JP3431167B2 - 使用時のポジションに向かう傾向を有するウイング付きの使い捨て可能な吸収性物品 - Google Patents

使用時のポジションに向かう傾向を有するウイング付きの使い捨て可能な吸収性物品

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JP3431167B2 JP53542397A JP53542397A JP3431167B2 JP 3431167 B2 JP3431167 B2 JP 3431167B2 JP 53542397 A JP53542397 A JP 53542397A JP 53542397 A JP53542397 A JP 53542397A JP 3431167 B2 JP3431167 B2 JP 3431167B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、装着者の肌着のサイドエッジ(側縁部)を
保護する為のウイングと呼ばれるサイドラッピング要素
を長手方向の両側縁部に有する例えば衛生ナプキン、パ
ンティライナー及び失禁パッドなどの吸収性物品に関わ
る。これらサイドラッピング要素はこの吸収性物品に結
合されて、この物品の長手方向の中心線に向かって配置
されている。この配置形態において、サイドラッピング
要素は、その両方のサイドラッピング要素をいっぱいに
横方向に引っ張られることで折り戻され得る。そして装
着者の肌着のクロッチ(股)部分にこの折られていない
状態で当てがわれる。この様なサイド・ウイングの配置
は、続いて肌着の側縁部の周囲へのサポートを行うか、
又はむしろこの働きを自動的に行う。
発明の背景 例えば衛生ナプキン、パンティライナー及び失禁パッ
ドなどの吸収性物品は、通常、肌着のクロッチ部分に装
着されるデバイスである。これらのデバイスは、人体か
ら排出される液体および他の滲出液を吸収すると共にそ
れらを保持し、そして人体及び衣類を汚すことを防ぐよ
うにデザインされている。衛生ナプキンは、女性により
パンティの一部分に装着される吸収性物品の1つのタイ
プであり、これは通常、装着者の両脚間に配置され、こ
こは人体的な変化が続く部位に隣接している処である。
サイドラッピング要素を特に伴なう衛生ナプキンは、印
刷物においては「サイドフラップ」又は「ウイング」と
して参照され、市場において入手使用可能である。
一般的に、衛生ナプキンがサイドフラップを伴なって
供給される場合は、それらサイドフラップは中央の吸収
手段から横方向に延長され、そしてそれらは、装着者の
パンティのクロッチ部分における側縁部の周囲に巻かれ
て折り曲げられるようになっている。サイドフラップは
1つのアタッチメント(取着手段)と共に提供され、装
着者のパンティの下側にそれらフラップを貼り付ける
か、又はその反対のサイドフラップに貼り付けるように
もできる。また、サイドフラップは装着者のパンティの
縁部が滲出液で汚れることから防ぐということに特に効
果的である。
種々のタイプのウイングやサイドフラップを有する衛
生ナプキンは、例えば、米国特許4,687,478号の″Shape
d Sanitary Napkin With Flaps″や、米国特許4,608,04
7号の″Sanitary Napkin Attachment Means″や、米国
特許4,589,876号の″Sanitary Napkin″やその再審査特
許B1 4,589,876号や、米国特許4,285,343号の″Sanitar
y Napkin″等に開示されている。ウイングを有する衛生
ナプキンは通常、汚染に対する良好な保護を提供してく
れる。一般にそれらのサイドフラップは、その吸収性物
品の表面に面する外被に取着されるか、又はその吸収性
物品の主要本体の横の側縁部から集約的に延びている。
従来技術に基づく保護性をもつサイドフラップは、ウ
イングまたはフラップがその吸収性物品の主要本体の側
縁部から延びているとき、自由な状態かその様な傾向に
あらかじめ配置されたポジションにあると推測される。
サイドフラップはまた、配給の為に通常はその吸収性
物品の内側に折り畳まれて成り、そのサイドフラップの
無い状態の物品の元々の幅に適応するように1つのパッ
キングが供給され得る。その物品の下部に「タック」即
ち折って詰め込まれたものは、例えば、PCT/US特許9404
926号、PCT/US特許9404927号およびPCT/US特許9404943
号からその状態を知ることができる。そのほかのタック
されたサイドラッピング要素の実施例は、欧州特許9511
4720.6号に開示されている。
この配給時のポジションからそれらのサイドフラップ
を折り戻すためには、ユーザは両方のサイドフラップを
持って、肌着内にその吸収性物品を配置するために元の
ポジションに折り返し、そしてこれらウイングを(これ
らが予め配置された位置に対して)その肌着のクロッチ
部分の側縁部の周囲に巻いて折り曲げる。
EP−A−337438は、衛生ナプキンの取着手段を開示し
ており、これは、装着者の肌着の側縁部を挟むために差
し込まれた弾力的なヒンジによって取り付けるものであ
る。このシステムは、肌着のクロッチ部分への弾力的な
取付けの要求を許容し、その結果、快適性を損なう1つ
のヒンジ材料を必要として、その装着者にはイガイガま
たはチクチクする感触を引き起こし得るものである。
本発明は、種々の様式のサイドラッピング要素の問題
に鑑みて成されたものであり、汚れからの保護をめざし
たそれらの機能を改善したものであり、これは装着者に
とって便利でしかも、使用時におけるその物品の幅がク
