JP3425554B2

JP3425554B2 - Spacer for reinforcement

Info

Publication number: JP3425554B2
Application number: JP2000202506A
Authority: JP
Inventors: 敦司中井; 建二松浦
Original assignee: Sumitomo Forestry Co Ltd
Current assignee: Sumitomo Forestry Co Ltd
Priority date: 2000-07-04
Filing date: 2000-07-04
Publication date: 2003-07-14
Anticipated expiration: 2020-07-04
Also published as: JP2002021254A

Description

【発明の詳細な説明】【０００１】【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋と共にコンク
リートに埋設固定され、該鉄筋を該コンクリート内の所
定の高さ位置に固定する配筋用スペーサーに関する。【０００２】【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】基礎ベ
ース鉄筋やスラブ鉄筋を、所定の高さ位置に支持する配
筋用スペーサーとして、モルタル製のサイコロ状のブロ
ックや金属棒を折曲して台状に形成したものが知られて
いる。しかし、かかる配筋用スペーサーは、鉄筋の下側
に置くだけのものであり、施工時に鉄筋とスペーサーと
の間にズレが生じて、必要なコンクリートの被り厚を確
保できない恐れがある。【０００３】また、特開平９−２２１８７８号公報に
は、樹脂成形体からなる配筋用スペーサーで、スペーサ
ー内に鉄筋を拘束し得るものが提案されている。しか
し、この配筋用スペーサーは、樹脂製であるため、鉄筋
が離脱する恐れがあり、また、製造にコストがかかる。【０００４】また、従来の配筋用スペーサーを用いた場
合には、打設したコンクリートの厚みが設計通りの厚み
であるかを、棒体をコンクリートに差し込む等により確
認する必要があり、設計通りの厚みを得るために、手間
と時間を要していた。【０００５】従って、本発明の第１の目的は、鉄筋を離
脱を確実に防止でき、しかも構造が簡単で安価に製造す
ることのできる配筋用スペーサーを提供することにあ
る。また、本発明の第２の目的は、コンクリートを打設
する際におけるコンクリート厚の確認やコンクリート厚
の調整等の負担を軽減することができ、基礎工事の工期
短縮を図ることのできる配筋用スペーサーを提供するこ
とにある。【０００６】【課題を解決するための手段】本発明は、鉄筋を支持し
た状態において該鉄筋と共にコンクリートに埋設固定さ
れ、該鉄筋を該コンクリート内の所定の高さ位置に固定
する配筋用スペーサーにおいて、前記鉄筋が載置される
鉄筋支持部の上方に、該鉄筋の離脱を阻止する離脱防止
用の突起が設けられており、該突起は、その両面が上下
方向を向くように略水平に形成されており、該突起は、
前記鉄筋を前記鉄筋支持部に載置する際に、該鉄筋に押
圧されて弾性変形し、該鉄筋の載置後には、元の位置に
復帰するようになっており、前記突起は、先端縁同士が
所定の間隔を開けて相対向するように一対設けられてお
り、両突起の先端縁同士間の幅が、両突起の一側縁側か
ら他側縁側に向かうに従って拡大しており、前記配筋用
スペーサーは、金属製のスペーサー本体と、打設される
コンクリートの厚みを検知するための樹脂製の突起とを
具備してなり、該樹脂製の突起は、該スペーサー本体の
上端よりも上方に突出しており、前記スペーサー本体
は、底板部と、該底板部から立ち上がり、上部に一対の
突出柱部を有する立面部とを備えており、前記鉄筋支持
部は、両突出柱部間に凹状に形成されており、前記離脱
防止用の突起は、両突出柱部それぞれの上端部に形成さ
れている配筋用スペーサーを提供することにより、上記
第１及び第２の目的を達成したものである。【０００７】【０００８】【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
形態に基づいて説明する。本発明の一実施形態である配
筋用スペーサー１は、図３に示すように、コンクリート
を打設する面（以下、載置面Ｓという）上に載置され、
基礎ベース鉄筋やスラブ鉄筋等の鉄筋３を支持した状態
において、該鉄筋３と共に該載置面Ｓ上に打設されるコ
ンクリート６に埋設されて固定され、該鉄筋３を該コン
クリート６内の所定の高さ位置に固定するものである。【０００９】本発明における鉄筋は、水平に配される鉄
筋であれば特に制限されず、例えば、基礎ベース鉄筋、
主筋、スラブ下端筋、上端筋等を挙げることができる。
また、コンクリート内の所定の高さ位置とは、当該鉄筋
に対して必要なコンクリートの被り厚が確保されるよう
に予め設定された載置面Ｓ上の所定の高さ位置等であ
る。【００１０】本実施形態の配筋用スペーサー１につい
て、より詳細に説明する。配筋用スペーサー１は、一枚
の金属板を折曲して形成したスペーサー本体１０と、該
スペーサー本体１０に固定された樹脂製の棒状体４０と
からなり、スペーサー本体１０は、載置面Ｓに載置され
る底板部１１と、該底板部１１に対して略垂直をなすよ
うに、該底板部１１から立ち上がる立面部２１とからな
