JP3423425B2 - Paraffin wax composition and wet wiper impregnated therewith - Google Patents

Paraffin wax composition and wet wiper impregnated therewith

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JP3423425B2 JP20182394A JP20182394A JP3423425B2 JP 3423425 B2 JP3423425 B2 JP 3423425B2 JP 20182394 A JP20182394 A JP 20182394A JP 20182394 A JP20182394 A JP 20182394A JP 3423425 B2 JP3423425 B2 JP 3423425B2
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paraffin wax
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動車、家具、床のつ
や出し剤とスキー板の滑剤に用いる光沢性と滑性を付与
する液状組成物とこれを含浸させたウェットワイパーに
関する。 【0002】 【従来の技術】ワックスは、はっ水性、防湿性、光沢
性、滑性がある無害で安価なつや出し剤で、自動車、家
具、くつ、床などのつや出し剤や滑剤に利用されてい
る。これらの形態はペーストタイプと液状タイプとの二
つに分かれ、溶媒の種類によって水系タイプと溶剤タイ
プに分かれることが知られている。 【0003】しかしながらペーストタイプは、ワックス
を分散させるための分散剤が入っている。このため、耐
水性が悪く、又水等を蒸発させるのに、時間がかかり、
ワックス塗布後、光沢が出なかったり、滑剤としてすぐ
に使用出来ない。液状タイプは、ワックスを塩素系溶剤
やノルマルヘキサン、ノルマルヘプタンを主成分とした
石油留分で溶解したものであるが、この種の溶剤は、溶
解性が不十分であり、温度が下がるとワックスが析出し
てしまうといった問題がある。また溶解度の高い溶剤だ
とゲル化してしまうといった問題もある。塗布時のワッ
クス量が多くできないので、光沢性、滑性が不十分であ
る。 【0004】またワックスは、分子量が大きくなると硬
くなるため滑性が出て、耐摩耗性に優れる。このためワ
ックスは滑剤として使用できるが、分子量が増えると更
に有機溶剤に対する溶解性が悪くなるといった問題があ
る。ワックスの溶解性はワックスと溶剤の親和力が強い
ほど高くなる傾向にあるが、その反面、溶剤蒸発速度は
蒸発熱と沸点に関するばかりではなく、溶剤とワックス
の親和力が大きな要因になっているためワックスとの親
和力の強い溶剤は蒸発が遅く、乾燥性が悪くなってしま
う。前記の塩素系溶剤やノルマルヘキサン、ノルマルヘ
プタンであると溶剤とワックスの親和力が強いため蒸発
速度が遅く、溶剤が蒸発しないためワックス塗布後すぐ
に使用が出来ないといった問題がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、即乾燥性
で、光沢性と滑性のあるワックス組成物と該ワックス組
成物を含浸させたウェットワイパーを提供する。 【0006】 【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、シク
ロアルカン80〜90重量部でパフィンワックス20〜
10重量部である液状組成物をアクリル超極細繊維不織
布に含浸させたことを特徴とするウェットワイパーであ
る。本発明を更に詳細に説明する。 【0007】本発明におけるシクロアルカンは、基本骨
格の炭素数が5〜6個であることが好ましく、この基本
骨格にアルキル基が導入されているものであっても良
い。この場合導入されるアルキル基はメチル基、エチル
基、プロピル基などが挙げられる。そのなかでも、メチ
ルシクロアルカンや、エチルシクロアルカンが好まし
く、さらに基本骨格炭素数が6個であるメチルシクロヘ
キサン、エチルシクロヘキサンがより好ましい。 【0008】本発明におけるパラフィンワックスは、石
油から分離、精製された結晶性パラフィンで、融点が4
0℃から70℃であるものが好ましく、更には、50℃
から60℃であるものが好ましい。特に滑剤として用い
る場合はワックスの融点は分子量に比例するため融点の
高いところで使用することが重要であり、この場合融点
55℃以上で使用すると低い静摩擦係数を得ることが出
来る。 【0009】上記パラフィンワックスをシクロアルカン
で溶解した液状組成物を担体に含浸させワックス含有ウ
ェットワイパーとすることができる。本発明における担
体としては、パラフィンワックスをシクロアルカンで溶
解した液状組成物を含浸保持できるものであればよい
が、機能としては吸収されたものが、こすり付けること
により、塗付面に移動させることのできるもので、吸収
力、保持能力が高く、含浸後担体表面がベタつかないも
のがよい。 【0010】具体的なものとしては、布帛、紙、フェル
ト、発泡体、海綿、コルクがあげられ、その機能より、
繊維質のもがよい、繊維質としては、セルローズ、ウー
ル、絹、アクリル、ポリエステル、PP、PE、ナイロ
ン等が挙げられる。親油基のある合成繊維系不織布であ
れば液状ワックス組成物を十分含浸することが出来る。
合成繊維の中でもアクリル繊維は親水基と親油基を両方
持ち合わせているため液状ワックス組成物の保持能力が