ロッチ部分に対して常に、装着後の肌着の様々な寸法上
の変化及び/又は装着者の癖に順応するものであると共
に、従来のサイドフラップのようなチクチクしない快適
性を維持するものである。
そこで、本発明の主な1つの目的は、サイドフラップ
を使用する時のポジションに向かうように予め設けられ
た位置に配設された、従来のサイドフラップを有する例
えば衛生ナプキン等の吸収性物品を提供することにあ
る。また、本発明のその他の目的は、使用時にその吸収
性物品の幅がクロッチ部分に対して常に、装着後の肌着
の様々な寸法上の変化に係わらずに順応するような衛生
ナプキンを提供することにある。
本発明のこれら及び他の目的は、以下に続く記述を考
慮し添付した図面を参照することにより更に明らかにな
るであろう。
発明の概要 本発明は、肌着のクロッチ部分に装着される使い捨て
可能な吸収性物品に関するものであり、詳しくは例えば
衛生ナプキン、パンティライナー又は大人用の失禁用イ
ンサートなどに関するものである。肌着のクロッチ部分
は、その肌着の脚部の開口部分を形成するサイドエッ
ジ、即ち側縁部を具備している。本発明に基づく吸収性
物品によれば、1つの長手方向の軸と1つの横手方向の
軸とを有し、この吸収性物品は1つのボディ(主要本
体)を具備し、この主要本体は、実質的にその長手方向
の軸と平行な1つの長手方向に延びる縦側縁部を有する
と共に、この主要本体部分の横方向の軸に実質的に平行
な横方向に延びる横側縁部を有している。更にこの主要
本体は、装着者の肌着に通常向かう面に対する1つの外
被を有する。
本発明に基づく吸収性物品はまた、肌着のクロッチ部
分の側縁部の周囲に巻かれたサイドラッピング要素を具
備している。このポジションにおいて、サイドラッピン
グ要素は使用時のポジションである。本発明に基づく吸
収性物品はまた、このサイドラッピング要素がその使用
時のポジションを維持するような1つの傾向を有する。
この傾向は、既に使用時のポジションに在るその主要本
体にそのサイドラッピング要素を結合することによって
達成され得る。
もし仮に、このサイドラッピング要素がその主要本体
から分離したものとして提供されていると、それらサイ
ドラッピング要素はその主要本体に取着されており、好
ましくは、その外被に面する表面と、その使い捨で吸収
性物品の本体部分の長手方向の側縁部に沿って取り付け
られている。
吸収性物品のそのほかの一実施例においては、サイド
ラッピング要素は主要本体部分に集約され、その吸収性
物品の横軸から横方向に延長している。このサイドラッ
ピング要素は次に、1本の折り線に沿って折り曲げられ
て使用時のポジションになり、このような使用時のポジ
ションになる傾向を与えるために、その主要本体部の外
被の表面に取り付けられている。
この実施例において、好ましくは、サイドラッピング
要素が折り線の長さの50%よりも長くなく、またそのア
タッチメントの線の中点は、その折り線の中点の近傍に
在り、好ましくはその折り線の中点から例えば10mm以内
に在ることが望ましい。もし、サイドラッピング要素が
吸収性物品の主要本体部に集約されている場合は、それ
らサイドラッピング要素は、装着者に面する表面を与え
る1つのトップシートの集約された延長部及び/又は、
外被に面する表面を与える1つのバックシートの集約さ
れた延長部であり得る。またこの実施例においては、好
ましくは、サイドラッピング要素は、このサイドラッピ
ング要素及びそのサイドラッピング要素の長手方向の側
縁部の通常の部位に沿ってそのサイドラッピング要素に
取り付けられる。この通常の部位は少なくとも、折り線
と長手方向の軸との間の一部分であり、その結果、この
主要本体部のカーブ(湾曲)に沿った非直線的なものと
なる。アタッチメントの線が連続するこのような場合、
主要本体部の長手方向の側縁部と折り線との間の材料
は、好ましくは、その折り線自体を含み、使い捨て可能
な吸収性物品から与えられたものであることが望まし
い。
本発明によれば、実施例中の如何なる主要本体部分に
対するサイドラッピング要素のアタッチメント(取着部
材)は、その主要本体の外被の表面に当接するサイドラ
ッピング要素において所定の粘着手段か又は接触手段
(コンタクト)の溶接により提供され得る。
図面の簡単な説明 本発明の好適な実施例については、次の添付する図面
を参照することで説明される。すなわち、 図1は、サイドラッピング要素を有する従来の衛生ナ
プキンを示す平面図。
図2は、サイドラッピング要素を有する本発明に基づ
く衛生ナプキンの一実施例を示す平面図。
図3は、本発明の一実施例による図2の横軸Tに沿っ
た断面図。
図4は、図3に例示された本発明に基づく一実施例の
更なる実施例の断面図。
発明の詳細な記述 図1は、従来における使い捨ての衛生ナプキン20の一
実施例を示している。本発明は、衛生ナプキン、パンテ
ィライナーおよび失禁用パッドなどの吸収性物品に関す
るものであり、衛生ナプキンの参照により以下に説明さ
れる。本発明によれば、衛生ナプキンは1つの主要本体
部21と、一組のサイドラッピング要素50とを有し、これ
らサイドラッピング要素は装着者がこの衛生ナプキンを
肌着に当てがう時に、その装着者のパンティのクロッチ
部分の側縁部を包むものである。
衛生ナプキン20は2つの面を有し、その1つは液体浸
透性の表面と、もう1つは好ましくは液体非浸透性の外
被の表面である。この衛生ナプキン20は、図1及び図2
に示され、その装着者に面する表面から見た状態で図示
されている。
また衛生ナプキン20は、長手方向の軸Lと横手方向の
軸Tとの2本の軸を有する。ここで用いた用語「長手方