る。【００１１】底板部１１は、立面部２１との連設部１
４，１４よりも前方（図１中の矢印Ａの方向）に位置す
る舌片状で幅狭の前方部１２と、該連設部１４，１４よ
りも後方に位置する略矩形状で幅広の後方部１３とから
なる。底板部１１には、前方部１２と後方部１３とに跨
るように、補強用のリブ１５がプレス加工にて形成され
ている。【００１２】立面部２１は、略矩形状をなしており、そ
の中央部には略矩形状の貫通孔２７が形成されている。
立面部２１の上部には、一対の突出柱部２２，２２が相
対向するように形成されており、鉄筋３を受けて該鉄筋
３を支持する鉄筋支持部２３が、両突出柱部２２，２２
間の中央部に凹状に形成されている。本実施形態におけ
る鉄筋支持部２３は、曲率半径Ｒが６．３５ｃｍの円弧
形状になされている。【００１３】両突出柱部２２それぞれは、立面部２１の
上部における幅方向両側に、上方に向けて延出した突出
部として形成されており、両突出柱部２２と鉄筋支持部
２３とは離隔されている。両突出柱部２２と鉄筋支持部
２３との間には、傾斜縁部２４が形成されている。【００１４】そして、鉄筋支持部２３の上方には、鉄筋
３の鉄筋支持部２３からの離脱を阻止する板状の突起２
５，２５が設けられている。「鉄筋支持部２３の上方」
とは、鉄筋支持部２３に載置された状態の鉄筋３又は鉄
筋支持部２３から浮かび上がった鉄筋３に、突起２５，
２５が当接し得るような位置であれば良く、鉄筋支持部
２３の真上のみならず、斜め上方等を含む意味である。【００１５】脱離防止用の突起２５，２５は、それぞれ
板状をなしており、それぞれ両面が上下方向を向くよう
に略水平に形成されている。即ち、片面が上方を向き、
他の片面が下方を向くように形成されている。各突起２
５は、それぞれ突出柱部２２の上端部に形成されてい
る。【００１６】脱離防止用の突起２５，２５は、先端縁２
６，２６同士が所定の間隔を開けて相対向するように一
対設けられている。詳細には、両突起２５，２５は、立
面部２１の幅方向の左右両側から立面部２１の中央部に
向けて突出する突片として形成されている。各突起２５
は、図２（ｂ）に示すように、突出方向の先端に位置す
る先端縁２６と、該先端縁２６の両側に位置する一対の
側縁２８，２９とを有しており、両突起２５，２５の先
端縁２６，２６同士間の幅は、両突起２５，２５それぞ
れの一側縁２８側から他側縁２９側に向かうに従って漸
次拡大している。【００１７】前記棒状体４０は、スペーサー本体１０に
固定された固定部分と、スペーサー本体１０の上端より
も上方に突出する突出部分とを有し、該突出部分が、打
設されるコンクリートの厚みを検知するための突起４と
なっている。【００１８】本実施形態の配筋用スペーサー１の使用方
法の一例について図３を参照して説明する。図３に示す
例は、割栗石ないし砂利を敷設し、更に防湿シート５を
敷設してなる載置面Ｓ上に、鉄筋コンクリートからなる
土間基礎スラブを形成した例である。先ず、配筋用スペ
ーサー１を載置面Ｓ上の所定の位置に配置し、鉄筋３
を、配筋用スペーサー１における突起２５，２５同士間
の隙間に押し込み、鉄筋支持部２３上に載置する。配筋
用スペーサー１を用いて鉄筋３を所定高さに配設した
後、配筋用スペーサー１を配置した載置面Ｓ上にコンク
リートを打設し、配筋用スペーサー１を、鉄筋３と共に
コンクリートに埋没させて、鉄筋コンクリートスラブを
形成する。通常、載置面Ｓには、複数の配筋用スペーサ
ー１が配置され、これらの上に鉄筋３が掛け渡されるよ
うに配設されるが、これらの配筋用スペーサー１及び鉄
筋３の配置の態様等には特に制限はなく、従来の配筋用
スペーサーの場合と同様の配置とすることができる。【００１９】本実施形態における配筋用スペーサー１に
よれば、脱離防止用の突起２５，２５が、それぞれ両面
が上下方向を向くように略水平に形成されているため、
両突起２５，２５間に、鉄筋３を押し込む際、両突起２
５，２５は、それぞれ上方から押圧されて容易に弾性変
形し、突起２５，２５間の隙間を鉄筋３がスムーズに通
過する。また、鉄筋３の載置後、より詳細には、鉄筋３
が突起２５，２５同士間の隙間を通過した後には、両突
起２５，２５が復元弾性力により、ほぼ元の位置に復帰
し、鉄筋３の離脱を強力に阻止する。即ち、コンクリー
トの打設前又は打設中等に、鉄筋支持部２３に載置され
た鉄筋３に対して該鉄筋３を浮き上がらせようとする力
が加えられた場合であっても、浮上した鉄筋３に、離脱
防止用の突起２５，２５が係合し、該鉄筋３の脱離が防
止される。このため、鉄筋３の下方に所定の被り厚が確
保できない等の不都合を防止できる。【００２０】また、本実施形態の配筋用スペーサー１に
おいては、離脱防止用の突起２５，２５の先端縁２６，
２６同士間の幅が、両突起２６，２６の一側縁２８側か
ら他側縁２９側に向かうに従って漸次拡大しているた
め、鉄筋３が、突起２５，２５間を一層スムーズに通過
し、鉄筋支持部２３への鉄筋３の載置が一層容易であ
る。【００２１】更に、離脱が生じないように安定に載置さ
せ得る鉄筋３の範囲が拡大するため、径の異なる複数種
類の鉄筋３１，３２に使用可能である。即ち、径が異な
る複数の鉄筋を配筋する場合であっても、従来のよう
に、径が異なる鉄筋毎に異なる配筋用スペーサーを用意
する必要がなくなり、一つ又は少数の配筋用スペーサー
により対処可能である。これにより、配設作業の簡略
化、工期短縮、使用部品の統一化等を図ることができ
る。【００２２】斯かる効果を得る観点から、配筋用スペー
