拠点間の通信経路を決定する通信経路決定手段と、該通
信経路決定手段により決定された通信経路及び前記所定
のトラフィック量に基づいて、前記拠点間を接続する各
通信回線の容量を決定する回線容量決定手段と、該回線
容量決定手段により決定された各通信回線の容量に基づ
いて、通信コストに反比例する適応度を算出する適応度
算出手段と、該適応度算出手段により算出された適応度
に基づいて、前記所定数の染色体から次世代の染色体を
順次作成する第2の染色体作成手段と、該第2の染色体
作成手段により作成された染色体の世代が所定世代に達
したか否かを判定する世代判定手段と、該世代判定手段
により世代が所定世代に未達成であると判定されたとき
に、前記通信経路決定手段以降の手段を繰り返し、世代
が所定世代に達したと判定されたときに、前記所定数の
染色体の中から適応度が最も高い染色体を出力する制御
手段と、を含んで構成されたことを特徴とする。
【0006】かかる構成によれば、ネットワークトポロ
ジーは次のような過程を経て設計される。 (1)第1の染色体作成手段により、染色体の初期世代が
所定数作成される。 (2)通信経路決定手段により、染色体で表現される各ネ
ットワークトポロジーに対して、各拠点間の通信経路が
決定される。
【0007】(3)回線容量決定手段により、通信経路に
基づいて各拠点間を接続する通信回線の容量が決定され
る。 (4)適応度算出手段により、通信回線の容量に基づいて
通信コストに反比例する適応度が算出される。 (5)第2の染色体作成手段により、適応度に基づいて
色体から次世代の染色体が作成される
【0008】(6)世代判定手段により、染色体の世代が
所定世代に達したか否かが判定される。 (7)制御手段により、染色体の世代が所定世代に未達成
であると判定されれば、通信経路決定手段以降の手段が
繰り返される。一方、染色体の世代が所定世代に達した
と判定されれば、所定数の染色体の中から最も適応度の
高い染色体が出力される。
【0009】即ち、染色体の世代が所定世代に達するま
で、前記過程(2)〜(5)が繰り返し実行され、染色体が徐
々に進化する。このとき、第2の染色体作成手段におい
て、染色体の形質を継承するように、次世代の染色体を
作成するようにする。また、ネットワークトポロジーを
設計する際、通信経路を考え(過程(2))、通信回線の
容量及び適応度を算出する(過程(3)及び(4))という2
段構えとしたことにより、ネットワークトポロジーの解
空間を劇的に減少させることができる。例えば、m種類
の通信回線によりn拠点間を接続するネットワークトポ
ロジーを考えた場合、解空間の大きさは「(m+1)
n(n-1)/2」であるが、本発明のように2段構えとするこ
とで、解空間の大きさは「2n(n-1)/2」となる。従っ
て、一般的な演算速度を有する電子計算機を同じ時間使
用した場合、よりコストパフォーマンスの優れたネット
ワークトポロジーを設計することが可能となる。
【0010】請求項2記載の発明は、前記第2の染色体
作成手段は、前記所定数の染色体の中から、前記適応度
に応じて2つの染色体を抽出する抽出手段と、該抽出手
段により抽出された各染色体に対して、前記拠点を2つ
のグループに分割する染色体分割手段と、該染色体分割
手段により分割されたグループ内の接続形態を一方の染
色体から継承すると共に、グループ間の接続形態を他方
の染色体から継承した次世代の染色体を作成する第1の
作成手段と、を含んだ構成とした。
【0011】かかる構成によれば、抽出手段により、所
定数の染色体の中から適応度に応じて2つの染色体が抽
出される。抽出された染色体に対して拠点は、染色体分
割手段により2つのグループに分割される。そして、グ
ループ内の接続形態を一方の染色体から継承し、グルー
プ間の接続形態を他方の染色体から継承した次世代の染
色体が作成される。即ち、適応度の高い、換言すれば、
通信コストの安価な染色体が優先的に抽出され、優れた
形質を継承した次世代の染色体が作成される。
【0012】請求項3記載の発明は、前記第2の染色体
作成手段は、前記所定数の染色体全てに対して、予め設
定された所定の確率により突然変異を行うか否かを決定
する突然変異決定手段と、該突然変異決定手段により突
然変異を行うと決定された染色体に対して、該染色体を
構成する行列の要素の中から、ランダムに選択した要素
を突然変異させて次世代の染色体を作成する第2の作成
手段と、を含んだ構成とした。
【0013】かかる構成によれば、突然変異決定手段に
より、所定数の染色体全てに対して、予め設定された所
定の確率により突然変異を行うか否かが決定される。そ
して、突然変異を行うと決定された染色体を構成する行
列の要素の中から、ランダムに選択した要素を突然変異
させて次世代の染色体が作成される。即ち、染色体に突
然変異を起こさせることで、染色体群が多様性を持ち、
より広い解空間が探索されることが期待される。
【0014】請求項4記載の発明は、前記拠点間を接続
する通信回線の使用率制限を入力する使用率制限入力手
段を備え、前記回線容量決定手段は、前記通信回線の使
用率が前記使用率制限入力手段により入力された使用率
制限以下となるように、前記拠点間を接続する通信回線
の容量を決定する構成とした。かかる構成によれば、回
線容量決定手段により通信回線の容量を決定する際、通
信回線の使用率が使用率制限入力手段により入力された
使用率制限以下となるように、通信回線の容量が決定さ
れる。従って、余裕のあるネットワークの構築、或い
は、将来の拡張性等を考慮したネットワークトポロジー