向」は、衛生ナプキン20の平面における1本の線、軸又
は方向を表わしており、これは通常、この衛生ナプキン
20が装着された際にその装着者が立った状態において左
右に二等分する鉛直面に整列(例えば平行)するもので
ある。またここで用いた用語「横手方向」又は水平方向
は相対的な用語であり、これは通常、この衛生ナプキン
20の平面内に沿って上記の長手方向に垂直な、衛生ナプ
キン20の平面における1本の線、軸又は方向を表わして
いる。
図1には、衛生ナプキン20やその主要本体部21を示し
ている。この主要本体部21は、サイドラッピング要素50
無しの衛生ナプキンの部分を構成している。またこの主
要本体部21は、2つの離間した長手側縁部23を有し、こ
れは、図1又は図2に例示する如く、直線または湾曲さ
れていてもよい。尚、衛生ナプキンやその主要本体部の
詳細記述は、例えば、米国特許4,690,680号に含まれて
いる。
衛生ナプキン20のその主要本体部21は、比較的厚く、
比較的薄く又は極めて薄くすべて含んでおり、如何なる
厚さでもよい。好適に図示された衛生ナプキン20は、好
ましくは比較的薄い衛生ナプキンであり、「極薄(ultr
a−thin)」が望ましい。米国特許4,950,264号および5,
009,653号に記述される如く「極薄」な衛生ナプキン20
は、約3ミリメーター以下の厚さを有する。
図3又は図4は、本発明の衛生ナプキン20の主要本体
部21の個々の要素を示している。図3又は図4で示す方
法は、幾つかの部分が拡大されている故に、概略図とし
て考えられるべきで、この衛生ナプキン20の他の部分は
示されているのみか、又は図中に含まれていない。
その衛生ナプキンの主要本体部21は通常、少なくとも
3つの主要な構成要素から構成されている。即ちこれら
は、1つの液体浸透性のトップシート38、好ましくは液
体非浸透性の1つのバックシート40および、これらトッ
プシート38とバックシート40との間に設けられた1つの
吸収性構造体又はコア42である。また、トップシート38
及びバックシート40などのこれら構成要素は、1つ又は
好ましくはそれ以上が、後述するサイドラッピング要素
50の部分として働く一要素によって代わられることもで
きる。尚、トップシート、バックシート及び吸収体コア
は、公知の技術において知られた種々の形態(「サンド
イッチ」及び「チューブ」と称す製品を含む)に組み立
てられてもよい。
衛生ナプキンの構成配置についての幾つかの好適なも
のは、例えば、米国特許4,321,924号の″Borderd Dispo
sable Absorbent Article″;米国特許4,425,130号の″
Compound Sanitary Napkin″;米国特許4,950,264号
の″Thin Sanitary Napkin″;米国特許5,308,346号
の″Elasticised Sanitary Napkin″;米国特許08/096,
121号の″Absorbent Article Having Panty Covering C
omponents That Naturally Wrap the Sides of Pantie
s″;および、PCT特許アプリケーションNo.US 94/10200
号の″Absorbent Article Having Panty Covering Comp
onents Comprising Extensible Wrap Materials Which
Exhibit Elastic−Like Behavior″;等に開示されてい
る。衛生ナプキンの主要本体部21は勿論、PCT公開公報N
o.WO 93/01785号および93/01786号に記述されているよ
うな1つ又はそれ以上の伸縮性をもつ構成要素から構成
されていてもよい。
通常、主要本体部には次の事項を満たす必要から、3
つの主要な構成要素が必要とされる。
トップシートは柔順でソフトな感触であると共に、装
着者の肌にチクチクしないものである。またこのトップ
シートは弾性を有し得る素材であり、そのトップシート
部分における一方向又は二方向への伸長が許容されたも
のである。更にこのトップシートは、その厚さ方向を容
易に通過する流体(メンスまたは尿)の浸透を防ぐもの
である。1つの適宜なトップシートは、例えば織物及び
不織素材、ポリメリック素材、例えば多孔形成されたサ
ーモプラスチックフィルム、多孔形成されたフィルム、
およびハイドロフォームド・サーモプラスチックフィル
ムおよびサーモプラスチックスクリム(粗織綿布)など
広範囲のものから製造され得る。適宜な織物及び不織素
材は、天然繊維(例えば木または綿繊維)、合成繊維
(例えばポリエステル、ポリプロピレン、又はポリエチ
レン繊維)または、これら天然繊維及び合成繊維の組合
せ、またはバイ/マルチ・コンポーネント繊維から構成
され得る。
本発明に使用される好適なトップシートは通常、ハイ
ロフト・不織布トップシートおよび多孔形成されたトッ
プシートから適宜選択される。多孔形成されたトップシ
ートは特にトップシートに好適であり、この理由は、そ
れらのシートが滲出液を浸透させるが非吸収性であると
共に、その液体が逆方向に透過して戻って装着者の肌を
再び濡らすということの削減傾向を有している。このよ
うに、フィルム形成された表面はその装着者の肌に乾い
た状態で接触し、それによって体表の汚染を減らすと共
に、その装着者に更なる快適な感覚を与えるものであ
る。適当とされる形成フィルムは、例えば、米国特許3,
929,135号;米国特許4,324,246号;米国特許4,342,314