サー１の両突起２５，２５の先端縁２６，２６同士間の
幅は、その最大幅Ｗ２が最小幅Ｗ１よりも３〜８ｍｍ、
特に３ｍｍ広いことが好ましく、最小幅Ｗ１に対する最
大幅Ｗ２の比（Ｗ２／Ｗ１）は１．５〜２．２、特に
１．５であることが好ましい。尚、本実施形態の配筋用
スペーサーは、異形棒鋼の規格に規定される呼び名Ｄ１
０の鉄筋（公称直径９．５３ｍｍ）及び呼び名Ｄ１３の
鉄筋（公称直径１２．７ｍｍ）の両者に使用することが
でき、前記最大幅Ｗ２が１２〜１５ｍｍ、前記最小幅Ｗ
１が７〜１０ｍｍである。【００２３】尚、本実施形態においては、両突起２５，
２５の先端縁２６，２６同士間の幅が、両突起の一側縁
２８側から他側縁２９側に向かうに従って拡大するよう
にしてあるが、これに代えて、両突起の一側縁２９側か
ら他側縁２８側に向かうに従って拡大するようにしても
良い。この場合においても同様の効果が得られる。【００２４】また、脱離防止用の突起２５，２５が、そ
れぞれ板状をなし、それぞれ突出柱部２２の上端部に、
その両面が上下方向を向くように略水平に形成されてい
るため、コンクリート打設前における鉄筋上の作業にお
いて、該配筋用スペーサー１を足で踏んでも安全であ
る。【００２５】また、打設されるコンクリート厚を検知す
るための突起４が形成されているため、コンクリートを
流し込む際に、各所に配した配筋用スペーサー１の該突
起４の隠れ具合を見ながら、流し込むことにより、コン
クリートの厚みを容易に設計通りの厚みとすることがで
き、従来におけるコンクリート厚の確認作業やコンクリ
ートの厚み調整作業の手間と時間を軽減することができ
る。特に、コンクリート厚検知用の突起４の上端４１の
高さを、予めコンクリートの設計厚としておき、コンク
リートの上端面６１と各突起４の上端４１とが揃うよう
にコンクリート６を打設することが好ましい。【００２６】また、本実施形態の配筋用スペーサー１
は、鉄筋３の離脱防止用の突起２５，２５を有している
ため、鉄筋３が載置されると、該配筋用スペーサー１は
安定な状態となる。斯かる配筋用スペーサー１に、コン
クリート厚検知用の突起４を設けてあるため、該突起４
が倒れる恐れもない。【００２７】コンクリート厚検知用の突起４の突出長さ
は、鉄筋３の上方にどの程度の被り厚を確保するか等の
設計に応じて適宜に決定することができるが、鉄筋載置
部２３からの高さＴ２（図３参照）が、少なくとも７ｃ
ｍ以上であることが好ましい。また、鉄筋支持部２３の
該載置面Ｓからの高さＴ１（図３参照）は、載置面Ｓと
の間に所定のかぶり厚が確保され得るように適宜に決定
できるが、例えば土に接する土間スラブでは６ｃｍ以上
とする。【００２８】以上、本発明の好ましい一実施形態につい
て説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるこ
となく種々の変更が可能である。例えば、鉄筋支持部２
３は、鉄筋３を受けることができる形状であれば、円弧
形状の他、Ｖ字形状、Ｕ字形状、上方が開放されたコ字
形状等であっても良い。また、脱離防止用の突起２５
は、突出柱部２２の上部に別体の金属片を接合等するこ
とにより形成しても良い。尚、コンクリート厚検知用の
突起４は、目盛等を有するものでも、目盛等のない単な
る棒体であっても良い。【００２９】【発明の効果】本発明の配筋用スペーサーによれば、鉄
筋の拘束力が強く、しかも構造が簡単で安価に製造する
ことのできる配筋用スペーサーを提供することができ
る。【００３０】本発明の配筋用スペーサーによれば、コン
クリート打設の際におけるコンクリート厚の確認やコン
クリート厚の調整の負担を軽減することができ、基礎ス
ラブ等の施工工期の短縮を図ることができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a spacer for reinforcing bars which is embedded in and fixed to concrete together with a reinforcing bar, and which fixes the reinforcing bar at a predetermined height position in the concrete. 2. Description of the Related Art A mortar die-shaped block or a metal rod is used as a spacer for reinforcing a base base reinforcing bar or a slab reinforcing bar at a predetermined height. It is known to be bent and formed in a trapezoidal shape. However, such a reinforcing-bar spacer is merely placed under the reinforcing bar, and there is a possibility that a gap may occur between the reinforcing bar and the spacer at the time of construction, and a necessary concrete covering thickness may not be