の設計が可能となる。
【0015】請求項5記載の発明は、前記染色体を構成
する行列の要素のうち、所定の要素に対する変更を禁止
する変更禁止手段を備えた構成とした。かかる構成によ
れば、変更禁止手段により、染色体を構成する行列の要
素のうち、所定の要素に対する変更が禁止される。従っ
て、例えば、ユーザから「拠点iと拠点jとは必ず接続
してくれ」とか「拠点jと拠点kとは接続しないでく
れ」という要望があっても、かかる要望を満足するネッ
トワークトポロジーが設計可能となる。
【0016】請求項6記載の発明は、前記制御手段によ
り出力された染色体に対して、局所探索法を適用して該
染色体の近傍の染色体を繰り返し探索することで、前記
適応度がより高い染色体を探索する染色体探索手段を備
えた構成とした。かかる構成によれば、染色体探索手段
により、制御手段により出力された染色体の近傍の染色
体が繰り返し探索され、より適応度の高い染色体が探索
される。即ち、最終的に出力される染色体は、適応度が
より高いもの、換言すると、通信コストのより安価なも
のとなる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項7記載の発明は、複数の拠点間で所
定のトラフィック量が伝達されるように、遺伝的アルゴ
リズムを適用して、該拠点間を通信回線で接続したネッ
トワークトポロジーを設計するためのネットワークトポ
ロジー設計方法であって、前記ネットワークトポロジー
を行列で表現した染色体の初期世代をランダムに所定数
作成する第1の染色体作成工程と、前記染色体により表
現される各ネットワークトポロジーに対して、最短経路
問題の解法を適用して、各拠点間の通信経路を決定する
通信経路決定工程と、該通信経路決定工程により決定さ
れた通信経路及び前記所定のトラフィック量に基づい
て、前記拠点間を接続する各通信回線の容量を決定する
回線容量決定工程と、該回線容量決定工程により決定さ
れた各通信回線の容量に基づいて、通信コストに反比例
する適応度を算出する適応度算出工程と、該適応度算出
工程により算出された適応度に基づいて、前記所定数の
染色体から次世代の染色体を順次作成する第2の染色体
作成工程と、該第2の染色体作成工程により作成された
染色体の世代が所定世代に達したか否かを判定する世代
判定工程と、該世代判定工程により世代が所定世代に未
達成であると判定されたときに、前記通信経路決定工程
以降の工程を繰り返し、世代が所定世代に達したと判定
されたときに、前記所定数の染色体の中から適応度が最
も高い染色体を出力する制御工程と、を含んで構成され
たことを特徴とする。
【0022】かかる構成によれば、ネットワークトポロ
ジーは次のような過程を経て設計される。 (1)第1の染色体作成工程により、染色体の初期世代が
所定数作成される。 (2)通信経路決定工程により、染色体で表現される各ネ
ットワークトポロジーに対して、各拠点間の通信経路が
決定される。
【0023】(3)回線容量決定工程により、通信経路に
基づいて各拠点間を接続する通信回線の容量が決定され
る。 (4)適応度算出工程により、通信回線の容量に基づいて
通信コストに反比例する適応度が算出される。 (5)第2の染色体作成工程により、適応度に基づいて
色体から次世代の染色体が作成される
【0024】(6)世代判定工程により、染色体の世代が
所定世代に達したか否かが判定される。 (7)制御工程により、染色体の世代が所定世代に未達成
であると判定されれば、通信経路決定工程以降の工程が
繰り返される。一方、染色体の世代が所定世代に達した
と判定されれば、所定数の染色体の中から最も適応度の
高い染色体が出力される。
【0025】即ち、染色体の世代が所定世代に達するま
で、前記過程(2)〜(5)が繰り返し実行され、染色体が徐
々に進化する。このとき、第2の染色体作成工程におい
て、染色体の形質を継承するように、次世代の染色体を
作成するようにする。また、ネットワークトポロジーを
設計する際、通信経路を考え(過程(2))、通信回線の
容量及び適応度を算出する(過程(3)及び(4))という2
段構えとしたことにより、ネットワークトポロジーの解
空間を劇的に減少させることができる。例えば、m種類
の通信回線によりn拠点間を接続するネットワークトポ
ロジーを考えた場合、解空間の大きさは「(m+1)
n(n-1)/2」であるが、本発明のように2段構えとするこ
とで、解空間の大きさは「2n(n-1)/2」となる。従っ
て、一般的な演算速度を有する電子計算機を同じ時間使
用した場合、よりコストパフォーマンスの優れたネット
ワークトポロジーを設計することが可能となる。
【0026】請求項8記載の発明は、複数の拠点間で所
定のトラフィック量が伝達されるように、遺伝的アルゴ
リズムを適用して、該拠点間を通信回線で接続したネッ
トワークトポロジーを設計するためのネットワークトポ
ロジー設計プログラムを記録した記録媒体であって、前
記ネットワークトポロジーを行列で表現した染色体の初
期世代をランダムに所定数作成する第1の染色体作成機
と、前記染色体により表現される各ネットワークトポ
ロジーに対して、最短経路問題の解法を適用して、各拠
点間の通信経路を決定する通信経路決定機能と、該通信
経路決定機能により決定された通信経路及び前記所定の
トラフィック量に基づいて、前記拠点間を接続する各通
信回線の容量を決定する回線容量決定機能と、該回線容
量決定機能により決定された各通信回線の容量に基づい
て、通信コストに反比例する適応度を算出する適応度算