号;米国特許4,463,045号;および米国特許5,006,394号
にそれぞれ記載されている。特に、マイクロ孔(極小
孔)が形成されているフィルムトップシートは、米国特
許4,609,518号;および米国特許4,629,643号に開示され
ている。本発明のトップシートは、オハイオ州のシンシ
ナティにあるP&G社による“DRI−WEAVE"によって形
成され、また、上記特許のうちの1つ又はそれ以上にお
いて記載されている形成フィルムから構成されている。
トップシートは、流体通過路の均一な分布を有してい
るが、流体流路を具備するこのトップシートの一部分
は、勿論本発明によっても熟慮されている。この様のト
ップシートは通常、流体流路を具備しており、それらシ
ートは液体に対してその中央部が浸透性であり側縁部が
非浸透性である。
装着者に面する形成フィルム製のトップシートは、液
体がそのトップシートを通過するように処理が施されて
いる。1つの好適実施例においては、例えば、PCT公報W
O 93/09741に記述されている如く、界面活性剤がその形
成フィルム製トップシートのポリメリック素材の中に混
入されている。そのほかには、トップシートの装着者に
面する表面が、例えば、米国特許4,950,254号の界面活
性剤により表面処理されることで親水性をもつように作
られ、そしてドライな感触を発揮するものもある。
その他のものとしては、ハイブリッド・トップシート
と称する混合繊維でフィルム状構造を成すものがあり、
このようなハイブリッド・トップシートは、例えば、PC
T公報物のWO 93/09744;WO 93/11725又はWO 93/11726に
開示されている。
このトップシートは通常、吸収体構造の全体にわたっ
て広がって設けられ、その外側はその吸収体構造と同一
な広がりをもっている。このトップシートは伸長可能で
あり、好適なサイドフラップの一部または全体を形成
し、サイドラッピング要素または図3に示すようなウイ
ングを形成する。
そのトップシートを参照すると、マルチレイヤ(多
層)構造または単層構造になるように熟慮されている。
上述のハイブリッド・トップシートは、マルチレイヤ設
計のものであるが、例えば主要の及び第二のトップシー
トの設計もまた考慮されている。
その吸収体構造は次のような構成要素を含むことが可
能である。すなわち、(a)任意に、また所望により第
二のオプショナルな流体層と共に設けられる主要な1つ
の流体搬送層;(b)1つの流体蓄積層;(c)任意
に、この蓄積層に横たえられた繊維状(「ダスティン
グ」)層;及び(d)他のオプショナルな構成要素。
a 第1/第2流体配給層 本発明に基づく吸収性物品の1つのオプショナルな構
成要素は、1つの主要な流体搬送層と、1つの第二の流
体搬送層である。主要な流体搬送層は通常、トップシー
トの下に敷置かれ、その中で流体の流通が生じる。この
ような主要な搬送層を通る流体の搬送は、その厚さ方向
において発生するのみならず、その吸収性物品の長さ方
向および幅方向に沿っても生ずる。また、オプショナル
な好適な第二の流体搬送層は通常、その主要な流体搬送
層の下に敷置かれ、その中で流体の流通があるが、この
第二の搬送層の目的は、その主要搬送層からの流体を取
得し、そしてその流体を更に下に設けられた蓄積層に速
やかに搬送することにある。これはすべての実用上のた
めに、下に設けた蓄積層の流体獲得機能を助けてくれ
る。この流体搬送層は、例えば搬送層等のための如何な
る素材で構成されてもよい。特に繊維状の層は幾分湿っ
ているとき、それら繊維間に毛細管を保持でき、搬送層
としては有用である。
b 流体蓄積層 流体の流通におけるポジション、つまり、通常、主要
な又は第二の搬送層を横たえて保有するものは流体物蓄
積層である。この流体物蓄積層は、如何なる種類の吸収
性材料またはそれらの組み合せから構成され得る。好ま
しくは、ジェル(ゲル)状材料から成り、これは「ハイ
ドロジェル」、「超吸収性ハイドロコロイド」材料とし
て参照されるものであり、適宜なキャリヤーと組み合わ
されたものであることが望ましい。
吸収性ジェル状材料は、大量な液体を吸収することが
できると共に、適度な圧力のもとでこのような流体を保
持することができる。この吸収性ジェル状材料は、適宜
なキャリヤー内において、同種か異種に分散、消散され
得る。この適宜なキャリヤーは、単一で使用できるよう
な吸収体として提供される。
ここで用いられる適宜な吸収性ジェル状材料は、最も
一般的には、実質的に水に対し不溶解性で、僅かにクロ
スリンクされ、部分的にニュートライズな、ポリメリッ
ク・ジェル状素材である。この素材は水と結合したハイ
ドロジェル(ゲル)形態を成す。例えばポリマー素材
は、好ましくはポリメライズドが可能で、非飽和で且
つ、よく知られた従来技術の酸剤含有のモノメーターで
ある。
適宜なキャリヤーは従来、例えば、天然繊維、改良さ
れ又は合成された繊維、特に改良されたか又は未改良の
セルロース繊維などから成り、綿毛及び/又はティシュ
ーの形態の吸収性物品に適用されている。適宜なキャリ
ヤーは、吸収性ジェル状素材と共に使用され得るが、そ
れらは単独または組合せで使用できる。最も好ましく
は、ティシューまたは、衛生ナプキン/パンティライナ
ーの内容物内にティシューがラミネート(薄膜層)化さ
れたものが望ましい。
本発明に基づく吸収体構造の一実施例は、ティシュー
をそれ自体で折り曲げることで成る二重層のティシュー
・ラミネートを具備する。これらの各層は互いに結合さ
れている。また、吸収性のジェル状素材または他のオプ
ショナルな素材は、それらの層間に具備され得る。