secured. Further, Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-221878 proposes a reinforcing-arrangement spacer formed of a resin molded body, which can restrain a reinforcing bar in the spacer. However, since the reinforcing bar spacer is made of resin, the reinforcing bar may be detached, and the manufacturing cost is increased. In the case where a conventional reinforcing spacer is used, it is necessary to check whether the thickness of the poured concrete is as designed by inserting a rod into the concrete or the like. It took time and effort to obtain the thickness. Accordingly, a first object of the present invention is to provide a reinforcing bar spacer which can surely prevent the rebar from being detached, and has a simple structure and can be manufactured at low cost. A second object of the present invention is to reduce the burden of checking the concrete thickness and adjusting the concrete thickness when placing concrete, and to reduce the time required for foundation work. It is to provide a spacer. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention is directed to a spacer for reinforcing bars which is buried and fixed in concrete together with a reinforcing bar while supporting the reinforcing bar, and which fixes the reinforcing bar at a predetermined height position in the concrete. In the above, a projection for preventing detachment of the rebar is provided above the rebar supporting portion on which the rebar is placed, and the projection is substantially horizontally so that both surfaces thereof are oriented vertically. Being formed, the protrusions
When mounting the reinforcing bars to the reinforcing bar supporting portion, elastically deformed by being pressed by iron sources, the after loading of iron muscle, adapted to return to the original position, the projection has a tip edge Each other
A pair is provided so as to face each other at a predetermined interval.
The width between the tip edges of both projections is
From the side to the other side.
The spacer is cast with a metal spacer body
A resin projection for detecting the thickness of concrete
The resin projection is provided on the spacer body.
Projecting above the upper end, the spacer body
Is raised from the bottom plate portion and the bottom plate portion, and a pair of
And an upright portion having a protruding column portion.