出機能と、該適応度算出機能により算出された適応度に
基づいて、前記所定数の染色体から次世代の染色体を順
次作成する第2の染色体作成機能と、該第2の染色体作
成機能により作成された染色体の世代が所定世代に達し
たか否かを判定する世代判定機能と、該世代判定機能に
より世代が所定世代に未達成であると判定されたとき
に、前記通信経路決定機能以降の機能を繰り返し、世代
が所定世代に達したと判定されたときに、前記所定数の
染色体の中から適応度が最も高い染色体を出力する制御
機能と、をコンピュータに実行させるためのネットワー
クトポロジー設計プログラムをコンピュータ読取可能な
記録媒体に記録した
【0027】ここで、「記録媒体」とは、電子情報を確
実に記録でき、かつ、必要に応じて確実に取り出し可能
なものをいい、例えば、磁気テープ、磁気ディスク、磁
気ドラム、ICカード、CD−ROM等の可搬媒体が該
当する。かかる構成によれば、第1の染色体作成機能
と、通信経路決定機能と、回線容量決定機能と、適応度
算出機能と、第2の染色体作成機能と、世代判定機能
と、制御機能と、をコンピュータに実行させるためのネ
ットワークトポロジー設計プログラムがコンピュータ読
取可能な記録媒体に記録される。従って、かかるプログ
ラムを記録した記録媒体があれば、一般的な電子計算機
システムを利用して、本発明に係るネットワークトポロ
ジー設計装置を容易に構築することができる。
【0028】
【0029】
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。最初に、ネットワークトポロジーの
最適化問題(以下「最適化問題」という)について説明
する。最適化問題とは、複数の拠点間を接続する全ての
通信回線において、通信回線の使用率が所定値を越えな
いという制約条件下で、通信コストが最も安くなるよう
に、換言すれば、コストパフォーマンスが最良となるよ
うに、ネットワークデザインを決定することをいう。こ
こで、ネットワークデザインとは、接続する拠点間、及
び、拠点間を接続する通信回線の容量を決定することを
いう。
【0031】本発明に係るネットワークトポロジー設計
装置(以下「設計装置」という)は、少なくとも、中央
処理装置(CPU)とメモリとを備えた電子計算機によ
り構成され、メモリ上に記憶されたプログラムに従って
最適化問題を処理する。このため、最適化問題を電子計
算機で処理できるように、定式化する必要がある。以
下、最適化問題の定式化について説明する。
【0032】先ず、全ての通信回線において、通信回線
の使用率が所定値を越えないという制約条件を定式化す
る。拠点iと拠点jとを接続する通信回線をWijとし、
拠点iから拠点jへのトラフィックが通る経路の集合φ
を次のように定義する。
【0033】
【数1】 さらに、考えられる全てのφijの集合をΦijと定義す
る。この定義より、通信回線Wijを通るトラフィック量
の和は、次のように表わされる。
【0034】
【数2】 従って、全ての通信回線において、通信回線の使用率が
所定値を越えないという制約条件は、次のように表わさ
れる。
【0035】
【数3】 この条件を満たすようなφij∈Φijが全ての{i,j}
(i≠j)の組で存在することが制約条件となる。ここ
で、拠点iから拠点jへのトラフィック量を「tij」、
拠点iと拠点jとを接続する通信回線の使用率制限を
「rij」、拠点iと拠点jを接続する通信回線の種類を
「xij」、通信回線k(k=xij)の容量を「ck 」で
示す。なお、使用率「rij」は、0≦rij≦1の範囲内
に設定される。回線の種類「xij」は、拠点間を接続し
ないときxij=0に設定され、通信回線の種類を「m」
とすると、xij={0,1,2,...,m}、xii
0、xij=xjiの関係を満たしている。
【0036】また、拠点iと拠点jとを通信回線kで接
続したときの料金を「pij k 」、拠点の数を「n」とす
ると、通信コストは、次のように表わされる。なお、料
金「pij k 」は、拠点間を接続しないとき、pij 0 =0
となる。
【0037】
【数4】 最適化問題の解は、通信コストが最も安くなるようにネ
ットワークデザインを決定することであるから、以上の
説明より、最適化問題は次のように定式化される。
【0038】
【数5】 次に、最適化問題の解を自動的に算出する設計装置につ
いて説明する。設計装置は、図1に示すように、キーボ
ード及びマウス等の入力装置10と、CUP及びメモリ
等から構成されるマザーボード20と、モニタ等の出力
装置30と、を含んで構成される。
【0039】入力装置10は、拠点入力手段12、使用
率制限入力手段14、トラフィック量入力手段16及び
通信料金入力手段18として機能する。拠点入力手段1
2は、ネットワークを構築する拠点数「n」及び拠点名
称等を入力する機能を提供する。使用率制限入力手段1
4は、通信回線の使用率制限「rij」を入力する機能を
提供する。トラフィック量入力手段16は、各拠点間の
トラフィック量「tij」を入力する機能を提供する。通
信料金入力手段18は、通信回線の種類数「m」に応じ
た拠点間の通信料金「pij k」を入力する機能を提供す
る。
【0040】マザーボード20は、中間解算出手段22
及び最終解算出手段24として機能する。中間解算出手
段22は、最適化問題に遺伝的アルゴリズム(GA;Ge
netic Algorithm )を適用して、最適化問題の中間解を
算出する。最終解算出手段24は、中間解算出手段22
