JP3445172B2 - Fuel non-diffusion pavement structure at gas station - Google Patents

Fuel non-diffusion pavement structure at gas station

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JP3445172B2 JP33861998A JP33861998A JP3445172B2 JP 3445172 B2 JP3445172 B2 JP 3445172B2 JP 33861998 A JP33861998 A JP 33861998A JP 33861998 A JP33861998 A JP 33861998A JP 3445172 B2 JP3445172 B2 JP 3445172B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は給油所の燃料不拡散
舗装構造に係り、特にガソリンスタンド等の給油所の燃
料不拡散舗装構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ガソリンスタンド等の給油所の敷
地利用や諸設備の設置に関しては厳しい規制が設けられ
ている。たとえば、給油空地の一般床版はコンクリート
等で舗装し、周囲の地盤面より高くするとともに、所定
の勾配を周囲に向けてつけることが義務づけられてい
る。併せてガソリン、軽油、灯油等の可燃性液体(以
下、総称して燃料と記す。)が漏洩した場合の集油や雨
水の排水のために敷地周囲の勾配下端には側溝が設けら
れている。 【0003】また、1988年の消防法の改正により、
上階を有する建物の1階にも給油所を建設することがで
きるようになった。この場合の条件の一つとして漏洩局
限化設備の設置がある。漏洩局限化設備として、例えば
タンクローリーから地下タンクに燃料を注入する際に過
剰注入して溢流させてしまった場合の燃料の拡散防止対
策のための15m2以上の回収エリアと、漏洩した燃料
を収容する4m3以上の集油槽の設置が規定された。ま
た、地下タンクには過剰注入による溢流を自動的に防止
する装置の設置も義務づけられ、安全の確保が図られて
いる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では規
制緩和を受けて、ドライバーが自分で給油を行うセルフ
サービス形式のガソリンスタンドも開業してきた。この
ため、今後、給油作業に慣れていないドライバーによる
計量機付近での燃料の漏洩事故や過剰注入事故の発生の
可能性が高くなるおそれがある。従来、ガソリンスタン
ドの給油用の計量機には一定量(設定により60〜18
0リットルに可変)の燃料が漏洩した場合に吐出を停止
する漏洩防止装置が備えられている。しかし、これらの
最大吐出量の燃料が給油スペースの舗装面上に流れ出る
と、舗装面につけられた勾配により相当広い面積に燃料
が拡散してしまう。この拡散した燃料が揮発してしまう
前に引火した場合、周辺への被害拡大のおそれがある。 【0005】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、本発明は燃料の漏洩範囲の
局限化および引火のおそれがある時間や、揮発ガスによ
る燃焼の可能性、燃焼時の火炎の高さを最小限に抑える
ようにした給油所の燃料不拡散舗装構造を提供すること
にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明は 給油所に設置された燃料給油設備の給
油手段の吐出口の到達範囲に最小舗設厚が10cmが確保
され、底面が所定勾配をなすように舗設された、セメン
トコンクリート混合物1m 3 当たり300〜400kg
のポルトランドセメント、セメント1重量部に対して
0.005〜0.1重量部のバインダーと0.35〜
0.45重量部の水、及び残部を成す骨材から構成さ
れ、その際、骨材の5mm篩に対する通過重量百分率が
50〜100%、2.5mm篩に対する通過重量百分率
が水/セメント重量比0.35〜0.43の条件下で8
〜25%、水/セメント重量比0.43〜0.45の条
件下で0〜18%であり、1.2mm篩に対する通過重
量百分率が0.0〜6.0%である粒度分布をもつ透水
性コンクリート舗装と、この透水性コンクリート舗装面
前記勾配の低い底面側に配設され、前記透水性コンク
リート舗装内を浸透した漏洩燃料あるいは水を集水、排
水する排水管網と、この排水管網の端末に接続された油
水分離槽を備えたことを特徴とする。 【0007】 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の給油所の燃料不拡
散舗装構造の一実施の形態について、添付図面を参照し
て説明する。図1は、給油所の敷地内に設置された給油
手段としての固定式計量機1と、この計量機1が設置さ
れているアイランドの両側部の一般床版に設けられた燃
料不拡散舗装構造の断面の一部を示した断面図である。
同図に示したアイランド2は例えば、図2に示した平面
図のように、給油空地に車両動線を考慮して設けられて