The portion is formed in a concave shape between both protruding column portions, and
Prevention projections are formed at the upper end of each of the projecting pillars.
By providing a reinforcement for a spacer that is, Ru der those who achieved the first and second objects. Hereinafter, the present invention will be described based on preferred embodiments. As shown in FIG. 3, the reinforcing-arrangement spacer 1 according to one embodiment of the present invention is placed on a surface on which concrete is cast (hereinafter, referred to as a placing surface S).
In a state where the reinforcing bar 3 such as a foundation base reinforcing bar or a slab reinforcing bar is supported, the reinforcing bar 3 is embedded and fixed together with the reinforcing bar 3 in the concrete 6 cast on the mounting surface S. It is fixed at the height position. The reinforcing bar in the present invention is not particularly limited as long as it is a horizontally disposed reinforcing bar.
Main bars, slab lower bars, upper bars, and the like can be given.
In addition, the predetermined height position in the concrete is a predetermined height position on the mounting surface S which is set in advance so that a necessary covering thickness of the concrete with respect to the reinforcing bar is secured. The reinforcing bar spacer 1 of the present embodiment will be described in more detail. The spacer 1 includes a spacer main body 10 formed by bending a single metal plate, and a resin rod 40 fixed to the spacer main body 10. The spacer main body 10 has a mounting surface. The bottom plate 11 includes a bottom plate 11 placed on the S and an upright surface 21 rising from the bottom plate 11 so as to be substantially perpendicular to the bottom plate 11. The bottom plate portion 11 is connected to the upright portion 21 by the connecting portion 1.
The tongue-shaped and narrow front portion 12 is located forward (in the direction of arrow A in FIG. 1) of the front and rear portions 4, 14 and the substantially rectangular and wide front portion is located behind the continuous portions 14, 14. And a rear portion 13. Reinforcing ribs 15 are formed on the bottom plate portion 11 by press working so as to straddle the front portion 12 and the rear portion 13. The upright portion 21 has a substantially rectangular shape, and a substantially rectangular through hole 27 is formed at the center thereof.