により算出された中間解に対して、局所探索法(Local
Search)を適用して解を探索し、最適化問題の最終解を
算出する。
【0041】なお、中間解算出手段22は、第1の染色
体作成手段、通信経路決定手段、回線容量決定手段、適
応度算出手段、第2の染色体作成手段、世代判定手段、
制御手段第1の染色体作成工程、通信経路決定工程、
回線容量決定工程、適応度算出工程、第2の染色体作成
工程、世代判定工程、制御工程、第1の染色体作成機
、通信経路決定機能、回線容量決定機能、適応度算出
機能、第2の染色体作成機能、世代判定機能及び制御機
能をソフトウエアにより実現する。また、中間解算出手
段22は、抽出手段、染色体分割手段、第1の作成手
、突然変異決定手段、第2の作成手段及び変更禁止手
をもソフトウエアにより実現する。
【0042】一方、最終解算出手段24は、染色体探索
手段をソフトウエアにより実現する。出力装置30は、
中間解算出手段22により算出された中間解、及び、最
終解算出手段24により算出された最終解等を表示す
る。ここで、中間解算出手段22に対して、遺伝的アル
ゴリズムを適用する手法を説明する。先ず、最適化問題
を、「どの拠点とどの拠点とを接続するか」という問題
と、「接続する通信回線の容量を決定する」という問題
と、の2つに分け、前者の問題を染色体で表現する。例
えば、図2に示すように、青森、金沢、東京、大阪及び
山口の5拠点(n=5)を接続する場合には、図3に示
すようなn×n行列の上三角部分の形をした染色体を用
いる。染色体を構成する各遺伝子は、拠点i,j間が接
続されていれば「1」、接続されていなければ「0」と
して表現される。なお、図3に示す染色体は、青森を
「1」、金沢を「2」、東京を「3」、大阪を「4」、
山口を「5」として、図2に示すようなネットワークが
構築されている状態を示している。
【0043】また、最適化問題の中間解を算出するため
には、ネットワークを構築する各拠点間のトラフィック
量(図4参照)、及び、各拠点間を接続する通信回線に
応じた通信料金表(図5参照)が必要である。なお、図
5に示す通信料金表は、通信回線の容量に応じたもので
ある。次に、設計装置の作用について説明する。
【0044】図6は、メインルーチンのフローチャート
を示す。ステップ1(図では「S1」と略記する。以下
同様)では、最適化問題の処理対象を入力する。即ち、
ネットワークを構築する拠点数n、拠点間のトラフィッ
ク量tij(図4参照)、通信回線の容量等に応じた通信
料金pij k (図5参照)、通信回線の使用率rij等を入
力する。
【0045】ステップ2では、遺伝的アルゴリズムによ
り最適化問題の中間解を算出するサブルーチンをコール
する。ステップ3では、遺伝的アルゴリズムにより算出
された中間解に対して、局所探索法により近傍の全ての
解を繰り返し探索し、最適化問題の最終解を算出するサ
ブルーチンをコールする。最終解により特定されるネッ
トワークトポロジーによって、ネットワークのコストパ
フォーマンスが最適化される。
【0046】ステップ4では、最適化問題の最終解を、
出力装置30に出力する。図7は、遺伝的アルゴリズム
により最適化問題の中間解を算出するサブルーチンを示
す。ステップ10では、初期世代における染色体をラン
ダムにn個作成する。即ち、図3に示すような染色体を
n個用意し、各染色体の遺伝子を乱数等を利用して
「1」或いは「0」に設定する。なお、ステップ10の
処理が、第1の染色体作成手段、第1の染色体作成工程
及び第1の染色体作成機能に相当する。
【0047】ステップ11では、n個の染色体の適応度
を算出するサブルーチンをコールする。「適応度」と
は、通信コストの逆数のことをいう。なお、ステップ1
1の処理が、適応度算出手段、適応度算出工程及び適応
度算出機能に相当する。ステップ12では、n個の染色
体に対して、遺伝的アルゴリズムの一般的手法である交
叉及び突然変異を行うサブルーチンをコールし、次世代
の染色体をn個作成する。かかる手法により、最適化問
題に適応すべく、染色体が徐々に進化していく。なお、
ステップ12の処理が、第2の染色体作成手段、第2の
染色体作成工程及び第2の染色体作成機能に相当する。
【0048】また、ステップ12では、次世代の染色体
を作成する際に、優秀な染色体をそのまま次世代に継承
させる「エリート戦略」を採用したり、或いは、染色体
を構成する特定の遺伝子が突然変異を起こさないように
する「固定部分」を設けるようにしてもよい。なお、か
かる「固定部分」を設ける処理が、変更禁止手段に相当
する。
【0049】ステップ13では、一様度を算出するサブ
ルーチンをコールする。「一様度」とは、n個の染色体
が夫々1個の遺伝子を持っている場合に、「全遺伝子数
ln個のうち、最も適応度の高い染色体の遺伝子と一致
している遺伝子がいくつあるかという割合」をいう。一
様度が「1」に十分近いとき、現世代における染色体の
大多数が似通っており、突然変異以外ではあまり遺伝子
が変動しないと考えられる。このため、遺伝的アルゴリ
ズムを終了させるタイミングを決定するのに使用でき
る。
【0050】ステップ14では、一様度が所定値以上で
あるか、或いは、世代が最終世代であるか否かを判定す
る。「最終世代」とは、交叉及び突然変異により順次作
成される最終の世代を言い、ユーザにより設定される世
代である。そして、一様度が所定値以上或いは世代が最
終世代であればステップ15へと進み(Yes)、一様
度が所定値未満かつ世代が最終世代でなければ、ステッ