改良されたセルロース繊維、例えば強化セルロース繊
維もまた使用できる。また、合成繊維を使用できる。合
成繊維も使用できると同様に次のものを含む。すなわ
ち、セルロース・アセテート、ポリビニールのフッ化
物、ポリビニル・ライデン、重合ビニリデンの塩化物、
塩化物(例えばOrlon)、ポリビニル・アセテート、非
溶性ポリビニル・アルコール、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリアミド(例えばナイロン)、ポリエステ
ル、バイ・コンポーネント繊維、トリ・コンポーネント
繊維、及びそれらの混合物、およびそれに類するものな
どである。その繊維表面は、好ましくは親水性であるか
又は、親水性を呈するように処理されている。蓄積層は
また、フィラー(充填)素材、例えば、Parlite,diatom
aceous earth,Vermiculite等を、液体保持性の改善の為
に含んでいてもよい。
このジェル状素材が、キャリヤーの中で不均一に分散
されるとしても、その蓄積層は局部的には均一になる。
即ちその蓄積層の寸法内においては一方向または幾つか
の方向の分布勾配を有する。不均一な分布はまた、吸収
性のジェル状素材を部分的又は全体的に内包するキャリ
ヤーのラミネートにも参照可能である。
c 光学的繊維(「ダスティング」)層 本発明に基づく吸収性物品における内包用のオプショ
ナルな構成要素は、隣接する繊維状層であり、通常は、
下に敷き置かれた蓄積層である。この敷置された繊維状
層は「ダスティング」と称す層として参照され、その理
由は、この吸収性物品の製造期間に、その蓄積層内に吸
収性のジェル状素材を沈殿するためのものである。確か
にこれらの例においては、吸収性のジェル状素材はマク
ロ的構造の形態にあり、例えば、各種の繊維、シート又
はストリップ(帯体)等であるが、この繊維状「ダステ
ィング」層は含められる必要はない。しかし、この「ダ
スティング」層は、幾つかの更なる流体処理能力を提供
し、例えば、パッドの長方向に沿って毛細管現象等によ
る流体の早い搬送等を発揮するものである。
d 吸収性物品の構造のその他のオプショナル構成要素 本発明に基づく吸収体の構造は、通常、吸収性のウエ
ブ(織物)に存在してもよい。例えば、補強されたスク
リム(粗織物綿布)が対応する層に配置され得るか、又
はその吸収性物品の対応する層間に配置されてもよい。
この様な補強されたスクリムは、流体搬送に対して邪魔
になるバリヤーを形成しないような形態にあるべきもの
である。与えられた構造的集約は通常、サーマル溶着又
は溶接の結果生じるもので、この補強されたスクリム
は、通常では熱によって吸収性物品に接着される必要は
ない。
そのほかの構成要素は、本発明に基づく吸収体構造に
含められ得ると共に、好ましくは、そのような構成要素
は互いに肉薄し、または主要な第一又は第二の流体搬送
層間仕切り(パートオフ)として供給されるような芳香
制御エージェントであることが望ましい。アクティブカ
ーボン及び/又は他の芳香制御エージェント、特に適宜
なゼオライト(沸石)及び/又はクレイ(粘土)素材
は、吸収性物品においてオプション的に組み込まれてい
る。これらの構成要素は如何なる形態でも組み込まれ得
るが、但し普通は離散した粒子として含まれる。
バックシートは主に滲出液の吸収を防ぎ、その吸収体
構造中に含まれて成り、その吸収性物品に接触する例え
ば下ばき、ズボン、パジャマおよび肌着が濡れることを
防止するものである。このようなバックシートは、好ま
しくは液体(メンス及び/又は尿)に対し非浸透性であ
り、また好ましくは薄いプラスチックフィルムから構成
されている。そして勿論、この他の液体非浸透性素材も
使用され得る。尚、ここで用いられる用語「フレキシブ
ル」は従順な素材を示し、全体的形状に快適であると共
に、その人体にぴったりと包むものを指す。トップシー
トはまた、一方向又は二方向における延び・伸長を許す
ような弾力性を有するものでも可能である。
バックシートは、織物又は不織布素材や、ポリメリッ
クフィルム、例えば、ポリエチレン又はポリプロピレン
のサーモプラスチックフィルムや、混合素材、例えばフ
ィルムコートされた不織素材などを具備していてもよ
い。好ましくは、このバックシートは、約0.012mm(0.5
mil)〜約0.051mm(2.0mils)程度の厚さをもつポリエ
チレンフィルムが望ましい。
実例としてのポリエチレンフィルムは、オハイオ州の
シンシナティにあるClopay Corp.による製造のP18−040
1および、インデアナ州のテレヒュートのEthyl Corp.Vi
squeen Divisionにより製造のXP−39385が挙げられる。
そのバックシートは、布の如き感触を与えるため、好ま
しくはエンボス加工及び/又はマットフィニッシュ加工
が施される。更にこのバックシートは、その吸収性物品
から湿気が逃げることを許すように、すなわち、滲出液
がそのバックシートを通ることを防ぎつつ呼吸するよう
にしてもよい。勿論、呼吸するようなバックシートは数
枚の層から構成されてもよい。例えば、フィルムに不織
布構造を付加したもの又は多層構造のフィルムが使用可
能であり、好ましくは互いに結合されていることが望ま
しい。
サイドフラップまたはサイドラッピング要素 サイドラッピング要素50は如何なるサイズや形状であ
ってもよい。本発明のサイドラッピング要素50は、前述
した公報や文献における肌着カバーの如何なる特徴や寸
法をもっていてもよい。
また、サイドラッピング要素50は、図3に示される如
く、主要本体部21に集約されてもよい。そのほかにもこ
