JP3441473B2 - ボタン電話装置の短絡保護回路 - Google Patents

ボタン電話装置の短絡保護回路

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JP3441473B2 JP24696192A JP24696192A JP3441473B2 JP 3441473 B2 JP3441473 B2 JP 3441473B2 JP 24696192 A JP24696192 A JP 24696192A JP 24696192 A JP24696192 A JP 24696192A JP 3441473 B2 JP3441473 B2 JP 3441473B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボタン電話装置の回線の
短絡障害発生時の保護回路に関する。ボタン電話装置は
複数の局線(単数であっても差し支えない)と複数のボ
タン電話機を自由に接続して通話を行うものであり、さ
らにボタン電話機相互間の通話も可能なように構成され
ている。
【0002】近年のボタン電話装置は機能が豊富になっ
てきており、複雑多岐に渡るサービスを行っている。そ
こで、従来の2線式の電話機に代わって、主装置とボタ
ン電話機の間を4線で接続し、2線を通話線に、2線を
データ線とし、データ線で制御用のデータを送受信する
ことにより、複雑なサービスを可能としている。
【0003】図4はボタン電話装置を説明する図を示
す。主装置100の接続回路111には複数の局線30
0(図中局線300のそれぞれの線をL1、L2と示
す)およびボタン電話機200からの通話線310(図
中通話線310のそれぞれの線をKL1、KL2と示
す)が収容されている。制御回路121は局線300、
データ線320(図中データ線320のそれぞれの線を
KD1、KD2と示す)から送られてくる発呼時のダイ
ヤル信号を識別し、指定の相手との接続を行う。
【0004】また、電源回路130は主装置100の内
部に電源を供給するとともに、データ線320を通して
ボタン電話機200に電源を供給している。
【0005】
【従来の技術】図5は従来例を説明するブロック図を示
す。図中の100はボタン電話装置の主装置であり、2
00はボタン電話機である。図は局線300は1本、ボ
タン電話機200は1台で示しているが、それぞれ複数
であっても動作は同じである。
【0006】主装置100は局線回路110、データ送
受信回路120、電源回路130、短絡障害時の保護用
のサーミスタ140、および通話線310、データ線3
20との接続用のトランスT1、T2を備えている。
【0007】主装置100の電源回路130はサーミス
タ140をとおして主装置100の内部に電源を供給す
るとともに、ボタン電話機200への電源をデータ線3
20を通して供給しており、トランスT2の中点はコン
デンサC1により直流カットされている。
【0008】ボタン電話機200は通話回路210、デ
ータ送受信回路220、電源回路230、および通話線
310、データ線320との接続用のトランスT3、T
4を備えている。
【0009】ボタン電話機200への電源はデータ線3
20を通して供給されており、電源回路230で必要な
電圧に変換されボタン電話機200の内部に供給され
る。また、トランスT3の前にコンデンサC2、トラン
スT4の中点のコンデンサC3により直流カットされて
いる。
【0010】上述の構成により、データ送受信回路12
0のマイクロプロセッサ(図示省略)は発呼時のダイヤ
ル信号を解読して、任意の局線300と任意のボタン電
話機200、あるいは任意のボタン電話機200相互の
接続を行い通話を行う。(内線接続回路は図示省略して
いる。)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例におい
て、主装置100とボタン電話機200は通話線31
0、データ線320を有する4線のケーブルまたは機紐
により配線されている。
【0012】ここで、通話線310とデータ線320の
間で短絡障害が発生したとする。ここでは、KLIとK
D1、KL2とKD2の短絡(図中点線にて示す)で説
明する。
【0013】短絡障害が発生すると、電源回路130の
「+」側−サーミスタ140−トランスT2−データ線
KD1−通話線KL1−トランスT1−通話線KL2−
データ線KD2−トランスT2−電源回路130の
「−」側の経路で電源回路130の「+」側の電圧(例
えば、24V)がトランスT1に印加される。
【0014】サーミスタ140は温度の上昇により、抵
抗が増加する特性のものを使用しており、短絡障害発生
時は電流が増加し、サーミスタ140の自己発熱で抵抗