プ11へと戻る(No)。なお、ステップ14の処理
が、世代判定手段、世代判定工程、世代判定機能、制御
手段、制御工程及び制御機能に相当する。
【0051】ステップ15では、最終世代或いは一様度
が所定値以上となった世代の染色体の中から、最も適応
度の高い染色体を抽出し、出力装置30に出力する。図
8は、適応度を算出するサブルーチンを示す。ステップ
20では、最短経路問題の解法であるウォーシャルフロ
イド(Warshall-Froyd)法によって、各拠点間の通信経
路を決定する。ウォーシャルフロイド法とは、拠点数を
「n」、i番目の拠点の名称を「Li 」、拠点iと拠点
jとの距離を「dij」とした場合に、次の手順により最
短経路を決定する解法である。なお、「距離dij」と
は、物理的な距離に限らず、コスト、時間等何らかの概
念の距離であればよい。また、拠点iと拠点jとが接続
されていない場合には、距離dij=∞となる。
【0052】(1) 手順1 dij (0) =dij,pij=i(i,j=1,2,3,...,n) ,l=1
とおく。 (2) 手順2 (a) dij (l) =min(dij (l-1) ,dil (l-1) +dlj
(l-1) ) とする。 (b) dij (l) <dij (l-1) である(i,j) に対して、pij
=pljとする。
【0053】(3) 手順3 l=nならば終了する。l<nならばlの値を1増やし
て手順2に戻る。ここで、dij (l) は、Li からLj
の経路を示し、中間の通過点としてL1,L2 ....
l だけを許すものの中での最短距離である。l=nま
で進んだときのdij (n) は、Li からLj への最短経路
であり、pijは、Li からLj への最短経路におけるL
j の直前の拠点の番号である。
【0054】なお、ステップ20の一連の処理が、通信
経路決定手段、通信経路決定工程及び通信経路決定機能
に相当する。ステップ21では、ウォーシャルフロイド
法により決定された通信経路に基づき、拠点間を接続す
る各通信回線のトラフィック量を計算する。即ち、各拠
点間におけるトラフィック量を通信回線毎に加算し、各
通信回線におけるトラフィック量を計算する。
【0055】ステップ22では、通信回線の使用率が所
定値を越えないように、各通信回線の容量を決定する。
なお、ステップ21及びステップ22の処理が、回線容
量決定手段、回線容量決定工程及び回線容量決定機能に
相当する。ステップ23では、通信料金表を参照して各
通信回線毎における通信料金を算出し、全ての通信回線
の通信料金を加算することで通信コストを算出する。
【0056】ステップ24では、通信コストの逆数を演
算することで、適応度を算出する。即ち、適応度=1/
通信コストとなる。図9は、交叉法により次世代の染色
体を作成するサブルーチンを示す。なお、交叉法は、予
め設定された所定の確率で行われる。ステップ30で
は、現世代におけるn個の染色体の中から、適応度に比
例した確率で、親1及び親2となる2つの染色体を抽出
する。なお、ステップ30の処理が、抽出手段に相当す
る。
【0057】ステップ31では、抽出された染色体(親
1及び親2)の行及び列を2つに分ける境界線をランダ
ムに決定する。そして、図10に示すように、境界線に
より染色体の行及び列を2つに分ける。即ち、染色体を
4つの領域(左下の領域には遺伝子は存在しない)に分
割する。なお、ステップ31の処理が、染色体分割手段
に相当する。
【0058】ステップ32では、図10に示すように、
親1の左上及び右下の領域に属する遺伝子と、親2の右
上の領域に属する遺伝子と、を継承した遺伝子(子1)
を作成する。ステップ33では、図10に示すように、
親1の右上の領域に属する遺伝子と、親2の左上及び右
下の領域に属する遺伝子と、を継承した遺伝子(子2)
を作成する。なお、ステップ32及びステップ33の処
理が、第1の作成手段に相当する。
【0059】以上説明した交叉法によれば、図11に示
すように、拠点を2つのグループに分け、グループ内の
接続形態を1つの親から、グループ間の接続形態を他の
親から継承した子が作成される。即ち、グループ内の接
続形態という形質を1つの親から継承しつつ、グループ
間の接続形態を他の親から継承して子が作成される。図
12は、突然変異により次世代の染色体を作成するサブ
ルーチンを示す。
【0060】ステップ40では、現世代におけるn個の
染色体全てに対して、予め設定された所定の確率により
突然変異を行うか否かを決定する。なお、ステップ40
の処理が、突然変異決定手段に相当する。ステップ41
では、突然変異を行うと決定された染色体を構成する遺
伝子の中から、ランダムに選択した遺伝子を反転させ
る。即ち、遺伝子が「0」であれば「1」に、遺伝子が
「1」であれば「0」に反転させる。なお、ステップ4
1の処理が、第2の作成手段に相当する。
【0061】図13は、一様度を算出するサブルーチン
を示す。ステップ50では、一致数を「0」に、染色体
番号iを「1」に設定する初期化を行う。ステップ51
では、染色体番号iが染色体数nより大きくなるまで、
ステップ52〜ステップ59の処理を繰り返すループ制
御が行われる。即ち、染色体番号iが染色体数n以下で
あればステップ52へと進み、染色体番号iが染色体数
nより大きければステップ60へと進む。
【0062】ステップ52では、遺伝子番号jを「0」
に設定する初期化が行われる。ステップ53では、遺伝
子番号jが遺伝子数l(1つの染色体に含まれる遺伝子
の数をいう)より大きくなるまで、ステップ54〜ステ