高く含浸状態が良好である。 【0011】またアクリル繊維の中でも易分割性アクリ
ル繊維を、柱状流処理によりミクロ分割し交絡させたア
クリル超極細繊維不織布は、表層部のみ分割された超極
細繊維が交絡しており、内部は分割されていない繊維か
らなる空隙の多いポーラスな構造をとっているため内部
保持能力が特に高く、さらに繊維が超極細で鋭角の断面
を有しているため密着性が良く、拭き上げ性能に優れて
いるので本発明の担体に適する。 【0012】本発明のウェットワイパーは蒸発を抑える
ためアルミ箔製の袋に個別に包装して使用すると便利で
ある。 【0013】 【実施例1】パラフィンワックス135(融点58℃、
日本精蝋株式会社製)をメチルシクロヘキサンに溶解し
た時の溶解率を測定した。溶解率の測定方法は、パラフ
ィンワックス(1g)をスクリュービンに取り、オーブ
ンで溶解し、形状を一定にした後秤量する。このスクリ
ュービンに溶剤(2.5ml)を入れ、震盪機で2時間
震盪しワックスを溶解する。液切り後、オーブン(10
5℃)に1時間入れ、その後真空乾燥機(150℃)に
2時間入れ残った溶剤を蒸発させる。放冷後秤量し、元
の量から残渣量を除いた溶解したワックスの量より溶解
率を算出する。溶解率は11.0%であった。 【0014】 【比較例1】実施例1と同じパラフィンワックス135
を用いて、実施例1と同様の操作で以下の各種の溶解率
を測定した。結果は、トリクロロエタン7.6%、ジク
ロロメタン1.5%(以上塩素系溶剤)、ノルマルヘキ
サン8.9%、ノルマルヘプタン7.6%であった。 【0015】 【実施例2】パラフィンワックス115(融点47℃、
日本精蝋株式会社製)をメチルシクロヘキサンに10重
量%溶解させ、ワックス溶液中のワックス溶剤の揮発量
の測定を島津電子式水分計EB−330MOCを用い、
ヒーターを使用せず室温でドラフト(風速制御0.5m
/sec)内にて行った。測定方法は付属の皿(SUS
製 Φ90mm 深さ10mm)に液状ワックス(5m
l)を入れ、15分間に揮発した量を重量%で表した。
結果は、68%であった。 【0016】 【比較例2】実施例2と同じパラフィンワックス115
を用いて、実施例2と同様の操作で以下の各種の揮発量
を測定した。結果は、トリクロロエタン19%、ジクロ
ロメタン1%(以上塩素系溶剤)、ノルマルヘキサン6
9%、ノルマルヘプタン64%であった。 【0017】 【実施例3】以下の各種パラフィンワックス(すべて日
本精蝋株式会社製)について、静摩擦係数を測定した。
それぞれメチルシクロヘキサンに10%濃度で溶解し、
アクリル超極細繊維不織布(10cm×10cm、目付
30g/m2 )にワックス溶液300%含浸させたウェ
ットワイパーを試作する。以下測定方法の説明をする。
大小2種のポリエチレン片(大:50mm×200mm
厚さ2mm 小:20mm×70mm 厚さ1mm)
にウェットワイパーによりワックスを塗布し、大小のポ
リエチレン片を重ね、大きい方のポリエチレン片の一端
を徐々に押し上げていき、小さなポリエチレン片が滑り
出すときの距離と高さから静摩擦係数を算出する。結果
は、パラフィンワックス120(融点50℃)0.3
5、パラフィンワックス125」(融点53℃)0.3
3、パラフィンワックス130(融点55℃)0.3
0、パラフィンワックス135(融点58℃)0.29
であった。静摩擦係数の値は小さいほど滑りの効果が高
い。 【0018】 【実施例4】実施例3で使用したパラフィンワックス1
35のワックスを用いたウェットワイパーをポリエチレ
ン片(20mm×70mm 厚さ1mm)に塗布し、水
との接触角(°)を接触角計(CA−D型協和界面化学
(株))で測定し、この値をブランク値とする。次に、
荷重240gをかけ、幅6cmの横揺れ(20mm/
秒)状態で30秒間塗布面のワックスを摩擦する。この
動作を3回繰り返し、一回ごとに水とポリエチレン片と
の接触角(°)を測定する。パラフィンワックス115
(融点47℃)を用いて実施例3同様のウェットワイパ
ーを試作し、上記と同様の試験によりワックスを塗布し
たポリエチレン片と水との接触角を測定した。ワックス
の分子量(融点は分子量に比例する)の違いによる耐摩
耗性を調べた。接触角の小さいもの程はっ水性の劣って
いることを示し、ワックスの剥離を表している。結果を
以下に示す。 【0019】パラフィンワックス135、パラフィンワ
ックス115の接触角(°)はそれぞれ、ブランクが10
0.7 、101.5 、1回目が 97.3 、 95.7 、2回目が 95.
4 、84.3 、3回目が 92.9 、 83.1 であった。 【0020】 【実施例5】アクリル超極細繊維不織布をワックス溶液
に浸漬し、この不織布の吸収率(重量%)を測定した。
テストはJIS L1018に準じて行った。不織布を
試験片の大きさ(7.5cm×7.5cm)にし、質量
を量る。おもりを試験片の一端に取り付け、ワックス溶
液を入れた浸漬曹中に落とし、20分間浸漬した後、2
枚の乾燥した吸取紙の間にはさみ上から6Kgの荷重を
2秒間かけ直ちに試験片の重量を量り吸収率を算出す
る。この試験では合成繊維系不織布の吸収性の高さと溶
液の保持能力の高さを表している。結果は、122
(%)であった。 【0021】 【比較例3】パルプ系不織布とセルロース系繊維不織布
を用いて、同様の操作を行った。結果は49、26%で
あった。 【0022】 【発明の効果】本発明の組成物は、光沢性と滑性を付与
する液状ワックスであり、これを含浸させたウェットワ
イパーは、従来の塩素系溶剤や石油留分の主成分である
ノルマルヘキサン、ノルマルヘプタンでは溶解しきれな