が増加して、電流を減少させることにより保護動作を行
う。
【0015】ここで、使用されるトランスT1は正常の
場合には直流電流は流れることがないので、音声信号の
みを対象とする低電力用のトランスであり、ある直流抵
抗を有している。したがって、短絡障害が発生した場
合、上述の電流経路にトランスT1の直流抵抗が入るこ
とになり、この直流抵抗により流れる電流が制限されサ
ーミスタ140の動作には至らず、この状態が継続する
とこの電流によりトランスT1が破損してしまう。
【0016】なお、データ320のKD1、KD2の短
絡の場合は、サーミスタ140が動作して高抵抗となり
電流の経路中の部品は保護される。本発明はボタン電話
装置の通話線とデータ線の短絡障害発生時の部品の保護
を確実に行うことができ、且つコストの低い短絡保護回
路を実現しようとする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図は主装置100と複数のボ
タン電話機200(図は代表して1台のみで示してい
る。)よりなるボタン電話装置を示す。
【0018】主装置100中の110は局線300との
インタフェースをとりボタン電話機200との通話を行
う局線回路であり、120はボタン電話機200とのデ
ータの送受信を行うデータ送受信回路であり、130は
電源回路、140は過電流防止用のサーミスタ、T1、
T2はトランス、C1はコンデンサである。
【0019】また、ボタン電話機200中の210は通
話を行う通話回路であり、220は主装置100とのデ
ータの送受信を行うデータ送受信回路であり、230は
データ線320から供給される電源を安定化してボタン
電話機200の回路に供給する電源回路であり、150
は主装置100に設けるサーミスタ140の動作を促進
する動作促進手段であり、短絡障害発生時に動作促進手
段150により、サーミスタ140に瞬間的に大電流を
流して、高抵抗とすることにより電流の経路中の部品の
保護を行う。
【0020】
【作用】通話線310とデータ線320が短絡障害を起
こした場合、電流経路にトランスT1が入るので、その
直流抵抗により、電流がある一定の以上にはならずサー
ミスタ140が動作状態とはならない。
【0021】サーミスタ140は大電流が流れることに
より自己発熱し高抵抗となり、部品の保護を行うもので
あるが、一旦高抵抗の状態になるとその状態を保持する
ものである。
【0022】したがって、トランスT1に並列にサーミ
スタ140の動作を促進するために、一定電流値を超え
るとオンして低抵抗となる回路素子150を設け、短絡
障害発生時は、この回路素子150に瞬間的に大電流を
流してサーミスタ140を動作させ高抵抗とし、その高
抵抗を保持することにより、電流経路中の部品の保護を
行うことができる。
【0023】
【実施例】図2は本発明の実施例を説明するブロック図
である。図は主装置100のみを示している。本発明に
おいてはボタン電話機200側は原理図で説明したと同
じ構成であるので省略している。
【0024】主装置100は局線回路110、データ送
受信回路120、電源回路130、短絡障害発生時の保
護用のサーミスタ140、および通話線310、データ
線320との接続用のトランスT1、T2を備えてい
る。
【0025】また、本実施例は原理図で説明した一定電
流値を超えるとオンして低抵抗となる回路素子150と
して、バリスタ151を使用し、トランスT1に並列に
接続した例である。バリスタ151は通話や信号レベル
には影響を与えない動作電圧をもつものを使用する。
【0026】ここで、KLIとKD1、KL2とKD2
の短絡障害が発生すると、電流が下記の経路で流れる。
電源回路130の「+」側−サーミスタ140−トラン
スT2−データ線KD1−通話線KL1−トランスT1
(バリスタ151が並列接続)−通話線KL2−データ
線KD2−トランスT2−電源回路130の「−」側 したがって、電流はトランスT1とバリスタ151に分
流するが、バリスタ151は「オン」になると低抵抗と
なるので、電流は殆どがバリスタ151を流れることと
なりしかも大電流となる。
【0027】図3は本発明の実施例の保護動作を説明す
る図である。(A)はバリスタ151の電流−抵抗特性
を示し、電流が品種ごとに定まる動作電流、ここでは
の電流Iを超えると低抵抗になる。
【0028】(B)はサーミスタ140の電流−抵抗特
性を示し、電流が品種ごとに定まる動作電流、ここでは
の電流Iを超えると高抵抗になる。通常動作では電流
が流れており、従来例での短絡障害発生時は、データ
線320に通話線310が並列に接続されるので、正常
時より電流は増えとなるが、サーミスタ140の動
作電流には達しない。