ップ57の処理を繰り返すループ制御が行われる。即
ち、遺伝子番号jが遺伝子数l以下であればステップ5
4へと進み、遺伝子番号jが遺伝子数lより大きければ
ステップ58へと進む。
【0063】ステップ54では、i番目の染色体におけ
るj番目の遺伝子が、現世代において最も適応度の高い
染色体におけるj番目の遺伝子と一致しているか否かの
判定が行われる。そして、遺伝子が一致していればステ
ップ55へと進み(Yes)、一致数を1つ増やす。一
方、遺伝子が一致していなければステップ56へと進む
(No)。
【0064】ステップ56では、遺伝子番号jを1つ増
やす。ステップ57では、ステップ53へとジャンプす
る。ステップ58では、染色体番号iを1つ増やす。ス
テップ59では、ステップ51へとジャンプする。ステ
ップ60では、一致数を全染色体数(l×n)で除算す
ることで、一様度を算出する。
【0065】ステップ50〜ステップ60の処理によれ
ば、現世代に存在する各染色体と、現世代において最も
適応度の高い染色体と、の比較が行われる。具体的に
は、染色体を構成する全遺伝子(l×n)のうち、最も
適応度の高い染色体を構成する遺伝子と一致するものが
いくつあるか計数され、全遺伝子に対する一致割合たる
一様度が算出される。
【0066】図14は、染色体探査手段としての最適化
問題の最終解を算出するサブルーチンを示す。ステップ
70では、遺伝的アルゴリズムにより算出された中間解
を最終解として記憶する。ステップ71では、中間解の
通信コストを算出し、算出した通信コストを最良コスト
として記憶する。なお、通信コストは、図8におけるス
テップ20〜ステップ23の処理により算出される。
【0067】ステップ72では、遺伝子番号j1
「1」に設定する。ステップ73では、遺伝子番号j1
が遺伝子数lより大きくなるまで、ステップ74〜ステ
ップ79の処理を繰り返すループ制御が行われる。即
ち、遺伝子番号j1 が遺伝子数l以下であればステップ
74へと進み、遺伝子番号jが遺伝子数lより大きけれ
ばステップ80へと進む。
【0068】ステップ74では、遺伝子[j1 ]を反転
させた染色体を評価するサブルーチンをコールする。か
かるサブルーチンでは、遺伝子[j1 ]を反転させた染
色体の通信コストが最良コストよりも優れていれば、遺
伝子[j1 ]を反転させた染色体(解)を変数Temp
に記憶する。ここで、遺伝子を1つ反転させることで、
通信回線を1本新たに付け加える、通信回線を1本取り
除く、という操作が行われる。
【0069】ステップ75では、遺伝子番号j2 を「j
1 +1」に設定する。ステップ76では、遺伝子番号j
2 が遺伝子数lより大きくなるまで、ステップ77及び
ステップ78の処理を繰り返すループ制御が行われる。
即ち、遺伝子番号j2 が遺伝子数l以下であればステッ
プ77へと進み、遺伝子番号jが遺伝子数lより大きけ
ればステップ80へと進む。
【0070】ステップ77では、遺伝子[j1 ]及び遺
伝子[j2 ]を反転させた染色体を評価するサブルーチ
ンをコールする。かかるサブルーチンは、ステップ74
においてコールしたサブルーチンと同一である。ここ
で、遺伝子を2つ反転させることで、通信回線を2本新
たに付け加える、通信回線を2本取り除く、通信回線を
1本取り除き1本付け加える、という操作が行われる。
【0071】ステップ78では、ステップ76へとジャ
ンプする。ステップ79では、ステップ73へとジャン
プする。ステップ80では、最終解と変数Tempとが
一致するか否か、換言すると、解が変ったか否かを判定
する。そして、解が変っていればステップ81へと進み
(Yes)、変数Tempを最終解とする。一方、解が
変っていなければステップ82へと進む(No)。
【0072】図15は、染色体を評価するサブルーチン
を示す。ステップ90では、染色体により表現されるネ
ットワークトポロジーの通信コストを算出する。通信コ
ストは、図8におけるステップ20〜ステップ23の処
理により算出される。ステップ91では、算出された通
信コストが最良コスト未満であるか否かを判定する。そ
して、通信コストが最良コスト未満であればステップ9
2へと進み(Yes)、通信コストが最良コスト以上で
あれば処理を終了する(No)。
【0073】ステップ92では、算出した通信コストを
最良コストとする。ステップ93では、処理対象となっ
た染色体を変数Tempに記憶する。以上説明した局所
探索法によれば、遺伝的アルゴリズムにより算出された
中間解に対して、その近傍の解が繰り返し探索され、よ
り優れたコストパフォーマンスを奏する解を算出するこ
とができる。
【0074】このような機能を実現するプログラムを、
例えば、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、IC
カード、CD−ROM等の可搬媒体に記録しておけば、
本発明に係るネットワークトポロジー設計プログラムを
市場に流通させることができる。そして、かかる媒体を
取得した者は、一般的な電子計算機システムを利用し
て、ネットワークトポロジー設計装置を容易に構築する
ことが可能となる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は請求
項7に記載の発明によれば、コストパフォーマンスの優
れたネットワークトポロジーを自動的に設計することが
できる。請求項2記載の発明によれば、優れた形質を継
承した次世代の染色体を作成することができる。