A pair of projecting pillars 22, 22 are formed on the upper surface of the elevation 21 so as to face each other, and a reinforcing bar support 23 that receives the reinforcing bar 3 and supports the reinforcing bar 3 is formed by a pair of projecting pillars 22. , 22
It is formed in a concave shape in the central part between them. The reinforcing bar support portion 23 in the present embodiment is formed in an arc shape having a curvature radius R of 6.35 cm. Each of the projecting column portions 22 is formed as a projecting portion extending upward on both sides in the width direction of the upper portion of the upright surface portion 21. Are separated. An inclined edge 24 is formed between the both protruding pillars 22 and the reinforcing bar support 23. A plate-like projection 2 is provided above the reinforcing bar support 23 to prevent the reinforcing bar 3 from coming off the reinforcing bar support 23.
5, 25 are provided. "Over the reinforcing bar support 23"
The protrusions 25, the reinforcing bars 3 placed on the reinforcing bar supporting portions 23 or the reinforcing bars 3 emerging from the reinforcing bar supporting portions 23,
Any position may be used as long as 25 can be in contact with the position, which includes not only directly above the reinforcing bar support portion 23 but also obliquely above. The projections 25 for preventing detachment are each in the form of a plate, and are formed substantially horizontally so that both surfaces thereof are oriented vertically. That is, one side faces upward,
The other surface is formed so as to face downward. Each protrusion 2
Numerals 5 are formed at the upper ends of the protruding pillars 22, respectively. The protrusions 25 for preventing detachment are provided at the front edge 2.
A pair is provided so as to face each other at a predetermined interval. More specifically, the projections 25 are formed as protruding pieces that project from both left and right sides in the width direction of the upright portion 21 toward the center of the upright portion 21. Each projection 25
As shown in FIG. 2B, the projection 25 has a tip edge 26 located at the tip in the protruding direction, and a pair of side edges 28 and 29 located on both sides of the tip edge 26. , 25, the width between the leading edges 26, 26 gradually increases from one side edge 28 side of each of the projections 25, 25 toward the other side edge 29 side. The rod-shaped body 40 has a fixed portion fixed to the spacer body 10 and a projecting portion projecting upward from the upper end of the spacer body 10, and the projecting portion is formed by the thickness of the concrete to be cast. Is a projection 4 for detecting the One example of a method of using the reinforcing bar spacer 1 of the present embodiment will be described with reference to FIG. The example shown in FIG. 3 is an example in which a clay foundation stone slab made of reinforced concrete is formed on a mounting surface S on which cracking stone or gravel is laid and a moisture-proof sheet 5 is further laid. First, the reinforcing bar spacer 1 is placed at a predetermined position on the mounting surface S,
Is pushed into the gap between the projections 25 in the reinforcing arrangement spacer 1 and placed on the reinforcing bar support 23. After arranging the reinforcing bar 3 at a predetermined height using the reinforcing bar spacer 1, concrete is cast on the mounting surface S on which the reinforcing bar spacer 1 is arranged, and the reinforcing bar spacer 1 is put together with the reinforcing bar 3. Submerged in concrete to form a reinforced concrete slab. Usually, a plurality of reinforcing spacers 1 are arranged on the mounting surface S, and the reinforcing bars 3 are arranged so as to hang over them. However, the arrangement of the reinforcing spacers 1 and the reinforcing bars 3 is arranged. There is no particular limitation on the aspect and the like, and the arrangement can be the same as in the case of the conventional reinforcing spacer. According to the reinforcement arrangement spacer 1 of the present embodiment, the projections 25 for preventing detachment are formed substantially horizontally so that the both surfaces face the vertical direction.
When the reinforcing bar 3 is pushed between the projections 25, 25, the projections 2
Each of the projections 5 and 25 is pressed from above and easily elastically deforms, and the reinforcing bar 3 smoothly passes through the gap between the projections 25 and 25. After the reinforcing bar 3 is placed, more specifically, the reinforcing bar 3
After passing through the gap between the projections 25, 25, the projections 25, 25 return to substantially the original positions by the restoring elastic force, and strongly prevent the rebar 3 from being detached. That is, even if a force is applied to lift the reinforcing bar 3 against the reinforcing bar 3 placed on the reinforcing bar support portion 23 before or during the placement of the concrete, The projections 25 for preventing detachment are engaged with the projections 3 to prevent the rebar 3 from being detached. For this reason, it is possible to prevent inconveniences such as the inability to secure a predetermined thickness below the reinforcing bar 3. Further, in the reinforcement arrangement spacer 1 of the present embodiment, the leading edges 26, 25 of the protrusions 25, 25 for preventing separation are provided.