いる。そして細長形状のアイランド2に沿って給油車両
の停車スペースが設けられ、その部分に燃料不拡散舗装
が舗設されている。この燃料不拡散舗装として、本実施
の形態では透水性コンクリート舗装が用いられている。
この透水性コンクリートは出願人がすでに開発した透水
性舗装のためのコンクリートで、その一実施の形態とし
ての配合として、セメントコンクリート混合物1m3
たり300〜400kgのポルトランドセメント、セメ
ント1重量部に対して0.005〜0.1重量部のバイ
ンダーと0.35〜0.45重量部の水、及び残部を成
す骨材から構成され、その際、骨材の5mm篩に対する
通過重量百分率が50〜100%、2.5mm篩に対す
る通過重量百分率が水/セメント重量比0.35〜0.
43の条件下で8〜25%、水/セメント重量比0.4
3〜0.45の条件下で0〜18%であり、1.2mm
篩に対する通過重量百分率が0.0〜6.0%である粒
度分布をもつような透水性コンクリートからなる。その
舗設範囲は給油のために車両5が停止する範囲で給油ホ
ースの吐出口が届く範囲を包含するように設定されてい
る。 【0009】透水性コンクリート舗装部分の周りには一
般床版3を構成するコンクリート舗装が舗設されてお
り、敷地周囲に向けて所定の勾配がつけられている。ま
た、透水性コンクリート舗装部分の側部及び底部のコン
クリート基盤との境界には本実施の形態では、片勾配1
1がつけられている。そして勾配の低い端末側には砕石
12を周囲に配した有孔排水管13が布設されている。
この有孔排水管13は、燃料不拡散舗装構造内に浸透し
た雨水や給油時に漏洩し、この舗装面にこぼれたガソリ
ン等の燃料を集水し、敷地内の地下に設置されている油
水分離槽まで配管されている。 【0010】なお、透水性コンクリート舗装部の底面の
形状は、舗装内に浸透した水や燃料を集水可能な勾配に
設定されていれば、中央勾配、片勾配等適宜設計できる
ことはいうまでもない。 【0011】図2は、給油所の平面レイアウトの一例を
示した模式平面図である。同図に示したように、平面レ
イアウトの決定に際しては、給油空地4の形状、大きさ
にあわせてアイランド2を所定の車両動線にもとづいて
配置する。そしてアイランド2上に設置された固定式計
量機1の給油ホースの延長可能範囲及び給油時に停車す
る車両5の範囲を考慮して燃料不拡散舗装の平面範囲を
設定する。そして各燃料不拡散舗装部分から排水管13
を網状に配管し、敷地内の一角の地下部に油水分離槽1
4を設置する。また、アイランド2及び給油車両5の停
車位置を包含するような平面を有するキャノピー15を
設けることにより、燃料不拡散舗装としての透水性コン
クリート舗装部分に雨水が浸入するのを最小限に留める
ことができる。 【0012】なお、灯油給油用計量機、地下タンク注入
口近傍に燃料不拡散舗装を同様に設けることが好ましい
ことはいうまでもない。オーバーヘッドポンプを備えた
ノンスペース型計量機の場合、給油車両5の停止位置が
確定されない傾向にある。このため、複数本の給油ホー
スを最大に引き延ばした範囲を包含する広範囲に燃料不
拡散舗装を施工することが好ましい。 【0013】透水性コンクリート舗装の表面仕上げとし
て単粒度骨材を樹脂及びセメントで結合した舗装表層材
を舗設することも好ましい。この場合、この舗装表層材
により舗装面を部分的に着色し、誘導用、安全確保用の
マークキングを行うことも好ましい。 【0014】 【実施例】上述した燃料不拡散舗装構造に採用する透水
性コンクリート舗装の適切な舗設厚を決定するために、
以下の実験を行った。なお、試験体実験において非透水
性コンクリートではその表面に燃料が存在し、その燃料
が直接燃えるため、透水性コンクリート舗装と燃焼性状
が異なる。このため、直接の比較には適さないと判断
し、燃焼実験は透水性コンクリート舗装においての比較
にとどめた。以下に、実験手順と実験結果について示
す。 【0015】(1)透水性コンクリート試験体(30×3
0×舗装厚(cm))を作製する。 舗装厚:8,12,16(cm) 各試験体はすべての側面、底面を厚さ5cmの普通コン
クリートで被覆し、非透水面とした。透水性試験により
空隙量は25%であることを確認した。 (2)試験体に規定量のガソリンを注入する。注入に際し
ては直径10cmのモールドを注入口ガイドとして注入
口面積が一定となるようにした。 注入量:100,300,500,700,1000,
1500(ml) (3)各注入量のガソリンの注入後、約5秒後に注入口に
着火し、試験体内に注入されたガソリンの燃焼開始から
自然消火までの燃焼時間、自然消火直後の注入口の中央
部温度を測定した。 【0016】表−1〜表−3、グラフ1〜グラフ3に測
定結果を示す。注入直径とは、注入直後に舗装面に広が
った燃料の直径をさす。 【0017】 【表1】【0018】各ケースにおける燃焼モードを確認したと
ころ、着火後、燃焼範囲は注入された箇所とほぼ一致
し、舗装面における燃焼範囲の拡大は認められなかっ
た。また、燃焼時間は厚さ8cmのケースを除き、注入
量にかかわらず40〜60秒程度にある。これは底部に
溜まったガソリンが毛細管現象で透水性コンクリート内