【0076】請求項3記載の発明によれば、染色体群に
多様性を持たせることにより、より広い解空間を探索す
ることができる。請求項4記載の発明によれば、余裕の
あるネットワークの構築、或いは、将来の拡張性等を考
慮したネットワークトポロジーを設計することができ
る。請求項5記載の発明によれば、ユーザの要望を満足
するネットワークトポロジーを設計することができる。
【0077】請求項6記載の発明によれば、コストパフ
ォーマンスがより優れたネットワークトポロジーを設計
することができる。
【0078】請求項8記載の発明によれば、請求項1又
は請求項7に記載の発明の効果に加え、本発明に係るネ
ットワークトポロジー設計プログラムを流通させること
ができる。そして、かかるプログラムが記録された記録
媒体を取得した者は、一般的な電子計算機を用いて、容
易にネットワークトポロジー設計装置を構築することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワークトポロジー設計装置
のブロック図である。
【図2】ネットワークの構築対象の一例を示す図であ
る。
【図3】遺伝的アルゴリズムで使用される染色体の説明
図である。
【図4】トラフィック量の一例を示す説明図である。
【図5】通信料金表の一例を示す説明図で、(A)は容
量が64kbpsの料金表、(B)は容量が128kb
psの料金表である。
【図6】ネットワークトポロジー設計装置の処理内容を
示すメインルーチンのフローチャートである。
【図7】遺伝的アルゴリズムにより最適化問題の中間解
を算出するサブルーチンのフローチャートである。
【図8】適応度を算出するサブルーチンのフローチャー
トである。
【図9】交叉法により次世代の染色体を作成するサブル
ーチンのフローチャートである。
【図10】交叉法の説明図である。
【図11】交叉法による形質遺伝の説明図である。
【図12】突然変異により次世代の染色体を作成するサ
ブルーチンのフローチャートである。
【図13】一様度を算出するサブルーチンのフローチャ
ートである。
【図14】局所探索法により最適化問題の最終解を算出
するサブルーチンのフローチャートである。
【図15】局所探索法において染色体の評価を行うサブ
ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・入力装置 14・・・使用率制限入力手段 20・・・マザーボード 22・・・中間解算出手段 24・・・最終解算出手段 30・・・出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 島本憲夫,Genetic Algo rithmを用いた網設計の検討,電子 情報通信学会技術研究報告,日本,社団 法人電子情報通信学会,1992年 1月30 日,vol.91 no.455,p55−60, SSE91−123−136交換システム B.M.Kim et al.,A Study on the Conve rgence of Genetic Algorithms,compute rs & industrial en gineering,米国,Perga mon,1997年12月,Vol.33,No s3−4,p581−588 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 H04L 12/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の拠点間で所定のトラフィック量が伝
    達されるように、遺伝的アルゴリズムを適用して、該拠
    点間を通信回線で接続したネットワークトポロジーを設
    計するためのネットワークトポロジー設計装置であっ
    て、 前記ネットワークトポロジーを行列で表現した染色体の
    初期世代をランダムに所定数作成する第1の染色体作成
    手段と、 前記染色体により表現される各ネットワークトポロジー
    に対して、最短経路問題の解法を適用して、各拠点間の
    通信経路を決定する通信経路決定手段と、 該通信経路決定手段により決定された通信経路及び前記
    所定のトラフィック量に基づいて、前記拠点間を接続す
    る各通信回線の容量を決定する回線容量決定手段と、 該回線容量決定手段により決定された各通信回線の容量
    に基づいて、通信コストに反比例する適応度を算出する
    適応度算出手段と、 該適応度算出手段により算出された適応度に基づいて、
    前記所定数の染色体から次世代の染色体を順次作成する
    第2の染色体作成手段と、該第2の染色体作成手段により作成された染色体 の世代
    が所定世代に達したか否かを判定する世代判定手段と、 該世代判定手段により世代が所定世代に未達成であると
    判定されたときに、前記通信経路決定手段以降の手段を
    繰り返し、世代が所定世代に達したと判定されたとき
    に、前記所定数の染色体の中から適応度が最も高い染色
    体を出力する制御手段と、 を含んで構成されたことを特徴とするネットワークトポ
    ロジー設計装置。
  2. 【請求項2】前記第2の染色体作成手段は、 前記所定数の染色体の中から、前記適応度に応じて2つ
    の染色体を抽出する抽出手段と、 該抽出手段により抽出された各染色体に対して、前記拠
    点を2つのグループに分割する染色体分割手段と、 該染色体分割手段により分割されたグループ内の接続形
    態を一方の染色体から継承すると共に、グループ間の接