【0029】そこで、バリスタ151をトランスT1に
並列に設けることにより、短絡障害発生時の電流が
(A)の電流より大きくなると、バリスタ151は動
作して低抵抗となり大電流が流れ、この大電流が(B)
に示すサーミスタ140の動作電流以上、例えば、
の電流になると、サーミスタ140は短時間で動作して
高抵抗となり、短絡電流をごく僅かに抑えることができ
る。
【0030】この状態は短絡状態がとかれるまで継続さ
れるので、トランスT1には大電流が流れることはなく
保護される。短絡状態がとかれると、サーミスタ140
の高抵抗は平常の低抵抗に戻り、主装置100は正常に
動作する。
【0031】上述の実施例では、一定電流値を超えると
オンして低抵抗となる回路素子150として、バリスタ
151を使用したが、これに限定されるものではなく、
短絡障害発生時にサーミスタを速やかに動作させるもの
であればよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ボタン電話装置の主装
置にサーミスタの動作を促進するために、一定電流値を
超えるとオンして低抵抗となる回路素子を設けることに
より、通話線とデータ線の短絡障害発生時の部品の保護
ができる短絡保護回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の実施例を説明するブロック図
【図3】 本発明の実施例の保護動作を説明する図
【図4】 ボタン電話装置を説明する図
【図5】 従来例を説明するブロック図
【符号の説明】
100 主装置 110 局線回路 111 接続回路 120、220 データ送受信回路 121 制御回路 130、230 電源回路 140 サーミスタ 150 一定電流値を超えるとオンして低抵抗となる回
路素子 151 バリスタ 200 ボタン電話機 210 通話回路 300 局線 310 通話線 320 データ線 T1〜T4 トランス C1〜C3 コンデンサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 - 3/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置と複数のボタン電話機よりなるボ
    タン電話装置の短絡保護回路において、 前記主装置は 局線とのインタフェースをとる局線回路と、 前記局線回路と、前記ボタン電話機に接続する通話線
    を接続する第1のトランスと、前記局線回路に接続され、 前記ボタン電話機とのデータ
    の送受信を行うための第1のデータ送受信回路と、 前記第1のデータ送受信回路と、前記ボタン電話機に接
    続するデータ線を接続する第2のトランスと 前記データ線と直列に設けられた第1のコンデンサに対
    して並列に接続され、 前記主装置電源を供給するとと
    もに、前記データ線をとおして、前記ボタン電話機に電
    源を供給する第1の電源回路と、前記第2のトランス及び前記第1の電源回路に接続さ
    れ、前記第2のトランスに 過電流が流れるのを防止する
    サーミスタを備え、 前記ボタン電話機は、前記 主装置と前記通話線を介して接続される通話回路
    と、 前記通話回路と前記通話線を接続する第3のトランス
    と、前記通話線と前記通話回路との間に接続され、前記通話
    線に直流電流が流れるのを防止する第2の コンデンサ
    と、 前記主装置とのデータの送受信を行う第2のデータ送受
    信回路と 前記データ線から供給される電源を安定化して前記ボタ
    ン電話機供給する第2の電源回路と 前記第3のトランス及び前記第2の電源回路に接続さ
    れ、前記第2の電源回路からの直流電流が前記データ線
    に流れるのを防止する第3のコンデンサとを備え、 さらに、 前記第1のトランスと並列となるよう前記通
    話線と接続され、一定電流値を超えるとオンして低抵抗
    となる回路素子を設け 前記通話線と前記データ線との短絡によって前記第1の
    電源回路から前記サーミスタを経由して前記第1のトラ
    ンスに向けて発生する漏洩電流が前記一定電流値を超え
    たとき前記漏洩電流の殆どが前記回路素子に流れること
    で、前記サーミスタが短時間に動作して大抵抗となるよ
    うに したことを特徴とするボタン電話装置の短絡保護回
    路。
  2. 【請求項2】 前記回路素子としてバリスタを用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載のボタン電話装置の短絡保
    護回路。
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