かった量のワックスを溶解するため、光沢性を高めるこ
とが出来る。また、従来の溶剤では溶解できなかった高
分子量のワックスを溶解することが出来るので、滑性と
ワックスの耐摩耗性の両方を向上することが出来た。ま
た従来のものと比べ溶剤の蒸発性が高く、乾燥性が良い
といった作業面での操作性を改良することが出来るよう
になった。このため特に適した用途として、今まで液状
のワックスやウェットワイパー状のワックスでは分子量
が小さいため効果が低く、しかも溶剤が蒸発しにくいた
め作業性で問題のあったスキー板のソール面用の滑剤と
しても使用することが出来るようになった。また、アク
リル超極細繊維不織布を担体として用いた場合、ワック
ス液状組成物の含有量を高め、かつ内部保持されている
ため、担体はベタつかず、使用感が良い。表面の超極細
繊維は繊維が鋭角の断面を有しているため塗布面の密着
性が優れることと、拭き上げ性能が高いことも今までの
ウェットワイパーにはない特徴である。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a liquid composition for imparting luster and lubricity to be used for a polishing agent for automobiles, furniture and floors, and a lubricant for skis. It relates to an impregnated wet wiper. [0002] Wax is a harmless and inexpensive polishing agent having water repellency, moisture proofness, gloss and lubricity, and is used as a polishing agent and lubricant for automobiles, furniture, shoes, floors and the like. I have. It is known that these forms are divided into a paste type and a liquid type, and are divided into an aqueous type and a solvent type depending on the type of the solvent. [0003] However, the paste type contains a dispersant for dispersing the wax. For this reason, the water resistance is poor, and it takes time to evaporate water and the like,
After wax is applied, it does not appear glossy and cannot be used immediately as a lubricant. The liquid type is obtained by dissolving wax in a petroleum fraction containing chlorine-based solvent, normal hexane, and normal heptane as a main component, but this type of solvent has insufficient solubility, Is deposited. In addition, there is also a problem that a solvent having a high solubility gels. Since the amount of wax at the time of application cannot be increased, gloss and lubricity are insufficient. [0004] In addition, the wax becomes harder as the molecular weight increases, so that the wax exhibits lubricity and is excellent in abrasion resistance. For this reason, wax can be used as a lubricant, but there is a problem that as the molecular weight increases, the solubility in organic solvents further worsens. The solubility of wax tends to increase as the affinity between the wax and the solvent increases, but on the other hand, the evaporation rate of the solvent is not only related to the heat of evaporation and the boiling point, but also because the affinity between the solvent and the wax is a major factor. Solvents having a strong affinity with the