    続形態を他方の染色体から継承した次世代の染色体を作
    成する第1の作成手段と、 を含んだ構成である請求項1記載のネットワークトポロ
    ジー設計装置。
  3. 【請求項3】前記第2の染色体作成手段は、 前記所定数の染色体全てに対して、予め設定された所定
    の確率により突然変異を行うか否かを決定する突然変異
    決定手段と、 該突然変異決定手段により突然変異を行うと決定された
    染色体に対して、該染色体を構成する行列の要素の中か
    ら、ランダムに選択した要素を突然変異させて次世代の
    染色体を作成する第2の作成手段と、 を含んだ構成である請求項1又は請求項2に記載のネッ
    トワークトポロジー設計装置。
  4. 【請求項4】前記拠点間を接続する通信回線の使用率制
    限を入力する使用率制限入力手段を備え、 前記回線容量決定手段は、前記通信回線の使用率が前記
    使用率制限入力手段により入力された使用率制限以下と
    なるように、前記拠点間を接続する通信回線の容量を決
    定する構成である請求項1〜請求項3のいずれか1つに
    記載のネットワークトポロジー設計装置。
  5. 【請求項5】前記染色体を構成する行列の要素のうち、
    所定の要素に対する変更を禁止する変更禁止手段を備え
    た構成である請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載
    のネットワークトポロジー設計装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段により出力された染色体に対
    して、局所探索法を適用して該染色体の近傍の染色体を
    繰り返し探索することで、前記適応度がより高い染色体
    を探索する染色体探索手段を備えた構成である請求項1
    〜請求項5のいずれか1つに記載のネットワークトポロ
    ジー設計装置。
  7. 【請求項7】複数の拠点間で所定のトラフィック量が伝
    達されるように、遺伝的アルゴリズムを適用して、該拠
    点間を通信回線で接続したネットワークトポロジーを設
    計するためのネットワークトポロジー設計方法であっ
    て、 前記ネットワークトポロジーを行列で表現した染色体の
    初期世代をランダムに所定数作成する第1の染色体作成
    工程と、前記染色体により表現される各ネットワークトポロジー
    に対して、最短経路問題の解法を適用して、各拠点間の
    通信経路を決定する通信経路決定工程と、 該通信経路決定工程により決定された通信経路及び前記
    所定のトラフィック量に基づいて、前記拠点間を接続す
    る各通信回線の容量を決定する回線容量決定工程と、 該回線容量決定工程により決定された各通信回線の容量
    に基づいて、通信コストに反比例する適応度を算出する
    適応度算出工程と、 該適応度算出工程により算出された適応度に基づいて、
    前記所定数の染色体から次世代の染色体を順次作成する
    第2の染色体作成工程 と、該第2の染色体作成工程により作成された染色体の世代
    が所定世代に達したか否かを判定する世代判定工程と、 該世代判定工程により世代が所定世代に未達成であると
    判定されたときに、前記通信経路決定工程以降の工程を
    繰り返し、世代が所定世代に達したと判定されたとき
    に、前記所定数の染色体の中から適応度が最も高い染色
    体を出力する制御工程と、 を含んで構成されたことを特徴とするネットワークトポ
    ロジー設計方法
  8. 【請求項8】複数の拠点間で所定のトラフィック量が伝
    達されるように、遺伝的アルゴリズムを適用して、該拠
    点間を通信回線で接続したネットワークトポロジーを設
    計するためのネットワークトポロジー設計プログラムを
    記録した記録媒体であって、 前記ネットワークトポロジーを行列で表現した染色体の
    初期世代をランダムに所定数作成する第1の染色体作成
    機能と、 前記染色体により表現される各ネットワークトポロジー
    に対して、最短経路問 題の解法を適用して、各拠点間の
    通信経路を決定する通信経路決定機能と、 該通信経路決定機能により決定された通信経路及び前記
    所定のトラフィック量に基づいて、前記拠点間を接続す
    る各通信回線の容量を決定する回線容量決定機能と、 該回線容量決定機能により決定された各通信回線の容量
    に基づいて、通信コストに反比例する適応度を算出する
    適応度算出機能と、 該適応度算出機能により算出された適応度に基づいて、
    前記所定数の染色体から次世代の染色体を順次作成する
    第2の染色体作成機能と、 該第2の染色体作成機能により作成された染色体の世代
    が所定世代に達したか否かを判定する世代判定機能と、 該世代判定機能により世代が所定世代に未達成であると
    判定されたときに、前記通信経路決定機能以降の機能を
    繰り返し、世代が所定世代に達したと判定されたとき
    に、前記所定数の染色体の中から適応度が最も高い染色
    体を出力する制御機能と、 をコンピュータに実行させるためのネットワークトポロ
    ジー設計プログラムが記録されたコンピュータ読取可能
    な記録媒体。
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