の空隙を上昇しないため、燃料の供給が行われないこと
を示している。また、揮発ガスが空隙内を上昇しても空
隙内への酸素の供給が少ないため、燃焼が内部に至らな
いことも判明した。したがって、実験結果と施工性を勘
案した場合、舗装厚10cmが最小舗設厚として見込め
る。一方、最大舗設厚は、透水性コンクリート舗装の経
済性、施工性の観点から20cm程度に設定することが
好ましい。 【0019】 【発明の効果】以上に述べたように、給油所における燃
料等の漏洩による火災の発生を確実に防止することがで
きるという効果を奏する。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a fuel non-diffusion pavement structure for a gas station, and more particularly to a fuel non-diffusion pavement structure for a gas station such as a gas station. [0002] Conventionally, strict regulations have been imposed on the use of premises of gas stations and other gas stations and the installation of various facilities. For example, a general floor slab of a refueling open space is required to be paved with concrete or the like, to be higher than the surrounding ground surface, and to have a predetermined gradient facing the surroundings. At the same time, a gutter is provided at the lower end of the slope around the site to collect oil and drain rainwater when flammable liquids such as gasoline, light oil, kerosene, etc. (hereinafter collectively referred to as fuel) leak. . [0003] Also, with the amendment of the Fire Services Act of 1988,
It is now possible to build a gas station on the first floor of a building with an upper floor. One of the conditions in this case is the installation of a leak localization facility. As a leak localization facility, for example, when injecting fuel from a tank lorry into an underground tank, if there is excess injection and overflow, a recovery area of 15 m 2 or more for preventing fuel diffusion and a leaked fuel The provision of an oil collecting tank of 4 m 3 or more to accommodate is specified. The underground tank must also be equipped with a device that automatically prevents overflow due to excessive injection, ensuring safety. [0004] By the way, recently, following the deregulation, a self-service type gas station in which a driver himself refuels has been opened. For this reason, there is a possibility that a driver who is not accustomed to refueling work may increase the possibility of a fuel leakage accident or an excessive injection accident near the weighing machine. Conventionally, a fixed amount (60 to 18 depending on the setting) is used for a metering machine for refueling at a gas station.