のサイドラッピング要素50は、この主要本体部21と任意
な形態にジョイントされてもよい。
ここで用いた用語「ジョイント」は、1つの構成要素
が、貼り付け等により他の構成要素に直接的にしっかり
と結合した配置構造、または他の構成要素に向かう中間
部材を介して貼り付け等により間接的にしっかりと結合
した配置構造、および、他の構成要素と集約的に構成さ
れて成る配置構造、即ち1つの構成要素が他の構成要素
の部分に必須なものであることを表わす用語である。
また、サイドラッピング要素50は、その衛生ナプキン
の主要本体部21の構造において使用される如何なる素材
からも作られ得る。図3に示された実施例におけるこの
サイドラッピング要素50は、例えばトップシート及びバ
ックシート素材などの2つの素材のラミネートを具備し
ている。分離して取り付けられたサイドラッピング要素
は、それと同様な形態で作られ得るか又はそれと異なる
ラミネートで作られ、例えば、伸長可能なスパンボンデ
ッド不織布、又はソフトな伸長可能なフィルム等のソフ
トな伸長可能なカバーストック素材や、三次元形成フィ
ルム等の中間層、およびポリエチレンフィルム素材等の
バッキング(裏打ち材)などである。また、トップシー
ト、バックシート及びオプションの中間層に提供するた
めサイドラッピング要素に適する素材は、これらの素材
を含むことが有用である。この脈路において適宜な不織
布は、例えば、米国,VAのPolybond,Incorporated of Wa
ynesboro,のSpunbond PEとして知られた製品や、独国の
Corovin GMBHのCOROLIND PEとして知られた製品を含む
ものである。
中間層として又はトップシート素材は、DRI−WEAVEで
知られる三次元バリエーションで形成されるフィルムで
あり、これも使用可能である。このDRI−WEAVEは、衛生
ナプキンのトップシートとして用いられ、米国特許4,34
2,314号および4,463,045号のもとで、オハイオ州のシン
シナティにあるプロクター&ギャンブル社によって製造
されているものである。サイドラッピング要素に用いら
れる三次元フィルムは、このDRI−WEAVEの場合、孔開け
加工または、全体にわたって孔開け加工されないことも
可能である。また、集約的なサイドラッピング要素のた
めに、このDRI−WEAVE製のトップシート素材は、開口さ
れた孔が、このサイドラッピング要素の装着者に面する
表面を形成するこのフィルム素材の長手方向の側縁にお
いて、極く近くに肉薄するように形成される。
ポリエチレン製のバックシート材は、前述した例えば
1つのフィルムでも可能である。このポリエチレン製フ
ィルムは、不織布と共に包まれてサイドラッピング要素
のラミネートを形成されることが可能であると共に/又
は、例えば粘着材のスパイラルアプリケーションによっ
て、又はスロットコーティングなどの任意の適当な方法
によってフィルム成形されるか、或いはそれは、溶接ま
たは押出しによって互いに成形される。
混合されたコンポジットラミネートは、その厚さが0.
13〜1.5mmであり、破損すること無しに約25〜80%延び
ることのできるものである。特殊なラミネートは、例え
ば、1つのソフトなボディコーティングサーフェスや、
仮に必要な場合の良好なる伸長性や、折曲げ及びもみ込
みに対する抗力や、液体バリヤー効果などを提供するた
めに選択される。
サイドラッピング要素50は、図3に示された如く、主
要本体部21のトップシート38およびバックシート40の全
体の延長であってもよい。他の実施例においては、集約
的に形成される代わりに、サイドラッピング要素50は単
一で構成されるか、又はそれ以上に分離されて成る処
の、主要本体部21に取着される構成要素から構成され得
る。これらは好ましくは、この主要本体部21の肌着に面
する側に取着されるが、勿論、物品20の主要本体部21の
長手方向の側縁部23に沿って取着されてもよい。
本発明によれば、サイドラッピング要素50は使用時の
ポジションと思われる位置に向く傾向に配置されてい
る。この使用時のポジションは、図3又は図4中の破線
で示す断面透視図において示されたものと類似する位置
であり、肌着のクロッチ部分が、サイドラッピング要素
50とそのバックシート40の外被表面との間に包まれる。
この傾向を達成するために、弾力のあるヒンジを採用
することは好ましくない。実際、更なる弾力性ヒンジの
使用して、その肌着のクロッチ部分の側縁部にナプキン
を挟む為に加えることは、本発明に基づき好ましくない
事であり、その理由は、内側に当たる装着者の敏感な皮
膚の各部位において、その弾力性素材がイガイガするか
チクチクする故である。
もし、サイドラッピング要素50が、衛生ナプキンの主
要本体部21に集約的に一体化される場合、それらサイド
ラッピング要素50は、主要本体部21のバックシート40及
びトップシート38の上部を指し示すように集約的に延び
ることで形成され得る。このようなデザインは図3にお
ける斜線部に示されている。
サイドラッピング要素50は次に、折り線25に沿って折
り曲げられ、これらサイドラッピング要素が、主要本体
部の肌着に面する表面の側縁において、その主要本体部
から独立するように形成される。ただし、その折り線25
は直線である必要はないが、通常は、幾何学的および材
料的な理由と共に、製造上の単純化から一本の直線を成
すものである。
この折り線25は、衛生ナプキン20の主要本体部21の長
手方向の側縁部23に同一なものであってもよいし、また
同一である必要もない。本発明に基づく使い捨て可能な
吸収性物品の主要本体部21は、非直線的な側縁部を有し