solvent evaporate slowly, resulting in poor drying properties. When the above-mentioned chlorine-based solvent, normal hexane or normal heptane is used, there is a problem that the affinity between the solvent and the wax is strong, the evaporation rate is low, and the solvent does not evaporate, so that the solvent cannot be used immediately after wax application. SUMMARY OF THE INVENTION [0005] The present invention provides a quick drying, glossy and lubricious wax composition and a wet wiper impregnated with the wax composition. [0006] That is, the present invention relates to a method for preparing a puffin wax from 80 to 90 parts by weight of cycloalkane.
10 parts by weight of the liquid composition was woven with acrylic microfiber
A wet wiper characterized by impregnating cloth.
You. The present invention will be described in more detail. The cycloalkane in the present invention preferably has a basic skeleton of 5 to 6 carbon atoms, and may have an alkyl group introduced into the basic skeleton. In this case, the alkyl group to be introduced includes a methyl group, an ethyl group and a propyl group. Among them, methylcycloalkane and ethylcycloalkane are preferable, and methylcyclohexane and ethylcyclohexane each having 6 basic skeleton carbon atoms are more preferable. The paraffin wax according to the present invention is a crystalline paraffin separated and refined from petroleum and having a melting point of 4%.
It is preferably from 0 ° C to 70 ° C, more preferably 50 ° C
To 60 ° C. are preferred. In particular, when used as a lubricant, the melting point of wax is proportional to the molecular weight, so it is important to use it at a high melting point. In this case, if it is used at a melting point of 55 ° C. or higher, a low coefficient of static friction can be obtained. The liquid composition obtained by dissolving the above paraffin wax in cycloalkane is impregnated in a carrier to obtain a wax-containing wet wiper. As the carrier in the present invention, any carrier can be used as long as it can impregnate and hold a liquid composition in which paraffin wax is dissolved in cycloalkane, but as a function, the absorbed one is moved to the coated surface by rubbing. It is preferable to use a material which has a high absorbing power and a high holding ability and does not stick to the surface of the carrier after impregnation. Specific examples include fabric, paper, felt, foam, sponge and cork.