(Variable to 0 liters) is provided with a leakage prevention device that stops discharge when fuel leaks. However, when these maximum discharge amounts of fuel flow out onto the pavement surface of the refueling space, the fuel spreads over a considerably large area due to the gradient applied to the pavement surface. If the spread fuel is ignited before volatilizing, there is a risk of damage to surrounding areas. Accordingly, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problems of the prior art, and the present invention provides a method for limiting the range of fuel leakage and the time when there is a risk of ignition, the possibility of combustion by volatile gas, It is an object of the present invention to provide a fuel-dispersing pavement structure of a gas station which minimizes the height of a flame during combustion. [0006] In order to achieve the above object, the present invention secures a minimum pavement thickness of 10 cm in the reach of a discharge port of a fueling means of a fueling facility installed at a gas station.
The bottom surface is paving to form a predetermined gradient, cement
Doo concrete mixture 1m 3 per 300~400kg
Portland cement, 1 part by weight of cement
0.005 to 0.1 parts by weight of binder and 0.35 to
Consists of 0.45 parts by weight of water and the balance of aggregate
At this time, the passing weight percentage of the aggregate to the 5 mm sieve is
50-100%, passing weight percentage for 2.5mm sieve
Is 8 at a water / cement weight ratio of 0.35 to 0.43.
2525%, water / cement weight ratio of 0.43-0.45
0-18% under the conditions, the passing weight for 1.2 mm sieve
A permeable concrete pavement having a particle size distribution in which the amount percentage is 0.0 to 6.0%, and the permeable concrete pavement is disposed on the lower slope side of the permeable concrete pavement surface and has penetrated the permeable concrete pavement. A drain pipe network for collecting and draining leaked fuel or water and an oil / water separation tank connected to a terminal of the drain pipe network are provided. An embodiment of the fuel non-diffusion pavement structure of a gas station according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 shows a fixed weighing machine 1 as a refueling means installed on the site of a gas station, and a fuel non-diffusion pavement structure provided on a general slab on both sides of an island where the weighing machine 1 is installed. 3 is a cross-sectional view showing a part of the cross section of FIG.
The island 2 shown in the figure is provided in a refueling open space in consideration of the vehicle flow line, for example, as in the plan view shown in FIG. A stop space for a refueling vehicle is provided along the elongated island 2, and a fuel non-diffusion pavement is paved in that space. In this embodiment, permeable concrete pavement is used as the fuel non-diffusion pavement.
This permeable concrete is a concrete for permeable pavement which has already been developed by the applicant. As one embodiment of the composition, 300 to 400 kg of Portland cement per 1 m 3 of cement concrete mixture, 1 part by weight of cement It is composed of 0.005 to 0.1 parts by weight of a binder, 0.35 to 0.45 parts by weight of water, and the balance of aggregate, wherein the passing weight percentage of the aggregate to a 5 mm sieve is 50 to 100. %, The passing weight percentage with respect to a 2.5 mm sieve is a water / cement weight ratio of 0.35 to 0.5%.
8 to 25% under the condition of 43, water / cement weight ratio 0.4
0-18% under conditions of 3-0.45, 1.2 mm
It consists of a permeable concrete having a particle size distribution with a passing weight percentage on the sieve of 0.0 to 6.0%. The paving range is set so as to include a range where the vehicle 5 stops for refueling and a range where the discharge port of the refueling hose reaches. [0009] A concrete pavement constituting the general slab 3 is paved around the permeable concrete pavement portion, and has a predetermined slope toward the periphery of the site. In the present embodiment, the boundary between the side and the bottom of the permeable concrete pavement portion and the concrete base is one-sided.