てもよく、また好ましくはそれを有することが望まし
い。この主要本体部は、その吸収性物品の周縁のアウト
ラインに沿って続くことを必須とし、そしてこの結果、
例えばドッグボーン(骨型)、くびれ、或いは卵型の如
き形状となり、その主要本体の前部と後部において異な
る寸法を有し、またその横軸に対しては非対称である。
このような主要本体部21の形状は、図1に示された従
来技術の実施例に存在する。この従来技術の実施例は、
集約されたサイドラッピング要素を有し、これらはその
主要本体部の構成要素の単なる延長部分である。サイド
ラッピング要素は、これらが図1に示すような平坦で、
延び広げられたポジションにあらかじめ位置されるよう
にジョイントされている。このポジションは、図2、図
3又は図4に示された本発明に基づく実施例の先駆的提
案として考慮され得るものである。
このように形成された主要本体部21および直線的な折
り線25の場合、それらはそのサイドラッピング要素の一
部でありそれ自体に折り畳まれるが、その主要本体部21
の周縁部の外側にあり続ける。この様な状況は、図3に
示す断面図にも見られるものである。この素材は余分な
素材として考慮されるが、取り除かれる必要はない。し
かしながら本発明の好適実施例によれば、この素材は折
り線25とこの主要本体部21の長手方向の側縁部23との間
に設けられ、図4に見られる如く、吸収性物品20から少
なくとも部分的に断絶されるものである。
サイドラッピング要素50をその使用時のポジションに
向ける傾向にそこにあらかじめ供給するために、それ
は、主要本体部の肌着に面する表面に対する1つのアタ
ッチメント27を伴なって供給される。このアタッチメン
ト27は、従来技術の如何なる手段によって提供されても
よく、例えば、カールごてによる粘着手段や、ハンダま
たは溶接・溶着によっても提供され得る。好ましくは、
このアタッチメント27は、主要本体部の長手方向の側縁
部23に沿って延長していることが望ましい。しかし、勿
論このアタッチメント27は、その長手方向の軸から更に
近くあるか、又は更に遠く設けられてもよい。
またこのアタッチメント27は連続される必要はある
が、不連続な形態、例えばドット、ダッシュまたはポイ
ントの如き形態でも使用され得る。この場合、当業者に
とって明らかなように、肌着のクロッチ部分の側縁部が
汚れるのを防ぐためには、それらのサイドラッピング要
素をもとの形態に維持するためその主要本体部とそれら
サイドラッピング要素との間の結合を維持する必要があ
る。
これは、集約されたサイドラッピング要素のために折
り線25を維持することで達成され得る。この様な一実施
例のためには、好適には、アタッチメント27の長さがこ
の折り線25の長さの50%を超過しないことが望ましい。
また更に好ましくは、アタッチメント27の線は実質的に
その折り線の中間点付近の中央に設けられ、最も好まし
くは、アタッチメント27の線はその折り線の中間点の10
mm以内の1つの中間点を有するものである。
このような実施例は、それらの主要本体部に沿った長
手方向の直線的な側縁部を有する吸収性物品にとっては
特に有用である。これらサイドラッピング要素は次に、
これらが使用される時のポジションに向かう傾向にあら
かじめ設けられ、それは理論上の線であり、またそれ
は、そのサイドラッピング要素が主要本体部に結合され
た処における横方向で最も内側の位置に取り付けられる
ことで形成され、またこの理論上の線は、肌着のクロッ
チ部分の側縁部の一般的な湾曲形状に最も近似する形状
に、またそのアタッチメントの直線よりも内側に湾曲し
た形状に形成されている。
本発明に基づくその他の実施例においては、サイドラ
ッピング要素50は、その主要本体部21からの分離された
ピース(片部材)として提供され得る。これは、そのサ
イドラッピング要素のために異なる素材を採用されるこ
とを許容する利点を有し、そしてこれは、主要本体部を
形成する素材に使用されるものである。主要本体部に対
してその分離されたサイドラッピング要素を結合する線
は、好ましくは、アタッチメントの線を指し示し、それ
らの使用時のポジションに向かう傾向にあらかじめ設け
られたサイドラッピング要素を提供してくれることが望
ましい。このような一実施例は、本発明に基づく断面図
に例示され、その折り線を含む余分な素材の集約された
サイドラッピング要素は、図4に示された如く、その物
品から断絶されている。
もし仮に、その主要本体部の周縁部から内側にそのサ
イドラッピング要素(50)のアタッチメント27の線が与
えられると、そのフリーな外側に面したトップシート、
バックシート及びサイドラッピング要素を形成する素材
の縁部は、特にソフトでチクチクしない長手方向の側縁
部をその使い捨て吸収性物品に提供し、この結果、極め
て好ましいものとなる。このような柔軟性を達成するた
めには、そのフリーな外側に面した縁部は、少なくとも
約3mm幅で、その主要本体部の長手方向側の30%に沿っ
てあるべきである。
一般的にそのサイドラッピング要素50は、アタッチメ
ント手段(不図示)を具備し、これは従来の如何なるタ
イプのアタッチメント手段であってもよい。これは、ホ
ックと呼ばれる機械的なファスナーの雄の部分としての
アタッチメントを含み、これは、均一な雌のループ部分
としてその肌着の繊維状表面の中に結合するものであ
る。更に一般的には、そのアタッチメント手段は従来良
く知られた圧力感応型の粘着物であり、肌着上に配置さ
れるとこの肌着の表面に取り外し可能に粘着するもので
ある。適宜な粘着部材は、イタリアのMilanのSavare I.