The fibrous material may be, for example, cellulose, wool, silk, acrylic, polyester, PP, PE, nylon, or the like. A synthetic fiber-based nonwoven fabric having a lipophilic group can sufficiently impregnate the liquid wax composition.
Among synthetic fibers, acrylic fibers have both a hydrophilic group and a lipophilic group, and therefore have a high holding capacity for the liquid wax composition and a good impregnation state. Also, among the acrylic fibers, the non-woven acrylic non-woven fabric obtained by micro-dividing the easily splittable acrylic fibers by columnar flow treatment and entangled is entangled with the ultra-fine fibers divided only in the surface layer portion, and the inside is divided. It has a porous structure with many voids made of fibers that are not made, so the internal holding capacity is particularly high.Furthermore, the fibers have an ultra-fine and sharp cross section, so that they have good adhesion and excellent wiping performance. It is suitable for the carrier of the present invention. The wet wiper of the present invention is conveniently packaged individually in an aluminum foil bag to suppress evaporation. Example 1 Paraffin wax 135 (melting point 58 ° C.,
Was dissolved in methylcyclohexane. The dissolution rate is measured by taking paraffin wax (1 g) in a screw bottle, dissolving it in an oven, making the shape constant, and then weighing. A solvent (2.5 ml) is placed in the screw bottle, and shaken for 2 hours with a shaker to dissolve the wax. After draining, oven (10
5 ° C.) for 1 hour and then in a vacuum dryer (150 ° C.) for 2 hours to evaporate the remaining solvent. After allowing to cool, the weight is weighed, and the dissolution rate is calculated from the amount of the dissolved wax obtained by removing the amount of the residue from the original amount. The dissolution rate was 11.0%. Comparative Example 1 The same paraffin wax 135 as in Example 1
, The following various dissolution rates were measured in the same manner as in Example 1. The results were 7.6% of trichloroethane, 1.5% of dichloromethane (more than chlorine solvent), 8.9% of normal hexane, and 7.6% of normal heptane. Example 2 Paraffin wax 115 (melting point 47 ° C.,
Nippon Seiro Co., Ltd.) was dissolved in methylcyclohexane at 10% by weight, and the volatilization amount of the wax solvent in the wax solution was measured using a Shimadzu Electronic Moisture Analyzer EB-330MOC.
Draft at room temperature without heater (wind speed control 0.5m
/ Sec). The measuring method is the attached dish (SUS
Liquid wax (5m)
l) was added, and the amount volatilized in 15 minutes was expressed in% by weight.
The result was 68%. Comparative Example 2 The same paraffin wax 115 as in Example 2
, The following various volatile amounts were measured in the same manner as in Example 2. The results were as follows: 19% trichloroethane, 1% dichloromethane (more than chlorine solvent), 6% normal hexane.
9% and normal heptane 64%. Example 3 The following various paraffin waxes (all manufactured by Nippon Seiro Co., Ltd.) were measured for the coefficient of static friction.
Each is dissolved in methylcyclohexane at a concentration of 10%,
A wet wiper in which 300% of a wax solution is impregnated with an acrylic ultrafine fiber nonwoven fabric (10 cm × 10 cm, basis weight 30 g / m 2 ) is produced as a trial. Hereinafter, the measurement method will be described.
Large and small two types of polyethylene pieces (Large: 50 mm x 200 mm
Thickness 2mm small: 20mm × 70mm thickness 1mm)
Is coated with wax by a wet wiper, large and small polyethylene pieces are overlapped, one end of the larger polyethylene piece is gradually pushed up, and the static friction coefficient is calculated from the distance and height when the small polyethylene piece starts to slide. The result was 0.3 paraffin wax 120 (melting point 50 ° C).