Since the width between the protrusions 26 gradually increases from one side edge 28 side of the projections 26, 26 toward the other side edge 29, the rebar 3 passes between the protrusions 25, 25 more smoothly. Placement of the reinforcing bar 3 on the reinforcing bar support 23 is easier. Further, since the range of the reinforcing bar 3 which can be stably mounted so as not to be detached is expanded, it can be used for a plurality of types of reinforcing bars 31 and 32 having different diameters. That is, even in the case of arranging a plurality of reinforcing bars having different diameters, it is not necessary to prepare a different reinforcing bar spacer for each reinforcing bar having a different diameter, as in the related art. Can be dealt with. Thereby, simplification of the installation work, shortening of the construction period, unification of the used parts, and the like can be achieved. From the viewpoint of obtaining such an effect, the width between the tip edges 26, 26 of both the projections 25, 25 of the reinforcing bar spacer 1 is such that the maximum width W2 is 3 to 8 mm than the minimum width W1,
In particular, the width is preferably 3 mm wider, and the ratio of the maximum width W2 to the minimum width W1 (W2 / W1) is preferably 1.5 to 2.2, particularly preferably 1.5. The spacer for reinforcing bars of the present embodiment has a designation D1 specified in the standard of deformed steel bars.
0 (nominal diameter of 9.53 mm) and the reinforcement of nominal name D13 (nominal diameter of 12.7 mm), the maximum width W2 is 12 to 15 mm, and the minimum width W
1 is 7 to 10 mm. In this embodiment, the two projections 25,
25, the width between the leading edges 26, 26 is increased from one side edge 28 side of the projections to the other side edge 29 side. You may make it expand as it goes from the side to the other side edge 28 side . In this case, the same effect can be obtained. The projections 25 for preventing detachment are each formed in a plate shape, and are respectively provided on the upper end of the protruding column 22.
Since both surfaces are formed substantially horizontally so as to face in the up-down direction, it is safe to step on the reinforcing-arrangement spacer 1 with a foot during work on a reinforcing bar before placing concrete. Further, since the projections 4 for detecting the thickness of the concrete to be cast are formed, when pouring the concrete, it is necessary to check the hiding condition of the projections 4 of the reinforcing bar spacers 1 arranged at various places. By pouring, the thickness of the concrete can be easily adjusted to the designed thickness, and the labor and time required for the conventional work of checking the thickness of the concrete and adjusting the thickness of the concrete can be reduced. In particular, the height of the upper end 41 of the projection 4 for detecting the concrete thickness is set in advance to the design thickness of the concrete, and the concrete 6 is cast so that the upper end surface 61 of the concrete and the upper end 41 of each projection 4 are aligned. preferable. In addition, the spacer 1 for reinforcing arrangement of the present embodiment
Has the projections 25 for preventing the rebar 3 from coming off, so that when the rebar 3 is placed, the rebar arrangement spacer 1 is in a stable state. Since such a reinforcing bar spacer 1 is provided with the projection 4 for detecting the concrete thickness, the projection 4
There is no risk of falling. The protrusion length of the projection 4 for detecting the concrete thickness can be appropriately determined according to the design such as how much the cover thickness is secured above the reinforcing bar 3. Is at least 7c (see FIG. 3).
m or more. The height T1 (see FIG. 3) of the reinforcing bar support portion 23 from the mounting surface S can be appropriately determined so that a predetermined cover thickness can be secured between the reinforcing member 23 and the mounting surface S. 6 cm or more for a soil slab in contact with. As described above, a preferred embodiment of the present invention has been described, but the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various changes can be made. For example, reinforcing bar support 2
The shape 3 may be a V-shape, a U-shape, a U-shape with an open top, or the like, in addition to the arc shape, as long as the shape can receive the reinforcing bar 3. Further, the projection 25 for preventing detachment is provided.