C.社のSavare LA203及びLA303や、独国のPirmasensのKo
emmerlingのCoramelt 867や、独国のLueneburgのH.B.Fu
ller CoのFuller H−2238ZPなどがある。また、適宜な
粘着ファスナーは、米国特許4,917,697号にも記載され
ている。
従来使用されているアタッチメント手段は、それらを
リリース表面に結合させることで保護している。このリ
リース表面は、アタッチメント手段の選択に基づき選ば
れなければならない。粘着性を有するアタッチメント手
段は、シリコンコートされたリリース紙帯であり、或い
は、好ましくはその表面に施したリリースコンパウンド
のコーティングであり、それは、採用され得る装着者に
提供された物品中の状態のアタッチメント手段と接触す
るものである。
その他の実施例 本発明は、そのほかにも多数の実施例が可能である。
例えば、サイドラッピング要素は、好ましくは互いに鏡
のようなイメージにあり、長手方向の軸に対して対称を
成す。しかしながら、ここで記述されたこれらサイドラ
ッピング要素の形状や配置される位置は単なる1つの好
適実施例であり、そのほかの実施例も勿論実施可能であ
る。例えば、サイドラッピング要素50は、主要本体部の
長手方向の両側縁から対称に延長されている如くに図示
されているが、一方側のサイドラッピング要素が、他方
のサイドラッピング要素よりも遠くに延長されていても
よい。さらにサイドラッピング要素50は、その長手方向
の中央線に沿ってその主要本体の1つの横方向の終端側
部の方向に更にオフセットされていてもよい。
用語「パンティライナー」とは一般的に、月経期間に
女性によって装着される衛生ナプキンよりも厚くない吸
収性物品に対応するもので、パンティライナーの形態に
形成されたものはこの発明から得られるものであり、″
Pantiliner″という名称の米国特許4,738,676号に開示
されている。
用語「失禁用物品」とは、パッドに対応するパッド、
肌着(同じタイプのサスペンション、例えばベルト又は
それに類するものよって位置的に保持されたパッド)、
吸収性物品の為に挿入するものあり、その吸収性物品の
為のキャパシティーブースター、ベットパッド、および
それらに類するものに対応し、大人、子供あるいは幼児
の何れに装着されるかには係わらない物品である。適宜
な失禁用物品はここで開示されたサイドラッピング要素
を伴ない、米国特許5,300,054号および米国特許5,304,1
61号に記載されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−345001(JP,A) 特開 平2−13455(JP,A) 特開 平7−163620(JP,A) 特開 平6−125938(JP,A) 特開 昭63−186645(JP,A) 実開 平4−58232(JP,U) 特表 平6−502094(JP,A) 米国特許4608047(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/15 - 13/84

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】肌着の股部分に装着する為の使い捨て可能
    な吸収性物品(20)において、 前記股部分は、前記肌着の脚部開口部からの側縁部を具
    備し、 前記物品(20)は、1つの長手方向の軸(L)と1つの
    横手方向の軸(T)とを有し、 前記物品は1つの主要本体部(21)を具備して成り、 実質的にその長手方向の軸(L)と平行な1つの長手方
    向に延びる縦側縁部(23)と共に、この主要本体部の横
    手方向の軸(T)に実質的に平行な横に延びた横側縁部
    (22)を有して成り、 前記主要本体部(21)は更に、当該装着者に向かう1つ
    の面と1つの外被とを有し、 前記物品(20)は、サイドラッピング要素(50)を使用
    する時のポジションに向かう傾向を有し、前記サイドラ
    ッピング要素(50)が前記股部分の両側縁部をラップ
    (被覆)して成り、 前記物品(20)は、前記サイドラッピング要素(50)が
    前記使用時のポジションに在ると想定する位置(プレデ
    ィスポジション)を有し、 前記プレディスポジションは、該主要本体部の前記1つ
    の面に対面する該外被に対する前記サイドラッピング要
    素(50)部分の1つのアタッチメント(27:長手方向の
    線(前記取付手段))で、その長手方向に延びる側縁部
    (23)に沿って与えられていることを特徴とする使い捨
    て可能な吸収性物品(20)。
  2. 【請求項2】前記アタッチメント(27)は、既に使用時
    のポジションに在る該主要本体部に前記サイドラッピン
    グ要素を結合することによって提供されたものであるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の使い捨て可能な吸収
    性物品(20)。
  3. 【請求項3】前記サイドラッピング要素(50)は、前記
    主要本体部(21)から分離されて供給され、前記主要本
    体部(21)に取り付けられることを特徴とする、請求項
    1又は請求項2に記載の使い捨て可能な吸収性物品(2
    0)。
  4. 【請求項4】前記サイドラッピング要素(50)は前記主
    要本体部(21)に集約されて成り、 前記サイドラッピング要素(50)は、1つの折り線(2
    5)に沿って折り曲げられて前記の使用時のポジション
    になり、次に前記主要本体部(21)の前記外被の面する
    表面に取り付けられて、前記サイドラッピング要素(5
    0)の前記傾向を提供することを特徴とする、請求項1
    又は請求項2に記載の使い捨て可能な吸収性物品(2
    0)。
  5. 【請求項5】前記サイドラッピング要素(50)は、前記
    折り線(25)の長さの50%以下の長さの前記長手方向の
    線(27)に沿って前記外被の面する表面に取り付けられ
    ていることを特徴とする、請求項4に記載の使い捨て可
    能な吸収性物品(20)。
  6. 【請求項6】前記長手方向の線(27)は、前記折り線
    (25)の中間点から10mm以下の処に1つの中間点を有す
    ることを特徴とする、請求項5に記載の使い捨て可能な
    吸収性物品(20)。
  7. 【請求項7】前記主要本体部(21)は、前記装着者に面
    する表面を与える1つのトップシート(38)と、外被の
    面する表面を与える1つのバックシート(40)と、を具
    備し、 前記サイドラッピング要素(50)は、前記トップシート
    (38)およびバックシート(40)の集約された延長部を
    与え、 前記サイドラッピング要素(50)は、1つの折り線(2
    5)に沿って前記使用時のポジションに折り畳まれて成
    り、 前記サイドラッピング要素(50)は、前記サイドラッピ
    ング要素(21)及び前記サイドラッピング要素(50)の
    前記長手方向の側縁部(23)の共通部位に沿って前記サ
    イドラッピング要素(50)に取り付けられ、 前記共通部位は、少なくとも前記折り線(25)と前記長
    手方向の軸(L)との間の一部分であることを特徴とす
    る、請求項4に記載の使い捨て可能な吸収性物品(2
    0)。
  8. 【請求項8】前記主要本体部(21)の前記長手方向の側
    縁部(23)と、前記折り線(25)との間の材料は、前記
    折り線(25)自体を含み、前記使い捨て可能な吸収性物
    品(20)から分割されたものであることを特徴とする、
    請求項7に記載の使い捨て可能な吸収性物品(20)。
  9. 【請求項9】前記アタッチメント(27)は、1つの粘着
    手段または接合材の溶接又は溶着によって与えられるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の使い捨て可使い捨て
    可能な吸収性物品(20)。
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