1 is attached. A perforated drain pipe 13 around which crushed stones 12 are arranged is laid on the terminal side having a low gradient.
The perforated drainage pipe 13 collects fuel such as gasoline spilled on the pavement surface due to rainwater that has penetrated into the fuel non-diffusion pavement structure or leaked during refueling, and an oil-water separator installed underground on the site. It is piped to the tank. It is needless to say that the shape of the bottom surface of the permeable concrete pavement portion can be appropriately designed such as a central gradient, a single gradient, and the like, as long as the gradient allows water or fuel permeated into the pavement to be collected. Absent. FIG. 2 is a schematic plan view showing an example of a plane layout of a gas station. As shown in the figure, when determining the plane layout, the islands 2 are arranged based on a predetermined vehicle flow line in accordance with the shape and size of the refueling open space 4. Then, the plane range of the fuel non-diffusive pavement is set in consideration of the extendable range of the refueling hose of the fixed weighing machine 1 installed on the island 2 and the range of the vehicle 5 stopped at the time of refueling. And drain pipe 13 from each fuel non-diffusion pavement part
Is installed in a net-like shape, and an oil-water separation tank 1
4 is installed. In addition, by providing the canopy 15 having a plane including the stop position of the island 2 and the refueling vehicle 5, it is possible to minimize infiltration of rainwater into the permeable concrete pavement portion as the fuel non-diffusion pavement. it can. Needless to say, it is preferable to similarly provide a fuel non-diffusion pavement near the kerosene refueling meter and the underground tank inlet. In the case of a non-space weighing machine equipped with an overhead pump, the stop position of the refueling vehicle 5 tends to be undefined. For this reason, it is preferable to construct the fuel non-diffusion pavement over a wide area including a range in which a plurality of refueling hoses are maximized. As a surface finish of the permeable concrete pavement, it is also preferable to provide a pavement surface material in which a single-grain aggregate is combined with a resin and cement. In this case, it is also preferable to partially color the pavement surface with the pavement surface layer material and perform marking for guiding and ensuring safety. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS In order to determine an appropriate pavement thickness of a permeable concrete pavement to be employed in the above-described fuel non-diffusion pavement structure,
The following experiment was performed. In the test body test, fuel is present on the surface of non-permeable concrete, and the fuel burns directly, so that the burning property is different from that of the permeable concrete pavement. For this reason, it was judged that it was not suitable for direct comparison, and the combustion experiment was limited to comparison with permeable concrete pavement. The experimental procedure and the experimental results will be described below. (1) Permeable concrete specimen (30 × 3
0 × pave thickness (cm)). Pavement thickness: 8, 12, 16 (cm) All the test pieces were covered on both sides and the bottom face with a 5 cm-thick ordinary concrete to make them impermeable. It was confirmed by a water permeability test that the void amount was 25%. (2) Inject a specified amount of gasoline into the specimen. At the time of injection, a mold having a diameter of 10 cm was used as an injection port guide so that the injection port area was constant. Injection amount: 100, 300, 500, 700, 1000,