May be formed by, for example, joining a separate metal piece to the upper portion of the protruding column portion 22 . Incidentally, the projections 4 for concrete thickness detector may be one having a scale or the like, may be a simple rod with no memory. According to the spacer for reinforcing bars of the present invention, there can be provided a spacer for reinforcing bars which has a strong restraining force of the reinforcing bar, has a simple structure, and can be manufactured at low cost. According to the spacer for reinforcing bars of the present invention, it is possible to reduce the burden of confirming the concrete thickness and adjusting the concrete thickness at the time of placing the concrete, and to shorten the construction period of the foundation slab and the like. it can.

【図面の簡単な説明】【図１】本発明の一実施形態としての配筋用スペーサー
を示す斜視図である。【図２】図１の配筋用スペーサーにおける離脱防止用の
突起及びその周辺を拡大して示す拡大図である。【図３】図１の配筋用スペーサーの使用状態の一例を一
部破断して示す断面図である。【符号の説明】１配筋用スペーサー１０スペーサー本体２２突出柱部２３鉄筋支持部２５脱離防止用の突起３鉄筋４コンクリート厚検知用の突起It is a perspective view of a reinforcement for a spacer as BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS [Figure 1] This onset Ming embodiment. FIG. 2 is an enlarged view showing, in an enlarged manner, a protrusion for preventing detachment and its periphery in the reinforcement arrangement spacer of FIG. 1; FIG. 3 is a cross-sectional view showing an example of a use state of the reinforcement arrangement spacer of FIG. 1 with a part cut away. [Description of Signs] 1 Spacer for reinforcement arrangement 10 Spacer main body 22 Projection pillar portion 23 Reinforcement support portion 25 Projection for preventing detachment 3 Steel bar 4 Projection for concrete thickness detection

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献実開昭55−82318（ＪＰ，Ｕ) 実開昭58−23918（ＪＰ，Ｕ) 実開平７−29201（ＪＰ，Ｕ) 実公昭62−17542（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) E04C 5/18 104 ──────────────────────────────────────────────────続き Continuation of the front page (56) References Japanese Utility Model Sho 55-82318 (JP, U) Japanese Utility Model Sho 58-2918 (JP, U) Japanese Utility Model Utility Model Hei 7-29201 (JP, U) Japanese Utility Model Sho 62- 17542 (JP, Y1) (58) Field surveyed (Int. Cl. ⁷ , DB name) E04C 5/18 104

Claims

(57) Claims 1. A spacer for reinforcing bars, which is buried and fixed in concrete together with the reinforcing bars while supporting the reinforcing bars, and fixes the reinforcing bars at a predetermined height position in the concrete. Above the rebar supporting portion on which the rebar is placed, a projection for preventing detachment of the rebar is provided, and the projection is formed substantially horizontally so that both surfaces thereof are oriented vertically. and,該Tokki, when mounting the reinforcing bars to the reinforcing bar supporting portion, elastically deformed by being pressed by iron sources, the after loading of iron muscle, adapted to return to the original position , The protrusions are opposed to each other with their leading edges spaced at a predetermined interval.
So that a pair is provided between the leading edges of both projections.
As the width goes from one side of the projection to the other side,
The reinforcing bar spacer is a metal spacer body,
Made of resin to detect the thickness of cast concrete
And the resin-made projections are provided in the space.
The spacer body protrudes upward from the upper end of the sir body, and the spacer body rises from the bottom plate part and the bottom plate part.
And a raised part having a pair of projecting pillars on the upper part.
And the reinforcing bar support is formed in a concave shape between both protruding pillars.
The projections for preventing the detachment are provided on both of the projecting pillar portions.
Reinforcing bar spacers formed on the upper end of these .