5. Paraffin wax 125 ”(melting point 53 ° C) 0.3
3. Paraffin wax 130 (melting point 55 ° C) 0.3
0, paraffin wax 135 (melting point 58 ° C) 0.29
Met. The smaller the value of the coefficient of static friction, the higher the slipping effect. Example 4 Paraffin wax 1 used in Example 3
A wet wiper using 35 wax was applied to a polyethylene piece (20 mm × 70 mm, 1 mm thick), and the contact angle (°) with water was measured with a contact angle meter (CA-D type Kyowa Interface Chemistry). This value is used as a blank value. next,
A load of 240 g was applied and a 6 cm wide roll (20 mm /
Rubs the wax on the application surface for 30 seconds. This operation is repeated three times, and the contact angle (°) between water and the piece of polyethylene is measured each time. Paraffin wax 115
(Melting point: 47 ° C.), a wet wiper similar to that of Example 3 was produced as a trial, and the contact angle between the wax-coated polyethylene piece and water was measured by the same test as described above. The abrasion resistance of the wax depending on the molecular weight (the melting point is proportional to the molecular weight) was examined. The smaller the contact angle, the lower the water repellency, which indicates the peeling of the wax. The results are shown below. The contact angle (°) of the paraffin wax 135 and the paraffin wax 115 is 10
0.7, 101.5, first 97.3, 95.7, second 95.
4 and 84.3, 92.9 and 83.1 for the third time. Example 5 An acrylic ultrafine fiber nonwoven fabric was immersed in a wax solution, and the absorbance (% by weight) of the nonwoven fabric was measured.
The test was performed according to JIS L1018. The nonwoven fabric is sized to a test piece (7.5 cm × 7.5 cm) and weighed. A weight was attached to one end of the test piece, dropped into a dipping soda containing a wax solution, and immersed for 20 minutes.
A load of 6 kg is applied from above the scissors between the dried blotting papers for 2 seconds, and the test piece is immediately weighed to calculate the absorption rate. This test shows the high absorbency and high solution holding capacity of the synthetic fiber nonwoven fabric. The result is 122
(%)Met. Comparative Example 3 The same operation was performed using a pulp nonwoven fabric and a cellulosic fiber nonwoven fabric. The results were 49 and 26%. The composition of the present invention is a liquid wax for imparting gloss and lubricity. The wet wiper impregnated with the composition is composed of a conventional chlorine-based solvent and a main component of a petroleum fraction. Since the amount of wax that could not be completely dissolved with certain normal hexane and normal heptane is dissolved, glossiness can be enhanced. In addition, since high molecular weight wax which could not be dissolved with a conventional solvent can be dissolved, both lubricity and abrasion resistance of the wax can be improved. In addition, it has become possible to improve the operability in work, such as higher solvent evaporating property and better drying property as compared with conventional ones. For this reason, as a particularly suitable application, a liquid wax or a wet wiper-shaped wax has a low effect due to its small molecular weight, and has a problem in workability because the solvent is difficult to evaporate. Now it can be used as well. In addition, when the acrylic microfiber nonwoven fabric is used as a carrier, the content of the wax liquid composition is increased and the wax liquid composition is held inside, so that the carrier is not sticky and has a good feeling in use. The ultra-fine fibers on the surface have characteristics that are not present in conventional wet wipers, such that the fibers have an acute-angled cross section, so that the adhesiveness of the application surface is excellent and the wiping performance is high.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 13/17 C08L 1/00 - 101/16 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) A47L 13/17 C08L 1/00-101/16

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シクロアルカン80〜90重量部でパラ
フィンワックス20〜10重量部である液状組成物をア
クリル超極細繊維不織布に含浸させたことを特徴とする
ウェットワイパー。
(57) Claims 1. A liquid composition comprising 80 to 90 parts by weight of cycloalkane and 20 to 10 parts by weight of paraffin wax is used.
Characterized by impregnating Kuril ultra-fine fiber non-woven fabric
Wet wiper.
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