1500 (ml) (3) After injection of each injection amount of gasoline, the injection port is ignited about 5 seconds later, the burning time from the start of combustion of the gasoline injected into the test body to spontaneous extinction, the injection port immediately after spontaneous extinction Of the sample was measured. Tables 1 to 3 and graphs 1 to 3 show the measurement results. The injection diameter refers to the diameter of the fuel spread on the pavement immediately after injection. [Table 1] When the combustion mode in each case was confirmed, after ignition, the combustion range almost coincided with the injected location, and no expansion of the combustion range on the pavement surface was observed. The burning time is about 40 to 60 seconds, irrespective of the injection amount, except for the case with a thickness of 8 cm. This indicates that fuel is not supplied because gasoline accumulated at the bottom does not rise in the voids in the permeable concrete due to capillary action. Further, it was also found that even if the volatile gas rises in the gap, the supply of oxygen into the gap is small, so that combustion does not reach the inside. Therefore, in consideration of the experimental results and workability, a pavement thickness of 10 cm can be expected as the minimum pavement thickness. On the other hand, the maximum pavement thickness is preferably set to about 20 cm from the viewpoint of economy and workability of the permeable concrete pavement. As described above, the present invention has the effect of reliably preventing the occurrence of fire due to leakage of fuel or the like at a gas station.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による給油所の燃料不拡散舗装構造の一
実施の形態を示した概略部分断面図。 【図2】本発明の給油所の燃料不拡散舗装構造の平面レ
イアウトの一例を示した概略平面図。 【図3】試験体燃焼実験の結果を示したグラフ(1,
2)。 【図4】試験体燃焼実験の結果を示したグラフ(3)。 【符号の説明】 1 計量機 2 アイランド 10 燃料不拡散舗装構造 13 排水管 14 油水分離層
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic partial sectional view showing one embodiment of a fuel non-diffusion pavement structure of a gas station according to the present invention. FIG. 2 is a schematic plan view showing an example of a planar layout of a fuel non-diffusion pavement structure of a gas station according to the present invention. FIG. 3 is a graph (1, 1) showing the results of a specimen combustion experiment.
2). FIG. 4 is a graph (3) showing the results of a test body combustion experiment. [Description of Signs] 1 Weighing machine 2 Island 10 Fuel non-diffusion pavement structure 13 Drain pipe 14 Oil / water separation layer

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 9/00 B60S 5/02 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on front page (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) E01C 9/00 B60S 5/02

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】給油所に設置された燃料給油設備の給油手
段の吐出口の到達範囲に最小舗設厚が10cmが確保さ
れ、底面が所定勾配をなすように舗設された、セメントコンクリート混合物1m 3 当たり300〜40
0kgのポルトランドセメント、セメント1重量部に対
して0.005〜0.1重量部のバインダーと0.35
〜0.45重量部の水、及び残部を成す骨材から構成さ
れ、その際、骨材の5mm篩に対する通過重量百分率が
50〜100%、2.5mm篩に対する通過重量百分率
が水/セメント重量比0.35〜0.43の条件下で8
〜25%、水/セメント重量比0.43〜0.45の条
件下で0〜18%であり、1.2mm篩に対する通過重
量百分率が0.0〜6.0%である粒度分布をもつ 透水
性コンクリート舗装と、この透水性コンクリート舗装面
前記勾配の低い底面側に配設され、前記透水性コンク
リート舗装内を浸透した漏洩燃料あるいは水を集水、排
水する排水管網と、この排水管網の端末に接続された油
水分離槽を備えたことを特徴とする給油所の燃料不拡散
舗装構造。
(57) [Claims] [Claim 1] The minimum pavement thickness of 10 cm is ensured in the reach of the discharge port of the fueling means of the fueling equipment installed at the fueling station.
300 to 40 per m 3 of cement concrete mixture , which has been laid so that the bottom has a predetermined slope.
0 kg Portland cement, 1 part by weight of cement
0.005 to 0.1 parts by weight of binder and 0.35
0.45 parts by weight of water and the balance of aggregate
At this time, the passing weight percentage of the aggregate to the 5 mm sieve is
50-100%, passing weight percentage for 2.5mm sieve
Is 8 at a water / cement weight ratio of 0.35 to 0.43.
2525%, water / cement weight ratio of 0.43-0.45
0-18% under the conditions, the passing weight for 1.2 mm sieve
A permeable concrete pavement having a particle size distribution in which the amount percentage is 0.0 to 6.0%; and a permeable concrete pavement which is disposed on the lower slope side of the permeable concrete pavement surface and penetrates the permeable concrete pavement. A fuel non-diffusion pavement structure for a gas station, comprising: a drainage pipe network for collecting and draining leaked fuel or water; and an oil / water separation tank connected to a terminal of the drainage pipe network.
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